JP2000264222A - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

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JP2000264222A
JP2000264222A JP11068846A JP6884699A JP2000264222A JP 2000264222 A JP2000264222 A JP 2000264222A JP 11068846 A JP11068846 A JP 11068846A JP 6884699 A JP6884699 A JP 6884699A JP 2000264222 A JP2000264222 A JP 2000264222A
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俊幸 杉山
Kazuhiro Kaneko
和弘 金子
Shuji Yamada
修司 山田
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    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/04Hand wheels
    • B62D1/06Rims, e.g. with heating means; Rim covers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステアリングホイールにフィニッシャを取り
付け外観を良好にする。フィニッシャの取り付け作業を
容易にする。 【解決手段】 リム部5は、リム芯金5aを軟質の合成樹
脂製の被覆部8で覆い、さらに表皮材16により覆う。リ
ム部5の被覆部8の前後部に合成樹脂製のフィニッシャ
取付体18をインサート成形して固定する。各フィニッシ
ャ取付体18にフィニッシャ20,21を係合して取り付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グリップ部に別体
の部材を取り付けて外観の向上を図ったステアリングホ
イールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開昭53−96128
号公報、特開昭53−40928号公報、あるいは実開
昭57−92575号公報に示すように、ステアリング
ホイールの芯体を覆う被覆部に別体のモール(フィニッ
シャ)を取り付け、外観の向上を図った構成が知られて
いる。そして、これらの構成では、合成樹脂製の被覆部
に溝部を設け、この溝部にモールを圧入して接着、加
熱、あるいは嵌着などして固定している。しかしなが
ら、これらの構成では、軟質の被覆部にモールを強固に
固定するために、加熱する工程や、溶剤に浸漬する工程
が必要で、製造効率の向上が困難である問題を有してい
る。
【0003】また、実開昭48−77829号公報に示
すように、ステアリングホイールのグリップ部に補強用
被覆片を被せるとともに、この補強用被覆片の耳状延長
部をスポーク部に被せてねじ止めした構成が知られてい
る。しかしながら、この構成では、補強用被覆片はスポ
ーク部に固定されるため、意匠の自由度が低い問題を有
している。
【0004】さらに、ステアリングホイールのグリップ
部を皮革で覆うとともに、このグリップ部の一部にモー
ルを取り付け、外観の向上を図る構成が考えられる。そ
して、このように皮革とともにモールを用いる構成で
は、グリップ部の全体を予め皮革で被覆した後にモール
の取り付け位置の皮革を切除する方法や、予めモールを
取り付ける部分を切除した皮革をグリップ部に被覆した
後にモールを取り付ける方法が考えられる。しかしなが
ら、グリップ部の全体を予め皮革で被覆した後にモール
の取り付け位置の皮革を切除する方法は、習熟を要する
困難な作業であり、生産効率の向上が困難である問題を
有している。また、予めモールを取り付ける部分を切除
した皮革をグリップ部に被覆した後にモールを取り付け
る方法は、皮革の切除面積が増加するほど、グリップ部
へ皮革を縫い付ける際に、皮革を予め強固な接着剤など
で接着しておく必要があり、この接着が弱いと、引っ張
り力の強い縫いが難しくなる問題を有している。すなわ
ち、一部が切除された皮革を強い引っ張り力で縫い付け
ると、皮革の切り抜かれた端縁部がモールの裏面から露
出し、外観を損ねるため、外観を損なうことがないよう
に、比較的弱い引っ張り力で縫製する必要がある問題を
有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のように、ス
テアリングホイールの芯体を覆う合成樹脂製の被覆部に
溝部を設け、この溝部に別体のモールを圧入して固定す
る構成では、軟質の被覆部にモールを強固に固定するた
めに、加熱する工程や、溶剤に浸漬する工程などが必要
