JP2003176762A - 燃料噴射エンジンの燃料ホース取付構造 - Google Patents

燃料噴射エンジンの燃料ホース取付構造

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JP2003176762A JP2002261136A JP2002261136A JP2003176762A JP 2003176762 A JP2003176762 A JP 2003176762A JP 2002261136 A JP2002261136 A JP 2002261136A JP 2002261136 A JP2002261136 A JP 2002261136A JP 2003176762 A JP2003176762 A JP 2003176762A
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hose
engine
fuel hose
body frame
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JP2002261136A
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Masashi Kataoka
政士 片岡
Akimitsu Takeuchi
昭光 竹内
Takeshi Sugitani
剛 杉谷
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Yamaha Motor Co Ltd
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  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイングユニット式の燃料噴射エンジンにお
いて燃料ホースの接続部の信頼性を高めた燃料ホース取
付構造を提供する。 【解決手段】 インジェクタを備えた燃料噴射エンジン
を、後輪に連結された減速機とともに一体化してエンジ
ンユニットを形成し、該エンジンユニットを車体フレー
ム34に枢着して該エンジンユニットを後輪とともに車
体に対して枢動可能に取付け、車体フレーム34に燃料
タンク10を設け、該燃料タンク10と前記インジェク
タとを燃料ホース62で接続した自動二輪車の燃料ホー
ス取付構造において、前記燃料ホース62の中途部を車
体フレーム34に固定する一方、前記燃料ホース62の
車体フレーム34への固定部(例えばスティ63)と前
記インジェクタとの間の燃料ホース62を前記エンジン
ユニットの揺動動作に応じて弾性変形可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイングユニット
式燃料噴射エンジンの燃料ホース取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】スクータ等の小型自動二輪車において、
スイングユニット式エンジンが用いられている。このス
イングユニット式エンジンは、エンジンのクランクケー
スと減速機ケースを一体結合してエンジンユニットを形
成し、減速機に後輪を連結するとともにダンパーを介し
て車体フレームに揺動可能に取付け、エンジンユニット
の前部をピボットを介して車体フレームに枢着した構成
である。これにより、エンジンユニットは後輪とともに
ピボットを中心にある角度範囲内で回転可能となり車体
フレームに対し揺動して走行中の振動を吸収する。
【0003】このようなスイングユニット式エンジン
は、例えば、特許文献1に記載されている。
【0004】このような小型自動二輪車のスイングユニ
ット式エンジンとしては、気化器あるいはインジェクタ
を備えた2サイクルエンジン又は4サイクルエンジンを
用いることができる。
【0005】このエンジンの吸気系において、吸気通路
端部にエアクリーナが設けられ、エアクリーナを通して
外気が導入される。吸気通路の途中に吸気通路の一部を
構成するスロットルボディが接続される。スロットルボ
ディ内にスロットルバルブが設けられ吸気量を制御す
る。例えば燃料噴射式4サイクルエンジンの場合、スロ
ットルボディの下流側の吸気通路に臨んでインジェクタ
が設けられ、燃料を噴射する。燃料を噴射され混合気と
なった吸気は、吸気マニホルドを通り吸気通路の下流側
端部の吸気バルブを介してエンジン燃焼室に吸引され
る。多気筒エンジンの場合は、各気筒に対応した吸気マ
ニホルドにインジェクタが備わる。
【0006】この燃料噴射式のエンジンは、吸気通路上
にインジェクタを備え、燃料タンクの燃料を燃料ポンプ
により高圧にして燃料ホースを介してインジェクタに供
給する。燃料ホースは硬質の樹脂製であり、燃料タンク
とインジェクタとを連結するとともに、インジェクタ近
傍で戻り配管が分岐して燃料タンクに連通する。インジ
ェクタ近傍の燃料ホース分岐部の戻り配管上に圧力レギ
ュレータが備わる。燃料は圧力レギュレータで所定の圧
