JP6580049B2 - 走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニットを使用して作業デバイスを制御するための方法及び装置を含む、建造物内の空気品質を確保するための方法及び装置 - Google Patents

走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニットを使用して作業デバイスを制御するための方法及び装置を含む、建造物内の空気品質を確保するための方法及び装置 Download PDF

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Description

(係属中の先行特許出願の参照)
この特許出願は、
(i)2014年5月19日にフィパック・リサーチ・アンド・ディベロップメント・カンパニー、スティーブン・ハウビル他によって「建造物内の空気品質を監視及び確保するための方法及び装置」として出願されていて2013年5月18日出願の同フィパック・リサーチ・アンド・ディベロップメント・カンパニー、スティーブン・ハウビル他による「実験棟内の空気を取り扱うための方法及び装置」の先行米国仮特許出願第61/824,997号(弁理士整理番号FIPAK−16PROV)の恩典を主張している係属中の先行米国特許出願第14/281,416号(弁理士整理番号FIPAK−16)の一部係属出願であり、
(ii)2014年2月28日にフィパック・リサーチ・アンド・ディベロップメント・カンパニー、スティーブン・ハウビル他によって「実験棟内の空気を取り扱うための方法及び装置」として出願されている係属中の先行米国仮特許出願第61/946,292号(弁理士整理番号FIPAK−18PROV)の恩典を主張する。
以上に特定されている3件の特許出願をこれにより参考文献としてここに援用する。
本発明は、建造物内の空気品質を確保するための方法及び装置に関する。本発明は中でも特に有害物質(例えば危険有害化学物質)の存在のせいで通常なら居住者の快適性及び/又は安全性を確保するために引き上げられた換気回数を必要とするはずの実験室空間(又は他の建造物空間)内の空気を取り扱うための方法及び装置に関する。本発明は、更に、走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニットを使用して作業デバイスを制御するための方法及び装置に関する。
近代建築法典は、居住者の快適性及び/又は安全性を確保するために建造物の部屋内の空気を所与時間中最小限の回数は循環させることを義務付けており、例えば、近代建築法典が建造物の各部屋につき2−4回毎時換気の最小値を義務付けていることはよくある。
また一方、一部の建造物の一部の区域(例えば、実験室空間、病院空間、解剖実験室、動物ケア施設、加熱システムなどを収容している機械室、ガレージ、ロッカー室、など)では、有害物質(例えば危険有害化学物質)の存在のせいで、居住者の快適性及び/又は安全性を確保するために高換気回数が必要となる場合もある。
限定するわけではないが一例として、化学物質がヒュームフードの保護無しに開放された作業台の上で取り扱われている実験室空間では、居住者の快適性及び/又は安全性を確保するために高換気回数(例えば8−12回毎時換気)が命じられている場合もある。この高換気回数は、ヒュームフードに加えてということであり、何らかのヒュームフードが実験室空間に設けられたからといって引き換えになるわけではない。
これらの実験室空間についての高換気回数は、居住者の快適性及び/又は安全性にとって極めて重要である一方、換気プロセスに付随するエネルギー損失のせいでそうはいっても費用が掛かることを認識しておきたい。より具体的にいうと、換気は典型的には建造物の外の大気を使用して達成されており、この外の大気は概して実験室空間にとっての置換空気として実験室空間の中へ導入される前に調整(例えば加熱又は冷却)されなくてはならない。この加熱又は冷却がエネルギーを消費しており、エネルギーは高価である。このことは特に天候がより寒い又はより暑い場合には真実であり、というのも周囲の外気を実験室空間の中へ置換空気として導入するのに先立ってより多い加熱又は冷却を当該空気のために達成させなくてはならないからである。
この視点から、引き上げられた換気回数(例えば8−12回毎時換気)を必要とする実験室空間(及び/又は他の建造物空間)については、引き上げられた換気回数を必要としない部屋の場合(例えばたったの2−4回毎時換気)よりもエネルギー費用が著しく高くつくことが認識されるであろう。
而して、通常なら引き上げられた換気回数(例えば8−12回毎時換気)を必要とするはずの実験室空間(及び/又は他の建造物空間)内の空気の取り扱いについて、引き上げられた換気回数に付随するエネルギー損失を低減するために、新しい手法の必要性が存在している。
加えて、建造物内の空気品質を確保するための作業デバイスは、使用者に作業デバイスを操作できるようにするための機載ディスプレイ画面を必要とするのが典型的である。但し、その様な機載ディスプレイ画面は概して作業デバイスの費用を増加させる。而して、作業デバイスを制御することについて、作業デバイスの費用を低減するために、作業デバイスが機載ディスプレイ画面を有することを必要としない新しい手法の必要性も存在している。
加えて、多くの他種の作業デバイスは、使用者に作業デバイスを使用できるようにするための機載ディスプレイ画面を必要とするのが典型的である。但し、その様な機載ディスプレイ画面は概してこれらの作業デバイスの費用を増加させる。而して、他種の作業デバイスを制御することについて、作業デバイスの費用を低減するため、作業デバイスが機載ディスプレイ画面を有することを必要としない新しい手法の必要性も存在している。
米国仮特許出願第61/824,997号 米国特許出願第14/281,416号 米国仮特許出願第61/946,292号
本発明は、通常なら引き上げられた換気回数(例えば8−12回毎時換気)を必要とするはずの実験室空間(及び/又は他の建造物空間)内の空気の取り扱いについて、引き上げられた換気回数に付随するエネルギー損失を低減するために、新しい手法を提供する。高換気回数空間の換気負荷を低換気回数空間の換気負荷へ転換する新規性のある空気処理デバイスの提供及び使用によってこれを実現する。
加えて、本発明は、通常なら使用者に作業デバイスを操作できるようにするための機載ディスプレイ画面を必要とする類の作業デバイスを制御するための新しい手法を提供する。より厳密には、本発明は、作業デバイスを制御することについて、作業デバイスが機載ディスプレイ画面を有することを必要としない新規性のある方法及び装置を提供する。作業機器が走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニットを使用して制御されることを可能にする規性のあるシステムの提供及び使用によってこれを実現する。
また、本発明は、通常なら使用者に作業デバイスを操作できるようにするための機載ディスプレイ画面を必要とする類の他種の作業デバイスを制御するための新しい手法を提供する。より厳密には、本発明は、作業デバイスを制御することについて、作業デバイスが機載ディスプレイ画面を有することを必要としない新規性のある方法及び装置を提供する。作業機器が走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニットを使用して制御されることを可能にする新規性のあるシステムの提供及び使用によってこれを実現する。
本発明の1つの好適な形態では、高換気回数空間の換気負荷を低換気回数空間の換気負荷へ転換するための装置において、
高換気回数空間の表面へ取り付けるためのハウジングと、
当該ハウジングに形成されている空気入口と
当該ハウジングに形成されている少なくとも1つの空気出口と、