で、製造効率の向上が困難である問題を有している。ま
た、ステアリングホイールのグリップ部に補強用被覆片
を被せるとともに、この補強用被覆片の耳状延長部をス
ポーク部に被せてねじ止めする構成では、補強用被覆片
はスポーク部に固定されるため、意匠の自由度が低い問
題を有している。また、グリップ部の全体を予め皮革で
被覆した後にモールの取り付け位置の皮革を切除する方
法は、習熟を要する困難な作業であり、生産効率の向上
が困難であり、予めモールを取り付ける部分を切除した
皮革をグリップ部に被覆した後にモールを取り付ける方
法では、皮革の切除面積が増加するほど、グリップ部へ
皮革を縫い付ける際に、皮革を予め強固な接着剤などで
接着しておく必要があり、この接着が弱いと、引っ張り
力の強い縫いが難しくなる問題を有している。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、グリップ部に別体の部材を容易に強固に取り付け
でき外観を向上できるステアリングホイールを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のステアリ
ングホイールは、芯体と、この芯体の少なくとも一部を
覆う被覆部と、この被覆部に取り付けられたフィニッシ
ャ取付体と、このフィニッシャ取付体に係合して取り付
けられたフィニッシャとを備えたグリップ部を具備した
ものである。
【0008】そして、この構成では、フィニッシャによ
りグリップ部の外観の向上が可能になる。フィニッシャ
は、被覆部に取り付けられたフィニッシャ取付体に係合
し、グリップ部に容易に取り付けられる。フィニッシャ
を被覆部に直接容易に固定できない場合にも、フィニッ
シャ取付体を介してフィニッシャが強固に保持される。
【0009】請求項2記載のステアリングホイールは、
芯体と、この芯体の少なくとも一部を覆うこの芯体より
軟質の被覆部と、この被覆部にインサート成形で取り付
けられこの被覆部より硬質のフィニッシャ取付体と、こ
のフィニッシャ取付体に係合して取り付けられたフィニ
ッシャとを備えたグリップ部を具備したものである。
【0010】そして、この構成では、フィニッシャによ
りグリップ部の外観の向上が可能になる。フィニッシャ
は、被覆部にインサート成形で取り付けられたフィニッ
シャ取付体に係合し、グリップ部に容易に取り付けられ
る。フィニッシャ取付体は、被覆部より硬質であり、被
覆部が軟質の合成樹脂で形成されている場合などにも、
このフィニッシャ取付体を介してフィニッシャが強固に
保持される。
【0011】請求項3記載のステアリングホイールは、
請求項1または2記載のステアリングホイールにおい
て、フィニッシャは、外部に露出するフィニッシャ本体
部と、このフィニッシャ本体部の裏面の複数カ所から互
いに異なる方向に向かいフィニッシャ取付体に係止され
る係止部とを具備したものである。
【0012】そして、この構成では、互いに異なる方向
に向かう係止部が、それぞれフィニッシャ取付体に係合
し、フィニッシャがグリップ部に容易に強固に取り付け
られる。
【0013】請求項4記載のステアリングホイールは、
請求項1ないし3いずれか記載のステアリングホイール
において、フィニッシャ取付体およびフィニッシャの少
なくとも一方から他方に向けて支持部を突設したもので
ある。
【0014】そして、この構成では、支持部によりフィ
ニッシャが撓まないように支持され、外観が向上する。
【0015】請求項5記載のステアリングホイールは、
請求項1ないし4いずれか記載のステアリングホイール
において、フィニッシャ取付体は、フィニッシャ取付体
本体部と、このフィニッシャ取付体本体部の長手方向の
両端部に位置し、被覆部に埋設される固着部が設けられ
たものである。
【0016】そして、この構成では、フィニッシャ取付
体本体部の長手方向の両端部に設けた固着部を被覆部に
埋設することにより、フィニッシャ取付体が被覆部に強
固に取り付けられる。
【0017】請求項6記載のステアリングホイールは、
請求項1ないし5いずれか記載のステアリングホイール
において、フィニッシャ取付体は、フィニッシャ取付体
本体部と、このフィニッシャ取付体本体部から芯金に向
かって突設された突起部を備え、これらフィニッシャ取
付体本体部と芯金との間の空間部にポリウレタン樹脂製
の被覆部が充填されたものである。
【0018】そして、この構成では、突起部によりフィ
ニッシャ取付体本体部と芯金との間に空間部を設けたの
で、この空間部に充填されたポリウレタン樹脂製の被覆
部により、フィニッシャ取付体本体部と芯金とが強固に
接着される。
【0019】請求項7記載のステアリングホイールは、
請求項1ないし6いずれか記載のステアリングホイール
において、被覆部を覆う表皮材を備え、この表皮材は、
一部がフィニッシャ取付体とフィニッシャとの間に挟持
されたものである。
【0020】そして、この構成では、表皮材の端末部な
どをフィニッシャで覆い表皮材が外観良く保持される。
