JP2000515411A - 転頭運動をするスライスのct画像の再構成 - Google Patents

転頭運動をするスライスのct画像の再構成

Info

Publication number
JP2000515411A
JP2000515411A JP10543061A JP54306198A JP2000515411A JP 2000515411 A JP2000515411 A JP 2000515411A JP 10543061 A JP10543061 A JP 10543061A JP 54306198 A JP54306198 A JP 54306198A JP 2000515411 A JP2000515411 A JP 2000515411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
scan
image data
array
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10543061A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3547455B2 (ja
Inventor
エル. ラーソン,グレゴリイ
シー. ルース,クリストファー
アール. クロウフォード,カール
Original Assignee
アナロジック コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アナロジック コーポレーション filed Critical アナロジック コーポレーション
Publication of JP2000515411A publication Critical patent/JP2000515411A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3547455B2 publication Critical patent/JP3547455B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/02Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
    • A61B6/03Computed tomography [CT]
    • A61B6/032Transmission computed tomography [CT]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/02Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
    • A61B6/027Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis characterised by the use of a particular data acquisition trajectory, e.g. helical or spiral
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S378/00X-ray or gamma ray systems or devices
    • Y10S378/901Computer tomography program or processor

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 転頭運動をするスライスのCT画像再構成の装置および方法が、ヘリカルのコーン・ビーム走査を使って一組のプロジェクション・データを発生する。三次元のプロジェクション・データが一連の平坦な画像スライスを再構成するために使われる。そのスライス(132)は、それらが走査中のオブジェクトの縦軸に関して傾斜角および回転角を定義するように選択される。連続したスライス(132)は傾斜角(θ)が等しいが、回転角(φ)は変化し、次々のスライス(132)の法線軸(140)が転頭運動を定義し、選択された一次元のファン・ビーム・データから形成されるようにする。したがって、そのプロジェクション・データを通常の二次元の再構成方法に対して適用して画像を生成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 転頭運動をするスライスのCT画像の再構成 発明の技術分野 本発明は、概して、コンピュータ・トモグラフィ(CT)の画像に関し、特に 効率が改善されて画像のアーティファクトが減少している三次元のCT画像に関 する。 発明の背景 図1は、代表的な従来のCTスキャナ10の軸方向の概略図であり、環状のデ ィスク16の互いに正反対の側に固定されているX線検出器システム14とX線 のソース12とを含む。ディスク16はガントリ・サポート(図示せず)の中に 回転可能なようにマウントされており、走査時にディスク16がz軸の回りに連 続的に回転し、その間に、ディスク16の開口部の内部にある患者用テーブル5 6の上に置かれている患者20などのオブジェクトを通して、X線がソース12 から通過する。z軸は図1においてそのページの面に直角であり、ディスク16 の回転の機械的中心18において走査面と交差する。ディスクの回転の機械的中 心18は再生される画像の「アイソセンター(isocenter)」に対応する。 1つの従来のシステムにおいては、検出器システム14はX線のソース12か ら放射が出てくる場所である「焦点」として参照される点24に曲率中心を有す る、アークの形状で一列に並べられた個々の検出器22のアレイを含む。ソース 12および検出器22のアレイはX線のソースと各検出器間の径路がすべてz軸 に垂直である「走査面」の中にあるように配置されている。X線の径路は実質的 に点のソースであるものから発して、異なる角度で検出器に対して 広がるので、X線の径路は一次元の線形の投影の形式で検出器アレイ14の上に 入射している「ファン・ビーム」26を形成する。1つの走査の間に1つの測定 の瞬間において単独の検出器上に入射するX線は「放射線」と呼ばれるのが普通 であり、各検出器はそれに対応している放射線の強度を示す出力信号を発生する 。各放射線はその径路の中のすべてのマスによって部分的に減衰されるので、各 検出器によって発生される出力信号は、その検出器とX線のソースとの間に置か れているすべてのマスについての減衰、すなわち、その検出器の対応している放 射線径路の中に横たわっているマスについての減衰を表している。 X線検出器によって発生される出力信号は、CTシステムの信号処理部分(図 示せず)によって普通は処理される。その信号処理部分は一般に、X線検出器に よって発生された出力信号をフィルタしてそれらの信号対雑音比(SNR)を改 善するデータ収集システム(DAS)を含む。測定のインターバルの間にDAS によって発生される出力信号は、普通は「プロジェクション」または「ビュー」 と呼ばれ、特定のプロジェクションに対応しているディスク16、ソース12お よび検出器システム14の角度の向きは「プロジェクション角」と呼ばれる。 図2はプロジェクション角βおよび検出角γ、においてファン・ビームのデー タ点Pf(β、γ)を発生するための、ディスク16、X線のソース12および検 出器システム14の向きを示している。基準の向きを定義するために使われる中 心線40は、X線のソース12の焦点から、回転の機械的中心18においてz軸 を通って延びている。プロジェクション角βは法線軸と中心線40との間の角度 として定義される。システム14の中の個々の各検出器は、これも中心線40に 関して定義されている関連付けられた検出器角γを有している。定義によって、 中心線40は0°の基準検出器角γにおいて検出器システム14と交差する。図 2に示されているように対称的な検出器システム14が−δ から+δまでの検出器角の間で延びてる。ここで、δはファンの角度の半分であ る。対称的な検出器システム14によって発生されるファン・ビームのビュー、 すなわち、プロジェクションPf(β、γ)は、プロジェクション角βに対して− δから+δまでの検出器角においてすべての検出器によって発生される一組のデ ータ点Pf(β、γ)を含む。非対称の検出器システムもよく知られている。 走査の間に、ディスク16は走査されるオブジェクトの回りにスムーズに、そ して連続的に回転し、スキャナ10がその対応しているプロジェクション角βの 組において、一組のプロジェクションPf(β、γ)を発生することができるよう にしている。従来の走査においては、患者は走査の間、一定のz軸位置にとどま っている。複数の走査を得る時、患者は走査の間にz軸に沿ってステップ的に動 かされる。これらのプロセスは「ステップ・アンド・シュート」走査または「一 定z軸」(CZA)走査と普通に呼ばれる。よく知られているアルゴリズム、た とえば、逆ラドン(Radon)変換などを使って、z軸に対して垂直の同じ走査面 をすべてが共有する一組のプロジェクションからトモグラムを発生することがで きる。この共通の走査面は、普通は「スライス面」と呼ばれる。 トモグラムは走査されているオブジェクトのスライス面に沿っての二次元スラ イスの密度の表現である。ブロジェクションからトモグラムを発生するプロセス は、普通は「再構成」と呼ばれる。というのは、トモグラムはプロジェクション ・データから再構成されると考えられるからである。再構成プロセスはデータの ぼけを取り除くための畳込み(convolution)、ファン・ビームの放射線のデー タから平行線の放射線データを形成するための再分類(rebinning)、および各画 像ピクセルに対する画像データがプロジェクション・データから発生される逆投 影などのいくつかのステップを含むことができる。CZA走査においては、特定 の画像スライスに対してすべてのプロジェクションが共通の走 査面を共有し、したがって、これらのプロジェクションはトモグラムの発生のた めの逆投影器に対して直接に印加することができる。 ステップ・アンド・シュートのCZA走査の方法は低速のプロセスとなる可能 性がある。この時間の掛かる方法の間に、患者は大量のX線放射にさらされる可 能性がある。また、走査テーブルが各走査の間で動かされるので、患者の動きに よって、画像の動きおよびミス登録のアーティファクトを生じ、それが結果とし て画像の品質を損なうことになる可能性がある。 オブジェクトの全走査を得るために必要な時間を減らすために、いくつかの方 法が開発されてきた。これらの方法の1つはヘリカル走査またはスパイラル走査 であり、その走査においてはソース12およびリニアな検出器アレイ14を伴っ たディスク16が患者の回りに回転される間に、走査されているオブジェクトが z軸に沿って移動される。ヘリカル走査においては、プロジェクションPf(β、 γ)は、普通は、ビューの角度βに対してzが線形に関係付けられ、したがって 、z(β)=cβ(ここで、cは定数)であるように収集される。この形式のヘ リカル走査は、普通は定速ヘリカル(CSH)走査と呼ばれる。 図3Aは、畳込みのCZA走査の間に収集されたデータを示し、また、図3B は、CSH走査の間に収集されたデータを示している。図3Aに示されているよ うに、X線の走査12と検出器システム14がオブジェクト20の回りに回転さ れ、一方、オブジェクトが固定のz軸位置にとどまっている場合、検出器システ ム14によって収集されるすべてのプロジェクションに関連付けられる走査面は 、すべて1つの共通のスライス面50の中にあることになる。図3Bに示されて いるように、オブジェクト20がz軸の方向において連続的に移動され、一方、 ディスクがオブジェクト20の回りに回転されている場合、走査面は平面を共有 しない。むしろ、各プロジェクションに関連付けられている走査面は、一組の螺 旋の軌跡上の1つの軌跡点においてz軸に沿ってユニーク な位置にある。図3Bは、インターバル(0,10π)におけるヘリカル・プロ ジェクション角に対応している走査面のz軸座標を示している。各プロジェクシ ョンの値はその患者のz軸位置によって変わるので、各プロジェクションは2つ の変数βおよびzの関数とみなすことができる。 CZA走査においては、すべてのプロジェクションが共通の走査面を共有し、 したがって、これらのプロジェクションを逆投影器に対して直接印加してトモグ ラムを発生することができる。しかし、CSH走査においては、各プロジェクシ ョンはユニークなz軸座標においてユニークな走査面を有し、したがって、CS Hのプロジェクションを逆投影器に対して直接に印加することはできない。しか し、CSH走査の間に収集されたデータを各種の方法で補間して、z軸に対して 垂直に延びている共通の走査面をすべてが共有する一組の補間されたプロジェク ションを発生することができる。補間された各プロジェクションは、たとえば、 等価なプロジェクション角において、そして異なるz軸軸において採取された2 つのプロジェクションを組み合わせることによって発生することができる。これ らの補間されたプロジェクションをCZAデータとして処理し、そして逆投影器 に印加してトモグラムを発生することができる。 CSH走査はトモグラムを発生するためにいくつかの形式の補間を必要とし、 したがって、CSH走査によって発生されたトモグラムは画像のアーティファク トによって特徴付けられる傾向がある。また、z軸位置のインターバルにわたっ て収集されるCSH走査のプロジェクション・データが組み合わされて、補間さ れたCZA走査データが発生されるので、CSH走査の間に発生されたトモグラ ムはより広い実効スライス面の幅を有し、したがって、z軸の分解能がCZA走 査によって発生されたトモグラムより低くなる。しかし、ヘリカル走査は患者の 大きなボリュームを迅速に走査することができるので有利である。たとえば、患 者が自分の息を快適に保つ(そして、それによって比較的動かないままでいる) ことができるのに十分短い時間間隔において、ヘリカル走査は 腎臓などの1つの臓器全体を完全に走査するために十分なデータを収集すること ができる。 CZA走査において走査時間を減らすためのもう1つの方法は、「コーン・ビ ーム走査」と呼ばれ、その方法においては、オブジェクト、すなわち、患者の三 次元のボリュームが一度に走査される。コーン・ビーム走査においては、検出シ ステムは従来の走査で使われている一次元アレイの代わりに、二次元の検出器ア レイを含む。ソースからのX線出力は二次元に拡散し、z軸の次元に沿って等価 な複数のファン・ビームを発生し、それが複数の検出器の複数のロウを照射し、 したがって、アレイ上に二次元のプロジェクションを形成する。 コーン・ビームのシステムの1つの形式においては、患者またはオブジェクト は静止しているz軸位置に維持され、一方ソースおよび二次元の検出器アレイが 患者またはオブジェクトの回りに回転される。次に、患者は新しいz軸位置まで 動かされ、走査が繰り返される。1つの面を掃引するのではなく、このタイプの ステップ・アンド・シュートまたは「静止コーン・ビーム」のシステムにおいて は、オブジェクトのボリュームが走査される。1つのボリュームが走査された後 、ソースおよび検出器がz軸に沿ってステップされ、次のボリュームが走査され る。走査時間を減らすために使われるさらにもう1つの方法は、ヘリカル・コー ン・ビーム(HCB)走査であり、その走査においては、コーン・ビームの構成 、すなわち、ソースおよび二次元の検出器アレイが患者の回りに回転され、一方 、患者は連続的にz方向において移動される。 二次元のフィルタ型の逆投影(FBP)などの標準の二次元再構成技法が、C ZAおよび補間されたCSHデータを再構成するために、非コーン・ビーム・シ ステムにおいて使われる。FBPは、再構成のために使われるプロジェクション の組が同じ面内にあることを必要とする。この条件はCZA走査において満足さ れ、そして補間がCSH走査において使われて、この条件を効果的に満足する一 組の補間された、あるいはシミュレートされた線形のプロジェクショ ンが発生される。いずれの場合においても、二次元のFBPは一次元のファン・ ビームのプロジェクション・データから画像データを発生する効率的な手段であ る。 コーン・ビームの幾何学的形状において、必要な条件はz軸に対して垂直な面 内のソースと同じ平面内にある検出器のロウ、すなわち、中央の検出器のロウに 対してのみ満足される。