JP5619495B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のエンジンルーム内に取り付けられる電気接続箱に関するものである。
移動体としての自動車には、多種多様な電子機器が搭載されている。これら多種多様な電子機器に電力を供給するために、前記自動車には、電源と前記電子機器との間の適宜箇所に、コネクタ、リレー、ヒューズ等の電気部品が集約されて構成された電気接続箱が配置されている。
なお、電気接続箱は、ジャンクションブロック、ヒューズブロック、リレーボックス、とも呼ばれる。本明細書では、前述したジャンクションブロック、ヒューズブロック、リレーボックスを、総称して以下電気接続箱と呼ぶ。
図7は、従来の電気接続箱の一部を示す斜視図である。図8は、図7に示された従来の電気接続箱を構成する通し部に複数の電線が通された状態を模式的に示す説明図である。図9は、図8に示された従来の通し部に粘着テープが巻かれた状態を模式的に示す説明図である。図7乃至図9に示された、従来の電気接続箱101は、箱状に形成されてその内側に各種電気部品(図示しない)が収容される箱本体102と、該箱本体102から突出して設けられ、複数の電線7を箱本体102の外部に引き出す筒状の通し部106と、を備えている。
上記通し部106には、図8、図9に示すように、前記複数の電線7が前記通し部106の内側に通された状態で、固定部材としての粘着テープ8が前記通し部106と前記複数の電線7との外周に、前記通し部106から前記複数の電線7に亘って隙き間なく連続して巻きつけられている。
また、前記通し部106は、該通し部106の長手方向の全長に亘って径が同じ寸法に形成された円筒状に形成されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平7−115717号公報
しかしながら、上述した従来の電気接続箱101においては、以下に示す問題があった。即ち、従来の電気接続箱101は、通し部106が、該通し部106の長手方向の全長に亘って径が同じ寸法に形成された円筒状に形成されているので、例えば、前述した自動車が走行中に振動することで、前記通し部106から複数の電線7に亘って連続して巻きつけられた粘着テープ8が、前記通し部106の長手方向の箱本体102から離れる方向に動かされてしまう(すり抜けてしまう)傾向にあった。そのために、通し部106と該通し部106の内側を通された複数の電線7との間に前記隙き間が生じることとなり、該隙き間から箱本体102の内部に水が浸入してしまう虞れがあった。
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、通し部から複数の電線に亘って連続して巻きつけられた固定部材が動かされる(すり抜ける)のを防止することで、防水性の強化を図った電気接続箱を提供することを目的とする。
請求項1に記載の本発明は、箱本体と、前記箱本体から突出して設けられ、複数の電線を前記箱本体の外部に引き出す筒状の通し部と、を備え、前記複数の電線が前記通し部の内側に通された状態で、固定部材としての粘着テープが前記通し部から前記複数の電線に亘って連続して巻きつけられる電気接続箱において、前記通し部には、前記粘着テープが巻かれる巻き落とし部が設けられ、前記通し部には、前記箱本体から離れた端部に向かうにしたがって、前記通し部の外方向に徐々に膨らむ膨らみ部が前記巻き落とし部に設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の電気接続箱において、前記通し部には、前記通し部の外方向に向かって凸に形成された、前記固定部材が位置ずれすることを防止するリブが設けられ、前記リブは、前記箱本体から離れた前記端部から離間した位置に設けられていることを特徴としている。
請求項1に記載の本発明によれば、箱本体と、前記箱本体から突出して設けられ、複数の電線を前記箱本体の外部に引き出す筒状の通し部と、を備え、前記複数の電線が前記通し部の内側に通された状態で、固定部材が前記通し部から前記複数の電線に亘って連続して巻きつけられる電気接続箱において、前記通し部には、前記箱本体から離れた端部に向かうにしたがって、前記通し部の外方向に徐々に膨らむ膨らみ部が設けられているので、例えば、前述した自動車が走行中に振動することで、前記通し部から前記複数の電線に亘って連続して巻きつけられた粘着テープが、前記通し部の長手方向の箱本体から離れる方向にずらされた(動かされる)際においても、膨らみ部が設けられていることで、粘着テープが、前記通し部の長手方向の箱本体から離れる方向に動かされるのを抑制することとなり、よって、前記通し部から前記複数の電線に亘って連続して巻きつけられた固定部材としての粘着テープが動かされる(すり抜ける)のを防止することで、防水性の強化を図った電気接続箱を提供することができる。
