JP2002091745A - 印刷制御装置及びシステム及びその制御方法と印刷装置とプリンタドライバ - Google Patents

印刷制御装置及びシステム及びその制御方法と印刷装置とプリンタドライバ

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JP2002091745A
JP2002091745A JP2000275488A JP2000275488A JP2002091745A JP 2002091745 A JP2002091745 A JP 2002091745A JP 2000275488 A JP2000275488 A JP 2000275488A JP 2000275488 A JP2000275488 A JP 2000275488A JP 2002091745 A JP2002091745 A JP 2002091745A
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Jiro Moriyama
次郎 森山
Tetsuya Kawanabe
哲也 河鍋
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上位装置の制御プログラムを変更することな
く、色再生特性の異なる複数種類の印刷装置のそれぞれ
に応じた色変換を行って所望の色で印刷する。 【解決手段】 ホストコンピュータ500とプリンタ装
置100とを双方向に通信可能に接続した印刷制御シス
テムであって、プリンタ装置100は機種別の情報であ
る色変換情報や制御コマンドをROM411に記憶して
おき、ホストコンピュータ500からの指示により、そ
の記憶している色変換情報をホストコンピュータ500
に送信し、ホストコンピュータ500は、その色変換情
報及び制御コマンドを使用してプリンタドライバのパラ
メータ設定やコマンドの作成を行い生成した印刷データ
をプリンタ装置100に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下位装置と双方向
に通信可能に接続した上位装置としての印刷制御装置及
びシステム及びその制御方法と印刷装置とプリンタドラ
イバに関するものである。尚、ここで上位装置とは、例
えばホストコンピュータや、家庭用テレビを表示出力と
する家庭用情報機器、或いはインターネットなどの公共
ネットワークに接続可能な所謂セットトップボックス型
の情報端末装置や、ゲーム装置などの機器を含み、イン
ターフェース手段により下位装置であるプリンタ装置や
スキャナ装置等の入出力機器と双方向通信可能な装置で
ある。
【0002】
【従来の技術】ホストコンピュータ等の上位装置と、例
えばスキャナやプリンタ装置等の下位装置とをネットワ
ークなどを介して接続し、スキャナから取り込んだ画像
データを処理してプリンタ装置で印刷するシステムがよ
く知られている。
【0003】近年、このようなプリンタ装置やスキャナ
等の下位装置の性能向上は著しいものがある。特に、下
位装置で再現できる色数が増大すると、再現される画像
の色再現性も異なる。このようなシステムのユーザは、
より高性能の下位装置に交換して、同じシステムで使用
したいという要望がある。
【0004】このような場合、例えばより高性能のプリ
ンタ装置を接続して使用する場合には、ホストコンピュ
ータ等の上位装置に組み込まれたプリンタドライバも、
そのプリンタ装置に対応して変更する必要がある。その
ためには通常、その上位装置に、その新機種に対応した
プリンタドライバを再インストールし、新機種用のプリ
ンタドライバを設定する必要がある。このような再イン
ストールは、例えば上位装置がインターネットのような
公共ネットワークに接続されていて、その新機種のプリ
ンタ装置を発見したら、そのプリンタ装置に対応するプ
リンタドライバが自動インストールされるような環境で
あれば問題とならないが、その上位装置がLANやネッ
トワークに接続されていない場合には、ユーザはその新
機種に対応したプリンタドライバを再インストールする
必要があり、その操作はユーザにとって煩わしいものと
なっていた。
【0005】また、1つの上位装置で複数機種のプリン
タ装置を使用したい場合には、それら複数機種のそれぞ
れに対応するプリンタドライバをインストールして、そ
の上位装置のハードデイスク等に保有しておき、使用す
るプリンタ装置の機種に対応してドライバを切替えて使
用する。従って、1機種のプリンタ装置を接続して使用
する場合に比べて、それらドライバを記憶するためにメ
モリ容量を多く必要としていた。
【0006】このような問題点を解決するために例えば
プリンタ装置を接続する場合、特開平7−137356
号公報によれば、ホストユニットとプリンタユニットが
着脱自在なプリントシステムにおいて、プリンタ毎に印
刷コマンドが相違する場合の組み合わせ時や、ホストユ
ニットのみをバージョンアップした場合の対応として、
プリンタのRAMに複数のコマンドテーブルを記憶して
おき、ホスト側からの指示でプリンタのRAMのコマン
ドテーブルを更新する構成が開示されている。また特開
平8−310059号公報には、文書作成装置からのデ
ータを印刷するプリンタ装置において、プリンタ装置の
型番情報に応じた制御データをプリンタ装置に送信する
構成が開示されている。これは予め、その文書作成装置
に接続されるプリンタ装置の種類とその機能とが判って
いる場合に、その文書作成装置に記憶されたプリンタド
ライバからプリンタ装置に最適な制御データを送信する
ものである。
【0007】しかし、これら公報に記載された技術で
は、ホストが予測していない新機種のプリンタ装置に対
しては対処できないという問題がある。
【0008】また特開平9−272233号公報には、
上位装置が複数のプリンタドライバを記憶しておき、印
刷を行わせるプリンタの機種に応じて適合するプリンタ
ドライバを選択して印刷処理を実行することが開示され
ている。しかし、これでは上位装置に複数のプリンタド
ライバを記憶する必要があるため、それを記憶するため
のメモリ容量が膨大なものとなり、また前述の場合と同
様に、当初予測していない新機種のプリンタ装置に対応
できないさせたり、新たなプリンタコマンドを追加でき
ないという問題がある。
【0009】更に、特開平11−227181号公報に
は、プリンタ装置のハードウェアを変更することなく、
異なる種類のプリントヘッドを装着して印刷させること
ができるプリンタ装置が開示されている。この構成によ
れば、異なる種類のプリントヘッドを交換可能に装着で
きるプリンタ装置のコントローラから、現在装着された
プリントヘッドの特性を表わすデータをホストプロセッ
サに送信すると共に、そのコントローラは、装着された
プリントヘッドのプロファイル情報を使用してプリント
情報を補償している。しかし、この公報には、印刷デー
タの解像度情報や階調数情報、使用する色数情報、色変
換情報やプリント制御コマンド情報、プリントサイズ情
報、メデイア種類情報、インク残量検出の手段情報、機
械機構情報、及び操作補助情報に関する記載がなく、こ
れらの情報に対する対応は不明である。また、この公報
では、上位装置がプリンタ装置からの情報を読み取っ
て、そのデータに応じて、予めプリンタドライバとして
記憶されている、複数のプリントヘッド駆動パラメータ
を選択してプリンタ装置に送信している。従って、この
場合も、予め使用されるプリントヘッドに対応したパラ
メータを上位装置が記憶しておく必要があり、新たなプ
リンタ装置が追加される場合には、それに応じたプリン
タドライバを追加する必要が生じる。
【0010】特開平10−226140号公報に記載の
発明は、外部機器から送られるデータに基づいて画像を
形成する画像形成装置に関するもので、外部機器が使用
する画像形成装置の制御プログラムの全部又は一部を画
像形成装置が記憶している提案がなされている。しか
し、この発明では、ユーザの指示によりプリンタ装置の
選択を行なうために、もしユーザが誤まったプリンタ装
置を選択した場合には誤動作することになる。また、家
庭用情報機器のひとつであるセットトップボックス型の
情報端末などのように、ユーザからの選択指示が困難な
外部機器では、プリンタ装置の選択が不可能となる。ま
た、制御プログラムが制限なく作成された場合、例え
ば、外部機器のワークRAMの領域を越えてしまった場
合には、外部機器で制御できない場合があり得る。上位
装置が何であるか限定されないプリンタ装置では、上位
装置の種類によって使用可能なワークRAMの領域、そ
の他の制限が厳しい場合が多く、その領域を越えると正
常な動作ができない。
【0011】また、プリンタ装置に制御プログラムの一
部を記憶する場合には、上位装置に記憶されている制御
プログラムとの整合性が問題となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のシス
テムでは、ホスト側の上位装置は、将来使用する予定の
ある下位装置のプリンタ装置やスキャナ装置等のドライ
バを予め記憶しておく必要があるため、そのような下位
