JP3319969B2 - エアバッグ装置のカバー体 - Google Patents

エアバッグ装置のカバー体

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JP3319969B2
JP3319969B2 JP06291497A JP6291497A JP3319969B2 JP 3319969 B2 JP3319969 B2 JP 3319969B2 JP 06291497 A JP06291497 A JP 06291497A JP 6291497 A JP6291497 A JP 6291497A JP 3319969 B2 JP3319969 B2 JP 3319969B2
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/215Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
    • B60R2021/21543Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member with emblems

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  • Air Bags (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膨張展開するエア
バッグを覆うエアバッグ装置のカバー体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の衝突などの衝撃に対して乗
員を保護するエアバッグ装置が用いられている。そし
て、例えば、ドライバー用のエアバッグ装置は、ステア
リングホイールのセンタパッドの部位に備えられ、ガス
を噴射するインフレータと、インフレータの噴射するガ
スにより膨張展開するエアバッグと、折り畳まれて収納
されたエアバッグを覆うカバー体となどを備えている。
そして、自動車の衝突などに際しては、インフレータか
ら噴射されるガスの圧力によりエアバッグを膨張させ、
軟質樹脂にて形成したカバー体を開裂し扉状に展開させ
てエアバッグの突出口を形成し、この突出口からエアバ
ッグを突出させ乗員の前面に膨張展開させるようになっ
ている。
【0003】また、従来より、ステアリングホイールの
エアバッグを内蔵しないセンタパッドについて、別体の
装飾プレート、例えばエンブレム、バッジなどを取り付
けて装飾効果を高める構成が用いられている。
【0004】そして、このセンタパッドの部位がエアバ
ッグ装置を備える場所として利用される場合、装飾効果
を高めるために、エアバッグを収納する軟質の樹脂から
なるカバー体に、一体にマーク部(装飾部)を設けた構
成が用いられている。しかしながら、この構成では、マ
ーク部は色調や艶などの点で、カバー体全体の質感と同
一の外観を有し、装飾効果に乏しいとの問題を有してい
る。特に、エアバッグを収納するためにセンタパッドの
部位が大きくなる一方、見る者の視線を引き付けるアク
セントとなるべきマーク部に存在感がないため、表面外
観がのっぺりとし、センタパッドの部位の量感が強調さ
れる場合がある問題を有している。
【0005】この点、例えば、特開平7−257309
号公報に記載されているように、別体のエンブレムを予
め金型にインサートして、カバー体と一体的に形成する
構成が知られている。しかしながら、この公報に記載さ
れた構成では、エンブレムを金型の正確な位置にインサ
ートする必要があり、製造工程が煩雑になる問題を有し
ている。すなわち、エンブレムが正しく置かれないか、
あるいは金型を閉じる過程でエンブレムの位置が移動す
るなどして、エンブレムのインサートの位置が正確でな
いと、インサートと金型との合わせ精度が損なわれ、樹
脂のバリを発生させて、成形品の仕上げ加工が必要にな
り、あるいは、金型に損傷を与えて修理が必要になるな
どして、生産性の低下、保守コストの増加などを招く問
題を有している。さらに、インサート成形の場合には、
インサートされるエンブレム自体についても所定の寸法
精度が必要になり、寸法が所定の範囲(上限値)を越え
ると金型により傷を受け、あるいは変形などが生じる一
方、寸法が所定の範囲(下限値)を下回ると樹脂のバリ
を生ずるなどの問題を有している。さらに、寸法精度の
高いエンブレムを複数の樹脂を組み合わせて成形するに
は、細心の工程管理を要し、この工程管理が不十分であ
ると歩留まりが悪化して、製造コストが上昇する問題を
有している。
【0006】また、エアバッグ装置のカバー体は、紫外
線などの光線と、低温から高温に至る温度条件と、ドラ
