JPH10166981A - エアバッグ装置のエアバッグ本体 - Google Patents
エアバッグ装置のエアバッグ本体Info
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- JPH10166981A JPH10166981A JP8353009A JP35300996A JPH10166981A JP H10166981 A JPH10166981 A JP H10166981A JP 8353009 A JP8353009 A JP 8353009A JP 35300996 A JP35300996 A JP 35300996A JP H10166981 A JPH10166981 A JP H10166981A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エアバッグ本体の展開膨出時に形状規制用の
縫着部の周囲に大きな皺が発生するのを防止し、所望と
するエアバッグ本体の膨出形状を得る。また形状規制用
の縫着部を形成する際の位置決めが容易で位置ずれを起
こす虞れがなく、縫製作業を簡易迅速に行う。 【解決手段】 複数の基布１２，１３の外周縁１２ａ，
１３ａ同士を縫着した状態で、相互に対向する複数の基
布１２，１３に複数の貫通孔２１，２１またはスリット
２５を夫々形成する。複数の基布１２，１３同士の貫通
孔２１，２１またはスリット２５の外周縁を囲むように
縫着して縫着部２３を形成する。
縫着部の周囲に大きな皺が発生するのを防止し、所望と
するエアバッグ本体の膨出形状を得る。また形状規制用
の縫着部を形成する際の位置決めが容易で位置ずれを起
こす虞れがなく、縫製作業を簡易迅速に行う。 【解決手段】 複数の基布１２，１３の外周縁１２ａ，
１３ａ同士を縫着した状態で、相互に対向する複数の基
布１２，１３に複数の貫通孔２１，２１またはスリット
２５を夫々形成する。複数の基布１２，１３同士の貫通
孔２１，２１またはスリット２５の外周縁を囲むように
縫着して縫着部２３を形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の衝突の際
に乗員を保護するエアバッグ装置のエアバッグ本体に関
し、更に詳細に説明すると、複数の基布の外周縁同士を
縫着して形成されるエアバッグ装置のエアバッグ本体に
関する。
に乗員を保護するエアバッグ装置のエアバッグ本体に関
し、更に詳細に説明すると、複数の基布の外周縁同士を
縫着して形成されるエアバッグ装置のエアバッグ本体に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、自動車の乗員の保護装置とし
てエアバッグ装置が知られている。このエアバッグ装置
としてはインストルメントパネルやステアリングに取付
けられるものの他、ドアやシートバック等に取付られる
ものが知られている。エアバッグ装置が衝撃を感知した
場合にガス発生器が作動し、ガスが瞬間的にエアバッグ
本体内に流入し、エアバッグ本体を瞬時に乗員側に膨出
させるようになされている。
てエアバッグ装置が知られている。このエアバッグ装置
としてはインストルメントパネルやステアリングに取付
けられるものの他、ドアやシートバック等に取付られる
ものが知られている。エアバッグ装置が衝撃を感知した
場合にガス発生器が作動し、ガスが瞬間的にエアバッグ
本体内に流入し、エアバッグ本体を瞬時に乗員側に膨出
させるようになされている。
【０００３】図４（ａ），（ｂ）に示す如く、エアバッ
グ装置は、図示せざるガス発生器の作動時に該ガス発生
器から噴出されるガスが流入されるように固着されるエ
アバッグ本体１１を備えている。エアバッグ本体１１
は、図４（ｂ）に示す如く、複数の基布１２，１３の外
周縁１２ａ，１３ａ同士を縫着して縫着部１５が形成さ
れている。
グ装置は、図示せざるガス発生器の作動時に該ガス発生
器から噴出されるガスが流入されるように固着されるエ
アバッグ本体１１を備えている。エアバッグ本体１１
は、図４（ｂ）に示す如く、複数の基布１２，１３の外
周縁１２ａ，１３ａ同士を縫着して縫着部１５が形成さ
れている。
【０００４】また、前記複数の基布１２，１３の端部に
はガス注入口１４を形成する開放部が形成され、複数の
基布１２，１３の中央側には吊りベルトと同様の作用を
