JP2004502585A - 乗員保護装置用のガスバッグ - Google Patents
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Abstract
【選択図】図2C
Description
【発明の属する分野】
本発明は、クレーム1の前文による自動車の乗員保護装置用のガスバッグに関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなガスバッグは、ガス発生装置を使って膨張させることができ、膨張状態では、ガスが充填されたクッションを形成し、衝突時にケガをしないように乗員を保護する。このために、ガスバッグ、またはガスバッグを含むエアバッグモジュールは、ガスバッグの包体が、ガスバッグの膨張状態において乗員に面して衝突時に乗員がぶつかる包体面を有するようにして自動車に設けられている。
【0003】
しかし、ガスバッグの膨張時に乗員が通常の着座位置以外にいた場合(この場合を、本明細書においては「OOP」と称呼する)、膨張時のガスバッグの展開によって、乗員がケガを負う可能性がある。従って、展開するガスバッグによって乗員がケガをしないようにするために、これまでにも様々な提案がなされてきている。一つの提案によると、乗員の正常ではない着座位置を検出し、必要ならば、エアバッグモジュールが作動しないようにして、ガスバッグが膨張展開しないようにするセンサが設けられている。また別の公知の解決手段は、多段階ガス発生装置を使ってガスバッグを膨張させるものであり、乗員がケガをしないようにするために、ガスバッグは、第1段階ではまず、比較的低い内圧にしか膨張しない。
【0004】
DE19749914A1は、自動車のハンドルに設けられた衝撃保護用の装置を開示している。この装置は、ガスバッグを膨張させるための充填装置を備えたガスバッグを有し、充填時のガスバッグ全体の形状がリング状であり、ガスバッグのドライバーに面する前面に円錐状または漏斗状の凹部を有する。これは、OOPの場合に乗員の衝撃を減らすことを意図している。
【0005】
DE19757410A1は、ガスバッグ部を有するエアバッグモジュール用のガスバッグであり、このガスバッグ部は分離されており、他のガスバッグとは独立して動き、ガスバッグの外形内に位置している。このガスバッグ部は、衝突した場合に、乗員の動きに追従可能である。
【0006】
【特許文献1】
ドイツ特許出願公開第19749914A1号公報
【特許文献2】
ドイツ特許出願公開第19757410A1号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、冒頭に記載した種類のガスバッグを改良して、ガスバッグの膨張時に乗員が通常の着座位置以外にいた場合に、ガスバッグの膨張時に乗員がケガをする危険性をできるだけ減らすようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この課題は、本発明のクレーム1の特徴を有するガスバッグを提供することによって解決される。
【0009】
本発明によれば、ガスバッグの包体が、膨張状態において、乗員に対応するガスバッグの包体面につながる間隙を形成するようにし、かつ、OOPの場合、ガスバッグの膨張時に、乗員(ガスバッグに面する身体部分)が、その間隙内に入り込むことが可能であり、その際、間隙を広げるようにして、OOPの場合に乗員に面しているガスバッグの包体面と乗員とが直接衝突しないようになされている。
【0010】
この場合、乗員に対応するまたは乗員に面しているガスバッグの「包体面」とは、衝突時に、ガスバッグにぶつかる乗員と接触するようになされているガスバッグの包体の部分のことである。従って、この包体面は、衝突した場合に乗員が突っ込むガスバッグ包体の部分である。この場合、乗員に面する包体面は、特にガスバッグの包体の湾曲部によって形成されていてもよい。
