JPH07212606A - 熱転写プリンタの階調制御方法 - Google Patents

熱転写プリンタの階調制御方法

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JPH07212606A
JPH07212606A JP6017884A JP1788494A JPH07212606A JP H07212606 A JPH07212606 A JP H07212606A JP 6017884 A JP6017884 A JP 6017884A JP 1788494 A JP1788494 A JP 1788494A JP H07212606 A JPH07212606 A JP H07212606A
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Japan
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image data
area
bits
thermal transfer
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JP6017884A
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Tomohiko Matsumoto
朋彦 松本
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection
    • B41J2/36Print density control

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  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低階調におけるS/Nを改善すると共に色再
現性を大幅に向上させることができる熱転写プリンタの
階調制御方法を提供する。 【構成】 LUT16は8ビットの画像データを12ビ
ットに変換する。変換回路17は12ビットにおける上
位8ビットを実数とし下位4ビットを少数とし、その8
ビットで表される256階調に対して20階調以下の第
1の領域と20階調より大きい第2の領域とに分ける。
そして、第1の領域においては、主走査方向及び副走査
方向の複数ドットを1ブロックとして12ビット全てを
用いた多値の面積階調を用い、第2の領域においては、
下位4ビットのみを用いた多値の面積階調と残りの複数
ビットによる濃度階調とを組み合わせて用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写プリンタの階調
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱昇華性あるいは熱溶融性のインクを用
いた熱転写プリンタが実用に供されている。熱昇華型の
熱転写プリンタは、例えば256階調という多階調で極
めて高画質な印刷が可能である。一方、熱溶融型の熱転
写プリンタは、従来では0,1の2階調の表現しか行う
ことができなかったが、最近では例えば16階調の階調
表現も可能となってきた。そして、これら熱昇華型ある
いは熱溶融型の熱転写プリンタは、前者は多階調高画質
という特長を生かし、後者は低コストという特長を生か
してそれぞれ種々のところで用いられている。
【0003】図7は従来の熱転写プリンタの概略構成を
示すブロック図であり、以下、従来の熱転写プリンタの
階調制御方法について説明する。なお、ここでは熱昇華
型の熱転写プリンタの場合について示している。図7に
おいて、図示せぬスキャナあるいはカメラにより取り込
まれた画像は画像メモリ1に蓄えられており、この画像
メモリ1より出力された例えば8ビット(256階調)
の画像データはホストCPU2を介してプリンタ本体の
インターフェース回路(I/F)3に入力される。I/
F3により取り込まれた画像データは必要に応じて画像
メモリ4に蓄えられる。外部より取り込んだ画像データ
を直接印刷する場合には画像メモリ4は省略されること
もある。ここでは画像メモリ4に画像データが一旦蓄え
られるとすると、画像メモリ4より読み出された画像デ
ータはI/F3を介して色変換回路5に入力され、R
(レッド),G(グリーン),B(ブルー)のデータが
Y(イエロ),M(マゼンタ),C(シアン)のデータ
に変換される。
【0004】色変換回路5より出力されたY,M,Cの
画像データはルックアップテーブル(LUT)6に入力
