JP2003202331A - オンライン分析装置 - Google Patents

オンライン分析装置

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JP2003202331A
JP2003202331A JP2002001409A JP2002001409A JP2003202331A JP 2003202331 A JP2003202331 A JP 2003202331A JP 2002001409 A JP2002001409 A JP 2002001409A JP 2002001409 A JP2002001409 A JP 2002001409A JP 2003202331 A JP2003202331 A JP 2003202331A
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sample
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line filter
eluent
analyzer
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JP2002001409A
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Kiyoyuki Kitaoku
清行 北奥
Yoshiji Aoyama
佳司 青山
Tomoaki Yasue
知明 安江
Isao Mori
意佐央 森
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インラインフィルタの交換周期を大幅に改善
することが出来、安定した連続測定が可能となるオンラ
イン分析装置を提供する。 【解決手段】 計量管で計測したサンプルを溶離液によ
りインラインフィルタを介して分離カラムに注入し、分
離した分析対象を検出する検出器からなるオンライン分
析装置において、分析後にインラインフィルタに前記サ
ンプルの通過方向と逆方向から前記溶離液を送液する洗
浄手段を具備した事を特徴とする分析装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インラインフィル
タの交換周期を大幅に改善することが出来、安定した連
続測定が可能となるオンライン分析装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来より一般に使用されている
従来例の要部構成説明図である。図において一点鎖線A
で囲った部分はサンプル前処理部であり、サンプルを導
入する仕切弁1、このサンプルを濾過する砂濾過器2、
砂濾過器2により濾過されたサンプルを濾過する中空糸
膜フィルタ3、洗浄水を導入する減圧弁4、洗浄水を濾
過する中空糸膜フィルタ3a、仕切弁5、サンプルと洗
浄水の流れ方向を切換える第1切換弁6等により構成さ
れている。
【0003】一点鎖線Bで囲った部分は分析部であり、
サンプルと第1タンク11に貯留した標準液を切換える
第2切換弁10、この第2切換弁10からのサンプル若
しくは標準液を第1サンプル弁13に送出するサンプル
ポンプ14a、第3タンク15に貯留された溶離液を第
1サンプル弁13を介してインラインフィルタ16に送
出する溶離液ポンプ14cと1点鎖線で囲った恒温槽2
1から構成されている。
【0004】なお、恒温槽21には分離カラム22、分
析計23等が収納されている。30は排水管であり、a
〜d点から排出されるサンプル,標準液,溶離液を排出
する。また、仕切弁5及び切換弁6,10、第1サンプ
ル弁13の動作はプログラマブルコントローラ(図示せ
ず)により制御されている。
【0005】上記の構成において、サンプル前処理部A
の第1切換弁6は通常モードではサンプルのみを分析部
B側に通過させている。そして、所定時間経過ごとに行
われる逆洗モードでは、仕切弁5を開として中空糸膜フ
ィルタ3aを介して洗浄水を導入し、第1切換弁6,中
空糸膜フィルタ3を介して砂濾過器2側に逆流させて中
空糸膜フィルタ3付着した固形物を逆洗浄する。同時に
バルブBV2からも洗浄水を導入し、砂濾過器2も逆洗
浄する。
【0006】分析部B側の第1サンプル弁13は通常
(点線で示す)は砂濾過器2で濾過されたサンプルをサ
ンプルポンプ14aを介して通過させるようになってお
り、サンプルはサンプル弁13の5→6の経路を経て排
水bされている。
【0007】サンプル採取モードにおいては、第1サン
プル弁13の弁が(実線側に)切換えられて、サンプル
は5→4→計量管13a→1→6を経て排出bされる。
所定時間経過後、第1サンプル弁13が点線の通路に切
換わるとサンプルは溶離液に搬送されて第1サンプル弁
13の3→4→計量管13→1→2→インラインフィル
タ16を経て分離カラム22を含む分析計23を経て排
出aされている。
【0008】この時、溶離液は計量管13に計量された
測定成分を分離カラム22側に搬送し分析計23で分析
される。なお、校正モードにおいては第2切換弁10は
サンプルの代わりに標準液を流すようにされて上述の手
順で校正が行なわれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】分析計23へ送液する
試料は、懸濁物質を0.45〜2μm程度以下まで除去する必
要がある。従来は、分析計23に送液する試料に対し
て、 (1)前処理装置内にある精密フィルタで懸濁物質を濾
過する。
【0010】(2)分析計23の前にインラインフィル
タを設けて、懸濁物質を濾過する。などの方法が採用さ
れている。懸濁物質の多い試料には、前処理装置を付加
し、懸濁物質の少ない試料には、インラインフィルタで
対応している。
【0011】前記(1)の場合、分析周期ごとに、前処
理装置内のチューブや精密フィルタの容量を含めて試料
を濾過する必要がある。この場合は、分析に必要な量
(通常10〜100μl)に比べ、多量の試料を濾過しなけれ
ばならない。
【0012】一方、前記(2)の場合、インラインフィ
ルタは分析計23の直前につけられているため、試料は
分析に必要な量だけ濾過される。しかし、インラインフ
ィルタへ懸濁物質が堆積した場合、試料汚染の可能性が
ある。また、汚染を避けるためには、頻繁にインライン
フィルタを交換しなければならない。
【0013】本発明の目的は、上記の課題を解決するも
ので、インラインフィルタの交換周期を大幅に改善する
ことが出来、安定した連続測定が可能となるオンライン
分析装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、請求項1においては、計量管で計測したサ