する形状規制用の縫着部１６が複数の基布１２，１３同
士を縫着するように形成されている。
はガス注入口１４を形成する開放部が形成され、複数の
基布１２，１３の中央側には吊りベルトと同様の作用を
する形状規制用の縫着部１６が複数の基布１２，１３同
士を縫着するように形成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、エアバッグ
本体１１の複数の基布１２，１３に形状規制用の縫着部
１６を形成した場合に、エアバッグ本体１１の展開膨出
時に形状規制用の縫着部１６の周囲に大きな皺が発生
し、所望とするエアバッグ本体の形状が得られなくなる
虞れを有していた。また形状規制用の縫着部１６を形成
する際の位置決めが困難で位置ずれを起こす虞れを有し
ていた。
本体１１の複数の基布１２，１３に形状規制用の縫着部
１６を形成した場合に、エアバッグ本体１１の展開膨出
時に形状規制用の縫着部１６の周囲に大きな皺が発生
し、所望とするエアバッグ本体の形状が得られなくなる
虞れを有していた。また形状規制用の縫着部１６を形成
する際の位置決めが困難で位置ずれを起こす虞れを有し
ていた。
【０００６】本発明の目的は、エアバッグ本体の展開膨
出時に形状規制用の縫着部の周囲に大きな皺が発生する
のを防止し、所望とするエアバッグ本体の膨出形状を得
ることができ、また形状規制用の縫着部を形成する際の
位置決めが容易で位置ずれを起こす虞れがなく、縫製作
業を簡易迅速に行うことのできるエアバッグ装置のエア
バッグ本体を提供するものである。
出時に形状規制用の縫着部の周囲に大きな皺が発生する
のを防止し、所望とするエアバッグ本体の膨出形状を得
ることができ、また形状規制用の縫着部を形成する際の
位置決めが容易で位置ずれを起こす虞れがなく、縫製作
業を簡易迅速に行うことのできるエアバッグ装置のエア
バッグ本体を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項１記載のエアバ
ッグ装置のエアバッグ本体は、複数の基布の外周縁同士
を縫着して形成されるエアバッグ装置のエアバッグ本体
において、前記複数の基布の外周縁同士を縫着した状態
で相互に対向する複数の基布に貫通孔が夫々形成され、
該複数の基布同士の貫通孔の外周縁が縫着されているこ
とを特徴とする。
鑑みてなされたもので、本発明の請求項１記載のエアバ
ッグ装置のエアバッグ本体は、複数の基布の外周縁同士
を縫着して形成されるエアバッグ装置のエアバッグ本体
において、前記複数の基布の外周縁同士を縫着した状態
で相互に対向する複数の基布に貫通孔が夫々形成され、
該複数の基布同士の貫通孔の外周縁が縫着されているこ
とを特徴とする。
【０００８】本発明の請求項２記載のエアバッグ装置の
エアバッグ本体は、複数の基布の外周縁同士を縫着して
形成されるエアバッグ装置のエアバッグ本体において、
前記複数の基布の外周縁同士を縫着した状態で相互に対
向する複数の基布にスリットが夫々形成され、該複数の
基布同士のスリットの外周縁が縫着されていることを特
徴とする。
エアバッグ本体は、複数の基布の外周縁同士を縫着して
形成されるエアバッグ装置のエアバッグ本体において、
前記複数の基布の外周縁同士を縫着した状態で相互に対
向する複数の基布にスリットが夫々形成され、該複数の
基布同士のスリットの外周縁が縫着されていることを特
徴とする。
【０００９】本発明の請求項３記載のエアバッグ装置の
エアバッグ本体は、複数の基布の外周縁同士を縫着して
形成されるエアバッグ装置のエアバッグ本体において、
前記複数の基布の外周縁同士を縫着した状態で相互に対
向する複数の基布に複数の貫通孔が夫々形成され、該複
数の基布同士の貫通孔の外周縁が夫々縫着されているこ
とを特徴とする。
エアバッグ本体は、複数の基布の外周縁同士を縫着して
形成されるエアバッグ装置のエアバッグ本体において、
前記複数の基布の外周縁同士を縫着した状態で相互に対
向する複数の基布に複数の貫通孔が夫々形成され、該複
数の基布同士の貫通孔の外周縁が夫々縫着されているこ
とを特徴とする。
【００１０】本発明の請求項４記載のエアバッグ装置の
エアバッグ本体は、複数の基布の外周縁同士を縫着して
形成されるエアバッグ装置のエアバッグ本体において、
前記複数の基布の外周縁同士を縫着した状態で相互に対
向する複数の基布に複数のスリットが夫々形成され、該
