JP2000339240A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2000339240A
JP2000339240A JP14994699A JP14994699A JP2000339240A JP 2000339240 A JP2000339240 A JP 2000339240A JP 14994699 A JP14994699 A JP 14994699A JP 14994699 A JP14994699 A JP 14994699A JP 2000339240 A JP2000339240 A JP 2000339240A
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mail
communication data
network
public network
transmission
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JP14994699A
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English (en)
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Shingo Nishizaki
伸吾 西崎
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介した送信側からの電子メー
ルの送信と受信側における電子メールの受信との間の非
同時性に起因してネットワークを介した電子メールによ
るデータ通信において生ずる不具合を解消することがで
きる通信端末装置を提供する。 【解決手段】 送信側は、受信側の電子メールアドレス
宛に電子メールにより通信データを送信した後に、通信
データを電子メールにより送信した旨を当該受信側に前
記公衆網を介して通知する一方、受信側は、通信データ
を電子メールにより送信した旨の前記公衆網を介した通
知を受けると、前記ネットワークに接続して前記送信側
からの通信データを電子メールとして受信することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
等の通信端末装置に関し、特に、公衆網に接続され当該
公衆網を介して通信データの送受信を行う一方、必要に
応じてネットワークに接続して当該ネットワークを介し
て電子メールによる通信データの送受信を行う通信端末
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及に伴い、イ
ンターネットを使用して音声通信やファクシミリ通信等
の種種のデータ通信を行うことが実用化されてきてい
る。ファクシミリ装置を例に挙げれば、特開平10−1
64122号公報に見られる技術のように、ファクシミ
リ通信の画像データを電子メールの形式に変換して送受
信できるようにすることで、インターネット通信網を用
いて、画像データを送受信することが可能となる。
【0003】通常の公衆網を介したファクシミリ通信で
は、相手先との距離にほぼ比例して通信料金が高くなる
が、インターネットを使用して電子メール形式で通信を
行う場合、国内・海外等相手先との距離に関わらず一定
の料金で交信が可能となるため通信コストが大幅に低減
できる。インターネットへの接続形態が、送受信の必要
時のみインターネット接続業者(以下プロバイダ)のサ
ーバに公衆網を介してダイヤルアップで接続する形態の
場合も、プロバイダまでの接続料金とプロバイダの使用
料金を負担するだけでよい。
【0004】このように、インターネットを使用して電
子メール形式で画情報等のデータの送受信を行う方式は
通信コスト面では大きなメリットがあるが、通常の公衆
網を介したファクシミリ通信のように送信側と受信側と
が直接接続されて交信を行うものではないため、以下に
示すような不具合が発生する可能性がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の電話
回線やISDN回線等の公衆網を介して通信データの送
受信を行う通信端末装置では、ファクシミリ装置を例に
とると、送信側は、公衆網を介して受信側と直接接続後
に、画情報の送信を行うため、送信側の画情報の送信
と、受信側の画情報の受信との間に時間的な遅延は発生
しない。
【0006】一方、インターネット等のネットワークを
介して、MIME等の電子メール形式でデータ通信を行
う場合、電子メールの受信は、POPプロトコル等によ
りメールサーバに定期的にアクセスして自装置分のメー
ルボックスに受信された自装置宛の電子メールを取り出
すことにより行われるため、送信側の電子メールの送信
と、受信側の電子メール受信との間に時間的な遅延が発
生する。
【0007】特に、受信側が、公衆網を介してインター
ネットサービスプロバイダのサーバ装置に発呼してPP
Pプロトコル等によりダイヤルアップ接続してインター
ネットに接続し、プロバイダ側のメールサーバにアクセ
スして自装置分のメールボックスに受信された自装置宛
の電子メールを取り出す通信形態の場合、公衆網を介し
たプロバイダとの間の接続には通信費がかかるため、送
信側の電子メールの送信と、受信側の電子メールの受信
との間に発生する時間的な遅延を少なくしようとすれ
ば、公衆網を介した通信に要する通信費がかさみ、逆
に、公衆網を介した通信に要する通信費を節約しようと
すれば、送信側の電子メールの送信と、受信側の電子メ
ールの受信との間に発生する時間的な遅延が大きくなる
という問題がある。
【0008】また、従来の電話回線やISDN回線等の
公衆網を介して通信データの送受信を行う通信端末装置
では、ファクシミリ装置を例にとると、送信側は、公衆
