JP2733365B2 - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は画像通信方法、特に画像の送受信に際して動
作指示情報を高速で相手側画像通信装置に送ることので
きる画像通信装置に関するものである。
従来の技術 画像通信装置の例としてファクシミリについてみる
と、このファクシミリの通信経費を軽減するための運用
形態として、一つの局(ファクシミリ)から遠隔地の複
数の局に同じ原稿を送信する場合に、この複数局の一つ
またはそれに近い局を中継局とし、この局へ中継を依頼
して原稿を送り、残りの局へは中継局より原稿を配信す
る方法がある。
第7図乃至第12図は従来のファクシミリにおける中継
動作を示す図である。これらの図のうち、第8図には中
継システムの概略構成が示してある。この中継システム
は、一例として、大阪から東京の六ケ所の支点に原稿を
送信する場合に、中継局として東京本社より東京の6支
店に原稿を配信する場合を表している。この場合におい
て、大阪支店から東京本社に中継指示する方法は第8図
に示すシーケンスで行なわれる。即ち、先ず大阪支店の
送信側画像通信装置(以下、送信側装置という)から東
京本社の受信側画像通信装置(以下、受信側装置とい
う)へ向けてCNG(コーリングトーン信号)が送出され
ると受信側装置からはCED(2100Hzの被呼局識別信号)
が返信される。さらに受信側装置からはNSF(非標準機
能信号),CSI(被呼端末識別信号),DIS(デジタル識別
信号)が出力される。これに対して送信側装置からはNS
S(非標準機能設定信号)が送出されて通信モード及び
中継指示を伝達し、続いてTSI(送信端末識別信号)、T
CF(モデムのトレーニング信号)が送出される。CFR
(受信準備確認信号)が返されると、大阪支店よりファ
クシミリメッセージとして中継依頼する原稿のイメージ
データが送出される。これが終わると、EOP(手順終了
信号)とTCF(メッセージ確認信号)とを交換し、DCN
(回線切断信号)を送出して回線を切断し、通信を終了
する。
NSSの構成は第9図(a)のようにフラグフィールド
F、アドレスフィールドA、制御フィールドFCF(ここ
ではNSSが設定される)、ファクシミリ情報フィールドF
IFとフレームエラーを検出するためのフレームチェック
シーケンスFCSからなり、このFIFに通信モードと中継指
示が設定される。中継指示の方法は、第9図(b)に示
すように「*1」に続く番号が発信元情報であり、「*
2」に続く番号があて先情報であって、第9図のシステ
ム例では、第10図に示すように「*1大阪支店の電話番
号」、「*2東京支店1の電話番号」、……「東京支店
6の電話番号」となる。東京本社では受信して原稿を一
旦蓄積し、この原稿をFIF中継指示の内容から宛先情報
である東京支店1〜6に順に配信する。また、この配信
結果を発信元である大阪支店に返送することも可能であ
る。
中継指示は、G4プロトコルを使用しても行なうことが
できる。この場合におけるシーケンスを第11図に示す。
CSS(セッション開始)、RSSP(セッション開始肯
定)、CDS(ドキュメント開始)、に続きCDUI(ドキュ
メントユーザ情報)で中継指示の情報を送出する。その
後、CDE(ドキュメント終了)、RDEP(ドキュメント終
了肯定)、CDCL(ドキュメント機能リスト)、RDCLP
(ドキュメント機能リスト肯定)を交換し、CDSに続い
てCDUIでファクシミリメッセージとして中継依頼する原
稿のイメージデータを送出する。CDUIのDD(ドキュメン
トディスクリプタ)、PD(ページディスクリプタ)、TU
(テキストユニット)はプレゼンテーションレイヤの信
号で、DD・PDで原稿の属性を、TUでイメージデータを伝
送する。これが終了すると、CDE,RDEP,CSE(セッション
終了)、RSEP(セッション終了肯定)を交換し、セッシ
ョンレイヤを終了する。近年、G3プロトコルとG4プロト
コルの両者を備えたファクシミリ装置も登場している。
またG3プロトコルでファクシミリ装置Aよりファクシ
ミリ装置Bへイメージデータを送出し、これに引き続い
て、送信権を反転してファクシミリ装置Bよりファクシ
ミリ装置Aへイメージデータを送信する動作のシーケン
スが第12図に示してある。この方法においては、発呼局
(ファクシミリ装置A)と被呼局(ファクシミリ装置
B)との間でCNG,CED,NSF,CSI,DISの交換に続き、発呼
局よりNSSで通信モードが伝達され、続いてTSI,TCFが送
出される。CFRが返されると、発呼局よりファクシミリ
