JP2006221205A - 無端ウェブを使用した、中間イメージ転写部材から受取部材へのマーキング粒子イメージの転写を容易とする方法および装置 - Google Patents

無端ウェブを使用した、中間イメージ転写部材から受取部材へのマーキング粒子イメージの転写を容易とする方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】転写に際し、ニップ前転写やニップ前イオン化を低減すること。
【解決手段】一次イメージ形成部材(12、103、503、603)と、中間イメージ転写部材(20、108、508、608)と、を具備した複写方法および装置であって、一次イメージ形成部材上のマーキング粒子イメージを、中間イメージ転写部材(ITM)へと静電的に転写し得る。無端ウェブ機構(34、116、416、516、616)が設けられている。受取部材に対してマーキング粒子イメージを静電的に転写するために、転写電界が設けられている。ニップ内における受取部材の緊密接触を保証するために、また、ニップ前転写やニップ前イオン化を低減するために、ITMの周縁部に対する無端ウェブの重なり部分は、ニップ長さまたはニップ領域よりも大きいことが好ましい。
【選択図】図1

Description

本出願は、1996年7月29日付けで出願された米国特許出願シリアル番号第08/681,746号明細書の一部継続出願である。本出願は、また、現在は米国特許第5,710,964号明細書として許可されているような、1996年7月29日付けで出願された米国特許出願シリアル番号第08/681,637号明細書に関連するものである。
本発明は、一般的には、中間イメージ転写部材を具備する複写装置に関するものである。この複写装置においては、マーキング粒子イメージは、一次イメージ形成部材から、中間イメージ転写部材へと、さらには、受取部材へと、転写される。より詳細には、本発明は、中間転写部材から、イメージが固定されるべき紙やプラスチックシートといった受取部材への、マーキング粒子イメージの転写を容易とするための無端ウェブ機構に関するものである。
近年の高速/高品質の静電グラフィック複写装置(コピー機/複写機、あるいは、プリンタ)においては、一様に帯電した誘電支持部材上に、潜在イメージの電荷パターンが形成される。着色マーキング粒子が、潜在イメージの電荷パターンに引き付けられ、支持部材上にイメージを発現させる。その後、誘電支持部材に対する受取部材の当接がもたらされ、電界が印加されて、誘電支持部材から受取部材へと、マーキング粒子からなる現像済イメージが転写される。転写後においては、転写済イメージを搭載している受取部材は、誘電支持部材から送り出され、熱および/または圧力によって受取部材上にイメージが固定される。これにより、受取部材上に永久的な複写が形成される。
マーキング粒子の転写をもたらすための電界印加は、通常、誘電支持部材に当接した状態の受取部材上へのコロナ帯電機からのイオン放電によって、あるいは、誘電支持部材に向けて受取部材を付勢している電気バイアスされたローラによって、行われる。ローラ式転写装置は、コロナ式転写装置に対して、転写済イメージにおける、紙の皺やマーキング粒子の薄片に起因した欠陥を実質的に除去し得るという点において、ある種の有利さを有している。このことは、誘電支持部材に向けて受取部材を付勢しているローラの圧力が、誘電支持部材と受取部材との間に緊密で一様な当接をもたらすのに大いに有効であることに由来している。また、カラーシステムにおいては、受取シートをローラに取り付けることができ、ローラを回転させることによって、受取シートを一次イメージ部材に対する転写位置とすることができる。ドラムとイメージ部材との間の電界が、シート上において一連の単色イメージについて重ねられ、多色イメージが形成される。これに関しては、この手法を使用した市販装置についての多数の参考文献を代表して、例えば、1987年12月15日に発行されたBothner氏他の米国特許第4,712,906号を参照されたい。
1973年12月25日付けでMeagher氏に対して許可された米国特許第3,781,105号においては、単色イメージを受取シートに対して転写するための支持ローラが提案されている。この例においては、支持ローラが、小さな中間的電導度を有した1つまたは複数の外層を備えること、および、電界形成のために定電流源を使用すること、が提案されている。中間的電導度は、10 〜1011オーム−cmの抵抗率を有する材料を使用することによって得られる。この材料は、電界形成を行うに際しては十分に導電的である。しかしながら、比較的大きなインピーダンスを示す。これにより、受取シートの変更に応じた電界変化を小さくすることができる。このような抵抗性材料を使用することにより、受取シートを紙から透明ストックにまで変更することができ、また、場合によっては不完全な転写を引き起こしかねないようなあるいは他の部材の絶縁破壊を起こしかねないような許容し得ない電界変化をもたらすことなく、厚さや周囲相対湿度に関して受取シートを変更することができる。
1010オーム−cm近辺の抵抗率を有する支持ローラは、通常、高抵抗のポリウレタン材料に対して、カーボンや鉄や他の静電防止材料といった導電性はあまり良好ではないものの必要な導電性は十分にもたらし得るような粒子を、ドーピングすることによって得られる。高抵抗とされたこのような支持ローラは、このようなシステムにおいては好ましいものと考えられるけれども、このような支持ローラは、実際、問題を引き起こす。互いに当接しつつ回転している2つの部材間に電界が印加された場合、電界は、このようなローリング当接を通して常にもたらされる。支持ローラの実質的な抵抗は、電界確立の時定数を増大させる。そのため、転写のために必要なニップサイズが増大したり、あるいは、システム速度が低下したりする。
多数の参考文献において、単色イメージの形成と多色イメージの形成との双方に際して、中間部材を使用することが記載されている。例えば、上記米国特許第4,712,906号の図8には、一次イメージ部材上に形成された一連の単色イメージが図示されている。これら単色イメージは、中間ローラに対して重ね書き式に転写される。これにより、中間ローラの表面上に多色イメージが形成される。その後、多色イメージは、一次イメージ部材から離れた地点において、1ステップでもって、受取シートに転写される。このシステムは、多色マーキング粒子イメージを形成するのに際して特に有利である。というのは、受取シートを再循環のためのローラに適用する必要がなく、実質的に直線状の経路に沿って受取シートを供給できるからである。また、両面化が容易であることや、イメージ部材を紙繊維や類似物で汚染してしまう可能性のある一次イメージ部材と受取シートとの間の接触を防止できること、といった他の数多くの理由により、単色マーキング粒子イメージの形成に対しても、使用することができる。
1990年6月5日付けでTompkins氏他に対して許可された米国特許第4,931,839号においては、比較的大きな中間的電導度を有した中間ウェブを使用することが記載されている。この場合、中間ウェブは、一次イメージ部材からの転写によって、複数の単色マーキング粒子イメージを重ね合わせる。複数のイメージは、導電性ローラに支持されている受取シートに対して転写される。この転写部位には、実質的なインピーダンスが存在せず、そのため、受取シートのインピーダンスに影響を受けてしまう。
1993年2月16日付けでZaretsky氏に対して許可された米国特許第5,187,526号においては、中間部材の使用による利点を有するとともに、様々な受取シートを使用できるという利点を有し、かつ、かなりの速度で動作可能であるという利点を有した、転写機構が示されている。この機構においては、一次イメージ部材上に、静電イメージが形成される。マーキング粒子がこの静電イメージに対して適用され、静電イメージに対応したマーキング粒子イメージが生成される。マーキング粒子イメージは、一次イメージ部材に携行されて、10 オーム−cmよりも小さいという抵抗性のものではあるけれども、マーキング粒子イメージを中間イメージ部材に対して転写するのに十分な電界をイメージ部材どうしの間に印加可能であるような抵抗性の中間イメージ部材に対して、転写可能な位置関係とされる。その後、マーキング粒子イメージは、受取シートに対して転写可能な関係とされる。このとき、受取シートは、1010オーム−cmやそれ以上の抵抗性を有した転写支持部材によって支持されており、マーキング粒子イメージの受取シートに対する転写を付勢するよう、中間イメージ部材と転写支持部材との間には電界が印加されている。中間イメージ部材の導電性が比較的良好であると、かなり狭いニップを使用した場合であっても、一次イメージ部材から中間イメージ部材への、マーキング粒子イメージの十分な転写を容易にもたらすことができる。この転写においては、受取シートが存在していないことにより、高抵抗の中間イメージ部材は、不要である。受取シートが存在している第2回目の転写においては、中間イメージ部材によってというよりはむしろ、転写支持部材によって、インピーダンスがもたらされ、電界のより遅い立ち上がり時間を可能とするために、ニップは、いささか長くなる。
この構成は、一次イメージ部材上に形成された一連の単色イメージの重ね合わせによって中間イメージ部材上にカラーイメージが生成されるような、カラープロセスにおいて好適に利用可能である。中間イメージ部材上に複数の単色マーキング粒子イメージを重ね合わせることは、より導電性の高い中間イメージ部材を使用することにより容易となる。受取シートに対する第2転写は、第2転写に際して、より導電性の低い転写支持部材を使用することにより容易となる。
中間イメージ部材を使用することの困難さは、中間部材と転写支持部材との間のニップ領域内において転写電界を制御すること、および、中間イメージ部材からの受取部材の信頼性の高い取外しを得ることと関連している。これまで、マーキング粒子イメージの転写は、転写電界の制御性と取外し性との間で妥協してきた。というのは、マーキング粒子の転写と取外しとは、同一のローラで行われるからである。マーキング粒子の転写と取外しとを結び付けることは、状況を複雑化し、中間イメージ部材の構成に制約をもたらし、転写システムの全体コストを増大させ、イメージ品質を低下させる。さらに、受取部材が幅広い範囲の相対湿度下におかれたときには、また、タイプや重量が様々に異なる受取部材が使用されたときには(とりわけ、軽量紙のように硬度の小さな受取部材が使用されたときには)、中間イメージ部材に関して、さらなる問題が発生する。