網を介して受信側と直接接続後に、画情報の送信を行
い、その画情報の送信は、受信側の画情報の受信と同期
して行われるため、送信側において画情報が正常に送信
できれば、受信側において画情報が正常に受信されたこ
とになる。
【0009】一方、インターネット等のネットワークを
介して電子メール形式でデータ通信を行う場合には、送
信側における電子メールの送信は、送信側装置とSMT
Pサーバ等のメール送信用サーバとのやりとりにより行
われ、送信側のサーバから受信側のサーバへのネットワ
ーク内での電子メールの転送はMTA等により機械的に
行われ、受信側における電子メールの受信は、受信側装
置とPOPサーバ等のメール受信用サーバとのやりとり
により行われる。
【0010】そのため、送信側における電子メールの送
信が正常に行われても、受信側における電子メールの受
信が正常に行われない場合があったとしても、送信側
は、受信側における電子メールの受信が正常ではなかっ
たことを知ることはできない。そのため、インターネッ
ト等のネットワークを介した電子メールによる通信は、
通信費がかからない利点はあるものの、通信の確実性、
信頼性は、公衆網を介した、ファクシミリ通信等のデー
タ通信に比べ低いものとなっている。
【0011】また、従来の公衆網を介して通信データの
送受信を行う通信端末装置では、ファクシミリ装置を例
にとると、送信側は、公衆網を介して受信側と直接接続
後に、画情報の送信を行い、その画情報の送信は、受信
側の画情報の受信と同期して行われるため、送信側にお
いて画情報が正常に送信できなければ、受信側においも
画情報が正常に受信されなかったことになり、送信側
は、画情報を正常に送信できなった場合には、一定時間
待った後に受信側に自動的に再発呼して再送信を行うこ
とで、確実な送信を行うことができる。
【0012】一方、インターネット等のネットワークを
介して電子メール形式でデータ通信を行う場合には、前
述したように、送信側における電子メールの送信が正常
であったが受信側における電子メールの受信が正常に行
われない場合であっても、送信側は、受信側における電
子メールの受信が正常ではなかったことを知ることはで
きないため、自動的な再送信は行いようがなく、送信側
が送信した電子メールが結果的に受信側に不達になるお
それがある。
【0013】また、従来の公衆網を介して通信データの
送受信を行う通信端末装置では、ファクシミリ装置を例
にとると、送信側は、公衆網を介して受信側と直接接続
後に、所定の伝送制御手順により受信側の能力、具体的
には、対応している記録解像度、復号化方式等の通知を
受け、受信側が実際に備える能力に見合った最適な読取
解像度で画情報を読み取って最適な符号化方式で符号化
して受信側に送信することで、無駄のない必要最低限の
データ量で画情報を送信することができる。
【0014】一方、インターネット等のネットワークを
介して電子メール形式でデータ通信を行う場合には、前
述したように、送信側における電子メールの送信と、受
信側における電子メールの受信が無関係に行われるた
め、送信側は、送信時に受信側の能力が不明であるため
に、受信側の最大機能に見合った最適な読取解像度や、
圧縮方式を選択することができず、不必要な高解像度で
の読取や、不必要に符号化効率の低いの符号化方式を選
ばざるを得ず、送信するデータ量が増大してしまう問題
があり、更に、ダイヤルアップ接続では、データ量が増
大する分不要な通信コストが発生してしまう問題があ
る。
【0015】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、ネットワークを介した送信側からの電子メールの
送信と受信側における電子メールの受信との間の非同時
性に起因してネットワークを介した電子メールによるデ
ータ通信において生ずる不具合を解消することができる
通信端末装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の通信端
末装置は、公衆網に接続され当該公衆網を介して通信デ
ータの送受信を行う一方、必要に応じてネットワークに
接続して当該ネットワークを介して電子メールによる通
信データの送受信を行う通信端末装置において、送信側
は、指定された受信側の電子メールアドレス宛に前記ネ
ットワークを介して電子メールにより通信データを送信
した後に、通信データを電子メールにより送信した旨を
当該受信側に前記公衆網を介して通知するメール送信通
知手段を備える一方、受信側は、通信データを電子メー
ルにより送信した旨の前記公衆網を介した通知を検出す
るメール送信通知検出手段と、そのメール送信通知検出
手段により、通信データを電子メールにより送信した旨
の通知が検出されると、前記ネットワークに接続して前
記送信側からの通信データを電子メールとして受信する
メール受信手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】請求項2に記載の通信端末装置は、公衆網
に接続され当該公衆網を介して通信データの送受信を行
う一方、必要に応じてネットワークに接続して当該ネッ
トワークを介して電子メールによる通信データの送受信
を行う通信端末装置において、送信側は、指定された受
信側の電子メールアドレス宛に前記ネットワークを介し
て電子メールにより通信データを送信する前に、通信デ
ータを電子メールにより送信した旨を当該受信側に前記
公衆網を介して通知するメール送信通知手段と、そのメ
ール送信通知手段による前記公衆網を介した通知の際
に、受信側から通知される受信側能力を検出する受信側
能力検出手段と、当該受信側に電子メールにより送信す
る通信データを前記受信側能力検出手段により検出され
た受信側能力に適合する形式のデータに変換して電子メ
ールにより送信するメール送信手段とを備える一方、受
