JP3693032B2 - 印刷システム、プリンタホストおよびプリンタドライバ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷システムに係り、特に、外部ストレージを装着することができるプリンタを備えた印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホストコンピュータとプリンタとから構成される印刷システムでは、ホストコンピュータ上でイメージデータを生成し、プリンタに送信する。そして、プリンタが受信したイメージデータに基づいて印刷を実行していた。
【0003】
近年、ホストコンピュータを介さずにプリンタがスタンドアロンで印刷を行なう、いわゆる「ダイレクト印刷」を行えるプリンタが実用化されている。ダイレクト印刷の場合は、例えば、プリンタにPCカード等の携帯型外部ストレージ装着用のスロットを設け、PCカードに記録された画像データを読み込んで、プリンタ内でイメージデータに展開して印刷を実行する。
【0004】
従来、外部ストレージ装着用のスロットを設けたプリンタにおいて、外部ストレージは、データの読み書きができるにもかかわらず、画像データの読み取り用としか用いていなかった。これは、プリンタに標準で備えられていたメモリ容量でプリンタにおける通常の印刷処理を実行することが可能であったからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、近年、プリンタの低価格化指向が進んでおり、大きな容量のメモリを搭載することは、コスト上昇を招くことから、標準で搭載するメモリの容量をなるべく少なくするようになっている。
【0006】
メモリの容量が少ないと、プリンタ上で行なう処理が限られるため、その分、ホストコンピュータ上での処理が増え、印刷処理におけるホストコンピュータの負荷が増大してきている。
【0007】
このため、プリンタに装着される外部ストレージを有効活用してホストコンピュータの負荷を軽減することが望まれている。
【0008】
本発明は、プリンタに装着される外部ストレージを有効活用してホストコンピュータの負荷を軽減することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様によれば、
画像を印刷するためのデータをプリンタに出力するプリンタホストと、印刷データに基づいて印刷を実行するプリンタであって、記憶装置を装着するための記憶装置装着手段を備えたプリンタとを備えた印刷システムにおいて、
前記ホストコンピュータは、プリンタに装着された記憶装置の種類と容量とを取得する記憶装置情報取得手段と、
取得した記憶装置の種類と容量とに応じて、プリンタに出力するデータの形式を変更するデータ調整手段と、
前記データの形式に対応して、プリンタで行なうべき処理内容を決定し、その指示をプリンタに出力する処理内容指示出力手段とを備え、
前記プリンタは、前記プリンタホストから送られた処理内容指示に応じて、前記プリンタホストから送られたデータに対する処理を、前記装着された記憶装置を用いて行なって印刷を実行するデータ処理手段を備えることを特徴とする印刷システムが提供される。
【0010】
ここで、前記プリンタの記憶装置装着手段は、可搬型の記憶装置を装着可能であるとすることができる。
【0011】
また、前記記憶装置情報取得手段は、記憶装置の種類として、磁気記憶ディスクであるか半導体メモリであるかの情報を取得するようにすることができる。
【0012】
このとき、記憶装置の種類が磁気記憶ディスクである場合には、
前記データ調整手段は、印刷データをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力手段は、前記プリンタで行なうべき処理として、前記記憶装置を受信バッファに用いる処理を含めるようにすることができる。
【0013】
また、記憶装置の種類が半導体メモリであって、その容量が所定の値を超える場合には、
前記データ調整手段は、印刷データを生成するためのデータをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力手段は、前記プリンタで行なうべき処理として、前記記憶装置を作業用領域に用いる処理およびプリンタホストが出力したデータに基づいて印刷データを生成する処理を含めるようににすることができる。
【0014】
また、記憶装置の種類が半導体メモリのとき、その容量が所定の値を超えない場合であって、印刷すべき画像の解像度が所定の値以下の場合には、
前記データ調整手段は、印刷データを生成するためのデータをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力手段は、前記プリンタで行なうべき処理として、前記記憶装置を作業用領域に用いる処理およびプリンタホストが出力したデータに基づいて印刷データを生成する処理を含めるようにすることができる。。
【0015】
また、記憶装置の種類が半導体メモリのとき、その容量が所定の値を超えない場合であって、印刷すべき画像の解像度が所定の値を超える場合には、