請求項2に記載の本発明によれば、前記通し部には、前記通し部の外方向に向かって凸に形成された、前記固定部材が位置ずれすることを防止するリブが設けられ、前記リブは、前記通し部の前記箱本体から離れた前記端部から離間した位置に設けられているので、前記リブが、前記箱本体から離れた前記端部に設けられた際よりも前記通し部と前記複数の電線との落差(段差)を、小さくすることとなり、よって、落差(段差)を小さくすることで、前記粘着テープが、容易に、前記通し部から前記複数の電線に亘って隙き間なく連続して巻きつけられることとなり、よって、より一層、防水性の強化を図ることができる。
本発明の一実施の形態にかかる電気接続箱を示す斜視図である。 図1に示された電気接続箱の上面図である。 図1に示された電気接続箱を構成する通し部を示す拡大図である。 図1に示された電気接続箱を構成する本体部から立設する樋状部に複数の電線が通された状態を示す下面図である。 図3に示された通し部に電線が通された状態を模式的に示す説明図である。 図5に示された通し部に粘着テープが巻かれた状態を模式的に示す説明図である。 従来の電気接続箱の一部を示す斜視図である。 図7に示された従来の電気接続箱を構成する通し部に電線が通された状態を模式的に示す説明図である。 図8に示された従来の通し部に粘着テープが巻かれた状態を模式的に示す説明図である。
以下、本発明の一実施の形態にかかる電機接続箱を、図1乃至図6に基づいて説明する。図1などに示された電気接続箱1は、自動車のエンジンルームなどに取り付けられて、前記自動車に搭載された多種多様な電子部品に電力を供給するものである。また、本明細書では、ジャンクションブロック、ヒューズブロック、リレーボックスを、総称して以下電気接続箱1と呼ぶ。
上記電気接続箱1は、図1に示すように、複数の電気部品が収容される箱本体2と、該箱本体2から突出して設けられ、複数の電線7を前記箱本体2の外部に引き出す筒状の通し部6と、前記通し部6に設けられ、前記通し部6の外方向に向かって凸に形成されたリブ66と、を備えている。また、図5、図6に示すように、前記通し部6には、前記複数の電線7が前記通し部6の内側に通された状態で、固定部材としての粘着テープ8が前記通し部6と前記複数の電線7との外周に、前記通し部6から前記複数の電線7に亘って隙き間なく連続して巻きつけられる。また、図5、図6において、リブ66は省略されている。
箱本体2は、図1、図2に示すように、筒状に形成された本体部3と、前記本体部3の上面を覆うように該本体部3に着脱自在に取り付けられるアッパーカバー(図示しない)と、前記本体部3の(前記上面から離れた側の)下面を覆うように該本体部3に着脱自在に取り付けられるロアカバー4と、を備えている。また、箱本体2には、複数の電気部品が合成樹脂製のカセットブロック5に装着されて収容される。なお、図1においては、アッパーカバーは取り外された状態を示している。また、図1などに示す矢印Kは、本体部3にカバー4が、近付く方向、及び、離れる方向を示している。
上記本体部3は、合成樹脂で構成され、周知の射出成型により形成されている。本体部3には、アッパーカバーの後述するロック部に係止するロック受け部31と、ロアカバー4の後述する係止部41に係止する係止受け部32と、が設けられている。
上記アッパーカバーは、絶縁性の合成樹脂からなりかつ、周知の射出成形により有底筒状に成形される。アッパーカバーには、ロック部(図示しない)が設けられている。
上記ロアカバー4は、絶縁性の合成樹脂からなりかつ、周知の射出成形により有底筒状に成形される。ロアカバー4には、複数の係止部41が設けられている。
上記通し部6は、一端が各電気部品に接続された複数の電線7の他端側が通されることで、該他端側を箱本体2の外部に引き出している。また、通し部6は、箱本体2の内部と外部とに亘って連通している。また、通し部6の長手方向と、前記通し部6の内側を通される複数の電線7の長手方向とは、互いに平行に設けられている。また、通し部6の後述する巻き落とし部61B、62B、62C、65と、前記複数の電線7との外周には、粘着テープ8が隙き間なく連続して巻きつけられる(巻き落とされる)。
前記通し部6は、図2、図3などに示すように、本体部3の前記下面の縁から樋状に立設した樋状部60と、前記下面の縁に重ねられるロアカバー4の縁から立設した底壁部63と、を備えている。また、本体部3にロアカバー4が取り付けられると、樋状部60と、底壁部63との周方向の縁同士が重ねられて四角筒状に形成された通し部6を構成する。
上記樋状部60は、図3、図4に示すように、板状の天壁部61と、天壁部61の周方向の両縁から板状に立設し、互いに間隔をあけて設けられた一対の側壁部62と、を備えている。図4は、ロアカバー4が取り外された状態の本体部3、及び、該本体部3から立設する樋状部60を下方から見た下面図である。
