JP2002012316A - 物品の取扱装置 - Google Patents

物品の取扱装置

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JP2002012316A
JP2002012316A JP2000195112A JP2000195112A JP2002012316A JP 2002012316 A JP2002012316 A JP 2002012316A JP 2000195112 A JP2000195112 A JP 2000195112A JP 2000195112 A JP2000195112 A JP 2000195112A JP 2002012316 A JP2002012316 A JP 2002012316A
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JP2000195112A
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English (en)
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Manabu Kobuki
学 小吹
Tatsuo Yamane
龍男 山根
Teruaki Miyamoto
輝昭 宮本
Takashi Goshi
貴 合志
Takeshi Fujioka
毅 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seibu Electric and Machinery Co Ltd
Original Assignee
Seibu Electric and Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品の供給能力を向上する。 【解決手段】 物品Wをエアジェットブローによって搬
送コンベア1上に供給する供給装置24が搬送コンベア
1に沿って配設され、供給装置24がエアジェットブロ
ーによって移動される物品Wを規制するためのガイド2
5を備えており、ガイド25の下流端部28が搬送コン
ベア1の搬送面12の上方に配置されていると共に、ガ
イド25の下面25Bが搬送コンベア1上を上流側から
搬送されて来る物品Wの上面より上方に配置されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の取扱装置に
関するものであり、特に物品をエアジェットブローによ
って搬送コンベア上に供給する物品の取扱装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】物品の取扱装置に関する従来の技術とし
ては、特開2000−25934号公報および特開昭5
4−146372号公報に記載のもの等が知られてい
る。
【0003】上記公報に記載されている従来の技術につ
いて説明すると、特開2000−25934号公報に
は、物品コンベアと、該物品コンベアの移動方向に沿っ
て配置された複数の物品貯蔵マガジンとを有し、上記物
品コンベアの物品搬送面から延びている物品係合部材の
動きによって、物品が上記物品貯蔵マガジンから取り出
される物品選択分配装置が記載されている。また、特開
昭54−146372号公報には、ジェットノズル(加
圧空気流)により物品を斜め方向に向け直す(方向転換
する)装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術は以下のような課題を有していた。
【0005】即ち、特開2000−25934号公報に
記載されている物品選択分配装置は、物品貯蔵マガジン
から物品を取り出すために物品貯蔵マガジンと物品貯蔵
マガジンに貯蔵されている全ての物品とを昇降する必要
があり、昇降部分が大量となり、大型の設備等としては
不向きである。また、特開昭54−146372号公報
は、エアジェットブローにより物品を方向転換できるこ
とが記載されているだけである。
【0006】従って、本発明の目的は、物品をエアジェ
ットブローによって搬送コンベア上に供給することによ
って、物品の供給能力を向上することができる物品の取
扱装置を提供することにある。更には、物品がエアジェ
ットブローされる前の向きに対して、物品が搬送コンベ
ア上に供給されるときの向きを方向転換することもでき
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、物品をエアジ
ェットブローによって搬送コンベア上に供給する供給装
置が上記搬送コンベアに沿って配設され、上記供給装置
が上記エアジェットブローによって移動される物品を規
制するためのガイドを備えており、該ガイドの下流端部
が上記搬送コンベアの搬送面の上方に配置されていると
共に、上記ガイドの下面が上記搬送コンベア上を上流側
から搬送されて来る物品の上面より上方に配置されてい
ることを特徴とする物品の取扱装置を提供することによ
って上記の目的を達成したものである。
【0008】尚、供給装置が搬送コンベアによって複数
配設されていることが好ましい。
【0009】また、搬送コンベアに沿って配設されるそ
れぞれのガイドは、上流側に配設されているガイドほ
