JP2000354127A - リアルタイム型インターネットファクシミリ通信システムの制御方法 - Google Patents

リアルタイム型インターネットファクシミリ通信システムの制御方法

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JP2000354127A
JP2000354127A JP11164780A JP16478099A JP2000354127A JP 2000354127 A JP2000354127 A JP 2000354127A JP 11164780 A JP11164780 A JP 11164780A JP 16478099 A JP16478099 A JP 16478099A JP 2000354127 A JP2000354127 A JP 2000354127A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信料金の上昇を低減できるリアルタイム型
インターネットファクシミリ通信システムの制御方法を
提供することを目的としている。 【解決手段】 送信側G3FAXから送信要求があり、
送信側GWと受信側G3FAXとの間に回線が確立しな
かった場合には、送信側GWは、送信側G3FAXから
送信画情報を代行受信し、その後、所定間隔で受信側G
Wに対して、受信側G3FAXへの接続要求を繰り返し
発行し、受信側GWと受信側G3FAXとの間に回線を
確立できた時点で、疑似リアルタイム伝送手順を実行し
て、代行受信して蓄積した画情報を受信側G3FAXへ
送信するので、無駄に回線を使用することがなく、通信
料金がかさむような事態を回避することができるという
効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ITU−T勧告
T.38に準拠したリアルタイム型インターネットファ
クシミリ通信機能を備えた複数のリアルタイムインター
ネットゲートウェイ装置と、このリアルタイムインター
ネットゲートウェイ装置を用いて画情報通信する複数の
グループ3ファクシミリ装置からなるリアルタイム型イ
ンターネットファクシミリ通信システムの制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット上でやりとりする
電子メールを用いて、ファクシミリ画情報を通信する通
信システム(以下、「メール型インターネットファクシ
ミリ通信システム」という。)が実用されるようになっ
てきている。このような通信システムについては、IE
TF(Internet Engineering T
ask Force)というインターネットに関する技
術内容をまとめている組織から発行されているRFC
(Request For Comments)230
1〜2306により、その技術内容が規定されている。
【0003】しかしながら、このメール型インターネッ
トファクシミリ通信システムでは、送信側ファクシミリ
装置と最終宛先ファクシミリ装置が直接通信するわけで
はないので、ファクシミリ装置相互間における通信能力
の確認が即時的に行えず、そのために、ファクシミリ装
置の種々の機能(解像度、画像処理能力など)を利用し
た画情報通信を行えないという事態を生じる。また、通
信結果の通知も即時的に行えないので、送信側ユーザに
通信結果が通知されるまで時間がかかり、再送信などの
必要性が生じた場合の対処が遅れるという事態も生じ
る。
【0004】そこで、インターネットを利用したファク
シミリ通信システムとして、公衆網を介してファクシミ
リ装置と画情報をやりとりする機能と、インターネット
を介して情報をやりとりする機能を備えるリアルタイム
インターネットゲートウェイファクシミリ装置を複数設
け、このリアルタイムインターネットゲートウェイファ
クシミリ装置を2つ用い、インターネットを介してファ
クシミリ装置間のファクシミリ通信をリアルタイムに実
現するリアルタイム型インターネットファクシミリ通信
システムが提案されつつある。かかるリアルタイム型イ
ンターネットファクシミリ通信システムの提案の詳細
は、ITU−T勧告T.38にまとまり、公表される予
定である。
【0005】このようなリアルタイム型インターネット
ファクシミリ通信システムでは、送信側ファクシミリ装
置は送信側リアルタイムインターネットゲートウェイフ
ァクシミリ装置へ発呼して、宛先電話番号を通知し、送
信側リアルタイムインターネットゲートウェイファクシ
ミリ装置では、受信側リアルタイムインターネットゲー
トウェイファクシミリ装置に対し、送信側ファクシミリ
装置より通知された宛先電話番号を通知して、接続要求
する。
【0006】受信側リアルタイムインターネットゲート
ウェイファクシミリ装置は、通知された宛先電話番号へ
発呼し、回線が確立すると、受信側ファクシミリ装置と
の間で所定のグループ3ファクシミリ伝送手順を開始す
るとともに、所定のリアルタイム伝送手順を開始する。
【0007】それにより、送信側リアルタイムインター
ネットゲートウェイファクシミリ装置は、送信側グルー
プ3ファクシミリ装置との間でグループ3ファクシミリ
伝送手順を開始するとともに、受信側リアルタイムイン
ターネットゲートウェイファクシミリ装置との間で所定
のリアルタイム伝送手順を実行する。
【0008】その結果、送信側ファクシミリ装置は、送
信側リアルタイムインターネットゲートウェイファクシ
ミリ装置、インターネット、および、受信側リアルタイ
ムインターネットゲートウェイファクシミリ装置を介
し、受信側ファクシミリ装置との間でリアルタイムなフ
ァクシミリ通信が可能となり、リアルタイムに画情報を
送信できる。
【0009】したがって、このリアルタイム型インター
ネットファクシミリ通信システムでは、ファクシミリ装
置相互間における通信能力の確認がリアルタイムに行え
るので、送信側ファクシミリ装置は、受信側ファクシミ
リ装置の通信能力に応じた画情報を送信できるととも
に、通信結果を即時に得るので、再送動作などを迅速に
行うことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなリアルタイム型インターネットファクシミリ通信シ
ステムには、次のような不都合がある。
【0011】すなわち、このリアルタイム型インターネ
ットファクシミリ通信システムでは、公衆電話網の回線
を、送信側ファクシミリ装置と受付側リアルタイムイン
ターネットゲートウェイ装置との間、および、リモート
側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置と受信
側ファクシミリ装置との間に確立する必要がある。
【0012】したがって、送信側ファクシミリ装置が、
サービスを受けるために、受付側リアルタイムインター
ネットゲートウェイ装置へ発呼し、それにより、送信側
ファクシミリ装置と受信側リアルタイムインターネット
ゲートウェイ装置との間で回線が確立したとしても、例
えば、受信側ファクシミリ装置の回線がビジーであり、
リモート側リアルタイムインターネットゲートウェイ装
置と受信側ファクシミリ装置の間に回線が確立できない
