JPS6051465B2 - 3−メチル−3−〔4−(1−オキソ−2−イソインドリニル)フェニル〕ピルビン酸エステル類 - Google Patents
3−メチル−3−〔4−(1−オキソ−2−イソインドリニル)フェニル〕ピルビン酸エステル類Info
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- JPS6051465B2 JPS6051465B2 JP7336977A JP7336977A JPS6051465B2 JP S6051465 B2 JPS6051465 B2 JP S6051465B2 JP 7336977 A JP7336977 A JP 7336977A JP 7336977 A JP7336977 A JP 7336977A JP S6051465 B2 JPS6051465 B2 JP S6051465B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式(I)
HCOCOORI
0(I)
(式中、R、は低級アルキル基を表わす)で示される3
−メチルー3−〔4−(1−オキソー2−イソインドリ
ニル)フェニル〕ピルビン酸エステル類に関するもので
ある。
−メチルー3−〔4−(1−オキソー2−イソインドリ
ニル)フェニル〕ピルビン酸エステル類に関するもので
ある。
式(I)て示される化合物は、それ自身薬理作用を有し
、さらに消炎鎮痛作用を有する式(■) ゜・::で
示される2−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニ
ル)フェニル〕プロピオン酸(一般名:インドプロフエ
ン)を製造する上に有用な中間体である。
、さらに消炎鎮痛作用を有する式(■) ゜・::で
示される2−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニ
ル)フェニル〕プロピオン酸(一般名:インドプロフエ
ン)を製造する上に有用な中間体である。
従来、式(■)で示される化合物の合成法としては、特
開昭47−997&同51−6575時に記載の方法が
知られている。これらの方法を式で示すと次の様になる
。しかしながら、これら公知法の出発原料である2−(
4−アミノフェニル)プロピオン酸の製造法として知ら
れている種々の方法はいずれも5〜8工程を経るもので
あり、製造工程が長く経済的にしかも安価に製造するこ
とは困難である。
開昭47−997&同51−6575時に記載の方法が
知られている。これらの方法を式で示すと次の様になる
。しかしながら、これら公知法の出発原料である2−(
4−アミノフェニル)プロピオン酸の製造法として知ら
れている種々の方法はいずれも5〜8工程を経るもので
あり、製造工程が長く経済的にしかも安価に製造するこ
とは困難である。
したがつて、これらの公知法は工業的製造法としては適
していない。今回、本発明者らは、これら公知法とは全
く異なる図式1に示す様な方法で、しかも公知法より工
程数も少なく、各段階の反応収率が良く、しかもそのほ
とんどが同一反応容器で反応も行うことができるため、
工業的方法としてはきわめて有利な方法であることが判
明し、本発明を完成したのである。
していない。今回、本発明者らは、これら公知法とは全
く異なる図式1に示す様な方法で、しかも公知法より工
程数も少なく、各段階の反応収率が良く、しかもそのほ
とんどが同一反応容器で反応も行うことができるため、
工業的方法としてはきわめて有利な方法であることが判
明し、本発明を完成したのである。
図式1
出発原料である新規物質の4−(1−オキソー2−イソ
インドリニル)アセトフェノン(■)は、既に本発明者
らが特許出願中(特願昭51一73849(特開昭52
−156857)、同51−126791(特開昭53
−53633)、同51−140650(特開昭53−
65871)、同51−144672(特開昭53−7
1063)、同51一144673(特開昭53−71
064)の方法にもとづき、工業的に安価に得られる。
インドリニル)アセトフェノン(■)は、既に本発明者
らが特許出願中(特願昭51一73849(特開昭52
−156857)、同51−126791(特開昭53
−53633)、同51−140650(特開昭53−
65871)、同51−144672(特開昭53−7
1063)、同51一144673(特開昭53−71
064)の方法にもとづき、工業的に安価に得られる。
すなわち、まず安価な工業原料であるアセトアニリドを
フリーデルクラフト反応に付すか、あるいは4−クロロ
アセトフェノンをアミノ化することにより簡単にしかも
高収率でかつ経済的に4−アミノアセトフェノンが得ら
れるが、この4−アミノアセトフェノンとフタルアルデ
ヒド、o−ハロゲノメチル安息香酸、無水フタル酸、フ
タル酸、ベンズアルデヒド、あるいはo−シアノベンジ
ルハライド類等のいずれかとを反応させることにより新
規物質である目的の4−(1−オキソー2−イソインド
リニル)アセトフェノン(■)に誘導することができる
。具体的に説明すると例えば、4−アミノアセトフェノ
ンとフタルアルデヒドとを縮合させ4●4″一(0−フ
ェニレンビスメチレンアミノ)ジアセトフエノンとした
後、酢酸中処理する方法(特願昭51−73849(特
開昭52−156857)、同51−126791(特
開昭53−53633))、4−アミノアセトフェノン
とo−シアノベンジルハライドとを縮合させ4−(1−
イミノー2−イソインドリニル)アセトフェノンとした
後、加水分解する方法(特願昭51−144672、同
51−144673)および4−アミノアセトフェノン
とo−ハロゲノメチル安息香酸エステル類とを縮合し、
1工程で導く方法(特願昭51−140650)などで
あるが、いずれも高収率で4−(1−オキソー2−イソ
