JP2013176211A - ハーネス用外装保護部材とその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】蛇腹管部とストレート管部とで成るハーネス用外装保護部材のストレート管部の耐摩耗性をアップし、ストレート管部の剛性を少なくとも現状維持ないしアップする。
【解決手段】合成樹脂製の蛇腹管部2とストレート管部3とで成るハーネス用外装保護部材1で、ストレート管部の外周に環状の浅い溝部4を複数並列に形成し、ストレート管部の内周面5は、環状の溝部を有することなく平坦ないし略平坦に形成した。蛇腹管部2の内周面10とストレート管部3の内周面5とを段差なく真直に連続させた。溝部4の深さH1をストレート管部3の板厚Tの5〜20%の範囲で規定した。樹脂押出機31のノズル34からの溶融樹脂材の押出速度を一定とし、蛇腹管部2を成形する金型35aの樹脂材押出方向の移動速度を速く規定し、ストレート管部3を成形する金型の樹脂材押出方向の移動速度を遅く規定した。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車のワイヤハーネスの外装部材として適用されるコルゲートチューブといった合成樹脂製の蛇腹管部とストレート管部とで成るハーネス用外装保護部材とその製造方法に関するものである。
従来、自動車の内側に配索する電線を覆って車両ボディ等との干渉等から保護するために合成樹脂製のコルゲートチューブ等といった種々のハーネス用外装保護部材が提案されている。
例えば特許文献1には、蛇腹管部とストレート管部(直管部)とから成るハーネス用外装保護部材(ワイヤハーネス外装保護材)が記載されている。例えば二つの蛇腹管部の間と一方の蛇腹管部の一端側と他方の蛇腹管部の他端側とにそれぞれストレート管部が直列に配置されている。蛇腹管部は三次元方向に屈曲自在であり、ストレート管部は蛇腹管部よりも高い剛性を有して屈曲不能である。
車両のワイヤハーネス配索箇所に応じて蛇腹管部を屈曲して配索し、ストレート管部を真直に配索する。特許文献1の例では、ハイブリッド車の後方の高電圧バッテリから前方のインバータにかけてハーネス用外装保護部材が配索されている。
また、特許文献1には、上記ハーネス用外装保護部材の製造方法として、押出機からダイスを経て成型機内に流動性の樹脂材料を送り込み、成型機は、蛇腹管部成型用金型とストレート管部成型用金型とをループ状に連続して回転可能に配置した上型機構と下型機構を備え、上下の各機構を同期して逆向きに回転させて、ハーネス用外装保護部材を連続して押出成形することが記載されている。
特開2009−143326号公報(図1)
しかしながら、上記従来のハーネス用外装保護部材にあっては、ストレート管部が例えば自動車の走行中等の振動等で車両ボディ等と干渉して擦れた場合に、ストレート管部が摩耗して、ハーネス用外装保護部材の内部に挿通した電線に悪影響を及ぼし兼ねないという懸念があった。
また、ストレート管部は蛇腹管部に比べて剛性が高く、曲がりにくいが、材料が合成樹脂であるので、完全に曲がらないということはなく、ストレート管部のさらなる剛性アップが期待されていた。
また、例えばワイヤハーネスの配索時等において、ハーネス用外装保護部材を強く曲げた際に、蛇腹管部とストレート管部との境界部分から破損しやすいという懸念があり、蛇腹管部とストレート管部との境界部分の強度を高めることが期待されていた。
本発明は、上記した点に鑑み、蛇腹管部とストレート管部とで成るハーネス用外装保護部材において、ストレート管部の耐摩耗性をアップし、また、ストレート管部の剛性を少なくとも現状維持ないしアップすることのできるハーネス用外装保護部材とその製造方法を提供すると共に、蛇腹管部とストレート管部との境界部分の強度を高めることのできるハーネス用外装保護部材の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るハーネス用外装保護部材は、合成樹脂製の蛇腹管部とストレート管部とで構成されるハーネス用外装保護部材において、該ストレート管部の外周に環状の浅い溝部が複数並列に形成され、該ストレート管部の内周面は、環状の溝部を有することなく平坦ないし略平坦に形成されたことを特徴とする。