前記データ調整手段は、印刷データをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力手段は、前記プリンタで行なうべき処理として、プリンタホストが出力した印刷データに基づいて印刷を実行する処理を含めるようにすることができる。
【0016】
また、前記プリンタに記憶装置が装着されていない場合には、
前記データ調整手段は、印刷データをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力手段は、前記プリンタで行なうべき処理として、プリンタホストが出力した印刷データに基づいて印刷を実行する処理を含めるようにすることができる。
【0017】
さらに、前記プリンタは、ノズルからインクを吐出することで印字を行なうインクジェット方式のプリンタであり、
前記処理内容指示出力手段は、前記プリンタで行なうべき処理として、インクを吐出するノズルの使用パターンの最適化処理を含めるようにすることができる。
【0018】
上記課題を解決するため、本発明の第2の態様によれば、
画像を印刷するためのデータを、印刷データに基づいて印刷を実行するプリンタであって、記憶装置を装着するための記憶装置装着手段を備えたプリンタに出力するプリンタホストにおいて、
プリンタに装着された記憶装置の種類と容量とを取得する記憶装置情報取得手段と、
取得した記憶装置の種類と容量とに応じて、プリンタに出力するデータの形式を変更するデータ調整手段と、
前記データの形式に対応して、プリンタで行なうべき処理内容を決定し、その指示をプリンタに出力する処理内容指示出力手段とを備えたことを特徴とするプリンタホストが提供される。
【0019】
上記課題を解決するため、本発明の第3の態様によれば、
画像を印刷するためのデータを、印刷データに基づいて印刷を実行するプリンタであって、記憶装置を装着するための記憶装置装着手段を備えたプリンタに出力する処理をコンピュータに実行させるプリンタドライバにおいて、
プリンタに装着された記憶装置の種類と容量とを取得する記憶装置情報取得処理と、
取得した記憶装置の種類と容量とに応じて、プリンタに出力するデータの形式を変更するデータ調整処理と、
前記データの形式に対応して、プリンタで行なうべき処理内容を決定し、その指示をプリンタに出力する処理内容指示出力処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするプリンタドライバが提供される。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0021】
図1は、本発明を適用した印刷システムのハードウェア構成の概要を説明するためのブロック図である。
【0022】
本図に示すように、印刷システムは、アプリケーションによる各種処理、プリンタドライバによる印刷処理等を実現するためのコンピュータ30と、このコンピュータ30に接続されるプリンタ10とを備えて構成される。プリンタ10には、外部ストレージを装着するためのスロット16が設けられている。本実施形態において、コンピュータ30は、プリンタ10に装着された外部ストレージに応じた印刷データを生成し、プリンタ10に送信するプリンタホストとして機能する。プリンタ10は、コンピュータ30から受信した印刷データに基づいて印刷を行なう。なお、印刷システムの構成はこれに限られない。例えば、コンピュータ30を複数台接続したネットワーク印刷システムとしてもよい。
【0023】
コンピュータ30は、各種プログラムに基づいて処理を行うCPU(Central Processing Unit)31、データおよびプログラム等を一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)32、コンピュータ30を制御するための各種データ、起動時用プログラム等があらかじめ不揮発的に記憶されているROM(Read Only Memory)33、および、接続されたプリンタ10等の周辺装置とのデータの送受信をつかさどるインタフェース34を備えている。
【0024】
また、コンピュータ30には、カラーディスプレイ等の表示装置21、マウス、キーボード等の入力装置22、CD−ROM等の記録媒体からデータを読み取るメディア読取装置23、内蔵または外付けの補助記憶装置24、および、インターネット等のコンピュータネットワークへの接続を行なうための通信制御装置25が接続される。ただし、コンピュータ30の構成はこれに限られない。
【0025】
プリンタ10は、例えば、インクジェット方式のカラープリンタである。インクジェット方式のカラープリンタは、筐体内にインクを充填したインクカートリッジを複数備え、このインクを記録ヘッドから記録用紙等の印刷媒体に吹き付けて印刷を行なう。
【0026】