イバーなどに触れられることによる化学的影響に耐えつ
つ、車両の耐久年数の間、エアバッグを円滑に突出させ
るために、円滑に開裂し、展開する性能を維持する必要
がある。そのため、通常、カバー体には、表面を覆う薄
膜のコーティングを施すが、例えば、成型金型に予め薄
膜を形成して成形と同時に成形品に転写する、いわゆる
インモールドコート法を用いると、エンブレムに薄膜形
成用材料(塗料)が付着して汚れ、製造が困難になる。
一方、成形後に薄膜を付与する、いわゆるアフターコー
ト法を用いると、成形品表面の離型剤などの油分を除去
する脱脂などの過程で、エンブレムを構成する樹脂など
に溶剤が接して、いわゆる白化やケミカルクラックなど
を生じるおそれがあり、脱脂用溶剤に妥当な選定を要
し、工程設計が困難になる場合もあり、また、エンブレ
ムにアフターコート用の塗料が付着しないようにマスキ
ングなどを行う必要もあり、煩雑な作業が必要になって
製造コストが上昇する問題を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、カバー
体にマーク部を一体に設ける構成では、装飾効果に乏し
いとの問題を有している。また、カバー体に装飾部材を
インサート成形する構成では、煩雑な作業が必要にな
り、製造コストが上昇する問題を有している。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、装飾効果を向上できるとともに、製造コストを低
減できるエアバッグ装置のカバー体を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のエアバッ
グ装置のカバー体は、エアバッグを覆う被覆部と、この
被覆部に取り付けられる装飾手段とを具備し、前記被覆
部は、表面側から裏面側に挿通する挿通部を備え、前記
装飾手段は、前記被覆部の表面側に配置される取付体
と、この取付体に取り付けられる装飾体と、前記挿通部
を挿通し前記取付体に連結されこの取付体を前記被覆部
に保持する連結体とを備え、前記装飾体は、前記取付体
の表面側を覆う本体部と、この本体部の外周縁から延設
され前記取付部に係合する延設部とを備えたものであ
る。
【0010】そして、この構成では、装飾体は被覆部と
は別体とでき、また、取付体に取り付けできるものであ
れば種々の材質が選択可能であり、装飾効果が向上す
る。また、装飾手段は、被覆部を形成した後に取り付け
られるため、インサート成形などにくらべて製造が容易
になり、製造コストが低減される。
【0011】請求項2記載のエアバッグ装置のカバー体
は、請求項1記載のエアバッグ装置のカバー体におい
て、被覆部の裏面側に配置される保持体を備え、連結体
は、この保持体に連結されるものである。
【0012】そして、この構成では、装飾体を取り付け
た取付体と保持体とで被覆部を挟持し、装飾手段が被覆
部に強固に固定される。
【0013】請求項3記載のエアバッグ装置のカバー体
は、請求項1または2記載のエアバッグ装置のカバー体
において、装飾体は、取付体の表面側を覆う本体部と、
この本体部から延設され取付体の裏面側に当接する延設
部とを備えたものである。
【0014】そして、この構成では、本体部と延設部と
で取付体を挟持し、装飾体が取付体に強固に取り付けら
れる。
【0015】請求項4記載のエアバッグ装置のカバー体
は、請求項3記載のエアバッグ装置のカバー体におい
て、被覆部は、エアバッグの展開時に破断する破断部を
備え、装飾体の延設部は、前記破断部に近接して設けら
れたものである。
【0016】そして、この構成では、エアバッグの展開
時にカバー体が変形する際に、変形量が大きくなる破断
部に近接して延設部を設けたので、エアバッグの展開時
に装飾体が取付体に強固に保持される。
【0017】請求項5記載のエアバッグ装置のカバー体
は、請求項1ないし4いずれか1項に記載のエアバッグ
装置のカバー体において、装飾体と取付体との間に位置
して、装飾体を支持する支持手段が備えられたものであ
る。
【0018】そして、この構成では、装飾体が押圧され
た場合などの装飾体の変形が抑制され、外観が良好に保
持される。また、装飾体の薄肉化が可能になり、容易に
軽量化される。
【0019】請求項6記載のエアバッグ装置のカバー体
は、請求項1ないし5いずれか1項に記載のエアバッグ
装置のカバー体において、装飾体と取付体との間に位置
して、衝撃を吸収可能な支持手段が備えられたものであ
る。
【0020】そして、この構成では、装飾手段の装飾体
に加わった衝撃が容易に吸収される。
【0021】請求項7記載のエアバッグ装置のカバー体
は、請求項5または6記載のエアバッグ装置のカバー体