ど、その下面が低く配置されていることが好ましい。
【0010】また、ガイドが平面視において円弧状であ
ることが好ましい。
【0011】また、それぞれのガイドから物品が搬送コ
ンベア上に供給されるタイミングが、物品が上記搬送コ
ンベア上に供給される位置から搬送コンベアの基準位置
までの移動距離または移動時間に応じて設定されている
ことが好ましい。
【0012】また、エアジェットブローが、物品の搬送
コンベア上への供給開始後に停止することが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態をその
実施に好適な物品の荷揃え設備の実施例と共に説明す
る。
【0014】図1は本発明の物品の取扱装置の一実施例
を示す概略平面図、図2は図1の立面図、図3は図1の
側面図、図4は図1の要部平面図、図5は図3の要部側
面図、図6は図4のA−A視図、図7は図4のB−B視
図、図10は物品の荷揃え設備の一実施例を示す概略平
面図(物品収納部が搬送コンベアの片側のみに配設され
ている点で図1に示されている物品の取扱装置の実施例
と異なっている)である。
【0015】これらの図面において、1はベルトコンベ
アで構成された搬送コンベア、2は種類(品種)別に段
積みされた物品Wを1つずつ搬送コンベア1上に供給す
る物品供給装置であり、複数の物品供給装置2が搬送コ
ンベア1に沿って配設されている。また、22は搬送コ
ンベア1に沿って配設され、複数の物品Wを段積み状に
収納できる物品収納部、23は物品収納部22に収納さ
れている最下段の物品Wを搬送コンベア1に沿う方向に
切り出す切り出し装置、24は切り出し装置23によっ
て切り出された物品Wをエアジェットブローによって搬
送コンベア1上に供給する供給装置であり、物品供給装
置2は物品収納部22、切り出し装置23、供給装置2
4等で構成されている。また、供給装置24がエアジェ
ットブローによって移動される物品Wを規制するための
ガイド25を具備しており、ガイド25はその底面26
Aが物品収納部22の底面22Aより低い位置に配置さ
れている溝型ガイド(部)26と、平面視において円弧
状である円弧状ガイド部27とを備えている。また、溝
型ガイド(部)26を挟むように一対の物品収納部22
が配設されている。また、物品Wが物品収納部22に収
納されていたときの向きに対して、物品Wが搬送コンベ
ア1上に供給されるときの向きがガイド25の円弧状ガ
イド部27によって方向転換されている。また、エアジ
ェットブローが、切り出し装置23による物品Wの切り
出し完了前に開始し、物品Wの搬送コンベア1上への供
給開始後に停止する。尚、供給装置24が搬送コンベア
1に沿って複数配設され、搬送コンベア1に沿って配設
されるそれぞれのガイド25の下流端部28が搬送コン
ベア1の搬送面12の上方に配置されていると共に、ガ
イド25の下面25Bが搬送コンベア1上を上流側から
搬送されて来る物品Wの上面より上方に配置されてい
る。また、それぞれのガイド25は、図示してはいない
が、上流側に配置されているガイド25ほど、その下面
25Bが低く配置されている。また、それぞれのガイド
25から物品Wが搬送コンベア1上に供給されるタイミ
ングが、物品Wが搬送コンベア1上に供給される位置か
ら搬送コンベア1の基準位置(搬出端部)11までの移
動距離または移動時間に応じて設定されている。
【0016】上記実施例における各部について説明する
と、物品収納部22は搬送コンベア1に沿ってその両側
に配置された溝型ガイド部26毎にそれぞれの溝型ガイ
ド部26を挟むように一対ずつ配設されており、それぞ
れの物品収納部22は複数の物品Wを段積み状に(物品
Wの長手方向を搬送コンベア1の搬送方向と平面視にお
いて直交するように)収納できるように、略垂直(搬送
コンベア1の搬送方向に少し傾斜している)方向に立設
したL型断面の部材221、底板222等で構成されて
いる。尚、それぞれの溝型ガイド部26を挟むように配
設されている一対のL型断面の部材221の上部の間隔
は下部の間隔より広くなるように構成されている。ま
た、L型断面の部材221によって形成される壁面は、
搬送コンベア1側の壁面と、溝型ガイド部26に対して
外側となる壁面とである。また、底板222には切り出
し装置23のプッシャー保持部材234が往復移動でき
るようにスリットSが設けられている。而して、物品W
の長手方向を搬送コンベア1の搬送方向と平面視におい
て直交するようにして物品Wを収納できるように物品収
納部22が配設されているため、物品Wの長手方向を搬
送コンベア1の搬送方向に平行するようにして物品Wを
収納する場合に比べて、物品収納部22の配設ピッチを
短くすることができ、短い距離に数多くの物品収納部2
2を配設することができると共に、物品Wを物品収納部
22に補充する作業も容易にできる(補充しやすくな
る)。
【0017】また、切り出し装置23は物品収納部22
に収納されている最下段の物品Wを溝型ガイド部26に
向かって搬送コンベア1に沿う方向に切り出す装置であ
り、最下段の物品Wの側面を押して切り出すための側板
と下から2段目の物品Wの落下を係止するための天板と
を備えたプッシャー231、プッシャー231を駆動す
るためのエアシリンダ232、エアシリンダ232を挟