米国特許第4,712,906号 米国特許第3,781,105号 米国特許第4,931,839号 米国特許第5,187,526号
本発明は、一次イメージ形成部材と、この一次イメージ形成部材に対して協働可能に設けられた中間イメージ転写部材と、を具備した複写方法および装置に対するものであって、一次イメージ形成部材上に形成されたマーキング粒子イメージを、一次イメージ形成部材から、中間イメージ転写部材へと、静電的に転写することができる。ウェブ、好ましくは無端ウェブ機構が、中間イメージ転写部材と協働して転写ニップを画成し得るようにして、設けられている。ニップ内において中間イメージ転写部材に対して緊密接触させられた受取部材に対して、マーキング粒子イメージを静電的に転写するために、ニップ内には、転写電界が確立されている。
以下における本発明の好ましい実施形態の詳細な説明においては、添付図面が参照される。これら図面の各々においては、様々な部材間の相対関係が図示されており、装置の構成方針に修正を加え得ることが理解されるであろう。
さて、添付図面を参照すると、図1には、全体に対して符号10を付して、イメージ形成用複写装置の一例が示されている。複写装置10は、例えばドラム12のような、一次イメージ形成部材を備えている。ドラム12は、光導電性表面を有しており、この表面上においては、1つの着色マーキング粒子イメージが、あるいは、異なる色の一連のマーキング粒子イメージが、形成される。イメージ形成のために、ドラム12の外表面は、コロナ帯電デバイス14またはローラ帯電機・ブラシ帯電機等の他の適切な帯電機といった初期帯電機によって、一様に帯電される。一様に帯電した表面は、例えばレーザー15やLEDや他の電気光学的露光デバイスのような、あるいは、光学的露光デバイスとさえできるような、適切な露光手段によって露光される。これにより、ドラム12の表面上において選択的な電荷切換が行われ、複写されるべきイメージに対応した静電イメージが生成される。この静電イメージは、現像ステーション16により、イメージを搭載した光導電性ドラム12に対して、着色マーキング粒子を適用することによって現像される。現像ステーション16は、1〜4個の(あるいは、それ以上の個数の)個別の現像デバイスを備えることができる。複数の現像デバイスが設けられているときには、各デバイスは、それぞれ異なる色のマーキング粒子を備えている。各デバイスは、ドラム12に対して、個別に現像動作関係となるように順序づけされている。これにより、それぞれ異なる色のマーキング粒子を、露光デバイスによって形成されドラム12上に搭載された一連のイメージに対して適用して、異なる色からなる一連のマーキング粒子イメージを生成することができる。
マーキング粒子イメージは、例えば中間転写ドラム20のような二次イメージ転写部材または中間イメージ転写部材の外表面に対して、転写される(あるいは、複数のマーキング粒子イメージが次々と重ね書き式に転写される)。中間転写ドラム20は、金属製導電コア22と、弾性層24と、を備えている。弾性層24は、ポリウレタンや引用した参考文献中に記載されているような他の材料といった、弾性体から形成されている。弾性体は、比較的小さな抵抗値を有するように(例えば、バルク電気抵抗または体積電気抵抗が、好ましくは、約10 〜1011オーム−cmの範囲であるように)、十分に導電的な材料(静電防止材料、イオン伝導性材料、あるいは、電気伝導性ドーパント)によって既にドーピングされている。さらに、弾性層は、1mmよりも厚く、好ましくは、2mm〜15mmの厚さであり、好ましくは、約0.1MPa〜10MPaの範囲のヤング率を有しており、より好ましくは、約1MPa〜5MPaの範囲のヤング率を有している。このような比較的導電的な中間イメージ転写部材ドラム20を使用すれば、ドラム20の表面上への単色マーキング粒子イメージの転写を、比較的狭いニップ26でもって、かつ、電圧源28によって印加する電圧が例えば600ボルトといった比較的控えめの電圧でもって、行うことができる。
中間イメージ転写部材ドラム20の表面上に形成された、単一のマーキング粒子イメージ、あるいは、複数のマーキング粒子イメージを有する多色イメージは、受取部材Sに対して、1ステップでもって転写される。この場合、受取部材Sは、中間イメージ転写部材ドラム20と、全体に対して符号32が付された本発明による転写支持部材と、の間のニップ30内へと供給される。受取部材Sは、適切な受取部材供給源(図示せず)から、マーキング粒子イメージの受領場所をなすニップ30へと、供給される。受取部材は、ニップ30から送出され、搬送機構54によって、熱および/または圧力の印加により受取部材に対してマーキング粒子イメージを固着させるための場所をなす融着機56のところにまで、搬送される。マーキング粒子イメージが固定された受取部材は、その後、使用者による回収のための離れた場所へと搬送される。
複写装置10においては、装置のための制御信号をもたらすために、例えば、機械式、電気式、あるいは、光学式といった任意の周知のタイプの適切なセンサ(図示せず)が、使用される。このようなセンサは、受取部材の供給源からニップ30を経て定着機56へと至る受取部材の搬送経路に沿って、配置される。他のセンサが、一次イメージ形成部材光導電ドラム12、中間イメージ転写部材ドラム20、転写支持部材32、および、様々なイメージ処理ステーション、に関連して設けられる。この場合、センサは、搬送経路内における受取部材の位置、および、イメージ形成処理ステーションに対する一次イメージ形成部材光導電ドラム12の位置、を検出する。そして、それぞれ、それら検出結果を代理した適切な信号を生成する。このような信号は、例えばマイクロプロセッサを備えた論理・制御ユニットLに対して、入力情報として供給される。このような信号およびマイクロプロセッサのための適切なプログラムに基づいて、ユニットLは、複写プロセスを実行するために、様々な電気グラフィックプロセスステーションの動作タイミングを制御するための信号を生成する。本発明において好適に使用できるような、多数の商業的に入手可能なマイクロプロセッサに対するプログラム作成は、当業者には自明である。そのようなプログラムの特別の詳細は、もちろん、設計されたマイクロプロセッサのアーキテクチャーに依存する。
上述したように、中間イメージ転写部材を使用することの格別の困難さは、中間部材と転写支持部材との間のニップ領域内において転写電界を制御すること、および、中間イメージ部材からの受取部材の信頼性の高い取外しを得ることと関連している。また、複写装置10に対して使用される受取部材として、実質的に様々なものが使用されることが、さらに困難さを増している。例えば、受取部材は、薄い紙ストックや厚い紙ストック、あるいは、透明ストックとすることができる。受取部材ストックの厚さおよび/または抵抗値が変化すると、その結果として変化するインピーダンスが、マーキング粒子の転写を付勢するためのニップ30において使用される電界に影響を及ぼす。また、相対湿度が変化すると、紙製受取部材の導電性が変化することとなり、これによっても、転写電界のインピーダンスが影響を受ける。したがって、これら課題に打ち勝つために、本発明による転写支持部材32は、無端ウェブ機構とされている。
転写支持部材32をなす無端ウェブ機構は、複数の支持部材にわたって巻回された無端ウェブ34を備えている。例えば、図1に示すように、複数の支持部材は、ローラ40、42、44、46である(当然のことながら、スキーやバーといった他の支持部材であっても、本発明における使用に適している)。無端ウェブ34は、好ましくは、バルク電気抵抗が10 オーム−cmよりも大きな材料から形成され、受取部材の静電押付は、行われない。さらに好ましくは、バルク電気抵抗が10 オーム−cm〜1011オーム−cmの範囲である。受取部材の静電押付が行われる場合には、無端ウェブは、バルク電気抵抗が1012オーム−cmよりも大きいことがさらに好ましい。ウェブ材料は、フッ素化されたコポリマー、ポリカーボネート、ポリウレタン、あるいは、シリコーンゴムのような、任意の様々なフレキシブル材料とすることができる。使用される材料によらず、このようなウェブ材料は、静電防止剤(例えば、金属塩)または小さな導電粒子(例えば、カーボン)といった添加剤を含有することができる。これにより、ウェブに対して所望の抵抗値がもたらされる。抵抗性の大きな材料(つまり、約1011オーム−cmよりも大きな抵抗性)が使用された場合には、受取部材が取り外された後に、ウェブ上に残ったすべての残留電荷を放電させるために、1つまたは複数の付加的なコロナ帯電機が必要かもしれない。本発明においては、マーキング粒子イメージの転写を付勢するよう電気的にバイアスされている抵抗層の直下に付加的な導電層を使用することを想定しているけれども、導電層を設けない構成として、その代わり、以下に説明するように、1つまたは複数の支持ローラを介して、あるいは、コロナ帯電機を利用して、転写バイアスを印加することが、より好ましい。
図に示すように、無端ウェブ34は、複数の(好ましくは、4個またはそれ以上の)支持ローラ間に巻回され、走行する。いくつかの支持ローラは(図示例においては、ローラ40、42が)、ニップ30を形成するよう、ウェブが中間イメージ転写部材ドラム20の一部にわたって重なり角度を有するように、配置されている。上述のように、ニップ30は、中間イメージ転写部材ドラム20から、受取部材(例えば、紙、透明シート、等)へと、マーキング粒子イメージを転写するための領域を画成している。この場合、受取部材は、論理・制御ユニットLによる制御のもとに、適切なタイミングで、ウェブ34と中間イメージ転写部材との間に搬送される。ニップ30の出口における支持ローラ42は、比較的硬く(すなわち、実質的に10MPaよりも大きいといった大きなヤング率を有しており)、かつ、中間イメージ転写部材ドラム20に比べて小さな径とされている。また、支持ローラ42は、中間イメージ転写部材ドラム20に対して、実質的に圧力をもって係合し得るように配置されている。このため、中間イメージ転写部材の弾性的な外表面層24を圧縮して、受取部材を弾性層24から剥しとることにより、中間イメージ転写部材からの受取部材の取外しを確実なものとしている。ニップ出口における無端ウェブ34の形状は、支持ローラ42、44間における部分において、ウェブ34に対して受取部材を静電的に引きつけ得るよう構成されていることが好ましい。その結果、受取部材は、ニップ領域を離れて、ウェブ34によって搬送手段54へと搬送される。その後、受取部材は、他の支持ローラ(図示例においては、ローラ44)のところにおいて、ウェブ34から次第に取り外される。
