JP2005329955A - 包装袋用支持枠及び支持枠付き包装袋 - Google Patents

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総一郎 鍋田
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Abstract

【課題】注出口を備えた包装袋(特に平袋)に、簡単かつ確実に自立性を与えることができ、しかも経済的である、包装袋用支持枠を提供すること。
【解決手段】対向する正面部2と背面部3、正面部及び背面部の各上端部2a,3a を接続する頂部5、ならびに正面部及び背面部の各下端部2b,3b を離隔した位置で接続する底部7を備える。頂部5には、注出口を上端部に備えた包装袋の該注出口部分が挿通されるための透孔6が設けられている。支持枠1は、紙その他のシート状素材を折り曲げて組み立てられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、包装袋用支持枠、詳しくは、注出口を備えた袋に用いられる支持枠、並びに支持枠付き包装袋に関する。
従来、包装袋の上端部に注出口を備えた包装袋が実施されている。液体等の内容物などを取り出しやすいという利点を有している。このような注出口を備えた包装袋には、袋の構造として、両サイドに折込部を形成したガセットタイプのもの(特許文献1参照)、自立性が得られるスタンディングパウチ型のもの(特許文献2参照)が知られている。ガセットタイプのものはある程度の自立性は得られるものの、底面部に底シール部があるため、底面部が平らになりにくく自立性がやや不安定なところがある。スタンディングパウチ型のものは、自立性が確実に得られる利点があるも、正面部と背面部とを形成する包材の間に底部を形成する包材を設けるものであるため、袋の製造が簡単とはいえず、専用の装置が必要となり、コストもかかる。袋自体の製造が簡単で経済的な平袋を用いたものも考え得るが、底面部を有しておらず自立性がないため、商品の陳列、展示上、不利であり、また使用する際、例えば、キャップを外した状態で置くことができない不便がある。
特開2002−179102号公報 特開2003−34340号公報
本発明は、上記従来技術を考慮してなされたものであり、注出口を備えた包装袋(特に平袋)に、簡単かつ確実に自立性を与えることができ、しかも経済的である、包装袋用支持枠を提供すること、さらには、自立性を有する、注出口を備えた、支持枠付き包装袋を簡単かつ経済的に得ること、を目的とする。
(1)請求項1に係る発明は、対向する正面部と背面部、正面部及び背面部の各上端部を接続する頂部、ならびに正面部及び背面部の各下端部を離隔した位置で接続する底部を備え、頂部には、注出口を上端部に備えた包装袋の該注出口部分が挿通されるための透孔が設けられている、シート状素材からなる、包装袋用支持枠である。
(2)請求項2に係る発明は、前記支持枠は、紙その他のシート状素材を折り曲げて組み立てられるものである、請求項1に記載の包装袋用支持枠である。
(3)請求項3に係る発明は、前記透孔は、前記包装袋の注出口に形成されたフランジ部が係止される大きさに形成されている、請求項1又は2に記載の包装袋用支持枠である。
(4)請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の包装袋用支持枠に、注出口を上端部に備えた包装袋を組み合わせてなる、支持枠付き包装袋である。
(1)請求項1に係る発明によれば、支持枠の頂部の透孔に、包装袋の上端部の注出口部分が支持枠の内側から挿通され、所定位置に保持されるとともに、包装袋に被せられた支持枠の正面部、背面部及び底部によって包装袋は保護、支持され、正面部及び背面部の各下端部を離隔した位置で接続する底部が接地面となって、その包装袋には自立性が与えられる。したがって、特に、自立性のない平袋の注出口付き包装袋に簡単かつ確実に自立性を与えることができ、商品の陳列、展示や使用の際、立てて置けることができるようになる点で極めて有益である。また、支持枠は、シンプルな構造であるため、その製造も低廉になし得、経済的である。
(2)請求項2に係る発明によれば、支持枠は、紙その他のシート状素材を折り曲げて組み立てられるものであるため、その製造が極めて簡便である。
(3)請求項3に係る発明によれば、透孔は、包装袋の注出口に形成されたフランジ部が係止される大きさに形成されているため、包装袋は支持枠に極めて確実に固定、支持される。