場合には、送信側ファクシミリ装置と受信側ファクシミ
リ装置との間のファクシミリ通信が行えず、この場合、
送信側ファクシミリ装置は、再発呼する必要がある。
【0013】このとき、送信側ファクシミリ装置と受付
側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置との間
には、回線が確立するので、送信側ファクシミリ装置に
は、課金が発生し、このような再発呼が頻発すると、通
信料金がかさむという不具合を生じる。
【0014】もともと、リアルタイム型インターネット
ファクシミリ通信システムは、通信料金を低減できると
いう効果も備えているが、このような再発呼が頻発する
と、この通信料金の低減効果が減殺されるという不具合
を生じる。
【0015】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、通信料金の上昇を低減できるリアルタイム型
インターネットファクシミリ通信システムの制御方法を
提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、ITU−T勧
告T.38に準拠したリアルタイム型インターネットフ
ァクシミリ通信機能を備えた複数のリアルタイムインタ
ーネットゲートウェイ装置と、このリアルタイムインタ
ーネットゲートウェイ装置を用いて画情報通信する複数
のグループ3ファクシミリ装置からなるリアルタイム型
インターネットファクシミリ通信システムの制御方法に
おいて、送信側リアルタイムインターネットゲートウェ
イ装置は、送信側グループ3ファクシミリ装置より送信
依頼を受け付けると、通知された受信側グループ3ファ
クシミリ装置の電話番号を通知した状態で、所定の受信
側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置へ接続
要求し、受信側リアルタイムインターネットゲートウェ
イ装置から受信した情報に基づいて受信側グループ3フ
ァクシミリ装置の話中または接続不可を検出すると、リ
アルタイム型インターネットファクシミリ通信動作を中
断し、それ以降、送信側グループ3ファクシミリ装置と
の間でグループ3ファクシミリ通信を継続し、送信側グ
ループ3ファクシミリ装置から画情報を受信して蓄積
し、受信側グループ3ファクシミリ装置が受信可能にな
った時点で、その蓄積した画情報を受信側グループ3フ
ァクシミリ装置へ送信するようにしたものである。
【0017】また、ITU−T勧告T.38に準拠した
リアルタイム型インターネットファクシミリ通信機能を
備えた複数のリアルタイムインターネットゲートウェイ
装置と、このリアルタイムインターネットゲートウェイ
装置を用いて画情報通信する複数のグループ3ファクシ
ミリ装置からなるリアルタイム型インターネットファク
シミリ通信システムの制御方法において、送信側リアル
タイムインターネットゲートウェイ装置は、送信側グル
ープ3ファクシミリ装置より送信依頼を受け付けると、
通知された受信側グループ3ファクシミリ装置の電話番
号を通知した状態で、所定の受信側リアルタイムインタ
ーネットゲートウェイ装置へ接続要求し、受信側リアル
タイムインターネットゲートウェイ装置から受信した情
報に基づいて受信側グループ3ファクシミリ装置の話中
または接続不可を検出すると、リアルタイム型インター
ネットファクシミリ通信動作を中断し、それ以降、送信
側グループ3ファクシミリ装置との間でグループ3ファ
クシミリ通信を継続し、送信側グループ3ファクシミリ
装置から画情報を受信して蓄積し、受信側グループ3フ
ァクシミリ装置が受信可能になった時点で、その蓄積し
た画情報を受信側グループ3ファクシミリ装置へ送信
し、送信完了した旨を通知する送達レポートを作成し、
上記送信側グループ3ファクシミリ装置へ送信するよう
にしたものである。
【0018】また、ITU−T勧告T.38に準拠した
リアルタイム型インターネットファクシミリ通信機能を
備えた複数のリアルタイムインターネットゲートウェイ
装置と、このリアルタイムインターネットゲートウェイ
装置を用いて画情報通信する複数のグループ3ファクシ
ミリ装置からなるリアルタイム型インターネットファク
シミリ通信システムの制御方法において、受信側リアル
タイムインターネットゲートウェイ装置は、送信側リア
ルタイムインターネットゲートウェイ装置より受信側グ
ループ3ファクシミリ装置の電話番号を通知した状態
で、接続要求を受けると、その受信側グループ3ファク
シミリ装置へ発呼し、その受信側グループ3ファクシミ
リ装置が話中または接続不可であった場合には、それ以
降、送信側リアルタイムインターネットゲートウェイ装
置より受信した画情報を蓄積し、受信側グループ3ファ
クシミリ装置が受信可能になった時点で、その蓄積した
画情報を受信側グループ3ファクシミリ装置へ送信する
ようにしたものである。
【0019】また、ITU−T勧告T.38に準拠した
リアルタイム型インターネットファクシミリ通信機能を
備えた複数のリアルタイムインターネットゲートウェイ
装置と、このリアルタイムインターネットゲートウェイ
装置を用いて画情報通信する複数のグループ3ファクシ
ミリ装置からなるリアルタイム型インターネットファク
シミリ通信システムの制御方法において、受信側リアル
タイムインターネットゲートウェイ装置は、送信側リア
ルタイムインターネットゲートウェイ装置より受信側グ
ループ3ファクシミリ装置の電話番号を通知した状態
で、接続要求を受けると、その受信側グループ3ファク
シミリ装置へ発呼し、その受信側グループ3ファクシミ
リ装置が話中または接続不可であった場合には、それ以
降、送信側リアルタイムインターネットゲートウェイ装
置より受信した画情報を蓄積し、受信側グループ3ファ
クシミリ装置が受信可能になった時点で、その蓄積した
画情報を受信側グループ3ファクシミリ装置へ送信し、
送信完了した旨を通知する送達レポートを作成し、上記
送信側グループ3ファクシミリ装置へ送信するようにし
たものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例にかかるリアル
タイム型インターネットファクシミリ通信システムの一
例を示している。
【0022】このリアルタイム型インターネットファク
シミリ通信システムは、公衆電話網PSTNに接続され
たグループ3ファクシミリ装置FG1,FG2、公衆電
話網PSTNに接続されてグループ3ファクシミリ装置
FG1,FG2との間でファクシミリ通信を行う機能
と、グループ3ファクシミリ端末機能と、インターネッ
トINETに接続されてインターネットINETを介し
て所定のリアルタイム伝送手順を行う機能を備えたリア
ルタイムインターネットゲートウェイ装置GW1,GW
2から構成される。
【0023】ここで、グループ3ファクシミリ装置FG
1とリアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW
1が同一地域内に設置されるとともに、グループ3ファ
クシミリ装置FG2とリアルタイムインターネットゲー
トウェイ装置GW2が同一地域内に設置され、それらの
設置地域は、相互に遠隔地域である。