プリンタ10は、外部ストレージスロット16に加え、データの受信等、コンピュータ30との通信をつかさどるインタフェース11と、各種プログラムに基づいて処理を行なうCPU12と、印刷データ等を一時的に記憶するRAM13と、プリンタ10を制御するための各種データ、各種プログラム等があらかじめ不揮発的に記憶されているROM14と、インクを吐出する印刷ヘッド、印刷ヘッドを搭載するキャリッジを駆動するキャリッジ駆動機構、および、紙送り機構、印刷媒体の給排紙処理を行なう給排紙機構等からなるプリンタエンジン15とを備えて構成される。ただし、プリンタ10の構成はこれに限られない。
【0027】
外部ストレージに記録された画像データは、外部ストレージスロット16から読み込まれ、プリンタ10上においてイメージデータに展開される。この展開処理は、ROM14に記憶されたプログラムにしたがって、CPU12がRAM13上で行なう。このイメージデータに基づいてプリンタエンジン15が用紙に印刷することで、コンピュータ30を用いないダイレクト印刷が行なわれる。
【0028】
また、本実施形態では、外部ストレージを読み込み用のみならず、プリンタ10における印刷処理の作業用メモリとして利用する。これにより、ホストコンピュータで行なわれていた処理の一部をプリンタ10で行なうことにより、ホストコンピュータの負荷を軽減する。このとき、外部ストレージの種類、容量に応じて、プリンタ10で行なう処理を変更する。
【0029】
なお、外部ストレージとしては、例えば、携帯型のPCカード、メモリカード等が代表的であるが、これらに限られない。また、本実施形態では、半導体素子を用いたメモリおよび磁気記録方式等のハードディスク用途の外部ストレージを例に説明するが、これらに限られない。
【0030】
次に、上記印刷システムにおけるコンピュータ30により実現される機能構成について、図2のブロック図を参照して説明する。
【0031】
本図において、コンピュータ30上には、プリンタドライバ310と、アプリケーション320とが構築される。これらの機能部は、RAM12が読み込んだプログラムを、CPU11が実行することによりコンピュータ30上に構築される。このためのプログラムは、例えば、CD−ROM等の可搬型の記録媒体に記録することで流通させることができる。そして、この記録媒体を、メディア読取装置23で読み取ることにより、コンピュータ30にプログラムをインストールすることができる。また、通信制御装置25を用いて、インターネット等のコンピュータネットワークを介してインストールすることもできる。
【0032】
アプリケーション320は印刷対象のドキュメントの画像データを、プリンタドライバ310に送信する。ここで、画像データは、コンピュータ30のオペレーティングシステムの仕様で定められたコマンド群であり、図形の描画命令、文字列の描画命令等から構成される。
【0033】
プリンタドライバ310は、画像データを受け付け、プリンタ10を制御する印刷データに変換して出力する処理に加え、プリンタ10に装着された外部ストレージの種類、容量等に応じて、コンピュータ30で行なう印刷処理と、プリンタ10とで行なう印刷処理とを調整するための処理を行なう。この処理の詳細については後述する。
【0034】
図2において、プリンタ10上にはデータ受付部110と、データ処理部120と、印刷実行部130とが構築される。
【0035】
また、プリンタ10の外部ストレージスロット16に、外部ストレージが装着されている場合には、さらに、外部ストレージにより記憶領域140が構築される。
【0036】
データ受付部110は、コンピュータ30または外部ストレージからデータを受け付ける処理を行なう。データ処理部120は、コンピュータ30または外部ストレージから受け付けたデータを解釈して、後述する印刷を実行するための処理を行なう。印刷実行部130は、実際の印字処理を行なう。
【0037】
外部ストレージにより構築される記憶領域140は、作業用のバッファ領域あるいはデータ受信用のバッファ領域として利用することができる。本実施形態では、外部ストレージとして、読み書きの早い半導体素子メモリが用いられている場合には、作業用のバッファ領域として利用し、外部ストレージとして、読み書きの比較的遅いハードディスクが用いられている場合には、データ受信用のバッファ領域として利用するものとする。
【0038】
次に、本実施形態における印刷システムの処理動作について説明する。
【0039】
まず、印刷システムにおいて画像データから印刷データを生成する処理について図3のフロー図を参照して簡単に説明する。
【0040】
画像データは、ラスタライズ処理(S201)によりプリンタ10の解像度にあわせたRGBラスタデータに変換される。
【0041】
RGBラスタデータは、ルックアップテーブル等を用いた色変換処理(S202)により、CMYK形式のデータに変換される。
【0042】
そして、ハーフトーン処理(S203)を施された後、プリンタ10による印字処理を制御するための印刷データに変換される(S204)。
【0043】
ここで、印刷データへの変換処理は(S204)は、例えば、ラスタデータをプリンタが解釈することができるコマンドへ変換する処理、プリンタ10の印字ヘッドを制御するためのコマンドを付加する処理、インクを吐出するノズルの使用パターンの最適化処理等がある。
