JP2001060277A - コイン類の計数選別装置 - Google Patents

コイン類の計数選別装置

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JP2001060277A JP11234229A JP23422999A JP2001060277A JP 2001060277 A JP2001060277 A JP 2001060277A JP 11234229 A JP11234229 A JP 11234229A JP 23422999 A JP23422999 A JP 23422999A JP 2001060277 A JP2001060277 A JP 2001060277A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで構成も簡単なコイン類の計数選
別装置を提供する。 【解決手段】 ハンドル17により回転する回転盤10
の外周に、コイン類の取り入れ口24を有して回転盤1
0の外周に沿って配置されたほぼ円弧状のコイン類搬送
経路23を設け、このコイン類搬送経路23中に、搬送
上流から搬送下流に行くに従って、直径の小さいコイン
類から直径の大きいコイン類までを順次選別落下可能と
する複数の選別孔25を設ける。コイン類搬送経路23
の面に向かってコイン類を押圧しながら搬送する平面視
円環状の搬送ベルト30は、回転盤10の外周上方に配
置されて回転盤10の回転に同期して回転するように構
成する。取り入れ口24と最も上流側の選別孔25との
間のコイン類搬送経路23中にコイン類の通過数及び直
径を判別するコイン類判別手段31を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通貨としての硬貨
や各種ゲーム機器に使用するコイン型メダル等のコイン
類の種類(例えば金種)を混合して供給すると、その種
類(金種)毎に選別可能で、且つ前記選別したコイン類
の総数や種類(例えば金種)毎の数(枚数)を計数して
表示することができるコイン類の計数選別装置の構成に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のコイン類の計数選別装置とし
て、例えば、特開昭63−250792号公報や特開平
5−298517号公報に開示されている構成は、駆動
モータにより回転し、その上方の供給部から供給した多
金種混合硬貨を載置する回転盤と、この回転盤から一枚
ずつ繰り出された硬貨が入る取り入れ口を有すると共に
硬貨搬送方向下流側の部分が平面視で略直角方向に湾曲
された略直線状の硬貨判別路と、硬貨判別路の下流側に
設けられた直線状の分類路とを有し、硬貨判別路の上方
及び分類路の上方には各々平面視で直線状の搬送ベルト
を配置し、硬貨判別路には材質センサや直径センサを備
え、分類路には、前記搬送ベルトにより多金種混合硬貨
を一枚ずつガイド部材に押しつけた状態で搬送すると共
に、それぞれの前記ガイド部材側の位置が、当該ガイド
部材から所定量離間し、且つそれぞれの前記ガイド部材
から遠い側の位置とガイド部材との距離が選別する硬貨
の直径に応じて搬送下流側のものほど大きくなる複数の
選別孔が平面視で直線状に適宜間隔にて穿設され、該各
選別孔に対応する収納庫内に選別された硬貨を落下させ
て回収収納するように構成したものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
成では、平面視で、回転盤の外周から略接線方向に延び
る硬貨判別路と、その硬貨搬送方向下流側の部分が平面
視で略直角方向に湾曲された部分に連通する略直線状の
硬貨判別路とからなるので、コイン類の計数選別装置と
して、大型になるという問題があった。また、前記搬送
ベルトは無端帯でるため、その下辺を硬貨判別路及び分
類路の上面に対峙させるよう配置させるから、この搬送
ベルトの回転面は硬貨判別路及び分類路の上面に対して
直角に立つ方向となり、搬送ベルトの配置空間のために
硬貨判別路及び分類路の上方にも大きな空間を要し、嵩
高いものとなるという問題があった。
【0004】さらに、前記のように2つの搬送ベルトを
各々駆動しなければならないから、そのための伝動機構
も複雑になるという問題があった。
【0005】本発明は、前記従来の技術的問題を解決
し、コンパクトで構成も簡単なコイン類の計数選別装置
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明のコイン類の計数選別装置
は、上面にコイン類が載るようにし、且つ手動もしくは
駆動手段により回転する回転盤と、該回転盤の外周から
のコイン類の取り入れ口を有して回転盤の外周に沿って
配置されたほぼ円弧状のコイン類搬送経路と、コイン類
搬送経路中に穿設され、搬送上流から搬送下流に行くに
従って、直径の小さいコイン類から直径の大きいコイン
類までを順次選別落下可能とする複数の選別孔と、前記
回転盤の外周上方に配置されて当該回転盤の回転に同期
して回転し、前記コイン類搬送経路面に向かってコイン
類を押圧しながら搬送する平面視円環状の搬送ベルト
と、コイン類の取り入れ口と前記搬送方向の最も上流側
の選別孔との間のコイン類搬送経路中に配置されてコイ
ン類の通過数及び直径を判別するコイン類判別手段と、
前記コイン類判別手段による計測結果を演算する制御部
と、前記通過したコイン類の種類ごとの数量及び全数量
