JPS61265691A - 磁気検出装置 - Google Patents
磁気検出装置Info
- Publication number
- JPS61265691A JPS61265691A JP60106958A JP10695885A JPS61265691A JP S61265691 A JPS61265691 A JP S61265691A JP 60106958 A JP60106958 A JP 60106958A JP 10695885 A JP10695885 A JP 10695885A JP S61265691 A JPS61265691 A JP S61265691A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic field
- detection surface
- magnetoresistive element
- banknote
- Prior art date
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- Pending
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- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の技術分野〕
本発明は、たとえば紙幣の種類、真偽などを判別する紙
幣判別装置に用いられる磁気検出装置に関する。
幣判別装置に用いられる磁気検出装置に関する。
［発明の技術的前１ま
たとえば紙幣の中には磁気インクによって印刷された印
刷パターンを有するものがあり、その磁気成分の有無を
検出して紙幣の種類、真偽判別などを行なう紙幣判別装
置は各種紙幣取扱機器に用いられている。従来、このよ
うな紙幣判別装置において、紙幣の磁気成分を検出する
磁気検出装置として、たとえばｌＮＳｂなどの磁気抵抗
素子を用いたものがあり、第５図はその一例を示してい
る。すなわち、１は装置本体で、その上面には検出面２
が形成されており、この検出面２上を図示しない搬送手
段により紙幣Ｐが摺接して図示矢印方向に搬送（移動）
される。この場合、検出面２と相対向して搬送ロー５３
が設けられていて、この搬送ローラ３によって紙幣Ｐが
検出面２上に押圧されながら搬送されるようになってい
る。そして、検出面２と近接する本体１内には、磁界の
変化を抵抗値の変化に変換する磁気抵抗素子４が設けら
れているとともに、この磁気抵抗素子４の下方部位には
、磁気抵抗素子４上にバイアス磁界を発生させる磁界発
生手段としての永久磁石５が配設されている。しかして
、検出面２上を移動する紙幣Ｐの磁気成分によって発生
する磁界の変化を磁気抵抗素子４により抵抗値の変化と
して検出し。
刷パターンを有するものがあり、その磁気成分の有無を
検出して紙幣の種類、真偽判別などを行なう紙幣判別装
置は各種紙幣取扱機器に用いられている。従来、このよ
うな紙幣判別装置において、紙幣の磁気成分を検出する
磁気検出装置として、たとえばｌＮＳｂなどの磁気抵抗
素子を用いたものがあり、第５図はその一例を示してい
る。すなわち、１は装置本体で、その上面には検出面２
が形成されており、この検出面２上を図示しない搬送手
段により紙幣Ｐが摺接して図示矢印方向に搬送（移動）
される。この場合、検出面２と相対向して搬送ロー５３
が設けられていて、この搬送ローラ３によって紙幣Ｐが
検出面２上に押圧されながら搬送されるようになってい
る。そして、検出面２と近接する本体１内には、磁界の
変化を抵抗値の変化に変換する磁気抵抗素子４が設けら
れているとともに、この磁気抵抗素子４の下方部位には
、磁気抵抗素子４上にバイアス磁界を発生させる磁界発
生手段としての永久磁石５が配設されている。しかして
、検出面２上を移動する紙幣Ｐの磁気成分によって発生
する磁界の変化を磁気抵抗素子４により抵抗値の変化と
して検出し。
それを電気信号に変換するようになっている。
なお、前記磁気抵抗素子４は、たとえば第６図に示すよ
うに内部で２つの抵抗素子４Ａ、４Ｂに分割されていて
、これらは内部で直列接続されている。そして、これら
抵抗素子４Ａ、４Ｂは第６図に示すように抵抗６，７と
ともにブリッジ接続され、その出力を差動増幅器８で増
幅することにより電気信号に変換するようになっている
。
うに内部で２つの抵抗素子４Ａ、４Ｂに分割されていて
、これらは内部で直列接続されている。そして、これら
抵抗素子４Ａ、４Ｂは第６図に示すように抵抗６，７と
ともにブリッジ接続され、その出力を差動増幅器８で増
幅することにより電気信号に変換するようになっている
。
［背景技術の問題点］
第５図から明らかなように、バイアス磁界を発生する永
久磁石は１つであり、発生する磁束分布は第７図に示す
ようになる。また、検出面２の垂直方向に対する磁束密
度の変化ΔＢは、第８図に示すように磁気抵抗素子４と
紙幣Ｐとの距離ｄと逆比例の関係にある。したがって、
磁気抵抗素子４と紙幣Ｐとの距離ｄが増加すれば磁気抵
抗素子４の出力変化は小さくなる。そこで従来は、紙幣
Ｐの微少な磁気成分を安定に検出するために、この距離
ｄを一定に保つ工夫が施されている。たとえば前述した
搬送ローラ３もそのような目的のためである。しかし、
＾速で搬送される紙幣Ｐがこの磁気検出装置と衝突する
ことにより発生するジャムや熱、またいわゆるピエゾ雑
音の問題があり、さらに紙幣Ｐとの摩擦による搬送ロー
ラ３への磁気成分の転写、また検出面２と搬送ローラ３
とのギャップ（〜１００μｍ）調整が非常に困難である
といった問題があった。
久磁石は１つであり、発生する磁束分布は第７図に示す
ようになる。また、検出面２の垂直方向に対する磁束密
度の変化ΔＢは、第８図に示すように磁気抵抗素子４と
紙幣Ｐとの距離ｄと逆比例の関係にある。したがって、
磁気抵抗素子４と紙幣Ｐとの距離ｄが増加すれば磁気抵
