JPS6173300A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPS6173300A
JPS6173300A JP59194417A JP19441784A JPS6173300A JP S6173300 A JPS6173300 A JP S6173300A JP 59194417 A JP59194417 A JP 59194417A JP 19441784 A JP19441784 A JP 19441784A JP S6173300 A JPS6173300 A JP S6173300A
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順一 宮本
Junichi Tsujimoto
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/26Sensing or reading circuits; Data output circuits
    • G11C16/28Sensing or reading circuits; Data output circuits using differential sensing or reference cells, e.g. dummy cells

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、メモリセルの記憶データ検出を行なう場合
に、ダミーセルを用意し、両セルの記憶データもしくは
充電条件の差に基づく一対のビットライン間の電位差を
増幅することによって行なうようにした半導体記憶装置
に関する。
U発明の技術的背景とその問題点コ EPROM(データ消去可能なブOグラマプルリードオ
ンリー メモリ)やEEPROM (if気的にデータ
消去可能なプログラマブル リードオンリー メモリ)
等の半導体記憶装置(以下単にメモリと称する)では、
スタティクRA’l/Iとは異なり、メモリセルからの
出力線は1つしかなく、その“1°゛レベル、゛0″レ
ベルの記憶データがデータ記憶用トランジスタのインピ
ーダンス状態に対応付けられている。
コ(7) J:つ”K E P ROM J5 J: 
U E E P ROM等のメモリにおいて、メモリセ
ルのデータ検出を行なう方式としては、従来、ビットラ
インにN流を流し込んでそのときのビットラインに生じ
る電圧降下をモニタする方式がある。この方式のメモリ
セルは例えばIEEE  ジャーナル オブ ソリッド
 ステート サーキッツ Vol、5C−17No、5
 0at  1982の第825頁に記載されているK
UO他によるrEEPROMUS[NG  THE  
FETMO3CELLJが知られている。
ところが、この方式ではメモリセルのインピーダンスの
プロセス上のばらつきによりその値が設計値からはずれ
ると動作しなくなる不都合がある。
しかもビットラインに流し込む電流の直もプロセス上の
ばらつきの影響を受は易いので動作マージンが少なくな
るという不都合がある。
このため、さらに従来では上記のような不都合を解消す
るため、第5図のようなメモリが実用化されている。こ
のメモリは、一対のビットライン11.12を設け、一
方のビットライン11にはそれぞれフローティングゲー
トを有するデータ記憶用の不揮発性トランジスタ13お
よび選択用トランジスタ14からなるEEPROM型の
メモリセル15を複数個接続し、他方のビットライン1
2にはフローティングゲートを有する不揮発性トランジ
スタ16および選択用トランジスタ17からなる1個の
ダミーセル18を接続し、上記一対のビットライン11
.12間にはデータ検出を行なう差動増幅回路19を設
け、ざらに一対の各ビットライン11.12に負荷トラ
ンジスタ20.21を接続するようにしたものである。
そして上記各メモリセル15内の選択用トランジスタ1
4のゲートは複数のワードライン22の対応する一つに
接続されている。また上記一対の各ビットライン11.