力に維持されてインジェクタに供給され、余分な燃料が
戻り配管を通して燃料タンクに戻される。このような燃
料配管構造は、従来より4輪自動車の燃料噴射エンジン
に用いられている。
【0007】インジェクタから噴射される燃料は、車体
フレームに固定された燃料タンクから同じく車体フレー
ムに固定された燃料ポンプにより燃料ホースを介してイ
ンジェクタに送られる。燃料噴射エンジンにおいては、
高圧燃料が送られるため、燃料ホースは、高圧に耐える
ように比較的硬度が大きく且つある程度弾性を有する樹
脂材料で構成される。このような燃料ホースをエンジン
周りの車体フレームや周辺部品を避けるように曲げて弾
性変形させながら配設する。したがって、燃料ホースの
接続部には燃料ホースの弾性変形に伴う弾性力が初期荷
重として作用する。
【0008】
【特許文献1】特開2001−48081号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、小型ス
クータ等においては、エンジン周りのスペースが狭く、
また小型軽量化のために、接続部分の部材を大きくして
強度を高めることができない。このため、燃料ホースの
初期荷重の弾性力により、長期使用に伴い接続の信頼性
が徐々に低下するおそれが生じる。特に、スイングユニ
ット式の燃料噴射エンジンにおいては、エンジンととも
にインジェクタが揺動するため、これに接続された燃料
ホースも揺動し、初期荷重に加えてさらに揺動変形に伴
う応力が燃料ホースの接続部に作用する。このため、接
続の信頼性低下のおそれがさらに高まる。
【0010】また、スイングユニット式エンジンを備え
た小型自動二輪車は、4輪自動車に比べエンジン周りの
スペースが限られ、燃料配管レイアウトに対する制約が
大きく、またエンジン自体が車体に対して揺動するため
(小型スクータにおいて車体に対して8〜10cm程
度)、従来の4輪自動車の燃料配管構造をそのまま用い
ることはできない。
【0011】本発明は上記従来技術を考慮したものであ
って、スイングユニット式の燃料噴射エンジンにおいて
燃料ホースの接続部の信頼性を高めた燃料ホース取付構
造の提供を目的とする。
【0012】本発明は、特にスペース的に制約の大きい
スイングユニット式の燃料噴射エンジンを備えた自動二
輪車に適用すれば、シンプルな構成でエンジン揺動に対
処できる燃料配管構造が得られる。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、インジェクタを備えた燃料噴射エンジ
ンを、後輪に連結された減速機とともに一体化してエン
ジンユニットを形成し、該エンジンユニットを車体フレ
ームに枢着して該エンジンユニットを後輪とともに車体
に対して枢動可能に取付け、車体フレームに燃料タンク
を設け、該燃料タンクと前記インジェクタとを燃料ホー
スで接続した自動二輪車の燃料ホース取付構造におい
て、前記燃料ホースの中途部を車体フレームに固定する
一方、前記燃料ホースの車体フレームへの固定部と前記
インジェクタとの間の燃料ホースを前記エンジンユニッ
トの揺動動作に応じて弾性変形可能に構成したことを特
徴とする自動二輪車の燃料ホース取付構造を提供する。
【0014】この構成によれば、エンジンに備わるイン
ジェクタがエンジンとともに揺動するのに伴い、このイ
ンジェクタに接続された燃料ホースが揺動するとき、こ
の揺動する燃料ホースの中途部が車体フレームに固定さ
れるため、この固定部と、同じく車体フレームに設けら
れた燃料タンクとの間の燃料ホースは固定状態に保持さ
れ揺動しなくなる。したがって、揺動による燃料タンク
との接続部に対する影響がなくなり応力が作用しなくな
って、燃料タンクに対する接続の信頼性が高まる。これ
とともに、固定部からインジェクタ側の燃料ホースにつ
いては、エンジンの揺動に追従して弾性変形するため、
揺動変形による応力が吸収されインジェクタとの接続部
に対する応力はほとんど作用しなくなり、インジェクタ
に対する接続の信頼性が高まる。
【0015】この場合、燃料ホースの中途部を車体フレ
ームに固定するとともに、さらにインジェクタ接続部近
傍の燃料ホースを、例えばインジェクタ近傍の吸気管等
のエンジン側に固定しておけば、インジェクタへの燃料
ホースの接続部がエンジン及びインジェクタとともに揺
動するため、揺動による接続部に対する応力が作用せ
ず、インジェクタとの接続の信頼性がさらに高まる。
【0016】好ましい構成例では、前記燃料タンクとイ
ンジェクタ間は1本の燃料ホースのみで接続されている
ことを特徴としている。
【0017】この構成によれば、燃料タンクからインジ
ェクタに燃料を供給する単一の燃料ホースを用いて戻り
配管を備えないリターンレス構造の燃料配管系を構成す
ることにより、配管本数が減って構成が簡素化し、特に
スペース的に制約の大きいスイングユニット式エンジン
においてシンプルな配管レイアウトが得られ組立て作業
が容易にできる。
【0018】さらに好ましい構成例では、前記燃料タン
ク内に燃料ポンプと圧力レギュレータとを設けたことを