上記天壁部61は、図3に示すように、矢印K方向のアッパーカバー側に設けられている。また、天壁部61は、本体部3に連なる基部61Aと、前記基部61Aの箱本体2から離れた側に連なる第1巻き落とし部61Bと、を備えている。上記第1巻き落とし部61Bは、前記第1巻き落とし部61Bの箱本体2寄りの基端部から、前記第1巻き落とし部61B(前記通し部6)の箱本体2から離れた端部(以下、先端部と記す)6aに向かうにしたがって、矢印Kのアッパーカバーに近付く方向(ロアカバー4から離れる方向)に傾斜するように設けられている。
上記一対の側壁部62それぞれは、基部61Aに連なる一対の基部62Aと、各基部62Aと第1巻き落とし部61Bとの双方に連なる一対の第2巻き落とし部62B、62Cと、を備えている。また、各第2巻き落とし部62B、62Cの天壁部61から離れた各縁は、前記第2巻き落とし部62B、62Cの箱本体2寄りの基端部から前記先端部6aに向かうにしたがって、矢印Kの天壁部61に近付く方向に切り欠かれている。
また、一対の第2巻き落とし部62B、62Cのうち、図1、図3中の手前側に位置する第2巻き落とし部62Cには、該第2巻き落とし部62Cの前記基端部から、前記先端部6aに向かうにしたがって、通し部6の外方向に徐々に膨らむ膨らみ部67が設けられている。また、図4、図5に示すように、第2巻き落とし部62Cには、膨らみ部67が設けられているので、前記先端部6aにおける第2巻き落とし部62B、62C間の寸法(即ち、通し部6の長手方向に直交する幅方向の外側の寸法)が、第2巻き落とし部62B、62Cの前記基端部よりも大きく形成されている。
即ち、本明細書において「膨らみ部」とは、固定部材としての粘着テープ8が巻きつけられる巻き落とし部61B、62B、62C、(後述する)65に設けられ、通し部6の前記先端部6aに向かうにしたがって、通し部6の外方向に徐々に膨らむ部位であり、膨らみ部67が設けられていることで、前記先端部6aにおける通し部6の幅方向の寸法が、前記基端部よりも大きく形成されている部位を示している。
上記底壁部63は、図3に示すように、ロアカバー4に連なり、基部61Aと相対する位置に設けられた撓み部64と、前記撓み部64に連なり第1巻き落とし部61Bと相対する位置に設けられた第3巻き落とし部65と、を備えている。
上記撓み部64は、該撓み部64の厚みが第3巻き落とし部65よりも薄く形成されており、前記撓み部64は、矢印Kに沿って弾性変形自在に形成されている。即ち、撓み部64は、通し部6の内方向と外方向(矢印K方向)との双方に弾性変形自在に形成されている。また、図3に示すように、撓み部64が弾性変形していない状態(即ち、中立状態)の通し部6の内径は、複数の電線7の電線径が最も小さい場合に合わせて形成されており、第3巻き落とし部65の周方向の縁と各第2巻き落とし部62Bの各縁とが重ねられている。また、撓み部64が、通し部6の外方向(矢印K方向)に弾性変形した状態では、第3巻き落とし部65の周方向の縁と各第2巻き落とし部62Bの各縁とは互いに重ねられることなく、該第3巻き落とし部65は、複数の電線7によって、通し部6の内径が拡径する方向(矢印K方向)に押し拡げられている。
また、図3に示すように、撓み部64が弾性変形していない状態(即ち、中立状態)では、矢印K方向に沿う巻き落とし部61B、65間の寸法(通し部6の幅方向の外側の寸法)は、前記先端部6aが前記基端部よりも小さく形成されているが、本発明においては、前記粘着テープ8が巻きつけられる巻き落とし部61B、62B、62C、65において、通し部6の360度全方向における幅方向の寸法のうち、少なくとも1箇所の前記先端部6aの寸法が、前記基端部よりも大きくなるように形成されていればよい。
上記リブ66は、巻き落とし部61B、62B、62C、65の全周に亘って設けられており、前記通し部6の前記先端部6aから離間した位置から箱本体2に向かって、互いに間隔をあけて複数設けられている。即ち、リブ66は、前記通し部6の前記先端部6aには設けられていない。また、リブ66の外周には、前記粘着テープ8が巻きつけられており、前記リブ66は、前記粘着テープ8が位置ずれすることを防止する。
上述した電気接続箱1の組立手順について説明する。まず、各電線7の一端が接続された各電気部品をカセットブロック5に装着して、各電気部品が装着されたカセットブロック5を本体部3に収容する。または、各電気部品が装着されたカセットブロック5を本体部3に収容した後、各電線7の一端を各電気部品に接続してもよい。そして、各電気部品に接続された複数の電線7の他端側を本体部3の外部に引き出す(図4、図5に示す)。次に、複数の電線7の他端側が本体部3の外部に引き出された状態で、本体部3の下面を覆うようにロアカバー4を近付ける。すると、樋状部60と底壁部63との周方向の縁同士が重ねられるとともに、ロアカバー4の係止部41が本体部3の係止受け部32に係止することで、通し部6が組み立てられる。