【0011】
ガスバッグの包体の当該部分に接続されて、OOPの場合に乗員が嵌まり込むことが可能な本発明による間隙は、ガスバッグの展開時に、乗員に対応するガスバッグの包体面が乗員を傷つけないようにするためのものである。この包体面に面する乗員の身体部分が本発明による間隙内に嵌まり、その結果、ガスバッグ外包体との直接衝突が回避される。
【0012】
本発明の好ましい実施の形態では、ガスバッグが完全に膨張した後に、乗員の身体部分が間隙内に嵌まり込まないようにするために、対向する長手方向側面に沿って間隙を形成するガスバッグの2つの部分が、ガスバッグの膨張後、間隙を塞ぐように互いに対して拘束されるようになされている。従って、膨張状態では、ガスバッグの2つの部分には、間隙に沿って互いに当接しようとするように与圧が作用している。これは、完全に膨張した状態で、乗員に面するガスバッグの包体面が、間隙のないガスバッグと同等の機能を可及的に奏するように意図したものである。
【0013】
間隙は、乗員に対応する包体面から、ガスバッグの包体面から遠い方の他方側の方向に延びていることが好ましい。
【0014】
一方向の間隙の長さは、同方向のガスバッグの長さに一致し、ガスバッグは、間隙によって2つの部分に分割されている。
【0015】
この場合、ガスバッグは、開いた形状、特に、U字形に間隙を囲む形状を有するように形成されていることが好ましい。このようにして、DE19749914A1に記載されているような完全に閉じた形状を有するガスバッグに比べて、乗員の身体部分が間隙内にかなり入り込みやすくなる。
【0016】
本発明の一変更例によると、ガスバッグの2つの部分がガスバッグの包体の形状のために互いに対して拘束されるように、ガスバッグの包体を形成するカットパターンが選定されている。従って、ガスバッグの膨張時に乗員のどの身体部分も間隙内に入り込んでいなかった場合に、ガスバッグの2つの部分が、ガスバッグの膨張後に与圧が作用した状態にあって互いに当接するように、ガスバッグの包体の形状が選定されている。
【0017】
ここで、ガスバッグの2つの部分は、ガスバッグの膨張展開時に、まず、間隙に沿って互いに離れるように、ガス発生装置を使ってガスが充填される。その結果、間隙は、当初の段階で既に、(OOPの場合)ガスバッグの膨張時に乗員の身体部分が入り込むことができる十分な広さになっている。その後、ガスバッグが実質的に完全膨張すると、即ち、流入するガスがガスバッグの2つの部分の位置に影響を及ぼさなくなると、2つのガスバッグ部分の位置は、ガスバッグの包体の形状によって相当程度決定されることになる。従って、包体の形状、または、包体を形成するカットパターンの形状を適切に選定することによって、ガスバッグの膨張時に、確実に、ガスバッグの2つの部分が互いに当接して間隙を狭めるようにすることが可能である。
【0018】
本発明の他の変更例によると、ガスバッグの2つの部分を互いに拘束するために追加手段を設け、ガスバッグの膨張後にガスバッグの2つの部分が互いに当接可能であるようになされている。
【0019】
ガスバッグの2つの部分を拘束するための追加手段は、上記間隙に対して少なくとも部分的に渡され、ガスバッグの2つの部分を当該間隙に沿って互いに拘束する平面部材で形成してもよい。
【0020】
本発明の他の実施の形態によると、ガスバッグの2つの部分を拘束するための手段は、ガスバッグの2つの部分を囲んで互いに対して拘束する、別個のカットパターンで作られた(ガスバッグの生地で形成されていない)被覆材で形成されている。被覆材は、ガスバッグが障害なく展開すると(即ち、乗員がOOPの状態ではなく、ガスバッグの膨張時に早期に間隙内に入り込まない場合)、間隙を少なくとも部分的にカバーするようにガスバッグに構成配置されていることが好ましい。
【0021】