【0024】したがって、この場合、グループ3ファク
シミリ装置FG1については、リアルタイムインターネ
ットゲートウェイ装置GW1がリアルタイム型インター
ネットファクシミリ通信システム通信サービスを提供
し、また、グループ3ファクシミリ装置FG2について
は、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW
2がリアルタイム型インターネットファクシミリ通信シ
ステム通信サービスを提供する。
【0025】図2は、リアルタイムインターネットゲー
トウェイ装置GW(GW1,GW2)の構成例を示して
いる。
【0026】同図において、システム制御部1は、この
リアルタイムインターネットゲートウェイ装置の各部の
制御処理、ファクシミリ伝送制御手順(ITU−T勧告
T.30手順)処理、および、リアルタイム伝送制御手
順(ITU−T勧告T.38手順)処理などの各種制御
処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム
制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理
プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記
憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構
成するものであり、パラメータメモリ3は、このリアル
タイムインターネットゲートウェイ装置に固有な各種の
情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在
時刻情報を出力するものである。
【0027】スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
7は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、
各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0028】符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、この場合には、画情
報受信時のエラー検出を主目的として用いられる。ま
た、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報
を多数記憶するためのものである。
【0029】網制御装置10は、このリアルタイムイン
ターネットゲートウェイ装置を公衆電話網PSTNに接
続するためのものであり、自動発着信機能を備えてい
る。
【0030】グループ3ファクシミリモデム11は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0031】インターネット通信制御部12は、このリ
アルタイムインターネットゲートウェイ装置GWをイン
ターネットINETへ接続し、インターネットINET
を介して種々のデータをやりとりするためのものであ
り、TCP/IPパケット解析部13は、インターネッ
ト通信制御部12が受信したTCP/IPパケットを解
析して受信情報を取り出すためのものであり、グループ
3プロトコル情報生成部14は、リアルタイム伝送手順
において、TCP/IPパケット解析部13から出力さ
れる受信情報を対応するグループ3伝送手順信号情報に
変換するものである。
【0032】グループ3プロトコル情報取出部15は、
リアルタイム伝送手順において、送信するグループ3フ
ァクシミリ伝送手順情報を取り出すためのものであり、
TCP/IPパケット変換部16は、グループ3プロト
コル情報取出部15から出力されるグループ3ファクシ
ミリ伝送手順情報をTCP/IPパケットデータへ変換
するためのものであり、その出力データは、インターネ
ット通信制御部12へ加えられる。
【0033】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ
5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画
像蓄積装置9、網制御装置10、グループ3ファクシミ
リモデム11、グループ3プロトコル情報生成部14、
および、グループ3プロトコル情報取出部15は、内部
バス17に接続されており、これらの各要素間でのデー
タのやりとりは、主としてこの内部バス17を介して行
われている。
【0034】また、網制御装置10とグループ3ファク
シミリモデム11との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0035】さて、このリアルタイム型インターネット
ファクシミリ通信システムにおいて、例えば、グループ
3ファクシミリ装置FG1からグループ3ファクシミリ
装置FG2へ画情報を送信する場合(以下、図1を参照
のこと)、勧告T.38手順によるリアルタイム型通信
が実行される。
【0036】すなわち、まず、グループ3ファクシミリ
装置FG1は、リアルタイムインターネットゲートウェ
イ装置GW1へ発呼する(S1)。
【0037】これにより、リアルタイムインターネット
ゲートウェイ装置GW1は、着信応答し、所定のトーン
信号をグループ3ファクシミリ装置FG1へ応答する
(S2)。
【0038】グループ3ファクシミリ装置FG1は、リ
アルタイムインターネットゲートウェイ装置GW1から
のトーン信号を検出すると、ユーザに対し、宛先ファク
シミリ装置(この場合は、グループ3ファクシミリ装置
FG2)の電話番号を入力要求し、それにより、ユーザ
は、宛先ファクシミリ装置の電話番号を操作入力する。
【0039】次に、グループ3ファクシミリ装置FG1
は、プッシュボタン信号PBにより、ユーザから操作入
力された宛先電話番号をリアルタイムインターネットゲ
ートウェイ装置GW1に送信する(S3)。
【0040】リアルタイムインターネットゲートウェイ
装置GW1は、グループ3ファクシミリ装置FG1より
プッシュボタン信号PBで宛先電話番号を受信すると、
リアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW2に
対し、接続要求するとともに、宛先電話番号を通知する
(S4)。
【0041】リアルタイムインターネットゲートウェイ
装置GW1より接続要求を受けたリアルタイムインター
ネットゲートウェイ装置GW2は、そのときに通知され
た宛先電話番号へ発呼する(S5)。
【0042】その発呼先のグループ3ファクシミリ装置
FG2は、着信検出すると、着信応答し(S6)、それ
により、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置
GW2は、リアルタイムインターネットゲートウェイ装
置GW1に対して、所定のリアルタイム伝送手順を開始
する(S7)。
【0043】このようにして、公衆電話網PSTNを介
してグループ3ファクシミリ装置FG1とリアルタイム
インターネットゲートウェイ装置GW1との間に通信パ
スが形成され、インターネットINETを介してリアル
タイムインターネットゲートウェイ装置GW1とリアル