信側は、通信データを電子メールにより送信した旨の前
記公衆網を介した通知を検出するメール送信通知検出手
段と、そのメール送信通知検出手段により、通信データ
を電子メールにより送信した旨の通知が検出されると、
前記ネットワークに接続して前記送信側からの通信デー
タを電子メールとして受信するメール受信手段とを備え
たことを特徴とする。
【0018】請求項3に記載の通信端末装置は、請求項
1または2のいずれかに記載の通信端末装置において、
前記受信側は、通信データを電子メールにより送信した
旨の前記送信側からの通知を受けて前記ネットワークに
接続して前記送信側からの通信データを電子メールとし
て正常に受信した場合に、通信データを電子メールによ
り正常に受信した旨を前記ネットワークまたは前記公衆
網を介して前記送信側に通知する正常受信通知手段を更
に備えたことを特徴とする。
【0019】請求項4に記載の通信端末装置は、請求項
1、2または3のいずれかに記載の通信端末装置におい
て、前記受信側は、通信データを電子メールにより送信
した旨の前記送信側からの通知を受けて前記ネットワー
クに接続して前記送信側からの通信データを電子メール
として受信した場合に、当該電子メールの受信が正常で
はなかったときは、通信データの再送信を要求する旨を
前記公衆網を介して前記送信側に通知する再送信要求手
段を更に備える一方、前記送信側は、前記公衆網を介し
て受信側からの再送信を要求する旨の通知を受けた場合
に当該受信側に電子メールにより送信済みの未達の通信
データを前記公衆網を介して当該受信側に再送信する再
送信手段を更に備えたことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0021】先ず、図1は、本発明の実施の形態に係る
通信端末装置としてのファクシミリ装置1a及びファク
シミリ装置1bが互いにデータ通信を行う場合のネット
ワーク構成を示している。
【0022】ファクシミリ装置1a、1bは、それぞれ
電話網やISDN等の公衆網に接続される一方、それぞ
れインターネットサービスプロバイダ(ISP)と契約
していて、公衆網を介してPPPプロトコル等によりI
SPサーバ装置20a、20bにそれぞれ接続すること
で、PPPプロトコル上のTCP/IPプロトコルによ
りインターネットを介したデータ通信を行う。また、そ
れぞれISPサーバ装置20a、20bをSMTPサー
バ、POPサーバとして、インターネットを介した電子
メールの送信、受信を行う。
【0023】図2にファクシミリ装置1aまたは1bと
なるファクシミリ装置1のブロック構成を示す。
【0024】同図において、ファクシミリ装置1は、シ
ステム制御部2、ROM3、RAM4、スキャナ5、プ
ロッタ6、画像メモリ7、符号化復号化部8、操作表示
部9、モデム10、網制御部11、及び、システムバス
12により構成されている。
【0025】システム制御部2は、ROM3書き込まれ
た制御プログラムに従って、RAM4を作業領域として
使用しながら、装置各部を制御するものである。
【0026】ROM3は、前述したように、システム制
御部2が上記装置各部を制御するための制御プログラム
が記憶されているリードオンリメモリである。また、R
OM3には、各文字コードにフォントデータを対応付け
たフォントテーブル3aが記憶されていて、システム制
御部2は、文字列を画情報に変換する場合には、フォン
トテーブル3aを参照する。
【0027】RAM4は、前述したようにシステム制御
部2の作業領域として使用されるランダムアクセスメモ
リである。なお、RAM4は、図示しないバックアップ
用回路によりバックアップされており、装置電源遮断時
にも記憶内容は保持される。
【0028】スキャナ5は、3.85本/mm、7.7
本/mm、15.4本/mm等の所定の読み取り線密度
で原稿画像を読み取って画情報を得るためのものであ
る。プロッタ6は、受信した画情報を、その線密度に応
じて記録出力したり、スキャナ5で読み取った画情報
を、その線密度に応じて記録出力(コピー動作)するた
めのものである。
【0029】画像メモリ7は、スキャナ5で読み取った
画情報を、一時的にファイルとして蓄積したり、受信し
た画情報を、プロッタ6により記録するまでファイルと
して一時的に蓄積したりするためのものである。
【0030】符号化復号化部8は、送信画像データを、
G3ファクシミリに適合する、MH符号化方式、MR符
号化方式、MMR符号化方式等の所定の符号化方式で符
号化圧縮する一方、受信画像データをMH符号化方式、
MR符号化方式、MMR符号化方式等に対応する所定の
復号化方式で復号伸長するものである。
【0031】操作表示部9は、相手先電話番号を指定す
るためのテンキー、メールアドレスを指定すめためのキ
ー、送信スタートキー、ワンタッチダイヤルキー、及
び、その他各種キーが配設される一方、液晶表示装置等
の表示器を備え、ユーザに知らせるべき装置の動作状態
や、各種メッセージを表示するものである。
【0032】モデム10は、公衆網を介して通常のファ
クシミリ通信を行う場合には、G3ファクシミリモデム
として機能し、公衆網を介してISPサーバ装置20a
や20bにダイヤルアップ接続する場合には、データモ
デムとして機能するファックス/データモデムであり、
送信データを変調する一方、受信データを復調するもの
である。また、モデム10は、入力されたダイヤル番号
に対応してDTMF信号の送出も行う。網制御部11
は、公衆網に接続されて、回線の直流ループの閉結・解
放や、回線の極性反転の検出、回線解放の検出、発信音
の検出、ビジートーン等のトーン信号の検出、呼出信号
の検出等の回線との接続制御や、ダイヤルパルスの生成
を行うものである。システムバス12は、上記各部がデ
ータをやり取りするための信号ラインである。