特徴としている。
【0019】この構成によれば、燃料配管系に必要な燃
料ポンプ及び圧力レギュレータが燃料タンク内に収納さ
れるため、スペースが有効に利用され、エンジン周りの
狭いスペースでの構成や部品レイアウトが簡素化する。
【0020】さらに好ましい構成例においては、前記燃
料タンクの上面に段差状の窪み部を形成し、この窪み部
に形成した挿通孔を挿通して燃料ポンプを前記燃料タン
ク内に配設する一方、前記燃料ホースの一部を前記窪み
部に配設したことを特徴としている。
【0021】この構成によれば、燃料タンク上面の段差
状の窪み部に挿通孔が形成され、この挿通孔を通して燃
料ポンプが燃料タンク内に配設されるため、組立てやメ
ンテナンス時の出し入れが容易にできるとともに、燃料
ポンプ上面のカプラ等の部品を窪み部内に収めて燃料タ
ンク上面や側面に突出させずにコンパクトな構成が得ら
れる。これとともに、燃料ホースの一部、例えばカプラ
に繋がる接続端部が段差状の窪み部に配設されるため、
燃料ホースを燃料タンク上面に突出させずに簡素なレイ
アウトで燃料タンク側方に引き出すことができる。
【0022】さらに好ましい構成例では、前記燃料ホー
スはゴム製であることを特徴としている。
【0023】この構成によれば、可撓性の大きいゴム製
の燃料ホースを用いることにより、車体フレームに対し
大きく揺動するスイングユニット式エンジンの揺動動作
に追従して配管系に作用する応力を吸収し、配管や他の
部材の保護が図られるとともに円滑な燃料供給動作が維
持される。
【0024】この場合、特に、高圧に耐える高圧用ゴム
製の成形ホースとすれば、柔軟性が得られるだけでな
く、配管レイアウトに沿って予め成形しておくことによ
り、燃料ホース配設時のホース変形による接続部への初
期荷重が小さくなり、また揺動変形による接続部への応
力が軽減される。これにより、燃料ホース接続部の接続
の信頼性がさらに高まる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図1は本発明が適用される小
型自動二輪車の外観図である。
【0026】車体1は、前部にハンドル2を有し、ハン
ドル2はヘッドパイプ3を挿通するステアリング軸4を
介して前輪5に連結される。ヘッドパイプ3に車体フレ
ーム6が結合される。車体フレーム6は車体全体のフレ
ーム構造を形成する。車体前部はカウリング7で覆われ
る。車体1は、車体フレーム6の外側から車体カバー8
で覆われる。車体中央にシート9が備わり、その下側に
燃料タンク10が設けられ、その後方にヘルメットボッ
クス(物入れ)11が備わる。燃料タンク10は不図示
の燃料ホースを介してインジェクタ(不図示)に燃料を
供給する。燃料タンク10の上部にブリーザホース12
の一端が接続されその他端はキャニスタ13に接続され
る。キャニスタ13はパージホース14を介して吸気系
(例えばスロットルボディ)に連結される。不図示の右
側ハンドル部分のスロットルグリップ(又はレバー)に
スロットルワイヤ15が装着され吸気系のスロットルバ
ルブに連結される。同じくハンドル部分のブレーキレバ
ー(不図示)にブレーキケーブル16が装着され後輪1
7のブレーキカムシャフト18に連結される。
【0027】車体中央部の車体フレーム6にエンジンユ
ニット19が取付けられる。エンジンユニット19は、
エンジン(不図示)とそのクランクケース(不図示)に
一体結合された減速機24からなる。このエンジンユニ
ット19は、エンジンブラケット20を介して車体フレ
ーム6の一部を構成する下部車体フレーム部材21に対
しピボット22廻りに回転可能に懸架される。このエン
ジンユニット19の後部に後輪17が連結されるととも
にダンパー23の下端が枢着される。ダンパー23の上
端は車体フレーム6の一部を構成する後部車体フレーム
(不図示)に枢着される。これにより、エンジンユニッ
ト19は後輪17とともにピボット22廻りに揺動可能
となり、スイングユニット式エンジンが形成される。
【0028】減速機24の上側にエアクリーナ25が備
わる。エアクリーナ25の前部に外気取入用開口25a
が開口し、この開口を覆って車体カバー8の内側にゴム
あるいは樹脂からなる防塵カバー26が設けられる。2
7はスタンド、28はキックレバーである。
【0029】図2及び図3はそれぞれ、上記本発明に係
る燃料噴射エンジンを備えた自動二輪車の要部を示す側
面図及び平面図である。また、図4はその吸気系部分の
拡大図である。
【0030】燃料タンク10の下方にエンジン29が備
わる。このエンジン29は、燃料噴射インジェクタを備
えた4サイクル単気筒エンジンである。エンジン29の
クランクケース(不図示)は例えばVベルト式の無段減
速機構からなる減速機24と一体結合され全体でスイン
グユニットエンジン形式のエンジンユニット19を構成
する。減速機24の前部にダクト30が接続されその開
放端部30aから外気を吸引して減速機5内に供給し内
部を冷却する。減速機24の後部出力軸(不図示)は後
