JPS62223157A - ニトロン類の製造方法 - Google Patents

ニトロン類の製造方法

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JPS62223157A
JPS62223157A JP61306679A JP30667986A JPS62223157A JP S62223157 A JPS62223157 A JP S62223157A JP 61306679 A JP61306679 A JP 61306679A JP 30667986 A JP30667986 A JP 30667986A JP S62223157 A JPS62223157 A JP S62223157A
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aromatic
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、ジアリールニトロン、ジアルキルニトロンお
よびアルキルアリールニトロンを含めたニトロン官能性
化合物にトロン類)の製造方法に係る。さらに特定的に
いうと本発明は、副生物を大量に生ずることなく高収率
でニトロン類を製造するための一段階方法に関する。
ある種のジアリールニトロンはコントラスト増強ホトリ
ソグラフィーに特に有用であることか、グリッフィング
(Grif[’lng)らによって1985年5月17
0付けで出願された米国特許出願節735.016号、
1984年12月31日付けで出願された同第687.
681号、1984年11月280付けで出願された同
第675,918号、および1984年11月280付
けで出願された同第675.9.15号に開示されてい
る。上記の特許出願はすべて本発明と同じ壌受入に譲渡
されている。グリッフィング(Gril’f’ing)
らの教示によればジアリールニトロンは、[有機化学の
手法(Mcthodendcr Organischc
n Chemfe)−ホーベン−バイル(l(oube
n−讐eyI)」、第10巻、第4部、1968年、第
315−416頁に記載されている方法や、ケミカルレ
ビュー(Chemical Reviews)  1 
 (64) 、ジャンヘイマー(Jan flamer
)およびアンド二一マカルソ(Anthony Mac
aluso)著、ニトロン類(Nltrones) 、
第476−483頁に記載されている方法のような方法
(こよって製造することができる。
デービス(Davis )らは同時係属中の米国特許出
願第786,937号(引用により本明細書中に含ませ
る)でニトロン類の改良された製造方法を開示している
。この方法は(a)ニトロ化合物を亜鉛で還元してヒド
ロキシルアミン類と酸化亜鉛を生成させ、次いで、(b
)はとんどすべての酸化亜鉛を希酸溶液中に溶解させ、
かつヒドロキシルアミン類をアルデヒドと反応させてニ
トロン類を生成せしめることからなる。このような方法
は多くの目的に適しているとはいうものの、これに代わ
るニトロン類の製造方法、特に一段階しか必要としない
方法があれば望ましい。
発明の概要 本発明の目的はニトロン類の一段階製造方法を提供する
ことである。
本発明のもう1つ別の目的は有機副産物の生成を最小限
に抑えたニトロン類の製造方法を提供することである。
本発明の別の目的は、ニトロ化合物が優先的にヒドロキ
シルアミン類に還元され、ヒドロキシルアミンが還元さ
れ過ぎたりまたはアルデヒドの還元が生起したりする前
にヒドロキシルアミンがアルデヒドと縮合してニトロン
類を形成するという、ニトロン類の製造方法を提供する
ことである。
」二紀の目的に従い、(a)少なくとも1種のニトロ化
合物、(b)少なくとも1種のアルデヒド、(c)水素
源、および(d)水素化触媒からなる混合物を反応させ
ることによる、ニトロン類の一段階製造方法が提供され
る。
発明の説明 本発明によって、(a)少なくとも1種のニトロ化合物
、(b)少なくとも1 fIのアルデヒド、(c)水素
源、および(d)水素化触媒からなる混合物を反応させ
ることによる、ニトロン類の一段階製造方法が提供され
る。この本発明のプロセスが単一の段階で実施できると
いうことは予想されなかったことである。というのは、
よく知られているようにアルデヒド類はほとんどの水素
化条件下で非常に急速に還元されてアルコール類になる
からである。1972年W、A、ベンジャミン社(W、
A、Ilenjamin、Inc、 )刊、ハウス(I
l、0.1Iouse)著、現代合成反応(Moder
n 5ynthetic Reacttons) 、第
2版、第9頁参照。
本明細書中で使用する「ニトロ化合物」という用語は本
発明に従って還元される分子種を指し、これには炭素原
子約6〜約30個の芳香核をもつニトロ芳香族化合物が