において、支持手段は、取付体および被覆部の少なくと
も一方に一体に形成されたものである。
【0022】そして、この構成では、構成が簡略化さ
れ、製造コストが低減される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエアバッグ装置の
カバー体の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0024】図2および図3において、1は車両である
自動車のステアリングホイールで、このステアリングホ
イール1は、ステアリングホイール本体2と、このステ
アリングホイール本体2の乗員側のセンタパッドの部位
に取り付けられるエアバッグ装置(エアバッグモジュー
ル)3となどから構成されている。なお、ステアリング
ホイール1は、通常傾斜した状態で備えられるステアリ
ングシャフトに装着されるものであるが、以下、乗員側
であるエアバッグ装置3側を上側(正面側)、車体側で
ある図示しないステアリングシャフト側を下側として説
明する。
【0025】そして、このステアリングホイール本体2
は、握り操舵部である環状のリム部(リング部)5と、
このリム部5の内側に位置するボス部(パッド部)6
と、これらリム部5とボス部6とを連結した3本のスポ
ーク部7とから構成され、車両を操舵できるようになっ
ている。そして、ボス部6の下側には、ステアリングシ
ャフトに嵌着されるボスが配置され、このボスに、ボス
プレートが一体に形成され、または別体に形成され固着
されている。さらに、このボスプレートには、スポーク
部7の芯金7aが接続され、このスポーク部7の芯金7a
に、リム部5の芯金5aが接続されている。また、これら
リム部5の芯金5aの外周部と、スポーク部7の芯金7aの
リム部5側の部分の外周部とに、軟質の合成樹脂などか
らなる表皮部8が形成されている。さらに、ボス部6の
下側部は、下部カバー10により覆われている。
【0026】また、エアバッグ装置3は、金属製のベー
スプレート11を備え、このベースプレート11が、ステア
リングホイール本体2のボスプレートにブラケットなど
を介しねじ止めなどして取り付けられている。そして、
このベースプレート11には、上板部11a と、この上板部
11a の周縁部から下方および一部が上方に向かって屈曲
された周壁部11b とが形成されているとともに、上板部
11a には、円孔状のインフレータ取付孔11c と、このイ
ンフレータ取付孔11c の周囲に位置する複数の取付通孔
とが形成されている。そして、このインフレータ取付孔
11c に下側から嵌合して、ガスを噴射するインフレータ
12が取り付けられ、さらに、この上板部11a の上面に
は、このインフレータ12の上側を覆うようにして、エア
バッグ14が小さく折り畳んだ状態で取り付けられてい
る。
【0027】そして、インフレータ12は、略円柱状をな
す本体部12a を備え、この本体部12a の上側部の外周部
に、所定の間隔で複数のガス噴射口12b が形成されてい
る。さらに、本体部12a の外周には、フランジ部12c が
突設され、このフランジ部12c に、複数の取付通孔が形
成されている。
【0028】また、このエアバッグ14は、インフレータ
12の上側部が挿通する開口部14a を形成した環状をなす
下側の布材と、この下側の布材と外径寸法が等しい円形
をなす上側の布材との外縁部同士を縫合して、袋状に形
成されている。また、開口部14a の周囲に位置して、複
数の取付通孔が形成されている。さらに、エアバッグ14
の内側には、このエアバッグ14の開口部14a を押える環
状のリテーナ16が挿入されている。そして、リテーナ16
とともに、エアバッグ14がリベットを用いてベースプレ
ート11の上板部11a に固定されているとともに、このリ
テーナ16に取り付けた複数のボルト16a を、それぞれエ
アバッグ14の取付通孔と、ベースプレート11の上板部11
a の取付通孔と、インフレータ12の取付通孔とに順次挿
通させ、このフランジ部12c の下面からナット18を螺合
することにより、インフレータ12とともにエアバッグ14
がベースプレート11に一体的に締結して固定されてい
る。
【0029】さらに、折り畳まれたエアバッグ14を覆う
ようにして、ベースプレート11に、カバー体(エアバッ
グカバー、ケース体)20が取り付けられている。そし
て、このカバー体20は、合成樹脂にて形成されたカバー
本体21を備えている。そして、このカバー本体21は、例
えば、熱可塑性エラストマーなどの合成樹脂を用いた射
出成形法により一体に形成されている。また、このカバ
ー本体21は、エアバッグ14が収納されたボス部6および
スポーク部7の一部を覆う被覆部22と、この被覆部22の
