JPS63199917A - 軸受装置 - Google Patents

軸受装置

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JPS63199917A
JPS63199917A JP62032923A JP3292387A JPS63199917A JP S63199917 A JPS63199917 A JP S63199917A JP 62032923 A JP62032923 A JP 62032923A JP 3292387 A JP3292387 A JP 3292387A JP S63199917 A JPS63199917 A JP S63199917A
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bearing member
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    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/04Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
    • F16C35/06Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
    • F16C35/07Fixing them on the shaft or housing with interposition of an element
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/22Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
    • F16C19/24Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly
    • F16C19/26Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly with a single row of rollers

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、転がり軸受の軌道輪などの軸受構成部品と
これを取り付ける相手部品とが線膨張係の異なる材料か
らなる軸受装置の改善に関する。
〔従来の技術〕
従来、ハウジングまたは軸体に、これとは線膨張係数の
異なる外輪または内輪を取り付けた軸受装置として、た
とえばこの発明者の発明に係る特開昭61−17531
3号公報に開示された構造のものが知られている。この
軸受装置は、軌道輪の両側面を軸中心に対して外開きの
テーバ面に成形し、軌道輪のテーバ面に一方の側面を係
合させた一対の中間間座の他方の側面には、軸受中心と
ほぼ一致する球心をもつ凸球面を成形して、軌道輪と中
間間座とは相手部品に対してすきまばめにより取り付け
、中間間座の凸球面に対応する凹球面をもつ一対の締付
間座を相手部品に対して締りばめにより取り付けて、軌
道輪を中間間座を介して締付間座により挾持した構成に
なっており、締付間座を相手部品とほぼ等しい線膨張係
数をもつ材料により成形している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の軸受装置は、相手部品とほぼ等しい線膨張係数を
もつ締付間座が相手部品に締りばめにより取り付けられ
ているため、運転時の温度が上昇しても締め代が確保さ
れ、クリープ等の不都合が生ずることはなく、また中間
間座と締付間座との保合面が軸受中心に球心をもつ球面
になっており、軌道輪の傾きが生じても自動調心作用が
働くので、運転時の急激な温度変化による熱膨張または
熱収縮に対する追従性がよく、軌道輪を損傷させずに円
滑な運転が保証されるという利点を有している。
しかしながら、この軸受装置においては、軌道輪を中間
間座を介して締付間座により挟持した構成になっている
ため、構造が複雑になり軸受の周囲に大きな空間が必要
となるだけでなく、組み付けにかなりの時間を要すると
いう難点があった。
この発明は、上記のような問題を解決して、軌道輪など
の軸受部品自体によって温度変化に対する追従性が得ら
れる軸受装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の軸受装置は、ハウジングに取り付けられる軸
受部材を本体層と本体層の外周側に一体に接合された外
周層との積層体として構成し、軸体に取り付けられる軸
受部材を本体層と本体層の内周側に一体に接合された内
周層との積層体として構成している。
ハウジング側軸受部材の本体層の線膨張係数または軸体
側軸受部材の本体層の線膨張係数が、それぞれハウジン
グの線膨張係数または軸体の線膨張係数よりも小さい場
合は、ハウジング側軸受部材の外周層の線膨張係数を本
体層の線膨張係数よりも小さく設定するか、または本体
層とハウジングとの線膨張係数の中間の値に設定し、軸
体側軸受部材の内周層の線膨張係数を本体層の線膨張係
