JP2015008422A - 遠隔制御システムとそのセンシングユニット、エリア管理装置及び遠隔制御方法 - Google Patents

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玲子 有賀
章裕 宮田
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章裕 宮田
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隆 佐藤
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智博 田中
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【課題】異なる制御対象エリアにそれぞれ設置された機能実行装置を共通のセンシングユニットによる共通の操作でそれぞれ適切に制御可能とする。
【解決手段】部屋A,Bごとに親ノード30A,30Bを設け、これらの親ノード30A,30Bからそれぞれ当該部屋A,Bに設置された機能実行装置220a,220bに関する機能IDリストをセンシングユニット110にダウンロードして記憶させる。そして、センシングユニット110では、各部屋A,Bにおいて上記ダウンロードされた機能IDリストをもとに、当該部屋A,Bに設置された機能実行装置220a,220bを遠隔制御する。
【選択図】図1

Description

この発明は、家電機器やオフィス機器等の機能実行装置の機能をセンシングユニットを使用して遠隔制御する遠隔制御システムと、このシステムで使用されるセンシングユニット、エリア管理装置及び遠隔制御方法に関する。
近年、家電機器やオフィス機器の中には、機器本体が有する機能をリモートコントローラを使用して遠隔制御するものが増えている。例えば、リモートコントローラには複数のハードウエアスイッチ又はソフトウエアスイッチとディスプレイが設けられ、ユーザが上記スイッチを操作するとその操作信号がリモートコントローラから機器本体へ送信される。機器本体では、上記操作信号を受信すると当該操作信号が解読され、この解読結果に従い対応する機能が実行される。また、上記操作内容又は実行された機能に関する情報がリモートコントローラのディスプレイに表示される(例えば特許文献1を参照)。
特開2011−172097号公報
ところが、上記のようにリモートコントローラを用いて機器本体の機能を遠隔制御する機器は、リモートコントローラと機器本体とが1対1に対応付けられているのが一般的である。このため、例えばユーザが部屋を移動してその部屋の機器を制御しようとする場合には、部屋ごとにその制御対象機器に対し1対1に対応付けられたリモートコントローラを使い分けなければならず、操作が面倒である。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、異なる制御対象エリアにそれぞれ設置された機能実行装置を共通のセンシングユニットによる共通の操作でそれぞれ適切に制御可能とした遠隔制御システムとそのセンシングユニット、エリア管理装置及び遠隔制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一つの観点は、第1の制御対象エリアに配置された機能実行装置と、第2の制御対象エリアに配置された機能実行装置と、エリア管理装置と、上記第1及び第2の機能実行装置及び上記エリア管理装置との間でそれぞれ通信が可能なセンシングユニットとを具備する。上記エリア管理装置は、上記第1の制御対象エリアに配置された機能実行装置が有する機能に関する第1の機能リスト情報と、上記第2の制御対象エリアに配置された機能実行装置が有する機能に関する第2の機能リスト情報を記憶する手段と、上記記憶された第1及び第2の機能リスト情報をそれぞれ上記第1及び第2の制御対象エリアへそのエリア識別情報と共に送信する手段とを備える。上記センシングユニットは、上記第1及び第2の制御対象エリア間を移動するごとに、上記エリア管理装置から移動先の制御対象エリアに対し送信される機能リスト情報及びエリア識別情報を受信する手段と、上記受信されたエリア識別情報をもとに自ユニットが制御対象エリア間を移動したか否かを判定し、移動したと判定された場合に、移動前の制御対象エリアに対応する機能リスト情報を上記受信された移動後の制御対象エリアの機能リスト情報に更新する手段と、上記機能実行装置が有する機能の実行を要求する操作が行われた場合に、上記更新された機能リスト情報に基づいて、制御対象の機能実行装置に向け遠隔制御信号を送信する遠隔制御信号送信手段を備える。上記機能実行装置は、上記センシングユニットから遠隔制御信号を受信した場合に、当該遠隔制御信号に基づいて当該装置が有する機能を実行する手段を備える。
この発明の一つの観点は、次のような各種態様を備えることも特徴とする。
第1の態様は、エリア管理装置が、上記第1及び第2の制御対象エリアにそれぞれ機能実行装置とは独立して配置される第1及び第2の親ノードを備え、第1の親ノードは上記第1の機能リスト情報を上記第1の制御対象エリアへそのエリア識別情報と共に送信し、第2の親ノードは上記第2の機能リスト情報を上記第2の制御対象エリアへそのエリア識別情報と共に送信するものである。
第2の態様は、エリア管理装置が、上記第1及び第2の制御対象エリアに配置された機能実行装置内にそれぞれ設けられる第1及び第2のエリア管理部を備え、第1のエリア管理部は上記第1の機能リスト情報を第1の制御対象エリアへそのエリア識別情報と共に送信し、第2の機能リスト管理部は上記第2の機能リスト情報を第2の制御対象エリアへそのエリア識別情報と共に送信するものである。
第3の態様は、エリア管理装置が、上記第1及び第2の制御対象エリアの各々について、これらの制御対象エリアに配置された各機能実行装置が持つ機能の上位概念を表すメタ命令に対し、上記複数の機能実行装置の各々について定義される当該機能実行装置の識別情報と機能の実行内容を表す情報との組を対応付けた第1及び第2の機能リスト情報を記憶し、この記憶された第1及び第2の機能リスト情報をそれぞれ上記第1及び第2の制御対象エリアへそのエリア識別情報を共に送信するものである。
第4の態様は、上記第1又は第2の制御対象エリアに複数の機能実行装置が配置されている場合に、エリア管理装置が、上記複数の機能実行装置が配置された制御対象エリアについて、上記複数の機能実行装置の各々について定義された識別情報と機能の実行内容を表す情報との組を、上記複数の機能実行装置の機能の上位概念を表すメタ命令に対応付けた機能リスト情報を記憶し、この記憶された機能リスト情報を上記複数の機能実行装置が配置された制御対象エリアへ送信するものである。
第5の態様は、上記センシングユニットが、第1の物理的特徴を有する第1のユニットと第2の物理的特徴を有する第2のユニットを有する場合に、エリア管理装置が、上記第1及び第2の制御対象エリアの各々について、当該制御対象エリアに配置された機能実行装置の機能の上位概念を表すメタ命令に対し、上記機能実行装置に用意された複数の実行内容のうち上記第1の物理的特徴に対応する第1の実行内容を表す情報を対応付けた第1の機能リスト情報と、上記メタ命令に対し上記機能実行装置に用意された複数の実行内容のうちの上記第2の物理的特徴に対応する第2の実行内容を表す情報を対応付けた第2の機能リスト情報をそれぞれ記憶し、この記憶された第1の機能リストを上記第1のユニットへ送信すると共に、上記第2の機能リストを上記第2のユニットへ送信するものである。
この発明の第1の観点によれば、センシングユニットが第1又は第2の制御対象エリアに移動するごとに、当該センシングユニットに対しエリア管理装置から移動先のエリアに対応する機能リスト情報がダウンロードされ、これによりセンシングユニットで使用されている移動前のエリアに対応する機能リスト情報が、上記ダウンロードされた移動後のエリアに対応する機能リスト情報に更新される。このため、センシングユニットはそれぞれの制御対象エリアにおいて当該エリア固有の機能リスト情報に従い機能実行装置を遠隔制御することが可能となる。このため、ユーザが1台のセンシングユニットを持って複数の制御対象エリア間を移動した場合でも、制御対象エリアごとにその機能実行装置を適切に制御することが可能となる。
第1の態様によれば、第1及び第2の制御対象エリアの各々に親ノード装置が設置され、これらの親ノード装置からセンシングユニットに対し機能リスト情報が配信されるので、機能実行装置の機能を変更又は追加することなく実現できる利点がある。
第2の態様によれば、機能実行装置内にエリア管理部が設けられるので、親ノード装置を独立して設ける場合に比べ安価に実現できる利点がある。
第3の態様によれば、複数の機能の上位概念で表されるメタ命令に対し各機能実行装置の識別情報と実行内容を表す情報が対応付けられているので、ユーザはセンシングユニットにおいてメタ命令を指定するだけで、複数の機能実行装置をそれぞれ異なる動作状態に制御することが可能となる。
第4の態様によれば、第1又は第2の制御対象エリアに複数の機能実行装置が設置されている場合に、これらの機能実行装置を一つのメタ命令に応じて別々に遠隔制御することが可能となる。
第5の態様によれば、例えば第2のユニットにおいてメタ命令を指定すると、第1のユニットにおいて同一のメタ命令を指定した場合とは異なる実行内容で機能実行装置を遠隔制御することが可能となる。またその際、実行内容が第1及び第2のユニットの物理的特徴に関連付けられているので、例えばサイズの大きなセンシングユニットでメタ命令を指定した場合には照明の明るさを最大にし、一方サイズの小さいセンシングユニットにより同一のメタ命令を指定した場合には照明の明るさ落とした状態となるようにそれぞれ制御することができる。