複数の基布同士のスリットの外周縁が夫々縫着されてい
ることを特徴とする。
エアバッグ本体は、複数の基布の外周縁同士を縫着して
形成されるエアバッグ装置のエアバッグ本体において、
前記複数の基布の外周縁同士を縫着した状態で相互に対
向する複数の基布に複数のスリットが夫々形成され、該
複数の基布同士のスリットの外周縁が夫々縫着されてい
ることを特徴とする。
【００１１】本発明の請求項５記載のエアバッグ装置の
エアバッグ本体は、複数の基布の外周縁同士を縫着して
形成されるエアバッグ装置のエアバッグ本体において、
前記複数の基布の外周縁同士を縫着した状態で相互に対
向する複数の基布に複数の貫通孔が夫々形成され、該複
数の貫通孔の間にスリットが形成され、前記複数の基布
同士の複数の貫通孔の外周縁及びスリットの外周縁を囲
むように縫着部が形成されていることを特徴とする。
エアバッグ本体は、複数の基布の外周縁同士を縫着して
形成されるエアバッグ装置のエアバッグ本体において、
前記複数の基布の外周縁同士を縫着した状態で相互に対
向する複数の基布に複数の貫通孔が夫々形成され、該複
数の貫通孔の間にスリットが形成され、前記複数の基布
同士の複数の貫通孔の外周縁及びスリットの外周縁を囲
むように縫着部が形成されていることを特徴とする。
【００１２】本発明の請求項１記載のエアバッグ装置の
エアバッグ本体によれば、複数の基布の外周縁同士を縫
着した状態で相互に対向する複数の基布に貫通孔が夫々
形成され、該複数の基布同士の貫通孔の外周縁が縫着さ
れているので、エアバッグ本体の膨出時に貫通孔が変形
することにより応力を吸収し、エアバッグ本体の皺の発
生を防止でき、所望とするエアバッグ本体の膨出形状を
得ることができる。
エアバッグ本体によれば、複数の基布の外周縁同士を縫
着した状態で相互に対向する複数の基布に貫通孔が夫々
形成され、該複数の基布同士の貫通孔の外周縁が縫着さ
れているので、エアバッグ本体の膨出時に貫通孔が変形
することにより応力を吸収し、エアバッグ本体の皺の発
生を防止でき、所望とするエアバッグ本体の膨出形状を
得ることができる。
【００１３】本発明の請求項２記載のエアバッグ装置の
エアバッグ本体によれば、複数の基布の外周縁同士を縫
着した状態で相互に対向する複数の基布にスリットが夫
々形成され、該複数の基布同士のスリットの外周縁が縫
着されているので、エアバッグ本体の膨出時にスリット
が変形することにより応力を吸収し、エアバッグ本体の
皺の発生を防止でき、所望とするエアバッグ本体の膨出
形状を得ることができる。
エアバッグ本体によれば、複数の基布の外周縁同士を縫
着した状態で相互に対向する複数の基布にスリットが夫
々形成され、該複数の基布同士のスリットの外周縁が縫
着されているので、エアバッグ本体の膨出時にスリット
が変形することにより応力を吸収し、エアバッグ本体の
皺の発生を防止でき、所望とするエアバッグ本体の膨出
形状を得ることができる。
【００１４】本発明の請求項３記載のエアバッグ装置の
エアバッグ本体によれば、複数の基布の外周縁同士を縫
着した状態で相互に対向する複数の基布に複数の貫通孔
が夫々形成され、該複数の基布同士の複数の貫通孔の外
周縁が夫々縫着されているので、エアバッグ本体の膨出
時に複数の貫通孔が変形することにより応力を吸収し、
エアバッグ本体の皺の発生を防止でき、所望とするエア
バッグ本体の膨出形状を得ることができる。
エアバッグ本体によれば、複数の基布の外周縁同士を縫
着した状態で相互に対向する複数の基布に複数の貫通孔
が夫々形成され、該複数の基布同士の複数の貫通孔の外
周縁が夫々縫着されているので、エアバッグ本体の膨出
時に複数の貫通孔が変形することにより応力を吸収し、
エアバッグ本体の皺の発生を防止でき、所望とするエア
バッグ本体の膨出形状を得ることができる。
【００１５】本発明の請求項４記載のエアバッグ装置の
エアバッグ本体によれば、複数の基布の外周縁同士を縫
着した状態で相互に対向する複数の基布に複数のスリッ
トが夫々形成され、該複数の基布同士のスリットの外周
縁が夫々縫着されているので、エアバッグ本体の膨出時
に複数のスリットが変形することにより応力を吸収し、
エアバッグ本体の皺の発生を防止でき、所望とするエア
バッグ本体の膨出形状を得ることができる。
エアバッグ本体によれば、複数の基布の外周縁同士を縫
着した状態で相互に対向する複数の基布に複数のスリッ