数よりも小さく設定している。
ハウジング側軸受部材の本体層の線膨張係数または軸体
側軸受部材の本体層の線膨張係数が、それぞれハウジン
グの線膨張係数または軸体の線膨張係数よりも大きい場
合は、ハウジング側軸受部材の外周層の線膨張係数をハ
ウジングの線膨張係数よりも小さく設定し、軸体側軸受
部材の内周層の線膨張係数を軸体の線膨張係数よりも小
さく設定するか、または本体層と軸体との線膨張係数の
中間の値に設定している。
上記のハウジング側軸受部材と軸体側軸受部材とは、任
意の組合わせにするか、または各別に単体でそれぞれハ
ウジングと軸体とに締め代をもって嵌合している。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は、この発明を円筒ころ軸受の軌道輪に適用した
実施例を示す上半部縦断側面図である。
上図において、符号10はハウジング、20は軸体をそ
れぞれ示し、ハウジング10には軸受部材11と取付部
材12とからなる外輪13が締め代をもった嵌め合いで
取り付けられ、軸体20には軸受部材21と取付部材2
2とからなる内輪23が締め代をもった嵌め合いで取り
付けられ、ハウジング側軸受部材11と軸体側軸受部材
21との間には、複数個の円筒ころ30が転勤自在に配
設されている。
ハウジング側軸受部材11は、軸方向両側端部に案内つ
ば14をもち、内周面に軌道面が形成された本体層11
aと本体層1.12の外周側に接合された外周層11b
とからなる積層体として構成され、取付部材12もハウ
ジング側軸受部材11と接合して一体的な取扱いができ
る構成になっている。
また軸体側軸受部材21は、外周面に軌道面が形成され
た本体層21aと本体層21aの内周側に接合された内
周層21bとからなる積層体として構成され、取付部材
22も軸体側軸受部材21と接合して一体的な取扱いが
できる構造になっている。
上記のハウジング側軸受部材11の本体層11aと外周
層11bとは、ハウジング10とは線膨張係数の異なる
材料により成形され、軸体側軸受部材21の本体層21
aと内周層21bとは、軸体20とは線膨張係数の異な
る材料により成形されているが、ハウジング側取付部材
12はハウジング10とほぼ等しい線膨張係数をもつ材
料により成形され、軸体側取付部材22は軸体20とほ
ぼ等しい線膨張係数をもつ材料により成形されている。
ハウジング10とハウジング側軸受部材11の本体層1
1aおよび外周層11bとの線膨張係数については、相
互間に下記の条件が成立するように設定する。
ハウジング側軸受部材11の本体層11aの線膨張係数
α。がハウジング1oの線膨張係数αhよりも小さい場
合は、外周層11bはその線膨張係数α8が本体層11
aの線膨張係数α。よりも小さい値をもつ材料により成
形するが、または本体層11aの線膨張係数α。とハウ
ジング1oの線膨張係数α、との中間の値をもつ材料に
より成形する。
これらの関係を数式で表示すると次のようになる。
αh〉α。〉α、(1) α1〉α、〉α。      (2) 上記′とは反対に、ハウジング側軸受部材11の本体層
11aの線膨張係数α。がハウジング1゜の線膨張係数
αゎよりも大きい場合は、外周層11bはその線膨張係
数α、がハウジングlOO線膨張係数α1よりも小さい
値をもつ材料により成形する。
この関係を数式で表示すると次のようになる。
α。〉α、〉α1(3) また、軸体20と軸体側軸受部材21の本体層21aお
よび内周層21bとの線膨張係数についても同様に、相
互間に下記の条件が成立するように設定する。
軸体側軸受部材21の本体層21aの線膨張係数αゴが
軸体20の線膨張係数α3よりも小さい場合は、内周層
21bはその線膨張係数α5が本体層21aの線膨張係
数α、よりも小さい値をもつ材料により成形する。
この関係を数式で表示すると次のようになる。
α5〉αえ〉αb(4) 上記とは反対に、軸体側軸受部材210本体層21aの
線膨張係数α、が軸体20の線膨張係数α8よりも大き
い場合は、内周層21bはその線膨張係数α、が軸体2
0の線膨張係数α5よりも小さい値をもつ材料により成
形するか、または本体層21aの線膨張係数αiと軸体
20の線膨張係数α3との中間の値をもつ材料により成
形する。
これらの関係を数式で表示すると次のようになる。
α1〉α3〉α、(5) αi〉α、〉α、(6) 上記の相互関係に適応する材料として、たとえばハウジ
ング10と軸体20との素材が鉄鋼材料であって、ハウ
ジング側軸受部材11と軸体側軸受部材21との各本体
jlilla、21aがそれぞれハウジング10と軸体
20との線膨張係数よりも小さい素材、たとえばセラミ
ックで成形されている場合において、ハウジング側軸受
部材11の外周層11bと軸体側軸受部材21の内周層
21bとが、それぞれの本体層11a、21aよりも線
膨張係数が小さいときの素材としては(式(11および
(4))、たとえば次表の金属材料を使用することがで
きる。
上記の場合において、ハウジング側軸受部材11の外周
層11bが、本体層11aの線膨張係数とハウジング1
0の線膨張係数との中間の値をもつときの素材としては