タイムインターネットゲートウェイ装置GW2の間に通
信パスが形成され、公衆電話網PSTNを介してリアル
タイムインターネットゲートウェイ装置GW2とグルー
プ3ファクシミリ装置FG2との間に通信パスが形成さ
れることで、グループ3ファクシミリ装置FG1とグル
ープ3ファクシミリ装置FG2の間にリアルタイム的な
通信パスが形成される。
【0044】そして、それ以降は、このグループ3ファ
クシミリ装置FG1とグループ3ファクシミリ装置FG
2の間のリアルタイム的な通信パスが使用されて、グル
ープ3ファクシミリ装置FG1からグループ3ファクシ
ミリ装置FG2へ画情報が送信される。
【0045】また、このリアルタイム型インターネット
ファクシミリ通信システムでは、リアルタイムインター
ネットゲートウェイ装置GW1,GW2が、グループ3
ファクシミリ装置機能を備えているので、例えば、リア
ルタイムインターネットゲートウェイ装置GW1からグ
ループ3ファクシミリ装置FG2への画情報送信動作も
可能となる。この場合には、インターネットINETを
介してリアルタイムインターネットゲートウェイ装置G
W1とリアルタイムインターネットゲートウェイ装置G
W2の間に通信パスが形成され、公衆電話網PSTNを
介してリアルタイムインターネットゲートウェイ装置G
W2とグループ3ファクシミリ装置FG2との間に通信
パスが形成されることで、リアルタイムインターネット
ゲートウェイ装置GW1とグループ3ファクシミリ装置
FG2の間にリアルタイム的な通信パスが形成される。
また、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置G
W1とリアルタイムインターネットゲートウェイ装置G
W2の間では、勧告T.38手順の通信動作が実行され
る。ただし、この場合、リアルタイムインターネットゲ
ートウェイ装置GW1では、プロセス的には、送信側G
3FAXの動作を擬似的に実現する処理が実行され、勧
告T.38手順を適用できるようにしている。このよう
に、送信側G3FAXの動作を擬似的に実現する処理を
実行して、勧告T.38手順を適用する処理を、「(送
信側)疑似リアルタイム型処理」という。
【0046】また、逆に、グループ3ファクシミリ装置
FG1からインターネットゲートウェイ装置GW2への
画情報送信動作も可能となる。この場合には、公衆電話
網PSTNを介してグループ3ファクシミリ装置FG1
とリアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW1
との間に通信パスが形成され、インターネットINET
を介してリアルタイムインターネットゲートウェイ装置
GW1とリアルタイムインターネットゲートウェイ装置
GW2の間に通信パスが形成されることで、グループ3
ファクシミリ装置FG1とリアルタイムインターネット
ゲートウェイ装置GW2の間にリアルタイム的な通信パ
スが形成される。また、リアルタイムインターネットゲ
ートウェイ装置GW1とリアルタイムインターネットゲ
ートウェイ装置GW2の間では、勧告T.38手順の通
信動作が実行される。ただし、この場合、リアルタイム
インターネットゲートウェイ装置GW2では、プロセス
的には、受信側G3FAXの動作を擬似的に実現する処
理が実行され、勧告T.38手順を適用できるようにし
ている。このように、受信側G3FAXの動作を擬似的
に実現する処理を実行して、勧告T.38手順を適用す
る方法を、「(受信側)疑似リアルタイム型処理」とい
う。
【0047】図3は、勧告T.38の通信手順の一例を
示している。なお、同図において、送信側グループ3フ
ァクシミリ(G3FAX)、送信側ゲートウェイ(G
W)、受信側ゲートウェイ、および、受信側グループ3
ファクシミリは、それぞれ、図1のグループ3ファクシ
ミリ装置FG1、リアルタイムインターネットゲートウ
ェイ装置GW1、リアルタイムインターネットゲートウ
ェイ装置GW2、および、グループ3ファクシミリ装置
FG2にそれぞれ相当する。また、送信側GWと受信側
GWとの間でやりとりされる信号が、リアルタイム伝送
手順(勧告T.38手順)にかかる信号である。
【0048】まず、送信側G3FAXは、送信側GWへ
発呼し、ユーザから指定された宛先電話番号をプッシュ
ボタン信号PBにより送出する。送信側GWは、着呼検
出すると、着呼応答し、次いで、送信側G3FAXより
プッシュボタン信号PBによる宛先電話番号を受信す
る。
【0049】次に、送信側G3FAXは、呼接続を要求
するために勧告T.30手順のトーン信号CNGを送信
側GWへ送出する。これにより、送信側GWは、受信側
GWに対し接続要求パケットを送信して、接続要求する
とともに、宛先電話番号を通知する。それにより、受信
側GWは、指定された受信側G3FAXへ発呼し、所定
のトーン信号CNGを送出して呼接続を要求する一方、
接続確認パケットを送信側GWへ送信して、呼接続を確
認する。
【0050】受信側GWから発呼され、呼接続が要求さ
れた受信側G3FAXは、着信応答して、所定のトーン
信号CED(被呼局識別信号)を送出し、受信側GW
は、このトーン信号CEDを検出すると、信号CEDを
検出した旨をあらわす信号(T30IND:CED)を
送信側GWへ送信し、それにより、送信側GWは、トー
ン信号CEDを送信側G3FAXへ送出する。
【0051】次いで、受信側G3FAXは、フラグ(F
lags)信号に続き、グループ3ファクシミリ伝送手
順信号であり、自端末のオプション的な伝送機能を通知
するための信号NSF、自端末の識別信号を通知するた
めの信号CSI、および、自端末の標準的な伝送機能を
通知するための信号DISを順次送出する。受信側GW
は、フラグ信号を検出すると、信号(T30IND:F
lags)を送信側GWへ送信するとともに、信号NS
F,CSI,DISを順次検出すると、信号NSF,C
SI,DISをあらわす信号(V21HDLC:NSF
/CSI/DIS)を、送信側GWへと順次送信する。
【0052】それにより、送信側GWは、フラグ信号を
受信した時点で送信側G3FAXへフラグ信号の送出を
開始し、信号(V21HDLC:NSF/CSI/DI
S)を受信すると、それぞれ対応する信号NSF,CS
I,DISを送信側G3FAXへと送信する。
【0053】これによって、送信側G3FAXは、受信
側G3FAXの識別信号および伝送機能を知るので、そ
の通知された伝送機能に基づき、そのときに使用する伝
送機能およびモデム速度などを設定する。次いで、送信
側G3FAXは、フラグ信号に続き、グループ3ファク
シミリ伝送手順信号であり、自端末の識別信号を通知す
るための信号TSI、および、使用する伝送機能を通知
するための信号DCSを順次送出し、さらに、通知した
モデム速度でモデムトレーニングを行うための信号TC
Fを送出する。
【0054】それにより、送信側GWは、フラグ信号を
検出すると、信号(T30IND:Flags)を受信
側GWへ送信するとともに、信号TSI,DCS,TC
Fを順次検出すると、それらの信号TSI,DCSをあ
らわす信号(V21HDLC:TSI/DCS)を受信
側GWへ送信する。
