JP3608029B2 - インターネットファクシミリ通信システムの制御方法およびリアルタイムインターネットゲートウェイ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、公衆網を介してファクシミリ装置と画情報をやりとりする機能と、インターネットを介して情報をやりとりする機能を備えるリアルタイムインターネットゲートウェイ装置を複数設け、インターネットを介して上記ファクシミリ装置間のファクシミリ通信をリアルタイムに実現するインターネットファクシミリ通信システムの制御方法、および、公衆網を介してファクシミリ装置と画情報をやりとりする機能と、インターネットを介して情報をやりとりする機能を備え、インターネットを介して上記ファクシミリ装置間のファクシミリ通信をリアルタイムに実現する機能を備えたリアルタイムインターネットゲートウェイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネット上でやりとりする電子メールを用いて、ファクシミリ画情報を通信する通信システム(以下、「メール型インターネットファクシミリ通信システム」という。)が実用されるようになってきている。このような通信システムについては、IETF(Internet Engineering Task Force)というインターネットに関する技術内容をまとめている組織から発行されているRFC(Request For Comments)2301〜2306により、その技術内容が規定されている。
【0003】
しかしながら、このメール型インターネットファクシミリ通信システムでは、送信側ファクシミリ装置と最終宛先ファクシミリ装置が直接通信するわけではないので、ファクシミリ装置相互間における通信能力の確認が即時的に行えず、そのために、ファクシミリ装置の種々の機能(解像度、画像処理能力など)を利用した画情報通信を行えないという事態を生じる。また、通信結果の通知も即時的に行えないので、送信側ユーザに通信結果が通知されるまで時間がかかり、再送信などの必要性が生じた場合の対処が遅れるという事態も生じる。
【0004】
そこで、インターネットを利用したファクシミリ通信システムとして、公衆網を介してファクシミリ装置と画情報をやりとりする機能と、インターネットを介して情報をやりとりする機能を備えるリアルタイムインターネットゲートウェイ装置を複数設け、このリアルタイムインターネットゲートウェイ装置を2つ用い、インターネットを介してファクシミリ装置間のファクシミリ通信をリアルタイムに実現するリアルタイム型インターネットファクシミリ通信システムが提案されつつある。
【0005】
このようなリアルタイム型インターネットファクシミリ通信システムでは、送信側ファクシミリ装置は受付側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置へ発呼して、宛先電話番号を通知し、受付側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置では、リモート側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置に対し、送信側ファクシミリ装置より通知された宛先電話番号を通知して、接続要求する。
【0006】
リモート側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置は、通知された宛先電話番号へ発呼し、回線が確立すると、受信側ファクシミリ装置との間で所定のグループ3ファクシミリ伝送手順を開始するとともに、所定のリアルタイム伝送手順を開始する。
【0007】
それにより、受付側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置は、送信側グループ3ファクシミリ装置との間でグループ3ファクシミリ伝送手順を開始するとともに、リモート側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置との間で所定のリアルタイム伝送手順を実行する。
【0008】
その結果、送信側ファクシミリ装置は、受付側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置、インターネット、および、リモート側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置を介し、受信側ファクシミリ装置との間でリアルタイムなファクシミリ通信が可能となり、リアルタイムに画情報を送信できる。
【0009】
したがって、このリアルタイム型インターネットファクシミリ通信システムでは、ファクシミリ装置相互間における通信能力の確認がリアルタイムに行えるので、送信側ファクシミリ装置は、受信側ファクシミリ装置の通信能力に応じた画情報を送信できるとともに、通信結果を即時に得るので、再送動作などを迅速に行うことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなリアルタイム型インターネットファクシミリ通信システムには、次のような不都合がある。
【0011】
すなわち、このリアルタイム型インターネットファクシミリ通信システムでは、公衆電話網の回線を、送信側ファクシミリ装置と受付側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置との間、および、リモート側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置と受信側ファクシミリ装置との間に確立する必要がある。
【0012】
したがって、送信側ファクシミリ装置が、サービスを受けるために、受付側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置へ発呼し、それにより、送信側ファクシミリ装置と受信側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置との間で回線が確立したとしても、例えば、受信側ファクシミリ装置の回線がビジーであり、リモート側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置と受信側ファクシミリ装置の間に回線が確立できない場合には、送信側ファクシミリ装置と受信側ファクシミリ装置との間のファクシミリ通信が行えず、この場合、送信側ファクシミリ装置は、再発呼する必要がある。
【0013】
このとき、送信側ファクシミリ装置と受付側リアルタイムインターネットゲートウェイ装置との間には、回線が確立するので、送信側ファクシミリ装置には、課金が発生し、このような再発呼が頻発すると、通信料金がかさむという不具合を生じる。
【0014】
もともと、リアルタイム型インターネットファクシミリ通信システムは、通信料金を低減できるという効果も備えているが、このような再発呼が頻発すると、この通信料金の低減効果が減殺されるという不具合を生じる。
【0015】