(4)請求項4に係る発明によれば、自立性を有する、注出口を備えた、支持枠付き包装袋が簡単かつ経済的に得られる。
本発明を実施するための最良の実施の形態について実施例を挙げ、図面を参照して説明する。各図において、同じ構成要素には同じ符号を用い、重複する説明は適宜省略する場合がある。
図1は実施例1に係る包装袋用支持枠1の斜視図、図2は展開図である。
包装袋用支持枠1は、対向する正面部2と背面部3、正面部2及び背面部3の各上端部2a,3aを接続する頂部5、ならびに正面部2及び背面部3の各下端部2b,3bを離隔した位置で接続する底部7を備えてなる。頂部5には、注出口11を上端部に備えた包装袋10(後で述べる。)の該注出口11部分が挿通されるための透孔6が設けられている。包装袋用支持枠1の側面は開放しているが、適宜、側面部を設けることも可能である。
包装袋用支持枠1は、シート状素材からなる。図示の例は、図2に展開図を例示するように、紙その他の1枚のシート状素材を折り曲げて組み立てられるように構成されている。これにより製造が簡便に行われる。シート状素材としては、紙、合成樹脂材等が用いられる。包装袋に被せて使用される際に自立性が与えられる程度の剛性を有すれば、その厚さ等限定されない。紙が安価で印刷もしやすく、リサイクルもしやすく省資源上も好ましい。
対向する正面部2及び背面部3の形状は特に限定されない。内装される包装袋の周縁が収まる輪郭を有するものが一つの好ましい態様であるが、図1,2に示す矩形のほか、例えば、図3(a)(b)に示すような適宜の形状となし得る。また、適宜透孔を設けることも自由である。正面部2及び背面部3には、商品名、模様等、任意の印刷を施すことができる。
支持枠1の側面形状は、正面部2及び背面部3が頂部5から下方へ向けて末広がりに伸びる山形となっている。全体として、底部7を底辺として、ほぼ二等辺三角形状を呈している。このため、安定して自立するようになっている。正面部2及び背面部3は、通常、平坦面で形成されるが、例えば、外側に膨らむ曲面状に形成してもよく、その場合、その側面形状は、図4に示すように二等辺三角形状の二等辺部が直線状ではなく、膨出した曲線状となる。
正面部2及び背面部3の各上端部2a,3aを接続する頂部5は、用いられる包装袋及び注出口の大きさに合わせて形成される。通常、頂部5は、細い帯状もしくは線状に形成される。通常、注出口は所定の径(厚み)を有するから、細い帯状(例えば幅5〜10mm程度の)に形成するのが注出口の収まりがよく、好ましい。もっとも、頂部5は、正面部2及び背面部3の境界線(折曲線)を形成する屈曲部となるよう、幅の殆どない線状に形成してもよく、その平面形状は限定されない。
頂部5には、注出口11を上端部に備えた包装袋10の該注出口11部分が挿通されるための透孔6が設けられている。注出口11を含む包装袋10は、支持枠1で被せられ(支持枠1に内装され)、注出口11は透孔6を挿通して支持枠1の外部へと突出する。透孔6は注出口11の大きさ及び形状に合わせて形成される。
図5は、支持枠1付き包装袋10を例示するもので(a)は正面図、(b)は側面図である。すなわち、包装袋10を、支持枠1の正面部2、背面部3、頂部5及び底部7で囲まれる空間に内装し、注出口11を透孔6を挿通させて支持枠1の外部へと突出させてセットした状態を示す。包装袋10を支持枠1で縦方向に巻くようにして被せることにより、包装袋10を支持枠1に内装することができる。包装袋10の注出口11にはキャップ13が取り付けられている。包装袋10は四辺又は三辺がシールされた平袋のものが好ましく用いられるが、特に限定されない。
支持枠1の内部高さは、好ましくは、包装袋10の、注出口11を除く高さよりも小さく形成され、内容物を充填した包装袋10の下部が内容物の重量により撓んで、支持枠1の底部7に面状に載るようにすると安定性が増す。内容物は、例えば、液体、粘稠物、粉体が挙げられる。
また、透孔6に、包装袋10の注出口11に形成されたフランジ部12が係止されるように構成するとよい。この場合、フランジ部12の外径よりやや小さい径部を透孔6に形成しておけばよい。フランジ部12は、注出口11を包装袋10に機械的手段によって取り付ける際に使用するものとして公知の多くの注出口に形成されているものである。フランジ部12は、注出口10の内容物通路となる筒状部の外面に張り出した部分であり、単数の場合と複数の場合がある。
図6は、透孔6の構成例を示す、支持枠1の平面図である。同図に示すように、透孔6の縁に複数の切込み6aを適宜、設けておくと、注出口11のフランジ部12を挿通させて係止するのが容易となる。