トが夫々形成され、該複数の基布同士のスリットの外周
縁が夫々縫着されているので、エアバッグ本体の膨出時
に複数のスリットが変形することにより応力を吸収し、
エアバッグ本体の皺の発生を防止でき、所望とするエア
バッグ本体の膨出形状を得ることができる。
【００１６】本発明の請求項５記載のエアバッグ装置の
エアバッグ本体によれば、複数の基布の外周縁同士を縫
着した状態で相互に対向する複数の基布に複数の貫通孔
が夫々形成され、該複数の貫通孔の間にスリットが形成
され、前記複数の基布同士の複数の貫通孔の外周縁及び
スリットの外周縁を囲むように縫着部が形成されている
ので、エアバッグ本体の膨出時に複数の貫通孔及びスリ
ットが変形することにより応力を吸収し、エアバッグ本
体の皺の発生を防止でき、所望とするエアバッグ本体の
膨出形状を得ることができる。
エアバッグ本体によれば、複数の基布の外周縁同士を縫
着した状態で相互に対向する複数の基布に複数の貫通孔
が夫々形成され、該複数の貫通孔の間にスリットが形成
され、前記複数の基布同士の複数の貫通孔の外周縁及び
スリットの外周縁を囲むように縫着部が形成されている
ので、エアバッグ本体の膨出時に複数の貫通孔及びスリ
ットが変形することにより応力を吸収し、エアバッグ本
体の皺の発生を防止でき、所望とするエアバッグ本体の
膨出形状を得ることができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下本発明に係るエアバッグ装置
のエアバッグ本体を図面を参照して詳述する。図１
（ａ），（ｂ）には本発明に係わるエアバッグ装置のエ
アバッグ本体の実施の形態が夫々示されており、図４
（ａ），（ｂ）と対応する部分には同一符号を付して説
明する。
のエアバッグ本体を図面を参照して詳述する。図１
（ａ），（ｂ）には本発明に係わるエアバッグ装置のエ
アバッグ本体の実施の形態が夫々示されており、図４
（ａ），（ｂ）と対応する部分には同一符号を付して説
明する。
【００１８】エアバッグ本体１１は複数の基布１２，１
３の外周縁１２ａ，１３ａ同士を縫着して縫着部１５が
形成されている。また、前記複数の基布１２，１３の端
部にはガス注入口１４を形成する開放部が形成されてい
る。
３の外周縁１２ａ，１３ａ同士を縫着して縫着部１５が
形成されている。また、前記複数の基布１２，１３の端
部にはガス注入口１４を形成する開放部が形成されてい
る。
【００１９】前記複数の基布１２，１３の外周縁１２
ａ，１３ａ同士を縫着した状態で相互に対向する複数の
基布１２，１３の中央側を貫通するように長穴からなる
貫通孔２１が夫々形成され、この複数の基布１２，１３
同士の貫通孔２１の外周縁が縫着されて２重縫いによる
形状規制用の縫着部２３が形成されている。
ａ，１３ａ同士を縫着した状態で相互に対向する複数の
基布１２，１３の中央側を貫通するように長穴からなる
貫通孔２１が夫々形成され、この複数の基布１２，１３
同士の貫通孔２１の外周縁が縫着されて２重縫いによる
形状規制用の縫着部２３が形成されている。
【００２０】尚、図２に示す如く、前記長穴からなる貫
通孔２１に代えて円形の貫通孔２１とすることもでき、
その他種々の貫通孔とすることができる。また形状規制
用の縫着部２３と共に、吊りベルトを別途設けるもので
あってもよい。
通孔２１に代えて円形の貫通孔２１とすることもでき、
その他種々の貫通孔とすることができる。また形状規制
用の縫着部２３と共に、吊りベルトを別途設けるもので
あってもよい。
【００２１】図３（ａ），（ｂ）には本発明の異なる実
施の形態が夫々示されており、図３（ａ）に示す実施の
形態では、複数の基布１２，１３の中央側を貫通する円
形の貫通孔２１が複数、本実施の形態では２個設けら
れ、この２個の円形の貫通孔２１，２１を囲むように縫
着部２３が形成されているものである。
施の形態が夫々示されており、図３（ａ）に示す実施の
形態では、複数の基布１２，１３の中央側を貫通する円
形の貫通孔２１が複数、本実施の形態では２個設けら
れ、この２個の円形の貫通孔２１，２１を囲むように縫
着部２３が形成されているものである。
【００２２】また、図３（ｂ）に示す実施の形態では、
複数の基布１２，１３の中央側を貫通する円形の貫通孔
２１が複数、本実施の形態では２個設けられ、この２個
の円形の貫通孔２１を連結するように２個の円形の貫通
