JPS6051465B2 - 3−メチル−3−〔4−(1−オキソ−2−イソインドリニル)フェニル〕ピルビン酸エステル類 - Google Patents

3−メチル−3−〔4−(1−オキソ−2−イソインドリニル)フェニル〕ピルビン酸エステル類

Info

Publication number
JPS6051465B2
JPS6051465B2 JP7336977A JP7336977A JPS6051465B2 JP S6051465 B2 JPS6051465 B2 JP S6051465B2 JP 7336977 A JP7336977 A JP 7336977A JP 7336977 A JP7336977 A JP 7336977A JP S6051465 B2 JPS6051465 B2 JP S6051465B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
isoindolinyl
acid
oxo
phenyl
methyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7336977A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS549263A (en
Inventor
和雄 気賀沢
峰治 柊木
晴英 石丸
清次 芳賀
圭子 白山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aska Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Grelan Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to ES456182A priority Critical patent/ES456182A1/es
Application filed by Grelan Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Grelan Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP7336977A priority patent/JPS6051465B2/ja
Priority to DE19772755345 priority patent/DE2755345A1/de
Priority to FR7738111A priority patent/FR2386526A1/fr
Priority to GB52798/77A priority patent/GB1554118A/en
Priority to US05/862,206 priority patent/US4166125A/en
Priority to CA293,440A priority patent/CA1088077A/en
Publication of JPS549263A publication Critical patent/JPS549263A/ja
Publication of JPS6051465B2 publication Critical patent/JPS6051465B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式(I) HCOCOORI 0(I) (式中、R、は低級アルキル基を表わす)で示される3
−メチルー3−〔4−(1−オキソー2−イソインドリ
ニル)フェニル〕ピルビン酸エステル類に関するもので
ある。
式(I)て示される化合物は、それ自身薬理作用を有し
、さらに消炎鎮痛作用を有する式(■) ゜・::で
示される2−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニ
ル)フェニル〕プロピオン酸(一般名:インドプロフエ
ン)を製造する上に有用な中間体である。
従来、式(■)で示される化合物の合成法としては、特
開昭47−997&同51−6575時に記載の方法が
知られている。これらの方法を式で示すと次の様になる
。しかしながら、これら公知法の出発原料である2−(
