JP2002053226A - 物品の合流方法 - Google Patents

物品の合流方法

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JP2002053226A JP2000238420A JP2000238420A JP2002053226A JP 2002053226 A JP2002053226 A JP 2002053226A JP 2000238420 A JP2000238420 A JP 2000238420A JP 2000238420 A JP2000238420 A JP 2000238420A JP 2002053226 A JP2002053226 A JP 2002053226A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送ラインの搬出端部にストッパを設ける必
要をなくして、高い合流能力を達成する。 【解決手段】 複数の搬送ライン1と、それぞれの搬送
ライン1の搬出端部11を繋ぐように配設された合流ラ
イン3とを備え、複数の搬送ライン1を経て合流ライン
3に合流される複数個の物品Wが搬出端部11において
停止されることなく略同時に合流されるように、それぞ
れの物品Wが搬送ライン1に供給されるタイミングを設
定するようになしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の合流方法に
関するものであり、特に複数の搬送ラインを経て合流ラ
インに合流される物品を搬送ラインの搬出端部において
停止することなく合流させ、その下流で物品を幅方向に
並べて並進させる物品の合流方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】物品の合流方法に関する従来の技術とし
ては、特開平10−59533号公報に記載のもの等が
知られている。
【0003】上記公報に記載されている従来の技術につ
いて説明すると、特開平10−59533号公報には、
平行するように配設された複数の移載装置(第1〜第4
移載コンベア)と、第1〜第4移載コンベアの搬出側を
繋ぐように配設された合流装置(合流コンベア)とを備
え、第1〜第4移載コンベアから合流コンベアへ荷を受
け渡す受渡し位置にはそれぞれ搬出手段(ストッパ)が
設けられており、それぞれの受渡し位置にある荷をそれ
ぞれのストッパを開放して同時に合流コンベアへ搬出す
る搬送システムが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術は以下のような課題を有していた。
【0005】即ち、特開平10−59533号公報に記
載されている搬送システムは、第1〜第4移載コンベア
から合流コンベアへ合流される荷が、受渡し位置におい
てストッパで停止された後、それぞれのストッパを開放
して合流コンベアへ搬出されるようになしてあるため、
合流される荷が1つの移載コンベアのみから連続する場
合には、1つのストッパの切り出し能力によって搬送シ
ステム全体の合流能力が制限されて、荷を高速度で合流
することができない。従って、下流での並進速度も低い
ものとなっていた。又、物品を搬送ラインの搬出端部か
ら個別にそれぞれの時間で合流すると、先に合流されて
合流ライン上を搬送されている物品の後に合流される物
品は、物品の接触がないようにするため、搬出端部前方
を物品が通過した後に合流させる必要があり、搬出端部
から合流ラインへの乗り移り時間に合流ラインの速度を
乗じた距離だけ物品間の合流間隔を必要とする。合流ラ
インが速い程その合流間隔が大きくなって合流ラインの
速度を上げても物品搬送能力を高いものにできにくいも
のとしていた。
【0006】従って、本発明の目的は、搬送ラインの搬
出端部にストッパを設ける必要をなくして、高い合流能
力と並進速度を達成できる物品の合流方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 複数の搬送ラインと、それぞれの搬送ラインの搬
出端部を繋ぐように配設された合流ラインと、合流ライ
ン上の所定の位置に到着した複数の物品を一グループと
して幅方向に並べて並進ラインに移載する移載手段と、
上記の所定の位置で移載された一グループの物品を幅方
向に並べて搬送する並進ラインとを備え、合流ラインの
並進させる上記所定の位置に前のグループの最後に到着
した物品の到着時間と後のグループのうち最初に到着す
る物品の到着時間との時間間隔が合流ラインから並進ラ
インへの移載時間となるようにそれぞれの物品が上記搬
送ラインに供給されるタイミングを設定したことを特徴
とする物品の合流方法 2) 搬送ラインの上記搬出端部を合流ラインに沿って
狭い間隔で連設するように配置し、しかも各搬送ライン