含まれる。好ましいのは次式のものである。
(NOr+−t−RXb        (I )ここ
で、Rは炭素原子が6〜20個の芳香族炭化水素基であ
り、Xはハロゲン、シアノ基、炭素原子が1〜8個の脂
肪族アシル基、炭素原子が1〜8個のアルキル基および
置換アルキル基、炭素原子が6〜13個のアリールおよ
び置換アリール基、ならびに炭素原子2〜8個のアルコ
キシカルボニル基から選択され、bはO〜3の整数であ
り、aは1か2に等しい。最も好ましいものとしてはニ
トロベンゼン、p−エトキシニトロベンゼン、p−ニト
ロエチルベンゾエート、p−ニトロメチルベンゾエート
、p−ニトロブチルベンゾエートおよびp−ニトロアセ
トフェノンがある。
また、「二1・口化合物」という用語には次式のニトロ
アルカンも含まれる。
(NO2−升−−R1(II) ここで、R1は炭素原子が1〜約15個のアルキル基ま
たは置換アルキル基であり、Cは1か2に等しい。適当
なニトロアルカンの例としてはニトロメタン、ニトロエ
タン、1−ニトロプロパン、2−ニトロプロパン、1−
ニトロブタン、1−ニトロペンタン、ニトロシクロヘキ
サン、3−ニトロ−2−メチルペンタン、2−ニトロ−
2−メチルペンタンなどがある。もちろん式Iと■には
ビスニトロ化合物も包含される。
「アルデヒド」という用語にはアルキルアルデヒドとア
リールアルデヒドの両者が含まれる。本発明で使用でき
るアリールアルデヒドは炭素原子が約6〜約30個の芳
香核を有しており、アルキルアルデヒドは炭素原子が約
15個までのアルキル骨格を有している。好ましいアリ
ールアルデヒドは次式のものである。
(R4→]−←C−H)In(IV) ここで、Zは(R5→1−Q −R6またはR7であり
、Qは一価、二価または三価の置換基または結合基であ
り、R2、R3、R5の各々はそれぞれ独立に水素、炭
素原子を1〜8個含有するアルキル基もしくは置換アル
キル基、または炭素原子を6〜13個含有する芳香族基
もしくは置換芳香族基であり、R4は炭素原子1〜15
個の脂肪族基または脂環式基であり、R6は炭素原子を
6〜13個含をする芳香族基であり、R7は炭素原子を
約4〜約20個含存する芳香族複素環式基(このヘテロ
原子は酸素、窒素およびイオウから選択された少なくと
も1個の原子である)であり、dはθ〜2の整数、mは
1か2に等しく、qは0か1に等しく、nはO〜4の整
数である。
弐■から明らかなようにこのアリールアルデヒドでは、
アリール基とカルボキシ基との間に共役炭素結合が存在
し得る。式■と■のアルデヒドにはビスアルデヒドも包
含される(mが2の場合)が、そのとき2つのアルデヒ
ド官能基は芳香核Zもしくはアルキル骨格R4に結合し
ているか、または互いに結合している。R2とR3の両
者が水素かメチル基であるのが典型である。
Qの種類はさほど重要なものではなく、適切なものは当
業者には明らかであろう。dの値が011または2に応
じてQは一価、二価または三価となる。適当な一価のQ
の例としてはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、炭素原子が
1〜6個のアルキル基、および炭素原子が6〜13個の
アリール基がある。
二価のQの例としては酸素、イオウ、カルボニル、アル
キレンおよびアリーレンがある。適当な三価のQの例と
しては窒素がある。ハロゲン、酸素、イオウまたは窒素
が好ましい。
その他の適したニトロ化合物とアルデヒドは当業者には
自明であるか、あるいは余計な実験をすることなく確め
ることができる。
水素源は通常水素ガス(R2)であるが、ヒドリド(H
−)のような別の水素源を利用するどんな変形も特許請
求の範囲に記載した本発明の範囲内に入る。
水素化触媒は通常、白金、パラジウム、ルテニウム、イ
リジウム、ロジウム、オスミウム、レニウムなどのよう
な貴金属(これらの酸化物も含む)である。水素化の速
度は利用する支持体(担体)を含めて使用する触媒のタ
イプや金属によって変化することが知られている。一般
に炭素に支持された金属が好ましいがアルミナやシリカ
のような他の支持体を使用してもよい。木炭に担持され
た白金が特に好ましい。一般に炭素に支持された触媒は
35重量%までの貴金属を含有する。貴金属の濃度が2
〜10%であるのが最も好ましい。出発材料の触媒に対
する割合はおよそ100:0゜1〜100:5の範囲が
好ましい。本発明の実施に際しては金属錯体、特に白金
錯体を使うこともできる。その他の水素化触媒も当業者
には自明であるか、あるいは不必要な実験をすることな
く適したものを定めることができる。
本発明のプロセスは適当な有機溶媒中で行なうのが好ま
しい。そのような溶媒の例としては、たとえばメタノー
ル、エタノール、プロパツール、インプロパツール、ブ
タノールなどのような低級脂肪族アルコール類がある。