4−アミノフェニル)プロピオン酸の製造法として知ら
れている種々の方法はいずれも5〜8工程を経るもので
あり、製造工程が長く経済的にしかも安価に製造するこ
とは困難である。
したがつて、これらの公知法は工業的製造法としては適
していない。今回、本発明者らは、これら公知法とは全
く異なる図式1に示す様な方法で、しかも公知法より工
程数も少なく、各段階の反応収率が良く、しかもそのほ
とんどが同一反応容器で反応も行うことができるため、
工業的方法としてはきわめて有利な方法であることが判
明し、本発明を完成したのである。
図式1 出発原料である新規物質の4−(1−オキソー2−イソ
インドリニル)アセトフェノン(■)は、既に本発明者
らが特許出願中(特願昭51一73849(特開昭52
−156857)、同51−126791(特開昭53
−53633)、同51−140650(特開昭53−
65871)、同51−144672(特開昭53−7
1063)、同51一144673(特開昭53−71
064)の方法にもとづき、工業的に安価に得られる。
すなわち、まず安価な工業原料であるアセトアニリドを
フリーデルクラフト反応に付すか、あるいは4−クロロ
アセトフェノンをアミノ化することにより簡単にしかも
高収率でかつ経済的に4−アミノアセトフェノンが得ら
れるが、この4−アミノアセトフェノンとフタルアルデ
ヒド、o−ハロゲノメチル安息香酸、無水フタル酸、フ
タル酸、ベンズアルデヒド、あるいはo−シアノベンジ
ルハライド類等のいずれかとを反応させることにより新
規物質である目的の4−(1−オキソー2−イソインド
リニル)アセトフェノン(■)に誘導することができる
。具体的に説明すると例えば、4−アミノアセトフェノ
ンとフタルアルデヒドとを縮合させ4●4″一(0−フ
ェニレンビスメチレンアミノ)ジアセトフエノンとした
後、酢酸中処理する方法(特願昭51−73849(特
開昭52−156857)、同51−126791(特
開昭53−53633))、4−アミノアセトフェノン
とo−シアノベンジルハライドとを縮合させ4−(1−
イミノー2−イソインドリニル)アセトフェノンとした
後、加水分解する方法(特願昭51−144672、同
51−144673)および4−アミノアセトフェノン
とo−ハロゲノメチル安息香酸エステル類とを縮合し、
1工程で導く方法(特願昭51−140650)などで
あるが、いずれも高収率で4−(1−オキソー2−イソ
インドリニル)アセトフェノン(■)を得ることができ
る。このように簡単に得られる出発原料の新規4−(1
−オキソー2−イソインドリニル)アセトフェノン(V
)とα−ハロゲノ酢酸エステル類とをダルツエン縮合の
条件下に反応させ、3−メチルー3−〔4−(1−オキ
ソー2−イソインドリニル)フェニル〕グリシド酸エス
テル類(■)を得ることができる。
縮合はアルカリ性縮合剤の存在下、無水条件で行なうの
が好ましい。縮合剤としては一般のダルツエン縮合に使
用されている縮合剤、例えば金属アルコキシド、金属ア
ミド、金属ヒドリドなどの何れのものを使用してもよい
。代表的なものはナトリウムエトキシド、ナトリウムイ
ソプロポキシド、カリウムエトキシド、カリウムイソプ
ロポキシド、ナトリウムアミド、カリウムアミド、水素
化ナトリウム、水素化カリウム等である。所望ならば溶
媒を使用すすることもできる。適当な溶媒としては、エ
タノール、イソプロパノール、ブタノール、エーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、ベンゼン、トルエン
等を挙げることができる。反応温度は−80℃から20
0℃程度である。好ましくは−20℃から混合物の還流
温度てある。反応時間は1時間から絽時間であるが、反
応全体で1満間も行なえば充分である。次にこれらのグ
リシド酸エステル類を加熱することにより新規な2一置
換−3−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニル)
フェニル〕−3ーブテン酸エステル類(■)を得ること
ができる。この時の条件として酸触媒を用いるのが好ま
しい。この酸類は具体的には塩酸、硫酸、硝酸、リン酸
などの鉱酸類、あるいはギ酸、酢酸、プロピオン酸など