輪17の車軸に連結される。
【0031】このスイングユニットエンジン形式のエン
ジンユニット19の前部にエンジンブラケット20が一
体結合される。このエンジンブラケット20に軸31を
介してリンクプレート32が枢着される。リンクプレー
ト32はピボット22を介して下部車体フレーム部材2
1に回転可能に取付けられる。
【0032】エンジンユニット19の後部にダンパー
(ショックアブソーバ)23が備わる。ダンパー23
は、その上端33が後部車体フレーム部材34に枢着さ
れ、下端35がエンジンユニット19の後端部のブラケ
ット36に枢着される。これにより、エンジンユニット
19はその前側のピボット22を中心に車体フレームに
対し揺動可能に装着される。図4に示すように、エンジ
ン29のシリンダ37はほぼ水平近くまで前傾してい
る。クランク軸38は、前述のピボット22を中心にエ
ンジンブラケット20(図2)の軸31とともの矢印D
のように揺動する。
【0033】エンジン29の吸気側にはシリンダヘッド
の吸気ポート(不図示)に連通する吸気マニホルド39
及びこれに接続する吸気管40(図3、図4)が備わ
り、排気側には排気管41(図3)が接続される。吸気
管40は屈曲したエルボ状の吸気管であり、図4に示す
ように、樹脂の断熱材42を介して相互にフランジ43
を突き合せ、2本のボルト44により固定される。45
は動弁カムの整備用カバーである。エンジン29には水
温センサ46(図3、図4)が設けられる。水温センサ
46の検出出力信号は、水温信号ケーブル89(図3)
及びワイヤハーネス72を介してエンジン制御ユニット
47(図3)に送られる。エンジン制御ユニット47に
はさらに後述の吸気温センサ及び吸気圧センサの検出信
号ケーブル(不図示)がワイヤハーネス72を介して接
続され、これらの検出データに基づいてスロットルバル
ブ(不図示)を開閉制御する。
【0034】吸気マニホルド39には前述の屈曲したエ
ルボ状吸気管40を介してスロットルボディ48が接続
される。スロットルボディ48は、ジョイント49を介
してエアクリーナ25に接続される。吸気管40にイン
ジェクタ50が装着される。
【0035】スロットルボディ48内にはスロットルバ
ルブ(不図示)が装着されるとともに、その上流側にダ
イヤフラム式サクションピストン51が装着される。こ
のサクションピストン51は、後述のように、そのダイ
ヤフラム室52がスロットルボディ48の上側に設けら
れ、このダイヤフラム室52に大気を導入する大気通路
53の大気取入口(大気開放端部)54がスロットルボ
ディ48の下側に設けられる。スロットルバルブの弁軸
には、リンク55を介して不図示のスロットルレバー又
はスロットルグリップ等に連結されたスロットルワイヤ
15が接続される。
【0036】エアクリーナ25前部の空気取入用開口部
25aはゴム又は樹脂等からなる防塵カバー26(図1
の一点鎖線)で覆われる。この防塵カバー26の外側に
さらに車体カバーが取付けられる。サクションピストン
51の大気取入口54はこの防塵カバー26の内側に開
口する。
【0037】サクションピストン51に隣接してスロッ
トルボディ48にヒータ式ワックスタイプのオートチョ
ーク56および吸気圧センサ57が備わる(図3)。オ
ートチョーク56は、スロットルバルブの上流側と下流
側とを連通するバイパス管(不図示)を開閉する。吸気
圧センサ57は負圧ホース58(図4)を介して吸気マ
ニホルド39又は吸気管40に連通する。エアクリーナ
25内に吸気温センサ59(図3)が備わる。
【0038】なお、吸気圧センサ57は吸気マニホルド
近傍に設けてもよい。また、リンク55と反対側のスロ
ットルバルブの弁軸にスロットル位置センサ(不図示)
を設けてもよい。この場合、オートチョーク56は、ス
ロットル位置センサと干渉しないようにスロットルバル
ブより上流側に設けられる。
【0039】燃料タンク10は、その前側下部がブラケ
ット60を介して左右の車体フレーム部材61に固定さ
れる。燃料タンク10の後方から燃料ホース62が引出
され、インジェクタ50に燃料を供給する。燃料ホース
62はスティ63(図2、図4)を介して後部車体フレ
ーム部材34に固定される。64(図2)はオーバーフ
ローパイプである。65(図3)はバッテリ、66(図
3)は冷却水のリカバリータンクを示す。車体中央部右
側に、図3に示すように、排気ガス浄化用の二次空気導
入システム86が備わる。この二次空気導入システム8
6は負圧ホース87を介して吸気マニホルドに連通し、
吸気負圧に応じてエアホース88を介して外気を触媒
(不図示)に供給して排気ガスを再燃焼させる。
【0040】エアクリーナ25には、図2に示すよう
に、ブローバイガスホース90が接続される。このブロ
ーバイガスホース90は、エンジン29のクランクケー
ス(不図示)に通じるカムチェーン室(不図示)に連通
し、エンジンのクランクケース内等の圧力上昇によるオ
イルシール脱落やロス馬力を防止する。このブローバイ
ガスホース90は、エアクリーナ内のエレメント通過後
