JPWO2010061827A1 - 照明装置 - Google Patents

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英治 大澤
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Abstract

状況に適合した使用が可能な照明装置を提供する。LED照明灯から照明器具が取得する交換時期情報または照明器具自体が記憶する交換時期情報をLED照明灯のオン/オフ制御専用のスイッチ制御線を介して手元コントローラで把握する。または汎用の電力線を通じて交換時期情報の取得およびLED照明灯のオン/オフ制御を手元コントローラにて行う。LED照明灯の非点灯時に交換時期情報を照明器具から取得することにより点灯時ノイズに係らず簡易な情報伝達手段で交換情報を取得する。長期間後の報知に備え、交換時期情報取得機能を日常的に確認する。交換時期判定結果を記憶して適切な時期に報知を実行する。LED照明灯自身が保持する交換時期情報を簡易な情報伝達手段でまず照明器具に伝達し、照明器具と手元コントローラ間に元々存在する制御経路を流用してこれを把握する。

Description

本発明は、照明装置およびこれに用いられる照明灯に関する。
従来種々の目的のために種々の照明装置が提案されている。照明装置に用いられる光源として最も古典的なものは白熱電球であるが、その後蛍光灯が普及し、さらに目的によっては水銀灯も用いられてきた。また、近年LEDの利用が進み、白色LEDを蛍光灯と互換可能に構成して一般の天井照明に用いることも提案されている(特許文献1)。一方、照明装置の制御についても種々の提案がなされている。例えば、多数の蛍光灯にそれぞれ貼り付けられたICタグシールと建物内全てを電磁波通信でカバーする単一のICタグリーダライタとの通信により、各蛍光灯が使用開始から一定の寿命時間が経過するとその交換を自動的に通報することが提案されている(特許文献2)。また、調光式インパータをそれぞれ備える多数の蛍光灯を電力線通信により単一の調光コントローラで調光制御することも提案されている(特許文献3)。
特開2004−335426号公報 特開2006−85344号公報 特開2007−109421号公報
しかしながら、種々の使用状況に適合した照明装置の提供に関しては、さらに検討すべき課題が多い。
本発明の課題は、上記に鑑み、状況に適合した使用が可能な照明装置を提供することにある。
上記の目的を達成すべく、本明細書中に開示されている照明装置は、LED照明灯を光源とする照明器具と、前記LED照明灯の点灯を遠隔制御するとともに前記照明器具から前記LED照明灯の交換時期に関する情報を遠隔受信する遠隔制御装置と、を有する構成(第1の構成)とされている。
なお、上記第1の構成から成る照明装置は、前記LED照明灯の交換時期に関する情報を記憶する記憶部を前記照明器具に備えた構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第2の構成から成る照明装置において、前記LED照明灯は前記照明器具に着脱可能に構成されるとともに、前記LED照明灯の装着によって前記記憶部は前記交換時期に関する情報を記憶する構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第1の構成から成る照明装置において、前記LED照明灯は前記照明器具に着脱可能に構成されるとともに、前記LED照明灯が保持する交換時期に関する情報を前記LED照明灯から取得する取得部を前記照明器具に備えた構成(第4の構成)にするとよい。
また、上記第1の構成から成る照明装置は、前記制御部から前記照明器具への制御ルートと前記照明器具から前記受信部への前記LED照明灯の交換時期に関する情報の伝達ルートが共通である構成(第5の構成)にするとよい。
また、上記第5の構成から成る照明装置は、前記制御ルートと前記伝達ルートが電力線である構成(第6の構成)にするとよい。
また、上記第5の構成から成る照明装置は、前記制御ルートが前記LED照明灯のオンオフを制御するスイッチ制御信号伝達ルートであるとともに、前記スイッチ制御信号伝達ルートが前記LED照明灯の交換時期に関する情報の伝達ルートとして兼用される構成(第7の構成)にするとよい。
また、上記第1の構成から成る照明装置において、前記LED照明灯は前記照明器具に着脱可能に構成されるとともに、前記照明器具は、前記LED照明灯の交換時期に関する情報を記憶するための記憶部と、前記LED照明灯の装着によって前記記憶部に前記交換時期に関する情報を記憶させる制御部と、前記記憶部に記憶される前記LED照明灯の交換時期に関する情報を外部に送信する送信部とを有する構成(第8の構成)にするとよい。
また、上記第1の構成から成る照明装置において、前記LED照明灯は前記照明器具に着脱可能に構成されるとともに、前記照明器具は、前記LED照明灯が有する交換時期に関する情報を前記LED照明灯から取得する取得部と、前記取得部が取得した前記LED照明灯の交換時期に関する情報を外部に送信する送信部とを有する構成(第9の構成)にするとよい。
また、上記第1の構成から成る照明装置において、前記遠隔制御装置は、受信した前記LED照明灯の交換時期に関する情報に基づく表示を行う表示部を有する構成(第10の構成)にするとよい。
また、上記第10の構成から成る照明装置において、前記表示部は、前記LED照明灯の点灯の遠隔制御に関連して前記LED照明灯の交換時期に関する情報に基づく表示を行う構成(第11の構成)にするとよい。
また、上記第1の構成から成る照明装置において、前記遠隔制御装置は、前記LED照明灯の非点灯時に前記照明器具から前記LED照明灯の交換時期に関する情報を受信する構成(第12の構成)にするとよい。
また、上記第12の構成から成る照明装置において、前記遠隔制御装置は、前記受信部による前記LED照明灯の交換時期に関する情報の受信に先立って前記LED照明灯を非点灯状態に制御する構成(第13の構成)にするとよい。