静止コーン・ビームのCTにおいては、ソースによって 定義される一次元のプロジェクションを、所与の検出器ロウが、ガントリが回転 する際にオブジェクトにおける異なるスライスと交差する。従来の二次元のFB Pは各ロウを独立の一次元のプロジェクションとして扱うことによって、コーン ・ビームのデータを再構成するために使うことができる。この近似はコーン・ビ ームの幾何学的形状を無視し、結果として縞や再構成された密度の低下などの画 像のアーティファクトが生じる。コーン・ビームのデータを再構成するために使 われる比較的良い近似の方法は、フェルドカンプ(Feldkamp)のアルゴリズムとし て知られており、L.A.フェルドカンプ他の“Practical cone‐beam algorit hm”(実際的なコーン・ビームのアルゴリズム)J.Opt.Soc.Am.1,pp.612‐619, (1984)の中で記述されている。 フェルドカンプのアルゴリズムにおいては、放射線は三次元のコーンにおいて 逆投影される。真のコーン・ビームの幾何学的形状のデータを組み込もうとする フェルドカンプなどのアルゴリズムは、三次元のフィルタされた逆投影(3D− FBP)のアルゴリズムと呼ばれている。HCBのデータを再構成する三次元の アルゴリズムも開発されている。これらのアルゴリズムの例は以下の論文の中で 記述されている。 1.H.クドウ(Kudo)およびT.サイトウ(Saito)、“Three‐dimensional”h elical‐scan computed tomography using cone‐beam projections(コーン・ ビームのプロジェクションを使っている三次元のヘリカル走査のコンピュータ・ トモグラフィ)、Journal of Electronics,Information and Communication Society,J74‐D‐II,1108‐1114,(1991)。 2.D.X.ヤン(Yan)およびR.リーヒィ(Leahy)の“Cone‐beam tomog raphy with circular,elliptical and spiral orbits”(円形、楕円形および螺 旋形の軌道によるコーン・ビームのトモグラフィ)Phys.Med.Biol.37,493‐ 506(1992)。 3.S.シャーラ(Schaller)T.フロール(Flohr)およびP.ステファン (Steffen)の“New efficient Fourier reconstruction method for approxima te image reconstructionl in spiral cone‐beam”(スパイラルのコーン・ビー ムにおける近似画像再構成のための新しい効率的なフーリエ再構成法)SPIE Inte rnational Symposium on Medical Imaging,February,1997。 4.G.ワング(Wang)、T‐H リン(Lin)、P.チェン(Cheng)および D.M.シノザキ(Shinozaki)の“a general cone beam alogorithm”(一般 的なコーン・ビームのアルゴリズム)IEEE Trans.Med.Imag.12,486‐496,( 1993)。 三次元の再構成アルゴリズムの欠点は、普通の二次元の再構成用ハードウェアで 使えないことであり、そして結果として、カスタムの三次元逆投影のハードウェ アを構築してそれらを扱わなければならないことである。 発明の目的 従来の技術の上記の欠点を実質的に克服することが本発明の目的である。 本発明のもう1つの目的は、画像のアーティファクトを減らしたCTシステム を提供することである。 本発明のさらにもう1つの目的は、二次元の再構成ハードウェアを使って三次 元の再構成アルゴリズムの画像品質を提供するCTシステムを提供することであ る。 本発明のさらにもう1つの目的は、ヘリカル・コーン・ビーム走査CTシス テムにおいて前記の目的を実現することである。 発明の概要 したがって、本発明は1つの領域に対する画像データを発生するためのCTの 装置および方法に向けられている。その領域は縦軸および直交している横軸を定 義する。放射線のソースおよび検出器のアレイがその領域の代表である走査され たデータを発生するために、その領域を走査するために使われる。1つの実施形 態においては、ヘリカル・コーン・ビームの走査の方法がその領域を走査するた めに使われる。縦軸に沿っての複数の各位置において、あるいは等価的に、複数 の各プロジェクション角において、二次元の画像データ・スライスが定義される 。各データ・スライスはその領域の縦軸に関して傾いているスライス面を定義す る。すなわち、各スライス面の法線軸はその領域の縦軸に関して傾斜した角度で 傾けられている。また、法線軸はその領域の横軸と一緒に回転角も定義する。縦 軸に沿っての次々のスライスが、この領域の縦軸との等しい傾斜角を定義する法 線軸を定義する。また、次々のスライスに対する回転角は縦軸に沿って増加する 。傾斜角が一定で回転角が増加する結果として、法線軸が次々のスライスを通し てその領域の縦軸の回りの歳差運動および転頭運動を記述する。この幾何学的形 状において、そのスライスは互いに関して転頭運動をするということができる。 各画像スライスにおいて、画像データが走査データから計算されてその領域の画 像が作られる。次々のスライスに対する再構成プロセスがこれ以降では[転頭運 動のスライス再構成」(NSR)の方法と呼ばれる。 本発明のNSRの方法は、従来の二次元のフィルタされた逆投影を使ってヘリ カルのコーン・ビーム・データを再構成するために使われることが好ましい。N SRにおいては、一組の一次元のファン・ビーム・プロジェクションが、補間を 使って二次元のコーン・ビーム・プロジェクション・データの組から抽出 される。したがって、NSRは三次元のコーン・ビーム・データからの二次元の ファン・ビームのデータの選択を必要とする。一次元のプロジェクションの組は 二次元のFBPを使っている時に画像品質に及ぼすコーンの角度の逆効果を最小 化するように幾何学的形状が選定される、傾斜したスライスの再構成に対応する 。 伝統的に、一連のスライスを再構成する時、各スライスはz軸に沿って異なる 位置にあるx‐y平面である。すなわち、そのシリーズの中のすべてのスライス は互いに平行である。NSRにおいては、再構成されたスライス面に対する垂直 のベクタが小さい角度だけ傾いている。NSRで再構成された隣接している一連 のスライスにおいて、そのスライスに対する垂直のベクトルはz軸の回りに歳差 運動をし、そしてスライスが互いに平行ではない。NSRにおける「転頭運動型 (nutated)」という用語は、隣接しているスライスの相対的な向きを指す。平 行なスライスが必要な場合、その結果のNSR画像データを補間して平行スライ スを提供することができる。 1つの実施形態においては、X線のソースはコーン・ビームのソースであり、 検出器のアレイは二次元のアレイである。各プロジェクションに対する走査デー タはそのアレイ上のあらかじめ定義されている一次元のラインから決定される。 所与のプロジェクションまたはスライスに対して使われる検出器は、そのプロジ ェクション角またはz軸に沿っての位置に関連付けられる。各位置またはプロジ ェクション角において、その測定における誤差を最小化する検出器のベグループ が選定される。したがって、各スライスは1つのプロジェクション角、縦方向の 位置および二次元の検出器アレイ上での一次元の「ファン・ビーム」のプロジェ クションを一般的に定義する検出器のグループに関連付けられる。特定のスライ スが再構成される時、その走査データが二次元アレイの中でそれに関連付けられ ている検出器から発生される。 図面の簡単な説明 本発明の前記の、そして他の目的、特徴および利点が添付の図面の中で例示さ れているような本発明の好適な実施形態の、より特定された以下の記述から明ら かとなるだろう。図面の中で同様な参照文字は、異なるビュー全体を通じて同じ 部分を指す。図面は必ずしも正確に縮尺したものではなく、代わりに本発明の原 理を示すように配置されている。 図1は、代表的は従来のコンピュータ・トモグラフィ(CT)スキャナの概略 の軸方向のビューである。 図2は、CT走査システムのプロジェクション角および検出器角を示す概略図 である。 図3Aは、CTスキャナにおける一定z軸(CZA)走査モードに対する走査 径路を示す。 図3Bは、CTスキャナにおける一定速度ヘリカル(CSH)走査に対する走 査径路を示す。 図4は、本発明によるCTスキャナにおけるソース、検出器および走査オブジ ェクトの間の空間的関係を示す単純化された概略図である。 図5は、二次元の検出器アレイ上への傾斜したスライスのプロジェクションの 単純化された概略図である。 図6は、本発明による傾斜したスライスの傾きおよび回転角の単純化された概 略図である。 図7は、フラットな検出器アレイ上への傾斜したスライスのプロジェクション の単純化された概略図である。 図8は、カーブしている検出器アレイ上への傾斜したスライスのプロジェクシ ョンの単純化された概略図である。 図9は、ビューの角度に対する傾斜したスライス、および垂直のスライスの合 計の投影された領域の概略のプロットを含んでいる。 図10は、カーブしている検出器アレイ上へのスライスのプロジェクションの 単純化された概略図である。 図11は、0°〜240°のプロジェクション角に対して、20°の増分で二 次元のカーブしているアレイ上のスライスのプロジェクション・ラインを示す単 純化された図である。 図12は、本発明に従ってz軸方向におけるスライスの分離を示す概略のプロ ットである。 図面の詳細な説明 図4は本発明のCTスキャニング・システム100の1つの実施形態の機能的 な動作を示している概略図である。そのシステムは二次元のX線検出器アレイ1 12に向かってX線を放射するX線源110を含む。検出器アレイ112は座標 z’およびqを有しているフラットなアレイとして示されている。カーブしてい るアレイも使うことができる。X線は走査されるオブジェクト116を通過する コーン・ビームの中で発散する。オブジェクト116によって減衰されたX線が 、検出器アレイ112の中の個々の検出器118によって検出される。検出器の アレイ112はz’軸に沿っている検出器の複数のロウ120と、q軸に沿って いる複数のカラム124を含む。したがって、コーン・ビーム114はq軸に沿 って拡散し、z’軸に沿って互いに隣接している複数のファン・ビームから構成 されていると考えることができる。オブジェクト116はz軸(ここでは縦軸と も呼ばれる)および直交しているx軸(ここでは横軸とも呼ばれる)を定義する 。 上記のように、X線のソース110と検出器アレイ112は環状のディスク( 図示せず)の互いに正反対の側に固定されている。ディスクはガントリ・サポー ト(図示せず)の内部に回転可能なようにマウントされ、ソース110および検出 器アレイ112がz軸の回りに、したがって、走査されているオブジ ェクト116の回りに同時に回転されるようになっている。 1つの実施形態においては、システム100はヘリカルのコーン・ビーム走査 を使って、ガントリがz軸の回りに回転する際、ガントリおよびおよび116が 互いにz軸に相対的に移動されるようにもする。ガントリがソースおよび検出器 アレイを伴って、ガントリがz軸に沿って移動する際に増加していくプロジェク ション角βを通じて回転する。各プロジェクション角において、走査データが検 出器アレイによって収集される。次に、一連の画像スライス形式での画像データ がプロジェクション・データから再構成される。各スライスは平坦な構成の画像 データを定義し、そしてソースおよび検出器アレイが回転する際に収集された走 査データのあらかじめ定義された集合から発生される。 本発明においては、三次元の走査方式の場合でも、すなわち、ヘリカルのコー ン・ビーム走査が使用される場合でも、二次元の再構成の方式を使って画像デー タを発生することができる。これを実現するために、本発明は二次元のデータ・ スライスを検出器の二次元アレイ上に投影し、各プロジェクション角におけるス ライスのプロジェクションを一次元のファン・ビーム・プロジェクションと考え られるようにする。一般的なケースにおいては、アレイ上へのプロジェクション は単独のロウまたはカラムにおいては必要のない検出器のグループ上に落ちる。 実際、一般に、そのプロジェクションはいくつかのロウおよびカラムにわたって 拡大する。本発明においては、これらのロウおよびカラムが各プロジェクション 角に対して識別される。1つの実施形態においては、プロジェクション・データ を補間することによって、プロジェクション・データから各プロジェクション角 における各位置に対して1つの値が発生される。したがって、各プロジェクショ ン角に対して、検出器データの「ファン・ビーム」が発生され、これは線形の検 出器アレイを使用する二次元のファン・ビーム走査の応用において発生されるフ ァン・ビームに非常によく似ている。その結果は各プロジェクション角に対する 一組の「ファン・ビーム」データである。本 発明においては、これらのデータが発生されると、それらを適切な任意の二次元 の逆投影アルゴリズムに対して適用し、それが実際のファン・ビーム・データで あるかのように画像スライスを再構成する。 本発明においては、各プロジェクション角において、関連付けられているファ ン・ビームを受け取る検出器アレイのロウおよびカラムが、実際の走査が実行さ れる前に識別されている。1つの実施形態においては、不透明なディスクのヘリ カルのコーン・ビーム走査をシミュレートするシミュレーションまたは構成の走 査を実行することができる。各プロジェクション角において、アレイ上へのその ディスクのシミュレートされたプロジェクションが、検出器データの中に記録さ れる。ディスクが完全に走査された後、そのプロジェクション・データが解析さ れて、アレイのどのロウおよびカラムが各プロジェクション角においてディスク のそのプロジェクションを受け取るかが決定される。シミュレーションのプロセ スは「z補間テーブル」を生成し、その中で各プロジェクション角に検出器のロ ウおよびカラムの1つのグループが関係付けられ、それらのグループが一次元の ファン・ビーム・データを発生するために実際のオブジェクトのそれ以降の走査 の間に読まれることになる。所望のスライスが再構成されると、各プロジェクシ ョン角におけるファン・ビームのデータが、そのz補間テーブルの中に格納され ている関連付けられたアレイのロウおよびカラムから検出される。もう1つの実 施形態においては、z補間テーブルを発生するために、実際のソースおよび検出 器アレイを伴うヘリカルのコーン・ビーム走査を実際の不透明なディスクに対し て行うことができる。 再構成されるべき各スライスに対して多くのファン・ビーム・プロジェクショ ンが収集される。たとえば、1つの実施形態においては、データがガントリの完 全な一回転の半分(180°)十検出器アレイによって範囲が定められた角度に 対して収集される。1つの実施形態においては、アレイは60°の角度の範囲を 定め、したがって、各スライスはガントリの回転の240°の間に収 集されたデータから発生される。1つの実施形態においては、プロジェクション は1°ごとのプロジェクション角で発生される。したがって、この実施形態にお いては、各スライスは240個のファン・ビーム・プロジェクションから発生さ れる。z軸に沿っての次々のスライスに対するプロジェクションのグループは、 互いにオーバラップする可能性がある。たとえば、スライスは12°の回転ごと に発生することができる。したがって、上記の実施形態においては、240個の プロジェクションのうちから228個が隣接しているスライスの各ペアによって 共有される。 上記のように、一般に、本発明における再構成されたスライスは、従来の非コ ーン・ビーム走査の場合のようにz軸に対して直角ではない。代わりに、それら はz軸に関して傾斜しているか、あるいは転頭運動をし、そして次々のスライス の法線軸はz軸に関して歳差運動をする。各スライスは法線軸が、回りをスキャ ニング・システムが回転するz軸、すなわち、縦軸と1つの角度を形成するスラ イス面を定義する。傾斜したスライスを使うことによって、再構成されたスライ ス・データの中での誤差が減少する。