JP2003029545A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003029545A
JP2003029545A JP2001218684A JP2001218684A JP2003029545A JP 2003029545 A JP2003029545 A JP 2003029545A JP 2001218684 A JP2001218684 A JP 2001218684A JP 2001218684 A JP2001218684 A JP 2001218684A JP 2003029545 A JP2003029545 A JP 2003029545A
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Mitsuru Takahashi
充 高橋
Tetsuo Miura
哲郎 三浦
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間転写体上の磁性キャリア付着があって
も、転写部材上に転写されないような中間転写体を用い
る画像形成装置を提供する。 【解決手段】 感光体40上のトナー像を中間転写体1
0に転写する一次転写装置62と中間転写体10に転写
されるトナー像を転写部材Pに転写する二次転写装置2
2を備える画像形成装置において、前記画像形成装置
は、中間転写体10が少なくとも弾性層12を有し、か
つ、現像装置61に用いる現像剤が、二成分現像剤であ
って、磁性キャリアCの重量平均粒径が、10〜80μ
mの範囲にある画像形成装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、フ
ァクシミリ、プリンター等の画像形成装置に関する、詳
細には、更に弾性層を有する中間転写体を用いて画像を
形成する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、潜像担持体(以下、「感光体」と
記す。)上に形成された潜像をトナーで顕像化し、この
感光体上の画像(以下、「トナー像」と記す。)を中間
転写体上に一次転写して、特に、トナー像形成装置で
は、この中間転写体上に各色のトナー像を重ね合わせト
ナー像を形成し、中間転写体上のトナー像を転写紙等の
転写部材上に二次転写して定着させ転写紙上にトナー像
を得るものが知られている。
【0003】トナー像を形成する画像形成装置として
は、例えば、潜像担持体上に形成されたブラック(B
k)・イエロー(Y)・マゼンタ(M)・シアン(C)
の4色のトナー画像を順次中間転写体としての中間転写
体に一次転写して重ね合わせ、中間転写体上で重ね合わ
されたBk、Y、M、Cのトナー画像を、中間転写体か
ら転写部材へ一括して二次転写した後、定着することに
よってトナー像を得るものが知られている。このような
画像形成装置は、中間転写体を用いることによって、感
光体から転写部材に画像を直接転写する場合に比して画
像の重ね合わせ時の色ずれや、転写部材の特性の違いに
よる転写不良等の問題点を改善できる等の長所があるた
め、特にトナー像を形成する際に有効であり広く使用さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、中間転写方
式の画像形成装置に感光体を複数有するものとしては、
複数の感光体を並列に配置し、さらに感光体毎に現像装
置を設けることにより、各感光体上にそれぞれ単色のト
ナー画像を形成し、単色トナー画像を中間転写体として
の中間転写体上に順次一次転写して重ね合わせ、中間転
写体上にトナー像を得るいわゆるタンデム方式を採用し
たものが知られている。タンデム方式を採用したもので
は、複数の現像装置を備えた感光体を並列に配置させる
必要があることからより多くのスペースを必要とする。
その点では、中間転写体をベルト状にすることで、ドラ
ム状に比較して設計上のレイアウトの自由度は高くな
り、かつ、少なくともドラム大きさの体積分だけ小さく
することができために、画像形成装置の小型化や低コス
ト化を図るために、中間転写体にベルトを用いることが
多い。一方、中間転写体上に形成されたトナー像を転写
部材に二次転写する際の二次転写方式としては、導電性
の弾性口ーラ等で転写部材に中間転写体を圧接し、二次
転写バイアスを印加してトナー像を転写させるために、
二次バイアスローラを中間転写体と転写部材で形成され
る二次転写ニップの部位に備える二次転写装置も必要に
なる。
【0005】さらに、近年、モノクロ画像では、細かく
微細な細線の再現性の高い画像が求められており、まし
て、トナー像では、1本の細線を再現するにも多数の色
のトナーを重ね合わせるために、より一層微細な細線の
再現性の高い画像が求められている。このために、現像
剤のトナー粒径を小さくすることが提案されている。そ
して、現像剤のトナー粒子を小さくすると、そのトナー
を良好に帯電するために現像剤の磁性キャリアも小径と
する必要がある。しかし、磁性キャリアの粒径を小さく
することで、磁性キャリア1個当たりの磁気的吸引力が
小さくなるために、感光体と現像装置間のバイアスによ
り磁性キャリアが感光体に現像されるキャリア付着が激
しくなる。
【0006】特に、ベルト状の中間転写体を用いると、
画像濃度が0.3〜0.7程度の中間調のハーフトーン
部に付着した磁性キャリアが、中間転写体から転写部材
に二次転写される際に、転写部材の画像上の磁性キャリ
ア周辺にトナーのない状態(以下、この状態「ホタル」
と記す。)になりやすい。また、特に、フルトナー像を
様々な転写部材、例えば和紙や意図的に凹凸を付けた転
写部材に画像を形成したいという要求があり、そのた
め、平滑性の悪い転写部材は転写時にトナーと転写部材
との間に間隙が発生しやすく、ホタルの状態の発生が目
立つという問題点がある。
【0007】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、中間転写体上の磁性キャリア付着があ
っても、転写部材上に転写されないような中間転写体を
用いる画像形成装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、静電潜像を担持する潜像
担持体と潜像を現像してトナー像を形成する現像装置と
を有し、潜像担持体上のトナー像を中間転写体に転写す
る一次転写装置と中間転写体に転写されるトナー像を転
写部材に転写する二次転写装置を備える画像形成装置に