すなわちこの発明によれば、異なる制御対象エリアにそれぞれ設置された機能実行装置を共通のセンシングユニットによる共通の操作でそれぞれ適切に制御可能とした遠隔制御システムとそのセンシングユニット、エリア管理装置及び遠隔制御方法を提供することができる。
この発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成図。 図1に示したシステムの機能ブロック図。 図2に示したシステムのセンシングユニットに記憶される部屋A用の機能情報リストの一例を示す図。 図2に示したシステムのセンシングユニットに記憶される部屋B用の機能情報リストの一例を示す図。 図2に示したシステムにおける遠隔制御の処理手順と処理内容を示すフローチャート。 この発明の第2の実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成図。 図6に示したシステムの機能ブロック図。 図7に示したシステムのセンシングユニットに記憶される部屋A用の機能情報リストの一例を示す図。 図7に示したシステムのセンシングユニットに記憶される部屋B用の機能情報リストの一例を示す図。 この発明の第3の実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成図。 図10に示したシステムの機能ブロック図。 図11に示したシステムの第1のセンシングユニットに記憶される部屋A用の機能情報リストの一例を示す図。 図11に示したシステムの第2のセンシングユニットに記憶される部屋A用の機能情報リストの一例を示す図。 図11に示したシステムの第1のセンシングユニットに記憶される部屋B用の機能情報リストの一例を示す図。 図11に示したシステムの第2のセンシングユニットに記憶される部屋B用の機能情報リストの一例を示す図。 この発明の第4の実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成図。 図16に示したシステムの機能ブロック図。 図17に示したシステムの第1のセンシングユニットに記憶される部屋A用の機能情報リストの一例を示す図。 図17に示したシステムの第2のセンシングユニットに記憶される部屋A用の機能情報リストの一例を示す図。 図11に示したシステムの第1のセンシングユニットに記憶される部屋B用の機能情報リストの一例を示す図。 図11に示したシステムの第2のセンシングユニットに記憶される部屋B用の機能情報リストの一例を示す図。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
この発明の第1の実施形態は、それぞれ1台の機能実行装置が設置された部屋A,Bが存在する場合に、センシングユニットを上記部屋A,Bの各々で共通に使用できるようにするために、部屋A,Bごとにエリア管理装置としての親ノードを設け、これらの親ノードからそれぞれ当該部屋に設置された機能実行装置に関する機能IDリストをセンシングユニットにダウンロードして記憶させる。センシングユニットは、各部屋A,Bにおいて上記ダウンロードされた機能IDリストをもとに、当該部屋A,Bに設置された各機能実行装置を遠隔制御するようにしたものである。
(構成)
図1は、この発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成を示す図であり、RA,RBは部屋A,Bを、110はセンシングユニットをそれぞれ示している。なお、同図ではセンシングユニット110が各部屋A,Bにそれぞれ配置されているように示しているが、センシングユニット110は1台であり部屋A,B間を移動しながら使用される。
部屋Aには機能実行装置220aが設置されている。機能実行装置220aはエアコンからなり、その機能として「ON」、「OFF」等の標準的な機能に加え、「リラックス」、「寝る」等のユーザのメタ命令に対応するエアコン特有の複数の付加的な実行機能を備えている。
一方、部屋Bには機能実行装置220bが設置されている。機能実行装置220bはシーリングライトからなり、その機能として「ON」、「OFF」等の標準的な機能に加え、「明るくする」、「リラックス」、「寝る」等のユーザのメタ命令に対応する複数の付加的な実行機能を備えている。
センシングユニット110は、正六角形からなる筐体を有する。筐体の6つの各面にはそれぞれ上記機能実行装置220a,220bに対するメタ命令、例えば「ON」、「OFF」、「明るくする」、「リラックス」、「寝る」を表す名称が印刷等により表記されている。なお、これらの文字は印刷以外に手書きしてもよく、さらには当該文字が印刷されたシールを筐体面に貼付することにより表記してもよい。
また、部屋A,Bにはそれぞれ親ノード30A,30Bが設置されている。図2は、親ノード30A,30Bの構成を上記センシングユニット110及び機能実行装置220a,220bの構成と共に示すブロック図である。
親ノード30A,30Bはいずれも機能IDリスト格納部31と、親ノード通信部32を備えている。機能IDリスト格納部31には、部屋A,Bごとに、当該部屋A,Bに設置された機能実行装置220a,220bの装置IDと、当該機能実行装置220a,220bが備える機能実行内容を表す機能IDを含む機能IDリストが記憶されている。
親ノード通信部32は、センシングユニット110からリスト取得要求を受信した場合に、上記機能IDリスト格納部31から機能IDリストを読み出す。そして、この読み出された機能IDリストを部屋A,Bを識別するための部屋IDと共に要求元のセンシングユニット110へ送信する処理を行う。
センシングユニット110は、上記筐体の6つの面にそれぞれ配設された計測部1111〜1116と、回路モジュール部112を備えている。計測部1111〜1116は感圧センサからなり、センシングユニット110がどの面を上にしてテーブル(図示せず)等に置かれたかを検出するもので、計測部1111〜1116ごとにそれぞれ検出電圧値v1 〜v6 を出力する。
回路モジュール部112は、機能ID格納部1121と、閾値判定部1122と、センシング通信部1123を備えている。なお、これらの機能のうち閾値判定部1122及びセンシング通信部1123は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)に実行させることにより実現される。
機能ID格納部1121は、後述する親ノード30A,30Bからダウンロードした機能ID変換情報(機能情報リスト)を記憶するために用いられる。機能ID変換情報は、上記筐体の6つの面に表記されたメタ命令を表す情報に対し、機能実行装置220a,220bを識別する装置IDとその機能実行内容を表す情報(機能ID)を関連付けたものである。
また機能ID格納部1121には、上記各メタ命令と計測部1111〜1116との対応関係を表す情報と、上記計測部1111〜1116から出力される検出電圧値v1 〜v6 を判定するための異なる6つの閾値Vt1〜Vt6も記憶されている。
閾値判定部1122は、上記計測部1111〜1116から出力される検出電圧値v1 〜v6 を、上記機能ID格納部1121に記憶された閾値Vt1〜Vt6と比較することにより検出電圧を出力した計測部1001〜1006がどの面に配置された計測部かを判定する。また、上記機能ID格納部1021に記憶された、各メタ命令と計測部1111〜1116との対応関係を表す情報を参照することにより、当該計測部が配置された面と対向する面(反対側の面)に記載されたメタ命令を特定する。そして、この特定されたメタ命令に対応付けて記憶されている、機能実行装置220a,220bごとの装置IDと機能実行内容を表す情報(機能ID)を、機能ID格納部1121に格納された機能IDリストから特定する。
センシング通信部1123は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線データ通信インタフェース又は赤外線インタフェースを使用して、親ノード30A,30Bとの間、及び機能実行装置220a,220bとの間でそれぞれ通信を行うもので、以下の機能を有している。
(1) 図示しない起動スイッチが操作されるか又は計測部1111〜1116の何れかから検出信号が出力されると、親ノード30A,30Bに対しリスト取得要求を送信し、この要求に対し親ノード30A,30Bから送信された機能IDリストと部屋IDを受信する。そして、受信された部屋IDを機能ID格納部1121に保存中の部屋IDと比較し、両部屋IDが異なる場合に、センシングユニット110が他の部屋へ移動したと判断し、機能ID格納部1121に格納されている機能IDリストを上記受信された機能IDリストに更新する処理。
図3は部屋Aの親ノード30Aからダウンロードされた機能ID変換情報の一例を、また図4は部屋Bの親ノード30Bからダウンロードされた機能ID変換情報の一例をそれぞれ示している。
(2) 機能実行装置220a,220bごとに、上記閾値判定部1122により特定された装置ID及び機能IDを含む遠隔制御信号を生成し、この生成された各遠隔制御信号をそれぞれ機能実行装置220a,220bへ送信する処理。
一方、機能実行装置220a,220bは、それぞれ機能情報格納部221a,221bと、機能実行部222a,222bと、クライアント通信部223a,223bを備えている。このうち機能実行部222a,222b及びクライアント通信部223a,223bは、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)に実行させることにより実現される。