上記構成により、ストレート管部の外周の環状の浅い溝部すなわちストレート管部の板厚に比べて小さな径方向寸法の溝部によって、ストレート管部の外周の面積が増加し、且つ溝部を除くストレート管部の凸部分が車両ボディやフロア等の相手側部材に小さな摺動抵抗で接触することで、ストレート管部の耐摩耗性が高められる。また、ストレート管部の内周面が平坦ないし略平坦であり、且つストレート管部の外周の浅い溝部の端面があることで、ストレート部の曲げ剛性が確保される。
請求項2に係るハーネス用外装保護部材は、請求項1記載のハーネス用外装保護部材において、前記蛇腹管部の内周面と前記ストレート管部の内周面とが段差なく真直に連続したことを特徴とする。
上記構成により、ハーネス用外装保護部材の内側空間に電線が蛇腹管部からでもストレート管部からでも引っ掛かりなくスムーズに挿通される。
請求項3に係るハーネス用外装保護部材は、請求項1又は2記載のハーネス用外装保護部材において、前記溝部の深さが前記ストレート管部の板厚の5〜20%の範囲で規定されたことを特徴とする。
上記構成により、溝部の有るストレート管部の耐摩耗性が溝部のないストレート管部に比べて試験的にアップすると共に、溝部の有るストレート管部の曲げ剛性が溝部のないストレート管部に比べて試験的に同等ないしそれ以上にアップした。
請求項4に係るハーネス用外装保護部材は、請求項1〜3の何れかに記載のハーネス用外装保護部材において、前記溝部に係止用クランプの凸部が係止されることを特徴とする。
上記構成により、ストレート管部の溝部の径方向外側に係止用クランプが装着され、係止用クランプの凸部が溝部に係合して、係止用クランプが正確に位置決めされると共に、係止用クランプの管部長手方向の位置ずれ(不意な移動)が防止される。係止用クランプでストレート管部が車両ボディやフロア等といった相手側部材に固定される。
請求項5に係るハーネス用外装保護部材は、請求項1〜3の何れかに記載のハーネス用外装保護部材において、前記ストレート管部の外面に管部長手方向のリブが延設されたことを特徴とする。
上記構成により、ストレート管部の外面の軸方向のリブによってストレート管部の曲げ剛性が一層アップされる。また、リブが車両ボディやフロア等といった相手側部材に低摩擦抵抗で摺接することで、ストレート管部の外面の摩耗が防止される。リブはストレート管部の周方向の二箇所ないし四箇所に対称に複数配置されることが好ましい。
請求項6に係るハーネス用外装保護部材は、合成樹脂製の蛇腹管部とストレート管部とで構成されるハーネス用外装保護部材において、該ストレート管部の外面に管部長手方向のリブが延設されたことを特徴とする。
上記構成により、ストレート管部の外面のリブが車両ボディやフロア等の相手側部材に小さな摺動抵抗で接触することで、ストレート管部の耐摩耗性が高められる。また、ストレート管部の外面の管部長手方向のリブによって、ストレート部の曲げ剛性が高まる。リブはストレート管部の周方向の二箇所ないし四箇所に対称に複数配置されることが好ましい。
請求項7に係るハーネス用外装保護部材の製造方法は、請求項1〜4の何れかに記載のハーネス用外装保護部材を樹脂押出成形で形成するハーネス用外装保護部材の製造方法において、樹脂押出機のノズルからの溶融樹脂材の押出速度を一定とし、前記蛇腹管部を成形する金型の樹脂材押出方向の移動速度を速く規定し、前記ストレート管部を成形する金型の樹脂材押出方向の移動速度を遅く規定したことを特徴とする。
上記構成により、蛇腹管部の肉厚が薄く形成され、ストレート管部の肉厚が厚く形成される。蛇腹管部の肉厚がストレート管部の肉厚よりも薄いことで、蛇腹管部の屈曲性が高められ、ストレート管部の肉厚が蛇腹管部の肉厚よりも厚いことで、ストレート管部の曲げ剛性が高められる。
