JPS6126053A - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体Info
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- JPS6126053A JPS6126053A JP14791884A JP14791884A JPS6126053A JP S6126053 A JPS6126053 A JP S6126053A JP 14791884 A JP14791884 A JP 14791884A JP 14791884 A JP14791884 A JP 14791884A JP S6126053 A JPS6126053 A JP S6126053A
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- JP
- Japan
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- layer
- atoms
- amorphous silicon
- group
- electrophotographic photoreceptor
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/08—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/08—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic
- G03G5/082—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic and not being incorporated in a bonding material, e.g. vacuum deposited
- G03G5/08214—Silicon-based
- G03G5/08235—Silicon-based comprising three or four silicon-based layers
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電子写真感光体、特にアモルファスシリコン・
ゲルマニウム系感光体に関する。
ゲルマニウム系感光体に関する。
従来技術
アモルファスシリコンゲルマニウム(以下a−8i:G
eと記す)は、長波長光に対して高感度であるため半導
体レーザーを応用したプリンター用感光体として将来が
嘱望されている。さらに、短波長感度も損なわれないた
め露光ランプの発光スペクトルの調整によりPPCへの
応用も可能である。また、asi:Ge層での長波長光
の吸収がよいため、従来の7モル7アスシリコン(a−
3i )系感光体において、しばしばみられる光の干渉
による画像の乱れが少ないと云った優れた特徴がある。
eと記す)は、長波長光に対して高感度であるため半導
体レーザーを応用したプリンター用感光体として将来が
嘱望されている。さらに、短波長感度も損なわれないた
め露光ランプの発光スペクトルの調整によりPPCへの
応用も可能である。また、asi:Ge層での長波長光
の吸収がよいため、従来の7モル7アスシリコン(a−
3i )系感光体において、しばしばみられる光の干渉
による画像の乱れが少ないと云った優れた特徴がある。
この様な特徴から感光体にa Si:Geを用いる多
くの研究がなされている。
くの研究がなされている。
例えば、特開昭58−111O38号公報には感光層全
域にa−Si:Geを用いた技術が、特開昭58−17
1039号公報には感光体ベースにa−Si:Geを設
けた技術が、特開昭56−1’50753号公報にはa
Si:Geを感光体の表面層および/または基板に直接
後する層に設ける技術がそれぞれ開示されているが、い
ずれもa−8i:Geを設ける位置が本発明とは異なっ
ている。例えば、特開昭58−171038号公報では
感光層全域にa−3i:Ge層を形成しているが、本来
、aSi:Geはμrが小さく、キャリアの輸送効率が
低い欠点があり、これを感光層全域に設けると、発生し
たキャリアがaSirGe層にトラップされ感度が低下
するのみならず、光疲労や残留電位の原因になる。
域にa−Si:Geを用いた技術が、特開昭58−17
1039号公報には感光体ベースにa−Si:Geを設
けた技術が、特開昭56−1’50753号公報にはa
Si:Geを感光体の表面層および/または基板に直接
後する層に設ける技術がそれぞれ開示されているが、い
ずれもa−8i:Geを設ける位置が本発明とは異なっ
ている。例えば、特開昭58−171038号公報では
感光層全域にa−3i:Ge層を形成しているが、本来
、aSi:Geはμrが小さく、キャリアの輸送効率が
低い欠点があり、これを感光層全域に設けると、発生し
たキャリアがaSirGe層にトラップされ感度が低下
するのみならず、光疲労や残留電位の原因になる。
