JP2002075663A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2002075663A
JP2002075663A JP2000264063A JP2000264063A JP2002075663A JP 2002075663 A JP2002075663 A JP 2002075663A JP 2000264063 A JP2000264063 A JP 2000264063A JP 2000264063 A JP2000264063 A JP 2000264063A JP 2002075663 A JP2002075663 A JP 2002075663A
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lighting
setting
time
lighting device
person
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JP2000264063A
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English (en)
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Juichi Kawashima
寿一 川島
Shigeo Goshima
成夫 五島
Masanao Okawa
将直 大川
Shinsuke Nishioka
伸介 西岡
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単に照明器具の動作設定を行なうことができ
る照明装置を提供する。 【解決手段】光源と点灯装置と制御装置を備えた照明器
具を複数有する照明装置において、複数の照明器具の動
作設定用の設定装置にあらかじめ記憶された複数の照明
器具の設定情報を各照明器具ごとに設定情報を選択して
照明器具に転送する。設定情報を照明器具に転送する手
段は、電波式、赤外線式、超音波式などの無線方式であ
っても良いし、設定装置と照明器具の間に接続された通
信線を用いる有線方式であっても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は屋内の事務所など比
較的大きな空間における照明装置に関するもので、複数
の照明器具を別々にもしくはグループ化して単位ごとに
照明を制御している空間などにおいて好適に利用される
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、事務所など比較的大きな空間にお
いて、その用途によってレイアウトを変えて、レイアウ
トごとのグループで照明を制御する場合、図20に示す
ように各照明器具にアドレスを割り付け、それぞれの器
具を信号線で接続し、それらを制御盤Sで制御する方法
が一般的によく用いられる。この方法では図で示すよう
にA、B、Cと3つのゾーンに分けたい場合には、制御
盤SにてAゾーンには器具01〜03、08〜10、1
5〜17を、Bゾーンには器具04〜07、11〜1
4、18〜21を、Cゾーンには器具22〜28を割り
付けてそれぞれのゾーンごとに個別に点灯あるいは消灯
を制御するようにしている。
【0003】さらに、それぞれのゾーンにて人がいる場
合にのみ器具を点灯させようとした場合に、それぞれの
照明器具に人感センサを設置し、それぞれのセンサが人
を検知すると自分のゾーンの器具を点灯させるようにす
る方法がある。そして人がいなくなると所定の時間が経
過した後に照明器具を消灯あるいは調光させるように制
御盤Sで制御する。
【0004】しかしながら、この方法では個々の照明器
具に個別のアドレスを割り付ける必要があり、照明器具
の台数が多いとアドレスを割り付ける台数も多くなり、
施工時にアドレスを重複して割り付けるなど、間違いを
起こす可能性がある。さらにセンサに関する動作の設定
(人がいなくなってから点灯している保持時間や、保持
時間が経過した後の点灯状態の設定など)も制御盤から
それぞれの器具に行なう必要があり、設定条件が増える
ほど現場での作業量が増えて設定に要する時間も増加
し、設定内容に関する間違いが増える可能性も高くな
る。また、器具が増えると、どの器具に対して設定を行
なっているか分らなくなる可能性もある。
【0005】さらにこのような方法で設定を行なって
も、点灯保持時間は初期に設定された状態であり、設定
パターンと人の行動パターンが一致しない場合は、人が
いなくなっても無駄な電気が点灯している可能性もあ
り、省エネルギーになっているとは言い難い。逆に通路
などになる場所では早く照明が消灯すると、そこにいる