抗素子４の出力変化は小さくなる。そこで従来は、紙幣
Ｐの微少な磁気成分を安定に検出するために、この距離
ｄを一定に保つ工夫が施されている。たとえば前述した
搬送ローラ３もそのような目的のためである。しかし、
＾速で搬送される紙幣Ｐがこの磁気検出装置と衝突する
ことにより発生するジャムや熱、またいわゆるピエゾ雑
音の問題があり、さらに紙幣Ｐとの摩擦による搬送ロー
ラ３への磁気成分の転写、また検出面２と搬送ローラ３
とのギャップ（〜１００μｍ）調整が非常に困難である
といった問題があった。
［発明の目的コ
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、前述した従来の問題点を全て除去でき、
常に安定した正確な磁気検出が可能となる磁気検出装置
を提供することにある。
するところは、前述した従来の問題点を全て除去でき、
常に安定した正確な磁気検出が可能となる磁気検出装置
を提供することにある。
［発明の概要１
本発明は上記目的を達成するために、検出面に垂直な方
向に一様な磁束密度を持つようにバイアス磁界を発生さ
せる磁界発生手段を検出面に対向して配設することによ
り、磁気成分を有する物体と磁気抵抗素子との距離が異
なっても常に安定した正確な磁気検出が行なえるように
したものである。
向に一様な磁束密度を持つようにバイアス磁界を発生さ
せる磁界発生手段を検出面に対向して配設することによ
り、磁気成分を有する物体と磁気抵抗素子との距離が異
なっても常に安定した正確な磁気検出が行なえるように
したものである。
Ｕ発明の実施例コ
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。なお、第５図と同一部分には同一符号を付してその
説明は省略し、異なる部分についてだけ説明する。すな
わち、第１図に示すように検出面２と相対向するその上
方部位に、検出面２の垂直方向に一様な磁束密度を持つ
ようにバイアス磁界を発生させる磁界発生手段としての
永久磁石９を更に配設したものである。このような両方
向バイアスによる磁束分布は第２図に示すようになり、
また検出面２の垂直方向に対する磁束密度の変化ΔＢは
第３図に示すようになる。なお、第３図において、実線
Ａは磁気抵抗素子４に対して永久磁石５，９の幅が充分
に大きい場合、破線Ｂは永久磁石５．９の幅が小さい場
合の磁束密度の変化を示している。
る。なお、第５図と同一部分には同一符号を付してその
説明は省略し、異なる部分についてだけ説明する。すな
わち、第１図に示すように検出面２と相対向するその上
方部位に、検出面２の垂直方向に一様な磁束密度を持つ
ようにバイアス磁界を発生させる磁界発生手段としての
永久磁石９を更に配設したものである。このような両方
向バイアスによる磁束分布は第２図に示すようになり、
また検出面２の垂直方向に対する磁束密度の変化ΔＢは
第３図に示すようになる。なお、第３図において、実線
Ａは磁気抵抗素子４に対して永久磁石５，９の幅が充分
に大きい場合、破線Ｂは永久磁石５．９の幅が小さい場
合の磁束密度の変化を示している。
このような構成であれば、第３図の特性からも明らかな
ように、紙幣Ｐと磁気抵抗素子４との距離ｄが異なって
も常に一定の出力を検出することができる。しかも、紙
幣Ｐを検出面２に摺接させて搬送する必要がなく、非接
触状態のままでよく、従来のような搬送ローラ３を省略
できる。したがって、前述した従来の問題点を全て除去
でき、常に安定した正確な磁気検出が可能となるもので
ある。
ように、紙幣Ｐと磁気抵抗素子４との距離ｄが異なって
も常に一定の出力を検出することができる。しかも、紙
幣Ｐを検出面２に摺接させて搬送する必要がなく、非接
触状態のままでよく、従来のような搬送ローラ３を省略
できる。したがって、前述した従来の問題点を全て除去
でき、常に安定した正確な磁気検出が可能となるもので
ある。
なお、永久磁石５，９に代えてそれらを一体化した第４
図に示すような一体形の永久磁石１０を用いることによ
り、振動などによる磁界の変化を防止することも可能で
ある。
図に示すような一体形の永久磁石１０を用いることによ
り、振動などによる磁界の変化を防止することも可能で
ある。
また、前記実施例では、紙幣判別装置において紙幣の磁
気成分を検出する場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものでなく、たとえば小切手あるいは他
の有（ＩＩ証券など、磁気成分を有する物体の磁気検出
であれば適用できる。
気成分を検出する場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものでなく、たとえば小切手あるいは他
の有（ＩＩ証券など、磁気成分を有する物体の磁気検出
であれば適用できる。
［発明の効果］
以上詳）ホしたように本発明によれば、従来の問題点を
全て除去でき、常に安定した正確な磁気検出が可能とな
る磁気検出装置を提供できる。
全て除去でき、常に安定した正確な磁気検出が可能とな
る磁気検出装置を提供できる。
第１図ないし第３図は本発明の一実施例を説明するため
のもので、第１図は概略的な構成図、第２図は磁束分布
を示す図、第３図は磁束密度の変化を示す特性図、第４
図は本発明の変形例を示す図、第５図ないし第８図は従
来の磁気検出装置を説明するためのもので、第５図は概
略的な構成図、第６図は電気回路図、第７図は磁束分布
を示す図、第８図は磁束密度の変化を示す特性図である
。 Ｐ・・・・・・紙幣（磁気成分を有する物体）、１・・
・・・・装置本体、２・・・・・・検出面、４・・・・
・・磁気抵抗素子、５・・・・・・永久磁石（第１磁界
発生手段）、９・・・・・・永久磁石（第２１１界発生
手段）。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 （ほか１名） １１図 第２図 第３図 □ｄ 第４図 第５図 第６図