クライアント通信部223a,223bは、上記センシングユニット110から遠隔制御信号を受信した場合に、当該遠隔制御信号に含まれる装置IDを事前に記憶されている自装置の装置IDと照合する。そして、両装置IDが一致する場合に、当該受信された遠隔制御信号に含まれる機能IDを機能実行部222a,222bに通知する処理を行う。通信媒体としては無線または赤外線が用いられる。
機能情報格納部221a,221bには、機能実行装置220a,220bが有する各機能を表す機能IDに対応付けて、当該機能の実行内容を表す情報が記憶されている。機能実行部222a,222bは、上記クライアント通信部223a,223bから通知された機能IDに対応する機能実行内容を表す情報を上記機能情報格納部221a,221bから読み出し、この読み出された情報に従い機能を実行する処理を行う。
(動作)
次に、以上のように構成されたセンシングユニット110及び機能実行装置220a,220bの動作を説明する。図5は遠隔制御の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
なお、ここではユーザが部屋Aで機能実行装置220aの制御に使用していたセンシングユニット110を、部屋Bに持ち込んで機能実行装置220bの制御に使用する場合を例にとって説明する。
ユーザが、センシングユニット110を部屋Bに持ち込み、図示しない起動スイッチを操作するか、又は当該ユニットをテーブル等に置いて計測部1111〜1116の何れかから検出信号が出力されたとする。そうすると、ステップS11においてセンシング通信部1123から親ノード30Bに対し機能ID取得要求が送信される。
これに対し親ノード30Bは、上記取得要求を受信したことをステップS12で検出すると、機能IDリスト格納部31から部屋Bに設置されている機能実行装置220bに関する機能IDリストをステップS13により読み出し、この読み出された機能IDリストを、部屋Bを識別するための部屋IDと共に、親ノード通信部31から要求元のセンシングユニット110へ送信する(図1の(1) )。
センシングユニット110は、親ノード30Bから送信された機能IDリストと部屋IDを受信すると、ステップS14において、先ずこの受信された部屋Bの部屋IDを機能ID格納部1121に保存されている部屋Aの部屋IDと比較する。そして、この場合は両部屋IDが異なるため、センシングユニット110は他の部屋へ移動したと判断し、機能ID格納部1121に格納されている機能IDリストを、上記受信された機能IDリストに更新する。
なお、親ノード30A,30Bが予め設定した時間間隔で定期的に機能IDリストと部屋IDを送信している場合には、上記リスト取得要求の送信は省略してもよい。但し、この場合センシングユニット110は、センシング通信部1124を間欠的に受信動作させて、親ノード30A,30Bから送信される機能IDリストを受信する必要がある。
さて、この状態でユーザが、センシングユニット110を例えば「リラックス」が上面となるようにテーブル上に置いたとする。そうするとセンシングユニット110では、ステップS15〜S19により以下のような処理が行われる。すなわち、先ず計測部1111〜1116の検出出力をもとに上記テーブルと接する面(底面)が検出され、さらに当該底面と対向する面(上面)に記載されたメタ命令「リラックス」が特定される。そして、この特定されたメタ命令「リラックス」に応じて、機能実行装置(シーリングライト)220bについては、図4に示すようにその装置ID(照明)と実行内容「明るさを落とし、発光色を電球色とする」を表す機能IDが読み出され、これが遠隔制御信号として機能実行装置(シーリングライト)220bに向け送信される(図1の(2) )。なお、この場合部屋Bには機能実行装置が1台しか設置されていないため、遠隔制御信号では装置IDを省略して機能IDのみを送るようにしてもよい。
これに対し機能実行装置(シーリングライト)220bでは、ステップS20,S21において自装置の装置ID(照明)を含む遠隔制御信号を受信すると、当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する実行内容「明るさを落とし、発光色を電球色とする」表す情報がステップS22により機能情報格納部221bから読み出される。そして、ステップS23により、機能実行装置(シーリングライト)220bは明るさが落とされるだけでなく発光色が電球色になるように制御される。
また、ユーザがセンシングユニット110をメタ命令「寝る」が上面になるようにテーブルに置いた場合には、センシングユニット110において図4に示す機能IDリストに従い、機能実行装置(シーリングライト)220bの実行内容を表す命令IDとして、「常夜灯を点灯」を表す機能IDが読み出され、当該機能IDを含む遠隔制御信号が機能実行装置220bへ向け送信される。これに対し機能実行装置(シーリングライト)220bでは、自装置向けの遠隔制御信号が受信されると、当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに従い、常夜灯のみが点灯するように動作が制御される。
同様に、ユーザがセンシングユニット110をメタ命令「明るくする」が上面になるようにテーブルに置いた場合には、センシングユニット110からは図4に示す機能IDリストに従い、機能実行装置(シーリングライト)220bの実行内容を表す命令IDとして、「最大に明るくする」を表す機能IDが読み出され、機能実行装置(シーリングライト)220bに対し遠隔制御信号が送信される。この結果、機能実行装置(シーリングライト)220bでは、上記遠隔制御信号に含まれる機能IDに応じて明るさが最大になるよう照明動作が制御される。
なお、ユーザがセンシングユニット110を持って部屋Bから部屋Aに戻り、機能実行装置(エアコン)220aを制御する場合には、機能IDリスト格納部31に格納された機能IDリストが親ノード30Aから送信された機能IDリストに更新される。そして、以後ユーザが当該部屋A内に止まる限り、上記更新された機能IDリスト、つまり図3に例示したリストに従い、センシングユニット110による機能実行装置(エアコン)220aに対する遠隔制御が実行される。
(効果)
以上詳述したように第1の実施形態では、部屋A,Bごとに親ノード30A,30Bを設け、これらの親ノード30A,30Bからそれぞれ当該部屋A,Bに設置された機能実行装置220a,220bに関する機能IDリストをセンシングユニット110にダウンロードして記憶させる。そして、センシングユニット110では、各部屋A,Bにおいて上記ダウンロードされた機能IDリストをもとに、当該部屋A,Bに設置された機能実行装置220a,220bを遠隔制御するようにしている。
したがって、部屋A,Bごとに、センシングユニット110に格納された機能IDリストが親ノード30A,30Bからダウンロードされる機能IDリストに更新されることになり、この更新された機能IDリストに基づいて、部屋A,Bごとにそれぞれその機能実行装置220a,220bを遠隔制御することができる。このため、1台のセンシングユニット110を用いて部屋A,B間を移動した場合でも、部屋A,Bごとに機能実行装置220a,220bをその機能に応じてそれぞれ適切に制御することができる。
[第2の実施形態]
この発明の第2の実施形態は、機能実行装置が2台設置された部屋A,Bの各々で1台のセンシングユニットを共通に使用できるようにするために、部屋A,Bごとに親ノードを設け、これらの親ノードからそれぞれ部屋に設置された2台の機能実行装置に関する機能IDリストをセンシングユニットにダウンロードして記憶させる。センシングユニットは、各部屋A,Bにおいて上記ダウンロードされた機能IDリストをもとに、当該部屋A,Bに設置された2台の機能実行装置を遠隔制御するようにしたものである。
(構成)
図6は、この発明の第2の実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成を示す図であり、120はセンシングユニットを示している。なお、同図において前記図1と同一部分には同一符号を付して説明を行う。
部屋Aには機能実行装置220a,220cが設置されている。機能実行装置220a,220bはそれぞれエアコン及び照明スタンドからなる。一方、部屋Bには機能実行装置220b,220dが設置されている。機能実行装置220b,220dはそれぞれシーリングライト及びファンヒータからなる。また、部屋A,Bにはそれぞれ親ノード30A,30Bが設置されている。
センシングユニット120は、第1の実施形態と同様に正六角形からなる筐体を有する。筐体の6つの各面にはそれぞれ上記機能実行装置220a,220bに対するメタ命令、例えば「ON」、「OFF」、「明るくする」、「リラックス」、「寝る」を表す名称が印刷等により表記されている。
図7は、上記図6に示した遠隔制御システムのセンシングユニット120、機能実行装置220a〜220d及び親ノード30A,30Bの構成を示すブロック図である。なお、図8において機能実行装置220a〜220dについては、前記図2に示した機能実行装置200a,200bと機能の実行内容が異なるだけで基本構成が同一であるため、ここでの詳しい説明は省略する。
親ノード30A,30Bは、図2でも述べたようにいずれも機能IDリスト格納部31と、親ノード通信部32を備えている。機能IDリスト格納部31には、部屋A,Bごとに、当該部屋A,Bに設置された機能実行装置220a,220c及び220b,220dの装置IDと、当該機能実行装置が備える機能実行内容を表す機能IDとを含む機能IDリストが記憶されている。
親ノード通信部32は、センシングユニット120からリスト取得要求を受信した場合に、上記機能IDリスト格納部31から機能IDリストを読み出す。そして、この読み出された機能IDリストを部屋A,Bを識別するための部屋IDと共に要求元のセンシングユニット120へ送信する処理を行う。
