JP7471759B2 - 作業指示通信システム - Google Patents

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Description

本開示は、作業指示通信システムに関する。
工場またはプラント等の広い敷地に配設された施設では、多数の工程が同時並行的に実施されており、その工程管理は重要である。このため、例えば下記特許文献1では、サーバから複数の作業者に割り当てられた通信端末に、例えば当該作業者がその日に行うべき作業項目の作業要領および作業項目の実施順についての作業指示データを作業の開始前に送信する。作業者は、通信端末に表示された作業指示の内容に従って作業を実施する。
特開2012-174140号公報
しかし、多数の作業項目を多数いる作業者の中から割り当てる際には、作業者の能力または複数の作業項目を含む作業計画全体についての現在の進捗状況等、複数の条件を考慮して決定する必要がある。このため、作業者ごとに作成される作業指示データが完成するのは、その作業の実施直前、例えば、作業日の前日または作業日の朝になると考えられる。この結果、作成された作業指示データは、その作業の実施直前に作業者全員の通信端末に一斉に送信することになる。
送信される作業指示データは、写真または図面等の容量の大きい作業要領データを含むため、作業指示データを一斉送信することにより、サーバと通信端末との間の通信ネットワークまたはサーバ自身に一時的に大きな負荷がかかってしまう。
これに関して、管理用の主サーバで生成される作業指示データを複数のエッジサーバに分散記憶して、複数のエッジサーバから対応する通信端末へ作業指示データを送信することが考えられる。しかし、この場合でも、作業指示データを複数のエッジサーバから作業者全員の通信端末に一斉送信することには変わらないため、エッジサーバと通信端末との間の通信ネットワークの通信量は変わらない。したがって、通信ネットワークの負荷分散の問題はエッジサーバの設置では解決できない。また、複数のエッジサーバを設置することは、設置コストおよび維持コスト等のコストの増大を招く。
本開示は上記に鑑みなされたものであり、作業者に割り当てられた通信端末に作業指示内容を表示させるためのデータ送信に際して、通信ネットワークの負荷の増大を抑制することができる作業指示通信システムを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る作業指示通信システムは、サーバと、前記サーバと通信ネットワークを介して通信可能に構成され、表示器、記憶器およびプロセッサを備えた通信端末と、を含み、前記サーバは、所定の作業計画に含まれる複数の作業項目について、当該作業項目毎の作業要領を示す複数の作業要領データと、複数の作業者のそれぞれについて、各作業者が第1期間において実施する一または複数の作業項目の割り当ておよび作業実施順を示す作業実施順データとを記憶し、前記第1期間より前の第2期間において、前記作業者のための前記作業実施順データを、前記作業者毎に割り当てられた前記通信端末に送信し、前記第2期間より前の第3期間において、前記複数の作業項目のうち、前記作業者が実施する可能性のある作業項目を推定し、前記第3期間において、前記作業者が実施する可能性のある作業項目に対応する前記作業要領データを、対応する前記通信端末に送信し、前記通信端末の前記プロセッサは、受信した前記作業要領データおよび前記作業実施順データを前記記憶器に順次記憶させるとともに、受信した前記作業実施順データにおいて割り当てられている前記作業項目に対応する前記作業要領データを前記作業実施順データに対応付けて、前記表示器に前記作業実施順および対応する前記作業項目を表示するための作業指示データを作成する。
本開示によれば、作業者に割り当てられた通信端末に作業指示内容を表示させるためのデータ送信に際して、通信ネットワークの負荷の増大を抑制することができる。
図1は、本開示の一実施の形態に係る作業指示通信システムの概略構成を示すブロック図である。 図2は、本実施の形態における作業実績入力画面の一例を示す図である。 図3は、本実施の形態における作業要領データおよび作業実施順データのダウンロードの態様を示すイメージ図である。
以下、一実施の形態について、図面を参照しながら、詳細に説明する。なお、以下では全ての図を通じて同一または相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
図1は、本開示の一実施の形態に係る作業指示通信システムの概略構成を示すブロック図である。本実施の形態における作業指示通信システム100は、通信端末1、管理端末2、およびサーバ3を備えている。通信端末1および管理端末2は、それぞれ、サーバ3と通信ネットワーク4を介して通信可能に構成されている。
通信端末1は、例えばタブレット端末またはスマートフォン等の携帯端末である。通信端末1は、工場またはプラント等の施設における所定の場所で所定の作業に従事する作業者が所持する。通信端末1は、所定のウェブブラウザにより後述する機能を発揮する限り、市販または汎用の通信端末でもよいし、施設作業専用の通信端末でもよい。作業者は、サーバ3から通信端末1にダウンロードした所定のデータに基づいて通信端末1の表示器12に表示される作業指示を参照して施設の所定の場所で所定の作業を行う。作業者は、所定の作業の完了後、その作業実績を送信するための通信を、通信端末1を通じてサーバ3に対して行う。