メッセージが返送される。ファクシミリメッセージの終
了とフェーズB(プリメッセージ手順)に戻ることがEO
M(メッセージ終了)により通知されると、被呼局よりM
CFが返され、6秒経過後にNSF,CSI,DISが送出され、発
呼局よりNSC(非標準機能設定信号)、CIG(発呼局識別
信号)、DTC(デジタル送信命令)が送出される。これ
で送信権が反転し、送信側となった被呼局よりNSS,TSI,
TCFが送出され、CRFが換えるとファクシミリメッセージ
が送出される。これが終了すると、EOPとMCFを交換し、
DCNを送出して回線を切断し、通信終了となる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の画像通信方法にあっ
ては、中継指示は通信速度が300Bpsという低速で行なわ
れるため、特に指示内容が増えた場合にそれに要する時
間が増大するという問題があった。
また、G4プロトコルでは、中継指示はイメージデータ
と同じ高速の通信速度で行なうため、中継指示内容が増
大しても問題なく、加えて私書箱・掲示板等その他のア
プリケーションも充分にサポート可能である。一方、G3
プロトコルでは、前述のように指示内容が増大すると通
信時間が非常に長くなるため、サポートする範囲が限定
される。したがって、G4プロトコルとG3プロトコルでは
中継指示方法が異なっている。そのため、G4プロトコル
及びG3プロトコルを有するファクシミリ装置間におい
て、中継指示するプロトコルは限定されてしまいその回
線が通信不能の時には中継指示できないという問題点が
あった。
更に、前述のように送信権を反転してイメージデータ
を送る方法では、回線を切断することなく受信装置から
イメージデータを送信することができるので、受信装置
側で回転切断後、改めて発呼し送信側装置として通信を
行なう場合に比べて効率的であることは明らかである。
しかし最初のフェーズBで受信側装置に送信したいイ
メージデータがあることを相互に確認しておかなければ
ならないので、その確認時点で送信したいイメージデー
タが発生していない場合、受信開始後に送信したいイメ
ージデータが発生したとしても、受信終了で回線切断、
通信終了となってしまい、受信側装置よりイメージデー
タを送信することができないという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたもので、その目
的は、通信時間を増大させることなく中継指示等の制御
情報を伝送でき、G4プロトコルとG3プロトコルを有する
画像通信装置間でG4回線が不通の場合にも制御情報の伝
送を可能とし、また、受信側装置において回線切断をせ
ずに続けて送信が可能な画像通信装置を提供することで
ある。
課題を解決するための手段 本願発明は、上述の目的を達成するため、請求項1に
係る発明は、G3ファクシミリ手順のフェーズBにおいて
制御情報通信可能な旨を確認してからフェーズCに移行
して制御情報の通信をする制御情報通信手段と、この制
御情報通信手段による制御情報の通信後フェーズBに戻
り画情報の通信を行う旨を確認してからフェーズCに移
行して前記画情報の通信をする画像情報通信手段とを備
えたものであります。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の
構成に加え、請求情報が親展取り出しである場合、前記
制御情報により指定された画情報が有るか否かを検出す
る検出手段と、この検出手段により指定された画情報が
検出された場合に送信権反転を行う送信権反転手段とを
備えたものである。
さらに、請求項3に係る発明は、G4ファクシミリ通信
を行うG4ファクシミリ通信手段と、G3ファクシミリ通信
を行うG3ファクシミリ通信手段と、前記G4ファクシミリ
通信手段で通信が行えない場合前記G4ファクシミリ通信
を前記G3ファクシミリ通信手段に切り替える切替手段と
を備え、前記G3ファクシミリ通信手段は、G3ファクシミ
リ手順のフェーズBにおいて制御情報通信可能な旨を確
認してからフェーズCに移行して制御情報の通信をする
制御情報通信手段と、この制御情報通信手段による前記
制御情報の通信後フェーズBに戻り画情報の通信を行う
旨を確認してからフェーズCに移行して前記画情報の通
信をする画情報通信手段とからなるという構成を備えた
のである。
作用 上述の構成により、請求項1に係る発明は、フェーズ
Cにおいて制御情報の通信をすることができ、また、制
御情報を画情報とは一通信中の時系列的に異なるフェー
ズCにおいて送受信するので、制御情報と画情報の受信