センシングユニット120は、正六角形からなる筐体の6つの面にそれぞれ配設された計測部1211〜1216と、回路モジュール部122を備えている。計測部1211〜1216は第1の実施形態でも述べたように感圧センサからなり、センシングユニット120がどの面を上にしてテーブル(図示せず)等に置かれたかを検出するもので、計測部1211〜1216ごとにそれぞれ検出電圧値v1 〜v6 を出力する。
回路モジュール部122は、機能ID格納部1221と、閾値判定部1222と、センシング通信部1223を備えている。なお、これらの機能のうち閾値判定部1222及びセンシング通信部1223は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)に実行させることにより実現される。
センシング通信部1223は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線データ通信インタフェース又は赤外線インタフェースを使用して、親ノード30A,30Bとの間、及び機能実行装置220a,220b及び220c,220dとの間で通信を行うもので、以下の機能を有している。
(1) 図示しない起動スイッチが操作されるか又は計測部1211〜1216の何れかから検出信号が出力されると、親ノード30A,30Bに対しリスト取得要求を送信し、この要求に対し親ノード30A,30Bから送信された機能IDリストと部屋IDを受信する。そして、受信された部屋IDを機能ID格納部1221に保存中の部屋IDと比較し、両部屋IDが異なる場合に、センシングユニット120が他の部屋へ移動したと判断し、機能ID格納部1221に格納されている機能IDリストを上記受信された機能IDリストに更新する処理。
(2) 機能実行装置220a〜220dごとに上記特定された装置ID及び機能IDを含む遠隔制御信号を生成し、この生成された各遠隔制御信号をそれぞれ機能実行装置220a〜220dへ送信する処理を行う。
機能ID格納部1221は、上記親ノード30A,30Bからダウンロードされた機能ID変換情報(機能情報リスト)を記憶するために用いられる。機能ID変換情報は、上記筐体の6つの面に表記されたメタ命令を表す情報に対し、機能実行装置220a,220b又は220c,220dを識別する装置IDとその機能実行内容を表す情報(機能ID)を関連付けたものである。図8は部屋Aの親ノード30Aからダウンロードされた機能ID変換情報の一例を、また図9は部屋Aの親ノード30Bからダウンロードされた機能ID変換情報の一例をそれぞれ示している。
また機能ID格納部1221には、上記各メタ命令と計測部1211〜1216との対応関係を表す情報と、上記計測部1211〜1216から出力される検出電圧値v1 〜v6 を判定するための異なる6つの閾値Vt1〜Vt6も記憶されている。
閾値判定部1222は、上記計測部1211〜1216から出力される検出電圧値v1 〜v6 を、上記機能ID格納部1221に記憶された閾値Vt1〜Vt6と比較することにより検出電圧を出力した計測部1211〜1216がどの面に配置された計測部かを判定し、さらに上記機能ID格納部1221に記憶された、各メタ命令と計測部1211〜1216との対応関係を表す情報を参照することにより、当該計測部が配置された面と対向する面(反対側の面)に記載されたメタ命令を特定する。そして、この特定されたメタ命令に対応付けて記憶されている、機能実行装置220a〜220dごとの装置IDと機能実行内容を表す情報(機能ID)を、機能ID変換情報から特定する。
(動作)
次に、以上のように構成されたシステムによる遠隔制御動作を説明する。なお、システム動作の処理手順については図5と同一なので、ここでは図5を用いて説明する。
ユーザが、部屋Aから部屋Bへの移動に伴い、部屋Aで使用していたセンシングユニット120を部屋Bに持ち込み、図示しない起動スイッチを操作するか、又は当該ユニットをテーブル等に置いて計測部1211〜1216の何れかから検出信号が出力されたとする。そうすると、ステップS11においてセンシング通信部1223から親ノード30Bに対し機能ID取得要求が送信される。
これに対し親ノード30Bは、上記取得要求を受信したことをステップS12で検出すると、機能IDリスト格納部31から部屋Bに設置されている機能実行装置220b,220dに関する機能IDリストをステップS13により読み出し、この読み出された機能IDリストを、部屋Bを識別するための部屋IDと共に、親ノード通信部31から要求元のセンシングユニット120へ送信する(図6(3))。
センシングユニット120は、親ノード30Bから送信された機能IDリストと部屋IDを受信すると、ステップS14において、先ずこの受信された部屋Bの部屋IDを機能ID格納部1221に保存されている部屋Aの部屋IDと比較する。そして、この場合は両部屋IDが異なるため、センシングユニット120は他の部屋へ移動したと判断し、機能ID格納部1221に格納されている機能IDリストを、上記受信された機能IDリストに更新する。
なお、親ノード30A,30Bが予め設定した時間間隔で定期的に機能IDリストと部屋IDを送信している場合には、上記リスト取得要求の送信は省略してもよい。但し、この場合センシングユニット120は、センシング通信部1223を間欠的に受信動作させて、親ノード30A,30Bから送信される機能IDリストを受信する必要がある。
さて、この状態でユーザが、センシングユニット120を、「リラックス」が上面となるようにテーブル上に置いたとする。そうするとセンシングユニット120では、ステップS15〜S19により以下のような処理が行われる。すなわち、先ず計測部1211〜1216の検出出力をもとに上記テーブルと接する面(底面)が検出され、さらに当該底面と対向する面(上面)に記載されたメタ命令「リラックス」が特定される。そして、この特定されたメタ命令「リラックス」に応じて、機能実行装置(シーリングライト)220bについては、図9に示すようにその装置ID(照明)と実行内容「明るさを落とし、発光色を電球色とする」を表す機能IDが読み出され、これが遠隔制御信号として機能実行装置(シーリングライト)220cに向け送信される。
またそれと共に、機能実行装置(ファンヒータ)220dについては、図9に示すようにその装置ID(ファンヒータ)と実行内容「静音モード」を表す機能IDが読み出され、これらのIDが遠隔制御信号として機能実行装置(ファンヒータ)220dに向け送信される。
これに対し機能実行装置(シーリングライト)220bでは、ステップS20,S21において自装置の装置ID(照明)を含む遠隔制御信号を受信すると、当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する実行内容「明るさを落とし、発光色を電球色とする」表す情報がステップS22により機能情報格納部221bから読み出される。そして、ステップS23により、機能実行装置(シーリングライト)220bは明るさが落とされるだけでなく発光色が電球色になるように制御される。
一方、機能実行装置(ファンヒータ)220dでは、ステップS20,S21において自装置の装置ID(ファンヒータ)を含む遠隔制御信号が受信されると、当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する実行内容「静音モード」がステップS22により機能情報格納部221dから読み出され、ステップS23により上記実行内容「静音モード」に従い暖房運転が行われる。
また、ユーザがセンシングユニット120をメタ命令「暖める」が上面になるようにテーブルに置いた場合には、センシングユニット120において図9に示す機能IDリストに従い、機能実行装置(ファンヒータ)220dの実行内容を表す命令IDとして、「急速暖房モード」を表す機能IDが読み出され、機能実行装置220dへ向け送信される。すなわち、機能実行装置(ファンヒータ)220dに対してのみ遠隔制御信号が送信される。これに対し機能実行装置(ファンヒータ)220dでは、自装置向けの遠隔制御信号が受信されると、当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに従い、当該機能IDに対応する実行内容で暖房運転が行われる。
同様に、ユーザがセンシングユニット120をメタ命令「明るくする」が上面になるようにテーブルに置いた場合には、センシングユニット120からは図9に示す機能IDリストに従い、機能実行装置(シーリングライト)220bに対してのみ遠隔制御信号が送信される。この結果、機能実行装置(シーリングライト)220bでは、図9に示す機能IDに対応する実行内容により照明動作が制御される。
なお、ユーザがセンシングユニット120を持って部屋Bから部屋Aに戻り、機能実行装置220a,220cを制御する場合には、機能IDリスト格納部31に格納された機能IDリストが親ノード30Aから送信された機能IDリストに更新される。そして、以後ユーザが当該部屋A内に止まる限り、上記更新された機能IDリスト、つまり図8に例示されたリストに従い、センシングユニット120による機能実行装置220a,220cに対する遠隔制御が実行される。
(効果)
以上詳述したように第2の実施形態では、機能実行装置220a,220cが設置された部屋Aと、機能実行装置220b,220dが設置された部屋Bが存在する場合に、部屋A,Bごとに親ノード30A,30Bを設け、センシングユニット120が部屋A,B間を移動するごとに、親ノード30A,30Bからそれぞれ部屋A,Bに設置された機能実行装置220a,220c及び220b,220dに関する機能IDリストをセンシングユニット120にダウンロードして記憶させる。そして、センシングユニット120は、部屋A,Bごとに上記親ノード30A,30Bからダウンロードされた機能IDリストをもとに、当該部屋A,Bに設置された各機能実行装置220a,220c及び220b,220dを遠隔制御するようにしている。