むように配置された2本のガイドシャフト233等で構
成され、物品収納部22毎に設けられているが、2本の
ガイドシャフト233は溝型ガイド部26を挟むように
配設された一対の物品収納部22の両方に共用できるよ
うに長いシャフトで構成されている。尚、物品Wを搬送
コンベア1と平行に切り出さず、搬送コンベア1に沿っ
て斜め方向に切り出すようになしてもよい。
【0018】また、供給装置24は切り出し装置23に
よって切り出され溝型ガイド部26に投入された物品W
を、搬送コンベア1の搬送方向と平面視において直交す
る方向のエアジェットブローによって、物品Wの長手方
向に吹き飛ばして搬送コンベア1上に供給する装置であ
り、搬送コンベア1に沿って一対の物品収納部22毎に
複数配設されている。尚、エアジェットブローを発生さ
せるための噴射ノズルとしては特許2927746号公
報に記載されている噴射ノズル等が好適であり、搬送コ
ンベア1に対して溝型ガイド部26の外側にそれぞれ2
つずつの噴射ノズル241が上下2段に配設されてい
る。
【0019】また、供給装置24のエアジェットブロー
によって移動される物品Wを規制するためのガイド25
は、平面視において直線状の溝型ガイド部26と、平面
視において円弧状であり、その底面27Aの外側に側壁
271が立設されている円弧状ガイド部27とを備え、
溝型ガイド部26を挟むように配設された一対の物品収
納部22のそれぞれの底板222と溝型ガイド部26と
が一体的に成形されている。尚、溝型ガイド部26の幅
寸法は切り出される物品Wの幅寸法より少し大きくされ
ており、溝型ガイド部26の底面26Aは物品収納部2
2の底面22Aより低い位置に配置されている。また、
溝型ガイド部26の底面26Aと円弧状ガイド部27の
底面27Aとは同一の水平面に位置するように配置され
ているが、溝型ガイド部26の底面26Aと円弧状ガイ
ド部27の底面27Aとをガイド25の下流端部28に
向かって下り傾斜するように配置してもよい。
【0020】また、搬送コンベア1に沿って配設される
それぞれのガイド25の下流端部28は搬送コンベア1
の搬送面12の上方に配置されている。尚、ガイド25
の下面25Bが搬送コンベア1上を上流側から搬送され
て来る物品Wの上面より上方になるように、ガイド25
は水平に配置されている。また、それぞれのガイド25
は、図示してはいないが、上流側に配設されているガイ
ド25ほど、その下面25Bが低く配置されており、上
流側に配設されている物品収納部22に収納される物品
Wほど、高さが低い物品Wとしてある。尚、上流側に配
設されているガイド25ほど、その下面25Bが低く配
置されているため、上流側に配設されているガイド25
を必要以上に高く配置する必要がなくなり、ガイド25
から搬送コンベア1上への物品Wの供給をスムーズにで
きる。
【0021】而して、溝型ガイド部26に投入された物
品Wは供給装置24のエアジェットブローによってその
長手方向に吹き飛ばされ、搬送コンベア1上に供給さ
れ、物品Wが物品収納部22に収納されていたときの向
き、即ち溝型ガイド部26に投入されたときの向き(図
8のの状態)に対して、物品Wが搬送コンベア1上に
供給されるときの向きが円弧状ガイド部27の側壁27
1によって方向転換され、物品Wは搬送コンベア1上を
長手方向(図8のの状態)で搬送されるように供給さ
れる。尚、エアジェットブローは、図9に示される如
く、切り出し装置23による物品Wの切り出し完了前に
開始し、物品Wの搬送コンベア1上への供給開始後に停
止するようになしてある。即ち、図8は供給装置24の
エアジェットブローによる物品Wの移動経過の説明図、
図9は切り出し装置23等の動作の(物品Wの長さ寸法
が約300mm、幅寸法が約100mmの場合の)タイ
ミングチャートであり、エアシリンダ232が前進動作
を開始するタイミングを基準点として説明すると、先ず
切り出し装置23のエアシリンダ232は0.25秒間
で前進し、0.05秒停止した後、0.25秒間で後退
し、その後0.05秒停止して、合計0.6秒で1サイ
クルの切り出し動作を完了する。尚、同一の物品収納部
22に収納されている物品Wを連続的に切り出す必要が
ある場合には、上記動作が、図9に示される如く、連続
的に繰り返される。他方、供給装置24のエアジェット
ブローはエアシリンダ232が前進動作を開始して0.
2秒経過した後に開始(ON)し(ONするとき、エア
シリンダ232はまだ前進中であり、切り出し装置23
による物品Wの切り出し完了前である)、0.35秒間
ブローされた後に停止(OFF)する[OFFすると
き、物品Wは図8のの位置(エアシリンダ232が前
進動作を開始してから0.5秒後)との位置(エアシ
リンダ232が前進動作を開始してから0.62秒後)
との間にあり、物品Wの搬送コンベア1上への供給開始
(図8のの位置)後のタイミングである]。したがっ
て、長さ寸法が約300mm、幅寸法が約100mmの
物品Wを0.6秒の間隔で搬送コンベア1上へ供給する
ことができるが、仮に、物品Wを切り出し装置23によ
って長手方向に切り出そうとするとエアシリンダ232
のストロークが長くなり切り出し時間が長くなり、処理
能力が落ちる。尚、物品Wが図8のの位置に来る時間
は、エアシリンダ232が前進動作を開始してから0.