孔２１，２１間にスリット２５が形成され、前記貫通孔
２１，２１の外周縁及びスリット２５の外周縁を囲むよ
うに縫着部２３が形成されている。
複数の基布１２，１３の中央側を貫通する円形の貫通孔
２１が複数、本実施の形態では２個設けられ、この２個
の円形の貫通孔２１を連結するように２個の円形の貫通
孔２１，２１間にスリット２５が形成され、前記貫通孔
２１，２１の外周縁及びスリット２５の外周縁を囲むよ
うに縫着部２３が形成されている。
【００２３】図１（ａ）及び図３（ａ）に示す長穴から
なる貫通孔２１、及び２個の円形の貫通孔２１，２１に
代えて、長穴に相当する長さのスリットとし、または２
個の円形の貫通孔２１，２１の長さに相当する長さのス
リットとすることもできる。
なる貫通孔２１、及び２個の円形の貫通孔２１，２１に
代えて、長穴に相当する長さのスリットとし、または２
個の円形の貫通孔２１，２１の長さに相当する長さのス
リットとすることもできる。
【００２４】前記複数の基布１２，１３の貫通孔２１の
外周縁に縫着部２３を形成する際に、貫通孔２１をロケ
ーションとして用いることにより、縫製の際の位置決め
が容易に行える。
外周縁に縫着部２３を形成する際に、貫通孔２１をロケ
ーションとして用いることにより、縫製の際の位置決め
が容易に行える。
【００２５】
【発明の効果】以上が本発明に係るエアバッグ装置のエ
アバッグ本体の実施の形態であるが、本発明の請求項１
に記載のエアバッグ装置のエアバッグ本体によれば、複
数の基布の外周縁同士を縫着した状態で相互に対向する
複数の基布に貫通孔が夫々形成され、該複数の基布同士
の貫通孔の外周縁が縫着されているので、エアバッグ本
体の膨出時に貫通孔が変形することにより応力を吸収
し、エアバッグ本体の皺の発生を防止でき、所望とする
エアバッグ本体の膨出形状を得ることができる。
アバッグ本体の実施の形態であるが、本発明の請求項１
に記載のエアバッグ装置のエアバッグ本体によれば、複
数の基布の外周縁同士を縫着した状態で相互に対向する
複数の基布に貫通孔が夫々形成され、該複数の基布同士
の貫通孔の外周縁が縫着されているので、エアバッグ本
体の膨出時に貫通孔が変形することにより応力を吸収
し、エアバッグ本体の皺の発生を防止でき、所望とする
エアバッグ本体の膨出形状を得ることができる。
【００２６】本発明の請求項２記載のエアバッグ装置の
エアバッグ本体によれば、複数の基布の外周縁同士を縫
着した状態で相互に対向する複数の基布にスリットが夫
々形成され、該複数の基布同士のスリットの外周縁が縫
着されているので、エアバッグ本体の膨出時にスリット
が変形することにより応力を吸収し、エアバッグ本体の
皺の発生を防止でき、所望とするエアバッグ本体の膨出
形状を得ることができる。
エアバッグ本体によれば、複数の基布の外周縁同士を縫
着した状態で相互に対向する複数の基布にスリットが夫
々形成され、該複数の基布同士のスリットの外周縁が縫
着されているので、エアバッグ本体の膨出時にスリット
が変形することにより応力を吸収し、エアバッグ本体の
皺の発生を防止でき、所望とするエアバッグ本体の膨出
形状を得ることができる。
【００２７】本発明の請求項３記載のエアバッグ装置の
エアバッグ本体によれば、複数の基布の外周縁同士を縫
着した状態で相互に対向する複数の基布に複数の貫通孔
が夫々形成され、該複数の基布同士の複数の貫通孔の外
周縁が夫々縫着されているので、エアバッグ本体の膨出
時に複数の貫通孔が変形することにより応力を吸収し、
エアバッグ本体の皺の発生を防止でき、所望とするエア
バッグ本体の膨出形状を得ることができる。
エアバッグ本体によれば、複数の基布の外周縁同士を縫
着した状態で相互に対向する複数の基布に複数の貫通孔
が夫々形成され、該複数の基布同士の複数の貫通孔の外
周縁が夫々縫着されているので、エアバッグ本体の膨出
時に複数の貫通孔が変形することにより応力を吸収し、
エアバッグ本体の皺の発生を防止でき、所望とするエア
バッグ本体の膨出形状を得ることができる。
【００２８】本発明の請求項４記載のエアバッグ装置の
エアバッグ本体によれば、複数の基布の外周縁同士を縫
着した状態で相互に対向する複数の基布に複数のスリッ
トが夫々形成され、該複数の基布同士のスリットの外周
縁が夫々縫着されているので、エアバッグ本体の膨出時
に複数のスリットが変形することにより応力を吸収し、