したがって、部屋A,Bごとに、センシングユニット120に格納された機能IDリストが親ノード30A,30Bからダウンロードされる機能IDリストに更新されることになり、この更新された機能IDリストに基づいて、部屋A,Bごとにそれぞれその機能実行装置220a,220c及び220b,220dを遠隔制御することができる。このため、1台のセンシングユニット120を用いて部屋A,B間を移動した場合でも、部屋A,Bごとにその機能実行装置220a,220c及び220b,220dをそれぞれ正確に遠隔制御することができる。
[第3の実施形態]
この発明の第3の実施形態は、第1の実施形態で述べた部屋A,Bにそれぞれ1台の機能実行装置及び親ノードが設置されているシステムにおいて、上記各屋A,B間に設置された2台の機能実行装置に対し、サイズの異なる2個のセンンシングユニットを選択的に使用して異なる動作を実行させるようにしたものである。
(構成)
図10はこの発明の第3の実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成を示す図であり、図中130a,130bはセンシングユニットを示している。なお、同図において前記図1及び図6と同一部分には同一符号を付して説明を行う。
センシングユニット130a,130bは何れも大きさ(一辺の長さ)の異なる正六面体からなる筐体を有する。この筐体の6つの各面にはそれぞれ上記機能実行装置220c,230bが備える機能に対するメタ命令、例えば「ON」、「OFF」、「明るくする」、「リラックス」、「寝る」を表す名称が印刷等により表記されている。なお、これらの文字は印刷以外に手書きしてもよく、さらには当該文字が印刷されたシールを筐体面に貼付することにより表記してもよい。
図11は、上記図10に示した遠隔制御システムのセンシングユニット130a,130b、機能実行装置220c,220b及び親ノード30A,30Bの構成を示すブロック図である。なお、同図においても図2及び図7と同一部分には同一符号を付して説明を行う。
センシングユニット130a,130bは何れも、筐体の6つの面にそれぞれ配設された計測部1311〜1316と、回路モジュール部132を備えている。計測部1311〜1316は感圧センサからなり、センシングユニット130a,130bがどの面を上にしてテーブル(図示せず)等に置かれたかを検出するもので、計測部1311〜1316ごとにそれぞれ検出電圧値v1 〜v6 を出力する。
回路モジュール部132は、機能ID格納部1321と、閾値判定部1322と、センシング通信部1324を備えている。なお、これらの機能のうち閾値判定部1323及びセンシング通信部1324は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)に実行させることにより実現される。
センシング通信部1323は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線データ通信インタフェース又は赤外線インタフェースを使用して、親ノード30A,30Bとの間、及び機能実行装置220c,220bとの間で通信を行うもので、以下の機能を有している。
(1) 図示しない起動スイッチが操作されるか又は計測部1311〜1316の何れかから検出信号が出力された場合に、親ノード30A,30Bに対しリスト取得要求を送信し、この要求に対し親ノード30A,30Bから送信された機能IDリストと部屋IDを受信する。そして、受信された部屋IDを機能ID格納部1321に保存中の部屋IDと比較し、両部屋IDが異なる場合に、センシングユニット130a,130bが他の部屋へ移動したと判断し、機能ID格納部1321に格納されている機能IDリストを上記受信された機能IDリストに更新する処理。
(2) 機能実行装置220c,220bごとに上記特定された装置ID及び機能IDを含む遠隔制御信号を生成し、この生成された各遠隔制御信号をそれぞれ機能実行装置220c,220bへ送信する処理を行う。
機能ID格納部1321は、上記親ノード30A,30Bからダウンロードされた機能ID変換情報(機能情報リスト)を記憶するために用いられる。機能ID変換情報は、上記筐体の6つの面に表記されたメタ命令を表す情報に対し、機能実行装置220c,220bを識別する装置IDとその機能実行内容を表す情報(機能ID)を関連付けたものである。
図12は部屋Aの親ノード30Aからダウンロードされてセンシングユニット130aに記憶された機能IDリストの一例を、図13は部屋Aの親ノード30Aからダウンロードされてセンシングユニット130bに記憶された機能IDリストの一例をそれぞれ示すものである。また、図14は部屋Bの親ノード30Bからダウンロードされてセンシングユニット130aに記憶された機能IDリストの一例を、図15は部屋Bの親ノード30Bからダウンロードされてセンシングユニット130bに記憶されたた機能IDリストの一例をそれぞれ示している。
また機能ID格納部1321には、上記各メタ命令と計測部1311〜1316との対応関係を表す情報と、上記計測部1311〜1316から出力される検出電圧値v1 〜v6 を判定するための異なる6つの閾値Vt1〜Vt6も記憶されている。
閾値判定部1322は、上記計測部1311〜1316から出力される検出電圧値v1 〜v6 を、上記機能ID格納部1321に記憶された閾値Vt1〜Vt6と比較することにより検出電圧を出力した計測部1311〜1316がどの面に配置された計測部かを判定し、さらに上記機能ID格納部1321に記憶された、各メタ命令と計測部1311〜1316との対応関係を表す情報を参照することにより、当該計測部が配置された面と対向する面(反対側の面)に記載されたメタ命令を特定する。そして、この特定されたメタ命令に対応付けて記憶されている、機能実行装置220c,220bごとの装置IDと機能実行内容を表す情報(機能ID)を、機能IDリストから特定する。
センシング通信部1323は、上記読み出された命令ID及びセンシングユニットIDを含む遠隔制御信号を生成し、この生成された遠隔制御信号を機能実行装置220c,220bへ送信する処理を行う。なお、通信媒体としては指向性の制限が少ない無線が好適であるが、赤外線を用いてもよい。
(動作)
次に、以上のように構成された遠隔制御システムの動作を説明する。
ユーザが、部屋Aから部屋Bへの移動に伴い、部屋Aで使用していたセンシングユニット130a,130bを部屋Bに持ち込み、図示しない起動スイッチを操作するか、又は当該ユニットをテーブル等に置いて計測部1311〜1316の何れかから検出信号が出力されたとする。そうすると、センシング通信部1323から親ノード30Bに対し機能ID取得要求が送信される。
これに対し親ノード30Bは、上記取得要求を受信したことを検出すると、機能IDリスト格納部31から部屋Bに設置されている機能実行装置220c,220bに関する機能IDリストを読み出し、この読み出された機能IDリストを、部屋Bを識別するための部屋IDと共に、親ノード通信部31から要求元のセンシングユニット130a,130bへ送信する(図10(4))。
センシングユニット130a,130bは、親ノード30Bから送信された機能IDリストと部屋IDを受信すると、先ずこの受信された部屋Bの部屋IDを機能ID格納部1321に保存されている部屋Aの部屋IDと比較する。そして、この場合は両部屋IDが異なるため、センシングユニット130a,130bは他の部屋へ移動したと判断し、機能ID格納部1321に格納されている機能IDリストを、上記受信された機能IDリストに更新する。
なお、親ノード30A,30Bが予め設定した時間間隔で定期的に機能IDリストと部屋IDを送信している場合には、上記リスト取得要求の送信は省略してもよい。但し、この場合センシングユニット130a,130bは、センシング通信部1324を間欠的に受信動作させて、親ノード30A,30Bから送信される機能IDリストを受信する必要がある。
さて、この状態で、ユーザが例えばサイズが大きい方のセンシングユニット130aを、図10に示すようにメタ命令「明るくする」が記載された面が上面となるようにテーブル上に置いたとする。そうすると、センシングユニット130aでは、先ず計測部1311〜1316の検出信号をもとに上記テーブルと接する面(底面)が検出され、さらに当該底面と対向する面(上面)に記載されたメタ命令「明るくする」が特定される。そして、この特定されたメタ命令「明るくする」に応じて、機能実行装置(シーリングライト)220bについて図14に示すようにその装置ID(照明)と実行内容「最大に明るくする」を表す機能IDが読み出され、これが遠隔制御信号として機能実行装置(シーリングライト)220bに向け送信される。
この結果機能実行装置(シーリングライト)220bでは、自装置の装置ID(照明)を含む遠隔制御信号を受信すると、当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する実行内容「最大に明るくする」に従い、明るさが最大になるように制御される。
次に、サイズの小さいセンシングユニット130bを、「明るくする」が上面となるようにテーブル上に置いたとする。この場合センシングユニット130bでは、上記メタ命令「明るくする」に応じて、機能実行装置(シーリングライト)220bについては、図15に示すようにその装置ID(照明)と実行内容「明度を落として明るくする」を表す機能IDが読み出され、これが遠隔制御信号として機能実行装置(シーリングライト)220bに向け送信される。