インドリニル)アセトフェノン(■)を得ることができ
る。このように簡単に得られる出発原料の新規4−(1
−オキソー2−イソインドリニル)アセトフェノン(V
)とα−ハロゲノ酢酸エステル類とをダルツエン縮合の
条件下に反応させ、3−メチルー3−〔4−(1−オキ
ソー2−イソインドリニル)フェニル〕グリシド酸エス
テル類(■)を得ることができる。
フリーデルクラフト反応に付すか、あるいは4−クロロ
アセトフェノンをアミノ化することにより簡単にしかも
高収率でかつ経済的に4−アミノアセトフェノンが得ら
れるが、この4−アミノアセトフェノンとフタルアルデ
ヒド、o−ハロゲノメチル安息香酸、無水フタル酸、フ
タル酸、ベンズアルデヒド、あるいはo−シアノベンジ
ルハライド類等のいずれかとを反応させることにより新
規物質である目的の4−(1−オキソー2−イソインド
リニル)アセトフェノン(■)に誘導することができる
。具体的に説明すると例えば、4−アミノアセトフェノ
ンとフタルアルデヒドとを縮合させ4●4″一(0−フ
ェニレンビスメチレンアミノ)ジアセトフエノンとした
後、酢酸中処理する方法(特願昭51−73849(特
開昭52−156857)、同51−126791(特
開昭53−53633))、4−アミノアセトフェノン
とo−シアノベンジルハライドとを縮合させ4−(1−
イミノー2−イソインドリニル)アセトフェノンとした
後、加水分解する方法(特願昭51−144672、同
51−144673)および4−アミノアセトフェノン
とo−ハロゲノメチル安息香酸エステル類とを縮合し、
1工程で導く方法(特願昭51−140650)などで
あるが、いずれも高収率で4−(1−オキソー2−イソ
インドリニル)アセトフェノン(■)を得ることができ
る。このように簡単に得られる出発原料の新規4−(1
−オキソー2−イソインドリニル)アセトフェノン(V
)とα−ハロゲノ酢酸エステル類とをダルツエン縮合の
条件下に反応させ、3−メチルー3−〔4−(1−オキ
ソー2−イソインドリニル)フェニル〕グリシド酸エス
テル類(■)を得ることができる。
縮合はアルカリ性縮合剤の存在下、無水条件で行なうの
が好ましい。縮合剤としては一般のダルツエン縮合に使
用されている縮合剤、例えば金属アルコキシド、金属ア
ミド、金属ヒドリドなどの何れのものを使用してもよい
。代表的なものはナトリウムエトキシド、ナトリウムイ
ソプロポキシド、カリウムエトキシド、カリウムイソプ
ロポキシド、ナトリウムアミド、カリウムアミド、水素
化ナトリウム、水素化カリウム等である。所望ならば溶
媒を使用すすることもできる。適当な溶媒としては、エ
タノール、イソプロパノール、ブタノール、エーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、ベンゼン、トルエン
等を挙げることができる。反応温度は−80℃から20
0℃程度である。好ましくは−20℃から混合物の還流
温度てある。反応時間は1時間から絽時間であるが、反
応全体で1満間も行なえば充分である。次にこれらのグ
リシド酸エステル類を加熱することにより新規な2一置
換−3−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニル)
フェニル〕−3ーブテン酸エステル類(■)を得ること
ができる。この時の条件として酸触媒を用いるのが好ま
しい。この酸類は具体的には塩酸、硫酸、硝酸、リン酸
などの鉱酸類、あるいはギ酸、酢酸、プロピオン酸など
の有機酸類を用いることができる。反応時間は3紛ほど
で充分である。溶媒は用いても用いなくてもよく、用い
る場合は酢酸、含水酢酸、プロピオン酸、含水プロピオ
ン酸などの有機酸類のほか、ベンゼン、トルエン、キシ
レンなど比較的高沸点を有する有機溶媒が好ましい。反
応温度は50゜Cから反応溶媒の沸点まで、無溶媒の場
合は100〜200′Cが好ましい。さらに、このブテ
ン酸エステル類(■)を長時間加熱することにより図式
1に示す目的の新規な3−メチル〔4−(1−オキソー
2−イソインドリニル)フェニル〕ピルビン酸エステル
類(1)を得ることができる。この時の条件としては酸
あるいは塩基性触媒を用いるのが好ましい。酸としては
ブテン酸エステル類(■)の合成時と全く同一の条件、
すなわち塩酸、硫酸、硝酸、リン酸などの鉱酸類、ある
いはギ酸、酢酸、プロピオン酸などの有機酸類、あるい
は両方の混合物が用いられる。従つて、酸性条件の場合
はブテン酸エステル類(■)の合成時にただ単に長時間
反応するだけでグリシド酸エステル(■)からピルビン
酸エステル類(1)を得ることができる。塩基性条件と
しては金属アルコキシド、金属アミド、金属ヒドリドな
どが使用できる。具体的にはナトリウムメトキシド、ナ
トリウムエトキシド、ナトリウムプロポキシド、ナトリ
ウムイソプロポキシド、カリウムメトキシド、カリウム
エトキシド、カリウムプロポキシド、カリウムイソプロ
ポキシド、ナトリウムアミド、カリウムアミド、ナトリ
ウムヒドリド、カリウムヒドリドなどである。なお、こ
れら塩基性触媒の場合はエステルは金属塩におきかえら
れる。この場合、直接にピルビン酸(■)を得ることが
可能である。溶媒としては反応に関与しないものならい
ずれでも使用できる。例えば、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、
エーテル、テトラヒドロフラン等である。反応温度は室
温から200℃が好ましい。反応時間は1時間から絽時
間であるが、反応全体で2柵間も行なえば充分である。
なお、この反応を開放下て行なうか、あるいは最終的に
水を加えることにより図式1に示す次の段階の反応物で
あるピルビン酸(■)を導くことも可能である。このよ
うに本発明では各段階の反応生成物を単離することなく
連続的に同一反応容器で、グリシド酸(■)からブテン