の複数の物品の組が上記搬出端部において停止されるこ
となく且つ略同時に合流されるようにそれぞれの物品が
上記搬送ラインに供給されるタイミングを設定するよう
になし、並進ラインで並進させるグループの物品を上記
搬出端部から略同時に合流される一組又は連続した複数
の組の物品で構成して、高速の合流と並進が行えるよう
にした前記1)記載の物品の合流方法 3) 搬出端部において略同時に合流される前の組の物
品と次の組の物品との合流時間間隔を、前の組の合流ラ
イン上で最上流側となる物品が搬出端部から合流ライン
へ乗り移る時間に合流されてからその最上流の物品が次
の組の合流される最下流側となる物品の搬出端部を通過
するまでの時間を加えた時間の間隔に可及的に短かく近
づけるように、更にそれぞれの物品が搬送ラインに供給
されるタイミングを設定した前記2)記載の物品の合流
方法 4) 物品が搬送ラインに供給されるタイミングを、物
品が上記搬送ラインに供給される位置から上記搬送ライ
ンの搬出端部までの移動距離又は移動時間に応じて設定
する前記1)〜3)何れか記載の物品の合流方法にあ
る。
【0008】尚、物品が搬送ラインに供給されるタイミ
ングを、物品が上記搬送ラインに供給される位置から上
記搬送ラインの搬出端部までの移動距離または移動時間
に応じて設定することが好ましい。
【0009】
【作用】本発明では、搬送ライン上の物品を無停止で合
流ラインへ合流させるように物品の搬送ラインへの供給
のタイミングを設定している。これによって無停止で合
流ラインへ合流でき、搬出端部でストッパー等で合流タ
イミングを待つことがないので高速の合流が行える。し
かも無停止であるので物品は搬送ラインの送り速度で合
流ラインへ移動するので移動速度が速く且つ起動時間が
不要で、乗り移り時間が短縮できる。このように、本発
明は無停止で合流されるので高い合流能力を有し、物品
を高速に合流ライン上へ送れ、その下流で移載手段によ
って、合流ライン上の物品を複数個幅方向に並べて並進
ラインへ移載し、一グループとして高速で並進させるこ
とができる。しかも、前グループの最上流側の物品が並
進する所定の位置に到着する到着時間と、次(後)のグ
ループの最下流側の物品が並進する所定の位置に到着す
る到着時間との時間間隔を、移載手段による物品の合流
ラインから並進ラインへの移載時間となるように搬送ラ
インへの物品の供給するタイミングを設定しているの
で、合流ラインから並進ラインへ物品が滞留することな
く円滑に並進できる。従って、並進ラインへの並進能力
も高い合流速度で高められる。次に、請求項2,3の発
明では、各搬送ラインの搬出端部で組単位で略同時の一
斉合流をさせている。これによって略一斉合流する物品
の合流ライン上での物品間隔(合流間隔)は、搬出端部
の狭い間隔と略同じとなって、移載時間に合流ライン速
度を乗じた距離が基本的に不要となり、よって大巾に狭
い間隔で合流できる。この合流間隔は合流ライン・搬送
ラインの送り速度にほとんど関係しない。物品の合流ラ
インに着地時の滑りと慣性による転倒と姿勢崩れの許容
範囲で合流ラインを高速化できる。よって合流ライン上
の物品の平均間隔は搬出端部の間隔に近くなり、大巾に
狭くでき、よって更に高い合流能力を得ることができ
る。しかも、並進するグループの物品を略同時の合流
(一斉合流)の一組又は連続した複数組の物品から構成
されるようにした。これによって、一組の中に他の並進
するグループの物品が混ざらないようにして、前のグル
ープの最上流側の物品と後のグループの最下流側の物品
との間の並進する位置での到着時間の時間間隔が移載時
間と同じ(略同じ)になるように、組単位の一斉合流の
合流時間間隔を調整することで可能にしている。もし、
組の物品に他グループのものが混在すればその時間間隔
を確保できない。このようにグループの物品を一組又は
連続した複数組に組編成している。一グループが数組に
なるかは、並進される物品の品種とその個数、搬送レー
ンの物品の品種の供給具合等で決定される。又、本発明
では、略同時に合流される前の組の物品と次の組の物品
との合流時間間隔を、前の組の合流ライン上で最上流側
となる物品が搬出端部から合流ラインへ乗り移る時間に
合流されてからその最上流側の物品が次の組の合流され
る最下流側となる物品の搬出端部を通過するまでの時間
を加えた時間の間隔以上で可及的に短かく近づくように
それぞれの物品が搬送ラインに供給されるタイミングを
設定している。これによって、前の組の各物品が合流ラ
インに乗り移って次の組の物品の搬出端部を全部通過す
るまでの時間を合流させないで待つことになる。前の組
の物品の全部が次の組の物品の搬出端部前方からすべて
無い空間の状態で合流できることとなり、前の組の物品
と後の組の物品とが接触して干渉することがないように
なる。本発明の合流時間間隔を乗り移る時間に通過時間