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、通信料金の上昇を低減できるとともに、ユーザの意図に沿った画情報通信が可能になるインターネットファクシミリ通信システムの制御方法、および、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、公衆網を介してファクシミリ装置と画情報をやりとりする機能と、インターネットを介して情報をやりとりする機能を備えるリアルタイムインターネットゲートウェイ装置を複数設け、インターネットを介して上記ファクシミリ装置間のファクシミリ通信をリアルタイムに実現するインターネットファクシミリ通信システムの制御方法において、上記第1のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置は、上記第1のファクシミリ装置より公衆網を介して画情報通信の要求および代行受信オン/オフ設定情報を受け付けると、その第1のファクシミリ装置から宛先となる第2のファクシミリ装置の宛先番号を受信して、上記第2のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置に対し、その宛先番号を指定して接続要求し、上記第2のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置は、上記第1のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置より接続要求および代行受信オン/オフ設定情報を受けると、通知された宛先番号へ発呼し、その宛先番号の上記第2のファクシミリ装置との間に回線が確立すると、上記第1のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置との間で、所定のリアルタイム手順を開始し、それ以降は、上記第1のファクシミリ装置と上記第2のファクシミリ装置との間のファクシミリ通信が、上記第1のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置、インターネット、および、上記第2のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置を介して行われる一方、上記第2のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置と上記第2のファクシミリ装置との間に通信エラーを生じた場合、上記第2のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置は、受信した代行受信オン/オフ設定情報により代行受信オンが指定されている場合には、上記第1のファクシミリ装置との間で所定のファクシミリ伝送手順を実行して上記第2のファクシミリ装置へ送信する画情報を蓄積し、上記第2のファクシミリ装置へ再発呼して、蓄積した画情報を送信するとともに、上記代行受信オン/オフ設定情報により代行受信オフが指定されている場合には、上記通信エラーが発生した時点で、前記第1のファクシミリ装置および前記第1のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置との間で実行中の通信動作をエラー終了させるようにしたものである。
【0017】
また、公衆網を介してファクシミリ装置と画情報をやりとりする機能と、インターネットを介して情報をやりとりする機能を備え、インターネットを介して上記ファクシミリ装置間のファクシミリ通信をリアルタイムに実現する機能を備えたリアルタイムインターネットゲートウェイ装置において、他のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置より接続要求および代行受信オン/オフ設定情報を受けると、通知された宛先番号へ発呼し、その宛先番号の着側ファクシミリ装置との間に回線が確立すると、上記第1のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置との間で、所定のリアルタイム手順を開始し、それ以降は、上記他リアルタイムインターネットゲートウェイ装置側の発側ファクシミリ装置と上記着側ファクシミリ装置との間のファクシミリ通信を行う一方、上記着側ファクシミリ装置との間に通信エラーを生じたとき、受信した代行受信オン/オフ設定情報により代行受信オンが指定されている場合には、上記発側ファクシミリ装置との間で所定のファクシミリ伝送手順を実行して上記着側ファクシミリ装置へ送信する画情報を蓄積し、上記着側ファクシミリ装置へ再発呼して、蓄積した画情報を送信する一方、上記代行受信オン/オフ設定情報により代行受信オフが指定されている場合には、上記通信エラーが発生した時点で、前記発側ファクシミリ装置および上記他のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置との間で実行中の通信動作をエラー終了させるようにしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明の一実施例にかかるリアルタイム型インターネットファクシミリ通信システムの一例を示している。
【0021】
このリアルタイム型インターネットファクシミリ通信システムは、公衆電話網PSTNに接続されたグループ3ファクシミリ装置FG1,FG2、公衆電話網PSTNに接続されてグループ3ファクシミリ装置FG1,FG2との間でファクシミリ通信を行う機能と、インターネットINETに接続されてインターネットINETを介して所定のリアルタイム伝送手順を行う機能を備えたリアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW1,GW2から構成される。
【0022】
ここで、グループ3ファクシミリ装置FG1とリアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW1が同一地域内に設置されるとともに、グループ3ファクシミリ装置FG2とリアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW2が同一地域内に設置され、それらの設置地域は、相互に遠隔地域である。
【0023】
したがって、この場合、グループ3ファクシミリ装置FG1については、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW1が通信サービスを提供し、また、グループ3ファクシミリ装置FG2については、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW2が通信サービスを提供する。
【0024】
図2は、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW(GW1,GW2)の構成例を示している。
【0025】
同図において、システム制御部1は、このリアルタイムインターネットゲートウェイ装置の各部の制御処理、ファクシミリ伝送制御手順処理、および、リアルタイム伝送制御手順処理などの各種制御処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このリアルタイムインターネットゲートウェイ装置に固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するものである。
【0026】
符号化復号化部5は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、この場合には、画情報受信時のエラー検出を主目的として用いられる。また、画像蓄積装置6は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
【0027】
グループ3ファクシミリモデム8は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
【0028】
網制御装置7は、このリアルタイムインターネットゲートウェイ装置を公衆電話網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0029】
インターネット通信制御部9は、このリアルタイムインターネットゲートウェイ装置をインターネットINETへ接続し、インターネットINETを介して種々のデータをやりとりするためのものであり、TCP/IPパケット解析部10は、インターネット通信制御部9が受信したTCP/IPパケットを解析して受信情報を取り出すためのものであり、グループ3プロトコル情報生成部11は、リアルタイム伝送手順において、TCP/IPパケット解析部10から出力される受信情報を対応するグループ3伝送手順信号情報に変換するものであり、その出力信号は、インターネット通信制御部9へ出力されている。
【0030】
グループ3プロトコル情報取出部12は、リアルタイム伝送手順において、送信するグループ3ファクシミリ伝送手順情報を取り出すためのものであり、TCP/IPパケット変換部13は、グループ3プロトコル情報取出部12から出力されるグループ3ファクシミリ伝送手順情報をTCP/IPパケットデータへ変換するためのものである。
【0031】
また、代行受信機能部14は、グループ3プロトコル情報生成部11から出力されるデータのうち、代行受信のために、このリアルタイムインターネットゲートウェイ装置から公衆電話網PSTNのグループ3ファクシミリ装置へ送信する画情報を抽出して保存するためのものであり、その動作は、システム制御部1から制御される。
【0032】
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、操作表示部5、符号化復号化部6、画像蓄積装置7、グループ3ファクシミリモデム8、網制御装置9、グループ3プロトコル情報生成部11、および、グループ3プロトコル情報取出部12は、内部バス15に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス15を介して行われている。
【0033】
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
【0034】
さて、このリアルタイム型インターネットファクシミリ通信システムにおいて、例えば、グループ3ファクシミリ装置FG1からグループ3ファクシミリ装置FG2へ画情報を送信する場合(以下、図1を参照のこと。)、まず、グループ3ファクシミリ装置FG1は、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW1へ発呼する(S1)。
【0035】
これにより、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW1は、着信応答し、所定のトーン信号をグループ3ファクシミリ装置FG1へ応答する(S2)。
【0036】
グループ3ファクシミリ装置FG1は、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW1からのトーン信号を検出すると、ユーザに対し、登録されているユーザ番号と宛先ファクシミリ装置(この場合は、グループ3ファクシミリ装置FG2)の電話番号と通信エラー時の代行受信を要求するか否かの指定を入力要求し、それにより、ユーザは、自分のユーザ番号、宛先ファクシミリ装置の電話番号、および、代行受信の要求(または要求しない)を操作入力する。
【0037】
次に、グループ3ファクシミリ装置FG1は、プッシュボタン信号PBにより、ユーザから操作入力されたユーザ番号、宛先電話番号、および、代行受信を要求するか否かをあらわす代行受信オン/オフ設定情報をリアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW1に送信する(S3)。このときのプッシュボタン信号PBで送信する情報の形式は、例えば、「(ユーザ番号)#(宛先電話番号)#(代行受信オン/オフ設定情報)」のようなものが採用される。
【0038】
リアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW1は、グループ3ファクシミリ装置FG1よりプッシュボタン信号PBでユーザ番号、宛先電話番号、および、代行受信オン/オフ設定情報を受信すると、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW2に対し、接続要求するとともに、宛先電話番号および代行受信オン/オフ設定情報を通知する(S4)。
【0039】
リアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW1より接続要求を受けたリアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW2は、そのときに通知された宛先電話番号へ発呼する(S5)。
【0040】
その発呼先のグループ3ファクシミリ装置FG2は、着信検出すると、着信応答し(S6)、それにより、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW2は、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW1に対して、所定のリアルタイム伝送手順を開始する。
【0041】
このようにして、公衆電話網PSTNを介してグループ3ファクシミリ装置FG1とリアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW1との間に通信パスが形成され、インターネットINETを介してリアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW1とリアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW2の間に通信パスが形成され、公衆電話網PSTNを介してリアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW1とグループ3ファクシミリ装置FG1との間に通信パスが形成されることで、グループ3ファクシミリ装置FG1とグループ3ファクシミリ装置FG2の間にリアルタイム的な通信パスが形成される。
【0042】
これ以降は、図3に示すような伝送手順により、グループ3ファクシミリ装置FG1とグループ3ファクシミリ装置FG2の間で画情報送信動作が行われる。なお、図3における送信側グループ3ファクシミリ(G3FAX)、受付側ゲートウェイ(GW)、リモート側ゲートウェイ、および、受信側グループ3ファクシミリは、それぞれ、図1のグループ3ファクシミリ装置FG1、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW1、リアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW2、および、グループ3ファクシミリ装置FG2にそれぞれ相当する。また、受付側GWとリモート側GWとの間でやりとりされる信号が、リアルタイム伝送手順にかかる信号である。
【0043】
まず、リモート側GWから発呼された受信側G3FAXは、着信応答して、所定のトーン信号CED(被呼局識別信号)を送出し、リモート側GWは、このトーン信号CEDを検出すると、信号CEDを検出した旨をあらわす信号(T30IND:CED)を受付側GWへ送信し、それにより、受付側GWは、トーン信号CEDを送信側G3FAXへ送出する。
【0044】
次いで、受信側G3FAXは、フラグ(Flags)信号に続き、グループ3ファクシミリ伝送手順信号であり、自端末の識別信号を通知するための信号CSI、および、自端末の伝送機能を通知するための信号DISを順次送出する。リモート側GWは、フラグ信号を検出すると、信号(T30 IND:Flags)を受付側GWへ送信するとともに、信号CSI,DISを順次検出すると、信号CSIそのものをあらわす信号(V.21:HDLC:CSI)、信号CSIのFCS(フレームチェックシーケンス)をあらわす信号(V.21:HDLC:CSI/FCS)、信号DISそのものをあらわす信号(V.21:HDLC:DIS)、および、信号DISのFCSをあらわす信号(V.21:HDLC:DIS/FCS)を、それぞれ受付側GWへ送信する。
【0045】
それにより、受付側GWは、フラグ信号を受信した時点で送信側G3FAXへフラグ信号の送出を開始し、信号(V.21:HDLC:CSI),(V.21:HDLC:DIS)を受信すると、それぞれ対応する信号CSI,DISを送信側G3FAXへと送信する。
【0046】
それにより、送信側G3FAXは、受信側G3FAXの識別信号および伝送機能を知るので、その通知された伝送機能に基づき、そのときに使用する伝送機能およびモデム速度などを設定する。次いで、送信側G3FAXは、フラグ信号に続き、グループ3ファクシミリ伝送手順信号であり、自端末の識別信号を通知するための信号TSI、および、使用する伝送機能を通知するための信号DCSを順次送出し、さらに、通知したモデム速度でモデムトレーニングを行うための信号TCFを送出する。
【0047】
それにより、受付側GWは、フラグ信号を検出すると、信号(T30 IND:Flags)をリモート側GWへ送信するとともに、信号TSI,DCS,TCFを順次検出すると、信号TSIそのものをあらわす信号(V.21:HDLC:TSI)、信号TSIのFCSをあらわす信号(V.21:HDLC:TSI/FCS)、信号DCSそのもの信号(V.21:HDLC:DCS)、信号DCSのFCSをあらわす信号(V.21:HDLC:DCS/FCS)、信号TCFそのものをあらわす信号(V.21:HDLC:TCF)、および、信号TCFをあらわす信号(V.21:HDLC:TCF/FCS)を、それぞれリモート側GWへ送信する。
【0048】
それにより、リモート側GWは、フラグ信号を受信した時点で受信側G3FAXへのフラグ信号の送出を開始し、信号(V.21:HDLC:TSI),(V.21:HDLC:DCS),(V.21:HDLC:TCF)を受信すると、それぞれ対応する信号TSI,DCS,TCFを受信側G3FAXへと送信する。
【0049】
受信側G3FAXは、信号TSIを受信すると、相手端末(送信側G3FAX)の識別情報を取得し、信号DCSを受信すると使用する伝送機能を取得し、それによって、モデム速度を設定し、信号TCFを受信する。
【0050】
そして、受信側G3FAXは、信号TCFの受信結果が良好な場合には、フラグ信号に続き、グループ3ファクシミリ伝送手順信号であり、受信準備が完了した旨を通知するための信号CFR送出する。リモート側GWは、フラグ信号を検出すると、信号(T30IND:Flags)を受付側GWへ送信するとともに、信号CFRを検出すると、信号CFRそのものをあらわす信号(V.21:HDLC:CFR)、および、信号CFRのFCSをあらわす信号(V.21:HDLC:CFR/FCS)を、それぞれ送信側GWへ送信する。
【0051】
それにより、送信側GWは、フラグ信号を受信した時点で送信側G3FAXへフラグ信号の送出を開始し、信号(V.21:HDLC:CFR)を受信すると、対応する信号CFRを送信側G3FAXへと送信する。
【0052】
このようにして、画情報の送信準備が整うと、送信側G3FAXは、モデムのリトレーニングのためのトレーニング(Training)信号を送出した後に、画情報(Image Data)を送出し、画情報の送出を終了すると、フラグ信号に続いて、画情報送信が終了した旨を通知する信号EOPを送出する。
【0053】
また、受付側GWは、送信側G3FAXよりトレーニング信号を検出すると、信号(T30 IND:Speed)をリモート側GWへ送信し、続いて、送信側G3FAXより受信した画情報を複数に分割し、それぞれの分割された画情報をパケット((V.17:non ECM:Image Data)〜(V.17:non ECM:Image Data))により、リモート側GWへ送信する。そして、送信側G3FAXよりフラグ信号を検出すると、信号(T30 IND:Flags)をリモート側GWへ送信するとともに、信号EOPを検出すると、信号EOPそのものをあらわす信号(V.21:HDLC:EOP)、信号EOPのFCSをあらわす信号(V.21:HDLC:EOP/FCS)を、リモート側GWへ送信する。
【0054】
そして、リモート側GWは、信号(T30 IND:Speed)を受信すると、対応するトレーニング信号を受信側G3FAXへ送信し、画情報を運ぶパケットを受信すると、それに含まれている分割画情報を順次取り出し、連結した画情報を作成し、その画情報を、受信側G3FAXへ送信する。また、画報の送信を終了した後に、受信側G3FAXへのフラグ信号の送出を開始し、このときには、信号(V.21:HDLC:EOP)を受信するので、対応する信号EOPを受信側G3FAXへと送信する。
【0055】
受信側G3FAXは、リモート側GWより受信したトレーニング信号でモデムのリトレーニングを行った後、画情報を受信し、次いで、フラグ信号に続いて信号EOPを受信すると、画情報の受信が終了したことを認識する。
【0056】
そして、受信側G3FAXは、そのときの画情報の受信結果が良好な場合には、フラグ信号に続いて、その旨を通知する信号MCFをリモート側GWに送信する。
【0057】
リモート側GWは、フラグ信号を検出すると、信号(T30 IND:Flags)を受付側GWへ送信するとともに、信号MCFを検出すると、信号MCFそのものをあらわす信号(V.21:HDLC:MCF)、信号MCFのFCSをあらわす信号(V.21:HDLC:CSI/FCS)を、それぞれ受付側GWへ送信する。
【0058】
それにより、受付側GWは、フラグ信号を受信した時点で送信側G3FAXへフラグ信号の送出を開始し、信号(V.21:HDLC:MCF)を受信すると、対応する信号MCFを送信側G3FAXへと送信する。
【0059】
それにより、送信側G3FAXは、受信側G3FAXで画情報を正常に受信されたことを認識する。この後は、送信側G3FAXは、フラグ信号に続き、回線復旧を指令するための信号DCNを受付側GWへ送出した後に、回線を復旧する。
【0060】
それにより、上述と同様の手順により、信号(T30 IND:Flags)、信号(V.21:HDLC:DCN),(V.21:HDLC:DCN/FCS)が受付側GWからリモート側GWへと送信される。そして、受付側GWからは、フラグ信号および信号DCNが受信側G3FAXへと順次送信され、受信側G3FAXは、信号DCNを受信すると、回線を復旧する。
【0061】
これにより、送信側G3FAXと受付側GWとの間の回線、および、受信側G3FAXとリモート側GWとの間の回線が復旧され、送信側G3FAXと受信側G3FAXの間に形成されていたリアルタイム的な通信パスが切断される。
【0062】
このようにして、送信側G3FAXと受信側G3FAXとの間のファクシミリ伝送手順が、受付側GWおよびリモート側GWのリアルタイム伝送手順により、リアルタイム的に実行されて、送信側G3FAXから受信側G3FAXへの画情報の送信がなされる。
【0063】
ここで、図3における信号(T30 IND:「信号名」)は、ITU−T勧告T.30に従ったトーナル信号の検出を通知するための信号(データ)であり、信号(V.21:HDLC:「信号名」)は、ITU−T勧告T.30に従ったバイナリ信号を運ぶための信号である。また、「V.21」は、ITU−T勧告V.21モデムにより運ばれる信号であることをあらわし、「HDLC」は、HDLCフレーム化されている信号であることをあらわす。
【0064】
そして、このような信号をやりとりすることで、受付側GWとリモート側GWとの間で、リアルタイム伝送手順が実現される。
【0065】
ところで、リモート側GWと受信側G3FAXとの間でのデータ通信がエラーした場合、本実施例では、次のような処置をとる。
【0066】
まず、送信側G3FAXから代行受信オフが設定されている場合には、リモート側GWと受信側G3FAXとの間でデータ通信エラーが発生した場合には、即、その時点で通信を打ち切る。
【0067】
この場合には、データ通信エラーは、即、送信側G3FAXで検出できることとなり、送信側G3FAXで、再送信などの処置を適切に行うことができる。
【0068】
したがって、この場合、送信側G3FAXは、ユーザが希望しないような態様(解像度、符号化方式など)での画情報通信が実行されることがなく、ユーザの希望に添った送信動作を実現することができる。
【0069】
一方、送信側G3FAXから代行受信オンが設定されている場合、受信側G3FAXがビジーであり、発呼時にデータ通信エラーが生じた場合には、リモート側GWでは、図3における伝送手順中、受信側G3FAXとの間で送受信される信号を擬似的に処理するとともに、そのグループ3ファクシミリ伝送前手順では、受信側G3FAXの能力として標準的な能力(例えば、用紙サイズが「A4」、解像度が「標準」、符号化方式が「HM」など。)を適用して、送信側G3FAXとの間で伝送機能の交渉などを行う。
【0070】
そして、受付側GWの処理を代行して実行する所定の疑似リアルタイム型処理(疑似リアルタイム伝送手順)を実行して、送信側G3FAXから送信される画情報を保存し、そのときの画情報通信動作を終了する。
【0071】
また、この画情報通信動作を終了すると、リモート側GWは、そのときに代行受信動作を行った旨を、インターネットINETを介して受付側GWへ通知する。それにより、受付側GWでは、代行受信動作により画情報が送信される旨を通知するためのレポートを作成し、公衆電話網PSTNを用いて送信側G3FAXへ発呼し、そのレポート画像を送信する。
【0072】
一方で、リモート側GWは、適宜な間隔で受信側G3FAXへ発呼し、受信側G3FAXが着信応答すると、所定のグループ3ファクシミリ伝送手順を実行して、保存している画情報を受信側G3FAXへ送信する。
【0073】
したがって、この場合、送信側G3FAXから送信される画情報は、標準的な受信能力に対応した態様のものとなるが、確実に受信側に画情報を配信することができ、送信側G3FAXの発呼動作が無駄なることはない。また、この場合、受付側GWからは、代行受信により配信される旨のレポートが送信されてくるので、送信側G3FAXのユーザは、自分が指定した送信動作の結果を適切に知ることができる。
【0074】
また、受信側G3FAXの受信能力の応答がある前、すなわち、受信側G3FAXの受信能力を確認する前の段階で、データ通信エラーが発生したときには、その通信エラー発生時点において、リモート側GWは、受信側G3FAXとの通信を打ち切るとともに、受付側GWに対して上述した疑似リアルタイム型処理を開始し、受信側G3FAXの能力として標準的な能力を適用して、伝送前手順を実行し、続いて、それ以降の画情報伝送手順を実行して、送信側G3FAXからの画情報を受信して保存する。
【0075】
また、この画情報通信動作を終了すると、リモート側GWは、そのときに代行受信動作を行った旨を、インターネットINETを介して受付側GWへ通知する。それにより、受付側GWでは、代行受信動作により画情報が送信される旨を通知するためのレポートを作成し、公衆電話網PSTNを用いて送信側G3FAXへ発呼し、そのレポート画像を送信する。
【0076】
一方で、リモート側GWは、適宜な間隔で受信側G3FAXへ発呼し、受信側G3FAXが着信応答すると、所定のグループ3ファクシミリ伝送手順を実行して、保存している画情報を受信側G3FAXへ送信する。
【0077】
また、受信側G3FAXの受信能力の応答があった後、すなわち、受信側G3FAXの受信能力を確認した後の段階で、データ通信エラーが発生したときには、その通信エラー発生時点において、リモート側GWは、受信側G3FAXとの通信を打ち切るとともに、受付側GWに対して上述した疑似リアルタイム型処理を開始し、受信側G3FAXの能力としてそのときに確認できた能力値を適用して、伝送前手順を実行し、続いて、それ以降の画情報伝送手順を実行して、送信側G3FAXからの画情報を受信して保存する。
【0078】
また、この画情報通信動作を終了すると、リモート側GWは、そのときに代行受信動作を行った旨を、インターネットINETを介して受付側GWへ通知する。それにより、受付側GWでは、代行受信動作により画情報が送信される旨を通知するためのレポートを作成し、公衆電話網PSTNを用いて送信側G3FAXへ発呼し、そのレポート画像を送信する。
【0079】
一方で、リモート側GWは、適宜な間隔で受信側G3FAXへ発呼し、受信側G3FAXが着信応答すると、所定のグループ3ファクシミリ伝送手順を実行して、保存している画情報を受信側G3FAXへ送信する。
【0080】
したがって、この場合、送信側G3FAXから送信される画情報は、受信側G3FAXの受信能力に対応した態様のものとなるので、受信側G3FAXで受信される画情報は、送信側G3FAXで直接接続した場合と同等な態様となり、確実に受信側に画情報を配信することができ、送信側G3FAXの発呼動作が無駄なることはないとともに、送信側G3FAXのユーザが意図した通りの画情報通信動作が実現する。また、この場合、受付側GWからは、代行受信により配信される旨のレポートが送信されてくるので、送信側G3FAXのユーザは、自分が指定した送信動作の結果を適切に知ることができる。
【0081】
図4は、この場合の送信側G3FAXの処理の一例を示している。
【0082】
まず、受付側GWへ発呼し(処理101)、受付側GWより所定のトーン信号を、所定時間内に検出することを監視する(判断102,104のNOループ)。所定時間内に受付側GWより所定のトーン信号を受信できなかった場合で、判断104の結果がYESになるときには、このときの送信動作をエラー終了する。
【0083】
また、所定時間内に受付側GWより所定のトーン信号を受信できた場合で、判断102の結果がYESになるときには、ユーザに対して、ユーザ番号と受信側G3FAXの電話番号(宛先番号)を入力させる(処理105)。続いて、代行受信を許可するか否かをあらわす情報を入力させる(処理106)。
【0084】
次いで、ユーザから操作入力されたユーザ番号、宛先番号、および、代行受信オン/オフ設定情報を、「(ユーザ番号)#(宛先電話番号)#(代行受信オン/オフ設定情報)」なる信号形式のPB信号で送出し(処理107)、そして、所定の伝送前手順を実行して、伝送機能やモデム速度などを設定し(処理108)、モデムトレーニング手順を実行して使用するモデム速度を決定し(処理109)、所定の画情報送信手順を実行してそのときの送信画情報を送信する(処理110)。
【0085】
画情報送信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理111)、回線を復旧して(処理112)、受付側GWに対するファクシミリ通信処理を終了する。
【0086】
図5は、受付側GWの処理の一例を示す。
【0087】
着呼検出すると(処理201)、所定のトーン信号を応答し(処理202)、所定信号形式のPB信号からなるユーザ番号、宛先番号、および、代行受信オン/オフ設定情報を受信して保存する(処理203)。
【0088】
次いで、受信したユーザ番号が適正な内容であるかどうかを検査し(判断204)、判断204の結果がYESになるときには、リモート側GWに対し、宛先番号と代行受信オン/オフ設定情報を指定した状態で接続要求し(処理205)、受信側G3FAXへの回線接続ができたかどうかを調べる(判断206)。
【0089】
リモート側GWからリアルタイム伝送手順の信号を受信した場合で、判断206の結果がYESになるときには、図3で説明したようなリアルタイム型処理(処理207)を実行する。
【0090】
次いで、リモート側GWからそのときの通信動作がエラーした旨が通知されたかどうかを調べる(判断209)。そのときの通信動作が正常終了した場合で、判断209の結果がNOになるときには、通信動作を終了する。
【0091】
また、リモート側GWからそのときの通信動作がエラーした旨が通知された場合で、判断209の結果がYESになるときには、エラー発生とそのエラー内容を通知するための所定形式のエラー通知レポート(図示略)を作成する(処理210)。
【0092】
次いで、送信元G3FAXへ発呼し(処理211)、所定の伝送前手順を実行して使用する伝送機能やモデム速度を設定し(処理212)、モデムトレーニング手順を実行して使用するモデム速度を決定し(処理213)、そのときに送信するエラー通知レポートの画像を送信する(処理214)。なお、このレポート画像は、作成したエラー通知レポートの表示画像ファクシミリデータを作成し、その表示画像ファクシミリデータを符号化複号化部5で符号化圧縮することで作成される。
【0093】
そして、レポート画像の送信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理215)、送信側G3FAXとの回線を復旧して(処理216)、この処理を終了する。
【0094】
図6〜9は、この場合のリモート側GWの処理の一例を示している。
【0095】
受付側GWより接続要求され、宛先番号および代行受信オン/オフ設定情報が通知されると(処理301)、宛先へ発呼し(処理302)、宛先が話中(ビジー)であるかどうかを調べる(判断303)。
【0096】
宛先に接続できた場合で、判断303の結果がNOになるときには、代行受信オンが設定されているかどうかを調べ(判断304)、判断304の結果がYESになるときには、代行受信機能部14の動作をオンする(処理305)。これにより、これ以降、画情報を受信すると、全ての画情報が代行受信機能部14へ保存される。
【0097】
次に、上述したリアルタイム型処理の伝送前手順を実行し(処理306)、この伝送前手順中に通信エラーが発生したかどうかを調べる(判断307)。通信エラーがなく、判断307の結果がNOになるときには、それ以降、通常のリアルタイム型のモデムトレーニング手順(処理308)、画情報送信手順(処理309)、伝送後手順(処理310)を順次実行し、画情報通信を終了すると、受信側G3FAXとの間の回線を復旧する(処理311)。
【0098】
そして、そのときに全てのページを正常に送信できたかどうかを調べ(判断312)、判断312の結果がYESになるときには、このときの通信動作を正常終了する。
【0099】
また、判断312の結果がNOになるときには、そのときに再送すべきページ番号を再送信開始ページにセットし(処理313)、受付側GWに対し、インターネットINETを介して、通信エラーが発生した旨とその内容を通知する(処理315)。
【0100】
次いで、そのときの受信側G3FAXへ発呼し(処理315)、ビジーであるかどうかを調べ(判断317)、ビジーの場合で、判断317の結果がYESになるときには、処理316へ戻り、適宜な間隔で、再発呼を繰り返す。
【0101】
また、受信側G3FAXが着信応答した場合で、判断317の結果がNOになるときには、受信側G3FAXとの間で所定の伝送前手順を実行して使用する伝送機能やモデム速度を設定し(処理318)、モデムトレーニング手順を実行して使用するモデム速度を決定し(処理319)、代行受信機能部14に保存している画情報を、そのときにセットされた再送信開始ページから順次送信し(処理320)、代行受信した残りの画情報を全て送信終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理321)、受信側G3FAXとの間の回線を復旧する(処理322)。
【0102】
そして、そのときに代行受信機能部14に保存した代行受信ファイルを消去して(処理323)、この処理を終了する。
【0103】
一方、リアルタイム型伝送前手順中で通信エラーが発生し、判断307の結果がYESになるときには、リモート側GWは、まず、受信側G3FAXとの間の回線を復旧する(処理324)。
【0104】
次いで、そのときに受信側G3FAXから受信能力を取得しているかどうかを調べる(判断325)。受信側G3FAXからデジタル識別信号DISや非標準機能識別信号NSFを受信しており、受信側G3FAXの受信能力を取得している場合で判断325の結果がYESになるときには、そのときに中断しているリアルタイム型伝送前手順を、上述した疑似リアルタイム型伝送前手順に切り換えて、その取得済みの受信能力を適用して継続実行する(処理326)。
【0105】
また、受信側G3FAXからデジタル識別信号DISや非標準機能識別信号NSFを受信する前の段階で通信エラーが発生した場合で、判断325の結果がNOになるときには、そのときに中断しているリアルタイム型伝送前手順を、上述した疑似リアルタイム型伝送前手順に切り換えて、標準的な受信能力を適用して継続実行する(処理327)。
【0106】
このようにして、疑似リアルタイム型伝送前手順を終了すると、それ以降、上述した疑似リアルタイム型のモデムトレーニング手順(処理328)、画情報送信手順(処理329)、伝送後手順(処理330)を順次実行する。
【0107】
そして、そのときに受信側G3FAXへ再送すべきページ番号(この場合は、「1」)を再送信開始ページにセットし(処理331)、処理315へ移行し、受付側GWに対し通信エラーが発生した旨とその内容を通知した後に、受信側G3FAXへ発呼して、代行受信機能部14に蓄積している受信画情報を送信し、送信終了すると、代行受信機能部14に蓄積している代行受信画情報を消去する。
【0108】
また、宛先がビジーであった場合で、判断303の結果がYESになるときには、代行受信オンが設定されているかどうかを調べ(判断332)、代行受信オフが設定されている場合で、判断332の結果がNOになるときには、受付側GWに対して接続不可を通知し(処理333)、この処理を終了する。
【0109】
また、代行受信オンが設定されている場合で、判断332の結果がYESになるときには、まず、標準能力を適用して上述した疑似リアルタイム型伝送前手順を実行し(処理334)、続いて、上述した疑似リアルタイム型のモデムトレーニング手順(処理335)、画情報送信手順(処理336)、伝送後手順(処理337)を順次実行する。
【0110】
そして、そのときに受信側G3FAXへ再送すべきページ番号(この場合は、「1」)を再送信開始ページにセットし(処理338)、処理315へ移行し、受付側GWに対し通信エラーが発生した旨とその内容を通知した後に、受信側G3FAXへ発呼して、代行受信機能部14に蓄積している受信画情報を送信し、送信終了すると、代行受信機能部14に蓄積している代行受信画情報を消去する。
【0111】
一方、送信側G3FAXから代行受信オフが設定されている場合で、判断304の結果がNOになるときには、代行受信機能部14の動作をオフし(処理340)、上述したリアルタイム型処理を実行し(処理341)、そのリアルタイム型処理を終了すると、受信側G3FAXとの間の回線を復旧する(処理342)。
【0112】
ここで、通信エラーが発生したかどうかを調べ(判断343)、判断343の結果がYESになるときには、受付側GWに対し通信エラーが発生した旨とその内容を通知し(処理344)、この動作を終了する。また、通信エラーがない場合には、処理344を実行せずにこの動作を終了する。
【0113】
以上のように、本実施例では、送信側G3FAXから代行受信オンが設定されている場合、受信側G3FAXがビジーであり、発呼時にデータ通信エラーが生じた場合、あるいは、受信側G3FAXの受信能力取得前に通信エラーが発生した場合には、リモート側GWでは、受信能力として標準的な能力を設定した状態で、疑似リアルタイム処理を実行して画情報を代行受信し、その代行受信した画情報を受信側G3FAXへ送信するので、送信側G3FAXから送信される画情報は、確実に受信側に画情報を配信することができ、送信側G3FAXの発呼動作が無駄なることはない。また、この場合、受付側GWからは、代行受信により配信される旨のレポートが送信されてくるので、送信側G3FAXのユーザは、自分が指定した送信動作の結果を適切に知ることができる。
【0114】
また、送信側G3FAXから代行受信オンが設定されている場合、受信側G3FAXの受信能力取得後に通信エラーが発生した場合には、リモート側GWでは、受信能力として受信側G3FAXから取得した能力を設定適用して、疑似リアルタイム処理を実行して画情報を代行受信し、その代行受信した画情報を受信側G3FAXへ送信するので、送信側G3FAXから送信される画情報は、送信側G3FAXのユーザが希望する態様となり、また、確実に受信側に画情報を配信することができ、送信側G3FAXの発呼動作が無駄なることはない。また、この場合、受付側GWからは、代行受信により配信される旨のレポートが送信されてくるので、送信側G3FAXのユーザは、自分が指定した送信動作の結果を適切に知ることができる。
【0115】
ところで、上述した実施例では、受信側G3FAXの受信能力取得前の段階で通信エラーを生じた場合でも、送信側G3FAXから代行受信オンが設定されていれば、代行受信するようにしているが、このときの代行受信では、受信側G3FAXの受信能力を標準的なものと見なしているので、本来、受信側G3FAXが適用できるであろう通信機能または画像機能を使用することができず、不本意な画像通信となるおそれがある。
【0116】
そこで、受信側G3FAXの受信能力取得前の段階で通信エラーを生じた場合には、たとえ、送信側G3FAXから代行受信オンが設定されていても、(代行受信オフに強制的に変更して)代行受信を実行しないことで、上述した不具合を回避することができる。
【0117】
その場合にリモート側GWが実行する処理の一例を、図10〜12に示す。
【0118】
受付側GWより接続要求され、宛先番号および代行受信オン/オフ設定情報が通知されると(処理401)、宛先へ発呼し(処理402)、宛先が話中(ビジー)であるかどうかを調べる(判断403)。ここで、宛先がビジーの場合で、判断403の結果がYESになるときには、受付側GWに対して接続不可を通知し(処理404)、この処理を終了する。
【0119】
宛先に接続できた場合で、判断403の結果がNOになるときには、代行受信オンが設定されているかどうかを調べ(判断405)、判断405の結果がYESになるときには、代行受信機能部14の動作をオンする(処理406)。これにより、これ以降、画情報を受信すると、全ての画情報が代行受信機能部14へ保存される。
【0120】
次に、上述したリアルタイム型処理の伝送前手順を実行し(処理407)、この伝送前手順中に通信エラーが発生したかどうかを調べる(判断408)。通信エラーがなく、判断408の結果がNOになるときには、それ以降、通常のリアルタイム型のモデムトレーニング手順(処理409)、画情報送信手順(処理410)、伝送後手順(処理411)を順次実行し、画情報通信を終了すると、受信側G3FAXとの間の回線を復旧する(処理412)。
【0121】
そして、そのときに全てのページを正常に送信できたかどうかを調べ(判断413)、判断413の結果がYESになるときには、このときの通信動作を正常終了する。
【0122】
また、判断413の結果がNOになるときには、そのときに再送すべきページ番号を再送信開始ページにセットし(処理414)、受付側GWに対し、インターネットINETを介して、通信エラーが発生した旨とその内容を通知する(処理415)。
【0123】
次いで、そのときの受信側G3FAXへ発呼し(処理416)、ビジーであるかどうかを調べ(判断417)、ビジーの場合で、判断417の結果がYESになるときには、処理416へ戻り、適宜な間隔で、再発呼を繰り返す。
【0124】
また、受信側G3FAXが着信応答した場合で、判断417の結果がNOになるときには、受信側G3FAXとの間で所定の伝送前手順を実行して使用する伝送機能やモデム速度を設定し(処理418)、モデムトレーニング手順を実行して使用するモデム速度を決定し(処理419)、代行受信機能部14に保存している画情報を、そのときにセットされた再送信開始ページから順次送信し(処理420)、代行受信した残りの画情報を全て送信終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理421)、受信側G3FAXとの間の回線を復旧する(処理422)。
【0125】
そして、そのときに代行受信機能部14に保存した代行受信ファイルを消去して(処理423)、この処理を終了する。
【0126】
一方、リアルタイム型伝送前手順中で通信エラーが発生し、判断408の結果がYESになるときには、リモート側GWは、まず、受信側G3FAXとの間の回線を復旧する(処理425)。
【0127】
次いで、そのときに受信側G3FAXから受信能力を取得しているかどうかを調べる(判断426)。受信側G3FAXからデジタル識別信号DISや非標準機能識別信号NSFを受信しており、受信側G3FAXの受信能力を取得している場合で判断426の結果がYESになるときには、そのときに中断しているリアルタイム型伝送前手順を、上述した疑似リアルタイム型伝送前手順に切り換えて、その取得済みの受信能力を適用して継続実行する(処理427)。
【0128】
このようにして、疑似リアルタイム型伝送前手順を終了すると、それ以降、上述した疑似リアルタイム型のモデムトレーニング手順(処理428)、画情報送信手順(処理429)、伝送後手順(処理430)を順次実行する。
【0129】
そして、そのときに受信側G3FAXへ再送すべきページ番号(この場合は、「1」)を再送信開始ページにセットし(処理431)、処理415へ移行し、受付側GWに対し通信エラーが発生した旨とその内容を通知した後に、受信側G3FAXへ発呼して、代行受信機能部14に蓄積している受信画情報を送信し、送信終了すると、代行受信機能部14に蓄積している代行受信画情報を消去する。
【0130】
また、受信側G3FAXからデジタル識別信号DISや非標準機能識別信号NSFを受信する前の段階で通信エラーが発生した場合で、判断426の結果がNOになるときには、そのときに中断しているリアルタイム型伝送前手順を打ち切り(処理432)、受付側GWに対し、インターネットINETを介して、通信エラーが発生した旨とその内容を通知して(処理433)、この処理を終了する。
【0131】
一方、送信側G3FAXから代行受信オフが設定されている場合で、判断405の結果がNOになるときには、代行受信機能部14の動作をオフし(処理435)、上述したリアルタイム型処理を実行し(処理436)、そのリアルタイム型処理を終了すると、受信側G3FAXとの間の回線を復旧する(処理437)。
【0132】
ここで、通信エラーが発生したかどうかを調べ(判断438)、判断438の結果がYESになるときには、受付側GWに対し通信エラーが発生した旨とその内容を通知し(処理439)、この動作を終了する。また、通信エラーがない場合には、処理439を実行せずにこの動作を終了する。
【0133】
このようにして、本実施例では、受信側G3FAXの受信能力取得前の段階で通信エラーを生じた場合には、たとえ、送信側G3FAXから代行受信オンが設定されていても、(代行受信オフに強制的に変更して)代行受信を実行しないことで、上述した不具合を回避することができる。
【0134】
なお、上述した実施例では、リモート側GWで代行受信をするか否かの設定を送信側G3FAXから行えるようにしているが、この設定を、リモート側GWのみで行うようにすることもできる。また、基本的には、代行受信をするか否かは、リモート側GWの設定内容を適用するが、送信側G3FAXから代行受信オン/オフ設定情報が送られてきたときには、その受信した代行受信オン/オフ設定情報の内容に従って代行受信を行うか否かを設定するように構成することもできる。
【0135】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、送信側G3FAXから代行受信オンが設定されている場合、受信側G3FAXがビジーであり、発呼時にデータ通信エラーが生じた場合、あるいは、受信側G3FAXの受信能力取得前に通信エラーが発生した場合には、リモート側GWでは、受信能力として標準的な能力を設定した状態で、疑似リアルタイム処理を実行して画情報を代行受信し、その代行受信した画情報を受信側G3FAXへ送信するので、送信側G3FAXから送信される画情報は、確実に受信側に画情報を配信することができ、送信側G3FAXの発呼動作が無駄なることはないという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるリアルタイム型インターネットファクシミリ通信システムの一例を示したブロック図。
【図2】リアルタイムインターネットゲートウェイ装置GW(GW1,GW2)の構成例を示したブロック図。
【図3】送信側G3FAX、受付側GW、リモート側GW、受信側G3FAXの間で実行される伝送手順の一例を示したタイムチャート。
【図4】送信側G3FAXの処理の一例を示したフローチャート。
【図5】受付側GWの処理の一例を示したフローチャート。
【図6】リモート側GWの処理の一例の一部を示したフローチャート。
【図7】リモート側GWの処理の一例の他の部分を示したフローチャート。
【図8】リモート側GWの処理の一例のさらに他の部分を示したフローチャート。
【図9】リモート側GWの処理の一例の残りの部分を示したフローチャート。
【図10】リモート側GWの処理の他の例の一部を示したフローチャート。
【図11】リモート側GWの処理の他の例の他の部分を示したフローチャート。
【図12】リモート側GWの処理の他の例の残りの部分を示したフローチャート。
【符号の説明】
GW1,GW2 リアルタイムインターネットゲートウェイ装置
FG1,FG2 グループ3ファクシミリ装置
Claims (2)
- 公衆網を介してファクシミリ装置と画情報をやりとりする機能と、インターネットを介して情報をやりとりする機能を備えるリアルタイムインターネットゲートウェイ装置を複数設け、インターネットを介して上記ファクシミリ装置間のファクシミリ通信をリアルタイムに実現するインターネットファクシミリ通信システムの制御方法において、
上記第1のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置は、上記第1のファクシミリ装置より公衆網を介して画情報通信の要求および代行受信オン/オフ設定情報を受け付けると、その第1のファクシミリ装置から宛先となる第2のファクシミリ装置の宛先番号を受信して、上記第2のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置に対し、その宛先番号を指定して接続要求し、
上記第2のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置は、上記第1のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置より接続要求および代行受信オン/オフ設定情報を受けると、通知された宛先番号へ発呼し、その宛先番号の上記第2のファクシミリ装置との間に回線が確立すると、上記第1のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置との間で、所定のリアルタイム手順を開始し、それ以降は、上記第1のファクシミリ装置と上記第2のファクシミリ装置との間のファクシミリ通信が、上記第1のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置、インターネット、および、上記第2のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置を介して行われる一方、
上記第2のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置と上記第2のファクシミリ装置との間に通信エラーを生じた場合、上記第2のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置は、受信した代行受信オン/オフ設定情報により代行受信オンが指定されている場合には、上記第1のファクシミリ装置との間で所定のファクシミリ伝送手順を実行して上記第2のファクシミリ装置へ送信する画情報を蓄積し、上記第2のファクシミリ装置へ再発呼して、蓄積した画情報を送信するとともに、上記代行受信オン/オフ設定情報により代行受信オフが指定されている場合には、上記通信エラーが発生した時点で、前記第1のファクシミリ装置および前記第1のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置との間で実行中の通信動作をエラー終了させることを特徴とするインターネットファクシミリ通信システムの制御方法。 - 公衆網を介してファクシミリ装置と画情報をやりとりする機能と、インターネットを介して情報をやりとりする機能を備え、インターネットを介して上記ファクシミリ装置間のファクシミリ通信をリアルタイムに実現する機能を備えたリアルタイムインターネットゲートウェイ装置において、
他のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置より接続要求および代行受信オン/オフ設定情報を受けると、通知された宛先番号へ発呼し、その宛先番号の着側ファクシミリ装置との間に回線が確立すると、上記第1のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置との間で、所定のリアルタイム手順を開始し、それ以降は、上記他リアルタイムインターネットゲートウェイ装置側の発側ファクシミリ装置と上記着側ファクシミリ装置との間のファクシミリ通信を行う一方、
上記着側ファクシミリ装置との間に通信エラーを生じたとき、受信した代行受信オン/オフ設定情報により代行受信オンが指定されている場合には、上記発側ファクシミリ装置との間で所定のファクシミリ伝送手順を実行して上記着側ファクシミリ装置へ送信する画情報を蓄積し、上記着側ファクシミリ装置へ再発呼して、蓄積した画情報を送信する一方、上記代行受信オン/オフ設定情報により代行受信オフが指定されている場合には、上記通信エラーが発生した時点で、前記発側ファクシミリ装置および上記他のリアルタイムインターネットゲートウェイ装置との間で実行中の通信動作をエラー終了させることを特徴とするリアルタイムインターネットゲートウェイ装置。
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