装置を使用するか否かに拘わらず、常にその有している
記憶領域の一部をドライバ等の記憶領域として確保しな
ければならない。また、新たに開発された機種のプリン
タ装置やスキャナ等を使用する場合には、そのドライバ
を上位装置にインストールする必要が生じるという問題
がある。
【0013】また、従来の上位装置では、ハードディス
クやフラッシュメモリなどの大容量の書換え可能な記憶
装置を備えずに、ROM、CD−ROM、DVD−RO
Mなどの読出し専用の記憶手段にスキャナドライバやプ
リンタドライバを含むホスト用の制御プログラムを記憶
させた、例えばゲーム機等においては、新機種の下位装
置に対応したドライバへのバージョンアップや他機種の
下位装置への対応は不可能であった。
【0014】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、印刷制御装置の制御プログラムを変更することな
く、または1種類の制御プログラムで、印刷装置に応じ
た色変換処理を行って画像データを処理できる印刷制御
装置及びシステム及びその制御方法と印刷装置とプリン
タドライバを提供することを目的とする。
【0015】また本発明の目的は、印刷制御装置に組み
込まれる印刷装置を制御する制御プログラムと、その印
刷装置の色特性が向上した場合、その制御プログラムと
の不整合による印刷装置の誤動作を防止する印刷制御装
置及びシステム及びその制御方法と印刷装置とプリンタ
ドライバを提供することにある。
【0016】また本発明の目的は、上位装置に組み込ま
れる印刷装置を制御するデバイスドライバが読み出し専
用に記憶されている場合でも、色再現特性の異なる複数
種類の印刷装置が扱う画像データを処理できる印刷制御
装置及びシステム及びその制御方法と印刷装置とプリン
タドライバを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の印刷制御システムは以下のような構成を備え
る。即ち、上位装置と印刷装置とを双方向に通信可能に
接続した印刷制御システムであって、前記印刷装置は当
該印刷装置が扱う画像データの色変換情報を記憶し、前
記上位装置からの指示により前記色変換情報を前記上位
装置に送信させ、前記上位装置は、前記印刷装置から送
信される色変換情報を使用して前記印刷装置が扱う画像
データを処理するようにしたことを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するために本発明の印刷制
御装置は以下のような構成を備える。即ち、制御プログ
ラムの制御の下に印刷装置に印刷データを送信して印刷
させる印刷制御装置であって、前記印刷装置に当該印刷
装置が扱う画像データの色変換情報を要求する要求手段
と、前記要求手段による要求に応じて前記印刷装置から
送信される前記色変換情報を受信する受信手段と、前記
受信手段により受信された前記色変換情報を用いて前記
印刷装置を制御する前記制御プログラムのパラメータを
変更して前記印刷装置からの画像データを処理する処理
手段と、を有することを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するために本発明の印刷装
置は以下のような構成を備える。即ち、印刷制御装置か
らの要求に応じて画像データを処理する印刷装置であっ
て、前記印刷装置の画像データの色味を決定する色変換
情報を記憶する記憶手段と、前記印刷制御装置からの指
示により前記色変換情報を前記印刷制御装置に送信する
送信手段と、を有することを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するために本発明の印刷制
御方法は以下のような工程を備える。即ち、制御プログ
ラムの制御の下に印刷装置から画像データを受信して処
理する印刷制御装置における制御方法であって、前記印
刷装置に当該印刷装置が扱う画像データの色変換情報を
要求する要求工程と、前記要求工程による要求に応じて
前記印刷装置から送信される前記色変換情報を受信する
受信工程と、前記受信工程で受信された前記色変換情報
を用いて前記印刷装置が扱う画像データを処理する処理
工程と、を有することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0022】本実施の形態では、ホスト等の上位装置
と、プリンタやスキャナ等の下位装置とが接続されたシ
ステムにおいて、上位装置と下位装置との間でデータの
送受信を行うシステムを例に説明する。
【0023】[実施の形態1]図1は、上位装置である
ホストコンピュータ500と、下位装置であるプリンタ
装置100とが接続されたシステム構成を示すブロック
図である。
【0024】図において、501はプリンタドライバを
示し、ホストコンピュータ500内にソフトウェアの形
式で記憶されている。尚、このプリンタドライバ500
は、ホストコンピュータ500に装着されたROM等の
記憶媒体に記憶されたものでもよい。502は機種別情
報で、接続されるプリンタ装置の各機種に対応した機種
別のパラメータとコマンドとを保持している。尚、ここ
では説明の簡略化のため、機種別のパラメータと制御コ
マンドを機種別情報502の一個所に纏めて記憶した構
成としたが、本発明はこれに限定されるものでなく、プ
リンタドライバ501の処理の高効率化のため、プリン
タドライバ501の複数ヶ所に分散して記憶されても、
或いは他のメモリ領域に記憶された構成としても良い。
【0025】プリンタ装置100はROM部411を有
し、このROM部411には、プリンタ装置100の機
種に対応したパラメータと制御コマンドを予め保持して
いる機種別情報420が設けられている。この機種別情
報部420には、A1,A2,…,B1,B2,…,C
等で示される各種パラメータと制御コマンド(C)が記
憶されている。これらについては後に詳細を説明する。
尚、この機種別のパラメータと制御コマンドも、説明の
簡略化のためROM部411の一個所にまとめて記憶す
る構成としたが、本発明はこれに限らず、ROM部41
1を効率的に使用するため、或いはアクセスし易くする
ため複数ヶ所に分散して記憶しても良い。
【0026】また、これらホストコンピュータ500と
プリンタ装置100とは、例えばUSBケーブルを介し
て接続されている。この接続は双方向通信可能であれ
ば、どのような形態の接続でも良く、他のI/Fや無線
通信でも良い。
【0027】図2は、本実施の形態に係るプリンタ装置
100の構成を示す外観斜視図である。
【0028】図において、プリンタ装置100の給紙位
置に挿入された記録媒体(記録シート等)105は、送
りローラ106の回転によって矢印P方向に送られ、プ
リントヘッド104によるプリント可能領域へ搬送され
る。このプリント可能領域における記録媒体105の下
部にはプラテン107が設けらている。プリントヘッド
104はキャリッジ101に搭載され、このキャリッジ
101は2つのガイド軸であるガイド軸102とガイド
軸103とによって、それらの軸方向に沿う方向に往復
移動可能となっている。これによりプリントヘッド10
4は、プリント領域を主走査方向であるQ1、Q2方向
に往復走査する。
【0029】このプリントヘッド104は、複数色のイ
ンクを吐出可能な吐出口と、複数色のインクを収容可能
なインクタンクを含み、プリントヘッド104のインク
吐出口は下側を向いている。このプリンタ装置100に
おける複数色のインクは、Bk(黒)、C(シアン)、
M(マゼンタ)、Y(イエロー)の4色である。
【0030】108はスイッチ部と表示部とを備えた操
作パネルで、スイッチ部はプリンタ装置100の電源の
オン/オフや、各種印刷モードの設定等に使用され、表
示部はプリンタ装置100の状態を表示するのに使用さ
れる。
【0031】図3は、本実施の形態にかかるプリンタ装
置100の構成を示すブロック図である。
【0032】ホストコンピュータ500から送信された
プリントすべき文字や画像データを含むプリントデータ
がプリンタ装置100で受信されると、その受信したデ
ータは受信バッファ401に入力されて保持される。ま
たプリンタ装置100のROM部411に記憶されてい
る機種別パラメータや、ホストコンピュータ500から
プリンタ装置100に正しくデータが転送されているか
を確認するデータ、及びプリンタ装置100の動作状態
を知らせるデータ等がプリンタ装置100からホストコ
ンピュータ500に送信される。
【0033】受信バッファ401に記憶されたデータ
は、CPU402の管理下でRAM403に転送されて
一次的に記憶される。ROM部411は、CPU402
により実行される制御プログラムや各種初期設定パラメ
ータ、及びプリンタ装置100の機種別のパラメータや
制御コマンド等を記憶している。エンジンコントロール
部404は、CPU402からの指令により、キャリッ
ジモータやラインフィードモータ等の機械部を有するプ
リンタエンジン405を駆動制御する。
【0034】センサ/SWコントロール部406は、各