等の計数結果を表示する表示部とを備えたものである。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のコイン類の計数選別装置において、コイン類搬
送経路の内周側壁を構成する基準ガイド板を、回転盤の
外周より外側に配置し、前記内周側壁がコイン類の取り
入れ口側で回転盤の外周に近く、搬送下流側に行くに従
って回転盤の外周から離間するように、且つコイン類の
取り入れ口からコイン類判別手段までの間にて平面視で
搬送ベルトの内周に向かって接近するように基準ガイド
板を形成したものである。
【0008】そして、請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載のコイン類の計数選別装置において、搬送ベル
トは、コイン類搬送経路の上方に配置され、コイン類の
取り入れ口側でコイン類搬送経路の外周側壁に近く、搬
送下流側に行くに従って、前記基準ガイド板に近接する
ように配置されているものである。
【0009】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
1乃至請求項3のいずれかに記載のコイン類の計数選別
装置において、搬送ベルトの下面には、コイン類をコイ
ン類搬送経路上面に向かって押圧するとき弾性的変形可
能な鰭体を突出形成したものである。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載のコイン類の計数選別装置にお
いて、回転盤の外周と搬送ベルトの内周との間には、搬
送ベルトと同期して回転し、コイン類の取り入れ口側の
コイン類を捌くための補助弾性体を下向きに突出させた
ものである。
【0011】さらに、請求項6に記載の発明は、請求項
1乃至請求項5のいずれかに記載のコイン類の計数選別
装置において、下ケースに回転盤及びコイン類搬送経路
を備え、前記下ケースに対して開閉可能な上ケースに
は、前記搬送ベルトが取付けられた回転輪を、回転自在
に装着し、前記回転輪の半径内側に回転盤へのコイン類
投入口を形成し、前記回転輪には、下ケース側からの伝
動機構にて回転駆動する動力伝達部を備えたものであ
る。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請
求項6のいずれかに記載のコイン類の計数選別装置にお
いて、搬送ベルトの下面には、下端に行くに従ってコイ
ン類の搬送方向の上流側に傾斜する多数の鰭体を突出形
成したものである。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項1乃至請
求項7のいずれかに記載のコイン類の計数選別装置にお
いて、コイン類判別手段は、コイン類の直径の判別箇所
ごとに穿設された検知孔と、別の箇所に配置した光セン
サとの間を光伝送ケーブルにて連絡させたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、各種の変形例及び代替
例にて実施可能であるが、図面には一例としてその特別
な実施形態が示してあり、以下、本発明を具体化した実
施形態について図面を参照しながら説明する。
【0015】しかしながら、これは本発明を特別の実施
形態に限定することを意図するものではなく、本発明は
特許請求の範囲に記載された本発明の精神及び範囲に属
する全ての変形例及び代替例を包含するものであると理
解すべきである。
【0016】図1はコイン類計数判別装置の斜視図、図
2はその後部から見た部分斜視図、図3は上ケース側の
平面図、図4は上ケースの一部切欠き拡大側断面図、図
5は下ケース側の平面図、図7は図1のVII −VII 線矢
視拡大断面図である。
【0017】図1〜7に示すごとく、本発明に係るコイ
ン類計数判別装置1 における合成樹脂製の下ケース2と
上ケース3とは、後端部の蝶番4の箇所にて開閉可能に
連結されている。なお、下ケース2に対して上ケース3
を着脱可能に装着しても良い。
【0018】下ケース2の後面側には図2に示すうよう
に、乾電池等の携帯用電源を収納するための電池ボック
スのための蓋5が開閉可能に装着され、また、商用のA
C電源から所定の直流電源に変換するACアダプタの出
力部を接続するコネクタ6を備える。上ケース3の上面
後部には、後述するコイン類判別手段により検知された
結果によりコイン類11の金種ごとの枚数、金額及び、
計数されたコイン類全体の枚数及び金額等を表示するた
めの液晶等の表示部7と表示切替スイッチ8、電源ON
・OFFスイッチ9等を備える。また、上ケース3のほ
ぼ中央部位には、後述する回転盤10の上面に対してコ
イン類11を供給するための上下に貫通された、回転盤
10の直径とほぼ等しい直径のコイン類投入口12が形
成されている。
【0019】本実施形態では、計数し、選別すべきコイ
ン類11は、EC通貨同盟によるユーロ硬貨(単位:ユ
ーロ)であって、0.01ユーロ( 直径:16.25mm) 、0.02ユ
ーロ( 直径:18.75mm) 、0.05ユーロ( 直径:21.25mm) 、
0.10ユーロ( 直径:19.75mm)、0.20ユーロ( 直径:22.25m
m) 、0.50ユーロ( 直径:24.25mm) 、1ユーロ( 直径:2
3.25mm) 、2ユーロ( 直径:25.75mm) の8金種である。
ちなみに、日本国の硬貨の場合は、直径の小さい順に列
挙すると、1円、50円、5円、100円、10円、5
00円の6金種となる。コイン類11はゲーム機に使用
する円板状の金属製のメダルであっても良い。
【0020】本発明のコイン類の計数選別装置1は、上