請求項8に係るハーネス用外装保護部材の製造方法は、請求項7記載のハーネス用外装保護部材の製造方法において、前記蛇腹管部と前記ストレート管部との境界部分を形成する際に、前記金型の移動速度を徐々に遅くないし徐々に速く規定したことを特徴とする。
上記構成により、蛇腹管部とストレート管部との境界部分の肉厚が厚めに形成されて、境界部分の曲げ剛性が高まる。「徐々に遅く」とは、蛇腹管部の次にストレート管部を成形する際の速度であり、「徐々に速く」とはストレート管部の次に蛇腹管部を成形する際の速度である。
請求項1記載の発明によれば、ストレート管部の外周の浅い溝部によって、ストレート管部の耐摩耗性をアップすることができると共に、ストレート管部の剛性を溝部のないストレート管部と同等に維持ないしアップすることができる。ストレート管部の耐摩耗性をアップすることで、例えば車両走行中の振動等でストレート管部と、車両ボディやフロア等といった相手側部材とが干渉した際における、ストレート管部の摩耗が抑止され、ストレート管部の内側に挿通した電線が安全に保護される。また、ストレート管部の剛性をアップすることで、例えばハーネス用外装保護部材を車両ボディやフロア等といった相手側部材に配索する際に、蛇腹管部のみを屈曲させてストレート管部で配索の位置精度を高めることができる。
請求項2記載の発明によれば、ハーネス用外装保護部材の内側空間に電線を蛇腹管部からでもストレート管部からでも引っ掛かりなくスムーズに挿通させることができて、電線の挿通作業性を高めることができる。
請求項3記載の発明によれば、溝部の有るストレート管部の耐摩耗性を溝部のないストレート管部に比べて試験的にアップさせることができ、溝部の有るストレート管部の曲げ剛性を溝部のないストレート管部に比べて試験的に同等ないしそれ以上にアップさせることができた。
請求項4記載の発明によれば、ストレート管部を車両ボディやフロア等といった相手側部材に固定するための係止用クランプの凸部を溝部に係止させて、係止用クランプを正確に位置決めすることができると共に、係止用クランプの管部長手方向の不意な移動を防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、ストレート管部の外面のリブによって、ストレート管部の耐摩耗性と曲げ剛性をさらにアップさせることができる。
請求項6記載の発明によれば、ストレート管部の外面のリブによって、ストレート管部の耐摩耗性をアップすることができると共に、ストレート管部の剛性をアップすることができる。ストレート管部の耐摩耗性をアップすることで、例えば車両走行中の振動等でストレート管部と、車両ボディやフロア等といった相手側部材とが干渉した際における、ストレート管部の摩耗が抑止され、ストレート管部の内側に挿通した電線が安全に保護される。また、ストレート管部の剛性をアップすることで、例えばハーネス用外装保護部材を車両ボディやフロア等といった相手側部材に配索する際に、蛇腹管部のみを屈曲させてストレート管部で配索の位置精度を高めることができる。
請求項7記載の発明によれば、蛇腹管部の肉厚を薄く形成し、ストレート管部の肉厚を厚く形成して、蛇腹管部の屈曲性を高め、ストレート管部の曲げ剛性を高めることができる。
請求項8記載の発明によれば、蛇腹管部とストレート管部との境界部分の肉厚を厚めに規定して、境界部分の曲げ剛性を高めることで、例えばハーネス用外装保護部材の蛇腹管部を車両ボディやフロア等といった相手側部材に屈曲配索する際に、境界部分からの破損を防止することができる。
本発明に係るハーネス用外装保護部材の一実施形態を示す、(a)は真直な自由状態における平面図、(b)は屈曲させた状態における平面図である。 同じくハーネス用外装保護部材の類似の形態を示す平面図である。 ハーネス用外装保護部材の耐摩耗試験方法を示す説明図である。 ハーネス用外装保護部材の製造方法を示す、(a)は全体的な側面図、(b)は要部断面図である。 ハーネス用外装保護部材の製造方法の要部を説明する線図である。 (a)(b)はハーネス用外装保護部材の他の実施形態の各例をそれぞれ示す正面図である。 (a)(b)は同じくハーネス用外装保護部材の他の実施形態の異なる例をそれぞれ示す側方視斜視図である。