図1に示すような、本発明による複写装置10の実施形態においては、1つまたは複数のマーキング粒子イメージが、ニップ30において、受取部材Sに対して転写される。この場合、ニップ30は、無端ウェブを支持している支持ローラ40、42によって、無端ウェブ34と中間イメージ転写部材ドラム20との間において、形成されている。支持ローラ42は、電圧源33bによって、中間イメージ転写部材ドラム20から受取部材Sへのマーキング粒子イメージの転写を効果的に付勢するのに十分な程度(例えば、約500ボルト〜約5000ボルト)にまで、電気的にバイアスされている。同時に、支持ローラ40は、例えば、グラウンド電位にまで電気的にバイアスされているか、あるいは、電圧源28に電気的に接続されてまたは個別の電圧源33aに電気的に接続されて、ニップ前領域(つまり、ニップ30の上流側)におけるイオン化や先走った転写を除去するのに十分な程度にまで電気的にバイアスされている。中間イメージ転写部材ドラム20からの受取部材の信頼性高い脱離は、支持ローラ42に対して適切な負荷を与えることによって得られる。つまり、支持ローラ42は、上述のように、中間イメージ転写部材の外層24よりも実質的に硬い材料から形成されており、そのため、外層を圧縮して、中間イメージ転写部材(ITM)に対して、実質的に先鋭な境界面をウェブにもたらす。さらに、ウェブ34には、ウェブによる受取部材の搬送を補助し得るよう、ウェブ・受取部材間に引力を生成するために、電圧を印加することができる。よって、受取部材は、受取部材が有する本来的な硬さのために、中間イメージ転写部材ドラム20から離れ、支持ローラ44近傍においてウェブが急激に曲がるまでは、ウェブに追従する。そして、ウェブが急激に曲がった時点では、受取部材が硬いことにより、受取部材は、ウェブから離れる。そして、搬送手段54の影響のもとに、実質的に直線状の経路に沿って移動を続け、ウェブからさらに離れて移動する。複数色イメージを受取部材に転写すべき場合には、ITMの外層24に対して、個別の色イメージを見当合わせした状態で重ね合わせることにより、複数色イメージを形成することができる。この場合には、ウェブ34およびITMをクリーニングするためのあるクリーニングデバイスは、ITM上に多色イメージを形成する際には、I
TMに対する係合解除位置に移動することができ、転写ニップ内に受取部材が入ってくる直前には、ITMに対する係合位置に移動することができる。トナー色イメージを交互に組み合わせる代わりに、非磁性トナーで現像されたイメージや磁性トナーで現像されたイメージといったように、異なるタイプのトナーイメージを、組み合わせることができる。また、3レベル複写や他の公知の多色書込システムを使用して、光導電体のイメージフレーム上に多色トナーイメージを形成することもできる。
図2には、本発明による複写装置10の代替可能な実施形態を示している。図2の代替可能な実施形態が、図1に示す実施形態と相違するのは、無端ウェブ34に対する転写電界の印加方法である。この代替可能な実施形態においては、無端ウェブ34は、中間イメージ転写部材ドラム20から受取部材Sへのマーキング粒子の転写を付勢するために、コロナ帯電機50を使用した帯電を受ける。コロナ帯電機50は、(転写ニップ30を画成している)支持ローラ40、42間において、ウェブ34の背面側に近接配置されている。マーキング粒子の転写を付勢する電界は、支持ローラ40、42間における経路上において、無端ウェブの背面上に電荷を噴霧することによって、コロナ帯電機50により供給されている。帯電機50を制御する電源33cは、好ましくは、定電流で動作する。そのため、制御された量の電荷が、ウェブに対して供給される。このように、マーキング粒子の転写は、受取部材の抵抗値変化の影響を受けない。よって、受取部材は、最近融着されたかどうかによらず、また、周囲の相対湿度によらず、紙のタイプに応じて、抵抗値が複数オーダー変化しても構わない。この実施形態においては、支持ローラ40、42は、また、上記と同様にして、所望電位にまで電気的にバイアスすることができる。
図3には、本発明による複写装置10の代替可能な実施形態を示している。この場合にも、図3の代替可能な実施形態が、図1に示す実施形態と相違するのは、無端ウェブに対する転写電界の印加方法である。この実施形態においては、支持ローラ40、42間に、付加的なローラ52が配置されている。転写電界は、電源33cによって支持ローラ52に印加される電気的バイアスにより主に決定される。電源33cは、好ましくは、定電流で動作する。そのため、制御された量の電荷が、支持ローラ52に対して、よって無端ウェブ34に対して供給される。上述と同様に、マーキング粒子の転写は、受取部材の抵抗値変化の影響を受けない。この実施形態においても、支持ローラ40、42は、また、上記と同様にして、所望電位にまで電気的にバイアスすることができる。
図4〜図8に示す実施形態においては、弾性的な中間転写部材(ITM)という点に関して絶縁性転写部材と、転写ニップにおいて絶縁性転写部材の背後に電気バイアスを供給するための付加的な転写バイアス機構と、を特徴としている。転写バイアス機構の例は、ローラ式帯電機、コロナ帯電機、バイアスされたブレードまたはバイアスされたブラシを備えている。転写ニップにおいては、実質的な圧力が印加されている。これにより、中間転写部材が弾性的であることの利点を実現することができる。この利点は、受取部材に対するトーン付きイメージ、および、微視的スケールと巨視的スケールとの双方の内容のイメージに適合している。圧力は、転写バイアス機構による圧力だけとすることもできるし、あるいは、ローラ、シュー、ブレード、またはブラシといった他の部材によって付加的な圧力を印加することもできる。好ましくは、絶縁性転写部材は、2個またはそれ以上のローラによって支持された絶縁性無端ウェブ(IEW)の形態とされている。
好ましい実施形態においては、IEWは、ITMから、ウェブ・ITM間を走行する受取部材または受取シート(例えば、好ましくはシート状とされた、紙、透明体、等)へと、トナーを転写するためのニップをもたらし得るよう、ITMと重なる。トナーをITMから受取部材に向けて付勢する電界は、転写ニップ内に配置された帯電機構(例えば、コロナ帯電機、あるいは、ローラ帯電機)によって、IEWの背面に供給される。転写ニップにおいては、ローラ、ブラシ、ブレード、あるいは、プレートを利用して、付加的な圧力を印加することができる。これにより、弾性ITMは、受取部材の表面凹凸、および、ITM上のトナーイメージ内容に適合することができる。圧力によって、トナー近傍のエアギャップを減少させる。したがって、電界が強くなり、トナーの転写効率が改良される。受取部材は、IEW支持ローラに臨む転写領域から下流側においては、IEWとの当接状態から取り外される、あるいは、ウェブから脱離する。以下に詳細に説明するように、紙の取扱いを行うために、ウェブの調整のために、さらに、紙の脱離のために、ウェブ上の様々な位置において、様々な帯電機を使用することができる。いずれの場合においても、(複数のITMが使用されている場合には)最後の転写ステーションの下流側に、あるいは、(単一のITMが使用されている場合には)転写ステーションの下流側に、トナーイメージを受取部材に対して固着させるための定着機(図示せず)が配置される。
図4〜図9の実施形態のために使用される弾性中間部材は、好ましくは、ローラの形態、すなわち、実質的に円筒形状とされている。図4に示すように、ITM108は、電気伝導性のアルミニウムコア141と、比較的厚く(1〜20mm)弾性的なブランケット層143と、比較的薄く(2μm〜30μm)硬いオーバーコート層142と、を備えて構成されている。ブランケット層143のヤング率は、好ましくは、0.1〜10MPaであり、バルク電気抵抗または体積電気抵抗は、好ましくは、10 〜1011オーム−cmである。オーバーコート層142のヤング率は、好ましくは、100MPaよりも大きい。絶縁性無端ウェブ(IEW)は、ポリフッ化ビニリデン、ポリエチレンテレフタレート、カプトン(登録商標)のようなポリイミド、ポリウレタン、あるいは、ポリカーボネートといったフレキシブル材料から薄く(20μm〜1000μm、好ましくは50μm〜200μm)形成されており、1×1012オーム−cmよりも大きなバルク電気抵抗を有している。IEWが多層物品である場合には、このバルク電気抵抗は、少なくとも1層の抵抗値である。好ましくは、受取部材に当接するIEWの最上層は、1×1012オーム−cmよりも大きなバルク電気抵抗を有した層である。図4に関連して記載したITMおよびIEWの上記特性は、図5〜図9の実施形態におけるITMおよびIEWの特性でもある。