更に、ガスバッグの膨張時に(OOPの状態のために)乗員の身体部分が早期に間隙の方向に押し進むことによって、間隙がだんだん大きく広がって乗員の身体部分が間隙内に入り込むことができるように、被覆材が、ガスバッグに対して変位可能であるように構成配置されている。この場合、ガスバッグに対する被覆材の相対変位は、被覆材とガスバッグのどちらがが、実際に、(自動車の車体の)固定座標系に対して相対移動するかとは関係なく、被覆材とガスバッグが、互いに相対的に移動することを意味する。特に、被覆材が、間隙を押し進む乗員の身体部分によってガスバッグとともに展開できないような場合も包含するものとする。
【0022】
ガスバッグに対して被覆材の位置を固定するために、被覆材は、少なくとも1つの接続箇所でガスバッグに接続できる。この場合、特にガスバッグの膨張時に乗員の身体部分が間隙内に入り込むことによって接続解除がなされ、間隙を開くために、被覆材がガスバッグに対して変位可能であるように、接続箇所でガスバッグに着脱自在に接続されるようにしてもよい。
【0023】
更に、被覆材は、ガスバッグ部分が突出することが可能である少なくとも1つの開口部を有することが好ましい。これは、確実に膨張時にガスバッグが完全に展開するようにすることを意図している。
【0024】
本発明によるガスバッグを有する自動車の乗員保護装置が、クレーム21の構成によって特徴付けられている。
【0025】
本発明の更なる特徴及び利点は、図面を参照しつつ、以下の実施の形態の記載から明らかとなる。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1aには、平らに広げた空のガスバッグが示されている。ガスバッグは、連結部4を介して互いに連結されているとともに、間隙5によって互いに離間している2つのガスバッグ部2、3(脚部として構成されている)から成る。このガスバッグは、例えば、乗員用エアバッグを包含する。図1aの状態において、ガスバッグの形状は、実質的にはガスバッグ1の包体10を形成するカット生地パターンの形状によって決まる。この場合、連結部4からガスバッグ部2、3の自由端20、30に至る間隙5に沿った2つのガスバッグ部2、3の側壁部21、31が互いに押しつけられるか、または、微小間隔だけ離れるように、カット生地パターンが選定される。この場合の「微小間隔」とは、その間隔が衝突の際にガスバッグによって保護される身体部分の大きさよりも常時に非常に小さいことを意味する。
【0027】
図1bは、図1aに示されているガスバッグ1につき、ガスを充填した状態を示している。このために、適宜のガス発生装置(図1bには示されていない)は、ガスバッグ1内に流入するガスGが、ガスバッグ1の2つの部分2,3を互いに離間する方向に動かそうとして、ガスバッグ1の二部分2、3間の(部分2,3の側壁部21,31によって形成された)連続する間隙5が広がるように構成されている。すなわち、ガスバッグ部2,3の自由端20,30が互いに反対方向に動き(この時、自由端20,30が互いに離れてガスバッグ1の2部分2、3が互いに押しつけないようになる)、この方向にガスGがガス発生装置からガスバッグ1の二部分2,3内に流入する。その結果、ガスバッグ1の2つの脚状部分2,3間の間隙5が大きくなり、OOPの場合に、自動車の乗員は、この間隙5内に入り込むことが可能である。
【0028】
図1bには、乗員の頭部Kがガスバッグ1の二部分2,3間に図示されている。例えば、ガスバッグが自動車の減速によって作動した時点で、乗員がガスバッグ1に非常に近接した位置にあって、頭部が通常の着座位置の外にあった場合、このように乗員の頭部Kがガスバッグ1の二部分2,3間に入り込む。この場合、乗員の頭部K(および胸部などの他の身体部分)が、ガスバッグ1の膨張時に形成される二部分2,3間の間隙5内に入り込む。その結果、間隙5が更に広がって、乗員の頭部全体が嵌まる。これによって、乗員の頭部Kと、乗員に面しているガスバッグ1の包体10の包体面11との不可避的な衝突が回避され、OOPの際に、展開するガスバッグ1によって乗員がケガをする危険が大幅に減少する。