面に多種類の金種の(異なる直径の)コイン類11を混
合したものが載るようにし、且つ手動もしくは駆動手段
により回転する回転盤10と、該回転盤10の外周から
のコイン類の取り入れ口24を有して回転盤10の外周
に沿って配置されたほぼ円弧状のコイン類搬送経路23
と、コイン類搬送経路23中に穿設され、搬送上流から
搬送下流に行くに従って、直径の小さいコイン類11か
ら直径の大きいコイン類11までを順次選別落下可能と
する複数の選別孔25と、前記回転盤10の外周上方に
配置されて当該回転盤の回転に同期して回転し、前記コ
イン類搬送経路面23に向かってコイン類11を押圧し
ながら搬送する搬送ベルト30と、コイン類の取り入れ
口24と前記搬送方向の最も上流側の選別孔25との間
のコイン類搬送経路23中に配置されてコイン類の通過
数及び直径を判別するためのコイン類判別手段31と、
前記コイン類判別手段31による計測結果を演算する制
御部32とを備え、該制御部32にて計測された結果、
即ち、前記通過したコイン類11の種類(金種)ごとの
数量及び全数量等の計数結果を前記表示部7にて表示す
るものである。
【0021】本実施形態における回転盤10は手動によ
り駆動するものであって、回転盤10の表面(上面)中
央部から上向きに突出したボス部10aには支軸14を
立設し、この支軸14の下部は、下ケース2における上
面を仕切る上仕切り板13の中央部筒体13aに設けら
れた軸受15a,15bに回転自在に軸支され、また、
回転盤10の下面外周寄り部位を、下ケース2における
上仕切り板13の段部に配置された複数箇所の支持コロ
16により水平回転可能に支持している。前記支軸14
の上端には、ハンドル17をピンを介して起伏回動可能
に連結されている。ハンドル17の握り部17aを上向
きにした状態では(図1及び図8の状態参照)、オペレ
ータが手で回すことができ、使用しないときには、握り
部17aを下向きに折り畳んで、装置全体の高さを低く
できるようにしている。
【0022】前記下ケース2の上仕切り板13には、平
面視で略矩形状の大きい通過孔18を、円周に沿って一
定間隔にて(実施形態では8箇所を例示)穿設し、その
下方に落下して来るコイン類11を収納するための合成
樹脂製等の平面視略三角形状の収納箱19が下ケース2
の外面に対して着脱自在に配置されている。なお、前記
収納箱19の外面には、オペレータの指が入る引き出し
摘み部20が凹み形成され、また、収納箱19の中央側
に穿設した係止孔21に対しては、前記下ケース2もし
くは上仕切り板13の中央部筒体13aから放射状に突
出する弾性的な係合鉤片22が係合して、収納箱19が
不用意に下ケース2から飛び出さないように構成されて
いる。
【0023】そして、前記上仕切り板13の上面には、
前記回転盤10の外周からコイン類11が乗り移る取り
入れ口24(図5参照)を有して、回転盤10の外周に
沿って配置されるほぼ円弧状のコイン類搬送経路23
と、該コイン類搬送経路23中に穿設され、搬送上流か
ら搬送下流に行くに従って、直径の小さいコイン類11
から直径の大きいコイン類までを順次選別落下可能とす
る複数(実施形態ではユーロ硬貨の8金種を選別するた
めの8箇所を例示する)の選別孔25とを設ける。
【0024】この実施形態としては、コイン類搬送経路
23の底板を構成するための耐摩耗性を有する金属板等
の耐摩板26に平面視略矩形状の選別孔25を穿設し、
前記上仕切り板13の上面に突出する平面視円弧状のリ
ブ27は、コイン類搬送経路23の外周側壁を構成し、
前記耐摩板26の上面に、前記回転盤10の外周より外
側にてカシメ止めあるいはビス止めした平面視にて略円
弧状の基準ガイド板29の外側縁29aは、コイン類搬
送経路23の内周側壁を構成するものである。
【0025】そして、基準ガイド板29の厚さは、選別
されるべきコイン類11の最小厚さより若干薄く形成さ
れ、実施形態では厚さ1mmとする。基準ガイド板29は
その外側縁29a(コイン類搬送経路23の内周側壁に
相当する)は、前記取り入れ口24側で回転盤10の外
周縁に近く、搬送下流に行くに従って回転盤10の外周
縁から離間する(遠ざかる)ように形成されている。
【0026】前記各選別孔25の内側辺部25a及び外
側辺部25bは、前記基準ガイド板29の外側縁29a
と平行状であり、基準ガイド板29の外側縁29aから
前記外側辺部25bまでの距離が、その箇所[但し、最
終位置(搬送最下流)のものを除く]で選別されるコイ
ン類11の直径に等しくし、且つ基準ガイド板29の外
側縁29aから前記内側辺部25aまでの距離は、選別
及び通過するコイン類11の一側縁が外側縁29aに摺
接した状態で載置されるように略1mm程度に設定されて
いる。そして、搬送下流側のもの(選別孔25)程、基
準ガイド板29の外側縁29aから前記外側辺部25b
までの距離を大きく設定する。例えば、、搬送方向の最
も上流側の選別孔25では、基準ガイド板29の外側縁
29aから前記外側辺部25bまでの距離が、最も直径
の小さい0.01ユーロ硬貨の直径より若干大きく且つそれ
より直径の大きい他のユーロ硬貨の直径より小さく設定
し、基準ガイド板29の外側縁29aに摺接しながら搬
送される硬貨(コイン類1)のうち、0.01ユーロ硬貨の
みが前記最も上流側の選別孔25の前記外側辺部25b
内に落ち込み、それより直径の大きい硬貨(コイン類
1)は選別孔25上を通過するようになっている。
【0027】このようにして、搬送方向の最上流側の選