酸(■)、ピルビン酸エステル(1)を経てピルビン酸
を製造することが可能である。また、本発明で得られる
文献未知のグリシド酸、その塩類およびそのエステル類
は幾何異性体の混合物であるが、いずれの異性体を使用
しても、また混合物のまま使用してもブテン酸エステル
誘導体を得ることができる。各反応における処理として
は、公知の手段、例えば再結晶、カラムクロマトグラフ
ィー等により精製することができる。次に実施例にて本
発明を説明するが、これに限定されるものではない。実
施例1 3−メチルー3−〔4−(1−オキソー2−イソインド
リニル)フェニル〕グリシド酸エチルエステルの製造法
4−(1−オキソー2−イソインドリニル)アセトフェ
ノン4.5y1ナトリウムアミド4yおよびテトラヒド
ロフラン1eの混合物を10〜20℃で攪拌下クロル酢
酸エチル10m1を滴下する。
が好ましい。縮合剤としては一般のダルツエン縮合に使
用されている縮合剤、例えば金属アルコキシド、金属ア
ミド、金属ヒドリドなどの何れのものを使用してもよい
。代表的なものはナトリウムエトキシド、ナトリウムイ
ソプロポキシド、カリウムエトキシド、カリウムイソプ
ロポキシド、ナトリウムアミド、カリウムアミド、水素
化ナトリウム、水素化カリウム等である。所望ならば溶
媒を使用すすることもできる。適当な溶媒としては、エ
タノール、イソプロパノール、ブタノール、エーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、ベンゼン、トルエン
等を挙げることができる。反応温度は−80℃から20
0℃程度である。好ましくは−20℃から混合物の還流
温度てある。反応時間は1時間から絽時間であるが、反
応全体で1満間も行なえば充分である。次にこれらのグ
リシド酸エステル類を加熱することにより新規な2一置
換−3−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニル)
フェニル〕−3ーブテン酸エステル類(■)を得ること
ができる。この時の条件として酸触媒を用いるのが好ま
しい。この酸類は具体的には塩酸、硫酸、硝酸、リン酸
などの鉱酸類、あるいはギ酸、酢酸、プロピオン酸など
の有機酸類を用いることができる。反応時間は3紛ほど
で充分である。溶媒は用いても用いなくてもよく、用い
る場合は酢酸、含水酢酸、プロピオン酸、含水プロピオ
ン酸などの有機酸類のほか、ベンゼン、トルエン、キシ
レンなど比較的高沸点を有する有機溶媒が好ましい。反
応温度は50゜Cから反応溶媒の沸点まで、無溶媒の場
合は100〜200′Cが好ましい。さらに、このブテ
ン酸エステル類(■)を長時間加熱することにより図式
1に示す目的の新規な3−メチル〔4−(1−オキソー
2−イソインドリニル)フェニル〕ピルビン酸エステル
類(1)を得ることができる。この時の条件としては酸
あるいは塩基性触媒を用いるのが好ましい。酸としては
ブテン酸エステル類(■)の合成時と全く同一の条件、
すなわち塩酸、硫酸、硝酸、リン酸などの鉱酸類、ある
いはギ酸、酢酸、プロピオン酸などの有機酸類、あるい
は両方の混合物が用いられる。従つて、酸性条件の場合
はブテン酸エステル類(■)の合成時にただ単に長時間
反応するだけでグリシド酸エステル(■)からピルビン
酸エステル類(1)を得ることができる。塩基性条件と
しては金属アルコキシド、金属アミド、金属ヒドリドな
どが使用できる。具体的にはナトリウムメトキシド、ナ
トリウムエトキシド、ナトリウムプロポキシド、ナトリ
ウムイソプロポキシド、カリウムメトキシド、カリウム
エトキシド、カリウムプロポキシド、カリウムイソプロ
ポキシド、ナトリウムアミド、カリウムアミド、ナトリ
ウムヒドリド、カリウムヒドリドなどである。なお、こ
れら塩基性触媒の場合はエステルは金属塩におきかえら
れる。この場合、直接にピルビン酸(■)を得ることが
可能である。溶媒としては反応に関与しないものならい
ずれでも使用できる。例えば、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、
エーテル、テトラヒドロフラン等である。反応温度は室
温から200℃が好ましい。反応時間は1時間から絽時
間であるが、反応全体で2柵間も行なえば充分である。
なお、この反応を開放下て行なうか、あるいは最終的に
水を加えることにより図式1に示す次の段階の反応物で
あるピルビン酸(■)を導くことも可能である。このよ
うに本発明では各段階の反応生成物を単離することなく
連続的に同一反応容器で、グリシド酸(■)からブテン
酸(■)、ピルビン酸エステル(1)を経てピルビン酸
を製造することが可能である。また、本発明で得られる
文献未知のグリシド酸、その塩類およびそのエステル類
は幾何異性体の混合物であるが、いずれの異性体を使用
しても、また混合物のまま使用してもブテン酸エステル
誘導体を得ることができる。各反応における処理として
は、公知の手段、例えば再結晶、カラムクロマトグラフ
ィー等により精製することができる。次に実施例にて本
発明を説明するが、これに限定されるものではない。実
施例1 3−メチルー3−〔4−(1−オキソー2−イソインド
リニル)フェニル〕グリシド酸エチルエステルの製造法
4−(1−オキソー2−イソインドリニル)アセトフェ
ノン4.5y1ナトリウムアミド4yおよびテトラヒド
ロフラン1eの混合物を10〜20℃で攪拌下クロル酢
酸エチル10m1を滴下する。
液温を10〜20℃に保ち6時間攪拌した後さらに室温
で16時間攪拌する。最後に40℃で1時間攪拌後、ろ
過して不溶物を除去し溶媒留去する。テトラヒドロフラ
ンおよびエタノールの混合溶媒で再結晶し、融点183
〜185℃の無色針状晶(4)および融点141〜14
3゜Cの無色針状晶(B)の幾何異性体を2.4:1の
割合で得る。元素分析値C2OHl9O4N 計算値 :Cl7l.2O:Hl5.68;Nl4.l