人に不安を与えることになり、適切な照明制御を行なっ
ているとは言えない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題を解
決するためになされたものであり、その目的とするとこ
ろは、簡単に照明器具の動作設定を行なうことができる
照明装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、光源と
点灯装置と制御装置を備えた照明器具を複数有する照明
装置において、複数の照明器具の動作設定用の設定装置
にあらかじめ記憶された複数の照明器具の設定情報を各
照明器具ごとに設定情報を選択して照明器具に転送する
ことを特徴とするものである。ここで、設定情報を照明
器具に転送する手段は、電波式、赤外線式、超音波式な
どの無線方式であっても良いし、設定装置と照明器具の
間に接続された通信線を用いる有線方式であっても良
い。
【0008】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1〜図4により実
施例1を説明する。まず、図1のようなレイアウトを考
える。図で01から28は照明器具を示す。個々の器具
は固有のIDを持っていなくてもよい。図中のA〜Dは
それぞれ同じ動作をさせたい器具群とする。各器具は図
2に示すように、光源(ランプ)31、点灯装置32、
制御装置33から構成されている。制御装置33には人
の検知を行なう人感センサ34が接続されており、人を
検知すると光源31を消灯もしくは調光状態から点灯さ
せる機能を有している。また、周囲の明るさを検出する
明るさセンサ35が接続され、検出した明るさに応じて
光源31の調光量を制御する機能を有している。さら
に、器具の動作を設定するための設定値などを外部と無
線(電波式、赤外線式、超音波式)で通信する信号送受
信部36、各器具間で検知情報などを通信する信号線が
接続されている。
【0009】器具は人がいるとき/いないときのそれぞ
れの調光量、明るさセンサに対する動作の設定、人がい
なくなってから照明を落とすまでの点灯保持時間、自分
が所属するグループなどの情報を設定できるものとす
る。それぞれの器具は人の検知などの情報を信号線で他
の器具に伝送する。
【0010】各器具に対して上記設定を行なう方法につ
いて図3により説明する。まず最初に、照明器具を設置
する予定の場所のレイアウトに基づいた配置をパソコン
などの設定端末で行なう。その配置から同じ動作を行な
うグループの器具を決めて、各グループの動作設定をパ
ソコンなどの設定端末の画面上で行なう。設定した動作
内容を操作端末に転送する。操作端末を設定端末から切
り離し、施工場所に持っていく。操作端末でそれぞれの
器具に対して設定内容を無線で送信して設定する。この
時に図1のグループAになる器具01〜03、08〜1
0、15〜17にはそれぞれグループAの設定内容を送
信する。グループB、C、Dについても同様に行なう。
【0011】操作端末の構成は図4のようになってお
り、制御部41で各種の制御を行ない、設定端末からの
設定情報は操作端末I/Fから伝送される。伝送された
内容は記憶部42で記憶される。器具に設定を送るとき
は操作部43からの操作により必要な情報を記憶部42
から読み出し、その内容を信号送受信部44から器具に
対して送信する。このようにすることによって、システ
ムとしては制御盤のような親機が不要となり、構成が簡
単になる。また、それぞれの器具の設定も専用の設定端
末で行なうので、簡単にでき、設定自体も現場で行なわ
ず、設定だけを転送する単純な作業となるので現場での
ミスが無くなり、作業時間が短くなり、施工期間も短縮
することができる。
【0012】(実施例2)図5に実施例2の全体構成を
示す。実施例1との違いは、器具間を接続している信号
線に操作端末を接続し、それぞれの器具に設定した情報
を送るようにした点である。こうすることにより、設定
時にそれぞれの器具の場所まで行くことなく設定ができ
る。操作端末40は必要時のみ接続すればよく、器具本
体には送受信部が不要になるので、システム構成も簡単
になる。
【0013】(実施例3)図6に実施例3の全体構成を
示す。実施例2との違いはレイアウトを設定した設定端
末50を、器具の設定を行なう時に、器具間を接続して
いる信号線に接続し、それぞれの器具に設定した情報を
送るようにした点である。こうすることにより、設定時
にそれぞれの器具の場所まで行くことなく設定ができ
る。設定端末は必要時のみ接続すればよいので、システ
ム構成も簡単になる。また、操作端末も不要になる。
【0014】(実施例4)図7に実施例4の全体構成を
示す。実施例2との違いはレイアウトを設定した設定端
