JPS6186230A - ロツク装置を備えた合成樹脂射出成形機用射出成形型 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産ＸＪ−．の利用分野］ ７＋Ｏ．発明は、特許請求の範囲第１項のプレアンプル
に対応する射出成形型に関する。即ち、本発明は　射出
成形型を交換して型締ユニッ１・外に移送し，貯留する
ためにプレートから成る型半部を相互にロックする装置
と、１つの型半部のボアに固定した回転対称の誠心部材
と、別の型半部のボアに固定してあって、射出成形型を
閉めた際、調心部材の径の小さい部分が突出する、同軸
の回転対称の摺動案内ブシュと、型半部のプレートを結
合する締付手段とを有する、合成樹脂射出成形機の射出
成形型に関する。

［従来の技術］ この種の公知の射出成形型の場合（例えば、***特許第
１　、２６５　、３９０号，***実用新案第１、９６５
，３１３号、第１，８２１，０２３号参照）、ロック装
置は、設１４シてある限り、射出成形型の対向側に設け
てあって、１つの型半部のロック頚軸を別のｙ！Ｊ半部
のロック頚軸に着脱自在に結合するンヤックル状結合安
素から成る（例えば、ＥＰ００９２６８６ＡＩ．第１図
参照）。

この種の結合機構は、手動で操作しなければならず、更
に、射出成形型の寸法増加を招く。

［発明が解決しようとする問題点］ 本発明の目的は、調心部材を受容する型半部を当該の型
ホルダから除去した場合、双方の型半部の相１１’のロ
ックが自動的に行われ、」−足型゛ト部を望ホルダに取
付けた場合、解ロックか自動的に行われ、コスト低減の
ため、調心機構にロック装置を一体化できるよう、冒頭
に述べた種類の射出成形型を改良することにある。

［問題点を解決するための手段および作用］上述の目的
は、特許請求の範囲第１項の特徴記載部分に開示の特徴
によって達成される。即ち。

本発明は少くとも１つの調心部材（２０）には、予圧さ
れたバネ（２４）の圧力を受けてロックされた射出成形
型から後方へ突出する結合ボルト　（１９）が軸線方向
へある程度可動なよう軸支してあり、上記ボルトの調心
部材（２０）の端面から突出する部分には、射出成形型
の閉鎖方向に対して傾斜しており、射出成形型の閉鎖時
に、バネの負荷を受けるロック要素（２５）を当該の摺
動案内ブシュ（１８）の凹み（２８）に半径方向へ圧入
して、型半部をロックする環状ショルダ（１９ｆ’）が
設けてあり、上記ロック要素（２５）が、結合ポル１−
（１９）と調心部材（２０）との相対連動によって解放
されて出発位置に弾性的にもどり解ロックを行うことを
特徴とする。

この種の構成の場合、射出成形型の交換に必要な型の移
送操作に簡単に移行でき、しかも、この際、型半部が相
互に正確にロックされたことを点検する必要はない。型
半部のロックは、射出成形型の自動交換の一般的前提条
件である。

更に、貯留棚への移送時または射出成形機への移送時、
射出成形型はロック状態に保持される。

何故ならば、（補修部門が管理する）特殊な補助手段を
使用して意図的に操作しない限り、型締ユニット外にお
ける解ロックは不可能であるからである。

予圧を受ける切目付きの鋼製バネリングが、調心部材ま
たは摺動案内ブシュの背後に係合し、型半部の隣接のプ
レートの環状ミゾ内にほぼ局だけ突出することによって
、調心部材および摺動案内ブシュを当該の型半部内に軸
線方向へ固定することが公知であることに本発明は抵触
するものではない。この場合も、ネジボルトの締付時、
負荷の増加とともに上記ネジボルトの傾斜面によって鋼
製バネリングが環状ミゾに圧入されるが、型半部の相゛
り二のロックの考え方に対する関係は欠けている（***
特許第１，２６５　、３ｊｏ号）。

特許請求の範囲第７項の特徴と組合せた特許請求の範囲
第２項に対応する構成の場合、型半部の相互のロックお
よび解ロックを行うのに必要な相対運動は極めて僅かで
ある。これは、取付プレートの相互間隔が最小の状態に
おいて射出成形型を出し入れする特殊な射出成形型交換
操作の場合。

特に重要である（例えば、ＤＥ３２４２１６９Ｃ２、 特許請求の範囲第３項に対応する構成の場合、調心部材
を分割したことによって作製が簡単となる。更に、ロッ
ク機構の特殊な構成によって、遊びのないロックが保証
される。これは、例えば、供給導管を接続するため、移
動時、供給導管が終わる結合ヘッドにロックされた射出
成形型を正しく当接させる必要がある場合に、特に重要
である。