図4に示すように、円筒状光導電性ドラム103は、まず、クリーニングステーション104においてクリーニングされる。次に、コロナ帯電機105または他の帯電機によって、一様な電位に帯電される。静電潜在イメージは、適切な光源106を使用して書き込まれる。その後、潜在イメージは、乾燥絶縁性トナー粒子(着色マーキング粒子)によって、色調ステーション107において色調付けされる。色調付けされたイメージは、ニップ109において、光導電体からITM108へと転写される。1つまたは複数のイメージは、このようにして、ITM上に集積することができる。ITMの電気伝導性コア141は、電源150によってバイアスされる。これにより、ニップ109における光導電性ドラム103からITM108への転写が促進され、また、ニップ110におけるITMから紙または透明プラスチック材料112といった受取部材または受取シートへの転写が促進される。ニップ110は、ITM108の周縁に対するIEW116の重なり領域よりも小さい領域である。重なりの全体長さは、1〜20mmとすることができる。IEW116は、接地されたローラ113、114によって支持されている。受取部材112は、コロナ帯電機126を利用して、受取部材の一面(図示例においては上面)を帯電させることによって、ローラ114のところにおいてIEW116に取り付けられる。これにより、受取部材112は、反対側面をウェブに当接させた状態で、静電的に保持される。接地ローラ114は、IEW116の背面に電荷を供給する。帯電機126上の付加的ブレード127は、受取部材とIEWとの間の良好な接触を保証する。受取シートがニップ110に到達すると、IEW116の背面が、ニップ110のところにおいてローラ帯電機121によって、帯電を受ける。これにより、ITM108から受取シート112へのトナー転写を静電的に付勢することができる。電源152は、ローラ121に対して、好ましくは定電流で、十分な電圧バイアスを供給する。ローラ121は、また、ニップにおいて、実質的に圧力を印加する。これにより、紙の粗さ、粒子汚染、および、イメージ構造によって引き起こされたニップにおける微視的エアギャップのサイズを低減することによって、転写を補助することができる。ITM周縁部に対するIEWの重なり部分全体は
、好ましくは、ローラ121だけによって(すなわち、IEWなしで)得られるニップよりも大きく、ローラ121において形成されているニップの入口側および出口側を、少なくとも約1mmは超える程度とされている。これにより、ニップ直前領域およびニップ直後領域におけるイオン化の程度を低減させることができる。ニップ110の下流側において、受取部材112は、受取部材を放電させるコロナ帯電機124を利用して、IEW116から取り外される。受取部材の放電に際しては、例えば、受取部材112の上面の電荷を中性化させるような電荷が適用される。その後、ニップ110においてITMから受取部材へと転写されたトナーイメージは、定着機(図示せず)によって受取部材に固着される。ブレード160、162にような任意の適切なクリーナーを使用することにより、IEW116の両面を、クリーニングすることができる。移動を示すそれぞれの矢印によって示された方向に各部材を駆動するために、モータMおよび適切な駆動機構が設けられる。静電写真の分野においては、ベルトが摩擦式にドラムを駆動するようにしてベルトのような部材を駆動のために使用することは公知である。クリーナー111は、ITMの表面をクリーニングする。
図5に示す実施形態においては、図4に関して図示し説明したものと同様の部材については、同一符号にプライム(’)を付して示す。図4の実施形態に対して、ニップ110’においてIEW116’の背面に対する圧力およびバイアスの印加手段が相違しているのみである。図5の実施形態においては、コロナワイヤ式帯電機220が、ウェブ116’の背面に電荷を供給するために使用されており、ブレード222が、ニップ110’において圧力を印加するために使用されている。プレートまたは他の手段を、ブレード222に代えて使用することもできる。
図6に示す実施形態においては、図4に関して説明したものと同様の部材については、同一符号に二重プライム(’’)を付して示す。図6の実施形態と図5の実施形態との間の相違点は、ニップ110’’におけるIEW116’’の背面に対する圧力の印加手段である。図6の実施形態においては、個別のローラ319が、ニップ110’’において圧力を印加するために使用されている。プレート318が、ニップ110’’を画成するための圧力ローラ319に関連して使用されている。プレート318とローラ319とは、ニップ110’’におけるトナー転写をさらに改良するために、電気的にバイアスすることができる。また、図6においては、静電的に紙を押し付けたり紙を剥したりするための代替技術が図示されている。IEWの両面に対して一対の対向配置されたコロナ帯電機326、328が設けられており、それぞれ、受取部材と、IEW116’’の下面と、に対して、電荷を適用するために使用されている。これにより、受取部材112’’をIEW116’’に対して静電的に保持することができる。また、第2組目の一対の対向配置されたコロナ帯電機324、325が、受取部材112’’とIEW116’’とを電気的に放電させて、確実に取り外すために、設けられている。付加的な対向配置されたコロナ帯電機322、323は、次なるサイクルのために、IEWを調整するために使用される。
図7に示す実施形態においては、図4に関して説明したものと同様の部材については、同一符号に三重プライム(’’’)を付して示す。図7の装置は、それぞれ4つの異なる色のトナー、すなわち、シアン、マゼンダ、イエロー、および、ブラックのトナーを収容した4つのトナーステーション481、482、483、484を備えたフルカラーマシンである。露光ステーション106’’’においては、一様に帯電した光導電性ドラム103’’’を、各色別のイメージで露光する。色別に個別化されたイメージは、それぞれの色のトナーで現像される。各現像ステーションにおいて色調づけられたイメージは、引き続いて、上述のようにしてITMに対して転写される。ただ上記と相違するのは、4つの色調づけられたイメージのすべてが、重ね合わされた状態でITM上に見当合わせした状態で集められていることであり、なおかつ、矢印475で示すように、IEW416がITM108’’’から係合解除されることである。クリーナー111’’’は、また、個々の色トナーイメージがITM上に転写される際に、ITMが4回転する場合の各々の回転時には、ITMとの係合が解除されるようになっている。クリーナーは、4つの色イメージのうちの最後の色イメージがITMに転写され終わった後に、ITMのクリーニングを行い得る係合位置に移動する。4つの色イメージがITM上に集められた後に、あるいは、4つの色イメージのうちの最後のものがITMに対して転写されたときに、IEW416は、ITM108’’’に対する係合当接位置へと移動する。受取部材112’’’は、ITM上のイメージの移動と同期してニップ110’’’を通過し、4つの色イメージのすべてが、受取部材に対して、同時に転写される。ローラ417、413は、IEW416のITM108’’’に対する重なりを引き起こすことにより、転写ニップを画成する。転写電界を生成するための電荷は、コロナ帯電機420によってIEWの裏面にもたらされる。IEWは、転写ニップにおいて必要な圧力をもたらし、この圧力は、ウェブの張力を特定することによって設定される。ローラ413は、IEWからの受取部材の取外しを保証するために、小さい。搬送機構470が設けられており、プリント媒体は、IEWから離れて搬送される。
図8に示す装置も、また、フルカラーマシンである。ただし、静電写真モジュールは、パラレルに動作する。各静電写真モジュール591B、C、M、Yは、異なる色を生成するとともに、すべてのものが同時に動作して4色イメージを構築する。この実施形態においては、IEW516は、受取部材512a、512b、512c、512dを、ニップ510B、C、M、Yを通って、連続的に搬送する。ニップ510B、C、M、Yは、各モジュールのITMによって形成されており、これらニップ510B、C、M、Yにおいて、それぞれの受取部材に、順に、各色が転写される。その結果、各受取部材は、一方の面に形成されるべき、4つの重畳され見当合わせされた色イメージを受け取る。様々なステーションにおいて受取部材に対して各色を重ね書き式に適用することは、様々な周知手段を利用して行うことができる。例えば、受取部材または搬送ベルト上に表示を印刷しておき、センサがこの表示を検出するとともに様々な部材の制御のために使用される信号をもたらすことに応じて、ニップ内への受取部材の到達タイミングを制御すること、により行うことができる。これに代えて、表示を使用するのではなく、部材の速度および/または位置を制御するための優れたシステムを使用して、制御を行うこともできる。図示していないものの、プログラムされたコンピュータ、および、この技術に関して周知のようにして動作するエンコーダを含むセンサを利用した、適切な制御を行うことができる。
図8の実施形態においては、各モジュールは、図4に示したものと同様の構成である。ただし、相違しているのは、図示のように、1つのIEW516がすべてのモジュールと協働していることと、受取部材がモジュールからモジュールへとIEWに載って搬送されること、である。図8に示す部材においては、図4に示したものと同様の部材については、参照符号に400を加えて示すとともに、関連しているモジュールの色を表す添字B、C、M、Yを付して示す。4つの受取部材または受取シート512a、b、c、dは、異なるモジュールからイメージを受け取る様子が示されている。この場合、上述のことから、各受取部材が各モジュールごとに1つの色イメージを受け取ること、また、各受取部材が4つの色イメージを受け取ることは、理解されるであろう。IEWに載って受取部材が移動することから、IEWと共に画成される各モジュールにおける転写ニップのところにおいて受取部材に対して転写される各色イメージは、既に転写された色の上に記録される。その結果、受取部材に形成された4色イメージは、受取部材上において重ね合わせて記録されることにより、カラーイメージとなる。その後、受取部材は、固着ステーション(図示せず)へと搬送される。固着ステーションにおいては、上記すべての実施形態と同様に、ドライトナーイメージを受取部材に定着させる。IEWは、対向配置されたコロナ帯電機522、523により、IEWの両面に対して、IEW表面上の電荷を中性化するよう電荷供給することによって、再調整される。
