JPS582994A - 紙葉類に存在する金属片の検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、たとえば小切手あるいは紙幣などの紙ＪＩｌ
ｌｌｌにあらかじめ偽造防止用として入れられた細長い
金属片を検知する紙ｍｓに存在する金再片の検知装置に
関する。

近年、たとえば小切手あるいは紙幣などの偽造防止を目
的として、製造過程において用紙の中に細長い金属片を
入れておくことにより、複写機や印刷機などによる偽造
券対策を行う国が多々艶受けられる。

そこで最近、たとえば紙幣などの真偽判別を自動的に行
う判別装置において、上述し友金属片の有無を渦電流損
を利用することにより検知する方式が考えられている。

しかしながらこの方式では。

アル＜ニウムなどの非磁性体の金属片に対しては感度が
高く、確実なる有無検知は可能であるが。

特に磁性体の金属片に対しては感度が爽常に低く。

このため誤検知あるいは検知不可能になるという問題が
あった。

本発明は上記事情に鑑みてなされた本ので、その目的と
するところは２紙票類に存在する金属片が磁性体であっ
てもその有無を確実に検知でき。

紙業類の真偽判別などに有効な紙葉類に存在する金属片
の検知装置を提供することにある。

以下１本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図（ａ）　、　（ｂ）は本発明に係わる金属片の入
った紙幣Ｐの一例を示す４ので、１は用紙、２はこの用
紙１内に存在する金属片である。この金属片２はたとえ
ば硫性体であり、その厚さは約２０μｍ＠縦１幅は約０
１〜１ｍｍ＠度、長さは用紙１０輻寸法と同一で、用紙
ｌの長手方向（紙幣Ｐの搬送方向となる）と直交する方
向に入れられている。

第１！図（Ｍ）、　（ｂ）は本発明による検知装置の検
知ヘッドおよびその設置状態を示すもので、前述した紙
幣Ｐは搬送ベルト３・・・によって矢印轟方向に搬送さ
れる。この場合２紙幣Ｐはその短手方向の複数個所を搬
送ベルト３・・・でそれぞれ挾持されて搬送される。し
九がって２紙幣Ｐ内の金属片２はその搬送方向１と差交
する方向に存在する状態となる。なお、２１は正常搬送
時の金属片０位ｔ、２２は紙幣Ｐが逆向龜に搬送された
ときの金属片の位置を示すものである。しかして、上記
搬送ベルト３・・・の中通部でその両側部（上下）には
、金属片２１＋２１の位置に対応してそれぞれ対の検知
ヘッド４１＋Ｇがそれぞれ相対向して配設されている７
、この一方の検知ヘッド４１は紙幣の１儒に設けられた
細長μ永久磁石５１とこの永久磁石５１と紙幣Ｐを介し
て対向した細長ｉ磁気抵抗素子６１とから成り、他方の
検知ヘッド４ｚも同様に永久磁石５鵞と磁気抵抗素子６
！とから成っている。しかして。

この永久磁石５１＊５ｇと磁気抵抗素子６１＋６１との
間を非接触状態で紙幣Ｐが搬送されるものである。なお
、上記永久磁石５１＋５！および磁気抵抗素子６１＋６
雪の各長さは九とえば搬送される紙幣Ｐのスキューおよ
び搬送位置ずれを考慮して金属片２の輻よりわずかに長
くしである。さらに上記永久磁石５１ｅ５！は、第２図
（ｂ）　Ｋ示すように搬送方向ａ、と直交方向に極性を
有していて、その磁界７１ｅ７ｍは搬送される紙幣Ｐの
表面と直交して生じるようにしてあり、その形状は搬送
方向１と直交方向に細長い形状となるようにしである。

第３図は本奥施例に呵る検知装置の電気回路を示すもの
で前記各々の磁気抵抗素子６１と６１はそれぞれ一端は
接地され、他端は各々抵抗１１１およびｔｔ２を介して
直流電源Ｖに接続されている。

これＫよ抄、磁気抵抗素子６１＋６１と抵抗１１１　ｔ
たはｌｌｘとの接続点ム１またはム雪に社、磁気抵抗素
子の抵抗値変化に対応した電圧信号が得られるようにな
っている。上記接続点ム１（Ａｘ）はコンデンサ１２１
（１２冨）を介して増幅回路１３１　（１３！　）の入
力端子に接続され、この増幅回路１ｓｔ　（１３２）の
出力は比較器１５１　（１５ｍ）　Ｋ供給される。この
比較器１５１（ｔｓ意）は増幅１１１３ｔ　（１３ｚ　
）の出力信号を所定の基準レベル信号と比較することに
より二値化信号に変換する丸めの４のである。１９．　
（１９，）は比ＩＩｋ＠　１５１　（１５＊）　０　出
力ｆｆ　；ｂ　２値化信１０１１１１５幅を検出すゐ長
さ検出囲路で、金属片２ｓ（２ｇ）の長さを渕るもので
ある。２０はオア回路で、長さ検出−路１９１あるいは
１９冨のいずれか一方よシ出力信号が生じ九場合、論履
和信号を出し最終的に金属片の検出信号とするわけであ
る。