このために、通信端末1は、携帯電話網の基地局等を介して通信ネットワーク4に接続可能である。これに加えてまたはこれに代えて、通信端末1は、無線LANを介して通信ネットワーク4に接続可能としてもよい。
通信端末1は、入力器11、表示器12、記憶器13、プロセッサ14および通信インターフェイス15等を備えたコンピュータ装置として構成される。入力器11および表示器12は、例えばタッチパネルにより構成される。記憶器13は、例えば、RAM、ROM等のメインメモリと、ハードディスク、フラッシュメモリ等の書き込み可能なストレージとを含む。プロセッサ14は、例えばCPUにより構成される。これらの各構成は、通信バス16により互いに通信接続されている。
なお、図1には、2つの通信端末1が示されており、そのうちの1つのみについて上記各構成が示されているが、他の通信端末1も同様の構成を備えている。また、作業指示通信システム100には、より多くの通信端末1が含まれ得る。例えば、作業者毎に1つの通信端末1が割り当てられている場合、作業指示通信システム100は、作業者の数に対応する数の通信端末1を含み得る。
管理端末2は、例えばパーソナルコンピュータ等の据え置き型の端末である。管理端末2は、通信端末1に対する指示を行ったり、サーバ3に後述する作業要領データ、作業実施順データ等をアップロードして登録したり、サーバ3に記憶される作業管理データベースの内容を閲覧したりする管理者が操作する端末である。管理端末2も、通信端末1と同様、入力器、表示器、記憶器、演算器および通信インターフェイス等を備えたコンピュータ装置として構成される。作業指示通信システム100は、1または複数の管理端末2を含み得る。
サーバ3は、各種データを記憶する記憶装置30を備えたデータサーバ等のコンピュータによって構成される。例えば、サーバ3は、演算器、メインメモリ(RAM)、ストレージ、通信インターフェイス等を備えている。
なお、本明細書で開示する要素の機能は、開示された機能を実行するよう構成またはプログラムされた汎用プロセッサ、専用プロセッサ、集積回路、ASIC(Application Specific Integrated Circuits)、従来の回路、および/または、それらの組み合わせを含む回路または処理回路を使用して実行できる。プロセッサは、トランジスタやその他の回路を含むため、処理回路または回路と見なされる。本明細書において、回路、ユニット、手段、または部は、列挙された機能を実行するハードウェアであるか、または、列挙された機能を実行するようにプログラムされたハードウェアである。ハードウェアは、本明細書に開示されているハードウェアであってもよいし、あるいは、列挙された機能を実行するようにプログラムまたは構成されているその他の既知のハードウェアであってもよい。ハードウェアが回路の一種と考えられるプロセッサである場合、回路、ユニット、または手段はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせであり、ソフトウェアはハードウェアおよび/またはプロセッサの構成に使用される。
サーバ3の記憶装置30には、施設における作業に関する作業実施内容データが記憶される。例えば、作業実施内容データには、作業項目データ、作業項目に対応する作業要領データ、作業者毎の作業実施順データ等が含まれる。作業項目データは、作業の名称、作業の実施場所、作業頻度等が作業項目ごとにリスト化されたデータである。作業要領データは、作業項目データの各作業項目に対応付けられ、対応する作業の内容を図示等により分かり易く示したデータである。作業実施順データは、管理端末2を操作する管理者から通信端末1を操作する作業者への個別の指示内容を示すデータである。
新たな作業計画が立ち上げられた場合に、当該作業計画に必要な複数の作業項目が策定される。さらに、複数の作業項目のそれぞれについて、当該作業項目毎の具体的な作業要領を示す作業要領データが作成される。作業要領データは、写真または図面等のデータ、例えば、画像データ、二次元または三次元の設計データ図面等を含み、作業者が作業の詳細な内容を理解するためのデータである。そのため、個々の作業要領データは、データ量が比較的大きい。
作業項目データおよび作業要領データは、作業計画の進行に伴って順次作成される。管理端末2で作成された作業要領データは、サーバ3に順次アップロードされ、記憶装置30に記憶される。作業要領データは、作業項目ごとに対応付けられる。なお、作業要領データは、複数の作業計画において重複または再利用され得る。サーバ3の記憶装置30に複数の作業要領データが蓄積されることにより、記憶装置30には、作業計画ごとの作業要領データ群が構築される。
作業実施順データは、複数の作業者のそれぞれについて、各作業者が作業実施の単位期間である第1期間T1において実施する一または複数の作業項目の割り当ておよび作業実施順を示すデータである。第1期間T1は例えば1日である。作業実施順データには、簡単な作業項目の説明が含まれ得る。作業実施順データは、主にテキストデータである。そのため、作業実施順データは、データ量が比較的小さい。作業実施順データは、作業計画の進行状況、対応する作業者の能力および実施状況等を考慮して作成される。このため、作業実施順データは、第1期間T1の直前に作成されることが多い。例えば、その日に行う作業者の作業に関する作業実施順データは、その日の朝、またはその前日に作成される。