3秒後、物品Wが図8のの位置に来る時間は、エアシ
リンダ232が前進動作を開始してから0.46秒後で
ある。
【0022】また、搬送コンベア1に沿ってその両側に
配設された供給装置24から1つの搬送コンベア1上に
物品Wを供給することができ、対向する一対の供給装置
24から同時に搬送コンベア1上に物品Wを供給し、2
つの物品Wが搬送コンベア1上を並進するようにしても
よいが、いずれか一方の供給装置24のみから物品Wを
搬送コンベア1上に供給するようになしてもよい。
【0023】次に、上述の物品の取扱装置を利用した、
図10〜図12に示される物品の荷揃え設備の実施例に
ついて説明する。これらの図面において、1はベルトコ
ンベアで構成された搬送コンベア、2は種類(品種)別
に段積みされた物品Wを1つずつ搬送コンベア1上に供
給する物品供給装置であり、複数の物品供給装置2が搬
送コンベア1に沿ってその片側に配設されている。尚、
平面状に複数(4つ)の搬送コンベア1が並置されてお
り、それぞれの搬送コンベア1の搬出端部11を繋ぐよ
うにベルトコンベアで構成された合流ライン3が配設さ
れている。また、4は合流ライン3から複数個ずつ搬出
された物品Wを幅方向に並べて搬送するベルトコンベア
で構成された並進ライン、5はラム式コンベアで構成さ
れた搬出装置である。而して、物品供給装置2からそれ
ぞれの搬送コンベア1上に供給された物品Wは、それぞ
れの(複数の)搬送コンベア1を経て合流ライン3に合
流され、合流された物品Wは搬出装置5によって合流ラ
イン3から並進ライン4へ複数個ずつ搬出される。
【0024】尚、複数の搬送コンベア1を経て合流ライ
ン3に合流される1個または複数個の物品Wからなる1
組の物品Wが搬出端部11において停止されることなく
(略同時に)合流されるように、それぞれの物品Wが物
品供給装置2から搬送コンベア1上に供給されるタイミ
ングを設定するようになしてあると共に、合流ライン3
に合流された上流側の物品Wと、1個または複数個の物
品Wからなり合流ライン3に合流される次の組の下流側
の物品Wとの合流間隔S1が、搬送コンベア1のそれぞ
れの搬出端部11の配設間隔Tより大きくなるように
(即ち、合流ライン3に合流された上流側の物品Wと、
1個または複数個の物品Wからなり合流ライン3に合流
される次の組の下流側の物品Wとの間に、第1のスペー
スが設けられるように)、次の組の下流側の物品Wが物
品供給装置2から搬送コンベア1上に供給されるタイミ
ングを設定するようになしてある。
【0025】また、合流ライン3から並進ライン4へ複
数個ずつ搬出される(別の)1組の物品Wのうち合流ラ
イン3の上流側の物品Wと、次の(別の)組の物品Wの
うち合流ライン3の下流側の物品Wとの合流ライン3に
おける合流間隔S2が、搬送コンベア1のそれぞれの搬
出端部11の配設間隔Tより大きくなるように[即ち、
合流ライン3から並進ライン4へ複数個ずつ搬出される
(別の)1組の物品Wのうち合流ライン3の上流側の物
品Wと、次の(別の)組の物品Wのうち合流ライン3の
下流側の物品Wとの間に、第2のスペースが設けられる
ように]、次の(別の)組の下流側の物品Wが物品供給
装置2から搬送コンベア1上に供給されるタイミングを
設定するようになしてある。
【0026】上記実施例における各部について説明する
と、搬送コンベア1はベルトコンベアで構成され、平面
状に4つの搬送コンベア1が並置され、それぞれの搬送
コンベア1は、ナイフエッジ式の直線コンベアおよびナ
イフエッジ式のカーブコンベア等を組み合わせてライン
化されており、その搬送速度は60m/分(1000m
m/秒)であり、搬送コンベア1上に設定される仮想空
間(図示省略)をエンコーダ(図示省略)で監視して、
所定の仮想空間がその仮想空間に供給されるべき物品W
を収納した物品供給装置2のガイド25の下流端部28
の位置に到達したとき、物品Wを物品供給装置2のガイ
ド25の下流端部28からその仮想空間に供給するよう
になしてある。尚、図10に示す実施例においては、カ
ーブコンベアの間隔を30°程度としてあるが、物品の
荷揃え設備のレイアウト等に応じて適宜変更することが
でき、例えば45°程度或いは90°程度のカーブコン
ベアを利用してもよい。また、ナイフエッジ式のコンベ
アに代えて、所定(角度)間隔で配置させたフリーロー
ラ相互間に搬送用ベルトを張設した形式のコンベアで構
成してもよい。
【0027】また、物品供給装置2は種類(品種)別に
段積みされた物品Wを1つずつ搬送コンベア1上に供給
する装置であり、複数の物品供給装置2が搬送コンベア
1に沿ってその片側に配設されており、それぞれの物品
供給装置2は図1〜図7に示される物品収納部22、切
り出し装置23、供給装置24等で構成されている。
【0028】また、合流ライン3はベルトコンベアで構
成され、平面状に並置された4つの搬送コンベア1のそ
れぞれの搬出端部11を繋ぐように(搬送コンベア1と
直角の方向に)配設されており、所定間隔で配置させた
フリーローラ相互間に搬送用ベルトを張設した形式の2
つの直線コンベア(或いはナイフエッジ式の直線コンベ
ア)を組み合わせてライン化されており、その搬送速度
は30m/分(500mm/秒)であり、4つの搬送コ
ンベア1を経て合流ライン3に合流される物品Wが搬出
端部11において停止されることなく合流されるよう
に、それぞれの物品Wが搬送コンベア1上に供給される
タイミングを設定するようになしてある。即ち、物品W
が搬出端部11において停止されることなく合流される
ように、物品Wが搬送コンベア1上に供給される位置