される。LUT6にはホストCPU2により調整した色
調整のためのデータもI/F3を介して入力されてい
る。そして、LUT6はその色調整のデータに応じた微
妙な色調整(カンマ補正等)を画像データに施して出力
する。ここで、LUT6はランダムアクセスメモリ(R
AM)によって構成され、8ビットのデータをそのまま
8ビットのデータとして出力している。LUT6より出
力された画像データは信号処理回路7に入力され、蓄熱
補正等、各種の補正が施される。信号処理回路7より出
力された画像データはサーマルヘッド9をドライブする
ためのドライブ回路8に入力される。そして、サーマル
ヘッド9は画像データに応じてドライブ回路8によりド
ライブされ、画像が形成されることとなる。
【0005】この時、画像データが1階調であれば、図
8(A)に示すように、それぞれのドットが1階調とな
り、10階調であれば、図8(B)に示すように、それ
ぞれのドットが10階調となる。なお、ここでは主走査
方向に4ドット、副走査方向に4ドットを示している。
このようにして画像の濃度が制御されて階調が表現され
る。ところで、熱溶融型の熱転写プリンタの場合には、
画像データとしては8ビットは必要ないので、信号処理
回路7以降は例えば4ビット(16階調)とされて階調
が表現される。従って、熱昇華型の熱転写プリンタと熱
溶融型の熱転写プリンタでは主に表現階調数が異なるの
みであるので、以下、256階調(8ビット)の熱転写
プリンタの階調制御方法を中心に話を進めていく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】256階調(8ビッ
ト)の熱転写プリンタにおいて、色調整をする場合、例
えばシアンが若干不足していて1階調濃くすると、逆に
シアンが強くなり過ぎてしまうことがある。実際にはこ
の中間が欲しいのであるが、256階調では不可能であ
る。このように、256階調の熱転写プリンタで極めて
厳密な色調整をしようとしてもある程度の限界がある。
そこで、画像データを4096階調(12ビット)とす
ればその問題点は容易に解決されるのであるが、画像メ
モリ4の大容量化に伴ってコストが大幅に上昇し、ま
た、色変換回路5及び信号処理回路7もコストが大幅に
上昇する。さらに、極めて高精度なサーマルヘッド9の
熱制御が必要となり、技術的な困難さも伴うことにな
る。従って、画像データを12ビットとすることは現実
的でない。
【0007】さらに、特に熱昇華型の熱転写プリンタに
おいては、周囲温度等の影響により色の付き始めが不安
定であり、また、受像紙の表面性の影響により淡い濃度
(低階調)のS/Nが悪いという問題点が挙げられる。
【0008】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、大幅なコスト上昇を招くことなく、低階調
におけるS/Nを改善すると共に色再現性を大幅に向上
させることができる熱転写プリンタの階調制御方法を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、入力された画像データの
色調整を行うルックアップテーブルと、このルックアッ
プテーブルより出力された画像データのビット数より小
なるビット数の画像データに応じて階調を表現するサー
マルヘッドとを用いた熱転写プリンタの階調制御方法で
あり、前記ルックアップテーブルより出力された画像デ
ータで表現される階調を第1の領域と第2の領域とに分
け、前記第1の領域においては、主走査方向及び副走査
方向の複数ドットを1ブロックとして前記画像データの
ビット数全てを用いた多値の面積階調を用いると共に、
前記第2の領域においては、前記複数ドットを1ブロッ
クとして前記画像データの下位の1または複数ビットの
みを用いた多値の面積階調を用いることを特徴とする熱
転写プリンタの階調制御方法を提供するものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の熱転写プリンタの階調制御方
法について、添付図面を参照して説明する。図1は本発
明の熱転写プリンタの階調制御方法を実現する一実施例
のブロック図、図2は図1中のルックアップテーブル1
6の構成例を示すブロック図、図3は図1中の変換回路
17の構成例を示すブロック図、図4は本発明の熱転写
プリンタの階調制御方法におけるパターン切換を説明す
るための特性図、図5は本発明の熱転写プリンタの階調
制御方法におけるパターンの一例を示す図、図6は本発
明の熱転写プリンタの階調制御方法におけるパターンを
説明するための図である。なお、図1において、図7と