【0033】図3にファクシミリ装置1のRAM4の本
発明に係る記憶内容について示す。
【0034】同図において、RAM4の記憶領域4aに
は、ISPサーバ装置20aや20bのプロバイダ名、
ダイヤルアップ接続先電話番号や、ユーザーID、パス
ワード、SMTPサーバやPOPサーバのアドレス情
報、メールアドレス等のダイアルアップ接続用情報が記
憶されいて、ファクシミリ装置1は、ダイヤルアップ接
続してインターネットを介して電子メールによるデータ
通信を行う場合には、記憶領域4aに記憶された情報を
参照する。また、RAM4の記憶領域4b、4cには、
それぞれワンタッチダイヤル登録情報、短縮ダイヤル登
録情報が記憶されている。通常、ワンタッチダイヤル登
録情報は、相手先ファックス番号と操作表示部9に配設
されたワンタッチキー番号との対応テーブルであるが、
本実施の形態では、必要に応じてワンタッチキー番号に
相手先ファックス番号に加えて相手先電子メールアドレ
スが対応付けて登録されている。また、通常、短縮ダイ
ヤル登録情報は、相手先ファックス番号と短縮番号との
対応テーブルであるが、本実施の形態では、必要に応じ
て短縮番号に相手先ファックス番号に加えて相手先電子
メールアドレスが対応付けて登録されている。記憶領域
4dには、公衆網を介したG3ファクシミリ通信におい
て送信端末識別信号TSIや被呼端末識別信号CSI等
として相手先に通知される情報となる自機ファックス番
号が登録されている。
【0035】次に、本実施の形態に係るファクシミリ装
置1における各処理手順について説明するが、以下の説
明では、送信側のファクシミリ装置1aから受信側のフ
ァクシミリ装置1bに対して通信データ(画情報)を公
衆網を介してファクシミリメッセージとして、または、
インターネットを介して電子メールとして送信する場合
について説明する。
【0036】先ず、送信側のファクシミリ装置1aにお
ける送信処理手順について、図4を参照して説明する。
【0037】同図において、ファクシミリ装置1aのシ
ステム制御部2は、スキャナ5に原稿がセットされるか
を監視し(判断101のNoループ)、原稿がセットさ
れる(判断101のYes)、送信形式選択処理を行う
(処理102)。その送信形式選択処理は、操作表示部
9を介してこれから読み取る原稿の画情報を公衆網を介
してファクシミリ送信するのか、または、インターネッ
トを介して電子メールにより送信するのかを選択させる
処理で、具体的には、各送信形式に対応したキーのうち
のいずれのキーが押下されるかを検出することにより、
ユーザが原稿画情報を公衆網を介したファクシミリ通信
(通常形式)により送信したいと所望しているのか、ま
たは、ユーザが原稿画情報をインターネットを介して電
子メール形式により送信したいと所望しているのかを判
断する。
【0038】送信形式が通常形式である場合には(判断
103のNo)、送信宛先ファックス番号を操作表示部
9を介して直接入力により、または、ワンタッチダイヤ
ルや短縮ダイヤルにより間接的に指定させる宛先ファッ
クス番号入力処理を行い(処理104)、送信開始を指
示する操作表示部9の[スタート]キーが押下されるの
を待つ(判断105のNoループ)。そして、[スター
ト]キーか押下された場合は(判断105のYes)、
宛先ファックス番号(この場合ファクシミリ装置1bの
ファックス番号)に公衆網を介して発呼し(処理10
6)、判断101でセットされた原稿をスキャナ5を読
み取って得た画情報をG3ファクシミリプロトコルによ
りファクシミリメッセージとして送信するファクシミリ
送信処理を行う(処理107)。
【0039】一方、選択された送信形式が電子メール形
式であった場合は(判断103のYes)、宛先ファッ
クス番号及び電子メールアドレスを、操作表示部9を介
して直接入力により、または、ワンタッチダイヤルや短
縮ダイヤルにより間接的に指定させる宛先ファックス番
号・電子メールアドレス入力処理を行い(処理10
8)、送信開始を指示する操作表示部9の[スタート]
キーが押下されるのを待つ(判断109のNoルー
プ)。そして、[スタート]キーか押下された場合は
(判断109のYes)、メール形式送信処理を行う
(処理110)。
【0040】図5に、処理110のメール形式送信処理
の具体的な処理手順について示す。
【0041】同図において、システム制御部2は、判断
101でセットされた原稿の画情報をスキャナ5で読み
取って画像メモリ7に記憶し(処理201)、その原稿
画情報を電子メールの添付ファイルとして送信できるよ
うにファイル形式に変換する(処理202)。ファイル
形式は、受信機側で復元できる形式であれば任意の形式
が使用できるが、ここではファクシミリ通信におけるデ
ータ形式との互換性を考慮して、符号化復号化部8でG
3形式のファクシミリデータに変換後、TIFF−F形
式のファイルに変換したものを使用するものとする。次
に作成した画情報画像ファイルを添付ファイルとしたM
IME形式の電子メールを作成する(処理203)。具
体的には、送信先の電子メールアドレス(宛先)、発信
者の電子メールアドレス(差出人)、タイトル、送信日
時等のヘッダ情報を付加し、画像ファイルを添付ファイ
ルとした電子メールを作成する。
【0042】続いて、ダイアルアップ接続用情報4aを
参照してプロバイダ側のISPサーバ装置20aにダイ
ヤルアップ接続し(処理204)、接続後プロバイダで
定められた手順に基づき、ユーザーIDとパスワードを
送信しサーバーにログインし(処理205)、処理20
3で作成した電子メールを送信し(処理206)、正常
に送信が終了するとログオフし(処理207)、回線を
切断する(処理208)。
【0043】処理206で送信した電子メールは、受信
側のファクシミリ装置1bがISPサーバ装置20bに