とを別々に確認することのできる通信を行なうことがで
きる。
また、請求項2に係る発明は、親展取り出しのための
情報を制御情報として送信し、この制御情報の指定する
画情報を検知した後に送信権反転するので、高速なフェ
ーズCにて親展情報を送信することでき送信権を反転す
る直前で指定された画情報を検知することができる。
さらに、請求項3に係る発明は、G4ファクシミリ手順
で通信が行なえない場合に、G4ファクシミリ手順で行な
うはずだった通信をフェーズCで制御情報が送信できる
G3ファクシミリ手順に切り換えることで、G4ファクシミ
リ手順の通信をG3ファクシミリ手順においても効率よく
実行することができる。
実施例 第1図乃至第6図は、本発明を適応した画像通信装置
と、画像通信装置を利用した一実施例を示す図である。
第1図はファクシミリ装置の構成例を示すもので、符
号1はプロセッサとこれを作動させるプログラムを有す
るシステム制御部、2は原稿を読み取って画信号を生成
する読取部、3は読取部2において読み取り入力された
イメージデータを展開するメモリ部、4は受信したイメ
ージデータをハードコピーとして出力する記録部、5は
このシステムにおける各種動作指示を入力したり動作モ
ードを表示するパネル部、6はG3回線8との間で通信を
コントロールすると共に、所定の伝送制御手段を実行し
て相手ファクシミリ装置との間でG3プロトコルによるフ
ァクシミリ通信を制御するG3ファクシミリ制御部、7は
G4回線9との間で通信をコントロールすると共に、所定
の伝送制御手順を実行して相手ファクシミリ装置との間
でG4プロトコルによるファクシミリ通信を制御するG4通
信制御部である。
G3通信制御部6は、例えば第2図に示すような構成を
有し、送信されるイメージデータ符号化したり、受信し
た画信号を復号化する符号・復号化部9と、デジタルデ
ータ伝送用に所定の変復調処理を行なうモデム10と、自
動発着信機能を備えた網制御部と、電話操作に使用され
るハンドセット12とを備えて成る。また、G4通信制御部
4もまた前記G3通信制御部6とほぼ同様な構成を有す
る。そして、システム制御部1と各動作部、及び所定の
動作部間はシステムバス13によって接続されている。
かかる構成を有するファクシミリ通信システムについ
て、以下その動作を説明する。
第3図において、発呼局(送信側装置)と、被呼局
(受信側装置)との間で発呼局からCNGが送出される
と、被呼局ではG3通信制御部6により発呼局との間で所
定の手順を実行し、受信した制御情報をシステム制御部
1で解析してCED送出し更に、被呼局よりNSFが送出され
る。このNSFで受信側装置に制御情報受信機能があるこ
とを通知する。具体的には第6図(a)のフレーム構成
に示すようにコントロールフィールドC、NSFが設定さ
れるファクシミリ制御フィールドFCF、そしてファクシ
ミリ情報フィールドFIFに、 「制御情報通信機能あり」 の情報を設定する、続いてCSI、DISを出力し、次に発呼
局よりNSSで通信モードを通知しここで「制御情報受信
指定」をする。これは第6図(b)に示すようにFCFにN
SSを設定し、FIFに通信モードとともに、 「制御情報受信指定」 を設定する。続いてTSI、TCFが送出され、CRFが被呼局
より返ると、発呼局から中継指示等の制御情報を送出す
る。この制御情報の終了とフェーズBに戻ることがEOM
により通知されると、被呼局よりMCFが返送され、これ
を受け発呼局よりNSSが送出される。今度はイメージデ
ータを送出のでFIFを、 「ファクシミリメッセージ受信指定」 と設定する。次に、発呼局と被呼局との間で、TCF、CFR
を交換しファクシミリメッセージとしてイメージデータ
を送出する。このとき、発呼局のファクシミリ装置にお
いては、G3通信制御部6を通して被呼局との間で第3図
に示す手順を実行しているとき、中継指示の制御情報を
システム制御部1よりG3通信制御部1を介して送出す
る。続いて、読取部2から直接入力したイメージデータ
またはメモリ部3に蓄積されているイメージデータをG3
通信制御部6より送出する。これが終わると、EOPとMCF
とを交換し、DCNを送出して回線8、9を切断し通信終
了となる。
一方、被呼局のファクシミリ装置では、受信したイメ
ージデータはメモリ部3に一旦蓄積して通信を終了す
る。その後、先に解析した制御情報にしたがい、制御情
報の内容が中継指示の場合では、この被呼局が発呼局と
なり制御情報により指示された宛先を順次発呼し、先に
受信しメモリ部3に蓄積したイメージデータを配信す
る。
第4図は途中で送信権を反転する場合のシーケンス図