管理端末2で作成された作業実施順データは、サーバ3にアップロードされ、記憶装置30に記憶される。なお、作業実施順データは、一部の作業項目が未確定の状態でサーバ3にアップロードされ得る。未確定の作業項目を含む作業実施順データは、仮登録の作業実施順データとして記憶装置30に記憶される。作業実施順データは、対応する作業者に対応付けられる。
作業者は、自らが第1期間T1において行う作業に関する各種データをサーバ3から作業者に割り当てられた通信端末1にダウンロードする。ダウンロードの態様については後述する。通信端末1には、所定のウェブブラウザによるアプリケーションプログラムが記憶されている。作業者は、ウェブブラウザで動作する所定の作業管理用のウェブページにアクセスし、サーバ3にログインすることにより、そのウェブページ上で操作入力を行うことが可能となり、各種データのダウンロードおよびアップロードを行うことができる。
作業者は、ダウンロードしたデータから生成される作業指示データに基づいて通信端末1の表示器12に表示される作業指示に基づいて作業者に割り当てられた作業項目を指定された作業順に従って実施する。作業者は、作業項目の実行を完了した場合に、所定の操作入力を行うことで作業の実績入力を行う。通信端末1のプロセッサ14は、作業者により実施された作業の実績を作業者の操作入力に基づいて登録し、登録内容に基づく作業実績データをサーバ3に送信する。
図2は、本実施の形態における作業実績入力画面の一例を示す図である。通信端末1は、上記作業指示データに基づいて表示器12に、その作業者が今から行うべき作業内容についての作業実績入力画面50を表示する。
作業実績入力画面50は、現作業内容表示欄51、作業情報表示欄52、作業要領表示欄53を含む。現作業内容表示欄51には、その作業者が現在行うべき作業の概要またはタイトルが表示される。例えば、作業項目には、所定の製品を製造するための部品の取り付け作業、取り付けた部品の調整作業等が含まれる。さらに、作業項目には、所定の装置の動作に関する作業、所定の部品の組み付け、所定の計測値を読み取る作業、装置の点検、清掃等を行う作業、所定の消費物等を補充する作業等が含まれ得る。現作業内容表示欄51の近傍には、次作業の内容が表示されてもよい。
作業情報表示欄52には、現在の作業に付随する情報が表示される。例えば、付随する情報は、作業ごとに割り当てられた識別符号、製品番号、工程の種別、現作業を完了するまでの目標時間、作業者名等を含む。作業要領表示欄53には、作業項目に対応する作業要領が表示される。作業要領表示欄53には、作業項目に対応する説明図または写真等が表示され得る。作業要領表示欄53に表示されるデータが作業要領データである。
また、作業実績入力画面50には、仮想の次作業移行ボタン54が表示される。次作業移行ボタン54をタッチ操作する等により操作入力した場合、作業実施順データに基づいて、作業実績入力画面50には、作業者が次に行うべき作業内容が表示される。ここで、次作業移行ボタン54は、現在の作業の実施内容を示す作業実績データをサーバ3に送信するための仮想の操作信号送信ボタンとして機能する。
さらに、作業実績入力画面50には、現作業の実施内容についてのコメント入力を行うための仮想のコメント入力ボタン55が表示される。コメント入力ボタン55を操作入力した場合、表示器12にはコメント入力画面が表示され、作業者によるコメント入力が可能となる。なお、コメント入力画面には、作業項目に応じて、作業の実施内容についての作業内容入力欄が設けられてもよい。例えば、作業内容入力欄には、計測値または消費物の補充数等の入力欄が設けられてもよいし、例えば異常なしまたは要補修の選択欄等の複数の選択項目が表示された選択欄が設けられてもよい。あるいは、作業実績入力画面50に、作業内容入力欄が設けられていてもよい。また、作業実績入力画面50には、作業を一時中断する場合や作業者が休憩を取る場合に、作業が停止していることを示す信号をサーバ3に送信するための仮想のボタンが設けられてもよい。
上述したように、作業手順の確認および作業実績の入力のための作業指示データは、作業要領データおよび作業実施順データを含む。作業実施順データは、作業期間である第1期間T1の直前に作成されるため、サーバ3から通信端末1に作業指示データを一括でダウンロードするためには、第1期間T1の直前にならざるを得ない。例えば、第1期間T1が1日である場合、その日の作業の開始前、すなわち、その日の朝に、複数の作業者が、各自の作業指示データを自分に割り当てられた通信端末1にダウンロードするために、サーバ3にアクセスすることになる。
作業指示データに含まれる作業要領データは、写真や図面等のデータを含むため、上述の通りデータ量が大きい。したがって、複数の作業者が同時期に作業通信データを一括ダウンロードしようとすると、通信負荷が過大となる。
そこで、本実施の形態においては、作業要領データと作業実施順データとが異なる期間において個別にダウンロードされ、通信端末1側で作業実施順データに作業要領データを対応付けて作業指示データが作成される。