その他の水と混和し得る有機溶媒(たとえばアセトニト
リルなど)も適しているがメタノールとエタノールが最
も好ましい。有機溶媒の使用量は大きく変化し得るが、
好ましい割合は反応混合物の約1重量%から約75正量
%までの範囲である。
場合によって本発明のプロセスでは反応(速度)調節剤
を使用してもよく、その方が好ましい。本発明で使用す
るのに適した反応調節剤は業界でよく知られており、た
とえば1970年の「ニューヨーク科学アカデミ−年報
(Annals of’ the NY Academ
y of’ 5ciences) J 、第171巻、
第266頁にライランダ−(Rylander)らが記
載している。
適した反応調節剤の例としては複素環式窒素化合物、ホ
スフィン類、ホスファイト類、スルフィド類、スルホキ
シド類などがある。より詳細な説明は同時係属中の特許
出願第762,358号とそこで引用している文献に挙
げられている。ジメチルスルホキシド(DMSO)は本
発明の実施に特に有効であることが判明している。調節
剤の使用量は金属触媒の使用口に対応させるべきである
。金属触媒対調節剤のモル割合は約t:O,5〜約1:
5の範囲が好ましく、約1:1〜1:2の範囲が最も好
ましい。出発材料対調節剤の重量割合は通常100:0
.5〜100ニア、5の範囲であるが、100:0.5
〜100:2の割合が好ましい。
ヒドロキシルアミン類とアルデヒドの縮合速度を早める
ために適当な酸を用いてもよい。これには鉱酸と有機酸
の両方が含まれる。最も好ましい酸はヘキサン酸、ギ酸
、ペンタン酸、酢酸、フェニル酢酸、プロパン酸、ブタ
ン酸などのようなカルボン酸であり、酢酸が特に好まし
い。その他の好ましい酸としては、メチルスルホン酸、
エチルスルホン酸、フェニルスルホン酸などのようなス
ルホン酸、塩酸、リン酸、硫酸、亜硫酸、硝酸などのよ
うな鉱酸、ロームアンドハース社(Rohm and 
l1aas Col1pany )がアンバーリスト(
Amberlyst ) XN−1005という商標で
市販しているような官能化ポリマー樹脂がある。
本発明のプロセスは適当な反応容器中で上記の物質を混
合することで実施する。一般に反応はおよそ一り0℃〜
およそ150℃の温度で行なうことができ、0℃〜およ
そ100℃が好ましく、室温からおよそ50℃までが最
も好ましい。圧力は0.1気圧程度の低圧から100気
圧程度またはそれ以上の高圧までの範囲でよく、30p
si〜75psiで反応を行なうのが好ましく、40p
si〜50psiが特に好ましい。
当業者がより容易に本発明を実施できるように以下に実
施例を例示するが、本発明はこれらの実施例に限定され
ることはない。部およびパーセントは他に示されない限
り全て重量基準である。
実施例 実施例に トロベンゼン20g(162ミリモル)、4−ジエチル
アミノベンズアルデヒド23g(130ミリモル)、酢
酸15.6g (260ミリモル)、無水エタノール1
25m1.ジメチルスルホキシド1ml、および木炭に
担持された5%白金0. 4gを、11のバー(par
r)水素化装置に入れた。
反応容器を密封し、水素でフラッシングして洗浄し、水
素で50psiに加圧し、震盪して激しく攪拌した。圧
力は40psiと50psiの間に保った。
水素が2当口消費された(約5時間)後、反応容器を開
け、窒素でフラッシングして洗浄し、溶液を濾過して触
媒を除去した。濾液を水200m1で希釈し、重炭酸ナ
トリウム水溶液で中和した。中和した溶液をメチレンク
ロライドで抽出しく100m1で2回)、メチレンクロ
ライドで抽出物を合わせて重炭酸塩溶液、水および塩水
で洗浄した。
この溶液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶媒を
蒸発させて赤褐色で半固体の粗生成物を得た。この粗生
成物を熱テトラヒドロフラン200m1に溶解し、60
℃でヘキサン250m1を添加し、室温に冷却して生成
物を再結晶した。これを濾過すると融点が107℃の黄
色い結晶の生成物が15.5g得られた(収率45%)
実施例2 実施例1の手順を繰り返した。ただし酢酸は7゜13g
(130ミリモル)だけとした。反応時間は3時間に減
り、収率は69%に上昇した。生成物の融点は108℃
であり、これは純度が高まっていることを示している。
HPLC(高圧液体クロマトグラフィー)で分析したと
ころ、生成物ニトロンの純度は98%を越えていた。プ
ロトンNMRの結果は、公知の方法で得られたニトロン
のサンプルと一致した。
実施例3 実施例2の手順を繰り返した。ただし触媒としては酸化
白金(0,15g)を用いた。反応時間はやはり3時間
であったが、生成物の収率は37%に落ちていた。この
ように木炭に担持された白金が水素化触媒として好まし
い。
実施例4 実施例2の手順を繰り返した。ただし反応調節剤として