ダイヤルアップ接続して自装置宛の電子メールをメール
ボックスから取り出すことにより受信されるが、受信側
は、処理206におけるメール送信を認識していないた
め、電子メールの到達までの遅延時間を考慮して一定時
間待った後(処理209)、処理108で指定された宛
先ファックス番号に公衆網を介して発呼して回線接続し
(処理210)、接続後に、電子メールにより画情報を
送信した旨をG3ファクシミリプロトコルの伝送前手順
において通知し(処理211)、回線を切断する(処理
212)。なお、処理211における電子メールにより
画情報を送信した旨の通知は、伝送前手順における非標
準機能設定信号NSSの情報フィールド中の所定のビッ
トを立てることにより行い、また、付加情報として、送
信側のファックス番号、電子メールアドレス、電子メー
ルとして送信した画情報のファイルサイズを含む。
【0044】図6に、処理110のメール形式送信処理
の具体的な処理手順の、図5に示したものとは別の例に
ついて示す。
【0045】図6において、システム制御部2は、処理
108で指定された宛先ファックス番号に公衆網を介し
て発呼して回線接続し(処理301)、接続後に、電子
メールにより画情報を送信した旨をG3ファクシミリプ
ロトコルの伝送前手順において通知すると共に、受信側
の出力可能な画情報の解像度、用紙サイズ、対応してい
る符号化・復号化方式等の受信側能力情報を取得して
(処理302)、回線を切断する(処理303)。な
お、処理302における電子メールにより画情報を送信
した旨の通知は、伝送前手順における非標準機能設定信
号NSSの情報フィールド中の所定のビットを立てるこ
とにより行い、また、付加情報として、送信側のファッ
クス番号、電子メールアドレスを含む。また、処理30
2における受信側能力情報の取得は、伝送前手順におい
て受信側から送出される非標準機能識別信号NSFを検
出することにより行う。
【0046】これにより、以降の処理原稿画情報が電子
メールにより送信されることを受信側に通知できるばか
りでなく、受信側の能力を予め知ることができ、以降の
処理で電子メールを作成する際に、受信側の能力に適合
する最適な形式で作成することができる。
【0047】次に、判断101でセットされた原稿の画
情報をスキャナ5で読み取って画像メモリ7に記憶し
(処理304)、その原稿読み取りの際には、処理30
2で得た受信側の出力解像度、用紙サイズに合わせて最
適な解像度で原稿を読み取る。そして、原稿画情報を電
子メールの添付ファイルとして送信できるようにファイ
ル形式に変換する(処理305)。ファイル形式は、受
信機側で復元できる形式であれば任意の形式が使用でき
るが、ここではファクシミリ通信におけるデータ形式と
の互換性を考慮して、符号化復号化部8でG3形式のフ
ァクシミリデータに変換後、TIFF−F形式のファイ
ルに変換したものを使用するものとする。その場合の符
号化も、受信側の能力に合わせて最適な符号化方式を選
択して使用する。
【0048】そして、作成した画情報ファイルを添付フ
ァイルとしたMIME形式の電子メールを作成する(処
理306)。具体的には、送信先の電子メールアドレス
(宛先)、発信者の電子メールアドレス(差出人)、タ
イトル、送信日時等のヘッダ情報を付加し、画像ファイ
ルを添付ファイルとした電子メールを作成する。
【0049】続いて、ダイアルアップ接続用情報4aを
参照してプロバイダ側のISPサーバ装置20aにダイ
ヤルアップ接続し(処理307)、接続後プロバイダで
定められた手順に基づき、ユーザーIDとパスワードを
送信しサーバーにログインし(処理308)、処理30
6で作成した電子メールを送信し(処理309)、正常
に送信が終了するとログオフし(処理310)、回線を
切断する(処理311)。
【0050】次に、図4、及び、図5または図6に示し
た送信側のファクシミリ装置1aにおける送信処理手順
に対応して受信側のファクシミリ装置1bまたは送信側
のファクシミリ装置1aが行う着呼対応処理手順につい
て図7及び図8を参照して説明する。
【0051】先ず、図7において、ファクシミリ装置1
aまたは1bのシステム制御部2は、網制御部11によ
り公衆網からの着呼が検出されるかを監視していて(判
断401のNoループ)、着呼があると(判断401の
Yes)、G3ファクシミリプロトコルに基づく伝送前
手順を行う(処理402)。なお、その処理402の伝
送前手順では、非標準機能識別信号NSFにより被呼側
の能力が発呼側に通知されている。
【0052】そして、その処理402の伝送前手順にお
いて、送信通知、再送要求の通知、または、受信通知が
あったか、あるいはいずれの通知もなかったかを、それ
らの各通知に対応する非標準機能設定信号NSSの所定
のビットの状態を検出することにより判断する(判断4
03、判断404、判断405)。
【0053】いずれの通知もなかった場合には(判断4
05のNo)、公衆網を介した通常のファクシミリ通信
の着呼であるため、画情報をファクシミリメッセージと
して受信して符号化復号化部8で復号伸長してプロッタ
6で記録紙に記録する通常のファクシミリ受信処理を行
う(処理406)。
【0054】なお、送信通知を受けるのは、原稿画情報
を内容とする電子メールを受信する側(受信側)のファ
クシミリ装置1bであり、再送要求、または、受信通知
を受けるのは、原稿画情報を内容とする電子メールを送
信する側(送信側)のファクシミリ装置1aである。
【0055】受信側のファクシミリ装置1bのシステム
制御部2が、送信側のファクシミリ装置1aにおける図
5または図6に具体的に示したメール形式送信処理に対
応して送信通知を受けた場合は(判断403のYe
s)、回線を切断して伝送前手順のみで着呼したファク
シミリ通信を終了してしまう(処理407)。
【0056】そして、電子メールの到達までの遅延時間