の有機酸類を用いることができる。反応時間は3紛ほど
で充分である。溶媒は用いても用いなくてもよく、用い
る場合は酢酸、含水酢酸、プロピオン酸、含水プロピオ
ン酸などの有機酸類のほか、ベンゼン、トルエン、キシ
レンなど比較的高沸点を有する有機溶媒が好ましい。反
応温度は50゜Cから反応溶媒の沸点まで、無溶媒の場
合は100〜200′Cが好ましい。さらに、このブテ
ン酸エステル類(■)を長時間加熱することにより図式
1に示す目的の新規な3−メチル〔4−(1−オキソー
2−イソインドリニル)フェニル〕ピルビン酸エステル
類(1)を得ることができる。この時の条件としては酸
あるいは塩基性触媒を用いるのが好ましい。酸としては
ブテン酸エステル類(■)の合成時と全く同一の条件、
すなわち塩酸、硫酸、硝酸、リン酸などの鉱酸類、ある
いはギ酸、酢酸、プロピオン酸などの有機酸類、あるい
は両方の混合物が用いられる。従つて、酸性条件の場合
はブテン酸エステル類(■)の合成時にただ単に長時間
反応するだけでグリシド酸エステル(■)からピルビン
酸エステル類(1)を得ることができる。塩基性条件と
しては金属アルコキシド、金属アミド、金属ヒドリドな
どが使用できる。具体的にはナトリウムメトキシド、ナ
トリウムエトキシド、ナトリウムプロポキシド、ナトリ
ウムイソプロポキシド、カリウムメトキシド、カリウム
エトキシド、カリウムプロポキシド、カリウムイソプロ
ポキシド、ナトリウムアミド、カリウムアミド、ナトリ
ウムヒドリド、カリウムヒドリドなどである。なお、こ
れら塩基性触媒の場合はエステルは金属塩におきかえら
れる。この場合、直接にピルビン酸(■)を得ることが
可能である。溶媒としては反応に関与しないものならい
ずれでも使用できる。例えば、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、
エーテル、テトラヒドロフラン等である。反応温度は室
温から200℃が好ましい。反応時間は1時間から絽時
間であるが、反応全体で2柵間も行なえば充分である。
なお、この反応を開放下て行なうか、あるいは最終的に
水を加えることにより図式1に示す次の段階の反応物で
あるピルビン酸(■)を導くことも可能である。このよ
うに本発明では各段階の反応生成物を単離することなく
連続的に同一反応容器で、グリシド酸(■)からブテン
酸(■)、ピルビン酸エステル(1)を経てピルビン酸
を製造することが可能である。また、本発明で得られる
文献未知のグリシド酸、その塩類およびそのエステル類
は幾何異性体の混合物であるが、いずれの異性体を使用
しても、また混合物のまま使用してもブテン酸エステル
誘導体を得ることができる。各反応における処理として
は、公知の手段、例えば再結晶、カラムクロマトグラフ
ィー等により精製することができる。次に実施例にて本
発明を説明するが、これに限定されるものではない。実
施例1 3−メチルー3−〔4−(1−オキソー2−イソインド
リニル)フェニル〕グリシド酸エチルエステルの製造法
4−(1−オキソー2−イソインドリニル)アセトフェ
ノン4.5y1ナトリウムアミド4yおよびテトラヒド
ロフラン1eの混合物を10〜20℃で攪拌下クロル酢
酸エチル10m1を滴下する。
液温を10〜20℃に保ち6時間攪拌した後さらに室温
で16時間攪拌する。最後に40℃で1時間攪拌後、ろ
過して不溶物を除去し溶媒留去する。テトラヒドロフラ
ンおよびエタノールの混合溶媒で再結晶し、融点183
〜185℃の無色針状晶(4)および融点141〜14
3゜Cの無色針状晶(B)の幾何異性体を2.4:1の
割合で得る。元素分析値C2OHl9O4N 計算値 :Cl7l.2O:Hl5.68;Nl4.l
5実験値(A):Cl7l.43;Hl5.56;Nl
4.3l実験値(B):Cl7l.48;Hl5.32
;Nl4.22赤外線吸収スペクトル νρ1.(KB
r)1680(C=O)、1710(C=0)核磁気共
鳴スペクトル δ(CDCl3)1.0および1.35
(3H1各々三重線、J=7Hz1CFI2C川、二異
性体AおよびB)1.90(3H1単線、CH3) 3.5および3.7(1H1各々単線、′.CUl二異
性体AおよびB)4.0および4.3(2H1各々四重
線、J=7Hz,,C?CH3、二異性体AおよびB)