【0021】請求項8記載のステアリングホイールは、
請求項7記載のステアリングホイールにおいて、フィニ
ッシャは、外部に露出するフィニッシャ本体部と、この
フィニッシャ本体部の長手方向に沿って所定間隔で裏面
側に設けた係止部とを備え、フィニッシャ取付体は、フ
ィニッシャ取付体本体部と、このフィニッシャ取付体本
体部に長手方向に沿って所定間隔で設けられ前記係止部
に係止される係止受部とを備え、表皮材は、前記各係止
部と係止受部とが係合する位置に、予め切除された切除
部が設けられたものである。
【0022】そして、この構成では、表皮材を切除する
部分が最小限になり、また、切除部が係止部と係止受部
との係合部分で保持されるため、表皮材の縫製などの際
に力を加えても、切除した端縁部などが露出しにくく、
容易に外観が向上する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明のステアリングホイ
ールの一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0024】図1において、1は自動車のステアリング
ホイールで、このステアリングホイール1は、ステアリ
ングホイール本体2と、このステアリングホイール本体
2の乗員側となる上側に装着された図示しないパッド体
であるエアバッグ装置(エアバッグモジュール)となど
から構成されている。なお、ステアリングホイール1
は、通常傾斜した状態で車両に備えられるステアリング
シャフトに装着されるものであるが、以下、ステアリン
グシャフトの軸方向を上下方向とし、エアバッグ装置4
の乗員側を上側あるいは正面側、ステアリングシャフト
側を下側あるいは背面側、車両の前側すなわち前側上方
のフロントガラス側を前側、車両の後側すなわち後側下
方を後側あるいは手前側として説明する。
【0025】そして、ステアリングホイール本体2は、
リング部などと呼ばれるグリップ部としての円環状をな
すリム部5と、このリム部5の内側の略中央に位置する
ボス部6と、これらリム部5とボス部6とを連結する複
数の、本実施の形態では4本のスポーク部7とから構成
されている。そして、スポーク部7は、略両側方向に一
対設けられているとともに、乗員の手前側にハの字状に
両側に対をなして形成されている。
【0026】また、リム部5、ボス部6、およびスポー
ク部7には、それぞれ芯体すなわち芯金としてのリム芯
金5a、ボス芯金6a、およびスポーク芯金7aが設けられ、
互いに接続あるいは一体に形成されて、ダイカスト芯金
が構成されている。そして、リム芯金5aの外周部と、ス
ポーク芯金7aのリム部5側の部分の外周部とは、被覆部
8により覆われている。
【0027】そして、ボス芯金6aは、ボス部6の車体側
となる下部に位置し、ステアリングシャフトに嵌着され
る鍛造、金属を切削形成、プレス形成などしたボス6bを
備えているとともに、このボス6bを鋳ぐるむようにし
て、ボスプレート6cが一体的に形成されている。
【0028】また、スポーク芯金7aは、ボス6bに溶着な
どして接続された丸棒状の芯材部7bを備えている。
【0029】また、ボス部6には、図示しない樹脂製の
下部カバーが取り付けられ、ボス部6の下側部が覆われ
ている。
【0030】さらに、このステアリングホイール本体2
には、ホーンスイッチ機構が設けられ、このホーンスイ
ッチ機構を介してエアバッグ装置が取り付けられてい
る。そして、ホーンスイッチ機構は、ボスプレート6cの
前部両側および後部両側のスポーク芯金7aに設けられ固
定接点を備えた案内受部9と、可動接点が設けられ枠状
あるいは平面略U字状などをなす図示しないホーンプレ
ート、付勢手段である4個のホーンスプリング、およ
び、固着具としての段付ボルト(トルクスボルト)など
を備えている。そして、ホーンプレートは、前側の両側
部が、ボスプレート6cの前部両側の案内受部9に螺合し
た段付ボルトにより進退自在に案内されるとともに、後
側の両側部が、後側の各スポーク芯金7aに設けた案内受
部9に螺合した段付ボルトにより進退自在に案内され、
所定範囲で上下動自在に支持されている。そして、この
ホーンプレートは、各案内受部9に装着されたホーンス
プリングにより、可動接点が固定接点から離間する方向
に付勢されており、このホーンプレートに固定したエア
バッグ装置を押動することにより、可動接点を固定接点
に接触させ、ホーン装置を作動させる。また、エアバッ
グ装置は、金属製のベースプレートに、袋状のエアバッ
グ、樹脂製のカバー体、およびガスを噴射するインフレ
ータなどを取り付けて構成されている。そして、このエ
アバッグ装置は、自動車が衝突した際などには、インフ
レータからエアバッグの内部に不活性ガスを急速に噴射
し、折り畳んで収納されたエアバッグを急激に膨張させ
る。そして、このエアバッグの膨張の圧力により、カバ
ー体を所定の形状に開裂してエアバッグの突出口を形成