【0044】
これらの処理のうち、インクを吐出するノズルの使用パターンの最適化処理は、マイクロウィーブ印刷制御処理と呼ばれ、特に大量のメモリ容量を必要とする、負荷の重い処理である。
【0045】
これらの処理は、従来は、コンピュータ30で行なわれていたが、上述のように本実施形態では、プリンタ10に装着された外部ストレージの種類、容量に応じて、ある処理以降の処理をプリンタ10に行なわせることにより、コンピュータ30の負荷を軽減するものである。
【0046】
この処理の分担の一例について、図4のフロー図を参照して説明する。
【0047】
アプリケーション320を実行中のコンピュータ30が、ユーザから印刷命令を受け付けることにより印刷処理を開始する(S101)
プリンタドライバ310は、プリンタ10に、プリンタ10に装着されている外部ストレージに関する情報について問い合わせる。ここで、外部ストレージに関する情報は、たとえば、装着の有無、外部ストレージの種類、外部ストレージの利用可能な容量とすることができる。これに対して、プリンタ10が装着されている外部ストレージに関する情報をプリンタドライバ310に送信することで、プリンタドライバ310は、プリンタ10に装着されている外部ストレージに関する情報を取得する(S102)。
【0048】
プリンタドライバ310は、取得した情報を基に、プリンタ10に装着されている外部ストレージの種類がハードディスクであるかどうかを判断する(S103)。
【0049】
その結果、ハードディスクであった場合には(S103:Y)、プリンタ10に対して、外部ストレージをデータ受信用のバッファとして使用する旨の命令を行なう(S104)。
【0050】
そして、コンピュータ30上で、上記の(S201)〜(S204)で示した印刷処理用を行ない、生成された印刷データをプリンタ10に送信する(S105)。その後、プリンタを初期状態に戻す等の終了処理を行ない(S106)、印刷処理を終了する。
【0051】
すなわち、ハードディスクは、読み書き時間が比較的遅いため、外部ストレージがハードディスクの場合には、上記の(S201)〜(S204)で示した印刷処理用の作業領域としては用いずに、コンピュータ30で生成した印刷データを受信する受信バッファとして用いるようにする。この場合は、コンピュータ30における印刷処理自体の負荷軽減とはならないが、コンピュータ30を印刷データの送信処理から早く解放させることができ、結果として、コンピュータ30の負荷を軽減することになる。
【0052】
一方、外部ストレージがハードディスクでなかった場合には(S103:N)、外部ストレージが半導体メモリであるかどうかを判断する(S107)。
【0053】
その結果、半導体メモリでなかった場合、あるいは、外部ストレージが装着されていない場合には(S107:N)、従来の印刷処理を行なう。すなわち、コンピュータ30上で、上記の(S201)〜(S204)で示した印刷処理を行ない、生成された印刷データをプリンタ10に送信する(S108)。その後、プリンタを初期状態に戻す等の終了処理を行ない(S109)、印刷処理を終了する。
【0054】
外部ストレージが半導体メモリであった場合には(S107:Y)、その容量がα以上であるかどうかを調べる(S110)。すなわち、メモリ容量により、プリンタ10で行える処理が異なるため、ここで、メモリ容量の判断を行なうものである。αは、例えば、32MBとすることができる。
【0055】
この結果、メモリ容量がα以上である場合には、プリンタ10に対して、外部ストレージを作業用領域として使用する旨の命令を行なう(S111)。そして、プリンタ10で行なう処理内容についての指示を行なう(S112)。
【0056】
ここで、プリンタ10で行なう処理内容は、例えば、上記の(S201)〜(S204)で示した印刷処理のうち、(S204)の印刷データ変換処理とすることができる。この場合、プリンタ10に対して、(S204)の印刷データ変換処理を行なう旨の指示を送り、コンピュータ30では、(S201)〜(S203)までの処理を行なって、生成されたCMYKのラスタデータをプリンタ10に送信することになる(S113)。
【0057】
ただし、プリンタ10で行なう処理内容は、(S204)の印刷データ変換処理に限られない。例えば、(S204)の印刷データ変換処理の一部、例えば、マイクロウィーブ印刷制御処理のみをプリンタ10で行なうようにしてもよい。
この処理は、特に負荷が大きいため、プリンタ10で行なわせることにより、コンピュータ30の処理負荷を大きく低減させることができる。
【0058】
あるいは、(S201)〜(S204)のすべてをプリンタ10で行なうようにしてもよい。この場合は、コンピュータ30からプリンタ10に送るデータはもとの画像データとなるため、データ転送量を減らすことができる。
【0059】
また、(S201)のラスタライズ処理以降の処理をプリンタ10で行なうようにしてもよい。この場合は、RGBラスタデータで送信することができるため、一般に、CMYKラスタデータよりもデータ量を減らすことができる。