特許請求の範囲第３項に対応して１分割せる鋼製バネリ
ングによりロック要素を構成すれば、ロック要素の構造
が極めて簡単となる。

なお、明瞭化のため特許請求の範囲に参照符号を付した
がこれは１本発明を図示の態様に限定することを必ずし
も意図するものではない。

実施例を示す添付の図面を参照して以下に本発明の詳細
な説明する。

［実施例］ 射出成形型には、型半部の相γの口・ンクおよび解ロッ
クを自動的に行う装置が設けである。この種のロックは
１合成樹脂射出成形機の型締ユニアト外で、即ち、型ホ
ルダから外して射出成形型を交換、移送および貯留する
際に必要である。定置の型ホルダ２６に固定する型半部
は、九接面をなす断熱プレートｌＯと、上記断熱プレー
トと合同の固定プレート１１と、分離面ａ−ａに接する
型プレー）１２とを含む。可動の型ホルダに固定する別
の型１部は、断熱プレート１７と、固定プレート１Ｂと
、スーぐ−サ１５によって固定プレート１６から離隔し
た背圧プレート１４と、分離面ａ−ａに接する型プレー
ト１３とを含む。スペーサ１５の間に形成された自由ス
ペース２３内には、射出成形型から射出改形品を突出す
る装置の構成部材としてエゼクタプレート２２およびエ
ゼクタカバープレート２１が設けである（エゼクタ装置
の残余の構成部材は筒中化のため示してない）。双方の
型半部のプレートは、固定ネジ２８によって相互に固定
しである。定置の型幹部２６に固定した型半部のボア３
３内には、射出成形型の閉鎖方向へ延びる回転対称の調
心部材２０が固定しである。別の型半部のボア内には、
回転対称の摺動案内ブシュ１８が調心部材に同軸に同定
しである。射出成形型を閉じた際、上記ブシュ内には、
調心部材２０の径の小さい部分２０ｂが突出する。第３
図から明らかな如く、調心部材２０および同軸の摺動案
内ブシュ１８は、調心ユニットと１−７で射出成形型の
コーナに配置しである。すべての調心ユニットは同一に
構成しであるので、１つの調心ユニットを参照して、調
心ユニットの構造および型半部相〃のロック装置を説明
する。

少くとも１つの調心部材２０には、結合ボルト１９が軸
線方向へある程度摺動可能なよう軸支しである。この結
合ボルト１９は、予圧されたバネ２４の圧力を受けて、
ロックされた射出成形型から後方へ突出する。射出成形
型の閉鎖方向に対して傾斜した環状ショルダ１９ｆ′を
含む結合ボルトの部分は、調心部材２０の端面において
調心部材から突出している。

鋼製バネリング２５は、上記環状ショルダ１８ｆ′の作
用によって、バネ２４の力を受けて摺動案内ブシュ１８
の環状ミゾ２８に圧入される０ｗ４製八ネリング２５は
、結合ボルト１３と摺動案内ブシュ１８との相対運動に
よって解放して出発位置にもどすことができる。この種
のもどりによって解ロックが行われる。即ち、解ロック
は、射出成形型の当接面の平面ｂ−ｂに結合ポルｈｌｉ
３の端面３１をもどすことによって誘起される。結合ボ
ルト１９は、頚部１９ｂを含む作動ヘッド１９ａと、後
部シャフト１９ｄを含む結合へ、ド１９ｆとから成る。

結合ヘッド１９ｆには、環状ショルダ１８ｆ′が形成し
である。調心部材２０内に軸線方向へ案内されたシャフ
ト１９ｄは、径の大きい短い円筒形部分１９ｆ″′を経
て環状ショルダ１９ｆ′に移行する。シャフトは、型ホ
ルダの側において、頚部１９ｂが調心部材２０内に突出
するようボア３３内に案内された作動ヘッド１９ａの酸
ネジ１９ｃと結合する。環状スペース２７内に案内され
た部分１９ｆ″は、調心部材２０の軸線方向フランジ２
０ｃで囲まれており、−上記フランジの端面は、鋼製バ
ネリング２５の軸線方向受けを形成する。シャフト１９
ｄを囲むコイルバネとして構成されたバネ２４は、調心
部材２０の環状スペース３２に配置しである。このバネ
２４は、一端で調心部材２０の環状ショルダに支持して
あり、他端で作動ヘッド１９ａの頚部１８ｂの端面に支
持しである。調心部材２０および摺動案内ブシュ１８は
、それぞれ、半径方向２０ａ、１９ａによって、僅かな
軸線方向間隙を置いて当該の型゛ト部に固定しである。