また、特開昭58’−171039号公報や特開昭56
−150753号公報に記載されているごとく、a−3
i:Ge層を感光層のベースに用いると、a−3i:G
eが熱励起キャリアを発生し易いためベースからの電荷
の注入が容易となり帯電能が低下する上、半導体レーザ
ー光や長波長コヒーレント光を光源とするプリンターに
おいて発生する干渉模様を解消するためaSi:Ge層
を厚くするとベース近傍のキャリアがa−3i:Ge層
にトラップされ、感度低下、光疲労、残留電位発生の原
因となる。
−150753号公報に記載されているごとく、a−3
i:Ge層を感光層のベースに用いると、a−3i:G
eが熱励起キャリアを発生し易いためベースからの電荷
の注入が容易となり帯電能が低下する上、半導体レーザ
ー光や長波長コヒーレント光を光源とするプリンターに
おいて発生する干渉模様を解消するためaSi:Ge層
を厚くするとベース近傍のキャリアがa−3i:Ge層
にトラップされ、感度低下、光疲労、残留電位発生の原
因となる。
さらに特開昭56−150753号公報に示されている
ごとく、a Si : Ge層を最表面に配置すると
、短波長光で励起されたキャリアがa−8i:Ge層を
抜は出すことができず、感度に寄与できない。また、干
渉をおさえるためa−8i:Ge層を厚くするとキャリ
アが層内にトラップされる。またa Si : Ge
は熱励起キャリアを多く発生するため表面からの電荷の
注入が容易となり帯電能が低下する。
ごとく、a Si : Ge層を最表面に配置すると
、短波長光で励起されたキャリアがa−8i:Ge層を
抜は出すことができず、感度に寄与できない。また、干
渉をおさえるためa−8i:Ge層を厚くするとキャリ
アが層内にトラップされる。またa Si : Ge
は熱励起キャリアを多く発生するため表面からの電荷の
注入が容易となり帯電能が低下する。
以上の理由から、上記の従来技術はa−3i:Geの優
れた特性を十分に生かしきっていない。
れた特性を十分に生かしきっていない。
一方、特開昭58−154850号公報には、a−8i
:Geを感光体の一部に配置した例が記載されているが
、この技術はa−3i:Geの三層へテロ結合により長
波長光まで光感度を有し、導電型および比抵抗を大幅に
制御できる感光体を得ることを目的とするものであり、
a−3i:Geを用いた際問題となるキャリアの輸送効
率の低下、それに伴なう感度低下、光疲労、残留電位等
の問題を解決する手段としてaSi:Geの位置選定を
採用する教示は全くない。事実この公報におけるaSi
:Ge層は基板に対し、はぼ近接して配置されでいる。
:Geを感光体の一部に配置した例が記載されているが
、この技術はa−3i:Geの三層へテロ結合により長
波長光まで光感度を有し、導電型および比抵抗を大幅に
制御できる感光体を得ることを目的とするものであり、
a−3i:Geを用いた際問題となるキャリアの輸送効
率の低下、それに伴なう感度低下、光疲労、残留電位等
の問題を解決する手段としてaSi:Geの位置選定を
採用する教示は全くない。事実この公報におけるaSi
:Ge層は基板に対し、はぼ近接して配置されでいる。
さらに、特開昭57−115552号公報にもa−3i
とaSi:Geを組み合わせた感光体が記載されてい
るが、a−8i:Geの位置選定による上記問題の解決
については全く示唆していなり1、 発明の名称 a−9i:Geは長波長光(例えば780nm)に対し
て高感度であるため半導体レーザー光を応用したプリン
ター用の感光体として有用なばかりでなく、短波長光に
対しても感度を有するため、露光ランプの発光スペクト
ルを調整することによりPPCへ応用することも可能で
ある。しかしながら、熱励起キャリアが発生し易く、キ
ャリアの輸送効率が低いため、感度低下、光疲労、残留
電位等の問題を生じ易く、上記特性が十分に生がされて
いない。本発明は、a−6i:Geの上記欠点を解消し
、a−8i:Geの特性を生がした電子写真感光体を提
供することを目的とする。
とaSi:Geを組み合わせた感光体が記載されてい
るが、a−8i:Geの位置選定による上記問題の解決
については全く示唆していなり1、 発明の名称 a−9i:Geは長波長光(例えば780nm)に対し
て高感度であるため半導体レーザー光を応用したプリン
ター用の感光体として有用なばかりでなく、短波長光に
対しても感度を有するため、露光ランプの発光スペクト
ルを調整することによりPPCへ応用することも可能で
ある。しかしながら、熱励起キャリアが発生し易く、キ
ャリアの輸送効率が低いため、感度低下、光疲労、残留
電位等の問題を生じ易く、上記特性が十分に生がされて
いない。本発明は、a−6i:Geの上記欠点を解消し
、a−8i:Geの特性を生がした電子写真感光体を提
供することを目的とする。
発明の構成
本発明は、導電性基板上に、アモルファスシリコンを母
体とした層、アモルファスシリコンゲルマニウムを母体
とした層、およびアモルファスシリコンを母体とした層