末に取り外し可能な記憶装置60(メモリーカード、フ
ロッピィディスク、ハードディスクなど)を接続し、設
定情報を記憶装置60に記憶させて、器具の設定を行な
う時に、器具間を接続している信号線に記憶装置60を
接続し、記憶装置60からそれぞれの器具に設定した情
報を送るようにした点である。本実施例では、設定時に
小型の記憶装置だけを接続すればよいので、設定時に必
要なものが小型軽量になり、天井裏など作業性の悪いと
ころでも簡単に作業できるようになる。
【0015】(実施例5)図8により実施例5を説明す
る。本実施例では器具のIDの設定方法を示す。図にお
いて最初器具にはIDが割り当てられていない状態であ
るとする。IDの割り当て方法として、本例では人感セ
ンサの検知順序で割り当てる。その方法として、最初設
定時に図のXの位置に人がいるものとする。そこから矢
印イの方向に歩いて行くことにより、人が通過した器具
は、器具に取り付けられた人感センサにより人を検知す
る。この検知の順番で器具に対してIDを割り当ててい
く。図においてXの位置から歩き出すと、順番に01か
ら02、03、…、07と器具にIDが割り付けられて
いく。矢印イが終わると矢印ロ、ハ、ニと順番に歩くこ
とにより全ての器具にIDを割り振ることができる。
【0016】また、施工された器具に対してあらかじめ
IDの割り付けのアルゴリズムを設定しておけば、最初
の器具にだけ人を検知させればよくなり、設定がさらに
容易になる。図の場合は歩き始める器具だけを検知させ
ればよく、上の歩き方の場合は1番になる器具だけを検
知させると残りはあらかじめ設定したアルゴリズムに従
って自動的に2、3、4、…と割り付けて行く。図の矢
印ロの方向に歩き始めた場合は、図では8番になってい
る器具が1番になり、同様に割り付けることになる。
【0017】このようにすることにより、施工時にはI
Dを考えずに施工でき、その後、器具に対して特別な施
工をすることなく、簡単な方法でIDを設定することが
できる。
【0018】(実施例6)本実施例は実施例5の一変形
例であり、実施例5との違いは、設定のトリガをスイッ
チで行なうことである。この方法では人がいて人感セン
サが検知していても、それには関係なく設定ができるた
め、いつでも設定が可能になる。
【0019】(実施例7)本実施例は実施例5の他の変
形例であり、実施例5との違いは、設定のトリガを設定
したい器具に対しリモコンで送信することにより行なう
ことである。この方法も人がいて人感センサが検知して
いても、それには関係なく設定ができるため、いつでも
設定が可能になる。
【0020】(実施例8)図9により実施例8を説明す
る。実施例1と同様に、あらかじめ各器具の設定を設定
端末により行なう。その設定内容を示すバーコードをそ
れぞれの器具に貼り付けておく。施工現場では各器具を
あらかじめ指定された場所に設置する。設置後、器具の
バーコードを端末で読み取り、それを器具に転送する。
これにより設定内容が各器具にセットされる。
【0021】この方法では設定内容は各器具に表示され
ているため、現場での間違いがなくなる。現場での作業
もバーコードを読み込み、それを器具に転送させるだけ
の単純な作業になり、短時間で間違いなく設定作業をす
ることができる。
【0022】設定内容を表示する手段はバーコードに限
らず、ラベルなど内容を表示させる手段ならば、どのよ
うな手段でもよい。また、設定内容を器具に転送させる
手段も通信線を用いても構わない。
【0023】(実施例9)実施例9の照明器具の構成を
図10に示す。この照明器具30は、ランプ31と、ラ
ンプ31を点灯させる点灯装置32と、点灯装置32に
調光信号を送る制御装置33と、人の存在を検知し、検
知信号を制御装置33へ送信する人感センサ34と、他
の照明器具からの情報を受信して制御装置33へ送信し
たり、制御装置33からの信号を受信して他の照明器具
へ送信する通信部36と、現時刻を制御装置33へ送信
するタイマ37と、各種設定値を記憶し、制御装置33
により情報を読み書きされる記憶部38とから構成され
ている。このように構成された複数の照明器具30が、
各通信部36に接続された通信線を介して、例えば図1
1に示すように接続されて、屋内の事務所など比較的大
きな空間を照明する照明装置が構成されている。各照明
器具30の制御装置33は、人感センサ34からの信号
を受信し、点灯装置32へ調光信号を送信する。また、
人感センサ34からの検知信号を通信部36へ送信し、
他の照明器具からの情報を、通信部36から受信する。
タイマ37からの時刻情報と、その時刻の点灯状態・調
光レベル・検知信号・情報の有無などは記憶部38に記
憶させる。このように構成された照明装置において、各