裏面から下側に突設された略角筒状をなす取付壁部23と
を有している。
【0030】また、カバー本体21の被覆部22には、被覆
部22の他の部分より脆弱な破断部としてのテアライン24
が形成されている。そして、このテアライン24は、被覆
部22の裏面側を溝状に凹設して薄肉に形成され、被覆部
22の前後方向の中央部付近を両側方向に横断する中央破
断線24a と、この中央破断線24a に連接され、被覆部22
の両側部近傍を前後方向に伸びる両側一対の側部破断線
24b とから平面略H字状に構成されている。また、中央
破断線24a の長手方向の中央部には、平面円弧状をなし
て手前側に湾曲する湾曲部24c が形成されている。そし
て、このテアライン24により、被覆部22の取付壁部23に
囲まれた部分には、前後に対をなす扉片部25a ,25b が
区画形成されている。
【0031】そして、このカバー本体21は、取付壁部23
をベースプレート11の周壁部11b の外側などに嵌合した
状態で、これら取付壁部23と周壁部11b とにそれぞれ形
成された通孔にリベットRを挿入してかしめることによ
り、取付壁部23が周壁部11bに固着され、ベースプレー
ト11に取り付けられている。
【0032】さらに、カバー本体21の被覆部22の略中央
部には、図1ないし図3に示すように、エンブレム取付
部28が一体に形成され、このエンブレム取付部28に、カ
バー本体21とは別体の、エアバッグ装飾部品(装飾品)
である装飾手段としてのエンブレム31が取り付けられて
いる。
【0033】そして、このエンブレム取付部28には、被
覆部22の表面側が円盤状に凹設された円盤状凹部28a が
形成されているとともに、この円盤状凹部28a の中央部
には、表面側から裏面側に貫通する径寸法が一定の挿通
部28b が穿設されている。さらに、円盤状凹部28a に
は、位置決め用のボス28c が突設されている。また、こ
のエンブレム取付部28は、テアライン24の湾曲部24c の
前側部に隣接して設けられ、すなわち、この湾曲部24c
は、エンブレム取付部28を迂回するように形成されてい
る。
【0034】また、エンブレム31は、それぞれ略円盤状
をなす装飾体32、取付体33、および保持体34と、連結体
としての本実施の形態では1個のピン35とから構成され
ている。
【0035】そして、装飾体32は、アウタ、装飾的被覆
体、アルミオーナメントなどともよばれるもので、例え
ば、アルミ合金や銅の板材をプレスなどして、平面円形
状の本体部32a と、この本体部32a の外周縁から下方に
延設された低丈の円筒部(外周フランジ)32b と、この
円筒部32b からさらに延設された複数すなわち2個以上
の、本実施の形態では4個の延設部としての係合爪(折
り曲げ片)32c とが形成されている。そして、本体部32
a は、平板状あるいは上側に膨出する曲面状をなし、こ
の本体部32a には、文字、図形、ロゴなどが突出または
凹陥などが加工して形成され、また、ペイントによる色
差しや、七宝焼などで装飾されている。また、前側に位
置する1個の係合爪32c の両側の付け根の部分からは、
上側に向かい、円筒部32b の高さ寸法の半分程度にまで
延びる切り込み部32d ,32d が形成されている。なお、
被覆部22の円盤状凹部28a の内径は、この装飾体32の外
径とほぼ等しく形成されている。
【0036】また、取付体33は、インナ、保持プレート
などとも呼ばれるもので、アルミ合金、スチール板など
からなる円板状の基板33a を備え、この基板33a の外径
は、装飾体32の円筒部32b の内径とほぼ等しく形成され
ている。そして、この基板33a の中央部に、上側すなわ
ち表面側に向かってテーパ状に拡径するテーパー孔33b
が形成されているとともに、このテーパー孔33b の一側
に、軸方向に沿った径寸法が一定の円孔状をなす位置決
め孔33c が形成されている。さらに、基板33aの外周部
には、テーパー孔33b を挟んで位置決め孔33c の略反対
側に位置して、切欠部33d が形成されている。
【0037】そして、ピン35は、取り付けピン、シャフ
ト、脚部などともよばれるもので、基端部(上端部)
に、上側に向かってテーパ状に拡径する頭部35a が形成
され、この頭部35a の下側に、軸部(ストレート部)35
b が円柱状に突設されている。また、この軸部35b の下
端部近傍には、環状の溝部すなわち径寸法の小さい径小
部35c が形成されており、この径小部35c の下側は、軸
部35b と同径の係止部35d になっている。
【0038】さらに、保持体34は、ストッパ、止め輪、
固定部材などとも呼ばれるもので、ばね鋼材からなる円