を順次積層して成る電子写真感光体において、該アモル
ファスシリコンゲルマニウムを母体とする層が導電性基
板から起算して全層厚の20%から80%の範囲に位置
していることを特徴とする電子写真感光体を提供する。
体とした層、アモルファスシリコンゲルマニウムを母体
とした層、およびアモルファスシリコンを母体とした層
を順次積層して成る電子写真感光体において、該アモル
ファスシリコンゲルマニウムを母体とする層が導電性基
板から起算して全層厚の20%から80%の範囲に位置
していることを特徴とする電子写真感光体を提供する。
本発明の典型的態様を第1図に模式的に示す。
図中、(1)は基板、(2)はアモルファスシリコンを
母体とする層(以下、a Si層と記す)、(3)は
アモルファスシリコンゲルマニウムを母体とする層(以
下、a−’Si:Ge層と記す)および(4)はa
Si層を示す。
母体とする層(以下、a Si層と記す)、(3)は
アモルファスシリコンゲルマニウムを母体とする層(以
下、a−’Si:Ge層と記す)および(4)はa
Si層を示す。
本発明において、aSi:Ge層をa−3i層間にサン
ドイッチ状に配置する理由は、a−8i二〇e層で発生
したキャリアが上層にも下層にも容易に移行し、a−8
irGe中にトラップされ難くする点にある。前述のご
と<a−3i:Geはμτが小さく、発生したキャリア
の移動速度が小さく、従ってaSiSGe層を厚くて外
ない欠点があった。特に従来技術のごと<a−8i:G
eが最表面層に接触して配置された場合は、キャリアは
一方の側にしか移行できず、感度に寄与しない。また、
表面からの電荷が注入し易くなり、帯電能が低下する。
ドイッチ状に配置する理由は、a−8i二〇e層で発生
したキャリアが上層にも下層にも容易に移行し、a−8
irGe中にトラップされ難くする点にある。前述のご
と<a−3i:Geはμτが小さく、発生したキャリア
の移動速度が小さく、従ってaSiSGe層を厚くて外
ない欠点があった。特に従来技術のごと<a−8i:G
eが最表面層に接触して配置された場合は、キャリアは
一方の側にしか移行できず、感度に寄与しない。また、
表面からの電荷が注入し易くなり、帯電能が低下する。
一方、a−Si:Geが基板に接触するか基板に近接し
て配設された場合も同様に、下層に発生したキャリアは
上層のa Si層へキャリアが抜は出す前にaSi:
qe層にトラップされてしまう。また基板からの電荷の
注入が容易になり帯電能が低下する。
て配設された場合も同様に、下層に発生したキャリアは
上層のa Si層へキャリアが抜は出す前にaSi:
qe層にトラップされてしまう。また基板からの電荷の
注入が容易になり帯電能が低下する。
本発明では、a−3i:Ge層をa Siの間に設け
ることによりaSi:Ge層中で発生したキャリアが両
側に移動し得るため、キャリアのトラップが少なくなる
。従ってa7si : Ge層を厚くすることができ光
の干渉現象を防止することができる。また、表面層から
の電荷の注入および基板からの電荷の注入が抑制される
ため帯電能のイ氏下を防ぐことができる。
ることによりaSi:Ge層中で発生したキャリアが両
側に移動し得るため、キャリアのトラップが少なくなる
。従ってa7si : Ge層を厚くすることができ光
の干渉現象を防止することができる。また、表面層から
の電荷の注入および基板からの電荷の注入が抑制される
ため帯電能のイ氏下を防ぐことができる。
本発明においてaSi:Ge層は、導電性基板から全層
厚の20〜80%の範囲、より好ましくは30〜75%
の範囲に設ける。基板から全層厚の20%以内に設ける
と基板からの電荷の注入が容易となり帯電能が低下し、
かつ発生キャリアの感度への寄与が不十分となる。また
80%より多い位置、即ち、表面層から20%以内に配
置すると、同しく帯電能と感度とに問題を生ずる。
厚の20〜80%の範囲、より好ましくは30〜75%
の範囲に設ける。基板から全層厚の20%以内に設ける
と基板からの電荷の注入が容易となり帯電能が低下し、
かつ発生キャリアの感度への寄与が不十分となる。また
80%より多い位置、即ち、表面層から20%以内に配
置すると、同しく帯電能と感度とに問題を生ずる。
a−8i : Ge層の層厚は100人−’20μmに
するのが好ましい。100人より小さい場合はa−8i
:Geにもとづく長波長光に対する感度が低下し、LB
P等への利用が不可能となる。また20μm以上とする
と光疲労が発生し易くなり、また残留電位が上昇する傾
向がある。
するのが好ましい。100人より小さい場合はa−8i
:Geにもとづく長波長光に対する感度が低下し、LB
P等への利用が不可能となる。また20μm以上とする
と光疲労が発生し易くなり、また残留電位が上昇する傾
向がある。
a−3i:Ge層中、Ge原子の濃度はSi原子とGe
原子総数の2−71) atomic%(以下at%と
記す)、より好ましくは8〜50at%の範囲にあるの
が好ましく、Ge濃度が小さいときは層厚は厚くしても
よい。