図3は、本実施の形態における作業要領データおよび作業実施順データのダウンロードの態様を示すイメージ図である。図3は、ある作業者U1の通信端末1にダウンロードされるデータを時系列に並べて示している。図3の例では、一の作業計画に10の作業項目An(ただし、n=1,2,…,10)が含まれ、作業項目An毎に対応する作業要領データDAnが存在する。
サーバ3は、作業期間である第1期間T1より前の第2期間T2において、作業者のための作業実施順データDOを、作業者毎に割り当てられた通信端末1に送信する。第2期間T2は、例えば作業実施日における作業開始前の期間である。サーバ3は、第2期間T2より前の第3期間T3において、作業計画に含まれる複数の作業項目Anのうち、作業者が実施する可能性のある作業項目を推定する。サーバ3は、第3期間T3において、作業者が実施する可能性のある作業項目に対応する作業要領データDAnを、対応する通信端末1に送信する。
サーバ3は、第3期間T3において、通信端末1がサーバ3にログインした場合に、対応する通信端末1に送信可能な作業要領データDAnがあるかどうかを判定する。サーバ3は、送信可能な作業要領データDAnがある場合に、対応する通信端末1に当該作業要領データDAnを送信する。第3期間T3における通信端末1によるサーバ3へのログイン時に送信可能な作業要領データDAnを送信することにより、サーバ3から通信端末1への通知を行うことなくデータの分散送信が可能となる。
第3期間T3は、例えば作業実施日の前日までの期間である。作業期間の基準単位である第1期間が1日である場合、ある作業実施日の前日において、作業者は、前日に割り当てられた作業項目についての作業を実施している。したがって、サーバ3は、ある作業実施日においてその日の作業実績を登録するために作業者がログインした場合に、対応する通信端末1に次の日以降に予定されている作業項目について送信可能な作業要領データDAnがあるかどうかを判定することになる。
なお、サーバ3は、作業実施日の前日までの期間のうちの一部の期間において送信可能な作業要領データDAnの有無の判定および対応する通信端末1への作業要領データDAnの送信を行ってもよい。例えば、一部の期間は、昼休憩等の作業中断期間のような通信ネットワーク4における通信負荷が低い期間に設定され得る。あるいは、後述する作業班等、複数の作業者を複数のグループに分けて、当該グループごとに送信可能な作業要領データDAnの有無の判定および対応する通信端末1への作業要領データの送信を行う期間を異ならせてもよい。
また、第3期間T3において所定時間経過ごとに送信可能な作業要領データDAnの有無の判定および対応する通信端末1への作業要領データDAnの送信を行ってもよい。作業要領データDAnの送信可能な期間は、管理端末2等において変更操作を行うことにより、変更可能としてもよい。作業要領データDAnの送信中に作業要領データDAnの送信可能な期間の終了時間を過ぎた場合、サーバ3は、作業要領データDAnの送信を中断し、次に作業要領データDAnの送信可能な期間が来たときに中断していた作業要領データDAnの送信を再開してもよい。
ここで、複数の作業者は、複数の作業班の何れかに所属している。作業計画に含まれる複数の作業項目Anは、作業を実施する作業班が予め割り当てられる。例えば、サーバ3は、作業計画に含まれる複数の作業項目Anのうち、作業者が所属する作業班が割り当てられている作業項目を、作業者が実施する可能性のある作業項目DAnに決定する。
例えば、図3の例では、作業者U1の所属する作業班が行うべき作業項目として、作業項目A8,A9,A10が割り当てられる。第3期間T3内の時刻t3aにおいて、管理端末2から作業項目A8,A9,A10についての作業班の割り当てがサーバ3に対して登録されると、サーバ3は、当該作業項目A8,A9,A10と、作業を担当する作業班に含まれる作業者U1とを対応付ける。
第3期間T3の時刻t3a以降において作業者U1に割り当てられた通信端末1がサーバ3にログインした場合、サーバ3は、ステップS1で示すように、作業項目A8,A9,A10に対応する作業要領データDA8,DA9,DA10を当該作業者U1に割り当てられた通信端末1に送信する。なお、作業者U1と同じ作業班に所属する他の作業者に割り当てられた通信端末1にも同様に、各通信端末1がサーバ3にログインした際に作業要領データDA8,DA9,DA10が送信される。
また、例えば、サーバ3は、第2期間T2より前に未確定の作業実施順データが登録された場合、未確定の作業実施順データにおいて割り当てられている作業項目に対応する作業要領データを、作業者が実施する可能性のある作業項目Anに決定する。例えば、図3の例では、第3期間T3内の時刻t3aより後の時刻t3bにおいて、管理端末2から作業者U1についての未確定の作業実施順データが仮登録される。サーバ3は、仮登録された未確定の作業実施順データを作業者U1と対応付けて記憶装置30に記憶する。
例えば、未確定の作業実施順データにおいて割り当てられる作業項目が、作業項目A8,A1,A2である場合、時刻t3bの時点で不足している作業項目は、作業項目A1,A2となる。この場合、サーバ3は、当該作業項目A1,A2と作業者U1とを対応付ける。第3期間T3の時刻t3b以降において作業者U1に割り当てられた通信端末1がサーバ3にログインした場合、サーバ3は、ステップS2で示すように、作業項目A1,A2に対応する作業要領データDA1,DA2を当該作業者U1に割り当てられた通信端末1に送信する。