4.9(2111単線、N−CH2) 7.8〜8.0(8FI1多重線、芳香族プロトン)実
施例22−ハイドロキシー3−〔4−(1−オキソー2
−イソインドリニル)フェニル〕−3−ブテン酸エチル
エステルの製造法実施例1で得られる3−メチルー3−
〔4一(1−オキソー2−イソインドリニル)フェニル
〕グリシド酸エチルエステルの幾何異性体の混合物(2
.4:1)1yにp−キシレン5m1を加え、塩酸ガス
を連続して導入しながら3紛間加熱還流する。
反応終了後溶媒留去し、残留物を、ク.ロロホルムを展
開溶媒としたシリカ−ゲルカラムクロマトグラフィーに
て精製し850mgの無色粒状晶を得た。このものをベ
ンゼンおよび四塩化炭素の混合溶媒で再結晶し、融点1
15〜117℃の無色粒状晶を得。元素分析値C2OH
l9NO4 計算値:Cl7l.2O:Hl5.68;Nl4.l5
実験値:Cl7l.4l;Hl5.62;Nl4.O8
赤外線吸収スペクトル ν温艮(KBr)1725(C
=0)、1680(C=0)核磁気共鳴スペクトル δ
(CDCI3)1.10(3H1三重線、J=7Hz1
−CH29■)3.60(1H1巾広い単線、0H)4
.18(2H1四重線、J=7Hz、−CjCH3)4
.75(2H1単線、N−C鴇)5.10(1H1単線
、′/CU−) 5.4015.47(各々1H1各々単線、)C=C曵
))7.3〜8.00(81(、多重線、芳香核プロト
ン)実施例32−ハイドロキシー3−〔4−(1−オキ
ソー2−イソインドリニル)フェニル〕−3−ブチル酸
エチルエステルの製造法実施例1で得られる3−メチル
ー3−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニル)フ
ェニル〕グリシド酸エチルエステルの幾何異性体(4)
800m9にp−キシレン5m1を加え、塩酸ガスを連
続して導入しながら3紛間加熱還流する。
反応終j了後溶媒留去し、残留物をクロロホルムを展開
溶媒としたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精
製し700mgの無色粒状晶を得た。このものをベンゼ
ンおよび四塩化炭素の混合溶媒で再結晶し、融点115
〜11TCの無色粒状晶を得。このものは実施例2で得
られる標品と混融しても融点降下を示さず、種々の機器
分析データが完全に一致した。実施例4 2−ハイドロキシー3−〔4−(1−オキソー2−イソ
インドリニル)フェニル〕−3−ブテン酸エチルエステ
ルの製造法実施例1で得られる3−メチルー3−〔4−
(1−オキソー2−イソインドリニル)フェニル〕グリ
シド酸エチルエステルの幾何異性体(B)500m9に
p−キシレン3TrL1を加え、塩酸ガスを連続して導
入しながら3紛問加熱還流する。
反応終了後溶媒留去し、残留物をクロロホルムを展開溶
媒としたシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して
精製し、380m9の無色粒状晶を得た。このものをベ
ンゼンおよび四塩化炭素の混合溶媒で再結晶し、融点1
15〜117℃の無色粒状晶を得。このものは実施例2
で得られる標品と混融しても融点降下を示さず、種々の
機器分析データが完全一致した。実施例52−アセトキ
シー3−〔4−(1−オキソー2ーイソインドリニル)
フェニル〕−3−ブテン酸エチルエステルの製造法実施
例1で得られる3−メチルー3−〔4一(1−オキソー
2−イソインドリニル)フェニル〕グリシド酸エチルエ
ステルの幾何異性体の混合物(2.4:1)1fに氷酢
酸1fを加え1時間加熱還流する。
反応終了後溶媒留去し、残留物を石油エーテルおよびエ
ーテルの混合溶媒にて再結晶し、融点109〜111℃
の無色針状晶942mgを得。元素分析値C22H2l
NC)=,計算値:Cl69.64;Hl5.58;N
l3.69実験値:Cl69.47;Hl5.77;N
l3.38赤外線吸収スペクトル ν需;1(KBr)
1725(C=0、肩有り)、1680(C=0)核磁
気共鳴スペクトル δ(CDCl3)1.17(3H1
三重線、J=7Hz1−CH2C当)2.15(3H1
単線、COCH3)4.12(21(、四重線、J=7