エアバッグ本体の皺の発生を防止でき、所望とするエア
バッグ本体の膨出形状を得ることができる。
エアバッグ本体によれば、複数の基布の外周縁同士を縫
着した状態で相互に対向する複数の基布に複数のスリッ
トが夫々形成され、該複数の基布同士のスリットの外周
縁が夫々縫着されているので、エアバッグ本体の膨出時
に複数のスリットが変形することにより応力を吸収し、
エアバッグ本体の皺の発生を防止でき、所望とするエア
バッグ本体の膨出形状を得ることができる。
【００２９】本発明の請求項５記載のエアバッグ装置の
エアバッグ本体によれば、複数の基布の外周縁同士を縫
着した状態で相互に対向する複数の基布に複数の貫通孔
が夫々形成され、該複数の貫通孔の間にスリットが形成
され、前記複数の基布同士の複数の貫通孔の外周縁及び
スリットの外周縁を囲むように縫着部が形成されている
ので、エアバッグ本体の膨出時に複数の貫通孔及びスリ
ットが変形することにより応力を吸収し、エアバッグ本
体の皺の発生を防止でき、所望とするエアバッグ本体の
膨出形状を得ることができる。
エアバッグ本体によれば、複数の基布の外周縁同士を縫
着した状態で相互に対向する複数の基布に複数の貫通孔
が夫々形成され、該複数の貫通孔の間にスリットが形成
され、前記複数の基布同士の複数の貫通孔の外周縁及び
スリットの外周縁を囲むように縫着部が形成されている
ので、エアバッグ本体の膨出時に複数の貫通孔及びスリ
ットが変形することにより応力を吸収し、エアバッグ本
体の皺の発生を防止でき、所望とするエアバッグ本体の
膨出形状を得ることができる。
【００３０】本発明によれば、エアバッグ本体の展開膨
出時に形状規制用の縫着部の周囲に大きな皺が発生する
のを防止し、所望とするエアバッグ本体の膨出形状を得
ることができ、また形状規制用の縫着部を形成する際の
位置決めが容易で位置ずれを起こす虞れがなく、縫製作
業を簡易迅速に行うことのできるエアバッグ装置のエア
バッグ本体を得ることができる。
出時に形状規制用の縫着部の周囲に大きな皺が発生する
のを防止し、所望とするエアバッグ本体の膨出形状を得
ることができ、また形状規制用の縫着部を形成する際の
位置決めが容易で位置ずれを起こす虞れがなく、縫製作
業を簡易迅速に行うことのできるエアバッグ装置のエア
バッグ本体を得ることができる。
【図１】本発明に係わるエアバッグ装置のエアバッグ本
体を示すもので、（ａ）は正面図、（ｂ）は（ａ）のＡ
−Ａ線断面図。
体を示すもので、（ａ）は正面図、（ｂ）は（ａ）のＡ
−Ａ線断面図。
【図２】本発明に係わるエアバッグ本体の貫通孔の変形
例を示す一部正面図。
例を示す一部正面図。
【図３】本発明に係わるエアバッグ本体の貫通孔の変形
例を夫々示すもので、（ａ）は一部正面図、（ｂ）は一
部正面図。
例を夫々示すもので、（ａ）は一部正面図、（ｂ）は一
部正面図。
【図４】従来のエアバッグ装置のエアバッグ本体を示す
もので、（ａ）は正面図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ線断
面図。
もので、（ａ）は正面図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ線断
面図。
１１ エアバッグ本体 １２ 基布 １２ａ 外周縁 １３ 基布 １３ａ 外周縁 １４ ガス注入口 １５ 縫着部 ２１ 貫通孔 ２３ 縫着部 ２５ スリット
Claims (5)
- 【請求項１】 複数の基布の外周縁同士を縫着して形成
されるエアバッグ装置のエアバッグ本体において、 前記複数の基布の外周縁同士を縫着した状態で相互に対
向する複数の基布に貫通孔が夫々形成され、該複数の基
布同士の貫通孔の外周縁が縫着されていることを特徴と
するエアバッグ装置のエアバッグ本体。 - 【請求項２】 複数の基布の外周縁同士を縫着して形成
されるエアバッグ装置のエアバッグ本体において、 前記複数の基布の外周縁同士を縫着した状態で相互に対
向する複数の基布にスリットが夫々形成され、該複数の
基布同士のスリットの外周縁が縫着されていることを特
徴とするエアバッグ装置のエアバッグ本体。 - 【請求項３】 複数の基布の外周縁同士を縫着して形成
されるエアバッグ装置のエアバッグ本体において、 前記複数の基布の外周縁同士を縫着した状態で相互に対
向する複数の基布に複数の貫通孔が夫々形成され、該複