【0055】それにより、受信側GWは、フラグ信号を
受信した時点で受信側G3FAXへのフラグ信号の送出
を開始し、信号(V21HDLC:TSI/DCS)を
受信すると、それぞれ対応する信号TSI,DCS、お
よび、信号TCFを受信側G3FAXへと送信する。
【0056】受信側G3FAXは、信号TSIを受信す
ると、相手端末(送信側G3FAX)の識別情報を取得
し、信号DCSを受信すると使用する伝送機能を取得
し、それによって、モデム速度を設定し、信号TCFを
受信する。
【0057】そして、受信側G3FAXは、信号TCF
の受信結果が良好な場合には、フラグ信号に続き、グル
ープ3ファクシミリ伝送手順信号であり、受信準備が完
了した旨を通知するための信号CFRを送出する。受信
側GWは、フラグ信号を検出すると、信号(T30IN
D:Flags)を送信側GWへ送信するとともに、信
号CFRを検出すると、信号CFRをあらわす信号(V
21HDLC:CFR)を送信側GWへ送信する。
【0058】それにより、送信側GWは、フラグ信号を
受信した時点で送信側G3FAXへフラグ信号の送出を
開始し、信号(V21HDLC:CFR)を受信する
と、対応する信号CFRを送信側G3FAXへと送信す
る。
【0059】このようにして、画情報の送信準備が整う
と、送信側G3FAXは、モデムのリトレーニングのた
めのトレーニング(Training)信号を送出した
後に、画情報を送出し、画情報の送出を終了すると、フ
ラグ信号に続いて、画情報送信が終了した旨を通知する
信号EOPを送出する。
【0060】また、送信側GWは、送信側G3FAXよ
りトレーニング信号を検出すると、信号(T30IN
D:Speed)を受信側GWへ送信し、続いて、送信
側G3FAXより受信した画情報を複数に分割し、それ
ぞれの分割された画情報をパケットデータとして、受信
側GWへ送信する。そして、送信側G3FAXよりフラ
グ信号を検出すると、信号(T30IND:Flag
s)を受信側GWへ送信するとともに、信号EOPを検
出すると、信号EOPをあらわす信号(V21HDL
C:EOP)を受信側GWへ送信する。
【0061】一方、受信側GWは、信号(T30IN
D:Speed)を受信すると、対応するトレーニング
信号を受信側G3FAXへ送信し、画情報を運ぶパケッ
トを受信すると、それに含まれている分割画情報を順次
取り出し、連結した画情報を作成し、その画情報を、受
信側G3FAXへ送信する。また、画報の送信を終了し
た後に、受信側G3FAXへのフラグ信号の送出を開始
し、このときには、信号(V21HDLC:EOP)を
受信するので、対応する信号EOPを受信側G3FAX
へと送信する。
【0062】また、受信側G3FAXは、受信側GWよ
り受信したトレーニング信号でモデムのリトレーニング
を行った後、画情報を受信し、次いで、フラグ信号に続
いて信号EOPを受信すると、画情報の受信が終了した
ことを認識する。そして、受信側G3FAXは、そのと
きの画情報の受信結果が良好な場合には、フラグ信号に
続いて、その旨を通知する信号MCFを受信側GWに送
信する。
【0063】受信側GWは、フラグ信号を検出すると、
信号(T30IND:Flags)を送信側GWへ送信
するとともに、信号MCFを検出すると、信号MCFを
あらわす信号(V21HDLC:MCF)を送信側GW
へ送信する。
【0064】それにより、送信側GWは、フラグ信号を
受信した時点で送信側G3FAXへフラグ信号の送出を
開始し、信号(V21HDLC:MCF)を受信する
と、対応する信号MCFを送信側G3FAXへと送信す
る。
【0065】それにより、送信側G3FAXは、受信側
G3FAXで画情報を正常に受信されたことを認識す
る。この後は、送信側G3FAXは、フラグ信号に続
き、回線復旧を指令するための信号DCNを送信側GW
へ送出した後に、回線を復旧する。
【0066】それにより、上述と同様の手順により、信
号(T30IND:Flags)、信号(V21HDL
C:DCN)が送信側GWから受信側GWへと送信され
る。そして、送信側GWからは、フラグ信号および信号
DCNが受信側G3FAXへと順次送信され、受信側G
3FAXは、信号DCNを受信すると、回線を復旧す
る。
【0067】また、送信側GWは、通信パスを切断する
旨を要求する切断要求パケットを受信側GWへ送出し、
受信側GWは、切断要求パケットを受信すると、通信パ
スの切断を確認した旨をあらわす切断確認パケットを送
信側GWへ送出して、一連の通信動作を終了する。
【0068】これにより、送信側G3FAXと送信側G
Wとの間の回線、および、受信側G3FAXと受信側G
Wとの間の回線が復旧され、送信側G3FAXと受信側
G3FAXの間に形成されていたリアルタイム的な通信
パスが切断される。
【0069】このようにして、送信側G3FAXと受信
側G3FAXとの間のファクシミリ伝送手順が、送信側
GWおよび受信側GWのリアルタイム伝送手順により、
リアルタイム的に実行されて、送信側G3FAXから受
信側G3FAXへの画情報の送信がなされる。
【0070】ここで、図3における信号(T30IN
D:「信号名」)は、ITU−T勧告T.30に従った
トーナル信号の検出を通知するための信号であり、信号
(V21HDLC:「信号名」)は、ITU−T勧告
T.30に従ったバイナリ信号を運ぶための信号であ
る。また、「V.21」、ITU−T勧告V.21モデ
ムにより運ばれる信号であることをあらわし、「HDL
C」は、HDLCフレーム化されている信号であること
をあらわす。
【0071】そして、このような信号をやりとりするこ
とで、送信側GWと受信側GWとの間で、リアルタイム
伝送手順が実現される。
【0072】また、本実施例では、リアルタイムインタ
ーネットゲートウェイ装置GWは、図4(a)に示すよ
うなユーザ番号テーブルを備えている。このユーザ番号
テーブルは、複数の電話番号情報からなり、おのおのの
電話番号情報は、同図(b)に示すように、このリアル
タイム型インターネットファクシミリ通信システムを利
用するそれぞれのグループ3ファクシミリ装置FGのI
Dと電話番号を組にしたものである。
【0073】図5は、送信側G3FAXの処理の一例を
示している。
【0074】まず、送信側GWへ発呼し(処理10
7)、送信側GWより所定のトーン信号を、所定時間内
に検出することを監視する(判断102,103のNO
ループ)。所定時間内に送信側GWより所定のトーン信
号を受信できなかった場合で、判断103の結果がYE
Sになるときには、このときの送信動作をエラー終了す
る。
【0075】また、所定時間内に送信側GWより所定の
トーン信号を受信できた場合で、判断102の結果がY
ESになるときには、ユーザに対して、IDと受信側G
3FAXの電話番号(宛先番号)を入力させる(処理1
04)。
【0076】次いで、ユーザから操作入力されたユーザ
番号と宛先番号を、「(ID)#(宛先電話番号)」な
る信号形式のPB信号で送出し(処理105)、そし
て、所定の伝送前手順を実行して、伝送機能やモデム速
度などを設定し(処理106)、モデムトレーニング手
順を実行して使用するモデム速度を決定し(処理10