【0060】
もちろん、(S202)の色変換処理以降の処理、あるいは、(S203)のハーフトーン処理以降の処理をプリンタ10で行なうようにしてもよい。これらは、さらに、外部ストレージの容量によって、場合分けするようにしてもよい。
【0061】
いずれの場合も、コンピュータ30は、プリンタ10で行なう処理を決定し、その処理内容をプリンタ10に指示した後(S112)、その処理のためのデータをコンピュータ30で生成して、プリンタ10に送信するようにする(S113)。
【0062】
(S110)で、外部ストレージの容量がα以上であるかどうかを調べた結果、α以上でない場合には(S110:N)、その印刷処理が高解像度で行なわれるかどうかを調べる(S115)。印刷処理が高解像度で行なわれるかどうかは、ユーザからの印刷設定の内容により判断することができる。
【0063】
ここで、印刷処理の解像度による判断を行なうのは、プリンタ10に装着された外部ストレージの容量が大きくない場合でも、解像度の高くない印刷処理であれば、その処理の一部をプリンタ10で行なうことができるからである。印刷処理が高解像度で行なわれるかどうかは、例えば、720dpi以上の場合を高解像度と判断するようにする。
【0064】
印刷処理が高解像度で行なわれるかどうかを調べた結果、高解像度で行なわれる場合には(S115:Y)、プリンタ10の装着された外部ストレージの容量で処理を行なうことは困難であるので、従来の印刷処理を行なう。すなわち、コンピュータ30上で、上記の(S201)〜(S204)で示した印刷処理を行ない、生成されたデータをプリンタ10に送信する(S116)。その後、プリンタを初期状態に戻す等の終了処理を行ない(S117)、印刷処理を終了する。
【0065】
一方、印刷が高解像度で行なわれない場合には(S115:N)、プリンタ10で印刷処理の一部を実行することが可能であるとして、プリンタ10に対して、外部ストレージを作業用領域として使用する旨の命令を行なう(S111)。
そして、プリンタ10で行なう処理内容についての指示を行なう(S112)。
これらの処理は上述と同様である。
【0066】
なお、上記実施形態では、説明のために単純化したが、メモリの使用可能容量と、印刷の解像度とのより詳細な組み合わせで、プリンタ10で行なう処理内容を決定するようにしてもよい。また、用紙のサイズ、カラー/モノクロ印刷等によっても使用するメモリ容量が異なるため、これらの設定も考慮してプリンタ10で行なう処理内容を決定するようにしてもよい。
【0067】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、プリンタに装着される外部ストレージを有効活用してホストコンピュータの負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明を適用した印刷システムのハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
【図2】は、コンピュータ30により実現される機能構成について説明するためのブロック図である。
【図3】は、印刷システムにおいて画像データから印刷データを生成する処理について説明するためのフロー図である。
【図4】は、プリンタ10に装着された外部ストレージの種類、容量に応じて、プリンタ10に行なわせる印刷処理の内容を変更する処理ついて説明するためのフロー図である。
【符号の説明】
10…プリンタ
11…インタフェース
15…プリンタエンジン
16…外部ストレージスロット
21…表示装置
22…入力装置
23…メディア読取装置
24…補助記憶装置
25…通信制御装置
30…コンピュータ
34…インタフェース
110…データ受付部
120…データ処理部
130…印刷実行部
210…記憶領域
310…プリンタドライバ
320…アプリケーション
Claims (22)
- 画像を印刷するためのデータをプリンタに出力するプリンタホストと、印刷データに基づいて印刷を実行するプリンタであって、記憶装置を装着するための記憶装置装着手段を備えたプリンタとを備えた印刷システムにおいて、
前記ホストコンピュータは、プリンタに装着された記憶装置の種類が磁気記憶ディスクであるか半導体メモリであるかの情報と容量とを取得する記憶装置情報取得手段と、
取得した記憶装置の種類と容量とに応じて、プリンタに出力するデータの形式を変更するデータ調整手段と、
前記データの形式に対応して、プリンタで行なうべき処理内容を決定し、その指示をプリンタに出力する処理内容指示出力手段とを備え、
前記プリンタは、前記プリンタホストから送られた処理内容指示に応じて、前記プリンタホストから送られたデータに対する処理を、前記装着された記憶装置を用いて行なって印刷を実行するデータ処理手段を備えることを特徴とする印刷システム。 - 請求項1に記載の印刷システムにおいて、
記憶装置の種類が磁気記憶ディスクである場合には、