また、上記第12の構成から成る照明装置において、前記制御装置は、前記受信部による前記LED照明灯の交換時期に関する情報の受信後に前記LED照明灯を点灯状態に制御する構成(第14の構成)にするとよい。
また、本明細書中に開示されている照明装置は、LED照明灯を光源とする照明器具と、前記照明器具から前記LED照明灯の交換時期に関する情報を受信する受信部および前記受信部の機能を自動的に確認する確認部を備えた制御装置とを有する構成(第15の構成)とされている。
なお、上記第15の構成から成る照明装置において、前記制御装置は、前記LED照明灯の点灯を遠隔制御する制御部を有するとともに、前記制御部による前記LED照明灯の点灯制御に関連して前記照明器具から前記LED照明灯の交換時期に関する情報を自動的に受信する構成(第16の構成)にするとよい。
また、上記第16の構成から成る照明装置において、前記制御装置は、前記受信部の機能の自動確認結果を表示する表示部を有する構成(第17の構成)にするとよい。
また、本明細書中に開示されている照明装置は、LED照明灯を光源とする照明器具と、前記照明器具から前記LED照明灯の交換時期に関する情報を前記LED照明灯の非点灯時に受信する受信部を備えた制御装置と、を有する構成(第18の構成)とされている。
なお、上記第18の構成から成る照明装置において、前記制御装置は、前記受信部による前記LED照明灯の交換時期に関する情報の受信に先立って前記LED照明灯を非点灯状態に制御する制御部を有する構成(第19の構成)にするとよい。
また、上記第18の構成から成る照明装置において、前記制御装置は、前記受信部による前記LED照明灯の交換時期に関する情報の受信後に前記LED照明灯を点灯状態に制御する制御部を有する構成(第20の構成)にするとよい。
本発明によると、種々の使用状況に適合した照明装置を提供することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る長管蛍光灯型LED照明灯管の斜視図である。 図1の内部構成を示す一部斜視図である。 LED照明灯管を含む本発明の照明システムの第1実施例を示すブロック図である。 LED照明灯管を含む本発明の照明システムの第2実施例を示すブロック図である。 図4の第2実施例におけるスイッチ制御線による通信の詳細を示すブロック図である。 LED照明灯管を含む本発明の照明システムの第3実施例を示すブロック図である。 LED照明灯管を含む本発明の照明システムの第3実施例を示すブロック図である。 図7の第4実施例における電力線通信の詳細を示すブロック図である。 各実施例における手元制御部の機能のフローチャートである。
図1は、本発明の実施の形態に係る長管蛍光灯型LED照明灯管の斜視図である。本発明のLED照明灯管2は、通常の長管蛍光灯管と同様の外観であり、押し出し成型により製造されるポリカーボネートからなる長管部4およびその両端の口金部6および8を有している。本発明のLED照明灯管は、このような構成をとることにより、通常の長管蛍光灯管の照明器具に代替装着可能となっている。
図2は、図1の内部構成を示す一部斜視図であり、同一部分には同一番号を付す。図2においては、説明の必要上、長管部4が透明で内部の構成が見えるような図示をしているが、実際の長管部4は、拡散透過性乳白色をしていてその内部の様子は見えない。白色LED10、12および14等は基板部16に固定されており、その発光方向は二本の接続ピン18、20の方向と所定の角度関係に固定されている。これによって、例えば二本の接続ピン18、20が水平方向になるよう照明器具に取り付けられると白色LED10、12および14等の発光方向は下を向くようになる。基板部16の裏側にはアルミニウムなどからなる放熱板22が配置されており、白色LED10、12および14等が発熱して発光効率が低下するのを防止している。
図3は、図1および図2に示したLED照明灯管2を含む本発明の照明システムの第1実施例を示すブロック図である。照明システムは作業場32の天井に設けられた照明器具34およびそのオン/オフ等を制御するための手元コントローラ36等を含む。作業場32は天井が高く、照明器具34のメンテナンスやLED照明灯管2の交換が容易でない環境にある。照明器具34および手元コントローラ36は電力線38から給電を受けている。なお、後述するように電力線38は電力線通信(PLC)による信号の通信路にもなっている。
照明器具34に取り外し可能に装着されるLED照明灯管2は、図1および図2に示した構造のものである。なお、図3では、LED照明灯管2が装着されているが、照明器具34はLED照明灯管2の代わりに通常の長管蛍光灯管も装着可能なものである。LED照明灯管2には、電力線38からPLC分波合成部40を介して電源部42から点灯のための電力が供給される。
照明器具制御部44は、電源部42から給電されるとともに、電力線38からPLC分波合成部40により分波されたオン/オフ信号に応答して電源部42を制御することによりLED照明灯管2を点灯または消灯させる。このオン/オフ信号は、手元コントローラ36から電力線38に合成され、電力線38を介して照明器具32に伝達される。具体的には、手元コントローラ36の手元制御部46が、操作部48のオン/オフ手動操作を検出し、これをPLC分波合成部50で電力線38に合成する。
図3では、以上説明した各ブロックの間の電力の配給を太矢印で図示し、信号のやりとりを細矢印で図示している。また、電力線38とPLC分波合成部40の間は、電力の伝達と信号のやりとりの両者が同じ電力線を介して行われているので、これらをそれぞれ太矢印とその中の白抜きの細矢印で示している。この図示ルールは以下の説明でも共通である。
