JP2008080948A - 走行台車の脱輪防止装置 - Google Patents

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智尋 遠藤
Satoru Matsuda
哲 松田
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Abstract

【課題】安定走行用のガイドローラの摩耗落下や破損した場合でも、走行台車の走行レールからの脱輪を未然に防止して安定走行を行うようにした走行台車の脱輪防止装置を提供すること。
【解決手段】走行台車側面で、走行車輪2より内側に走行レール側面と対向して配設した脱輪防止板5に、走行レール側面との位置関係を検出するセンサ6を配設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、走行台車の脱輪防止装置に関し、特に、スタッカークレーン等の走行台車において下部ガイドローラの摩耗や落下が起因してスタッカークレーンが傾動してもその傾斜を許容以下に抑制し、走行レールからの脱輪を未然に防止するようにした走行台車の脱輪防止装置に関するものである。
従来、走行台車、特に限定されるものではないが、例えば、スタッカークレーンにおいては、走行レールに導かれて走行するように構成されている。特に安定して走行するように、走行レールの側面と接触するようにガイドローラを配設している。
ところで、スタッカークレーンの下部に走行車輪と別個に配設するガイドローラが走行レール側面と接触して安定して走行するようにしているが、該ガイドローラが摩耗等により落下、或いは破損した場合、走行による振動、その他によりスタッカークレーンが一側方に傾くと、傾いた反対側の走行車輪が走行レールから離間する。
このスタッカークレーンの走行台車に配設される走行車輪は、図示のように、フランジ部がないため、走行台車の傾きは脱輪へとつながり、この走行車輪の脱輪はスタッカークレーンが大きく傾くようになってストッカーの棚等へ衝突し、大事故になるという問題があった。
本発明は、スタッカークレーン等の走行台車の有する問題点に鑑み、安定走行用のガイドローラの摩耗落下や破損した場合でも、走行台車の走行レールからの脱輪を未然に防止して安定走行を行うようにした走行台車の脱輪防止装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の走行台車の脱輪防止装置は、走行台車側面で、走行車輪より内側に走行レール側面と対向して配設した脱輪防止板に、走行レール側面との位置関係を検出するセンサを配設したことを特徴とする。
この場合において、脱輪防止板を、走行台車の許容傾斜角範囲内で非接触で安定走行するように走行レール側面との間に隙間を形成して配設することができる。
また、センサを、近接スイッチ又はリミットスイッチとすることができる。
本発明の走行台車の脱輪防止装置によれば、走行台車側面で、走行車輪より内側に走行レール側面と対向して配設した脱輪防止板に、走行レール側面との位置関係を検出するセンサを配設することにより、簡易な構成で走行台車の許容以上の傾斜を脱輪防止板の走行レール側面との接触により機械的に防止することができるとともに、付設のセンサにて走行台車の傾斜を検知することができ、また機構が簡易で、走行台車と走行レールとの隙間に配設することができるので既設の走行台車にも簡易に適用することができる。
また、脱輪防止板を、走行台車の許容傾斜角範囲内で非接触で安定走行するように走行レール側面との間に隙間を形成して配設することにより、走行台車の通常の走行には何ら支障もないので走行台車の安定走行を維持することができる。
また、センサを、近接スイッチ又はリミットスイッチとしているから、装置が簡易であるため、安価に提供することができる。
以下、本発明の走行台車の脱輪防止装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図2に、本発明の走行台車の脱輪防止装置の一実施例を示す。
図において1は、走行レールに導かれて走行するようにした走行台車で、この走行台車1は、特に限定されるものではないが、例えば、スタッカークレーンの走行台車1であって、該走行台車1の左右両側部に走行車輪2、2を配設し、該両側の走行車輪2、2をそれぞれ独立したモータ3、3にて駆動するようにする。
この走行車輪2の駆動は動力伝達機構、特に限定されるものではないが、例えば、図示のように、走行車輪2、モータ3の軸端の双方にそれぞれプーリ21、31を配設し、この対峙するプーリ21、31間にベルト4を張架して行う。