通信端末1のエッジ処理部41は、第3期間T3において通信端末1が受信した作業要領データDA1,DA2,DA8,DA9,DA10を、記憶器13に順次記憶させる。
第3期間T3の経過後、第2期間T2において作業実施順データDOが確定された場合、すなわち、管理端末2から各作業者についての最終的な作業実施順データDOが登録された場合、サーバ3は、前述のように、各作業者に割り当てられた通信端末1に確定後の作業実施順データDOを送信する。さらに、サーバ3は、登録された作業実施順データDOに基づいて、作業者に割り当てられた作業項目に対応する作業要領データのうち、未送信の作業要領データDAnが存在するか否かを判定する。サーバ3は、未送信の作業要領データDAnが存在すると判定した場合、当該未送信の作業要領データDAnを、対応する通信端末1に送信する。
図3の例では、第2期間T2において、ステップS3で示すように、作業者U1に割り当てられた通信端末1に対して確定した作業実施順データDO_U1が送信される。作業実施順データDO_U1において作業者U1に割り当てられた作業項目は、作業実施順に、作業項目A8,A1,A5,A2である。すなわち、確定した作業実施順データDO_U1に含まれる作業項目には、仮登録された未確定の作業実施順データに比べて作業項目A5が追加されている。したがって、作業者U1が第1期間T1において作業する作業項目のために必要な作業要領データは、DA8,DA1,DA5,DA2である。一方、第3期間T3において作業者U1に割り当てられた通信端末1に対して送信済みの作業要領データは、DA8,DA9,DA10,DA1,DA2である。
したがって、サーバ3は、ステップS4で示すように、作業者U1が第1期間T1において作業する作業項目のために必要な作業要領データDAnのうち、通信端末1に未送信の作業要領データが、作業項目A5に対応する作業要領データDA5であると判定する。この場合、サーバ3は、ステップS5で示すように、第2期間T2において未送信の作業要領データDA5を作業者U1に割り当てられた通信端末1に送信する。
通信端末1のエッジ処理部41は、第2期間T2において通信端末1が受信した作業実施順データDO_U1および作業要領データDA5を記憶器13に記憶させる。さらに、エッジ処理部41は、ステップS6で示すように、受信した作業実施順データDO_U1において割り当てられている作業項目A8,A1,A5,A2に対応する作業要領データDA8,DA1,DA5,DA2を作業実施順データDO_U1に対応付けて、作業指示データDI_U1を作成する。エッジ処理部41は、作業指示データDI_U1を記憶器13に記憶させる。
通信端末1の作業実績処理部42は、作成された作業指示データDI_U1を記憶器13から読み出し、第1期間T1、すなわち、その日の作業における作業実施順および対応する作業項目を表示器12に表示する。
なお、第3期間T3において作業者U1に割り当てられた通信端末1にダウンロードされた作業要領データのうち、作業要領データDA9,DA10は、第1期間T1、すなわち、その日の作業における作業項目に含まれない作業要領データとなる。エッジ処理部41は、これらの作業要領データDA9,DA10を受信してから第2期間T2より後の所定の第4期間T4を経過するまで、作業実施順データDO_U1において割り当てられていない作業項目A9,A10に対応する作業要領データDA9,DA10を記憶器13において保持する。
第4期間T4は、例えば1週間である。第4期間T4は、作業計画に応じて予め設定されてもよいし、都度変更可能としてもよい。第4期間T4は、第1期間T1より長い期間を含む。すなわち、次の第1期間T1における作業のための第2期間T2および第3期間T3のうちの少なくとも一部の期間を含む。第3期間T3においてダウンロードされた作業要領データに対応する作業項目のうち、その日の作業における作業項目に含まれなかった作業項目であっても、次回以降の第1期間、例えば、次の日以降の作業において当該作業者U1に割り当てられる可能性がある。したがって、その日の作業において割り当てられなかった作業項目の作業要領データDA9,DA10を第4期間T4の間保持しておくことで、その日以降の作業において対応する作業項目A9,A10が作業者U1に割り当てられた場合に、再ダウンロードする必要がなくなる。
すなわち、次回の第1期間T1における作業指示データのための作業要領データをダウンロードする第3期間T3において、作業者U1に割り当てられた通信端末1に送信可能な作業要領データDAnがあると判定された場合に、当該作業要領データDAnが当該通信端末1の記憶器13に記憶されているかどうかを判定する。送信可能な作業要領データDAnが当該通信端末1の記憶器13に記憶されているかどうかの判定は、通信端末1と通信を行い、対応する作業要領データDAnが実際に記憶されているかどうかを検索してもよい。あるいは、サーバ3側で当該通信端末1に送信した作業要領データの履歴を記憶しておき、サーバ3は、送信可能な作業要領データDAnを送信するかどうかの判断時において送信済みの作業要領データのうち、送信後、第4期間T4を経過していない作業要領データを検索し、その中に当該送信可能な作業要領データDAnが含まれるか否かを判定してもよい。