次に、長管蛍光灯型LED照明灯管2の交換管理について説明する。上記のように、作業場32は天井が高く、照明器具34のメンテナンスや照明灯管の交換が容易でない環境にある。この点で、通常の蛍光灯管に比べて格段に長い寿命を持つLED照明灯管2は、長期間交換が不要であり、そのような環境における使用に最適である。しかしながら、その反面、長期間メンテナンスフリー状態が続くと前回の交換に関する記憶または記録が消失する可能性も高く、次回交換時期の管理をどうするかが問題となる。さらに、通常の蛍光灯管では、その寿命末期において点灯状態に明らかな異常が表れるかまたは点灯不能状態となるので交換の必要性は明確にわかる。これに対し、LED照明灯管2は長期間の使用によって徐々に明るさが低下するだけで、明らかな異常状態や点灯不能状態が生じない。従って、そのような照明下で作業をしている人間にとっては明るさの低下がわからず、気づかないうちに照度不足の環境下で作業をしているという結果に陥る可能性もある。
このような問題に対処するため、図3における本発明の照明システムの第1実施例では、個々の長管蛍光灯型LED照明灯管2が照明器具32に装着された時にこれを機械的に検出する機械的交換センサ52を照明器具32の各装着部に設けている。この機械的交換センサ52による長管蛍光灯型LED照明灯管2の装着検出は照明器具制御部44に伝えられる。照明器具制御部44はこれに応じて電力線38を介して手元制御部46と通信し、時計54からえられる現在の年月日情報の出力を求める。照明器具制御部44は、電力線38を介してこの年月日情報を受け取り、交換時期情報不揮発メモリ56に、受け取った年月日情報および機械的交換センサ52のIDを記憶させる。これによって、個々の長管蛍光灯型LED照明灯管2の装着年月日が照明器具32に記憶される。このように照明器具34側に交換時期情報不揮発メモリ56を持たせ、機械的交換センサ52による長管蛍光灯型LED照明灯管2の装着情報を記憶させる構成によれば、格別の交換時期情報を持たない長管蛍光灯型LED照明灯管2の交換にも対応でき、汎用性が高まる。
機械的交換センサ52のIDを指定して特定の長管蛍光灯型LED照明灯管2の交換時期をチェックする操作が操作部48によってなされたとき、手元制御部46は電力線38を介して照明器具制御部44と通信し、交換時期情報不揮発メモリ56から指定された機械的交換センサ52に対応する長管蛍光灯型LED照明灯管2の交換年月日情報が読み出されて電力線38に出力される。手元制御部46はこれを受けて時計54の現在年月日情報と比較し、交換時期が到来していればこれを表示部58に表示する。電源部60は、PLC分波合成部50を介して電力線38から給電される電力を手元制御部46および表示部58に供給する。
図4は、図1および図2に示したLED照明灯管2を含む本発明の照明システムの第2実施例を示すブロック図である。その構成は図3と同様の部分が多いので、同一の部分には同一番号を付し、必要がない限り説明は省略する。また、詳細は異なるが、図3と機能が対応する部分には、百番台の番号を付すとともにその下二桁を同じ数字にして対応関係を示す。図4の第2実施例が図3の第1実施例と異なるのは、照明器具134と手元コントローラ136の通信が電力線138を介した電力線通信ではなく、スイッチ制御線202を介した電力線通信であることである。なお、スイッチ制御線202は、汎用の電力線138ではないが、スイッチをオンした場合には照明器具134への電力供給路の一部となるので、本明細書では広義に電力線通信と称することとする。その違いの詳細は後述する。
図3の第1実施例では、照明器具34のオンオフ信号が汎用の電力線38を介して行われ、照明器具34専用のスイッチ制御線はないが、図4の第2実施例では上記のように照明器具34のオンオフ信号は専用のスイッチ制御線202によって行われる。具体的に述べると、通常の照明器具と同様にして電力線138から長管蛍光灯型LED照明灯管2への給電路の一部が電源部142において引き出され、スイッチ制御線202によってスイッチ204に接続されている。従ってスイッチ204がオンされると電力線138から長管蛍光灯型LED照明灯管2への給電路が閉じて長管蛍光灯型LED照明灯管2が点灯するとともに、スイッチ204がオフされるとその給電路が開いて長管蛍光灯型LED照明灯管2が消灯するものである。
PLC分波合成部206はスイッチ制御線202が照明器具134に引き込まれた部分と電源部との間に設けられ、照明器具制御部144からの信号をスイッチ制御線202に合成するとともにスイッチ制御線上の信号を分波して照明器具制御部144に送る。一方、PLC分波合成部208はスイッチ制御線202が手元コントローラ136に引き込まれた部分とスイッチ204との間に設けられ、手元制御部146からの信号をスイッチ制御線202に合成するとともにスイッチ制御線上の信号を分波して手元制御部146に送る。
以上の構成により、手元コントローラ136の手元制御部146は、操作部48のオン/オフ手動操作を検出し、その結果に基づいてスイッチ204をオンオフする。これによって、電力線138から長管蛍光灯型LED照明灯管2への給電路が開閉し、長管蛍光灯型LED照明灯管2が点灯または消灯する。一方、長管蛍光灯型LED照明灯管2の装着検出時における交換時期情報不揮発メモリ56への年月日書き込みのための照明器具制御部144と手元制御部146との通信、および操作部48操作時に基づく交換時期チェックのための照明器具制御部144と手元制御部146との通信は、PLC分波合成部206およびPLC分波合成部208を介したスイッチ制御線202経由により行われる。
