JP2005106131A - 比例電磁制御弁の特性補正装置 - Google Patents

比例電磁制御弁の特性補正装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
自動変速機の品質安定の観点から、高精度かつ簡便な検査・修正を実現する比例電磁制御弁の特性補正装置の提供。
【解決手段】
比例電磁制御弁の特性補正装置による、クラッチピストンの挙動に応じた比例電磁制御弁の特性補正処理を実行する。比例電磁制御弁の特性補正装置は、A(mA)は0値、B(mA)はプリチャージ圧相当電流値、C(mA)は最大油圧値相当のMAX電流値、D(mA)はI−P補正ポイントの上側電流値、E(mA)はI−P補正ポイントの下側電流値とした、検査パターンを実行し、I−P補正ポイントの上側実圧iiと指示圧、I−P補正ポイントの下側実圧iiiと指示圧との差に基づくIP補正処理を実行すると共に、実測プリチャージ時間iを計測し、予め記憶保持する基準プリチャージ時間との際に応じて、ECU側に格納された待機圧について上下補正する。
【選択図】
図1

Description

本発明は、比例電磁制御弁の特性補正装置に関し、特に、クラッチピストンの挙動に応じて特性補正処理を実行する自動変速機の比例電磁制御弁の特性補正装置に関する。
自動変速機の油圧制御において、アキュームレータとオリフィスの組み合わせによる構成に代えて、油圧源からの油圧を比例電磁制御弁(リニアソレノイド)によってピストンを直接制御して、摩擦係合要素(摩擦クラッチ、摩擦ブレーキ)への供給油圧を制御し、各摩擦係合要素の係合・非係合を行う方式が知られている。この方式においては、変速動作の短縮と、変速ショックの防止とを両立させる要請から、ピストンストローク前半にクラッチ充填流量の増大により、クラッチ室に作動油を急速充填し、後半に徐々に流量を減少してストロークエンド時のサージ圧の発生を防止するといった細かい制御が必要とされる。例えば、特許第3298243号公報には、このようなアキュームレータレス構造の自動変速機の油圧制御装置における急速充填制御を行うことが紹介されている。
前記制御を確実に実施するためには、比例電磁制御弁の油圧特性のばらつきを低減することが要請される。例えば、特開平11−182660号公報には、調整機構を手作業で調整して基準値に製造組み立て時のライン工程で揃えていたものを、制御にて補償できるソレトイドの特性補正装置が提案されており、特許第2919128号公報、特開平10−230539号公報には、射出成形機における比例電磁制御弁の補正方法が提案されている。また、特開2002−295662号公報、実用新案登録第2606138号公報には、流量検出弁と油圧センサーの組合せにてピストンストロークエンドを検知することで比例電磁制御弁のばらつきを解消する技術が紹介されている。
特許第3298243号公報、図1 特開平11−182660号公報 特許第2919128号公報 特開平10−230539号公報 特開2002−295662号公報 実用新案登録第2606138号公報
ところで、近年、自動変速機においては、人間感性に適った細かな制御が要求されているところ、特に油圧制御部については、より高度で緻密な制御が必要となり、高度な制御をいかに低コストで実現するかが課題となっている。更に、これを低コストで実現するために、生産ラインのタクトを維持した上で、比例電磁制御弁(リニアソレノイド)出力圧の要求精度を達成する必要があるとされている。この点、上記特開平11−182660号公報、特許第2919128号公報、特開平10−230539号公報では、電流−電圧特性(以下I−P特性という)を補正することを主眼としているが、I−P特性を補正しただけでは、先の特許第3298243号公報に示された自動変速機の急速充填制御には、不十分である。図20は、摩擦ブレーキB1に係る比例電磁制御弁の検査時の指示電流とサーボ圧との関係を表した図であり、(a)は、ピストンストローク時間が最大となる場合、(b)は、ピストンストローク時間が最小となる場合である。図20(a)では、ピストンストロークが大きいため、当然リターンスプリング荷重が大きく、ピストンエンド圧も高く、I−P特性としては電流に対する油圧が低い。一方、図20(b)では、ピストンエンド圧が低く、I−P特性は電流に対する油圧が高い。標準仕様はこの中間であるが図示は省略する。