(供給されるべき物品Wを収納した物品供給装置2のガ
イド25の下流端部28の位置)から搬送コンベア1の
搬出端部11までの移動距離または移動時間に応じて、
それぞれの物品Wが供給されるべき仮想空間(図示省
略)を搬送コンベア1上に設定するようになしてある。
尚、合流ライン3の搬送面(図示省略)は搬送コンベア
1の搬送面(図示省略)に対して若干低く配置されてお
り、合流される物品Wは搬送コンベア1から合流ライン
3へ飛び込むように移載される。また、合流ライン3を
構成している下流側のベルトコンベアはその下流端部に
エンドストッパ(図示省略)を備えており、合流された
物品Wはエンドストッパによって下流側のベルトコンベ
ア上で密着するようにアキュームレイトされる。
【0029】また、並進ライン4はベルトコンベアで構
成され、合流ライン3の下流端部に(合流ライン3と直
角の方向に)配設されており、その搬送速度は60m/
分(1000mm/秒)であり、合流ライン3から複数
個(通常は5個)ずつ搬出された物品Wを幅方向に並べ
て搬送するようになしてある。尚、41は乗り移り用の
板である。
【0030】また、搬出装置5は一対の搬出ラム51を
備えたラム式コンベアで構成され、合流ライン3の下流
端部の上部に配設されており、その搬送速度は60m/
分(1000mm/秒)であり、合流ライン3の下流端
部に備えられたエンドストッパ(図示省略)によって密
着するようにアキュームレイトされた物品Wを複数個
(通常は5個)ずつ並進ライン4の方向に搬出するよう
になしてある。
【0031】尚、並進ライン4の下流には、物品Wを容
器(図示省略)に投入するための装置(図示省略してい
るが、例えば、特許2752047号公報に記載されて
いる物品の投入装置)が配設されている。
【0032】次に、上述の物品の荷揃え設備を用いた物
品の荷揃え方法について説明する。
【0033】物品供給装置2のそれぞれの物品収納部2
2には、長さ寸法が約300mm(250〜300mm
程度)、幅寸法が約100mm(80〜100mm程
度)、高さ寸法が約50mm(40〜50mm程度)の
物品Wが品種別に複数個ずつ収納されており、例えば、
表1(B)に示すように、合流ライン3の下流端部に3
0個の物品WがW1〜W30の順序で荷揃えされ、これ
らの物品W1〜W30のうち物品W1、W5、W9、W
13、W17、W21がそれぞれの物品供給装置2から
合流ライン3の下流側から1列目に合流される(第1列
の)搬送コンベア1に供給され、物品W2、W6、W1
0、W14、W18、W22、W25、W28、W30
がそれぞれの物品供給装置2から合流ライン3の下流側
から2列目に合流される(第2列の)搬送コンベア1に
供給され、物品W3、W7、W11、W15、W19、
W23、W26がそれぞれの物品供給装置2から合流ラ
イン3の下流側から3列目に合流される(第3列の)搬
送コンベア1に供給され、物品W4、W8、W12、W
16、W20、W24、W27、W29がそれぞれの物
品供給装置2から合流ライン3の下流側から4列目に合
流される(第4列の)搬送コンベア1に供給される[表
1(A)参照]場合の実施例について説明する。
【0034】
【表1】
【0035】先ず、4つの搬送コンベア1を経て合流ラ
イン3に合流される1個〜4個の物品Wからなる1組の
物品Wが搬出端部11において停止されることなく略同
時に合流されるように、それぞれの物品Wがそれぞれの
搬送コンベア1から合流ライン3に合流されるべき時間
(合流時間)にそれぞれの搬出端部11に到着するよう
に物品供給装置2から搬送コンベア1上に供給されるタ
イミングを設定するようになしてあり、合流ライン3に
合流された上流側の物品Wと、1個〜4個の物品Wから
なり合流ライン3に合流される次の組の下流側の物品W
との合流間隔S1が、搬送コンベア1のそれぞれの搬出
端部11の配設間隔Tより大きくなるように(即ち、合
流ライン3に合流された上流側の物品Wと、1個〜4個
の物品Wからなり合流ライン3に合流される次の組の下
流側の物品Wとの間に、第1のスペースが設けられるよ
うに)、次の組の下流側の物品Wがその搬送コンベア1
から合流ライン3に合流されるべき時間(合流時間)に
その搬出端部11に到着するように物品供給装置2から
搬送コンベア1上に供給されるタイミングを設定するよ
うになしてある。
【0036】また、合流ライン3から並進ライン4へ5
個ずつ搬出される別の1組の物品Wのうち合流ライン3
の上流側の物品Wと、次の別の組の物品Wのうち合流ラ
イン3の下流側の物品Wとの合流ライン3における合流
間隔S2が、搬送コンベア1のそれぞれの搬出端部11
の配設間隔Tより大きくなるように(即ち、合流ライン
3から並進ライン4へ5個ずつ搬出される別の1組の物
品Wのうち合流ライン3の上流側の物品Wと、次の別の
組の物品Wのうち合流ライン3の下流側の物品Wとの間
に、第2のスペースが設けられるように)、次の別の組
の下流側の物品Wがその搬送コンベア1から合流ライン
3に合流されるべき時間(合流時間)にその搬出端部1
1に到着するように物品供給装置2から搬送コンベア1
上に供給されるタイミングを設定するようになしてあ
る。
【0037】而して、第1列〜第4列の搬送コンベア1
はその搬出端部11のそれぞれの配設間隔Tが150m
m(物品Wが合流ライン3上を150mm移動するため
に必要な時間は0.3秒である)とされており、合流ラ
イン3に合流された上流側の物品Wと、1個〜4個の物
品Wからなり合流ライン3に合流される次の組の下流側