図5は、図4の第2実施例におけるスイッチ制御線202による電力線通信の詳細を示すことを目的とするブロック図であり、対応する構成には同一番号を付す。また、図5では、図4の構成のうち上記の目的に関連しない部分の図示を省略している。図5から明らかなように電力線138から引き込まれた電力線はその第1線212が長管蛍光灯型LED照明灯管2に直結しているのに対し、第2線214は電源部142において第1スイッチ制御線216および第2スイッチ制御線218として引き出され、スイッチ204に接続されている。従って、スイッチ204が閉じられると第1スイッチ制御線216および第2スイッチ制御線218間が接続して長管蛍光灯型LED照明灯管2が点灯するとともに、スイッチ204が開かれると第1スイッチ制御線216および第2スイッチ制御線218間の接続が断たれて長管蛍光灯型LED照明灯管2が消灯する。
PLC分波合成部206、208は、第1スイッチ制御線216および第2スイッチ制御線218の高周波成分のみをそれぞれ照明器具制御部144および手元制御部146に伝達するものであり、これによって、照明器具制御部144と手元制御部146との通信が可能となる。但し、スイッチ204が閉じると第1スイッチ制御線216および第2スイッチ制御線218が同電位となるため、通信は、スイッチ204を開くことにより第1スイッチ制御線216および第2スイッチ制御線218間の接続が断たれて長管蛍光灯型LED照明灯管2が消灯している状態で行われる。
図6は、図1および図2に示したLED照明灯管2を含む本発明の照明システムの第3実施例を示すブロック図である。その構成は図3と同様の部分が多いので、同一の部分には同一番号を付し、必要がない限り説明は省略する。また、詳細は異なるが、図3と機能が対応する部分には、三百番台の番号を付すとともにその下二桁を同じ数字にして対応関係を示す。
図6の第3実施例における手元コントローラ336の構成は、図3の第1実施例と共通である。これに対し、照明器具334については、長管蛍光灯型LED照明灯管302に交換時期情報ICタグ402が内蔵され、その情報を非接触で読み書きするICタグリーダライタ404が照明器具334に設けられている。交換時期情報ICタグ402には出荷時に長管蛍光灯型LED照明灯管302のIDおよび製造年月日が入力されている。
第3実施例では、長管蛍光灯型LED照明灯管302のIDを指定してその交換時期をチェックする操作が操作部48によってなされたとき、手元制御部46が電力線38を介して照明器具制御部44と通信し、ICタグリーダライタ404によって交換時期情報ICタグ402から長管蛍光灯型LED照明灯管2の製造年月日情報が読み出されて電力線38に出力される。手元制御部46はこれを受けて時計54の現在年月日情報と比較し、交換時期が到来していればこれを表示部58に表示する。
上記のように、第3実施例における交換時期の判断は、長管蛍光灯型LED照明灯管302の実際の使用開始時点ではなく出荷時点を基準にして行われる。このように、第3実施例では、長管蛍光灯型LED照明灯管302の寿命は極めて長いことを前提に、出荷時点と使用開始時点との差を問題にしない交換管理を行っている。予備的に購入された長管蛍光灯型LED照明灯管302が長期間使用されないまま保管されることも考えられるが、長管蛍光灯型LED照明灯管302は長寿命であるとともに突然点灯不能となることもないので、このような長期間のストックはないものとの前提での管理が可能である。
以上のような管理の場合、ICタグリーダライタ404に要求される機能は単に読み取り機能だけなので、これをICタグリーダとして構成を簡単にすることが可能である。しかしながら、図6の第3実施例においても、図3の第1実施例と同様にして長管蛍光灯型LED照明灯管302の装着時点でこれを検出し、時計54から装着時点の年月日情報をもらって交換時期情報ICタグの年月日情報を上書きする制御することも可能である。
また、図6の第3実施例における交換時期情報の伝達は電力線38によるものに限らず、図4および図5の第2実施例のようにスイッチ制御線202を介した電力線通信によるよう構成してもよい。この場合、図5において説明したスイッチオフ時に通信する構成は、長管蛍光灯型LED照明灯管302の点灯中におけるノイズの影響を受けずに非接触でICタグの情報を読み取る上でも意味がある。
図7は、図1および図2に示したLED照明灯管2を含む本発明の照明システムの第3実施例を示すブロック図である。これまで説明した実施例と同一の部分には同一番号を付し、必要がない限り説明は省略する。また、詳細は異なるが、これまでの実施例と共通する部分には、五百番台の番号を付すとともにその下二桁を同じ数字にして対応関係を示す。図7の第4実施例は、長管蛍光灯型LED照明灯管502に交換時期情報不揮発メモリ602が内蔵されており、図6の第3実施例と同様にして出荷時にIDおよび製造年月日が入力されている。長管蛍光灯型LED照明灯管502は、さらに交換時期情報不揮発メモリ602の製造年月日情報を読み出して電力線604に合成するためのPLC合成部606を内蔵している。
図7の第4実施例における手元コントローラ536は、図4の第2実施例と同様にして、照明器具534の電源部542から引き出されたスイッチ制御線202に接続されるスイッチ204を有し、これを操作部48の操作に応答する手元制御部546の制御で開閉することにより長管蛍光灯型LED照明灯管502の点灯および消灯を制御する。但し、図4とは異なり、手元コントローラ536と照明器具534との通信は、スイッチ制御線202経由でなく、図3の第1実施例と同様にして電力線38経由で行われる。このため、電源部60はPLC分波部550を介して電力線38と接続されている。
図7の第4実施例では、長管蛍光灯型LED照明灯管502のIDを指定してその交換時期をチェックする操作が操作部48によってなされたとき、手元制御部546が電力線38を介して照明器具534から情報を入手する。具体的には、PLC合成部606から電力線38に出力される該当するIDの長管蛍光灯型LED照明灯管502における製造年月日情報をPLC分波部550から取り込む。手元制御部546は、取り込んだ製造日時情報を時計54の現在年月日情報と比較し、交換時期が到来していればこれを表示部58に表示する。このように、第4実施例においても、第3実施例と同様、交換時期の判断は、長管蛍光灯型LED照明灯管502の実際の使用開始時点ではなく出荷時点を基準にして行われる。以上のような第4実施例の場合、長管蛍光灯型LED照明灯管502に情報出力のための構成が内蔵されているため、照明器具534には交換時期管理のための格別の構成は不要となり、従来の照明器具による実施も可能となる。