図8の実施形態においては、受取部材は、時には、複数のイメージ転写ニップと係合することができる。ただし、固着ニップとイメージニップとに関しては、同時に係合しないことが好ましい。様々な異なる色イメージの転写を連続的に受け取るための受取部材の経路は、異なる厚さの受取部材の使用を容易とするために、通常、直線状とされている。各転写ニップの入口前および出口後には、支持構造575a、b、c、dが設けられている。これら支持構造575a、b、c、dは、IEWの背面に係合して、IEWの直線状経路を持ち上げ、各ITMに対するIEWの重なりを形成するためのものである。これにより、IEWは、ニップの両サイドにおいて1mmよりも大きな重なりを有している。この重なりによって、ニップ直前およびニップ直後におけるイオン化を低減することができる。ニップとは、圧力ローラがウェブの背面に当接している場所のことである。あるいは、圧力ローラが使用されていない場合には、電界が実質的に印加されている場所のことである。ただし、この場合においても、ニップは、重なり全体よりは短い領域となっている。ITMに対するIEWの重なりは、また、受取部材の前エッジのための経路をなしている。これにより、ITMの湾曲に追従することができ、ただし、ITMとは係合することなく、円筒状ITMの表面に対して実質的に接線方向に移動することができる。支持ローラ521B、C、M、YのIEWの背面上への圧力は、弾性的なITMの表面に対して適用されており、転写時には、受取部材の外形に追従させることができる。好ましくは、IEWに対する支持ローラの圧力は、1平方インチあたり7ポンドであるかまたはそれ以上である。また、支持ローラが、ITMの上記弾性層と同じ範囲の硬さを有した層を備えていることが好ましい。
図8の実施形態のさらなる利点は、現像ステーション581B、C、M、Yがそれぞれ対応する光導電性ドラムの現像を行う相対位置に基づいて、現像ステーション581B、C、M、Yが、Miskinis氏によって提唱された、いわゆる「SPD現像」(1990年に出版された IS&T's Sixth International Congress on Advance in Non-Impact Printing Technologies, pp. 101-110)を使用した好ましい公知の現像ステーションとの協働に好適であることである。このプロセスにおいては、それぞれの現像ステーションにおける現像剤は、比較的小さな(従来の2成分現像システムにおける100μm以上の直径に対して、この場合には、直径が約30μm)「硬い」磁気キャリア粒子を備えている。これら粒子は、現像ステーションにおける現像ローラ回りにチェインを形成する。「硬い」という用語は、磁気的に飽和したときの保磁力が少なくとも300エルステッドであるとともに、1000エルステッドの印加磁界中においてキャリアに少なくとも20EMU/gmの誘起磁気モーメントを示すような粒子を意味している。キャリアは、2000エルステッド近傍よりもずっと大きな保磁力を有していることが好ましい。この方法においては、上記のような硬い磁気キャリア粒子でありかつ反対極性に帯電した絶縁性ドライトナー粒子から構成される現像剤は、シェルまたはスリーブ内における磁気コアの高速移動によって、シェルまたはスリーブ上を、イメージの方向に所定速度で移動する。磁気コアは、300〜1500rpmで回転する8〜20個の永久磁石から形成されることが好ましい。シェル速度は、現像剤の流速が光導電体の速度に適合するように、設定されている。スリーブ上で極性が高速反転することにより、高保磁力キャリアにトルクをもたらすことができる。キャリアの「ストリング」または「チェイン」は、スリーブ上に急速に移動し、これにより、現像剤は、磁気コアの方向とは逆方向にシェル上に移動する。これに対して、低保磁力の「軟らかい」磁性キャリアであると、極性反転に応じて内部で磁気的に再配向するので、トルクを受けず、キャリアチェインが移動することがない。トナー粒子が取り付けられているキャリア粒子は、磁気コアのターンにつれて移動する傾向があるので、トナー粒子に、運動エネルギーがもたらされる。
コンパクトな装置とするために、図8の実施形態におけるモジュールどうしの間の間隔を最小化することが望ましい。しかしながら、この構成であると、装置を十分にコンパクト化した状態で、SPD現像ステーションを配置することができる。SPD現像ステーションは、図8に示すように、光導電性ドラムに対して、光導電性ドラムのそれぞれの4時位置〜8時位置に相当する領域に配置することができる。図8においては、現像ステーションをそれぞれの光導電性ドラムのほぼ4時位置に配置した例が示されている。
図9には、さらに他の代替可能な実施形態が示されている。この実施形態においては、4色フルカラーの静電写真装置またはマシンが図示されている。この装置は、上記ITMと同じ特性を有するITM608を備えている。すなわち、ITM608は、円筒状回転ローラまたはドラムの形態とされ、電気伝導性アルミニウムコアと、このコア上に形成された比較的厚く(1〜20mm)弾性的なブランケット層と、この弾性層上に設けられた比較的薄く(2μm〜30μm)硬いオーバーコート層と、を備えて構成されている。ITMの各層の特性(厚さ、硬さ、および、抵抗値)は、上述の図4の実施形態における特性と同じである。IEW616が、また、図示のように設けられており、図4の実施形態におけるIEWと同じ特性を有している。IEWの張力は、ベルトが巻回された支持ローラ613、614によって、もたらされている。IEWの張力は、他の実施形態と同様に、IEWに張力をもたらし得るように支持ローラ613、614に対して作用するような、スプリングや他の配置部材によって、もたらすことができる。これにより、IEW616がITM608と係合しているところにおいては、他の実施形態と同様に、ニップ領域610においてITMに対してIEWが部分的に重なりを形成している。付加的な圧力を、電気的にバイアスされたローラ621によってもたらすことができる。ローラ621は、ニップ領域610のところにおいてIEWの背面に係合しており、IEWのITMに対する係合を強めるようにIEWを付勢している。これにより、ITM外面に対するIEWの重なりが、実際の転写用ニップ領域よりも大きいものとされていることが好ましい。好ましくは、電源652が、定電流をもたらし、電圧が、IEW上に支持されてニップ610へと流入する受取部材612に対しての、多色トナーイメージの転写をバイアスすることが好ましい。ITM608は、また、電源650によって電気的にバイアスされている。電源650は、ニップ610のところにおいて、ローラ621上への電圧バイアスと協働して、ニップ610のところにおける受取部材612に対しての多色トナーイメージの転写に好適な電界をもたらす。様々な部材の駆動、特に、IEW616、ITM608、光導電性ドラム603B、C、M、Y、および、様々なクリーニングおよび現像ステーシ
ョンの駆動は、周知であるように、モータ(M)および適切な駆動部材によってもたらすことができる。受取部材612は、適切なシート供給源から、転写ステーションへと、供給される。受取部材612は、IEW616に係合するよう移動し、図示のように受取部材の一方の面に対して電荷を供給する帯電機626によって静電的に帯電する。これにより、受取部材の反対側の面がIEWに対して静電的に当接保持されるようになる。その後、受取部材は、受取部材上への多色イメージの転写のために、IEWによってニップ610内へと搬送される。受取部材612に対するトナーイメージの転写後においては、受取部材は、IEW616によって、支持ローラ613・脱離ローラ625間のニップへと搬送される。脱離ローラ625に対しては、受取部材上の電荷を中性化させるために、適切な電源により、電気バイアスがもたらされている。その結果、受取部材は、定着ステーション(図示せず)へと、供給または搬送することができる。定着ステーションは、一対の定着ローラを備えることができる。これら一対の定着ローラの一方は、受取部材に対して多色トナーイメージを固定または定着させるために、加熱される。その後、受取部材は、他の実施形態と同様に、例えばトレーのような、複写済シートを貯蔵しておくためのマシンの外部位置へと搬送される。また、受取部材を戻すための手段を設けておくこともできる。この場合には、周知なように、受取部材の裏面にイメージを記録して、両面複写を行うことができる。
ITM上に多色トナーイメージを形成するために、それぞれ、ブラック、シアン、マゼンダ、および、イエローに対応した色別のイメージを形成するための、4個の一次イメージ形成モジュール600B、C、M、Yが設けられている。4個のモジュールは、本質的には同一のものであって、あるモジュールをなしている構成要素は、他のモジュールに対しても適用可能である。しかしながら、異なる色のトナー間では特性が異なるため、異なった、現像ステーションバイアスや、他の帯電パラメータ、および/または、転写バイアスを使用することが知られている。また、黒色トナーは、典型的には、他の色のトナーよりも多くの量が使用されることから、黒色現像ステーションを、他よりも大きく構成することが知られている。
第1の一次イメージ形成モジュール600Yは、表面上にまたは表面近傍に光導電層を有した回転ドラムタイプの光導電体603Yを備えている。ベルトタイプまたはウェブタイプの光導電体も、また、使用可能である。初期帯電機605Yは、光導電体603Yの表面上に、一様な静電帯電を形成する。矢印606Yにより指示されたイメージソースが、表面を露光して、色別の情報に基づいて静電帯電を緩和する。このようにして、イエロートナーに対して現像すべき潜在イメージが形成される。上述のように、イメージソースは、レーザー、LED、あるいは他の電気光学的デバイス、磁気光学的デバイス、液晶デバイス、デジタルマイクロメータデバイス、あるいは他の空間的光変調デバイスとすることができ、露光は、光学的露光とすることができる。潜在イメージは、色調付けステーション681Yにおいて、イエロートナーで現像される。そして、この現像済トナーイメージは、転写ニップ609Yにおいて、回転ITM608の外表面に対して、静電的に転写される。ITMに対してのトナー転写は、光導電ドラム・ITM間の電界によってもたらされる。転写されなかったトナーは、クリーニングステーション604Yにおいて、光導電体603Yの表面から除去される。