数の基布同士の貫通孔の外周縁が夫々縫着されているこ
とを特徴とするエアバッグ装置のエアバッグ本体。 - 【請求項４】 複数の基布の外周縁同士を縫着して形成
されるエアバッグ装置のエアバッグ本体において、 前記複数の基布の外周縁同士を縫着した状態で相互に対
向する複数の基布に複数のスリットが夫々形成され、該
複数の基布同士のスリットの外周縁が夫々縫着されてい
ることを特徴とするエアバッグ装置のエアバッグ本体。 - 【請求項５】 複数の基布の外周縁同士を縫着して形成
されるエアバッグ装置のエアバッグ本体において、 前記複数の基布の外周縁同士を縫着した状態で相互に対
向する複数の基布に複数の貫通孔が夫々形成され、該複
数の貫通孔の間にスリットが形成され、前記複数の基布
同士の複数の貫通孔の外周縁及びスリットの外周縁を囲
むように縫着部が形成されていることを特徴とするエア
バッグ装置のエアバッグ本体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8353009A JPH10166981A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | エアバッグ装置のエアバッグ本体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8353009A JPH10166981A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | エアバッグ装置のエアバッグ本体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10166981A true JPH10166981A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18427951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8353009A Pending JPH10166981A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | エアバッグ装置のエアバッグ本体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10166981A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002002376A1 (de) * | 2000-07-05 | 2002-01-10 | Takata Petri Ag | Gassack für eine insassen-schutzeinrichtung |
| JP2002166805A (ja) * | 2000-12-01 | 2002-06-11 | Honda Motor Co Ltd | エアバッグ装置 |
| US7048301B2 (en) * | 2003-07-17 | 2006-05-23 | Milliken & Company | Expandable side curtain airbag |
| US7793973B2 (en) | 2002-03-11 | 2010-09-14 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Side airbag apparatus |
| JP2011168167A (ja) * | 2010-02-18 | 2011-09-01 | Takata Corp | エアバッグ及びエアバッグ装置 |
| JP2018158610A (ja) * | 2017-03-22 | 2018-10-11 | セーレン株式会社 | カーテンエアバッグおよびその製造方法 |
-
1996
- 1996-12-13 JP JP8353009A patent/JPH10166981A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2018158610A (ja) * | 2017-03-22 | 2018-10-11 | セーレン株式会社 | カーテンエアバッグおよびその製造方法 |
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