同一部分には同一符号が付してある。
【0011】図1において、図示せぬスキャナあるいは
カメラにより取り込まれた画像は画像メモリ1に蓄えら
れており、この画像メモリ1より出力された例えば8ビ
ット(256階調)の画像データはホストCPU2を介
してプリンタ本体のインターフェース回路(I/F)3
に入力される。I/F3により取り込まれた画像データ
は必要に応じて画像メモリ4に蓄えられる。外部より取
り込んだ画像データを直接印刷する場合には画像メモリ
4は省略されることもある。ここでは画像メモリ4に画
像データが一旦蓄えられるとすると、画像メモリ4より
読み出された画像データはI/F3を介して色変換回路
5に入力され、R(レッド),G(グリーン),B(ブ
ルー)のデータがY(イエロ),M(マゼンタ),C
(シアン)のデータに変換される。
【0012】色変換回路5より出力されたY,M,Cの
画像データはルックアップテーブル(LUT)16に入
力される。LUT16にはホストCPU2により調整し
た色調整のためのデータもI/F3を介して入力されて
いる。そして、LUT16はその色調整のデータに応じ
た微妙な色調整(カンマ補正等)を画像データに施して
出力する。ここで、LUT16は入力された8ビットの
データを12ビットとして出力するものであり、一例と
して図2に示すように、従来用いていた8ビット入力8
ビット出力のランダムアクセスメモリ(RAM)16a
(図7中のLUT6に相当)と、8ビット入力4ビット
出力のRAM16bとを並列接続して構成される。勿
論、8ビットのデータを12ビットとして出力する1つ
のRAMによって構成してもよい。
【0013】LUT16より出力された12ビットの画
像データは12ビットのデータを8ビットのデータに変
換する変換回路17に入力される。変換回路17は、図
3に示すように、リードオンリメモリ(ROM)によっ
て構成される。なお、図3中の主走査方向アドレスカウ
ンタ18,副走査方向アドレスカウンタ19は通常、信
号処理回路7に内蔵されているものであるので、新たに
設ける必要はない。そして、本発明では以下に詳述する
ように、多値の面積階調を用い、さらに階調に応じてそ
のパターンを変化させることに特徴がある。
【0014】変換回路17に入力される12ビットの画
像データを上位8ビットと下位4ビットとに分け、その
上位8ビットを実数とし、下位4ビットを小数点以下と
考える。入力データと濃度(OD)との関係は図4に示
す如くであり、本発明では上位8ビットで表される0〜
255の256階調に対し、まず20階調以下の第1の
領域と20階調より大きい第2の領域とに分ける。20
階調以下の第1の領域では12ビットの全てを用いた多
値の面積階調によって表現し、20階調より大きい第2
の領域では12ビットにおける上位8ビットを通常の濃
度階調とすると共に小数点以下である下位4ビットのみ
に対して多値の面積階調によって表現する。なお、面積
階調を用いると解像度を劣化させるが、人間の目は淡い
濃度に対しては高い解像度を要求しないので、画像の実
効解像度は全く劣化しない。さらに、本実施例では、さ
らに好ましい方法として、0〜1階調までと1〜20階
調までとで面積階調のパターンを異ならせている。即
ち、0〜1階調までは例えばディザ型の面積階調とし、
1〜20階調までは千鳥型(交互型)の面積階調を用い
る。なお、0〜1階調までは従来の8ビットでは全く表
現できなった範囲である。
【0015】階調に応じたパターンについてさらに説明
する。図5に示すように、主走査方向に4ドット、副走
査方向に4ドットを1つブロックとして考える。ここで
は一例として、第1の領域の0〜1階調では、0.12
5,0.25,0.5,1階調のパターンを、第1の領
域の1〜20階調では、2.0,10.5,15.0,
20.0のパターンを、第2の領域では25.25,2
5.5階調のパターンを示している。第1の領域の0〜
1階調において、ディザ型の面積階調を用いた場合に
は、図6(A)に示すように、0,1,2,…,D,
E,Fという順番でドットを形成していくパターンとな
る。また、第1の領域の1〜20階調において、千鳥型
(交互型)の面積階調を用いた場合には、図6(B)に
示すようなパターンとなる。さらに、第2の領域におい
ては、小数点以下4ビットに対して図6(A)に示すパ
ターンとなる。
【0016】ところで、本実施例では第1の領域と第2
の領域との境界を20階調(0.2OD程度)に設定し
ているが、これに限定されるものではない。この第1の
領域と第2の領域との境界は面積階調を用いることによ