5実験値(A):Cl7l.43;Hl5.56;Nl
4.3l実験値(B):Cl7l.48;Hl5.32
;Nl4.22赤外線吸収スペクトル νρ1.(KB
r)1680(C=O)、1710(C=0)核磁気共
鳴スペクトル δ(CDCl3)1.0および1.35
(3H1各々三重線、J=7Hz1CFI2C川、二異
性体AおよびB)1.90(3H1単線、CH3) 3.5および3.7(1H1各々単線、′.CUl二異
性体AおよびB)4.0および4.3(2H1各々四重
線、J=7Hz,,C?CH3、二異性体AおよびB)
4.9(2111単線、N−CH2) 7.8〜8.0(8FI1多重線、芳香族プロトン)実
施例22−ハイドロキシー3−〔4−(1−オキソー2
−イソインドリニル)フェニル〕−3−ブテン酸エチル
エステルの製造法実施例1で得られる3−メチルー3−
〔4一(1−オキソー2−イソインドリニル)フェニル
〕グリシド酸エチルエステルの幾何異性体の混合物(2
.4:1)1yにp−キシレン5m1を加え、塩酸ガス
を連続して導入しながら3紛間加熱還流する。
で16時間攪拌する。最後に40℃で1時間攪拌後、ろ
過して不溶物を除去し溶媒留去する。テトラヒドロフラ
ンおよびエタノールの混合溶媒で再結晶し、融点183
〜185℃の無色針状晶(4)および融点141〜14
3゜Cの無色針状晶(B)の幾何異性体を2.4:1の
割合で得る。元素分析値C2OHl9O4N 計算値 :Cl7l.2O:Hl5.68;Nl4.l
5実験値(A):Cl7l.43;Hl5.56;Nl
4.3l実験値(B):Cl7l.48;Hl5.32
;Nl4.22赤外線吸収スペクトル νρ1.(KB
r)1680(C=O)、1710(C=0)核磁気共
鳴スペクトル δ(CDCl3)1.0および1.35
(3H1各々三重線、J=7Hz1CFI2C川、二異
性体AおよびB)1.90(3H1単線、CH3) 3.5および3.7(1H1各々単線、′.CUl二異
性体AおよびB)4.0および4.3(2H1各々四重
線、J=7Hz,,C?CH3、二異性体AおよびB)
4.9(2111単線、N−CH2) 7.8〜8.0(8FI1多重線、芳香族プロトン)実
施例22−ハイドロキシー3−〔4−(1−オキソー2
−イソインドリニル)フェニル〕−3−ブテン酸エチル
エステルの製造法実施例1で得られる3−メチルー3−
〔4一(1−オキソー2−イソインドリニル)フェニル
〕グリシド酸エチルエステルの幾何異性体の混合物(2
.4:1)1yにp−キシレン5m1を加え、塩酸ガス
を連続して導入しながら3紛間加熱還流する。
反応終了後溶媒留去し、残留物を、ク.ロロホルムを展
開溶媒としたシリカ−ゲルカラムクロマトグラフィーに
て精製し850mgの無色粒状晶を得た。このものをベ
ンゼンおよび四塩化炭素の混合溶媒で再結晶し、融点1
15〜117℃の無色粒状晶を得。元素分析値C2OH
l9NO4 計算値:Cl7l.2O:Hl5.68;Nl4.l5
実験値:Cl7l.4l;Hl5.62;Nl4.O8
赤外線吸収スペクトル ν温艮(KBr)1725(C
=0)、1680(C=0)核磁気共鳴スペクトル δ
(CDCI3)1.10(3H1三重線、J=7Hz1
−CH29■)3.60(1H1巾広い単線、0H)4
.18(2H1四重線、J=7Hz、−CjCH3)4
.75(2H1単線、N−C鴇)5.10(1H1単線
、′/CU−) 5.4015.47(各々1H1各々単線、)C=C曵
))7.3〜8.00(81(、多重線、芳香核プロト
ン)実施例32−ハイドロキシー3−〔4−(1−オキ
ソー2−イソインドリニル)フェニル〕−3−ブチル酸
エチルエステルの製造法実施例1で得られる3−メチル
ー3−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニル)フ
ェニル〕グリシド酸エチルエステルの幾何異性体(4)
800m9にp−キシレン5m1を加え、塩酸ガスを連
続して導入しながら3紛間加熱還流する。
開溶媒としたシリカ−ゲルカラムクロマトグラフィーに
て精製し850mgの無色粒状晶を得た。このものをベ
ンゼンおよび四塩化炭素の混合溶媒で再結晶し、融点1
15〜117℃の無色粒状晶を得。元素分析値C2OH
l9NO4 計算値:Cl7l.2O:Hl5.68;Nl4.l5
実験値:Cl7l.4l;Hl5.62;Nl4.O8
赤外線吸収スペクトル ν温艮(KBr)1725(C
=0)、1680(C=0)核磁気共鳴スペクトル δ
(CDCI3)1.10(3H1三重線、J=7Hz1
−CH29■)3.60(1H1巾広い単線、0H)4
.18(2H1四重線、J=7Hz、−CjCH3)4
.75(2H1単線、N−C鴇)5.10(1H1単線
、′/CU−) 5.4015.47(各々1H1各々単線、)C=C曵
))7.3〜8.00(81(、多重線、芳香核プロト
ン)実施例32−ハイドロキシー3−〔4−(1−オキ
ソー2−イソインドリニル)フェニル〕−3−ブチル酸
エチルエステルの製造法実施例1で得られる3−メチル
ー3−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニル)フ
ェニル〕グリシド酸エチルエステルの幾何異性体(4)
800m9にp−キシレン5m1を加え、塩酸ガスを連
続して導入しながら3紛間加熱還流する。
反応終j了後溶媒留去し、残留物をクロロホルムを展開
溶媒としたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精
製し700mgの無色粒状晶を得た。このものをベンゼ
ンおよび四塩化炭素の混合溶媒で再結晶し、融点115
〜11TCの無色粒状晶を得。このものは実施例2で得
られる標品と混融しても融点降下を示さず、種々の機器