原子総数の2−71) atomic%(以下at%と
記す)、より好ましくは8〜50at%の範囲にあるの
が好ましく、Ge濃度が小さいときは層厚は厚くしても
よい。
層厚とGe濃度の関係は、式:
%式%)
で示されるaSi:Geの層厚がd(μm)のと外、
0、07 (dx”<0.90
となるようにする。dx2が0.07より小さいと光の
干渉による障害を生し易く、0.90より大きいと帯電
能が低下する。通常、帯電能は17V7μm以上とする
のが好ましいため、dx2はO090以下とするのがよ
い。
干渉による障害を生し易く、0.90より大きいと帯電
能が低下する。通常、帯電能は17V7μm以上とする
のが好ましいため、dx2はO090以下とするのがよ
い。
a−3i:G−eM中には更に他の元素、例えば炭素、
酸素、窒素などを配合し、その光特性を改良してもよい
。酸素の導入は帯電能の向上、光疲労の低減の点で有効
である。酸素量はSi原子に対し0.01〜5at%と
するのが好ましい。
酸素、窒素などを配合し、その光特性を改良してもよい
。酸素の導入は帯電能の向上、光疲労の低減の点で有効
である。酸素量はSi原子に対し0.01〜5at%と
するのが好ましい。
a Siおよびasi:Ge層は第■−族原子または
第V族原子を入れることによりその極性を調整してもよ
い。第■族原子としては第1[IA族凍原子特に硼素が
適当であり、第■族原子としては第VA族原子、特に燐
が適当である。
第V族原子を入れることによりその極性を調整してもよ
い。第■族原子としては第1[IA族凍原子特に硼素が
適当であり、第■族原子としては第VA族原子、特に燐
が適当である。
第■族原子の導入量は、Si原子に対し200ppm
、より好ましくは200円Bn以下、より好ましくは3
〜1100pp、第■族原子はSi原子に対して50p
pm以下、より好ましくは1〜200凹である。
、より好ましくは200円Bn以下、より好ましくは3
〜1100pp、第■族原子はSi原子に対して50p
pm以下、より好ましくは1〜200凹である。
感光体を正帯電で使用するときは、第■族原子の量を基
板側に富、表面層で貧にするのがよく、また表面層をN
型、基板側をP型としてもよい。
板側に富、表面層で貧にするのがよく、また表面層をN
型、基板側をP型としてもよい。
a−8iおよびaSi:Geはそれ自体N型であるが、
より強いN型とするため、燐などの第V族原子を少量使
用してもよい。
より強いN型とするため、燐などの第V族原子を少量使
用してもよい。
感光体を負帯電で使用するときは、第■族原子の量を基
板側に貧、表面層で富とするのが好ましく、または第V
族原子を基板側に用い、表面層をP型、基板側をN型と
してもよい。
板側に貧、表面層で富とするのが好ましく、または第V
族原子を基板側に用い、表面層をP型、基板側をN型と
してもよい。
この様な配置を採ることにより、感光体の帯電極性に対
する逆バイアス効果が高くなり、帯電能の向上および残
留電位の低減に効果をもたらすことができる。
する逆バイアス効果が高くなり、帯電能の向上および残
留電位の低減に効果をもたらすことができる。
本発明感光体はaSi:Ge層の上および下側にa−8
i層を設ける。a Si をaSi:Ge層の両側に
設けることにより、aSi:Ge層で発生したキャリア
の移動が容易になり、また表面または基板からの電荷の
注入が抑制され、帯電能が向上する。
i層を設ける。a Si をaSi:Ge層の両側に
設けることにより、aSi:Ge層で発生したキャリア
の移動が容易になり、また表面または基板からの電荷の
注入が抑制され、帯電能が向上する。
a−3i層の厚さはそれぞれ1〜50μ川、より好まし
くは5〜30μmである。厚さが1μmより小さい場合
は、帯電時の電荷の注入を抑制する効果が低くなり、帯
電能の低下をまねき、50μ鞘よ1.)大きい場合は、
キャリ・アの移動距離が長くなることがらトラップされ
る機会が増え、残留電位の上昇をまねいてしまう等の弊
害がある。
くは5〜30μmである。厚さが1μmより小さい場合
は、帯電時の電荷の注入を抑制する効果が低くなり、帯
電能の低下をまねき、50μ鞘よ1.)大きい場合は、
キャリ・アの移動距離が長くなることがらトラップされ
る機会が増え、残留電位の上昇をまねいてしまう等の弊
害がある。
a Si層には更に炭素、酸素、窒素などを導入して
もよい。a−8i表面層に炭素を導入すると、表面の耐
湿性が向上すると共に電荷保持率や透光性が改良される
。炭素の含量は、Si原子とC原子の合計量の35at
%以上、特に50at%以上が好ましい。
もよい。a−8i表面層に炭素を導入すると、表面の耐
湿性が向上すると共に電荷保持率や透光性が改良される
。炭素の含量は、Si原子とC原子の合計量の35at
%以上、特に50at%以上が好ましい。
酸素または窒素は暗抵抗の改良、光疲労の低減に特に有
用である。特に酸素を基板に接したa −3i層に多く
導入すると、基板上の荷電の注入を防止で゛き、感光体
の帯電能が向上する。酸素含量は、Si原子に対し0.