板状の基板34a を備え、この基板34a には、中央部に挿
入孔34b が形成されているとともに、この挿入孔34b の
中心側に向かい、挿入孔34bの周縁部から下方に向かっ
て傾斜して複数の係止片34c が形成されている。
【0039】次に、エンブレム31をカバー本体21の被覆
部22に取り付ける工程を説明する。
【0040】まず、カバー本体21は、予め脱脂し、ポリ
ウレタン系などの塗膜を付与しておく。
【0041】そして、エンブレム31は、まず、ピン35を
取付体33のテーパー孔33b に上側から挿入し、頭部35a
をテーパー孔33b に係止して嵌合し、ピン35が取付体33
から垂下された状態とする。続いて、図4に示すよう
に、取付体33の上側から装飾体32を嵌合し、さらに、図
4に破線で示すように、各係合爪32c を内側に折り曲
げ、取付体33を包み込むようにして装飾体32を取り付け
る。この時、両側に切り込み部32d ,32d を形成した係
合爪32c は、取付体33の切欠部33d に係合され、取付体
33と装飾体32との周方向の位置決めがなされるととも
に、相対的な回転が防止される。
【0042】続いて、これら装飾体32、取付体33、およ
びピン35を組み合わせた部材を、カバー本体21の被覆部
22のエンブレム取付部28に上側から取り付ける。すなわ
ち、ピン35をエンブレム取付部28の挿通部28b に挿入す
るとともに、ボス28c を位置決め孔33c に挿入してカバ
ー本体21との位置決めを行いつつ、装飾体32および取付
体33を円盤状凹部28a に嵌入する。
【0043】さらに、被覆部22の裏面側に突出したピン
35の先端側に、裏面側から保持体34の挿入孔34b を位置
合わせして圧入すると、この保持体34の係止片34c がピ
ン35の径小部35c に挿入され、係止部35d に当接して、
ピン35に保持体34が係止される。
【0044】そして、この状態で、ピン35を介して取付
体33と保持体34とが連結され、これら取付体33と保持体
34とで被覆部22を挟持するとともに、装飾体32の本体部
32aと係合爪32c との間に取付体33を挟持し、さらに、
装飾体32の係合爪32c を取付体33と被覆部22との間に挟
持して、被覆部22にエンブレム31が強固に固定されるよ
うになっている。
【0045】また、この状態で、装飾体32の保持点であ
る係合爪32c の1個は、エンブレム31の後端部、すなわ
ち、テアライン24の湾曲部24c に最も近接して位置し、
被覆部22上に当接するようになっている。
【0046】次に、このエアバッグ装置3の展開動作を
説明する。
【0047】まず、自動車が衝突した際などには、図示
しない衝突診断ユニットが車体の受ける衝撃を感知し
て、インフレータ12の点火器が起動され、充填した推進
薬を燃焼させることにより、インフレータ12の周面に形
成されたガス噴射口12b からエアバッグ14の内部に窒素
ガスなどが急速に噴射され、折り畳まれたエアバッグ14
が急激に膨張する。すると、このエアバッグ14の膨張の
圧力により、カバー体20の被覆部22が内側から押圧され
て変形し、テアライン24が所定の部位、例えば、湾曲部
24c から破断する。続いて、エアバッグ14の膨張の圧力
により、テアライン24に沿って破断が進行して被覆部22
が開裂し、前後一対の扉片部25a ,25b が形成される。
そして、さらに、エアバッグ14が膨張すると、前側の扉
片部25a にエンブレム31が保持されたまま、これら扉片
部25a ,25b が前後に展開してエアバッグ14の突出口が
形成され、この突出口を通ってエアバッグ14が外側に突
出し、乗員とステアリングホイール本体2との間に膨張
展開して、乗員に加わる衝撃を緩和するようになってい
る。
【0048】そして、本実施の形態によれば、エアバッ
グ14を覆うカバー体20の被覆部22に、この被覆部22とは
別部材の装飾体32を取り付けることにより、被覆部22に
装飾部を一体に形成する構成に比べて、単調になりがち
なカバー体20の外観を効果的に装飾して外観を向上し、
車室内の装飾性を高めて車両の商品性を高めることがで
きる。
【0049】また、エンブレム31は、取付体33と保持体
34とで被覆部22を挟持するとともに、装飾体32の本体部
32a と係合爪32c との間に取付体33を挟持し、特に、装
飾体32の係合爪32c を取付体33と被覆部22との間に挟持
して、エアバッグ装置3の作動の前後にわたり、被覆部
22にエンブレム31を強固かつ確実に保持することができ
る。
【0050】そこで、インサート成形を行う構成などに
比べて、カバー本体21の成形および後加工を全て完了し
てから別体のエンブレム31を容易に取り付けできるた