当該ハウジングを通って延びていて当該空気入口を当該少なくとも1つの空気出口へ接続している通路と、
高換気回数空間の空気を当該空気入口に引き入れ当該通路を通して引いてゆき当該空気を高換気回数空間へ当該少なくとも1つの空気出口を通して戻すように、当該通路に配置されている循環ファンと、
当該通路を通過してゆく空気から有害物質をパージするための、当該通路に配置されているフィルタと、を備え、それにより高換気回数空間の換気負荷を低換気回数空間の換気負荷へ転換する装置、が提供されている。
本発明の別の好適な形態では、換気システムを有する建造物内の高換気回数空間の換気負荷を取り扱うための方法において、
高換気回数空間の換気負荷を低換気回数空間の負荷へ転換するための装置を提供する段階であって、
高換気回数空間の表面へ取り付けるためのハウジングと、
当該ハウジングに形成されている空気入口と
当該ハウジングに形成されている少なくとも1つの空気出口と、
当該ハウジングを通って延びていて当該空気入口を当該少なくとも1つの空気出口へ接続している通路と、
高換気回数空間の空気を当該空気入口に引き入れ当該通路を通して引いてゆき当該空気を高換気回数空間へ当該少なくとも1つの空気出口を通して戻すように当該通路に配置されている循環ファンと、
当該通路を通過してゆく空気から有害物質をパージするための、当該通路に配置されているフィルタと、を備えている装置、を提供する段階と、
当該装置を高換気回数空間に配置し、当該装置を作動させて高換気回数空間の換気負荷が低換気回数空間の換気負荷へ転換されるようにする段階と、
建造物の換気システムを作動させて高換気回数空間へ低換気回数が提供されるようにする段階と、を備えている方法が提供されている。
本発明の別の好適な形態では、作業デバイスを手持ち式ユニットを使用して無線制御するための方法において、
当該作業デバイスを中央サーバへネットワークによって接続する段階であって、当該作業デバイスは当該ネットワーク上で割り当てられたネットワークアドレスによって一意に識別され、更に当該作業デバイス及び当該中央サーバは前記中央サーバが当該ネットワークを介して当該作業デバイスの作動に関するデータを受信し当該作業デバイスの作動を制御することができるように構成される、作業デバイスを中央サーバへ接続する段階と、
デバイス固有識別マーカーを当該作業デバイスに位置付ける段階であって、当該デバイス固有識別マーカーは前記作業デバイスの前記割り当てられたネットワークアドレスへリンクされている、デバイス固有識別マーカーを当該作業デバイスに位置付ける段階と、
当該デバイス固有識別マーカーを当該手持ち式ユニットで走査し、それにより当該作業デバイス及び当該作業デバイスへリンクされている当該割り当てられたネットワークアドレスを識別する段階と、
当該手持ち式ユニットを使用して、当該中央サーバに、当該割り当てられたネットワークアドレスの当該作業デバイスと通信させ当該作業デバイスを制御させる段階と、を備え、それにより使用者が当該作業デバイスの作動を当該手持ち式デバイスを介して制御できる及び/又は当該作業デバイスに関するデータを当該中央サーバから受信できるようになる、方法、が提供されている。
本発明の別の好適な形態では、システムにおいて、
中央サーバへネットワークによって接続される作業デバイスであって、当該作業デバイスは当該ネットワーク上で割り当てられたネットワークアドレスによって一意に識別され、更に当該作業デバイス及び当該中央サーバは前記中央サーバが当該ネットワークを介して当該作業デバイスの作動に関するデータを受信し当該作業デバイスの作動を制御することができるように構成される、作業デバイスと、
当該作業デバイスに配置されているデバイス固有識別マーカーであって、当該作業デバイスの当該割り当てられたネットワークアドレスへリンクされているデバイス固有識別マーカーと、
走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニットであって、従って、当該デバイス固有識別マーカーを走査し、当該中央サーバへ当該ネットワークを介して接続し、当該作業デバイス及び当該作業デバイスへリンクされている当該割り当てられたネットワークアドレスを識別し、当該中央サーバに当該割り当てられたネットワークアドレスの当該作業デバイスと通信させ当該作業デバイスを制御させることができる手持ち式ユニットと、を備え、それにより使用者が当該作業デバイスの作動を当該手持ち式デバイスを介して制御できる及び/又は当該作業デバイスに関するデータを当該中央サーバから受信できるようになる、システム、が提供されている。
本発明のこれら及び他の目的及び特徴は、次に続く本発明の好適な実施形態の詳細な説明を添付図面と併せて考察することによってより完全に開示され又は明白になってゆくことであり、図面の中で同様の符号は同様の部分を指しており、以下に添付図面を更に説明する。
本発明により形成されている新規性のある空気処理デバイスの概略図である。 図1に示されている新規性のある空気処理デバイスに使用することのできる1つの好適なフィルタの概略図である。 本発明により形成されている別の新規性のある空気処理デバイスの概略図である。 本発明により形成されているまた別の新規性のある空気処理デバイスの概略図である。 本発明により形成されている更に別の新規性のある空気処理デバイスの概略図である。 図5と共に、本発明により形成されている更に別の新規性のある空気処理デバイスの概略図である。 図5及び図6と共に、本発明により形成されている更に別の新規性のある空気処理デバイスの概略図である。 図5−図7と共に、本発明により形成されている更に別の新規性のある空気処理デバイスの概略図である。 本発明により形成されている別の新規性のある空気処理デバイスの概略図である。 図9と共に、本発明により形成されている別の新規性のある空気処理デバイスの概略図である。 図9及び図10と共に、本発明により形成されている別の新規性のある空気処理デバイスの概略図である。 図9−図11と共に、本発明により形成されている別の新規性のある空気処理デバイスの概略図である。 図9-図12と共に、本発明により形成されている別の新規性のある空気処理デバイスの概略図である。 図9−図13と共に、本発明により形成されている別の新規性のある空気処理デバイスの概略図である。 図9−図14と共に、本発明により形成されている別の新規性のある空気処理デバイスの概略図である。 図9−図15と共に、本発明により形成されている別の新規性のある空気処理デバイスの概略図である。 図9−図16と共に、本発明により形成されている別の新規性のある空気処理デバイスの概略図である。 本発明により形成されている別の新規性のある空気処理デバイスを示す概略図であり、新規性のある空気処理デバイスは機載ディスプレイ画面を備えている。 本発明により形成されている別の新規性のある空気処理デバイスを示す概略図であり、新規性のある空気処理デバイスは機載ディスプレイ画面を省略し代わりにデバイス固有QRコード付きの新規性のある空気処理デバイスを提供している。 デバイス固有QRコードが新規性のある空気処理デバイスのために生成されることを示す概略図である。 図20と共に、デバイス固有QRコードが新規性のある空気処理デバイスのために生成されることを示す概略図である。 走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニットが作業デバイスと通信し当該作業デバイスを制御できるようにするためにデバイス固有QRコードが使用されることを示す概略図である。
高換気回数空間の換気負荷を低換気回数空間の換気負荷へ転換するための方法及び装置
本発明は、通常なら引き上げられた換気回数(例えば8−12回毎時換気)を必要とするはずの実験室空間(及び/又は他の建造物空間)内の空気の取り扱いについて、引き上げられた換気回数に付随するエネルギー損失を低減するために、新しい手法を提供している。