分析データが完全に一致した。実施例4 2−ハイドロキシー3−〔4−(1−オキソー2−イソ
インドリニル)フェニル〕−3−ブテン酸エチルエステ
ルの製造法実施例1で得られる3−メチルー3−〔4−
(1−オキソー2−イソインドリニル)フェニル〕グリ
シド酸エチルエステルの幾何異性体(B)500m9に
p−キシレン3TrL1を加え、塩酸ガスを連続して導
入しながら3紛問加熱還流する。
溶媒としたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精
製し700mgの無色粒状晶を得た。このものをベンゼ
ンおよび四塩化炭素の混合溶媒で再結晶し、融点115
〜11TCの無色粒状晶を得。このものは実施例2で得
られる標品と混融しても融点降下を示さず、種々の機器
分析データが完全に一致した。実施例4 2−ハイドロキシー3−〔4−(1−オキソー2−イソ
インドリニル)フェニル〕−3−ブテン酸エチルエステ
ルの製造法実施例1で得られる3−メチルー3−〔4−
(1−オキソー2−イソインドリニル)フェニル〕グリ
シド酸エチルエステルの幾何異性体(B)500m9に
p−キシレン3TrL1を加え、塩酸ガスを連続して導
入しながら3紛問加熱還流する。
反応終了後溶媒留去し、残留物をクロロホルムを展開溶
媒としたシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して
精製し、380m9の無色粒状晶を得た。このものをベ
ンゼンおよび四塩化炭素の混合溶媒で再結晶し、融点1
15〜117℃の無色粒状晶を得。このものは実施例2
で得られる標品と混融しても融点降下を示さず、種々の
機器分析データが完全一致した。実施例52−アセトキ
シー3−〔4−(1−オキソー2ーイソインドリニル)
フェニル〕−3−ブテン酸エチルエステルの製造法実施
例1で得られる3−メチルー3−〔4一(1−オキソー
2−イソインドリニル)フェニル〕グリシド酸エチルエ
ステルの幾何異性体の混合物(2.4:1)1fに氷酢
酸1fを加え1時間加熱還流する。
媒としたシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して
精製し、380m9の無色粒状晶を得た。このものをベ
ンゼンおよび四塩化炭素の混合溶媒で再結晶し、融点1
15〜117℃の無色粒状晶を得。このものは実施例2
で得られる標品と混融しても融点降下を示さず、種々の
機器分析データが完全一致した。実施例52−アセトキ
シー3−〔4−(1−オキソー2ーイソインドリニル)
フェニル〕−3−ブテン酸エチルエステルの製造法実施
例1で得られる3−メチルー3−〔4一(1−オキソー
2−イソインドリニル)フェニル〕グリシド酸エチルエ
ステルの幾何異性体の混合物(2.4:1)1fに氷酢
酸1fを加え1時間加熱還流する。
反応終了後溶媒留去し、残留物を石油エーテルおよびエ
ーテルの混合溶媒にて再結晶し、融点109〜111℃
の無色針状晶942mgを得。元素分析値C22H2l
NC)=,計算値:Cl69.64;Hl5.58;N
l3.69実験値:Cl69.47;Hl5.77;N
l3.38赤外線吸収スペクトル ν需;1(KBr)
1725(C=0、肩有り)、1680(C=0)核磁
気共鳴スペクトル δ(CDCl3)1.17(3H1
三重線、J=7Hz1−CH2C当)2.15(3H1
単線、COCH3)4.12(21(、四重線、J=7
Hz、−C±CH3)4.78(2111単線、N−C
ll2)5.45および5.58(各々1H1各々単線
、=C±)5.80(1H1単線、)CH) 7.3〜7.9(測、多重線、芳香族プロトン)実施例
62−アセトキシー3−〔4−(1−オキソー2ニイソ
インドリニル)フェニル〕−3−ブテン酸エステルの製
造法実施例1て得られる3−メチルー3−〔4一(1−
オキソー2−イソインドリニル)フェニル〕グリシド酸
エチルエステルの幾何異性体(A)1yに氷酢酸1yを
加え1時間還流する。
ーテルの混合溶媒にて再結晶し、融点109〜111℃
の無色針状晶942mgを得。元素分析値C22H2l
NC)=,計算値:Cl69.64;Hl5.58;N
l3.69実験値:Cl69.47;Hl5.77;N
l3.38赤外線吸収スペクトル ν需;1(KBr)
1725(C=0、肩有り)、1680(C=0)核磁
気共鳴スペクトル δ(CDCl3)1.17(3H1
三重線、J=7Hz1−CH2C当)2.15(3H1
単線、COCH3)4.12(21(、四重線、J=7
Hz、−C±CH3)4.78(2111単線、N−C
ll2)5.45および5.58(各々1H1各々単線
、=C±)5.80(1H1単線、)CH) 7.3〜7.9(測、多重線、芳香族プロトン)実施例
62−アセトキシー3−〔4−(1−オキソー2ニイソ
インドリニル)フェニル〕−3−ブテン酸エステルの製
造法実施例1て得られる3−メチルー3−〔4一(1−
オキソー2−イソインドリニル)フェニル〕グリシド酸
エチルエステルの幾何異性体(A)1yに氷酢酸1yを
加え1時間還流する。
反応終了後溶媒留去し、残留物を石油エーテルおよびエ
ーテルの混合溶媒にて再結晶し、融点109〜111℃
の無色針状晶を得。このものは実施例5で得られる標品
と混融しても融点降下を示さず、種々の機器分析データ
が完全に一致した。実施例7 2−アセトキシー3−〔4−(1−オキソー2−イソイ
ンドリニル)フェニル〕3−ブテン酸エステルの製造法
実施例1で得られる3−メチルー3−〔4一(1−オキ
ソー2−イソインドリニル)フェニル〕グリシド酸エチ
ルエステルの幾何異性体(B)1fに氷酢酸1yを加え
1時間加熱還流する。
ーテルの混合溶媒にて再結晶し、融点109〜111℃
の無色針状晶を得。このものは実施例5で得られる標品
と混融しても融点降下を示さず、種々の機器分析データ
が完全に一致した。実施例7 2−アセトキシー3−〔4−(1−オキソー2−イソイ