図21は、摩擦クラッチC3に係る比例電磁制御弁の検査時の指示電流とサーボ圧との関係を表した図であり、(a)は、ピストンストローク時間が最大となる場合、(b)は、ピストンストローク時間が最小となる場合である。上記特開平11−182660号公報、特許第2919128号公報、特開平10−230539号公報に示されたI−P特性の補正処理について考察すると、例えば、最小限2ポイントの測定が必要とされるところの低圧側のポイント、例えば150kPa相当の標準電流値364mA(図21では498mA)を比例電磁制御弁に供給し、実圧測定値と前記150kPaとの差を補正値とすることができる。しかしながら、ピストンエンド圧は各摩擦係合要素のクリアランス又はピストンストローク管理に依存するものであり、一定ではなく、基準(標準)I−P特性に対し、独立しているといえる。再度、図20(a)、図21(a)を参照すると、前記150kPa相当のポイントは、ピストンエンド手前であり、同様に、図20(b)、図21(b)では、前記150kPa相当のポイントは、ピストンエンド終了後である。
図22の(a)は、図20の(a)の比例電磁制御弁において、I−P補正後に、自動変速機側の出力軸を自由にした状態で、摩擦係合要素に急速充填制御(プリチャージ制御及び待機圧制御)を実施し、指示圧と実圧とをプロットしたものであり、図22の(b)は、図20の(b)の比例電磁制御弁において、同様に、摩擦係合要素に急速充填制御(プリチャージ制御及び待機圧制御)を実施し、指示圧と実圧とをプロットしたものである。それぞれプリチャージ時間は予め測定して求めた時間から20msを減じた時間とし、待機圧は設計中央値の135kpaとし、棚圧は待機圧から100kPa加えた値として実施している。図22の(a)、(b)を比較すると、図22の(a)においては、待機圧(135kPa)から棚圧(235kPa)への引き上げ後、実圧がレスポンス良く反応しているに対し、図22の(b)では、応答遅れを生じている。図23の(a)、(b)は、それぞれ図22の(a)、(b)に対応する比例電磁制御弁による実車の変速波形を表した図である。図23の(a)のリターンスプリング相当圧が高い場合では、I−P補正を行ったとしても、設定待機圧が本来設定すべき値より高くなるため、トルク相でのつかみでピストンの応答性が良過ぎてショック感が生じる結果となっている。逆に、図23の(b)のリターンスプリング相当圧が低い場合では、設定待機圧が本来設定すべき値より低くなるため、トルク相でのつかみでクラッチピストンの応答性が悪く、クイック感が失われる結果となっている。また、図23の(a)、(b)を比較すれば明らかなように、出力軸トルク波形が、大きく異なるので、車両やユーザによって、官能結果が大きく違ってしまうおそれがあり、出荷後の機種間の品質を安定させるという目的を達成できないことにも繋がりかねない。
一方、特開2002−295662号公報、実用新案登録第2606138号公報に紹介された技術を用いるとしても、各比例電磁制御弁で制御される圧力制御弁の付近に、流量検出弁、油圧センサをそれぞれ設置する必要があり、油圧制御装置が複雑となるばかりか、製品コストも上昇する。
本発明は、上記した各事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、自動変速機の品質安定の観点から、高精度かつ簡便な検査・修正を実現する比例電磁制御弁の特性補正装置を提供することにある。
前記課題を解決するための手段を提供する本発明の第1の視点によれば、比例電磁制御弁の特性補正装置は、所定のプリチャージ制御と待機圧制御との組による急速充填制御を行った場合の基準プリチャージ時間を記憶保持する手段と、前記急速充填制御をかけ、実圧が所定のしきい値に到るまでの実測プリチャージ時間を算出する手段と、前記実測プリチャージ時間と前記基準プリチャージ時間との差に応じて、前記油圧制御装置側の待機圧を補正する手段と、を備え、比例電磁制御弁のI−P特性補正のための検査時において、前記急速充填制御を行って、前記基準プリチャージ時間と実測プリチャージ時間との差に基いて、生産ラインに負担をかけることなく、油圧制御装置側の待機圧を補正する。