Hz、−C±CH3)4.78(2111単線、N−C
ll2)5.45および5.58(各々1H1各々単線
、=C±)5.80(1H1単線、)CH) 7.3〜7.9(測、多重線、芳香族プロトン)実施例
62−アセトキシー3−〔4−(1−オキソー2ニイソ
インドリニル)フェニル〕−3−ブテン酸エステルの製
造法実施例1て得られる3−メチルー3−〔4一(1−
オキソー2−イソインドリニル)フェニル〕グリシド酸
エチルエステルの幾何異性体(A)1yに氷酢酸1yを
加え1時間還流する。
反応終了後溶媒留去し、残留物を石油エーテルおよびエ
ーテルの混合溶媒にて再結晶し、融点109〜111℃
の無色針状晶を得。このものは実施例5で得られる標品
と混融しても融点降下を示さず、種々の機器分析データ
が完全に一致した。実施例7 2−アセトキシー3−〔4−(1−オキソー2−イソイ
ンドリニル)フェニル〕3−ブテン酸エステルの製造法
実施例1で得られる3−メチルー3−〔4一(1−オキ
ソー2−イソインドリニル)フェニル〕グリシド酸エチ
ルエステルの幾何異性体(B)1fに氷酢酸1yを加え
1時間加熱還流する。
反応終了後溶媒留去し、残留物を石油エーテルおよびエ
ーテルの混合溶媒にて再結晶し、融点109〜111℃
の無色針状晶を得。このものは実施例5で得られる標品
と混融しても融点降下を示さず種々の機器分析データが
完全に一致した。実施例8 3−メチルー3−〔4−(1−オキソー2−イソインド
リニル)フェニル〕ピルビン酸エチルエステルの製造法
(1)実施例2で得られる2−ハイドロキシー3−〔4
−(1−オキソー2−イソインドリニル)フェニル〕−
3−ブテン酸エチルエステル500m9にp−キシレン
5mtを加え、塩酸ガスを連続して導入しながら2@間
加熱還流する。
反応終了後溶媒留去し、残留物をクロロホルムを展開溶
媒にしたシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して
精製し、無色針状晶420mgを得た。このものを四塩
化炭素にて再結晶し、融点122〜123℃の無色針状
晶を得。元素分析値C2OHl9O4N 計算値:Cl7l.2O;Hl5.68;Nl4.l5
実験値:Cl7O.93;Hl5.65;Nl4.l5
赤外線吸収スペクトル ν冨ノ(KBr)1675(C
=O)、1720(C=0)核磁気共鳴スペクトル δ
(CDCl3)1.26(3H1三重線、J=7Hz、
−CH2CHllU)1.48(3H1二重線、J=6
Hz1〉CHC川)4.27(2H1四重線、J=7H
z1−C川CH3)4.56(IHl四重線、J=6H
z、〕C…CH3)4.91(2H1単板、N−Cl(
2)7,2〜8.0(8H1多重線、芳香族プロトン)
(2)実施例5で得られる2−アセトキシー3−〔4−
(1−オキソー2−イソインドリニル)フェニル〕−3
−ブテン酸エチルエステル6007?19に氷酢酸1y
を加え酸ガスを連続して導入しながら2?間加熱還流す
る。
反応終了後溶媒留ノ 去し、残留物をクロロホルムを展
開溶媒としたシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
して精製し、無色針状晶500mgを得た。このものを
四塩化炭素にて再結晶し、融点122〜123℃の無色
針状晶を得。このものは実施例8の(1)で得られる標
品と混融しても融点降下を示さず、種々の機器分析デー
タが完全に一致した。(3)実施例1で得られる3−メ
チルー3−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニル
)フェニル〕グリシド酸エチルエステル1yにp−キシ
レン5m1を加え、塩酸ガスを連続して導入しながら、
請時間加熱還流する。
反応終了後溶媒留去し、残留物をクロロホルムを展開溶
媒としたシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して
精製し、無色針状晶800m9を得。このものを四塩化
炭素にて再結晶し、融点122〜123゜Cの無色針状
晶を得。このものは実施例8の(1)で得られる標品と
混融しても融点降下を示さず、種々の機器分析データが
完全に一致した。参考例1 (1)3−メチルー3−〔4−(1−オキソー2一イソ