前記データ調整手段は、印刷データをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力手段は、前記プリンタで行なうべき処理として、前記記憶装置を受信バッファに用いる処理を含めることを特徴とする印刷システム。 - 請求項1に記載の印刷システムにおいて、
記憶装置の種類が半導体メモリであって、その容量が所定の値を超える場合には、
前記データ調整手段は、印刷データを生成するためのデータをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力手段は、前記プリンタで行なうべき処理として、前記記憶装置を作業用領域に用いる処理およびプリンタホストが出力したデータに基づいて印刷データを生成する処理を含めることを特徴とする印刷システム。 - 請求項1に記載の印刷システムにおいて、
記憶装置の種類が半導体メモリのとき、その容量が所定の値を超えない場合であって、印刷すべき画像の解像度が所定の値以下の場合には、
前記データ調整手段は、印刷データを生成するためのデータをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力手段は、前記プリンタで行なうべき処理として、前記記憶装置を作業用領域に用いる処理およびプリンタホストが出力したデータに基づいて印刷データを生成する処理を含めることを特徴とする印刷システム。 - 請求項1に記載の印刷システムにおいて、
記憶装置の種類が半導体メモリのとき、その容量が所定の値を超えない場合であって、印刷すべき画像の解像度が所定の値を超える場合には、
前記データ調整手段は、印刷データをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力手段は、前記プリンタで行なうべき処理として、プリンタホストが出力した印刷データに基づいて印刷を実行する処理を含めることを特徴とする印刷システム。 - 請求項3または4に記載の印刷システムにおいて、
前記プリンタは、ノズルからインクを吐出することで印字を行なうインクジェット方式のプリンタであり、
前記処理内容指示出力手段は、前記プリンタで行なうべき処理として、インクを吐出す るノズルの使用パターンの最適化処理を含めることを特徴とする印刷システム。 - 請求項1に記載の印刷システムにおいて、
前記プリンタに記憶装置が装着されていない場合には、
前記データ調整手段は、印刷データをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力手段は、前記プリンタで行なうべき処理として、プリンタホストが出力した印刷データに基づいて印刷を実行する処理を含めることを特徴とする印刷システム。 - 画像を印刷するためのデータを、印刷データに基づいて印刷を実行するプリンタであって、記憶装置を装着するための記憶装置装着手段を備えたプリンタに出力するプリンタホストにおいて、
プリンタに装着された記憶装置の種類が磁気記憶ディスクであるか半導体メモリであるかの情報と容量とを取得する記憶装置情報取得手段と、
取得した記憶装置の種類と容量とに応じて、プリンタに出力するデータの形式を変更するデータ調整手段と、
前記データの形式に対応して、プリンタで行なうべき処理内容を決定し、その指示をプリンタに出力する処理内容指示出力手段とを備えたことを特徴とするプリンタホスト。 - 請求項8に記載のプリンタホストにおいて、
記憶装置の種類が磁気記憶ディスクである場合には、
前記データ調整手段は、印刷データをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力手段は、前記プリンタで行なうべき処理として、前記記憶装置を受信バッファに用いる処理を含めることを特徴とするプリンタホスト。 - 請求項8に記載のプリンタホストにおいて、
記憶装置の種類が半導体メモリであって、その容量が所定の値を超える場合には、
前記データ調整手段は、印刷データを生成するためのデータをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力手段は、前記プリンタで行なうべき処理として、前記記憶装置を作業用領域に用いる処理およびプリンタホストが出力したデータに基づいて印刷データを生成する処理を含めることを特徴とするプリンタホスト。 - 請求項8に記載のプリンタホストにおいて、
記憶装置の種類が半導体メモリのとき、その容量が所定の値を超えない場合であって、印刷すべき画像の解像度が所定の値以下の場合には、
前記データ調整手段は、印刷データを生成するためのデータをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力手段は、前記プリンタで行なうべき処理として、前記記憶装置を作業用領域に用いる処理およびプリンタホストが出力したデータに基づいて印刷データを生成する処理を含めることを特徴とするプリンタホスト。 - 請求項8に記載のプリンタホストにおいて、
記憶装置の種類が半導体メモリのとき、その容量が所定の値を超えない場合であって、印刷すべき画像の解像度が所定の値を超える場合には、