を加えた合計時間の間隔以上で可及的に短かく近づくよ
うにする「短かく」の意味は、加えた合計時間になるべ
く近くなるようにするのが好ましいが、合流ラインの下
流側の並進移載処理行程等の他の条件・要素の為、時間
の合流距離間隔を長く必要とする場合があり、その為に
合計時間よりかなり長くなる合流時間間隔を必要とする
場合が生じるために可及的に短かくと表現している。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の搬出ラインの搬出端部は
狭い間隔で配置するが、搬出ラインをその巾で隣接する
程度にすることが多い。隣接の側は合流ラインに沿って
同じ側又は反対側の対向する側に配置することもあるが
同一側の方が物品の長さによる合流ライン上での姿勢変
化を考慮すると好ましい。搬送ライン上を搬送される物
品の長さのバラツキ及び物品の一斉合流のタイミングの
バラツキによって物品が合流ライン上で接触、又は近接
し過ぎて干渉することがない程度に、搬出端部の配置間
隔、合流ラインの送り速度等が調整される。又、本願発
明の組は、物品が一個で一組となることもあるが、でき
るだけ搬送ラインの数だけの物品で一斉合流できるよう
にすることが効率的である。本発明は、前の組と後の組
との略同時の合流(一斉合流)の合流間隔を、時間の間
隔で表現しているが、これは搬送ライン上の物品の搬送
距離間隔又は合流ライン上での合流距離間隔の距離又は
他の制御量をもって表現し直すこともできる。これらも
本発明に包含されるものである。
【0011】
【実施例】図1は物品の荷揃え設備の一実施例を示す概
略平面図、図2は図1のA−A視図、図3は図1のB−
B視図(物品の形状が図1に示されている物品と異なっ
ている)である。
【0012】これらの図面において、1はベルトコンベ
アで構成された搬送ライン、2は種類(品種)別に段積
みされた物品Wを1つずつ搬送ライン1に取り出す物品
供給装置であり、複数の物品供給装置2が搬送ライン1
に沿って配設されている。尚、平面状に複数(4つ)の
搬送ライン1が並置されており、それぞれの搬送ライン
1の搬出端部11を繋ぐようにベルトコンベアで構成さ
れた合流ライン3が配設されている。また、4は合流ラ
イン3から複数個ずつ搬出された物品Wを幅方向に並べ
て搬送するベルトコンベアで構成された並進ライン、5
はラム式コンベアで構成された搬出装置である。而し
て、物品供給装置2から取り出された物品Wはそれぞれ
の搬送ライン1に供給され、それぞれの(複数の)搬送
ライン1を経て合流ライン3に合流され、合流された物
品Wは搬出装置5によって合流ライン3から並進ライン
4へ複数個ずつ搬出される。
【0013】尚、複数の搬送ライン1を経て合流ライン
3に合流される1個または複数個の物品Wからなる1組
の物品Wが搬出端部11において停止されることなく
(略同時に)合流されるように、それぞれの物品Wが物
品供給装置2から取り出され搬送ライン1に供給される
タイミングを設定するようになしてあると共に、合流ラ
イン3に合流された上流側の物品Wと、1個または複数
個の物品Wからなり合流ライン3に合流される次の組の
下流側の物品Wとの合流間隔S1が、搬送ライン1のそ
れぞれの搬出端部11の配設間隔Tより大きくなるよう
に(即ち、合流ライン3に合流された上流側の物品W
と、1個または複数個の物品Wからなり合流ライン3に
合流される次の組の下流側の物品Wとの間に、第1のス
ペースが設けられるように)、次の組の下流側の物品W
が物品供給装置2から取り出され搬送ライン1に供給さ
れるタイミングを設定するようになしてある。
【0014】また、合流ライン3から並進ライン4へ複
数個ずつ搬出される(別の)1組の物品Wのうち合流ラ
イン3の上流側の物品Wと、次の(別の)組の物品Wの
うち合流ライン3の下流側の物品Wとの合流ライン3に
おける合流間隔S2が、搬送ライン1のそれぞれの搬出
端部11の配設間隔Tより大きくなるように(即ち、合
流ライン3から並進ライン4へ複数個ずつ搬送される
(別の)1組の物品Wのうち合流ライン3の上流側の物
品Wと、次の(別の)組の物品Wのうち合流ライン3の
下流側の物品Wとの間に、第2のスペースが設けられる
ように)、次の(別の)組の下流側の物品Wが物品供給
装置2から取り出され搬送ライン1に供給されるタイミ
ングを設定するようになしてある。
【0015】上記実施例における各部について説明する
と、搬送ライン1はベルトコンベアで構成され、平面状
に4つの搬送ライン1が並置され、それぞれの搬送ライ
ン1は、ナイフエッジ式の直線コンベアおよびナイフエ
ッジ式のカーブコンベア等を組み合わせてライン化され
ており、その搬送速度は60m/分(1000mm/
秒)であり、搬送ライン1上に設定される仮想空間(図
示省略)をエンコーダ(図示省略)で監視して、所定の
仮想空間がその仮想空間に供給されるべき物品Wを収納