図8は、図7の第4実施例における電力線通信の詳細を示すことを目的とするブロック図であり、対応する構成には同一番号を付す。また、図8でも、図7の構成のうち上記の目的に関連しない部分の図示を省略している。図5と同様にして、図8でも電力線38から引き込まれた電力線はその第1線212が長管蛍光灯型LED照明灯管502の発光主要部702に直結しているのに対し、第2線214は電源部542において第1スイッチ制御線216および第2スイッチ制御線218として引き出され、スイッチ204を介して発光主要部702に接続されている。このようにして、図5と同様にスイッチ204の開閉に伴う長管蛍光灯型LED照明灯管502の点灯または消灯の制御が可能となっている。
PLC合成部606およびPLC分波部550は、それぞれ、高周波の信号成分のみを電力線38に合成し、分波する。なお、上記のように電力線38の第2線214はスイッチ204に接続されているので、スイッチ204が開いていると、このままではPLC合成部606から電力線38への信号ラインが確保できない。そこで、高周波のみを伝達する高周波カプラ704が第1スイッチ制御線216と第2スイッチ制御線218との間に設けられ、スイッチ204が開いて長管蛍光灯型LED照明灯管502が消灯している状態においても電力線38への年月日情報の出力が可能なようにしている。このような高周波カプラ704も手元コントローラ536に配置することが可能であるため、照明器具534には交換時期管理のための格別の構成は不要であり、従来の照明器具による実施も可能となっている。
図9は、以上の実施例における手元制御部46、146および546等の機能のフローチャートである。フローは長管蛍光灯型LED照明灯管2、302および502等が消灯している状態において手元コントローラの操作部48が操作されることによってスタートする。まず、ステップS2では、過去の点灯の際に交換時期が到来した旨の記録の有無をチェックする。このような記録を行うための機能については後述する。記録がなければステップS4に進み、操作部48の操作が点灯操作であったかどうかチェックする。そして点灯操作であればステップS6で長管蛍光灯型LED照明灯管2、302および502等の点灯を指示する。
次いでステップS8において、長管蛍光灯型LED照明灯管2、302および502等を交換すべきか否かの確認を行うための交換確認操作が操作部48の操作がなされたか否かチェックする。そしてそのような操作がなければステップS10に移行し、操作部48による消灯操作の有無をチェックする。消灯操作がなければステップS8の交換確認操作の有無チェックに戻り、以下、交換確認操作および消灯操作がない限り、ステップS8およびステップS10を繰り返す。これが、長管蛍光灯型LED照明灯管2、302および502等の点灯中の動作である。
ここで、ステップS8において交換確認操作があったことが検出されるとステップS12に進み、長管蛍光灯型LED照明灯管2、302および502等の消灯を指示し、ステップS14に進んで交換時期確認処理に入る。ステップS14の内容は、既に述べた、照明器具からの年月日情報の取得および現在年月日情報との比較である。そしてステップS16で比較結果に基づき、交換時期が到来しているかどうかチェックする。そして交換時期の到来がなければステップS18に進み、長管蛍光灯型LED照明灯管2、302および502等の点灯を指示してステップS10に移行する。ステップS12における消灯は、既に述べたように後続する交換時期確認処理へのノイズ等を回避する意義を持つが、このような交換時期確認処理のための一時消灯は、交換時期が到来していなかった場合においても交換時期の確認が確実に行われたことの報知の意義も持つ。見かけ上の点灯に何も変化がなければ、交換時期が到来していないのか確認に失敗したのかの見分けがつかないからである。このような自然な消灯および再点灯を行うことにより、交換時期未到来という長期に渡って継続する通常状態において、「交換時期未到来」等の格別の表示を繰り返す煩わしさを避けることができる。
また、ステップS4でチェックされた操作部48の操作が点灯操作でなかった場合は、交換確認操作であったことを意味するので点灯を指示することなく直接ステップS14に移行する。この場合、ステップS14で交換時期確認処理を行った後ステップS16で交換時期到来が検出されなかった場合はステップS18に至って点灯が指示されることになる。つまり、操作部48の操作によってフローがスタートしたとき、その操作が何であっても交換時期が未到来であればステップS18に至って長管蛍光灯型LED照明灯管2、302および502等の点灯が指示される。
一方、ステップS16で交換時期の到来が検出されたときはステップS20に移行し、表示部58における交換勧告表示を指示してステップS18に移行する。また、ステップS2において交換時期到来記録があった場合にも、直接ステップS20に移行し、表示部58における交換勧告表示を指示してステップS18に移行する。
次に、消灯時の処理について説明する。ステップS10で操作部48による消灯操作が検出された場合はステップS22に進み、交換時期確認処理における機能テスト処理および交換時期確認処理を行う。交換勧告表示は長管蛍光灯型LED照明灯管2、302および502等の交換を行ってから長期間が経過してから行われるものであり、その時の到来まで交換時期確認処理の機能が維持されている保証がないと、いざというときの信頼性がない。そこで、消灯操作が行われるたびにステップS22において、手元コントローラによる照明器具からの年月日データ読み出し交信テストおよび手元制御部による比較機能のテスト、並びに表示部による表示機能のテストを行う。一方、交換確認の手動操作がなくても交換時期が到来したときは自動的にそれを表示するため、消灯操作が行われるたびにステップS22において交換時期の確認処理を行っている。
