JP2019099247A - 包装容器 - Google Patents
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Abstract
Description
前記注出口を貫通させて保持する保持孔を形成可能とする正面板と、前記正面板に対向する位置に配置された背面板と、前記正面板と前記背面板とを連結して帯状の胴部を形成させる右側面板及び左側面板と、前記正面板の底辺に連結された正面板連結底面フラップ、前記背面板の底辺に連結された背面板連結底面フラップ、前記右側面板の底辺に連結された右側面板連結底面フラップ及び前記左側面板の底辺に連結された左側面板連結底面フラップからなる複数の底面フラップが各連結部でそれぞれ折り曲げられて重なり合うことで形成される底蓋と、を少なくとも有し、
前記底蓋には、前記背面板の底辺に並行で、その底辺を含む凸状体が形成されている、ことを特徴とする。
前記係止片が前記第3折曲線を基線として外側に折り曲げられて、前記右側面板連結底面フラップと前記係止片との間に鋭角部が形成され、前記第2折曲線を基線として前記背面板連結底面フラップが2つに折り曲げられた状態で、前記鋭角部に前記背面板連結底面フラップの先端部が突き当たって、前記第2折曲線を頂部とする前記凸状体が形成される。
前記背面板と前記背面板連結底面フラップとの連結部は、前記背面板連結底面フラップを折り曲げる基線となる第1折曲線を有し、前記背面板連結底面フラップの中央部又はその付近は、前記第1折曲線と平行に前記背面板連結底面フラップを2つに折り曲げる基線となる第2折曲線を有し、前記正面板連結底面フラップの先端側には、前記第1折曲線と平行に前記正面板連結底面フラップの先端部を折り曲げて係止片とする基線となる第3折曲線を有し、
前記係止片は前記第3折曲線を基線として前記正面板連結底面フラップの先端部を外側に折り曲げられて形成され、前記正面板連結底面フラップと、その下に配置されている前記底面フラップとの間に鋭角部が形成され、前記鋭角部には、前記第2折曲線を基線として前記背面板連結底面フラップが2つに折り曲げられた状態で前記背面板連結底面フラップの先端部が突き当たって、前記第2折曲線を頂部とする前記凸状体が形成される。
前記折曲片が前記第3折曲線を基線として外側に折り曲げられて、前記挿入孔内に配置されている前記挿入片が視認可能となり、前記第2折曲線を折り曲げながら前記係止片が前記挿入孔の淵に引っ掛かるまで前記挿入片を引出すことで前記凸状体が形成される。
前記折曲片が前記第3折曲線を基線として外側に折り曲げられて、前記第1折曲線を基線として前記第1噛合部が外側に折り曲げられて、前記第1噛合部と前記第2噛合部とが噛合することで前記凸状体が形成される。
前記切取線を切るとともに前記折曲線を基線として前記切欠き片を立ち上げることで前記凸状体を形成される。
本発明に係る包装容器1は、例えば封入した液体飲料、液体化粧品、液体薬品等の液体を注出する注出口を有する袋体を包装して外形を保持するために用いられるものである。その基本的な構成は、図1〜図11に示すように、液体を注出する注出口21を有する袋体2を包装するための包装容器であって、注出口21を貫通させて保持する保持孔111を形成可能とする正面板11と、正面板11に対向する位置に配置された背面板12と、正面板11と背面板12とを連結して帯状の胴部を形成させる右側面板13及び左側面板14と、複数の底面フラップ151〜154が各連結部でそれぞれ折り曲げられて重なり合うことで形成される底蓋15とを少なくとも有している。