【0029】
また、エアバッグモジュールが作動してガスバッグ1が膨張した時に、乗員が通常の着座位置にいた場合には、ガスバッグ1は、障害なく、すなわち、乗員と接触することなく展開する。この場合にも、まず間隙5がガスバッグ1の二部分2,3内に流入するガスGの方向によって二部分2,3間に形成される。しかし、ガスバッグ1の膨張が完了して、ガスがガスバッグ1の二部分2,3内に流入しなくなると、ガスバッグ1の包体10を形成するガスバッグのカットパターンの形状(図1a)のために、二部分2,3の側壁部21,31が互いに接近する方向に動こうとし、その結果、間隙5が塞がるか、少なくとも相当狭められる。これによって、ガスバッグ1の膨張時に乗員が通常の着座位置にいた場合に、乗員に面しているガスバッグ1の包体10の包体面11が、間隙のない従来のガスバッグと同様の保護を確実に遂行する。この場合、間隙5の布または網6から離間した側で、二つのガスバッグ部2,3を互いに対して拘束するために、更に、例えば掛止バンドを設けてもよい。
【0030】
図2aには、膨張状態の図1bのガスバッグの変更例が示されている。図2aによる本実施の形態でも、ガスバッグ1は、連結部4を介して互いに連結された2つの部分2,3から成り、ガスバッグ1の包体10が、乗員に面する包体面11を有する。間隙5が、ガスバッグ1の2つの部分2,3間に形成されている。この間隙5の長手方向の二側面がガスバッグ1の2つの部分2,3の側壁部21,31によってそれぞれ形成されている。
【0031】
図2bの正面図から理解されるように、間隙5は、ガスバッグ1の全幅Bに沿って包体面11からガスバッグ包体10の反対側12に至っている。この包体10の包体面11から離間した側部12において、2つの部分2,3が、間隙5を渡す布や網などの平面部材6によって互いに連結されている。その結果、ガスバッグ1の二部分2,3が互いに拘束されて、間隙5に沿って互いに当接して間隙5を狭めようとする。これによって、乗員に面するとともに間隙5から連接されている包体面11が、通常の位置にいる乗員にとって、可及的に連続した衝撃面になるように意図されている。
【0032】
この場合、布または網6は、間隙5の全長L(ガスバッグ1の幅Bに対して交差する方向の長さ)に渡っているか(図2a参照)、あるいは、図3aに示されている変更例のように、間隙5の全長Lの一部分にのみ渡されて、間隙5がガスバッグ1の包体10につながる間隙5の前部において、特に間隙5の顕著な拡張が可能となるように構成されている。
【0033】
間隙5は、乗員に面する包体面11からガスバッグ包体10の反対側12への主たる伸長方向に対して交差する方向に関し、一方の側で2つの部分2,3の連結部4によって規定されており、他方の側ではガスバッグの包体10に連接されている。
【0034】
図2cおよび図2dは、図2aおよび図2bのガスバッグであって、自動車が相当減速してガスバッグ1を含むエアバッグモジュールが作動した時点で、乗員が通常の位置の外、即ち、エアバッグモジュールに非常に近接した位置にいた場合を示している。この場合、ガスバッグの膨張時に、包体面11に面している乗員の身体部分(頭部K)がガスバッグ1の二部分2,3間の間隙5内に入り込み、その結果、二部分2,3が広がる。このようにしてガスバッグ1の展開時に、乗員、特に乗員の頭部と、乗員に面している包体面11との直接衝突が回避され、展開するガスバッグによって乗員がケガをする危険性が減少する。
【0035】
図3bには、平面部材6が間隙5の全長Lの一部分にのみ渡されている(入り込んでくる頭部Kによって間隙5が広がるのを容易にする要素)場合において、乗員の頭部Kがガスバッグ1の2つの部分2,3間の間隙5に嵌まり込んでいる状態が示されている。