別孔25から最下流側の選別孔25まで順に0.01ユーロ
硬貨、0.02ユーロ硬貨、0.10ユーロ硬貨、0.05ユーロ硬
貨、0.20ユーロ硬貨、1ユーロ硬貨、0.50ユーロ硬貨、
2ユーロ硬貨の8金種がそれぞれの選別孔25に落ち込
んで、それぞれの選別箇所の収納箱19にて同一金種の
コイン類を集めるように選別できるのである。
【0028】なお、最終位置(搬送最下流)の選別孔2
5より搬送下流側にコイン類11を搬送させないように
するため、最も大きい直径のコイン類11等が最終位置
(搬送最下流)の選別孔25の箇所にて落下できるもの
であり、且つ収納箱19内に収納させるものである。
【0029】前記上ケース3の下面側には、回転盤10
の外周上方に配置された、平面視リング状(環状)の搬
送ベルト30を回転自在に設け、この搬送ベルト30は
前記回転盤10と同期して回転するものであり、且つ搬
送ベルト30の下面にてコイン類搬送経路23としての
耐摩板26上面にコイン類11を押しつけながら、搬送
下流に向かって選別すべきコイン類11を搬送させる。
その実施形態としては、図3〜図5に示すように、合成
樹脂製の回転輪33の内周側には、複数箇所(実施形態
では6箇所)の水平ベアリング36が取付けられてお
り、各水平ベアリング36が、上ケース3におけるコイ
ン類投入口12の下部を構成する合成樹脂製の筒体34
の外面に凹み形成されたリング状のレール部35に対し
て摺接し、回転輪33は脱落不能且つ回転自在に支持さ
れている。
【0030】リング状(無端帯状)の搬送ベルト30
は、その上端のリング状の嵌合溝部30aが前記回転輪
33の下面のリング状の係合凸部33aに弾性的に嵌合
されて脱落不能となっている(図4及び図10(a)参
照)。そして、搬送ベルト30の下面には、その円周方
向に沿って一定間隔にて多数の弾性的な鰭体37が下向
きに突出形成されている。また、各鰭体37は図9に示
すように、その下端に行くに従って、コイン類の搬送上
流側に向かうように下向き後傾している(図9では、時
計方向に回転させる場合の搬送ベルト30を示し、図9
の左半分は、側面視で搬送ベルト30の外周側を見た図
であり、図9の右半分は側面視で搬送ベルト30の内周
側を見た図である)。
【0031】さらに、コイン類搬送経路23(耐摩板2
6)上面にコイン類11が存在しない場合には、各鰭体
37の下端面は耐摩板26に極めて接近しているが摺接
しないし、基準ガイド板29にも摺接しない。他方、コ
イン類搬送経路23(耐摩板26)上面にコイン類11
が存在する場合には、鰭体37の下端部がその弾性的に
変形して、耐摩板26の上面にコイン類11を押圧しな
がら搬送下流側に移動させることができるようになって
いる。
【0032】搬送ベルト30における各鰭体37のうち
半径内側の下端角部は、前記回転盤10から取り入れ口
24に放出されたコイン類11が耐摩板26との間で誘
い込まれ易くなるように、アール状もしくは傾斜角状の
切欠き部37aとなっている。
【0033】前記回転盤10の外周のギヤの歯39に噛
み合う第1中間ギヤ40とこれに噛み合う第2中間ギヤ
41とを上仕切り板13に回転自在に軸支する。そし
て、第2中間ギヤ41に噛み合う第3中間ギヤ42の支
軸46を上仕切り板13の上面を覆うカバー体43上に
突出させる。該カバー体43上の支軸46にワンウエイ
クラッチ44を介して伝動歯車45を取付けする。この
伝動歯車45に前記回転輪33の外周に形成されたギヤ
の歯38を噛み合わせることにより、回転盤10と回転
輪33ひいては搬送ベルト30を同期させて回転駆動さ
せるのであり、前記ギヤ40から伝動歯車45までが伝
動機構を構成するものであり、回転輪33の外周の歯3
8が動力伝達部を構成する。
【0034】図5において、ハンドル17を時計回り方
向に回転させて、回転盤10を矢印A方向(時計回り方
向)に回転させると、搬送ベルト30も同方向に回転す
る。このときの回転盤10外周の周速度と搬送ベルト3
0の周速度はほぼ等しいか、搬送ベルト30の周速度を
若干低めに設定することが好ましい。搬送ベルト30の
周速度を余り高くすると、当該搬送ベルト30にて捕捉
したコイン類11に対する遠心力が大きくなって、搬送
されるコイン類11が基準ガイド板29の外側縁29a
から離れ易くなり選別誤差が発生し易くなるからであ
る。
【0035】なお、前記取り入れ口24近傍等でコイン
類11が詰まったときには、前記ハンドル17を反時計
回り方向に回転させるが、前記ワンウエイクラッチ44
の働きにより、搬送ベルト30は停止したままの状態を
保持する。
【0036】そして、図5に示すように、平面視にて、
前記コイン類搬送経路23の内周側壁を構成する基準ガ
イド板29の外側縁29aは、コイン類の取り入れ口2
4側で回転盤10の外周に近く、搬送下流側に行くに従
って回転盤10の外周から離間するように滑らかに、凸
湾曲形成されており、且つコイン類の取り入れ口24か
らコイン類判別手段31までの間にて、搬送ベルト30
の内周に向かって接近するように基準ガイド板29を、
平面視において、凸湾曲形状に形成するものである。
【0037】他方、前記平面視でリング状の搬送ベルト
30は、コイン類搬送経路23の上方に配置され、コイ
ン類の取り入れ口24側でコイン類搬送経路23の外周
側壁47に近く、搬送下流側に行くに従って、前記基準
ガイド板29の外側縁29aに近接するように配置され
ている。
【0038】従って、図5において時計回り方向に回転
する回転盤10上のコイン類11が遠心力にて取り入れ