の物品Wとの合流間隔S1を300mm(物品Wが合流
ライン3上を300mm移動するために必要な時間は
0.6秒である)と設定し、合流ライン3から並進ライ
ン4へ5個ずつ搬出される別の1組の物品Wのうち合流
ライン3の上流側の物品Wと、次の別の組の物品Wのう
ち合流ライン3の下流側の物品Wとの合流ライン3にお
ける合流間隔S2を300mmと設定した場合の実施例
について具体的に説明すると、先ず、合流開始からの経
過時間(合流時間)が0.0秒のとき、組番号G1の1
組の物品Wがそれぞれの搬出端部11に到着し停止され
ることなく略同時に、第1列の搬送コンベア1から物品
W1が、第2列の搬送コンベア1から物品W2が、第3
列の搬送コンベア1から物品W3が、第4列の搬送コン
ベア1から物品W4が合流ライン3に合流される。
【0038】合流開始からの合流時間[表1(A)参
照]が0.0秒のときに合流された組番号G1の1組の
物品Wは、第1列の搬送コンベア1が合流ライン3に合
流される合流ライン3上のポイント(通過点)31を次
々と通過し、それぞれの通過時間[表1(B)参照]は
物品W1が0.0秒、物品W2が0.3秒、物品W3が
0.6秒、物品W4が0.9秒である。而して、合流ラ
イン3に合流された上流側の物品W4と、合流ライン3
に合流される次の組G2の下流側の物品W5との合流間
隔S1が300mmとなり(即ち、合流ライン3に合流
された上流側の物品W4と、合流ライン3に合流される
次の組G2の下流側の物品W5との間に、第1のスペー
スが設けられるように)、次の組G2の下流側の物品W
5が第1列の搬送コンベア1から合流ライン3に合流さ
れるべき時間(合流時間)にその搬出端部11に到着す
るように物品供給装置2から搬送コンベア1上に供給さ
れるタイミングを設定するようになしてある。尚、物品
Wが物品供給装置2から搬送コンベア1上に供給される
タイミングの設定方法については後述する。
【0039】本実施例においては、合流間隔S1を30
0mmとしてあるが、例えば200〜280mm程度で
もよい。即ち、既に合流され合流ライン3を移動中の物
品W4と、次に合流される物品W5とが、通過点31で
干渉することがない範囲で合流間隔S1を小さくするこ
とができる(第1のスペースも小さくなる)。
【0040】したがって、合流間隔S1を300mmと
した場合には、次に合流される組番号G2の1組の物品
Wの合流時間は1.2秒でなく、1.5秒となる。即
ち、合流時間が1.2秒のときには物品Wは合流され
ず、第1のスペースが設けられる。而して、合流時間が
1.5秒のとき、組番号G2の1組の物品Wが搬出端部
11において停止されることなく、第1列の搬送コンベ
ア1から物品W5が合流ライン3に合流される。
【0041】次の組(組番号G3)の物品Wが組番号G
2の物品W5と略同時に合流ライン3に合流されない理
由は、300mmの合流間隔S2が設定されているから
である。即ち、合流ライン3から並進ライン4へ5個ず
つ搬出される別の1組の物品W(組番号G1と組番号G
2とを構成する物品W1〜W5)のうち合流ライン3の
上流側の物品W5と、次の別の組の物品W(組番号G3
と組番号G4とを構成する物品W6〜W10)のうち合
流ライン3の下流側の物品W6との合流ライン3におけ
る合流間隔S2が300mmに設定されている。
【0042】したがって、次に合流される組番号G3の
1組の物品Wの合流時間は1.5秒でなく、1.8秒と
なる。即ち、合流時間が1.5秒のときには物品W6〜
W8は合流されず、第2のスペースが設けられる。而し
て、合流時間が1.8秒のとき、組番号G3の1組の物
品W6〜W8がそれぞれの搬出端部11に到着するよう
に物品供給装置2から搬送コンベア1上に供給されるタ
イミングを設定するようになしてあり、物品W6〜W8
は搬出端部11において停止されることなく、第2列の
搬送コンベア1から物品W6が、第3列の搬送コンベア
1から物品W7が、第4列の搬送コンベア1から物品W
8が合流ライン3に合流される。
【0043】合流時間が1.8秒のときに合流された組
番号G3の1組の物品Wは、通過点31を次々と通過
し、それぞれの通過時間は物品W6が2.1秒、物品W
7が2.4秒、物品W8が2.7秒である。
【0044】同様にして、組番号G12の1組の物品W
の合流時間は11.1秒であり、合流時間が11.1秒
のとき、組番号G12の1組の物品W28、W29がそ
れぞれの搬出端部11に到着するように物品供給装置2
から搬送コンベア1上に供給されるタイミングを設定す
るようになしてあり、物品W28、W29は搬出端部1
1において停止されることなく、第2列の搬送コンベア
1から物品W28が、第4列の搬送コンベア1から物品
W29が合流ライン3に合流される。
【0045】合流時間が11.1秒のときに合流された
組番号G12の1組の物品Wは、通過点31を次々と通
過し、それぞれの通過時間は物品W28が11.4秒、
物品W29が12.0秒である。
【0046】また、組番号G13の1組の物品Wの合流
時間は12.3秒であり、合流時間が12.3秒のと
き、組番号G13の1組の物品W30がその搬出端部1
1に到着するように物品供給装置2から搬送コンベア1
上に供給されるタイミングを設定するようになしてあ
り、物品W30は搬出端部11において停止されること
なく、第2列の搬送コンベア1から物品W30が合流ラ
イン3に合流される。
【0047】合流時間が12.3秒のときに合流された
物品W30が通過点31を通過する通過時間は12.6
秒である。