より具体的にいうと、本発明は、実験室空間(及び/又は他の建造物空間、例えば、病院空間、解剖実験室、動物ケア施設、加熱システムなどを収容している機械室、ガレージ、ロッカー室、など)の空気から有害物質(例えば危険有害化学物質)をパージする新規性のある空気処理デバイスを提供している。新規性のある空気処理デバイスは、通常なら引き上げられた換気回数(例えば8−12回毎時換気)を必要とするはずの実験室空間(及び/又は他の建造物空間)内に、当該実験室空間(及び/又は他の建造物空間)を引き下げられた換気回数(例えば2−4回毎時換気)で作動できるようにし尚且つ居住者の快適性及び安全性も確保できるようにするために設置される。而して、本発明の新規性のある空気処理デバイスを通常なら引き上げられた換気回数を必要とするはずの実験室空間(及び/又は他の建造物空間)内に使用することによって、実験室空間(及び/又は他の建造物空間)についての換気回数は引き下げられ、それにより換気プロセスに付随するエネルギー損失を低減することができる。
さて図1を見て、本発明の1つの形態では、実験室空間(及び/又は他の建造物空間、例えば、病院空間、解剖実験室、動物ケア施設、加熱システムなどを収容している機械室、ガレージ、ロッカー室、など)の天井へ固定されるのが望ましいとされるハウジング10を備えている新規性のある空気処理デバイス5が提供されている。ハウジング10は、空気入口15、少なくとも1つの空気出口20、及びハウジング10を通って延びていて空気入口15を少なくとも1つの空気出口20へ接続している通路25を画定している。実験室空間(及び/又は他の建造物空間、例えば、病院空間、解剖実験室、動物ケア施設、加熱システムなどを収容している機械室、ガレージ、ロッカー室、など)の空気を空気入口15に引き入れ、当該空気を通路25を通して進め、次いで当該空気を実験室空間(及び/又は他の建造物空間、例えば、病院空間、解剖実験室、動物ケア施設、加熱システムなどを収容している機械室、ガレージ、ロッカー室、など)へ少なくとも1つの空気出口20を通して戻すように、循環ファン30が通路25に配置されている。空気入口15、少なくとも1つの空気出口20、通路25、及び循環ファン30は、所与の空間内の空気の実質的に全てが新規性のある空気処理デバイス5を通して定期的又は頻回に循環されることを確保するように構成されている。
本発明によれば、新規性のある空気処理デバイス5は、空気から有害物質(例えば危険有害化学物質)をパージするように適合されているフィルタ35を含んでいる。より具体的にいうと、フィルタ35は、実験室空間(及び/又は他の建造物空間、例えば、病院空間、解剖実験室、動物ケア施設、加熱システムなどを収容している機械室、ガレージ、ロッカー室、など)からの通路25を通過してくる空気がフィルタ35によって濾過されるように通路25に配置されているので、それにより有害物質(例えば危険有害化学物質)を実験室空間(及び/又は他の建造物空間)の空気から除去することができる。而して、新規性のある空気処理デバイス5は、実験室空間(及び/又は他の建造物空間)の空気を引き入れ、当該空気を濾過して空気から有害物質(例えば危険有害化学物質)をパージし、次いで濾過された空気を実験室空間(及び/又は他の建造物空間)へ戻し、しかも実質的に空気の損失無しに、また注目すべきこととして実質的に空気の熱含有量の変化無しにこれを行う。
結果として、新規性のある空気処理デバイス5は実験室空間(及び/又は他の建造物空間、例えば、病院空間、解剖実験室、動物ケア施設、加熱システムなどを収容している機械室、ガレージ、ロッカー室、など)の空気から有害物質(例えば危険有害化学物質)を除去するので、当該実験室空間(及び/又は他の建造物空間)についての換気回数を、通常なら当該実験室空間(及び/又は他の建造物空間)に関連付けられる引き上げられた換気回数(例えば8−12回毎時換気)から建造物の標準的な部屋についての「標準」換気回数(例えば2−4回毎時換気)へ引き下げることができる。このやり方では、従来なら高換気回数(例えば8−12回毎時換気)を必要とするはずの実験室空間(及び/又は他の建造物空間)についての換気回数を、標準換気回数(例えば2−4回毎時換気)を必要とする部屋のそれへ引き下げることができ、それにより換気に付随するエネルギー損失が有意に低減される。
本質的に、新規性のある空気処理デバイス5は、「高換気回数空間」(例えば8−12回毎時換気を必要とするもの)の「換気負荷」を「低換気回数空間」(例えば2−4回毎時換気を必要とするもの)の「換気負荷」へ有効に転換し、それにより換気に付随するエネルギー損失が有意に低減され尚且つ居住者の快適性及び/又は安全性も確保される。
換気プロセスに付随するエネルギー損失の低減化をもたらすことに加え、新規性のある空気処理デバイス5が更に実験室空間(及び/又は他の建造物空間、例えば、病院空間、解剖実験室、動物ケア施設、加熱システムなどを収容している機械室、ガレージ、ロッカー室、など)の居住者にとってより高い品質の空気を提供することは注目に値する。これは、新規性のある空気処理デバイス5が能動的に実験室空間(及び/又は他の建造物空間)の空気から有害物質(例えば危険有害化学物質)をパージしているからであり単に換気回数を引き上げてそれらを希釈するだけではないからである。
以上に論じられている様に、フィルタ35は、実験室空間空気から有害物質(例えば危険有害化学物質)をパージするように設計されている。より具体的にいうと、フィルタ35は、実験室空間の空気から化学物質を除去するように構成されており、それらの化学物質は、煙霧、蒸気、揮発分、など、を含む非粒子状物質を備えていることもある。本発明の1つの好適な形態では、フィルタ35は、実験室空間の空気から、溶媒と酸と塩基のうちの少なくとも1つを除去するように構成されている。本発明の1つの特に好適な形態では、フィルタ35は、実験室空間の空気から、溶媒と酸と塩基のうちの少なくとも2つを除去するように構成されている。
フィルタ35は、ダクト無しヒュームフードに一般的に利用されている種類のものであってもよい。好適には、フィルタ35は、米国マサチューセッツ州ローリーのErlab社によって販売されている種類のニュートロダイン(Neutrodine(登録商標))フィルタであり(図2参照)、当該フィルタは、数多くの異なる化学物質系、例えば溶媒、酸、及び塩基、を同時に取り扱う能力のあるカセットベース多段フィルタである。フィルタ35がカセットベース多段フィルタでない場合、それは有害物質(例えば危険有害化学物質)の有効パージングを確保するように幾つかの独立したフィルタを連続に配列して備えていてもよい。
各実験室空間(及び/又は他の建造物空間、例えば、病院空間、解剖実験室、動物ケア施設、加熱システムなどを収容している機械室、ガレージ、ロッカー室、など)について、当該実験室空間(及び/又は他の建造物空間)の大きさ及び新規性のある空気処理デバイス5の容量に依存して、1つ又はそれ以上の新規性のある空気処理デバイス5が使用され得るものと認識しておきたい。而して、1000平方フィート(92.903平方メートル)の典型的な化学実験室には、実験室空間を賄うのに5つの新規性のある空気処理デバイス5が提供される場合もあろう。
本発明の1つの好適な形態では、新規性のある空気処理デバイス5は、当該新規性のある空気処理デバイスの作動要素(例えば循環ファンやフィルタ35など)の正常機能を監視するための1つ又はそれ以上のセンサ40(図1)を含んでおり、これらのセンサ40は、万一、作動要素(例えば循環ファン30やフィルタ35など)の正常機能が中断した場合に、警報43(例えば可聴警報及び/又は視覚的な電灯による警報)を起動させるための監視システム42へ(例えば有線又は無線通信41によって)接続されているのが望ましい。