した物品供給装置2に対向する位置に到達したとき、物
品供給装置2から物品Wを取り出してその仮想空間に供
給するようになしてある。尚、図1に示す実施例におい
ては、カーブコンベアの間隔を30°程度としてある
が、物品の荷揃え設備のレイアウト等に応じて適宜変更
することができ、例えば45°程度或いは90°程度の
カーブコンベアを利用してもよい。また、ナイフエッジ
式のコンベアに代えて、所定(角度)間隔で配置させた
フリーローラ相互間に搬送用ベルトを張設した形式のコ
ンベアで構成してもよい。
【0016】また、物品供給装置2は、種類(品種)別
に段積みされた物品Wを1つずつ搬送ライン1に取り出
す装置であり、72個の物品供給装置2がそれぞれの搬
送ライン1に沿って配設されている。即ち、6つの物品
供給装置2が配設されたフレーム体21がそれぞれの搬
送ライン1に沿って12ユニットずつ配置されており、
4つの搬送ライン1に対して288個の物品供給装置2
が配設されている。而して、それぞれの物品供給装置2
は段積み状に物品Wを収納する収納ケース22と、収納
ケース22に収納された最下段の物品Wを1つずつ搬送
ライン1に取り出す取り出し装置23等で構成されてい
る。
【0017】また、合流ライン3はベルトコンベアで構
成され、平面状に並置された4つの搬送ライン1のそれ
ぞれの搬出端部11を繋ぐように(搬送ライン1と直角
の方向に)配設されており、所定間隔で配置させたフリ
ーローラ相互間に搬送用ベルトを張設した形式の2つの
直線コンベア(或いはナイフエッジ式の直線コンベア)
を組み合わせてライン化されており、その搬送速度は3
0m/分(500mm/秒)であり、4つの搬送ライン
1を経て合流ライン3に合流される物品Wが搬出端部1
1において停止されることなく合流されるように、それ
ぞれの物品Wが搬送ライン1に供給されるタイミングを
設定するようになしてある。即ち、物品Wが搬出端部1
1において停止されることなく合流されるように、物品
Wが搬送ライン1に供給される位置(供給されるべき物
品Wを収納した物品供給装置2に対向する位置)から搬
送ライン1の搬出端部11までの移動距離または移動時
間に応じて、それぞれの物品Wが供給されるべき仮想空
間(図示省略)を搬送ライン1上に設定するようになし
てある。尚、合流ライン3の搬送面(図示省略)は搬送
ライン1の搬送面(図示省略)に対して若干低く配置さ
れており、合流される物品Wは搬送ライン1から合流ラ
イン3へ飛び込むように移載される。また、合流ライン
3を構成している下流側のベルトコンベアはその下流端
部にエンドストッパ(図示省略)を備えており、合流さ
れた物品Wはエンドストッパによって下流側のベルトコ
ンベア上で密着するようにアキュームレイトされる。
【0018】また、並進ライン4はベルトコンベアで構
成され、合流ライン3の下流端部に(合流ライン3と直
角の方向に)配設されており、その搬送速度は60m/
分(1000mm/秒)であり、合流ライン3から複数
個(通常は5個)ずつ搬出された物品Wを幅方向に並べ
て搬送するようになしてある。尚、41は乗り移り用の
板である。
【0019】また、搬出装置5は一対の搬出ラム51を
備えたラム式コンベアで構成され、合流ライン3の下流
端部の上部に配設されており、その搬送速度は60m/
分(1000mm/秒)であり、合流ライン3の下流端
部に備えられたエンドストッパ(図示省略)によって密
着するようにアキュームレイトされた物品Wを複数個
(通常は5個)ずつ並進ライン4の方向に搬出するよう
になしてある。
【0020】尚、並進ライン4の下流には、物品Wを容
器(図示省略)に投入するための装置(図示省略してい
るが、例えば、特許2752047号公報に記載されて
いる物品の投入装置)が配設されている。
【0021】次に、上述の物品の荷揃え設備の一実施例
を用いた本発明の物品の合流方法の実施の一形態につい
て説明する。
【0022】物品供給装置2のそれぞれの収納ケース2
2には、長さ寸法が約300mm(250〜300mm
程度)、幅寸法が約100mm(80〜100mm程
度)、高さ寸法が約50mm(40〜50mm程度)の
物品Wが品種別に複数個ずつ収納されており、例えば、
表1(B)に示すように、合流ライン3の下流端部に3
0個の物品WがW1〜W30の順序で荷揃えされ、これ
らの物品W1〜W30のうち物品W1、W5、W9、W
13、W17、W21がそれぞれの物品供給装置2から
合流ライン3の下流側から1列目に合流される(第1列
の)搬送ライン1に供給され、物品W2、W6、W1
0、W14、W18、W22、W25、W28、W30
がそれぞれの物品供給装置2から合流ライン3の下流側
から2列目に合流される(第2列の)搬送ライン1に供
給され、物品W3、W7、W11、W15、W19、W
23、W26がそれぞれの物品供給装置2から合流ライ