12には寄生容123.24それぞれが接続されている
このようなメモリにおいてデータの読み出しを行なう場
合には、任意のワードライン22を選択的に駆動して一
つのメモリセル15を選択する。この選択されたメモリ
セル15では、データ記憶用のトランジスタ13のソー
ス、ドレイン間のインピーダンス状態が記憶データに応
じて設定され、このインピーダンス状態に基づいてビッ
トライン11の電位が設定される。例えば選択されたメ
モリセル15内のトランジスタ13のインピーダンスが
高くされていれば、負荷トランジスタ20を介してビッ
トライン11は電源電位■DDまで充電される。他方、
トランジスタ13のインピーダンスが低くされていれば
、ビットライン口はほぼアース電位に放電される。従っ
て、このビットライン11の電位はトランジスタ13の
インピーダンス状態に応じてVo。
か0(アース電位)のいずれかに設定される。なお、以
下の説明ではビットラインがアース電位に放電されると
きのセルの記憶データが゛O゛°レベルであるとする。
ダミーセル18側ではオン状態でのトランジスタ16の
コンダクタンスを上記メモリセル15側のトランジスタ
13よりも小さく選んだり、もしくは負荷トランジスタ
21のコンダクタンスを上記メモリセル15側の負荷ト
ランジスタ20のそれよりも小さく選んだりして、ビッ
トライン12の電位がビットライン11の電位振幅のほ
ぼ中間となるように設計されている。そしてこのとき、
ビットライン11.12間に発生する電位差が差動増幅
回路19によって増幅されることによりデータが検出さ
れる。なお、上記トランジスタ13および16の制御ゲ
ートは共通接続されており、この共通端子には動作状態
に応じてそれぞれ次のような電位が印加される。すなわ
ち、データ消去時の際には高電位例えば20Vが、デー
タプログラム時にはアース電位が、さらにデータ読み出
し時には例えば2゜5vがそれぞれ印加される。
この第5図のメモリにおける問題点は、一対のビットラ
イン11.12に接続されている寄生容量23゜24の
圃が大幅に異なっていることから発生している。すなわ
ち、メモリセル15およびダミーセル18が選択される
と(ただし回路形式により、ダミーセル18はそのメモ
リチップが選択されていれば常に選択状態にされている
場合もある)、ビットライン12における電位はそこに
接続されている奇生容量24の(直が少ないため、比較
的に短時間で所定の電位に到達する。ところが、ビット
ライン11には多数のメモリセル15が接続されており
、ここに接続されている奇生容量23の値は上記寄生容
量24に比較して唖めて多くなっている。このため、ビ
ットライン11における電位変化特性は負荷トランジス
タ20およびトランジスタ13のインピーダンスのばら
つきにより大幅にばらついてしてしまう。
第6図は上記ビットライン11.12における電位変化
を示す特性図である。図において直WA31はビットラ
イン12の電位変化を、曲線32.33はそれぞれビッ
トライン11が放電される際の電位変化を、曲線34は
ビットライン11が負荷トランジスタ20によって充電
される際の電位変化をそれぞれ示している。図示するよ
うに、トランジスタ13のインピーダンスのばらつきに
基づく放電速度の差により、ビットライン11の電位が
ビットライン12の電位を横切る時刻が異なってしまう
。特にフローティングゲート構造を有するトランジスタ
13はプロセス上の影腎を受は易い。従って、このメモ
リのアクセス時間を高速化するには問題がある。
このような問題点を解消するため、さらに従来では、ア
ドレスの切り変り時にパルス信号を発生させ、上記第5
図のメモリの一対のビットライン11.12間に短絡用
のMOSトランジスタを追加接続し、このトランジスタ
を上記パルス信号で制御するようなメモリが実用化され
ている。このようなメモリにおける前記第6図に対応し
た特性図が第7図である。アドレスの変化時に前記一対
のビットライン11.12は上記短絡用トランジスタに
よって短絡されるので、ビットライン11における電位
41とビットライン12における電位42とは短絡直後
では同電位にされている。その後、ビットライン12に
おける電位42は前記のように、そこに接続されている
寄生容量24の値が少ないため、比較的に短時間で所定
の電位に到達する。他方、選択されたメモリセル15内
のトランジスタ13のインピーダンスが低くされていれ
ば、ビットライン11はアース電位に向かって放電され