照明器具がシステムとして最適な設定値を自動的に算出
する。算出した設定値を通信により外部の例えばパソコ
ンなどにダウンロードして管理できるようにする。最適
な設定値を自動的に算出する項目として、実施例9で
は、点灯保持時間を自動的に算出する例を説明する。自
動的に点灯保持時間を算出する手順を図12のフローチ
ャート、図13〜図16のタイミングチャートを用いて
説明する。
【0024】まず、#0で人感センサにより人を検知し
た時に、#1で現在のタイマカウント値Tnowを記憶
する。次に、#2でTnowに点灯保持時間Ttを加算
して、消灯するときのタイマカウント値ToffをTe
nd=Tnow+Ttとして算出する。#3では現在の
点灯状態を示すフラグOnFlgを判定し、OnFlg
=Trueであれば、つまり、点灯していれば、#4に
移行し、今、人を検知したときのタイマのカウント値T
nowと、前回に人を検知したときのタイマのカウント
値Tbeforeとの差TをT=Tnow−Tbefo
reとして算出する。#5では点灯している時に算出し
たTで一番長いカウント値MaxTと比較して、それよ
り大きい場合(T>MaxT)は、#6でMaxT=T
として最大値を入れ換える。#4の判定で、OnFlg
=Falseであれば、つまり、消灯していれば、#7
に移行し、今、人を検知したときのタイマのカウント値
Tnowと消灯したときのタイマのカウント値Toff
との差T’をT’=Tnow−Toffとして算出す
る。#8では消灯してから点灯するまでの時間T’を予
め定められた消灯から点灯までの時間の最小値Tnxt
と比較して、大きければ、つまり、T’>Tnxtで消
灯してから点灯するまでに十分時間が空いていれば、#
9で点灯保持時間TtをTt=MaxTとして記憶す
る。小さければ、つまり、T’≦Tnxtで消灯してか
らすぐに点灯したならば、#10で点灯保持時間Ttを
Tt=Tt+Tnxtとして記憶する。その後、#11
でOnF1g=Trueとし、#12で現在の人検知し
た時刻Tnowを、過去の時刻に入れ換える。つまり、
Tbefore=Tnowとする。
【0025】次に、#13〜#15に示すタイマ割り込
み発生時の処理について説明する。#13ではタイマの
カウント値tをTendと比較し、t≧Tendになれ
ば、#14に移行し、現在の点灯状態を示すフラグをO
nFlg=Falseとして消灯し、#15で消灯した
時刻Toffを記憶する。
【0026】図13〜図16は上記アルゴリズムで点灯
保持時間Ttが変更されて行く様子を示している。ま
ず、図13は初期の状態であり、点灯保持時間TtはD
efault(初期設定値)となっている。図13にお
いて、t1_nは人検知から次の人検知までの時間であ
る。点灯中で、かつ、人検知から次の人検知までの時間
が一番長い時間t1_4を、新しい点灯保持時間Ttと
して設定する。これにより、図14では点灯保持時間T
tはt1_4となる。図14において、t2_nは人検
知から次の人検知までの時間である。点灯中で、かつ、
人検知から次の人検知までの時間が一番長い時間t2_
4を、新しい点灯保持時間Ttとして設定する。これに
より、図15では点灯保持時間Ttはt2_4となる。
しかし、点灯保持時間が短くなりすぎると、消灯してす
ぐに点灯ということが生じる。図15において、t3_
nは人検知から次の人検知までの時間である。この場
合、T’<Tnxtとなるので、新しい点灯保持時間を
Tt+Tnxtとして算出する。これにより、図16で
は点灯保持時間Ttはt2_4+Tnxtとなる。図1
6において、t4_nは人検知から次の人検知までの時
間である。以上を繰り返すことによって、この器具の人
感センサの検知エリア内の人の有無に適した点灯保持時
間を設定することができる。
【0027】上記アルゴリズムで点灯保持時間Ttを常
に変更することで、このシステムに適した点灯保持時間
を設定できる。また、デフォルト値からこのような設定
値に変更したことを通信部36から送信し、外部の例え
ばパソコンなどの記憶媒体を持ったものにダウンロード
することで、現在の設定値を確認することもできる。
【0028】この例では、自動的に点灯保持時間を設定
できるので、施工後の設定などの手間が省ける。また、
その設定値を外部の記憶媒体に送信することで、この照
明装置を設置した環境の管理者などに、その設定情報を
知らせることもできる。
【0029】(実施例10)実施例10の構成は実施例
9(図10および図11)で説明したものとと同じであ
る。但し、実施例9では、図12のアルゴリズムで点灯
保持時間を図13〜図16のように常に変更していた
が、実施例10では、例えば、リモコンなどにより、点
灯保持時間を自動的に設定するモードにして、そのとき