め、外観を良好にすることができるとともに、製造工程
を簡略化し、作業性および工程歩留を良好にすることが
でき、製造コストを低減することもできる。
【0051】また、装飾体32の保持点である係合爪32c
の1個は、エンブレム31の後端部、すなわち、エンブレ
ム31に沿うように湾曲された湾曲部24c に最も近接して
位置して、被覆部22上に当接するように配置されてい
る。そこで、エアバッグ装置3の作動時には、この係合
爪32c は、展開時に内側から膨張しようとするエアバッ
グ14により取付体33側に押圧されるため、カバー本体21
の被覆部22の歪みが最大になる場合であっても、装飾体
32を取付体33に確実に保持することができる。さらに、
テアライン24の湾曲部24c に沿うようにエンブレム31が
配置されているため、被覆部22の、湾曲部24c の前側に
位置する部分が***するように変形することを抑制で
き、テアライン24の破断を効果的に生起させることがで
きる。
【0052】なお、上記の実施の形態では、エンブレム
31の装飾体32、取付体33、保持体34、およびピン35を、
それぞれ別体に形成したが、例えば、ピンを取付体に一
体に形成することもでき、また、複数のピンを用いるこ
ともできる。
【0053】また、上記の実施の形態では、装飾体32
は、金属板からなる係合爪32c を屈曲して取付体33に取
り付けたが、これら装飾体32および取付体33は種々の材
質の部材を用いて種々の形状に形成でき、これら装飾体
32と取付体33との固定も種々の方法を採ることができ
る。例えば、取付体の上面には、所定の刻印や印刷フィ
ルムなどを接着などして組み合わせておくとともに、装
飾体は、ポリカーボネートシートなどの機械的強度の高
い樹脂材料を用い、この樹脂材料を加熱などすることに
より軟化して変形させ、上記の係合爪32c と同様に、取
付体の下面側に回り込ませて固定することもできる。ま
た、このポリカーボネートシートなどの樹脂部材につい
ては、予め印刷フィルムなどの図形に合わせて加熱吸引
成形(真空成形)などして凹凸を付与し、立体感を持た
せるなど、種々の変形が可能である。
【0054】また、上記の実施の形態では、装飾体32と
取付体33とを密着させ、あるいは装飾体32と取付体33と
の間は中空状に形成したが、例えば装飾体32を曲面状に
膨出させる場合などにおいて、装飾体32と取付体33との
間の空間に別体あるいはいずれかの部材に一体に支持手
段を設け、装飾体32の下面に当接あるいは対向させて、
装飾体32を支持しあるいは衝撃を吸収させることができ
る。なお、以下、図1ないし図4に示す構成と同様の構
成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0055】例えば、図5に示す第2の実施の形態のよ
うに、装飾体32の本体部32a が略球面状に膨出している
構成において、装飾体32と取付体33との間に、支持手段
としての別体の弾性体(衝撃吸収用弾性体)51を備える
ことができる。この弾性体51は、アンコなどとも呼ばれ
るもので、所定の衝撃吸収特性を有する、ゴムあるいは
オレフィン系エラストマーなどから円板状に一体に形成
されている。また、この弾性体51の上面は、装飾体32の
下面に当接しあるいは僅かな間隔を介して対向し、下面
は、取付体33の上面に当接する平面状に形成されてい
る。
【0056】そして、この第2の実施の形態によれば、
装飾体32と取付体33との間の空間に所定の衝撃吸収特性
を有する弾性体51を配置したため、カバー体20の衝撃吸
収特性を容易に向上できる。また、この弾性体51により
装飾体32を支持できるため、装飾体32のへこみなどの変
形を抑制でき、外観の自由度を向上できるとともに、良
好な外観を保持することができる。さらに、弾性体51に
より装飾体32を支持できるため、装飾体32の強度を低下
させることが可能になり、例えば、装飾体32を薄肉化し
て、カバー体20の重量を軽減させ、衝撃吸収特性を向上
させることもできる。
【0057】また、例えば、図6および図7に示す第3
の実施の形態のように、取付体33およびカバー本体21の
エンブレム取付部28の円盤状凹部28a に、支持手段とし
ての支持片部33e および支持リブ28e を一体に形成する
こともできる。すなわち、取付体33には、外周部の複数
か所から一体に延設した部分を装飾体32の係合爪32cが
折り曲げられる形状に合わせて断面略コの字状に屈曲し
て支持片部33e が形成され、装飾体32の下面の外周部近
傍を支持するようになっている。また、エンブレム取付
部28には、円盤状凹部28a から上側に向かい弾性変形可
能な複数の支持リブ28e が突設され、装飾体32の下面に