るが、このビットライン11に接続されている寄生容量
23の値が多いためその電位41の下がり方は電位42
に比べて遅くなる。このため、ビットライン11の電位
41がビットライン12の電位42を横切った後でなけ
ればデータを検出できず、このメモリでもアクセス時間
を高速化するにはまだ問題がある。
[発明の目的] この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
あり、その目的はデータの読み出し時間の短縮化が可能
であり、もってアクセス時間の高速化が達成できる半導
体記憶装置を提供することにある。
[発明の概要] 上記目的を達成するためこの発明にあっては、第1のビ
ットラインと第2のビットラインそれぞれにほぼ同数の
メモリセルおよびダミーセルを接続して両ビットライン
における寄生容量の値を等価にし、両ビットライン間に
生じる電位差を増幅して上記メモリセルの記憶データを
検出するようにしている。しかも第1のビットライン、
第2のビットラインに接続された同一記憶内容のメモリ
セルからデータを読み出す場合に検出データのレベルが
異なってしまうので、選択したメモリセルの接続されて
いるビットラインに対応して、上記検出データを反転も
しくは非反転状態で出力制砥するようにしている。
[発明の実施例コ 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図はこの発明に係る半導体記憶装置(メモリ)の一
実施例に従った構成を示す回路図である。
この実施例によるメモリでは前記第5図の従来のものと
同様に、一対のビットライン51.52が設けられてい
る。上記一方のビットライン51にはそれぞれ70−テ
ィングゲートを有するデータ記憶用の不揮発性トランジ
スタ53および選択用トランジスタ54からなるEEP
ROM型のメモリセル55Aが複数個接続されていると
共に、メモリセル55A内のトランジスタ53よりも小
さなコンダンタスに設定されフローティングゲートを有
する不揮発性トランジスタ56および選択用トランジス
タ57からなる1個のダミーセル58Aが接続されてい
る。
同様に、上記他方のビットライン52にも上記一方のビ
ットライン51に接続されているものと同様の構成の同
数のEEPROM型のメモリセル55Bと1個のダミー
セル58Bが接続されている。さらに上記一対のビット
ライン51.52間にはデータ検出を行なう差動増幅回
路59が設けられている。上記一対の各ビットライン5
1.52と電源電位VDD印加点との間にはプリチャー
ジ用のMoSトランジスタ60.61が接続されている
。また上記一対の各ビットライン51.52間には、エ
コライズ用のMOSトランジスタ62が接続されている
。そして上記トランジスタ60.61および62のゲー
トにはプリチャージ制御信号PCが並列に供給されるよ
うになっている。また上記メモリセル55A、 55B
内の各選択用トランジスタ54のゲートは、複数のワー
ドライン63A、 63Bの対応する一つにそれぞれ接
続されていると共に、ダミーセル58A、 583内の
選択用トランジスタ57のゲートは、二つのワードライ
ン64A、 643にそれぞれ接続されている。上記一
対の各ビットライン51.52には寄生容量65.66
それぞれが接続されている。
なお、この実施例回路の場合にも、トランジスタ54お
よび57の制御ゲートは共通接続されており、この共通
端子にはメモリの動作状態に応じてそれぞれ前記したよ
うな互いに値が異なった電位が印加されるようになって
いる。
さらに70は、AOないしAr−1からなるiビットの
アドレス信号が入力されるアドレスデコーダである。こ
のアドレスデコーダ70は、上記1ビツトの入力アドレ
ス信号に基づいて複数のデコード出力ライン71A、 
71Bのうち対応した位置のいずれか一組を駆動すると
共に、同時にこれらデコード出力ライン71A、 71
Bとは異なる一組のデコード出力ライン72A、 72
Bを共に駆動する。上記複数のデコード出力ライン 71A、 713の信号は複数のアンドゲート73A、
73Bのうち対応するものにそれぞれ供給され、−組の
デコード出力ライン72A、723の信号は一組のアン
ドゲート74A 、  74Bに並列に供給されている
75は上記アドレス信号A1−1よりも1ビツト上位の
アドレス信号Aiが入力され、このアドレス信号から互
いに相補なレベル関係にある信号り。