種センサや、操作パネル108のSW(スイッチ)等を
含むセンサ/SW部407からの信号をCPU402に
送る。表示素子コントロール部408は、CPU402
からの指令により、操作パネル108のLEDや、液晶
表示素子等を有する表示部409への表示駆動を行って
いる。プリントヘッドコントロール部410は、CPU
402からの指令によりプリントヘッド104を駆動制
御する。また、プリントヘッドコントロール部410
は、プリントヘッド104の状態を示す、例えばヘッド
104の温度を検出して、それらをCPU402に送っ
ている。これによりCPU402は、その温度情報に基
づいてプリントヘッド104の駆動制御を実行してい
る。
【0035】図4は、本実施の形態に係るプリントシス
テムにおけるプリント動作の概念を示すフローチャート
である。図において、ホストコンピュータ500におけ
る制御処理と、プリンタ装置100における制御処理と
がそれぞれ別々に示されている。
【0036】ホストコンピュータ500においてプリン
ト動作が開始されると、まずステップS1で、ホストコ
ンピュータ500よりプリンタ装置100に対して所定
の制御コマンドが送られて、そのプリンタ装置100か
らの機種別情報の転送要求が指示される。これに応答し
てプリンタ装置100からホストコンピュータ500に
対して、プリンタ装置100のROM部411に記憶さ
れている機種別情報部420のパラメータA1,A2,
…,B1,B2,…、及び制御コマンドCが送られる。
こうして伝送された各情報は、ホストコンピュータ50
0のプリンタドライバ501の機種別情報部502に記
憶される。
【0037】次にステップS2に進み、プリンタ装置1
00から受信した機種別パラメータA1,A2,…を用
いて、そのプリンタ装置100に伝送するプリントデー
タを展開する。この機種別パラメータA1,A2,…の
中には、そのプリンタ装置100における以下に示すよ
うな情報が設定されており、ホストコンピュータ500
はこれらの情報を用いて、そのプリンタ装置100に伝
送するプリントデータを生成する。
【0038】A1:解像度情報 A2:階調数情報 A3:使用する色数情報 A4:色変換情報 ここで、解像度情報(A1)はプリンタ装置100にお
いて印刷可能な画像の解像度を示し、ここでは例えば主
走査方向に600dpi、副走査方向に600dpiと
する。これ以外にも(主走査方向)×(副走査方向)に
対して、単位をdpiとして、180×180、360
×180、360×360、720×360、720×
720のセット、或いは、150×150、300×1
50、300×300、600×300、600×60
0等のセットに対応可能に、予めプリンタドライバ50
1が構成されている。更には、これ以外のセットにも対
応可能に構成されている。
【0039】この解像度情報(A1)に基づいて、ホス
トコンピュータ500においてラスタライズされるプリ
ントデータの画像の解像度が決定される。ここではプリ
ンタ装置100の機種別パラメータとして、その解像度
が主走査方向“600”、副走査方向“600”に指定
されたものとする。尚、この解像度情報(A1)は、主
走査方向及び副走査方向のそれぞれに対して、各1バイ
トでプリンタ装置100のROM部411に格納されて
いる。
【0040】次に階調数情報(A2)は、各解像度に対
応する画像データの深さを示し、1ビットの場合には
“1”、2ビットの場合には“2”が、4ビットの場合
には“4”がそれぞれセットされる。この階調数情報
(A2)は、通常8ビットまでで十分であるため、プリ
ンタドライバ501は8ビットまで対応可能とするが、
対応可能なビット数は適宜設定可能である。この階調数
情報(A2)は、1バイトでプリンタ装置100のRO
M部411に格納されている。
【0041】次に使用する色数情報(A3)は、本実施
の形態では、BkとCとMとYの4色であるため、プリ
ンタ装置100からはA3=“4”が伝送される。これ
以外にも、Bkだけの1色であったり、CとMとYの3
色であったり、或いはBkとCとMとYの4色に、更に
薄いCと薄いYを加えた6色であったりと様々であるた
め、プリンタドライバ501は、1色、3色、4色、6
色のそれぞれに対応可能な構成としておく。この使用す
る色数情報(A3)は、1バイトでプリンタ装置100
のROM部411に格納されている。
【0042】また色変換情報(A4)は、例えばYMC
Bkの各色の色調を決定するための色変換情報を記憶し
たルックアップテーブルである。このルックアップテー
ブルは、印刷に使用する記録媒体や使用するインク、記
録媒体の単位面積に打ち込む最大インク量、得たい色調
の画像等により最適化される。例えば、使用するインク
が改良されて、使用する記録媒体での発色の度合が変化
した場合には、このルックアップテーブルも変更する必
要がある。この色変換情報(A4)は、記録媒体の種類
でも変わるが、ここではルックアップテーブルを転送す
ることにより対応している。ホストコンピュータ500
では、プリンタ装置100から伝送されたルックアップ
テーブルを用いて、RGBからBkとCとMとYのデー
タへの展開処理を行っている。この色変換情報(A4)
は、64kバイトの容量でプリンタ装置100のROM
部411に格納されている。
【0043】次にステップS3に進み、プリンタ装置1
00から受信した機種別パラメータB1,B2,…を用
いて、そのプリンタ装置100に伝送するプリントデー
タを作成する。この機種別パラメータB1,B2,…の
中には、そのプリンタ装置100における以下に示すよ
うな情報が設定されており、ホストコンピュータ500
はこれらの情報を用いて、そのプリンタ装置100に伝
送するプリントデータを生成する。
【0044】B1:プリントサイズ情報 B2:メデイア(記録媒体)の種類情報 B3:プリントヘッドのメンテナンス情報 B4:プリントヘッドの構造情報 B5:インク残量検出の手段情報 B6:機械機構情報 B7:操作補助情報 これら機種別パラメータB1,B2,…と、ステップS
1における処理とを合わせて、ホストコンピュータ50
0からプリンタ装置100に送られる制御データ及びプ
リントデータが作成される。
【0045】プリントサイズ情報(B1)は、プリンタ
装置100において主走査方向と副走査方向のプリント
可能な印刷幅に関する情報である。この情報(B2)に
基づいて、ホストコンピュータ500内で、プリンタ装
置100で印刷可能なサイズ以内に収まるようにプリン
トデータが生成されてプリンタ装置100に送られる。
ここでは、例えば、この印刷可能幅は、横8インチ、長
さ10インチである。このプリントサイズ情報(B1)
は、中央基準でプリントする時に用いられ、2バイトで
プリンタ装置100のROM部411に格納されてい
る。
【0046】メデイア種類情報(B2)は、印刷に使用
する記録媒体の種類が、例えば普通紙であるか、光沢フ
ィルムであるかといった、印刷に使用する記録媒体(メ
デイア)の種類を示す情報である。この情報に基づい
て、プリンタ装置100における記録媒体の搬送条件が
変更される場合等に使用される。ここで、この記録媒体
の種類情報は普通紙であるとする。この記録媒体の種類
情報は、1バイトでプリンタ装置100のROM部41
1に格納されている。
【0047】プリントヘッドのメンテナンス情報(B
3)は、例えば印刷処理の直前にプリントヘッド104
からインク空吐出させる数や、プリントヘッド104の
吸引動作をする時間間隔等の、プリントヘッド104の
メンテナンスに関する情報を規定している。ここでは、
インク空吐出させる数は“100”であり、プリントヘ
ッド104の吸引動作をする時間間隔は“5分”である
とする。このプリントヘッドのメンテナンス情報(B
3)は、最大4バイトでプリンタ装置100のROM部
411に格納されている。プリンタに対応してメンテナ
ンスのタイミング等を指示することが可能となる。
【0048】プリントヘッドの構造情報(B4)は、プ
リンタ装置100におけるプリントヘッド104の構造
に関する情報で、ここでは例えば、BkCMYの各ノズ
ル数が同じで、副走査方向に対して同じ位置に4色が並
んでいるとすると、その場合の情報(B4)は“0,
0,0,0”となる。またもし、プリントヘッド104
のBkCMYの各ノズル数が同じで、各色のノズル列が
BkCMYの順に副走査方向に各100ノズルづつずれ
て配置されている場合には、その情報は“0,100,
200,300”となる。これは各色のノズルに合わせ
たプリントデータの転送を行なう時に参照される。これ
により、プリンタ装置100においてプリントデータを
記憶するメモリ容量を節約できる。尚、予めプリンタド
ライバ501は、これらの数値に対応可能な構成として
おく。このプリントヘッドの構造情報(B4)は、4バ
イトでプリンタ装置100のROM部411に格納され
ている。
【0049】インク残量検出の手段情報(B5)は、プ
リンタ装置100が、プリントヘッド104におけるイ
ンク残量を検出するためのインク残量検出手段として、
どのような手段を有しているかを示す情報で、例えばイ
