JP2001251736A - グロメット - Google Patents
グロメットInfo
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- grommet
- cylindrical portion
- curtain
- diameter
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Landscapes
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Diaphragms And Bellows (AREA)
Abstract
メットを提供する。 【解決手段】 グロメット31は、筒部32と係合部3
3とを軟質弾性材によって一体形成したものである。グ
ロメット31の内部にはワイヤハーネスが挿通されるよ
うになっている。筒部32の外周面には3種類の蛇腹群
51,52,53が設けられている。蛇腹群51,5
2,53は、それぞれ同一の大きさを有する蛇腹54,
55,56によって構成されている。隣り合う蛇腹5
4,55,56同士のピッチP1,P2,P3の大きさ
はそれぞれ異なっている。
Description
るものである。
ャンクションボックス、リレーボックス、ヒュージブル
リンクボックス、電気制御ユニット等の各種電気接続箱
が提案されている。
ース本体62、図示しないアッパカバー及びロアカバー
63により構成されている。ケース本体62の内部には
図示しない電装品が取り付けられている。ケース本体6
2の底面には図示しないワイヤハーネスが接続されてい
る。ケース本体62の下側部分には、上部開口を有する
ロアカバー63がパッキン64を介して結合されてい
る。ロアカバー63の側壁には、ワイヤハーネスを外部
に引き出すための切欠部65が形成されている。切欠部
65には、ゴム製のグロメット71が嵌合されている。
グロメット71内にはワイヤハーネスが挿通されるよう
になっている。
3を一体形成したものである。筒部73の外周面には、
複数の蛇腹76が一定のピッチを隔てて配置されてい
る。この蛇腹76の屈曲により、筒部73が外部に引き
出されるワイヤハーネスの向きに対処するようになって
いる。
は全て同一の径を有していた。そのため、筒部73を屈
曲させると、隣り合う蛇腹76同士が接触しやすかっ
た。この状態において、さらに筒部73を屈曲させてい
くことが必要になる場合があった。このような場合、図
8に示すように、ワイヤハーネスが屈曲するのに追従し
て蛇腹76を屈曲させることができず、筒部73が潰れ
やすかった。ゆえに、筒部73を十分に屈曲させること
ができないという問題があった。
であり、その目的は、屈曲による潰れを防止することが
できるグロメットを提供することにある。
めに、請求項1に記載の発明では、外周面に複数の蛇腹
を設けた筒部と基端部とを軟質弾性材によって一体形成
し、前記筒部の内部にワイヤハーネスを挿通するように
したグロメットにおいて、同一の大きさを有する蛇腹か
らなる複数の蛇腹群を構成するとともに、隣り合う前記
蛇腹同士のピッチの大きさを前記蛇腹群毎に変化させた
ことを要旨とする。
蛇腹同士のピッチが小さい前記蛇腹群ほど、前記蛇腹の
径を小さくしたことを要旨とする。請求項3に記載の発
明では、前記筒部の開口部にスリットを有するカーテン
を設け、同カーテンの周りを包囲するようにリブを突設
したことを要旨とする。
る。請求項1に記載の発明によると、屈曲可能量が大き
い蛇腹群になる程、隣り合う蛇腹同士のピッチが大きく
なっている。そのため、グロメットを屈曲させた場合
に、隣り合う蛇腹同士が接触する可能性が小さくなる。
従って、筒部を屈曲させ過ぎることによって、同筒部が
潰れてしまうのを防止することができる。
蛇腹同士のピッチが小さい蛇腹群ほど、蛇腹の径が小さ
くなっている。そのため、蛇腹がエンジンルーム内の他
の部材と干渉してしまうのが防止される。ゆえに、エン
ジンルーム内にグロメットのスペースを容易に確保する
ことができる。
ーネスが筒部から引き出される部分はカーテンによって
覆われる。そのため、筒部の先端部から水が侵入するの