のもので、第１図は概略的な構成図、第２図は磁束分布
を示す図、第３図は磁束密度の変化を示す特性図、第４
図は本発明の変形例を示す図、第５図ないし第８図は従
来の磁気検出装置を説明するためのもので、第５図は概
略的な構成図、第６図は電気回路図、第７図は磁束分布
を示す図、第８図は磁束密度の変化を示す特性図である
。 Ｐ・・・・・・紙幣（磁気成分を有する物体）、１・・
・・・・装置本体、２・・・・・・検出面、４・・・・
・・磁気抵抗素子、５・・・・・・永久磁石（第１磁界
発生手段）、９・・・・・・永久磁石（第２１１界発生
手段）。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 （ほか１名） １１図 第２図 第３図 □ｄ 第４図 第５図 第６図
Claims (3)
- （１）磁気成分を有する物体が移動する検出面と、この
検出面に近接して設けられ磁界の変化を抵抗値の変化に
変換する磁気抵抗素子と、この磁気抵抗素子上にバイア
ス磁界を発生させる第１磁界発生手段と、前記検出面に
垂直な方向に一様な磁束密度を持つようにバイアス磁界
を発生させる第２磁界発生手段とを具備したことを特徴
とする磁気検出装置。 - （２）前記第１、第２磁界発生手段はそれぞれ永久磁石
である特許請求の範囲第１項記載の磁気検出装置。 - （３）前記磁気成分を有する物体は磁気インクによつて
印刷された印刷パターンを有する紙幣である特許請求の
範囲第１項記載の磁気検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60106958A JPS61265691A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 磁気検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60106958A JPS61265691A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 磁気検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61265691A true JPS61265691A (ja) | 1986-11-25 |
Family
ID=14446846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60106958A Pending JPS61265691A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 磁気検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61265691A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63317891A (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-26 | インター イノベーション アクティエボラーグ | 証券検査装置 |
| JPH10142263A (ja) * | 1996-11-11 | 1998-05-29 | Murata Mfg Co Ltd | 電流検出装置 |
| JP2007022712A (ja) * | 2005-07-13 | 2007-02-01 | Toshiba Corp | 磁性体検知装置 |
| JP2011058830A (ja) * | 2009-09-07 | 2011-03-24 | Tosho Inc | 金属異物検知装置 |
| WO2021199757A1 (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-07 | 三菱電機株式会社 | 磁気センサ装置 |
-
1985
- 1985-05-21 JP JP60106958A patent/JPS61265691A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63317891A (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-26 | インター イノベーション アクティエボラーグ | 証券検査装置 |
| JPH10142263A (ja) * | 1996-11-11 | 1998-05-29 | Murata Mfg Co Ltd | 電流検出装置 |
| JP2007022712A (ja) * | 2005-07-13 | 2007-02-01 | Toshiba Corp | 磁性体検知装置 |
| JP4675704B2 (ja) * | 2005-07-13 | 2011-04-27 | 株式会社東芝 | 磁性体検知装置 |
| JP2011058830A (ja) * | 2009-09-07 | 2011-03-24 | Tosho Inc | 金属異物検知装置 |
| WO2021199757A1 (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-07 | 三菱電機株式会社 | 磁気センサ装置 |
| JP6980166B1 (ja) * | 2020-03-30 | 2021-12-15 | 三菱電機株式会社 | 磁気センサ装置 |
| US11639974B1 (en) | 2020-03-30 | 2023-05-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Magnetic sensor device |
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