(式(2))、たとえば次の金属材料を使用することが
できる。
また、ハウジング10と軸体20との素材が鉄鋼材料で
あって、ハウジング側軸受部材11と軸体側軸受部材2
1との各本体層11a、21aが、それぞれハウジング
10と軸体20との線膨張係数よりも大きい素材、たと
えばアルミニウムで成形されている場合において、ハウ
ジング側軸受部材11の外周層11bと軸体側軸受部材
21の内周層21bとが、それぞれハウジング10と軸
体20よりも線膨張係数が小さいときの素材としては(
式(3)および(5))、たとえば次表の金属材料を使
用することができる。
上記の場合において、軸体側軸受部材21の内周層21
bが、本体層21aの線膨張係数と軸体20の線膨張係
数との中間の値をもつときの素材としては(式(61)
、たとえば次表の金属材料を使用することができる。
上記のハウジング側軸受部材10の本体N11aと外周
層11bとの接合およびハウジング側軸受部材11と取
付部材12との接合、軸体側軸受部材21の本体層21
aと内周層21bとの接合および軸体側軸受部材21と
取付部材22との接合については、接着剤、ろう材によ
る接着、焼ばめによる接着その他の公知の各種手段を用
いることができる。
上記のように、ハウジング側軸受部材11の本体層11
aとハウジング10との間の線膨張係数の相互関係、軸
体側軸受部材21の本体層21aと軸体20との間の線
膨張係数の相互関係によって、外輪13と内輪23とは
それぞれ3種類のものが構成されるが、これらの各種の
外輪13と内輪23とは、軸受の使用条件に応じて任意
に組み合わせて使用することができる。
上記構成の外輪13と内輪23とが組み付けらえた転が
り軸受は、軸受運転時に組み付は時よりも温度が上昇し
た場合、外輪13を構成する軸受部材11の本体層11
aと外周層11bとの線膨張係数とハウジング10また
は取付部材12の線膨張係数との差、内輪23を構成す
る軸受部材21の本体層21aと内周層21bとの線膨
張係数と軸体20または取付部材22の線膨張係数との
差によって各軸受部材11.21の本体層11a。
21aに熱応力が発生しても、この熱応力を最低限度に
抑制することができ、また外輪13と内輪23との取付
は時の嵌め合いによって各軸受部材11.21に発生し
ているたが応力についてもこれを最低限度に抑制するこ
とができる。
(1)ハウジング側軸受部材11の本体層11aの線膨
張係数α。と軸体側軸受部材21の本体層21aの線膨
張係数α、とか、それぞれハウジング10の線膨張係数
αゎと軸体20の線膨張係数α1よりも小さい場合にお
いて、ハウジング側軸受部材11の外周層11bの線膨
張係数α8と軸体側軸受部材21の内周1!21bの線
膨張係数α5とが、それぞれの本体層11a、21aの
線膨張係数α。、α1よりも小さい値に設定されている
ときは(式(11及び(4))、軸受運転時の温度が上
昇しても、各軸受部材11.21の外周層11b。
内周層21bの熱変形量は、それぞれの本体層11a、
21aの熱変形量よりも小さく、本体層11a、21a
の熱変形量はそれぞれハウジング1O1軸体20の熱変
形量よりも小さいために、ハウジング側にあってはそれ
によって生ずる半径方向のすきまをハウジング10と外
輪13との締め代によって吸収して本体層11aの応力
を最小にする結果、本体層11aに過大な応力が発生す
ることがなくなり、軸体側にあっては軸体20または取
付部材22に本体層21aよりも大きな熱変形量が生ず
ること、および軸体20と内輪23との締め代によって
生ずるたが応力による変形に起因する本体層21aの応
力の増大を内周層21bが吸収し、本体層21aに過大
な応力が発生することがなくなる。
また、上記の場合において、ハウジング側軸受部材11
の外周層11bの線膨張係数α1が本体層11aの線膨
張係数α。とハウジング10の線膨張係数α、との中間
の値に設定されているときは(式(2))、前述の式(
1)におけると同様の作用効果が期待される。
しかして、式(1)と式(2)との何れの場合がより有
効であるかは、ハウジング10.軸受部材11の本体層
11a、外周層11bおよび取付部材12のそれぞれの
線膨張係数の値の相互関係、それぞれの構成部品の寸法
および使用時の温度によって決まる。
(2)ハウジング側軸受部材11の本体J’@llaの
線膨張係数α。と軸体側軸受部材210本体層の線膨張
係数α、とか、それぞれハウジング10の線膨張係数α
6と軸体20の線膨張係数α5よりも大きい場合におい
て、ハウジング側軸受部材11の外周層11bの線膨張
係数ご、と軸体側軸受部材21の内周層21b(7)線
膨張係数α、とか、それぞれハウジング10の線膨張係
数α、と軸体20の線膨張係数αよよりも小さい値に設
定されているときは(式(3)及び(51)、軸受運転
時の温度が上昇しても、各軸受部材11.21の外周N
11b、内周層21bの熱変形量はそれぞれハウジング
10.軸体20の熱変形量よりも小さく、ハウジングI
Q、軸体20の熱変形量はそれぞれ軸受部材11.21
の本体層11a、21aの熱変形量よりも小さいために
、ハウジング側にあっては、ハウジング10または取付
部材12に本体層11aよりも大きな熱変形量が生ずる