また、走行レール7は、直接床面に固定することもできるが、図示の実施例のようにレール取付板8に固定し、このレール取付板8を床面に固定するようにすることもできる。 この走行レール7上を転動するようにする走行車輪2は、無フランジで、望ましくは外周の車輪踏面にゴムタイヤを一体に形成し、これにより走行時の振動、騒音を抑制するようにすることができる。
また、走行台車1の側面には、脱輪防止装置Aを配設する。
この脱輪防止装置Aは、走行台車側面で、走行車輪2より内側に走行レール側面と対向して配設した脱輪防止板5と、この脱輪防止板5に走行レール側面と対峙して配設したセンサ6とより構成する。
この脱輪防止装置Aは、図1に示すように、走行台車1の左右両側面にそれぞれ配設することで、走行台車1が左右いずれの方向に傾いても脱輪を防止するようにする。
なお、この場合、走行台車側面に配設した脱輪防止板5と走行レール7の側面との間には、走行台車1の許容傾斜角範囲内で非接触で安定走行するように隙間Cを形成するようにする。
これにより、安定走行用のガイドローラ(図示省略)の破損、脱落などが発生して、走行台車1が許容以上に傾斜せんとするも、脱輪防止板5が走行レール側面と接触して許容以上の傾斜を機械的に、強制的に抑制し、脱輪を防止するものである。
また、脱輪防止板5の外側面で、走行レール側面と対峙して配設したセンサ6として、近接スイッチやリミットスイッチを採用することができる。これにより、走行台車1の走行状況を把握するようにする。
次に、本発明の走行台車の脱輪防止装置の作用について説明する。
スタッカークレーン等の走行台車1は、該走行台車1に搭載したモータ3の駆動にて動力伝達機構を介して走行車輪2が駆動され、走行する。この場合、左右の走行車輪2を駆動するモータ3、3は同期して駆動されるため、走行台車1は走行レール7に沿って安定して走行する。通常の走行時においては、図1に示すように、脱輪防止板5と走行レール7との間には隙間Cがあって、走行台車1は走行レール7と非接触の状態で走行する。この安定走行状態時でもセンサ6による走行レール7との隙間を計測することができる。
ガイドローラの破損、脱落など不測の事態発生で、走行台車1が許容以上に傾くと、傾いた反対側の脱輪防止板5が走行レール7の側面と接触するようになる。この脱輪防止板5の走行レール7との接触により、走行台車1のそれ以上の傾きは、機械的に、強制的に抑制されるものとなって、そり以上の傾きは抑制され、このため走行車輪2にフランジがなくても、この脱輪防止板5がフランジの作用をして走行車輪2が走行レール7からの脱輪を未然に防止することができる。
また、この走行台車1の傾きは許容以下であっても、センサ6にて脱輪防止板5と走行レール7との隙間を検出することができ、またこのセンサに警報装置(図示省略)を接続すれば走行台車1の傾きを警報にてその異常を知らせ、必要に応じて走行台車1を停止させることができる。このため、走行台車は安定走行することができる。
以上、本発明の走行台車の脱輪防止装置について、実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の走行台車の脱輪防止装置は、走行台車の許容以上の傾きにて脱輪防止板を走行レール側面と接触させて脱輪を防止するという特性を有していることから、スタッカークレーンの用途に好適に用いることができるほか、例えば、走行レールに導かれる自動搬送台車の用途にも用いることができる。
本発明の走行台車の脱輪防止装置の一実施例を示す正面図である。 同側面図である。
符号の説明
A 脱輪防止装置
C 脱輪防止板と走行レール側面との隙間
1 走行台車
2 走行車輪
21 プーリ
3 モータ
31 プーリ
4 ベルト
5 脱輪防止板
6 センサ
7 走行レール
8 レール取付板

Claims (3)

  1. 走行台車側面で、走行車輪より内側に走行レール側面と対向して配設した脱輪防止板に、走行レール側面との位置関係を検出するセンサを配設したことを特徴とする走行台車の脱輪防止装置。
  2. 脱輪防止板を、走行台車の許容傾斜角範囲内で非接触で安定走行するように走行レール側面との間に隙間を形成して配設したことを特徴とする請求項1記載の走行台車の脱輪防止装置。
  3. センサを、近接スイッチ又はリミットスイッチとしたことを特徴とする請求項1又は2記載の走行台車の脱輪防止装置。
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