のDMSOは使わなかった。反応時間は1゜2時間であ
り、生成物の収率は29%であった。
したがって反応調節剤を用いる方が好ましい。
実施例5 再現性を確かめるために実施例2の手順をそのまま繰返
した。生成物の酸二は25.5g収率は73%であった
実施例6 実施例2の手順を繰返した。ただし溶媒はエタノール1
35m1と水15m1とした。生成物の収量は25.9
g、収率は74%であった。したがって無水エタノール
である必要はない。
実施例7 実施例2の手順を繰返した。ただし溶媒はメタノールと
した。生成物の収量は28.3g、収率は81%であっ
た。
実施例8 ニトロベンゼン20g(162ミリモル)、4−ジエチ
ルアミノベンズアルデヒド23g(130ミリモル)、
無水エタノール150m1、ジメチルスルホキシド1m
l、および木炭に担持された白金0.4gを、11のバ
ー(parr)水素化装置に入れた。反応容器を密封し
、水素でフラッシングして洗浄し、水素で50pslに
加圧し、震盪して激しく攪拌した。圧力は40ps1と
50psiの間に保った。水素が2当量消費された(3
時間)後、容器を窒素でフラッシングして洗浄し、酢酸
を15.6g(26,0ミリモル)加え、攪拌を0.3
時間続けた。反応混合物をを濾過し、濾液を水200m
1で希釈し、重炭酸ナトリウム水溶液で中和した。中和
した溶液をメチレンクロライドで抽出しく100m1で
2回)、メチレンクロライドで抽出物を合わせて重炭酸
ナトリウム溶液、水および塩水で洗浄した。このメチレ
ンクロライド溶液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し
、回転蒸発器で濃縮して赤褐色の固体を得た。この固体
を1:1のテトラヒドロフラン/ヘキサン溶液から再結
晶すると黄色い結晶の生成物が9.7g(28%)の収
量で得られた。したがって最初の反応混合物中に酢酸を
入れた方が好ましい。
実施例9 ニトロベンゼン20g(162ミリモル)、ジメチルス
ルホキ9ビ1 および木炭に担持された白金0.2gを、1iのバー(
parr)水素化装置に入れた。水素が2モル消費され
る(1時間)まで混合物をH240〜50psiで水素
化した。反応容器を窒素でフラッシングして洗浄し、4
−ジエチルアミノベンズアルデヒド(23g,130ミ
リモル)および酢酸(39g、650ミリモル)をエタ
ノール50m1に溶かした溶液を加えた。室温で混合物
を0.  7時間攪拌し、濾過して白金触媒を除き、重
炭酸ナトリウム水溶液で中和し、メチレンクロライドで
抽出し、抽出物を濃縮して粗生成物を得た。この粗生成
物を1:1のテトラヒドロフラン/ヘキサン溶液で再結
晶すると生成物のニトロンが18。
7g(収率54%)得られた。このように、本発明の一
段階二トロン製造方法によれば、触媒、溶媒、温度およ
び圧力が同様な条件下では対応する二段階プロセスより
も高い収率が達成される。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)少なくとも1種のニトロ化合物、(b)少
    なくとも1種のアルデヒド、 (c)水素源、および (d)水素化触媒、 を含む混合物を反応させることからなるニトロン類の一
    段階製造方法。
  2. (2)ニトロ化合物が、炭素原子約6〜約30個の芳香
    核を有するニトロ芳香族化合物であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. (3)ニトロ芳香族化合物が、一般式:▲数式、化学式
    、表等があります▼[式中、Rは炭素原子6〜20個の
    芳香族炭化水素基であり、Xはハロゲン、シアノ基、炭
    素原子1〜8個の脂肪族アシル基、炭素原子1〜8個の
    アルキル基および置換アルキル基、炭素原子6〜13個
    のアリールおよび置換アリール基、ならびに炭素原子2
    〜8個のアルコキシカルボニル基から成る群から選択さ
    れ、bは0〜3の整数であり、aは1または2に等しい
    ]を有することを特徴とする特許請求の範囲第2項に記
    載の方法。
  4. (4)ニトロ化合物が、一般式:▲数式、化学式、表等
    があります▼ [式中、R^1は炭素原子が1〜約15個のアルキルま
    たは置換アルキル基であり、cは1または2に等しい]
    を有するニトロアルカンであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。
  5. (5)アルデヒドが、炭素原子約6〜約30個の芳香核
    を有する芳香族アルデヒドであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項または第2項に記載の方法。
  6. (6)アルデヒドが、一般式:▲数式、化学式、表等が
