JP2007048009A - 作業支援システム、そのデータベースサーバ、作成管理装置、プログラム - Google Patents

作業支援システム、そのデータベースサーバ、作成管理装置、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 作業指示書の作成・更新等を行う管理者の作業負担を大幅に軽減する。
【解決手段】 DBサーバ10の作業指示データ記憶部11には、各フローデータに、複数のセクションデータとその実行順序が関連付けられる形で作業指示データが格納されている。セクションデータは、複数の作業ステップをまとめたものである。作業指示データの作成管理装置20は、DBサーバにアクセスして上記フローデータ、セクションデータ等を作成・更新等する。例えば、フローデータ/セクションデータ関連付け部23によって、各フローデータをセクションデータ単位で編集できる。1つのセクションデータを複数のフローデータに関連付けることもできる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、作業者の端末に作業指示を順次表示することで作業者を支援する作業支援システムに関する。
一般的に、生産現場で行なわれる作業を指示する場合、技術者が作業内容を規定した作業指示書データ作成して、この作業指示書データを紙に印刷し、この作業指示書(紙)を生産現場の各作業者に配布する。各作業者は、この作業指示書を参照しながら、製品組立等の作業を実行していた。
これに対して、近年では、PC技術やDB(データベース)技術やネットワーク技術を用いることで、LAN等のローカルネットワークに、作業指示書の電子データを格納したサーバ装置と各作業場所に配置されたクライアント装置を接続し、各クライアント装置が、サーバ装置から作業指示書の電子データを取得して表示する技術が提案されている。例えば、特許文献1、特許文献2に記載の技術が提案されている。
特許文献1には、各製品について生産ラインでの作業項目毎に作成された複数ページから成る作業指示書を、PDF形式でデータ蓄積したサーバ装置と、ネットワークを介してこの作業指示書ファイルを取り込んで表示するクライアント装置から成る作業指導書表示システムが開示されている。特許文献1では、作業指示を、文字だけでなく、画像によっても表示している。
特許文献2の発明は、作業指示情報を簡単に生成することができる指図書作成装置を提供する。特許文献2の発明は、指図書の表示レイアウトを特定する指図書雛形をHTML形式で記憶すると共に部品に関する情報を記憶し、これら記憶した情報を用いて作業指示情報である指図書を作成して、承認を条件に、作成した指図書をネットワーク接続された作業支援端末へ配信するものである。
特開2001−265420号公報 特開2002−259500号公報
上記特許文献1では、作業指示書データをPDF形式で作成している為、多数の作業項目より成る作業を、その図3に示すように、1つの作業項目毎に1つのページを作成して(ここでは全26頁)、各ページを順次表示していく。このように、PDFファイル内に多数の作業項目の作業指示ページが単に羅列されている状態である為、作業指示書データを作成・更新する者(管理者等)にとっては、作業指示書データの作成・更新作業が手間の掛かるものとなっていた。例えば、上記各作業項目は、複数の作業指示書で使用されている場合も少なくない。例えば、5つの作業指示書A〜Eがあり、作業項目pがあったとし、例えば、作業項目pは、作業指示書Aにおける5番目の作業項目、作業指示書Cにおける23番目の作業項目、作業指示書Dにおける56番目の作業項目である、等ということがあり得る。そして、例えば、あるときに作業項目pの更新(一部修正)が必要となった場合、管理者は、作業指示書A,C,D各々について、作業項目pの作業指示ページを探し出して、それぞれ修正を行なわなければならず、非常に手間が掛かっていた。
一方、特許文献2では、作業指示データの維持管理環境においては改善が進んでいるが、上記特許文献1と同様に、作業指示データの一括修正時の迅速さと正確さに問題があった。
また、現在の作業現場では、一人生産、ライン生産、ロット生産等の生産方式を状況に応じて適宜適用していく場合があり、これら様々な生産方式に応じた作業指示書の表示を行えるようにすることが望まれるが、上記特許文献1,2では何等対応できない。
本発明の課題は、作業指示書データの作成・更新等を行う管理者の作業負担を大幅に軽減でき、あるいは一人生産、ライン生産、ロット生産等の様々な生産方式に応じた作業指示書の表示を行える作業支援システム、そのデータベースサーバ、作成管理装置、プログラム等を提供することである。
本発明の作業支援システムは、データベースサーバと作成管理装置とがネットワークに接続されたシステムにおいて、前記データベースサーバは、複数の連続する作業工程の実行順序と各作業工程毎の作業指示データを有する各セクションデータを記憶するセクションデータ記憶手段と、各製造作業毎に、複数の前記セクションデータと該セクションデータの実行順序を定義したフローデータを記憶するフローデータ記憶手段とを有し、前記作成管理装置は、前記セクションデータ記憶手段とフローデータ記憶手段を参照して、前記フローデータを前記セクションデータ単位で編集させる作業指示データ作成手段を有する。
上記作業支援システムにおいて、例えば、前記作業指示データ作成手段は、任意にフローデータを指定させ、該指定されたフローデータに関するセクションデータを表示すると共に他のセクションデータを一覧表示して、指定されたフローデータに関するセクションデータの削除又は実行順序の変更、あるいは一覧表示される他のセクションデータの中から指定されたセクションデータを追加する操作を行えるフロー・セクション関連付け画面を表示して、前記フローデータの編集を行わせる。
上記作業支援システムにおいて、例えば、前記ネットワークには更に作業者支援装置が接続され、該作業者支援装置は前記フローデータ記憶手段、セクションデータ記憶手段から該当データを取得して前記作業指示データを順次表示し、前記フローデータには、リリース済みか編集中かを示す状態データと使用可否を示すデータとが含まれ、前記作業指示データ作成手段は、任意の前記フローデータを更新する際には、該フローデータをコピーして更新版のフローデータの雛形を作成すると共に該更新版のフローデータを使用可とすると共にその状態データを編集中とし、該更新版のフローデータの雛形を用いて更新版のフローデータを作成させ、作成完了後に所定の入力を行わせることで、前記状態データをリリース済みとすると共に旧版のフローデータは使用不可とし、前記作業者支援装置は、使用可で且つリリース済みのフローデータを前記該当データとして取得する。
上記作業支援システムにおいて、例えば、前記ネットワークには更に作業者支援装置が接続され、該作業者支援装置は前記フローデータ記憶手段、セクションデータ記憶手段から該当データを取得して前記作業指示データを順次表示し、前記セクションデータには、前記各作業手順毎にその作業指示データに変更があったか否かを示す更新有無データが含まれ、前記作業指示データ作成手段は、任意の前記セクションデータの編集を行わせ、変更があった作業指示データに関する更新有無データを更新有りとし、前記作業者支援装置は、前記各作業指示データを表示する際には、前記更新有無データを用いて、表示している作業指示データに更新があったか否かを表示する。
上記作業支援システムにおいて、例えば、前記ネットワークには更に作業者支援装置が接続され、該作業者支援装置は前記フローデータ記憶手段、セクションデータ記憶手段から該当データを取得して前記作業指示データを順次表示し、前記セクションデータには、該セクションデータに係る全作業指示データの表示を繰り返し実行するか否かを示すフラグが含まれ、前記作業指示データ作成手段は、該フラグのON/OFFを設定させ、前記作業者支援装置は、該フラグ情報を参照して、フラグONであるセクションデータについては、該セクションデータに係る全作業指示データの表示を1セットとして、指定された複数セット分繰り返し表示実行する。