ITMに対してイエロートナーイメージが転写された後においては、ITMは、回転を続け、光導電ドラム603M上に形成されている現像済のマゼンダ色の色別のトナーイメージが、ITMに転写される。このマゼンダトナーイメージは、色別のイエロートナーイメージと見当合わせされた状態で、記録される。同様にして、シアンおよびブラックの色別現像済イメージが、既に搭載されているイエローおよびマゼンダのトナーイメージと共に、ITMに対して転写される。このようにして、4色イメージまたは多色イメージが形成される。
ITM上に形成された多色イメージが受取部材612に対して転写された後に、ITMは、クリーニングステーション611においてクリーニングされ、次なるトナーイメージに対してのITMの準備がなされる。
上述の様々なカラーの実施形態においては、装置は、また、単色イメージの形成に使用することもできる、あるいは、上述の4色イメージに加えて様々な色を組み合わせたカラーイメージの形成に使用することもできる。
上記実施形態のいくつかにおいては、受取部材を支持するベルトがITMに対して当接している部分の重なり具合は、搬送ベルトに張力を印加することにより形成されている。実際の転写ニップは、この重なり部分よりも、小さい。ここで、実際の転写ニップとは、受取部材に対するトナーイメージの転写のために、ITMと、ローラまたは他の対向電極と、の間に存在している電界の主要部分のことである。よって、実際の転写ニップの長さよりも、重なり長さをの程度を大きくすることにより、とりわけ転写ベルトまたはIEWが実質的に絶縁性である場合に、ニップ前転写およびニップ前イオン化といったようなものを低減することができる。上述のように、少なくともニップ前領域において、ローラニップを1mm以上は超えるように、重なり部分を設けることが好ましい。ニップのところにおいてITMに対して緊密接触させるよう受取部材を付勢するために、ベルトの下面に圧力を印加するためのローラが使用されている場合には、ローラ(121、521B、C、M、Y、621)は、中程度の電導度、すなわち、10 〜1011オーム−cmの抵抗値とすることが好ましい。しかしながら、高電導度のローラ、すなわち、金属の電導度を有するローラも、また、使用可能である。上述のように、電気的にバイアスされた導電ファイバであってウェブに対する圧力印加のためにブラシの両サイドに硬い構造として設けられた導電ファイバを備えた部材といった、ローラに代えた他の構成を、ニップのところにおいてウェブに対して圧力を印加するために使用することができる。あるいは、導電ファイバ付きのローラを使用することもできる。
上記実施形態においては、ITMに対するイメージ転写、および、ITMから受取部材へのイメージ転写は、静電的になされており、好ましくは、トナーの軟化を引き起こしかねない熱印加は行っていない。よって、IEWまたは転写支持ベルトと、ITMと、の間のニップにおいて受取部材に対してトナーイメージを転写する時に、定着は、一切起こらない。受取シート上に複数の色イメージを重ね書きするに際して、本発明においては、周知技術を使用して、複数の色トナーイメージを、光導電性イメージ部材の同一イメージフレーム上に形成するようにしている。これに関しては、例えば、Gundlach氏の米国特許第4,078,929号を参照されたい。一次イメージ部材は、上述のように光導電部材を使用することにより、イメージを形成することができる。あるいは、電気グラフィック記録を利用した誘電部材を使用することにより、イメージを形成することができる。現像に使用されているトナーは、好ましくは、非磁性であることが好ましいドライトナーであり、現像ステーションは、2成分現像ステーションとして知られているものである。単一成分現像を使用することもできるが、既述のように好ましくない。好ましくはないけれども、液体トナーを使用することもできる。
ウェブに対して受取部材またはプリント媒質を静電的に保持するために、また、受取部材を電気的に放電するために、コロナワイヤ式帯電機を使用することに代えて、ローラのような他の帯電手段を使用することができる。
ここに記載したカラーの実施形態においては、約2μm〜約9μmの体積重み付け平均直径を有するドライ絶縁性トナー粒子を使用することが好ましい。体積重み付け平均直径は、Coulter,Inc.により市販されているCoulter Multisizerのような、従来の直径測定デバイスによって測定された。体積重み付け平均直径は、まず、各粒子の質量と、同じ質量および密度の球形粒子の直径と、の積の総和を求め、次に、この総和を粒子の総質量で割算をすることで得られる。
中間イメージ転写部材から受取部材へのマーキング粒子イメージの転写を容易に行うための本発明による機構を備えた複写装置は、図面に示したような転写支持部材における無端ウェブ機構の特別な形状に限定されるものではない。当業者であれば、他の多くの構成でもって本発明の利点を実現し得るであろう。
現存する好ましい実施形態を特に参照して本発明を詳細に説明してきたが、本発明の精神および範囲内において変更や修正を行い得ることは、理解されるであろう。
本発明による複写装置の第1実施形態の全体を概略的に示す側面図であって、中間イメージ転写部材から受取部材への、マーキング粒子イメージの転写を容易に行うための無端ウェブ機構を備えた中間イメージ転写部材が使用されている。この図1においては、図示の明瞭化のために、基本的な構成要素のみが図示されている。 図1に示す複写装置の側面図であって、無端ウェブ転写実行機構の代替可能な実施形態を備えている。 図1に示す複写装置の側面図であって、無端ウェブ転写実行機構の他の代替可能な実施形態を備えている。 本発明の第4実施形態の概略形態を示す側面図である。 本発明の第5実施形態の概略形態を示す側面図である。 本発明の第6実施形態の概略形態を示す側面図である。 本発明の第7実施形態の概略形態を示す側面図である。 本発明の第8実施形態の概略形態を示す側面図である。 本発明の第9実施形態の概略形態を示す側面図である。
符号の説明
12 一次イメージ形成部材
20 中間イメージ転写部材(ITM)
34 無端ウェブ機構
103 一次イメージ形成部材
108 中間イメージ転写部材(ITM)
116 無端ウェブ機構
416 無端ウェブ機構
503 一次イメージ形成部材
508 中間イメージ転写部材(ITM)
516 無端ウェブ機構
603 一次イメージ形成部材
608 中間イメージ転写部材(ITM)
616 無端ウェブ機構

Claims (49)

  1. 複写装置であって、
    マーキング粒子イメージを形成するための一次イメージ形成部材(12、103、503、603)と;
    該一次イメージ形成部材に対して協働可能に設けられた、移動中間イメージ転写部材(20、108、508、608)と;
    前記一次イメージ形成部材上に形成されたマーキング粒子イメージを、前記一次イメージ形成部材から、前記中間イメージ転写部材へと、静電的に転写するための手段と;
    前記中間イメージ転写部材に対してニップを形成し得る位置関係に支持されているとともに、前記中間イメージ転写部材との間のニップ内に受取部材を支持するための移動ウェブ(34、116、416、516、616)と;
    前記ニップ内において前記中間イメージ転写部材に対して緊密接触させられた前記受取部材に対して、マーキング粒子イメージを静電的に転写するために、前記ニップ内において転写電界を確立するための手段と;
    を具備し、
    前記ウェブが、前記中間イメージ転写部材に対する重なりを有しており、
    この重なりが、前記ニップの前方側および後方側のそれぞれにおいて、少なくとも1mmよりも大きなものとされていることを特徴とする複写装置。
  2. 請求項1記載の複写装置において、
    前記ウェブが、無端ウェブであるとともに、1×10 オーム−cmよりも大きなバルク抵抗を有していることを特徴とする複写装置。
  3. 請求項1記載の複写装置において、
    前記ウェブが、無端ウェブであるとともに、前記ウェブを前記中間イメージ転写部材に対してニップ形成可能な位置関係に付勢するために前記ウェブに対して圧力を印加している支持ローラによって支持され、
    前記ニップ内において転写電界を確立するための前記手段が、前記支持ローラに接続された電圧源を備えていることを特徴とする複写装置。
  4. 請求項1記載の複写装置において、
    前記ウェブが、無端ウェブであるとともに、第1および第2支持部材によって支持され、
    前記ニップ内において転写電界を確立するための前記手段が、前記第1および第2支持部材の間において、前記中間イメージ転写部材に対して動作可能に設けられたコロナ帯電器を備えていることを特徴とする複写装置。
  5. 請求項1記載の複写装置において、
    前記中間イメージ転写部材が、0.1MPa〜10MPaの範囲のヤング率を有する弾性層を備え、
    前記ウェブが、1×1012オーム−cmよりも大きなバルク抵抗を有していることを特徴とする複写装置。
  6. 請求項1記載の複写装置において、
    前記ウェブが、無端ウェブであり、
    前記複写装置が、第1支持ローラおよび第2支持ローラを具備し、
    前記無端ウェブが、前記第1および第2支持ローラによって支持され、これにより、前記ウェブが、前記中間イメージ転写部材に対してニップを形成し得る位置関係に支持され、
    前記ニップ内において転写電界を確立するための前記手段が、前記第1および第2支持ローラの間において、前記中間イメージ転写部材に対して動作可能に設けられたコロナ帯電器を備えていることを特徴とする複写装置。
  7. 請求項6記載の複写装置において、
    前記第2支持ローラが、前記ウェブの移動方向に関して、前記第1支持ローラよりも上流側に位置し、
    前記第2支持ローラに、ニップ前イオン化を防止する電界を形成するための電圧源が接続されていることを特徴とする複写装置。
  8. 請求項1記載の複写装置において、
    前記ウェブが、1×1012オーム−cmよりも大きなバルク抵抗を有していることを特徴とする複写装置。
  9. 請求項8記載の複写装置において、
    前記受取部材が前記ウェブから離脱した後に前記ウェブ上に残存するすべての残留電荷を除去し得るよう、コロナ帯電器が設けられていることを特徴とする複写装置。