図1(a)(b)は、本発明に係るハーネス用外装保護部材の一実施形態を示すものである。図1(a)はハーネス用外装保護部材の自由状態、図1(b)はハーネス用外装保護部材の蛇腹管部を屈曲させた状態をそれぞれ示している。
図1(a)の如く、このハーネス用外装保護部材1は、合成樹脂製の蛇腹管部2とストレート管部3とで成り、ストレート管部3が外周に、浅く且つ幅狭な環状の溝部(凹部)4を複数並列に有し、ストレート管部3の内周面5は外周におけるような溝部4を有することなく平坦ないし略平坦に形成されたことを特徴としている。
溝部4はストレート管部3の長手方向に等ピッチで配設されている。溝部4と溝部4との間には幅広の凸部6が形成され、溝部4の幅W1は凸部6の幅W2の概ね1/2程度ないしそれ以下に規定されている。溝部4の幅W1は凸部6の幅に比べて幅狭である。溝部4の深さH1は凸部6の板厚Tの概ね5〜20%程度である。溝部4の深さH1は蛇腹管部2の溝部(凹部ないし谷部)7の深さH2に比べて極めて浅く形成され、一例として蛇腹管部2の溝部7の深さH2の概ね半分ないしそれ以下に規定されている(蛇腹管部2の溝部7の深さH2は任意に設定できるので、この値はあくまで参考である)。
ストレート管部3の溝部4は底面4aと、底面4aよりも極めて小さな寸法(深さ)の垂直な管部長手方向の前後の各端面4bとで囲まれて構成されている。溝部4の端面4bと凸部6の外周面6aとの交差部は図1の如く円弧状の面6bで続いていてもよく、直角に交差していてもよい。
ストレート管部3の内周面5に溝部4は形成されていないが、実際には後述の樹脂成形時に外周の凹凸4,6の影響を受けてストレート管部3の内周面5は平坦というよりも若干波打った形状(略平坦)になる場合が多い。これでも実使用上の問題は全くなく、ストレート部3の耐摩耗性や剛性は、平坦な内周面5の場合と何ら変わることはない。ハーネス用外装保護部材1を形成するための合成樹脂材の種類は硬質のものや軟質のものを必要に応じて適宜設定可能である。
本例のストレート管部3の溝部4の幅W1は蛇腹管部2の溝部7の幅W3と同程度である。また、ストレート管部3の溝部4のピッチP1は蛇腹管部2の溝部7のピッチP2の概ね二倍程度である。これらは適宜設定可能である。ストレート管部3の内周面5が平坦ないし略平坦に形成されているのに対し、蛇腹管部2の内周は凹凸に形成され、蛇腹管部2の外周の凸部8が蛇腹管部2の内周の逆向きの凹部9を構成し、蛇腹管部2の外周の凹部7が蛇腹管部2の内周の逆向きの凸部10を構成している。本例の蛇腹管部2の外周の凸部8の幅W4と凹部7の幅W3とはほぼ等しく規定されている。ストレート管部3の肉厚Tは蛇腹管部2の肉厚よりも厚く規定されて、ストレート管部3の曲げ剛性が高められている。
ストレート管部3の内周面5は蛇腹管部2の内周面10すなわち内周の逆向きの凸部10の周面に段差なくストレートに続いている。すなわちストレート管部3の内径D1は蛇腹管部2の内径D2に等しく設定されている。これは電線(図示せず)をハーネス用外装保護部材1の内部に挿通(貫通)させる際に、ストレート管部3の端部開口11から挿入しても、蛇腹管部2の端部開口12から挿入しても、何れの場合でも引っ掛かりなく電線をスムーズに挿通させることができるようにするためである。
例えば図2に類似例を示す如く、図1(a)の例に比べてストレート管部3’を大径に設定した場合には、蛇腹管部2とストレート管部3’の境界部分14ないしその近傍に段差15が形成され、図2の例ではストレート管部3’の外径D3が蛇腹管部2の外径D4よりも大径であるので、ストレート管部3’の内径D1’が蛇腹管部2の内径D2よりも大きくなって、段差15を生じやすくなる。この場合は、不図示の電線を蛇腹管部2の端部開口12から挿入することで、段差15と電線の挿入先端との干渉を防ぐことができる。