を防止することができる。また、筒部の先端部にリブが
設けられるため、筒部の先端部における上方から水が侵
入するのを防止することができる。
続箱に具体化したグロメットの一実施形態を図1〜図5
に基づき詳細に説明する。
1は、アッパカバー12及びロアカバー13を電装品装
着ブロック14に被せることによって構成されている。
電装品装着ブロック14は略直方体状をなしている。電
装品装着ブロック14の内部には、図示しない電装品が
装着されるようになっている。電装品装着ブロック14
の外側面における上部には、フランジ部15が複数箇所
に設けられている。図2に示すように、フランジ部15
の上面にはアッパカバー12の下端面が当接するように
なっている。また、図1に示すように、電装品装着ブロ
ック14の外側面における下端部には、係止突起16が
複数箇所に設けられている。電装品装着ブロック14の
下面には、複数の図示しない電線が接続されている。こ
れらの電線は、テープによって1つにまとめられること
により、ワイヤハーネスを構成している。
4の下端部周縁には、外壁14a及び内壁14bが下側
方向に向けて突設されている。これら外壁14aと内壁
14bとの隙間がパッキン収容溝17になっている。外
壁14a及び内壁14bの下端部はテーパを有してい
る。パッキン収容溝17内にはゴム製のパッキン18が
収容されている。
ロアカバー13が取り付けられている。ロアカバー13
の外側面における上端部には、コ字状の被係止部19が
前記係止突起16と対応するように配置されている。ロ
アカバー13の側壁13aには、内側方向に折れ曲がる
屈曲部20が設けられている。それとともに、ロアカバ
ー13の側壁13aにおける内壁面には、複数のリブ2
1が略縦方向に延びるように等間隔に形成されている。
には、ワイヤハーネスを外部に引き出すための切欠部2
2が形成されている。切欠部22の周縁部にはU字状の
突出部23が設けられている。突出部23の内周面には
被係合部としての係合溝23aが設けられている。
1が嵌合されている。グロメット31は、円筒状の筒部
32と基端部としての係合部33とを一体形成したもの
である。グロメット31は、ロアカバー13の側壁13
bから外方に突出している。グロメット31には、前記
ワイヤハーネスが挿通されるようになっている。
33bとからなっている。図3に示すように、グロメッ
ト31の係合部33における外周面上側には、パッキン
押さえリブ34が外側部33aと内側部33bとに挟持
された状態で突設されている。パッキン押さえリブ34
は係合部33と一体形成されている。パッキン押さえリ
ブ34は前記パッキン収容溝17の延びる方向に沿って
直線状に形成されている。図2に示すように、パッキン
押さえリブ34はパッキン収容溝17内に配置されてい
る。パッキン押さえリブ34はパッキン18の下側面に
対して圧接されている。また、グロメット31の係合部
33における外周面下側には、突起35が3箇所に突設
されている。これらの突起35は前記係合溝23aと対
応するように配置されている。
イヤハーネスが引き出される方向に突出している。筒部
32は本体部36と先端部37とによって構成されてい
る。筒部32の先端部37は上部を切り欠いた状態とな
っている。先端部37の開口端付近には、膜状のカーテ
ン38が同先端部37の開口端を塞ぐように設けられて
いる。カーテン38の厚さは、筒部32よりも薄く、
0.5〜1.5mmとなっている。カーテン38にはス
リット39が設けられている。スリット39はカーテン
38の中心から放射状に形成されている。筒部32内か
らワイヤハーネスが引き出されることによって、カーテ
ン38の先端部は外方にめくれるように変形するように
なっている。カーテン38の周囲には外周リブ40が突
設されている。この外周リブ40はカーテン38を包囲
するようになっている。先端部37の長手方向におい
て、外周リブ40の端面は、筒部32の開口端面と一致
している。
における外周面には、3つの蛇腹群51,52,53
が、ロアカバー13の側壁13bから外方に向かって、
上記の順序で配置されている。蛇腹群51,52,53
の断面形状は、外向きの円弧と内向きの円弧とが交互に
接続されることによって波形になっている。第1の蛇腹