のクリーンサイドに接続され、ブローバイガスは再度燃
焼室に導入される。
【0041】図5は、本発明に係る燃料タンクの構成図
である。燃料タンク10内に燃料107が収容される。
108はフロート式の燃料ゲージである。燃料タンク1
0内に燃料ポンプ109が備わり、フィルター110を
介して燃料107を吸上げる。燃料ポンプ109は圧力
レギュレータ111とともにインタンク式のポンプユニ
ット112を構成し、円板状の蓋113を介して複数本
のボルト114により燃料タンク10に固定される。蓋
113の上面側に電気配線のためのカプラ115が備わ
る。ポンプユニット112の吐出口116にゴム製の燃
料ホース62が嵌め込まれる。燃料タンク10は、その
後部側に高さが低くなった段差状の窪み部117が形成
される。この窪み部117に挿通孔213が形成され
る。燃料ポンプ109が取付けられたポンプユニット1
12の下側部分はこの挿通孔213を挿通して燃料タン
ク10内に配設される。
【0042】図6及び図7は、それぞれ図1の自動二輪
車の燃料タンク部分の上面図及び側面図である。
【0043】図6に示すように、燃料タンク10は、そ
の前部の左右がブラケット60を介して車体フレーム部
材61に固定され、後部がタンクフランジ118を介し
てボルト119によりそれぞれ左右の後部車体フレーム
部材34に固定される。燃料タンク10の後部に右側が
広く左側が狭い窪み部117が形成され、この窪み部1
17の右側部分にインタンクポンプユニット112がキ
ャップ113を介して6本のボルト114により固定さ
れる。キャップ113の上面のカプラ115はケーブル
120を介してエンジン制御ユニット47(図3)に接
続される。燃料ホース62は、窪み部117の左側部分
(狭い部分)を通って下側に屈曲し、インジェクタ50
(図7参照)に接続される。燃料ホース62は、後部車
体フレーム部材34に固定されたスティ63に保持され
る(後述)。燃料タンク10の後方には、サクションピ
ストン51やバッテリ65が配設されている。
【0044】燃料タンク10の前部に、フィラーカバー
121で囲まれた燃料注入口122が設けられキャップ
123で塞がれる。燃料タンク10の上部から取出され
たブリーザホース12は、ロールオーバーバルブ124
を介して(図7参照)キャニスタ13に連通する。キャ
ニスタ13は、パージホース14を介してスロットルボ
ディ48に連通する。フィラーカバー121にオーバー
フローパイプ64が接続される。
【0045】この実施例の自動二輪車の燃料配管系はリ
ターンレス配管であり、図7に示すように、インジェク
タ50には燃料ホース62のみが接続され戻り配管は接
続されていない。したがって、サクションピストン48
やバッテリ65等により狭められた燃料タンク10の後
方のエンジン周りの狭いスペースに効率的に配管系を配
設できる。この燃料ホース62は可撓性の大きい柔軟な
ゴム製である。
【0046】燃料ホース62は、高圧用ゴム製の成形ホ
ースで構成することが好ましい。高圧用ゴムホース材料
の成形加工により、予め設定された部品配置に応じて燃
料ホース62のレイアウトを定め、そのレイアウトの形
状に燃料ホース62を形成しておくことができる。これ
により、燃料ホースを配設したときに他の部品に当って
初期荷重を大きくしたり、揺動に伴って外力を付与した
り擦れて劣化したりすることがなくなる。また、燃料ホ
ースの弾性による接続部分の緩みや無理な取付けによる
捩れ等の発生を抑え、狭いスペース内に部品が入り組ん
だ場所で他の部品とのクリアランスを確保してコンパク
トな構成で信頼性の高い接続が達成される。
【0047】図8は図1の自動二輪車の車体フレーム全
体の側面図であり、図9はその要部上面図である。車体
フレーム139は、車体前部のヘッドパイプ3に固着さ
れた中央のダウンチューブ139と、このダウンチュー
ブ139の左右両側に設けた前部車体フレーム部材14
0と、左右の前部車体フレーム部材140にエルボフレ
ーム145を介して連続する後部車体フレーム部材34
とにより構成される。左右の後部車体フレーム部材34
間にクロスメンバー142が設けられる。このクロスメ
ンバー142の途中にバッテリブラケット143が固着
され、バッテリ65(図3、図6参照)が搭載される。
車体左側の後部車体フレーム部材34の後部下側にダン
パーブラケット144が固着され、ダンパー23(図2
参照)の上端33(図2参照)が枢着されるダンパー取
付孔33aが設けられる。
【0048】ダウンチューブ139の中間部とその斜め
後方の左右の各後部車体フレーム部材34との間に車体
フレーム部材61が設けられ、この車体フレーム部材6
1にブラケット60が固着される。左右のブラケット6
0の上端部間を連結して支持部材141が設けられる。
この支持部材141上に、燃料タンク前部のタンクフラ
ンジ118(図6、図7参照)が支持され、ボルト孔1
46を通して2本のボルト148(図8)で固定され
る。左右の後部車体フレーム部材34には、それぞれ断