こと、およびハウジング10と外輪13との締め代によ
って生ずるだが応力による変形に起因する本体N11a
の応力の増大を外周層11bが吸収し、軸体側にあって
は、上記の線膨張係数の差によって生じる半径方向のす
きまを、軸体20と内輪23との締め代によって吸収し
て本体層21aの応力を最小にする結果、各本体層11
a、21aに過大な応力が発生することがなくなる。
また、上記の場合において、軸体側軸受部材21の内周
層21bの線膨張係数α、が本体!21aの線膨張係数
α1と軸体20の線膨張係数α8との中間の値に設定さ
れているときは(式(6))、前述の式(5)における
と同様の作用効果が期待される。
しかして、弐(5)と式(6)との何れの場合がより有
効であるかは、軸体20.軸受部材21の本体層21a
9内周層21bおよび取付部材22のそれぞれの線膨張
係数の値の相互関係、それぞれの構成部品の寸法および
使用時の温度によって決まる。
前記実施例においては、外輪と内輪とをそれぞれ軸受部
材と取付部材とにより構成した場合について説明したが
、取付部材は必要に応じて省略し、軸受部材のみによっ
て外輪と内輪とを構成することもできる。
また、この発明のハウジング側軸受部材と軸体側軸受部
材との組み合せについては、前記実施例で説明した組み
合わせに限定されるものではな(、ハウジング側と軸体
側とについてそれぞれ3種の軸受部材を任意に組み合わ
せて使用することができ、さらにはハウジング側または
軸体側の何れか一方にのみ単独の軸受部材として使用す
ることもできる。
さらに、この発明は前記実施例で説明した円筒ころ軸受
に限らず、その他の転がり軸受の軌道輪につい−でも適
用することができるだけでなく、滑り軸受についてもハ
ウジング側と軸体側との何れか一方または双方の軸受部
材として適用することができる。
〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明の軸受装置は、ハウジン
グ側軸受部材を本体層と外周層との積層体として構成し
、軸体側軸受部材を本体層と内周層との積層体として構
成して、ハウジングと軸受部材の本体層及び外周層との
線膨張係数、軸体と軸受部材の本体層および内周層との
線膨張係数を、それぞれ所定の関係を満足するように規
制することにより、軸受運転時に温度変化が生じても各
軸受部材の本体層が熱応力とたが応力とによる影響を受
けることなく、円滑な運転ができるようにしている。
したがって、この発明によれば、ハウジングおよび軸体
とこれらに組み付けられる軸受部材との線膨張係数が異
なる軸受装置において、軸受運転時に温度変化が生じた
場合でも軸受部材自体によって良好な追従性が得られる
ため、従来のこの種の軸受装置に比べて構造が簡単にな
り、軸受周囲の空間が狭小な小形のものとなるだけでな
く、軸受組み付けも容易に短時間でできる軸受装置が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す上半部縦断側面図であ
る。 図中、10はハウジング、11はハウジング側軸受部材
、lla、llbはそれぞれハウジング側軸受部材の本
体層、外周層、20は軸体、21は軸体側軸受部材、2
1a、21bはそれぞれ軸体側軸受部材の本体層、内周
層である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ハウジングとこれに取り付けられる軸受部材との線膨張
    係数が相違し、軸体とこれに取り付けられる軸受部材と
    の線膨張係数が相違する軸受装置において、ハウジング
    側軸受部材が本体層と本体層の外周側に一体に接合した
    外周層との積層体として構成され、軸体側軸受部材が本
    体層と本体層の内周側に一体に接合した内周層との積層
    体として構成され、ハウジング側軸受部材の本体層と軸
    体側軸受部材の本体層との線膨張係数がそれぞれハウジ
    ングと軸体との線膨張係数よりも小さい場合は、ハウジ
    ング側軸受部材の外周層と軸体側軸受部材の内周層との
    線膨張係数をそれぞれの軸受部材の本体層の線膨張係数
    よりも小さく設定するか、またはハウジング側軸受部材
    の外周層の線膨張係数を本体層とハウジングとの線膨張
    係数の中間の値に設定し、ハウジング側軸受部材の本体
    層と軸体側軸受部材の本体層との線膨張係数がそれぞれ
    ハウジングと軸体との線膨張係数よりも大きい場合は、
    ハウジング側軸受部材の外周層と軸体側軸受部材の内周
    層との線膨張係数をそれぞれハウジングと軸体との線膨
    張係数よりも小さく設定するか、または軸体側軸受部材
    の内周層の線膨張係数を本体層と軸体との線膨張係数の
    中間の値に設定し、前記ハウジング側軸受部材と軸体側
    軸受部材とは、任意に組み合わせるか、または各別の単
    体としてそれぞれハウジングと軸体とに締め代をもつ嵌
    め合いで取り付けられていることを特徴とする軸受装置
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