群51は、同一の大きさを有する5個の大径蛇腹54に
よって構成されている。大径蛇腹54は、それぞれ一定
のピッチP1を有して配置されている。
る3個の中径蛇腹55によって構成されている。中径蛇
腹55は、それぞれ一定のピッチP2を有して配置され
ている。中径蛇腹55の外径は、大径蛇腹54の外径の
約90%の大きさになっている。隣り合う中径蛇腹55
同士のピッチP2は、隣り合う大径蛇腹54同士のピッ
チP1の約6分の5の大きさになっている。そのため、
第2の蛇腹群52の屈曲可能量は、第1の蛇腹群51の
屈曲可能量よりも小さくなっている。ここで、屈曲可能
量とは、筒部32がつぶれることなく同筒部32を変形
させることができる限界の大きさである。
る12個の小径蛇腹56によって構成されている。小径
蛇腹56は、それぞれ一定のピッチP3を有して配置さ
れている。小径蛇腹56の外径は、中径蛇腹55の外径
の約90%の大きさになっている。隣り合う小径蛇腹5
6同士のピッチP3は、隣り合う中径蛇腹55同士のピ
ッチP2の約5分の4の大きさになっている。そのた
め、第3の蛇腹群53の屈曲可能量は、第2の蛇腹群5
2の屈曲可能量よりも小さくなっている。
ジンルーム内に取り付ける方法を詳述する。まず、グロ
メット31に突設された複数の突起35を、突出部23
に設けられた係合溝23aに係合させる。また、電装品
装着ブロック14のパッキン収容溝17にパッキン18
を挿入する。それとともに、ワイヤハーネスをグロメッ
ト31に挿通させる。次に、グロメット31に突設され
たパッキン押さえリブ34を、電装品装着ブロック14
の下端部に設けられたパッキン収容溝17に収容して、
パッキン18と圧接させる。それとともに、係止突起1
6と被係止部19とを嵌合させる。その結果、電装品装
着ブロック14の下側にロアカバー13が結合される。
を引き出す。このワイヤハーネスは、筒部32の開口端
付近に設けられたカーテン38によって覆われた状態に
なる。詳述すると、ワイヤハーネスが引き出されること
によって、カーテン38が先端部37方向に変形する。
また、カーテン38の周りには外周リブ40が設けられ
ている。そのため、グロメット31の内部に水が侵入し
ようとした場合においても、水の侵入は、カーテン38
及び外周リブ40によって防止される。
アッパカバー12を被せることによって電気接続箱11
が構成される。この状態において、筒部32を屈曲させ
ながら電気接続箱11をエンジンルーム内に収容する。
図4に示すように、大径蛇腹54のピッチP1、中径蛇
腹55のピッチP2及び小径蛇腹56のピッチP3の大
きさは、筒部32の屈曲可能量に対応してそれぞれ異な
っている。そのため、図5に示すように、筒部32を屈
曲させた場合、それぞれの蛇腹群51,52,53にお
いて隣り合う蛇腹54,55,56同士が互いに接触す
る可能性が小さくなる。すなわち、筒部32を屈曲させ
過ぎても、同筒部32が変形して潰れることはない。
て、第3の蛇腹群53はほぼ直線状になる。この第3の
蛇腹群53を構成する小径蛇腹56の外径は、大径蛇腹
54の外径及び中径蛇腹55の外径よりも細くなってい
る。そのため、筒部32がエンジンルーム内の他の部材
と干渉しにくくなる。
効果を得ることができる。 (1)最も屈曲可能量が大きい蛇腹群51における隣り
合う大径蛇腹54同士のピッチP1は、最も大きくなっ
ている。それに対して、最も屈曲可能量が小さい蛇腹群
53における隣り合う小径蛇腹56同士のピッチP3
は、最も小さくなっている。そのため、グロメット31
を屈曲させた場合に、それぞれの蛇腹群51,52,5
3において、蛇腹54,55,56がそれぞれ互いに接
触する可能性が小さくなる。従って、筒部32を屈曲さ
せ過ぎることにより、同筒部32が潰れてしまうのを防
止することができる。
3において、小径蛇腹56の外径は、大径蛇腹54の外
径及び中径蛇腹55の外径よりも小さくなっている。そ
のため、筒部32がエンジンルーム内の他の部材と干渉
してしまうのが防止される。ゆえに、エンジンルーム内
にグロメット31のスペースを容易に確保することがで
きる。
出される部分はカーテン38によって覆われている。そ