であり、制御情報として「親展取り出し」を指示しその
原稿が返送されるものである。まず発呼局と被呼局との
間でCNG,CEDが交換され、被呼局よりNSFが送出される。
このNSFで前述のように受信側に制御情報受信機能があ
ることを通知する。続いてSCI,DISを出力し、次に発呼
局よりNSSで通信モードを通知しここで、 「制御情報受信指定」 をする。続いてTSI、TCFが送出され、CFRが被呼局より
返ると、発呼局から、 「親展取り出し」 の制御情報を送出する。これが終了すると、発呼局より
EOPが送出される。被呼局ではこの制御情報をシステム
制御部1で解析し、これが正常に受信できたとすると、
指定された親展のイメージデータがメモリ部3に存在す
るか否かをチェックする。そして、発呼局へ送信すべき
親展のイメージデータが存在する場合、ポストメッセー
ジ応答コマンドとして送信権要求の情報を設定したMCF
を返す。具体的には、ポストメッセージ応答コマンドの
フレーム構成を第6図(c)に示すように変更する。す
なわち、従来のポストメッセージ応答コマンドA、制御
フィールドC、ファクシミリ制御フィールド(MCF,RTN,
RTP,PINまたはPIPが設定される。ここではMCFが設定さ
れる)に加えて、ファクシミリ情報フィールドFIFを持
たせたフレーム構成とする。そして、このファクシミリ
情報フィールドFIFに送信権要求の情報を設定する。発
呼局では、MCFに送信権要求の情報が設定されている
と、NSC,CIG,DTCを順に送出して、これに対し被呼局か
らNSSにより通信モードを設定する。このとき、 「ファクシミリメッセージ受信指定」 とする。これで送信権が反転し、被呼局が送信権を持っ
たことになる。被呼局はTSI,TCFを送出し、発呼局よりC
FRが返ると、発呼局へファクシミリメッセージとして親
展のイメージデータを送出する。これが終了すると、被
呼局はEOPを送出し、MCFが返るとDCNを送出し、回線切
断を行なって一連の通信を終了する。
なお、発呼局へ送信する親展のイメージデータは、そ
の有無のチェック時点までに読取部2により、或いはG3
通信制御部6またはG4通信制御部7を介して他のファク
シミリ装置より入力し、メモリ部3に蓄積されている。
発呼局のファクシミリ装置においては、G3通信制御部
6により被呼局との間で第4図に示す手順を実行し、先
ず、 「親展取り出し」 の制御情報をシステム制御部1よりG3通信制御部6を介
して送出する。そして、被呼局からのMCFを分析し、送
信権要求の情報が設定されていた場合には、第4図に示
した送信権反転の手順を実行し、続いて、被呼局から親
展のイメージデータを受信し記録部4によりそれを記録
する。送信権要求が設定されていないときは送信権反転
の手順には進まず、通信終了の手順を実行する。
次に、第5図は、CCITT勧告T.30の誤り訂正方式であ
るECM(Error Correction Mode)方式を使用し、制御情
報を伝送した場合のシーケンス図である。まず発呼局と
被呼局との間でCNG,CEDが交換され、被呼局よりNSFが送
出される。このNSFで前述のように受信側に制御情報受
信機能があることを通知する。続いてCSI,DISを出力
し、次に発呼局よりNSSで通信モードを通知しここで、 「制御情報受信指定」 をする。このとき、通信モードではECM方式を使用する
ことを通知する。続いてTSI,TDFが送出され、CFRが被呼
局より返ると、発呼局から中継指示の制御情報を出力す
る。これが終了すると、PPS、EOMを発呼局より出力す
る。このとき、エラーが発生したとし、そうすると被呼
局よりエラー部分の再送要求であるPPRが送出される。
これを受け発呼局ではエラー部分の制御情報を再送し、
再送が終了すると、PPS,EOMを出力して、エラーがない
場合はMCFを受信する。続いて、発呼局よりNSSを出力し
今度は、 「ファクシミリメッセージ受信指定」 とする。TCF,CFRを交換し、ファクシミリメッセージと
して中継するイメージデータを送出する。これが終了す
るとPPS、EOPを送出し、エラーがなければMCFが返さ
れ、DCNを送出して回線を切断し通信終了となる。この
被呼局では制御情報により指示された宛先に受信したイ
メージデータを配信する。
なおこの実施例では中継指示等をG4プロトコルを使用
しても行なうことができるようになっている。ここで、
第1図に示すファクシミリ装置において、相手側装置も
同様の構成をしたファクシミリ装置であれば、G4プロト
コルによる中継指示等がG4回線9の障害等により不能に