し、この突出口からエアバッグを突出させて乗員の前方
に膨張展開させ、衝突の衝撃から乗員を保護する。ま
た、乗員が前側に投げ出されてリム部5に荷重が加わっ
た場合は、リム芯金5aおよびスポーク芯金7aが変形して
後退し、衝撃を緩和する。
【0031】また、リム部5は、図1ないし図7に示す
ように、スポーク芯金7aの先端部に溶接などして固着さ
れた芯体であるリム芯金5aを略中心として、被覆部8に
より覆われ、さらに、表皮材16により覆われているとと
もに、被覆部8にインサート成形した前後に位置するフ
ィニッシャ取付体としての第1および第2のフィニッシ
ャ取付体18,19を介して、前後に位置するフィニッシャ
としての第1および第2のフィニッシャ20,21が取り付
けられている。なお、以下、外周側および内周側は、ス
テアリングホイール本体2の中心すなわち回転軸すなわ
ちステアリングシャフトを基準とし、ステアリングシャ
フトから離間する方向を外周側、ステアリングシャフト
に接近する方向を内周側として説明する。
【0032】そして、リム芯金5aは、例えば、マグネシ
ウム、アルミニウムなどの金属などで略円筒状などの単
純な形状に形成されている。
【0033】また、被覆部8は、リム芯金5aの略全体を
覆い、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなど、ポリウレ
タンリム成形に用いられる軟質の合成樹脂などの樹脂な
どで形成されている。
【0034】さらに、フィニッシャ取付体18,19は、被
覆部8より硬質の部材で形成され、例えば、アクリロニ
トリルブタジエンスチレン共重合体(ABS樹脂)、ガ
ラス繊維を含むアクリロニトリルブタジエンスチレン共
重合体、ポリカーボネート、ポリカーボネートを含むア
クリロニトリルブタジエンスチレン共重合体などの樹脂
あるいは金属などにてそれぞれ一体に形成されており、
本実施の形態では、それぞれ10%のガラス繊維を含む
アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体で形成さ
れている。そして、これらフィニッシャ取付体18,19
は、インサート成形により、被覆部8に上向きに密着し
て固定されている。
【0035】そして、これらフィニッシャ取付体18,19
は、リム部5に沿った平面略円弧状かつ断面略円弧状の
曲板状のフィニッシャ取付体本体部24を備え、このフィ
ニッシャ取付体本体部24の外周には、略平板状の縁板部
25が形成されている。
【0036】また、このフィニッシャ取付体本体部24の
表面側には、所定間隔で複数の平面略矩形状の係止受部
用突設部26が形成されている。そして、この係止受部用
突設部26の上端部は、フィニッシャ20,21の裏面に沿っ
た曲面状をなし、この係止受部用突設部26の内周側の端
面に係止受部としての第1の係止受部31が形成され、こ
の係止受部用突設部26の外周側の端面に係止受部として
の第2の係止受部32が形成されている。さらに、第1の
係止受部31に沿って、フィニッシャ取付体本体部24には
凹溝部33が形成されているとともに、第1の係止受部31
の長手方向の中央部には、位置決め部としての位置決め
用切欠部34が形成されている。一方、第2の係止受部32
は、板状に突設された部分の一面として形成され、第1
の係止受部31のなす面と第2の係止受部32のなす面とが
平行でなく交差するように設定されている。なお、この
実施の形態では、第1の係止受部31のなす面と第2の係
止受部32のなす面とが略直交するように形成されてい
る。
【0037】さらに、このフィニッシャ取付体本体部24
の表面側には、係止受部用突設部26同士の間あるいは係
止受部用突設部26の側方などに位置して、支持部として
の支持板部36が板状に突設されている。
【0038】また、フィニッシャ取付体本体部24の裏面
側には、係止受部用突設部26同士の間あるいは係止受部
用突設部26の側方などに位置して、突起部としての円柱
状をなす第1の突起部37と板状をなす第2の突起部38と
が突設されている。そして、これら突起部37,38はリム
芯金5aに当接し、フィニッシャ取付体本体部24の裏面と
リム芯金5aとの間に、ポリウレタンの被覆部8が形成さ
れる空間部39を形成する。
【0039】なお、本実施の形態では、第1のフィニッ
シャ取付体18については、係止受部用突設部26は4カ所
に形成され、支持板部36は係止受部用突設部26同士の間
および両端側の5カ所に形成されている。そして、2個
一組の突起部37,38は支持板部36の裏面側に位置して5
カ所に形成されている。また、第2のフィニッシャ取付
体19については、係止受部用突設部26は2カ所に形成さ
れ、支持板部36は係止受部用突設部26同士の間および両
端側の3カ所に形成されている。そして、2個一組の突
起部37,38は支持板部36の裏面側に位置して3カ所に形
成されている。
【0040】さらに、第1のフィニッシャ取付体18につ