のため、グロメット31の内部に水が侵入してしまうの
を防止することができる。また、カーテン38の周りを
包囲するように外周リブ40が設けられるため、筒部3
2の開口端の上方から水が侵入するのを防止することが
できる。
欠いた状態となっている。そのため、グロメット31か
らワイヤハーネスを引き出す作業が容易になる。なお、
本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
スリット39を有するカーテン38を設け、同カーテン
38の周りを包囲するように外周リブ40を突設してい
た。しかし、外周リブ40をカーテン38の上側のみに
設けてもよい。
4,55,56同士のピッチP1,P2,P3がそれぞ
れ異なっているならば、蛇腹54,55,56の外径を
同一の大きさにしてもよい。
類の蛇腹54,55,56が設けられていた。しかし、
蛇腹54,55,56の種類を更に増やしてもよい。ま
た、図6(a)に示すように、小径蛇腹56を省略する
等、蛇腹54,55,56のうちどれか1つを省略した
状態でグロメット31を構成してもよい。
テン38の中心から放射状に形成されていた。その代わ
りに、カーテン38において、スリット39を外周リブ
40に沿うように設けてもよい。
おいて、蛇腹群51,52,53が、ロアカバー13の
側壁13bから外方に向かって、上記の順序で配置され
ていた。しかし、図6(b)に示すように、蛇腹群5
1,52,53の順番を変更してもよい。
個、中径蛇腹55は3個、小径蛇腹56は12個設けら
れていた。しかし、図6(c)に示すように、蛇腹5
4,55,56がそれぞれ3個以上ならば、同蛇腹5
4,55,56の個数を変更してもよい。
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1)請求項3において、前記スリットは放射状に設け
られていることを特徴とするグロメット。
さは3種類以上あることを特徴とするグロメット。よっ
て、技術的思想(2)によれば、グロメットの変形をよ
り確実に防止することができる。また、グロメットが他
の部材に干渉してしまうのをより確実に防止することが
できる。
発明によれば、筒部を屈曲させ過ぎることによって、同
筒部が潰れてしまうのを防止することができる。
ルーム内にグロメットのスペースを容易に確保すること
ができる。請求項3に記載の発明によれば、筒部の先端
部から水が侵入するのを防止することができる。
視図。
を示す断面図。
図。
側面図。
係合部、38…カーテン、39…スリット、40…リブ
としての外周リブ、51…蛇腹群を構成する第1の蛇腹
群、52…蛇腹群を構成する第2の蛇腹群、53…蛇腹
群を構成する第3の蛇腹群、54…蛇腹を構成する大径
蛇腹、55…蛇腹を構成する中径蛇腹、56…蛇腹を構
成する小径蛇腹、P1,P2,P3…ピッチ。
Claims (3)
- 【請求項1】外周面に複数の蛇腹を設けた筒部と基端部
とを軟質弾性材によって一体形成し、前記筒部の内部に
ワイヤハーネスを挿通するようにしたグロメットにおい
て、同一の大きさを有する蛇腹からなる複数の蛇腹群を
構成するとともに、隣り合う前記蛇腹同士のピッチの大
きさを前記蛇腹群毎に変化させたことを特徴とするグロ
メット。 - 【請求項2】隣り合う前記蛇腹同士のピッチが小さい前
記蛇腹群ほど、前記蛇腹の径を小さくしたことを特徴と
する請求項1に記載のグロメット。 - 【請求項3】前記筒部の開口部にスリットを有するカー
テンを設け、同カーテンの周りを包囲するようにリブを
突設したことを特徴とする請求項1または請求項2に記
載のグロメット。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000058689A JP3567842B2 (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | グロメット |
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Publications (2)
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