代替的又は追加的に、センサ40は建造物のためのマスター空気制御システム44へ(例えば有線又は無線通信41)によって接続されていてもよい。万一、1つ又はそれ以上の新規性のある空気処理デバイス5の作動要素の1つ又はそれ以上(例えば、循環ファン30、フィルタ35、など)の正常機能が中断した場合、建造物のためのマスター空気制御システム44は、影響の及ぶ実験室空間(及び/又は他の建造物空間、例えば、病院空間、解剖実験室、動物ケア施設、加熱システムなどを収容している機械室、ガレージ、ロッカー室、など)についての換気回数を、例えば「標準」換気回数(例えば2−4回毎時換気)から高換気回数(例えば8−12回毎時換気)へ自動的に引き上げ、それにより当該実験室空間(及び/又は他の建造物空間)の居住者の快適性及び/又は安全性が確保されるようにすることができる。
本発明の1つの好適な形態では、新規性のある空気処理デバイス5は、実験室空間(及び/又は他の建造物空間、例えば、病院空間、解剖実験室、動物ケア施設、加熱システムなどを収容している機械室、ガレージ、ロッカー室、など)の天井へ取り付けられており、よって新規性のある空気処理デバイスは通常の空間機能に干渉せず、また実験室空間(及び/又は他の建造物空間)内の空気へ容易にアクセスできる。実験室空間(及び/又は他の建造物空間)が「ドロップダウン型」天井を有している場合、新規性のある空気処理デバイス5の一部分が「ドロップダウン型」天井より上の領域の中へ突き出ている場合もあることに留意されたし。
代わりに、新規性のある空気処理デバイス5は、実験室空間(及び/又は他の建造物空間)の壁へ取り付けられるように構成されていてもよいし、又は実験室空間(及び/又は他の建造物空間)の天井と壁の両方へ取り付けられるように構成されていてもよい。
更に、新規性のある空気処理デバイス5は、自立式とすることができ、例えばハウジング10が実験室空間(及び/又は他の建造物空間)の床に据えられている土台へ取り付けられるようになっていてもよい。
注目すべきこととして、本発明は、建造物内の空気品質を監視するための新しい手法、特に、有害物質(例えば危険有害化学物質)が存在し得る建造物空間内の空気品質を監視するため及びそれらの空間内の空気品質に係る起こり得る問題が発生した場合に職員に勧告するための新しい手法を提供している。このために新規性のある空気処理デバイス5は、更に、実験室空間(及び/又は他の建造物空間)内の周囲空気の空気品質を監視するためのセンサ46を備えているのが望ましい。センサ46は、万一、実験室空間(及び/又は他の建造物空間)内の周囲空気の空気品質が所定空気品質レベルより下に劣化した場合に、警報43(例えば可聴警報及び/又は視覚的な電灯による警報)を起動させるための監視システム42へ(例えば有線又は無線通信41によって)接続されているのが望ましい。
次に図3を見て、所望であれば、新規性のある空気処理デバイス5に実験室空間(及び/又は他の建造物空間)の天井での「重量を感じさせない」外観を与えることを目的に、新規性のある空気処理デバイス5は実験室空間(及び/又は他の建造物空間)の天井へ付着している部分に暗色基部45を有し、新規性のある空気処理デバイス5の実験室空間(及び/又は他の建造物空間)の中へ突き出ている外周部分の周りに電灯の帯50がセットされていてもよい。この電灯の帯50は純粋に装飾的であって、例えば実験室空間(及び/又は他の建造物空間)のための所望の雰囲気を作り出すように薄青色の電灯とすることもできるし、又は電灯の帯50は機能的であって、例えば実験室空間(及び/又は他の建造物空間)のための照明を提供するように「白色」電灯とすることもできる。
また、この電灯の帯50は、図3に示されている様な連続した電灯の帯を備えていてもよいし、又は図4に示されている様な複数の点光源55(例えばLED電灯)によって作り出される途切れた電灯の帯を備えていてもよい。
加えて、所望であれば、電灯の帯50は情報提供性のあるものとすることもでき、例えば、新規性のある空気処理デバイス5が正常に機能しているなら及び/又は実験室空間(及び/又は他の建造物空間)内の周囲空気の空気品質が所定空気品質レベルより上に留まっているなら電灯の帯50が一方の色(例えば青色)を有し、また新規性のある空気処理デバイスが正常に機能していないなら及び/又は実験室空間(及び/又は他の建造物空間)内の周囲空気の空気品質が所定空気品質レベルより下に劣化しているなら電灯の帯50がもう一方の色(例えば赤色)を有するようになっていてもよい。而して、本発明のこの形態では、電灯の帯50は視覚的な電灯による警報43と同じ目的を果たすことができ(及び、本発明のこの形態では、電灯の帯50はセンサ40及びセンサ46へ接続されている監視システム42によって制御されていてもよい)。
本発明の1つの好適な形態では、新規性のある空気処理デバイス5は自身のセンサ40及びセンサ46を監視システム42へ接続させており、監視システム42が視覚的警報43及び/又は電灯の帯50へ接続されていて、監視システム42は、(i)新規性のある空気処理デバイス5の作動要素(例えば、循環ファン30、フィルタ35、など)が正常に機能していない場合又は(ii)実験室空間(及び/又は他の建造物空間)内の周囲空気の空気品質が所定空気品質レベルより下に劣化した場合に、警報43及び/又は電灯の帯50の状態を変化させるようにプログラムされている。このやり方では、実験室空間(及び/又は他の建造物空間)内に居る人は警報43及び/又は電灯の帯50の状態を観察するだけで、新規性のある空気処理デバイスが点検修理(例えば消耗したフィルタ35を交換するなど)を必要としているかどうか及び/又は実験室空間(及び/又は他の建造物空間)内の周囲空気の空気品質が所定空気品質レベルより下に劣化してしまっているかどうかを知ることができる。これに関し、認識しておきたいこととして、新規性のある空気処理デバイス5を実験室空間(及び/又は他の建造物空間)の天井に設置することによって、及び電灯の帯50をハウジング10の全周(又は少なくともその実質部分)を廻って延在させることによって、実験室空間(及び/又は他の建造物空間)内に居る人は実質的にどこに居ようと概して新規性のある空気処理デバイス5の電灯の帯50に対する直接の見通し線を有することになり、それにより新規性のある空気処理デバイス5の作動状態及び実験室空間(及び/又は他の建造物空間)内の周囲空気の空気品質について素早く且つ簡単に情報提供を受けることができるようになる。
代替的及び/又は追加的に、新規性のある空気処理デバイス5は、電灯50の帯が、新規性のある空気処理デバイス5が正常に機能している場合には連続点灯し新規性のある空気処理デバイスが正常に機能していない場合には点滅するように、構成されていてもよい。
図5−図8は、新規性のある空気処理デバイス5のための別の好適な構築を示している。図5−図8に示されている構築では、フィルタ35はハウジング10へヒンジ接続されている「ドロップダウン型」トレイ60に受け入れられており、即ち、フィルタ35を交換しようとするときは、「ドロップダウン型」トレイ60をハウジング10から下降させ、新しいフィルタ35を搭載し、次いで「ドロップダウン型」トレイ60をハウジング10の中へリセットするようになっている。
図9−図17は、新規性のある空気処理デバイス5のための更に別の好適な構築を示している。
走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニットを使用して空気処理デバイス5を制御するための方法及び装置
前節には、実験室空間内の空気を取り扱うための新規性のある空気処理装置5が開示されており、実験室空間は居住者の快適性及び/又は健康を確保するために通常なら引き上げられた換気回数(例えば8−12回毎時換気)を必要とするはずであるが、新規性のある空気処理デバイス5の提供により、実験室空間についての換気回数は(例えば4回毎時換気)まで引き下げることができ、それにより換気プロセスに付随するエネルギー損失は低減される。