ン3の下流側から3列目に合流される(第3列の)搬送
ライン1に供給され、物品W4、W8、W12、W1
6、W20、W24、W27、W29がそれぞれの物品
供給装置2から合流ライン3の下流側から4列目に合流
される(第4列の)搬送ライン1に供給される(表1
(A)参照)場合の実施例について説明する。
【0023】
【表1】
【0024】先ず、4つの搬送ライン1を経て合流ライ
ン3に合流される1個〜4個の物品Wからなる1組の物
品Wが搬出端部11において停止されることなく略同時
に合流されるように、それぞれの物品Wがそれぞれの搬
送ライン1から合流ライン3に合流されるべき時間(合
流時間)にそれぞれの搬出端部11に到着するように物
品供給装置2から取り出され搬送ライン1に供給される
タイミングを設定するようになしてあり、合流ライン3
に合流された上流側の物品Wと、1個〜4個の物品Wか
らなり合流ライン3に合流される次の組の下流側の物品
Wとの合流間隔S1が、搬送ライン1のそれぞれの搬出
端部11の配設間隔Tより大きくなるように(即ち、合
流ライン3に合流された上流側の物品Wと、1個〜4個
の物品Wからなり合流ライン3に合流される次の組の下
流側の物品Wとの間に、第1のスペースが設けられるよ
うに)、次の組の下流側の物品Wがその搬送ライン1か
ら合流ライン3に合流されるべき時間(合流時間)にそ
の搬出端部11に到着するように物品供給装置2から取
り出され搬送ライン1に供給されるタイミングを設定す
るようになしてある。
【0025】また、合流ライン3から並進ライン4へ5
個ずつ搬送される別の1組の物品Wのうち合流ライン3
の上流側の物品Wと、次の別の組の物品Wのうち合流ラ
イン3の下流側の物品Wとの合流ライン3における合流
間隔S2が、搬送ライン1のそれぞれの搬出端部11の
配設間隔Tより大きくなるように(即ち、合流ライン3
から並進ライン4へ5個ずつ搬出される別の1組の物品
Wのうち合流ライン3の上流側の物品Wと、次の別の組
の物品Wのうち合流ライン3の下流側の物品Wとの間
に、第2のスペースが設けられるように)、次の別の組
の下流側の物品Wがその搬送ライン1から合流ライン3
に合流されるべき時間(合流時間)にその搬出端部11
に到着するように物品供給装置2から取り出され搬送ラ
イン1に供給されるタイミングを設定するようになして
ある。
【0026】而して、第1列〜第4列の搬送ライン1は
その搬出端部11のそれぞれの配設間隔Tが150mm
(物品Wが合流ライン3上を150mm移動するために
必要な時間は0.3秒である)とされており、合流ライ
ン3に合流された上流側の物品Wと、1個〜4個の物品
Wからなり合流ライン3に合流される次の組の下流側の
物品Wとの合流間隔S1を300mm(物品Wが合流ラ
イン3上を300mm移動するために必要な時間は0.
6秒である)と設定し、合流ライン3から並進ライン4
へ5個ずつ搬出される別の1組の物品Wのうち合流ライ
ン3の上流側の物品Wと、次の別の組の物品Wのうち合
流ライン3の下流側の物品Wとの合流ライン3における
合流間隔S2を300mmと設定した場合の実施例につ
いて具体的に説明すると、先ず、合流開始からの経過時
間(合流時間)が0.0秒のとき、組番号G1の1組の
物品Wがそれぞれの搬出端部11に到着し停止されるこ
となく略同時に、第1列の搬送ライン1から物品W1
が、第2列の搬送ライン1から物品W2が、第3列の搬
送ライン1から物品W3が、第4列の搬送ライン1から
物品W4が合流ライン3に合流される。
【0027】合流開始からの合流時間(表1(A)参
照)が0.0秒のときに合流された組番号G1の1組の
物品Wは、第1列の搬送ライン1が合流ライン3に合流
される合流ライン3上のポイント(通過点)31を次々
と通過し、それぞれの通過時間(表1(B)参照)は物
品W1が0.0秒、物品W2が0.3秒、物品W3が
0.6秒、物品W4が0.9秒である。而して、合流ラ
イン3に合流された上流側の物品W4と、合流ライン3
に合流される次の組G2の下流側の物品W5との合流間
隔S1が300mmとなり(即ち、合流ライン3に合流
された上流側の物品W4と、合流ライン3に合流される
次の組G2の下流側の物品W5との間に、第1のスペー
スが設けられるように)、次の組G2の下流側の物品W
5が第1列の搬送ライン1から合流ライン3に合流され
るべき時間(合流時間)にその搬出端部11に到着する
ように物品供給装置2から取り出され搬送ライン1に供
給されるタイミングを設定するようになしてある。尚、
物品Wが物品供給装置2から取り出され搬送ライン1に
供給されるタイミングの設定方法については後述する。
【0028】本実施例においては、合流間隔S1を30
0mmとしてあるが、例えば200〜280mm程度で
もよい。即ち、既に合流され合流ライン3を移動中の物