る解像度の劣化が視覚上目立つ手前の階調とすればよい
のであり、S/Nの改善に最も効果のある値にすればよ
い。また、第1の領域を0〜1階調までと1〜20階調
までとに分けているが、これは前述のようにさらに好ま
しい実施例であり、全てディザ型の面積階調を用いても
よい。本実施例では、第1の領域を1階調を境界として
2つに分けているが、勿論、この境界も1階調に限定さ
れるものではない。さらに、それぞれの境界において、
ディザ型の面積階調を用いて表現した1階調と千鳥型
(交互型)の面積階調を用いて表現した1階調では全く
同じパターンとなり、千鳥型(交互型)の面積階調を用
いて表現した20階調と小数点以下4ビットのみに対し
て面積階調によって表現した20階調では全く同じパタ
ーンとなるので、パターンの境界に段差(つなぎ目)が
発生しない。
【0017】このような入力された画像データの階調毎
のパターンは、変換回路17を構成するROMに予め設
定されている。この時、主走査方向アドレスカウンタ1
8及び副走査方向アドレスカウンタ19より出力される
2ビットのデータによって1ブロック内における主走査
方向及び副走査方向のアドレスが決定される。変換回路
17より出力された8ビットのデータは信号処理回路7
に入力され、蓄熱補正等、各種の補正が施される。信号
処理回路7より出力された画像データはサーマルヘッド
9をドライブするためのドライブ回路8に入力される。
そして、サーマルヘッド9は画像データに応じてドライ
ブ回路8によりドライブされ、画像が形成されることと
なる。
【0018】以上の説明では、8ビットのデータを12
ビットとして出力するLUT16を用いた例について示
した。これは実際にサーマルヘッド9に入力する画像デ
ータのビット数よりもビット数を大きくして細かく色調
整を行うためである。ところで、熱溶融型の熱転写プリ
ンタにおいて、サーマルヘッド9に入力する画像データ
のビット数が4ビットであるとすると、この場合にはサ
ーマルヘッド9に入力する画像データのビット数はルッ
クアップテーブルに入力する画像データのビット数より
も小であるので、8ビット入力12ビット出力のLUT
16を用いる必要はなく、従来の8ビット入力8ビット
出力のLUT6でよい。
【0019】この場合には、変換回路17を8ビットの
データを4ビットのデータに変換するROMとし、上述
した12ビットとしたのと全く同様の手法により、多値
の面積階調を用い、階調に応じてそのパターンを変化さ
せればよい。即ち、LUT6より出力される画像データ
のビット数で表現される階調数を第1の領域と第2の領
域とに分け、第1の領域においては、主走査方向及び副
走査方向の複数ドットを1ブロックとして画像データの
8ビット全てを用いた多値の面積階調を用い、第2の領
域においては、画像データの下位の1または複数ビット
(好ましくは、8ビット−4ビットより4ビット)のみ
を用いた多値の面積階調とすればよい。これによって、
熱溶融型の熱転写プリンタにおいても、実際のビット数
以上の階調表現ができ、転写画像の高画質化に寄与する
ものである。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の熱
転写プリンタの階調制御方法は、ルックアップテーブル
より出力された画像データのビット数をサーマルヘッド
に入力される画像データのビット数より大きくし、ルッ
クアップテーブルより出力された画像データのビット数
で表現される階調を第1の領域と第2の領域とに分け、
第1の領域においては、主走査方向及び副走査方向の複
数ドットを1ブロックとして画像データのビット数全て
を用いた多値の面積階調を用いると共に、第2の領域に
おいては、前記複数ドットを1ブロックとして画像デー
タの下位の1または複数ビットのみを用いた多値の面積
階調を用いるようにしたので、色の付き始めが安定とな
ると共に低階調におけるS/Nが改善され、さらに、大
幅なコスト上昇を招くことなく、極めて厳密な色調整を
行うことができるので色再現性を大幅に向上させること
ができる。
【0021】また、第1の領域をさらに2つの領域に分
け、例えば階調が小なる側の領域における面積階調パタ
ーンをディザ型面積階調とし、大なる側の領域における
面積階調パターンを千鳥型面積階調として、階調が小な
る側の領域と大なる側の領域との面積階調パターンを異
ならせれば、画像の実効解像度が全く劣化することな
く、低階調におけるS/Nがさらに改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写プリンタの階調制御方法を実現