ンク残量検出をしない“0”、或いはインク残量を検出
する場合には、いくつの段階で行うか、例えば、3段
階、5段階、…100段階に応じた数字で表す。この実
施の形態では、インク残量検出をしないので“0”に設
定されている。プリンタドライバ501は、この情報に
より、インク残量検出の結果をどのようにホストコンピ
ュータ500の画面上に表示するかを予め設定している
ものとする。このインク残量検出の手段情報(B5)
は、1バイトでプリンタ装置100のROM部411に
格納されている。
【0050】また機械機構情報(B6)は、プリンタ装
置100のプリンタエンジン405に関する情報で、こ
のプリンタエンジン405が、例えばインクジェット法
による記録ユニットであるか、熱転写方による記録ユニ
ットであるかなどといった、プリンタエンジン405の
機構に関する情報である。
【0051】また操作補助情報(B7)は、プリンタ装
置100に関する操作を、ホストコンピュータ500か
らの指示でユーザに行なわせるための情報で、操作パネ
ル108の表示部409において、プリンタ装置100
の機種固有の機能や、操作説明などに利用される情報で
ある。この情報(B7)は、ホストコンピュータ500
の印刷機能などに関係し、GUIなどにより操作画面上
に表示されてユーザに指示するための補助的なデータベ
ースであり、例えば文字、アイコン画像、プリンタ装置
100の外形や操作部分などを表す画像、また、操作画
面を制御するための操作制御情報である。この情報(B
7)をホストコンピュータ500が必要に応じてプリン
タ装置100から取得して利用することができる。これ
により、例えば、接続されているプリンタ装置100に
関係する操作、オンラインヘルプなどを指示することが
でき、ユーザに対し最適な説明文や画像を表示させるユ
ーザーフレンドリな操作環境の提供が可能となる。この
操作補助情報(B7)は、32kバイトでプリンタ装置
100のROM部411に格納されている。
【0052】次にステップS4では、プリンタ装置10
0から受信した制御コマンドを用いてホストコンピュー
タ500がプリント動作を制御し、制御データやプリン
トデータを、そのプリンタ装置100に伝送して、通常
のプリント動作を行なう。
【0053】プリント制御コマンド情報(C)は、ホス
トコンピュータ500からプリンタ装置100に所望の
画像を出力させるための制御コマンドに関連した情報
で、プリントの目的に則した種々のモード設定やプリン
ト制御を行わせるための制御コマンド列を定義してい
る。このプリント制御コマンド情報に基づいてプリンタ
装置100を制御することにより、そのプリンタ装置1
00を、その印刷に最適な制御コマンドを用いてプリン
ト動作させることができる。このプリント制御コマンド
情報には、例えば図6に示すようなデータが記憶されて
いる。
【0054】図6において、Adr1,Len1〜Adr50,Len50
は、管理情報を表していて、AdrNは、プリント制御コマ
ンド情報の先頭を基準とし、コマンドデータCmdNの読出
し位置を16ビットで示すオフセットアドレス値であ
る。またLenNは、コマンドデータCmdNのデータ量を表
し、そのバイト数を16ビットで表している。つまりコ
マンドデータCmd1(印刷ジョブ開始コマンド)の印刷ジ
ョブ開始時に、プリンタ装置100に送信すべき制御コ
マンド列「印刷ジョブ開始コマンド」の格納位置をAdr1
で示し、また、その制御コマンド列のデータ量をLen1で
識別できるようにしている。同様にして、Adr2,Len2に
より、印刷データを圧縮するか、非圧縮であるかを設定
する「印刷データ形式設定コマンド」Cmd2の格納位置と
そのデータ量を指示している。またAdr3,Len3により、
印刷に使用する記録媒体の種類に応じたページマージン
(上下、左右マージンなど)を設定する「ページマージ
ン設定コマンド」Cmd3の格納位置とそのデータ量を指示
している。以下同様に、Adr4,Len4により、カラー印刷
・モノクロ印刷、記録媒体の種類、印刷品位を設定する
「印刷方法設定コマンド」Cmd4を、Adr5,Len5により、
印刷解像度を設定する「解像度設定コマンド」Cmd5を、
Adr6,Len6により、各色の階調数やインク選択など設定
する「イメージングモデル設定コマンド」Cmd6を、Adr
7,Len7により、印刷に先駆けて必要時にプリントヘッ
ド104のクリーニングなどのメンテナンスを行なわせ
る「印刷準備コマンド」Cmd7を、その他の印刷ジョブ開
始に先駆けて設定が必要な場合に使用する「その他の設
定コマンド」Cmd8の格納位置とそのデータ量をそれぞれ
指示している。
【0055】これにより、ホストコンピュータ500
は、印刷制御時に、それぞれ対応するコマンドデータを
読み出してプリンタ装置100に伝送することができ
る。
【0056】また、別の方法として、上記コマンドデー
タCmd1〜Cmd8を1つの制御コマンド列の塊として纏めて
格納しておいても良い。その場合には、Adr1を対象とな
る制御コマンド列の格納位置の先頭を表すオフセットア
ドレス値とし、Len1には制御コマンド列の総バイト数を
記入すれば良い。その場合には、Adr2,Len2〜Adr8,Le
n8の管理情報は不要である。
【0057】以上の制御コマンドは、印刷モードが確定
して印刷ジョブを開始する際に、ホストコンピュータ5
00からプリンタ装置100に出力される。
【0058】次に、印刷ジョブ中の印刷データにおいて
は、印刷対象色毎のイメージデータに色指定コマンドを
付加する必要がある。そこで、Adr10,Len10によりAdr_
Bk,Len_Bk〜Adr_c,Len_cを読出し、その内容により、
Cmd_Bk〜Cmd_cで示した色指定コマンドデータを読み出
すことができるようにしてある。
【0059】具体的に説明すると、Adr_Bkは「Bk色
(ブラック)用色指定コマンド」Cmd_Bkの格納位置のオ
フセットアドレス値、Len_Bkは、そのコマンドのデータ
量を表している。同様にして、Adr_Y,Len_Yは「Y色
(イエロー)用色指定コマンド」の格納位置のオフセッ
トアドレス値と、そのデータ量を示している。以下同様
に、Adr_M,Len_Mは「M色(マゼンタ)用色指定コマン
ド」のアドレス値とデータ量を、Adr_C,Len_Cは「C色
(シアン)用色指定コマンド」のアドレス値とデータ量
を、Adr_m,Lem_mは「m色(淡マゼンタ)用色指定コマ
ンド」のアドレス値とデータ量を、Adr_c,Len_cは「c
色(淡シアン)用色指定コマンド」のアドレス値とデー
タ量をそれぞれ示している。
【0060】尚、プリンタ装置100のプリントヘッド
104が、例えばBkYMC4色インクで印刷可能な場
合には、Cmd_mおよびCmd_cの情報は不要である。その場
合、Len_m及びLen_cの設定値は“0”である。同様にし
て、プリントヘッド104がYMCインクによる3色で
の印刷が可能な場合には、Len_Bkの値は“0”にセット
される。
【0061】次に、一頁の印刷の終了時に、ホストコン
ピュータ500からプリンタ装置100に送出する「印
刷ページ終了コマンド」Cmd20の格納位置のオフセット
アドレス値をAdr20に、そのバイト数をLen20に記すこと
で、ホストコンピュータ500は、そのプリンタ装置1
00に対応した「印刷ページ終了コマンド」Cmd20を読
み出して送信することができる。
【0062】また、一つの印刷ジョブの終了時に、プリ
ンタ装置100に送出すべき「印刷ジョブ終了コマン
ド」Cmd30の格納位置のオフセットアドレス値をAdr30
に、そのバイト数をLen30に記すことにより、ホストコ
ンピュータ500はプリンタ装置100に応じた「印刷
ジョブ終了コマンド」Cmd30を読み出して送信できる。
【0063】更に、プリントヘッド104のクリーニン
グなどのメンテナンス機能をホストコンピュータ500
により確実にプリンタ装置100に指示して実行させる
ことができるようにするために、2種類の「メンテナン
ス1コマンド」Cmd40、及び「メンテナンス2コマン
ド」Cmd50を用意しており、それらの制御コマンドの格
納位置のオフセットアドレス値をそれぞれAdr40、Adr50
に格納し、それぞれのデータ量を示すバイト数をLen4
0、Len50に記憶している。
【0064】以上説明した構成を採用することにより、
プリンタ装置100が新機種のプリンタ装置に交換され
て、そのプリンタ制御コマンドが変更されたり、或いは
追加された場合でも、ホストコンピュータ500におけ
るプリンタドライバ501を変更することなく、その新
たなプリンタ装置に対応させて印刷処理を実行させるこ
とができる。
【0065】また本実施の形態1では、ホストコンピュ
ータ500において、プリンタ装置100の制御コマン
ドのみに対応させる場合で説明したが、本発明はこれに
限定されるものでなく、これ以外にも例えばプリンタド
ライバ501が将来サポート可能な機能等を想定したも
のとし、それに応じた制御コマンド列を予め各プリンタ
装置に格納しておき、その制御コマンドのデータをホス