を考慮して一定時間待った後(処理408)、ダイアル
アップ接続用情報4aを参照してプロバイダ側のISP
サーバ装置20aにダイヤルアップ接続し(処理40
9)、接続後プロバイダで定められた手順に基づき、ユ
ーザーIDとパスワードを送信しサーバにログインし
(処理410)、送信側から送信された画情報を内容と
する電子メールを受信し(処理411)、受信が終了す
るとログオフし(処理412)、回線を切断して(処理
414)、メール受信後処理を行う(処理414)。
【0057】ここで、処理414のメール受信後処理の
具体的な処理手順について、図9を参照して説明する。
【0058】同図において、受信側のファクシミリ装置
1bのシステム制御部2は、処理411のメール受信が
正常であったか否か、及び、電子メールとして受信した
画情報のファイルサイズが処理402における送信通知
時に通知されたファイルサイズと一致するか否かを判断
する。
【0059】メール受信が正常でファイルサイズも一致
する場合には(判断501のYes、判断502のYe
s)、処理402で送信通知と合わせて通知された送信
元のファックス番号に公衆網を介して発呼して回線接続
し(処理503)、接続後に電子メールにより画情報を
正しく受信した旨をG3ファクシミリプロトコルの伝送
前手順において通知して(処理504)、回線を切断す
る(処理505)。なお、処理504における電子メー
ルにより画情報を正しく受信した旨の通知は、伝送前手
順における非標準機能設定信号NSSの情報フィールド
中の所定のビットを立てることにより行い、また、付加
情報として、受信側のファックス番号、電子メールアド
レス、受信日時を含む。また、電子メールにより画情報
を正しく受信した旨の通知は、公衆網を介したファクシ
ミリ通信ではなく、インターネットを介した電子メール
による通信によって行うようにしてもよい。
【0060】そして、電子メールとして受信したファイ
ルからヘッダファイルと添付ファイルである画情報ファ
イルを分離し、画情報ファイルを符号化復号化部8によ
り元の画情報に復号して、プロッタ6により記録紙に記
録出力する(処理506)。
【0061】これにより、正しく受信された画情報の電
子メールについては、遅滞なく受信して記録紙に記録す
ることができ、また、遅滞なく受信するための送信側か
らの送信通知を受信側が受ける公衆網を介した通信は、
伝送前手順のみで終了するため、最低限の通信時間です
み、インターネットを介した電子メールによる通信の低
コスト性をほとんど損なうことがない。
【0062】メール受信が正常でないか、または、ファ
イルサイズが一致しない場合には(判断501のNo、
または、判断502のNo)、処理402で送信通知と
合わせて通知された送信元のファックス番号に公衆網を
介して発呼して回線接続し(処理507)、接続後に画
情報の再送を要求する旨をG3ファクシミリプロトコル
の伝送前手順において通知して(処理508)、回線を
切断する(処理509)。なお、処理508における画
情報の再送を要求する旨の通知は、伝送前手順における
非標準機能設定信号NSSの情報フィールド中の所定の
ビットを立てることにより行い、また、付加情報とし
て、受信側のファックス番号、電子メールアドレス、受
信日時を含む。
【0063】このような、受信側におけるメール受信後
処理において行われる受信通知または再送要求のための
発呼に対応して、送信側のファクシミリ装置1aにおけ
る図7または図8に示す着呼対応処理手順において、処
理402の伝送前手順で再送要求が検出されて判断40
4がYesとなると、回線を切断し(処理417)、再
送要求と併せて通知された宛先ファックス番号に公衆網
を介して発呼し受信側と回線接続し(処理418)、当
該宛先に電子メールにより送信済みであるが結果的には
電子メールによっては送信できなかった画情報を画像メ
モリ7から読み出してファクシミリ送信し(処理41
9)、回線を切断する(処理420)。これにより、イ
ンターネットを介した電子メールによる通信では受信側
に画情報を送信できない非常事態には、公衆網を介した
再送信により対応することができ、画情報が未送信のま
まになってしまうことを防止することができる。なお、
処理417で回線を切断することなく、ポーリング送信
の手順により送信権を受信側から送信側に移行すること
により再送信を行うようにしてもよく、その場合、回線
切断と再発呼を行うよりも基本通話量程度の通信費の節
減が可能となる。
【0064】また、処理402の伝送前手順で受信通知
が検出されて判断405がYesとなると、回線を切断
し(処理415)、受信通知後処理を行う(処理41
6)。この受信処理後処理としては、画像処理7に保持
していた、もはや受信側により正常に受信されたことが
確認された、受信側宛に送信済みの画情報を消去した
り、電子メールにより送信した画情報が受信側により正
しく受信されたことを操作表示部9の表示器に表示した
りプロッタ6によりレポートとして出力したり、また、
通信管理レポートとして出力するための通信管理情報と
して、登録したりする等の、公衆網を介したファクシミ
リ送信後に行われるのと同様の処理を行う。これによ
り、送信側が受信側における電子メールの受信状態につ
いて関知できない、電子メールによる通信の不確実性を
解消することができ、電子メールによる通信の低コスト
性と、公衆網を介した通信の確実性とを両立した品質の
高い通信を行うことができるようになる。なお、受信側
から送信側への受信通知や再送要求のための公衆網を介
した通信は、伝送前手順のみで終了するため、最低限の
通信時間ですみ、インターネットを介した電子メールに
よる通信の低コスト性をほんんど損なうことがない。
【0065】なお、以上説明した実施の形態において