ンドリニル)フェニル〕3−ブテン酸エステルの製造法
実施例1で得られる3−メチルー3−〔4一(1−オキ
ソー2−イソインドリニル)フェニル〕グリシド酸エチ
ルエステルの幾何異性体(B)1fに氷酢酸1yを加え
1時間加熱還流する。
反応終了後溶媒留去し、残留物を石油エーテルおよびエ
ーテルの混合溶媒にて再結晶し、融点109〜111℃
の無色針状晶を得。このものは実施例5で得られる標品
と混融しても融点降下を示さず種々の機器分析データが
完全に一致した。実施例8 3−メチルー3−〔4−(1−オキソー2−イソインド
リニル)フェニル〕ピルビン酸エチルエステルの製造法
(1)実施例2で得られる2−ハイドロキシー3−〔4
−(1−オキソー2−イソインドリニル)フェニル〕−
3−ブテン酸エチルエステル500m9にp−キシレン
5mtを加え、塩酸ガスを連続して導入しながら2@間
加熱還流する。
ーテルの混合溶媒にて再結晶し、融点109〜111℃
の無色針状晶を得。このものは実施例5で得られる標品
と混融しても融点降下を示さず種々の機器分析データが
完全に一致した。実施例8 3−メチルー3−〔4−(1−オキソー2−イソインド
リニル)フェニル〕ピルビン酸エチルエステルの製造法
(1)実施例2で得られる2−ハイドロキシー3−〔4
−(1−オキソー2−イソインドリニル)フェニル〕−
3−ブテン酸エチルエステル500m9にp−キシレン
5mtを加え、塩酸ガスを連続して導入しながら2@間
加熱還流する。
反応終了後溶媒留去し、残留物をクロロホルムを展開溶
媒にしたシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して
精製し、無色針状晶420mgを得た。このものを四塩
化炭素にて再結晶し、融点122〜123℃の無色針状
晶を得。元素分析値C2OHl9O4N 計算値:Cl7l.2O;Hl5.68;Nl4.l5
実験値:Cl7O.93;Hl5.65;Nl4.l5
赤外線吸収スペクトル ν冨ノ(KBr)1675(C
=O)、1720(C=0)核磁気共鳴スペクトル δ
(CDCl3)1.26(3H1三重線、J=7Hz、
−CH2CHllU)1.48(3H1二重線、J=6
Hz1〉CHC川)4.27(2H1四重線、J=7H
z1−C川CH3)4.56(IHl四重線、J=6H
z、〕C…CH3)4.91(2H1単板、N−Cl(
2)7,2〜8.0(8H1多重線、芳香族プロトン)
(2)実施例5で得られる2−アセトキシー3−〔4−
(1−オキソー2−イソインドリニル)フェニル〕−3
−ブテン酸エチルエステル6007?19に氷酢酸1y
を加え酸ガスを連続して導入しながら2?間加熱還流す
る。
媒にしたシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して
精製し、無色針状晶420mgを得た。このものを四塩
化炭素にて再結晶し、融点122〜123℃の無色針状
晶を得。元素分析値C2OHl9O4N 計算値:Cl7l.2O;Hl5.68;Nl4.l5
実験値:Cl7O.93;Hl5.65;Nl4.l5
赤外線吸収スペクトル ν冨ノ(KBr)1675(C
=O)、1720(C=0)核磁気共鳴スペクトル δ
(CDCl3)1.26(3H1三重線、J=7Hz、
−CH2CHllU)1.48(3H1二重線、J=6
Hz1〉CHC川)4.27(2H1四重線、J=7H
z1−C川CH3)4.56(IHl四重線、J=6H
z、〕C…CH3)4.91(2H1単板、N−Cl(
2)7,2〜8.0(8H1多重線、芳香族プロトン)
(2)実施例5で得られる2−アセトキシー3−〔4−
(1−オキソー2−イソインドリニル)フェニル〕−3
−ブテン酸エチルエステル6007?19に氷酢酸1y
を加え酸ガスを連続して導入しながら2?間加熱還流す
る。
反応終了後溶媒留ノ 去し、残留物をクロロホルムを展
開溶媒としたシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
して精製し、無色針状晶500mgを得た。このものを
四塩化炭素にて再結晶し、融点122〜123℃の無色
針状晶を得。このものは実施例8の(1)で得られる標
品と混融しても融点降下を示さず、種々の機器分析デー
タが完全に一致した。(3)実施例1で得られる3−メ
チルー3−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニル
)フェニル〕グリシド酸エチルエステル1yにp−キシ
レン5m1を加え、塩酸ガスを連続して導入しながら、
請時間加熱還流する。
開溶媒としたシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
して精製し、無色針状晶500mgを得た。このものを
四塩化炭素にて再結晶し、融点122〜123℃の無色
針状晶を得。このものは実施例8の(1)で得られる標
品と混融しても融点降下を示さず、種々の機器分析デー
タが完全に一致した。(3)実施例1で得られる3−メ
チルー3−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニル
)フェニル〕グリシド酸エチルエステル1yにp−キシ
レン5m1を加え、塩酸ガスを連続して導入しながら、
請時間加熱還流する。
反応終了後溶媒留去し、残留物をクロロホルムを展開溶
媒としたシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して
精製し、無色針状晶800m9を得。このものを四塩化
炭素にて再結晶し、融点122〜123゜Cの無色針状
晶を得。このものは実施例8の(1)で得られる標品と
混融しても融点降下を示さず、種々の機器分析データが
完全に一致した。参考例1 (1)3−メチルー3−〔4−(1−オキソー2一イソ