トコンピュータ500のプリンタドライバ501により
プリンタ装置から読み出してホストコンピュータ内に格
納し、その格納したデータに基づいてプリントデータを
作成してプリンタ装置に出力するようにもできる。或い
は、プリンタドライバに制御コマンドを格納する領域を
確保し、新規のコマンド列をプリンタ装置から読み込
み、そのデータをプリンタ装置に送信することで、より
柔軟な発展性を持たすことができる。
【0066】図5は、図4のステップS1における機種
別情報の伝送処理の詳細を示すフローチャートである。
本実施の形態に係るホストコンピュータ500とプリン
タ装置100との間の通信プロトコルの詳細を説明す
る。この処理は、ホストコンピュータ500において、
プリンタ装置100から機種別情報を読み出す必要があ
る際に実行される。
【0067】先ずステップS10で、ホストコンピュー
タ500はプリンタ装置100から所望の機種別情報を
取得するために、インターフェースを通じて、各種情報
のアップロード要求コマンドをプリンタ装置100に送
信する。ステップS11は通信状態を示している。次に
ステップS12に進み、ホストコンピュータ500は、
この要求コマンドに応答してプリンタ装置100から送
信される情報の受信を待つ。ここで、アップロード要求
コマンドによって、ホストコンピュータ500が所望す
る機種別情報を特定することができるようにしてある。
【0068】次にこのアップロード要求コマンドを受信
したプリンタ装置100における処理を説明する。まず
ステップS21で、プリンタ装置100は、インターフ
ェースを通じて、このホストコンピュータ500からの
制御コマンドを受け取ると、そのコマンド解析をする。
次にステップS22に進み、受信したコマンドがアップ
ロード要求コマンドであるかどうかを調べ、アップロー
ド要求コマンド以外の、その他の処理、例えば印刷制御
コマンドなどであればステップS24に進み、それに応
じた処理を行なう。ステップS22で、アップロード要
求コマンドであればステップS23に進み、ホストコン
ピュータ500から要求された機種別情報の領域を読み
出し、その情報をインターフェースを通じてホストコン
ピュータ500に送信する。こうしてステップS23或
いはS24の処理を終了すると、プリンタ装置100に
おける制御コマンドの受信処理が終了する。
【0069】こうしてホストコンピュータ500におい
て、プリンタ装置100から応答データを受信するとス
テップS13に進み、その受信したデータをホストコン
ピュータ500のメモリに記憶し、この後の制御プログ
ラムで利用できるように保存する。次にステップS14
で、他にプリンタ装置100からアップロードしたいデ
ータがあるときはステップS10に戻って前述の処理を
実行し、上記の一連の処理ルーチンを繰り返し実行す
る。こうして必要な機種別情報を全てプリンタ装置10
0から取得完了するとステップS14のループを抜け出
し、この処理を終了する。
【0070】このように、ホストコンピュータ500に
おいて、プリント処理の開始直後に、印刷に使用するプ
リンタ装置100の機種と、その印刷モードに合致した
機種別情報とをプリンタ装置100から取得し、それら
情報を利用してプリントデータ展開とプリントデータ伝
送処理を実行することができる。これにより、プリンタ
装置100の解像度、階調性、或いはインクの発色特性
等の性能が変更された場合や、プリンタ装置100の制
御コマンドが変更された場合でも、ホストコンピュータ
500におけるプリンタドライバ501を変更すること
なく、そのプリンタ装置に適合したプリントデータの生
成及びプリント制御を行うことができる。
【0071】次に本実施の形態に係るホストコンピュー
タ500のプリンタドライバ501における処理の概略
について図7のフローチャートを参照して説明する。
【0072】図7は、前述のようにしてプリンタ装置1
00から各種情報を取得して、プリンタ装置100に伝
送する印刷コマンドやプリントデータを作成する(図4
のステップS2〜S4の処理に相当)、ホストコンピュ
ータ500のプリンタドライバ501における処理を示
すフローチャートである。
【0073】まずステップS101で、アプリケーショ
ンプログラム等から印刷処理の開始が指示されるとステ
ップS102に進み、前述した図4のステップS1で取
得した機種別情報から、そのプリンタ装置の解像度、階
調数、印刷可能な色数、色変換情報等を取得する(ステ
ップS102乃至S105)。これら情報を基に、アプ
リケーションプログラムから指示された画像データを基
に、プリントデータを展開する(ステップS106)。
【0074】次にステップS107に進み、プリンタ装
置100から取得した機種別情報に含まれるプリント制
御コマンド情報、プリントサイズ情報、記録媒体の種類
情報、プリントヘッドの構造情報等に基づいて、そのプ
リンタ装置100に伝送する印刷コマンドを作成する。
こうして作成された印刷コマンド及びプリントデータ
は、ステップS108で、ホストコンピュータ500か
らプリンタ装置100に送信される。
【0075】またステップS101で、プリント開始の
指示でない場合はステップS109に進み、プリンタ装
置1100のプリントヘッド104のメンテナンス指示
かどうかをみる。そうであればステップS110に進
み、プリンタ装置100にプリントヘッド104のクリ
ーニング等のメンテナンス動作を指示する。またステッ
プS109でヘッドのメンテナンス指示でない時はステ
ップS111に進み、プリンタ装置100における操作
説明の補助機能の指示かどうかを調べ、そうであればス
テップS112に進み、プリンタ装置100における機
種固有の機能や操作説明などをホストコンピュータ50
0の画面上に、例えばGUI等により表示させることが
できる。
【0076】図8は、このようなプリンタドライバ50
1の機能構成を示すブロック図である。
【0077】図において、801はラスタライザ部で、
プリントしたい文字や元画像データに対して、機種別情
報の解像度情報で元画像データをラスタライズする。前
述の例では、機種別情報の解像度情報は“600×60
0”であるため主走査方向は600dpi、副走査方向
は600dpiの解像度でラスタライズされる。その結
果、600dpi×600dpiの解像度で、R、G、
B各8ビットのデータが得られる。ここで得られたデー
タの解像度は機種別情報に依存する。
【0078】次に画像処理部802では、機種別情報の
階調数情報、使用する色数情報、色変換情報に基づい
て、R、G、B各8ビットのデータを画像処理する。こ
こでは階調数情報は1ビット、使用する色数情報は4
色、色変換情報はRGBをBkCMYの情報に変換する
ルックアップテーブルを用いている。尚、この画像処理
部802では、量子化処理も行われる。
【0079】この画像処理を行なうことにより、Bk、
C、M、Y各1ビットのプリントデータが生成される。
こうして生成されたプリントデータは、機種別情報に依
存したものとなる。ここまでの処理が前述の図7におけ
るステップS102〜S106の処理に相当している。
【0080】続いて出力処理部803では、機種別情報
の、プリントサイズ情報、メデイア種類情報、プリント
ヘッドの構造情報等を基に、プリント制御コマンドに従
ってプリントデータをプリンタ装置100に送信する最
終形式の印刷コマンドに変換される。この処理が前述の
図7のステップS107における処理に相当している。
こうして生成された印刷コマンドはプリンタ装置100
に送信される。このプリントデータの最終形式は機種別
情報に依存する。
【0081】このように、上位装置であるホストコンピ
ュータ500におけるプリンタドライバ501の機能を
固定させた状態で、 (1)性能が向上した新機種のプリンタ装置や、別の仕
様のプリンタ装置が接続された場合でも、プリンタドラ
イバの再インストール無しで対応できる。 (2)1種類のプリンタドライバで、性能の異なる複数
種類のプリンタ装置を制御することができる。 (3)プリンタドライバが、ホストコンピュータの読み
出し専用の記憶媒体に記憶されている場合であっても、
異なる複数種類のプリンタ装置を制御することが可能と
なった。
【0082】尚、以上説明した機種別情報の例はあくま
でも一例を示したもので、より広範囲の仕様に適応させ
ることも可能である。また、機種別情報のそれぞれは独
立であり、適宜組み合わせることにより、より複雑な機
能にも対応できるようになる。
【0083】[実施の形態2]次に本発明の実施の形態
2に係るプリントシステムの構成を説明する。この実施
の形態2では、ホストコンピュータ500には、接続さ
れているプリンタ装置100の機種を区別する機能が追
加されている。
【0084】図9は、本発明の実施の形態2に係るプリ
ントシステムの構成を示すブロック図で、前述の図1と
共通する部分は同じ番号で示し、そのれらの説明を省略
する。
【0085】この実施の形態2では、このホストコンピ
ュータ500はプリンタ装置100の機種を判定する機
種判別部503を備えている。またプリンタドライバ5