する一実施例のブロック図である。
【図2】図1中のルックアップテーブル16の構成例を
示すブロック図である。
【図3】図1中の変換回路17の構成例を示すブロック
図である。
【図4】本発明の熱転写プリンタの階調制御方法におけ
るパターン切換を説明するための特性図である。
【図5】本発明の熱転写プリンタの階調制御方法におけ
るパターンの一例を示す図である。
【図6】本発明の熱転写プリンタの階調制御方法におけ
るパターンを説明するための図である。
【図7】従来の熱転写プリンタの階調制御方法を実現す
る一実施例のブロック図である。
【図8】従来の熱転写プリンタの階調制御方法における
パターンの一例を示す図である。
【符号の説明】
1,4 画像メモリ 2 ホストCPU 3 インターフェース回路 5 色変換回路 6,16 ルックアップテーブル 7 信号処理回路 8 ドライブ回路 9 サーマルヘッド 16a,16b RAM 17 変換回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】色変換回路5より出力されたY,M,Cの
画像データはルックアップテーブル(LUT)6に入力
される。LUT6にはホストCPU2により調整した色
調整のためのデータもI/F3を介して入力されてい
る。そして、LUT6はその色調整のデータに応じた微
妙な色調整(ガンマ補正等)を画像データに施して出力
する。ここで、LUT6はランダムアクセスメモリ(R
AM)によって構成され、8ビットのデータをそのまま
8ビットのデータとして出力している。LUT6より出
力された画像データは信号処理回路7に入力され、蓄熱
補正等、各種の補正が施される。信号処理回路7より出
力された画像データはサーマルヘッド9をドライブする
ためのドライブ回路8に入力される。そして、サーマル
ヘッド9は画像データに応じてドライブ回路8によりド
ライブされ、画像が形成されることとなる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、入力された画像データの
色調整を行うルックアップテーブルと、このルックアッ
プテーブルより出力された画像データのビット数より小
なるビット数の画像データに応じて階調を表現するサー
マルヘッドとを用いた熱転写プリンタの階調制御方法で
あり、前記ルックアップテーブルより出力された画像デ
ータで表現される階調を第1の領域と第2の領域とに分
け、前記第1の領域においては、主走査方向及び副走査
方向の複数ドットを1ブロックとして前記画像データの
ビット数全てを用いた多値の面積階調を用いると共に、
前記第2の領域においては、前記複数ドットを1ブロッ
クとして前記画像データの下位の1または複数ビットの
みを用いた多値の面積階調と残りの複数ビットによる濃
度階調とを組み合わせて用いることを特徴とする熱転写
プリンタの階調制御方法を提供するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】色変換回路5より出力されたY,M,Cの
画像データはルックアップテーブル(LUT)16に入
力される。LUT16にはホストCPU2により調整し
た色調整のためのデータもI/F3を介して入力されて
いる。そして、LUT16はその色調整のデータに応じ
た微妙な色調整(ガンマ補正等)を画像データに施して
出力する。ここで、LUT16は入力された8ビットの
データを12ビットとして出力するものであり、一例と
して図2に示すように、従来用いていた8ビット入力8
ビット出力のランダムアクセスメモリ(RAM)16a
(図7中のLUT6に相当)と、8ビット入力4ビット
出力のRAM16bとを並列接続して構成される。勿
論、8ビットのデータを12ビットとして出力する1つ
のRAMによって構成してもよい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】階調に応じたパターンについてさらに説明
する。図5に示すように、主走査方向に4ドット、副走
査方向に4ドットを1つブロックとして考える。ここで
は一例として、第1の領域の0〜1階調では、0.12
5,0.25,0.5,1階調のパターンを、第1の領
域の1〜20階調では、2.0,10.5,15.0,
20.0のパターンを、第2の領域では25.25,2
5.5階調のパターンを示している。第1の領域の0〜
1階調において、ディザ型の面積階調とした場合には、
一例として図6(A)に示すように、0,1,2,…,
D,E,Fという順番でドットを形成していくパターン
を用いる。また、第1の領域の1〜20階調において、