傾きの角度は上記の、そして以下にさらに 詳細に説明されるシミュレーションの走査を使って決定することができる。その 選択された角度は、アレイ上への不透明なディスクのプロジェクションが最小の 画像再構成誤差を発生する角度である。 図5は傾斜した不透明なディスク132によって表される傾斜した再構成画像 を使って、単独の角度によって角度のプロジェクションに対してのシミュレーシ ョン走査の間のデータの収集を示している概略図である。X線のコーン・ビーム 114がソース110から放射され、そしてオブジェクト(図示せず)を通過して 、フラットな二次元の検出器アレイ112を照射する。図に示されているように 、スライスまたはディスクの面132はz軸に対して直交している1つの軸とθ の角度を形成する。等価的に、スライスの面に対して直角な軸はZ軸と角度θを 形成する。 傾斜した軸132の楕円のプロジェクション、すなわち、シャドウ130が検 出器アレイ112上に投影される。ソース110および検出器アレイ112がz 軸の回りに回転し、z軸に沿って移動するにつれて、ディスク132のプロジェ クション130の位置および形状が変化する。ディスク132が走査しているボ リュームの中を移動する際、あるいは等価的に、ソースおよび検出器がそのスラ イスを過ぎて走査されるにつれて、投影される楕円の領域が変化する。傾斜角θ はディスク132が検出器アレイの中を移動する際に固定されている。 各プロジェクション角における楕円の広がり(楕円の短軸の長さ)は、そのプ ロジェクション角においてスライスを再構成する際に導入される誤差を示してい る。その目的は再構成中の傾斜したスライスに対して、たとえば、240°のプ ロジェクション角全体に渡って合計の投影された楕円の面積を最小化するディス クの幾何学的形状を選択することである。その領域はそのスライス面に対する法 線が小さな角度θだけ傾いている間に、その傾いたスライスを再構成することに よって最小化される。 図6は傾斜したスライス132とシステムの軸との間の関係を示している概略 図である。上記のように、スライス面に対する法線140はz軸と角度θを形成 し、それはここでは傾斜角または転頭運動の角と呼ばれる。法線軸140は、ま たそのシステムのx軸、すなわち、横軸とも回転角θを形成する。 上記のように、各スライスはプロジェクション角が0°〜180°の範囲にア レイの角度(60°)を加えた範囲をカバーするプロジェクションから再構成す ることができる。プロジェクション当たり1度で各スライスは240個のプロジ ェクションから再構成される。任意の所与のスライスに対して特定のスライス傾 斜角θおよび回転角φがすべての240個のプロジェクションにわたって最小の 誤差を生じる。1つの実施形態においては、隣接しているスライスは12度だけ シフトされている240個のプロジェクションのオーバラップし ている組から12度の回転ごとに再構成される。各スライスはそのスライスの再 構成誤差を最小にする傾斜角θおよび回転角φが関連付けられている。1つの実 施形態においては、次々のスライスに対して、傾斜角θは一定のままであり、回 転角φは増加または減少して図6の中の矢印142によって示されているように 、z軸の回りのスライスの法線軸の回転、すなわち、歳差運動を定義する。各傾 斜角における誤差は240°のデータ全体にわたってすべてのディスクのプロジ ェクションの合計面積を加算することによって求められる。合計誤差を最小にす る傾斜角がその傾斜角として取られる。1つの実施形態においては約1.45° の傾斜角が使われている。 図7は走査領域を通過する1.4°傾斜角におけるディスク132のプロジェ クションを示している概略図である。この曲線はβ=0°、60°、120°、 180°、および240°のプロジェクション角におけるプロジェクションを示 している。この図はフラットな検出器アレイを仮定している。 上記のように、検出器アレイはカーブしていてもよい。その場合、ディスクま たはスライスのそのアレイ上へのプロジェクションは図7に示されているように 楕円ではなくなる。それらは実際には図8に示されているようなカーブしている 図となる。図8は検出朋アレイ112がカーブしていることを除いて、図7と同 じ1.4°の傾斜角のプロジェクションを示している。 ビューの関数としてプロットされた合計のプロジェクション領域の一例が図9 に示されている。点線は1.45°の傾斜角の場合の面積を示し、実線は傾斜角 がない場合の面積を示している。傾斜角は合計の面積を最小化する角度として選 定され、1つの実施形態においては、1.45°と決められている。 上記のように、異なる各プロジェクション角における各プロジェクションに対 して使われるピクセルのロウおよびカラムを識別するために、シミュレーション の走査を使うこともできる。図10はカーブしている検出器アレイ上への単独の 傾斜したスライスのプロジェクションの一例である。そのアレイ上のす べての検出器が、プロジェクション150の位置を識別するために読まれ、した がって、その検出器のロウおよびカラムは特定のプロジェクション角における実 際のオブジェクトの将来の走査の間に読まれる必要がある。この実施形態におい ては、そのアレイはそれぞれ252個の検出器jのうちの10個のロウiを含む 。点線150はアレイ上のカーブしている楕円プロジェクションの広がりを示し ている。実線152はこの特定のプロジェクション角においてそれ以降での走査 時に読まれる検出器のラインを識別する。ライン152は各ロウにまたがる検出 器の値のセントロイドを計算することによって識別される。実際のオブジェクト のそれ以降の走査時に読まれるべき検出器を定義するのは、この実線152であ る。このプロセスは再構成されるべきスライスに対する各プロジェクション角に おいて完了する。シミュレーションまたは校正のプロセスは各プロジェクション 角を1つのロウおよびカラムの値と関連付け、そしてそれらを一緒に「z補間テ ーブル」の中に格納する。このテーブルはそれ以降の走査の間に、実際のスライ スを再構成するために使われる走査データを識別するために読まれる。図11は 20°の間隔で0と240°との間のビュー角において1.45°で傾斜してい るスライスに対する、二次元のカーブしているアレイの上の一組のディスク・プ ロジェクションを示している。これらは校正の走査の間に各プロジェクション角 に対して発生されたアレイのロウ/カラムのラインである。各プロジェクション 角に対してプロットされているロウ/カラムの番号は、z補間テーブルの中に格 納されている。このプロットのために使われたアレイは、252個の各検出器j の24個の検出器のロウiから構成されている標準のアレイである。上記のよう に、カーブしている各ラインが各ビュー角においてアレイ上のプロジェクション のセントロイドを計算することによって識別される。 シミュレーションの走査が上記のように実行されてz補間テーブルが発生され た後、オブジェクトの実際の走査を以下の手順に従って実行することができ る。先ず最初に、プロジェクション・データがヘリカルのコーン・ビーム走査に よって得られる。次に、そのプロジェクション・データを、オフセット、利得の 誤差および非線形効果に対して補正することができる。次に、所望のファン・ビ ームのデータを抽出するHCBデータがz補間のプロセスに対して適用される。 各プロジェクション角において、検出器のロウおよびカラムの番号がz補間テー ブルから呼び出され、そして識別された検出器のロウおよびカラムにおけるX線 の強度値がそのファン・ビームのデータとして記録される。1つの実施形態にお いては、z補間プロセスは以下のように進めることができる。各ビューにおいて 、そのプロセスは各検出器jを一度に1つずつステップする。各検出器に対して 、ロウ番号Iがz補間テーブルから識別され、それは一般にある実数である。そ のロウ番号Iが整数でない場合、以下に説明されるように特定の検出器に対する 値を識別するために適切なロウ番号における実際のデータ値について補間を実行 することができる。1つの実施形態においては線形の補間が使われるが、他の形 式の補間も使うことができる。 この再構成プロセスの残りの部分に対して、その補間されたデータ値を、それ らが従来の二次元の走査手順の間に得られたファン・ビームの値であるかのよう に扱うことができる。オプションとして、それらを再分類プロセスに対して適用 して平行の放射線のデータを発生することができる。次に、その再分類された二 次元のデータを従来の一次元の畳込み手順に対して適用することができる。最後 に、その平行の畳み込まれたデータを従来の二次元の逆投影のアルゴリズムに対 して適用することができる。上記のプロセスがその領域内のスライスに対して繰 り返される。 本発明の方式の詳細の数学的記述は以下の通りである。 連続のコーン・ビームのデータ・セットがC(β,z’,q)によって与えら れ、ここで、βはガントリの回転角(またはビュー角)であり、qおよびz’は 図4に示されているような検出器上の位置であるとする。1つのスライスを 再構成するために、ベースの角度範囲が少なくとも180°+ファン角でなけれ ばならない。最小の個数のプロジェクションを使用する再構成はハーフスキャン と呼ばれる。βhをハーフスキャンの再構成に対して使われるプロジェクション 角の範囲であるとする。オーバスキャンの補正が必要な場合、より多くのビュー を使うことができる。オーバスキャンの方法が以下に詳細に説明される。 NSRの方法は以下のように要約することができる。 1.所与のβ(ここで、0≦β<βh)に対して、1つのファン・ビーム・プ ロジェクションF(β,q)をコーン・ビームのデータC(β,z’,q)から 抽出する。そのファン・ビームのデータは以下の式で与えられる。 ここで、L(β,q)は所望の一次元プロジェクション(z’=L(β,q)) のラインである。F(β,q)はオプションとしてこの段階で平行のデータに再 分類することができる。その再分類はファンのビューではなく、平行のビューを バックプロジェトすることの計算上の効率のために好適な方法である。その再分 類の手順が以下に詳細に説明される。 2.適切な畳込みのカーネルでF(β,q)の畳込みを行う。 3.二次元のFBPを使ってその畳み込まれたデータを逆投影する。 L(β,q)を求める方法、および傾斜角を最適化する方法が以下に説明される 。 現実には、コーン・ビームのデータは連続の形式では存在せず、ディスクリー トの実装のための方法が使われる。詳しく言えば、ラインL(β,q)上のデー タはディスクリートな検出器から補間することによって求められなければならな い。コーン・ビームのデータがC[v,r,d]によって与えられ、vがビュー 番号(β方向における)であり、rが検出器のロウ番号(z方向にお ける)であり、dが所与のロウの中の検出器のチャネル番号(q方向における) であるとする。また、限界を、0≦v<Nh、0≦r<Nr、そして0≦d<Nd であるとする。ここで、Nhはハーフスキャンのビューの数であり、Nrはロウの 数、そしてNdはロウ当たりの検出器の数である。ディスクリート変数と連続変 数との関係は以下の通りである。 ここで、Δβはビュー間の角度であり、Wrはロウ間の距離であり、Wdは所与の ロウの中の検出器間の距離であり、rcはz’=0のロウの位置であり、そして dcは、q=0の検出器チャネルの位置である。 連続の場合と同様に、所望のデータは楕円と交差するラインに沿って存在する。 F[v,d]をC[v,r,d]から選択されたファン・ビームのデータである とする。r方向における補間はz補間と呼ばれる。r’[v,d]を所与のvお よびdに対するrにおける所望の点の位置を与えるルックアップ・テーブルであ るとする。ファンのデータはrにおける線形補間を使うことによって得ることが できる。すなわち、 ここで、r0は、r’より小さいか、あるいはr’に等しい最大の整数値であり 、p=r’−r0である。 z補間テーブルは、上記のようにシミュレートされた傾斜したディスクに対 するシミュレーションのプロジェクション・データによって求めることができる 。シミュレートされたディスクの厚さはアイソセンターに対して投影された検出 器のロウの幅に等しい。減衰係数はそのディスク全体を通じて一定であり、フォ トンのエネルギーは単一エネルギーである。この方法で、ディスクを通して測定 された所与のプロジェクションの放射線は横方向の厚さに直接比例している。デ ィスクの中心はアイソセンターにあり、そして固定の傾斜角θの方向にある。デ ィスクはそのスキャナの指定されたテーブル速度でz方向に移動する。データ収 集の最初および最後における(すなわち、v=0およびv=Nh−1における) そのディスクの中心の位置は、z=0の回りに対称的である。 ディスクの半径は以下の式によって与えられる走査半径Rに等しい。 ここで、rsはソースからアイソセンターまでの距離であり、δは以下の式で与 えられるファン角の半分である。 ここで、Δrは所与のロウにおける検出器間の角度である。アイソセンターにお けるz方向の検出器の全幅は以下の式で与えられる。 ここで、rdはソースから検出器までの距離である。ピッチpをガントリの回転 の360度におけるテーブルの移動のDに対する比であると定義する。すなわち 、 ここで、stはテーブルの速度であり、Tはガントリの回転周期である。たとえ ば、1のピッチの場合、テーブルは1回転で距離Dだけ動く。 シミュレーションはスキャナの同じ幾何学的形状を使うことができる。代わり に、シミュレーションはz補間テーブルを求める際の分解能を改善するために、 より多くの検出器ロウを使うことができる。表1を参照されたい。 表1. パラメータの値および定義 上記のように、補間ラインは結果のプロジェクション・データのロウ方向に おけるセントロイドを計算することによって決定される。mをシミュレーション のロウ・インデックスとする。ここで、mは以下の条件を満たす。 補間点m’[v,d]は以下のようにセントロイドを計算することによって与 えられる。 次に、m’[v,d]の値が真の検出器のロウの変数r’[v,d]へ変換さ れる。ここで、(0≦r’<Nr)である。m’のz’位置は以下の式によって 与えられる。 ここで、mcはz’=0のロウの位置であり、Wmはシミュレーションにおける 所与のロウの中の検出器間の距離である。次にr’の値は式(14)をz’に対 する式(3)の中に代入し、そしてrについて解くことによって得られる。 z補間テーブルは傾斜角度、スキャナの幾何学的形状、およびピッチの関数で ある。ピッチはテーブルの速度、ガントリの回転速度、および検出器のサイズに よって、式(11)で固定される。傾斜角度は以下に説明される方法によって選 定することができる。 スキャナからのビューの範囲が以下の式によって与えられるとする。 1つのスライスがNh個のビューの組を使うことによって再構成される。一連の 隣接しているスライスを再構成するために、上記のステップ1〜3が各スライス に対するNh個のビューの異なる組に対して繰り返される。jをNj個のスライス のシリーズの中のスライス番号であるとする。0≦j<Njである。また、V0j を、所与のスライスjに対する最初のビューであるとし、所与のスライスjがビ ューv0j≦v<v0j+Nhを使うようにする。 ここで、Δvjは隣接しているスライス間のビューの隔離距離である。スライス jに対するファン・データはコーン・ビームのデータから以下のように抽出され る。 ここで、 であり、0≦vh<Nhである。z補間テーブルは各スライスに対して同じであり 得ることに留意されたい。 傾斜したスライスの面は2つの回転によって記述することができる。第1の回 転はx軸の回りの角度θだけの回転であり、第2の回転はz軸の回りの角度φだ けの回転である。転頭運動型の面の式は以下のように与えられる。 ここで、z0はzにおける面の中心の位置である(すなわち図6において、z0= 0)。 一連のスライスにおいて、歳差運動の角度φはビューの角度βに関連している 。v0jに対応しているガントリの角度がβ0jとして示されるとする。スライスj に対する歳差運動の角度は以下の式によって与えられる。 ここで、δは図2に示されていて、式(9)で定義されるファンの角度の半分 である。 転頭運動型のスライスの幾何学的形状によって、zにおけるスライスの隔離距 離は、ピッチ以外に、xおよびyにおける位置の関数となる。中心(x,y)= (0,0)において、zにおける位置は以下の式によって与えられる。