面コ字状のスティ63が固着される。この左右の各ステ
ィ63上に、タンクフランジ118の左右後部がそれぞ
れ支持され、ボルト孔147を通してボルト119(図
6、図7参照)により固定される。
【0049】タンクフランジ118の後部左隅に切欠き
118aが形成される。この切欠き118aを通して燃
料ホース62が配設される。燃料ホース62は、後述の
ように、ホルダー150(図11)によりクランプされ
ボルト149でスティ63に固定保持される。
【0050】図10は、燃料タンク10の斜視図であ
る。燃料タンク10は上下2分割構成であり、上下分割
体のそれぞれの周囲にフランジを有し、フランジ同士を
接合してタンクフランジ118が形成される。燃料タン
ク10の上側分割体(タンクフランジ118より上側部
分)の後部に、前述のように窪み部117が形成され
る。この窪み部117の右側部分にポンプユニット11
2が装着される。ポンプユニット112の上面に突出す
るカプラ115等の部品の頂部が燃料タンク10の上面
より突出しないように窪み部117の深さ(フランジ面
からの高さ)が定められる。この窪み部117の深さは
部品の高さに応じ、フランジ面とほぼ同じ又はこれより
幾分高くなる。
【0051】ポンプユニット112の吐出口116に燃
料ホース62が差込まれ、バンド152で固定される。
前述のように成形加工された高圧用ゴムからなる燃料ホ
ース62は、窪み部117を渡って配設され、フランジ
118の切欠き118aを通して燃料タンク下部へ配設
されインジェクタ50(図7参照)に接続される。この
切欠き118aに隣接した部分の燃料ホース62にグロ
メット153が装着され、後述のようにスティ63(図
8、図9)に保持される。このグロメット153からポ
ンプユニット112側の燃料ホース62は、燃料タンク
10が固定された車体フレーム138(図8)に対しリ
ジッドに固定された固定ホース部62aとなる。グロメ
ット153から下側の燃料ホース62は、インジェクタ
とともに揺動する揺動ホース部62bとなる。
【0052】燃料タンク10の底面の後部中央付近から
左側部分に凹部154が形成される。この凹部154内
にインジェクタ50(図7)及び水温センサ46(図
3)が揺動によるクリアランスを確保して配設される。
151は、ブリーザホース12が接続されるブリーザパ
イプである。
【0053】図11は、燃料ホース62の中途部の車体
フレームに対する固定部の詳細断面図である。燃料ホー
ス62にグロメット153が装着される(図10参
照)。このグロメット153の周囲からホルダー150
が装着され、ボルト149でコ字状断面のスティ63の
車体内側の側面に固定される。スティ63はコ字の開口
縁部を下にして溶接により後部車体フレーム部材34に
接合されている。155は、スティ63の内面に固着さ
れたプロジェクションナットである。これらのスティ6
3、ボルト149、ホルダー150、グロメット153
及びプロジェクションナット155により、燃料ホース
62を車体フレーム138に固定保持する。
【0054】なお、このようなスティ63に代えて、プ
ラスチック製あるいは金属製のバンド等を介して燃料ホ
ースの中途部を車体フレームに固定してもよい。
【0055】また、燃料ホースを車体フレームに固定す
る場合、バンド等により車体フレームに直接固定しても
よいし、あるいはスティやブラケット等の取付片を車体
フレームに溶着等で固定し、この取付片に対し燃料ホー
スを固定してもよい。
【0056】図12は、リターンレス配管構造における
燃料ホースの材質がゴムの場合と従来の硬質ナイロン樹
脂の場合のホース内圧力(インジェクタによる噴射圧力
の反作用によるホース内の圧力変化)を示すグラフであ
る。aはナイロン樹脂の場合、bはゴムの場合を示す。
グラフから分かるように、ナイロン樹脂の場合は、ばら
つきが大きくホース内圧力の振動が減衰しないうちに次
の噴射が起こる。これに対しゴムの場合には、ばらつき
が小さく振動が直ちに減衰して安定した圧力となる。し
たがって、ゴム製の燃料ホースの場合には、エンジンに
対し安定した圧力で燃料を噴射することができるととも
に圧力のばらつきや振動の影響を抑制でき、A/Fのば
らつきが減るので排ガス性能、エンジン性能にばらつき
がなくなり、精度の高い燃料噴射制御が行われる。
【0057】図13は、本発明の別の実施例に係る燃料
噴射エンジンの燃料ホース取付け構造部分の外観図であ
り、図14はその要部拡大図である。図示したように、
燃料タンク10に備わるインタンク式のポンプユニット
112の吐出口116に燃料ホース62の端部が接続さ
れる。燃料ホース62の他端部は吸気マニホルド39に
設けたインジェクタ50に接続される。このインジェク
タ50との接続部近傍の燃料ホース62にホースブラケ
ット210が装着される。このホースブラケット210
は、燃料ホース62を保持した状態で、2本のボルト2
11により吸気マニホルド39に突設された2本のボス
212に固定される。これにより、燃料ホース62がエ
ンジンの吸気通路を構成する吸気マニホルド39に固定
保持される。
【0058】なお、この場合、燃料ホース62の中間部
を前述の実施例(図7)で示すように、スティ63を介
して又は他の方法で車体フレーム34に固定しておくこ
とが望ましい。
【0059】上記実施形態では、インジェクタ50を吸
気管40の吸気マニホルド39に設けているが、4サイ
クルエンジンにあってはシリンダヘッドに形成した吸気
通路に設けてもよく、また2サイクルエンジンにあって
はクランク室あるいは掃気ポートに設けてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、エン
ジンに備わるインジェクタがエンジンとともに揺動する
のに伴い、このインジェクタに接続された燃料ホースが
揺動するとき、この揺動する燃料ホースの中途部が車体
フレームに固定されるため、この固定部と、同じく車体
フレームに設けられた燃料タンクとの間の燃料ホースは
固定状態に保持され揺動しなくなる。したがって、揺動
による燃料タンクとの接続部に対する影響がなくなり応
力が作用しなくなって、燃料タンクに対する接続の信頼
性が高まる。これとともに、固定部からインジェクタ側
の燃料ホースについては、エンジンの揺動に追従して弾
性変形するため、揺動変形による応力が吸収されインジ
ェクタとの接続部に対する応力はほとんど作用しなくな
り、インジェクタに対する接続の信頼性が高まる。
【0061】この場合、インジェクタ接続部近傍の燃料
ホースを、例えばインジェクタ近傍の吸気管等のエンジ
ン側に固定しておけば、インジェクタへの燃料ホースの
接続部がエンジン及びインジェクタとともに揺動するた
め、揺動による接続部に対する応力が作用せず、インジ
ェクタとの接続の信頼性がさらに高まる。
【0062】また、前記燃料タンクとインジェクタ間は
1本の燃料ホースのみで接続されている構成にすれば、
燃料タンクからインジェクタに燃料を供給する単一の燃
料ホースを用いて戻り配管を備えないリターンレス構造
の燃料配管系を構成することにより、配管本数が減って
構成が簡素化し、特にスペース的に制約の大きいスイン
グユニット式エンジンにおいてシンプルな配管レイアウ
トが得られ組立て作業が容易にできる。
【0063】さらに、前記燃料タンク内に燃料ポンプと
圧力レギュレータとを設けた構成にすれば、燃料配管系
に必要な燃料ポンプ及び圧力レギュレータが燃料タンク
内に収納されるため、スペースが有効に利用され、エン
ジン周りの狭いスペースでの構成や部品レイアウトが簡
素化する。
【0064】さらに、前記燃料タンクの上面に段差状の
窪み部を形成し、この窪み部に形成した挿通孔を挿通し
て燃料ポンプを前記燃料タンク内に配設する一方、前記
燃料ホースの一部を前記窪み部に配設した構成にすれ
ば、燃料タンク上面の段差状の窪み部に挿通孔が形成さ
れ、この挿通孔を通して燃料ポンプが燃料タンク内に配
設されるため、組立てやメンテナンス時の出し入れが容
易にできるとともに、燃料ポンプ上面のカプラ等の部品
を窪み部内に収めて燃料タンク上面や側面に突出させず
にコンパクトな構成が得られる。これとともに、燃料ホ
ースの一部、例えばカプラに繋がる接続端部が段差状の
窪み部に配設されるため、燃料ホースを燃料タンク上面
に突出させずに簡素なレイアウトで燃料タンク側方に引
き出すことができる。
【0065】さらに、前記燃料ホースはゴム製である構
成にすれば、可撓性の大きいゴム製の燃料ホースを用い
ることにより、車体フレームに対し大きく揺動するスイ
ングユニット式エンジンの揺動動作に追従して配管系に
作用する応力を吸収し、配管や他の部材の保護が図られ
るとともに円滑な燃料供給動作が維持される。
【0066】この場合、特に、高圧に耐える高圧用ゴム
製の成形ホースとすれば、柔軟性が得られるだけでな
く、配管レイアウトに沿って予め成形しておくことによ
り、燃料ホース配設時のホース変形による接続部への初
期荷重が小さくなり、また揺動変形による接続部への応
力が軽減される。これにより、燃料ホース接続部の接続
の信頼性がさらに高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る小型自動二輪車の外観図。
【図2】 図1の自動二輪車の要部側面図。
【図3】 図1の自動二輪車の要部平面図。
【図4】 図1の自動二輪車のエンジン部分の構成図。
【図5】 本発明に係る燃料タンクの構成図。
【図6】 図1の自動二輪車の燃料タンク部分の上面
図。
【図7】 図6の燃料タンク部分の側面図。
【図8】 図1の自動二輪車の車体フレームの全体側面
図。
【図9】 図8の車体フレームの要部上面図。
【図10】 本発明の燃料タンクの斜視図。
【図11】 本発明の燃料ホース取付け部の断面図。
【図12】 燃料ホース内の圧力変化のグラフ。
【図13】 本発明の別の実施例に係る燃料噴射エンジン
の燃料ホース取付け構造部分の外観図。
【図14】 図13の実施例の要部拡大図。
【符号の説明】
1:車体、2:ハンドル、3:ヘッドパイプ、4:ステ