インドリニル)フェニル〕ピルビン酸エチルエステル5
00mgに10%水酸化ナトリウム水溶液10m1およ
びエタノール20m1を加え、1吟間70℃で攪拌する
。
媒としたシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して
精製し、無色針状晶800m9を得。このものを四塩化
炭素にて再結晶し、融点122〜123゜Cの無色針状
晶を得。このものは実施例8の(1)で得られる標品と
混融しても融点降下を示さず、種々の機器分析データが
完全に一致した。参考例1 (1)3−メチルー3−〔4−(1−オキソー2一イソ
インドリニル)フェニル〕ピルビン酸エチルエステル5
00mgに10%水酸化ナトリウム水溶液10m1およ
びエタノール20m1を加え、1吟間70℃で攪拌する
。
エタノールを留去し、さらに水;を加えクロロホルムで
洗浄する。水層の不溶物をろ過して除き、水層を塩酸酸
性にする。析出する結晶をp取し無色粒状晶470mg
を得。このものを酢酸エチルエステルより再結晶し、融
点202〜205℃の無色粒状晶を得。このものは文献
2未知のため、本発明者がすでに特許出願中(特願昭5
1−122905)の別の方法で合成した3−メチルー
3−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニル)フェ
ニル〕ピルビン酸と混融しても融点降下を示さず、各種
機器分析データが完全3に一致した。(2)2−ハイド
ロキシー3−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニ
ル)フェニル〕−3−ブテン酸エチルエステル400m
9を500mgの金属ナトリウムより製したナトリウム
メチラートを含む3メタノール溶液3m1に加え3紛間
加熱還流した後、溶媒を留去する。
洗浄する。水層の不溶物をろ過して除き、水層を塩酸酸
性にする。析出する結晶をp取し無色粒状晶470mg
を得。このものを酢酸エチルエステルより再結晶し、融
点202〜205℃の無色粒状晶を得。このものは文献
2未知のため、本発明者がすでに特許出願中(特願昭5
1−122905)の別の方法で合成した3−メチルー
3−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニル)フェ
ニル〕ピルビン酸と混融しても融点降下を示さず、各種
機器分析データが完全3に一致した。(2)2−ハイド
ロキシー3−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニ
ル)フェニル〕−3−ブテン酸エチルエステル400m
9を500mgの金属ナトリウムより製したナトリウム
メチラートを含む3メタノール溶液3m1に加え3紛間
加熱還流した後、溶媒を留去する。
水を加えて水溶液とし、クロロホルムで洗浄後塩酸酸性
にする。析出する結晶を沖取し、酢酸エチルエステルよ
り再結晶し融点202〜205℃の無色針状晶を得。こ
のも41のは参考例1の(1)で得られた標品と混融し
ても融点降下を示さず、各種機器分析データが完全に一
致した。(3)3−メチルー3−〔4−(1−オキソー
2−イソインドリニル)フェニル〕グリシド酸エチルエ
ステルの幾何異性体の混合物(2.4:1)1yに氷酢
酸2gを加え塩酸ガスを連続的に導入しながら24時間
加熱還流する。
にする。析出する結晶を沖取し、酢酸エチルエステルよ
り再結晶し融点202〜205℃の無色針状晶を得。こ
のも41のは参考例1の(1)で得られた標品と混融し
ても融点降下を示さず、各種機器分析データが完全に一
致した。(3)3−メチルー3−〔4−(1−オキソー
2−イソインドリニル)フェニル〕グリシド酸エチルエ
ステルの幾何異性体の混合物(2.4:1)1yに氷酢
酸2gを加え塩酸ガスを連続的に導入しながら24時間
加熱還流する。
最後に水0.5m1を加え1時間加熱還流し、溶媒留去
する。残留物にクロロホルムを加え、10%水酸化ナト
リウム水溶液で抽出する。抽出層をクロロホルムで洗浄
後塩酸酸性とする。析出する結晶を?取し、酢酸エチル
エステルより再結晶し、融点202〜205℃の無色粒
状晶を得。このものは参考例1の(1)で得られた標品
と混融しても融点降下を示さず、各種機器分析データが
完全に一致した。参考例2 2−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニル)フェ
ニル〕プロピオン酸の製造法3−メチルー3−〔4−(
1−オキソー2−イソインドリニル)フェニル〕ピルビ
ン酸300Tngを10%水酸化ナトリウム5mtに溶
解し、氷冷攪拌下30%過酸化水素1m1を滴下する。
する。残留物にクロロホルムを加え、10%水酸化ナト
リウム水溶液で抽出する。抽出層をクロロホルムで洗浄
後塩酸酸性とする。析出する結晶を?取し、酢酸エチル
エステルより再結晶し、融点202〜205℃の無色粒
状晶を得。このものは参考例1の(1)で得られた標品
と混融しても融点降下を示さず、各種機器分析データが
完全に一致した。参考例2 2−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニル)フェ
ニル〕プロピオン酸の製造法3−メチルー3−〔4−(
1−オキソー2−イソインドリニル)フェニル〕ピルビ
ン酸300Tngを10%水酸化ナトリウム5mtに溶
解し、氷冷攪拌下30%過酸化水素1m1を滴下する。
室温で一夜放置後水層をクロロホルムで洗浄し、塩酸酸
性にしてクロロホルム抽出する。クロロホルム層を乾燥
(Na2SO4)、溶媒留去し、残留物をエタノールよ
り再結晶して融点213〜214゜Cの無色結晶250
mgを得。元素分析値Cl7Hl5O3N 計算値:Cl72.58:Hl5.37;Nl4.98
実験値:Cl72.l3;Hl5.39;Nl4.94