品W4と、次に合流される物品W5とが、通過点31で
干渉することがない範囲で合流間隔S1を小さくするこ
とができる(第1のスペースも小さくなる)。
【0029】したがって、合流間隔S1を300mmと
した場合には、次に合流される組番号G2の1組の物品
Wの合流時間は1.2秒でなく、1.5秒となる。即
ち、合流時間が1.2秒のときには物品Wは合流され
ず、第1のスペースが設けられる。而して、合流時間が
1.5秒のとき、組番号G2の1組の物品Wが搬出端部
11において停止されることなく、第1列の搬送ライン
1から物品W5が合流ライン3に合流される。
【0030】次の組(組番号G3)の物品Wが組番号G
2の物品W5と略同時に合流ライン3に合流されない理
由は、300mmの合流間隔S2が設定されているから
である。即ち、合流ライン3から並進ライン4へ5個ず
つ搬出される別の1組の物品W(組番号G1と組番号G
2とを構成する物品W1〜W5)のうち合流ライン3の
上流側の物品W5と、次の別の組の物品W(組番号G3
と組番号G4とを構成する物品W6〜W10)のうち合
流ライン3の下流側の物品W6との合流ライン3におけ
る合流間隔S2が300mmに設定されている。
【0031】したがって、次に合流される組番号G3の
1組の物品Wの合流時間は1.5秒でなく、1.8秒と
なる。即ち、合流時間が1.5秒のときには物品W6〜
W8は合流されず、第2のスペースが設けられる。而し
て、合流時間が1.8秒のとき、組番号G3の1組の物
品W6〜W8がそれぞれの搬出端部11に到着するよう
に物品供給装置2から取り出され搬送ライン1に供給さ
れるタイミングを設定するようになしてあり、物品W6
〜W8は搬出端部11において停止されることなく、第
2列の搬送ライン1から物品W6が、第3列の搬送ライ
ン1から物品W7が、第4列の搬送ライン1から物品W
8が合流ライン3に合流される。
【0032】合流時間が1.8秒のときに合流された組
番号G3の1組の物品Wは、通過点31を次々と通過
し、それぞれの通過時間は物品W6が2.1秒、物品W
7が2.4秒、物品W8が2.7秒である。
【0033】同様にして、組番号G12の1組の物品W
の合流時間は11.1秒であり、合流時間が11.1秒
のとき、組番号G12の1組の物品W28、W29がそ
れぞれの搬出端部11に到着するように物品供給装置2
から取り出され搬送ライン1に供給されるタイミングを
設定するようになしてあり、物品W28、W29は搬出
端部11において停止されることなく、第2列の搬送ラ
イン1から物品W28が、第4列の搬送ライン1から物
品W29が合流ライン3に合流される。
【0034】合流時間が11.1秒のときに合流された
組番号G12の1組の物品Wは、通過点31を次々と通
過し、それぞれの通過時間は物品W28が11.4秒、
物品W29が12.0秒である。
【0035】また、組番号G13の1組の物品Wの合流
時間は12.3秒であり、合流時間が12.3秒のと
き、組番号G13の1組の物品W30がその搬出端部1
1に到着するように物品供給装置2から取り出され搬送
ライン1に供給されるタイミングを設定するようになし
てあり、物品W30は搬出端部11において停止される
ことなく、第2列の搬送ライン1から物品W30が合流
ライン3に合流される。
【0036】合流時間が12.3秒のときに合流された
物品W30が通過点31を通過する通過時間は12.6
秒である。
【0037】上述のようにして、合流ライン3の下流端
部にW1〜W30の順序で荷揃えされた30個の物品W
は、合流ライン3から並進ライン4へ5個ずつ搬出され
るようになしてあり、これらの物品W1〜W30のうち
物品W5と物品W6との間、物品W10と物品W11と
の間、物品W15と物品W16との間、物品W20と物
品W21との間、物品W25と物品W26との間にそれ
ぞれ第2のスペースが設けられているため、合流された
物品Wは合流ライン3の下流端部に備えられたエンドス
トッパ(図示省略)によって合流ライン3上で密着する
ようにアキュームレイトされるが、エンドストッパから
5個目までの物品Wが密着するようにアキュームレイト
されたとき、エンドストッパから5個目と6個目の物品
Wの間には第2のスペースが保たれ、5個ずつの物品W
にグルーピングされているため、搬出装置5の搬出ラム
51によって、合流ライン3の下流端部に密着するよう
にアキュームレイトされた5個ずつの物品Wを並進ライ
ン4の方向に搬出することができる。
【0038】尚、上述の実施例においては、合流ライン
3を30m/分(500mm/秒)の搬送速度で連続的
に運転するようになしてあり、搬送ライン1によって長
手方向で搬送されてきた物品Wが合流ライン3に移載さ
れ、合流ライン3によって直角方向に搬送されるように
なしてあるため、既に合流ライン3を移動中の物品W