口24方向に放出されると、このコイン類11が同期し
て時計回り方向に回転する搬送ベルト30の鰭体37の
内周側の下端にて捕まり、その搬送ベルト30の回転に
つれて、鰭体37の下端側が搬送上流側に向かって一層
傾斜するように、弾性的に変形しながらコイン類11を
耐摩板26(コイン類搬送経路23)の上面に対して押
圧しつつ連れ回りさせて搬送する。
【0039】この搬送されるコイン類11がコイン類判
別手段31の箇所に到達するまでに、当該コイン類11
の縁が基準ガイド板29の外側縁29aに押しつけられ
るようにして摺接しながら搬送下流側に移動するので、
後述するように検知部位を設定しておけば、コイン類判
別手段31の箇所では、前記外側縁29aからの距離に
て、コイン類11の直径を検知することが正確に実行で
きるのである。
【0040】この場合、図示の実施形態では、搬送ベル
ト30と回転盤10とは同心状に配置されているが、回
転盤10に対して搬送ベルト30を、平面視で、偏芯さ
せて配置しても良い。
【0041】他方、コイン類搬送経路23の外周側壁4
7のうち、取り入れ口24からコイン類判別手段31が
配置されている箇所までの間の導入ガイド壁47a(図
5参照)と前記基準ガイド板29の外側縁29aとの対
峙距離は、コイン類判別手段31に近づくに従って狭ま
るように形成することが好ましく、その対峙距離は選別
すべきコイン類11のうちの最大直径に等しいか、若干
大きい程度がより好ましい。このように構成すれば、万
一、搬送ベルト30に捕捉された大径のコイン類11
が、当該搬送ベルト11の外周側にはみ出しても、導入
ガイド壁47aに沿って案内されたコイン類11は前記
基準ガイド板29の外側縁29aに接近するように誘導
され、コイン類11の直径の検知誤差を無くすることが
できる。
【0042】前記実施形態における鰭体37は回転輪3
3の半径方向に延びる偏平なものであったが、他の態様
として、鰭体は、丸棒状や角棒状にしても良いし、回転
輪33の平面視においてリング状であって、半径方向の
厚さの薄い鰭体を前記同心状に複数列(2列乃至4列)
下向きに突出するように形成しても良い。
【0043】また、前記回転輪33の下面には、前記取
り入れ口24でのコイン類11を捌くためのゴム製等の
補助弾性体49を下向き突設させる。その第1の実施形
態は、図10(a)、図10(b)、図10(c)及び
図11に示すごとく、前記搬送ベルト30の配置位置よ
り内径側であって、基準ガイド板29における前記取り
入れ口24側の突端部29bよりやや半径外周側を通過
するように配置するもので、前記回転輪33の内周側に
取付け孔部50を上下に貫通するように形成し、該取付
け孔部50の上部側には、下方から差し込んだ棒状の弾
性を有するゴム製の補助弾性体49の上部を抜け不能に
する係合突起部50a,50bを備えている。
【0044】また、前記補助弾性体49の下端面は、コ
イン類11の厚さより薄い厚さの基準ガイド板29上面
に摺接しないような高さに保持され(図12参照)、且
つ、前記取り入れ口24側で、基準ガイド板29におけ
る前記突端部29bに衝突して回転盤10の半径外側方
向にも半径内側方向にも移動しないように不動になった
コイン類11の上面を、前記回転輪33の回転と共に移
動する前記補助弾性体49の下端面にて摺接して、当該
コイン類11をなるべく前記半径外側方向に弾くように
捌くものである。実施形態では回転輪33の直径方向
(中心角度略180度)の位置に合計2箇所設置してい
る。
【0045】コイン類判別手段31は、前記コイン類搬
送経路23のうち、コイン類の取り入れ口24から搬送
最上流位置の選別孔25(最小のコイン類11の選別孔
25の箇所)までの間に配置されている。コイン類判別
手段31は、計数すべきコイン類11の通過数を検知す
るための磁気センサ51と、コイン類11の直径を検知
するための光ファイバーからなる光伝送ケーブル53を
備えたフォトセンサ部52とを備える。磁気センサ51
ではコイン類11が銅、黄銅、白銅、アルミ、ニッケ
ル、鋼等の金属製の場合、検知できるものである。磁気
センサ51は基準ガイド板29の外側縁29aに近い位
置の下ケースの上仕切り板13の取付け孔54に下方か
ら脱落不能に取付けられ、耐摩板26に穿設された孔5
5に臨ませる(図12参照)。
【0046】フォトセンサ部52における発光部56
は、前記耐摩板26に穿設されたコイン類11の搬送方
向と直角方向に細長い透孔57の下方にてその透孔57
の長手方向に沿うように略一列状に配置されて上向きに
光照射する発光ダイオード等の発光素子58にて構成さ
れている。他方、フォトセンサ部52における受光部6
0は、前記耐摩板26を挟んで前記透孔57と対峙する
ように固定されたセンサ部ケース59に穿設された複数
個(実施形態では7個を例示)の検知孔61a〜61g
と、この検知孔61から離れた位置のセンサ部ケース5
9に固定された前記検知孔61の数に対応する数の受光
素子62a〜62gと、その間を連絡するための対応す
る数の光伝送ケーブル53とからなる。各光伝送ケーブ
ル53の一端(入光端)は前記検知孔61a〜61gに
差し込んで固定され、各光伝送ケーブル53の他端(出
光端)は前記受光素子62a〜62gの受光部に対峙し
て穿設された孔63に差し込んで固定されている。そし
て、前記センサ部ケース59の上側をカバー板64に覆
い、前記検知孔61a〜61g、各光伝送ケーブル53
及び各孔63に上(外部)からの不必要な光が入らない
ようにするのである。