【0036】
図4には、図2a〜図2dにおけるガスバッグ1の膨張時に、ガスバッグ1に近接した位置にいた自動車の乗員I、特に前部座席の乗員が図示されている。乗員Iの頭部Kおよび胸部は、自動車のダッシュボードA内のエアバッグモジュールMから展開するガスバッグ1の二部分2,3間の間隙5内に入り込む。
【0037】
図5aには、本発明によるガスバッグ1の膨張状態が示されている。このガスバッグ1の包体10は、前記した実施の形態によるガスバッグ包体と同一の構成である。特に図5aの平面図において、ガスバッグ包体10は、開かれた実質的にU字状の形状とされている。この結果、ガスバッグは、間隙5によって互いに離間している2つのガスバッグ部2,3を形成するとともに、自由端部20,30および二つの部分2、3間における連結部4を有することとなる。
【0038】
2つのガスバッグ部を互いに対して拘束するために、ガスバッグ1は、更なる被覆材7によって囲まれている。この被覆材7は、ガスバッグ1の2つの部分2,3を囲み、スロット5を形成する側壁部21,31でスロット5の部分において二部分2,3を互いに押圧する。カットパターン70で作られた被覆材7は、前端部71と後端部72が開口し、ガスバッグ部2,3の端部20,30と連結部4が被覆材7から突出している。
【0039】
さらに被覆材7は、スロット5の部分にガセット73を有し、被覆材の開口前側部71に、2つのガスバッグ部2,3の前端部20,30それぞれのための2つの別個の開口部が形成されている。
【0040】
ガスバッグ1に対して被覆材7を特定の位置に位置決めするために、被覆材7を、例えばガスバッグ部2,3の前端部20,30の部分と、ガスバッグ1の連結部4で(例えば、接着剤で接着し、あるいは縫着することで)固定してもよい。この場合、被覆材7とガスバッグ部2,3の自由端部20,30との間の接続箇所は着脱自在とする。
【0041】
図5aは、被覆材7を有するガスバッグ1の平面図であり、平らに広げた空のガスバッグ(すなわち、ガスバッグを被覆材とともに畳んでハウジング内に収納可能なパックを形成する前の状態)と、障害なく膨張(展開)したガスバッグ1の両方を示す。
【0042】
ガスバッグが障害を受けることなく膨張する(ガスバッグの展開時にOOPの状態にあるかがみ込んだ乗員との早期衝突がない)と、2つのガスバッグ部2,3間のスロット5がほとんど塞がるように、2つのガスバッグ部2、3が被覆材7によって相互に拘束される。すなわちガスバッグ部2,3の2つの内側壁部21,31が被覆材7によって相互に押しつけられると同時に、被覆材7が間隙5をカバーする。
【0043】
一方、乗員がガスバッグの膨張時にOOPの状態にあって、ガスバッグの展開時に、既に乗員の身体部(頭部K)がガスバッグ1の間隙5内を押し進んでいると、これによって被覆材7とガスバッグ部2,3の自由端部20,30との間の接続が解除される。これは、頭部Kがガスバッグ1の間隙5内に進入する際の力によるものである。
【0044】
さらに頭部Kがガスバッグ1の間隙5内に進入することによって、被覆材7が、ガスバッグ1の展開時に、ガスバッグ部2,3の端部20,30に対して一層後方に変位するか、あるいはガスバッグ1とともに広がらないように構成され、頭部Kが更に間隙5内深くに進入可能となる。同時に、2つのガスバッグ部2、3が外側に押し離される。このように乗員の頭部Kが間隙5内に侵入することによって、OOPの場合にケガをする危険が相当減少する。
【0045】
図6aには、図5aのガスバッグの変更例が示されている。別のガスバッグ部(位置決め部74)が、被覆材7の前端部71の位置決めの補助のため、間隙5の部分に形成されている。
【0046】