7)、所定の画情報送信手順を実行して送信画情報を送
信する(処理108)。
【0077】画情報送信を終了すると、所定の伝送後手
順を実行し(処理109)、回線を復旧して、送信側G
Wに対するファクシミリ通信処理を終了する。
【0078】図6は、送信側GWの処理の一例を示す。
【0079】着呼検出すると(処理201)、所定のト
ーン信号を応答し(処理202)、所定信号形式のPB
信号からなるIDと宛先番号を受信して保存する(処理
203)。
【0080】次いで、受信側GWに対し、IDと宛先番
号を指定した状態で接続要求し(処理204)、受信側
GWから受信する情報に基づいて、受信側G3FAXが
ビジーであるかどうかを調べる(判断205)。
【0081】受信側G3FAXがビジーではなく、判断
205の結果がNOになるときには、図3で説明したよ
うなリアルタイム型処理(処理207)を開始し、所定
のファクシミリ信号(例えば、DIS)の情報を、所定
時間内に受信できたかどうかを調べる(判断207,2
08のNOループ)。
【0082】所定のファクシミリ信号の情報を、所定時
間内に受信できた場合で、判断207の結果がYESに
なるときには、処理206で開始したリアルタイム型処
理を継続し(処理209)、そのリアルタイム型処理を
終了すると、送信側G3FAXとの間の回線を復旧して
(処理210)、この処理を終了する。
【0083】また、所定のファクシミリ信号の情報を、
所定時間内に受信できなかった場合で、判断207の結
果がNOになるときには、処理206で開始したリアル
タイム型処理を中断し、蓄積型処理へ移行して(処理2
11)、この処理を終了する。
【0084】また、受信側G3FAXがビジーの場合
で、判断205の結果がYESになるときには、受信側
GWとの接続を切断し(処理212)、処理211へ移
行し、蓄積型処理を実行する。
【0085】図8および図9は、蓄積型処理の一例を示
している。
【0086】まず、送信側G3FAXとの間で、所定の
グループ3ファクシミリ伝送前手順を継続実行して、使
用する伝送機能やモデム速度などを設定する(処理30
1)。
【0087】次いで、モデムトレーニング手順を実行し
て使用するモデム速度を決定し(処理302)、送信側
G3FAXより画情報を受信して画像蓄積装置6に蓄積
する(処理303)。なお、このとき、符号化複号化部
5で受信画情報を復号化してエラー検出処理なども行
う。
【0088】画情報の受信を終了すると、所定の伝送後
手順を実行し(処理304)、回線を復旧する(処理3
05)。
【0089】そして、所定時間を待ち(処理306)、
受信側GWに対し、宛先番号を指定した状態で接続要求
し(処理307)、受信側G3FAXへの回線接続がで
きたかどうかを調べる(判断308)。
【0090】受信側GWからリアルタイム伝送手順の信
号を受信した場合で、判断308の結果がYESになる
ときには、上述したような(送信側)疑似リアルタイム
型処理を実行して、蓄積した受信画情報を受信側GWを
介して受信側G3FAXへ送信し(処理309)、その
ときの送信結果をあらわす所定形式の通信結果レポート
(図示略)を作成する(処理310)。
【0091】次いで、ユーザ番号テーブルを参照して、
そのときに受信しているIDに対応した送信側G3FA
Xの電話番号を取得し(処理311)、その送信側G3
FAXへ発呼し(処理312)、所定の伝送前手順を実
行して使用する伝送機能やモデム速度を設定し(処理3
13)、モデムトレーニング手順を実行して使用するモ
デム速度を決定し(処理314)、そのときに送信する
レポート(上述した通信結果レポートまたは後述するエ
ラー通知レポート)画像を送信する(処理315)。な
お、このレポート画像は、作成した通信結果レポートま
たはエラー通知レポートの表示画像ファクシミリデータ
を作成し、その表示画像ファクシミリデータを符号化複
号化部5で符号化圧縮して、送信画情報を作成する。
【0092】そして、レポート画像の送信を終了する
と、所定の伝送後手順を実行し(処理316)、送信側
G3FAXとの回線を復旧して(処理317)、この処
理を終了する。
【0093】また、受信側GWから接続不可が応答され
た場合で、判断308の結果がNOになるときには、そ
のときに再発呼が可能であるかどうかを調べる(判断3
18)。例えば、再発呼回数が設定回数に満たない場合
には、判断318の結果がYESになる。
【0094】そして、判断318の結果がYESになる
ときには、処理306へ戻り、所定時間を待った後に、
再度、受信側G3FAXへの送信動作を行う。また、判
断318の結果がNOになるときには、送信元ユーザに
対して、指定された送信動作ができなかった旨を通知す
るための所定形式のエラー通知レポート(図示略)を作
成し(処理319)、処理311へ移行して、それ以降
の処理を実行し、エラー通知レポートを送信元ユーザに
対して送信する。
【0095】図9は、受信側GWが実行する処理の一例
を示している。
【0096】送信側GWより接続要求され、IDと宛先
番号が通知されると(処理401)、宛先へ発呼し(処
理402)、上述したリアルタイム型処理を実行し(処
理403)、回線を復旧して(処理404)、この処理
を終了する。
【0097】以上のように、本実施例では、送信側G3
FAXから送信要求があり、送信側GWと受信側G3F
AXとの間に回線が確立しなかった場合には、送信側G
Wは、送信側G3FAXから送信画情報を代行受信し、
その後、所定間隔で受信側GWに対して、受信側G3F
AXへの接続要求を繰り返し発行し、受信側GWと受信
側G3FAXとの間に回線を確立できた時点で、疑似リ
アルタイム伝送手順を実行して、代行受信して蓄積した
画情報を受信側G3FAXへ送信するので、無駄に回線
を使用することがなく、通信料金がかさむような事態を
回避することができる。
【0098】また、そのときの蓄積型処理を実行した際
の通信結果を通知するレポートを作成して、送信側G3
FAXへ送信しているので、送信側G3FAXのユーザ
は、画情報送信結果を適切に知ることができる。
【0099】ところで、上述した実施例では、受信側G
3FAXが画情報受信できないとき、送信側GWで送信
画情報を代行受信しているが、このとき、受信側GWが
送信画情報を代行受信することもできる。
【0100】その場合の送信側GWの処理の一例を図1
0に示す。
【0101】着呼検出すると(処理501)、所定のト
ーン信号を応答し(処理502)、所定信号形式のPB
信号からなるIDと宛先番号を受信して保存する(処理
503)。
【0102】次いで、受信側GWに対し、IDと宛先番
号を指定した状態で接続要求し(処理504)、図3で
説明したようなリアルタイム型処理(処理505)を実
行し、リアルタイム型処理を終了すると、送信側G3F
AXとの間の回線を復旧して(処理506)、この処理
を終了する。
【0103】この場合の受信側GWの処理の一例を図1
1に示す。
【0104】送信側GWより接続要求され、IDと宛先
番号が通知されると(処理601)、宛先へ発呼し(処
理602)、受信側G3FAXがビジーであるかどうか
を調べる(判断603)。
【0105】受信側G3FAXがビジーではなく、判断