図2の例では、ストレート管部3’の溝部4’の幅W1’は蛇腹管部2の溝部7の幅W3よりも少し大きく規定されている。図2において蛇腹管部2の外径D4をストレート管部3’の外径D3と同一に設定することも可能である。その場合は、蛇腹管部2の外周の溝部7の外径(底径)D5も少し大きくなるので、ストレート管部3’と蛇腹管部2との間の段差15は小さくなる。図1の例の如くストレート管部3の外径を蛇腹管部2の外径よりも小さく規定することで、ストレート管部3を狭い車両等のスペース内に配索可能となる。
図1(b)の如く、ハーネス用外装保護部材1に曲げ力Fを加えた場合に、蛇腹管部2のみが曲げ力Fの加わった方向に屈曲する。例えばハーネス用外装保護部材1の板厚Tを厚く(例えば2mm程度に)設定した場合は、蛇腹管部2の曲げ力Fを除去すると蛇腹管部2は弾性的に復元してしまう。そこで(板厚Tが2mm以下例えば1mm程度でもよいが)、蛇腹管部2の長手方向の前後二箇所において、蛇腹管部2に隣接するストレート管部3に既存の係止用クランプ(図示せず)を装着して、蛇腹管部2を屈曲させた形態でストレート管部3の係止用クランプを不図示の車両ボディやフロア等の相手側部材に係止固定させることが好ましい。
その場合、図1で蛇腹管部2の左端(符号12で示す位置)にも右側におけると同様なストレート管部3を一体に配設し、前後のストレート管部3,3の各溝部4を利用して、不図示の係止用クランプのバンド部(凸部)を溝部4に巻回して位置決め固定させたり、係止用クランプに設けた凸部を溝部4に係合(係止)させる。
係止用クランプは、例えば、バンド部の基端に支柱を立設して支柱の先端に例えば一対の爪部を設け、バンド部の基端にバンド部の先端から挿通させる孔部を設け、孔部内にバンド部の裏面の例えば鋸歯状の突起を係止させる爪を設けて構成される既存のものである。バンド部の幅が溝部4の幅よりも広い場合は、バンド部の長方向中央に形成したリブ状の凸部、あるいはバンド部の基端部分に設けた凸部を溝部4に係合させてバンド部を位置決めし、且つバンド部の管部長手方向の不意な移動を防止することができる。
図1の例ではハーネス用外装保護部材1に電線挿通用の長手方向のスリットを設けていないが、ハーネス用外装保護部材1に電線挿通用の長手方向のスリット(図示せず)を設けることも可能である。スリットがある場合は、電線をハーネス用外装保護部材1の端部開口11,12から挿入する必要はなく、スリットを広げてスリット内に電線を径方向に挿入すればよい。
図3は、図1のハーネス用外装保護部材1のストレート管部3の耐摩耗性の確認試験の方法を示すものである。
この試験方法は、ハーネス用外装保護部材1のストレート管部(試料)3の内部に導電金属製のアルミパイプ16を隙間なく挿通させ、アルミパイプ16内に挿通接続した電線17にリード線18を介して導通測定機19に接続し、ストレート管部3の上面に重り20を載せ、重り20に対向してストレート管部3の下面に回転自在な導電金属製のローラ21を介して帯状の摩耗テープ22を接触させ、ローラ21を電線25で導通測定機19に接続し、摩耗テープ22はやすり状の部分22aの表面に等ピッチで導電金属部分22bを配置して成る構成の耐摩耗性確認試験機23を用いて行われる。図3で符号24は電線17を受ける支持具を示す。アルミパイプ16や電線17はワイヤハーネスをなす製品であってもよい。ワイヤハーネスは例えば複数本の電線とハーネス用外装保護部材1とで構成される。
そして、ローラ21をストレート管部3の図1の溝部4に対向して配置し、摩耗テープ22を不図示の駆動部でループ状に回転させて、摩耗テープ22のやすり状の部分22aでストレート管部3の外周面を擦って摩耗させ、ストレート管部3が摩耗して孔があいた時点で、摩耗テープ22の導電部分22bがストレート管部3の内側のアルミパイプ16に接触して、アルミパイプ16と電線17とリード線18と導通測定機19とローラ21と摩耗テープ22の導電部分22bとで閉回路を構成して、導通測定機19が摩耗テープ22の移動距離を計測表示する。