被覆材7の前端部71は位置決め部74に接続されている。従って、ガスバッグ1の膨張時に、被覆材7の前端部71は、ガスバッグ部2,3の自由端部20,30の部分に位置する。さらに被覆材7は、後端部72でガスバッグ1の連結部4に接続されていることが好ましい。
【0047】
従って、図6aによるガスバッグは、平らに広げた空の状態の被覆材7を有するガスバッグ1のみならず、ガスバッグ1が障害なく膨張した状態も示している。これは、ガスバッグ部2,3の端部20,30箇所に位置する被覆材7の前端部71を、位置決め部74で固定するとともに、後端部72でガスバッグ1の連結部4に固定することにより、ガスバッグ1の膨張時に、被覆材7は、2つのガスバッグ部2,3を囲む、前記接続箇所によって固定された位置を維持するからである。
【0048】
ガスバッグ1の膨張状態では、ガスバッグ部2,3は、被覆材7によって相互に拘束され、その結果、間隙5が実質的に塞がれ、間隙のないガスバッグと同じ保護機能を果たす。
【0049】
一方、ガスバッグの膨張時に乗員がOOPの状態にあって、ガスバッグの方向に屈んでいる場合、ガスバッグの展開時に、乗員の頭部Kがガスバッグ1のスロット5内を押し進むことができる。その結果、乗員は、ガスバッグ1の位置決め部74の展開膨張を阻止する。従って、ガスは、側方の2つのガスバッグ部2、3内にのみ流入する。
【0050】
間隙5内に延出形成されている位置決め部74が膨張しないため、被覆材7は、頭部Kが間隙5内に進入する際、後方の連結部4の方向に一層変位するか、または、ガスバッグ1とともに広がらないようにされることが可能である。同時に、2つのガスバッグ部2,3が側方外側に押し離される。これによって、頭部Kが更に間隙5内に進入することが可能となり、その分、OOPにおけるケガの危険性が減る。
【0051】
図7aおよび図7bには、図5aに係る実施の形態の、他の変更例が示されている。ガスバッグ1の被覆材7の前端部71が閉口していて、ガスバッグ部2、3の自由端部20、30は、被覆材7の前端部71を突き抜けることができない。その代わりに、図7aおよび図7bの被覆材7は、側壁部76、77に開口部を有し、ガスバッグ部2,3が、その開口部から外側に突出することが可能とされている(図7c)。これは、図7bに示されているように、被覆材7の底部生地部79aと上部生地部79bが比較的狭いウェブ78のみを介して横方向に連結されているからである。従って開口部は、被覆材7の側壁部76,77に形成されており、その開口部からガスバッグ1の2つの部分2,3が突出することが可能とされる。
【0052】
上述の実施の形態と同様、図7aは、平らに広げた空のガスバッグと、障害なく膨張したガスバッグ1の双方を示す。一方、対応する図7bの側面図は、ガスバッグ1が被覆材7の底部79aと上部79bとの間に収容されている、ガスバッグ1の膨張状態のみを示している。
【0053】
被覆材7(横方向の連結ウェブ78を考慮に入れた)が、ガスバッグ1、特にガスバッグ部2,3をリング状に囲むので、この形態においても、2つのガスバッグ部2,3を相互に拘束することが可能である。
【0054】
しかしながら、ガスバッグ1の膨張時に、乗員がガスバッグ1の方向に相当屈んでいる場合、乗員は、ガスバッグの展開時にガスバッグ1の間隙5の方向に進入し、2つのガスバッグ部2,3が外側に押し離される。この時、ガスバッグ部2,3は、被覆材7の側壁部76,77の開口部を突き抜けることが可能である。その結果、被覆材7が、ガスバッグ部2,3の連結部4の方向へと後方にずれるか、あるいは広がらないように構成され、乗員の頭部Kが間隙5内に一層進入することができる。これによって頭部Kが間隙5内に深く進入することが可能となり、OOPの場合に、乗員の頭部Kとガスバッグ1との激しい衝突が回避可能とされる。
【0055】
本発明のガスバッグの構成は、特にドライバーと助手席乗員のエアバッグモジュールに適しているが、サイドエアバッグなどのエアバッグに用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1a】