05〜5at%、より好ましくは0.1〜2 at%と
するのが適当である。
用である。特に酸素を基板に接したa −3i層に多く
導入すると、基板上の荷電の注入を防止で゛き、感光体
の帯電能が向上する。酸素含量は、Si原子に対し0.
05〜5at%、より好ましくは0.1〜2 at%と
するのが適当である。
本発明感光体は常法により製造することができる。即ち
、SiH,、Si2H6等をH2、Ar等適当なキャリ
アガス、および所要のへテロ原子と共に、グロー放電し
てAi等の基板上にa−8i層を形成し、更にその上に
SiH,、GeH,、およびその他のへテロ原子を含ん
だガスをグロー放電により沈着させ、更に、同様にして
a Si層をその上に形成させることにより製造すれ
ばよい。
、SiH,、Si2H6等をH2、Ar等適当なキャリ
アガス、および所要のへテロ原子と共に、グロー放電し
てAi等の基板上にa−8i層を形成し、更にその上に
SiH,、GeH,、およびその他のへテロ原子を含ん
だガスをグロー放電により沈着させ、更に、同様にして
a Si層をその上に形成させることにより製造すれ
ばよい。
発明の効果
本発明感光体においてはa−3irGe層がaSi を
母体とした眉間にはさまれており、その結果、aSi:
Ge層中に発生したキャリアが上層および下層のa
Si層のいずれにも移動し得るため、移動距離が短かく
なり、a−8i:Ge層中でトラップされる機会が少な
くなる。その結果残留電位の低下が図れる。また、基板
および表面とa−9i:Ge層間にはa−3i層が介在
するため、電荷の注入が抑制され帯電能が改善される。
母体とした眉間にはさまれており、その結果、aSi:
Ge層中に発生したキャリアが上層および下層のa
Si層のいずれにも移動し得るため、移動距離が短かく
なり、a−8i:Ge層中でトラップされる機会が少な
くなる。その結果残留電位の低下が図れる。また、基板
および表面とa−9i:Ge層間にはa−3i層が介在
するため、電荷の注入が抑制され帯電能が改善される。
帯電能の改善はa Si層を硼素や燐を用いて逆バイ
アス化することにより一層改良される。また、キャリア
をトラップする傾向の強いa−8i:Ge層が表面層お
よび基板近傍に存しないため、上下層共キャリアの移動
が妨げられない。その結果、感度が着るしく向上する。
アス化することにより一層改良される。また、キャリア
をトラップする傾向の強いa−8i:Ge層が表面層お
よび基板近傍に存しないため、上下層共キャリアの移動
が妨げられない。その結果、感度が着るしく向上する。
さらに、a−’Si : Ge層のdx2をO,、O7
−0.90の間に調整することにより、光の干渉による
弊害および帯電能を改善することがで外る。
−0.90の間に調整することにより、光の干渉による
弊害および帯電能を改善することがで外る。
以下、実施例をあげて本発明を説明する。
実施例1
工程(1):
第2図に示すグロー放電分解装置において、まず、回転
ポンプ(20)を、それに続いて拡散ポンプ(21)を
作動させ、反応室(22)の内部を1O−6Torr程
度の高真空にした後、第1ないし第3及び第5調整弁(
10)、(11)、(12)、(14)を開放し、第1
タンク(5)より、H2〃ス、第2タンク(6)より、
100%SiH,ガス、第3タンク(7)よQH2で2
00 ppmに希釈されたB2H6ガス、更に第5タン
ク(9)より02ガスを出力ゲージIKg/cm2の下
でマス70−コントローラー(15)、(16)、(1
7)、(19)内へ流入させた。そして、各マスフロー
コントローラーの目盛を調整して、H2の流量を482
secm、 S iH,を100 secm。
ポンプ(20)を、それに続いて拡散ポンプ(21)を
作動させ、反応室(22)の内部を1O−6Torr程
度の高真空にした後、第1ないし第3及び第5調整弁(
10)、(11)、(12)、(14)を開放し、第1
タンク(5)より、H2〃ス、第2タンク(6)より、
100%SiH,ガス、第3タンク(7)よQH2で2