インドリニル)フェニル〕ピルビン酸エチルエステル5
00mgに10%水酸化ナトリウム水溶液10m1およ
びエタノール20m1を加え、1吟間70℃で攪拌する
エタノールを留去し、さらに水;を加えクロロホルムで
洗浄する。水層の不溶物をろ過して除き、水層を塩酸酸
性にする。析出する結晶をp取し無色粒状晶470mg
を得。このものを酢酸エチルエステルより再結晶し、融
点202〜205℃の無色粒状晶を得。このものは文献
2未知のため、本発明者がすでに特許出願中(特願昭5
1−122905)の別の方法で合成した3−メチルー
3−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニル)フェ
ニル〕ピルビン酸と混融しても融点降下を示さず、各種
機器分析データが完全3に一致した。(2)2−ハイド
ロキシー3−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニ
ル)フェニル〕−3−ブテン酸エチルエステル400m
9を500mgの金属ナトリウムより製したナトリウム
メチラートを含む3メタノール溶液3m1に加え3紛間
加熱還流した後、溶媒を留去する。
水を加えて水溶液とし、クロロホルムで洗浄後塩酸酸性
にする。析出する結晶を沖取し、酢酸エチルエステルよ
り再結晶し融点202〜205℃の無色針状晶を得。こ
のも41のは参考例1の(1)で得られた標品と混融し
ても融点降下を示さず、各種機器分析データが完全に一
致した。(3)3−メチルー3−〔4−(1−オキソー
2−イソインドリニル)フェニル〕グリシド酸エチルエ
ステルの幾何異性体の混合物(2.4:1)1yに氷酢
酸2gを加え塩酸ガスを連続的に導入しながら24時間
加熱還流する。
最後に水0.5m1を加え1時間加熱還流し、溶媒留去
する。残留物にクロロホルムを加え、10%水酸化ナト
リウム水溶液で抽出する。抽出層をクロロホルムで洗浄
後塩酸酸性とする。析出する結晶を?取し、酢酸エチル
エステルより再結晶し、融点202〜205℃の無色粒
状晶を得。このものは参考例1の(1)で得られた標品
と混融しても融点降下を示さず、各種機器分析データが
完全に一致した。参考例2 2−〔4−(1−オキソー2−イソインドリニル)フェ
ニル〕プロピオン酸の製造法3−メチルー3−〔4−(
1−オキソー2−イソインドリニル)フェニル〕ピルビ
ン酸300Tngを10%水酸化ナトリウム5mtに溶
解し、氷冷攪拌下30%過酸化水素1m1を滴下する。
室温で一夜放置後水層をクロロホルムで洗浄し、塩酸酸
性にしてクロロホルム抽出する。クロロホルム層を乾燥
(Na2SO4)、溶媒留去し、残留物をエタノールよ
り再結晶して融点213〜214゜Cの無色結晶250
mgを得。元素分析値Cl7Hl5O3N 計算値:Cl72.58:Hl5.37;Nl4.98
実験値:Cl72.l3;Hl5.39;Nl4.94
赤外線吸収スペクトル νζ(KBr)1680(C=
O) 核磁気共鳴スペクトル δ(CDCl3)1.55(3
111二重線、CH3) 4.90(2H1単線、N−CH2) 7.3〜8.2(8H1多重線、芳香核水素)質量スペ
クトルm/E28l(Mつ 236(基準ピーク)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I )(式中、R
    _1は低級アルキル基を表わす)で示される3−メチル
    −3−〔4−(1−オキソ−2−イソインドリニル)フ
    ェニル〕ピルビン酸エステル類。
JP7336977A 1976-02-23 1977-06-22 3−メチル−3−〔4−(1−オキソ−2−イソインドリニル)フェニル〕ピルビン酸エステル類 Expired JPS6051465B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ES456182A ES456182A1 (es) 1976-02-23 1977-02-23 Perfeccionamientos en aparatos telefonicos. metodo para producir derivados del acido 2-oxofenilbutanoi- co.