間隙によって離間している2つのガスバッグ部を有する広げられた空のガスバッグが示されている。
【図1b】
図1aに示されているガスバッグの流入ガスによる膨張時の状態を示している。
【図2a】
2つのガスバッグ部を有するガスバッグの第2の実施の形態を示す平面図であり、2つのガスバッグ部の間の間隙に平面部材が渡されている。
【図2b】
図2aに示されているガスバッグの正面図である。
【図2c】
膨張時の図2aおよび図2bのガスバッグを示す。この図では、乗員の身体部分が2つのガスバッグ部間の間隙内に入り込んでいる。
【図2d】
膨張時の図2aおよび図2bのガスバッグを示す。この図では、乗員の身体部分が2つのガスバッグ部間の間隙内に入り込んでいる。
【図3a】
図2aのガスバッグの変更例を示し、平面部材が2つのガスバッグ部間の間隙の一部分にのみ渡されている。
【図3b】
膨張時の図3aのガスバッグを示し、乗員の身体部分が2つのガスバッグ部間の間隙内に入り込んでいる。
【図4】
2つのガスバッグ部間の間隙内に入り込んだ乗員の側面図である。
【図5a】
図2aのガスバッグの変更例を示し、2つのガスバッグ部が、被覆材によって囲まれて互いに対して拘束されている。
【図5b】
膨張時の図5aのガスバッグを示し、乗員の身体部分が2つのガスバッグ部間の間隙内に入り込んでいる。
【図6a】
図5aのガスバッグの変更例を示し、ガスバッグが、間隙内に被覆材の位置決めのための補助として別のガスバッグ部を有している。
【図6b】
図6bは、膨張時の図6aのガスバッグを示し、乗員の身体部分が2つのガスバッグ部間の間隙内に入り込んでいる。
【図7a】
図5aのガスバッグの変更例を示し、ガスバッグの被覆材が、側部に開口部を有し、2つのガスバッグ部が、OOPの場合に開口部から突き出ることが可能である。
【図7b】
図7aのガスバッグの側面図である。
【図7c】
膨張時の図7aおよび図7bのガスバッグを示し、乗員の身体部分が2つのガスバッグ部間の間隙内に入り込んでいる。
【符号の説明】
1 ガスバッグ
5 間隙
10 包体
11 包体面
I 乗員
K 身体部分
Claims (22)
- ガス発生装置を使って膨張可能とされ、膨張状態において、包体が、保護する乗員に対応する包体面を有する自動車の乗員保護装置用のガスバッグであって、ガスバッグ(1)の包体(10)が、膨張状態において、乗員(I)に対応する包体面(11)につながる間隙(5)を形成し、かつ、OOPの場合、ガスバッグ(1)の膨張時に、ガスバッグ(1)に面する乗員(I)の身体部分(K)が、前記間隙(5)内に入り込むことが可能であり、その際、前記間隙(5)が広がることを特徴とするガスバッグ。
- ガスバッグ(1)が膨張した後に、乗員(I)の身体部分(K)が前記間隙(5)内に嵌まり込まないようにするために、対向する長手方向側面(21、31)に沿って前記間隙(5)を形成するガスバッグ(1)の2つの部分(2、3)が、ガスバッグ(1)の膨張後、前記間隙(5)を狭めるように互いに対して拘束されることを特徴とする請求項1に記載のガスバッグ。
- 前記間隙(5)が、乗員に対応する包体面(11)から、当該包体面から離間する方のガスバッグ(1)の側部(12)の方向に延在することを特徴とする請求項1又は2に記載のガスバッグ。
- 前記間隙(5)が、一方端において、ガスバッグ(1)の2つの部分(2、3)の連結部(4)によって規定されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のガスバッグ。
- 所定の方向への前記間隙(5)の長さが、同方向へのガスバッグ(1)の長さ(B)に対応していることを特徴とする請求項3又は4に記載のガスバッグ。