00 ppmに希釈されたB2H6ガス、更に第5タン
ク(9)より02ガスを出力ゲージIKg/cm2の下
でマス70−コントローラー(15)、(16)、(1
7)、(19)内へ流入させた。そして、各マスフロー
コントローラーの目盛を調整して、H2の流量を482
secm、 S iH,を100 secm。
B2H,/H2を17secm、 02を1.0sec
mとなるように設定して、反応室(22)内へ流入した
9夫々の流量が安定した後に、反応室(22)の内圧力
弓、’0Torrとなるように調整した。一方、導電性
基板(23)としては、直径80mmのアルミニウムド
ラムを用いて250℃に予め加熱しておき、各ガス流量
が安定し、内圧が安定した状態で高周波電源(24)を
投入し、電極板(25)に250wattsの電力(周
波数13.56MHz)を印加してグロー放電を発生さ
せた。このグロー放電を5゜5時間持続して行ない、導
電性基板(23)(第1図(1))上に水素、硼素並び
に微量の酸素を含む厚さ約14μmのa Si光導電
層(2)を形成した。
mとなるように設定して、反応室(22)内へ流入した
9夫々の流量が安定した後に、反応室(22)の内圧力
弓、’0Torrとなるように調整した。一方、導電性
基板(23)としては、直径80mmのアルミニウムド
ラムを用いて250℃に予め加熱しておき、各ガス流量
が安定し、内圧が安定した状態で高周波電源(24)を
投入し、電極板(25)に250wattsの電力(周
波数13.56MHz)を印加してグロー放電を発生さ
せた。このグロー放電を5゜5時間持続して行ない、導
電性基板(23)(第1図(1))上に水素、硼素並び
に微量の酸素を含む厚さ約14μmのa Si光導電
層(2)を形成した。
工程(2):
a Si光導電層が形成されると、高周波電源(24
)から電力印加を停止するとともに、マス70−コント
ローラーの流量をO設定にし、反応室(22)内を十分
脱気した。その後、第1タンク(5)よりH2〃スを4
74’sccm、第2タンク(6)より100%SiH
,ガスを100secm、第3タンク(7)よりH2で
200 ppmに希釈したB2H6ガスをS SeCm
t第4タンク(8)よすG e H+ Ifスを20s
ec+nおよび第5タンク(9)より02ガスを1゜0
secm反応室内部に流入させ、内圧を1.OT o
rrに調整した上で高周波電源を投入して25、Ou+
atLsの電力を印加した。70分間放電を続け、約3
μmのa−8i : Ge N (3)を形成した。
)から電力印加を停止するとともに、マス70−コント
ローラーの流量をO設定にし、反応室(22)内を十分
脱気した。その後、第1タンク(5)よりH2〃スを4
74’sccm、第2タンク(6)より100%SiH
,ガスを100secm、第3タンク(7)よりH2で
200 ppmに希釈したB2H6ガスをS SeCm
t第4タンク(8)よすG e H+ Ifスを20s
ec+nおよび第5タンク(9)より02ガスを1゜0
secm反応室内部に流入させ、内圧を1.OT o
rrに調整した上で高周波電源を投入して25、Ou+
atLsの電力を印加した。70分間放電を続け、約3
μmのa−8i : Ge N (3)を形成した。
尚、このときのゲルマニウム含有量は約30at%であ
った。
った。
工不一:(3):
H2で200 ppm lこ希釈したB 、H,ガスの
流量を5secm 、 +4=ffスの流量を494
sec+nとする以外、工程(1)と同様にしてa−8
i層(4)を形成した。a−8i層の厚さは13μmと
した。
流量を5secm 、 +4=ffスの流量を494
sec+nとする以外、工程(1)と同様にしてa−8
i層(4)を形成した。a−8i層の厚さは13μmと
した。
こうして+4られた感光体を粉像転写型複写ff1(E
P6502: ミノルタカメラ(株)製)にセットし
、(+)帯電にてコピーしたところ、解像力に優れ、階
調再現性のよい鮮明な高濃度の画像が得られた。
P6502: ミノルタカメラ(株)製)にセットし
、(+)帯電にてコピーしたところ、解像力に優れ、階
調再現性のよい鮮明な高濃度の画像が得られた。
また、50.000枚の連続複写を行なっても画像特性
の低下は認められず、最後まで良好なコピーが得られた
。更に、30℃、85%という高温、高湿の条件での複
写でもその電子写真特性、画像特性は室温条件下と何ら
変わることはなかった。
の低下は認められず、最後まで良好なコピーが得られた
。更に、30℃、85%という高温、高湿の条件での複
写でもその電子写真特性、画像特性は室温条件下と何ら
変わることはなかった。
比較例1
実施例1と同様にしてa−8i層(2)が26μl、a
si:Ge層(3)が3A1mおよびa Si層(4
)が1μmの感光体を製造した。
si:Ge層(3)が3A1mおよびa Si層(4
)が1μmの感光体を製造した。
比較例2
実施例1と同様にしてa Si N (2)力弓μm
、aSi:Ge層(3)が3pmおよびa−3i層(4
)が26μmの感光体を製造した。
、aSi:Ge層(3)が3pmおよびa−3i層(4
)が26μmの感光体を製造した。
上記実施例および比較例で得た感光体を600Vに帯電
後、白色蛍光灯(58&ux−see)にて除電したと
きの残留電位を表−1に示す。
後、白色蛍光灯(58&ux−see)にて除電したと
きの残留電位を表−1に示す。
表−1
本発明では残留電位が極めて低いことが理解される。
比較例3
工程(2)および(3)を省き、工程(1)のみでa−
S i層(2)の厚さを30μ部とする以外、実施例1
と同様にして感光体を得た。
S i層(2)の厚さを30μ部とする以外、実施例1
と同様にして感光体を得た。
匿嵯咋士
工程(3)を省き、a Si層(2)の厚さを27μ
mとする以外、実施例1と同様にして感光体を得た。
mとする以外、実施例1と同様にして感光体を得た。
塩1咋Σ
工程(1)を省きasiwI(4)の厚さを27μMと
する以外実施例1と同様にして感光体を得た。
する以外実施例1と同様にして感光体を得た。
上記実施例1および比較例3〜5で得られた感光体を6
00■にコロナ放電した後、分光感度を測定したところ
第3図に示す結果を得た。図中、(A)、・(B)、(
C)および(D)はそれぞれ実施例1、比較例3.4お
よび5の感光体から得られた結果を示す。緯軸は波長(
nm)、経軸は感度(scm/erg)を示す。第3図
から明らかなごとく、本発明感光体は、長波長光に対し
高感度を有すると共に、短波長光に対する感度も損なわ
れないことがわかる。
00■にコロナ放電した後、分光感度を測定したところ
第3図に示す結果を得た。図中、(A)、・(B)、(
C)および(D)はそれぞれ実施例1、比較例3.4お
よび5の感光体から得られた結果を示す。緯軸は波長(
nm)、経軸は感度(scm/erg)を示す。第3図
から明らかなごとく、本発明感光体は、長波長光に対し
高感度を有すると共に、短波長光に対する感度も損なわ
れないことがわかる。
従ってLBPやPPCの両方に使用することができる。
さらに実施例1で得た感光体を用(1て半導体レーザー
を光源としたLBPにて実写を試みたところ、高速プリ
ント時においても鮮明で高質な画像が得られ、従来の干
渉現象に基く、画像上の濃淡も全く発生しなかった、ま
たPPCで実写を試みたところ鮮明で高質な画像が得ら
れた。
を光源としたLBPにて実写を試みたところ、高速プリ
ント時においても鮮明で高質な画像が得られ、従来の干
渉現象に基く、画像上の濃淡も全く発生しなかった、ま
たPPCで実写を試みたところ鮮明で高質な画像が得ら
れた。
実施例2
実施例1と同様にして表−2に示すごとき構成の感光体
を製造し、それぞれの試料の帯電能を常法に従って測定
した。結果を第4図と第5図に示す。なお、Ge50a
t%を含む感光体は実施例1における工程(2)のG
e H4流量を30secm にす乙ことにより調製
した。
を製造し、それぞれの試料の帯電能を常法に従って測定
した。結果を第4図と第5図に示す。なお、Ge50a