いては、フィニッシャ取付体本体部24の長手方向の両端
部の裏面側から、それぞれ固着部40が延設され、被覆部
8に埋設されている。
【0041】一方、フィニッシャ20,21は、例えば、ア
クリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS樹
脂)、ガラス繊維を含むアクリロニトリルブタジエンス
チレン共重合体、ポリカーボネート、ポリカーボネート
を含むアクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体な
どの樹脂などにてそれぞれ一体に形成されており、本実
施の形態では、それぞれ10%のガラス繊維を含むアク
リロニトリルブタジエンスチレン共重合体で形成されて
いる。そして、これらフィニッシャ20,21は、係合して
フィニッシャ取付体18,19に取り付けられている。
【0042】すなわち、これらフィニッシャ20,21は、
平面略円弧状かつ断面略円弧状のフィニッシャ本体部42
を備え、これらフィニッシャ本体部42はフィニッシャ取
付体本体部24を覆う曲板状に形成されている。そして、
フィニッシャ本体部42の表面側は、滑らかな曲面状に形
成されているとともに、必要に応じて、種々の装飾が施
され、例えば、木目調の流体印刷加工、塗装、シートま
たはフィルムの貼り付け加工、シートまたはフィルムの
インモールドコートなどの装飾を施しても良い。
【0043】また、フィニッシャ本体部42の裏面側に
は、フィニッシャ取付体18,19の係止受部用突設部26の
位置に対応して、係止部としての第1の係止部51と係止
部としての第2の係止部52とがそれぞれ所定間隔で複数
形成されている。また、第1の係止部51は、内周側に位
置して板状に突設され、第2の係止部52は、外周側に位
置して断面三角状に突設されている。そして、第1の係
止部51と第2の係止部52とは互いにリム芯金5aに向かい
異なる方向で突設され、すなわち、平行でなく交差する
ように突設され、この実施の形態では、互いに略直交す
るように突設されている。
【0044】また、各第1の係止部51の長手方向の中間
部に連結し、各第1の係止部51と直交する方向に位置決
め部としての位置決め突部53が突設されている。
【0045】さらに、フィニッシャ本体部42の裏面側に
は、フィニッシャ取付体18,19の支持板部36の位置に対
応して、互いに所定間隔で支持受部55が形成されてい
る。そして、各支持受部55は、それぞれ支持板部36が挿
入可能な四角枠状に突設されている。
【0046】なお、本実施の形態では、第1のフィニッ
シャ20については、第1の係止部51および第2の係止部
52はそれぞれ4カ所にすなわち4組形成され、支持受部
55は係止部51,52同士の間および両端部側の5カ所に形
成されている。また、第2のフィニッシャ21について
は、第1の係止部51および第2の係止部52はそれぞれ2
カ所に形成され、支持受部55は係止部51,52同士の間お
よび両端部側の3カ所に形成されている。
【0047】また、リム部5を覆う表皮材(皮革)16
は、図2などに示すように、天然皮革、合成皮革などの
皮革など、天然素材あるいは樹脂製などのシート状の部
材で形成され、フィニッシャ取付体18,19の係止受部用
突設部26に対応する位置および支持板部36に対応する位
置が予め型抜きなどして孔状あるいはスリット状に切除
され、切除部57,58が形成されている。また、この表皮
材16の幅寸法は、フィニッシャ取付体18,19のが存在す
る位置では、リム部5をこの表皮材16で覆い縫製する
際、外観を損なわない程度に設定されている。すなわ
ち、リム部5における表皮材16の縫製は、天然皮革、合
成皮革など、天然素材あるいは樹脂製などの紐状の留め
部材Sを用い、いわゆるベースボールステッチ、あるい
は千鳥ステッチなど、引っ張り力が強い縫製が可能にな
るよう、若干短かめに裁断しておく。
【0048】次に、このステアリングホイール本体2の
リム部5の製造工程を説明する。
【0049】まず、インサート成形の金型の所定位置
に、フィニッシャ取付体18,19を載置し、このフィニッ
シャ取付体18,19の上に、ステアリングホイール本体2
のリム芯金5aを載置した状態で、金型内に樹脂材料を導
入して被覆部8を形成するインサート成形(ポリウレタ
ンリム成形)を行う。そして、このインサート成形によ
り、各フィニッシャ取付体18,19は被覆部8に上向きに
密着して固定される。
【0050】次いで、図2に示すように、表皮材16の切
除部57,58をフィニッシャ取付体18,19の係止受部用突
設部26および支持板部36に挿入して位置あわせし、表皮
材16をリム部5に巻き付けるとともに、紐状の留め部材
Sを用いていわゆるベースボールステッチ、あるいは千
鳥ステッチなど、引っ張り力が強い方法で縫製する。な
お、この時、表皮材16の裏面と被覆部8のウレタンとを