【0047】磁気センサ51の箇所を金属製のコイン類
11が通過するとき、パルス状(略矩形状)の検知信号
を出す。それとほぼ同時にコイン類11の直径に応じて
前記受光素子62a〜62gの箇所を通過することよ
り、直径判別のためのパルス状(略矩形状)の直径信号
を出す。これらの信号は、インターフェイス67を介し
て、マイクロコンピュータ等の電子制御の制御部65
(図15参照)であるCPU66に入力されて、CPU
66にて各金種毎のコイン類11の通過数及び通過した
コイン類11の総数を演算すると共に、RAM(随時読
み書き可能メモリ)にてこれらの計測結果(計数した各
金種毎のコイン類11の枚数と小計(金額)、並びに計
数したコイン類の総枚数及び総計(総金額))を記憶
し、前記表示切替スイッチ8の操作にて表示部7に対応
する数値を表示させることができる。なお、ROM(読
み出し専用メモリ)は上記の制御アルゴリズム等の制御
プログラムを記憶させておくものである。制御部65は
下ケース2もしくは上ケース3の適宜箇所に収納する。
【0048】前記検知孔61a〜61gの配置位置は、
図14に示すごとく、検知すべきコイン類11の直径の
小さいものから順次検知できるように配置されている。
即ち、通過するコイン類11が磁気センサ51にて感知
(検知)されたときは、最小の直径(=16.25mm )であ
る0.01ユーロと判断する。同様にして、磁気センサ51
にて検知し、且つ検知孔61aにてコイン類11の通過
を検知すれば、0.02ユーロ( 直径:18.75mm) と判断す
る。そして、磁気センサ51にて検知し、且つ検知孔6
1a及び61bにてコイン類11の通過を検知すれば、
0.10ユーロ( 直径:19.75mm) と判断する。以下同様にし
て、磁気センサ51の検知に加えて、検知孔61a、6
1b及び61cにより検知した場合は0.05ユーロ( 直
径:21.25mm)、検知孔61a、61b、61c及び61
dの検知では0.20ユーロ( 直径:22.25mm) 、検知孔61
a、61b、61c、61d及び61eの検知では1ユ
ーロ(直径:23.25mm) 、検知孔61a、61b、61
c、61d、61e及び61fの検知では0.50ユーロ(
直径:24.25mm) 、検知孔61a、61b、61c、61
d、61e、61f及び61gの検知では2ユーロ( 直
径:25.75mm) と判断するのである。
【0049】なお、上述のように、直径の違いが1.0mmd
乃至1.5mm 程度の段階的なものであって、硬貨のよう
に、各金種毎の直径の製作誤差が微小であるものを判別
する場合には、各検知孔61の直径を小さくすることに
より多段階の判別が正確できる。また、その各検知孔6
1から離れた箇所に受光素子62を配置し、その間を光
伝送ケーブル53(実施形態では、直径0.5mm の 1本の
光フアィバーからなるが、より小さい直径の光フアィバ
ーの束により構成しても良い)にて信号伝達することに
より、受光素子62自体を超小型にする必要がなく、汎
用部品を使用できて製造コストを低減できる。この場合
の受光素子62は光導電素子、ホトダイオードD、ホト
トランジスタ、ホトサイリスタ等を使用することができ
る。また、センサ部ケース59に前記所定数の検知孔6
1と受光素子62とを予め組み込むことにより、製作精
度、ひいては検知精度を向上させつつ製造コストを低減
させることがてきるという効果を奏する。
【0050】他の実施形態として、コイン類の直径を検
知するための光センサ(受光素子)として、ライン型撮
像素子(CCD(直線型画素素子))や、太陽電池等の
光電変換素子を使用することもできる。
【0051】前記下ケース2の前端から上向きに突出さ
せたロック片71は、上ケース3の前端の係合孔72に
対して係脱でき、上下ケース2,3を閉じた状態に保持
できるものである(図1、図3及び図5参照)。
【0052】回転盤10は手動に代えて、駆動モータに
より回転駆動するように構成しても良いことはいうまで
もない。
【0053】
【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1に記載
の発明のコイン類の計数選別装置は、上面にコイン類が
載るようにし、且つ手動もしくは駆動手段により回転す
る回転盤と、該回転盤の外周からのコイン類の取り入れ
口を有して回転盤の外周に沿って配置されたほぼ円弧状
のコイン類搬送経路と、コイン類搬送経路中に穿設さ
れ、搬送上流から搬送下流に行くに従って、直径の小さ
いコイン類から直径の大きいコイン類までを順次選別落
下可能とする複数の選別孔と、前記回転盤の外周上方に
配置されて当該回転盤の回転に同期して回転し、前記コ
イン類搬送経路面に向かってコイン類を押圧しながら搬
送する平面視円環状の搬送ベルトと、コイン類の取り入
れ口と前記搬送方向の最も上流側の選別孔との間のコイ
ン類搬送経路中に配置されてコイン類の通過数及び直径
を判別するコイン類判別手段と、前記コイン類判別手段
による計測結果を演算する制御部と、前記通過したコイ
ン類の種類ごとの数量及び全数量等の計数結果を表示す
る表示部とを備えたものである。
【0054】この構成により、多種類の混合コイン類が
載る回転盤の外周側に、取り入れ口に放出されたコイン
類を搬送すべきコイン類搬送経路が円弧状に配置されて
いることと、その円弧部の上面にて平面状に回転する搬
送ベルトとにより、コイン類計数選別装置を従来のもの
に比べて平面視でも、高さ方向でも小型化できるという
顕著な効果を奏する。また、前記搬送ベルトは1つで済