以上に指摘されている様に、新規性のある空気処理デバイス5は、万一、新規性のある空気処理デバイス5の作動要素(例えば循環ファン30やフィルタ35など)の正常機能が中断した場合に、警報を起動させるための(例えば実験棟内又は敷地外の)監視システムへ(例えば有線又は無線通信41によって)接続されていてもよい。
同じく以上に指摘されている様に、新規性のある空気処理デバイス5は、万一、新規性のある空気処理デバイス5の作動要素(例えば循環ファン30やフィルタ35など)の正常機能が中断した場合に、実験棟のためのマスター空気制御システム44が当該実験室空間について設けられている換気回数を、それまでの換気回数(例えば4回毎時換気)から高換気回数(例えば8−12回毎時換気)へ自動的に引き上げることができるように、実験棟のためのマスター空気制御システム44へ接続されていてもよい。
次に図18を見て、本発明の1つの形態では、新規性のある空気処理デバイス5は、新規性のある空気処理デバイス5に関連する情報(例えば、循環ファン30のオン/オフ状態、循環ファン30の高/中/低作動速度、フィルタ35の機能/非機能状態、フィルタ35の残余耐用年数、など)を表示するための機載ディスプレイ画面100を備えていてもよい。機載ディスプレイ画面100は「受動的」ディスプレイ画面であってもよいし、或いは所望されるなら機載ディスプレイ画面100は、作動コマンドを新規性のある空気処理デバイス5へ機載ディスプレイ画面100を介して提供できるように、タッチ画面ディスプレイであってもよい。
新規性のある空気処理デバイス5が(例えば実験棟内又は敷地外の)中央制御システム103へ(例えば有線又は無線通信によって)接続されている場合、所望されるなら、新規性のある空気処理デバイス5の状態を監視する及び/又は新規性のある空気処理デバイス5へ作動コマンドを提供するのに中央制御システム103が使用されていてもよい。限定するわけではないが一例として、新規性のある空気処理デバイス5は実験棟内に置かれている中央制御システム103へ(有線又は無線通信によって)接続されていてもよい。限定するわけではないが別の例として、新規性のある空気処理デバイス5は敷地外に置かれている中央制御システム103へ(有線又は無線通信によって)接続されていてもよく、例えば、新規性のある空気処理デバイス5は、当該新規性のある空気処理デバイス5から何千マイルも離れたところにある中央制御システム103へインターネットを介して接続されていてもよい。本発明の更に別の形態では、中央制御システム103は新規性のある空気処理デバイス5へ直接組み入れられていてもよい。これに関し、認識しておきたいこととして、中央制御システムを新規性のある空気処理デバイス5内に有することは、まさに作業デバイス自身の中央演算処理ユニットへ埋め込まれた自分専用のウェブサーバプラットフォームの役目を果たす完全独立型自律作業デバイスが持てるということであり、QRコードが走査(以下を参照)されたら、手持ち式デバイスに当該作業デバイスを完全制御させることが可能になるという利点がもたらされ、とどのつまり、建造物の内部か又は外部のどちらかに置かれている中央サーバに頼ってもよいが中央サーバに頼るよりほかないかというとそうではなくなる、ということである。
上記に関連して、複数の新規性のある空気処理デバイス5(1つ又それ以上の場所に置かれている)は単一の中央制御システム103へ接続されていてもよいし又は複数の中央制御システム103へ接続されていてもよいものと認識されたい。
以上に指摘されている様に、機載ディスプレイ画面100の提供は概して新規性のある空気処理デバイス5の費用を増加させる。
この問題に取り組むため、本発明は、新規性のある空気処理デバイス5を制御することについて、新規性のある空気処理デバイス5が機載ディスプレイ画面を有することを必要としない新しい手法を提供する。新規性のある空気処理デバイス5が走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニットを使用して制御されることを可能にする新規性のあるシステムの提供及び使用によって、これを実現している。
本発明の1つの好適な形態では、新規性のある空気処理デバイス5は中央制御システム103(例えば中央サーバ)へインターネットを介して接続され、新規性のある空気処理デバイス5にはデバイス固有QRコードが提供されている。本発明のこの形態では、新規性のある空気処理デバイス5は機載ディスプレイ画面100を省略することができ、新規性のある空気処理デバイス5は走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニットを使用して制御されることになる。
次に図19を見てより厳密にいうと、本発明のこの形態では、新規性のある空気処理デバイス5は中央制御システム103(例えば中央サーバ)へ(例えば有線又は無線によって)インターネットを介して接続されており、新規性のある空気処理デバイス5には、走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニット(例えば、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、スマートグラス、ラップトップ、など)による機械読み取り(例えば走査)ができるデバイス固有QRコード110を担持するラベル105が提供されている。本発明のこの形態では、新規性のある空気処理デバイス5は、その作動状態(例えば、循環ファン30のオン/オフ状態、循環ファン30の高/中/低作動速度、フィルタ35の機能/非機能状態、フィルタ35の残余耐用年数、など)を中央制御システム103(例えば中央サーバ)へインターネットを介して報告する。すると中央制御システム103(例えば中央サーバ)は新規性のある空気処理デバイス5を正常機能について監視することができる。中央制御システム103(例えば中央サーバ)は更に新規性のある空気処理デバイス5へ作動コマンドを提供して新規性のある空気処理デバイス5の作動を制御することができる。また、使用者は、新規性のある空気処理デバイス5の作動状態を監視する及び/又は新規性のある空気処理デバイス5へ作動コマンドを提供するために、中央制御システム103(例えば中央サーバ)へインターネットの様なネットワークを介してアクセスすることができる。
注目すべきこととして、新規性のある空気処理デバイス5が機載ディスプレイ画面を欠いていたとしても、新規性のある空気処理デバイス5の近くに居る使用者は、新規性のある空気処理デバイス5に関連する情報(例えば、循環ファン30のオン/オフ状態、循環ファン30の高/中/低作動速度、フィルタ35の機能/非機能状態、フィルタ35の残余耐用年数、など)を得ることができる。より厳密には、固有の新規性のある空気処理デバイス5に関連する情報を得るためには、使用者は、走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニット115(例えば、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、スマートグラス、ラップトップ、など)を使用して、当該固有の新規性のある空気処理デバイス5と関連付けられているデバイス固有QRコード110を走査するだけでよい。所望されるなら、手持ち式ユニット115は、デバイス固有QRコード110が走査されるや自動的にウェブブラウザ又は手持ち式ユニット115と中央制御システム103の間の通信円滑化のための他のアプリケーション又はソフトウェアを開くように構成(即ち適切なソフトウェアによる)されていてもよい。次いで、当該新規性のある空気処理デバイス5へ割り当てられているデバイス固有QRコード110が手持ち式ユニット115によって中央制御システム103(例えば中央サーバ)へ自動的に送信され、すると中央制御システム103が当該デバイス固有QRコードへリンクされている固有の新規性のある空気処理デバイス5と関連付けられている作動情報(即ち、当該特定の新規性のある空気処理デバイス5と関連付けられている作動情報)をプッシュして手持ち式ユニットへ返す。新規性のある空気処理デバイス5についてのこの作動情報は次いで手持ち式ユニット115のディスプレイ画面上で使用者へ表示される。