この際、通し部6の内側には、一端が各電気部品に接続され、他端側が前記本体部3(箱本体2)の外部に引き出された複数の電線7が通されている。さらに、前記複数の電線7が前記通し部6の内側に通された状態で、固定部材としての粘着テープ8を、巻き落とし部61B、62B、62C、65と複数の電線7との外周に、巻き落とし部61B、62B、62C、65から、複数の電線7に亘って隙き間なく連続して巻きつける(図6に示す)。この際、第2巻き落とし部61Cには膨らみ部67が設けられているので、膨らみ部67の外周には、粘着テープ8が巻きつけられていることとなる。さらに、巻き落とし部61B、62B、62C、65にはリブ66が設けられているので、前記リブ66の外周には、粘着テープ8が巻きつけられていることとなる。最後に、アッパーカバーのロック部が本体部3のロック受け部31に嵌まることで、箱本体2が組み立てられる、と同時に、電気接続箱1が完成する。
上述した実施形態によれば、箱本体2と、前記箱本体2から突出して設けられ、複数の電線7を前記箱本体2の外部に引き出す筒状の通し部6と、を備え、前記複数の電線7が前記通し部6の内側に通された状態で、固定部材としての粘着テープ8が前記通し部6から前記複数の電線7に亘って連続して巻きつけられる電気接続箱1において、前記通し部6には、前記箱本体2から離れた端部6aに向かうにしたがって、前記通し部6の外方向に徐々に膨らむ膨らみ部67が設けられているので、例えば、前述した自動車が走行中に振動することで、前記通し部6から前記複数の電線7に亘って連続して巻きつけられた粘着テープ8が、前記通し部6の長手方向の箱本体2から離れる方向にずらされた(動かされる)際においても、膨らみ部67が設けられていることで、粘着テープ8が、前記通し部6の長手方向の箱本体2から離れる方向に動かされるのを抑制することとなり、よって、前記通し部6から前記複数の電線7に亘って連続して巻きつけられた固定部材としての粘着テープ8が動かされる(すり抜ける)のを防止することで、防水性の強化を図った電気接続箱1を提供することができる。
また、前記通し部6には、前記通し部6の外方向に向かって凸に形成された、前記固定部材としての粘着テープ8が位置ずれすることを防止するリブ66が設けられ、前記リブ66は、前記通し部6の前記箱本体2から離れた前記端部6aから離間した位置に設けられているので、前記リブ66が、前記箱本体2から離れた前記端部6aに設けられた際よりも前記通し部6と前記複数の電線7との落差(段差)を、小さくすることとなり、よって、落差(段差)を小さくすることで、前記粘着テープ8が、容易に、前記通し部6から前記複数の電線7に亘って隙き間なく連続して巻きつけられることとなり、よって、より一層、防水性の強化を図ることができる。
上述した実施形態によれば、通し部6には、リブ66が設けられているが、本発明はこれに限ったものではなく、リブ66はなくてもよい。
また、上述した実施形態によれば、リブ66は、通し部6の粘着テープ8が巻きつけられる巻き落とし部61B、62B、62C、65に設けられ、前記通し部6の前記先端部6aから離間した位置に、該通し部6の全周に亘って設けられているが、本発明はこれに限ったものではなく、リブ66は、前記通し部6の全周に亘って設けられていなくてもよい。即ち、リブ66は、通し部6の粘着テープ8が巻きつけられる巻き落とし部61B、62B、62C、65に設けられ、前記通し部6の前記先端部6aから離間した位置に設けられていれば、前記通し部6の一部に設けられていればよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 電気接続箱
2 箱本体
6 通し部
6a 端部
66 リブ
67 膨らみ部
7 複数の電線
8 粘着テープ(固定部材)

Claims (2)

  1. 箱本体と、
    前記箱本体から突出して設けられ、複数の電線を前記箱本体の外部に引き出す筒状の通し部と、を備え、
    前記複数の電線が前記通し部の内側に通された状態で、
    固定部材としての粘着テープが前記通し部から前記複数の電線に亘って連続して巻きつけられる電気接続箱において、
    前記通し部には、前記粘着テープが巻かれる巻き落とし部が設けられ、
    前記通し部には、前記箱本体から離れた端部に向かうにしたがって、前記通し部の外方向に徐々に膨らむ膨らみ部が前記巻き落とし部に設けられていることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記通し部には、前記通し部の外方向に向かって凸に形成された、前記固定部材が位置ずれすることを防止するリブが設けられ、
    前記リブは、前記箱本体から離れた前記端部から離間した位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
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