むからその伝動機構も簡単になるという効果も奏する。
【0055】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のコイン類の計数選別装置において、コイン類搬
送経路の内周側壁を構成する基準ガイド板を、回転盤の
外周より外側に配置し、前記内周側壁がコイン類の取り
入れ口側で回転盤の外周に近く、搬送下流側に行くに従
って回転盤の外周から離間するように、且つコイン類の
取り入れ口からコイン類判別手段までの間にて平面視で
搬送ベルトの内周に向かって接近するように基準ガイド
板を形成したものである。
【0056】これにより、取り入れ口に放出されたコイ
ン類が、回転盤の外周側にて平面的に回転する搬送ベル
トに捕捉された状態で基準ガイド板に摺接するまでの区
間を短くでき、コイン類判別手段の箇所でコイン類の直
径を正確に検知できるという効果を奏する。
【0057】そして、請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載のコイン類の計数選別装置において、搬送ベル
トは、コイン類搬送経路の上方に配置され、コイン類の
取り入れ口側でコイン類搬送経路の外周側壁に近く、搬
送下流側に行くに従って、前記基準ガイド板に近接する
ように配置されているものである。これにより、取り入
れ口では順次コイン類を搬送ベルトに捕捉でき、この捕
捉されたコイン類はコイン類搬送経路に沿って搬送され
るときに、その搬送上流側から最下流側まで、常にコイ
ン類搬送経路の内周側壁となる基準ガイド板に押しつけ
することができるから、コイン類搬送経路中の各選別孔
に対して所定の直径のコイン類を確実且つ正確に落下さ
せて選別できるという効果を奏する。
【0058】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
1乃至請求項3のいずれかに記載のコイン類の計数選別
装置において、搬送ベルトの下面には、コイン類をコイ
ン類搬送経路上面に向かって押圧するとき弾性的変形可
能な鰭体を突出形成したものである。
【0059】これにより、コイン類を捕捉した箇所のみ
の鰭体が弾性的に変形したまま、搬送経路に沿って搬送
できるから、搬送ベルトが平面視で円環状(リング状)
に形成されたことと相俟って軽量化できるという効果も
奏する。
【0060】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載のコイン類の計数選別装置にお
いて、回転盤の外周と搬送ベルトの内周との間には、搬
送ベルトと同期して回転し、コイン類の取り入れ口側の
コイン類を捌くための補助弾性体を下向きに突出させた
ものであるから、回転盤から放出されて取り入れ口部分
で滞留(停止)するコイン類を無くすることができ、コ
イン類の詰まり現象を無くすることがてきるという効果
を奏する。
【0061】さらに、請求項6に記載の発明は、請求項
1乃至請求項5のいずれかに記載のコイン類の計数選別
装置において、下ケースに回転盤及びコイン類搬送経路
を備え、前記下ケースに対して開閉可能な上ケースに
は、前記搬送ベルトが取付けられた回転輪を、回転自在
に装着し、前記回転輪の半径内側に回転盤へのコイン類
投入口を形成し、前記回転輪には、下ケース側からの伝
動機構にて回転駆動する動力伝達部を備えたものである
から、上ケースを開くことにより、回転輪と共に搬送ベ
ルトをコイン類搬送経路上から大きく引き離すことが簡
単にできて、コイン類搬送経路中に異物が嵌まり込んだ
場合の除去作業が至極簡単になると共に、下ケースに対
して上ケースを閉じるだけで、回転盤から回転輪への動
力伝達も可能となるという効果を奏する。
【0062】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請
求項6のいずれかに記載のコイン類の計数選別装置にお
いて、搬送ベルトの下面には、下端に行くに従ってコイ
ン類の搬送方向の上流側に傾斜する多数の鰭体を突出形
成したものであるから、回転する搬送ベルトの鰭体にて
取り入れ口側でコイン類を捕捉するとき、当該鰭体の下
端側へのコイン類の進入が容易となり、その後のコイン
類の搬送状態でのコイン類搬送経路上面への押しつけの
ための鰭体とコイン類との接触面積を大きくできて、搬
送ベルトに対するコイン類のずれ移動も少なくもなると
いう効果を奏する。
【0063】請求項8に記載の発明は、請求項1乃至請
求項7のいずれかに記載のコイン類の計数選別装置にお
いて、コイン類判別手段は、コイン類の直径の判別箇所
ごとに穿設された検知孔と、別の箇所に配置した光セン
サとの間を光伝送ケーブルにて連絡させたものである。
【0064】このように構成すれば、コイン類の直径を
判別する箇所(検知孔)に光センサのような大きい部品
を配置しなくてよいから小さい判別段階で且つ多数段階
の判別を狭い範囲で実行することができ、且つ製造コス
トを低減できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】コイン類の計数選別装置の全体斜視図である。
【図2】コイン類の計数選別装置の後部部分斜視図であ
る。
【図3】上ケースの平面図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視拡大一部切欠き断面図であ
る。
【図5】下ケースの平面図である。
【図6】上仕切り板及び収納箱の平面図である。
【図7】図1のVII −VII 線矢視拡大一部切欠き側断面