加えて、注目すべきこととして、当該特定の新規性のある空気処理デバイス5のためのデバイス固有QRコード110を使用し、手持ち式ユニット115と新規性のある空気処理デバイス5の間に中央制御システム103(例えば中央サーバ)を介してひとたびリンクが確立されたら、次いで手持ち式ユニットを使用して、作動コマンドを新規性のある空気処理デバイス5へ提供することができる(即ち、作動コマンドを手持ち式ユニット115から中央制御システム103へ送り、すると中央制御システム103がそれらの作動コマンドを固有の新規性のある空気処理デバイス5へ取り次ぐ)。
而して、本発明のこの形態では、手持ち式ユニット115を固有の新規性のある空気処理デバイス5へ当該特定の新規性のある空気処理デバイス5のためのデバイス固有QRコードを介してリンクすることによって、走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニット115(例えば、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、スマートグラス、ラップトップ、など)のディスプレイ画面が有効に当該新規性のある空気処理デバイス5のためのディスプレイ画面となる、ということが理解されるであろう。これにより、機載ディスプレイ画面100を新規性のある空気処理デバイス5から省略することが可能となり、その結果、製造者には実質的な費用節減がもたらされる。
上記QRコード通信手続きを組み入れている新規性のある空気処理デバイス5の実例
デバイス固有QRコード110を或る固有の新規性のある空気処理デバイス5へ割り当て当該固有の新規性のある空気処理デバイス5を中央制御システム103へリンクするプロセスを開始するには、まず新規性のある空気処理デバイス5をネットワーク(例えばインターネット)へ接続する。これには、当該新規性のある空気処理デバイス5へネットワークアドレス(即ちIPアドレス)が割り当てられること、及び当該固有の新規性のある空気処理デバイス5及びそのIPアドレスを識別するデバイス固有QRコード110が生成されることが必要である。このため、各新規性のある空気処理デバイス5は製造時又は出荷時に初期QRコードがタグ付けされている。設置時に使用者はこの初期QRコードを走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニット115(例えば、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、スマートグラス、ラップトップ、など)で走査する。手持ち式ユニット115のネットワーク化インターフェース(例えばウェブブラウザ)を使用して、走査された初期QRコードを使って、インターネットページ(即ちウェブページ)を使用者へ表示させることができ、そこで新規性のある空気処理デバイス5についての構成情報が全て解説される。このインターネットページは、中でも特に、当該特定の新規性のある空気処理デバイス5へ割り当てられるIPアドレスに対応するデバイス固有QRコード110をどうやって編集し印刷するかを解説する。次いで、特定の新規性のある空気処理デバイス5の割り当てられるIPアドレスが分かったところで、ウェブページは当該デバイスの割り当てられるIPアドレスを指し示すデバイス固有QRコードを印刷するためのツールを提供する。このデバイス固有QRコードを次いで新規性のある空気処理デバイス5(又は新規性のある空気処理デバイス5の近傍)へ取り付ける。それ以後、デバイス固有QRコードが、走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニット115(例えばスマートフォンやタブレットなど)によって走査されると、手持ち式ユニット115のネットワークインターフェース(例えばウェブブラウザ)は自動的に中央制御システム103(例えば中央サーバ)へ方向付けられ、すると中央制御システム103が当該新規性のある空気処理デバイス5についての情報を手持ち式ユニット115上に表示し、手持ち式ユニット115を介しての新規性のある空気処理デバイス5の異なる作動パラメータ(例えばファン速度やセンサ設定など)の制御を可能にさせる。
限定でなく一例として、以下は新規性のある空気処理デバイス5のためのQRコード通信手続きのセットアップ及び動作の1つの具体例である。
1.デバイス固有IPアドレスを新規性のある空気処理デバイス5へ割り当てる。
コンピュータ120(図20)を直接に新規性のある空気処理デバイス5へ例えばRJ45ケーブル125を用いて接続する。これは、コンピュータのウェブブラウザを新規性のある空気処理デバイス5の内部設定にアクセスするように適切なIPアドレス(例えば192.168.0.100)へ方向付けることによって果たされる。
次いで、デバイス「設定」メニューで、当該固有の新規性のある空気処理デバイス5へ新規性のある空気処理デバイス5の接続先のネットワークによって割り当てられることになっているIPアドレスを入力する。「更新」を押して、IPアドレスを当該固有の新規性のある空気処理デバイス5へ割り当てさせる。
「リブート」を押して、当該固有の新規性のある空気処理デバイス5を割り当てられたIPアドレス構成で再起動させる。RJ45ケーブルをコンピュータから接続解除し、新規性のある空気処理デバイス5をネットワークへ接続する。
2.当該新規性のある空気処理デバイス5のためのデバイス固有QRコードを編集及び印刷する。
次に図21を見て、初期QRコード(製造時又は出荷時に新規性のある空気処理デバイス5上に設置)を、走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニット115(例えば、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、スマートグラス、ラップトップ、など)で走査し、手持ち式ユニット115を適切なQRコード生成ウェブサイト(例えば、http://gogr.me/#t=url)へ接続する。
「ウェブサイトアドレス」フィールドに、http://に続けて当該固有の新規性のある空気処理デバイス5の割り当てられたデバイス固有IPアドレス(例えば、デフォルトアドレスのhttp://192.168.0.200)を入力する。
「ダウンロード」ボタンをクリックし、次いで「PNG」ボタンをクリックする。
最小サイズ2cmx2cmの生成されたQRコード(例えば、qrcode.png)図版を印刷する。生成されたQRコード110を新規性のある空気処理デバイス5上(又はその付近)に取り付ける。
3.新規性のある空気処理デバイス5と通信し同デバイスを制御する。