と、合流されるために次に合流ライン3へ飛び込む物品
Wとが、干渉(衝突)することがなく、整然と合流され
るように第1のスペースを設けてあるが、物品Wが合流
される間(飛び込み完了するまで)合流ライン3を一時
停止し、飛び込み完了後に合流ライン3が再運転される
(間欠運転される)ようにすれば、第1のスペースを設
けなくてもよい(合流間隔S1は、搬送ライン1の搬出
端部11のそれぞれの配設間隔Tと同じ間隔の150m
mとなる)。
【0039】次に、物品Wが物品供給装置2から取り出
され搬送ライン1に供給されるタイミングの設定方法に
ついて説明する。それぞれの物品Wは、それぞれの搬送
ライン1から合流ライン3に合流されるべき時間(合流
時間)にそれぞれの搬出端部11に到着するように、そ
れぞれの物品Wが搬送ライン1に供給されるタイミング
を、それぞれの物品Wが搬送ライン1に供給される位置
からそれぞれの搬送ライン1の搬出端部11までの移動
距離または移動時間に応じて設定するようになしてあ
り、例えば、合流されるべき物品W1を収納した物品供
給装置2が第1列の搬送ライン1の搬出端部11から移
動距離で30mの位置にあるときには、搬送ライン1の
搬送速度は60m/分(1000mm/秒)であるの
で、合流されるべき時間(合流時間)より30秒前に物
品W1を収納した物品供給装置2に対向する位置にある
第1列の搬送ライン1上の空間が物品W1が供給される
べき仮想空間(図示省略)となるように第1列の搬送ラ
イン1上に物品W1のための仮想空間が設定される。
【0040】同様にして、合流されるべき物品W2を収
納した物品供給装置2が第2列の搬送ライン1の搬出端
部11から移動距離で15mの位置にあるときには、合
流されるべき時間(合流時間)より15秒前に物品W2
を収納した物品供給装置2に対向する位置にある第2列
の搬送ライン1上の空間が物品W2が供給されるべき仮
想空間(図示省略)となるように第2列の搬送ライン1
上に物品W2のための仮想空間が設定される。同様にし
て、合流されるべき物品W3〜W30が供給されるべき
仮想空間(図示省略)がそれぞれの搬送ライン1上に設
定される。
【0041】設定されたそれぞれの物品Wのための仮想
空間は、エンコーダ(図示省略)でそれぞれの搬送ライ
ン1の移動状態(移動距離)を監視することによって、
それぞれの仮想空間の位置を監視し、合流されるべき物
品Wが供給されるべき仮想空間がその仮想空間に供給さ
れるべきそれぞれの物品Wを収納した物品供給装置2に
対向する位置に到達した(それぞれの搬送ライン1の移
動距離が予め設定された値になった)とき、物品供給装
置2からそれぞれの物品Wを取り出してそれぞれの仮想
空間に供給することによって、それぞれの搬送ライン1
から合流ライン3に合流されるべき時間(合流時間)に
それぞれの物品Wがそれぞれの搬出端部11に到着する
ようになしてある。
【0042】例えば、合流時間が0.0秒のときに合流
ライン3に合流される物品W1が、エンコーダ(図示省
略)によってそれぞれの搬送ライン1の移動距離を監視
開始後40mに想到するパルス値(搬送ライン1の移動
距離1mmに対して1パルスを発生するようになしてあ
る場合には、40,000パルス)のとき合流ライン3
に合流されるようになしてある場合には、エンコーダに
よってそれぞれの搬送ライン1の移動距離を監視開始後
(40m−30m=)10mに想到するパルス値(1
0,000パルス)のとき、物品供給装置2から物品W
1を取り出すようになしてある。同様にして、合流時間
が0.0秒のときに合流ライン3に合流される物品W2
は、エンコーダによってそれぞれの搬送ライン1の移動
距離を監視開始後(40m−15m=)25mに想到す
るパルス値(25,000パルス)のとき、物品供給装
置2から物品W2を取り出すようになしてある。
【0043】尚、それぞれの物品Wが物品供給装置2か
ら取り出され、搬送ライン1上を移動してそれぞれの搬
出端部11に到着するまでのパルス値は、搬送ベルトの
スリップ等による影響を受けることもあるので、定期点
検等での実測によって、設定パルス値に補正を加えるこ
とが好ましい。
【0044】また、エンコーダによってそれぞれの搬送
ライン1の移動状態(移動距離)を監視する代わりに、
それぞれの仮想空間の位置を搬送ライン1の移動時間に
よって監視し、合流されるべき物品Wが供給されるべき
仮想空間がその仮想空間に供給されるべきそれぞれの物
品Wを収納した物品供給装置2に対向する位置に到達す
る(予定)移動時間になったとき、物品供給装置2から
それぞれの物品Wを取り出すように制御してもよい。
【0045】以上、本発明の物品の合流方法の実施の形
態をその実施に好適な物品の合流装置を備える物品の荷
揃え設備の実施例と共に説明したが、本発明の物品の合
流方法はこれらに制限されるものではない。例えば、合