ンプルを溶離液によりインラインフィルタを介して分離
カラムに注入し、分離した分析対象を検出する検出器か
らなるオンライン分析装置において、分析後にインライ
ンフィルタに前記サンプルの通過方向と逆方向から前記
溶離液を送液する洗浄手段を具備した事を特徴とする。
【0015】本発明の請求項2においては、請求項1記
載のオンライン分析装置において、前記洗浄手段とし
て、溶離液を送液する逆洗浄ポンプと、この逆洗浄ポン
プとインラインフィルタとの間に設けられ分析後に前記
逆洗浄ポンプによりインラインフィルタに前記サンプル
の通過方向と逆方向から前記溶離液を送液するように切
換える切換弁とを具備した事を特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明の一実施例の要部構成説明図で
ある。図において、図2と同一記号の構成は同一機能を
表す。
【0017】また、装置の動作が、プログラマブルコン
トローラ(図示せず)により制御されることも、従来と
同様なので、ここでの説明は省略する。以下、図2と相
違部分のみ説明する。
【0018】図において、31は、分析後にインライン
フィルタ16に、サンプルの通過方向と逆方向から、溶
離液を送液する洗浄手段である。
【0019】この場合は、洗浄手段31として、溶離液
を送液する逆洗浄ポンプ32と、この逆洗浄ポンプ32
とインラインフィルタ16との間に設けられ、分析後
に、逆洗浄ポンプ32によりインラインフィルタ16
に、サンプルの通過方向と逆方向から、溶離液を送液す
るように切換える切換弁33とを有する。
【0020】以上の構成において、 (1)サンプルが計量管13aに送られ、微小量サンプ
ルが計量管13aにより計量される。 (2)第1サンプル弁13と切換弁33の流路が切換え
られる。
【0021】(3)溶離液ポンプ14cが動作し、溶離
液が送液され、計量管13a内のサンプルが溶離液によ
り押し出される。 (4)押し出されたサンプルは切換弁33の3に入り、
4から出て、インラインフィルタ16を通過し、インラ
インフィルタ16により濾過される。その後、1に入
り,2から出て、分離カラム22に送液され、成分が分
析される。
【0022】(5)切換バルブ33はサンプル通過後、
流路が切り替えられる。 (6)逆洗浄ポンプ32が運転され、サンプルが通過し
た方向と逆方向から、溶離液が送液され、インラインフ
ィルタ16に堆積された懸濁物質が除去される。以上の
(1)〜(6)の動作が繰り返えされる。
【0023】この結果、 (1)毎測定ごとにインラインフィルタ16を洗浄する
ことで、インラインフィルタの交換周期を大幅に改善す
ることができるオンライン分析装置が得られる。
【0024】(2)洗浄液にも溶離液を用いることで、
図2に示す如く、分析計23のベースラインの乱れ等が
図2(a)から図2(b)に改善され、安定した連続測
定が可能となるオンライン分析装置が得られる。 (3)洗浄手段31として、逆洗浄ポン32プと切換弁
33とで構成したので、簡潔な構成に成り、安価なオン
ライン分析装置が得られる。
【0025】なを、前述の実施例においては、クロマト
グラフ装置(ガス、イオン、液体)について説明した
が、これに限る事は無く、たとえば、フォローインジェ
クション装置等でも良く、要するに、微量サンプルによ
る分析計で切換バルブによる計量機構を有するものであ
れば良い。
【0026】なお、以上の説明は、本発明の説明および
例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎな
い。したがって本発明は、上記実施例に限定されること
なく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、
変形をも含むものである。
【0027】
【発明の効果】以上実施例と共に具体的に説明したよう
に、本発明の請求項1によれば、次のような効果があ
る。 (1)毎測定ごとにインラインフィルタを洗浄すること
で、インラインフィルタの交換周期を大幅に改善するこ
とができるオンライン分析装置が得られる。 (2)洗浄液にも溶離液を用いることで、検出器のベー
スラインの乱れ等がなく、安定した連続測定が可能とな
るオンライン分析装置が得られる。
【0028】本発明の請求項2によれば、次のような効
果がある。洗浄手段として、逆洗浄ポンプと切換弁とで
構成したので、簡潔な構成に成り、安価なオンライン分
析装置が得られる。
【0029】従って、本発明によれば、インラインフィ
ルタの交換周期を大幅に改善することが出来、安定した
連続測定が可能となるオンライン分析装置を実現するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】図1の効果説明図である。
【図3】従来より一般に使用されている従来例の要部構
成説明図である。
【符号の説明】
1 仕切弁 2 砂濾過器 3 中空糸膜フィルタ 3a 中空糸膜フィルタ 4 仕切弁 5 仕切弁 6 第1切換弁 10 第2切換弁 11 第1タンク 13 第1サンプル弁 13a 計量管 14a サンプルポンプ 14c 溶離液ポンプ 15 第3タンク 16 インラインフィルタ 21 恒温槽 22 分離カラム 23 分析計 31 洗浄手段 32 逆洗浄ポンプ 33 切換弁 A サンプル前処理部 B 分析部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 意佐央 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計量管で計測したサンプルを溶離液により
    インラインフィルタを介して分離カラムに注入し、分離
    した分析対象を検出する検出器からなるオンライン分析
    装置において、 分析後にインラインフィルタに前記サンプルの通過方向
    と逆方向から前記溶離液を送液する洗浄手段を具備した
    事を特徴とする分析装置。
  2. 【請求項2】前記洗浄手段として、 溶離液を送液する逆洗浄ポンプと、 この逆洗浄ポンプとインラインフィルタとの間に設けら
    れ分析後に前記逆洗浄ポンプによりインラインフィルタ
    に前記サンプルの通過方向と逆方向から前記溶離液を送
    液するように切換える切換弁とを具備した事を特徴とす
    る分析装置。
JP2002001409A 2002-01-08 2002-01-08 オンライン分析装置 Withdrawn JP2003202331A (ja)

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