- ガスバッグ(1)が、前記間隙(5)によって少なくとも2つの部分(2、3)に分割されていることを特徴とする請求項2及び5に記載のガスバッグ。
- ガスバッグ(1)が開いた形状を有することを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載のガスバッグ。
- ガスバッグ(1)が、立面視において、実質的にU字形の形状を有することを特徴とする請求項1から7までのいずれかに記載のガスバッグ。
- ガスバッグ(1)の2つの部分(2、3)が、ガスバッグ(1)の前記包体(10)を形成するカットパターンの形状のため、互いに対して拘束されることを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載のガスバッグ。
- ガスバッグ(1)の膨張時に、乗員の身体部分が前記間隙(5)内に入り込んでいなかった場合に、ガスバッグ(1)の膨張後、与圧が作用した状態において、ガスバッグ(1)の2つの部分(2、3)が互いに当接しようとするように、ガスバッグ(1)の前記包体(10)を形成するカットパターンが選択されていることを特徴とする請求項7に記載のガスバッグ。
- ガスバッグ(1)の2つの部分(2、3)を互いに対して拘束するために、更に追加手段(6)が設けられていることを特徴とする請求項2乃至10のいずれかに記載のガスバッグ。
- ガスバッグ(1)の膨張時に乗員のどの身体部分も間隙(5)内に入り込んでいなかった場合に、前記追加手段(6)の作用を受けて、ガスバッグ(1)の2つの部分(2、3)が、前記間隙(5)に沿って互いに当接しようとすることを特徴とする請求項11に記載のガスバッグ。
- 前記追加手段は、前記間隙(5)に渡されてガスバッグ(1)の2つの部分(2、3)を当該間隙(5)に沿って互いに対して拘束する平面部材(6)であることを特徴とする請求項11又は12に記載のガスバッグ。
- 前記平面部材(6)が、前記間隙(5)の一部分にのみ渡されていることを特徴とする請求項13に記載のガスバッグ。
- 前記追加手段が、ガスバッグ(1)の2つの部分(2、3)を囲む被覆材(7)で構成されることを特徴とする請求項11又は12に記載のガスバッグ。
- 前記被覆材(7)が、ガスバッグ(1)が障害なく展開した後、前記間隙(5)を少なくとも部分的にカバーすることを特徴とする請求項15に記載のガスバッグ。
- ガスバッグ(1)の膨張時に乗員(I)の身体部分(K)が前記間隙(5)内に入り込むことよって、当該間隙(5)が徐々に拡張するように、前記被覆材(7)が、ガスバッグ(1)に対して変位することが可能であることを特徴とする請求項15又は16に記載のガスバッグ。
- 被覆材(7)が、少なくとも1つの接続箇所でガスバッグ(1)に接続されることを特徴とする請求項15乃至17のいずれかに記載のガスバッグ。
- ガスバッグ(1)の膨張時に、乗員(I)の身体部分(K)が間隙(5)内に入り込むことによって接続解除できるように、被覆材(7)が、ガスバッグ(1)に対し、少なくとも1つの接続箇所で着脱自在に接続されることを特徴とする請求項18に記載のガスバッグ。
- 前記被覆材(7)が、ガスバッグ(1)の部分(2、3)が突出可能とされた少なくとも1つの開口部を有することを特徴とする請求項15乃至19のいずれかに記載のガスバッグ。
- ガスバッグ(1)の2つの部分(2、3)が、ガスバッグ(1)の膨張時に、ガスバッグ(1)内に流入するガス(G)により、前記間隙(5)に沿って互いに離間する方向に動くことを特徴とする請求項2乃至20のいずれかに記載のガスバッグ。
- ガスバッグと、ガスバッグを膨張させるガス発生装置とを有する自動車用乗員保護装置であって、請求項1から21までのいずれかに記載のガスバッグによって特徴付けられている自動車用乗員保護装置。
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