603の結果がNOになるときには、上述したリアルタ
イム型処理を開始し(処理604)、所定のファクシミ
リ信号(例えば、DIS)の情報を、所定時間内に受信
できたかどうかを調べる(判断605,606のNOル
ープ)。
【0106】所定のファクシミリ信号の情報を、所定時
間内に受信できた場合で、判断605の結果がYESに
なるときには、処理604で開始したリアルタイム型処
理を継続し(処理607)、そのリアルタイム型処理を
終了すると、受信側G3FAXとの間の回線を復旧して
(処理608)、この処理を終了する。
【0107】また、所定のファクシミリ信号の情報を、
所定時間内に受信できなかった場合で、判断606の結
果がNOになるときには、処理604で開始したリアル
タイム型処理を中断し、蓄積型処理へ移行して(処理6
09)、この処理を終了する。
【0108】また、受信側G3FAXがビジーの場合
で、判断603の結果がYESになるときには、受信側
G3FAXへの発呼を終了し(処理610)、処理60
9へ移行し、蓄積型処理を実行する。
【0109】図12および図13は、蓄積型処理の他の
例を示している。
【0110】まず、送信側GWとの間で、上述した(受
信側)疑似リアルタイム型処理を実行し(処理70
1)、送信側G3FAXより画情報を受信して画像蓄積
装置6に蓄積する。
【0111】そして、所定時間を待ち(処理702)、
受信側G3FAXへ発呼し(処理703)、受信側G3
FAXがビジーであるかどうかを調べる(判断70
4)。
【0112】受信側G3FAXがビジーではない場合
で、判断704の結果がNOになるときには、受信側G
3FAXとの間で所定のG3FAX伝送前手順を実行し
て使用する伝送機能やモデム速度を設定し(処理70
5)、モデムトレーニング手順を実行して使用するモデ
ム速度を決定し(処理706)、画像蓄積装置6に蓄積
した画情報を送信し(処理707)、画情報の送信を終
了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理708)、
受信側G3FAXとの回線を復旧する(処理709)。
また、そのときの送信結果をあらわす所定形式の通信結
果レポート(図示略)を作成する(処理710)。
【0113】次いで、ユーザ番号テーブルを参照して、
そのときに受信しているIDに対応した送信側G3FA
Xの電話番号を取得し(処理711)、その送信側G3
FAXへ発呼し(処理712)、所定の伝送前手順を実
行して使用する伝送機能やモデム速度を設定し(処理7
13)、モデムトレーニング手順を実行して使用するモ
デム速度を決定し(処理714)、そのときに送信する
レポート(上述した通信結果レポートまたは後述するエ
ラー通知レポート)画像を送信する(処理715)。な
お、このレポート画像は、作成した通信結果レポートま
たはエラー通知レポートの表示画像ファクシミリデータ
を作成し、その表示画像ファクシミリデータを符号化複
号化部5で符号化圧縮して、送信画情報を作成する。
【0114】そして、レポート画像の送信を終了する
と、所定の伝送後手順を実行し(処理716)、送信側
G3FAXとの回線を復旧して(処理717)、この処
理を終了する。
【0115】また、受信側G3FAXがビジーの場合
で、判断704の結果がYESになるときには、そのと
きに再発呼が可能であるかどうかを調べる(判断71
8)。例えば、再発呼回数が設定回数に満たない場合に
は、判断718の結果がYESになる。
【0116】そして、判断718の結果がYESになる
ときには、処理702へ戻り、所定時間を待った後に、
再度、受信側G3FAXへの発呼動作を行う。また、判
断718の結果がNOになるときには、送信元ユーザに
対して、指定された送信動作ができなかった旨を通知す
るための所定形式のエラー通知レポート(図示略)を作
成し(処理719)、処理711へ移行して、それ以降
の処理を実行し、エラー通知レポートを送信元ユーザに
対して送信する。
【0117】以上のように、本実施例では、送信側G3
FAXから送信要求があり、送信側GWと受信側G3F
AXとの間に回線が確立しなかった場合には、受信側G
Wは、送信側G3FAXからの送信画情報を代行受信
し、その後、所定時間間隔で受信側G3FAXへ繰り返
し発呼し、受信側G3FAXが着信応答した時点で、所
定のG3FAX手順により代行受信して蓄積した画情報
を受信側G3FAXへ送信するので、無駄に回線を使用
することがなく、通信料金がかさむような事態を回避す
ることができる。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信側G3FAXから送信要求があり、送信側GWと受
信側G3FAXとの間に回線が確立しなかった場合に
は、送信側GWは、送信側G3FAXから送信画情報を
代行受信し、その後、所定間隔で受信側GWに対して、
受信側G3FAXへの接続要求を繰り返し発行し、受信
側GWと受信側G3FAXとの間に回線を確立できた時
点で、疑似リアルタイム伝送手順を実行して、代行受信
して蓄積した画情報を受信側G3FAXへ送信するの
で、無駄に回線を使用することがなく、通信料金がかさ
むような事態を回避することができるという効果を得
る。
【0119】また、そのときの蓄積型処理を実行した際
の通信結果を通知するレポートを作成して、送信側G3
FAXへ送信しているので、送信側G3FAXのユーザ
は、画情報送信結果を適切に知ることができるという効
果も得る。
【0120】また、送信側G3FAXから送信要求があ
り、送信側GWと受信側G3FAXとの間に回線が確立
しなかった場合には、受信側GWは、送信側G3FAX
からの送信画情報を代行受信し、その後、所定時間間隔
で受信側G3FAXへ繰り返し発呼し、受信側G3FA
Xが着信応答した時点で、所定のG3FAX手順により
代行受信して蓄積した画情報を受信側G3FAXへ送信
するので、無駄に回線を使用することがなく、通信料金
がかさむような事態を回避することができるという効果
も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるリアルタイム型イン
ターネットファクシミリ通信システムの一例を示したブ
ロック図。
【図2】リアルタイムインターネットゲートウェイ装置
GW(GW1,GW2)の構成例を示したブロック図。
【図3】勧告T.38の通信手順の一例を示したタイム
チャート。
【図4】ユーザ番号テーブルおよび電話番号情報の一例
を示した概略図。
【図5】送信側G3FAXの処理の一例を示したフロー
チャート。
【図6】送信側GWの処理の一例を示したフローチャー
ト。
【図7】蓄積型処理の一例を示したフローチャート。
【図8】蓄積型処理の一例を示したフローチャート(続
き)。
【図9】受信側GWが実行する処理の一例を示したフロ
ーチャート。
【図10】送信側GWの処理の他の例を示したフローチ
ャート。
【図11】受信側GWが実行する処理の他の例を示した
フローチャート。
【図12】蓄積型処理の他の例を示したフローチャー
ト。
【図13】蓄積型処理の他の例を示したフローチャート
(続き)。
【符号の説明】
GW1,GW2 リアルタイムインターネットゲートウ