ステップS22による上記処理が完了すると、その結果に基づき、まずステップS24で確認機能が正常であったかどうかのチェックが行なわれる。そして正常であれば、次いでステップS26において交換時期が到来しているかどうかのチェックが行われる。この結果交換時期が到来していた場合は、交換時期到来記録を残してステップS30に移行し、長管蛍光灯型LED照明灯管2、302および502等の消灯指示をしてフローを終了する。このとき残された交換時期到来記録は次の操作部48の操作の際、ステップS2で検出されることになる。このように、消灯操作の後の自動検出においては、交換時期の到来が検出されても直ちに表示を行わず、次の操作があったときに表示を実行する。これは、消灯操作は通常作業終了時に行われ、照明装置への関心が薄れていると考えられるからである。なお、ステップS26で交換時期到来が検出されなければ何も記録せず直接ステップS30に至って消灯を指示し、フローを終了する。
一方ステップS24で確認機能が正常であることの検出ができなければ直ちにステップS32に進み、確認機能異常の表示指示を行ってステップS30に移行する。確認機能の異常は、長期間を経た後の交換時期到来とは異なり、日常的にいつでも発生する可能性があり、また、万一異常があれば直ちに対応しておく必要があるので、このように消灯操作後に異常が検出されれば速やかにその表示を行う。
以下では、本明細書中に開示されている技術的特徴について総括的に説明する。
まず、本明細書中に開示されている技術的特徴によれば、LED照明灯が装着可能な照明器具と、LED照明灯の点灯を遠隔制御する制御部および照明器具からLED照明灯の交換時期に関する情報を受信する受信部を備えた制御装置とを有する照明装置が提供される。これによって、照明器具を遠隔操作するための手元の制御装置によって高い天井等に設置されたLED照明灯の交換時期に関する情報を把握することができる。
LED照明灯は通常の蛍光灯管に比較してその寿命が著しく長く長期間交換が不要なので、交換の容易でない高い天井への設置等に適する。しかしながら、その反面、長期間メンテナンスフリー状態が続くと前回の交換に関する記憶または記録が消失する可能性も高い。さらに、通常の蛍光灯管では、その寿命末期において点灯状態に明らかな異常が表れるかまたは点灯不能状態となるので交換の必要性は明確にわかるが、LED照明灯管は長期間の使用によって徐々に明るさが低下するだけで、明らかな異常状態や点灯不能状態が生じず、気づかないうちに照度不足の環境下で作業をしているという結果に陥る可能性もある。なお、本明細書中に開示されている上記特徴は、このようなLED照明灯管の使用において、日常使用される手元の制御装置によってLED照明灯の交換時期に関する情報を容易に把握することができるものである。
また、本明細書中に開示されている具体的な特徴によれば、照明器具にLED照明灯の交換時期に関する情報を記憶する記憶部が備えられる。これによって、交換時期に関する情報を保持する機能のないLED照明灯についてもその交換時期に関する情報を保持し、必要に応じ制御装置に伝達することが可能となる。さらに具体的な特徴によれば、LED照明灯の装着によって記憶部は、装着が行われた年月日情報などの交換時期に関する情報を記憶する。
また、本明細書中に開示されている他の具体的な特徴によれば、前記照明器具にはLED照明灯が保持する交換時期に関する情報をLED照明灯から取得する取得部が備えられる。このようにLED照明灯自身が交換時期に関する情報を有することを前提とする場合は、照明器具には格別の情報記憶手段を設ける必要がなくこれを取得して制御装置に伝達できれば足りるので、照明器具の構成が簡単になる。
また、本明細書中に開示されている他の具体的な特徴によれば、制御部から照明器具への制御ラインと照明器具から受信部へのLEDの交換時期に関する情報の伝達ラインが共通である。このように照明器具に元々必要な制御ラインを共用し、これを伝達ラインとすることによって、格別の信号伝達手段を設けることなしに照明器具から受信部へのLEDの交換時期に関する情報を伝達することが可能となる。また、本明細書中に開示されているさらに具体的な特徴によれば、制御ラインと伝達ラインとして電力線が共用される。他のさらに具体的な特徴によれば、制御ラインと伝達ラインとしてLED照明灯の点灯/消灯を制御するスイッチ制御線が共用される。
また、本明細書中に開示されている他の特徴によれば、LED照明灯の交換時期に関する情報を記憶するための記憶部と、LED照明灯の装着によって記憶部に交換時期に関する情報を記憶させる制御部と、記憶部に記憶されるLED照明灯の交換時期に関する情報を外部に送信する送信部とを有する照明装置が提供される。これによって、交換時期に関する情報を保持する機能のないLED照明灯についてもその交換時期に関する情報を保持し、必要に応じ制御装置に伝達することが可能となる。
また、本明細書中に開示されている他の特徴によれば、LED照明灯が有する交換時期に関する情報をLED照明灯から取得する取得部と、取得部が取得したLED照明灯の交換時期に関する情報を外部に送信する送信部とを有する照明装置が提供される。これによってLED照明灯が装着される照明器具からLED照明灯の交換時期に関する情報を外部に取り出し、その情報を把握することができる。
また、本明細書中に開示されている他の特徴によれば、LED照明灯が装着可能な照明器具と、電力線通信により照明器具からLED照明灯の交換時期に関する情報を受信する受信部を備えた制御装置とを有する照明装置が提供される。これによって、照明器具に電力を供給するために元々存在する電力線を利用する電力線通信によって、高い天井等に設置されたLED照明灯の交換時期に関する情報を容易に把握することができる。