のみ、上記アルゴリズムを実行する。その後、上記モー
ドを解除することで、その環境にいる人がちょうど良い
と感じた時の自動的に設定された点灯保持時間に固定す
ることができる。この例では自動的に点灯保持時間を設
定するモードに変更する命令を送信した後、解除の命令
を送信するだけで、点灯保持時間を設定できるので、施
工後の設定などの手間が省ける。また、さらに、その設
定値を外部の記憶媒体に送信することで、この照明装置
を設置した環境の管理者などに、その設定情報を知らせ
ることもできる。
【0030】(実施例11)実施例11の構成は実施例
9(図10および図11)で説明したものと同じであ
る。但し、実施例11では、予め照明器具のMAP情報
を記憶させておく。また、各器具に対して、ゾーンとい
う概念を持たせる。ここで、ゾーンとは、あるゾーン番
号を持った器具が人を検知して、その検知信号を送信す
ると、そのゾーンと同じ番号に属する器具は人を検知し
ていなくても、検知信号をもとにランプを点灯させると
いう、同じ動作をさせる単位のことである。さらに、各
器具は、自己の人感センサが人を検知したときは、自己
のランプを点灯させるとともに、検知したという情報を
自己のMAP情報、ゾーン番号と共に、ネットワークを
通じて全器具に対して送信する。
【0031】このゾーンという概念を用いる理由とし
て、人を検知した器具だけを点灯させた場合、例えば、
図17のように検知している器具と検知している器具の
間に点灯していない器具があると孤独な印象を受けるた
め、図18のように、より快適な点灯状態にさせるため
にゾーンという概念が用いられているが、ゾーンの設定
を間違えたり、レイアウト変更があれば、全く人を検知
しない照明器具もいつも無駄に点灯することとなり、非
常に省エネから外れたものとなる。以上のことから、こ
のゾーンを切って行く作業はその環境に応じて変更を加
えてゆかなければならず、非常に手間のかかることであ
る。
【0032】そこで、実施例11では、自動的にゾーン
を区切ってゆく方法を図19のフローチャートを参照し
ながら説明する。まず、システム全体を同一ゾーンに
し、ゾーンの最小器具台数を何台にするかを台数Nとし
て設定する。各照明器具が実際に点灯している時間をR
ealOnTimeとしてカウントする。また、仮想的
に、自己の人感センサの検知状態により点灯させた場合
の点灯時間をVirtualOnTimeとしてカウン
トする。RealOnTime>VirtualOnT
ime×A(Aは1以上の定数であり、例えば、1.5
など)の器具は、自分の属しているゾーンから外れて、
分離する準備をする。この器具は、自分のMAP情報か
ら自分と近接している8つの器具(上下左右と斜め4台
の計8台)を算出し、それらに対して、分離するかどう
かを確認する。確認された器具が分離する準備をしてい
れば、さらに、その器具も自分と近接している8つの器
具に対して分離するかどうか確認する。分離する準備を
している器具がN−1台以上あれば、それらとともに分
離する。分離ゾーンは自動的に空いているゾーン番号を
割り当てる。
【0033】この方法によって、全体で1つのゾーンで
あったシステムが、自己の検知信号で点灯している時間
より、同じゾーンの他の器具からの検知信号で点灯して
いる時間の方が一定割合より大きい器具が、そのゾーン
から分離して行く。そのとき、1台づつ別個に分離して
ゆくのではなく、分離しようとしている器具と近接して
いる器具(上下左右と斜め4台の計8台)に対して同様
に分離しないかどうかを確認し、分離しようとしている
器具が自己を合わせてN台以上であれば、分離する。
【0034】したがって、自己の人感センサ以外で点灯
する時間が少ないようにゾーンを分割することができ
る。しかも、最終的にはN台で1つのゾーンを形成する
ようなシステムが出来上がる。また、レイアウト変更な
どがあった場合は、このアルゴリズムをはじめから行う
ようなコマンドを、例えばリモコンなどから与えてやる
ことで同様に自動的にゾーンを組み直してくれる。本実
施例では、自動的にゾーンを設定できるので、システム
を構築する場合に設定レスとなり、手間が省けるように
なる。
【0035】
【発明の効果】本発明によって、従来現場で照明器具の
設定を行なっていたものを、あらかじめ設定し、施工現
場ではそのデータを転送するだけの簡単な作業のみで照
明器具の設定を行なうことができ、現場での施工時間を
短縮し、設定ミスを無くすことができる。また、施工後
も設定条件を自動で変化させることにより、省エネを容
易に行なうことができる照明装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の全体構成を示す説明図であ