ここで、Δz0はアイソセンターにおけるスライスの隔離距離であり、以下の式 によって与えられる。 ここで、Nvは1回転当たりのビューの数である。一般に、任意の点(x,y) における隔離距離は、2つの隣接しているスライスに対してzについて式(20 )を解いてその差を取ることによって得られる。すなわち、 Δzjは正弦波的であり、アイソセンターにおける定格の隔離距離(それは一定 である)の回りに振動する。図12は、(x,y)=(0,0)、(R,0)、 および(0,R)にあるピクセルに対するスライスの隔離距離を示している。 ここで、Rは走査半径である。その曲線上の各点は一連の36個のスライスにお ける異なるスライスを表す。そのスライスは10個のビューだけ隔てられている 。(R,0)および(0,R)に対する曲線は最大の振幅を与える。Rの内部の ピクセルはスライスの隔離距離においてより小さい振幅を与える。 所与の傾斜スライスに対してファン・ビームのプロジェクション・データが 選択されると、それは平行ビームのプロジェクション・データへ再分類すること ができる。連続変数に対する再分類の手順の1つは米国特許第Re 30,94 7号の中で記述されており、それは引用によって本明細書の記載に援用する。こ こでは再分類をディスクリート・データに関して記述する。 ファン・データを180度の平行データへ再分類することを考える。以前に述 べたように、180度の平行ビームを形成するために必要なファン・ビューは、 180+2δ度のガントリの回転の中に含まれるファンのビューの数に等しい。 オーバスキャンの補正が使われる場合、以下に説明されるように、より多くのフ ァン・ビューが必要である。しかし、その再分類の手順はオーバスキャンがある かないかにかかわらず同じである。 再分類は半径方向(q方向)および接線方向(v方向)の補間を分離すること によって2つのステップで行うことができる。ファンのビューと平行のビューと の関係は以下の式によっで与えられる。 ここで、βpは平行のビューの角度であり、βfはファンのビューの角度であり 、そしてγfはファンの検出器の角度である。vpを平行ビューのインデックス、 (0≦vp<Np)、そしてvfをファン・ビューのインデックス(0≦vf<Nh )であるとする。平行ビューの角度は以下の式によって与えられる。 ここで、Δβはビュー角度の間隔であり、δはファンの角度の半分である。各平 行ビューおよびファンの検出器dfに対して、ファンのビューの中の補間点が以 下の式によって計算される。 ここで、γ[df]は以下の式によって与えられるファンの検出器角度である。 ここで、dcfは中心のファンの検出器である。ファンのビューの方向における補 間によって、ハイブリッドの平行プロジェクションPh[vp,df]が以下の式 によって得られる。 半径方向の補間は以下のように行われる。tを所望の等間隔の平行検出器の位 置であるとする。ここで、Wdisoはアイソセンターにおける検出器のチャネル間隔(qにおける) であり、dpは平行検出器チャネルの番号(0≦dp<Mp)であり、そしてdcp は中央の平行検出器である。ビュー当たりの平行検出器の数は以下の式によって 与えられる。 ファンの検出器アレイにおけるtの位置は以下の式によって与えられる。 平行のプロジェクションP[vp,dp]はdfにおけるハイブリッドのプロジェ クション・データを補間することによって得られる。 z補間と再分類の組合せは3つのすべての方向、すなわち、vf,d,および rにおけるコーン・ビームのデータの補間から構成される。z補間を最初に 行うこと、あるいはそれを再分類の手順の中に挿入することができる。 静止型のCTにおいては、平行のビューは180度の範囲にわたって対称でな ければならない。すなわち、0度において取られたビューと180度において取 られたビューは対称性のために、運動がない場合には同じ情報を含んでいなけれ ばならない。オブジェクト(または患者)の動きがこの対称性を破り、180度 だけ隔てられているピューに対するプロジェクション・データにおいて不連続性 が生じる。この不連続性の結果、再構成された画像の中にアーティファクトが生 じ、それは米国特許第4,580,219号に記述されているような補正方式の開 発につながる。この特許は、引用によって本明細書の記載に援用する。 オーバスキャンの補正はその不連続性をスムースにし、動きのアーティファク トを減らすための方法である。これは余分のビューを測定し、それらを畳込みお よび逆投影の前に重み付けることによって実現される。余分のビューの数は普通 はπの中に含まれるビューの合計数に比べて小さい。余分のビューの数をNosと し、平行のビューのデータ・セットが0≦vos<Nposによって与えられるよう にする。ここで、Npos=Np+Nosである。そのデータは先ず最初に重みによっ て乗算され、重み付けられたデータが以下の式で与えられる。 ここで、重みwは以下の式によって与えられる。 そして、ここで、x1およびx2は以下の式で与えられる。 重み付けられたデータが定義された後、進行するための少なくとも2つの方法が ある。Poutを、畳み込まれて逆投影される出力の平行プロジェクションである とする。第1の方法においては、その出力プロジェクションは重み付けられたプ ロジェクションに等しい。すなわち、以下の式が成立する。 そして、ビューの数はNposである。第2の方法においては、出力のプロジェク ションは以下の式によって与えられる。 ここで、 であり、ここで、0≦vos<Npである。第2の方法は第1の方法より出力ビュ ーの数が少ない。最初は計算効率については逆投影のないビューより有利である ように見えるかもしれない。しかし、パイプライン型のアーキテクチャにおいて は第1の方法がより効率的である可能性がある。これは第2の方法においてはN pだけ隔てられている2つのビューが一緒に加算されるからである。パイプライ ンにおいては、1つのパイプラインを後で取得される別のビューに対して加算す るためにビューをセーブしておくことはできない可能性がある。この2つの方法 は両方とも同じ最終画像を発生する。 本発明のCTの装置および方法は従来の方法に比べて多くの利点を提供する。 それはヘリカルのコーン・ビーム走査の形式での三次元のスキャニングの方法 を提供し、それは従来の線形の検出器アレイを使っている方法より遥かに少ない 時間で済む。それは結果として三次元の再構成アルゴリズムに等価な画像品質と なる再構成プロセスを提供するが、三次元の再構成ハードウェアを必要としない 。それよりずっと簡単な二次元の再構成用ハードウェアが使われる。 本発明はその好適な実施形態を参照して特に示され、記述されてきたが、この 分野の技術に熟達した人には、形式および詳細において各種の変更が、以下の特 許請求の範囲において定義されているような本発明の精神および範囲から逸脱す ることなしに行われ得ることを理解することができるだろう。
【手続補正書】 【提出日】平成12年4月28日(2000.4.28) 【補正内容】 請求の範囲 1.縦軸を有している領域に対する画像データを再構成する方法であって、 検出器のアレイによって前記領域を走査して、前記領域を表す走査データを発 生するステップと、 前記領域の縦軸に沿っての複数の位置に対応している複数の画像データ・スラ イスを定義し、次々の画像データ・スライスが互いに平行でないようにするステ ップと、 前記走査データを使って、複数の画像データ・スライスに対する画像データを 発生するステップとを含む方法。 2.請求項1に記載の方法において、前記領域はコンピュータ・トモグラフィ (CT)装置を使って走査され、前記走査データを発生するようになっている方 法。 3.請求項1に記載の方法において、前記領域が前記検出器のアレイ上に前記 領域を通して放射線を導く放射線のソースによって走査されるようになっている 方法。 4.請求項3に記載の方法において、前記放射線のソースがコーン・ビームの ソースになっている方法。 5.請求項1に記載の方法において、次々の画像データのスライスが互いに転 頭運動をするようになっている方法。 6.請求項1に記載の方法において、前記検出器のアレイが二次元のアレイで ある方法。 7.請求項1に記載の方法において、画像データを発生する前記ステップが、 二次元の逆投影計算を前記走査データに対して適用するステップを含む方法。 8.請求項1に記載の方法において、画像データを発生する前記ステップが、 二次元の再構成計算を前記走査データに対して適用するステップを含む方法。 9.請求項1に記載の方法において、前記走査データがヘリカル走査を使って 発生されるようになっている方法。 10.請求項1に記載の方法において、前記走査データがヘリカルのコーン・ ビーム走査を使って発生されるようになっている方法。 11.請求項10に記載の方法において、画像データを発生する前記ステップ が、二次元の逆投影計算を前記走査データに対して適用するようになっている方 法。 12.請求項10に記載の方法において、画像データを発生する前記ステップ が、二次元の再構成計算を前記走査データに対して適用するようになっている方 法。 13.請求項1に記載の方法において、前記走査データを再分類して平行線の 走査データにするステップをさらに含む方法。 14.請求項1に記載の方法において、オーバスキャンの補正を前記走査デー タに対して提供するステップをさらに含む方法。 15.1つの領域のコンピュータ・トモグラフィ(CT)の画像に対する画像 データを再構成する方法であって、前記領域は縦軸および前記縦軸に直交してい る横軸を有し、前記方法は、 前記領域を放射線のソースおよび検出器のアレイで走査し、前記領域を表して いる走査データを発生するステップと、 前記領域の前記縦軸に沿っての複数の各位置において、画像データ・スライス を定義し、前記画像データ・スライスは法線軸が前記領域の縦軸に関して傾斜角 を形成し、そして前記領域の横軸に関して回転角を形成し、次々の画像データの スライスの法線軸が同じ傾斜角および異なる回転角を有しているようにスライス 面を定義しているステップと、 前記走査データを使って、前記複数の画像スライスに対して画像データを発生 するステップとを含む方法。 16.請求項15に記載の方法において、前記放射線のソースがコーン・ビー ムのソースになっている方法。 17.請求項15に記載の方法において、前記検出器のアレイが二次元のアレ イになっている方法。 18.請求項15に記載の方法において、画像データを発生する前記ステップ が、二次元の逆投影計算を前記走査データに対して適用するステップを含む方法 。 19.請求項15に記載の方法において、画像データを発生する前記ステップ が、二次元の再構成計算を前記走査データに対して適用するステップを含む方法 。 20.請求項15に記載の方法において、前記走査データがヘリカル走査を使 って発生されるようになっている方法。 21.請求項15に記載の方法において、前記走査データがヘリカルのコーン ・ビーム走査を使って発生されるようになっている方法。 22.請求項21に記載の方法において、画像データを計算する前記ステップ が、二次元の逆投影計算を前記走査データに対して適用するステップを含む方法 。 23.請求項21に記載の方法において、画像データを発生する前記ステップ が、二次元の再構成計算を前記走査データに対して適用するステップを含む方法 。 24.請求項15に記載の方法において、前記走査データを再分類して平行線 の走査データにするステップをさらに含む方法。 25.請求項15に記載の方法において、オーバスキャンの補正を前記走査デ ータに対して提供するステップをさらに含む方法。 26.請求項15に記載の方法において、前記領域を走査する前に、傾斜した 不透明のディスクで校正走査を実行して前記傾斜角度を決定するステップをさら に含む方法。 27.請求項26に記載の方法において、前記検出器のアレイ上の前記不透明 ディスクのプロジェクションの面積を計算し、前記再構成された画像データにお ける誤差を最小化するステップをさらに含む方法。 28.コンピュータ・トモグラフィ(CT)のシステムにおいて、画像データ の再構成されたスライスを発生する方法であって、 放射線のソースと検出器のアレイを使って、1つの軸を含む領域を走査し、複 数の走査データを発生するステップと、 前記軸と前記再構成されたスライスによって定義されるスライス面との間のス ライスの角度を識別し、前記再構成されたスライス画像データにおける誤差が最 小化されるようにするステップと、 前記走査データを使って、前記スライスの角度において再構成されたスライス に対する前記画像データを計算するステップとを含む方法。 29.請求項28に記載の方法において、前記放射線のソースがコーン・ビー ムのソースになっている方法。 30.請求項28に記載の方法において、前記検出器のアレイが二次元のアレ イになっている方法。 31.請求項28に記載の方法において、前記画像データが二次元の再構成計 算を使って前記走査データから計算されるようになっている方法。 32.請求項28に記載の方法において、前記走査データがヘリカル走査を使 って発生されるようになっている方法。 33.請求項28に記載の方法において、前記走査データがヘリカルのコーン ・ビーム走査を使って発生されるようになっている方法。 34.請求項28に記載の方法において、前記スライスの角度を識別するステ ップが、前記領域を走査する前に、傾斜した不透明ディスクによって校正走査を 実行するステップを含む方法。 35.請求項28に記載の方法において、前記検出器のアレイ上の前記不透明 のディスクのプロジェクションの面積を計算し、前記再構成された画像データに おける誤差を最小化するステップをさらに含む方法。 36.縦軸を有している1つの領域に対して画像データを発生するためのシス テムであって、 前記領域を走査して前記領域を表す走査データを発生する検出器のアレイと、 前記領域の縦軸に沿っての複数の位置において複数の画像データ・スライスを 定義し、次々の画像データ・スライスが互いに平行でないようにするための処理 手段と、 前記複数の画像スライスに対して画像データを計算するための画像データ発生 手段とを含むシステム。 37.請求項36に記載のシステムにおいて、前記システムがコンピュータ・ トモグラフィ(CT)システムであるシステム。 38.請求項36に記載のシステムにおいて、前記領域を通して放射線を前記 検出器のアレイ上に導いて前記領域を走査するための放射線のソースをさらに含 むシステム。 39.請求項38に記載のシステムにおいて、前記放射線のソースがコーン・ ビームのソースになっているシステム。 40.請求項36に記載のシステムにおいて、前記検出器のアレイが二次元の アレイになっている方法。 41.請求項36に記載のシステムにおいて、前記発生手段が、前記画像デー タを発生するための二次元の逆投影手段を含むシステム。 42.請求項36に記載のシステムにおいて、前記発生手段が、前記画像デー タを発生するための二次元の再構成手段を含むシステム。 43.請求項36に記載のシステムにおいて、前記画像データを発生するため の二次元の逆投影ハードウェアをさらに含むシステム。 44.請求項36に記載のシステムにおいて、前記検出器のアレイが前記領域 のヘリカル走査を実行することができるシステム。 45.請求項36に記載のシステムにおいて、前記検出器のアレイが前記領域 のヘリカルのコーン・ビーム走査を実行することができるシステム。 46.請求項36に記載のシステムにおいて、前記走査データを再分類して平 行線の走査データにする手段をさらに含むシステム。 47.請求項36に記載のシステムにおいて、オーバスキャンの補正を前記走 査データに対して提供するための手段をさらに含むシステム。 48.請求項36に記載のシステムにおいて、前記領域を走査する前に、傾斜 した不透明のディスクによって校正走査を実行するための手段をさらに含むシス テム。 49.請求項48に記載のシステムにおいて、前記検出器のアレイ上に前記不 透明ディスクのプロジェクションの面積を計算し、前記再構成された画像データ における誤差を最小にするための手段をさらに含むシステム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 クロウフォード,カール アール. アメリカ合衆国.02146 マサチューセッ ツ,ブルックリン,アパートメント ナン バー207,ウェブスター ストリート 20