ェイ装置 FG1,FG2 グループ3ファクシミリ装置
フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA21 AA29 AB46 AC35 AC38 AE14 BA00 5C075 AB90 BA03 CB07 CB09 CD25 CE12 5K030 GA20 HB04 HC02 HD03 JT05 5K033 AA04 CC01 DA05 DB18 9A001 CC06 JJ25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ITU−T勧告T.38に準拠したリア
    ルタイム型インターネットファクシミリ通信機能を備え
    た複数のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置
    と、このリアルタイムインターネットゲートウェイ装置
    を用いて画情報通信する複数のグループ3ファクシミリ
    装置からなるリアルタイム型インターネットファクシミ
    リ通信システムの制御方法において、 送信側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置
    は、送信側グループ3ファクシミリ装置より送信依頼を
    受け付けると、通知された受信側グループ3ファクシミ
    リ装置の電話番号を通知した状態で、所定の受信側リア
    ルタイムインターネットゲートウェイ装置へ接続要求
    し、受信側リアルタイムインターネットゲートウェイ装
    置から受信した情報に基づいて受信側グループ3ファク
    シミリ装置の話中または接続不可を検出すると、リアル
    タイム型インターネットファクシミリ通信動作を中断
    し、それ以降、送信側グループ3ファクシミリ装置との
    間でグループ3ファクシミリ通信を継続し、送信側グル
    ープ3ファクシミリ装置から画情報を受信して蓄積し、
    受信側グループ3ファクシミリ装置が受信可能になった
    時点で、その蓄積した画情報を受信側グループ3ファク
    シミリ装置へ送信することを特徴とするリアルタイム型
    インターネットファクシミリ通信システムの制御方法。
  2. 【請求項2】 ITU−T勧告T.38に準拠したリア
    ルタイム型インターネットファクシミリ通信機能を備え
    た複数のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置
    と、このリアルタイムインターネットゲートウェイ装置
    を用いて画情報通信する複数のグループ3ファクシミリ
    装置からなるリアルタイム型インターネットファクシミ
    リ通信システムの制御方法において、 送信側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置
    は、送信側グループ3ファクシミリ装置より送信依頼を
    受け付けると、通知された受信側グループ3ファクシミ
    リ装置の電話番号を通知した状態で、所定の受信側リア
    ルタイムインターネットゲートウェイ装置へ接続要求
    し、受信側リアルタイムインターネットゲートウェイ装
    置から受信した情報に基づいて受信側グループ3ファク
    シミリ装置の話中または接続不可を検出すると、リアル
    タイム型インターネットファクシミリ通信動作を中断
    し、それ以降、送信側グループ3ファクシミリ装置との
    間でグループ3ファクシミリ通信を継続し、送信側グル
    ープ3ファクシミリ装置から画情報を受信して蓄積し、
    受信側グループ3ファクシミリ装置が受信可能になった
    時点で、その蓄積した画情報を受信側グループ3ファク
    シミリ装置へ送信し、送信完了した旨を通知する送達レ
    ポートを作成し、上記送信側グループ3ファクシミリ装
    置へ送信することを特徴とするリアルタイム型インター
    ネットファクシミリ通信システムの制御方法。
  3. 【請求項3】 ITU−T勧告T.38に準拠したリア
    ルタイム型インターネットファクシミリ通信機能を備え
    た複数のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置
    と、このリアルタイムインターネットゲートウェイ装置
    を用いて画情報通信する複数のグループ3ファクシミリ
    装置からなるリアルタイム型インターネットファクシミ
    リ通信システムの制御方法において、 受信側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置
    は、送信側リアルタイムインターネットゲートウェイ装
    置より受信側グループ3ファクシミリ装置の電話番号を
    通知した状態で、接続要求を受けると、その受信側グル
    ープ3ファクシミリ装置へ発呼し、その受信側グループ
    3ファクシミリ装置が話中または接続不可であった場合
    には、それ以降、送信側リアルタイムインターネットゲ
    ートウェイ装置より受信した画情報を蓄積し、受信側グ
    ループ3ファクシミリ装置が受信可能になった時点で、
    その蓄積した画情報を受信側グループ3ファクシミリ装
    置へ送信することを特徴とするリアルタイム型インター
    ネットファクシミリ通信システムの制御方法。
  4. 【請求項4】 ITU−T勧告T.38に準拠したリア
    ルタイム型インターネットファクシミリ通信機能を備え
    た複数のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置
    と、このリアルタイムインターネットゲートウェイ装置
    を用いて画情報通信する複数のグループ3ファクシミリ
    装置からなるリアルタイム型インターネットファクシミ
    リ通信システムの制御方法において、 受信側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置
    は、送信側リアルタイムインターネットゲートウェイ装
    置より受信側グループ3ファクシミリ装置の電話番号を
    通知した状態で、接続要求を受けると、その受信側グル
    ープ3ファクシミリ装置へ発呼し、その受信側グループ
    3ファクシミリ装置が話中または接続不可であった場合
    には、それ以降、送信側リアルタイムインターネットゲ
    ートウェイ装置より受信した画情報を蓄積し、受信側グ
    ループ3ファクシミリ装置が受信可能になった時点で、
    その蓄積した画情報を受信側グループ3ファクシミリ装
    置へ送信し、送信完了した旨を通知する送達レポートを
    作成し、上記送信側グループ3ファクシミリ装置へ送信
    することを特徴とするリアルタイム型インターネットフ
    ァクシミリ通信システムの制御方法。
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