  10. 請求項1記載の複写装置において、
    前記受取部材が前記ニップ内へと導入される前の時点で前記受取部材を前記ウェブに対して引き付け得るよう、前記ウェブを帯電させ得るようにして帯電器が配置されていることを特徴とする複写装置。
  11. 複写装置であって、
    マーキング粒子イメージを形成するための一次イメージ形成部材(12、103、503、603)と;
    該一次イメージ形成部材に対して協働可能に設けられた、移動中間イメージ転写部材(20、108、508、608)と;
    前記一次イメージ形成部材上に形成されたマーキング粒子イメージを、前記一次イメージ形成部材から、前記中間イメージ転写部材へと、静電的に転写するための手段と;
    前記中間イメージ転写部材に対してニップを形成し得る位置関係に支持されているとともに、前記中間イメージ転写部材との間のニップ内に受取部材を支持するための移動ウェブ(34、116、416、516、616)と;
    前記ニップ内において前記中間イメージ転写部材に対して緊密接触させられた前記受取部材に対して、マーキング粒子イメージを静電的に転写するために、前記ニップ内において転写電界を確立するための手段と;
    を具備し、
    前記ウェブが、1×1012オーム−cmよりも大きなバルク抵抗を有し、
    前記ウェブが、前記中間イメージ転写部材に対する重なりを有しており、
    この重なりが、ニップ前位置に位置しており、これにより、前記ウェブが、前記ニップ前位置において少なくとも1mmにわたって前記中間イメージ転写部材に対して重なりを有していることを特徴とする複写装置。
  12. 複写装置であって、
    マーキング粒子イメージを形成するための一次イメージ形成部材(12、103、503、603)と;
    該一次イメージ形成部材に対して協働可能に設けられた、実質的に円筒形状の中間イメージ転写部材(20、108、508、608)と;
    前記一次イメージ形成部材上に形成されたマーキング粒子イメージを、前記一次イメージ形成部材から、前記中間イメージ転写部材へと、静電的に転写するための手段と;
    転写ニップを通過させつつ受取部材を漸進させる向きに移動する無端ウェブと、前記無端ウェブ回りに配置された複数の支持部材と、を備えてなる無端ウェブ機構と;
    を具備し、
    前記転写ニップが、前記中間イメージ転写部材と前記無端ウェブとの間に形成され、
    前記複数の支持部材が、支持ローラを備え、
    前記無端ウェブが、前記支持ローラによって、前記中間イメージ転写部材に対してニップを形成し得る位置関係に支持され、
    前記ニップ内において前記中間イメージ転写部材に対して緊密接触させられた前記受取部材に対して、マーキング粒子イメージを静電的に転写するために、前記ニップ内において転写電界を確立するための手段が設けられ、
    前記ニップ内において転写電界を確立するための前記手段が、前記支持ローラに接続された電圧源を備え、
    このような複写装置において、
    前記中間イメージ転写部材が、0.1MPa〜10MPaの範囲のヤング率を有する弾性層を備え、
    この弾性層の厚さが、2mm〜15mmという範囲とされ、
    前記支持ローラが、前記中間イメージ転写部材の前記弾性層を圧縮し得るよう、前記中間イメージ転写部材に対して実質的に圧力を印加しつつ接触した状態で配置され、
    前記支持ローラが、外表面を備え、
    この外表面のヤング率が、前記中間イメージ転写部材の前記弾性層のヤング率よりも実質的に大きく、
    前記支持ローラの直径が、前記中間イメージ転写部材の直径と比較して、相対的に小さなものとされていることを特徴とする複写装置。
  13. 請求項12記載の複写装置において、
    前記ウェブが、前記中間イメージ転写部材に対する重なりを有しており、
    この重なりが、前記ニップの前方側および後方側のそれぞれにおいて、少なくとも1mmよりも大きなものとされていることを特徴とする複写装置。
  14. 請求項12記載の複写装置において、
    前記中間イメージ転写部材の前記弾性層のヤング率が、1MPa〜5MPaという範囲であることを特徴とする複写装置。
  15. 請求項12記載の複写装置において、
    前記無端ウェブが、1×10 オーム−cmよりも大きなバルク抵抗を有していることを特徴とする複写装置。
  16. 複写装置であって、
    一次イメージ形成部材(12、103、503、603)と;
    該一次イメージ形成部材に対して協働可能に設けられた、実質的に円筒形状の中間イメージ転写部材(20、108、508、608)と;
    前記一次イメージ形成部材上に形成されたマーキング粒子イメージを、前記一次イメージ形成部材から、前記中間イメージ転写部材へと、静電的に転写するための手段と;
    転写ニップを通過させつつ受取部材を漸進させる向きに移動する無端ウェブと、前記無端ウェブ回りに配置された複数の支持部材と、を備えてなる無端ウェブ機構と;
    を具備し、
    前記転写ニップが、前記中間イメージ転写部材と前記無端ウェブとの間に形成され、
    前記複数の支持部材が、支持ローラを備え、
    前記無端ウェブが、前記支持ローラによって、前記中間イメージ転写部材に対してニップを形成し得る位置関係に支持され、
    前記ニップ内において前記中間イメージ転写部材に対して緊密接触させられた前記受取部材に対して、マーキング粒子イメージを静電的に転写するために、前記ニップ内において転写電界を確立するための手段が設けられ、
    前記ニップ内において転写電界を確立するための前記手段が、前記支持ローラに接続された電圧源を備え、
    このような複写装置において、
    前記中間イメージ転写部材が、0.1MPa〜10MPaの範囲のヤング率を有する弾性層を備え、
    前記無端ウェブが、1×10 オーム−cmよりも大きなバルク抵抗を有し、
    前記支持ローラが、0.1MPa〜10MPaの範囲の弾性度合いを有する層を備えていることを特徴とする複写装置。
  17. 請求項16記載の複写装置において、
    前記支持ローラが、外表面を備え、
    この外表面のヤング率が、前記中間イメージ転写部材の前記弾性層のヤング率よりも実質的に大きく、
    前記支持ローラの直径が、前記中間イメージ転写部材の直径と比較して、相対的に小さなものとされていることを特徴とする複写装置。
  18. 複写装置であって、
    一次イメージ形成部材(12、103、503、603)と;
    該一次イメージ形成部材に対して協働可能に設けられた、実質的に円筒形状の中間イメージ転写部材(20、108、508、608)と;
    前記一次イメージ形成部材上に形成されたマーキング粒子イメージを、前記一次イメージ形成部材から、前記中間イメージ転写部材へと、静電的に転写するための手段と;
    転写ニップを通過させつつ受取部材を漸進させる向きに移動する無端ウェブと、前記無端ウェブ回りに配置された複数の支持部材と、を備えてなる無端ウェブ機構と;
    を具備し、
    前記転写ニップが、前記中間イメージ転写部材と前記無端ウェブとの間に形成され、
    前記複数の支持部材が、支持ローラを備え、
    前記無端ウェブが、前記支持ローラによって、前記中間イメージ転写部材に対してニップを形成し得る位置関係に支持され、
    前記ニップ内において前記中間イメージ転写部材に対して緊密接触させられた前記受取部材に対して、マーキング粒子イメージを静電的に転写するために、前記ニップ内において転写電界を確立するための手段が設けられ、
    前記ニップ内において転写電界を確立するための前記手段が、前記支持ローラに接続された電圧源を備え、
    このような複写装置において、
    前記支持ローラが、第1支持ローラとされ、
    前記支持部材が、さらに、第2支持ローラを備え、
    前記無端ウェブが、前記第2支持ローラによって、前記第1支持ローラよりも上流側の位置において、前記中間イメージ転写部材に対してニップ形成可能に支持され、
    前記電圧源が、前記第2支持ローラに対して接続され、これにより、前記無端ウェブの移動方向に関する上流側の位置において、ニップ前イオン化を防止する電界が形成されていることを特徴とする複写装置。
  19. 複写方法であって、
    一次イメージ形成部材上にマーキング粒子イメージを形成し;
    前記一次イメージ形成部材上に形成された前記マーキング粒子イメージを、前記一次イメージ形成部材から、中間イメージ転写部材の円筒状表面へと、転写し;
    無端ウェブと前記中間イメージ転写部材との間に画成されたニップ内へと受取部材を前進させるとともに、前記ニップ内において前記中間イメージ転写部材に対して緊密接触させられた前記受取部材に対して、前記マーキング粒子イメージを静電的に転写するために、前記ニップ内において転写電界を確立し;
    前記ウェブを、ニップの前方側および後方側の位置において支持し、これにより、前記ウェブを、前記中間イメージ転写部材に対して、ニップを超えて延在する重なりを有するものとする;
    ことを特徴とする複写方法。
  20. 請求項19記載の複写方法において、
    前記中間イメージ転写部材を、0.1MPa〜10MPaの範囲のヤング率を有する弾性層を備えたものとすることを特徴とする複写方法。
  21. 請求項20記載の複写方法において、
    前記中間イメージ転写部材の前記弾性層の厚さを、1mmよりも厚いものとすることを特徴とする複写方法。
  22. 請求項20記載の複写方法において、
    前記中間イメージ転写部材の前記弾性層の厚さを、2mm〜15mmという範囲の厚さとすることを特徴とする複写方法。
  23. 請求項19記載の複写方法において、
    前記無端ウェブを、1×10 オーム−cmよりも大きなバルク抵抗を有したものとすることを特徴とする複写方法。
  24. 請求項19記載の複写方法において、
    前記無端ウェブを、1×1012オーム−cmよりも大きなバルク抵抗を有したものとすることを特徴とする複写方法。