図である。
【図8】図5の VIII −VIII線矢視拡大一部切欠き側断
面図である。
【図9】搬送ベルトの側断面図である。
【図10】(a)は回転輪の一部平面図、(b)は図1
0(a)のXb−Xb線矢視拡大断面図、 (c)は図10
(a)のXc−Xc線矢視拡大断面図である。
【図11】取り入れ口及びコイン類判別手段の箇所の平
面図である。
【図12】図11のXII −XII 線矢視拡大断面図であ
る。
【図13】図12のXIII−XIII線矢視断面図である。
【図14】検知孔の部分拡大平面図である。
【図15】制御部のブロック図である。
【符号の説明】
2 下ケース 3 上ケース 10 回転盤 11 コイン類 17 ハンドル 23 コイン類搬送経路 24 取り入れ口 25 選別孔 26 耐摩板 27 リブ 29 基準ガイド板 29a 外側縁 30 搬送ベルト 31 コイン類判別手段 53 光伝送ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水貝 勝美 愛知県名古屋市中川区宮脇町1−99 有限 会社スガイ総業 内 Fターム(参考) 3E001 AA01 AB05 BA01 BA03 CA05 DA10 EA09 FA23 FA58

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面にコイン類が載るようにし、且つ手
    動もしくは駆動手段により回転する回転盤と、 該回転盤の外周からのコイン類の取り入れ口を有して回
    転盤の外周に沿って配置されたほぼ円弧状のコイン類搬
    送経路と、 コイン類搬送経路中に穿設され、搬送上流から搬送下流
    に行くに従って、直径の小さいコイン類から直径の大き
    いコイン類までを順次選別落下可能とする複数の選別孔
    と、 前記回転盤の外周上方に配置されて当該回転盤の回転に
    同期して回転し、前記コイン類搬送経路面に向かってコ
    イン類を押圧しながら搬送する平面視円環状の搬送ベル
    トと、 コイン類の取り入れ口と前記搬送方向の最も上流側の選
    別孔との間のコイン類搬送経路中に配置されてコイン類
    の通過数及び直径を判別するためのコイン類判別手段
    と、 前記コイン類判別手段による計測結果を演算する制御部
    と、 前記通過したコイン類の種類ごとの数量及び全数量等の
    計数結果を表示する表示部とを備えたことを特徴とする
    コイン類の計数選別装置。
  2. 【請求項2】 コイン類搬送経路の内周側壁を構成する
    基準ガイド板を、回転盤の外周より外側に配置し、前記
    内周側壁がコイン類の取り入れ口側で回転盤の外周に近
    く、搬送下流側に行くに従って回転盤の外周から離間す
    るように、且つコイン類の取り入れ口からコイン類判別
    手段までの間にて平面視で搬送ベルトの内周に向かって
    接近するように基準ガイド板を形成したことを特徴とす
    る請求項1に記載のコイン類の計数選別装置。
  3. 【請求項3】 搬送ベルトは、コイン類搬送経路の上方
    に配置され、コイン類の取り入れ口側でコイン類搬送経
    路の外周側壁に近く、搬送下流側に行くに従って、前記
    基準ガイド板に近接するように配置されていることを特
    徴とする請求項2に記載のコイン類の計数選別装置。
  4. 【請求項4】 搬送ベルトの下面には、コイン類をコイ
    ン類搬送経路上面に向かって押圧するとき弾性的変形可
    能な鰭体を突出形成したことを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれかに記載のコイン類の計数選別装置。
  5. 【請求項5】 回転盤の外周と搬送ベルトの内周との間
    には、搬送ベルトと同期して回転し、コイン類の取り入
    れ口側のコイン類を捌くための補助弾性体を下向きに突
    出させたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
    れかに記載のコイン類の計数選別装置。
  6. 【請求項6】 下ケースに回転盤及びコイン類搬送経路
    を備え、前記下ケースに対して開閉可能な上ケースに
    は、前記搬送ベルトが取付けられた回転輪を、回転自在
    に装着し、前記回転輪の半径内側に回転盤へのコイン類
    投入口を形成し、前記回転輪には、下ケース側からの伝
    動機構にて回転駆動する動力伝達部を備えたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のコイン
    類の計数選別装置。
  7. 【請求項7】 搬送ベルトの下面には、下端に行くに従
    ってコイン類の搬送方向の上流側に傾斜する多数の鰭体
    を突出形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項6
    のいずれかに記載のコイン類の計数選別装置。
  8. 【請求項8】 コイン類判別手段は、コイン類の直径の
    判別箇所ごとに穿設された検知孔と、別の箇所に配置し
    た光センサとの間を光伝送ケーブルにて連絡させたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の
    コイン類の計数選別装置。
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