    あります▼ [式中、Zは▲数式、化学式、表等があります▼または
    R^7で あり、Qは一価、二価または三価の置換基または結合基
    であり、R^2、R^3およびR^5は、各々独立して
    、水素、炭素原子を1〜8個含有するアルキルもしくは
    置換アルキル基、または炭素原子を6〜13個含有する
    芳香族もしくは置換芳香族基であり、R^6は炭素原子
    を6〜13個含有する芳香族基であり、R^7は、炭素
    原子を約4〜約20個含有し、酸素、窒素およびイオウ
    から成る群から選択されたヘテロ原子が少なくとも1個
    存在する芳香族複素環式基であり、dは0〜2の整数で
    あり、mは1または2に等しく、nは0〜4の整数であ
    る]を有することを特徴とする特許請求の範囲第5項に
    記載の方法。
  7. (7)アルデヒドが、一般式:▲数式、化学式、表等が
    あります▼ [式中、R^4は炭素原子が1〜15個の脂肪族または
    脂環式基であり、mは1または2に等しく、qは0また
    は1に等しい]を有する脂肪族アルデヒドであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
    方法。
  8. (8)水素源が水素ガスであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。
  9. (9)水素化触媒が貴金属であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項または第8項に記載の方法。
  10. (10)貴金属が白金であることを特徴とする特許請求
    の範囲第9項に記載の方法。
  11. (11)反応混合物がさらに有機溶媒も含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  12. (12)有機溶媒が低級脂肪族アルコールであることを
    特徴とする特許請求の範囲第11項に記載の方法。
  13. (13)有機溶媒が反応混合物の約1重量%〜約75重
    量%の量で存在することを特徴とする特許請求の範囲第
    11項に記載の方法。
  14. (14)反応混合物がさらに反応調節剤も含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項、第8項または第11項
    に記載の方法。
  15. (15)反応混合物がさらに縮合速度を高めるのに有効
    な量の酸も含むことを特徴とする特許請求の範囲第14
    項は記載の方法。
  16. (16)およそ−50℃〜およそ150℃の温度で反応
    を行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。
  17. (17)およそ0℃〜およそ100℃の温度で反応を行
    うことを特徴とする特許請求の範囲第11項に記載の方
    法。
  18. (18)室温〜およそ50℃の温度で反応を行うことを
    特徴とする特許請求の範囲第15項に記載の方法。
  19. (19)0.1気圧〜100気圧の圧力で反応を行うこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載の方法。
  20. (20)30psi〜75psiの圧力で反応を行うこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第15項に記載の方法。
  21. (21)40psi〜50psiの圧力で反応を行うこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第18項に記載の方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0250162A (ja) * 1987-07-31 1990-02-20 Huls America Inc 遠紫外線用コントラスト増強層を形成するのに有用なスピンキャスティング可能な混合物

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JPH0250162A (ja) * 1987-07-31 1990-02-20 Huls America Inc 遠紫外線用コントラスト増強層を形成するのに有用なスピンキャスティング可能な混合物

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JPH0688961B2 (ja) 1994-11-09

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