また、本明細書中に開示されている他の特徴によれば、LED照明灯が装着可能な照明器具と、照明器具を制御するスイッチ制御線を通じた通信により前記照明器具からLED照明灯の交換時期に関する情報を受信する受信部を備えた制御装置とを有する照明装置が提供される。これによって、照明器具の制御のために元々存在するスイッチ制御線を利用して高い天井等に設置されたLED照明灯の交換時期に関する情報を容易に把握することができる。
また、本明細書中に開示されている他の特徴によれば、LED照明灯が装着可能な照明器具と、LED照明灯の非点灯時に照明器具からLED照明灯の交換時期に関する情報を受信する受信部を備えた制御装置とを有する照明装置が提供される。これによってLED照明灯点灯中におけるノイズ等の影響を受ける可能性のある簡易な情報伝達手段によっても照明器具からのLED照明灯の交換時期に関する情報の伝達を実現することができ、目的の機能を低コストで付与することができる。より具体的な特徴によれば、制御装置は、受信部によるLED照明灯の交換時期に関する情報の受信に先立ってLED照明灯を非点灯状態に制御する。また、他のより具体的な特徴によれば、制御装置は、受信部によるLED照明灯の交換時期に関する情報の受信後にLED照明灯を点灯状態に自動的に制御する。
また、本明細書中に開示されている他の特徴によれば、LED照明灯が装着可能な照明器具と、照明器具からLED照明灯の交換時期に関する情報を受信する受信部およびその機能を自動的に確認する確認部を備えた制御装置とを有する照明装置が提供される。LED照明灯の交換時期の報知はLED照明灯装着後長期間の後となるが、その時になって報知が不能となってしまっているようなことがないよう、上記本発明の特徴によれば受信部の機能を日常的に自動的に確認する確認部が設けられる。
また、本明細書中に開示されている他の特徴によれば、LED照明灯が装着可能な照明器具と、照明器具からLED照明灯の交換時期に関する情報をLED照明灯の点灯制御操作に連動して自動的に受信する受信部を備えた制御装置とを有する照明装置が提供される。LED照明灯の交換時期の報知はLED照明灯装着後長期間の後となるが、その間、交換時期確認の操作方法またはこのような機能があること自体が忘却されても対応ができるよう、本明細書中に開示されている上記特徴によればLED照明灯の交換時期に関する情報をLED照明灯の点灯制御操作に連動して日常的に自動的に受信する受信部が設けられる。
また、本明細書中に開示されている他の特徴によれば、LED照明灯が装着可能な照明器具と、照明器具からLED照明灯の交換時期に関する情報を受信する受信部および受信した情報に基づいて交換時期を判断する判断部ならびに判断結果を記憶する記憶部を備えた制御装置とを有する照明装置が提供される。LED照明灯の交換時期の報知はLED照明灯装着後長期間の後となるが、その間、交換時期に至っていないことを煩雑に通報されることは使用者にとって煩わしい。従って、本明細書中に開示されている上記特徴によれば交換時期の判断結果を記憶する記憶部を設け、その記憶部の情報に基づいて適切な時期に判断結果を報知することが可能なようにする。
また、本明細書中に開示されている他の特徴によれば、LED発光部と、交換時期に関する情報を保持する保持部と、保持部が保持する交換時期に関する情報を照明器具に伝達する伝達部とを有するLED照明灯が提供される。これによって、交換時期に関する情報を記憶する記憶部が格別に照明器具自体に設けられていない場合であっても、この情報を照明器具経由で外部に伝達することができる。また、交換時期に関する情報はLED照明灯が装着される照明器具に伝達されるため、接触型または極近距離費接触型等の簡便な伝達手段であってもLED照明灯が保持する交換時期に関する情報を確実に外部に取り出すことができ、交換時期確認機能追加に伴うLED照明灯または照明器具の過度のコストアップを防止できる。
本発明は、種々の使用状況に適合した照明装置を提供する上で有用な技術である。
2、302、502 LED照明灯
34、134、334、534 照明器具
46、48、146、204、546 制御部
46、50、146、208、546、550 受信部
36、136、336、536 制御装置
56 記憶部
52 LED照明灯装着検知部
402、602 LED照明灯内情報保持部
404 取得部
38 電力線
202 スイッチ制御線
44、144 照明器具内制御部
40、44、144、206 送信部
46、146、546 確認部
46、146、546 判断部
46、146、546 判断結果の記憶部
また、上記第1の構成から成る照明装置は、前記遠隔制御装置から前記照明器具への制御ルートと前記照明器具から前記遠隔制御装置への前記LED照明灯の交換時期に関する情報の伝達ルートが共通である構成(第5の構成)にするとよい。
また、上記第12の構成から成る照明装置において、前記遠隔制御装置は、前記受信部による前記LED照明灯の交換時期に関する情報の受信後に前記LED照明灯を点灯状態に制御する構成(第14の構成)にするとよい。
本発明の実施の形態に係る長管蛍光灯型LED照明灯管の斜視図である。 図1の内部構成を示す一部斜視図である。 LED照明灯管を含む本発明の照明システムの第1実施例を示すブロック図である。 LED照明灯管を含む本発明の照明システムの第2実施例を示すブロック図である。 図4の第2実施例におけるスイッチ制御線による通信の詳細を示すブロック図である。 LED照明灯管を含む本発明の照明システムの第3実施例を示すブロック図である。 LED照明灯管を含む本発明の照明システムの第実施例を示すブロック図である。 図7の第4実施例における電力線通信の詳細を示すブロック図である。 各実施例における手元制御部の機能のフローチャートである。