接着剤や両面粘着テープを用いて接着することができ
る。
【0051】そして、図1に示すように、第1のフィニ
ッシャ20を第1のフィニッシャ取付体18に、第2のフィ
ニッシャ21を第2のフィニッシャ取付体19に、それぞれ
ステアリングシャフトの軸方向に沿って押し込み係合し
て取り付ける。この状態で、第1の係止部51および第2
の係止部52がそれぞれ第1の係止受部31と第2の係止受
部32とに係合するとともに、支持板部36が支持受部55に
当接し、正確に位置決めして固定される。なお、この
時、各係止部51,52と各第1の係止受部31,32との間お
よび支持板部36が支持受部55との間に接着剤を塗布して
接着することができる。
【0052】さらに、この状態で、表皮材16の切除部5
7,58の周辺部は、各フィニッシャ20,21の周縁部と各
フィニッシャ取付体18,19の縁板部25との間に挟持され
る。
【0053】このように、本実施の形態によれば、リム
部5に別体のフィニッシャ20,21を取り付けることによ
り、ステアリングホイール1の外観を向上できる。
【0054】そして、このフィニッシャ20,21は、直接
の固定が容易でない被覆部8に対し、被覆部8より硬質
のフィニッシャ取付体18,19に直接に係合して容易に強
固に取り付けできる。また、被覆部8を軟質にできるた
め、リム部5の触感を良好にできる。さらに、芯体であ
るリム芯金5aの形状を係合のために特別なものとする必
要もなく一般的な円筒状の金属パイプを用いることが可
能になり、さらに、フィニッシャ取付体18,19は、イン
サート成形により被覆部8に容易に強固に組立精度良く
取り付けできるため、製造コストを抑制できる。なお、
フィニッシャ取付体18,19は、被覆部8にインサート成
形するとともに、芯体であるリム芯金5aに係合させるこ
ともできる。
【0055】また、フィニッシャ20,21は、直接に被覆
部8に固着するのではなく、フィニッシャ取付体18,19
に係合して取り付けるため、汎用性を向上でき、交換、
修理なども可能にできる。
【0056】また、フィニッシャ取付体18,19に係合す
るフィニッシャ20,21の裏面の第1の係止部51および第
2の係止部52は、それぞれリム芯金5aの中心へ向かう互
いに異なる角度、すなわちフィニッシャ取付体18,19に
向かう互いに異なる角度で設けたため、フィニッシャ2
0,21を係合によりフィニッシャ取付体18,19に容易に
強固に取り付けできる。
【0057】さらに、フィニッシャ取付体18,19の表側
からフィニッシャ20,21に向けて支持部としての支持板
部36を突設したため、フィニッシャ20,21の撓みを防止
でき、外観を向上できるとともに、操作者がリム部5を
把持した際の撓みによる違和感を回避し、操作感を向上
できる。なお、この突起である支持部は、板形状すなわ
ちリブ状に限られず、ピン状などの種々の形状の突起と
して形成できる。
【0058】また、フィニッシャ取付体18,19は、フィ
ニッシャ取付体本体部24の裏面側に、リム芯金5aに当接
する第1および第2の突起部37,38を突設し、フィニッ
シャ取付体本体部24の裏面とリム芯金5aとの間に、ポリ
ウレタンの被覆部8が形成される空間部39を形成したた
め、芯金であるリム芯金5aが被覆材であるウレタンによ
り被覆された状態となり、金属製などのリム芯金5aと、
ABS樹脂製などのフィニッシャ取付体18,19とを、ウ
レタンなどの被覆部39を介して確実に固着できるととも
に、組付誤差も小さくすることができる。
【0059】また、長手寸法の大きい第1のフィニッシ
ャ取付体18については、長手方向の両端部に固着部40を
設け、被覆部8に埋設したため、フィニッシャ取付体18
を全長にわたりリム部5に強固に固定でき、特に端部を
リム部5に強固に固定でき、外観を向上できる。また、
操作者がリム部5を把持した際にも浮き上がりなどの違
和感がなく、操作感を向上できる。なお、固着部40の周
縁部に生じたバリを切除せずに残し、あるいは固着部40
の周縁部などにバリ状の片部を形成することにより、固
着部40をより強固に固定できる。
【0060】さらに、フィニッシャ取付体18,19から突
設した係止受部用突設部26は、曲面状の上端部が面状に
フィニッシャ20,21の裏面に当接するため、この部分に
接着剤を塗布することにより、フィニッシャ取付体18,
19とフィニッシャ20,21とを強固に接着して固定でき
る。
【0061】また、各フィニッシャ20,21の周縁部と各
フィニッシャ取付体18,19の縁板部25との間に、表皮材
16の切除部57,58の周辺部を挟持したため、表皮材16の
端縁部が露出せず、外観を向上できる。
【0062】さらに、表皮材16は、フィニッシャ取付体
18,19とフィニッシャ20,21とが直接連結される位置、
すなわち係止受部31,32を設けた係止受部用突設部26と
係止部51,52とが係合する位置および支持板部36の位置