この結果機能実行装置(シーリングライト)220bでは、自装置の装置ID(照明)を含む遠隔制御信号を受信すると、当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する実行内容「明度を落として明るくする」により明るさが制御される。
また、ユーザがセンシングユニット130a,130bをメタ命令「リラックス」が上面になるようにテーブルに置いた場合には、センシングユニット130a,130bにおいて、それぞれ図14及び図15に示す機能IDリストに従い、機能実行装置220bについてその装置IDと実行内容を表す機能ID「明るさを落とし、かつ発光色を電球色にする」及び「明るさを落とす」が読み出され、機能実行装置220bへ向け送信される。
この結果機能実行装置220bでは、自装置向けに送られた遠隔制御信号に含まれる機能IDに従い、当該機能IDに対応する実行内容、つまりセンシングユニット130aから遠隔制御信号が受信された場合には明るさが制限されると共に発光色を電球色になるように制御され、一方センシングユニット130bから遠隔制御信号が受信された場合には明るさのみが制限されるように制御される。
同様に、ユーザがセンシングユニット130a,130bをメタ命令「寝る」が上面になるようにテーブルに置いた場合には、センシングユニット130a,130bからはそれぞれ図14及び図15に示すように、「消灯」、「常夜灯を点灯」を表す機能IDを含む遠隔制御信号が機能実行装置(シーリングライト)220bに向けて送信される。この結果機能実行装置(シーリングライト)220bでは、センシングユニット130aから遠隔制御信号が受信された場合には消灯し、一方センシングユニット130bから遠隔制御信号が受信された場合には常夜灯のみが点灯する状態に制御される。
なお、ユーザがセンシングユニット130a,130bを持って部屋Bから部屋Aに戻り、機能実行装置220cを制御する場合には、センシングユニット130a,130bの機能IDリスト格納部31に格納された機能IDリストが何れも親ノード30Aから送信された機能IDリストに更新される。したがって、ユーザが部屋A内においてセンシングユニット130a,130bを操作すると、上記更新された機能IDリスト、つまり図12又は図13に例示された機能IDリストに従い、機能実行装置220cが遠隔制御される。
(効果)
以上詳述したように第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、部屋A,Bごとにセンシングユニット130a,130bに格納された機能IDリストが親ノード30A,30Bからダウンロードされる機能IDリストに更新され、この更新された機能IDリストに基づいて部屋A,Bごとにそれぞれその機能実行装置220c,220bを遠隔制御することができる。このため、一組のセンシングユニット130a,130bを持って部屋A,B間を移動した場合でも、部屋A,Bごとに機能実行装置220c,220bをその機能に応じてそれぞれ適切に制御することができる。
また、センシングユニット130a,130bに、機能実行装置(照明スタンド)220c及び機能実行装置(シーリングライト)220bの動作として、センシングユニット130a,130bのサイズに応じた動作状態を対応付けている。このため、センシングユニット130a,130bを選択的に使用することで、機能実行装置(照明スタンド)220c及び機能実行装置(シーリングライト)220bを、センシングユニット130a,130bのサイズ(大きさ)から直感的に理解される異なる動作状態に遠隔制御することができる。
[第4の実施形態]
この発明の第4の実施形態は、それぞれ2台の機能実行装置が設置された部屋A,Bが存在する場合に、サイズの異なる2台のセンシングユニットを上記部屋A,Bの各々で使用できるようにするために、部屋A,Bごとに親ノードを設け、これらの親ノードからそれぞれ部屋に設置された機能実行装置に関する機能IDリストを各センシングユニットにダウンロードして記憶させる。そして、各センシングユニットは、各部屋A,Bにおいて上記ダウンロードされた機能IDリストをもとに、当該部屋A,Bに設置された各機能実行装置を遠隔制御するようにしたものである。
(構成)
図16は、この発明の第4の実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成を示す図であり、140a,140bはセンシングユニットを示している。なお、同図ではこのセンシングユニット140a,140bが各部屋A,Bにそれぞれ配置されているように示しているが、センシングユニット140a,140bは一組であり、部屋A,B間を移動しながら使用される。
部屋Aには機能実行装置220a,220cが設置されている。機能実行装置220a,220cはそれぞれエアコン及び照明スタンドからなる。一方、部屋Bには機能実行装置220b,220dが設置されている。機能実行装置220b,220dはそれぞれシーリングライト及びファンヒータからなる。また、部屋A,Bにはそれぞれ親ノード30A,0Bが設置されている。
図17は、上記図16に示した遠隔制御システムのセンシングユニット140a,140b、機能実行装置220a〜220d、及び親ノード30A,30Bの構成を示すブロック図である。なお、図17において、親ノード30A,30B及び機能実行装置220a〜220dについては、前記図7又は図11と同一であるため同一符号を付して説明を行う。
センシングユニット140a,140bは、何れも前記第3の実施形態と同様に大きさ(一辺の長さ)の異なる正六面体からなる筐体を有する。筐体の6つの面にはそれぞれ上記機能実行装置220a〜220dに対するメタ命令、例えば「ON」、「OFF」、「明るくする」、「リラックス」、「寝る」、「暖める」を表す名称が印刷等により表記されている。
またセンシングユニット140a,140bは、前記第3の実施形態でも述べたように、上記6つの面にそれぞれ配設された計測部1411〜1416と、回路モジュール部142を備えている。計測部1411〜1416は感圧センサからなり、センシングユニット140a,140bがどの面を上にしてテーブル(図示せず)等に置かれたかを検出するもので、計測部1411〜1416ごとにそれぞれ検出電圧値v1 〜v6 を出力する。
回路モジュール部142は、機能ID格納部1421と、閾値判定部1422と、センシング通信部1423を備えている。なお、これらの機能のうち閾値判定部1422及びセンシング通信部1423は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)に実行させることにより実現される。
センシング通信部1423は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線データ通信インタフェース又は赤外線インタフェースを使用して、親ノード30A,30Bとの間、及び機能実行装置220a〜220dとの間で通信を行うもので、以下の機能を有している。
(1) 図示しない起動スイッチが操作されるか又は計測部1411〜1416の何れかから検出信号が出力されると、親ノード30A,30Bに対しリスト取得要求を送信し、この要求に対し親ノード30A,30Bから送信された部屋IDと機能IDリストを受信する。そして、受信された部屋IDを機能ID格納部1421に保存中の部屋IDと比較し、両部屋IDが異なる場合に、センシングユニット140a,140bが他の部屋へ移動したと判断し、機能ID格納部1421に格納されている機能IDリストを上記受信された機能IDリストに更新する処理。
(2) 後述する閾値判定部1422から出力される、制御対象となる機能実行装置の装置IDと機能IDを含む遠隔制御信号を生成し、この生成された遠隔制御信号を機能実行装置へ送信する処理。
機能ID格納部1421は、上記センシング通信部1424により受信された最新の機能IDリストを、部屋IDと関連付けて格納するために用いられる。機能IDリストは、センシングユニット140a,140bの各面に表記されたメタ命令に対し、部屋に設置されている各機能実行装置の装置IDと機能の実行内容を表す機能IDを関連付けたものである。
図18及び図19はそれぞれセンシングユニット140a,140bに格納された部屋Aにおける機能IDリストの一例を示す。また、図20及び図21はそれぞれセンシングユニット140a,140bに格納された部屋Bにおける機能IDリストの一例を示す。
(動作)
次に、以上のように構成されたシステムによる遠隔制御動作を説明する。
なお、ここでもユーザが部屋Aで機能実行装置220a,220cの制御に使用していたセンシングユニット140a,140bを、部屋Bに持ち込んで機能実行装置220b,220dの制御に使用する場合を例にとって説明する。
ユーザが、センシングユニット140a,140bを部屋Bに持ち込み、図示しない起動スイッチを操作するか、又は当該ユニットをテーブル等に置いて計測部1411〜1416の何れかから検出信号が出力されたとする。そうすると、センシング通信部1423から親ノード30Bに対し機能ID取得要求が送信される。
これに対し親ノード30Bは、上記取得要求を受信したことを検出すると、機能IDリスト格納部31から部屋Bに設置されている機能実行装置220b,220dに関する機能IDリストを読み出し、この読み出された機能IDリストを、部屋Bを識別するための部屋IDと共に、親ノード通信部31から要求元のセンシングユニット140a,140bへ送信する。
センシングユニット140a,140bは、親ノード30Bから送信された機能IDリストと部屋IDを受信すると、先ずこの受信された部屋Bの部屋IDを機能ID格納部1421に保存されている部屋Aの部屋IDと比較する。そして、この場合は両部屋IDが異なるため、センシングユニット140a,140bは他の部屋へ移動したと判断し、機能ID格納部1421に格納されている機能IDリストを、上記受信された機能IDリストに更新する。