この場合、フランジ２０ａは、型プレート１２の対応す
る凹み内に半径方向へ突出し、固定プレー）１１に軸線
方向へ支持される。フランジ１８ａは、型プレート１３
の対応する凹み内に突出し、背圧プレート１４に軸線方
向へ支持される。環状ショルダ１９ｆ’は、閉鎖方向に
対して４５°だけ傾斜している。環状ミゾ２９の深ざは
約１ｍｍである。結合ボルト１９と調心部材２０との相
対運動は、約２ｍｍに制限される。相対連動は、定置の
型ホルダ２６に型半部を取付けた際または上記型ホルダ
から型半部を除去した際に自動的に行われる。

型学部を組付ける場合、型ホルダ２６に取付けてあって
型半部を型ホルダ２６に固定する固定装置の構成部材で
ある駆動ユニット（特に、液圧式ピストン−シリンダユ
ニット）から、解ロックに必要な駆動力が用いられる。

射出成形型を取外す場合、相対運動のための駆動力は、
バネ２４から供給される。鋼製バネリング２５は、主と
して、出発位置へ僅かに予圧されていて、ロックに役立
つ相対運動を誘起するバネ２４によって、環状ミゾ２８
に圧入される。射出成形型を固定する際、結合ボルトｌ
９の端面は、射出成形型の当接面の平面ｂ−ｂにもどさ
れる。この場合、ロック位置の鋼製バネリング２５を後
方から支持する環状ショルダ１！ｉｆ’か、」−足温製
バネリング２５の軸線方向範囲から引鵡される。かくし
て、１−足温製バネリングは、その負荷の減少とともに
出発位置にもどり、シャフト１９ｄ’の円筒形部分１９
ｆ″の周面に載ることになる。この場合、鋼製バネリン
グ２５は、軸線方向フランジ２０ｃの端面に当接して軸
線方向へ確保される。即ち、解ロックは、定置の型ホル
ダ２Ｂから型半部を外した際、バネ２４の予圧が増加さ
れて、結合ボルト１９が第４図の位置から第１図の位置
へ移行されることによって行われる。結合ボルト１９の
上記の軸線方向運動に際して、傾斜した環状ショルダ１
９ｆ′が、再び、鋼製バネリング２５の範囲に達し、予
圧の増加とともに上記リングを摺動案内ブシュ１８の壕
状ミゾ２９に圧入する。この場合、Ｍ製バネリングは、
再び、軸線方向フランジ２１ｃの端面に支持される。ロ
ックプロセスには。

バネ２４か、予圧の減少にも拘らず、半径方向へ分割し
た鋼製／ヘネリング２５を予圧の低い状態（第４図の位
置）から予圧の大きい状態（第１図の位置）へ移行させ
得ると云うことが前提となる。

第３図から明らかな如く、型本部のプレートをＩ−４定
する固定手段は、調心部材２０および摺動案内ブシュ１
８に対して偏心させて配置した独へｌの固定ナルト２８
から成る。