のみを予め切除して、これら係止受部用突設部26などが
挿通可能な切除部57,58を形成している。このように、
表皮材16の切除を必要最小限としたため、表皮材16の巻
き付け作業時に正確に位置決めできるとともに、種々の
縫い方が可能になり、例えば、いわゆるベースボールス
テッチあるいは千鳥ステッチなど引っ張り力が強い方法
で縫製しても、切断した端縁部が外部に露出することな
どがなく、外観を向上できる。また、表皮材16はフィニ
ッシャ20,21の裏面側に配置され、強い引っ張り力で縫
製されるため、径寸法を小さく巻き付けでき、すなわち
面積を小さくして、製造コストを低減できる。
【0063】なお、各フィニッシャ取付体18,19および
フィニッシャ20,21に設ける、係止部および係止受部な
どの個数、形状、および配置などは、各フィニッシャ取
付体本体部24やフィニッシャ本体部42の形状および大き
さなどに応じて適宜設定することができる。例えば、係
止部および係止受部などは必ずしも複数設ける必要はな
く、単数とすることもできる。また、例えば、係止部お
よび係止受部が互いに接近して配置されている場合など
には、撓み防止用の支持部を省略することもできる。
【0064】また、各フィニッシャ取付体18,19および
フィニッシャ20,21は、互いに同一の材質で形成する
他、それぞれ異なる材質で形成することもできる。
【0065】また、フィニッシャ取付体18,19のフィニ
ッシャ取付体本体部24の裏面側に突起部を設けず、フィ
ニッシャ取付体本体部24をリム芯金5aに密着することも
できる。
【0066】また、表皮材16は、省略することもでき、
あるいは、被覆部39の表面に一体に形成することもでき
る。
【0067】
【発明の効果】請求項1記載のステアリングホイールに
よれば、フィニッシャによりグリップ部の外観を向上で
きる。フィニッシャは、被覆部に取り付けられたフィニ
ッシャ取付体に係合し、グリップ部に容易に取り付けで
きる。フィニッシャを被覆部に直接容易に固定できない
場合にも、フィニッシャ取付体を介してフィニッシャを
強固に保持できる。
【0068】請求項2記載のステアリングホイールによ
れば、フィニッシャによりグリップ部の外観を向上でき
る。フィニッシャは、被覆部にインサート成形で取り付
けられたフィニッシャ取付体に係合し、グリップ部に容
易に取り付けできる。フィニッシャ取付体は、被覆部よ
り硬質であり、被覆部が軟質の合成樹脂で形成されてい
る場合などにも、このフィニッシャ取付体を介してフィ
ニッシャを強固に保持できる。
【0069】請求項3記載のステアリングホイールによ
れば、請求項1または2記載の効果に加え、フィニッシ
ャは、フィニッシャ本体部の裏面の複数カ所から互いに
異なる方向に向かいフィニッシャ取付体に係止される係
止部を具備したため、互いに異なる方向に向かう係止部
が、それぞれフィニッシャ取付体に係合し、フィニッシ
ャをグリップ部に容易に強固に取り付けできる。
【0070】請求項4記載のステアリングホイールによ
れば、請求項1ないし3いずれか記載の効果に加え、フ
ィニッシャ取付体およびフィニッシャの少なくとも一方
から他方に向けて支持部を突設したため、支持部により
フィニッシャを撓まないように支持し、外観を向上でき
る。
【0071】請求項5記載のステアリングホイールによ
れば、請求項1ないし4いずれか記載の効果に加え、フ
ィニッシャ取付体本体部の長手方向の両端部に設けた固
着部を被覆部に埋設することにより、フィニッシャ取付
体を被覆部に強固に取り付けできる。
【0072】請求項6記載のステアリングホイールによ
れば、請求項1ないし5いずれか記載の効果に加え、突
起部によりフィニッシャ取付体本体部と芯金との間に空
間部を設けたため、この空間部に充填されたポリウレタ
ン樹脂製の被覆部により、フィニッシャ取付体本体部と
芯金とを強固に接着できる。
【0073】請求項7記載のステアリングホイールによ
れば、請求項1ないし6いずれか記載の効果に加え、被
覆部を覆う表皮材の一部をフィニッシャ取付体とフィニ
ッシャとの間に挟持したため、表皮材の端末部などをフ
ィニッシャで覆い表皮材を外観良く保持できる。
【0074】請求項8記載のステアリングホイールによ
れば、請求項7記載の効果に加え、表皮材は、フィニッ
シャの係止部とフィニッシャ取付体の係止受部とが係合
する位置に、予め切除された切除部を設けたため、表皮
材を切除する部分を最小限にでき、また、切除部が係止
部と係止受部との係合部分で保持されるため、表皮材の
縫製などの際に力を加えても、切除した端縁部などが露
出しにくく、容易に外観を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステアリングホイールの一実施の形態
を示す一部を切り欠いた分解斜視図である。
【図2】同上ステアリングホイールの製造工程を示す表
皮材を展開した状態の一部の斜視図である。
【図3】同上ステアリングホイールの図1のI−I断面