ストレート管部3の板厚Tが1mmの試料を用いてこの耐摩耗性の確認試験を行った結果、ストレート管部3に溝部4を設けない完全なストレート管部の耐摩耗性(摩耗テープ22の移動距離)は4050mm、図1のような溝部4を有するストレート管部3の耐摩耗性(摩耗テープの移動距離)は4800mmであり、溝部4を有するストレート管部3の方が、溝部4を有さないストレート管部(外径は何れも同一)よりも耐摩耗性に優れることが判明した。
これは、溝部4を有さないストレート管部に比べて、溝部4の前後の端面4b(図1)の径方向高さH1がある分、溝部4を有するストレート管部3の表面積が増加し(表面積は、溝部4の前後の端面4bの面積と溝部4の底面4aの面積とを合わせた値となる)、大きな表面積のストレート管部3に沿って移動する摩耗テープ22の移動距離が増したことが理由として挙げられる。このように、溝部4があることによって、例えば車両ボディやフロア等といった相手側部材の比較的柔軟な部位とストレート管部3とが接触した場合に、耐摩耗性が十分に高まることが分かる。また、車両ボディやフロア等といった相手側部材の硬質な部品とストレート管部3とが接触した場合でも、溝部4の前後の端面4bが削れて摩耗することで、耐摩耗性が高まることが分かる。
また、溝部4があることによってストレート管部3の外周面6aの面積が減少し(凸部6の外周面6aの面積は溝部4のない場合よりも少ない)、凸部6が小さな面積で車両ボディやフロア等といった相手側部材に接触することで、凸部6の外周面6aと車両ボディやフロア等といった相手側部材との摺動摩擦抵抗が減少し、それによってストレート管部3の耐摩耗性が向上するということも言える。上記耐摩耗性試験における試料であるストレート管部の溝部の深さはストレート管部の板厚の5〜20%の範囲で規定されたものである。
上記した耐摩耗性試験以外に、ストレート管部3の曲げ応力確認試験も実施している。曲げ応力確認試験(図示せず)は、ストレート管部3を長手方向の前後二箇所の不図示の受け具で支持し、二箇所の受け具の中間において、30°の開き角度の下向きの不図示の突部を有する金属治具でストレート管部3を下向きに押圧して曲げた際に発生する最大荷重を測定するものである。
この曲げ応力確認試験の結果、溝部3を有するストレート管部2は、溝部3を有さないストレート管部と比べて同等ないしそれ以上の曲げ荷重を発揮することが判明した。この理由として、ストレート管部3に設けた極めて浅い溝部4の管部長手方向前後の端面4b(径方向高さH1はストレート管部3の板厚Tに比べて極端に小さい)によって、ストレート管部3の曲げ方向の剛性が高まったことが挙げられる。例えば蛇腹管部2(図1)のように外周と内周とにそれぞれ凹凸7〜10があれば、内周と外周との凹凸7〜10によって曲げ剛性が低下するが、ストレート管部3における溝部4は極めて浅いものであり、且つ溝部4は外周のみに形成され、内周面5には形成されていないので、曲げ剛性はアップする傾向にある(少なくとも溝部4を有さないストレート管部と同等の曲げ剛性を発揮する。上記曲げ応力試験における試料であるストレート管部の溝部の深さはストレート管部の板厚の5〜20%の範囲で規定されたものである。
図4(a)(b)は、上記ハーネス用外装保護部材1の製造方法の実施形態を示すものである。ハーネス用外装保護部材の製造方法には、エアブロー方式による成形とバキュームによる成形との二種類があるが、図4(a)(b)を共通で使用して両成形方法を説明する。
エアブロー方式による成形は、図4(a)の樹脂押出機31とブロー式成型機32を用いるもので、押出機31は、樹脂材を投入するホッパ33と、溶融した樹脂材を一定速度で押し出すノズル34とを有し、ブロー式成型機32は、図4(b)の上下の逆方向に回転する複数の金型35を有し、各金型35は蛇腹管部成型用の金型35aとストレート管部成型用の金型(図示せず)とで成る。蛇腹管部成型用の金型35aは深い溝部36を移動方向に並列に有し、ストレート管部成型用の金型は浅い溝部を移動方向に並列に有している。