は、本発明をインターネットを介して電子メールにより
画情報を送受信する場合に適用したが、本発明は、電子
メールを送受信するネットワークの伝送プロトコルによ
り限定されるものではない。また、以上説明した実施の
形態においては、公衆網やネットワークを介して送受信
するデータが主に画情報である通信端末装置であるファ
クシミリ装置に本発明を適用したが、本発明は、バイナ
リファイル等のその他のデータの通信を公衆網やネット
ワークを介して行う通信端末装置に対しても同様に適用
可能なものである。また、以上説明した実施の形態にお
いては、本発明をネットワークに公衆網を介してダイヤ
ルアップ接続により接続する場合に適用したが、本発明
はそれに限らず、公衆網に接続されると共にネットワー
クに直接接続されて、ネットワーク内のメールサーバを
介して電子メールを送信したり、ネットワーク内でメー
ルサーバに必要に応じて接続して自装置宛の電文メール
を受信する形態の通信端末装置に対しても同様に適用可
能なものである。
【0066】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、送信側か
ら受信側に前記ネットワークを介して電子メールにより
通信データを送信したことが、前記送信側から前記受信
側に前記公衆網を介して通知されるため、受信側は、頻
繁に前記ネットワークに接続しなくても、自装置宛の電
子メールの着信を遅滞なく知ることができ、不要な通信
コストを低減することが可能となる効果が得られる。ま
た、送信側から受信側へ電子メールにより通信データを
送信した旨の前記公衆網を介した通知は、伝送制御手順
における制御信号中の所定のビットを立てる等の少ない
情報量で済むため、通知のための通信時間は非常に短時
間であり、通知に必要な通信コストは、受信側が自装置
宛の電子メールの着信を確認するために頻繁にネットワ
ークに接続しなくて済むことによる通信コストの低減効
果に比較してずっと少なくて済む。
【0067】請求項2に係る発明によれば、請求項1に
係る発明と同様の効果に加えて、電子メールによる通信
データの送信に先だって、送信側が受信側能力を知るこ
とができるため、受信側が対応している符号化方式やデ
ータ形式等の受信側能力にあわせたデータ形式での電子
メールによるデータ通信が可能となる。したがって、送
信に必要なデータ量を最低限にでき、不要な通信コスト
の発生を防止することが可能となる効果が得られる。
【0068】請求項3に係る発明によれば、受信側が送
信側からの通信データを電子メールにより正常に受信で
きた場合に、その旨が前記ネットワークまたは前記公衆
網を介して送信側に通知されるため、送信側は、電子メ
ールにより送信した通信データが受信側に正常に受信さ
れたことを知ることができる。したがって、電子メール
による通信データの送受信の確実性、信頼性を向上させ
ることが可能となる効果が得られる。また、電子メール
が正常に受信された旨の前記公衆網を介した通知は、伝
送制御手順における制御信号中の所定のビットを立てる
等の少ない情報量で済むため、通知のための通信時間は
非常に短時間であり、要する通信コストはわずかで済
む。
【0069】請求項4に係る発明によれば、受信側が送
信側からの通信データを電子メールにより正常には受信
できなかった場合に、再送信を要求する旨が前記公衆網
を介して送信側に通知されるため、送信側は、電子メー
ルによっては通信データを受信側に正常に送信できない
ことを知り、電子メールによっては受信側に正常に送信
できなかった通信データを前記公衆網を介して再送信す
るため、電子メールによる通信データの送受信の確実
性、信頼性をいっそう向上させることが可能となる効果
が得られる。また、再送信を要求する旨の前記公衆網を
介した通知は、伝送制御手順における制御信号中の所定
のビットを立てる等の少ない情報量で済むため、通知の
ための通信時間は非常に短時間であり、要する通信コス
トはわずかで済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信端末装置として
のファクシミリ装置を含むネットワーク構成について示
す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る通信端末装置として
のファクシミリ装置のブロック構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
RAMの記憶内容について示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おける送信処理手順について示すフローチャートであ
る。
【図5】メール形式送信処理の具体的な処理手順につい
て示すフローチャートである。
【図6】メール形式送信処理の図5とは別の具体的な処
理手順について示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おける着呼対応処理手順について示すフローチャートで
ある。
【図8】図7と共に本発明の実施の形態に係るファクシ
ミリ装置における着呼対応処理手順について示すフロー
チャートである。
【図9】メール受信後処理の具体的な処理手順について