図である。
【図4】同上ステアリングホイールの図1のII−II断面
図である。
【図5】同上ステアリングホイールの図1のIII −III
断面図である。
【図6】同上ステアリングホイールのフィニッシャ取付
体の一部の斜視図である。
【図7】同上ステアリングホイールのフィニッシャの底
面図である。
【符号の説明】 1 ステアリングホイール 5 グリップ部としてのリム部 5a 芯体としてのリム芯金 8 被覆部 16 表皮材 18 フィニッシャ取付体としての第1のフィニッシャ
取付体 19 フィニッシャ取付体としての第2のフィニッシャ
取付体 20 フィニッシャとしての第1のフィニッシャ 21 フィニッシャとしての第2のフィニッシャ 24 フィニッシャ取付体本体部 31 係止受部としての第1の係止受部 32 係止受部としての第2の係止受部 36 支持部 37 突起部としての第1の突起部 38 突起部としての第2の突起部 39 空間部 40 固着部 42 フィニッシャ本体部 51 係止部としての第1の係止部 52 係止部としての第2の係止部 57 切除部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 修司 静岡県富士市青島町218番地 日本プラス ト株式会社内 (72)発明者 加藤 祐一 静岡県富士市青島町218番地 日本プラス ト株式会社内 Fターム(参考) 3D030 DA25 DA26 DA34 DA36 DA44 DA64 DA65 DA66 DA70 DA76 DA80 DB77 DB81 DB83 4F206 AA42 AD03 AD05 AD18 AD35 AG03 AG13 AH19 JA01 JB12 JB20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯体と、この芯体の少なくとも一部を覆
    う被覆部と、この被覆部に取り付けられたフィニッシャ
    取付体と、このフィニッシャ取付体に係合して取り付け
    られたフィニッシャとを備えたグリップ部を具備したこ
    とを特徴とするステアリングホイール。
  2. 【請求項2】 芯体と、この芯体の少なくとも一部を覆
    うこの芯体より軟質の被覆部と、この被覆部にインサー
    ト成形で取り付けられこの被覆部より硬質のフィニッシ
    ャ取付体と、このフィニッシャ取付体に係合して取り付
    けられたフィニッシャとを備えたグリップ部を具備した
    ことを特徴とするステアリングホイール。
  3. 【請求項3】 フィニッシャは、外部に露出するフィニ
    ッシャ本体部と、このフィニッシャ本体部の裏面の複数
    カ所から互いに異なる方向に向かいフィニッシャ取付体
    に係止される係止部とを具備したことを特徴とする請求
    項1または2記載のステアリングホイール。
  4. 【請求項4】 フィニッシャ取付体およびフィニッシャ
    の少なくとも一方から他方に向けて支持部を突設したこ
    とを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載のステア
    リングホイール。
  5. 【請求項5】 フィニッシャ取付体は、フィニッシャ取
    付体本体部と、このフィニッシャ取付体本体部の長手方
    向の両端部に位置し、被覆部に埋設される固着部が設け
    られたことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載
    のステアリングホイール。
  6. 【請求項6】 フィニッシャ取付体は、フィニッシャ取
    付体本体部と、このフィニッシャ取付体本体部から芯金
    に向かって突設された突起部を備え、これらフィニッシ
    ャ取付体本体部と芯金との間の空間部にポリウレタン樹
    脂製の被覆部が充填されたことを特徴とする請求項1な
    いし5いずれか記載のステアリングホイール。
  7. 【請求項7】 被覆部を覆う表皮材を備え、この表皮材
    は、一部がフィニッシャ取付体とフィニッシャとの間に
    挟持されたことを特徴とする請求項1ないし6いずれか
    記載のステアリングホイール。
  8. 【請求項8】 フィニッシャは、外部に露出するフィニ
    ッシャ本体部と、このフィニッシャ本体部の長手方向に
    沿って所定間隔で裏面側に設けた係止部とを備え、 フィニッシャ取付体は、フィニッシャ取付体本体部と、
    このフィニッシャ取付体本体部に長手方向に沿って所定
    間隔で設けられ前記係止部に係止される係止受部とを備
    え、 表皮材は、前記各係止部と係止受部とが係合する位置
    に、予め切除された切除部が設けられたことを特徴とす
    る請求項7記載のステアリングホイール。
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