Lを出力するアドレスバッファである。このアドレスバ
ッファ75から出力される一方の信号りは上記アンドゲ
ート74A、 73Bに並列に供給されており、他方の
信号丁は上記アンドゲート748.73Aに並列に供給
されている。そして上記アンドゲート73A、 733
の出力が前記ワードライン63A、63Bに並列に供給
されており、アンドゲート74A。
743の出力がワードライン64A、64Bに並列に供
給されている。
また、上記差動増幅回路59で検出されるデータはデー
タ出力回路80に供給されている。このデータ出力回路
80は、上記アドレスバッファ75から出力される信号
り、Lのレベルに応じて差動増幅回路59の検出データ
をレベル反転もしくは非反転状態で出力制御するもので
あり、インバータ81、スイッチとしての2個のMO8
t−ランジスタ82.83およびバッファ回路84から
構成されている。すなわち、上記差動増幅回路5つの検
出データは、上記信号りがゲートに供給される上記トラ
ンジスタ82を介して上記バッファ回路84に供給され
るか、もしくは上記インバータ81、上記信号りがゲー
トに供給される上記トランジスタ83を直列に介して上
記バッファ回路84に供給されるようになっている。
そして上記バッファ回路84からの出力データが最終的
な読み出しデータとしてメモリ外部に出力される。
このような構成のメモリでは、一対のピットライン51
.52に接続されているメモリセル55およびダミーセ
ル58の数が互いにほぼ等しくされているので、寄生容
1m65.66の値も互いにほぼ等しくされている。
次に上記のような構成のメモリの作用を説明する。
まず、図示しない手段によりアドレスの切り変りが検出
されてプリチャージ制御信号PCが発生される。この信
号PCの発生によりトランジスタ60、61および62
が所定期間だけオン状態にされる。
この結果、一対のビットライン51.52は共に電源電
位 vDDまで充電され、両ピットライン51゜52の
電位は同電位に設定される。次にこの期間が終了すると
、上記トランジスタ60.61F3よび62がオフ状態
にされて、ビットライン51.52のプリチャージおよ
びエコライズが終了する。他方、上記アドレスの切り変
り後、入力アドレス信号AOないしA1−1の各レベル
状態に応じてアドレスデコーダ70のデコード出力ライ
ン71A、 71Bのうち対応した位置のいずれか一組
が駆動され、同時に一組のデコード出力ライン72A、
72Bが共に駆動される。さらに入力アドレス信号Ai
のレベル状態に応じて、アドレスバッフ?75で出力信
号り。
Lのレベルが設定される。
ここでいま、例えば信号りが“1″レベルに、信号りが
゛0″レベルに設定されている場合、差動増幅回路59
を中心にして左側に配置されている複数のアンドゲート
 73Aと同じく右側に配置されている1個のアンドゲ
ート743とが、アドレスデコーダ70からの駆動出力
信号を出力可能となる。
従ってこの場合、差動増幅回路59を中心にして左側に
配置されている複数のワードライン63Aの一つが駆動
され、この駆動されたワードライン63Aに対応した一
つのメモリセル55Aが選択される。
さらに差vJ層幅回路59を中心にして右側に配置され
ているワードライン64BS駆動され、この駆動された
ワードライン643に対応したダミーセル58Bが選択
される。すなわち、上記のように信号「が゛1ルベルに
、信号りが“O″レベル設定されている場合には、一方
のビットライン51に接続されている1個のメモリセル
55Aが選択されるとともに他方のビットライン52に
接続されているダミーセル58Bが選択される。
上記とは異なるレベルのアドレス信号A1がアドレスバ
ッファ75に入力された場合に信号り、 Lのレベル設
定状態が上記とは反対になるので、この場合には一方の
ビットライン51に接続されているダミーセル58Aが
選択されるとともに他方のビットライン52に接続され
ている1個のメモリセル55Bが選択される。すなわち
、アドレスバッフ775の出力信号に基づき、一方のビ
ットライン51にWi続されているメモリセル55Aが
選択される場合には他方のビットライン52に接続され
ているダミーセル58Bが選択され、この反対に他方の
ビットライン52に接続されているメモリセル55Bが
選択される場合には一方のビットライン51に接続され
ているダミーセル58Aが選択される。
メモリセル55およびダミーセルが選択された後、一対
のビットライン51.52のうちメモリセル55が接続