ノズル34にエアーを送り込み、ハーネス用外装保護部材1の先端を不図示の蓋で閉じた状態でハーネス用外装保護部材1を各金型35の内周面(符号36で代用)に沿って樹脂成型する。成型機32において上下の各金型35を回転してハーネス用外装保護部材1を連続して押出成形し、長いハーネス用外装保護部材1をドラム(図示せず)に巻き取る。ハーネス用外装保護部材1の長手方向にスリットを入れる場合は引取機(図示せず)でスリットを入れて、ハーネス用外装保護部材1を束取機(図示せず)に巻き取る。ハーネス用外装保護部材1は所要の長さに切断して使用する。
バキュームによる成形は、ハーネス用外装保護部材1の先端を開口した状態で(蓋を用いずに)、各金型35に設けた孔(図示せず)から金型35内を径方向外側にバキュームして、ノズル34から供給した溶融樹脂材を各金型35の内周面36に沿わせてハーネス用外装保護部材1を成形する。上下の各金型35の回転によってハーネス用外装保護部材1を連続して押し出し、引取機(図示せず)でスリットを必要な場合は形成して、束取機でハーネス用外装保護部材1を連続して巻き取る。蛇腹管部成型用の金型35aとストレート管部成型用の金型(図示せず)との形状はブロー式成型機におけると同様である。
上記各成形方法において、樹脂押出機31のノズル34からの溶融樹脂材の供給速度は一定であり、図5に示す如く、蛇腹管部成型用の金型35の送り速度を速くして、肉厚の薄い蛇腹管部2を形成し、ストレート管部成型用の金型の送り速度を遅くして、肉厚の厚いストレート管部3を形成する。図5において、縦軸に金型35の送り速度、横軸にハーネス用外装保護部材1の長手方向の位置すなわち蛇腹管部2とストレート管部3とをそれぞれ示している。
蛇腹管部2とストレート管部3との境界部分14の剛性を高めるために、金型35の送り速度を蛇腹管部2とストレート管部3との間で傾斜状に徐々に高めて、あるいは徐々に緩めて、蛇腹管部2とストレート管部3との境界部分14の肉厚を厚く確保している。前側のストレート管部2から蛇腹管部3にかけて金型の送り速度を徐々に速め(符号Aで示す)、蛇腹管部2から後側のストレート管部3にかけて金型の送り速度を徐々に緩めている(符号Bで示す)。
図6〜図7は、本発明に係るハーネス用外装保護部材の一実施形態を示すものである。このハーネス用外装保護部材41,41’の構成は、上記図1のハーネス用外装保護部材1の溝部4付きのストレート管部3に適用してもよく、あるいは図1のハーネス用外装保護部材1のストレート管部3とは別に、溝部のないストレート管部に適用してもよい。
図6(a)(b)は、合成樹脂製のストレート管部43,43’の周方向の四箇所に管部長手方向のリブ44,45、44,46を一体形成した各例を示すものである。各リブ43〜46は径方向外向きに突出したものであり、ストレート管部43,43’の外周面43aよりも各リブ44〜46の外面44a〜46aが径方向外向きに突出し、ストレート管部43,43’の内周面43bよりも各リブ44〜46の凹溝状の内面44b〜46bが径方向外向きに突出している。
図6(a)のリブ44,45は、断面突起状のリブ44と、断面略円弧状のリブ45とを、180°方向に一対ずつ対称に配置したものである。図6(b)のリブ44,46は、断面突起状のリブ44と、断面矩形状ないし台形状のリブ46とを、180°方向に一対ずつ対称に配置したものである。リブ44〜46の形状や組み合わせや高さや板厚はストレート管部43,43’の要求特性に応じて適宜設定可能である。必要に応じてハーネス用外装保護部材41,41’の不図示の蛇腹管部にも同様のリブを形成可能である。
ストレート管部43,43’の長手方向に延設されたリブ44〜46によって、ストレート管部43,43’の曲げ剛性が高まる。また、ハーネス用外装保護部材41,41’を車両ボディやフロア等の相手側部材に配索した際に、リブ44〜46が相手側部材に接触することで、ストレート管部43,43’の外周面43aの摩擦抵抗が低減して、ハーネス用外装保護部材41,41’の耐摩耗性が向上する。