正面板11は、図1,図5,図6,図8及び図10に示すように、注出口21を貫通させて保持する板状体である。正面板11は、正面板連結底面フラップ153(単に底面フラップ153ともいう。)と、右側面板13と、左側面板14と、上面フラップ163とにそれぞれ連結されている。正面板11と正面板連結底面フラップ153との連結部には、折曲線11aが設けられている。正面板11と右側面板13との連結部には、折曲線11bが設けられている。正面板11と左側面板14との連結部には、折曲線11cが設けられている。正面板11と上面フラップ163との連結部には、折曲線11dが設けられている。正面板11には、袋体2の注出口21を貫通させて保持する保持孔111の形態をなすミシン目111aと、袋体2の注出口21を貫通させ易くさせるとともに貫通させた注出口21を保持する保持片112の形態をなすミシン目112a,112bと、保持片112を折曲げるための折曲線112cとが設けられている。
背面板12は、図1,図5,図6,図8及び図10に示すように、正面板11に対向する位置に配置された板状体である。背面板12には、背面板連結底面フラップ151(単に底面フラップ151ともいう。)と、左側面板14と、上面フラップ161とがそれぞれ連結されている。背面板12と底面フラップ151の連結部には、折曲線12aが設けられている。背面板12と左側面板14との連結部には、折曲線12bが設けられている。背面板12と上面フラップ161との連結部には、折曲線12cが設けられている。背面板12には、さらに、糊代片121が連結されている。背面板12と糊代片121との連結部には、折曲線12dが設けられている。糊代片121は、折曲線12dを基線として折り曲げられ、右側面板13の内側の面に接着されることにより、帯状の胴部を筒状に一体固着させる。これにより、筒状の胴部が形成される。
右側面板13は、図1,図5,図6,図8及び図10に示すように、左側面板14に対向した位置に配置された板状体であり、左側面板14とともに正面板11と背面板12とを連結させて帯状の胴部を形成する。右側面板13には、正面板11と、右側面板連結底面フラップ154(単に底面フラップ154ともいう。)と、上面フラップ164と、がそれぞれ連結されている。右側面板13と正面板11との連結部には、折曲線11bが設けられている。右側面板13と底面フラップ154との連結部には、折曲線13aが設けられている。右側面板13と上面フラップ164との連結部には、折曲線13bが設けられている。
左側面板14は、図1,図5,図6,図8及び図10に示すように、右側面板13に対向した位置に配置された板状体であり、右側面板13とともに正面板11と背面板12とを連結させて帯状の胴部を形成する。左側面板14には、正面板11と、背面板12と、左側面板連結底面フラップ152(単に底面フラップ152ともいう。)と、上面フラップ162とがそれぞれ連結されている。左側面板14と正面板11との連結部には、折曲線11cが設けられている。左側面板14と背面板12との連結部には、折曲線12bが設けられている。左側面板14と底面フラップ152との連結部には、折曲線14aが設けられている。左側面板14と上面フラップ162との連結部には、折曲線14bが設けられている。
底蓋15は、図1,図5,図6,図8及び図10に示すように、複数の底面フラップ151〜154が重なり合って形成される板状体であり、包装容器1の底面部を構成する。底蓋15は、各底面フラップ151〜154との連結部にそれぞれ設けられた折曲線を基線として、正面板連結底面フラップ153、右側面板連結底面フラップ154、左側面板連結底面フラップ152、背面板連結底面フラップ151の順で折り曲げられて重なり合うことにより形成される。正面板連結底面フラップ153と右側面板連結底面フラップ154との折り曲げられる順番は上記の順番に限定されず、逆であってもよい。なお、正面板連結底面フラップ153は、正面板11に連結された底面フラップであり、正面板11との連結部には、折曲線11aが設けられている。背面板連結底面フラップ151は、背面板12に連結された底面フラップであり、背面板12との連結部には、折曲線12aが設けられている。右側面板連結底面フラップ154は、右側面板13に連結された底面フラップであり、右側面板13との連結部には、折曲線13aが設けられている。左側面板連結底面フラップ152は、左側面板14に連結された底面フラップであり、左側面板14との連結部には、折曲線14aが設けられている。