サーバ3は、送信可能な作業要領データDAnのうち、当該通信端末1の記憶器13に記憶されていない作業要領データDAnを当該通信端末1に送信する。
エッジ処理部41は、第4期間T4の経過後、それまでにダウンロードされた作業実施順データDO_U1に割り当てられなかった作業要領データを記憶器13から削除する。なお、作業実施順データDO_U1に割り当てられた作業要領データ、図3の例における作業要領データDA8,DA1,DA5,DA2は、作業指示データDI_U1に組み込まれた後、通信端末1の記憶器13から削除されてもよい。あるいは、割り当て済みの作業要領データは、第1期間T1の経過後に通信端末1の記憶器13から削除されてもよい。あるいは、割り当て済みの作業要領データも、第4期間T4が経過するまで記憶器13に保持されていてもよい。
本実施の形態によれば、各作業者が第1期間T1に作業する作業項目Anおよび作業順が確定する前の第3期間T3において、作業者毎に実施する可能性のある作業項目が推定され、それに対応する作業要領データDAnがサーバ3に登録される度に各作業者に割り当てられた通信端末1に順次送信される。これにより、容量の比較的大きい作業要領データDAnが、複数の通信端末1に時間を分散して送信される。このため、各作業者が第1期間T1に作業する作業項目Anおよび作業順が確定する第2期間T2において各作業者に割り当てられた作業項目Anに対応する作業要領データDAnを複数の通信端末1に一括送信する必要がなくなる。したがって、作業者に割り当てられた通信端末1に作業指示内容を表示させるためのデータ送信に際して、通信ネットワーク4の負荷の増大を抑制することができる。
さらに、本実施の形態によれば、作業指示データの作成が各通信端末1において行われるため、サーバ3において複数の作業者のための作業指示データの作成を同時期に行う必要がなくなる。したがって、エッジサーバを別途設けることなく、サーバ3の処理負荷を軽減することができる。
通信ネットワーク4の通信可能容量の増大またはエッジサーバの導入には、多大なコストが必要となる。一方、本実施の形態によれば、設備費用の増大を伴うことなく通信負荷の軽減およびサーバ3の処理負荷の軽減を実現することができる。
また、本実施の形態においては、作業者が属する作業班に割り当てられた作業項目である場合、または、仮登録された未確定の作業実施順データに割り当てられた作業項目である場合に、作業者が実施する可能性のある作業項目として推定される。このように、作業者が実施する可能性のある作業項目を複数の条件を用いて推定することにより、第3期間T3における作業要領データの送信をより分散化することができる。
また、本実施の形態においては、第1期間T1における作業として作業者に割り当てられなかった作業項目に対応する作業要領データが第2期間T2以降も通信端末1においてしばらく保持される。これにより、次回以降の作業において当該作業項目が割り当てられた場合に、対応する作業要領データを再度サーバ3から通信端末1に送信することを回避することができ、通信ネットワーク4の負荷の増大を抑制することができる。
以上、本開示の実施の形態について説明したが、本開示は上記実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更、修正が可能である。
例えば、上記実施の形態においては、ステップS4において、サーバ3が確定した作業実施順データDOに割り当てられた作業項目に対応する作業要領データを第3期間T3に送信済みかどうかを判定する態様を例示したが、この代わりに、対応する通信端末1のプロセッサ14、すなわち、エッジ処理部41が、受信した作業実施順データDOに対して足りない作業要領データがあるかどうかを判定してもよい。このような態様において、エッジ処理部41が作業実施順データDOに基づいて足りない作業要領データがあると判定した場合、通信端末1は、サーバ3に対して足りない作業要領データの送信を要求するデータ要求信号を送信する。サーバ3は、データ要求信号に応じて足りない作業要領データを対応する通信端末1に送信してもよい。
また、上記実施の形態では、作業者が実施する可能性のある作業項目を作業者の所属する作業班の情報および仮登録された未確定の作業実施順データを用いて推定する態様を例示したが、作業者が実施する可能性のある作業項目を推定する態様は、これに限られない。例えば、上記2つの情報の何れかのみを用いて作業項目の推定が行われてもよい。また、これらの推定態様の何れかに加えてまたはそれに代えて、他の条件を用いて作業項目の推定が行われてもよい。
例えば、作業者が過去に実施した作業項目の履歴データをサーバ3の記憶装置30に記憶しておき、当該履歴データを用いて作業項目の推定が行われてもよい。この場合、例えば、作業項目は、その内容等に応じて複数のカテゴリに区別され、過去の所定期間内に作業者が実施した作業項目と同じカテゴリに属する作業項目が、当該作業者が実施する可能性のある作業項目に推定されてもよい。