流される物品Wは直方体状でなくてもよく、円筒状の缶
なども取り扱うことができる。この場合には、搬送ライ
ン1の搬送方向に対してその両側面に斜めガイドを設け
る(或いは、断面形状が略U型のベルトコンベアを利用
する)ことが好ましい。また、合流ライン3の搬送ベル
トの表面に物品Wを仕切るためのセパレータを取り付け
る(或いは、セパレータとして利用できるアタッチメン
トを備えたチェーンコンベアで合流ライン3を構成す
る)ことが好ましい。
【0046】また、物品供給装置2に代えて、流動棚か
ら物品Wを搬送ライン1に供給するようになしてもよ
い。
【0047】また、合流ライン3を連続運転、或いは間
欠運転する代わりに、高速運転と低速運転との切り替え
を繰り返し行うようになしてもよい。
【0048】また、複数の搬送ライン1を経て合流ライ
ン3に合流される複数個の物品Wが搬出端部11におい
て略同時に合流されず、上流側の搬送ライン1から合流
される物品Wの合流を下流側の搬送ライン1から合流さ
れる物品Wの合流より遅らすように、それぞれの物品W
が搬送ライン1に供給されるタイミングを設定するよう
になしてもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明の物品の合流方法は、上述のとお
り構成されているので、搬送ラインの搬出端部にストッ
パを設ける必要をなくして、無停止で合流できるので、
高い合流能力と並進能力を達成できる。更に、組単位の
一斉合流させれば更に高速の合流が可能となり、加えて
組間の物品の合流時間間隔を移載時間と通常時間の合計
時間以上にしたことで、別の組の物品間の物品の干渉が
確実にないようにできた。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品の荷揃え設備の一実施例を示す概略平面図
である。
【図2】図1のA−A視図である。
【図3】図1のB−B視図(物品の形状が図1に示され
ている物品と異なっている)である。
【図4】合流された物品が合流コンベア上を移動する状
態の説明図であり、物品W6〜W8が合流されたときの
状態を示している。
【符号の説明】
1 搬送ライン 3 合流ライン 11 搬出端部 S1 合流間隔 T 搬出端部の配設間隔 W 物品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の搬送ラインと、それぞれの搬送ラ
    インの搬出端部を繋ぐように配設された合流ラインと、
    合流ライン上の所定の位置に到着した複数の物品を一グ
    ループとして幅方向に並べて並進ラインに移載する移載
    手段と、上記の所定の位置で移載された一グループの物
    品を幅方向に並べて搬送する並進ラインとを備え、合流
    ラインの並進させる上記所定の位置に前のグループの最
    後に到着した物品の到着時間と後のグループのうち最初
    に到着する物品の到着時間との時間間隔が合流ラインか
    ら並進ラインへの移載時間となるようにそれぞれの物品
    が上記搬送ラインに供給されるタイミングを設定したこ
    とを特徴とする物品の合流方法。
  2. 【請求項2】 搬送ラインの上記搬出端部を合流ライン
    に沿って狭い間隔で連設するように配置し、しかも各搬
    送ラインの複数の物品の組が上記搬出端部において停止
    されることなく且つ略同時に合流されるようにそれぞれ
    の物品が上記搬送ラインに供給されるタイミングを設定
    するようになし、並進ラインで並進させるグループの物
    品を上記搬出端部から略同時に合流される一組又は連続
    した複数の組の物品で構成して、高速の合流と並進が行
    えるようにした請求項1記載の物品の合流方法。
  3. 【請求項3】 搬出端部において略同時に合流される前
    の組の物品と次の組の物品との合流時間間隔を、前の組
    の合流ライン上で最上流側となる物品が搬出端部から合
    流ラインへ乗り移る時間に合流されてからその最上流の
    物品が次の組の合流される最下流側となる物品の搬出端
    部を通過するまでの時間を加えた時間の間隔に可及的に
    短かく近づけるように、更にそれぞれの物品が搬送ライ
    ンに供給されるタイミングを設定した請求項2記載の物
    品の合流方法。
  4. 【請求項4】 物品が搬送ラインに供給されるタイミン
    グを、物品が上記搬送ラインに供給される位置から上記
    搬送ラインの搬出端部までの移動距離又は移動時間に応
    じて設定する請求項1〜3何れか記載の物品の合流方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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