千鳥型(交互型)の面積階調とした場合には、図6
(B)に示すようなパターンを用いる。さらに、第2の
領域においては、小数点以下4ビットに対してディザ型
の面積階調となるようなパターンを用いる。なお、この
第2の領域では図6(A)に示すパターンとは異なるパ
ターンのディザ型の面積階調を用いているが、第1の領
域の0〜1階調と同様の図6(A)に示すパターンを用
いてもよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】この場合には、変換回路17を8ビットの
データを4ビットのデータに変換するROMとし、上述
した12ビットとしたのと全く同様の手法により、多値
の面積階調を用い、階調に応じてそのパターンを変化さ
せればよい。即ち、LUT6より出力される画像データ
のビット数で表現される階調数を第1の領域と第2の領
域とに分け、第1の領域においては、主走査方向及び副
走査方向の複数ドットを1ブロックとして画像データの
8ビット全てを用いた多値の面積階調を用い、第2の領
域においては、画像データの下位の1または複数ビット
(好ましくは、8ビット−4ビットより4ビット)のみ
を用いた多値の面積階調と残りの複数ビットによる濃度
階調とを組み合わせて用いればよい。これによって、熱
溶融型の熱転写プリンタにおいても、実際のビット数以
上の階調表現ができ、転写画像の高画質化に寄与するも
のである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の熱
転写プリンタの階調制御方法は、ルックアップテーブル
より出力された画像データのビット数をサーマルヘッド
に入力される画像データのビット数より大きくし、ルッ
クアップテーブルより出力された画像データのビット数
で表現される階調を第1の領域と第2の領域とに分け、
第1の領域においては、主走査方向及び副走査方向の複
数ドットを1ブロックとして画像データのビット数全て
を用いた多値の面積階調を用いると共に、第2の領域に
おいては、前記複数ドットを1ブロックとして画像デー
タの下位の1または複数ビットのみを用いた多値の面積
階調と残りの複数ビットによる濃度階調とを組み合わせ
て用いるようにしたので、色の付き始めが安定となると
共に低階調におけるS/Nが改善され、さらに、大幅な
コスト上昇を招くことなく、極めて厳密な色調整を行う
ことができるので色再現性を大幅に向上させることがで
きる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/40 101 E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された画像データの色調整を行うルッ
    クアップテーブルと、このルックアップテーブルより出
    力された画像データのビット数より小なるビット数の画
    像データに応じて階調を表現するサーマルヘッドとを用
    いた熱転写プリンタの階調制御方法であり、 前記ルックアップテーブルより出力された画像データで
    表現される階調を第1の領域と第2の領域とに分け、 前記第1の領域においては、主走査方向及び副走査方向
    の複数ドットを1ブロックとして前記画像データのビッ
    ト数全てを用いた多値の面積階調を用いると共に、 前記第2の領域においては、前記複数ドットを1ブロッ
    クとして前記画像データの下位の1または複数ビットの
    みを用いた多値の面積階調を用いることを特徴とする熱
    転写プリンタの階調制御方法。
  2. 【請求項2】前記画像データの下位の1または複数ビッ
    トは、前記ルックアップテーブルより出力された画像デ
    ータのビット数より前記サーマルヘッドに入力される画
    像データのビット数を減じたビット数であることを特徴
    とする請求項1記載の熱転写プリンタの階調制御方法。
  3. 【請求項3】前記第1の領域をさらに2つの領域に分
    け、この第1の領域において階調が小なる側の領域にお
    ける面積階調パターンと大なる側の領域における面積階
    調パターンとを異ならせたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の熱転写プリンタの階調制御方法。
JP6017884A 1994-01-18 1994-01-18 熱転写プリンタの階調制御方法 Pending JPH07212606A (ja)

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