また、本発明の第2の視点によれば、比例電磁制御弁の特性補正装置は、摩擦係合要素毎に、基準ピストンエンド電流値と、ピストンエンド検出用の基準電流値範囲と、前記電流値範囲内における実圧基準値を特定するピストンエンド検出条件を記憶保持する手段と、摩擦係合要素毎に、電流値を漸増させて、前記基準ピストンエンド電流値範囲内において、実圧値が前記ピストンエンド検出条件を満たす時点の指示電流値を検出する手段と、前記指示電流値と前記基準ピストンエンド電流値との差に応じて、前記油圧制御装置側の比例電磁制御弁の特性値を補正する手段と、を備え、比例電磁制御弁のI−P特性補正のための検査時において、前記電流値を漸増させる制御を行ない、前記指示電流値と前記基準ピストンエンド電流値との差に基いて、生産ラインに負担をかけることなく、比例電磁制御弁のI−P特性を再補正する。
また、本発明の第3の視点によれば、比例電磁制御弁の特性補正装置は、摩擦係合要素毎に、基準ピストンエンド電流値と、ピストンエンド検出用の基準電流値範囲と、前記電流値範囲内における実圧基準値を特定するピストンエンド検出条件を記憶保持する手段と、摩擦係合要素毎に、電流値を漸増させて、前記基準ピストンエンド電流値範囲内において、実圧値が、前記ピストンエンド検出条件を満たす時点の指示圧を検出する手段と、前記指示圧と前記基準ピストンエンド圧との差に応じて、前記油圧制御装置側の待期圧を補正する手段と、を備え、比例電磁制御弁のI−P特性補正のための検査時において、前記電流値を漸増させる制御を行ない、前記指示圧と前記基準ピストンエンド圧との差に基いて、生産ラインに負担をかけることなく、油圧制御装置側の待機圧を補正する。
また、前2者の比例電磁制御弁のI−P特性を再補正処理は、電流値を所定の時間間隔で所定のステップ幅で階段状に増加させる階段状油圧波形を採用することによって、より簡便に実行することはできる。前者は、前記電流値に対応する指示圧が前記実圧を上回った時点の指示電流値を検出し、前記指示電流値と前記基準ピストンエンド電流値との差に応じて、前記油圧制御装置側の比例電磁制御弁の特性値を再補正することが可能であり、後者は、前記電流値に対応する指示圧が前記実圧を上回った時点の指示圧を検出し、前記指示圧と前記基準ピストンエンド圧との差に応じて、前記油圧制御装置側の待機圧を補正することが可能である。
また、本発明の第4の視点によれば、比例電磁制御弁の特性補正装置は、摩擦係合要素毎に、基準ピストンエンド電流値を記憶保持する手段と、摩擦係合要素毎に、所定の指示電流値パターンの最後の指示電流値から0値に切り替え、前記切替時から所定の時間後の指示電流値を検出する手段と、前記指示電流値と前記基準ピストンエンド電流値との差に応じて、前記油圧制御装置側の比例電磁制御弁の特性値を補正する手段と、を備え、比例電磁制御弁のI−P特性補正のための検査において、前記指示電流値の0値切替時から所定の時間後の指示電流値と前記基準ピストンエンド電流値とに基いて、生産ラインに負担をかけることなく、油圧制御装置側の待機圧を補正する。
また、本発明の第5の視点によれば、比例電磁制御弁の特性補正装置は、摩擦係合要素毎に、基準ピストンエンド圧を記憶保持する手段と、摩擦係合要素毎に、所定の指示電流値パターンの最後の指示電流値から0値に切り替え、前記切替時から所定の時間後の指示圧を検出する手段と、前記指示圧と前記基準ピストンエンド圧との差に応じて、前記油圧制御装置側の待機圧を補正する手段と、を備え、比例電磁制御弁のI−P特性補正のための検査において、前記指示電流値の0値切替時から所定の時間後の指示圧と前記基準ピストンエンド圧との差に基いて、生産ラインに負担をかけることなく、油圧制御装置側の待機圧を補正する。
本発明によれば、自動変速機の検査ラインに負担をかけることなく、高精度かつ簡便な検査・修正を実行し、安定した品質を維持することができる。
続いて、本発明を実施するための最良の形態について説明する。本発明は、その好ましい最良の形態において、以下に示す指示電流波形を用いて、比例電磁制御弁の特性補正装置による、IP特性検査とともに、待機圧の補正処理を実行する。図1はIP特性検査における検査パターンと実圧の関係、及び、検査ポイントの一例を表した模式図である。図1の上段の指示電流値A(mA)は0値、B(mA)はプリチャージ圧相当電流値、C(mA)は最大油圧値相当のMAX電流値、D(mA)はI−P補正ポイントの上側電流値、E(mA)はI−P補正ポイントの下側電流値をそれぞれ表し、iは実測プリチャージ時間、iiはI−P補正ポイントの上側実圧、iiiは、I−P補正ポイントの下側実圧を表している。
図2は、図1の指示電流波形により得られる実圧と指示圧との関係を説明するための図である。本実施の形態の比例電磁制御弁の特性補正装置は、図2のD(mA)区間、及び、E(mA)区間の指示圧と実圧(図1のii及びiii)との差について、基準I−Pを補正するとともに、実圧が所定のしきい値に到るまでの実測プリチャージ時間(図1のi;摩擦係合要素毎に予め設定する)と、当該摩擦係合要素の基準プリチャージ時間とを比較して、油圧制御装置のECU(電子制御ユニット)に格納された待機圧を補正する。例えば、基準プリチャージ時間より実測プリチャージ時間が長い、換言すれば、リターンスプリング相当圧が高い場合は、ECU側に格納された待機圧を上げる処理を行い、基準プリチャージ時間より実測プリチャージ時間が短い、換言すれば、リターンスプリング相当圧が低い場合は、ECU側に格納された待機圧を下げる処理を行う。
上記のとおり、本実施の形態によれば、I−P補正処理と併せて、待機圧の補正を行うことが可能である。かかる補正内容は、図23(a)に示すピストンストローク時間が最大となる場合においては、ショック感の解消に有効であり、図23(b)に示すピストンストローク時間が最小となる場合においては、トルク相でのつかみでクラッチピストンの応答性の改善、クイック感の確保に有効である。上記待機圧補正量は、評価にて決定することが望ましいが、検査結果に基いて、方程式を導き、これに実測プリチャージ時間と基準プリチャージ時間との差を代入して補正するものとしても良い。
続いて、本発明の第1の実施例について、図面を参照して、詳細に説明する。図3は、自動変速機の完成品検査システムの構成を示した模式図である。図3を参照すると、この完成品検査システムは、対象の自動変速機1に、その駆動軸12を介して連結されるモータ2aと、自動変速機1に、その出力軸13を介して連結されるモータ2bと、自動変速機1を制御するECU(電子制御ユニット)3と、ECU(電子制御ユニット)3内に内蔵された自動完成品検査用プログラムによって制御され、ケーブル5、ケーブル6を介してモータ2a、2bを動作させるシーケンサ(運転装置)4とを備えている。また、自動変速機1には、ポジションセンサ3aが備えられ、シーケンサ(運転装置)4を介して、ECU(電子制御ユニット)3と接続されてなっている。また、この種の完成品検査システムにおいては、油圧振動による誤差防止のためのフィルタ処理、繰返しばらつきの要因となる油路内の残留エアの影響を抑止するための検査前のエア抜き処理が実施されるほか、油圧鈍りを防止すべく油圧センサーへの配管を出来るだけ短くし、耐圧性のある材質を使用するなどの工夫がなされている。
なお、本実施例では、特に限定するものではないが、ECU(電子制御ユニット)3と自動変速機1を一体納入できる場合は、図3のように納入するECU(電子制御ユニット)3を用いて、後述する検査・補正処理の結果を、ECU(電子制御ユニット)3に、直接記憶させることが可能である。また、納入先の都合等により、上記一体納入ができない場合は、ECU(電子制御ユニット)3の代えて、ECU(電子制御ユニット)3に相当する検査ユニットを用い、図示しない記憶装置に、後述する検査・補正処理の結果を保存し、自動変速機1の車両取付後に、別途納品されたECU(電子制御ユニット)3に、該検査・補正処理の結果を転送することが可能である。
図4は、一般的なアキュームレータレス構造の油圧制御システムを示した模式図である。図4において、ECU(電子制御ユニット)3又はこれに相当する検査ユニットは、後述する検査・補正処理を実行するプログラムを備えて実行する特性補正装置31を備え、比例電磁制御弁23に必要な電流を与えて制御する。比例電磁制御弁23は、ポンプ21からの油圧を調圧しライン圧を形成するプレッシャレギュレータ22を介して、クラッチ圧で、作動油をクラッチ室24に供給し、クラッチ25の係合制御を行うものである。上記構成によって、所定の試験条件(例えば、油温80±10℃、入力回転1500±15rpm)を設定して、ECU(電子制御ユニット)3又はこれに相当する検査ユニットに備えた、比例電磁制御弁の特性補正装置31を作動させて、圧力センサ(図示せず)からの実圧と、指示圧とを比較して、I−P補正を実行する。
図5は、多数の測定ポイントによる、I−P補正の処理概要を説明するための図である。図5において、曲線Psは、基準I−P特性線であり、P1',Pn',PMAX'は、実測したI−P特性線であり、特性補正装置31によって、各測定ポイントにおける基準値と、実測値との差が求められ、最終的には、ECU(電子制御ユニット)3に格納される。I−P特性線が直線でないことに鑑みれば、図5に示したように、多数の測定ポイントを測定して、これに基いたI−P補正を行うことが好ましいといえるが、測定ポイント数は、生産ラインでのタクト等を考慮して、決定される(少なくとも上下2ポイント)。
図6は、本実施例において用いる、ピストンエンド検出条件を説明するための図である。図6の最大ストローク時の係合側実圧線と、最小ストローク時の係合側実圧線とを予め評価によって求め、これらの実圧の変極点(油圧の変化がなだらかな流量制御域が終了する点)を結んだ太い直線を、ピストンエンド仮想線とする。自動変速機の湿式多板クラッチ及びブレーキは、クラッチピストンのシール維持のため、ピストン脱落を防止すべく必ずクリアランス又はストローク管理がなされている。即ち、ピストンエンド圧はある範囲に規定され(図6参照)、結果としてピストンエンド電流も規定される(図6参照)。要するに、特性補正装置31をして、上述したI−P補正を行わせる過程において、図6のピストンエンド電流範囲内で、実圧が仮想線より大きくなったポイント(実測される係合側実圧線と、上記仮想線との交点)が、ピストンエンドとして検出される。なお、図6においては、仮想線は2点を結ぶ直線で記述されているが、例えば、最小ストローク時の係合側実圧線、標準ストローク時の係合側実圧線、最大ストローク時の係合側実圧線とを評価により得て、これらの変極点を結ぶ2つの直線をピストンエンド検出条件として用いても良いし、また、例えば、複数の係合側実圧線を評価して得た曲線をピストンエンド検出条件として用いても良いことは勿論である。
特性補正装置31は、上記した判定条件によって、ピストンエンド圧を検出し、別途記憶保持する基準ピストンエンド圧との差圧に基いて、I−P補正内容、及び、待機圧の補正内容を、ECU(電子制御ユニット)3又はこれに相当する検査ユニットの記憶装置に出力する。また、待機圧を補正することに代えて、基準ピストンエンド電流値を別途記憶保持するものとして、基準ピストンエンド電流値と、検出した測定ピストンエンド電流値との差に基いてI−P補正内容を再補正するものとしても良い。
以上のとおり、本実施例によれば、I−P補正処理と併せて、ピストンエンドを検出し、これに基いて、ECU(電子制御ユニット)3側の待機圧を修正し、或いは、I−P補正結果に反映することが可能となる。勿論、上記ピストンエンドの検査は、先に示したI−P補正とは、別に独立し、或いは、連続して実施しても良い。
続いて、本発明の第2の実施例について、説明する。上述した本発明の第1の実施例においては、電流値(指示圧)をアナログ的に上昇させて、ピストンエンドを検出する例を説明したが、本発明の第2の実施例は、電流値(指示圧)を階段状にステップアップさせ、ピストンエンドを検出し、待機圧を修正し、或いは、I−P補正結果に反映するものである。本実施例の構成、作用は、上記本発明の第1の実施例と、ほぼ共通するため、その重複する部分は、省略し、その相違点のみを説明する。
図7は、本実施例におけるピストンエンド検出条件を説明するための図である。図7の実線は、ピストンエンド検出条件をなす、評価により得た指示圧と実圧の関係を表した指示圧/実圧基準線であり、点線は特性補正装置31によって、出力される階段状の電流値に対応する指示圧と実圧の関係を表した図である。図7において明らかなように、適当な時間間隔で指示圧を増大させていくと、ピストンストローク中は、実圧が追随できないため、階段状の電流値に対応する指示圧は、評価により得られた指示圧/実圧基準線を下回っている。その後、ピストンストロークが終了し、ピストンエンドに到ると、実圧が急増し、評価により得られた指示圧/実圧基準線より大きくなるポイントが得られる。
図8乃至図11は、本実施例を含んだ検査パターンの一例を表した図である。各図中、Aは0値、Bはプリチャージ圧相当、Cは最大油圧値相当(図9、図10には無し)、DはI−P補正ポイントの上側、EはI−P補正ポイントの下側の電流値をそれぞれ表している。以上のとおり、本実施例によれば、簡便にピストンエンド判定を行うことが可能であり、I−P補正と一連にピストンエンドを検出し、これに基いて、上記した本発明の第1の実施例と同様に、ECU(電子制御ユニット)3側の待機圧を修正し、或いは、I−P補正結果に反映することが可能となる。また、本実施例においても、上記図8乃至図11に例示した検査パターンに限らず、上記ピストンエンドの検査と、先に示したI−P補正とは、別に、独立し、或いは、連続して実施することが可能であり、ヒステリシスの影響やライン等の都合によって、上記B乃至Eの順序を変更することが可能である。
続いて、本発明の第3の実施例について、説明する。上述した本発明の第1、第2の実施例においては、電流値(指示圧)を上昇させて、ピストンエンドを検出する例を説明したが、本発明の第3の実施例は、特性補正装置31をして、I−P特性補正処理とともに、電流値(指示圧)の0値への切替時にも逆方向(係合状態から取付状態)のピストンストロークを行わせ、ピストンエンドを検出し、待機圧を修正し、或いは、I−P補正結果に反映する。本実施例の構成、作用は、上記本発明の第1、第2の実施例と、ほぼ共通するため、その重複する部分は、省略し、その相違点のみを説明する。
まず始めに、本実施例におけるピストンエンド検出の原理について説明する。図12は、B1ブレーキの最大ストロークにおけるA(0値)→B(プリチャージ圧相当)、E(I−P補正ポイントの下側)→A(0値)に切り替えた際の指示圧と実圧をプロットした図であり、図13は、B1ブレーキの最小ストロークにおけるA(0値)→B(プリチャージ圧相当)、E(I−P補正ポイントの下側)→A(0値)に切り替えた際の指示圧と実圧をプロットした図である。図14は、C3クラッチの最大ストロークにおけるA(0値)→B(プリチャージ圧相当)、E(I−P補正ポイントの下側)→A(0値)に切り替えた際の指示圧と実圧をプロットした図であり、図15は、C3クラッチの最小ストロークにおけるA(0値)→B(プリチャージ圧相当)、E(I−P補正ポイントの下側)→A(0値)に切り替えた際の指示圧と実圧をプロットした図である。図12と図14、図13と図15のA(0値)→B(プリチャージ圧相当)のB1ブレーキとC3クラッチのピストンエンドと思われる油圧高さを比較すると、B1ブレーキとC3クラッチ共に、リターンスプリングの相当圧の設計を同等にしているにも拘らず、B1ブレーキのピストンエンド圧に比較して、C3クラッチのピストンエンド圧は、かなり高くなってしまっている。
上記差異の理由は、ブレーキ系の摩擦係合要素については、油圧検出位置をピストンチャンバからケースの外部に設置できるのに対して、クラッチ系の摩擦係合要素については、ピストンチャンバからシールリングを通った後のケース、或いは更にオイルポンプ油路を経由した後のケースのいずれかにしか油圧検出位置をとれないため、油圧が見かけ上高くなることに起因している。更には、オイルシールの洩れが大きい場合、ピストンストロークに必要な流量を確保することとなるため、一層見かけ上の油圧が高くなる。即ち、上記A(0値)→B(プリチャージ圧相当)のプリチャージ制御中は、ピストンストロークやオイルシールの洩れ量及びピストンの摺動抵抗等により、見かけ上のリターンスプリング相当圧が大きくなるため、プリチャージ中の油圧を検出しても、ピストンエンド圧を正しく検出できないことを意味する。
一方、図12と図14、図13と図15のE(I−P補正ポイントの下側)→A(0値)のピストンエンドと思われる油圧高さを比較すると、上記A(0値)→B(プリチャージ圧相当)程の顕著な差は現れていない。これは、E(I−P補正ポイントの下側)→A(0値)においては、ピストンエンド状態から開始され、ピストンのストロークが行われていないため、比例電磁制御弁3の指示も流量を無視できる状態であり、ピストンの残圧とリターンスプリング相当圧がほぼ釣合った状態となっているためである。
図16乃至図19は、それぞれ図12乃至図15に対応して、E(I−P補正ポイントの下側)→A(0値)における、時間−油圧波形(実線)とI−P特性(点線)を重ねた図である。I−P特性は、比較的緩やかに電流を上昇又は下降させるため、ピストンストローク間のピストンエンドと思われる点は、I−P直線からずれた状態で時間−油圧波形(実線)に表れ、ピストンエンド圧にほぼ等しい値として読み取ることが可能である。
図16、図17に示されたとおり、B1ブレーキの時間油圧波形(実線)から読み取られるピストンエンド圧は、I−Pのピストンエンド圧と同等かやや低い程度であり実用上問題がないが、C3クラッチの時間油圧波形(実線)から読み取られるピストンエンド圧は、I−Pのピストンエンド圧より最大、最小ストロークとも低くなってしまっている。これは、上述したように、C3クラッチは、シールリングの洩れの影響で、ピストンチャンバからシールリングを通った油圧検出位置に到る構成となるため、プリチャージ制御中とは逆に、油圧としてはリターンスプリング相当圧より低めに出てしまうことによる。しかしながら、ライン工程での検査においては、例えば80±10℃のようにごく狭い範囲で温度を設定して、検査を実施できるため、予め評価を行うことで、油圧の低下割合を反映させることができる。
以上のように、特性補正装置31をして、E(I−P補正ポイントの下側)→A(0値)のピストンエンド圧と思われる油圧の変極点の油圧を検出させることでリターン相当圧を検出できる。例えば、E(I−P補正ポイントの下側)→A(0値)に指示電流を切替えた時から25msec後(サイクルタイムが5msecである場合、5サイクル目の油圧を検出)に実圧値を検出し、ピストンエンド圧とすることができる。そして、特性補正装置31をして、ピストンエンド圧と、基準ピストンエンド圧との差に基いて、上記した各実施例において説明したように待機圧を上下しても良いし、ピストンエンド圧に対応する電流値に基づいて、例えば、ピストンエンド設計値135kPaが同じ電流値になるようにI−Pの再補正を実施しても良い。
本発明の一実施形態のIP特性検査における検査パターンと、検査ポイントを表した模式図である。 図1の検査によって得られる実圧と指示圧との関係を説明するための図である。 自動変速機の完成品検査システムの構成を示した模式図である。 アキュームレータレス構造の油圧制御システムを示した模式図である。 I−P補正の処理概要を説明するための図である。 ピストンエンド検出条件を説明するための図である。 ピストンエンド検出条件を説明するための別の図である。 本発明の第2の実施例の検査パターンの一例を表した図である。 本発明の第2の実施例の検査パターンの別の一例を表した図である。 本発明の第2の実施例の検査パターンの別の一例を表した図である。 本発明の第2の実施例の検査パターンの別の一例を表した図である。 本発明の第3の実施例の原理を説明するための図である。 本発明の第3の実施例の原理を説明するための図である。 本発明の第3の実施例の原理を説明するための図である。 本発明の第3の実施例の原理を説明するための図である。 本発明の第3の実施例を説明するための図である。 本発明の第3の実施例を説明するための図である。 本発明の第3の実施例を説明するための図である。 本発明の第3の実施例を説明するための図である。 指示電流とサーボ圧との関係を表した図であり、(a)は、ピストンストローク時間が最大となる場合、(b)は、ピストンストローク時間が最小となる場合である。 指示電流とサーボ圧との関係を表した別の図であり、(a)は、ピストンストローク時間が最大となる場合、(b)は、ピストンストローク時間が最小となる場合である。 I−P補正後、急速充填制御を実施し、指示圧と実圧とをプロットした図であり、(a)は、ピストンストローク時間が最大となる場合、(b)は、ピストンストローク時間が最小となる場合である。 I−P補正後、実車における変速波形を表した図であり、(a)は、ピストンストローク時間が最大となる場合、(b)は、ピストンストローク時間が最小となる場合である。
符号の説明
1 自動変速機
2a、2b モータ(運転装置)
3 ECU(電子制御ユニット)
4 シーケンサ(運転装置)
5、6 ケーブル
12 駆動軸
13 出力軸
21 ポンプ
22 プレッシャレギュレータ
23 比例電磁制御弁
24 クラッチ室
25 クラッチ
31 特性補正装置

Claims (7)

  1. ピストンを作動させる比例電磁制御弁を用いて摩擦係合要素の係合・非係合を制御する自動変速機の油圧制御装置に備えられた比例電磁制御弁の特性補正装置であって、
    摩擦係合要素毎に、所定のプリチャージ制御と待機圧制御との組による急速充填制御を行った場合の基準プリチャージ時間を記憶保持する手段と、
    摩擦係合要素毎に、前記急速充填制御をかけ、実圧が所定のしきい値に到るまでの実測プリチャージ時間を算出する手段と、
    前記実測プリチャージ時間と前記基準プリチャージ時間との差に応じて、前記油圧制御装置側の待機圧を補正する手段と、を備えたこと、
    を特徴とする比例電磁制御弁の特性補正装置。
  2. ピストンを作動させる比例電磁制御弁を用いて摩擦係合要素の係合・非係合を制御する自動変速機の油圧制御装置に備えられた比例電磁制御弁の特性補正装置であって、
    摩擦係合要素毎に、基準ピストンエンド電流値と、ピストンエンド検出用の基準電流値範囲と、前記電流値範囲内における実圧基準値を特定するピストンエンド検出条件を記憶保持する手段と、
    摩擦係合要素毎に、電流値を漸増させて、前記基準ピストンエンド電流値範囲内において、実圧値が、前記ピストンエンド検出条件を満たす時点の指示電流値を検出する手段と、
    前記指示電流値と前記基準ピストンエンド電流値との差に応じて、前記油圧制御装置側の比例電磁制御弁の特性値を補正する手段と、を備えたこと、
    を特徴とする比例電磁制御弁の特性補正装置。
  3. ピストンを作動させる比例電磁制御弁を用いて摩擦係合要素の係合・非係合を制御する自動変速機の油圧制御装置に備えられた比例電磁制御弁の特性補正装置であって、
    摩擦係合要素毎に、基準ピストンエンド圧と、ピストンエンド検出用の基準電流値範囲と、前記電流値範囲内における実圧基準値を特定するピストンエンド検出条件を記憶保持する手段と、
    摩擦係合要素毎に、電流値を漸増させて、前記基準ピストンエンド電流値範囲内において、実圧値が、前記ピストンエンド検出条件を満たす時点の指示圧を検出する手段と、
    前記指示圧と前記基準ピストンエンド圧との差に応じて、前記油圧制御装置側の待機圧を補正する手段と、を備えたこと、
    を特徴とする比例電磁制御弁の特性補正装置。
  4. ピストンを作動させる比例電磁制御弁を用いて摩擦係合要素の係合・非係合を制御する自動変速機の油圧制御装置に備えられた比例電磁制御弁の特性補正装置であって、
    摩擦係合要素毎に、基準ピストンエンド電流値を記憶保持する手段と、
    摩擦係合要素毎に、電流値を所定の時間間隔で所定のステップ幅で階段状に増加させて、前記電流値に対応する指示圧が、前記実圧を上回った時点の指示電流値を検出する手段と、
    前記指示電流値と前記基準ピストンエンド電流値との差に応じて、前記油圧制御装置側の比例電磁制御弁の特性値を補正する手段と、を備えたこと、
    を特徴とする比例電磁制御弁の特性補正装置。
  5. ピストンを作動させる比例電磁制御弁を用いて摩擦係合要素の係合・非係合を制御する自動変速機の油圧制御装置に備えられた比例電磁制御弁の特性補正装置であって、
    摩擦係合要素毎に、基準ピストンエンド圧を記憶保持する手段と、
    摩擦係合要素毎に、電流値を所定の時間間隔で所定のステップ幅で階段状に増加させて、前記電流値に対応する指示圧が、前記実圧を上回った時点の指示圧を検出する手段と、
    前記指示圧と前記基準ピストンエンド圧との差に応じて、前記油圧制御装置側の待機圧を補正する手段と、を備えたこと、
    を特徴とする比例電磁制御弁の特性補正装置。
  6. ピストンを作動させる比例電磁制御弁を用いて摩擦係合要素の係合・非係合を制御する自動変速機の油圧制御装置に備えられた比例電磁制御弁の特性補正装置であって、
    摩擦係合要素毎に、基準ピストンエンド電流値を記憶保持する手段と、
    摩擦係合要素毎に、所定の指示電流値パターンの最後の指示電流値から0値に切り替え、前記切替時から所定の時間後の指示電流値を検出する手段と、
    前記指示電流値と前記基準ピストンエンド電流値との差に応じて、前記油圧制御装置側の比例電磁制御弁の特性値を補正する手段と、を備えたこと、
    を特徴とする比例電磁制御弁の特性補正装置。
  7. ピストンを作動させる比例電磁制御弁を用いて摩擦係合要素の係合・非係合を制御する自動変速機の油圧制御装置に備えられた比例電磁制御弁の特性補正装置であって、
    摩擦係合要素毎に、基準ピストンエンド圧を記憶保持する手段と、
    摩擦係合要素毎に、所定の指示電流値パターンの最後の指示電流値から0値に切り替え、前記切替時から所定の時間後の指示圧を検出する手段と、
    前記指示圧と前記基準ピストンエンド圧との差に応じて、前記油圧制御装置側の待機圧を補正する手段と、を備えたこと、
    を特徴とする比例電磁制御弁の特性補正装置。
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