されている方はトランジスタ53のインピーダンス状態
に応じてプリチャージ時のままの電位にされるかもしく
は放電される。他方、ダミーセル58内のトランジスタ
56のコンダクタンスはメモリセル55内のトランジス
タ53のそれよりも小さく選ばれてはいるが、“1″レ
ベルのデータを記憶しているトランジスタ53よりは大
きなコンダクタンスを持っている。従って、ビットライ
ン51.52のうちダミーセル58が接続されている方
も放電される。ここで両ピットラインの放電の際、従来
で問題になっていたビットライン間の寄生容量の値の大
小関係に基づく前記第7図に示すような遅れは、両ビッ
トライン51.52に接続されている寄生容量65、6
6の値がほぼ等しくされているために生じない。すなわ
ち、第2図は上記一対のビットライン51、52の放電
の際の電位変化を示す特性図である。
図において曲線91はダミーセルが接続されている方の
ビットラインの電位変化を、曲線92.93はそれぞれ
メモリセルが接続されている方のビットラインの電位変
化をそれぞれ示している。ここで上記のように寄生容量
65.66の値が等しくされているので、曲l!1I9
1で示されダミーセルが接続されている方のビットライ
ンの電位変化に対し、曲線92で示され゛○パレベルの
データが記憶されているメモリセルが接続されている方
のビットラインの電位変化には前記第7図のような寄生
容量の差に基づく遅れは生じない。従って、このような
遅れ時間は従来よりも大幅に制限することができ、差動
増幅回路59の性能、特にオフセット電圧のみによって
遅れ時間が生じることになる。このため、エコライズが
終了した直後の時点から一対のビットライン間にはメモ
リセルデータに応じた電位差が発生し、この時点でデー
タの検出が可能である。
なお第2図において、曲1i193で示され゛1″レベ
ルのデータが記憶されているメモリセルが接続されたビ
ットラインの電位が低下しているのは、サブストレート
リークによりトランジスタ56のしきい暗電圧が低下す
ることに起因している。
このように、従来の回路で生じていたビットライン間の
寄生容量の差による遅れ時間はほとんど存在しない。こ
のため、差動増幅回路59におけるデータの検出時間の
早期化、ひいてはデータ読み出し時間の短縮化が可能で
あり、もってアクセス時間の高速化を達成することがで
きる。しかもこの実施例では、同一記憶容量のメモリを
構成する場合、従来一つのビットラインに接続されてい
るのと同数のメモリセルが一対のビットラインに分割さ
れて接続されているので、従来よりもビットライン当り
の寄生容量の値を低下させることができる。このことは
、特にEPROMやEEPROMEPROM型セルトラ
ンジスタのコンダクタンスが低いものに対しては、デー
タ読み出し速度を速くするためには極めて有利である。
またこの実施例の場合、一対のビットライン51゜52
には共にメモリセル55が接続されているので、差動増
幅回路59の検出データをそのまま読み出しデータとし
て外部に出力することはできない。すなわち、同じデー
タが記憶されているメモリセル55が異なるビットライ
ンで選択された場合に、差動増幅回路59の検出データ
は互いにレベルが異なってしまうからである。そこで、
選択されたメモリセル55が接続されているビットライ
ンに応じて、差動増幅回路59の検出データをレベル反
転する必要が生じてくる。このような機能を果たしてい
るのがデータ出力回路80である。ここで、一方のビッ
トライン51に接続されているメモリセル55Aが選択
された際に、差動増幅回路59で検出されるデータが正
しいレベルとすると、このときの検出データは前記アド
レスバッフ775の出力信号りによってスイッチ制御さ
れるデータ出力回路80内のトランジスタ82を介して
そのままのレベルでバッファ回路84に供給される。他
方、ビットライン52に接続されているメモリセル55
Bが選択された際の差動増幅回路59の検出データは前
記インバータ81およびアドレスバッファ75の出力信
号しによってスイッチ制御されるデータ出力回路80内
のトランジスタ83を介し、レベル反転された状態でバ
ッフ1回路B4に供給される。従って、常に正しいレベ
ルのデータがこのデータ出力回路80から出力されるこ
とになる。
第3図は上記実施例回路で用いられる差動増幅回路59
の一興体例の構成を示す回路図である。この差動増幅回
路59はPチャネルMO8i−ランジスタ 101. 