また、本明細書中に開示されている他の特徴によれば、LED発光部と、交換時期に関する情報を保持する保持部と、保持部が保持する交換時期に関する情報を照明器具に伝達する伝達部とを有するLED照明灯が提供される。これによって、交換時期に関する情報を記憶する記憶部が格別に照明器具自体に設けられていない場合であっても、この情報を照明器具経由で外部に伝達することができる。また、交換時期に関する情報はLED照明灯が装着される照明器具に伝達されるため、接触型または極近距離接触型等の簡便な伝達手段であってもLED照明灯が保持する交換時期に関する情報を確実に外部に取り出すことができ、交換時期確認機能追加に伴うLED照明灯または照明器具の過度のコストアップを防止できる。

Claims (20)

  1. LED照明灯を光源とする照明器具と、
    前記LED照明灯の点灯を遠隔制御するとともに前記照明器具から前記LED照明灯の交換時期に関する情報を遠隔受信する遠隔制御装置と
    を有することを特徴とする照明装置。
  2. 前記LED照明灯の交換時期に関する情報を記憶する記憶部を前記照明器具に備えたことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 前記LED照明灯は前記照明器具に着脱可能に構成されるとともに、前記LED照明灯の装着によって前記記憶部は前記交換時期に関する情報を記憶することを特徴とする請求項2記載の照明装置。
  4. 前記LED照明灯は前記照明器具に着脱可能に構成されるとともに、前記LED照明灯が保持する交換時期に関する情報を前記LED照明灯から取得する取得部を前記照明器具に備えたことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  5. 前記制御部から前記照明器具への制御ルートと前記照明器具から前記受信部への前記LED照明灯の交換時期に関する情報の伝達ルートが共通であることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  6. 前記制御ルートと前記伝達ルートが電力線であることを特徴とする請求項5記載の照明装置。
  7. 前記制御ルートが前記LED照明灯のオンオフを制御するスイッチ制御信号伝達ルートであるとともに、前記スイッチ制御信号伝達ルートが前記LED照明灯の交換時期に関する情報の伝達ルートとして兼用されることを特徴とする請求項5記載の照明装置。
  8. 前記LED照明灯は前記照明器具に着脱可能に構成されるとともに、前記照明器具は、前記LED照明灯の交換時期に関する情報を記憶するための記憶部と、前記LED照明灯の装着によって前記記憶部に前記交換時期に関する情報を記憶させる制御部と、前記記憶部に記憶される前記LED照明灯の交換時期に関する情報を外部に送信する送信部とを有することを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  9. 前記LED照明灯は前記照明器具に着脱可能に構成されるとともに、前記照明器具は、前記LED照明灯が有する交換時期に関する情報を前記LED照明灯から取得する取得部と、前記取得部が取得した前記LED照明灯の交換時期に関する情報を外部に送信する送信部とを有することを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  10. 前記遠隔制御装置は、受信した前記LED照明灯の交換時期に関する情報に基づく表示を行う表示部を有することを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  11. 前記表示部は、前記LED照明灯の点灯の遠隔制御に関連して前記LED照明灯の交換時期に関する情報に基づく表示を行うことを特徴とする請求項10記載の照明装置。
  12. 前記遠隔制御装置は、前記LED照明灯の非点灯時に前記照明器具から前記LED照明灯の交換時期に関する情報を受信することを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  13. 前記遠隔制御装置は、前記受信部による前記LED照明灯の交換時期に関する情報の受信に先立って前記LED照明灯を非点灯状態に制御することを特徴とする請求項12記載の照明装置。
  14. 前記制御装置は、前記受信部による前記LED照明灯の交換時期に関する情報の受信後に前記LED照明灯を点灯状態に制御することを特徴とする請求項12記載の照明装置。
  15. LED照明灯を光源とする照明器具と、
    前記照明器具から前記LED照明灯の交換時期に関する情報を受信する受信部および前記受信部の機能を自動的に確認する確認部を備えた制御装置と
    を有することを特徴とする照明装置。
  16. 前記制御装置は、前記LED照明灯の点灯を遠隔制御する制御部を有するとともに、前記制御部による前記LED照明灯の点灯制御に関連して前記照明器具から前記LED照明灯の交換時期に関する情報を自動的に受信することを特徴とする請求項15記載の照明装置。
  17. 前記制御装置は、前記受信部の機能の自動確認結果を表示する表示部を有することを特徴とする請求項15記載の照明装置。
  18. LED照明灯を光源とする照明器具と、
    前記照明器具から前記LED照明灯の交換時期に関する情報を前記LED照明灯の非点灯時に受信する受信部を備えた制御装置と、
    を有することを特徴とする照明装置。
  19. 前記制御装置は、前記受信部による前記LED照明灯の交換時期に関する情報の受信に先立って前記LED照明灯を非点灯状態に制御する制御部を有することを特徴とする請求項18記載の照明装置。
  20. 前記制御装置は、前記受信部による前記LED照明灯の交換時期に関する情報の受信後に前記LED照明灯を点灯状態に制御する制御部を有することを特徴とする請求項18記載の照明装置。
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