次に、このような構成において動作を説明する。

−気抵抗素子８１　＠ｔ）動作を説明する。磁気抵抗素
子６２側の動作は６１側と全く同様である。磁気抵抗素
子６１は紙幣Ｐが搬送されない状態で、永久磁石５１に
よって生じる磁界７１（７，は５ｚによって生じる磁界
）によシある抵抗値を有している。

この状態でいま、金属片２１の入った紙幣Ｐが搬送され
て検知ヘッド４１の永久磁石５１と磁気抵抗素子６１と
の間を通過すると、その金属片２１が上記磁界７１内を
通過することによ）磁界７１の分布が変化し、これによ
って磁気抵抗素子６１の抵抗値も変化する。し九がって
抵抗１１１と磁気抵抗素子６１の接続点人には電圧変化
として現われ、この電圧信号は増１１回路１３．で増幅
されて第４図（ａ）に示すような信号Ｂとなる。この信
号Ｂ中の符号１７１は金属片２１が通過したときの信号
部分である。なお、第５図は第４図と同様の信号の波形
を示すものであるが金属片２１が途中で切れていた場合
の−ので。

信号Ｂの１８がその部分である。この信号Ｂは比較器１
５１に供給され、□ここで基準レベル信号と比較される
ことにより第４図（ｂ）に示すような二値化信号Ｃに変
換される。この信号Ｃはカウンタ等で構成された長さ検
出−路１９１に加えられ１時間幅をチェックされ、ある
規定以上の長さがあった場合は出力信号りが金属片２１
の検知信号として生じるわけである。この信号がオア回
路２０を介して紙幣判別装置に送られることにより紙幣
Ｐの真偽判別などに利用されるものである。

ｗ！６図は本発明の他の実施例における検知ヘッドおよ
びその設置状態を示すものである。なお。

第２ＷＪ（ｂ）と同一部分には同一符号を付しである。

この実施例は、永久磁石５１＋５１および磁気抵抗素子
６１．・意を搬送される紙幣Ｐの片側（たとえば下ＩＩ
）にそれぞれ近接して配設するとともに。

磁気抵抗素子’１ｓ６１に対して搬送される紙幣Ｐを押
圧せしめる抑圧機構を設けたものである。すなわち、磁
気抵抗素子６１＋　６２は検知ヘッド４１　Ｔ　４！の
上面側に位置し、永久磁石５１，５．はそれぞれ磁気抵
抗素子６１．６３の下方に位置するようにしである。ま
た、上記検知ヘッド４１＋Ｇの上方部位には、搬送され
る紙幣Ｐｔ−検知ヘッド４１＊Ｇの上面に押圧せしめる
抑圧機構２１１，２１２が設けられている。この押圧機
構２１．　、２１．は、たとえば搬送方向ａ＠に湾曲し
ている先端部で紙幣Ｐを検知ヘッド４１．４．の上面に
所定の圧力をもって押し付ける板状の弾性体２２．　、
２２２と、この弾性体２２１　、２２３の後端を支持固
定する支持体２３１゜２３！とから構成されている。こ
の場合、上記弾性体２２１　、２２．の押圧力は紙幣Ｐ
の搬送に影畳を与えないＳ［の弱い値に設定しである。

このようにしても前記実施例と同様な目的を達成し得る
ことは勿論のことで、より一層確実な検知動作が可能と
なる。

なお、前記の実施例では、１種類の紙幣に含着れる金属
片について説明したが９紙幣のｆａｌｌｌが複数種存在
し、金属片の存在位置が各々異なる場合は、第７図のよ
うに金属片の位置に合わせて、検知ヘッド４１１４１’
１４１１４！’をそれぞれ配置すればよい。また、金属
片２１と２冨は一方の紙幣の金属片の位置で２紙幣が正
方向と逆方向に搬送され九場合の状態を示す。２　ｌ／
と２８′は他の種類の紙幣の金属片の場合である。

さらに金属片が中心部にある場合は検知ヘッドは１個の
みで喪−ことりもちろんである。また前記実施例では２
紙幣に存在する金属片を検知する場合について説明し友
が、たとえば小切手あるいはその外の有価証券などに存
在する金属片の検知にも適用し得ることは勿論である。