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.縦軸を有している領域に対する画像データを再構成する方法であって、該 方法は、 検出器のアレイによって前記領域を走査して、前記領域を表す走査データを発 生するステップと、 前記領域の縦軸に沿っての複数の位置に対応している複数の画像データ・スラ イスを定義し、次々の画像データ・スライスが互いに平行でないようにするステ ップと、 前記走査データを使って、複数の画像データ・スライスに対する画像データを 発生するステップとを含む方法。 2.請求項1に記載の方法において、前記領域はコンピュータ・トモグラフィ (CT)装置を使って走査され、前記走査データを発生するようになっている方 法。 3.請求項1に記載の方法において、前記領域が検出器の前記アレイ上に前記 領域を通して放射線を導く放射線のソースによって走査されるようになっている 方法。 4.請求項3に記載の方法において、前記放射線のソースがコーン・ビームの ソースになっている方法。 5.請求項1に記載の方法において、次々の画像データのスライスが互いに転 頭運動をするようになっている方法。 6.請求項1に記載の方法において、前記検出器のアレイが二次元のアレイで ある方法。 7.請求項1に記載の方法において、画像データを発生する前記ステップが、 二次元の逆投影計算を前記走査データに対して適用するステップを含む方法。 8.請求項1に記載の方法において、画像データを発生する前記ステップが、 二次元の再構成計算を前記走査データに対して適用するステップを含む方法。 9.請求項1に記載の方法において、前記走査データがヘリカル走査を使って 発生されるようになっている方法。 10.請求項1に記載の方法において、前記走査データがヘリカルのコーン・ ビーム走査を使って発生されるようになっている方法。 11.請求項10に記載の方法において、画像データを発生する前記ステップ が、二次元の逆投影計算を前記走査データに対して適用するようになっている方 法。 12.請求項10に記載の方法において、画像データを発生する前記ステップ が、二次元の再構成計算を前記走査データに対して適用するようになっている方 法。 13.請求項1に記載の方法において、前記走査データを再分類して平行線の 走査データにするステップをさらに含む方法。 14.請求項1に記載の方法において、オーバスキャンの補正を前記走査デー タに対して提供するステップをさらに含む方法。 15.1つの領域のコンピュータ・トモグラフィ(CT)の画像に対する画像 データを再構成する方法であって、前記領域は縦軸および前記縦軸に直交してい る横軸を有し、前記方法は、 前記領域を放射線のソースおよび検出器のアレイで走査し、前記領域を表して いる走査データを発生するステップと、 前記領域の前記縦軸に沿っての複数の各位置において、画像データ・スライス を定義し、前記画像データ・スライスは法線軸が前記領域の縦軸に関して傾斜角 を形成し、そして前記領域の横軸に関して回転角を形成し、次々の画像データの スライスの法線軸が同じ傾斜角および異なる回転角を有しているようにスライス 面を定義しているステップと、 前記走査データを使って、前記複数の画像スライスに対して画像データを発 生するステップとを含む方法。 16.請求項15に記載の方法において、前記放射線のソースがコーン・ビー ムのソースになっている方法。 17.請求項15に記載の方法において、前記検出器のアレイが二次元のアレ イになっている方法。 18.請求項15に記載の方法において、画像データを発生する前記ステップ が、二次元の逆投影計算を前記走査データに対して適用するステップを含む方法 。 19.請求項15に記載の方法において、画像データを発生する前記ステップ が、二次元の再構成計算を前記走査データに対して適用するステップを含む方法 。 20.請求項15に記載の方法において、前記走査データがヘリカル走査を使 って発生されるようになっている方法。 21.請求項15に記載の方法において、前記走査データがヘリカルのコーン ・ビーム走査を使って発生されるようになっている方法。 22.請求項21に記載の方法において、画像データを発生する前記ステップ が、二次元の逆投影計算を前記走査データに対して適用するステップを含む方法 。 23.請求項21に記載の方法において、画像データを発生する前記ステップ が、二次元の再構成計算を前記走査データに対して適用するステップを含む方法 。 24.請求項15に記載の方法において、前記走査データを再分類して平行線 の走査データにするステップをさらに含む方法。 25.請求項15に記載の方法において、オーバスキャンの補正を前記走査デ ータに対して提供するステップをさらに含む方法。 26.請求項15に記載の方法において、前記領域を走査する前に、傾斜し た不透明のディスクで校正走査を実行して前記傾斜角度を決定するステップをさ らに含む方法。 27.請求項26に記載の方法において、前記検出器のアレイ上の前記不透明 ディスクのプロジェクションの面積を計算し、前記再構成された画像データにお ける誤差を最小化するステップをさらに含む方法。 28.コンピュータ・トモグラフィ(CT)のシステムにおいて、画像データ の再構成されたスライスを発生する方法であって、 放射線のソースと検出器のアレイを使って、1つの軸を含んでいる領域を走査 するステップと、 前記軸と前記再構成されたスライスによって定義されるスライス面との間のス ライスの角度を識別し、前記再構成されたスライス画像における誤差が最小化さ れるようにするステップと、 前記走査データを使って、前記スライスの角度において再構成されたスライス に対する前記画像データを計算するステップとを含む方法。 29.請求項28に記載の方法において、前記放射線のソースがコーン・ビー ムのソースになっている方法。 30.請求項28に記載の方法において、前記検出器のアレイが二次元のアレ イになっている方法。 31.請求項28に記載の方法において、前記画像データが二次元の再構成計 算を使って前記走査データから計算されるようになっている方法。 32.請求項28に記載の方法において、前記走査データがヘリカル走査を使 って発生されるようになっている方法。 33.請求項28に記載の方法において、前記走査データがヘリカルのコーン ・ビーム走査を使って発生されるようになっている方法。 34.請求項28に記載の方法において、前記スライスの角度を識別するステ ップが、前記領域を走査する前に、傾斜した不透明ディスクによって校正走 査を実行するステップを含む方法。 35.請求項28に記載の方法において、前記検出器のアレイ上の前記不透明 のディスクのプロジェクションの面積を計算し、前記再構成された画像データに おける誤差を最小化するステップをさらに含む方法。 36.縦軸を有している1つの領域に対して画像データを発生するためのシステ ムであって、該システムは、 前記領域を走査して前記領域を表す走査データを発生する検出器のアレイと、 前記領域の縦軸に沿っての複数の位置において複数の画像データ・スライスを 定義し、次々の画像データ・スライスが互いに平行でないようにするための処理 手段と、 前記複数の画像スライスに対して画像データを計算するための画像データ発生 手段とを含むシステム。 37.請求項36に記載のシステムにおいて、前記システムがコンピュータ・ トモグラフィ(CT)システムであるシステム。 38.請求項36に記載のシステムにおいて、前記領域を通して放射線を前記 検出器のアレイ上に導いて前記領域を走査するための放射線のソースをさらに含 むシステム。 39.請求項38に記載のシステムにおいて、前記放射線のソースがコーン・ ビームのソースになっているシステム。 40.請求項36に記載のシステムにおいて、前記検出器のアレイが二次元の アレイになっている方法。 41.請求項36に記載のシステムにおいて、前記発生手段が、前記画像デー タを発生するための二次元の逆投影手段を含むシステム。 42.請求項36に記載のシステムにおいて、前記発生手段が、前記画像デー タを発生するための二次元の再構成手段を含むシステム。 43.請求項36に記載のシステムにおいて、前記画像データを発生するた めの二次元の逆投影ハードウェアをさらに含むシステム。 44.請求項36に記載のシステムにおいて、前記検出器のアレイが前記領域 のヘリカル走査を実行することができるシステム。 45.請求項36に記載のシステムにおいて、前記検出器のアレイが前記領域 のヘリカルのコーン・ビーム走査を実行することができるシステム。 46.請求項36に記載のシステムにおいて、前記走査データを再分類して平 行線の走査データにする手段をさらに含むシステム。 47.請求項36に記載のシステムにおいて、オーバスキャンの補正を前記走 査データに対して提供するための手段をさらに含むシステム。 48.請求項36に記載のシステムにおいて、前記領域を走査する前に、傾斜 した不透明のディスクによって校正走査を実行するための手段をさらに含むシス テム。 49.請求項48に記載のシステムにおいて、前記検出器のアレイ上に前記不 透明ディスクのプロジェクションの面積を計算し、前記再構成された画像データ における誤差を最小にするための手段をさらに含むシステム。
JP54306198A 1997-04-09 1998-04-08 転頭運動をするスライスのct画像の再構成 Expired - Fee Related JP3547455B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/831,558 1997-04-09
US08/831,558 US5802134A (en) 1997-04-09 1997-04-09 Nutating slice CT image reconstruction apparatus and method
PCT/US1998/006943 WO1998044847A1 (en) 1997-04-09 1998-04-08 Nutating slice ct image reconstruction