102それぞれおよびNチャネルMOSトランジスタ 
103. 104それぞれからなるCMOSインバータ
 105. 106の入出力端間を交差接続してなる周
知のフリツプフロツプ回路で構成されており、一方のC
MOSインバータ 105の入力端子は前記一方のビッ
トライン51に接続され、他方のCMOSインバータ 
106の入力端子は前記他方のビットライン52に接続
されている。そしてこの差動増幅回路59の検出データ
としては、上記CMOSインバータ 105. 106
のいずれかの出力信号にされている。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
種々の変形が可能であることはいうまでもない。例えば
上記実施例ではメモリセル55が不揮発性トランジスタ
53と選択用トランジスタ54からなるEPROM型の
ものである場合について説明したが、これはメモリセル
として不揮発性トランジスタ53のみが設けられたEP
ROM型ものにも実施が可能である。さらに前記データ
出力回路8o内のスイッチとして単一チャネル構成のト
ランジスタ82.83を用いる場合について説明したが
、これは第4図に示すように互いにチャネルの異なる2
gのトランジスタを並列に接続したCMOSスイッチ2
00を用いるようにしてもよい。
また一対のビットラインに接続されているメモリセルの
数はほぼ同数であればよく、完全に一致させる必要はな
い。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、データの読み出
し時間の短縮化が可能であり、もってアクセス時間の高
速化が達成できる半導体記憶装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る半導体記憶装置の一実施例に従
った構成を示す回路図、第2図は上記実施例における一
対のビットラインにおける電位変化を示す特性図、第3
図は上記実施例回路で用いられる差動増幅回路の一興体
例の構成を示す回路図、第4図は上記実施例回路で用い
られるデータ出力回路内のスイッチの他の例を示す回路
図、第5図は従来の半導体記憶装置の構成を示す回路図
、第6図は上記従来の半導体記憶装置のビットラインに
おける電位変化を示す特性図、第7図は従来の他の半導
体記憶装置のビットラインにおける電位変化を示す特性
図である。 51、52・・・ビットライン、53.56・・・不揮
発性トランジスタ、54.57・・・選択用トランジス
タ、55A。 55B・・・メモリセル、58A、 58B・・・ダミ
ーセル、59・・・差動増幅回路、60.61・・・プ
リチャージ用トランジスタ、62・・・エコライズ用ト
ランジスタ、63A。 63B 、  64A 、 64B・・・ワードライン
、65.66・・・寄生容量、70・・・アドレスデコ
ーダ、71A、 71B、 72A、72B・・・デコ
ード出力ライン、73A、 733.74A、74B・
・・アンドゲート、15・・・アドレスバッファ、80
・・・データ出力回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のメモリセルおよび少なくとも1個のダミー
    セルが接続された第1のビットラインと、複数のメモリ
    セルおよび少なくとも1個のダミーセルが接続された第
    2のビットラインと、上記第1のビットラインに接続さ
    れたメモリセルを選択するときには上記第2のビットラ
    インに接続されたダミーセルを選択するとともに、上記
    第2のビットラインに接続されたメモリセルを選択する
    ときには上記第1のビットラインに接続されたダミーセ
    ルを選択するセル選択手段と、上記第1のビットライン
    と第2のビットラインとの間の電位差を増幅して上記各
    メモリセルの記憶データを検出するデータ検出手段と、
    上記セル選択手段が選択するメモリセルの接続されてい
    るビットラインに対応して、上記データ検出手段で検出
    されるデータを反転もしくは非反転状態で出力制御する
    データ出力手段とを具備したことを特徴とする半導体記
    憶装置。
  2. (2)前記メモリセルがデータを不揮発的に記憶する不
    揮発性トランジスタで構成されている特許請求の範囲第
    1項に記載の半導体記憶装置。
  3. (3)前記第1のビットラインと第2のビットラインに
    はそれぞれ1個のダミーセルが接続されている特許請求
    の範囲第1項に記載の半導体記憶装置。
  4. (4)前記第1のビットラインと第2のビットラインは
    、前記メモリセルからデータを読み出す前に予め同電位
    に設定されるように構成されている特許請求の範囲第1
    項に記載の半導体記憶装置。
JP59194417A 1984-09-17 1984-09-17 半導体記憶装置 Granted JPS6173300A (ja)

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