当接するか僅かな間隔を介して対向し、装飾体32の中央
部近傍を支持するようになっている。また、各支持リブ
28e は、それぞれ平面円弧状をなし、円盤状凹部28a の
中央部の挿通部28b を中心とする複数の同心円に沿って
配置されているが、この支持リブ28e の形状は、挿通部
28b を中心とする1個の平面略C字状とするなど、適宜
選択することができる。さらに、取付体33には、各支持
リブ28e が挿通可能なリブ挿通孔33f が複数形成されて
いるとともに、中央部には、テーパー孔33b に代えて、
表面側から裏面側に貫通する径寸法が一定の取付孔33g
が穿設されている。そして、本実施の形態では、連結体
および保持体として、リベット55が用いられており、カ
バー本体21の裏面側から挿通部28b および取付孔33g に
挿入してかしめることにより、取付体33がカバー本体21
に固定されている。
【0058】さらに、例えば、図8および図9に示す第
4の実施の形態のように、樹脂などにて形成された取付
体(樹脂製オーナメントベース)33に、装飾体32を支持
する支持手段としての支持リブ33h を一体に形成するこ
ともできる。そして、この支持リブ33h は、中央部の取
付孔33g を中心として、位置決め孔33c の部分を除き、
複数の同心円状に形成されている。なお、この第4の実
施の形態では、取付体33の基板33a の外周部近傍から
は、上側に向かって複数の係止部33i が一体に突設さ
れ、各係止部33i には、外周側に向かう爪部33j が形成
されているとともに、装飾体32の係合爪32c には、それ
ぞれ矩形状の係止孔32e 形成されている。そこで、装飾
体32を取付体33に被せるのみで、係止部33i の爪部33j
が係合爪32cの係止孔32e に係止され、装飾体32を取付
体33に容易に固定できるようになっている。また、この
第4の実施の形態においても、取付体33を所定の衝撃吸
収特性を有した材料にて形成することにより、衝撃吸収
特性を容易に向上することができる。
【0059】そして、これら第3および第4の実施の形
態によれば、上記の各実施の形態の効果に加え、部品点
数を増加させることなく、装飾体32の下面を支持できる
ため、構成を簡略化し、製造コストを低減することがで
きる。また、装飾体32と取付体33との間に空間が確保さ
れるため、容易にリベット55を用いてかしめることがで
きる。さらに、装飾体32の係合爪32c の位置に対応し
て、取付体33に支持片部33e を形成することにより、係
合部32c の取付体33への取付作業における曲げ加工の際
に、支持片部33e により係合爪32c の近傍の部分を下支
えできる。そこで、装飾体32を薄肉としても、曲げによ
る歪みを抑制し、外観を向上できる。
【0060】また、上記の各実施の形態は、ステアリン
グホイール本体2に装着するエアバッグ装置3について
説明したが、エアバッグ装置の形状および取り付け位置
は上記のものに限られず、例えば、インスツルメントパ
ネルに内蔵する助手席搭乗者用のエアバッグ装置、前席
のシートバックに内蔵する後席用のエアバッグ装置、あ
るいは、側面衝突用にドアや座席横に設けられるエアバ
ッグ装置などに適用することもできる。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載のエアバッグ装置のカバー
体によれば、装飾体を被覆部とは別体にでき、また、取
付体に取り付けできる構成であれば種々の材質を選択で
きるため、装飾効果を容易に向上できる。さらに、装飾
手段は、被覆部を形成した後に取り付けできるため、イ
ンサート成形などにくらべて製造が容易になり、製造コ
ストを低減することができる。
【0062】請求項2記載のエアバッグ装置のカバー体
によれば、請求項1記載の効果に加え、装飾体を取り付
けた取付体と保持体とで被覆部を挟持し、装飾手段を被
覆部に強固に固定することができる。
【0063】請求項3記載のエアバッグ装置のカバー体
によれば、請求項1または2記載の効果に加え、装飾体
の本体部と延設部とで取付体を挟持し、装飾体を取付体
に強固に取り付けることができる。
【0064】請求項4記載のエアバッグ装置のカバー体
によれば、請求項3記載の効果に加え、エアバッグの展
開時にカバー体の変形量が大きくなる破断部に近接した
部分に延設部を設け、この延設部と本体部とで取付体を
挟持したため、エアバッグの展開時に装飾体を取付体に
強固に保持することができる。
【0065】請求項5記載のエアバッグ装置のカバー体
によれば、請求項1ないし4いずれか記載の効果に加
え、装飾体と取付体との間に位置して、装飾体を支持す