上蓋16は、図1,図5,図6,図8及び図10に示すように、上面フラップ161〜164が、各連結部にそれぞれ設けられた折曲線を基線として折り曲げられて重なり合うことにより形成される上蓋である。上蓋16には、取っ手(図示せず)を備える袋体2を包装した場合に、取っ手を包装容器1の外部に露出させるための取手孔160が設けられている。
上述したように、糊代片121により胴部が形成された後、以下の手順で底蓋15及び上蓋16が形成される。ただし、包装容器1を組立てる手順は特に限定されるものではなく、下記の手順は好適な一例である。すなわち、(1)折曲線11aを基線として、正面板連結底面フラップ153を内側に折り曲げる。(2)折曲線13aを基線として、右側面板連結底面フラップ154を内側に折り曲げる。(3)折曲線14aを基線として、左側面板連結底面フラップ152を内側に折り曲げて部分的に右側面板連結底面フラップ154に接着する。(4)折曲線12aを基線として、背面板連結底面フラップ151を内側に折り曲げて部分的に左側面板連結底面フラップ152に接着する。これにより底蓋15が形成され、この段階で包装容器1の中に袋体2が収納される。(5)折曲線11dを基線として、正面板連結上面フラップ163を内側に折り曲げる。(6)折曲線12cを基線として、背面板連結上面フラップ161を内側に折り曲げる。(7)折曲線13bを基線として、右側面板連結上面フラップ164を内側に折り曲げる。(8)折曲線14bを基線として、左側面板連結上面フラップ162を内側に折り曲げて、部分的に右側面板連結上面フラップ164に接着する。これにより、上蓋16が形成される。なお、(5)と(6)の順番は逆でもよく、(7)と(8)の順番も逆でもよい。
使用に伴い、袋体2に封入された液体の容量が減ってくると、注出口21から十分な量の液体が出てこなくなる。特に、袋体2に封入された液体の液面と、注出口21とが同じ高さになると、注出口21から液体が出なくなる。このような場合、ユーザは、後述の第1〜第5実施形態の説明箇所で詳しく説明する手順で凸状体Mを形成させることができる。
包装容器1の材質としては、紙製品(段ボール等の紙製品)を用いることが好ましいが、紙製品(段ボール)に限定されない。例えば、加工し易い樹脂等を使用してもよい。樹脂を使用した場合、樹脂の特性を生かした包装容器1を製造することができる。その結果、性質や外観の異なる複数種類の包装容器1を製造することができる。
包装容器1の大きさは特に限定されないが、一般家庭で使用される飲料水等を袋体2に封入する場合には、包装容器1の縦横奥行の長さは、それぞれ数十センチ程度となるのが好ましい。
包装容器1の基本的な構成は上述したとおりであるので、以下の第1〜第5実施形態では、上記基本構成と同様の構成についてはその説明を省略し、それぞれの特徴的な構成要素について説明する。
第1実施形態では、図1〜図3に示すように、背面板12と背面板連結底面フラップ151との連結部は、背面板連結底面フラップ151を折り曲げる基線となる第1折曲線12aを有している。背面板連結底面フラップ151の中央部又はその付近は、第1折曲線12aと平行に背面板連結底面フラップ151を山折り状に2つに折り曲げ可能な基線となる第2折曲線151aを有している。左側面板連結底面フラップ152の背面板側は、面積が背面板連結底面フラップ151よりも小さい切欠き部Hと、係止片Iの一部を形成するスリットSと、第1折曲線12aと平行に係止片Iを折り曲げる基線となる第3折曲線とを有している。