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000515411A true JP2000515411A (ja) 2000-11-21
JP3547455B2 JP3547455B2 (ja) 2004-07-28

Family

ID=25259331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54306198A Expired - Fee Related JP3547455B2 (ja) 1997-04-09 1998-04-08 転頭運動をするスライスのct画像の再構成

Country Status (6)

Country Link
US (4) US5802134A (ja)
JP (1) JP3547455B2 (ja)
CN (1) CN1251975A (ja)
AU (1) AU6890898A (ja)
DE (1) DE19882203T1 (ja)
WO (1) WO1998044847A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002360561A (ja) * 2001-06-05 2002-12-17 Siemens Ag コンピュータトモグラフィ方法およびコンピュータトモグラフィ装置
JP2003210452A (ja) * 2001-12-28 2003-07-29 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc コーン・傾斜平行式のサンプリング及び再構成の方法及び装置
WO2004024002A1 (ja) * 2002-09-13 2004-03-25 Hitachi Medical Corporation 螺旋ct装置
JP2004121836A (ja) * 2002-09-09 2004-04-22 Toshiba Corp コンピュータ断層撮影装置及びプログラム
JP2007097754A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 放射線撮影装置
US12022228B2 (en) 2019-08-14 2024-06-25 Adaptix Ltd X-ray tomography system and method