おいて、前記画像形成装置は、中間転写体が少なくとも
弾性層を有し、かつ、現像装置に用いる現像剤が、二成
分現像剤であって、磁性キャリアの重量平均粒径が、1
0〜80μmの範囲にある画像形成装置とする。転写部
材上のホタルは、中間転写体から転写部材に二次転写す
る際に、中間転写体が硬く弾性が低いと、中間転写体が
変形しにくく、そのために、磁性キャリアと転写部材が
接触している周辺のトナーは、転写部材と接触できず間
隙が生ずる。そこで、本発明の弾性体の層を有する中間
転写体を用いることで、中間転写体を弾性変形させ、こ
れにより、転写材とトナーとを良好に接触させること
で、上記間隙が生ずるのを防止することができる。さら
に、このときに併せて、磁性キャリアの平均粒径を10
〜80μmと小さくすることで、弾性層を有する中間転
写体と転写部材との間に空隙が生ずるのを防ぎ、トナー
の転写不良を防止することができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像形成装置において、前記磁性キャリアの重量平均
粒径が、10〜40μmの範囲にある画像形成装置とす
る。これにより、さらに、ホタルの発生を抑えながら、
細線の再現性の高い高品位の画像を得ることができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の画像形成装置において、250V直流印加時の
前記磁性キャリアの体積抵抗率が、1×10〜1×1
Ω・cmの範囲にある画像形成装置とする。これ
により、磁性キャリアの摩擦帯電による電荷が中間転写
体により減衰することで、二次転写バイアスが磁性キャ
リアと同じ極性の帯電であることから生ずる異常放電を
抑える。この異常放電が中間転写体から転写部材へとキ
ャリアが移動する原因となっているため、この異常放電
を抑えることで磁性キャリアの周辺にホタル画像が生じ
るとの弊害が防止され、高い高品位の画像を得ることが
できる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記中間
転写体の弾性層のゴム硬度(JIS−A)が、40〜7
0の範囲であって、弾性層の厚さが、50〜300μm
の範囲にある画像形成装置とする。これにより、弾性変
形するに十分な弾性層の厚さが確保され、転写部材とト
ナーとを良好に接触するようになり磁性キャリアと転写
部材が接触している周辺において、転写部材とトナーと
の空隙が生ずるのを防止することができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記中間
転写体の表面電気抵抗率が、1×10〜1×1016
Ω/□の範囲にある画像形成装置とする。中間転写体の
表面張力の低い樹脂にすることで、中間転写体に空隙が
生じても、トナーが転写しやくすることができ、さら
に、電気抵抗を低くすることで磁性キャリアの摩擦帯電
による電荷を減衰させ、異常放電を抑えて、この異常放
電に起因して発生する中間転写体から転写部材への磁性
キャリアの移動を防止することができる。請求項6に記
載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像
形成装置において、前記中間転写体上のトナー像を転写
部材に転写する線圧を、20〜110g/cmの範囲に
する画像形成装置とする。これにより、転写部材の搬送
を妨げることなく、磁性キャリアと転写部材が接触して
いる周辺においてトナーと転写部材との間に空隙が生ず
るのを防止することができる。
【0013】請求項7に記載の発明は、静電潜像を担持
する潜像担持体と潜像を現像してトナー像を形成する現
像装置とを有し、潜像担持体上のトナー像を中間転写体
に転写する一次転写装置と少なくとも弾性層を有する中
間転写体に転写されるトナー像を転写部材に転写する二
次転写装置を備える画像形成装置に用いる二成分現像剤
において、前記二成分現像剤の磁性キャリアの重量平均
粒径が、10〜80μmの範囲にある二成分現像剤とす
る。請求項8に記載の発明は、静電潜像を担持する潜像
担持体と潜像を現像してトナー像を形成する現像装置と
を有し、潜像担持体上のトナー像を中間転写体に転写す
る一次転写装置と少なくとも弾性層を有する中間転写体
に転写されるトナー像を転写部材に転写する二次転写装
置を備える画像形成装置であり、かつ、現像装置に用い
る現像剤が、二成分現像剤であって、磁性キャリアの重
量平均粒径が、10〜80μmの範囲にある画像形成装
置に用いる中間転写体において、前記中間転写体の弾性
体のゴム硬度(JIS−A)が、40〜70の範囲であ
り、弾性体の厚さが、50〜300μmの範囲にある中
間転写体とする。請求項9に記載の発明は、請求項8に
記載の中間転写体において、前記中間転写体の表面層の
表面電気抵抗率が、1×10〜1×1016Ω/□の
範囲にある中間転写体とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像形成装置の実
施の形態を、タンデム型のトナー像形成装置に基づいて
説明する。図1は、本発明の一実施形態である画像形成
装置の構成を示す概略図である。この画像形成装置は、
上からスキャナ部300、画像形成部100、給紙部2
00、更にスキャナ部300上に取り付ける原稿自動搬
送装置(ADF)400からなっている。また、画像形
成装置20内の各装置の動作を制御する図示しない制御
部も備えている。
【0015】スキャナ部300は、コンタクトガラス3
2、原稿を読み取るための光源33、ミラーを備える第
1走行体33、第2走行体34、原稿から反射された光
を結像させる結像レンズ35、結像した光を読みとるた
めのCCDを備える読み取り部36から構成されてい
る。画像形成部100は、発光素子(LD)、f/θレ
ンズ、ポリゴンミラー、ミラーから構成された露光装置
21と、Bk、Y、M、Cのトナー像を形成するための
帯電装置、現像装置を備える各色毎の画像形成ユニット
18、この画像形成ユニットに対向する位置に周回可能
に支持されたベルト状の中間転写体10を備える一次転
写装置、一次転写装置に対向して設けられる転写部材P
にトナー像を形成するための二次転写装置22、給紙部
200から搬送される転写部材Pの搬送のタイミングを
同期させるレジストローラ49、転写部材P上のトナー
を溶融固着させる定着装置25によって構成されてい
る。さらに、給紙部200は、ピックアップローラ4
2、フリクションパッド等を有する複数の給紙ユニット
44、転写部材Pを画像形成部100まで搬送する搬送
ローラ47により構成されている。
【0016】さらに、ここで、画像形成部100につい
て詳述する。図2は、本発明の画像形成装置20の画像
形成部100の主要部を拡大して示す概略図である。こ
の画像形成部100は、中間転写体10としての3つの
支持ローラ14、15、16に指示された中間転写体1
0と、中間転写体10に対向するよう併設され、表面に
ブラック・イエロー・マゼンタ・シアンのうちの1色の
トナー像をそれぞれ担持する潜像担持体としての4つの
感光体40Bk、40Y、40M、40Cと、感光体4
0Bk、40Y、40M、40C表面にトナー像を形成
するための現像装置61Bk、61Y、61M、61C
とを備えている。更に、感光体40Bk、40Y、40
M、40C表面から一次転写後に残留しているトナーを
除去する感光体クリーニング装置63Bk、63Y、6
3M、63Cも備えることによってタンデム式画像形成
装置20が構成されている。
【0017】ここで、画像形成部100の中間転写体に
ついて詳述する。図3は、本発明の画像形成装置20に
用いる中間転写体10の一例の縦断面図である。ここで
は、中間転写体10は、基層11の上に弾性層12、表
面層13を重ねた3層梼造から横成している。中間転写
体10は、弾性体の層を有するが、この弾性層12は硬
度が低く、転写ニップ部でトナー層や平滑性の悪い転写
部材Pに対して変形できるようにしている。すなわち、
中間転写体10表面が局部的な凸凹に追従して変形でき
るために、過度にトナー層に対して転写圧を高めること
なく、良好な密着性が得られ、文字の転写中抜けがな
く、また、平滑性の悪い転写部材Pに対しても均一性に
優れた転写画像を得ることができるものである。弾性層
12に用いられる材料としては、弾性材ゴム、エラスト
マー等の弾性部材が挙げられ、具体的には、ブチルゴ
ム、フツ素系ゴム、アクリルゴム、EPDM、NBR、
アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンゴム、天然ゴ
ム、イソプレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタ
ジエンゴム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プ
ロピレンターポリマー、クロロプレンゴム、クロロスル
ホン化ポリエチレン、塩素化ポリエチレン、ウレタンゴ
ム、シンジオタクチック1、2−ポリブタジエン、エピ
クロロヒドリン系ゴム、シリコーンゴム、フツ素ゴム、
多硫化ゴム、ポリノルボルネンゴム、水素化ニトリルゴ
ム、熱可塑性エラストマー(例えばポリスチレン系、ポ
リオレフイン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、
ポリアミド系、ポリウレア、ポリエステル系、フツ素樹
脂系)等からなる群より選ばれる1種類あるいは2種類
以上を使用することができる。ただし、材料に限定され
るものではない。
【0018】弾性層12の厚さは、硬度及び層構成にも
よるが、0.07〜0.3mmの範囲が好ましい。図4
は、本発明の画像形成装置における二次転写ニップ部の
転写状況を説明するための概略図であり、(a)は二次
転写ニップ部の構成を示す概略図であり、(b)は適当
な厚さの弾性層を有する中間転写体による転写状況を説
明するための概略図であり、(c)は薄い厚さの弾性層
を有する中間転写体による転写状況を説明するための概
略図である。中間転写体が0.3mm以上の厚さを有す
ると、図4(b)に示すように、クリーニングブレード
の押圧力により撓んだり、また、クリーニングブレード
が中間転写体10の中に押し込まれ、中間転写体10の
滑らかな移動を妨げる。また、中間転写体が0.07m
m以下の厚さを有すると、図4(c)に示すように、弾
性変形が少ないために、磁性キャリアがある場合は空隙
が広くなり、又磁性キャリアがない場合であってもニッ
プ部の幅が短くなるために、トナーの転写率が低下し、
さらに、中間転写体と転写部材Pとの圧力が高くなり、
これにより中間転写体から転写部材Pへのキャリアの移
動がなされやすくなることを原因として、ホタルが発生
しやすくなる。
【0019】また、弾性層12の硬度は、10≦HS≦
650(JIS−A)であることが好ましい。中間転写
体10の層厚によって最適な硬度は異なるものの、硬度
が10°JIS−Aより低いと寸法精度良く成形する事
が非常に困難になる。これに対して硬度が650°JI
S−Aより高いものは硬度が上がった分精度良く成形で
きるのと、ホタル発生の防止の効果が得られなくなり、
又、ローラヘの張架が困難となる。
【0020】基層11は、例えば、伸びの少ないフッ素
樹脂や、伸びの大きなゴム材料に帆布など伸びにくい材
料で構成している。具体的に、基層11に用いられる材
料としては、ポリカーボネート、フツ素樹脂(ETF
E、PVDF等)、ポリスチレン、クロロポリスチレ
ン、ポリ−α−メチルスチレン、スチレン−ブタジエン
共重合体、スチレン−塩化ビニル共重合体、スチレン−
酢酸ビニル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、
スチレン−アクリル酸エステル共重合体(スチレン−ア
クリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル
共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチ
レン−アクリル酸オクチル共重合体及びスチレン−アク
リル酸フェニル共重合体等)、スチレン−メタクリル酸
エステル共重合体(スチレン−メタクリル酸メチル共重
合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレ
ン−メタクリル酸フェニル共重合体等)、スチレン−α
−クロルアクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリ
ロニトリル−アクリル酸エステル共重合体等のスチレン
系樹脂(スチレンまたはスチレン置換体を含む単重合体
または共重合体)、メタクリル酸メチル樹脂、メタクリ
ル酸ブチル樹脂、アクリル酸エチル樹脂、アクリル酸ブ
チル樹脂、変性アクリル樹脂(シリコーン変性アクリル
樹脂、塩化ビニル樹脂変性アクリル樹脂、アクリル・ウ
レタン樹脂等)、塩化ビニル樹脂、スチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ロジン
変性マレイン酸樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリエステルポリウレタン樹脂、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、ポリ塩
化ビニリデン、アイオノマー樹脂、ポリウレタン樹脂、
シリコーン樹脂、ケトン樹脂、エチレン−エチルアクリ
レート共重合体、キシレン樹脂及びポリビニルブチラー
ル樹脂、ポリアミド樹脂、変性ポリフェニレンオキサイ
ド樹脂等からなる群より選ばれる1種類あるいは2種類
以上を使用することができる。ただし、材料に限定され
るものではない。
【0021】また、基層11に伸びの大きなゴム材料に
帆布などの伸びを防止する材料で構成された芯体層をつ
くりその上に弾性層12を形成する方法等を用いること
ができる。このときの、芯体層に用いられる伸びを防止
する材料としては、例えば、綿、絹、などの天然繊維、
ポリエステル繊維、ナイロン繊維、アクリル繊維、ポリ
オレフイン繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリ塩化
ビニル繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維、ポリウレタン繊
維、ポリアセタール繊維、ポリフロロエチレン繊維、フ
エノール繊維などの合成繊維、炭素繊維、ガラス繊維、
ボロン繊維等の無機繊維、鉄繊維、銅繊維等の金属繊維
からなる群より選ばれる1種あるいは2種以上を用い、
糸状あるいは織布状のものを使用することができる。も
ちろん、上記材料に限定されるものではない。上記の糸
は1本または複数のフィラメントを撚ったもの、片撚
糸、諸撚糸、双糸等、どのような撚り方であってもよ
い。また、例えば材料群から選択された材質の繊維を混
紡してもよい。もちろん糸に適当な導電処理を施して使
用することもできる。一方織布は、メリヤス織り等どの
ような織り方の織布でも使用可能であり、もちろん交織
した織布も使用可能であり当然導電処理を施すことも可
能である。
【0022】さらに、表面層13は、弾性層12の表面
を例えばフツ素樹脂等をコーティングするためのもので
あり、平滑性のよい層からなる。表面層13に用いられ
る材料としては、特に制限はないが、一般的に、中間転
写体10表面へのトナーの付着カを小さくして二次転写
性を高める材料が用いられる。そのために、表面層13
は、表面張力が10〜40dyn/cmにあることが好
ましい。表面張力が、10dyn/cm未満では、中間
転写体10に対する磁性キャリアの付着力が小さくな
り、これにより転写部材Pにキャリア付着しやすくなる
ことで、ホタルが多く発生する。表面張力が40dyn
/cmを越えると、中間転写体10に対するトナーの付
着力が大きくなり、転写率が低下し、画像品位が低下す
る。フッ素樹脂、シリコーン樹脂、ポリウレタン、ポリ
エステル樹脂、エポキシ樹脂等の1種類あるいは2種類
以上を組み合わせて用いる。また、表面エネルギーを小
さくし潤滑性を高めるために、フツ素材脂、フッ素化合
物、フツ化炭素、酸化チタン、シリコンカーバイド等の
粒子を1種類あるいは2種類以上を分散させて使用する
ことができる。また、フツ素樹脂、シリコーン樹脂のよ
うに熱処理を行うことで、表面張力を小さくすることが
できる。
【0023】また、表面層13の表面電気抵抗率が、1
×10〜1×1016Ω/□にあることが好ましい。
表面電気抵抗率が1×10Ω/□未満では、磁性キャ
リアとトナーの電荷の減衰が大きく転写率が低下し、1
×1016Ω/□を越えると中間転写体10と磁性キャ
リア間の異常放電によりホタル、キャリア付着が発生す
る。ここで、弾性層12、表面層13、基層11の抵抗
を調整する等の目的で、例えば、カーボンブラック、グ
ラファイト、アルミニウムやニッケル等の金属粉末、酸
化錫、酸化チタン、酸化アンチモン、酸化インジウム、
チタン酸カリウム、酸化アンチモン−酸化錫複合酸化物
(ATO)、酸化インジウム−酸化錫複合酸化物(IT
O)等の導電性金属酸化物等を用いることができる。こ
こで、導電性金属酸化物は、硫酸バリウム、ケイ酸マグ
ネシウム、炭酸カルシウム等の絶縁性微粒子を被覆した
ものでもよい。
【0024】また、本発明の画像形成装置では、中間転
写体用クリーニング装置17(以下、単に「クリーニン
グ装置」という。)を備えている。図2に示すように、
支持ローラ15の向かって左に、トナー像を転写部材P
上に転写した後に中間転写体10上に残留する残留トナ
ーを除去するクリーニング装置17を備えている。クリ
ーニング装置17には、クリーニング部材として、クリ
ーニングブレード17aを設けている。クリーニングブ
レードは、弾性ゴムを用いる。弾性ゴムとしては、ウレ
タン樹脂、イソプレンゴムが好ましい。接離方式は、カ
ウンター方式でも、トレイル方式のいずれでも良い。接
離する位置は、張架している支持ローラのある位置が好
ましい。圧力をかけて接離するために、中間転写体が変
形するのを防止するためである。このように、クリーニ
ングブレード17aで中間転写体10上のトナーを除去
するが、掻き落としたトナーは、不図示のタンクに回収
される。
【0025】さらに、本発明の画像形成装置では、中間
転写体10に潤滑剤を供給する供給装置を設けている。
図5は、本発明の画像形成装置に用いる潤滑剤の供給装
置の構成を示す概略図である。供給装置50は、図5に
示すように、中間転写体10に当接するブラシ50a
と、ブラシ50aに従動回転し、固形状の潤滑材50b
を感光体に供給するブラシ50aと、ブラシ50aに所
定の圧力で当接するように、潤滑剤を支持するスプリン
グ50cと、スプリング50cを支持するカバーとから
構成されている。ブラシ50aが回転すると、スプリン
グ50cに押されている潤滑剤50bを削ぎ取り、ブラ
シ50aの表面には潤滑剤50bが付着する。ブラシ5
0aに付着した潤滑材50bは、ブラシ50aが中間転
写体10に当接して回転する際に、中間転写体10の表
面に供給される。
【0026】供給する潤滑材50bとして、限定され
ず、各種潤滑作用を有する材料を用いることができる。
例えば、PTFE・PVDF等の各種フッ素含有樹脂、
シリコーン樹脂、ポリオレフィン系樹脂、パラフィンワ
ックス、ステアリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸等の
脂肪酸金属塩、黒鉛、二硫化モリブデン等の潤滑性固体
等を用いることができる。この中で、脂肪酸金属塩とし
てはステアリン酸金属塩、樹脂微粉としてはフッ素樹脂
が好ましい。ステアリン酸金属塩は、ステアリン酸と亜
鉛、アルミニウム、バリウム、マグネシウム、鉄等の化
合物である。これらの化合物は、多くは劈開性があり、
圧力を受けると劈開して薄い膜状になり、例えば、塗布
された中間転写体10の表面に薄い膜を作り、中間転写
体10表面とトナーとの付着力を低下させる。この中
で、特に、柔らかく、劈開性の高いステアリン酸亜鉛
が、特に好ましい。これにより、中間転写体10に転写
されたトナー像は、中間転写体10表面に予め潤滑剤が
塗布されているために、中間転写体10とトナー像との
間に付着力が低くなり、転写性が良くなり、画像欠陥の
発生を抑えることができる。
【0027】また、画像形成部100の二次転写装置に
ついて説明する。二次転写装置22は、本実施形態にお
いては、2つのローラ23、23間に、二次転写ベルト
24を掛け渡し構成し、中間転写体10を介して第3の
支持ローラ16に押し当てて配置し、二次転写ニツプ部
を形成して中間転写体10上のカラートナー画像を、レ
ジストローラでタイミングが同期されて搬送される転写
部材P上に二次転写する。二次転写後の中間転写体10
は、ベルトクリーニング装置17で、画像転写後に中間
転写体10上に残留する残留トナーが除去される。ここ
で、第3の支持ローラ16の中間転写体10への線圧
は、20〜110g/cmの範囲にあることが好まし
い。線圧が20g/cm未満では、形成されるニップ部
が短く、また、転写部材Pとの密着性が低いため転写率
が低下する。線圧が110g/cmを越えると、ニップ
部が長くなり、転写率は高くなるが、キャリア付着が多
くなり、ホタルも多くなる。
【0028】また、ここで、画像形成部100の現像装
置61について詳述する。図6は、本発明の画像形成装
置20に用いる現像装置61の構成を示す概略図であ
る。現像装置61は、磁性キャリアとトナーとよりなる
二成分現像剤を使用している。そして、その二成分現像
剤を攪拌しながら搬送して現像スリーブ65に二成分現
像剤を供給付着させる攪拌部と、その現像スリーブ65
に付着した二成分現像剤のうちのトナーを感光体40に
転移する現像部とを設け、その現像部より攪拌部を低い
位置としている。攪拌部には、平行な2本のスクリュ6
8を設けており、2本のスクリュ68の間は、両端部を
除いて仕切り板で仕切っている。
【0029】現像スリーブ65は、現像ケースの開口を
通して感光体40と対向して設けられ、その現像スリー
ブ65内にマグネットを固定して設けられている。ま
た、その現像スリープ65に先端を接近してドクタブレ
ード67を設けている。現像スリーブ65は、非磁性の
回転可能なスリーブ状の形状を持ち、内部には複数のマ
グネットを配設している。マグネットは、固定されてい
るために現像剤が所定の場所を通過するときに磁力を作
用させられるようになっている。また、現像スリーブ6
5の表面はサンドブラストで、その粗さはRzが10〜
30μmの範囲に入るように形成されている。または1〜
数mmの深さを有する複数の溝を形成する処理を行うもの
であってもよい。
【0030】現像剤は、マグネットにより磁気ブラシを
形成され、現像スリーブ65上に担持される。現像スリ
ーブ65は、現像剤の磁気ブラシを形成したマグネット
のS1側の領域に、感光体40Bk、40Y、40M、
40Cに対向して配役されている。現像スリーブ65内
には、現像スリーブ65の周表面に現像剤を穂立ちさせ
るように磁界を形成する磁石ローラ体が固定状態で備え
られている。この磁石ローラ体から発せられる法線方向
磁力線に沿うように、現像剤の磁性キャリアが現像スリ
ーブ65上に磁性キャリアの穂が形成され、この穂を形
成する磁性キャリアに帯電トナーTが付着されて、磁気
ブラシが構成される。磁気ブラシは現像スリーブ65の
回転によって現像スリーブ65と同方向に搬送される。
磁石ローラ体は、複数の磁極(磁石)を備えている。現
像領域部分に現像剤を穂立ちさせる現像主磁石P1、現
像スリーブ65上に現像剤を汲み上げるための磁石P
3、汲み上げられた現像剤を現像領域まで搬送する磁石
P4、P5、現像後の領域で現像剤を搬送する磁石P2
を備えている。これら各磁石P1、P3、P4、P5及
びP2は、現像スリーブ65の半径方向に向けて配置さ
れている。特に、現像主極を形成する主磁石P1は、横
断面の小さな磁石から構成されているが、サマリウム合
金磁石、特にサマリウムコバルト合金磁石などを用いる
こともできる。希土類金属合金磁石のうち代表的な鉄ネ
オジウムボロン合金磁石では最大エネルギー積が358
kJ/mであり、鉄ネオジウムボロン合金ボンド磁石
では最大エネルギー積が80kJ/m前後である。こ
のような磁石によって従来の磁石と異なり、相当に小サ
イズ化しても必要な現像スリーブ65表面磁力を確保で
きる。従来のフェライト磁石やフェライトボンド磁石な
どでは最大エネルギー積が36kJ/m前後、20k
J/m前後である。スリーブ径を大きくすることが許
容される場合には、フェライト磁石やフェライトボンド
磁石を用いて形状を大きくとり、あるいはスリーブ側に
向いた磁石先端を細かく形成することで半値中央角を狭
くすることが可能である。
【0031】また、この現像装置61に用いる現像剤の
うち、磁性キャリアは、Fe、Ni、Co等の遷移金属
を含む合金、Cu−Mn−Al用のホイスラー合金、マ
グネタイト、γ−ヘマタイト等のFe酸化物、CrO
等の酸化物、Mn、Cu、Zn、Mg等の2価の金属を
含むフェライト等の磁性体の粒子をもちいる。さらに、
この粒子表面を材脂等で被覆することが好ましい。この
場合、使用される樹脂としては、ポリフッ化炭素、アク
リル樹脂、シリコーン樹脂等が挙げられる。又、樹脂層
の形成法としては、キャリアの表面に噴霧法、浸漬法等
の手段で樹脂を塗布すればよい。被覆樹脂のための樹脂
の使用量としては、キャリア100質量部に対して1〜
10質量部が好ましい。樹脂の膜厚としては、0.02
〜2μmであることが好ましく、特に好ましくは0.0
5〜1μmであり、膜厚が薄いと経時での膜削れにより
現像剤の寿命が低下する。
【0032】磁性キャリアの重量平均粒径は、10〜8
0μm、好ましくは10〜40μmである。図7は、本
発明の画像形成装置における二次転写ニップ部の転写状
況を説明するための概略図であり、(a)は磁性キャリ
アの重量平均粒径が小さい場合の転写状況を説明するた
めの概略図であり、(b)は磁性キャリアの重量平均粒
径が大きい場合の転写状況を説明するための概略図であ
る。中間転写体磁性キャリアの重量平均粒径が10μm
以下に小さくなると、図7(a)に示すように、磁性キ
ャリアの磁気力に低下により感光体へのキャリア付着が
激しくなり、この付着した磁性キャリアが、感光体・中
間転写体を介して、転写部材Pへ付着する。磁性キャリ
アの重量平均粒径が80μm以上に大きいと、図7
(b)に示すように、中間転写体と転写部材Pの間に空
隙を形成するために、ホタルが発生し、これにより画像
の品位が低下する。10μmを越えて、40μm未満で
は、キャリア付着を少なくして、さらに、小粒径のトナ
ーを用いても、トナー帯電量の調整が容易であり、ま
た、高品位の画質を得ることができる。なお、磁性キャ
リアの重量平均粒径は、レーザ回折法で測定した。
【0033】また、磁性キャリアの体積抵抗率は、25
0V直流印加時の前記磁性キャリアの体積抵抗率が、1
×10〜1×1015Ω・cmの範囲にあることが好
ましい。磁性キャリアの体積抵抗率が低い方が、現像領
域における電界強度を高めることで現像には有利である
が、その反面、電界強度が大きくなり、パッシェンの法
則に示されるように、放電の限界を超えると、磁性キャ
リアと感光体の間で放電が発生し、現像が行われないば
かりか、感光体に損傷を与える。この放電を生じない範
囲であって、高い現像性が得られる範囲が好ましい。そ
のために、磁性キャリアの体積抵抗率が250V直流印
加時1×10Ω・cm未満では、放電を発生するため
に好ましくないし、1×1015Ω・cmを越えると現
像性が低下する。
【0034】また、本発明に用いるトナーは、少なくと
も結着樹脂、着色剤からなる粒子にシランカップリング
剤、チタネートカップリング剤等の表面改質剤で処理さ
れた無機徴粉体からなる添加剤が外添されているもので
ある。結着樹脂としては、例えば、アクリル系樹脂、ポ
リエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリオール樹脂、ロジ
ン変性マレイン酸樹脂、フェノール樹脂、低分子量ポリ
エチレン、低分子量ポリプロピレン、アイオノマー樹
脂、エチレン−エチルアクリレート共重合体、ポリブチ
ラール等が挙げられる。これらは、単独あるいは2種類
以上組合わせて用いることができ、特に、ポリエステル
樹脂、アクリル樹脂が好ましい。
【0035】着色剤としては、染料及び顔料を使用する
ことができるが、Bkトナーには、黒色系着色剤として
は、カーボンブラック、アニリンブラック等のアジン系
色素、金属塩アゾ色素、マグネタイト等の金属酸化物等
が挙げられる。Yトナーには、黄色系着色剤としては、
ナフトールイエローS、ハンザイエロー(10G、5
G、G)、ポリアゾイエロー、オイルイエロー、ハンザ
イエロー(GR、A、RN、R)、ピグメントイエロー
L、ペンジジンイエロー(G、GR)、パーマネントイ
エロー(NCG)等が挙げられる。Mトナーには、赤色
系着色剤としては、パーマネントレッド4R、リソール
ファストスカーレットG、ブリリアントファストスカー
レット、ブリリアントカーミン3S、パーマネントレッ
ド(F2R、F4R)等が挙げられる。Cトナーには、
青色系着色剤としては、フタロシアニンブルー、コバル
トブルー、無金属フタロシアニンブルー、フアストスカ
イブルー、インダンスレンブルー(RS、BC)、イン
ジゴ、アントラキノンブルー、ファストバイオレット
8、メチルバイオレットレーキ等が挙げられる。これら
の着色剤は、単独あるいは2種類以上組み合わせて用い
ることができる。着色剤の含有量は、結着樹脂100質
量部に対して、通常1〜30質量部、好ましくは3〜2
0質量部である。
【0036】又、トナーには、必要に応じて、帯電制御
剤、離型剤等の他の材料を添加することが出来る。帯電
制御剤としては、トナーの必要な帯電量、極性に応じ
て、ニグロシン染料、含クロム錯体、第4級アンモニウ
ム塩等が挙げられる。特に、カラートナーの場合、トナ
ーの色調に影響を与えない無色又は淡色のものが好まし
く、例えば、サリチル酸金属塩又はサリチル酸済導体の
金属塩等が挙げられる。これらの帯電制御剤は、単独あ
るいは2種類以上組み合わせて用いることができ、含有
量は、結着樹脂100質量部に対して、通常0.5〜8
質量部、好ましくは1〜5質量部である。また、定着時
における定着ロールからのトナーの離型性を向上させ、
またトナーの定着性を向上させるために、離型剤をトナ
ー中に含有させることも可能である。離型剤としては、
低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン等の低
分子量ポリオレフインワックス等の合成炭化水素系ワッ
クス、蜜ロウ等及びこれらの各種変性ワックス等が挙げ
られる。これらの離型剤は、単独あるいは2種類以上組
合わせて用いることができる。又、離型剤の含有量は、
結着樹脂100質量部に対して、通常1〜15質量部、
好ましくは、2〜10質量部である。1質量部以下では
オフセット防止効果等が不十分であり、15質量部以上
では、トナーの流動性が低下するために転写性、耐久性
等が低下する。
【0037】トナーと磁性キャリアとを混合した現像剤
のトナー濃度として、0.5〜15%、帯電量としては
10〜30μC/gが好ましい。
【0038】
【実施例】以下、本発明の最適な実施例について説明す
る。初めに、本発明の画像形成装置の動作について説明
する。スキャナ部300は、原稿搬送部400の原稿台
30上に原稿をセットするか、又、原稿搬送部400を
開いてスキャナ部300のコンタクトガラス32上に原
稿をセットし、原稿搬送部400を閉じて原稿を押さえ
る。そして、不図示のスタートスイッチを押すと、原稿
搬送部400に原稿をセットしたときは原稿をコンタク
トガラス32上へと搬送して後、他方コンタクトガラス
32上に原稿をセットしたときは直ちに、スキャナ部3
00を駆動し、第1走行体33及び第2走行体34を走
行する。そして、第1走行体33で光源から光を発射す
るとともに原稿面からの反射光をさらに反射して第2走
行体34に向け、第2走行体34のミラーで反射して結
像レンズ35を通して読取りセンサ36に入れ、画像情
報を読み取る。読み取った画像情報をこの制御部に送
る。制御部は、スキャナ部300から受け取った画像情
報に基づき、画像形成部100の露光装置21内に配設
された図示しないLD又はLED等を制御して感光体4
0Bk、40Y、40M、40Cに向けてレーザ書き込
み光Lを照射させる。この照射により、感光体40B
k、40Y、40M、40Cの表面には静電潜像が形成
される。
【0039】給紙部200は、多段に備える給紙カセッ
ト44、給紙カセットから転写部材Pを繰り出す給紙ロ
ーラ42、繰り出した転写部材Pを分離して給紙路46
に送り出す分離ローラ45、画像形成部100の給紙路
48に転写部材Pを搬送ローラ47で搬送する。この給
紙部200以外に、手差し給紙も可能となっており、手
差しのための手差しトレイ51、手差しトレイ上の転写
部材Pを手差し給紙路53に向けて一枚ずつ分離する分
離ローラ52も装置側面に備えている。レジストローラ
49は、それぞれ給紙カセット44又は手差しトレイ5
1に載置されている転写部材Pを1枚だけ排出させ、中
間転写体10としての中間転写体10と二次転写装置2
2との間に位置する二次転写ニツプ部に送る。
【0040】画像形成部100では、スキャナ部300
から画像情報を受け取ると、上述のようなレーザ書き込
みや、現像プロセスを実施させて感光体40Bk、40
Y、40M、40C上に潜像を形成させる。現像スリー
ブ65に供給された現像剤は、マグネット72により汲
み上げて保持され、現像スリーブ65上に磁気ブラシを
形成する。さらに、現像スリーブ65に印加する現像バ
イアス電圧により感光体40Bk、40Y、40M、4
0Cに転移して、その感光体40Bk、40Y、40
M、40C上の静電潜像を可視化して、トナー像を形成
する。現像バイアス電位は、交流バイアスと直流バイア
スを重畳させている。
【0041】次に、トナー像に応じたサイズの転写部材
Pを給紙させるべく、4つのレジストローラのうちの1
つを作動させる。また、これに伴なって、駆動モータで
支持ローラ14、15、16の1つを回転駆動して他の
2つの支持ローラを従動回転し、中間転写体10を回転
搬送する。同時に、個々の画像形成ユニット18でその
感光体40Bk、40Y、40M、40Cを回転して各
感光体40Bk、40Y、40M、40C上にそれぞ
れ、ブラック・イエロー・マゼンタ・シアンの単色画像
を形成する。そして、中間転写体10の搬送とともに、
それらの単色画像を順次転写して中間転写体10上に合
成トナー像を形成する。
【0042】一方、給紙部200の給紙ローラ42の1
つを選択回転し、給紙カセット44の1つから転写部材
Pを繰り出し、分離ローラ45で1枚ずつ分離して給紙
路46に入れ、搬送ローラ47で画像形成装置20の画
像形成部100内の給紙路48に導き、この転写部材P
をレジストローラ49に突き当てて止める。又は、給紙
ローラ50を回転して手差しトレイ51上の転写部材P
を繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し
給紙路53に入れ、同じくレジストローラ49に突き当
てて止める。そして、中間転写体10上の合成トナー像
にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転し、
中間転写体10と二次転写ローラ23との当接部である
二次転写ニツプ部に転写部材Pを送り込み、ニツプに形
成されている二次転写用電界や当接圧力などの影響によ
ってトナー像を二次転写して転写部材P上にトナー像を
記録する。ここで、二次転写用バイアスは、直流電界で
あることが好ましい。画像転写後の転写部材Pは、二次
転写装置の搬送ベルト24で定着装置25へと送り込
み、定着装置25で加圧ローラ27による加圧カと熱の
付与によりトナー像を定着させた後、排出ローラ56で
排紙トレイ57上に排出する。
【0043】(実施例)ここで、磁性キャリアの体積抵
抗率を測定し、この磁性キャリアを用いた画像形成装置
20で転写部材P上に画像を形成して、この排紙された
画像上の磁性キャリア数を測定した。磁性キャリアの体
積抵抗率の測定結果を、表1と図8に示す。磁性キャリ
アの体積抵抗率は、樹脂を円筒状にくり抜き、その中に
磁性キャリアを投入して平行電極で挟み、所望の電圧を
印加して測定した。
【表1】
【0044】また、このときの画像形成装置20のプロ
セス条件を、下記に示す。 (感光体) 画像部電位:−150V 非画像部電位:−700V 感光体の線速:245mm/s (現像装置) 現像スリーブ:直径25mm、線速372mm/s 径現像主磁極:90mT 感光体−現像スリーブ間距離:0.40mm 規制部材−現像スリーブ間距離:0.87mm (現像電界) 現像バイアス:交流バイアス 4.5kHz、Vp−p 800V 直流バイアス −450V (現像剤) 磁性キャリア:磁性体 Cu−Znフェライト 100質量部 樹脂層 シリコーン樹脂 5質量部 重量平均粒径 35μm トナー(Bk):結着樹脂 スチレン−アクリル樹脂 100質量部 顔料 カーボンブラック 10質量部 :外添剤 シリカ(トナー100質量部に対して) 0.5質量部 現像剤 :トナー濃度 5% トナー帯電量 20〜35μC/g (中間転写体) 層構成:3層構成 弾性層:材質 フッ素ゴム(PVDF) 厚さ 0.15mm 硬度 60 表面層:材質 フッ素樹脂(PTFE)、カーボンブラック 表面抵抗率 1×1013Ω/□ (二次転写用電界) 直流バイアス: −1.5〜2.0kV 転写圧力 : 85〜171g/cm
【0045】上記条件で、実施例1と比較例1、2の体
積抵抗率を有する磁性キャリアを用いてキャリア付着を
測定した。その結果を図9に示す。ここで、Vd−Vb
は、Vdが現像バイアスの電位で、Vbが帯電装置のグ
リッドの電位である。Vbは感光体の表面電位とほぼ同
じになるので、Vd、Vbを制御してキャリア付着を測
定することとした。また、付着キャリアの個数は、75
cm面積当たりの個数に換算した。磁性キャリアの体
積抵抗率は、樹脂層に内添するカーボンブラックの量に
より調整した。以上の条件の下で、全面ハーフトーンの
連続複写を行ったところ、図9に示すように、同一の重
量平均粒径35μmであっても、Vd−Vbが300V
で、実施例1では付着キャリアの個数がほとんどなく、
画像に影響を与えない。しかし、比較例1と2では付着
キャリアの個数が200個以上であり、画像にホタルが
発生し、画像品位を低下させていることがわかる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置では、中間転写体の弾性層の厚さ、表面層の表面抵
抗率を規定して、さらに、小粒径の磁性キャリアを用い
て感光体上にキャリア付着が生じても、二次転写時に中
間転写体から転写部材への移行を防止して、ハーフトー
ン部におけるホタルの発生を防止して、高品位の画質を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である画像形成装置の構成
を示す概略図である。
【図2】本発明の画像形成装置の画像形成部の主要部を
拡大して示す概略図である。
【図3】本発明の画像形成装置に用いる中間転写体の一
例の縦断面図である。
【図4】本発明の画像形成装置における二次転写ニップ
部の転写状況を説明するための概略図であり、(a)は
二次転写ニップ部の構成を示す概略図であり、(b)は
適当な厚さの弾性層を有する中間転写体による転写状況
を説明するための概略図であり、(c)は薄い厚さの弾
性層を有する中間転写体による転写状況を説明するため
の概略図である。
【図5】本発明の画像形成装置に用いる潤滑剤の供給装
置の構成を示す概略図である。
【図6】本発明の画像形成装置に用いる現像装置の構成
を示す概略図である。
【図7】本発明の画像形成装置における二次転写ニップ
部の転写状況を説明するための概略図であり、(a)は
磁性キャリアの重量平均粒径が小さい場合の転写状況を
説明するための概略図であり、(b)は磁性キャリアの
重量平均粒径が大きい場合の転写状況を説明するための
概略図である。
【図8】実施例1と比較例1、2に用いる磁性キャリア
の体積抵抗率を示す図である。
【図9】実施例1と比較例1、2に用いる磁性キャリア
のキャリア付着の個数を示す図である。
【符号の説明】
10 中間転写体 16 クリーニングブレード 17 クリーニング装置 18 画像形成ユニット 20 タンデム型画像形成装置 22 二次転写装置 24 二次転写体 25 定着装置 40 感光体 42 給紙ローラ 50 供給装置 61 現像装置 62 一次転写装置 63 感光体クリーニング装置 77 金属製電界ローラ 100 画像形成部 200 給紙部 300 スキャナ部 400 原稿搬送部 P 転写部材 C 磁性キャリア T トナー
フロントページの続き Fターム(参考) 2H005 BA00 CB02 CB03 CB04 EA01 EA05 FA02 2H200 FA00 GA23 GA34 GA44 GA47 GB11 GB22 GB25 HA02 HB12 HB22 JA02 JB06 JB16 JB20 JC03 JC07 JC12 JC13 JC15 JC16 JC17 LB02 LB09 LB13 MA03 MA04 MA12 MA14 MA20 MB05 MC01 MC02 MC20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像を担持する潜像担持体と潜像を
    現像してトナー像を形成する現像装置とを有し、潜像担
    持体上のトナー像を中間転写体に転写する一次転写装置
    と中間転写体に転写されるトナー像を転写部材に転写す
    る二次転写装置を備える画像形成装置において、 前記画像形成装置は、中間転写体が少なくとも弾性層を
    有し、 かつ、現像装置に用いる現像剤が、二成分現像剤であっ
    て、磁性キャリアの重量平均粒径が、10〜80μmの
    範囲にあることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記磁性キャリアの重量平均粒径が、10〜40μmの
    範囲にあることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の画像形成装置に
    おいて、250V直流印加時の前記磁性キャリアの体積
    抵抗率が、1×10〜1×1015Ω・cmの範囲に
    あることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の画
    像形成装置において、 前記中間転写体の弾性層のゴム硬度(JIS−A)が、
    40〜70の範囲であって、弾性層の厚さが、50〜3
    00μmの範囲にあることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか記載の画像
    形成装置において、 前記中間転写体の表面層の表面電気抵抗率が、1×10
    〜1×1016Ω/□の範囲にあることを特徴とする
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の画
    像形成装置において、 前記中間転写体上のトナー像を転写部材に転写する線圧
    を、20〜110g/cmの範囲にすることを特徴とす
    る画像形成装置。
  7. 【請求項7】 静電潜像を担持する潜像担持体と潜像を
    現像してトナー像を形成する現像装置とを有し、潜像担
    持体上のトナー像を中間転写体に転写する一次転写装置
    と少なくとも弾性層を有する中間転写体に転写されるト
    ナー像を転写部材に転写する二次転写装置を備える画像
    形成装置に用いる二成分現像剤において、 前記二成分現像剤の磁性キャリアの重量平均粒径が、1
    0〜80μmの範囲にあることを特徴とする二成分現像
    剤。
  8. 【請求項8】 静電潜像を担持する潜像担持体と潜像を
    現像してトナー像を形成する現像装置とを有し、潜像担
    持体上のトナー像を中間転写体に転写する一次転写装置
    と少なくとも弾性層を有する中間転写体に転写されるト
    ナー像を転写部材に転写する二次転写装置を備える画像
    形成装置であり、かつ、現像装置に用いる現像剤が、二
    成分現像剤であって、磁性キャリアの重量平均粒径が、
    10〜80μmの範囲にある画像形成装置に用いる中間
    転写体において、 前記中間転写体の弾性体のゴム硬度(JIS−A)が、
    40〜70の範囲であり、弾性体の厚さが、50〜30
    0μmの範囲にあることを特徴とする中間転写体。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の中間転写体において、 前記中間転写体の表面層の表面電気抵抗率が、1×10
    〜1×1016Ω/□の範囲にあることを特徴とする
    中間転写体。
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