以上詳述したように本発明によれば９紙葉類の搬送方向
と直交する方向の所定箇所の側部に永久磁石を設けると
ともに、この永久磁石の磁束路内に磁気抵抗素子を設け
、上記紙票類に存在する金属片が上記磁束路内を通過す
る際七の磁界の変化によシ生じる上記磁気抵抗素子の抵
抗値変化を検出するように構成することによって２紙葉
類に存在する金属片が磁性体であっても七の有無をよシ
確集に検知で自１紙票ＩＩＩＩＯ真偽判別などに有効な
紙ＭｆｌＡＫ存在する金属片の検知装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図ｔ１３．　（ｂ）ないし第５図は本発明の一実施
例を示すもので、第１　ｍ（Ｍ）　、　（ｂ）は金属片
の入った紙幣の一例を示す平面図および儒断面図、第２
Ｅ（ａ）。 （ｂ）は検知ヘッドおよびその設置状態を示す平面図お
よび側面図、第３図゛は電気回路の構成図、１＝４図お
よび第５図は動作を説明するための要部信号波形図、第
６１図は本発明の他の実施例における検知ヘッドおよび
その設置状態を示す側面図、嬉７図はさらに他の実施例
における検知ヘッドの設置状態を示す平面図である。 Ｐ・・・紙幣（紙票類）、　ｅ　２１＋　２１・・・金
属片、３．３３冑搬送ヘル）　ｌ　　４１＊　４＝・・
・検知ヘラＦ’＋　５１．　ｓ＝・・・永久磁石ｍ６ｌ
−６２・・・磁気抵抗素子、　　１３１．１３２・・・
増幅回路＋　１５１＊　１５２・・・比ＩＲ１！、　２
１１．２１！・・・押圧機構、　１９１．１９ｆｉ・・
・長さ検出回路。 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 （ほか　１名） 第　　１　　図 第　　２　　図 ＜（１） 第　　３　　図 ■ 第　　４　　図 （ｎ） 第　　５　　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）搬送される紙業類に存在する金属片を検知するも
   のにお−て２紙量類の搬送方向と直交する方向の所定箇
   所の側部に設けられる永久磁石と、この永久磁石の磁束
   路内に設けられる磁気抵抗素子と、前記紙ｍｓに存在す
   る金属片が前記磁束路内を通過するーその磁界の変化に
   より生じる前記磁気抵抗素子の抵抗値変化を検出する手
   段とを具備し九ことを特徴とする紙業類に存在する金属
   片の検知装置。 （２７ＩＩ送される紙葉類に存在する金属片を検知する
   ものにおいて９紙量類の搬送方向と直交する方向の所定
   箇所の側部に設けられる永久磁石と、この永久磁石の磁
   束路内に設けられる磁気抵抗素子と、この磁気抵抗素子
   に対して前記搬送される紙Ｊｌ＠を押圧せしめる抑圧機
   構と、前記紙葉類に存在する金属片が前記磁束路内を通
   過する際その磁界の変化により生じる前記磁気抵抗素子
   の抵抗値変化声検出する手段とを具備したことを特徴と
   する紙葉類に存在すゐ金属片の検知装置。 （３）搬送される紙葉類を間に介在して一方＠に永久磁
   石を、他方側に磁気抵抗素子をそれぞれ相対向して少く
   とも１対配役し九ことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項ま九は第２項記載の紙ｍ類に存在する金属片の検知装
   置。 （４）搬送される紙葉類の片側に永久磁石と磁気抵抗素
   子とをそれぞれ近接して少くとも１対配設したことを特
   徴とする請求 第２項記載の紙葉類に存在する金属片の検知装置。 （５）金属片は磁性体である特許請求の範囲第１項を九
   は第２項記載の紙業類に存在する釡属片の検知装置。 （６）金属片は細長い形状をなし，紙葉類の搬送方向と
   並行する方向に存在することを特徴とする特許請求の範
   囲第１項ま九は第２項記載の紙ｊｌＩ類に存在する金属
   片の検知装置。 （７）永久磁石および磁気抵抗素子は紙業類の搬送方向
   と直交する方向く複数対それぞれ設けられてｉることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項、Ｈ２項または第６項
   記載の紙葉類に存在する金属片の検知装置。 （８）永久磁石および磁気抵抗素子の各長さを、金属片
   の幅方向の長さと同５Ｆｉｔかあるいはそれ以上にした
   ことを特徴とする特許請求の範囲第６項才たは第７項記
   載の紙葉類に存在する金属片の検知装置。 （９）磁気抵抗素子の抵抗値変化を検出する手段は。 抵抗値変化を電圧変化に変換する回路と、この回路の出
   力を二重化信号ＫＲ換する比較器と、この二重化信号の
   長さを媚定する長さ検出回路とからなることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１．！３１まえは１１２項記載の紙
   ＩＩＡ類に存在する金属片の検知装置。