上記作業支援システムにおいて、例えば、前記ネットワークには更に作業者支援装置が接続され、該作業者支援装置は前記フローデータ記憶手段、セクションデータ記憶手段から該当データを取得して前記作業指示データを順次表示し、前記セクションデータには、表示中断の有無を示すフラグが含まれ、前記作業指示データ作成手段は、該フラグのON/OFFを設定させ、前記作業者支援装置は、前記フラグがONであるセクションデータに関しては、該セクションデータに係る全作業指示データの表示を実行したら、次のセクションデータの表示を行わずに中断し、所定の再開条件が満たされたら前記次のセクションデータの表示を実行する。
上記作業支援システムにおいて、例えば、前記ネットワークには更に作業者支援装置が接続され、該作業者支援装置は前記フローデータ記憶手段、セクションデータ記憶手段から該当データを取得して前記各作業指示データを用いた作業指示画面の表示を順次実行し、前記作業指示データには、任意のデータ入力を要求するデータが含まれ、前記作業指示画面には該要求に対応した入力領域が含まれる。
本発明のデータベースサーバは、データベースサーバと作成管理装置とがネットワークに接続されたシステムにおける前記データベースサーバにおいて、複数の連続する作業工程の実行順序と各作業工程毎の作業指示データを有する各セクションデータを記憶するセクションデータ記憶手段と、各製造作業毎に、複数の前記セクションデータと該セクションデータの実行順序を定義したフローデータを記憶するフローデータ記憶手段とを有する。
本発明の作成管理装置は、データベースサーバと作成管理装置とがネットワークに接続されたシステムにおける前記作成管理装置において、複数の連続する作業工程の実行順序と各作業工程毎の作業指示データを有する各セクションデータを記憶すると共に各製造作業毎にその製造作業に対応する複数の前記セクションと該セクションの実行順序を定義したフローデータを記憶するデータベースを有する前記データベースサーバに、前記ネットワークを介してアクセスして、前記データベースに記憶されている前記各データを参照して、前記フローデータを前記セクション単位で編集させる作業指示データ作成手段を有する。
本発明の作業支援システム、そのデータベースサーバ、作成管理装置、プログラム等によれば、作業指示書データの作成・更新等を行う管理者の作業負担を大幅に軽減できる。あるいは一人生産、ライン生産、ロット生産等の様々な生産方式に応じた作業指示書の表示を行える。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態による作業支援システム全体の構成図である。
図示の作業支援システム1は、データベース(DB)サーバ10、複数の作業者支援装置2、及び作業指示データの作成管理装置20が、ネットワーク3に接続しており、相互にデータ送受信可能となっている。尚、作業指示データの作成管理装置20の機能をデータベース(DB)サーバ10が有する構成としてもよい。
DBサーバ10は、作業指示データ記憶部11と作業指示データファイル記憶部12とを有する。作業指示データ記憶部11は、作業指示データ及びその管理情報を、一定の規則性に基づいて保持している。この一定の規則性とは、詳しくは後述するが、図上に概略的なイメージで示す通り、各フローと、フローを構成する複数のセクション及び各セクションの実行順序が規定されているものである。更に、後に説明するように各セクションの管理情報と各セクションを構成する各ステップ(作業工程)の実行順序が規定されている。そして各ステップ(作業工程)毎に対応付けてその作業指示データが格納されている。
フローは、1つの大きな作業全体を示すものであり、例えば1つの製品の組立て開始から完成まで一連の作業工程の流れに対応するものである。このフロー(作業全体)を大まかに複数に分割したものがセクションである。これは、各フローは多数の細かな作業ステップから成り、この多数の作業ステップのうちの任意の連続する複数の作業ステップをまとめたものがセクションであるとも言える。あるいは、別の定義としては、生産製品やユニット部品等、複数の工程や作業の集合体をフローデータとして定義し、当該製品やユニット部品等の生産行為を見渡して、作業の集合体毎にセクションデータとして定義する。
各セクションデータには、それぞれ、固有の識別コード(後述するセクションID)が割り当てられており、各フローデータには、それぞれ、自フローを構成するセクションとその実行順序が、上記セクションIDを用いて記述されている。作業指示データ記憶部11に格納される各種テーブルの具体例は、図3〜図5に示しており、後に説明する。また、各フローデータにも、それぞれ、固有の識別コード(後述するフローID)が割り当てられている。
作業指示データファイル記憶部12には、上記各作業ステップ(作業工程)における作業指示内容を各作業者支援装置2に表示する為の各種電子データファイル(図面、静止画、動画等のデータファイル)が記憶されている。これら各種データファイルは、一定の法則に基づいて保持されている。この一定の法則とは、各セクション毎に対応する各種電子データファイルをまとめて1つのフォルダに格納すると共に、このフォルダ名をセクションの上記セクションIDとすることであり、詳しくは後述する。
上記作業者支援装置2、及び作業指示データの作成管理装置20は、例えばパーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータにより実現され、ネットワーク3を介してDBサーバ10にアクセスして、上記作業指示データ等を利用可能となっている。但し、作業者支援装置2は、作業指示データ等を読み出して表示させる機能は有するが、作業指示データ等を変更・編集等することはできない。一方、作業指示データの作成管理装置20は、作業指示データ等の編集や新規登録を行える機能も備えている(勿論、表示機能も備える)。これら機能は、予め記憶されている所定のアプリケーションプログラムをCPU等が実行することにより実現される。
作業指示データの作成管理装置20は、上記編集等に係る機能として、作業指示データ作成部21を備える。作業指示データ作成部21は、フローデータ/セクションデータ作成部22、フローデータ/セクションデータ関連付け部23、セクションデータ編集部24、作業指示データリリース部25、作業指示データコピー部26等の各種機能を提供するものである。特に図示しないが、画面上のメニューから実行機能を選択することにより、上記各部間の遷移が可能な仕組みとなっている。
これら作業指示データ作成部21の各種機能については、後に詳細に説明するが、基本的な流れとしては、DBサーバ10にアクセスすると、管理者(作成管理装置20の使用権限を有するユーザであり、作業指示データの作成・編集・管理を行う者:ID、パスワードの入力により識別する)に所望のフローを選択させ、選択されたフローに係る管理情報や作業指示データを作業指示データ記憶部11から取得して、ローカル環境のメモリ(作成管理装置20が備えるメモリ)に格納する。同様に、作業指示データファイル記憶部12からも、該当する電子データファイルを取得して、上記ローカル環境のメモリに格納する。そして、これら作業指示データや管理情報や電子データファイルの編集等を管理者に行なわせ、その結果をDBサーバ10に送信することで、作業指示データ記憶部11と作業指示データファイル記憶部12の内容を更新させる。勿論、新たな作業指示データや管理情報や電子データファイルを管理者に作成させて、作業指示データ記憶部11や作業指示データファイル記憶部12に新規登録させるようにしてもよい。尚、これら基本的な機能については、以下の説明では逐一説明はしないものとする。
尚、作業指示データ記憶部11に格納される作業指示データとは、作業指示画面に表示する文章や、図面、画像等のファイルのファイル名等であり、このファイルが格納されているのが作業指示データファイル記憶部12である。よって、これらをまとめて作業指示データと呼んでも良い。また、図では、作業指示データの作成管理装置20は1つのみ示すが、複数あってもよい。
図2に、上記フローデータとセクションデータとの関連付けの具体例を示す。
図示の例では、2種類のフローを示し、一方のフローはA製品組立作業、他方のフローはB製品組立作業に関するものである。
図2(a)に示す通り、A製品組立作業は、○×作業→△○作業→■△作業→△□作業の各作業(セクション)を順次実行することで、A製品を組み立てる作業である。B製品組立作業は、×□作業→■△作業→○○作業を順次実行することで、B製品を組み立てる作業である。ここで、■△作業は、A製品,B製品両方の組立作業に用いられる。よって、例えば最初にA製品組立作業のフローを作成する際に上記各セクションを作成していたら、その後、B製品組立作業のフローを作成する際には、■△作業のセクションデータを流用できるので、作成作業の手間を軽減できる。
既に述べた通り、各フロー及び各セクションには、固有のIDが割り当てられており、図2(b)に示す通り、それぞれにIDが割り当てられている。各フローデータでは、セクションIDを用いて、実行するセクションとその順番を規定している。
上述してある従来技術では、図2に示すようなフローとセクションの関係の規定に相当する技術はない。本手法では、セクション単位で作業指示データを管理・編集できるので、修正やバージョンアップ等の作業効率が向上する。
図3〜図5に、上記フローデータとセクションデータの一例を示す。
図3(a)、(b)にはフローデータ例を示す。図3(a)にはフローデータ管理テーブル(メイン)、図3(b)にはフローデータ管理テーブル(サブ)を示す。つまり、フローデータは、メインとサブのテーブルより成る(そして、フローIDによってリンクする)。
図3(a)に示すフローデータ管理テーブル(メイン)30は、フロー名31、フローID32、作成者33、作成日34、版数35、状態36、及び使用37の各データフィールドより成る。
フロー名31は、フローデータの名称を保持しているフィールドである。
フローID32は、上述してある各フローデータを識別する為の固有のコードであるフローIDを保持しているフィールドである。尚、フローIDは、後述するように管理者が新たなフローを作成する際又は既存のフローを更新する際に自動的に決定される。図示の例のA製品組立ての様に、更新等が行なわれた場合には、第2版は第1版とは異なるフローIDが与えられる(フロー名は同じである)。
作成者33は、フローデータを作成した管理者の名前を保持するフィールドである。
作成日34は、フローデータを作成した年月日を保持するフィールドである。
版数35は、フローデータの版数、すなわち更新回数を保持しているフィールドである。
状態36は、フローデータの状態を保持しているフィールドであり、「リリース」は運用可能、「編集中」は内容を編集中であることを意味する。
使用37は、フローデータの使用可否を保持するフィールドであり、「使用する」は運用、編集可能、「使用しない」は運用、編集不可を意味する。後述するように、あるフローデータの更新版が新たに作成される際には、旧版は、更新版を編集中のときには「使用する」のままであるが、編集完了してリリースされたら「使用しない」となる。
図3(b)に示すフローデータ管理テーブル(サブ)40は、フローID41、実行順序42、セクションID43の各フィールドより成る。
フローID41は、上記フローIDを保持しているフィールドである。
実行順序42は、フローID41のフローに関連付けられたセクションデータ(セクションID43のセクションIDが割り当てられているセクションデータ)の実行順序を保持しているフィールドである。
セクションID43は、フローID41のフローに関連付けられたセクションデータのセクションIDを保持するフィールドである。
図示の例では、例えば、フローID=FLOW00101のフローに関連付けられるセクションデータは、そのセクションIDが56065、55001、45002である3つのセクションデータであり、56065→55001→45002の順番で各セクションデータが実行されることになる。
図4、図5に、セクションデータの一例を示す。図4にはメインテーブル、図5にはサブテーブルを示す。
図4に示すセクションデータ管理テーブル(メイン)50は、セクション名51、セクションID52、区切り53、ロット生産54、作成者55、及び作成日56の各フィールドより成る。テーブル40とテーブル50は、セクションIDによってリンクしている。
セクション名51は、そのセクションデータの名称を保持しているフィールドである。これは、図8の画面300上で管理者によって任意に入力された名称である。
セクションID52は、そのセクションデータの上記セクションIDを保持しているフィールドである。セクションIDは、図8の画面300上で新規セクションデータの作成が指示されたときに自動的に割り当てられる。
区切り53は、「なし」はセクションデータ連続実行、「あり」はセクションデータ単位で実行を意味する。つまり、「なし」とは、通常通り、そのセクションデータに関する表示を実行したら、次のセクションデータの表示に移行することを指定する。「あり」とは、そのセクションデータに関する表示実行したら、次のセクションデータに移ることなく、中断することを指定する。再開条件は任意に決定してよいが、これは基本的には1つのフローの作業を複数の作業者で分担する場合に対応するものであるので、次のセクションの担当者が自己の社員IDを入力すること等を再開条件としてもよい。
ロット生産54は、ロット生産に対応する表示を行うか否かを示すデータを保持するフィールドであり、「する」はセクションデータのリピート表示を実行することを意味し(ロット生産に対応)、「しない」はセクションデータのリピート表示を実行しないこと(通常通り)を意味する。
後に作業者支援装置2において作業指示データを表示する際には、ロット生産54が「する」となっているセクションの作業指示画面は、生産計画数に従って繰り返し表示され、区切り53が「あり」となっているセクションは、当該セクションの作業指示画面を表示後に、次のセクションを実行せずに、中断状態とする。これは、上記の通り、当該セクションの作業を終了したら、作業者が入れ替わる場合に対応している。
作成者55は、そのセクションデータを作成した管理者の名前を保持するフィールドである。
作成日56は、そのセクションデータを作成した年月日を保持するフィールドである。
図5に示すセクションデータ管理テーブル(サブ)60は、セクションID61、ステップNo.62、ステップ名63、表示レベル64、作業説明65、作業指示図66、音声指示67、使用部品/乙材68、使用個数69、使用治具/工具70、リンクファイル71、動画ファイル72、作業者動作の設定73、作業者へのメッセージ74、上限値75、下限値76、及び更新有無77の各フィールドより成る。テーブル50とテーブル60とは、セクションIDによってリンクしている。
ここで、セクションデータは、複数のステップから成る。作業者支援装置2では、ステップ単位で表示を行う(1ステップ分で1ページ表示)。すなわち、任意のセクションデータの作業指示内容を表示する場合には、まずこのセクションデータに対応付けられている複数のステップから最初のステップの表示データを用いて作業指示画面の表示を行い、作業者がこの表示を参照してこのステップの作業を完了したら、例えば不図示の「次のステップへ」ボタンを操作することで、次のステップの表示データを用いて表示を次の作業指示画面の表示にすることを行うことになる。各ステップの実行順序は、ステップNo.62に格納されている。上記各ステップの表示は、上記ステップ名63、作業説明65〜作業者へのメッセージ74等に格納されている文字情報やファイル名のファイルを用いて行なわれることになる。上記の通り、このファイルは、作業指示データファイル記憶部12に記憶されている。この様に、セクションデータ管理テーブル(サブ)60は、各セクションデータ内の各ステップの実行順序と作業指示データ(そのファイル名)を格納するテーブルである。
セクションID61は、各セクションデータのセクションIDを保持するフィールドである。
ステップNo.62は、セクションID61のセクションデータ内の各ステップの実行順序を保持するフィールドである。
ステップ名63は、各ステップの名称を保持するフィールドである。
表示レベル64は、各ステップの表示レベルを保持するフィールドである。
作業説明65は、各ステップの作業説明文を保持するフィールドである。
作業指示図66は、各ステップの作業指示図ファイル名を保持するフィールドである。作業指示図ファイルは、画像ファイル(JPEG等)の他に、絵のデータを扱うことができる例えばPowerPointやVisio(マイクロソフト社)等のファイルを用いて、複数手順の作業指示図を1つのファイルにまとめてもよい。
音声指示67は、各ステップの音声ファイル名を保持するフィールドである。この音声ファイルは、作業者支援装置2に表示される作業指示画面で当該ステップの作業が実行されたときに音を鳴らせる為の音ファイルである。
使用部品/乙材68は、各ステップの使用部品/乙材のコードを保持するフィールドである。
使用個数69は、上記使用部品/乙材の数を保持するフィールドである。
使用治具/工具70は、各ステップの使用治具/工具のコードを保持するフィールドである。
リンクファイル名71は、リンクファイル名を保持するフィールドである。
動画ファイル72は、動画ファイル名を保持するフィールドである。
作業者動作の設定73は、作業者動作を保持するフィールドである。
作業者へのメッセージ74は、上記作業者動作を作業者に伝える為の指示メッセージを保持するフィールドである。
上限値75、下限値76は、上記作業者へのメッセージ74に伴い作業者に任意の数値を入力させる場合に、当該数値の上限値/下限値を保持するフィールドである。この上限値/下限値は、管理者等が任意に決めて設定する。
更新有無77は、各ステップの更新の有無を保持するフィールドである。任意のステップに関する作業指示内容が変更された場合には、「有」が格納されることになる。
上記図3〜図5に示すデータ構造を有することにより、例えば、各セクションで共通的に使われている部品等の型番を、データベースの機能を用いて検索して、一括修正を行うことも可能である。あるいは、図5において任意のセクションに関連付けられる任意のステップの内容を更新した場合において、この更新したステップを用いる全てのセクションで、更新後の内容を用いるような現場状況にある場合には、更新したステップのステップ名等を用いてデータベース検索して、ステップ名が同じである全てのステップの内容が、更新版の内容となるように一括修正することもできる。これによって、あるセクション内のステップの内容を更新したときに、同じステップを用いる他のセクションに関しても自動的に修正されるので、修正作業の手間が軽減できる。
尚、上記図3〜図5に示すデータ構造を、パラメトリックに管理される(一定の規則性を持って格納される)情報と呼ぶ。
また、任意のセクションを変更した場合(そのセクション内のステップの順番変更、新規ステップ追加、ステップの削除等)、複数のフローがこのセクションを共通して使用している場合でも、上記の通りセクションIDによって管理しているので、あるフローの任意のセクションIDを更新後のセクションのセクションIDに変更すれば、同じセクションを使用している他のフローデータに関しても、更新前のセクションIDを用いて検索して、該当するものは全て更新後のセクションIDに変更すれば済み、自動的に該当する全フローデータの変更が行われるので、管理者の作業負担を軽減できる。尚、これは、セクションデータを更新する場合に更新版のセクションデータを新たに作成して新たなセクションIDを割り当てる場合を想定しているが、既存のセクションデータの一部を変更する(よって、セクションIDは変わらない)ことで更新を行う構成とした場合には、当然、フローデータを修正する必要はない。
以下、上記フローデータ、セクションデータの作成・編集・更新を、管理者に行なわせる為の機能を、その画面例を示しつつ説明する。
図6に、上記作業指示データコピー部26によって作業指示データの作成管理装置20のディスプレイに表示されるフローデータ/セクションデータコピー画面100の一例を示す。
図示のコピー画面100には、一覧表示101、選択ボタン102、コピー対象フロー名103、コピー実行ボタン104、コピー対象セクション名105、及びコピー実行ボタン106が表示される。
一覧表示101には、作業指示データ記憶部11に記憶されている全てのフローデータ、セクションデータの名称が一覧表示される。これは、上記テーブル30,50から、フロー名31、セクション名51を全て取得して(但し、フローデータの場合は、状態36が「リリース済み」となっているデータのみ取得する。これは他の画面の一覧表示においても同様とする)一覧表示する。図示の例では、各フローデータ毎に、そのフローデータのフロー名を表示し、更にそのフローデータに関連付けられている各セクションデータのセクション名を表示する。
管理者が、マウス、キーボード等を操作することで、一覧表示101の表示領域上で所望のフロー名又はセクション名を選択し、選択ボタン102を操作すると、フローデータが選択された場合にはコピー対象フロー名103に選択されたフロー名が表示され、セクションが選択された場合にはコピー対象セクション名105に選択されたセクション名が表示される。
管理者は、フローデータを選択した場合には、コピー対象フロー名103の表示を見て確認したうえでコピー実行ボタン104を操作する。これにより、選択されたフローデータ(メイン・サブ両方)のコピーが作成され、このコピーには新たなフロー名とフローIDが割り当てられる。新たなフロー名は、デフォルトでは、コピー元のフロー名に「コピー〜」を付加したものとする(コピー〜+オリジナル名とする)。新たなフロー名は、一覧表示101の表示領域に追加表示され、管理者は、一覧表示101上で名称変更を行える。
その後、管理者は、新たなフロー名のフローデータに対して、編集作業を行う。これによって、特にコピー元のフローデータの一部を変更するだけで新たなフローデータを作成できる場合(関連付けられるセクションデータの一部を変更、又はセクションデータを追加、削除するだけで新たなフローデータを作成できる場合)には、新たなフローデータの作成作業の手間が大幅に軽減できる。尚、このコピー機能は、新たなフローデータを作成する場合に限らず、既存のフローデータの更新版を作成する場合にも利用できる。この場合、一覧表示101には上記の通り、コピー〜+オリジナル名が表示されるが、上記コピーにおけるフロー名にはオリジナル名が格納され、更に版数35はオリジナルの版数+1が格納される。尚、画面100には示していないが、新規作成か更新版作成かを指定するボタン等も表示される。
セクションが選択された場合も、上記フローデータの新規作成の場合と同様であり(但し、作業指示データファイル記憶部12における該当電子データファイル群も、後述するフォルダ(新たなセクション用のフォルダ)へとコピーされる)、管理者が、セクションを選択した場合には、コピー対象セクション名105の表示を見て確認したうえでコピー実行ボタン106を操作することで、選択されたセクションのセクションデータのコピーが作成され、このコピーには新たなセクション名とセクションIDが割り当てられ、管理者は、このセクション内のステップの一部を変更することで、手間が掛かることなく新たなセクションデータを作成できる。
図7に、上記フローデータ/セクションデータ関連付け部23によって作業指示データの作成管理装置20のディスプレイに表示されるフローデータ・セクションデータ関連付画面200の一例を示す。
図示の関連付画面200には、一覧表示201、選択ボタン202、関連付フロー名203、セクション編集領域204、UPボタン205、DOWNボタン206、DELボタン207、及び「編集中で保存」ボタン208が表示される。
一覧表示201には、作業指示データ記憶部11に記憶されている全てのフローデータ、セクションデータの名称が一覧表示される。
管理者が、この一覧表示201上で所望のフローデータを選択して選択ボタン202を操作すると、選択されたフローデータのフロー名が関連付フロー名203に表示されると共に、選択されたフローデータに関連付けられている全てのセクションデータのセクション名が、セクション編集領域204に表示される。このセクション名は、テーブル40の実行順序42の順番で表示される。管理者は、UPボタン205、DOWNボタン208を操作することで、この実行順序42を変更することができる。また、DELボタン207を操作することで、所望のセクションを削除できる。あるいは、管理者が、一覧表示201上で任意のセクション名を選択して選択ボタン202を操作すると、選択されたセクション名がセクション編集領域204に追加される(これはリストの最後に追加される)。この様にして編集したら(又は編集途中で中断したい場合には)「編集中で保存」ボタン208を操作することで、セクション編集領域204上での編集内容が保存される。もし、一覧表示201上に流用すべきセクションデータが無い場合には、後述するセクションデータ編集画面上で新たなセクションデータを作成する。
図8に、フローデータ/セクションデータ作成部22によって作業指示データの作成管理装置20のディスプレイに表示されるフロー/セクション新規作成画面300の一例を示す。
図示の新規作成画面300には、フロー名入力領域301、データ作成ボタン302、セクション名入力領域303、データ作成ボタン304が表示される。
管理者は、新規フローデータを作成したい場合には、フロー名入力領域301に所望のフロー名を入力してデータ作成ボタン302を操作する。これによって、テーブル30に新たなレコードが作成される。その後、上記画面200に切り替わり、管理者によって、新たなフローデータに関連付けるセクションデータが編集されると、この編集内容に基づいてテーブル40に新たなレコードが作成される。
上記テーブル30に新規作成されるレコードは、そのフロー名31に上記フロー名入力領域301に入力されたフロー名が格納され、そのフローID32には新たに割り当てられたフローIDが格納され、その作成者33には上記管理者の名前が格納され、更に現在の年月日が作成日34に格納される。また、版数35は1となり、状態36は“編集中”となり、使用37は“使用する”となる。
但し、上記フロー名入力領域301に入力されたフロー名と同一のフロー名31を有するレコードが既に存在する場合には、更新版の作成と判定し、上記版数35にはこの既存レコードの版数35の値に+1した値が格納される(この点以外は、上記と同じである)。但し、通常は、更新版は上記図6の画面100によるコピーに基づいて作成するので、入力ミスの可能性がある為、更新版作成で良いか否かを問うメッセージを表示すると共に、YES/NOを入力させ、NOである場合には再度フロー名を入力させるようにしてもよい。
一方、管理者は、新規セクションデータを作成したい場合には、セクション名入力領域303に所望のセクション名を入力してデータ作成ボタン304を操作する。これによって、テーブル50に新たなレコードが作成される。
セクションデータの場合も、基本的には上記フローデータの新規作成の場合と同様であり、セクション名51に上記入力したセクション名が格納され、新たに割り当てられたセクションIDがセクションID52に格納され、その他、作成者55、作成日56にもデータが格納される。区切り53、ロット生産54には、管理者が任意に設定したデータが格納される。
図9〜図13には、上記セクションデータ編集部24によって作業指示データの作成管理装置20のディスプレイに表示される各種画面の一例を示す。セクションデータ編集部24によるセクションデータ編集作業は、上記画面100よって作成されたコピーに基づいて新規セクションデータを作成する場合、上記画面300によって作成された新規セクションデータを作成する場合、又は既存のセクションデータを一部変更したい場合等に行われる。
管理者が不図示の選択画面上でセクションデータ編集を指定すると、セクションデータ編集部24によって、まず、図9に示すセクション選択画面400が表示される。この画面400内のセクション一覧表示・選択領域401上に、作業指示データ記憶部11に記憶されている全てのセクションデータの名称が一覧表示されるので、管理者が、所望のセクション名を選択して選択ボタン402を操作すると、選択されたセクションデータについての編集画面500が表示される。
図10に示すセクションデータ編集画面500の例では、セクション名表示領域501に上記選択されたセクションデータのセクション名が表示される。リンクファイル502、動画ファイル507には、それぞれ、上記選択されたセクションデータのリンクファイル71、動画ファイル72に格納されているファイル名が表示され、管理者がこのファイル名を変更、削除、追加等してからファイル指定ボタン503,508を操作することによって当該セクションデータに添付するファイルを変更、削除、追加等することができる。あるいはファイル解除ボタン504,509によってファイルを添付状態から解除でき、またはプレビューボタン505,510によってファイルを開くことができる。
また、管理者が、区切り506、ロット生産511をチェックすると、テーブル50における当該編集対象のセクションデータの区切り53、ロット生産54が、「あり」、「する」になり、当然、チェックを外せば、「なし」、「しない」になる。
また、ステップ操作領域518には、上記選択されたセクション内の各ステップの情報が、テーブル60から読み出されて表示される。図示の例では、各ステップのステップNo.519、ステップ名520、表示レベル521、及び更新有無522が表示され、それぞれ、テーブル60のステップNo.62、ステップ名63、表示レベル64、及び更新有無77のフィールドのデータが表示される。管理者は、ステップ操作領域518上で直接、又はボタン512,513,516,517を操作することで、所望のステップを選択した後、「設定:1」、「設定:2」、「設定:3」の何れかを指定することで、選択したステップについての編集画面600,700,800(図11〜図13に示す)の何れかが表示される。これら編集画面上で編集が行なわれることで、上記選択されたステップの内容が変更された場合には、更新有無522に、変更ありを示すチェックが入り、その後、保存ボタン523が操作されると、変更後の内容がテーブル60に保存されると共に更新有無77に「有」が格納されることになる。
尚、図示していないが、ステップ操作領域518に表示されるステップの順番を変更したり、ステップを削除又は追加する操作を行うことも可能である。勿論、ステップ名520や表示レベル521を変更する操作も可能である。
「設定:1」が指定された場合には、図11に示す編集画面600が表示される。
図示の編集画面600では、テーブル60の作業説明65、使用部品/乙材68、使用個数69、及び使用治具/工具70の内容を編集でき、各々について、図示の作業説明602、使用部品/乙材603、使用治具/工具604の各編集領域が表示される。管理者は、これら各編集領域上で所望のデータを入力する。
「設定:2」が指定された場合には、図12に示す編集画面700が表示される。
図示の編集画面700では、テーブル60の作業指示図66、音声指示67のファイルを変更、解除等できる。作業指示図702には作業指示図66のファイルの内容が表示され、表示される内容を変更することもできる。音声指示705には、音声指示67にファイルがある場合には♪マークが表示される。管理者は、既存のファイルを解除したい場合には、ファイル解除704,707を操作し、別のファイルを使用したい場合には、ファイル指定703、706を操作すればよい。
「設定:3」が指定された場合には、図13に示す編集画面800が表示される。
図示の編集画面800では、テーブル60の作業者動作の設定73、作業者へのメッセージ74、上限値75、下限値76の内容が編集可能である。作業者へのメッセージ74、上限値75、下限値76に関しては、図示の符号805,806,807で示す各入力領域において、管理者が所望のデータを入力する。作業者動作の設定73に関しては、まず、図示の作業者動作の設定候補802に、上記選択されたステップに設定可能な候補が一覧表示され、管理者がこの中から所望の候補を選択後に「>」ボタン803を操作すると、選択された候補が作業者動作の設定804に表示される。管理者は、これを確認後、保存ボタン523を操作すれば、選択された候補がテーブル60の作業者動作の設定73に格納される。他も同様であり、作業者が所望のデータを入力後に保存ボタン523を操作すれば、入力されたデータによってテーブル60の内容が更新されることになる。
図14に、作業指示データリリース部25によって作業指示データの作成管理装置20のディスプレイに表示されるリリース画面の一例を示す。
このリリース画面900は、例えば、管理者が、上記編集作業を完了して、表示動作確認等を行なった後、リリースしてもよいと判断したときに表示させる。
図示のリリース画面900には、上記テーブル30に格納される全てのフローのデータが表示される。ここでは、フロー名31、版数35、状態36、及び使用37のデータが、図示の通り、フロー名901、版数902、状態903、及び使用904に表示される。
更に、状態903が「編集中」で且つ使用904が「使用する」となっているデータについては、その図上右側に、リリースボタン905が表示される。
管理者が、編集完了したフローに対応するリリースボタン905を操作すると、このフローのリリース状態903は「リリース済み」となる。更に、このフローの旧版のデータ、すなわちフロー名901が同じで且つ版数902が1つ小さいフローがある場合には、このフローの使用904を「使用しない」に変更する。例えば、A製品組立ての2版のデータをリリースした場合には、A製品組立ての1版の使用904を「使用しない」にする。この様に、版を重ねても、「リリース済み」且つ「使用する」となっているデータは、必ず1つのみとなるようにしている(通常は、最新版を編集中のときはその1つ前の版、最新版を編集完了したら、最新版となる)。
尚、セクションデータにおいても、フローデータにおける版数35、状態36に相当するデータを追加し、リリース済みか否かを管理し、また上記リリース画面900で設定可能としてもよい。この場合には、上記画面100でコピー実行の際には、上記フローの場合と同様、更新か否かを確認し、更新の場合には当該コピーデータの版数35にコピー元の版数+1を格納すると共に、その状態36は編集中とする。また、この場合において、フローデータは、当該フローデータに関連付いている全てのセクションデータがリリース済みとなっていないと、上記リリースボタンが表示されない(つまり、リリース出来ない)ようにしてもよい。尚、上記の通り上記コピー/編集処理によって作成された新セクションデータは編集中となっているので、編集完了してリリース済みとなるまでは、編集等に利用されないし(一覧表示の対象外となる)、当然、作業者支援装置2で表示されることもない(それ以前に、フローデータに関連付けられない)。リリース済みが設定されたら、自動的にフローデータと関連付ける(旧版と置き換える)処理を実行する。
作業者支援装置2は、上記の様に随時作成・更新されるテーブル30〜テーブル60を用いて、作業指示画面を表示する。図15は作業指示画面の一例であり、図16にはこの作業指示画面の表示の為に作業者支援装置2が実行する処理のフローチャート図である。
以下、図15、図16を参照して、上記テーブル30〜テーブル60を用いた作業指示画面の表示処理について説明する。
まず、任意の作業者支援装置2を使用する任意の作業者が、図15に示す作業指示画面1000のフロー名入力欄1001において、所望のフロー名を入力すると(ステップS11)、作業者支援装置2は、このフロー名を用いてテーブル30を検索して、そのフロー名31が入力されたフロー名と同一であるレコードを全て抽出し、この中で状態36が「リリース済み」で且つ使用37が「使用する」となっているレコードを、表示対象のフローデータであると判定してこのレコードのフローID32を取得し(ステップS12)、このフローIDを用いてテーブル40を検索して、当該フローIDに関連付けられているセクションデータのセクションID43と実行順序42を全て取得する(ステップS13)。そして、取得した各セクションID43を用いてテーブル50,60を検索して、該当する全てのデータ/電子データファイルを作業者支援装置2の記憶装置にコピーする(ステップS14)。また、上記テーブル40における該当データも作業者支援装置2の記憶装置にコピーする。
上記処理により、指定されたフロー名に関する作業指示画面を表示するのに必要な全てのデータ/電子データファイルを、自己の記憶装置にコピーした作業者支援装置2は、このデータを用いて、以下の通り、作業指示データを順次表示する。
まず最初は、上記フローデータに係る最初のセクション(実行順序42=‘1’)のセクションデータにおけるロット生産54を参照して、「する」となっていた場合には(ステップS15、あり)、作業者にロット数の入力を促す(ステップS16)。これは、図15の画面例には図示していないロット数入力領域を別途表示してもよいし、入力エリア1013を利用してもよい。ロット数が入力されたら、これを保持してステップS17に進む。尚、ロット数は初期値‘1’となっている。よって、ロット生産54が「しない」となっていた場合には(ステップS15、なし)、ロット数=1のままステップS17に進む。
その後は、テーブル60から取得したデータを用いて(勿論、テーブル60でファイル名が指定されている電子データファイルも用いて)、最初のセクションの各ステップ毎に作業指示画面を順次表示して、作業者はこの画面を参照して製造作業を実行し、最初のセクションの全てのステップについて表示を行い且つその作業が完了したら(ステップS18,S19,S20)、繰り返し回数=ロット数でなければ(ステップS20、NO)、再びステップS17の処理に戻る。その際、繰り返し回数を+1インクリメントする。尚、繰り返し回数は初期値‘1’となっている。
この様に、ロット生産ありが設定されている場合には、設定されたロット数分、そのセクションデータの表示を繰り返し実行する。一方、ロット生産なしの場合には、上記の通り、ロット数=1であるので、一回表示したら、次のセクションデータの表示へと移行する。
繰り返し回数=ロット数となったら(ステップS20、YES)、当該セクションデータの区切り53を参照して、「あり」の場合には(ステップS21、あり)、次のセクションデータの表示に移行することなく、中断する(ステップS23)。その後、別の作業員が操作した場合には、中断した時点から(すなわち次のセクションデータの)作業指示データから表示開始することになる。一方、区切り53が「なし」の場合には(ステップS21、なし)、次のセクションがあるか否かを判定し、当該セクションが本フローの最後のセクションであった場合には(ステップS22、なし)、本処理を終了する。
上記の通り、1つのフロー作業を複数の作業者が分担する場合には、各作業者が分担する作業を完了した時点で表示が中断されるので、各作業者は自己の分担作業が完了したことを知ることができ、次の作業者は、自己の分担の最初から作業指示データが表示されることになる。
次のセクションがある場合には(ステップS22、あり)、次のセクションについて上記最初のセクションと同様の処理を実行することになる(ステップS24、S16〜20の処理を実行)。
上記ステップS17〜S19では、各ステップ毎にそのステップのデータやデータファイル名を、上記コピーしたテーブル60を参照して取得し、これらデータ(説明文等)を表示し、あるいはデータファイル名のファイルを取得してこのファイルを開いて表示することで、図15に示す作業指示画面1000が表示される。尚、各データの表示位置、表示領域については、特許文献2と同様、予め雛形が作成されており、この雛形に従って表示する。図15の作業指示画面において、セクション名1002、ステップ名1003には、現在表示しているセクション、ステップのセクション名、ステップ名が表示される。
図15の符号1007,1008、1009、1010、1011、1012で示す各領域には、作業指示図66、作業説明65、使用部品/乙材68、使用個数69、使用治具/工具70、作業者動作の設定73、作業者へのメッセージ74に格納されたデータ又はファイル名のファイルを用いた表示が行われる。入力エリア1013には、符号1012の領域に表示されたメッセージを見た作業者が、このメッセージに応じた入力を行うものであり、図示の例では現在の作業対象の製品のシリアル番号を入力する。この様に、単に作業指示内容を表示するだけでなく、作業者にその都度必要なデータを入力させることもでき、入力されたデータを利用した処理を実行できる。例えば、上記の例では、例えば「現場Xでは本日はシリアル番号0番〜100番までの部品を使用して100台製造」と決まっていた場合には、間違って別の部品が供給されていないか等を確認したり、100台製造したら作業指示を終了する等の処理を実行できる。
また、符号1006の領域には、更新有無77のデータを表示する。ここでは更新は“有”となっており、作業者は、このステップの作業説明内容に変更があることを認識することができる。
これによって、従来では、ある作業の作業指示書(本例のフローに相当)が更新されたことは分かっても、この作業指示書内のどのページが変更されたのか分からなかったが、本例では領域1006に表示されるので、簡単に分かる。作業者は、更新なしのステップに関しては、今まで通り作業すればよいので、更新ありのステップのみを注意して見ればよいので、作業効率が向上するし、ミスも少なくなる。
また、作業者が動画ファイル実行ボタン1004を操作すると、動画ファイル72に格納されているファイル名のファイルを実行することで、動画による作業説明が表示される。あるいは作業者がリンクファイル実行ボタン1005を操作すると、リンクファイル71に格納されているファイル名のファイルが実行される。
最後に、作業指示データファイル記憶部12に格納される作業指示データファイルについて、図17に一例を示す。
図示の045、034等は、各フォルダのフォルダ名であって、上記セクションIDである。すなわち、本例では、各セクションデータ毎にフォルダを作成し、フォルダの名称はセクションIDを用いる。フォルダには、そのセクションデータで用いる全ての電子データファイル(上記作業指示図、動画ファイル等)が格納されるが、その際、オリジナルのファイル名から作業指示データ作成部21が任意に決定したファイル名(図示の045#1.JPG等)へと変更されて格納されるようになっている。この様にすることで、悪意あるユーザが作業指示データ作成部を用いずに上記電子データファイルにアクセスしようとしても、意図する電子データファイルへアクセスすることが困難となる。
図18は、上記作業支援システム1を実現する各コンピュータ(DBサーバ10、作業者支援装置2、作業指示データの作成管理装置20)のハードウェア構成の一例を示す図である。
図示の例のコンピュータ2000は、CPU2001、ROM2002、RAM2003、記憶部2004、インタフェース部2005、操作入力部2006、表示部2007等を有し、これらはバス2008を介して相互に接続されており、CPU2001による管理の元で相互にデータのやりとりを行うことができる。
CPU(Central Processing Unit)2001は、コンピュータ2000全体の動作制御を司る中央処理装置である。
ROM2002は、一応図示してあるが、無くてもよく、ここでは特に説明しない。
RAM(Random Access Memory)2003は、記憶部2004に格納されている後述する各種のアプリケーションプログラムを、CPU2001が実行するときにワークメモリとして使用され、また各種のデータの一時的な格納領域として必要に応じて用いられるメインメモリとしても使用されるメモリである。
記憶部2004は、図3(a)、(b)、図4、図5に示す各種データやその一部のコピー、上述してある作業指示データ作成部21、フローデータ/セクションデータ作成部22、フローデータ/セクションデータ関連付け部23、セクションデータ編集部24、作業指示データリリース部25、作業指示データコピー部26の各種処理機能を、CPU2001により実行させる為の所定のアプリケーションプログラムが格納される記憶装置であり、例えばハードディスク装置であり、あるいはFD(フレキシブルディスク)、CD−ROM、CD−R、MO、DVD−ROM等の携帯可能記録媒体である。尚、ここでいう携帯可能とは、コンピュータ2000とは独立して持ち運び可能であるという意味である。尚、作業者支援装置2の場合には、記憶部2004には、図16に示すフローチャートの処理を、CPU2001により実行させる為の所定のアプリケーションプログラムが記憶される。
インタフェース部2005は、例えば任意のネットワークを介して外部の他の何らかの装置とデータ送受信を行う為の通信制御部である。例えばインタフェース部2005を介して、外部の情報処理装置(サーバ等)から上記各種のアプリケーションプログラムをダウンロードするようにしてもよい。
操作入力部2006は、例えばキーボード、マウス等である。
表示部2007は、ディスプレイ等である。
図19に、上記各種機能を図18のコンピュータにより実現させる為のアプリケーション・プログラムを記憶した記録媒体、記憶装置、そのダウンロードの例を示す。
図19において、上記各種のアプリケーションプログラムは、コンピュータ2000内の記憶装置2010(ハードディスク装置2011、ROM2012等)に格納してあってもよいし、携帯可能記録媒体2020(フレキシブルディスク2021、CD−ROM2022、MO2023、DVD−ROM2024等)に記録されていてもよいし、外部の任意の情報処理装置(サーバ等)2030内の記憶装置2031に格納されていてもよい。そして、例えば、携帯可能記録媒体2020をコンピュータ2000に挿入して、この携帯可能記録媒体2020に記録されている上記プログラムを読み出す。あるいは、記憶装置2031に格納されているプログラムを、任意のネットワーク2040(公衆回線網、インターネット、ケーブルテレビ網、何等かの専用線等)を介してダウンロードしてもよい。
作業支援システム全体の構成図である。 フローデータとセクションデータとの関連付けの具体例を示す図である。 フローデータの一例を示す図であり、(a)はメイン、(b)はサブである。 セクションデータのメインテーブル例である。 セクションデータのサブテーブル例である。 フローデータ/セクションデータコピー画面一例である。 フローデータ・セクションデータ関連付画面の一例である。 フロー/セクション新規作成画面一例である。 セクション選択画面の例である。 セクションデータ編集画面例(その1)である。 セクションデータ編集画面例(その2)である。 セクションデータ編集画面例(その3)である。 セクションデータ編集画面例(その4)である。 リリース画面例である。 作業指示画面例である。 作業指示画面表示に係る処理フローチャート図である。 作業指示データファイル記憶部に格納される作業指示データファイルの格納方式の一例である。 コンピュータハードウェア構成図である。 記録媒体、ダウンロードについて説明する為の図である。
符号の説明
1 作業支援システム
2 作業者支援装置
3 ネットワーク
10 データベース(DB)サーバ
11 作業指示データ記憶部
12 作業指示データファイル記憶部
20 作業指示データの作成管理装置
21 作業指示データ作成部
22 フローデータ/セクションデータ作成部
23 フローデータ/セクションデータ関連付け部
24 セクションデータ編集部
25 作業指示データリリース部
26 作業指示データコピー部
30 フローデータ管理テーブル(メイン)
31 フロー名
32 フローID
33 作成者
34 作成日
35 版数
36 状態
37 使用
40 フローデータ管理テーブル(サブ)
41 フローID
42 実行順序
43 セクションID
50 セクションデータ管理テーブル(メイン)
51 セクション名
52 セクションID
53 区切り
54 ロット生産
55 作成者
56 作成日
60 セクションデータ管理テーブル(サブ)
61 セクションID
62 ステップNo.
63 ステップ名
64 表示レベル
65 作業説明
66 作業指示図
67 音声指示
68 使用部品/乙材
69 使用回数
70 使用治具/工具
71 リンクファイル
72 動画ファイル
73 作業者動作の設定
74 作業者へのメッセージ
75 上限値
76 下限値
77 更新有無
100 コピー画面
101 一覧表示
102 選択ボタン
103 コピー対象フロー名
104 コピー実行ボタン
105 コピー対象セクション名
106 コピー実行ボタン
200 関連付画面
201 一覧表示
202 選択ボタン
203 関連付フロー名
204 セクション編集領域
205 UPボタン
206 DOWNボタン
207 DELボタン
208 「編集中で保存」ボタン
300 新規作成画面
301 フロー名入力領域
302 データ作成ボタン
303 セクション名入力領域
304 データ作成ボタン
400 セクション選択画面
401 セクション一覧表示・選択領域
402 選択ボタン
500 セクションデータ編集画面
501 セクション名表示領域
502 リンクファイル
503,508 ファイル指定ボタン
504,509 ファイル解除ボタン
505,510 プレビューボタン
506 区切り
511 ロット生産
512,513,516,517 ボタン
518 ステップ操作領域
519 ステップNo.