Families Citing this family (131)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69837480T2 (de) * 1997-02-20 2007-12-06 Picker Medical Systems, Ltd. Dynamische echtzeit-bildrekonstruktion
US5802134A (en) * 1997-04-09 1998-09-01 Analogic Corporation Nutating slice CT image reconstruction apparatus and method
JP3588048B2 (ja) * 1997-07-01 2004-11-10 アナロジック コーポレーション ヘリカルスキャン・立体的コンピュータ断層撮影システムのための改良検出器アレイ幾何学配列
JP3174288B2 (ja) * 1997-09-01 2001-06-11 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 Ct画像作成方法およびx線ct装置
JP3585835B2 (ja) * 1997-10-10 2004-11-04 アナロジック コーポレーション コンピュータ・トモグラフィの走査ターゲットの検出
US6104775A (en) * 1998-10-29 2000-08-15 Picker International, Inc. 3D image reconstruction for helical partial cone beam scanners using wedge beam transform
US6195444B1 (en) * 1999-01-12 2001-02-27 Analogic Corporation Apparatus and method for detecting concealed objects in computed tomography data
US6185272B1 (en) 1999-03-15 2001-02-06 Analogic Corporation Architecture for CT scanning system
US6256369B1 (en) * 1999-03-31 2001-07-03 Analogic Corporation Computerized tomography scanner with longitudinal flying focal spot
AU4240500A (en) * 1999-04-15 2000-11-02 General Electric Company Optimized ct protocol
US6343108B1 (en) 1999-06-18 2002-01-29 Philips Medical Systems (Cleveland), Inc. Cone beam scanner using oblique surface reconstructions
US6256365B1 (en) 1999-08-16 2001-07-03 Analogic Corporation Apparatus and method for reconstruction of images in a computed tomography system using oblique slices
US6256366B1 (en) 1999-07-22 2001-07-03 Analogic Corporation Apparatus and method for reconstruction of volumetric images in a computed tomography system using sementation of slices
US6201849B1 (en) 1999-08-16 2001-03-13 Analogic Corporation Apparatus and method for reconstruction of volumetric images in a helical scanning cone-beam computed tomography system
US6263008B1 (en) 1999-08-16 2001-07-17 Analogic Corporation Over-sampling detector array and re-sampling technique for a cone-beam computed tomography system
DE19944701A1 (de) * 1999-09-18 2001-03-22 Philips Corp Intellectual Pty Computertomographie-Verfahren mit helixförmiger Relativbewegung
AUPQ449899A0 (en) * 1999-12-07 2000-01-06 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation Knowledge based computer aided diagnosis
US6351514B1 (en) * 2000-06-22 2002-02-26 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Slice-adaptive multislice helical weighting for computed tomography imaging
DE10061120A1 (de) * 2000-12-07 2002-06-13 Philips Corp Intellectual Pty Computertomographie-Verfahren mit helixförmiger Relativbewegung
DE10126638B4 (de) * 2001-02-12 2004-03-18 Siemens Ag Verfahren für die Computertomographie sowie Computertomographie(CT)-Gerät
JP4298205B2 (ja) * 2001-02-12 2009-07-15 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト コンピュータトモグラフィのための方法ならびにコンピュータトモグラフィ装置
US6813374B1 (en) 2001-04-25 2004-11-02 Analogic Corporation Method and apparatus for automatic image quality assessment
DE10133237B4 (de) * 2001-07-09 2007-04-19 Siemens Ag Verfahren für die Computertomographie sowie Computertomographie(CT-)Gerät
JP4175791B2 (ja) * 2001-08-20 2008-11-05 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 画像生成方法およびx線ct装置
US6850587B1 (en) 2001-10-24 2005-02-01 Analogic Corporation Reprojection-based three-dimensional image reconstruction
DE10207623B4 (de) * 2002-02-22 2004-05-06 Siemens Ag Verfahren für die Computertomographie sowie Computertomographie (CT)-Gerät
JP4275064B2 (ja) * 2002-05-06 2009-06-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 走査長が減少された円錐ビームctスキャナ
WO2003094115A1 (en) 2002-05-06 2003-11-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. High resolution ct scanner
US7963695B2 (en) 2002-07-23 2011-06-21 Rapiscan Systems, Inc. Rotatable boom cargo scanning system
US8275091B2 (en) 2002-07-23 2012-09-25 Rapiscan Systems, Inc. Compact mobile cargo scanning system
US6754299B2 (en) * 2002-08-02 2004-06-22 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Methods and apparatus for weighting of computed tomography data
EP1597698A2 (en) * 2003-02-19 2005-11-23 Philips Intellectual Property & Standards GmbH Computerized tomography method with helical relative movement and conical beam
JP4469555B2 (ja) * 2003-03-28 2010-05-26 株式会社東芝 X線コンピュータ断層撮影装置
US8243876B2 (en) 2003-04-25 2012-08-14 Rapiscan Systems, Inc. X-ray scanners
US8223919B2 (en) 2003-04-25 2012-07-17 Rapiscan Systems, Inc. X-ray tomographic inspection systems for the identification of specific target items
GB0309379D0 (en) * 2003-04-25 2003-06-04 Cxr Ltd X-ray scanning
US8451974B2 (en) * 2003-04-25 2013-05-28 Rapiscan Systems, Inc. X-ray tomographic inspection system for the identification of specific target items
US8804899B2 (en) 2003-04-25 2014-08-12 Rapiscan Systems, Inc. Imaging, data acquisition, data transmission, and data distribution methods and systems for high data rate tomographic X-ray scanners
GB0525593D0 (en) * 2005-12-16 2006-01-25 Cxr Ltd X-ray tomography inspection systems
US7949101B2 (en) 2005-12-16 2011-05-24 Rapiscan Systems, Inc. X-ray scanners and X-ray sources therefor
US9113839B2 (en) 2003-04-25 2015-08-25 Rapiscon Systems, Inc. X-ray inspection system and method
US8837669B2 (en) 2003-04-25 2014-09-16 Rapiscan Systems, Inc. X-ray scanning system
GB0309385D0 (en) * 2003-04-25 2003-06-04 Cxr Ltd X-ray monitoring
US7058157B2 (en) * 2003-04-29 2006-06-06 Siemens Aktiengesellschaft Method for producing images with the aid of a spiral computed tomography unit, and a spiral computed tomography unit
US6928141B2 (en) 2003-06-20 2005-08-09 Rapiscan, Inc. Relocatable X-ray imaging system and method for inspecting commercial vehicles and cargo containers
US6816565B1 (en) 2003-06-27 2004-11-09 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Matched view weighting methods and apparatus using multiple tilted reconstruction planes
EP1663004A2 (en) * 2003-09-05 2006-06-07 Philips Intellectual Property & Standards GmbH Computer tomography method using a cone-shaped bundle of rays
JP4201686B2 (ja) * 2003-11-04 2008-12-24 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー X線ct装置
JP4434698B2 (ja) * 2003-11-13 2010-03-17 株式会社東芝 X線ct装置
JP4056968B2 (ja) * 2003-12-02 2008-03-05 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー X線ct装置および画像処理方法
DE102004003882A1 (de) * 2004-01-26 2005-08-18 Siemens Ag Verfahren zur Erzeugung von tomographischen Schnittbildern eines sich periodisch bewegenden Objektes mit einer Fokus-Detektor-Kombination
US7167538B2 (en) * 2004-03-30 2007-01-23 Siemens Medical Solutions Usa, Inc. Exact volume imaging involving multiple partial scans
US7277577B2 (en) * 2004-04-26 2007-10-02 Analogic Corporation Method and system for detecting threat objects using computed tomography images
US7190757B2 (en) * 2004-05-21 2007-03-13 Analogic Corporation Method of and system for computing effective atomic number images in multi-energy computed tomography
US7136450B2 (en) * 2004-05-26 2006-11-14 Analogic Corporation Method of and system for adaptive scatter correction in multi-energy computed tomography
WO2005119297A2 (en) * 2004-05-27 2005-12-15 L-3 Communications Security And Detection Systems, Inc. Contraband detection systems using a large-angle cone beam ct system
US7415147B2 (en) * 2004-06-04 2008-08-19 Analogic Corporation Method of and system for destreaking the photoelectric image in multi-energy computed tomography
US7327853B2 (en) * 2004-06-09 2008-02-05 Analogic Corporation Method of and system for extracting 3D bag images from continuously reconstructed 2D image slices in computed tomography
US7302083B2 (en) * 2004-07-01 2007-11-27 Analogic Corporation Method of and system for sharp object detection using computed tomography images
US7583777B2 (en) * 2004-07-21 2009-09-01 General Electric Company Method and apparatus for 3D reconstruction of images
US7224763B2 (en) * 2004-07-27 2007-05-29 Analogic Corporation Method of and system for X-ray spectral correction in multi-energy computed tomography
US11298093B2 (en) 2004-07-30 2022-04-12 Neurologica Corp. Anatomical imaging system with centipede belt drive
US7397895B2 (en) * 2004-07-30 2008-07-08 Neurologica Corp. Mobile computerized tomography (CT) imaging system with cordless and wireless capabilities
US8905637B2 (en) * 2004-07-30 2014-12-09 Neurologica Corp. X-ray transparent bed and gurney extender for use with mobile computerized tomography (CT) imaging systems
US7175347B2 (en) 2004-07-30 2007-02-13 Neurologica, Corp. Anatomical imaging system with centipede belt drive
US8888364B2 (en) 2004-07-30 2014-11-18 Neurologica Corp. Anatomical imaging system with centipede scanning drive, bottom notch to accommodate base of patient support, and motorized drive for transporting the system between scanning locations
US8057097B1 (en) 2004-07-30 2011-11-15 Neurologica Corp. Transportable anatomical imaging system with radiation-protective curtains
US7568836B2 (en) * 2004-07-30 2009-08-04 Neurologica Corp. Mobile computerized tomography (CT) imaging system with off-center x-ray beam
US7736056B2 (en) * 2004-07-30 2010-06-15 Neurologica Corp. X-ray transparent bed and gurney extender for use with mobile computerized tomography (CT) imaging systems
US8971482B2 (en) 2004-07-30 2015-03-03 Neurologica Corp. Anatomical imaging system with centipede belt drive and bottom notch to accommodate base of patient support
US7438471B2 (en) * 2004-07-30 2008-10-21 Neurologica Corp. Mobile computerized tomography (CT) imaging system with frame/bearing/drum construction
US7396160B2 (en) * 2004-07-30 2008-07-08 Neurologica Corp. Computerized tomography (CT) imaging system with monoblock X-ray tube assembly
US7388983B2 (en) * 2004-08-18 2008-06-17 Analogic Corporation Method of and system for detecting anomalies in projection images generated by computed tomography scanners
JP4769441B2 (ja) * 2004-08-19 2011-09-07 キヤノン株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
US7136451B2 (en) * 2004-10-05 2006-11-14 Analogic Corporation Method of and system for stabilizing high voltage power supply voltages in multi-energy computed tomography
WO2006040713A1 (en) * 2004-10-15 2006-04-20 Philips Intellectual Property & Standards Gmbh Computer tomography method
DE102004051821B4 (de) * 2004-10-25 2006-09-28 Siemens Ag Verfahren zur Erzeugung von Bildern mit einem Computertomographie-Gerät und Speichermedium einer Recheneinheit eines CT-System
US7471764B2 (en) 2005-04-15 2008-12-30 Rapiscan Security Products, Inc. X-ray imaging system having improved weather resistance
US7991242B2 (en) 2005-05-11 2011-08-02 Optosecurity Inc. Apparatus, method and system for screening receptacles and persons, having image distortion correction functionality
CA2608119A1 (en) 2005-05-11 2006-11-16 Optosecurity Inc. Method and system for screening luggage items, cargo containers or persons
JP4717511B2 (ja) * 2005-05-20 2011-07-06 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー X線ct画像再構成方法およびx線ct装置
US7539337B2 (en) * 2005-07-18 2009-05-26 Analogic Corporation Method of and system for splitting compound objects in multi-energy computed tomography images
US7801348B2 (en) * 2005-07-18 2010-09-21 Analogic Corporation Method of and system for classifying objects using local distributions of multi-energy computed tomography images
DE102005044653A1 (de) * 2005-09-19 2007-03-29 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zur Rekonstruktion eines dreidimensionalen Bildvolumens aus zweidimensionalen Projektionsbildern
US7646842B2 (en) * 2005-09-23 2010-01-12 General Electric Company Methods and apparatus for reconstructing thick image slices
CN100565336C (zh) * 2005-11-21 2009-12-02 清华大学 成像***
US8057098B2 (en) * 2006-01-12 2011-11-15 Kabushiki Kaisha Toshiba X-ray CT apparatus and method of creating correction data for X-ray CT
EP1986551A1 (en) * 2006-04-19 2008-11-05 Philips Intellectual Property & Standards GmbH Cone beam computed tomography with multiple partial scanning trajectories
US7899232B2 (en) 2006-05-11 2011-03-01 Optosecurity Inc. Method and apparatus for providing threat image projection (TIP) in a luggage screening system, and luggage screening system implementing same
US8494210B2 (en) 2007-03-30 2013-07-23 Optosecurity Inc. User interface for use in security screening providing image enhancement capabilities and apparatus for implementing same
US7933375B2 (en) * 2006-09-19 2011-04-26 Morpho Detection, Inc. Ray consistency based reconstruction of helical cone beam data
US20080071559A1 (en) * 2006-09-19 2008-03-20 Juha Arrasvuori Augmented reality assisted shopping
US7548604B2 (en) * 2007-01-04 2009-06-16 General Electric Company Method and apparatus for reduction of metal artifacts in CT imaging
US8009883B2 (en) * 2007-02-09 2011-08-30 Analogic Corporation Method of and system for automatic object display of volumetric computed tomography images for fast on-screen threat resolution
JP2008220653A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Toshiba Corp X線ct装置、被検体外形推定方法、画像再構成方法
US7724866B2 (en) * 2007-06-27 2010-05-25 Analogic Corporation Method of and system for variable pitch computed tomography scanning for baggage screening
US7978191B2 (en) * 2007-09-24 2011-07-12 Dolphin Imaging Systems, Llc System and method for locating anatomies of interest in a 3D volume
GB0803641D0 (en) 2008-02-28 2008-04-02 Rapiscan Security Products Inc Scanning systems
GB0803644D0 (en) 2008-02-28 2008-04-02 Rapiscan Security Products Inc Scanning systems
WO2009120196A1 (en) 2008-03-27 2009-10-01 Analogic Corporation Method of and system for three-dimensional workstation for security and medical applications
WO2009133530A1 (en) * 2008-05-01 2009-11-05 Koninklijke Philips Electronics N.V. Source and/or detector positioning system
US20090285356A1 (en) * 2008-05-16 2009-11-19 Sirona Dental Systems Gmbh System and method for patient positioning in cone-beam tomography
GB0809110D0 (en) 2008-05-20 2008-06-25 Rapiscan Security Products Inc Gantry scanner systems
JP4968384B2 (ja) * 2008-07-31 2012-07-04 株式会社島津製作所 放射線断層撮影装置
US8938104B2 (en) * 2008-08-29 2015-01-20 Varian Medical Systems International Ag Systems and methods for adaptive filtering
US8411814B2 (en) * 2008-10-31 2013-04-02 Analogic Corporation Method of and apparatus for measuring center detector index on CT scanner with limited field of view access
US7970096B2 (en) * 2009-01-07 2011-06-28 Analogic Corporation Method of and system for low cost implementation of dual energy CT imaging
WO2011002449A1 (en) * 2009-06-30 2011-01-06 Analogic Corporation Compound object separation
US20110019791A1 (en) * 2009-07-24 2011-01-27 The Research Foundation Of State University Of New York Selection of optimal views for computed tomography reconstruction
EP2471044B1 (en) * 2009-08-28 2015-07-01 Analogic Corporation Generating two-dimensional projection images from helical data
US20110203024A1 (en) * 2010-02-25 2011-08-25 Morgan Arthur C Rifle Rated Ballistic Helmet
US9218933B2 (en) 2011-06-09 2015-12-22 Rapidscan Systems, Inc. Low-dose radiographic imaging system
CN102222336B (zh) * 2011-06-10 2013-04-10 复旦大学 基于三维重建技术的膈肌表面积计算方法与***
CA2849398C (en) 2011-09-07 2020-12-29 Rapiscan Systems, Inc. X-ray inspection system that integrates manifest data with imaging/detection processing
CN103308535B (zh) * 2012-03-09 2016-04-13 同方威视技术股份有限公司 用于射线扫描成像的设备和方法
CN102621681B (zh) * 2012-03-09 2014-07-16 李华 用于量子显微ct锥形光束成像衰减补偿***的控制方法
US9173620B2 (en) 2012-04-16 2015-11-03 Neurologica Corp. Imaging system with rigidly mounted fiducial markers
US20140169520A1 (en) * 2012-12-19 2014-06-19 Morpho Detection, Inc. Systems and methods for dual energy imaging
US9091628B2 (en) 2012-12-21 2015-07-28 L-3 Communications Security And Detection Systems, Inc. 3D mapping with two orthogonal imaging views
PL2952068T3 (pl) 2013-01-31 2021-07-26 Rapiscan Systems, Inc. Przenośny system kontroli bezpieczeństwa
CN103479379B (zh) * 2013-09-06 2015-08-26 沈阳东软医疗***有限公司 一种倾斜螺旋扫描的图像重建方法及装置
CN103654833B (zh) * 2013-11-19 2015-10-28 中国科学院过程工程研究所 Ct探测器偏转角的确定方法和装置
CN103792567B (zh) * 2014-02-23 2017-06-16 北京航空航天大学 一种实用的板状构件层析扫描装置射束倾角标定方法
CN104132950B (zh) * 2014-07-18 2016-07-06 中国特种设备检测研究院 基于原始投影信息的cl扫描装置投影旋转中心标定方法
US9689812B2 (en) 2014-10-15 2017-06-27 Morpho Detection, Llc Systems and methods for generating two-dimensional images from projection data
WO2016199051A1 (en) * 2015-06-09 2016-12-15 L&T Technology Services Limited A system and method for 3d modelling from scanned images
EP3764281A1 (en) 2016-02-22 2021-01-13 Rapiscan Systems, Inc. Methods of identifying firearms in radiographic images
CN107689072A (zh) * 2016-06-12 2018-02-13 中慧医学成像有限公司 一种三维图像成像方法和***
CN108375956B (zh) * 2018-03-13 2020-04-28 南京航空航天大学 双头铺放后处理方法
JP7273272B2 (ja) * 2018-05-28 2023-05-15 国立研究開発法人理化学研究所 角度オフセットによる断層画像データの取得方法、取得装置、および制御プログラム
CN112505039B (zh) * 2020-11-16 2022-08-05 山东中烟工业有限责任公司 一种烟用梗丝复切理论成丝效果评价方法