使用に伴い、袋体2に封入された液体の容量が減ってくると、注出口21から十分な量の液体が出てこなくなる。特に、袋体2に封入された液体の液面と、注出口21とが同じ高さになると、注出口21から液体が出なくなる。このような場合、ユーザは、(1)包装容器1の天地を逆にして、左側面板連結底面フラップ152に接着された背面板連結底面フラップ151を剥がす。(2)折曲線152aを基線として谷折り状の係止片Iを形成する。(3)折曲線151aを基線として背面板連結底面フラップ151の中央部又はその付近を山折りにする。(4)係止片Iと右側面板連結底面フラップ154との鋭角部に背面板連結底面フラップ151の先端部Eを突き当てる。これにより、凸状体Mが形成される。なお、凸状体Mを組立てる手順は、特に限定されるものではなく、上記手順は好適な一例である。
第2実施形態の包装容器1は、基本的な技術は第1実施形態の包装容器と同様の原理であるが、図5に示すように、底面フラップの形状を変えている。すなわち、正面板連結底面フラップ153の長さは、右側面板連結底面フラップ154及び左側面板連結底面フラップ152の長さと同一又はそれ以下となっている。背面板連結底面フラップ151の長さは、正面板連結底面フラップ153の長さと、右側面板連結底面フラップ154及び左側面板連結底面フラップ152との長さの差よりも長くなっている。
第1実施形態と第2実施形態での底面フラップの接着位置について、例えば、背面板連結底面フラップ151は、第2折曲線151aを基線として折り曲げられていない状態では、左側面板連結底面フラップ152(第1実施形態)又は正面板連結底面フラップ153(第2実施形態)に接着されている。こうした接着により、底蓋15の接地面の形状をフラットに近い形状にすることができる。そして、包装容器1の後方部を高くする必要性が生じた場合に、左側面板連結底面フラップ152又は正面板連結底面フラップ153から背面板連結底面フラップ151を剥がして凸状体Mを形成させることができる。その結果、包装容器1の輸送時や、未だ包装容器1を傾ける必要がない段階において、背面板連結底面フラップ151の存在が邪魔になることを防ぐことができる。なお、側面板連結底面フラップ152又は正面板連結底面フラップ153に背面板連結底面フラップ151を接着する手法は特に限定されないが、のりや接着剤等、ユーザ側で容易に剥がすことができる接着手段によって接着されていることが好ましい。
第3実施形態の包装容器1は、底蓋15には背面板12の底辺に並行でその底辺を含む凸状体Mが形成されている点で同じであるが、図6及び図7に示すように、凸状体Mの形態に特徴がある。すなわち、背面板連結底面フラップ252と背面板12との連結部は、背面板連結底面フラップ252を折り曲げる基線となる第1折曲線12aを有している。背面板連結底面フラップ252の右側面板側と左側面板側には、挿入片273とその挿入片273の先端部に連結された係止片272とを形成する切欠き部252c、252dをそれぞれ有している。挿入片273の中央部又はその付近は、第1折曲線12aに平行な第2折曲線252aを有している。右側面板連結底面フラップ251の背面板側の端部は、幅が挿入片273の幅よりも広く、係止片272の幅よりも狭い挿入孔262を形成する切欠き部261を有している。左側面板連結底面フラップ253の背面板側は、折り曲げられて斜めに立設する折曲片281の一部を形成するスリット253bと、第1折曲線12aと平行に折曲片281を折り曲げる基線となる第3折曲線253aとを有している。
使用に伴い、袋体2に封入された液体の容量が減ってくると、注出口21から十分な量の液体が出てこなくなる。特に、袋体2に封入された液体の液面と、注出口21とが同じ高さになると、注出口21から液体が出なくなる。このような場合、ユーザは、(1)包装容器1の天地を逆にして、背面板連結底面フラップ252に折曲片281が接着されている場合には、折曲片281を剥がす。(2)引出孔252bに指を引っ掛けて、挿入片273を引出す。(3)係止片272が挿入孔262の淵に引っ掛かるまで挿入片273を引き出しながら、折曲線252aを基線として挿入片273を山折りにする。これにより、図7に示すような凸状体Mが形成される。なお、凸状体Mを組立てる手順は、特に限定されるものではなく、上記手順は好適な一例である。
第4実施形態の包装容器1は、底蓋15には背面板12の底辺に並行でその底辺を含む凸状体Mが形成されている点で同じであるが、図8及び図9に示すように、凸状体Mの形態に特徴がある。すなわち、背面板連結底面フラップ352と背面板12との連結部は、背面板連結底面フラップ352を折り曲げる基線となる第1折曲線12aを有している。背面板連結底面フラップ352の先端部は、第1噛合部352aを有している。左側面板連結底面フラップ353の背面板側は、折曲片381の一部を形成するスリット353bと、第1折曲線12aと平行に折曲片381を折り曲げる基線となる第3折曲線353aとを有し、且つ折曲片381の先端部は、第1噛合部352aと噛合する第2噛合部353cを有している。
使用に伴い、袋体2に封入された液体の容量が減ってくると、注出口21から十分な量の液体が出てこなくなる。特に、袋体2に封入された液体の液面と、注出口21とが同じ高さになると、注出口21から液体が出なくなる。このような場合、ユーザは、(1)包装容器1の天地を逆にして、背面板連結底面フラップ352に折曲片381が接着されている場合には、折曲片381を剥がす。(2)第3折曲線353aを基線として折曲片381を斜めに立ち上げる。(3)折曲線12aを基線として背面板連結底面フラップ352を斜めに立ち上げる。(4)背面板連結底面フラップ352先端の第1噛合部352aと折曲片381先端の第2噛合部353cとを噛合させる。これにより、図9に示すような凸状体Mが形成される。なお、(2)と(3)の順番は逆であってもよい。凸状体Mを組立てる手順は、特に限定されるものではなく、上記手順は好適な一例である。
第5実施形態の包装容器1は、底蓋15には背面板12の底辺に並行でその底辺を含む凸状体Mが形成されている点で同じであるが、図10及び図11に示すように、凸状体Mの形態に特徴がある。すなわち、右側面板13と、左側面板14と、背面板12とは、背面板側の底辺角部に三角柱形状の切欠き片461を形成する切取線12e,13c,14cを有している。右側面板連結底面フラップ451の背面板側と、左側面板連結底面フラップ453の背面板側とは、折曲線451a,453aを有している。
使用に伴い、袋体2に封入された液体の容量が減ってくると、注出口21から十分な量の液体が出てこなくなるので、ユーザは、以下の手順で凸状体Mを形成させる。なお、凸状体Mを組立てる手順は、特に限定されるものではなく、下記の手順は好適な一例である。すなわち、使用に伴い、袋体2に封入された液体の容量が減ってくると、注出口21から十分な量の液体が出てこなくなる。特に、袋体2に封入された液体の液面と、注出口21とが同じ高さになると、注出口21から液体が出なくなる。このような場合、ユーザは、(1)包装容器1の天地を逆にする。(2)切取線(ミシン目)13c,12e,121a,14cを切る。(3)包装容器1から切欠き片461を割り取る。(4)割り取った切欠き片461は、折曲線451a,453aを基線として、右側面板連結底面フラップ451及び左側面板連結底面フラップ453に接するまで回動させる。これにより、図11に示すような凸状体Mが形成される。
2 袋体
11 正面板
11a〜11d 折曲線
12 背面板
12a 折曲線(第1折曲線)
12b 折曲線
12c 折曲線
12d 折曲線
12e ミシン目(切取線)
13 右側面板
13a,13b 折曲線
13c ミシン目(切取線)
14 左側面板
14a,14b 折曲線
14c ミシン目(切取線)
15 底蓋
16 上蓋
21 注出口
111 保持孔
111a ミシン目
112 保持片
112a,112b ミシン目
112c 折曲線
121 糊代片
121a ミシン目(切取線)
151 底面フラップ(背面板連結底面フラップ)
152 底面フラップ(左側面板連結底面フラップ)
153 底面フラップ(正面板連結底面フラップ)
154 底面フラップ(右側面板連結底面フラップ)
151a 折曲線(第2折曲線)
152a 折曲線(第3折曲線)
153a 折曲線(第3折曲線)
161 背面板連結上面フラップ
162 左側面板連結上面フラップ
163 正面板連結上面フラップ
164 右側面板連結上面フラップ
161a 切欠き部
162a 切欠き部
163a 切欠き部
164a スリット
164b 折曲線
251 底面フラップ(右側面板連結底面フラップ)
252 底面フラップ(背面板連結底面フラップ)
253 底面フラップ(左側面板連結底面フラップ)
254 底面フラップ(正面板連結底面フラップ)
252a 折曲線(第2折曲線)
252b 引出孔
252c 切欠き部
252d 切欠き部
253a 折曲線(第3折曲線)
253b スリット
261 切欠き部
262 挿入孔
272 係止片
273 挿入片
281 折曲片
351 底面フラップ(右側面板連結底面フラップ)
352 底面フラップ(背面板連結底面フラップ)
353 底面フラップ(左側面板連結底面フラップ)
354 底面フラップ(正面板連結底面フラップ)
352a 第1噛合部
353a 折曲線(第3折曲線)
353b スリット
353c 第2噛合部
361 切欠き部
362 挿入孔
381 折曲片
451 底面フラップ(右側面板連結底面フラップ)
452 底面フラップ(背面板連結底面フラップ)
453 底面フラップ(左側面板連結底面フラップ)
454 底面フラップ(正面板連結底面フラップ)
451a 折曲線
453a 折曲線
461 切欠き片
E 先端部
H 切欠き部
I 係止片(折曲片)
M 凸状体
S スリット
Claims (8)
- 液体を注出する注出口を有する袋体を包装するための包装容器であって、
前記注出口を貫通させて保持する保持孔を形成可能とする正面板と、前記正面板に対向する位置に配置された背面板と、前記正面板と前記背面板とを連結して帯状の胴部を形成させる右側面板及び左側面板と、前記正面板の底辺に連結された正面板連結底面フラップ、前記背面板の底辺に連結された背面板連結底面フラップ、前記右側面板の底辺に連結された右側面板連結底面フラップ及び前記左側面板の底辺に連結された左側面板連結底面フラップからなる複数の底面フラップが各連結部でそれぞれ折り曲げられて重なり合うことで形成される底蓋と、を少なくとも有し、
前記底蓋には、前記背面板の底辺に並行で、その底辺を含む凸状体が形成されている、ことを特徴とする包装容器。 - 前記背面板と前記背面板連結底面フラップとの連結部は、前記背面板連結底面フラップを折り曲げる基線となる第1折曲線を有し、前記背面板連結底面フラップの中央部又はその付近は、前記第1折曲線と平行に前記背面板連結底面フラップを2つに折り曲げる基線となる第2折曲線を有し、前記左側面板連結底面フラップの前記背面板側は、面積が前記背面板連結底面フラップよりも小さい切欠き部と、係止片の一部を形成するスリットと、前記第1折曲線と平行に前記係止片を折り曲げる基線となる第3折曲線とを有し、
前記係止片が前記第3折曲線を基線として外側に折り曲げられて、前記右側面板連結底面フラップと前記係止片との間に鋭角部が形成され、前記第2折曲線を基線として前記背面板連結底面フラップが2つに折り曲げられた状態で、前記鋭角部に前記背面板連結底面フラップの先端部が突き当たって、前記第2折曲線を頂部とする前記凸状体が形成される、請求項1に記載の包装容器。 - 前記正面板連結底面フラップの長さは、前記右側面板連結底面フラップ及び前記左側面板連結底面フラップの長さと同一又はそれ以下であり、前記背面板連結底面フラップの長さは、前記正面板連結底面フラップの長さと前記右側面板連結底面フラップ及び前記左側面板連結底面フラップとの長さの差よりも長く、
前記背面板と前記背面板連結底面フラップとの連結部は、前記背面板連結底面フラップを折り曲げる基線となる第1折曲線を有し、前記背面板連結底面フラップの中央部又はその付近は、前記第1折曲線と平行に前記背面板連結底面フラップを2つに折り曲げる基線となる第2折曲線を有し、前記正面板連結底面フラップの先端側には、前記第1折曲線と平行に前記正面板連結底面フラップの先端部を折り曲げて係止片とする基線となる第3折曲線を有し、
前記係止片は前記第3折曲線を基線として前記正面板連結底面フラップの先端部を外側に折り曲げられて形成され、前記正面板連結底面フラップと、その下に配置されている前記底面フラップとの間に鋭角部が形成され、前記鋭角部には、前記第2折曲線を基線として前記背面板連結底面フラップが2つに折り曲げられた状態で前記背面板連結底面フラップの先端部が突き当たって、前記第2折曲線を頂部とする前記凸状体が形成される、請求項1に記載の包装容器。 - 前記背面板連結底面フラップは、前記第2折曲線を基線として折曲げられない状態で、前記係止片を形成する前記底面フラップに接着されている、請求項2又は3に記載の包装容器。
- 前記背面板連結底面フラップと前記背面板との連結部は、前記背面板連結底面フラップを折り曲げる基線となる第1折曲線を有し、前記背面板連結底面フラップの前記右側面板側と前記左側面板側には、挿入片と前記挿入片の先端部に連結された係止片とを形成する切欠き部をそれぞれ有し、前記挿入片の中央部又はその付近は、第1折曲線に平行な第2折曲線を有し、前記右側面板連結底面フラップの前記背面板側の端部は、幅が前記挿入片の幅よりも広く前記係止片の幅よりも狭い挿入孔を形成する切欠き部を有し、前記左側面板連結底面フラップの前記背面板側は、折曲片の一部を形成するスリットと、前記第1折曲線と平行に前記折曲片を折り曲げる基線となる第3折曲線とを有し、
前記折曲片が前記第3折曲線を基線として外側に折り曲げられて、前記挿入孔内に配置されている前記挿入片が視認可能となり、前記第2折曲線を折り曲げながら前記係止片が前記挿入孔の淵に引っ掛かるまで前記挿入片を引出すことで前記凸状体が形成される、請求項1に記載の包装容器。 - 前記背面板連結底面フラップと前記背面板との連結部は、前記背面板連結底面フラップを折り曲げる基線となる第1折曲線を有し、前記背面板連結底面フラップの先端部は、第1噛合部を有し、前記左側面板連結底面フラップの前記背面板側は、折曲片の一部を形成するスリットと、前記第1折曲線と平行に前記折曲片を折り曲げる基線となる第3折曲線とを有し、前記折曲片の先端部は、前記第1噛合部と噛合する第2噛合部を有し、
前記折曲片が前記第3折曲線を基線として外側に折り曲げられて、前記第1折曲線を基線として前記第1噛合部が外側に折り曲げられて、前記第1噛合部と前記第2噛合部とが噛合することで前記凸状体が形成される、請求項1に記載の包装容器。 - 前記右側面板と、前記左側面板と、前記背面板とは、前記背面板側の底辺角部に三角柱形状の切欠き片を形成する切取線を有し、前記右側面板連結底面フラップの前記背面板側と、前記左側面板連結底面フラップの前記背面板側とは、折曲線を有し、
前記切取線を切るとともに前記折曲線を基線として前記切欠き片を立ち上げることで前記凸状体を形成される、請求項1に記載の包装容器。 - 前記袋体はバッグインボックスを構成する内袋であり、前記包装容器は前記バッグインボックスを構成する外装箱である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の包装容器。
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