【0048】上述のようにして、合流ライン3の下流端
部にW1〜W30の順序で荷揃えされた30個の物品W
は、合流ライン3から並進ライン4へ5個ずつ搬出され
るようになしてあり、これらの物品W1〜W30のうち
物品W5と物品W6との間、物品W10と物品W11と
の間、物品W15と物品W16との間、物品W20と物
品W21との間、物品W25と物品W26との間にそれ
ぞれ第2のスペースが設けられているため、合流された
物品Wは合流ライン3の下流端部に備えられたエンドス
トッパ(図示省略)によって合流ライン3上で密着する
ようにアキュームレイトされるが、エンドストッパから
5個目までの物品Wが密着するようにアキュームレイト
されたとき、エンドストッパから5個目と6個目の物品
Wの間には第2のスペースが保たれ、5個ずつの物品W
にグルーピングされているため、搬出装置5の搬出ラム
51によって、合流ライン3の下流端部に密着するよう
にアキュームレイトされた5個ずつの物品Wを並進ライ
ン4の方向に搬出することができる。
【0049】尚、上述の実施例においては、合流ライン
3を30m/分(500mm/秒)の搬送速度で連続的
に運転するようになしてあり、搬送コンベア1によって
長手方向で搬送されてきた物品Wが合流ライン3に移載
され、合流ライン3によって直角方向に搬送されるよう
になしてあるため、既に合流ライン3を移動中の物品W
と、合流されるために次に合流ライン3へ飛び込む物品
Wとが、干渉(衝突)することがなく、整然と合流され
るように第1のスペースを設けてあるが、物品Wが合流
される間(飛び込み完了するまで)合流ライン3を一時
停止し、飛び込み完了後に合流ライン3が再運転される
(間欠運転される)ようにすれば、第1のスペースを設
けなくてもよい(合流間隔S1は、搬送コンベア1の搬
出端部11のそれぞれの配設間隔Tと同じ間隔の150
mmとなる)。
【0050】次に、物品Wが物品供給装置2から搬送コ
ンベア1上に供給されるタイミングの設定方法について
説明する。それぞれの物品Wは、それぞれの搬送コンベ
ア1から合流ライン3に合流されるべき時間(合流時
間)にそれぞれの搬出端部11に到着するように、それ
ぞれの物品Wが搬送コンベア1上に供給されるタイミン
グを、それぞれの物品Wが搬送コンベア1上に供給され
る位置からそれぞれの搬送コンベア1の搬出端部11ま
での移動距離または移動時間に応じて設定するようにな
してあり、例えば、合流されるべき物品W1を収納した
物品供給装置2のガイド25の下流端部28の位置が第
1列の搬送コンベア1の搬出端部11から移動距離で3
0mの位置にあるときには、搬送コンベア1の搬送速度
は60m/分(1000mm/秒)であるので、合流さ
れるべき時間(合流時間)より30秒前に物品W1を収
納した物品供給装置2のガイド25の下流端部28の位
置にある第1列の搬送コンベア1上の空間が物品W1が
供給されるべき仮想空間(図示省略)となるように第1
列の搬送コンベア1上に物品W1のための仮想空間が設
定される。
【0051】同様にして、合流されるべき物品W2を収
納した物品供給装置2のガイド25の下流端部28の位
置が第2列の搬送コンベア1の搬出端部11から移動距
離で15mの位置にあるときには、合流されるべき時間
(合流時間)より15秒前に物品W2を収納した物品供
給装置2のガイド25の下流端部28の位置にある第2
列の搬送コンベア1上の空間が物品W2が供給されるべ
き仮想空間(図示省略)となるように第2列の搬送コン
ベア1上に物品W2のための仮想空間が設定される。同
様にして、合流されるべき物品W3〜W30が供給され
るべき仮想空間(図示省略)がそれぞれの搬送コンベア
1上に設定される。
【0052】設定されたそれぞれの物品Wのための仮想
空間は、エンコーダ(図示省略)でそれぞれの搬送コン
ベア1の移動状態(移動距離)を監視することによっ
て、それぞれの仮想空間の位置を監視し、合流されるべ
き物品Wが供給されるべき仮想空間がその仮想空間に供
給されるべきそれぞれの物品Wを収納した物品供給装置
2のガイド25の下流端部28の位置に到達した(それ
ぞれの搬送コンベア1の移動距離が予め設定された値に
なった)とき、物品供給装置2のガイド25の下流端部
28からそれぞれの物品Wをそれぞれの仮想空間に供給
することによって、それぞれの搬送コンベア1から合流
ライン3に合流されるべき時間(合流時間)にそれぞれ
の物品Wがそれぞれの搬出端部11に到着するようにな
してある。
【0053】例えば、合流時間が0.0秒のときに合流
ライン3に合流される物品W1が、エンコーダ(図示省
略)によってそれぞれの搬送コンベア1の移動距離を監
視開始後40mに相当するパルス値(搬送コンベア1の
移動距離1mmに対して1パルスを発生するようになし
てある場合には、40,000パルス)のとき合流ライ
ン3に合流されるようになしてある場合には、エンコー
ダによってそれぞれの搬送コンベア1の移動距離を監視
開始後(40m−30m=)10mに相当するパルス値
(10,000パルス)のとき、物品供給装置2のガイ
ド25の下流端部28から物品W1を供給するようにな
してある。同様にして、合流時間が0.0秒のときに合
流ライン3に合流される物品W2は、エンコーダによっ
てそれぞれの搬送コンベア1の移動距離を監視開始後
(40m−15m=)25mに相当するパルス値(2
5,000パルス)のとき、物品供給装置2のガイド2
5の下流端部28から物品W2を供給するようになして
ある。
【0054】尚、それぞれの物品Wが物品供給装置2の