なお、親ノード30A,30Bが予め設定した時間間隔で定期的に機能IDリストと部屋IDを送信している場合には、上記リスト取得要求の送信は省略してもよい。但し、この場合センシングユニット140a,140bは、センシング通信部1424を間欠的に受信動作させて、親ノード30A,30Bから送信される機能IDリストを受信する必要がある。
さて、この状態でユーザが、サイズの大きいセンシングユニット140aを、メタ命令「リラックス」が上面となるようにテーブル上に置いたとする。そうするとセンシングユニット140aでは以下のような処理が行われる。すなわち、先ず計測部1411〜1416の検出出力をもとに上記テーブルと接する面(底面)が検出され、さらに当該底面と対向する面(上面)に記載されたメタ命令「リラックス」が特定される。そして、この特定されたメタ命令「リラックス」に応じて、機能実行装置(シーリングライト)220bについては、図20に示すようにその装置ID(照明)と実行内容「明るさを落とし、発光色を電球色とする」を表す機能IDが読み出され、これが遠隔制御信号として機能実行装置(シーリングライト)220bに向け送信される。
またそれと共に、機能実行装置(ファンヒータ)220dについては、図21に示すようにその装置ID(ファンヒータ)と実行内容「静音モード」を表す機能IDが読み出され、これらのIDが遠隔制御信号として機能実行装置(ファンヒータ)220dに向け送信される。
これに対し機能実行装置(シーリングライト)220bでは、自装置の装置ID(照明)を含む遠隔制御信号を受信すると、当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する実行内容「明るさを落とし、発光色を電球色とする」表す情報が機能情報格納部221bから読み出される。そして、この情報に従い機能実行部222aにより明るさが落とされるだけでなく発光色が電球色に変更されるように制御される。
一方、機能実行装置(ファンヒータ)220dでは、自装置の装置ID(ファンヒータ)を含む遠隔制御信号が受信されると、当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する実行内容「静音モード」が機能情報格納部221dから読み出され、上記実行内容「静音モード」に従い暖房運転が行われる。
次に、サイズの小さいセンシングユニット140bを、「リラックス」が上面となるようにテーブル上に置いたとする。この場合センシングユニット140bでも以下のような処理が実行される。すなわち、上記メタ命令「リラックス」に応じて、機能実行装置(シーリングライト)220bについては、図21に示すようにその装置ID(照明)と実行内容「明るさを落とす」を表す機能IDが読み出され、これが遠隔制御信号として機能実行装置(シーリングライト)220bに向け送信される。またそれと共に、機能実行装置(ファンヒータ)220dについては、図21に示すようにその装置ID(ファンヒータ)と実行内容「設定温度を2度下げて運転」を表す機能IDが読み出され、これらのIDが遠隔制御信号として機能実行装置(ファンヒータ)220dに向け送信される。
これに対し機能実行装置(シーリングライト)220bでは、自装置の装置ID(照明)を含む遠隔制御信号を受信すると、当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する実行内容「明るさを落とす」が機能情報格納部221dから読み出される。そして、上記読み出された実行内容を表す情報に従い、暗めの落ち着いた明るさになるように照度が制御される。
一方、機能実行装置(ファンヒータ)220dでは、自装置の装置ID(ファンヒータ)を含む遠隔制御信号を受信すると、当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する実行内容「設定温度を2度下げて運転」を表す情報が機能情報格納部221dから読み出される。そして、この読み出された情報に従い暖房運転が制御される。
また、ユーザがセンシングユニット140a,140bを「暖める」が上面になるようにテーブルに置いた場合には、センシングユニット140a,140bにおいて、それぞれ図20及び図21に示す機能IDリストに従い、機能実行装置(ファンヒータ)220dの実行内容を表す命令IDとして、「急速暖房モード」及び「快適暖房モード」を表す機能IDが読み出され、機能実行装置(ファンヒータ)220dへ向け送信される。すなわち、メタ命令「暖める」が選択された場合には、機能実行装置(ファンヒータ)220dに対してのみ遠隔制御信号が送信される。この結果、機能実行装置(ファンヒータ)220dでは、自装置向けの遠隔制御信号が受信されると、当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに従い、当該機能IDに対応する実行内容で暖房運転が行われる。
同様に、ユーザがセンシングユニット140a,140bをメタ命令「明るくする」が上面になるようにテーブルに置いた場合には、センシングユニット140a,140bからは図20及び図21に示す機能IDリストに従い、機能実行装置(シーリングライト)220bに対してのみ遠隔制御信号が送信される。この結果、機能実行装置(シーリングライト)220bでは、図20及び図21に示す機能ID、つまり「最大に明るくする」、「明度を落として明るくする」により照明動作が制御される。
なお、ユーザがセンシングユニット140a,140bを持って部屋Bから部屋Aに戻り、機能実行装置220a,220cを制御する場合には、機能IDリスト格納部31に格納された機能IDリストが親ノード30Aから送信された機能IDリストに更新される。そして、以後ユーザが当該部屋A内に止まる限り、上記更新された機能IDリスト、つまり図18及び図19に例示されたリストに従い、センシングユニット140a,140bによる機能実行装置220a,220cに対する遠隔制御が実行される。
(効果)
以上詳述したように第4の実施形態では、機能実行装置220a,220cが設置された部屋Aと、機能実行装置220b,220dが設置された部屋Bが存在する場合に、部屋A,Bごとに親ノード30A,30Bを設け、これらの親ノード30A,30Bからそれぞれ部屋A,Bに設置された機能実行装置220a,220c及び220b,220dに関する機能IDリストを各センシングユニット140a,140bにダウンロードして記憶させる。そして、各センシングユニット140a,140bは、各部屋A,Bにおいて上記ダウンロードされた機能IDリストをもとに、当該部屋A,Bに設置された各機能実行装置220a,220c及び220b,220dを遠隔制御するようにしている。
したがって、ユーザが部屋A,B間の移動に伴い2個のセンシングユニット140a,140bを部屋A,Bに持ち込むと、それぞれの部屋A,Bにおいてセンシングユニット140a,140bに格納された機能IDリストが親ノード30A,30Bからダウンロードされる機能IDリストに更新される。そして、この更新された機能IDリストに基づいて、部屋A,Bごとにそれぞれその機能実行装置220a,220c、220b,220dの遠隔制御が行われる。このため、センシングユニット140a,140bを用いて、各部屋A,Bにおいて固有の機能を持つ機能実行装置220a,220c、220b,220dをそれぞれ正確に遠隔制御することができる。
しかも、サイズの異なる2個のセンシングユニット140a,140bを選択的に使用することで、何れの部屋A,Bにおいても機能実行装置220a,220c、220b,220dをセンシングユニット140a,140bのサイズから直感的に理解できる動作状態又は運転状態に遠隔制御することができる。
[その他の実施形態]
前記各実施形態では、サイズの異なる正六面体からなるセンシングユニットを使用する場合を例にとって説明した。しかし、それに限らずセンシングユニットは板体、球体、角錐体、柱体等でもよく、またサイズを異ならせる代わりに色や重量、形状を異ならせるようにしてもよい。要するに、複数のセンシングユニットの物理的特徴の違いに応じて直感的に理解される動作状態に機能実行装置を遠隔制御するものであれば、センシングユニットの物理的特徴は如何なるものであってもよい。
前記各実施形態では、部屋A,Bにそれぞれ親ノード30A,30Bを設置し、この親ノード30A,30Bからセンシングユニットに対し機能ID変換情報を配信するようにした。しかし、それに限定されるものではなく、上記親ノード30A,30Bの機能を機能実行装置の何れか一つまたは全てに設け、当該機能実行装置からセンシングユニット140a,140bに対し機能IDリストを配信するようにしてもよい。
また、前記実施形態では機能実行装置に対し遠隔制御信号を送信するか否かをセンシングユニットが機能IDリストをもとに判断し、機能IDリストに装置IDが定義されていない機能実行装置へは遠隔制御信号を送信しないようにした。しかし、親ノードが機能IDリストをダウンロードする際に、機能IDリストに応じて当該リストに定義されていない機能実行装置に関する情報はダウンロードしないようにしてもよい。
前記各実施形態では、部屋A,Bにそれぞれ設置された機能実行装置が1台又は2台の場合を例にとって説明したが3台以上であってもよく、また部屋間で異なる台数であってもよい。機能実行装置の種類や機能、実行内容等についても如何に設定してもよい。
その他、機能実行装置の種類や機能、実行内容、センシングユニットと機能実行装置、及びセンシングユニットと親ノードとの間の通信媒体や通信手順等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