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4064440A (en) * 1976-06-22 1977-12-20 Roder Frederick L X-ray or gamma-ray examination device for moving objects
US4366382B2 (en) * 1980-09-09 1997-10-14 Scanray Corp X-ray line scan system for use in baggage inspection
US4511799A (en) * 1982-12-10 1985-04-16 American Science And Engineering, Inc. Dual energy imaging
US5414622A (en) * 1985-11-15 1995-05-09 Walters; Ronald G. Method and apparatus for back projecting image data into an image matrix location
US5044002A (en) * 1986-07-14 1991-08-27 Hologic, Inc. Baggage inspection and the like
JPH0636793B2 (ja) * 1988-05-20 1994-05-18 株式会社東芝 X線ctスキヤナ
US5485493A (en) * 1988-10-20 1996-01-16 Picker International, Inc. Multiple detector ring spiral scanner with relatively adjustable helical paths
US4989142A (en) * 1988-10-24 1991-01-29 General Electric Company Three-dimensional images obtained from tomographic slices with gantry tilt
US5022062A (en) * 1989-09-13 1991-06-04 American Science And Engineering, Inc. Automatic threat detection based on illumination by penetrating radiant energy using histogram processing
US5098640A (en) * 1990-01-10 1992-03-24 Science Applications International Corporation Apparatus and method for detecting contraband using fast neutron activation
US5319547A (en) * 1990-08-10 1994-06-07 Vivid Technologies, Inc. Device and method for inspection of baggage and other objects
JP2829122B2 (ja) * 1990-11-14 1998-11-25 株式会社東芝 画像表示装置
US5206592A (en) * 1991-05-23 1993-04-27 Buess Michael L Detection of explosives by nuclear quadrupole resonance
US5233300A (en) * 1991-05-23 1993-08-03 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Detection of explosive and narcotics by low power large sample volume nuclear quadrupole resonance (NQR)
US5396528A (en) * 1991-06-28 1995-03-07 General Electric Company Tomographic image reconstruction using cross-plane rays
US5182764A (en) * 1991-10-03 1993-01-26 Invision Technologies, Inc. Automatic concealed object detection system having a pre-scan stage
NZ237767A (en) * 1992-04-09 1994-09-27 Inst Geolog Nuclear Sciences Luggage scanning by fast neutrons and gamma radiation
US5469486A (en) * 1992-08-07 1995-11-21 General Electric Company Projection domain reconstruction method for helical scanning computed tomography apparatus with multi-column detector array employing overlapping beams
US5513237A (en) * 1993-11-26 1996-04-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Computerized tomography apparatus
US5712926A (en) * 1994-10-20 1998-01-27 Eberhard; Jeffrey Wayne X-ray computed tomography (CT) system for detecting thin objects
US5642393A (en) * 1995-09-26 1997-06-24 Vivid Technologies, Inc. Detecting contraband by employing interactive multiprobe tomography
US5642394A (en) * 1996-04-03 1997-06-24 American Science And Engineering, Inc. Sidescatter X-ray detection system
US5699400A (en) * 1996-05-08 1997-12-16 Vivid Technologies, Inc. Operator console for article inspection systems
US5802134A (en) * 1997-04-09 1998-09-01 Analogic Corporation Nutating slice CT image reconstruction apparatus and method

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002360561A (ja) * 2001-06-05 2002-12-17 Siemens Ag コンピュータトモグラフィ方法およびコンピュータトモグラフィ装置
JP4514394B2 (ja) * 2001-06-05 2010-07-28 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト コンピュータトモグラフィ方法およびコンピュータトモグラフィ装置
JP2003210452A (ja) * 2001-12-28 2003-07-29 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc コーン・傾斜平行式のサンプリング及び再構成の方法及び装置
JP2004121836A (ja) * 2002-09-09 2004-04-22 Toshiba Corp コンピュータ断層撮影装置及びプログラム
JP4612290B2 (ja) * 2002-09-09 2011-01-12 株式会社東芝 コンピュータ断層撮影装置及びプログラム
WO2004024002A1 (ja) * 2002-09-13 2004-03-25 Hitachi Medical Corporation 螺旋ct装置
JP2007097754A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 放射線撮影装置
US12022228B2 (en) 2019-08-14 2024-06-25 Adaptix Ltd X-ray tomography system and method

Also Published As

Publication number Publication date
AU6890898A (en) 1998-10-30
US5802134A (en) 1998-09-01
US5887047A (en) 1999-03-23
JP3547455B2 (ja) 2004-07-28
CN1251975A (zh) 2000-05-03
US5881122A (en) 1999-03-09
DE19882203T1 (de) 2000-05-11
WO1998044847A1 (en) 1998-10-15
US5909477A (en) 1999-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3547455B2 (ja) 転頭運動をするスライスのct画像の再構成
US6240157B1 (en) Technique and arrangement for tomographic imaging
US6256365B1 (en) Apparatus and method for reconstruction of images in a computed tomography system using oblique slices
US7903779B2 (en) Apparatus and method for reconstruction of volumetric images in a divergent scanning computed tomography system
US6256366B1 (en) Apparatus and method for reconstruction of volumetric images in a computed tomography system using sementation of slices
US6201849B1 (en) Apparatus and method for reconstruction of volumetric images in a helical scanning cone-beam computed tomography system
JP2001511385A (ja) 非対称検出器によるハーフスキャンct復元
EP1489559B1 (en) Cone-beam reconstruction apparatus and computed tomography apparatus
JPH03188832A (ja) 断層撮影像作成方法および装置
JPH08509408A (ja) 円すい状ビームデータからの画像の再構成
JP3682308B2 (ja) 計算機式断層写真装置及び撮像されるべき物体の像を発生する方法
JP4553894B2 (ja) 正確な再構成を伴うヘリカルコーンビームコンピュータトモグラフィのためのシステム及び方法
JPH05192322A (ja) 平面と交差する輻射線を用いた断層像再生方式
US6904117B2 (en) Tilted gantry helical cone-beam Feldkamp reconstruction for multislice CT
JP3585835B2 (ja) コンピュータ・トモグラフィの走査ターゲットの検出
JP2001057976A (ja) 立体画像再構成方法及び装置並びにctスキャナー
JPH08263638A (ja) 物体の断層写真像を作成するシステム及び方法
JPH03186249A (ja) らせん走査における断層撮影像作成方法および装置
JPH07250832A (ja) 断層写真像を作成する方法
JP3917684B2 (ja) 物体の断層写真像を作成する方法及び装置
Defrise et al. Improved two-dimensional rebinning of helical cone-beam computerized tomography data using John’s equation
JPH11253434A (ja) 断層x線撮像方法及び装置
US6999550B2 (en) Method and apparatus for obtaining data for reconstructing images of an object
JPH08505309A (ja) 多重列検出器配列体を有する螺旋走査計算機式断層撮影装置用の再構成法
Chen et al. General surface reconstruction for cone‐beam multislice spiral computed tomography

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040323

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees