JPH08263638A - 物体の断層写真像を作成するシステム及び方法 - Google Patents
物体の断層写真像を作成するシステム及び方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 像を再生するのに必要な合計時間を短縮しつ
つ、アーティファクトを最小レベルにして高品質の像を
得ることのできる物体の断層写真像を作成するシステム
及び方法を提供する。 【解決手段】 本発明の一形式では、二重ビーム螺旋走
査によって得られたデータを用いて、像の再生を実施す
る。本発明に従って像を再生するときに、各々の扇形ビ
ームの測定値によって得られた投影データに加重係数を
かけて、再生スライスを求める。選択されるデータ配列
及び適用される加重係数は、テーブル速度と、ガントリ
の回転軸線の所で測定した検出器の間隔、即ち検出器z
軸間隔とに応じて変化する。
つ、アーティファクトを最小レベルにして高品質の像を
得ることのできる物体の断層写真像を作成するシステム
及び方法を提供する。 【解決手段】 本発明の一形式では、二重ビーム螺旋走
査によって得られたデータを用いて、像の再生を実施す
る。本発明に従って像を再生するときに、各々の扇形ビ
ームの測定値によって得られた投影データに加重係数を
かけて、再生スライスを求める。選択されるデータ配列
及び適用される加重係数は、テーブル速度と、ガントリ
の回転軸線の所で測定した検出器の間隔、即ち検出器z
軸間隔とに応じて変化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には計算機式断
層写真(CT)作像に関し、更に具体的に言えば、二重
扇形ビームを用いた螺旋走査から取得されたデータから
像を再生することに関する。
層写真(CT)作像に関し、更に具体的に言えば、二重
扇形ビームを用いた螺旋走査から取得されたデータから
像を再生することに関する。
【0002】
【従来の技術】CTシステムでは、X線源が扇形ビーム
を投射し、このビームは「作像平面」と呼ばれる直角座
標系のx−y平面内にあるようにコリメートされる。X
線ビームは患者のような作像される物体を通過し、放射
線検出器の線形配列に入射する。透過した放射線の強度
は、物体によるX線ビームの減衰に関係する。線形配列
の各々の検出器は、ビーム減衰量の測定値である別個の
電気信号を発生する。すべての検出器からの減衰測定値
を別個に取得して、透過輪郭を形成する。
を投射し、このビームは「作像平面」と呼ばれる直角座
標系のx−y平面内にあるようにコリメートされる。X
線ビームは患者のような作像される物体を通過し、放射
線検出器の線形配列に入射する。透過した放射線の強度
は、物体によるX線ビームの減衰に関係する。線形配列
の各々の検出器は、ビーム減衰量の測定値である別個の
電気信号を発生する。すべての検出器からの減衰測定値
を別個に取得して、透過輪郭を形成する。
【0003】CTシステムのX線源及び線形検出器配列
は、作像平面内で物体の周りをガントリと共に回転させ
られ、X線ビームが物体と交わる角度が絶えず変化する
ようにする。1つのガントリ角度で検出器配列から得ら
れた一群のX線減衰測定値が、「図(ビュー)」と呼ば
れる。物体の「走査」は、X線源及び検出器の1回転の
間に相異なるガントリ角度で得られた一組の図で構成さ
れている。軸方向走査では、データは、物体を通るよう
に切断された2次元スライスに対応する像を構成するよ
うに処理される。一組のデータから像を再生する1つの
方法が、この分野では、フィルタ式逆投影方式と呼ばれ
ている。この方法は、走査からの減衰測定値を「CT
数」又は「ハウンズフィールド単位」と呼ばれる整数に
変換し、これらの整数を用いて、陰極線管表示装置上の
対応する画素の輝度を制御する。
は、作像平面内で物体の周りをガントリと共に回転させ
られ、X線ビームが物体と交わる角度が絶えず変化する
ようにする。1つのガントリ角度で検出器配列から得ら
れた一群のX線減衰測定値が、「図(ビュー)」と呼ば
れる。物体の「走査」は、X線源及び検出器の1回転の
間に相異なるガントリ角度で得られた一組の図で構成さ
れている。軸方向走査では、データは、物体を通るよう
に切断された2次元スライスに対応する像を構成するよ
うに処理される。一組のデータから像を再生する1つの
方法が、この分野では、フィルタ式逆投影方式と呼ばれ
ている。この方法は、走査からの減衰測定値を「CT
数」又は「ハウンズフィールド単位」と呼ばれる整数に
変換し、これらの整数を用いて、陰極線管表示装置上の
対応する画素の輝度を制御する。
【0004】多数のスライスに必要な合計走査時間を短
縮するために、「螺旋」走査を実施することができる。
「螺旋」走査を実施するためには、所定数のスライスに
対するデータを取得する間に患者を移動させる。二重ビ
ーム螺旋走査を利用して、合計走査時間を更に短縮する
ことができる。このような走査は、ガントリの回転軸線
に沿って配置された2列の検出器が相異なる軸方向位置
で同時に投影測定値を取得するようなCTシステムを利
用することによって行われる。検出器のこのような2列
が2つの扇形ビームを限定している。螺旋走査では、こ
のようなシステムは、普通の扇形ビーム螺旋走査での単
一螺旋とは対照的に、互いに織り込まれた二重螺旋を発
生する。2つの扇形ビームによって描き出された、互い
に織り込まれた二重螺旋によって生ずる投影データか
ら、患者の並進による像の劣化を減少させて、各々の所
定のスライス内にある像を再生することができる。
縮するために、「螺旋」走査を実施することができる。
「螺旋」走査を実施するためには、所定数のスライスに
対するデータを取得する間に患者を移動させる。二重ビ
ーム螺旋走査を利用して、合計走査時間を更に短縮する
ことができる。このような走査は、ガントリの回転軸線
に沿って配置された2列の検出器が相異なる軸方向位置
で同時に投影測定値を取得するようなCTシステムを利
用することによって行われる。検出器のこのような2列
が2つの扇形ビームを限定している。螺旋走査では、こ
のようなシステムは、普通の扇形ビーム螺旋走査での単
一螺旋とは対照的に、互いに織り込まれた二重螺旋を発
生する。2つの扇形ビームによって描き出された、互い
に織り込まれた二重螺旋によって生ずる投影データか
ら、患者の並進による像の劣化を減少させて、各々の所
定のスライス内にある像を再生することができる。
【0005】勿論、アーティファクト(偽像)を最小レ
ベルにして高品質の像が得られるような形式で、二重ビ
ーム螺旋走査で得られたデータから像を再生することが
望ましい。更に、このような像を再生するのに必要な合
計時間を短縮することも望ましい。
ベルにして高品質の像が得られるような形式で、二重ビ
ーム螺旋走査で得られたデータから像を再生することが
望ましい。更に、このような像を再生するのに必要な合
計時間を短縮することも望ましい。
【0006】
【発明の要約】本発明の一形式では、二重ビーム螺旋走
査によって得られたデータを用いて像の再生を実施する
装置を提供する。更に具体的に言うと、本発明の一形式
によれば、各々の扇形ビームによって取得された投影デ
ータから、投影空間データ配列が選択される。その後、
各々の配列内のデータに、患者の並進運動を補正するた
めに、及びデータの冗長度の影響を打ち消すために加重
する。その後、加重データを用いて像を再生する。
査によって得られたデータを用いて像の再生を実施する
装置を提供する。更に具体的に言うと、本発明の一形式
によれば、各々の扇形ビームによって取得された投影デ
ータから、投影空間データ配列が選択される。その後、
各々の配列内のデータに、患者の並進運動を補正するた
めに、及びデータの冗長度の影響を打ち消すために加重
する。その後、加重データを用いて像を再生する。
【0007】更に具体的に言うと、後で更に詳しく説明
するように、本発明の一形式では、像を再生するとき
に、作像しようとするスライスに関連するデータ平面に
対応する投影データ配列を発生するアルゴリズムを提供
する。その後、データ配列に加重係数を適用して、各々
の特定のデータ素子に重みを割り当てる。選択されるデ
ータ配列及び適用される加重係数は、テーブル速度、及
びガントリの回転軸線における検出器の間隔、即ち検出
器のz軸間隔に応じて変化する。本発明は、品質の高い
像スライスを再生すると共に、この像の再生に要する合
計時間を短縮する。
するように、本発明の一形式では、像を再生するとき
に、作像しようとするスライスに関連するデータ平面に
対応する投影データ配列を発生するアルゴリズムを提供
する。その後、データ配列に加重係数を適用して、各々
の特定のデータ素子に重みを割り当てる。選択されるデ
ータ配列及び適用される加重係数は、テーブル速度、及
びガントリの回転軸線における検出器の間隔、即ち検出
器のz軸間隔に応じて変化する。本発明は、品質の高い
像スライスを再生すると共に、この像の再生に要する合
計時間を短縮する。
【0008】
【実施例】図1及び図2について説明すると、計算機式
断層写真(CT)作像システム10が、「第三世代」C
Tスキャナの代表であるガントリ12を含んでいる。ガ
ントリ12はX線源13を有しており、このX線源は、
X線ビーム14をガントリ12の反対側にある検出器配
列16に向かって投射する。検出器配列16は2列の検
出器素子18によって形成されており、これらの検出器
素子は合わせて、医療の患者15を通過するときの投射
されたX線を感知する。各々の検出器素子18は、入射
するX線ビームの強度、従って患者15を通過したとき
のビームの減衰量を表す電気信号を発生する。X線投影
データを取得する走査の間に、ガントリ12及びその上
に装着されている部品が回転中心19の周りを回転す
る。
断層写真(CT)作像システム10が、「第三世代」C
Tスキャナの代表であるガントリ12を含んでいる。ガ
ントリ12はX線源13を有しており、このX線源は、
X線ビーム14をガントリ12の反対側にある検出器配
列16に向かって投射する。検出器配列16は2列の検
出器素子18によって形成されており、これらの検出器
素子は合わせて、医療の患者15を通過するときの投射
されたX線を感知する。各々の検出器素子18は、入射
するX線ビームの強度、従って患者15を通過したとき
のビームの減衰量を表す電気信号を発生する。X線投影
データを取得する走査の間に、ガントリ12及びその上
に装着されている部品が回転中心19の周りを回転す
る。
【0009】ガントリ12の回転及びX線源13の動作
は、CTシステム10の制御機構に20によって制御さ
れる。制御機構20は、X線源13に電力及びタイミン
グ信号を供給するX線制御器22と、ガントリ12の回
転速度及び位置を制御するガントリ・モータ制御器23
とを含んでいる。制御機構20に設けられたデータ取得
システム(DAS)24が、検出器素子18からのアナ
ログ・データをサンプリングして、後の処理のために、
このデータをディジタル信号に変換する。像再生装置2
5が、DAS24からのサンプリングされてディジタル
化されたX線データを受け取って、高速の像再生を実施
する。再生された像はコンピュータ26に対する入力と
して印加され、コンピュータ26は、像を大容量記憶装
置29に記憶する。
は、CTシステム10の制御機構に20によって制御さ
れる。制御機構20は、X線源13に電力及びタイミン
グ信号を供給するX線制御器22と、ガントリ12の回
転速度及び位置を制御するガントリ・モータ制御器23
とを含んでいる。制御機構20に設けられたデータ取得
システム(DAS)24が、検出器素子18からのアナ
ログ・データをサンプリングして、後の処理のために、
このデータをディジタル信号に変換する。像再生装置2
5が、DAS24からのサンプリングされてディジタル
化されたX線データを受け取って、高速の像再生を実施
する。再生された像はコンピュータ26に対する入力と
して印加され、コンピュータ26は、像を大容量記憶装
置29に記憶する。
【0010】コンピュータ26は又、キーボードを有し
ているコンソール30を介して、オペレータからの指令
及び走査パラメータを受け取る。関連する陰極線管表示
装置32が、オペレータが再生像及びコンピュータ26
からのその他のデータを観察することができるようにす
る。オペレータから供給された指令及びパラメータをコ
ンピュータ26で用いて、DAS24、X線制御器22
及びガントリ・モータ制御器23に対する制御信号及び
情報を供給する。更に、コンピュータ26は、ガントリ
12内で患者15を位置決めするモータ式テーブル36
を制御するテーブル・モータ制御器34を作動させる。
ているコンソール30を介して、オペレータからの指令
及び走査パラメータを受け取る。関連する陰極線管表示
装置32が、オペレータが再生像及びコンピュータ26
からのその他のデータを観察することができるようにす
る。オペレータから供給された指令及びパラメータをコ
ンピュータ26で用いて、DAS24、X線制御器22
及びガントリ・モータ制御器23に対する制御信号及び
情報を供給する。更に、コンピュータ26は、ガントリ
12内で患者15を位置決めするモータ式テーブル36
を制御するテーブル・モータ制御器34を作動させる。
【0011】図3に示すように、2列の検出器が二重扇
形ビーム・システムとなるように用いられている。X線
扇形ビームは事実上、回転のz軸に沿って変位した2つ
の扇形ビームに分割される。2つの扇形ビームを前側ビ
ーム及び後側ビームと呼ぶことにすると、これら2つの
ビームの中心の間の距離は、ガントリの回転軸線で測定
したときに、Dである。
形ビーム・システムとなるように用いられている。X線
扇形ビームは事実上、回転のz軸に沿って変位した2つ
の扇形ビームに分割される。2つの扇形ビームを前側ビ
ーム及び後側ビームと呼ぶことにすると、これら2つの
ビームの中心の間の距離は、ガントリの回転軸線で測定
したときに、Dである。
【0012】像再生装置25は図4に更に詳しく示され
ている。第1の扇形ビームに対するDAS24からのデ
ータの各々の図を予備処理部51で受け取り、データの
各々の図は、そこでビーム硬化、検出器及びチャンネル
利得のオフセット及び変動のような周知の種々の誤差を
補正するように予備処理される。更に、負の対数をとっ
て、投影データとし、この投影データは、投影データ配
列52に記憶される。同じ予備処理が予備処理部53で
第2の扇形ビームの走査データにも適用され、そのデー
タは投影データ配列54に記憶される。配列52及び5
4に記憶された投影データは、後で説明するように組み
合わされてスライス像を発生する。
ている。第1の扇形ビームに対するDAS24からのデ
ータの各々の図を予備処理部51で受け取り、データの
各々の図は、そこでビーム硬化、検出器及びチャンネル
利得のオフセット及び変動のような周知の種々の誤差を
補正するように予備処理される。更に、負の対数をとっ
て、投影データとし、この投影データは、投影データ配
列52に記憶される。同じ予備処理が予備処理部53で
第2の扇形ビームの走査データにも適用され、そのデー
タは投影データ配列54に記憶される。配列52及び5
4に記憶された投影データは、後で説明するように組み
合わされてスライス像を発生する。
【0013】ビーム1の配列52の投影データが読み出
されて、対応する加重関数55が適用される。加重投影
データは配列56内の対応する位置に書き込まれ、この
加重投影データは参照番号57の所でフィルタ作用及び
逆投影にかけられて、ビーム1の像データ配列58を発
生する。同様に、ビーム2の対応するデータの組が配列
54から読み出されて、対応する加重関数59が適用さ
れる。その結果得られた加重投影データ配列60は、参
照番号61の所でフィルタ作用及び逆投影にかけられ
て、第2のビームの像データ配列62を発生する。
されて、対応する加重関数55が適用される。加重投影
データは配列56内の対応する位置に書き込まれ、この
加重投影データは参照番号57の所でフィルタ作用及び
逆投影にかけられて、ビーム1の像データ配列58を発
生する。同様に、ビーム2の対応するデータの組が配列
54から読み出されて、対応する加重関数59が適用さ
れる。その結果得られた加重投影データ配列60は、参
照番号61の所でフィルタ作用及び逆投影にかけられ
て、第2のビームの像データ配列62を発生する。
【0014】2つの像配列58及び62を組み合わせる
ことにより、スライス像データ配列63が発生される。
これは合算器65によって行われる。合算器65は、ビ
ーム1の配列58にある各々の画素の大きさを、ビーム
2の配列62にある対応する画素の大きさと加算する。
その結果得られたスライス像配列63は、後で用いるた
めに記憶してもよいし、又はオペレータに対して表示す
ることができる。後で説明するが、像データ配列58及
び62を発生した後にデータを加算する代わりに、同じ
ガントリ(図)角度であるが、異なる検出器の列からの
投影を、そのデータのフィルタ作用及び逆投影の前に組
み合わせることができる。このような組み合わせは、処
理の負担を軽減する。
ことにより、スライス像データ配列63が発生される。
これは合算器65によって行われる。合算器65は、ビ
ーム1の配列58にある各々の画素の大きさを、ビーム
2の配列62にある対応する画素の大きさと加算する。
その結果得られたスライス像配列63は、後で用いるた
めに記憶してもよいし、又はオペレータに対して表示す
ることができる。後で説明するが、像データ配列58及
び62を発生した後にデータを加算する代わりに、同じ
ガントリ(図)角度であるが、異なる検出器の列からの
投影を、そのデータのフィルタ作用及び逆投影の前に組
み合わせることができる。このような組み合わせは、処
理の負担を軽減する。
【0015】本発明は、その一形式では、特に、ある所
定の条件の下で二重ビーム走査が実施されたときに、加
重投影データ配列56及び60を発生することに関連す
る。本発明の種々の形式を詳しく説明する以下の説明で
は、dはガントリの回転軸線の所で測定した検出器の列
の(z軸)間隔を表し、sはテーブル送り速度(1回転
当たり)を表し、pはdとsとの比を表す、即ち、 p=d/s (1) 図5(A)に示すように、データ平面P1 及びP2 が、
再生しようとするスライスPと線L1 M1 及び線L2 M
2 で交わっている。これらの線関数は、次のように表す
ことができる。
定の条件の下で二重ビーム走査が実施されたときに、加
重投影データ配列56及び60を発生することに関連す
る。本発明の種々の形式を詳しく説明する以下の説明で
は、dはガントリの回転軸線の所で測定した検出器の列
の(z軸)間隔を表し、sはテーブル送り速度(1回転
当たり)を表し、pはdとsとの比を表す、即ち、 p=d/s (1) 図5(A)に示すように、データ平面P1 及びP2 が、
再生しようとするスライスPと線L1 M1 及び線L2 M
2 で交わっている。これらの線関数は、次のように表す
ことができる。
【0016】 線L1 M1 β1=−pπ 線L2 M2 β2=pπ (2) ここで、βはガントリ角度に等しい。線L1 M1 及び線
L2 M2 は、+及び−の組とする下記のような2組の
「鏡像」線を有している。
L2 M2 は、+及び−の組とする下記のような2組の
「鏡像」線を有している。
【数3】 ここで、γは検出器角度に等しい。
【0017】更に、ガントリ角度βが周期2πを有する
周期関数である場合には、次の関係がある。
周期関数である場合には、次の関係がある。
【0018】
【数4】 本発明によれば、テーブル送り速度s及び検出器のz軸
間隔dが、γm を扇形の角度の半分と定義して(図5
(B)を参照)、d<s<(2π/(π+2γm))d
という関係を満たすときに、W1(β,γ)及びW2
(β,γ)で表す各々のデータの組に適用される螺旋加
重係数は、次の通りにする。
間隔dが、γm を扇形の角度の半分と定義して(図5
(B)を参照)、d<s<(2π/(π+2γm))d
という関係を満たすときに、W1(β,γ)及びW2
(β,γ)で表す各々のデータの組に適用される螺旋加
重係数は、次の通りにする。
【0019】
【数5】 データ平面内で加重関数によって限定された領域が図6
及び図7に示されている。図7の陰影を施した区域は、
本発明に従って像スライスを再生するために用いられる
各々のデータ平面からのデータを表す。扇形角度2γm
=π/4の場合、この像再生アルゴリズムの作用し得る
範囲は、d<s<8/5dである。
及び図7に示されている。図7の陰影を施した区域は、
本発明に従って像スライスを再生するために用いられる
各々のデータ平面からのデータを表す。扇形角度2γm
=π/4の場合、この像再生アルゴリズムの作用し得る
範囲は、d<s<8/5dである。
【0020】式(5)に示す加重関数は連続である。し
かしながら、その1次微分は境界線で不連続である。必
要であれば、境界にわたっていくつかのチャンネル(〜
10チャンネル)にフェザリングを施すことにより、こ
の不連続性を除去することができる。更に、本発明によ
れば、テーブル送り速度s及び検出器のz軸間隔dが、
s>((2π/(π−2γm ))dという関係を満たす
ときに、W1(β,γ)及びW2(β,γ)で表す各々
のデータの組に対する螺旋加重係数は、次のようにす
る。
かしながら、その1次微分は境界線で不連続である。必
要であれば、境界にわたっていくつかのチャンネル(〜
10チャンネル)にフェザリングを施すことにより、こ
の不連続性を除去することができる。更に、本発明によ
れば、テーブル送り速度s及び検出器のz軸間隔dが、
s>((2π/(π−2γm ))dという関係を満たす
ときに、W1(β,γ)及びW2(β,γ)で表す各々
のデータの組に対する螺旋加重係数は、次のようにす
る。
【0021】 β≦β2- のとき、 W1(β,γ)=0 β2- <β≦β1のとき、 W1(β,γ) =(β−β2)/(β1−β2- ) β1<β<β2のとき、 W1(β,γ) =(β−β2)/(β1−β2) β≧β2のとき、 W1(β,γ)=0 (6) β≦β1のとき、 W2(β,γ)=0 β1<β<β2のとき、 W2(β,γ) =(β−β1)/(β2−β1) β2≦β<β1+ のとき、 W2(β,γ) =(β−β1+ )/(β2−β1+ ) β≧β1+ のとき、 W2(β,γ)=0 (6) 加重関数によって限定されるデータ平面内の領域が図8
及び図9に示されている。図9に示す陰影を施した区域
は、本発明に従って像スライスを構成するために用いら
れる各データ平面からのデータを表す。式(6)に示す
加重関数は連続であり、その1次微分は、境界線で不連
続である。必要であれば、境界にわたっていくつかのチ
ャンネル(〜10チャンネル)にフェザリングを施すこ
とにより、この不連続性を除去することができる。扇形
角度2γm =π/4では、この像再生アルゴリズムの作
用し得る範囲は、s>(8/3)dである。
及び図9に示されている。図9に示す陰影を施した区域
は、本発明に従って像スライスを構成するために用いら
れる各データ平面からのデータを表す。式(6)に示す
加重関数は連続であり、その1次微分は、境界線で不連
続である。必要であれば、境界にわたっていくつかのチ
ャンネル(〜10チャンネル)にフェザリングを施すこ
とにより、この不連続性を除去することができる。扇形
角度2γm =π/4では、この像再生アルゴリズムの作
用し得る範囲は、s>(8/3)dである。
【0022】加重投影データ配列56及び60を発生す
るように一旦加重されたとき、処理時間を短縮するため
に、同じガントリ(図)角度であるが、異なる検出器の
列からの投影を、フィルタ作用及び逆投影の前に組み合
わせることができる。データ列1に存在しているある投
影図は、データ列2に存在している対応する投影図から
360°離れている。これらの図の対は、処理負担の不
要な増加をなくすために、フィルタ作用の前に更に組み
合わせることができる。
るように一旦加重されたとき、処理時間を短縮するため
に、同じガントリ(図)角度であるが、異なる検出器の
列からの投影を、フィルタ作用及び逆投影の前に組み合
わせることができる。データ列1に存在しているある投
影図は、データ列2に存在している対応する投影図から
360°離れている。これらの図の対は、処理負担の不
要な増加をなくすために、フィルタ作用の前に更に組み
合わせることができる。
【0023】上に述べた両方のアルゴリズムについて言
うと、1つのスライスを再生するためには、2(π+2
γm )に相当する分の投影データを予備処理する必要が
ある。従来の走査(軸方向及び螺旋の両方)で像を再生
するのに必要なデータ量に比べると、この二重ビーム螺
旋走査では、予備処理の負担が1.25倍に増加する。
うと、1つのスライスを再生するためには、2(π+2
γm )に相当する分の投影データを予備処理する必要が
ある。従来の走査(軸方向及び螺旋の両方)で像を再生
するのに必要なデータ量に比べると、この二重ビーム螺
旋走査では、予備処理の負担が1.25倍に増加する。
【0024】隣接したスライスを再生するために必要な
投影データは、図の角度βの原点を垂直方向に移動させ
て、再生しようとする新しいスライスと整合させること
によって確認することができる。大抵の場合、各々のデ
ータの組の中で、1つのスライスに対するデータと、隣
接したスライスに対するデータとの間にかなりの重なり
がある。加重する前には、予備処理はスライスの位置に
関係しない。このため、(螺旋加重をしない)予備処理
の結果をバッファに記憶しておいて、将来再び用いるこ
とができる。これは、大抵の場合に予備処理の負担を大
幅に少なくするが、遡及的な再生では特に、予備処理の
負担を大幅に少なくする。
投影データは、図の角度βの原点を垂直方向に移動させ
て、再生しようとする新しいスライスと整合させること
によって確認することができる。大抵の場合、各々のデ
ータの組の中で、1つのスライスに対するデータと、隣
接したスライスに対するデータとの間にかなりの重なり
がある。加重する前には、予備処理はスライスの位置に
関係しない。このため、(螺旋加重をしない)予備処理
の結果をバッファに記憶しておいて、将来再び用いるこ
とができる。これは、大抵の場合に予備処理の負担を大
幅に少なくするが、遡及的な再生では特に、予備処理の
負担を大幅に少なくする。
【0025】所望のスライス輪郭が、データ及び上に述
べた再生アルゴリズムによって支援される輪郭よりも厚
手である場合には、所望のスライス輪郭内にある多数の
薄いスライスを加算することにより、一層厚手のスライ
スを導き出すことができる。多数の薄いスライス自体に
何の関心もない場合には、投影領域で早期に対応する加
算を実施することにより、多数の薄いスライスを再生す
る中間工程を側路(バイパス)することができる。この
ことは計算負担及び像の記憶負担を少なくする。この結
果生ずる加重関数は、データ平面の対応する移動をした
ものを加算することによって導き出すことができる。
べた再生アルゴリズムによって支援される輪郭よりも厚
手である場合には、所望のスライス輪郭内にある多数の
薄いスライスを加算することにより、一層厚手のスライ
スを導き出すことができる。多数の薄いスライス自体に
何の関心もない場合には、投影領域で早期に対応する加
算を実施することにより、多数の薄いスライスを再生す
る中間工程を側路(バイパス)することができる。この
ことは計算負担及び像の記憶負担を少なくする。この結
果生ずる加重関数は、データ平面の対応する移動をした
ものを加算することによって導き出すことができる。
【0026】本発明の種々の実施例について上に述べた
ところから、本発明の目的が達成されたことは明らかで
ある。本発明を詳しく記載して図面に示したが、これは
例示のためであって、例に過ぎず、本発明を制約するも
のと解してはならないことを明確に承知されたい。例え
ば、ここに記載したCTシステムは、X線源及び検出器
の両方がガントリと共に回転する「第三世代」システム
である。しかしながら、本発明は、検出器が完全リング
形の不動の検出器であって、X線源のみがガントリと共
に回転する「第四世代」システムを含んでいる他の多く
のCTシステムに用いることができる。従って、本発明
の要旨の範囲は、特許請求の範囲の記載のみによって限
定される。
ところから、本発明の目的が達成されたことは明らかで
ある。本発明を詳しく記載して図面に示したが、これは
例示のためであって、例に過ぎず、本発明を制約するも
のと解してはならないことを明確に承知されたい。例え
ば、ここに記載したCTシステムは、X線源及び検出器
の両方がガントリと共に回転する「第三世代」システム
である。しかしながら、本発明は、検出器が完全リング
形の不動の検出器であって、X線源のみがガントリと共
に回転する「第四世代」システムを含んでいる他の多く
のCTシステムに用いることができる。従って、本発明
の要旨の範囲は、特許請求の範囲の記載のみによって限
定される。
【図1】本発明を用いることのできるCT作像システム
の見取図である。
の見取図である。
【図2】図1に示すCT作像システムの概略ブロック図
である。
である。
【図3】二重X線扇形ビームをx軸に沿った断面で示す
概略図である。
概略図である。
【図4】図2のCT作像システムの一部を形成している
像再生装置のブロック図である。
像再生装置のブロック図である。
【図5】図5(A)は2つのデータ平面と像スライスと
の交差を示す図であり、図5(B)はガントリ角度と扇
形ビームの角度との間の関係を示す図である。
の交差を示す図であり、図5(B)はガントリ角度と扇
形ビームの角度との間の関係を示す図である。
【図6】データ平面と、第1の組の条件に対する種々の
データ領域とを示す図である。
データ領域とを示す図である。
【図7】2つのデータ平面と、第1の組の条件に対する
像スライスを構成するために利用される選択されたデー
タ領域とを示す図である。
像スライスを構成するために利用される選択されたデー
タ領域とを示す図である。
【図8】データ平面と、第2の組の条件に対する種々の
データ領域とを示す図である。
データ領域とを示す図である。
【図9】2つのデータ平面と、第2の組の条件に対する
像スライスを構成するために利用される選択されたデー
タ領域とを示す図である。
像スライスを構成するために利用される選択されたデー
タ領域とを示す図である。
24 データ取得システム 52、54 投影データ配列 55、59 加重関数 56、60 加重投影データ配列 58、62 像データ配列 P1、P2 データ平面
Claims (18)
- 【請求項1】 螺旋走査で取得された投影データから物
体の断層写真像を作成するシステムであって、該システ
ムは、z軸に沿って配置されている一対のX線扇形ビー
ムからデータを発生しており、該システムは、データ取
得システムを備えており、該データ取得システムは、 (a) 前記X線扇形ビームの各々から得られたデータ
に対応する投影データ配列を発生し、 (b) それぞれの加重投影データ配列を発生するため
に、工程(a)で発生された前記投影データ配列の各々
に加重関数を適用し、 (c) 工程(b)で発生された前記投影データ配列か
ら、スライス像を構成するために用いられる像データ配
列を発生するように構成されており、 適用される前記加重関数は、 (i) テーブル送り速度s及び検出器のz軸間隔dが
d<s<(2π/(π+2γm ))dという関係を満た
す場合に、各々のデータの組に適用される螺旋加重係数
W1(β,γ)及びW2(β,γ)が、 【数1】 であり、 (ii) テーブル送り速度s及び検出器のz軸間隔dが
s>((2π/(π−2γm ))dという関係を満たす
場合に、各々のデータの組に適用される螺旋加重係数W
1(β,γ)及びW2(β,γ)が、 β≦β2- のとき、 W1(β,γ)=0 β2- <β≦β1のとき、 W1(β,γ) =(β−β2)/(β1−β2- ) β1<β<β2のとき、 W1(β,γ) =(β−β2)/(β1−β2) β≧β2のとき、 W1(β,γ)=0 β≦β1のとき、 W2(β,γ)=0 β1<β<β2のとき、 W2(β,γ) =(β−β1)/(β2−β1) β2≦β<β1+ のとき、 W2(β,γ) =(β−β1+ )/(β2−β1+ ) β≧β1+ のとき、 W2(β,γ)=0 である物体の断層写真像を作成するシステム。 - 【請求項2】 像データ配列を発生することは、各々の
加重投影データ配列にフィルタ作用及び逆投影を行う工
程を含んでいる請求項1に記載のシステム。 - 【請求項3】 フィルタ作用及び逆投影を行う前に、同
じガントリ角度であるが、異なる検出器の列からのデー
タ配列が組み合わされている請求項2に記載のシステ
ム。 - 【請求項4】 第1のデータ列にある投影図が第2のデ
ータ列にある投影図から360°離れているときに、フ
ィルタ作用及び逆投影の前にこれらの図を組み合わせて
いる請求項3に記載のシステム。 - 【請求項5】 前記投影データ配列の各々に加重関数を
適用する前に、相次ぐスライスを再生するためにシステ
ム・メモリにデータを記憶している請求項1に記載のシ
ステム。 - 【請求項6】 前記データ取得システムは更に、所望の
スライス輪郭がデータ配列により支援される輪郭よりも
一層厚手である場合に、所望のスライス輪郭内にある多
数の薄いスライスを加算するように構成されている請求
項1に記載のシステム。 - 【請求項7】 z軸に沿って配置されている一対のX線
扇形ビームからデータを発生し、テーブル送り速度s及
び検出器のz軸間隔dがd<s<(2π/(π+2
γm ))dという関係を満たすときに、螺旋走査で取得
された投影データから物体の断層写真像を作成する方法
であって、 (a) 前記X線扇形ビームの各々から得られたデータ
に対応する投影データ配列を発生する工程と、 (b) それぞれの加重投影データ配列を発生するため
に、工程(a)で発生された前記投影データ配列の各々
に加重関数を適用する工程であって、各々のデータの組
に適用される加重係数W1(β,γ)及びW2(β,
γ)は、 【数2】 である、前記投影データ配列の各々に加重関数を適用す
る工程と、 (c) 工程(b)で発生された前記投影データ配列か
ら、スライス像を構成するために用いられる像データ配
列を発生する工程とを備えた物体の断層写真像を作成す
る方法。 - 【請求項8】 前記像データ配列を発生する工程は、各
々の加重投影データ配列にフィルタ作用及び逆投影を行
う工程を含んでいる請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】 フィルタ作用及び逆投影を行う前に、同
じガントリ角度であるが、異なる検出器の列からのデー
タ配列が組み合わされる請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 第1のデータ列にある投影図が第2の
データ列にある投影図から360°離れているときに、
フィルタ作用及び逆投影を行う前にこれらの図を組み合
わせる請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】 前記投影データ配列の各々に加重関数
を適用する前に、相次ぐスライスを再生するためにシス
テム・メモリにデータを記憶する請求項8に記載の方
法。 - 【請求項12】 データ取得システムが更に、所望のス
ライス輪郭がデータ配列により支援される輪郭よりも一
層厚手である場合に、所望のスライス輪郭内にある多数
の薄いスライスを加算するように構成されている請求項
8に記載の方法。 - 【請求項13】 z軸に沿って配置されている一対のX
線扇形ビームからデータを発生し、テーブル送り速度s
及び検出器のz軸間隔dがs>((2π/(π−2
γm ))dという関係を満たすときに、螺旋走査で取得
された投影データから物体の断層写真像を作成する方法
であって、 (a) 前記X線扇形ビームの各々から得られたデータ
に対応する投影データ配列を発生する工程と、 (b) それぞれの加重投影データ配列を発生するため
に、工程(a)で発生された前記投影データ配列の各々
に加重関数を適用する工程であって、各々のデータの組
に適用される加重係数W1(β,γ)及びW2(β,
γ)は、 β≦β2- のとき、 W1(β,γ)=0 β2- <β≦β1のとき、 W1(β,γ) =(β−β2)/(β1−β2- ) β1<β<β2のとき、 W1(β,γ) =(β−β2)/(β1−β2) β≧β2のとき、 W1(β,γ)=0 β≦β1のとき、 W2(β,γ)=0 β1<β<β2のとき、 W2(β,γ) =(β−β1)/(β2−β1) β2≦β<β1+ のとき、 W2(β,γ) =(β−β1+ )/(β2−β1+ ) β≧β1+ のとき、 W2(β,γ)=0 である、前記投影データ配列の各々に加重関数を適用す
る工程と、 (c) 工程(b)で発生された前記投影データ配列か
ら、スライス像を構成するために用いられる像データ配
列を発生する工程とを備えた物体の断層写真像を作成す
る方法。 - 【請求項14】 前記像データ配列を発生する工程は、
各々の加重投影データ配列にフィルタ作用及び逆投影を
行う工程を含んでいる請求項13に記載の方法。 - 【請求項15】 フィルタ作用及び逆投影を行う前に、
同じガントリ角度であるが、異なる検出器の列からのデ
ータ配列が組み合わされる請求項14に記載の方法。 - 【請求項16】 第1のデータ列にある投影図が第2の
データ列にある投影図から360°離れているときに、
フィルタ作用及び逆投影の前にこれらの図を組み合わせ
る請求項15に記載の方法。 - 【請求項17】 前記投影データ配列の各々に加重関数
を適用する前に、相次ぐスライスを再生するためにシス
テム・メモリにデータを記憶する請求項13に記載の方
法。 - 【請求項18】 データ取得システムが更に、所望のス
ライス輪郭がデータ配列により支援される輪郭よりも一
層厚手である場合に、所望のスライス輪郭内にある多数
の薄いスライスを加算するように構成されている請求項
13に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/376829 | 1995-01-23 | ||
US08/376,829 US5513236A (en) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | Image reconstruction for a CT system implementing a dual fan beam helical scan |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08263638A true JPH08263638A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=23486690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8004423A Pending JPH08263638A (ja) | 1995-01-23 | 1996-01-16 | 物体の断層写真像を作成するシステム及び方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5513236A (ja) |
JP (1) | JPH08263638A (ja) |
DE (1) | DE19547277A1 (ja) |
IL (1) | IL116572A (ja) |
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