前記データ調整手段は、印刷データをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力手段は、前記プリンタで行なうべき処理として、プリンタホストが出力した印刷データに基づいて印刷を実行する処理を含めることを特徴とするプリンタホスト。 - 請求項10または11に記載のプリンタホストにおいて、
前記データの出力先プリンタは、ノズルからインクを吐出することで印字を行なうインクジェット方式のプリンタであり、
前記処理内容指示出力手段は、前記プリンタで行なうべき処理として、インクを吐出するノズルの使用パターンの最適化処理を含めることを特徴とするプリンタホスト。 - 請求項8に記載のプリンタホストにおいて、
前記プリンタに記憶装置が装着されていない場合には、
前記データ調整手段は、印刷データをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力手段は、前記プリンタで行なうべき処理として、プリンタホストが出力した印刷データに基づいて印刷を実行する処理を含めることを特徴とするプリンタホスト。 - 画像を印刷するためのデータを、印刷データに基づいて印刷を実行するプリンタであって、記憶装置を装着するための記憶装置装着手段を備えたプリンタに出力する処理をコンピュータに実行させるプリンタドライバにおいて、
プリンタに装着された記憶装置の種類が磁気記憶ディスクであるか半導体メモリであるかの情報と容量とを取得する記憶装置情報取得処理と、
取得した記憶装置の種類と容量とに応じて、プリンタに出力するデータの形式を変更するデータ調整処理と、
前記データの形式に対応して、プリンタで行なうべき処理内容を決定し、その指示をプリンタに出力する処理内容指示出力処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするプリンタドライバ。 - 請求項15に記載のプリンタドライバにおいて、
記憶装置の種類が磁気記憶ディスクである場合には、
前記データ調整処理は、印刷データをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力処理は、前記プリンタで行なうべき処理として、前記記憶装置を受信バッファに用いる処理を含めることを特徴とするプリンタドライバ。 - 請求項15に記載のプリンタドライバにおいて、
記憶装置の種類が半導体メモリであって、その容量が所定の値を超える場合には、
前記データ調整処理は、印刷データを生成するためのデータをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力処理は、前記プリンタで行なうべき処理として、前記記憶装置を作業用領域に用いる処理およびプリンタホストが出力したデータに基づいて印刷データを生成する処理を含めることを特徴とするプリンタドライバ。 - 請求項15に記載のプリンタドライバにおいて、
記憶装置の種類が半導体メモリのとき、その容量が所定の値を超えない場合であって、印刷すべき画像の解像度が所定の値以下の場合には、
前記データ調整処理は、印刷データを生成するためのデータをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力処理は、前記プリンタで行なうべき処理として、前記記憶装置を作業用領域に用いる処理およびプリンタホストが出力したデータに基づいて印刷データを生成する処理を含めることを特徴とするプリンタドライバ。 - 請求項15に記載のプリンタドライバにおいて、
記憶装置の種類が半導体メモリのとき、その容量が所定の値を超えない場合であって、印刷すべき画像の解像度が所定の値を超える場合には、
前記データ調整手段は、印刷データをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力手段は、前記プリンタで行なうべき処理として、プリンタホストが出力した印刷データに基づいて印刷を実行する処理を含めることを特徴とするプリンタドライバ。 - 請求項17または18に記載のプリンタドライバにおいて、
前記データの出力先プリンタは、ノズルからインクを吐出することで印字を行なうインクジェット方式のプリンタであり、
前記処理内容指示出力処理は、前記プリンタで行なうべき処理として、インクを吐出するノズルの使用パターンの最適化処理を含めることを特徴とするプリンタドライバ。 - 請求項15に記載のプリンタドライバにおいて、
前記プリンタに記憶装置が装着されていない場合には、
前記データ調整処理は、印刷データをプリンタに出力するようにし、
前記処理内容指示出力処理は、前記プリンタで行なうべき処理として、プリンタホストが出力した印刷データに基づいて印刷を実行する処理を含めることを特徴とするプリンタドライバ。 - 請求項15〜21のいずれか一項に記載のプリンタドライバを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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