アリング軸、5:前輪、6:車体フレーム、7:カウリ
ング、8:車体カバー、9:シート、10:燃料タン
ク、11:ヘルメットボックス、12:ブリーザホー
ス、13:キャニスタ、14:パージホース、15:ス
ロットルワイヤ、16:ブレーキケーブル、17:後
輪、18:ブレーキカムシャフト、19:エンジンユニ
ット、20:エンジンブラケット、21:下部車体フレ
ーム部材、22:ピボット、23:ダンパー、24:減
速機、25:エアクリーナl、25a:空気取入用開
口、26:防塵カバー、27:スタンド、28:キック
レバー、29:エンジン、30:ダクト、30a:開放
端部、31:軸、32:リンクプレート、33:上端、
33a:ダンパー取付孔、34:後部車体フレーム部
材、35:下端、36:ブラケット、37:シリンダ、
38:クランク軸、39:吸気マニホルド、40:吸気
管、41:排気管、42:断熱材、43:フランジ、4
4:ボルト、45:整備用カバー、46:水温センサ、
47:エンジン制御ユニット、48:スロットルボデ
ィ、49:ジョイント、49a:ジョイント端部、5
0:インジェクタ、51:サクションピストン、52:
ダイヤフラム室、53:大気通路、54:大気取入口、
55:リンク、56:オートチョーク、57:吸気圧セ
ンサ、58:負圧ホース、59:吸気温センサ、60:
ブラケット、61:車体フレーム部材、62:燃料ホー
ス、62a:固定ホース部、62b:揺動ホース部、6
3:スティ、64:オーバーフローパイプ、65:バッ
テリ、66:リカバリータンク、72:ワイヤハーネ
ス、74:スロットルバルブ、78:ゴムジョイント、
78a:凹部、79:ピストン、80:ダイヤフラム、
81:第1室、82:第2室、83:負圧ポート、8
4:スプリング、86:二次空気導入システム、87:
負圧ホース、88:エアホース、89:水温信号ケーブ
ル、90:ブローバイガスホース、107:燃料、10
8:フロート式燃料ゲージ、109:燃料ポンプ、11
0:フィルタ、111:圧力レギュレータ、112:ポ
ンプユニット、113:蓋、114:ボルト、115:
カプラ、116:吐出口、117:窪み部、118:タ
ンクフランジ、118a:切欠き、119:ボルト、1
20:ケーブル、121:フィラーカバー、122:燃
料注入口、123:キャップ、124:ロールオーバー
バルブ、138:車体フレーム、139:ダウンチュー
ブ、140:前部車体フレーム部材、141:支持部
材、142:クロスメンバー、143:バッテリブラケ
ット、144:ダンパーブラケット、145:エルボフ
レーム、146:ボルト、147:ボルト孔、148,
149:ボルト、150:ホルダー、151:ブリーザ
パイプ、152:バンド、153:グロメット、15
4:凹部、155:プロジェクションナット、210:
ホースブラケット、211:ボルト、212:ボス、2
13:挿通孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉谷 剛 静岡県磐田市新貝2500番地 ヤマハ発動機 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インジェクタを備えた燃料噴射エンジン
    を、後輪に連結された減速機とともに一体化してエンジ
    ンユニットを形成し、該エンジンユニットを車体フレー
    ムに枢着して該エンジンユニットを後輪とともに車体に
    対して枢動可能に取付け、車体フレームに燃料タンクを
    設け、該燃料タンクと前記インジェクタとを燃料ホース
    で接続した自動二輪車の燃料ホース取付構造において、 前記燃料ホースの中途部を車体フレームに固定する一
    方、前記燃料ホースの車体フレームへの固定部と前記イ
    ンジェクタとの間の燃料ホースを前記エンジンユニット
    の揺動動作に応じて弾性変形可能に構成したことを特徴
    とする自動二輪車の燃料ホース取付構造。
  2. 【請求項2】前記燃料タンクとインジェクタ間は1本の
    燃料ホースのみで接続されていることを特徴とする請求
    項1に記載の自動二輪車の燃料ホース取付構造。
  3. 【請求項3】前記燃料タンク内に燃料ポンプと圧力レギ
    ュレータとを設けたことを特徴とする請求項1または2
    に記載の自動二輪車の燃料ホース取付構造。
  4. 【請求項4】前記燃料タンクの上面に段差状の窪み部を
    形成し、この窪み部に形成した挿通孔を挿通して燃料ポ
    ンプを前記燃料タンク内に配設する一方、前記燃料ホー
    スの一部を前記窪み部に配設したことを特徴とする請求
    項1から3のいずれかに記載の自動二輪車の燃料ホース
    取付構造。
  5. 【請求項5】前記燃料ホースはゴム製であることを特徴
    とする請求項1から4のいずれかに記載の自動二輪車の
    燃料ホース取付構造。
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