また、上記実施の形態では、作業実績入力画面50において作業者が行うべき複数の作業項目が作業順に表示される、すなわち、現作業が完了した後に次作業の作業内容が表示される態様としたが、これに限られない。例えば、作業実績入力画面には、その作業者が行うべき作業を特定するための項目番号および作業内容が一覧表示されてもよい。このような作業実績入力画面には、作業項目ごとに、その作業が完了した場合に、その作業の実施内容を示す作業実績データをサーバ3に送信するための仮想の作業完了ボタンが表示されてもよい。
また、上記実施の形態では、通信端末1のプロセッサ14が作業実績の入力を行う作業実績処理部42として機能する態様を例示したが、通信端末1は作業実績処理部42としての機能を有していなくてもよい。
[本開示のまとめ]
本開示の一態様に係る作業指示通信システムは、サーバと、前記サーバと通信ネットワークを介して通信可能に構成され、表示器、記憶器およびプロセッサを備えた通信端末と、を含み、前記サーバは、所定の作業計画に含まれる複数の作業項目について、当該作業項目毎の作業要領を示す複数の作業要領データと、複数の作業者のそれぞれについて、各作業者が第1期間において実施する一または複数の作業項目の割り当ておよび作業実施順を示す作業実施順データとを記憶し、前記第1期間より前の第2期間において、前記作業者のための前記作業実施順データを、前記作業者毎に割り当てられた前記通信端末に送信し、前記第2期間より前の第3期間において、前記複数の作業項目のうち、前記作業者が実施する可能性のある作業項目を推定し、前記第3期間において、前記作業者が実施する可能性のある作業項目に対応する前記作業要領データを、対応する前記通信端末に送信し、前記通信端末の前記プロセッサは、受信した前記作業要領データおよび前記作業実施順データを前記記憶器に順次記憶させるとともに、受信した前記作業実施順データにおいて割り当てられている前記作業項目に対応する前記作業要領データを前記作業実施順データに対応付けて、前記表示器に前記作業実施順および対応する前記作業項目を表示するための作業指示データを作成する。
上記構成によれば、各作業者が第1期間に作業する作業項目および作業順が確定する前の第3期間において、作業者毎に実施する可能性のある作業項目が推定され、それに対応する作業要領データがサーバに登録される度に各作業者に割り当てられた通信端末に順次送信される。これにより、容量の比較的大きい作業要領データが、複数の通信端末に時間を分散して送信される。このため、各作業者が第1期間に作業する作業項目および作業順が確定する第2期間において各作業者に割り当てられた作業項目に対応する作業要領データを複数の通信端末に一括送信する必要がなくなる。したがって、作業者に割り当てられた通信端末に作業指示内容を表示させるためのデータ送信に際して、通信ネットワークの負荷の増大を抑制することができる。
前記サーバは、前記第2期間において、前記作業実施順データに基づいて前記作業者に割り当てられた前記作業項目に対応する前記作業要領データのうち、未送信の前記作業要領データが存在する場合、当該未送信の前記作業要領データを、対応する前記通信端末に送信してもよい。これにより、作業者が実施する可能性のある作業項目を必要最小限としつつ、作業者が実施する作業に必要な作業要領データを不足なく作業者に割り当てられた通信端末に送信することができる。
前記サーバは、前記第3期間において、前記通信端末が前記サーバにログインした場合に、対応する前記通信端末に送信可能な前記作業要領データがあるかどうかを判定し、送信可能な前記作業要領データがある場合に、対応する前記通信端末に当該作業要領データを送信してもよい。第3期間における通信端末によるサーバへのログイン時に作業要領データを送信することにより、サーバから通信端末への通知を行うことなくデータの分散送信が可能となる。
前記サーバは、前記第2期間より前に未確定の作業実施順データが登録された場合、前記未確定の作業実施順データにおいて割り当てられている前記作業項目に対応する前記作業要領データを、前記作業者が実施する可能性のある作業項目に決定してもよい。これにより、作業者が作業を行う可能性の高い作業項目を事前に通信端末に送信することができる。
前記複数の作業者は、複数の作業班の何れかに所属しており、前記複数の作業項目は、作業を実施する前記作業班が予め割り当てられており、前記サーバは、前記作業者が所属する前記作業班に割り当てられた前記作業項目を、前記作業者が実施する可能性のある作業項目に決定してもよい。これにより、作業者が作業を行う可能性の高い作業項目を事前に通信端末に送信することができる。
前記第1期間は、前記作業実施順データにおいて割り当てられている前記作業項目を実施する作業実施日であり、前記第2期間は、前記作業実施日における作業開始前の期間であり、前記第3期間は、前記作業実施日の前日までの期間であってもよい。
前記通信端末のプロセッサは、前記作業要領データを受信してから前記第2期間より後の所定の第4期間を経過するまで、前記作業実施順データにおいて割り当てられていない前記作業項目に対応する前記作業要領データを前記記憶器において保持してもよい。これにより、次回以降の作業において当該作業項目が割り当てられた場合に、対応する作業要領データを再度サーバから通信端末に送信することを回避することができ、通信ネットワークの負荷の増大を抑制することができる。
前記通信端末のプロセッサは、前記作業指示データに基づいて実施された作業の実績を前記作業者の操作入力に基づいて登録し、登録内容に基づく作業実績データを前記サーバに送信してもよい。
1 通信端末
3 サーバ
4 通信ネットワーク
13 記憶器
14 プロセッサ
30 サーバの記憶装置
100 作業指示通信システム

Claims (7)

  1. サーバと、
    前記サーバと通信ネットワークを介して通信可能に構成され、表示器、記憶器およびプロセッサを備えた通信端末と、を含み、
    前記サーバは、所定の作業計画に含まれる複数の作業項目について、当該作業項目毎の作業要領を示す複数の作業要領データを記憶し、
    複数の作業者のそれぞれに割り当てられた通信端末の前記プロセッサは、前記サーバから受信した前記作業要領データと、前記作業者が第1期間において実施する一または複数の作業項目の割り当ておよび作業実施順を示す作業実施順データとを前記記憶器に順次記憶させるとともに、受信した前記作業実施順データにおいて割り当てられている前記作業項目に対応する前記作業要領データを前記作業実施順データに対応付けて、前記表示器に前記作業実施順および対応する前記作業項目を表示するための作業指示データを作成し、
    前記サーバは、
    前記第1期間より前の第2期間において、前記複数の作業者のそれぞれについて、前記作業実施順データがアップロードされた場合に、当該作業実施順データを、前記作業者毎に割り当てられた前記通信端末に送信し、
    前記第2期間より前の第3期間において、前記作業者毎に作成される未確定の作業実施順データが登録された場合、前記未確定の作業実施順データにおいて割り当てられている前記作業項目に対応する前記作業要領データを、前記作業者が実施する可能性のある作業項目として推定し、
    前記第3期間において、前記作業者が実施する可能性のある作業項目に対応する前記作業要領データを、対応する前記通信端末に送信する、作業指示通信システム。
  2. サーバと、
    前記サーバと通信ネットワークを介して通信可能に構成され、表示器、記憶器およびプロセッサを備えた通信端末と、を含み、
    前記サーバは、所定の作業計画に含まれる複数の作業項目について、当該作業項目毎の作業要領を示す複数の作業要領データを記憶し、
    複数の作業者のそれぞれに割り当てられた通信端末の前記プロセッサは、前記サーバから受信した前記作業要領データと、前記作業者が第1期間において実施する一または複数の作業項目の割り当ておよび作業実施順を示す作業実施順データとを前記記憶器に順次記憶させるとともに、受信した前記作業実施順データにおいて割り当てられている前記作業項目に対応する前記作業要領データを前記作業実施順データに対応付けて、前記表示器に前記作業実施順および対応する前記作業項目を表示するための作業指示データを作成し、
    前記サーバは、
    前記第1期間より前の第2期間において、前記複数の作業者のそれぞれについて、前記作業実施順データがアップロードされた場合に、当該作業実施順データを、前記作業者毎に割り当てられた前記通信端末に送信し、
    前記第2期間より前の第3期間において、前記複数の作業項目のうち前記作業者が属する作業班に予め割り当てられた作業項目を、前記作業者が実施する可能性のある作業項目として推定し、
    前記第3期間において、前記作業者が実施する可能性のある作業項目に対応する前記作業要領データを、対応する前記通信端末に送信する、作業指示通信システム。
  3. 前記サーバは、前記第2期間において、前記作業実施順データに基づいて前記作業者に割り当てられた前記作業項目に対応する前記作業要領データのうち、未送信の前記作業要領データが存在する場合、当該未送信の前記作業要領データを、対応する前記通信端末に送信する、請求項1または2に記載の作業指示通信システム。
  4. 前記サーバは、前記第3期間において、前記通信端末が前記サーバにログインした場合に、対応する前記通信端末に送信可能な前記作業要領データがあるかどうかを判定し、送信可能な前記作業要領データがある場合に、対応する前記通信端末に当該作業要領データを送信する、請求項1から3の何れかに記載の作業指示通信システム。
  5. 前記第1期間は、前記作業実施順データにおいて割り当てられている前記作業項目を実施する作業実施日であり、
    前記第2期間は、前記作業実施日における作業開始前の期間であり、
    前記第3期間は、前記作業実施日の前日までの期間である、請求項1からの何れかに記載の作業指示通信システム。
  6. 前記通信端末のプロセッサは、前記作業要領データを受信してから前記第2期間より後の所定の第4期間を経過するまで、前記作業実施順データにおいて割り当てられていない前記作業項目に対応する前記作業要領データを前記記憶器において保持する、請求項1からの何れかに記載の作業指示通信システム。
  7. 前記通信端末のプロセッサは、前記作業指示データに基づいて実施された作業の実績を前記作業者の操作入力に基づいて登録し、登録内容に基づく作業実績データを前記サーバに送信する、請求項1からの何れかに記載の作業指示通信システム。
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