なった場合、G3通信制御部6を介しG3プロトコルにより
その通信を行なう。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、 請求項1に係る発明は、非標準コマンドの通信情報フ
ィールドを用いて制御情報通信が可能かどうかを確認し
た後、フェーズCにおいて制御情報を送信するようにし
たことで、短い通信時間で制御情報を伝送でき、また、
制御情報が伝送されたことを確認する手段を設けたこと
により、通信先で制御情報を確認してから、画情報を送
信することができるという効果が得られる。また、請求
項2に係る発明は、送信側へ送信する画情報があるとき
のみ送信権を反転することで無駄に回線を切断すること
なく通信を行なうことができるという効果が得られる。
また、請求項3に係る発明は、G4ファクシミリ手順の通
信をG3ファクシミリ手順においても効率良く通信を行な
うことができるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるファクシミリの一例を示す
ブロック図、第2図は前記画像通信装置に用いられるG3
通信制御部の高政令を概略的に示すブロック図、第3図
は本発明の画像通信装置を利用した画像通信システムの
第1の実施例を示すシーケンス図、第4図は本発明の画
像通信装置を利用した画像通信システムの第2の実施例
を示すシーケンス図、第5図は本発明の画像通信装置を
利用した画像通信システムの第3の実施例を示すシーケ
ンス図、第6図は本発明の画像通信で用いられるプレメ
ッセージコマンドのフレーム構成図、第7図は従来のフ
ァクシミリ通信方法により中継指示をする場合のシーケ
ンス図、第8図は通信中継システムの例を示すブロック
図、第9図は中継コマンドのフレーム構成図、第10図は
中継通信をする場合の指示コマンドのフレーム構成図、
第11図は従来のファクシミリ通信方法のうちG4プロトコ
ルを使用して中継指示する場合のセッションレイヤにお
けるシーケンス図、第12図は従来のファクシミリ通信方
法のうち送信権反転による通信動作のシーケンス図であ
る。 1……システム制御部、2……読取部、3……メモリ
部、4……記録部、5……パネル部、6……G3通信制御
部、7……G4通信制御部、8……G3回線、9……G4回
線、10……モデム、11……網制御部、12……ハンドセッ
ト、13……システムバス。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】G3ファクシミリ手順のフェーズBにおいて
    制御情報通信可能な旨を確認してからフェーズCに移行
    して制御情報の通信をする制御情報通信手段と、この制
    御情報通信手段による前記制御情報の通信後フェーズB
    に戻り画情報の通信を行う旨を確認してからフェーズC
    に移行して前記画情報の通信をする画情報通信手段とを
    備えたことを特徴とする画像通信装置。
  2. 【請求項2】前記制御情報が親展取り出しである場合、
    前記制御情報により指定された画情報が有るか否かを検
    出する検出手段と、この検出手段により指定された前記
    画情報が検出された場合に送信権反転を行う送信権反転
    手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の画像通
    信装置。
  3. 【請求項3】G4ファクシミリ通信を行うG4ファクシミリ
    通信手段と、G3ファクシミリ通信を行うG3ファクシミリ
    通信手段と、前記G4ファクシミリ通信手段で通信が行え
    ない場合前記G4ファクシミリ通信を前記G3ファクシミリ
    通信手段に切り替える切替手段とを備え、前記G3ファク
    シミリ通信手段は、G3ファクシミリ手順のフェーズBに
    おいて制御情報通信可能な旨を確認してからフェーズC
    に移行して制御情報の通信をする制御情報通信手段と、
    この制御情報通信手段による前記制御情報の通信後フェ
    ーズBに戻り画情報の通信を行う旨を確認してからフェ
    ーズCに移行して前記画情報の通信をする画情報通信手
    段とからなることを特徴とする画像通信装置。
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JP2607567B2 (ja) * 1987-12-09 1997-05-07 株式会社日立製作所 フアクシミリ情報伝送方式
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