  25. 請求項24記載の複写方法において、
    前記無端ウェブを、支持ローラによって、前記中間イメージ転写部材に対してニップ形成可能な位置関係に支持し、
    前記支持ローラと前記中間イメージ転写部材との間に、電界を形成することを特徴とする複写方法。
  26. 請求項19記載の複写方法において、
    前記中間イメージ転写部材を、1MPa〜5MPaの範囲のヤング率を有する弾性層を備えたものとすることを特徴とする複写方法。
  27. 請求項19記載の複写方法において、
    コロナ帯電器によって前記ニップ内に電界を形成し、
    その際、前記コロナ帯電器が、前記ウェブの背面に対して電荷を印加するものとすることを特徴とする複写方法。
  28. 請求項27記載の複写方法において、
    前記ニップ内においては、前記無端ウェブを、前記中間イメージ転写部材に対して、前記ウェブの背面上に電荷を印加している帯電器の近傍位置に位置しかつ前記ウェブの背面に対して係合する構造によって、係合状態に支持することを特徴とする複写方法。
  29. 請求項19記載の複写方法において、
    前記ニップ内においては、前記無端ウェブを、前記中間イメージ転写部材に対して、前記ウェブの背面に対して加圧状態で係合しかつ前記ニップ内において前記中間イメージ転写部材を変形させている構造によって、係合状態に支持することを特徴とする複写方法。
  30. 請求項29記載の複写方法において、
    前記中間イメージ転写部材を、1MPa〜5MPaの範囲のヤング率を有する弾性層を備えたものとし、
    前記中間イメージ転写部材の前記弾性層の厚さを、2mm〜15mmという範囲の厚さとすることを特徴とする複写方法。
  31. 請求項19記載の複写方法において、
    前記中間イメージ転写部材上へと、個別色のそれぞれに対応した複数のマーキング粒子イメージを互いに見当合わせ状態でもって静電的に転写し、これにより、前記中間イメージ転写部材上においてカラーイメージを形成することを特徴とする複写方法。
  32. 請求項31記載の複写方法において、
    前記無端ウェブを、1×1012オーム−cmよりも大きなバルク抵抗を有したものとすることを特徴とする複写方法。
  33. 複写方法であって、
    各一次イメージ形成部材上に、個別色のそれぞれに対応した各マーキング粒子イメージを形成し;
    前記各一次イメージ形成部材のそれぞれに関連して配置された各中間イメージ転写部材の表面上へと、それぞれ対応する一次イメージ形成部材上に形成された各マーキング粒子イメージを、転写し;
    1つの無端ウェブと前記複数の中間イメージ転写部材との間に画成された複数のニップ内へと順次的に受取部材を前進させ、
    前記複数のニップ内において前記各中間イメージ転写部材に対して緊密接触させられた前記受取部材に対して、前記複数のマーキング粒子イメージを互いに見当合わせ状態でもって順次的に静電転写するために、前記複数のニップ内において転写電界を確立し;
    前記中間イメージ転写部材を、円筒形状のものとし、
    前記無端ウェブを、前記中間イメージ転写部材に対して、ニップを超えて延在する重なりを有するものとする;
    ことを特徴とする複写方法。
  34. 請求項33記載の複写方法において、
    前記ウェブを、ニップの前方側および後方側の位置において支持し、これにより、前記ウェブを、前記中間イメージ転写部材に対して、ニップを超えて延在する重なりを有するものとすることを特徴とする複写方法。
  35. 請求項33記載の複写方法において、
    前記無端ウェブを、1×1012オーム−cmよりも大きなバルク抵抗を有したものとすることを特徴とする複写方法。
  36. 請求項35記載の複写方法において、
    前記無端ウェブを、それぞれ対応する支持ローラによって、前記各中間イメージ転写部材に対してニップを形成し得る位置関係に支持し、
    前記各支持ローラと前記各中間イメージ転写部材との間に、それぞれ、電界を確立することを特徴とする複写方法。
  37. 請求項35記載の複写方法において、
    前記中間イメージ転写部材の少なくとも1つを、0.1MPa〜10MPaの範囲のヤング率を有する弾性層を備えたものとすることを特徴とする複写方法。
  38. 請求項37記載の複写方法において、
    前記少なくとも1つの中間イメージ転写部材の前記弾性層の厚さを、1mmよりも厚いものとすることを特徴とする複写方法。
  39. 請求項37記載の複写方法において、
    前記少なくとも1つの中間イメージ転写部材の前記弾性層の厚さを、2mm〜15mmという範囲の厚さとすることを特徴とする複写方法。
  40. 請求項37記載の複写方法において、
    前記少なくとも1つの中間イメージ転写部材を、1MPa〜5MPaの範囲のヤング率を有する弾性層を備えたものとすることを特徴とする複写方法。
  41. 請求項33記載の複写方法において、
    前記ウェブを、前記複数の中間イメージ転写部材の間において支持し、
    前記受取部材を、この受取部材が前記中間イメージ転写部材に対して実質的な接線方向に沿って移動する際に、前記中間イメージ転写部材に対して接触した状態に維持することを特徴とする複写方法。
  42. 請求項33記載の複写方法において、
    前記ウェブを、前記各中間イメージ転写部材に対して重なりを有するものとし、
    この重なりを、ニップから少なくとも1mmの大きさとすることを特徴とする複写方法。
  43. 請求項33記載の複写方法において、
    前記ウェブを、前記複数の中間イメージ転写部材の間において支持し、
    前記受取部材を、この受取部材が前記中間イメージ転写部材に対して実質的な接線方向に沿って移動する際に、前記中間イメージ転写部材に対して接触した状態に維持し、
    前記各ニップ内においては、前記ウェブを、前記各中間イメージ転写部材に対して、前記ウェブの背面に対して加圧状態で係合している支持構造によって、なおかつ、1MPa〜5MPaの範囲のヤング率を有しかつ厚さが2mm〜15mmという範囲とされた弾性層を備えた前記中間イメージ転写部材を前記各ニップ内において変形させているその支持構造によって、係合状態に支持することを特徴とする複写方法。
  44. 請求項43記載の複写方法において、
    前記無端ウェブを、前記各中間イメージ転写部材に対して重なりを有するものとし、
    この重なりを、ニップから少なくとも1mmの大きさとすることを特徴とする複写方法。
  45. 請求項33記載の複写方法において、
    前記少なくとも1つの中間イメージ転写部材を、1MPa〜5MPaの範囲のヤング率を有しかつ厚さが2mm〜15mmという範囲とされた弾性層を備えたものとすることを特徴とする複写方法。
  46. 複写装置であって、
    各々がマーキング粒子イメージを形成するための複数の一次イメージ形成部材と;
    各々がそれぞれ対応する一次イメージ形成部材に対して協働可能に設けられるとともに、各々がそれぞれ対応する一次イメージ形成部材からそれぞれ対応するマーキング粒子イメージを転写によって受領し得るものとされた、同数の中間イメージ転写部材と;
    前記各中間イメージ転写部材との間に転写ニップを形成する移動無端ウェブであるとともに、受取部材を搬送し、その搬送の際に前記受取部材に対して個別のマーキング粒子イメージを互いに見当合わせしつつ順次的に静電転写し得るものとされた無端ウェブと;
    を具備し、
    前記各中間イメージ転写部材が、円筒形であり、
    前記無端ウェブが、に前記各中間イメージ転写部材に対して重なりを有していることを特徴とする複写装置。
  47. 請求項46記載の複写装置において、
    前記ウェブが、加圧状態でもって前記ウェブの背面に対して係合している各支持構造によって、前記各ニップを形成しつつそれぞれ対応する中間イメージ転写部材に対して係合状態に保持され、
    前記中間イメージ転写部材の各々が、0.1MPa〜10MPaの範囲のヤング率を有しかつ厚さが2mm〜15mmという範囲とされた弾性層を備え、
    この弾性層が、各ニップ内において変形するものとされていることを特徴とする複写装置。
  48. 請求項1記載の複写装置において、
    前記ウェブが、それぞれ対応する中間イメージ転写部材に対して重なりを有し、
    この重なりが、ニップから少なくとも1mmの大きさとされていることを特徴とする複写装置。
  49. 複写装置であって、
    一次イメージ形成部材と;
    該一次イメージ形成部材に対して協働可能に設けられた、移動中間イメージ転写部材と;
    前記一次イメージ形成部材上に形成されたマーキング粒子イメージを、前記一次イメージ形成部材から、前記中間イメージ転写部材へと、静電的に転写するための手段と;
    受取部材を支持する移動ウェブであるとともに、前記中間イメージ転写部材との間にニップを形成する移動ウェブと;
    前記ニップ内において前記中間イメージ転写部材に対して緊密接触させられた前記受取部材に対して、マーキング粒子イメージを静電的に転写するために、前記ニップ内において転写電界を確立するための手段と;
    を具備し、
    前記ウェブが、無端ウェブとされ、
    前記複写装置が、第1支持ローラと、第2支持ローラと、を具備し、
    前記無端ウェブが、前記第1および第2支持ローラによって支持され、これにより、前記ウェブが、前記中間イメージ転写部材に対してニップ形成可能な位置関係に支持され、
    前記ニップ内において転写電界を確立するための前記手段が、前記第1および第2支持ローラの間において、前記中間イメージ転写部材に対して動作可能に設けられたコロナ帯電器を備え、
    前記第2支持ローラが、前記ウェブの移動方向に関して、前記第1支持ローラよりも上流側に位置し、
    前記第2支持ローラに、ニップ前イオン化を防止する電界を形成するための電圧源が接続されていることを特徴とする複写装置。
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