走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニット115(例えば、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、スマートグラス、ラップトップ、など)を使用し、デバイス固有QRコード110(図22)を走査して、自動的に、当該固有の新規性のある空気処理デバイス5のためのデバイス固有情報及び制御手段へ中央制御システム103(例えば中央サーバ)を介してアクセスする。走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニット115(例えば、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、スマートグラス、ラップトップ、など)は、当該固有の新規性のある空気処理デバイス5のためのデバイス固有情報及び制御手段を中央制御システム103(中央サーバ)から受信すると、当該特定の新規性のある空気処理デバイス5についての情報を手持ち式ユニット115上に表示するので、当該固有の新規性のある空気処理デバイス5の作動(例えばファン速度やセンサ設定など)を使用者が走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニット115(例えば、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、スマートグラス、ラップトップ、など)を使用して設定できるようになる。
上記QRコード通信手続きを使用し、他の作業デバイスを走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニットを使って制御する
前節には、走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニット
に新規性のある空気処理デバイス5の機載ディスプレイ画面を代行させる新規性のあるQRコード通信手続きが開示されている。また一方で、認識されるべきこととして、同じ新規性のあるQRコード通信手続きを使用して、走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニットに、新規性のある空気処理デバイス5以外のデバイスの機載ディスプレイ画面を代行させることもでき、例えば、同じ新規性のあるQRコード通信手続きを使用して手持ち式ユニットにヒュームフードの機載ディスプレイ画面を代行させる、又は他の空気取り扱い機器の機載ディスプレイ画面を代行させる、又は他の作業デバイスの機載ディスプレイ画面を代行させることもできる。限定するわけではないが一例として、その様な他の作業デバイスには、家庭用デバイス(例えば、テレビ、冷蔵庫、コンロ又は電子レンジ、冷暖房システム、など)、自動販売機、チケットキオスク、製造機械、ロボット、車両、など、が含まれよう。
而して、考案は、適切な手持ち式ユニットがこれまで機載ディスプレイ画面によって提供されていた機能性を提供できるようになる高速で単純な方式を提供することによって、伝統的な機載ディスプレイ画面及び/又は制御手段の必要性を排除することができる、単純化されたヒューマン−マシン・インターフェースを可能にさせる、ということが理解されるであろう。作業デバイスが製品サポート用サーバへ本発明の新規性のあるQRコード通信手続きを介して連結されたなら、使用者は、走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する彼らの個人的な手持ち式ユニット(例えば、彼らの個人的なスマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、スマートグラス、ラップトップ、など)を使用して、簡単かつ自動的に、情報豊富な環境にQRコードゲートウェイシステム(即ちQRコードアクセス中央サーバ)を介してアクセスし、それにより作業デバイスについての情報を得ること及び/又は作業デバイスの作動制御を想定することができるようになる。
この様に、作業デバイスのネットワーク接続性増大、及び走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニット(例えば、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、スマートグラス、ラップトップ、など)の採用の拡がりのおかげで、使用者は、通常なら機載ディスプレイ画面を提供されることになるはずの作業デバイス相手に(彼らの個人的な手持ち式ユニットを介して)通信し当該作業デバイスを制御できる潜在性を既に身に付けている。これまで必要とされた複雑で高価な機載ディスプレイ画面及び/又は制御手段を作業デバイスは今や省くことができる、というのが利点である。
本発明を用いれば、使用者一人一人が1つのディスプレイ画面(即ち、彼らの個人的な手持ち式ユニット上のディスプレイ画面)を使用して任意の数の作業デバイスを制御することができるようになり、且つこれを簡便にまた彼らがそれを必要とするときにだけ上記QRコード通信手続きを介して行うことができる。
而して、発明の1つの好適な形態では、本発明は4つの主要技術を使用していて、それら4つの技術は、組み合わされると、人間が実質的に任意の独立型機器(例えば作業デバイス)と簡単にインターフェースしそれら機器を完全制御するための汎用手段を提供するシステムの役目を果たすので、使用される作業デバイス毎の内蔵型ディスプレイ画面、内蔵型タッチ画面、及び/又は内蔵型キーボードを使用しなくてもよくなる、ということが理解されるであろう。この発明の使用には、使用者に複数のデバイスについての各使用者が快適と感じることのできる馴染みやすく単純で標準的なグラフィカルインターフェースを提供し尚且つ安全性を高めながらも機械開発及び生産に付随する費用を下げるという好ましい効果がある。
これら4つの主要技術とは次の通りであり、即ち、
1.各機械に装備されていて色覚異常作業員に対しても有効な汎用的視覚通信手段を提供しそれにより安全性を高める単純なマン−マシン・インターフェースの役目を果たすことになる照明であって、望ましくは作業デバイス全体を取り囲むリング型である照明。限定するわけではないが一例として、リング型の照明は、連続点灯なら観察者に作業デバイスが製造者の技術的パラメータ内にあることを告げ、点滅(及び随意的には対応する可聴警報あり)なら観察者に通常の作動条件が変化してしまいその結果使用者が当該作業デバイスを完全制御することが求められている旨を告げている。
2.制御及び/又は監視対象とされる作業デバイスの前面に付着されているデバイス固有QRコードラベルであって、スキャナ装備手持ち式ユニットを介しての作業デバイスへの単純で汎用的なゲートウェイの役目を果たし、作業デバイスの固有無線通信アクセス手続き(例えば、WIFI、RFID、Bluetooth、NFC、など)を前もって知らせておく必要無しに作業デバイスの固有IPアドレスへ又は他の二方向通信プロトコル手段へ自動的にリンク付けするという利点をもたらすデバイス固有QRコードラベル。
3.直接に作業デバイスへ一体化されている埋め込みウェブサービス技術であって、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、スマートグラス、ラップトップ、など、の様な手持ち式デバイスの画面へ直接にリンク付けさせるために、作業デバイスの制御ダッシュボード全体を視覚化できるようにする埋め込みウェブサービス技術。手持ち式ユニットが作業デバイスへ付着されているデバイス固有QRコードラベルを走査してしまったら、この時点で使用者は当該作業デバイス又はこの技術セットを装備している何れかの他の作業デバイスを二方向に且つ自由に監視及び/又は制御することができる。
4.光学式認識装置及びウェブブラウザを装備した手持ち式ユニットであり、それは、上述の様に作業デバイスの二方向制御仮想ダッシュボードへウェブサービスを介してリンク付けされた後は、任意の光学式認識機能装備手持ち式デバイス(例えば、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、スマートグラス、ラップトップ、など)を有する任意の使用者にどこであっても手持ちデバイスのウェブブラウザ及び/又は固有のプログラム及び/又はソフトウェアアプリケーション(「アプリ」、「アプレット」、など)を介せばその場で任意の作業デバイスを制御できるようにし、作業デバイスの二方向制御を可能にさせ、それにより、制御対象の各作業デバイスへの伝統的な埋め込み画面、タッチ画面、及び/又はキーボードの提供を不要にさせる。
この様に、高い知能を持つ有能な個人的手持ち式ユニットが急速に標準となりつつあることから、本発明のQRコード通信手続きを使用してこれらの新しい技術をフル活用すればだれもがどこでも実質的に任意の作業デバイスを必要が生じたらその場で制御及び/又は監視することがあまねく可能になる、ということが理解されるであろう。
QRコードの代替物
上記開示では、本発明は、固有の作業デバイスを手持ち式ユニット(例えば、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、スマートグラス、ラップトップ、など)へネットワーク接続を介してリンクするのにQRコードを使用するという文脈で論じられている。QRコードは走査されると自動的にウェブブラウザを中央制御システム(例えば中央サーバ)へリンクするように設定されているので概して好適である。とはいえ、所望されるなら、他の機械可読識別要素をQRコードの代わりに又はQRコードに加えて使用することもできる。限定するわけではないが一例として、その様な他の機械可読識別要素には、バーコード、英数字記号、無線周波数識別(RFID)タグ、近距離通信(NFC)タグ、など、が含められる。
修正形
本発明を特定の例示としての好適な実施形態の観点から説明してきたが、当業者には容易に理解及び認識される様に、本発明はその様に限定されるものではなく、ここに論じられている好適な実施形態には本発明の範囲から逸脱することなく多くの追加、削除、及び修正がなされ得る。
5 新規性のある空気処理デバイス
10 ハウジング
15 空気入口
20 少なくとも1つの空気出口
25 通路
30 循環ファン
35 フィルタ
40 センサ(作動要素監視用)
41 有線又は無線通信
42 監視システム
43 警報
44 マスター空気制御システム
45 暗色基部
46 センサ(空気品質監視用)
50 電灯の帯
55 点光源
60 ドロップダウン型トレイ
100 機載ディスプレイ画面
103 中央制御システム
105 ラベル
110 デバイス固有QRコード
115 手持ち式ユニット
120 コンピュータ
125 RJ45ケーブル

Claims (24)

  1. 作業デバイスを手持ち式ユニットを使用して無線制御するための方法において、
    前記作業デバイスはネットワークを介して中央サーバへ接続され、当該作業デバイスは前記ネットワーク上で割り当てられたネットワークアドレスによって一意に識別され、更に当該作業デバイス及び前記中央サーバは、当該中央サーバが前記ネットワークを介して当該作業デバイスの作動に関するデータを受信し且つ当該作業デバイスの作動を制御することができるように構成され
    前記方法は、
    前記作業デバイスの前記割り当てられたネットワークアドレスを指し示すデバイス固有識別マーカーを前記作業デバイスに位置付ける段階と
    前記デバイス固有識別マーカーを前記手持ち式ユニットで走査し、それにより前記作業デバイス及び前記作業デバイスへリンクされている前記割り当てられたネットワークアドレスを識別し、自動的に前記手持ち式ユニットを前記中央サーバへ接続させ、当該手持ち式ユニットに前記作業デバイスに関する情報を表示させる段階と、
    前記手持ち式ユニットを使用して、前記中央サーバに、前記割り当てられたネットワークアドレスの前記作業デバイスと通信させ当該作業デバイスを制御させる段階と、を備え、それにより使用者が前記作業デバイスの作動を前記手持ち式デバイスを介して制御できる及び/又は前記作業デバイスに関するデータを前記中央サーバから受信できるようになる、方法。
  2. 前記作業デバイスは空気処理デバイスを備えている、請求項1に記載の方法。
  3. 前記空気処理デバイスはヒュームフードを備えている、請求項2に記載の方法。
  4. 前記作業デバイスは、家庭用デバイス、自動販売機、チケットキオスク、製造機械、ロボット、及び車両、から成る群からの1つである、請求項1に記載の方法。
  5. 前記家庭用デバイスは、テレビ、冷蔵庫、コンロ又は電子レンジ、及び冷暖房システム、から成る群からの1つである、請求項4に記載の方法。
  6. 前記ネットワークはインターネットを備えている、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ネットワークはローカルエリアネットワークを備えている、請求項1に記載の方法。
  8. 前記割り当てられたネットワークアドレスはインターネットプロトコル(IP)アドレスを備えている、請求項1に記載の方法。
  9. 前記デバイス固有識別マーカーはQRコード(登録商標)を備えている、請求項1に記載の方法。
  10. 前記デバイス固有識別マーカーはバーコードを備えている、請求項1に記載の方法。
  11. 前記デバイス固有識別マーカーはRFIGタグを備えている、請求項1に記載の方法。
  12. 前記デバイス固有識別マーカーはNFCタグを備えている、請求項1に記載の方法。
  13. 前記手持ち式ユニットはスマートフォンを備えている、請求項1に記載の方法。
  14. 前記手持ち式ユニットはタブレットを備えている、請求項1に記載の方法。
  15. 前記手持ち式ユニットはスマートウォッチを備えている、請求項1に記載の方法。
  16. 前記手持ち式ユニットはスマートグラスを備えている、請求項1に記載の方法。
  17. システムにおいて、
    ネットワークを介して中央サーバへ接続される作業デバイスであって、当該作業デバイスは前記ネットワーク上で割り当てられたネットワークアドレスによって一意に識別され、更に当該作業デバイス及び前記中央サーバは当該中央サーバが前記ネットワークを介して当該作業デバイスの作動に関するデータを受信し且つ当該作業デバイスの作動を制御することができるように構成される、作業デバイスと、
    前記作業デバイスに配置されているデバイス固有識別マーカーであって、当該作業デバイスの前記割り当てられたネットワークアドレスへリンクされているデバイス固有識別マーカーと、
    走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニットであって、従って、前記デバイス固有識別マーカーを走査し、前記中央サーバへ前記ネットワークを介して自動的に接続し、前記作業デバイス及び前記作業デバイスへリンクされている前記割り当てられたネットワークアドレスを識別し、前記中央サーバに前記割り当てられたネットワークアドレスの前記作業デバイスと自動的に通信させ当該作業デバイスを制御させることができる手持ち式ユニットと、を備え、それにより使用者が前記作業デバイスの作動を前記手持ち式デバイスを介して制御できる及び/又は前記作業デバイスに関するデータを前記中央サーバから受信できるようになる、システム。
  18. 前記作業デバイスは空気処理デバイスを備えている、請求項17に記載のシステム。
  19. 前記空気処理デバイスはヒュームフードを備えている、請求項18に記載のシステム。
  20. 前記作業デバイスは、家庭用デバイス、自動販売機、チケットキオスク、製造機械、ロボット、及び車両、から成る群からの1つである、請求項17に記載のシステム。
  21. 前記家庭用デバイスは、テレビ、冷蔵庫、コンロ又は電子レンジ、及び冷暖房システム、から成る群からの1つである、請求項20に記載のシステム。
  22. 前記ネットワークはインターネットを備えている、請求項17に記載のシステム。
  23. 前記デバイス固有識別マーカーはQRコード(登録商標)を備えている、請求項17に記載のシステム。
  24. 前記手持ち式ユニットはスマートフォンとタブレットのうちの一方である、請求項17に記載のシステム。
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