赤外線吸収スペクトル νζ(KBr)1680(C=
O) 核磁気共鳴スペクトル δ(CDCl3)1.55(3
111二重線、CH3) 4.90(2H1単線、N−CH2) 7.3〜8.2(8H1多重線、芳香核水素)質量スペ
クトルm/E28l(Mつ 236(基準ピーク)
性にしてクロロホルム抽出する。クロロホルム層を乾燥
(Na2SO4)、溶媒留去し、残留物をエタノールよ
り再結晶して融点213〜214゜Cの無色結晶250
mgを得。元素分析値Cl7Hl5O3N 計算値:Cl72.58:Hl5.37;Nl4.98
実験値:Cl72.l3;Hl5.39;Nl4.94
赤外線吸収スペクトル νζ(KBr)1680(C=
O) 核磁気共鳴スペクトル δ(CDCl3)1.55(3
111二重線、CH3) 4.90(2H1単線、N−CH2) 7.3〜8.2(8H1多重線、芳香核水素)質量スペ
クトルm/E28l(Mつ 236(基準ピーク)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I )(式中、R
_1は低級アルキル基を表わす)で示される3−メチル
−3−〔4−(1−オキソ−2−イソインドリニル)フ
ェニル〕ピルビン酸エステル類。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
ES456182A ES456182A1 (es) | 1976-02-23 | 1977-02-23 | Perfeccionamientos en aparatos telefonicos. metodo para producir derivados del acido 2-oxofenilbutanoi- co. |
JP7336977A JPS6051465B2 (ja) | 1977-06-22 | 1977-06-22 | 3−メチル−3−〔4−(1−オキソ−2−イソインドリニル)フェニル〕ピルビン酸エステル類 |
DE19772755345 DE2755345A1 (de) | 1977-04-05 | 1977-12-12 | 2-oxo-phenylbuttersaeure-derivate, verfahren zu ihrer herstellung und diese verbindungen enthaltende arzneipraeparate |
FR7738111A FR2386526A1 (fr) | 1977-04-05 | 1977-12-16 | Derives de l'acide 2-oxo-phenylbutanoique et leur utilisation en tant que medicaments |
GB52798/77A GB1554118A (en) | 1977-04-05 | 1977-12-19 | 2-oxo-3-phenylbutanoic acid derivatives |
US05/862,206 US4166125A (en) | 1977-04-05 | 1977-12-19 | 2-oxo-phenylbutanoic acid derivatives |
CA293,440A CA1088077A (en) | 1977-04-05 | 1977-12-20 | 2-oxo-phenylbutanoic acid derivatives |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7336977A JPS6051465B2 (ja) | 1977-06-22 | 1977-06-22 | 3−メチル−3−〔4−(1−オキソ−2−イソインドリニル)フェニル〕ピルビン酸エステル類 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS549263A JPS549263A (en) | 1979-01-24 |
JPS6051465B2 true JPS6051465B2 (ja) | 1985-11-14 |
Family
ID=13516185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7336977A Expired JPS6051465B2 (ja) | 1976-02-23 | 1977-06-22 | 3−メチル−3−〔4−(1−オキソ−2−イソインドリニル)フェニル〕ピルビン酸エステル類 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6051465B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS588605A (ja) * | 1981-07-08 | 1983-01-18 | Oiles Ind Co Ltd | 合成樹脂多孔質焼結軸受の製造方法 |
MX171668B (es) * | 1988-05-27 | 1993-11-10 | Russel D Ide | Rodamientos hidrodinamicos y metodo para fabricarlos |
JP2002277218A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-09-25 | Sharp Corp | 膜厚測定装置およびその方法 |
-
1977
- 1977-06-22 JP JP7336977A patent/JPS6051465B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS549263A (en) | 1979-01-24 |
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