正面部2及び背面部3の各下端部2b、3bを離隔した位置で接続する底部7の奥行(幅:正面部2及び背面部3の各下端部2b、3b間の長さ)は、頂部5の幅よりも大きく形成される。底部7の形状は全面が板状であるものが丈夫で安定しやすく好ましい。例えば、正面部2と背面部3それぞれに連設された底部7a,7bを重ね合わせて、該底部7a,7bにて接着するのが簡便である(図1,2参照)。もっとも、底部の形状や構造は限定されるものではなく、例えば図7の、支持枠1の底面図に示すように、正面部2及び背面部3の各下端部2bと3bを適宜箇所にて連結する底部7c,7dを形成してもよく、要は正面部2及び背面部3の各下端部2bと3bを離隔した位置に保持するよう接続するものであればよい。
なお、1枚のシート状素材を折り曲げて組み立てる場合、重ね合わせられる接着部の位置は、限定されない。前記のように底部とするほか、底部に限らず、頂部等の適宜位置で重ね合わせて接着することも可能である。また、全体の保形性が得られるならば、必ずしも重ね合わせ部を設けなくてもよい。また、接着は両面接着テープ、片面接着テープ等、適宜使用し得る。接着によらず、ステープラー等を用いてもよい。あるいは、1枚のシート状素材の両端部を接続部とし、差込み方式(例えば、凸片とそれが差し込まれて係止される切込部とからなるもの)によって接続することも可能である。
図8は、1枚のシート状素材の両端部を接続部とした例を示す。この例では、正面部2と背面部3それぞれに連設された底部7a,7bに切込部8a,8bを設けており、底部7a,7bの各切込部8a,8bを図8(b)の底面図に示すように繋ぐことにより、接続することができるようにしている。
また、図9に示すように、正面部2及び背面部3に、横方向にミシン目2c,3cを設け、上下に分離できるように構成してもよい。そうすると、使用する際、内容物の種類によっては、袋の正面部と背面部が露出している方が内容物を押し出しやすい場合もあり、支持枠1をこのミシン目2c,3cにおいて切断することで袋を押しやすくなり、また、正面部2及び背面部3の上部2d,3dが残っているので、商品名などがわかりやすい。この場合、正面部2の上部2d又は背面部3の上部3dの裏面を、予め両面接着テープ等で袋に接着しておいてもよい。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は上記したものに限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲で適宜変更、付加等して実施することができるものである。
実施例1に係る包装袋用支持枠1の斜視図である。 実施例1に係る包装袋用支持枠1の展開図である。 正面部2及び背面部3の形状を例示する正面図である。 包装袋用支持枠1の側面形状を例示する側面図である。 支持枠1付き包装袋10を例示するもので(a)は正面図、(b)は側面図である。 透孔6の構成例を示す、支持枠1の平面図である。 底部の形成例を示す、支持枠1の底面図である。 シート状素材の接続例を示すもので、(a)は包装袋用支持枠1の展開図、(b)は底面図である。 包装袋用支持枠1の変更例を示す斜視図である。
符号の説明
1 包装袋用支持枠
2 正面部
2a 正面部の上端部
2b 正面部の下端部
3 背面部
3a 背面部の上端部
3b 背面部の下端部
5 頂部
6 透孔
7 底部
10 包装袋
11 注出口
12 フランジ部

Claims (4)

  1. 対向する正面部と背面部、正面部及び背面部の各上端部を接続する頂部、ならびに正面部及び背面部の各下端部を離隔した位置で接続する底部を備え、頂部には、注出口を上端部に備えた包装袋の該注出口部分が挿通されるための透孔が設けられている、シート状素材からなる、包装袋用支持枠。
  2. 前記支持枠は、紙その他のシート状素材を折り曲げて組み立てられるものである、請求項1に記載の包装袋用支持枠。
  3. 前記透孔は、前記包装袋の注出口に形成されたフランジ部が係止される大きさに形成されている、請求項1又は2に記載の包装袋用支持枠。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の包装袋用支持枠に、注出口を上端部に備えた包装袋を組み合わせてなる、支持枠付き包装袋。
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