補修のため合成樹脂射出成形機の型締装置外で（例えば
、補修部門において）射出成形型を開ける必要がある場
合は、固定時に射出成形機が解ロックされるよう、当該
の固定装置を含み型ホルダに類似したプレートを有する
装置によって開放操作を行うのが合目的的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、第２図に示す射出成形型の部分拡大図、第２
図は、第３図のｌ　ＩＩ　−ＩＩに沿う断面図。 第３図は、第２図の方向Ａから見た射出成形型の図面、
第４図は、型半部が相互に離隔された状１八；の第１図
と同様の図面である。 １８・・・摺動案内ブシュ、１９・・・結合ボルト、１
９ｆ′・・・結合ホルト、２４・・・バネ、２５・・・
ロック要素（鋼製バネリング）、２９・・・環状ミゾ。 出願人　　カ　　ル　　ル　　・　　ヘ　　−　　ル代
理人　５ｆ理士　加藤朝道（他１名）Ｆｔｇ、３ Ｆｔｇ、２ 手続補正書（自発） 昭和６０年１２月２６日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）射出成形型を交換して型締ユニット外に移送し、貯
   留するためにプレートから成る型半部を相互にロックす
   る装置と、１つの型半部のボアに固定した回転対称の調
   心部材と、別の型半部のボアに固定してあって、射出成
   形型を閉めた際、調心部材の径の小さい部分が突出する
   、同軸の回転対称の摺動案内ブシュと、型半部のプレー
   トを結合する締付手段とを有する、合成樹脂射出成形機
   の射出成形型において、少くとも１つの調心部材（２０
   ）には、予圧されたバネ（２４）の圧力を受けてロック
   された射出成形型から後方へ突出する結合ボルト（１９
   ）が軸線方向へある程度可動なよう軸支してあり、上記
   ボルトの調心部材（２０）の端面から突出する部分には
   、射出成形型の閉鎖方向に対して傾斜しており、射出成
   形型の閉鎖時に、バネの負荷を受けるロック要素（２５
   ）を当該の摺動案内ブシュ（１８）の凹み（２９）に半
   径方向へ圧入して、型半部をロックする環状ショルダ（
   １９ｆ′）が設けてあり、上記ロック要素（２５）が、
   結合ボルト（１９）と調心部材（２０）との相対運動に
   よって解放されて出発位置に弾性的にもどり解ロックを
   行うことを特徴とする射出成形型。 ２）結合ボルト（１９）が端面（３１）を射出成形型の
   当接面の平面（ｂ−ｂ）にもどすことによって解ロック
   を行い得ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の射出成形型。 ３）結合ボルト（１９）が、頚部（１９ｂ）を含む作動
   ヘッド（１９ａ）と、後部シャフト（１９ｄ）を含む結
   合ヘッド（１９ｆ）とから成り、結合ヘッド（１９ｆ）
   は環状ショルダ（１９ｆ′）が設けてあり、ロック要素
   として、半径方向への切目を備え、負荷の増加とともに
   環状ショルダ（１９ｆ′）によって摺動案内ブシュ（１
   ８）の環状ミゾ（２３）に圧入されてロックを行う鋼製
   バネリング（２５）が設けてあることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項または第２項記載の射出成形型。 ４）調心部材（２０）内に案内された結合ボルト（１９
   ）のシャフト（１９ｄ）が、径のより大きい短い円筒形
   部分（１９ｆ”）を経て環状ショルダ（１９ｆ′）に移
   行し、頚部（１９ｂ）が調心部材（２０）に挿入される
   よう型半部のボア（３３）に案内された作動ヘッド（１
   ９ａ）の雌ネジ（１９ｃ）と形状結合していることを特
   徴とする特許請求の範囲第３項記載の射出成形型。 ５）円筒形部分（１９ｆ”）が、調心部材（２０）の軸
   線方向フランジ（２０ｃ）によって囲まれており、上記
   フランジの端面が、鋼製バネリング（２５）の受けを形
   成することを特徴とする特許請求の範囲第４項記載の射
   出成形型。 ６）結合ボルト（１９）のシャフト（１９ｄ）を囲むコ
   イルバネとして構成されたバネ（２４）が、調心部材（
   ２０）の環状スペース（３２）に配置してあり、一端で
   上記調心部材（２０）の環状ショルダに支持され、他端
   で頚部（１９ｂ）の端面に支持されていることを特徴と
   する特許請求の範囲第４項または第５項記載の射出成形
   型。 ７）環状ショルダ（１９ｆ′）が、射出成形型の閉鎖方
   向に対して角度４５°だけ傾斜しており、環状ミゾの深
   さが約１ｍｍであり、結合ボルト（１９）と調心部材（
   ２０）との相対運動は、約２ｍｍに制限されていること
   を特徴とする特許請求の範囲第３〜６項の一に記載の射
   出成形型。 ８）調心部材（２０）および摺動案内ブシュ（１８）が
   、それぞれ、半径方向フランジ（２０ａ、１８ａ）によ
   って、当該の型半部に軸線方向へ僅かな間隙を置いて固
   定してあり、フランジ（２０ａ、１８ａ）の対向するシ
   ョルダが、バネ（２４）の作用により、それぞれ、射出
   成形型の１つのプレートに軸線方向へ支持されることを
   特徴とする特許請求の範囲第１〜７項の一に記載の射出
   成形型。 ９）調心部材（２０）のフランジ（２０ａ）が、当該の
   型半部の型プレート（１２）の対応する凹み内に突出し
   ており、上記型半部の固定プレート（１１）に支持して
   あり、摺動案内ブシュ（１８）のフランジ（１８ａ）が
   、別の型半部の型プレート（１３）の対応する凹み内に
   突出しており、上記型半部の背圧プレート（１４）に支
   持してあることを特徴とする特許請求の範囲第３〜８項
   の一に記載の射出成形型。 １０）ロック要素（鋼製バネリング２５）が、主として
   、出発位置へ僅かに予圧されていてロックに役立つ相対
   運動を誘起するバネ（２４）によって摺動案内ブシュ（
   １８）の凹み（環状ミゾ２９）に圧入され、ロック要素
   （鋼製バネリング２５）を弾性的にもどして解ロックす
   る、結合ボルト（１９）と摺動案内ブシュ（１８）との
   相対運動は、型ホルダ（２６）に取付けた射出成形型固
   定装置の構成部分である液圧式ピストン・シリンダユニ
   ットによって制御できることを特徴とする特許請求の範
   囲第１〜９項の一に記載の射出成形型。