図7(a)(b)は、図6のリブ44〜46と同様の形状のリブ54,54’を適宜選択して用い、ストレート管部53,53’の周方向の四方において長手方向に連続又は非連続に延設した形態例を示すものである。図7(a)の各リブ54は管部長手方向に連続して形成されている。図7(b)のリブ54’は、図1のストレート管部3の溝部4のように、管部長手方向に断続的に形成され、リブ54’のない溝状の部分55に係止用クランプ(図示せず)のバンド部ないしバンド部の幅方向中央のリブを係合して係止用クランプを組み付け可能としている。
ストレート管部53,53’の剛性は図7(b)の例のストレート管部53’よりも図7(a)の例のストレート管部53の方が高い。図7(b)の例でリブ54’を径方向に完全に切欠させずに、リブ54’の高さ方向中間部まで切欠させて溝(55)を形成して、ストレート管部53’の剛性を確保することも可能である。
上記図1と図6,図7の各実施形態において、ハーネス用外装保護部材1,41,51の蛇腹管部2とストレート管部3,43,53との長さや径や数や配置等は必要に応じて適宜設定可能である。また、上記各実施形態においては断面円形のハーネス用外装保護部材1,41,51を用いたが、例えば、内部に挿通させる電線の断面形状等に応じて断面長円形(平型)のハーネス用外装保護部材(図示せず)を用いることも可能である。
本発明に係るハーネス用外装保護部材とその製造方法は、蛇腹管部とストレート管部とで成るハーネス用外装保護部材において、ストレート管部の耐摩耗性をアップし、また、ストレート管部の剛性を少なくとも現状維持ないしアップし、それに加えて、蛇腹管部とストレート管部との境界部分の強度を高めるために利用することができる。
1 ハーネス用外装保護部材
2 蛇腹管部
3 ストレート管部
4 溝部
5,10 内周面
14 境界部分
31 樹脂押出機
34 ノズル
35 金型
41,41’,51,51’ ハーネス用外装保護部材
44〜46,54,54’ リブ
H1 深さ
T 板厚

Claims (8)

  1. 合成樹脂製の蛇腹管部とストレート管部とで構成されるハーネス用外装保護部材において、該ストレート管部の外周に環状の浅い溝部が複数並列に形成され、該ストレート管部の内周面は、環状の溝部を有することなく平坦ないし略平坦に形成されたことを特徴とするハーネス用外装保護部材。
  2. 前記蛇腹管部の内周面と前記ストレート管部の内周面とが段差なく真直に連続したことを特徴とする請求項1記載のハーネス用外装保護部材。
  3. 前記溝部の深さが前記ストレート管部の板厚の5〜20%の範囲で規定されたことを特徴とする請求項1又は2記載のハーネス用外装保護部材。
  4. 前記溝部に係止用クランプの凸部が係止されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のハーネス用外装保護部材。
  5. 前記ストレート管部の外面に管部長手方向のリブが延設されたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のハーネス用外装保護部材。
  6. 合成樹脂製の蛇腹管部とストレート管部とで構成されるハーネス用外装保護部材において、該ストレート管部の外面に管部長手方向のリブが延設されたことを特徴とするハーネス用外装保護部材。
  7. 請求項1〜4の何れかに記載のハーネス用外装保護部材を樹脂押出成形で形成するハーネス用外装保護部材の製造方法において、樹脂押出機のノズルからの溶融樹脂材の押出速度を一定とし、前記蛇腹管部を成形する金型の樹脂材押出方向の移動速度を速く規定し、前記ストレート管部を成形する金型の樹脂材押出方向の移動速度を遅く規定したことを特徴とするハーネス用外装保護部材の製造方法。
  8. 前記蛇腹管部と前記ストレート管部との境界部分を形成する際に、前記金型の移動速度を徐々に遅くないし徐々に速く規定したことを特徴とする請求項7記載のハーネス用外装保護部材の製造方法。
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