る支持手段を備えたため、装飾体が押圧された場合など
の装飾体の変形を抑制し、外観を良好に保持できる。ま
た、装飾体の薄肉化が可能になり、容易に軽量化でき
る。
【0066】請求項6記載のエアバッグ装置のカバー体
によれば、請求項1ないし5いずれか記載の効果に加
え、装飾体と取付体との間に位置して、衝撃を吸収可能
な支持手段を備えたため、装飾手段の装飾体に加わった
衝撃を容易に吸収できる。
【0067】請求項7記載のエアバッグ装置のカバー体
によれば、請求項5または6記載の効果に加え、支持手
段を取付体および被覆部の少なくとも一方に一体に形成
したため、構成を簡略化でき、製造コストを低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアバッグ装置のカバー体の一実施の
形態を示す一部の分解斜視図である。
【図2】同上エアバッグ装置を備えたステアリングホイ
ールの平面図である。
【図3】同上ステアリングホイールの図2のI−I断面
図である。
【図4】同上エアバッグ装置のカバー体の製造工程を示
す装飾体の裏面から見た斜視図である。
【図5】本発明のエアバッグ装置のカバー体の第2の実
施の形態を示す一部の分解斜視図である。
【図6】本発明のエアバッグ装置のカバー体の第3の実
施の形態を示す一部の分解斜視図である。
【図7】同上エアバッグ装置のカバー体の図6のII−II
断面図である。
【図8】本発明のエアバッグ装置のカバー体の第4の実
施の形態を示す一部の分解斜視図である。
【図9】同上エアバッグ装置のカバー体の図8のIII −
III 断面図である。
【符号の説明】
3 エアバッグ装置 14 エアバッグ 20 カバー体 22 被覆部 24 破断部としてのテアライン 28b 挿通部 28e 支持手段としての支持リブ 31 装飾手段としてのエンブレム 32 装飾体 32a 本体部 32c 延設部としての係合爪 33 取付体 33e 支持手段としての支持片部 33h 支持手段としての支持リブ 34 保持体 35 連結体としてのピン 51 支持手段としての弾性体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−175304(JP,A) 特開 平10−6903(JP,A) 特開 平8−310331(JP,A) 特開 平8−268202(JP,A) 特開 平7−257309(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16 - 21/32

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグを覆う被覆部と、 この被覆部に取り付けられる装飾手段とを具備し、 前記被覆部は、表面側から裏面側に挿通する挿通部を備
    え、 前記装飾手段は、前記被覆部の表面側に配置される取付
    体と、この取付体に取り付けられる装飾体と、前記挿通
    部を挿通し前記取付体に連結されこの取付体を前記被覆
    部に保持する連結体とを備え 前記装飾体は、前記取付体の表面側を覆う本体部と、こ
    の本体部の外周縁から延設され前記取付部に係合する延
    設部とを備えた ことを特徴とするエアバッグ装置のカバ
    ー体。
  2. 【請求項2】 被覆部の裏面側に配置される保持体を備
    え、連結体は、この保持体に連結されることを特徴とす
    る請求項1記載のエアバッグ装置のカバー体。
  3. 【請求項3】 装飾体は、 取付体の表面側を覆う本体部と、 この本体部から延設され取付体の裏面側に当接する延設
    部とを備えたことを特徴とする請求項1または2記載の
    エアバッグ装置のカバー体。
  4. 【請求項4】 被覆部は、エアバッグの展開時に破断す
    る破断部を備え、 装飾体の延設部は、前記破断部に近接して設けられたこ
    とを特徴とする請求項3記載のエアバッグ装置のカバー
    体。
  5. 【請求項5】 装飾体と取付体との間に位置して、装飾
    体を支持する支持手段が備えられたことを特徴とする請
    求項1ないし4いずれか1項に記載のエアバッグ装置の
    カバー体。
  6. 【請求項6】 装飾体と取付体との間に位置して、衝撃
    を吸収可能な支持手段が備えられたことを特徴とする請
    求項1ないし5いずれか1項に記載のエアバッグ装置の
    カバー体。
  7. 【請求項7】 支持手段は、取付体および被覆部の少な
    くとも一方に一体に形成されたことを特徴とする請求項
    5または6記載のエアバッグ装置のカバー体。
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