る。
【図2】本発明の実施例1の照明器具の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の実施例1の設定作業手順を示す流れ図
である。
【図4】本発明の実施例1の操作端末の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】本発明の実施例2の全体構成を示す説明図であ
る。
【図6】本発明の実施例3の全体構成を示す説明図であ
る。
【図7】本発明の実施例4の全体構成を示す説明図であ
る。
【図8】本発明の実施例5のID割り付け方法を示す説
明図である。
【図9】本発明の実施例8の設定作業手順を示す流れ図
である。
【図10】本発明の実施例9の照明器具の構成を示すブ
ロック図である。
【図11】本発明の実施例9の全体構成を示すブロック
図である。
【図12】本発明の実施例9の点灯保持時間の自動設定
アルゴリズムを示す流れ図である。
【図13】本発明の実施例9の点灯保持時間の初期状態
を示すタイムチャートである。
【図14】本発明の実施例9の点灯保持時間の第2の状
態を示すタイムチャートである。
【図15】本発明の実施例9の点灯保持時間の第3の状
態を示すタイムチャートである。
【図16】本発明の実施例9の点灯保持時間の第4の状
態を示すタイムチャートである。
【図17】本発明の実施例11のゾーンを設定しない場
合の点灯状態を示す説明図である。
【図18】本発明の実施例11のゾーンを設定した場合
の点灯状態を示す説明図である。
【図19】本発明の実施例11のゾーン設定アルゴリズ
ムを示す流れ図である。
【図20】従来例の全体構成を示す説明図である。
【符号の説明】
31 光源(ランプ) 32 点灯装置 33 制御装置 34 人感センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大川 将直 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 西岡 伸介 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA03 AA04 AA12 AA13 AA49 AA50 AA52 AA73 AA82 AA85 AB07 BA25 BA28 BA36 CA01 CA05 CB01 CB06 CC24 CE06 CE09 CE13 CE16 CE17 CF16 CG06 CG15 CG27 CG41 CG58 CH14 CH42 CH43 CJ01 CJ02 CJ11 CJ22 CK04 5K048 AA04 BA07 DC01 DC03 EB06 FC03 FC05 HA01 HA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と点灯装置と制御装置を備えた照
    明器具を複数有する照明装置において、複数の照明器具
    の動作設定用の設定装置にあらかじめ記憶された複数の
    照明器具の設定情報を各照明器具ごとに設定情報を選択
    して照明器具に転送することを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 設定情報を照明器具に転送する手段
    は、無線であることを特徴とする請求項1記載の照明装
    置。
  3. 【請求項3】 設定情報を照明器具に転送する手段
    は、設定装置と照明器具の間に接続された通信線である
    ことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 設定情報を照明器具に転送する手段と
    して、設定装置の設定情報を照明器具に転送するときの
    み設定装置を照明装置に接続することを特徴とする請求
    項2または3に記載の照明装置。
  5. 【請求項5】 設定情報を照明器具に転送する手段と
    して、設定装置の設定情報を照明器具に転送するときの
    み設定装置の情報を記憶した操作端末を照明装置に接続
    することを特徴とする請求項2または3に記載の照明装
    置。
  6. 【請求項6】 設定情報を照明器具に転送する手段と
    して、設定装置の設定情報を照明器具に転送するときの
    み設定装置の情報を記憶した記憶デバイスを照明装置に
    接続することを特徴とする請求項2または3に記載の照
    明装置。
  7. 【請求項7】 設定装置で設定された設定情報を照明
    器具に付帯させることを特徴とする請求項2または3に
    記載の照明装置。
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