JP7336977A JPS6051465B2 (ja) 1977-06-22 1977-06-22 3−メチル−3−〔4−(1−オキソ−2−イソインドリニル)フェニル〕ピルビン酸エステル類
DE19772755345 DE2755345A1 (de) 1977-04-05 1977-12-12 2-oxo-phenylbuttersaeure-derivate, verfahren zu ihrer herstellung und diese verbindungen enthaltende arzneipraeparate
FR7738111A FR2386526A1 (fr) 1977-04-05 1977-12-16 Derives de l'acide 2-oxo-phenylbutanoique et leur utilisation en tant que medicaments
GB52798/77A GB1554118A (en) 1977-04-05 1977-12-19 2-oxo-3-phenylbutanoic acid derivatives
US05/862,206 US4166125A (en) 1977-04-05 1977-12-19 2-oxo-phenylbutanoic acid derivatives
CA293,440A CA1088077A (en) 1977-04-05 1977-12-20 2-oxo-phenylbutanoic acid derivatives

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7336977A JPS6051465B2 (ja) 1977-06-22 1977-06-22 3−メチル−3−〔4−(1−オキソ−2−イソインドリニル)フェニル〕ピルビン酸エステル類

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS549263A JPS549263A (en) 1979-01-24
JPS6051465B2 true JPS6051465B2 (ja) 1985-11-14

Family

ID=13516185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7336977A Expired JPS6051465B2 (ja) 1976-02-23 1977-06-22 3−メチル−3−〔4−(1−オキソ−2−イソインドリニル)フェニル〕ピルビン酸エステル類

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6051465B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588605A (ja) * 1981-07-08 1983-01-18 Oiles Ind Co Ltd 合成樹脂多孔質焼結軸受の製造方法
MX171668B (es) * 1988-05-27 1993-11-10 Russel D Ide Rodamientos hidrodinamicos y metodo para fabricarlos
JP2002277218A (ja) * 2001-03-22 2002-09-25 Sharp Corp 膜厚測定装置およびその方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS549263A (en) 1979-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS622585B2 (ja)
GB2045760A (en) Process for the preparation of 2,5- bis(2,2,2-trifluoroethoxy)-N-(2-piperidylmethyl) benzamide (flecainide)
JPS6185335A (ja) 1‐置換テトラリン誘導体
JPS6051465B2 (ja) 3−メチル−3−〔4−(1−オキソ−2−イソインドリニル)フェニル〕ピルビン酸エステル類
JP2021509685A (ja) クリサボロールおよびその中間体を調製するためのプロセス
US4054740A (en) Hydroxybiotin
JPS638368A (ja) 4−ベンジロキシ−3−ピロリン−2−オン−1−イルアセトアミド、その製造方法および使用方法
EP0271275A1 (en) Trifluorohydroxyaromatic acid and preparation thereof
JPS584699B2 (ja) 置換フエニル酢酸誘導体及びその製法
JP2005504019A (ja) イソクマリンを調製するための方法
JPH0696545B2 (ja) 3,5,6−トリフルオロ−4−ヒドロキシフタル酸の製造法
JP2801647B2 (ja) 6―フルオロクロモン―2―カルボン酸誘導体の製造法
JP3869531B2 (ja) ビフェニル誘導体の製造法
JPS584698B2 (ja) 2−(3−ベンゾイルフエニル)プロピオン酸の製造方法
JPH0778033B2 (ja) 2,4,5−トリフルオロ−3−ヒドロキシ安息香酸及びその製造法
JPS6154016B2 (ja)
JPS5931497B2 (ja) 2−ヒドロキシ−3−メチル−3−(6−メトキシ−2−ナフチル)アクリロニトリル化合物およびその製造法
Nagarathnam A facile preparation of 2‐(2‐arylethyl)‐and 2‐(aminomethyl) indoles
DE3914227A1 (de) Verfahren zur herstellung von 2,7-difluor-9-fluorenon und neue zwischenprodukte
JPS61246176A (ja) アミノラクトンの調製方法
JPH0262886A (ja) 光学活性なフェロセニルホスフィンおよびその製法
JPS5953905B2 (ja) 3−メチル−3−〔4−(1−オキソ−2−イソインドリニル)フェニル〕ピルビン酸アミド
JPS5915919B2 (ja) (n−メチルピリル−2)アセトチオアミド誘導体の製造方法
JPH0150219B2 (ja)
JPS6327345B2 (ja)