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、1a、1b ファクシミリ装置 2 システム制御部 3 ROM 3a フォントテーブル 4 RAM 4a ダイアルアップ接続用情報 4b ワンタッチダイヤル登録情報 4c 短縮ダイヤル登録情報 4d 自機ファックス番号 5 スキャナ 6 プロッタ 7 画像メモリ 8 符号化復号化部 9 操作表示部 10 モデム 11 網制御部 12 システムバス 20a、20b ISPサーバ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/32 Fターム(参考) 5B089 GA21 HA01 JA31 KA12 KH04 LA01 LA13 5C062 AA02 AA30 AB02 AB17 AB20 AB42 AB44 AC02 AC29 AE14 AF02 AF05 AF08 AF13 BA00 BD09 5C075 AB90 BA08 BA09 BA90 CD07 CE02 CE09 CF01 CF04 FF90 GG09 5K030 GA16 HA06 HC02 HC05 HC14 HD06 JT05 LA01 LD13 5K101 KK01 KK02 LL01 LL02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆網に接続され当該公衆網を介して通
    信データの送受信を行う一方、必要に応じてネットワー
    クに接続して当該ネットワークを介して電子メールによ
    る通信データの送受信を行う通信端末装置において、 送信側は、指定された受信側の電子メールアドレス宛に
    前記ネットワークを介して電子メールにより通信データ
    を送信した後に、通信データを電子メールにより送信し
    た旨を当該受信側に前記公衆網を介して通知するメール
    送信通知手段を備える一方、 受信側は、通信データを電子メールにより送信した旨の
    前記公衆網を介した通知を検出するメール送信通知検出
    手段と、そのメール送信通知検出手段により、通信デー
    タを電子メールにより送信した旨の通知が検出される
    と、前記ネットワークに接続して前記送信側からの通信
    データを電子メールとして受信するメール受信手段とを
    備えたことを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 公衆網に接続され当該公衆網を介して通
    信データの送受信を行う一方、必要に応じてネットワー
    クに接続して当該ネットワークを介して電子メールによ
    る通信データの送受信を行う通信端末装置において、 送信側は、指定された受信側の電子メールアドレス宛に
    前記ネットワークを介して電子メールにより通信データ
    を送信する前に、通信データを電子メールにより送信し
    た旨を当該受信側に前記公衆網を介して通知するメール
    送信通知手段と、そのメール送信通知手段による前記公
    衆網を介した通知の際に、受信側から通知される受信側
    能力を検出する受信側能力検出手段と、当該受信側に電
    子メールにより送信する通信データを前記受信側能力検
    出手段により検出された受信側能力に適合する形式のデ
    ータに変換して電子メールにより送信するメール送信手
    段とを備える一方、 受信側は、通信データを電子メールにより送信した旨の
    前記公衆網を介した通知を検出するメール送信通知検出
    手段と、そのメール送信通知検出手段により、通信デー
    タを電子メールにより送信した旨の通知が検出される
    と、前記ネットワークに接続して前記送信側からの通信
    データを電子メールとして受信するメール受信手段とを
    備えたことを特徴とする通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記受信側は、通信データを電子メール
    により送信した旨の前記送信側からの通知を受けて前記
    ネットワークに接続して前記送信側からの通信データを
    電子メールとして正常に受信した場合に、通信データを
    電子メールにより正常に受信した旨を前記ネットワーク
    または前記公衆網を介して前記送信側に通知する正常受
    信通知手段を更に備えたことを特徴とする請求項1また
    は2のいずれかに記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記受信側は、通信データを電子メール
    により送信した旨の前記送信側からの通知を受けて前記
    ネットワークに接続して前記送信側からの通信データを
    電子メールとして受信した場合に、当該電子メールの受
    信が正常ではなかったときは、通信データの再送信を要
    求する旨を前記公衆網を介して前記送信側に通知する再
    送信要求手段を更に備える一方、 前記送信側は、前記公衆網を介して受信側からの再送信
    を要求する旨の通知を受けた場合に当該受信側に電子メ
    ールにより送信済みの未達の通信データを前記公衆網を
    介して当該受信側に再送信する再送信手段を更に備えた
    ことを特徴とする請求項1、2または3のいずれかに記
    載の通信端末装置。
JP14994699A 1999-05-28 1999-05-28 通信端末装置 Pending JP2000339240A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100440964B1 (ko) * 2001-12-29 2004-07-21 삼성전자주식회사 한번의 ppp접속을 통한 인터넷팩스에서의 전자메일들 수신방법
JP2008181450A (ja) * 2007-01-26 2008-08-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理システム及び画像処理プログラム
JP2012213005A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Brother Ind Ltd ファクシミリ装置

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