110,120,130a,130b,140a,140b…センシングユニット、112,122,132,142…回路モジュール部、1111〜1116,1211〜1226,1311〜1316,1411〜1416…計測部群、1121,1221,1321,1421…機能ID格納部、1122,1222,1323,1422…閾値判定部、1123,1223,1323,1423…センシング通信部、220a〜220d…機能実行装置、221a〜221d…機能情報格納部、222a〜222d…機能実行部、223a〜223d…クライアント通信部、30A,30B…親ノード、31…機能IDリスト格納部、32…親ノード通信部。

Claims (9)

  1. 第1の制御対象エリアに配置された機能実行装置と、第2の制御対象エリアに配置された機能実行装置と、エリア管理装置と、前記第1及び第2の機能実行装置及び前記エリア管理装置との間でそれぞれ通信が可能なセンシングユニットとを具備し、
    前記エリア管理装置は、
    前記第1の制御対象エリアに配置された機能実行装置が有する機能に関する第1の機能リスト情報と、前記第2の制御対象エリアに配置された機能実行装置が有する機能に関する第2の機能リスト情報を記憶する手段と、
    前記記憶された第1及び第2の機能リスト情報をそれぞれ前記第1及び第2の制御対象エリアへそのエリア識別情報と共に送信する手段と
    を備え、
    前記センシングユニットは、
    前記第1及び第2の制御対象エリア間を移動するごとに、前記エリア管理装置から移動先の制御対象エリアに対し送信される機能リスト情報及びエリア識別情報を受信する手段と、
    前記受信されたエリア識別情報をもとに自ユニットが制御対象エリア間を移動したか否かを判定し、移動したと判定された場合に、移動前の制御対象エリアに対応する機能リスト情報を前記受信された移動後の制御対象エリアの機能リスト情報に更新する手段と、
    前記機能実行装置が有する機能の実行を要求する操作が行われた場合に、前記更新された機能リスト情報に基づいて、制御対象の機能実行装置に向け遠隔制御信号を送信する遠隔制御信号送信手段と
    を備え、
    前記機能実行装置は、
    前記センシングユニットから遠隔制御信号を受信した場合に、当該遠隔制御信号に基づいて当該装置が有する機能を実行する手段と
    を備えることを特徴とする遠隔制御システム。
  2. 前記エリア管理装置は、前記第1及び第2の制御対象エリアにそれぞれ機能実行装置とは独立して配置される第1及び第2の親ノードを備え、第1の親ノードは前記第1の機能リスト情報を前記第1の制御対象エリアへそのエリア識別情報と共に送信し、第2の親ノードは前記第2の機能リスト情報を前記第2の制御対象エリアへそのエリア識別情報と共に送信することを特徴とする請求項1記載の遠隔制御システム。
  3. 前記エリア管理装置は、前記第1及び第2の制御対象エリアに配置された機能実行装置内にそれぞれ設けられる第1及び第2のエリア管理部を備え、第1のエリア管理部は前記第1の機能リスト情報を第1の制御対象エリアへそのエリア識別情報と共に送信し、第2の機能リスト管理部は前記第2の機能リスト情報を第2の制御対象エリアへそのエリア識別情報と共に送信することを特徴とする請求項1記載の遠隔制御システム。
  4. 前記エリア管理装置は、前記第1及び第2の制御対象エリアの各々について、これらの制御対象エリアに配置された各機能実行装置が持つ機能の上位概念を表すメタ命令に対し、前記複数の機能実行装置の各々について定義される当該機能実行装置の識別情報と機能の実行内容を表す情報との組を対応付けた第1及び第2の機能リスト情報を記憶し、この記憶された第1及び第2の機能リスト情報をそれぞれ前記第1及び第2の制御対象エリアへそのエリア識別情報を共に送信することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遠隔制御システム。
  5. 前記第1又は第2の制御対象エリアに複数の機能実行装置が配置されている場合に、
    前記エリア管理装置は、前記複数の機能実行装置が配置された制御対象エリアについて、前記複数の機能実行装置の各々について定義された識別情報と機能の実行内容を表す情報との組を、前記複数の機能実行装置の機能の上位概念を表すメタ命令に対応付けた機能リスト情報を記憶し、この記憶された機能リスト情報を前記複数の機能実行装置が配置された制御対象エリアへ送信することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遠隔制御システム。
  6. 前記センシングユニットが、第1の物理的特徴を有する第1のユニットと第2の物理的特徴を有する第2のユニットを有する場合に、
    前記エリア管理装置は、
    前記第1及び第2の制御対象エリアの各々について、当該制御対象エリアに配置された機能実行装置の機能の上位概念を表すメタ命令に対し、前記機能実行装置に用意された複数の実行内容のうち前記第1の物理的特徴に対応する第1の実行内容を表す情報を対応付けた第1の機能リスト情報と、前記メタ命令に対し前記機能実行装置に用意された複数の実行内容のうちの前記第2の物理的特徴に対応する第2の実行内容を表す情報を対応付けた第2の機能リスト情報をそれぞれ記憶し、この記憶された第1の機能リストを前記第1のユニットへ送信すると共に、前記第2の機能リストを前記第2のユニットへ送信することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の遠隔制御システム。
  7. 第1の制御対象エリアに配置された機能実行装置と、第2の制御対象エリアに配置された機能実行装置と、前記第1の制御対象エリアに配置された機能実行装置が有する機能に関する第1の機能リスト情報と、前記第2の制御対象エリアに配置された機能実行装置が有する機能に関する第2の機能リスト情報をそれぞれ前記第1及び第2の制御対象エリアへそのエリア識別情報と共に送信するエリア管理装置との間でそれぞれ通信が可能なセンシングユニットであって、
    前記第1及び第2の制御対象エリア間を移動するごとに、前記エリア管理装置から移動先の制御対象エリアに対し送信される機能リスト情報及びエリア識別情報を受信する手段と、
    前記受信されたエリア識別情報をもとに自ユニットが制御対象エリア間を移動したか否かを判定し、移動したと判定された場合に、移動前の制御対象エリアに対応する機能リスト情報を前記受信された移動後の制御対象エリアの機能リスト情報に更新する手段と、
    前記機能実行装置が有する機能の実行を要求する操作が行われた場合に、前記更新された機能リスト情報に基づいて、制御対象の機能実行装置に向け遠隔制御信号を送信する遠隔制御信号送信手段と
    を具備することを特徴とするセンシングユニット。
  8. 第1の制御対象エリアに配置された機能実行装置と、第2の制御対象エリアに配置された機能実行装置と、事前に与えられた機能リスト情報に基づいて前記第1及び第2の機能実行装置に対しその機能の実行を要求する遠隔制御信号を送信するセンシングユニットとを具備する遠隔制御システムで使用されるエリア管理装置であって、
    前記第1の制御対象エリアに配置された機能実行装置が有する機能に関する第1の機能リスト情報と、前記第2の制御対象エリアに配置された機能実行装置が有する機能に関する第2の機能リスト情報をメモリに記憶する手段と、
    前記センシングユニットが前記第1又は第2の制御対象エリアの何れかに移動した場合に、当該移動先の制御対象エリアに対応する機能リスト情報を前記メモリから読み出し、当該移動先の制御対象エリアへそのエリア識別情報と共に送信する手段と
    を具備することを特徴とするエリア管理装置。
  9. 第1の制御対象エリアに配置された機能実行装置と、第2の制御対象エリアに配置された機能実行装置と、エリア管理装置と、前記第1及び第2の機能実行装置及び前記エリア管理装置との間でそれぞれ通信が可能なセンシングユニットとを具備する遠隔制御システムが実行する遠隔制御方法であって、
    前記エリア管理装置が、前記第1の制御対象エリアに配置された機能実行装置が有する機能に関する第1の機能リスト情報と、前記第2の制御対象エリアに配置された機能実行装置が有する機能に関する第2の機能リスト情報を記憶する過程と、
    前記エリア管理装置が、前記記憶された第1及び第2の機能リスト情報をそれぞれ前記第1及び第2の制御対象エリアへそのエリア識別情報と共に送信する過程と、
    前記センシングユニットが、前記第1及び第2の制御対象エリア間を移動するごとに、前記エリア管理装置から移動先の制御対象エリアに対し送信される機能リスト情報及びエリア識別情報を受信する過程と、
    前記センシングユニットが、前記受信されたエリア識別情報をもとに自ユニットが制御対象エリア間を移動したか否かを判定し、移動したと判定された場合に、移動前の制御対象エリアに対応する機能リスト情報を前記受信された移動後の制御対象エリアの機能リスト情報に更新する過程と、
    前記センシングユニットが、前記機能実行装置が有する機能の実行を要求する操作が行われた場合に、前記更新された機能リスト情報に基づいて、制御対象の機能実行装置に向け遠隔制御信号を送信する過程と、
    前記機能実行装置が、前記センシングユニットから遠隔制御信号を受信した場合に、当該遠隔制御信号に基づいて当該装置が有する機能を実行する過程と
    を具備することを特徴とする遠隔制御方法。
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