ガイド25の下流端部28から供給され、搬送コンベア
1上を移動してそれぞれの搬出端部11に到着するまで
のパルス値は、搬送ベルトのスリップ等による影響を受
けることもあるので、定期点検等での実測によって、設
定パルス値に補正を加えることが好ましい。
【0055】また、エンコーダによってそれぞれの搬送
コンベア1の移動状態(移動距離)を監視する代わり
に、それぞれの仮想空間の位置を搬送コンベア1の移動
時間によって監視し、合流されるべき物品Wが供給され
るべき仮想空間がその仮想空間に供給されるべきそれぞ
れの物品Wを収納した物品供給装置2のガイド25の下
流端部28の位置に到達する(予定)移動時間になった
とき、物品供給装置2のガイド25の下流端部28から
それぞれの物品Wを供給するように制御してもよい。
【0056】したがって、上述の物品の荷揃え設備は、
搬送コンベア1の搬出端部11にストッパを設ける必要
をなくして、複数の搬送コンベア1のうちの1つの搬送
コンベア1のみから連続して合流ライン3に物品Wが合
流される場合であっても、複数の搬送コンベア1から合
流ライン3に物品Wが合流される場合のように、高い合
流能力を達成できる。また、合流された物品Wは複数個
ずつにグルーピングされており、合流ライン3上の物品
Wを並進ライン4へ複数個ずつ搬出することが容易であ
る。
【0057】以上、本発明の物品の取扱装置の実施の形
態をその実施に好適な物品の荷揃え設備の実施例と共に
説明したが、本発明の物品の取扱装置はこれらに制限さ
れるものではない。例えば、ガイド25が円弧状ガイド
部27を備えていなくてもよい。
【0058】また、ガイド25を傾斜するように配置さ
れたシュートで構成してもよい。
【0059】また、搬送コンベアに沿って配設されるそ
れぞれのガイドの下面を同一高さに配置してもよい。
【0060】
【発明の効果】本発明の物品の取扱装置は、上述のとお
り構成されているので、物品の供給能力を向上すること
ができる。更には、物品がエアジェットブローされる前
の向きに対して、物品が搬送コンベア上に供給されると
きの向きを方向転換することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物品の取扱装置の一実施例を示す概略
平面図である。
【図2】図1の立面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】図1の要部平面図である。
【図5】図3の要部側面図である。
【図6】図4のA−A視図である。
【図7】図4のB−B視図である。
【図8】供給装置のエアジェットブローによる物品の移
動経過の説明図である。
【図9】切り出し装置等の動作のタイミングチャートで
ある。
【図10】物品の荷揃え設備の一実施例を示す概略平面
図である。
【図11】図10のA−A視図である。
【図12】合流された物品が合流ライン上を移動する状
態の説明図であり、物品W6〜W8が合流されたときの
状態を示している。
【符号の説明】
1 搬送コンベア 12 搬送面 24 供給装置 25 ガイド 28 下流端部 25B 下面 W 物品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 輝昭 福岡県古賀市駅東三丁目3番1号 西部電 機株式会社内 (72)発明者 合志 貴 福岡県古賀市駅東三丁目3番1号 西部電 機株式会社内 (72)発明者 藤岡 毅 福岡県古賀市駅東三丁目3番1号 西部電 機株式会社内 Fターム(参考) 3F070 AA06 BD06 BG10 EB01 EB16 FA09 FE06 3F080 AA01 BA01 BA05 BE12 CE03 CG14 DA18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品をエアジェットブローによって搬送
    コンベア上に供給する供給装置が上記搬送コンベアに沿
    って配設され、上記供給装置が上記エアジェットブロー
    によって移動される物品を規制するためのガイドを備え
    ており、該ガイドの下流端部が上記搬送コンベアの搬送
    面の上方に配置されていると共に、上記ガイドの下面が
    上記搬送コンベア上を上流側から搬送されて来る物品の
    上面より上方に配置されていることを特徴とする物品の
    取扱装置。
  2. 【請求項2】 供給装置が搬送コンベアに沿って複数配
    設されている請求項1記載の物品の取扱装置。
  3. 【請求項3】 搬送コンベアに沿って配設されるそれぞ
    れのガイドは、上流側に配設されているガイドほど、そ
    の下面が低く配置されている請求項2記載の物品の取扱
    装置。
  4. 【請求項4】 ガイドが平面視において円弧状である請
    求項1、請求項2または請求項3記載の物品の取扱装
    置。
  5. 【請求項5】 それぞれのガイドから物品が搬送コンベ
    ア上に供給されるタイミングが、物品が上記搬送コンベ
    ア上に供給される位置から搬送コンベアの基準位置まで
    の移動距離または移動時間に応じて設定されている請求
    項2、請求項3または請求項4記載の物品の取扱装置。
  6. 【請求項6】 エアジェットブローが、物品の搬送コン
    ベア上への供給開始後に停止する請求項1、請求項2、
    請求項3、請求項4または請求項5記載の物品の取扱装
    置。
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