01の機種別情報502には、予めデフォルトのパラメ
ータやコマンド等を初期値として準備しているものとす
る。また、プリンタ装置100には、そのプリンタ装置
100の機種を示す機種情報412が記憶されている。
【0086】図10は、本実施の形態2に係るプリント
システムにおけるプリント動作を示すフローチャートで
ある。
【0087】ホストコンピュータ500において、プリ
ント開始が指示されると、まずステップS31で、ホス
トコンピュータ500がプリンタ装置100に記憶され
ている機種区別情報412を読み込む。次にステップS
2に進み、その機種区別情報412を基に、接続されて
いるプリンタ装置100の機種を判断し、デフォルトで
設定されている機種のプリンタ装置100であるかかど
うかを判断する。そうであればステップS34に進む
が、そうで無い場合にはステップS33に進み、前述の
図4におけるステップS1〜S3の処理を実行して、印
刷コマンド及びプリントデータを作成する。尚、機種判
別部503には、予めデフォルトの機種別情報が記憶さ
れている。こうしてステップS34に進み、通常のプリ
ント制御し終了する。
【0088】この実施の形態2では、プリンタ装置10
0の多くはデフォルトに設定されているもので間に合う
場合が多いため、予め所定の機種別の情報をデフォルト
でホストコンピュータに記憶させておくものである。こ
れにより、デフォルトのプリンタ装置の場合には、機種
別情報を、そのプリンタ装置からホストコンピュータに
送信する動作が不要となり、プリント時間を節約でき
る。
【0089】更に、これによりデフォルトの機種である
プリンタ装置は、プリンタ装置100内のROM部41
1に機種別情報420を保有しなくても済むメリットが
あり、プリンタ装置100におけるROM容量の節約に
なる。
【0090】[実施の形態3]次に、ホストコンピュー
タ500において、プリンタ装置100からの機種別情
報の読取り回数を最小にする実施の形態3の例を説明す
る。
【0091】図11は、本発明の実施の形態3に係る機
種別情報の読み込み回数を最小限した、ホストコンピュ
ータ500における処理を示すフローチャートである。
【0092】印刷処理が開始されるとまずステップS4
1に進み、ホストコンピュータ500において、プリン
タドライバ501に、その印刷に使用するプリンタ装置
100の機種別情報を既に読み込んで、機種別情報記憶
部502に記憶しているかどうかを判断する。前回のプ
リント処理等において、既にその情報を読み入んでいる
場合はステップS43に進み、その機種別情報記憶部5
02に記憶されている情報を使用してプリント動作を実
行する。
【0093】一方、機種別情報記憶部502に、その情
報が記憶されていない場合はステップS42に進み、前
述の図4のステップS1〜S3の処理を実行して、その
接続されているプリンタ装置100の機種別情報を取得
してステップS43に進む。こうしてステップS43
で、通常のプリント動作を行う。
【0094】これにより、既に機種別情報記憶部502
に各種情報が記憶されている場合は、プリンタ装置から
の機種別情報の取得処理が不要になるため、プリント時
間をより節約できる。
【0095】[実施の形態4]前述の実施の形態では、
プリンタ装置100における印刷モードが1種類として
説明したが、実際のプリンタ装置では多種類の場合が多
い。この場合には、プリンタ装置100の機種別情報部
420には、その印刷モードの数に対応した情報群を準
備しておく。例えば、印刷モードが3種類の場合には、
機種別情報も3セット準備することになる。こうしてプ
リンタ装置100は、選択されたに印刷モードに応じた
機種別情報をホストコンピュータ500に送信する。こ
れにより、常に最適なパラメータや制御コマンドを使用
して印刷することが可能になる。これにより、例えば印
刷モードに依存して、解像度や階調数が変化している場
合でも対処できる。
【0096】なお、各印刷モードに対応した1セットの
機種別の情報は、前述の実施の形態で説明したパラメー
タA1,A2,…だけでも良く、B1,B2,…,とプ
リンタ制御コマンド情報を使用しなくても良い。また、
複数の印刷モードに対応する機種別のパラメータのそれ
ぞれは、共通部と独立部とに分けてROM部411に格
納しておき、共通部と、その印刷モードとに対応した独
立部だけを、プリンタ装置からホストコンピュータに送
信するようにしても良い。これにより、プリンタ装置1
00におけるROM部411のメモリ容量を節約でき
る。この場合、A1,A2,…は独立部で、B1,B
2,…,Cは共通部とすると良い。
【0097】更に、この時、ホストコンピュータ500
における印刷モードが前回の印刷モードと同じである場
合には、プリンタ装置100からホストコンピュータ5
00への機種別情報の送信処理をスキップすることも可
能である。
【0098】図12は、プリンタ装置100において複
数の印刷モードでの印刷が可能で、プリンタ装置100
からホストコンピュータ500への機種別情報の送信処
理をスキップする場合のホストコンピュータ500にお
ける処理を示すフローチャートである。
【0099】まずステップS51で印刷モードが確定
し、ステップS52で、その確定した印刷モードが前回
の印刷モードと同じかどうかを判断する。或いは、今回
の印刷モードの機種別の情報がホストコンピュータ50
0に存在しているかどうかを判断する。そうであればス
テップS54に進み、機種別情報記憶部502に記憶さ
れているパラメータや制御コマンドを使用して、通常の
印刷処理を実行する。
【0100】一方、ステップS52で、前回と異なる印
刷モードの場合にはステップS53に進み、前述の図4
のステップS1〜S3の処理を実行して、その印刷モー
ドに対応する、プリンタ装置100の機種別の情報を取
得し、その情報に従って印刷コマンド及びプリントデー
タを作成する。その後ステップS54に進み、通常のプ
リント動作をして終了する。尚、このステップS54で
は、今回の印刷モードが何であったかをプリンタドライ
バ501に保存し、次回のプリント時の処理に備える。
【0101】尚、本実施の形態に係る印刷モードの設定
は、印刷ジョブ単位であったり、或いは頁単位のいずれ
でも良い。従ってもし連続プリント動作時に毎頁ごとに
印刷モードが変化する場合には、毎頁ごとにプリンタ装
置100からホストコンピュータ500に機種別の情報
転送を行なうことになる。通常は、1つの印刷ジョブ内
で印刷モードが変化することはないので、ジョブ単位で
印刷モードが変更された場合には、各印刷ジョブごとに
機種別情報の転送を行なう。
【0102】[実施の形態5]本実施の形態5では、プ
リンタ装置100に接続可能なホストコンピュータ50
0が複数種類ある場合で説明する。
【0103】以上の説明のように、上位装置であるホス
トコンピュータは、プリンタ装置の100の機種別の情
報を参照してプリントデータの展開を行なうが、プリン
タ装置100に接続される上位装置のハードウェア構
成、或いはハードウェア構成が同じであってもシステム
プログラムやアプリケーションプログラムなどの違いに
より、プリンタドライバ501におけるプリントデータ
展開時の色処理方法に違いが生じる。例えば、色変換テ
ーブル情報のデータ量やデータ構成が一致しない場合が
ある。
【0104】そこで、プリンタ装置100に記憶する機
種別情報を、接続可能なホストコンピュータの種類の数
に応じて保持する。つまり、プリンタ装置100に接続
可能なホストコンピュータの構成上、都合が良い機種別
情報をそれぞれ用意する。
【0105】図13は、本発明の実施の形態5に係るプ
リンタ装置100において、2種類のホストコンピュー
タに対応させた機種別情報の一例を説明する図である。
【0106】ここでは、プリンタ装置100のROM部
411に2種類の機種別情報を記憶するブロックG1、
G2を設けている。ここでG1は、第1の上位装置(ホ
ストコンピュータ)用の機種別情報を示し、G2は第2
の上位装置(ホストコンピュータ)用の機種別情報を示
す。ここで第1の上位装置が、例えば2つの印刷モード
を利用する場合、例えばG1には、機種別パラメータB
1,B2,…を記憶しているP10領域と、第1の印刷
モード用の機種別パラメータA11,A12,…を記憶
しているP11領域、及び第2の印刷モード用の機種別
パラメータA21,A22,…を記憶しているP12領
域とを用意する。またP13は、第1の上位装置に対応
する機種別の制御コマンド(C1)を示している。
【0107】また第2の上位装置が、例えば3つの印刷
モードを利用する場合、例えばG2には、機種別パラメ
ータB1,B2,…を記憶しているP20領域と、第1
の印刷モード用の機種別パラメータA11,A12,…
を記憶しているP21領域と、第2の印刷モード用の機
種別パラメータA21,A22,…を記憶しているP2
2領域、及び第3の印刷モード用の機種別パラメータA
31,A32,…を記憶しているP23領域とを用意す
る。またP24は、第2の上位装置に対応する機種別の
制御コマンド(C2)を示している。
【0108】これら全ての機種別のパラメータ及び制御
コマンドは、ホストコンピュータから所定の制御コマン
ドと、そのホストコンピュータの種別を表す識別子とに
基づいて、プリンタ装置100からホストコンピュータ
に送られて、ホストコンピュータで選択的に取得できる
ようになっている。
【0109】尚、本実施の形態5では、2つの上位装置
に対応させる場合で説明したが、対応可能な上位装置の
種類の数に制限がないことは言うまでもない。また、そ
れぞれの機種別情報の各ブロック(G1,G2等)に保
有する機種別のパラメータおよび制御コマンド内容及び
その個数などは任意である。
【0110】尚、本実施の形態に係るプリンタドライバ
501は、プリンタ装置から送られてくる各種パラメー
タや制御コマンドがどの値であっても対応可能なよう
に、予め柔軟に構成されている。但し、ホストコンピュ
ータによっては、プリンタドライバ501の利用可能な
機能が制限される場合がある。例えば、ホストコンピュ
ータにおいて利用可能なメモリ範囲を越えた解像度のデ
ータが機種別のパラメータとしてホストコンピュータに
送られた場合には、そのプリント範囲が制限されたプリ
ントデータがプリンタ装置に送られることになる。但
し、もしホストコンピュータにおけるプリント処理のた
めのRAM容量が小さくワーク領域が小さい場合には、
予めそれに対応したプリンタドライバの構成にすれば良
く、プリンタ装置に対する制限とはならない。
【0111】また前述の実施の形態では、印刷処理の開
始直後に、プリンタ装置からホストコンピュータに機種
別のパラメータと制御コマンドを送信する場合で説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、プリンタ装置の電源投入時に送信する方式でも良
い。これは印刷モードが1種類の場合には、プリント処
理の開始時におけるプリンタ装置からホストへの機種別
情報の送信処理を不要にできる(既にホストコンピュー
タに送信されて記憶されているため)ため、2回目以降
のプリント時間の短縮に有効となる。
【0112】また、印刷処理の開始直後とは、通常は、
そのプリントJOBの開始時のことであるが、1つのJ
OBが複数頁のプリントで構成されている場合には、毎
頁のプリント開始時ごととしても良い。
【0113】また、ここでは、ホストコンピュータにお
けるプリントデータの展開処理と、プリントデータ送信
処理の各ステップにおいて機種別のパラメータ及び制御
コマンドを処理する例を示したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、複数の機種別情報を利用して、機
種別に最適なプリントデータの展開及びデータ送信処理
をするのであれば良い。
【0114】尚、本実施の形態に係るプリンタ装置10
0は、インクジェット記録手段を有したものである。本
実施の形態に係るインクジェットプリンタのプリントヘ
ッドの各ノズルには、インク滴を吐出するために熱エネ
ルギーを発生する発熱体が設けられている。これら発熱
体はシリコン等からなる基板上に成膜技術によって形成
され、この発熱体の上にはインクと発熱体が直接接触し
ないように保護膜が形成されている。更に、この基板上
に樹脂やガラス材よりなる隔壁を積層することによっ
て、ノズル、インク液路、インク液室等が構成される。
こうして発熱体の発熱により急速に加熱されたノズル内
のインクは膜沸騰により気泡を形成し、この気泡生成の
圧力によりインク滴が記録媒体に向かって吐出され、そ
の記録媒体上に文字や画像を形成する。これら電気−熱
変換体である発熱体を使用したプリント方法は、インク
滴の吐出時に熱エネルギーの印加により形成される気泡
を使用しているため、通称バブルジェット(登録商標)
記録方法と呼ばれている。なお、本実施の形態のプリン
トシステムは、このような記録方式のプリント手段に限
定されることは無く、例えば圧電素子を使用した吐出方
式のように、他の方式にインクジェットプリント方式で
も良く、更には、インクフイルムを利用した熱転写式、
或いは昇華式等のプリンタ装置、その他のプリント方式
でも良い。
【0115】また本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0116】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても達
成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。また、コンピュータが読
み出したプログラムコードを実行することにより、前述
した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプロ
グラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働し
ているオペレーティングシステム(OS)などが実際の
処理の一部または全部を行い、その処理によって前述し
た実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0117】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0118】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、1種類のプリンタドライバを使用して、異なる機能
を有するプリンタ装置を接続して印刷処理を行わせるこ
とができる。これにより各機種に対応させて、それに応
じたプリンタドライバを準備、或いは配布する必要がな
くなった。
【0119】また1種類のプリンタドライバで、性能の
異なる複数種類のプリンタ装置を制御することが可能な
プリントシステムを提供する。
【0120】更に従来は、上位機種が複数のプリンタ装
置等の入出力装置に対応した、それぞれ異なるデバイス
ドライバを保有し、複数の入出力装置を使い分けていた
が、本実施の形態では1つのデバイスドライバだけを用
意すれば良いので、上位機種のハードデイスク等でデバ
イスドライバが占有するメモリ領域を少なくできるとい
うメリットがある。
【0121】また、上位装置の有するデバイスドライバ
と、接続されている下位装置との不整合による誤動作を
防止することが可能になった。
【0122】更に加えて、デバイスドライバが、読み出
し専用の記憶媒体に記憶されている場合にも、そのデバ
イスドライバを使用して、性能の異なる、特に色再現特
性の異なる複数種類の下位装置(プリンタ装置)を制御
することが可能となった。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、上
位装置の制御プログラムを変更することなく、複数種類
の印刷装置が扱う画像データを最適に処理できる。
【0124】また本発明によれば、上位装置に組み込ま
れる印刷装置を制御する制御プログラムと、その印刷装
置の色再生特性が向上した場合、その制御プログラムと
の不整合による印刷装置の誤動作を防止することができ
る。
【0125】また本発明によれば、上位装置に組み込ま
れる印刷装置を制御するデバイスドライバが読み出し専
用に記憶されている場合でも、色再生特性の異なる複数
種類の印刷装置が扱う画像データを処理できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るプリントシステム
の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に係るプリンタ装置の外観斜視図
である。
【図3】本発明の実施の形態に係るプリンタ装置の構成
を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る処理を説明するブ
ロック図とその処理フローを示す図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るプリンタ装置におけ
る機種別情報の転送処理の詳細を示すフローチャートで
ある。
【図6】本実施の形態に係るプリント制御コマンド情報
の詳細を説明する図である。
【図7】本実施の形態に係るプリンタドライバによる処
理を説明するフローチャートである。
【図8】本実施の形態に係るプリンタドライバの機能構
成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係るプリントシステム
の構成を示すブロック図である。
【図10】本実施の形態2に係るプリントシステムにお
けるプリント動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態3に係る処理を説明する
フローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態4に係る処理を説明する
フローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態5に係るプリンタ装置に
おいて、2種類のホストコンピュータに対応させた機種
別情報の一例を説明する図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AQ05 AR01 HH03 HJ08 HK07 HK11 HL01 HN05 HN15 HN26 HP06 5B021 AA01 BB01 BB04 BB10 CC05 LG07

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置と印刷装置とを双方向に通信可
    能に接続した印刷制御システムであって、 前記印刷装置は当該印刷装置が扱う画像データの色変換
    情報を記憶し、 前記上位装置からの指示により前記色変換情報を前記上
    位装置に送信させ、 前記上位装置は、前記印刷装置から送信される色変換情
    報を使用して前記印刷装置が扱う画像データを処理する
    ようにしたことを特徴とする印刷制御システム。
  2. 【請求項2】 前記印刷装置に記憶され、前記上位装置
    が使用して画像データを処理する情報には、使用する色
    数情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の印刷制
    御システム。
  3. 【請求項3】 前記印刷装置は更に、記録媒体のサイズ
    及び種類情報、メンテナンス情報、プリントヘッドの構
    造情報、インク残量の検出の手段情報、機械機構情報及
    び操作補助情報の少なくともいずれかを前記上位装置に
    送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷
    制御システム。
  4. 【請求項4】 前記上位装置が予め特定の印刷装置の色
    変換情報を有し、 前記上位装置が印刷装置の機種を判断する手段を有し、 前記印刷装置が特定の機種の場合は、前記印刷装置に色
    変換情報の送信を要求しないことを特徴とする請求項1
    に記載の印刷制御システム。
  5. 【請求項5】 前記印刷装置は、プリント指令を受けた
    タイミングで、プリンタ装置の情報を前記上位装置に送
    ることを特徴とする請求項1に記載の印刷制御システ
    ム。
  6. 【請求項6】 複数のプリントモードを有し、 プリントモードに応じて、機種別パラメータをプリンタ
    装置から前記上位装置に送ることを特徴とする請求項1
    に記載の印刷制御システム。
  7. 【請求項7】 前回のプリントモード時と同じプリント
    モードの時は、前記上位装置は前記色変換情報の読み込
    みを行なわないことを特徴とする請求項6に記載の印刷
    制御システム。
  8. 【請求項8】 前記プリンタ装置はインクジェット記録
    手段を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれ
    か1項に記載の印刷制御システム。
  9. 【請求項9】 制御プログラムの制御の下に印刷装置に
    印刷データを送信して印刷させる印刷制御装置であっ
    て、 前記印刷装置に当該印刷装置が扱う画像データの色変換
    情報を要求する要求手段と、 前記要求手段による要求に応じて前記印刷装置から送信
    される前記色変換情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記色変換情報を用いて
    前記印刷装置を制御する前記制御プログラムのパラメー
    タを変更して前記印刷装置からの画像データを処理する
    処理手段と、を有することを特徴とする印刷制御装置。
  10. 【請求項10】 前記印刷装置から前記印刷制御装置に
    送信される情報は、印刷に使用する色数情報を含むこと
    を特徴とする請求項9に記載の印刷制御装置。
  11. 【請求項11】 前記情報は更に、前記印刷装置におけ
    る記録媒体のサイズ及び種類情報、メンテナンス情報、
    プリントヘッドの構造情報、インク残量の検出の手段情
    報、機械機構情報及び操作補助情報の少なくともいずれ
    かを有することを特徴とする請求項9に記載の印刷制御
    装置。
  12. 【請求項12】 前記印刷制御装置が予め特定の印刷装
    置の色変換情報を有し、 前記印刷制御装置が前記印刷装置の機種を判断する手段
    を有し、 前記印刷装置が特定の機種の場合は、前記印刷装置に色
    変換情報の送信を要求しないことを特徴とする請求項9
    に記載の印刷制御装置。
  13. 【請求項13】 前記印刷装置は、プリント指令を受け
    たタイミングで、プリンタ装置の情報を前記印刷制御装
    置に送ることを特徴とする請求項9記載の印刷制御装
    置。
  14. 【請求項14】 複数のプリントモードを有し、 プリントモードに応じて、機種別パラメータを前記印刷
    装置から前記印刷制御装置に送ることを特徴とする請求
    項9に記載の印刷制御装置。
  15. 【請求項15】 前回のプリントモード時と同じプリン
    トモードの時は、前記印刷制御装置は機種別パラメータ
    の読み込みを行なわないことを特徴とする請求項14に
    記載の印刷制御装置。
  16. 【請求項16】 前記印刷装置はインクジェット記録手
    段を有することを特徴とする請求項9乃至15のいずれ
    か1項に記載の印刷制御装置。
  17. 【請求項17】 制御プログラムの制御の下に印刷装置
    から画像データを受信して処理する印刷制御装置におけ
    る制御方法であって、 前記印刷装置に当該印刷装置が扱う画像データの色変換
    情報を要求する要求工程と、 前記要求工程による要求に応じて前記印刷装置から送信
    される前記色変換情報を受信する受信工程と、 前記受信工程で受信された前記色変換情報を用いて前記
    印刷装置が扱う画像データを処理する処理工程と、を有
    することを特徴とする印刷制御装置における制御方法。
  18. 【請求項18】 前記印刷装置に記憶され、前記印刷制
    御装置が使用して画像データを処理する情報には、使用
    する色数情報を含むことを特徴とする請求項17に記載
    の制御方法。
  19. 【請求項19】 前記印刷装置は更に、記録媒体のサイ
    ズ及び種類情報、メンテナンス情報、プリントヘッドの
    構造情報、インク残量の検出の手段情報、機械機構情報
    及び操作補助情報の少なくともいずれかを前記印刷制御
    装置に送信することを特徴とする請求項17又は18に
    記載の制御方法。
  20. 【請求項20】 前記印刷制御装置が予め特定の印刷装
    置の色変換情報を有し、 前記印刷制御装置が前記印刷
    装置の機種を判断する工程を有し、 前記印刷装置が特定の機種の場合は、前記印刷装置に色
    変換情報の送信を要求しないことを特徴とする請求項1
    7に記載の制御方法。
  21. 【請求項21】 前記印刷装置は、プリント指令を受け
    たタイミングで、プリンタ装置の情報を前記印刷制御装
    置に送ることを特徴とする請求項17記載の制御方法。
  22. 【請求項22】 複数のプリントモードを有し、 プリントモードに応じて、機種別パラメータを印刷装置
    から前記印刷制御装置に送ることを特徴とする請求項1
    7に記載の制御方法。
  23. 【請求項23】 前回のプリントモード時と同じプリン
    トモードの時は、前記印刷制御装置は前記色変換情報の
    読み込みを行なわないことを特徴とする請求項17に記
    載の制御方法。
  24. 【請求項24】 前記印刷装置はインクジェット記録手
    段を有することを特徴とする請求項17乃至23のいず
    れか1項に記載の制御方法。
  25. 【請求項25】 印刷制御装置からの要求に応じて画像
    データを処理する印刷装置であって、 前記印刷装置の画像データの色味を決定する色変換情報
    を記憶する記憶手段と、 前記印刷制御装置からの指示により前記色変換情報を前
    記印刷制御装置に送信する送信手段と、を有することを
    特徴とする印刷装置。
  26. 【請求項26】 上位装置と双方向で通信し、前記上位
    装置から送信されたプリントデータをプリントする印刷
    装置を備え、 前記印刷装置は色変換情報を保有し、 前記上位装置からの指示により前記色変換情報を前記上
    位装置に送り、 前記上位装置は前記色変換情報に基づいてプリントデー
    タを展開することを特徴とする印刷装置。
  27. 【請求項27】 上位装置と双方向で通信し、前記上位
    装置からプリンタ装置にプリントデータを送信してプリ
    ントさせるプリンタドライバであって、 前記プリンタ装置が保有している色変換情報を前記上位
    装置に送信させ、 前記色変換情報に基づいてプリントデータを展開するこ
    とを特徴とするプリンタドライバ。
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