520 ステップ名
521 表示レベル
522 更新有無
523 保存ボタン
600 編集画面
602 作業説明
603 使用部品/乙材
604 使用治具/工具
700 編集画面
702 作業指示図
703,706 ファイル指定
704,707 ファイル解除
705 音声指示
800 編集画面
802 設定候補
803 「>」ボタン
804 作業者動作の設定
805,806,807 入力領域
900 リリース画面
901 フロー名
902 版数
903 状態
904 使用
1000 作業指示画面
1001 フロー名入力欄
1002 セクション名
1003 ステップ名
1007,1008、1009、1010、1011、1012 各領域
1013 入力エリア
1004 動画ファイル実行ボタン
1005 リンクファイル実行ボタン
2000 コンピュータ
2001 CPU
2002 ROM
2003 RAM
2004 記憶部
2005 インタフェース部
2006 操作入力部
2007 表示部
2008 バス

Claims (11)

  1. データベースサーバと作成管理装置とがネットワークに接続されたシステムにおいて、
    前記データベースサーバは、
    複数の連続する作業工程の実行順序と各作業工程毎の作業指示データを有する各セクションデータを記憶するセクションデータ記憶手段と、
    各製造作業毎に、複数の前記セクションデータと該セクションデータの実行順序を定義したフローデータを記憶するフローデータ記憶手段とを有し、
    前記作成管理装置は、
    前記セクションデータ記憶手段とフローデータ記憶手段を参照して、前記フローデータを前記セクションデータ単位で編集させる作業指示データ作成手段を、
    有することを特徴とする作業支援システム。
  2. 前記作業指示データ作成手段は、任意にフローデータを指定させ、該指定されたフローデータに関するセクションデータを表示すると共に他のセクションデータを一覧表示して、指定されたフローデータに関するセクションデータの削除又は実行順序の変更、あるいは一覧表示される他のセクションデータの中から指定されたセクションデータを追加する操作を行えるフロー・セクション関連付け画面を表示して、前記フローデータの編集を行わせることを特徴とする請求項1記載の作業支援システム。
  3. 前記ネットワークには更に作業者支援装置が接続され、該作業者支援装置は前記フローデータ記憶手段、セクションデータ記憶手段から該当データを取得して前記作業指示データを順次表示し、
    前記フローデータには、リリース済みか編集中かを示す状態データと使用可否を示すデータとが含まれ、
    前記作業指示データ作成手段は、任意の前記フローデータを更新する際には、該フローデータをコピーして更新版のフローデータの雛形を作成すると共に該更新版のフローデータを使用可とすると共にその状態データを編集中とし、該更新版のフローデータの雛形を用いて更新版のフローデータを作成させ、作成完了後に所定の入力を行わせることで、前記状態データをリリース済みとすると共に旧版のフローデータは使用不可とし、
    前記作業者支援装置は、使用可で且つリリース済みのフローデータを前記該当データとして取得することを特徴とする請求項1記載の作業支援システム。
  4. 前記ネットワークには更に作業者支援装置が接続され、該作業者支援装置は前記フローデータ記憶手段、セクションデータ記憶手段から該当データを取得して前記作業指示データを順次表示し、
    前記セクションデータには、前記各作業手順毎にその作業指示データに変更があったか否かを示す更新有無データが含まれ、
    前記作業指示データ作成手段は、任意の前記セクションデータの編集を行わせ、変更があった作業指示データに関する更新有無データを更新有りとし、
    前記作業者支援装置は、前記各作業指示データを表示する際には、前記更新有無データを用いて、表示している作業指示データに更新があったか否かを表示することを特徴とする請求項1記載の作業支援システム。
  5. 前記ネットワークには更に作業者支援装置が接続され、該作業者支援装置は前記フローデータ記憶手段、セクションデータ記憶手段から該当データを取得して前記作業指示データを順次表示し、
    前記セクションデータには、該セクションデータに係る全作業指示データの表示を繰り返し実行するか否かを示すフラグが含まれ、
    前記作業指示データ作成手段は、該フラグのON/OFFを設定させ、
    前記作業者支援装置は、該フラグ情報を参照して、フラグONであるセクションデータについては、該セクションデータに係る全作業指示データの表示を1セットとして、指定された複数セット分繰り返し表示実行することを特徴とする請求項1記載の作業支援システム。
  6. 前記ネットワークには更に作業者支援装置が接続され、該作業者支援装置は前記フローデータ記憶手段、セクションデータ記憶手段から該当データを取得して前記作業指示データを順次表示し、
    前記セクションデータには、表示中断の有無を示すフラグが含まれ、
    前記作業指示データ作成手段は、該フラグのON/OFFを設定させ、
    前記作業者支援装置は、前記フラグがONであるセクションデータに関しては、該セクションデータに係る全作業指示データの表示を実行したら、次のセクションデータの表示を行わずに中断し、所定の再開条件が満たされたら前記次のセクションデータの表示を実行することを特徴とする請求項1記載の作業支援システム。
  7. 前記ネットワークには更に作業者支援装置が接続され、該作業者支援装置は前記フローデータ記憶手段、セクションデータ記憶手段から該当データを取得して前記各作業指示データを用いた作業指示画面の表示を順次実行し、
    前記作業指示データには、任意のデータ入力を要求するデータが含まれ、
    前記作業指示画面には該要求に対応した入力領域が含まれることを特徴とする請求項1記載の作業支援システム。
  8. データベースサーバと作成管理装置とがネットワークに接続されたシステムにおける前記データベースサーバにおいて、
    複数の連続する作業工程の実行順序と各作業工程毎の作業指示データを有する各セクションデータを記憶するセクションデータ記憶手段と、
    各製造作業毎に、複数の前記セクションデータと該セクションデータの実行順序を定義したフローデータを記憶するフローデータ記憶手段と、
    を有することを特徴とするデータベースサーバ。
  9. データベースサーバと作成管理装置とがネットワークに接続されたシステムにおける前記作成管理装置において、
    複数の連続する作業工程の実行順序と各作業工程毎の作業指示データを有する各セクションデータを記憶すると共に各製造作業毎にその製造作業に対応する複数の前記セクションと該セクションの実行順序を定義したフローデータを記憶するデータベースを有する前記データベースサーバに、前記ネットワークを介してアクセスして、前記データベースに記憶されている前記各データを参照して、前記フローデータを前記セクション単位で編集させる作業指示データ作成手段、
    を有することを特徴とする作成管理装置。
  10. コンピュータに、
    複数の連続する作業工程の実行順序と各作業工程毎の作業指示データを有する各セクションデータを記憶する機能と、
    各製造作業毎に、複数の前記セクションデータと該セクションデータの実行順序を定義したフローデータを記憶する機能と、
    を実現させる為のプログラム。
  11. コンピュータに、
    複数の連続する作業工程の実行順序と各作業工程毎の作業指示データを有する各セクションデータを記憶する機能と、
    各製造作業毎に、複数の前記セクションデータと該セクションデータの実行順序を定義したフローデータを記憶する機能と
    前記記憶されている各種データに基づいて、前記フローデータを前記セクションデータ単位で編集させる機能と、
    を実現させるためのプログラム。


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