t%を含む感光体は実施例1における工程(2)のG
e H4流量を30secm にす乙ことにより調製
した。
表−2
表−2(続き)
実施例3
実施例2で調製した試料1〜30の感光体につき、常法
に従って残留電位を測定した。結果を第C図および第7
図に示す。
に従って残留電位を測定した。結果を第C図および第7
図に示す。
第4図から第7図から明らかなごとく、高い帯電能と低
い残留電位を達成するためには感光体中のa−8i:G
eは感光層の20〜80%の範囲に位置する必要のある
ことが理解される。
い残留電位を達成するためには感光体中のa−8i:G
eは感光層の20〜80%の範囲に位置する必要のある
ことが理解される。
実施例4
表−3に示す成膜条件を用い、実施例1と同様にしてa
−3i/a−3i : Ge/a−3i三層構造の感光
体(試料31〜53)を調製した。a−8i:Ge層の
厚さ、位置、帯電能および残留電位を表−4に示す。各
試料のa−3i : Ge層の厚さく経軸)、Ge含量
(緯軸)およびdx2の関係を第8図に、各試料のdx
2 と帯電能およびdx2と干渉(干渉縞の明部と暗部
の電位差(dV))の関係をそれぞれ第9図と第10図
に示す。なおdv力65■以下のときは画像上縞模様は
現われない。
−3i/a−3i : Ge/a−3i三層構造の感光
体(試料31〜53)を調製した。a−8i:Ge層の
厚さ、位置、帯電能および残留電位を表−4に示す。各
試料のa−3i : Ge層の厚さく経軸)、Ge含量
(緯軸)およびdx2の関係を第8図に、各試料のdx
2 と帯電能およびdx2と干渉(干渉縞の明部と暗部
の電位差(dV))の関係をそれぞれ第9図と第10図
に示す。なおdv力65■以下のときは画像上縞模様は
現われない。
第8図中、Xは帯電能がよく、またレーザー光での使用
可能なもの、Yは帯電能はよいがレーザー光での使用に
問題のあるもの、およびZは帯電能が不十分なものを示
す。各記号の人別の数字は試料番号を示す。第8藺から
明らかなごとく、0゜07(’dx2(0,90の範囲
にある感光体は帯電能がよく、かつレーザー光での使用
が可能である。
可能なもの、Yは帯電能はよいがレーザー光での使用に
問題のあるもの、およびZは帯電能が不十分なものを示
す。各記号の人別の数字は試料番号を示す。第8藺から
明らかなごとく、0゜07(’dx2(0,90の範囲
にある感光体は帯電能がよく、かつレーザー光での使用
が可能である。
第1図は本発明感光体の模式的断面図、第2図は感光体
製造用装置、および第3図は本発明感光体および従来の
a−3i:Ge系感光体の波長と感度の関係を示すクラ
7、第4図および第5図は、a−3t :Cte層の基
板からの位置と帯電能を示すグラフ、第6図と第7図は
a−3i : Ge層の基板からの位置と残留電位の関
係を示すグラフ、第8図は実施例4で得た試料のdx2
の位置と帯電能の評価およびレーザー充て・の使用の可
否を示すグラフ、$9図はdx”と帯電能の関係を示す
グラフおよび第10図はdx2 ど干渉により生ずる明
部と暗部の電位差(dv)との関係を示すグラフである
。 (1)・・基板、(2)・・・a−8i層、(3) −
a Si : C;eN、(4) −a Si層、
()\)・・・本発明感光体、 (B)・・・比較例3
の感光体、 (C)・・・比較例4の感光体、 (D)
・・・比較例5の感光体。 第1し 第3図 波長(nm) 第4図 1賽0・らのα−5L:68層め丁立【(%)’
Geg30at%(j’j Si中Ge1c;
−1t==−I Ge=50at% (n Si中G
al$5図 A さ 28−32,4m 基」反からの1−5ユ゛Qb1gの丁立」(%)Ge=
30al、% (討Si+Ge1e=====2 Ge
=50aむ% +’tす Si中Ge)第6図
製造用装置、および第3図は本発明感光体および従来の
a−3i:Ge系感光体の波長と感度の関係を示すクラ
7、第4図および第5図は、a−3t :Cte層の基
板からの位置と帯電能を示すグラフ、第6図と第7図は
a−3i : Ge層の基板からの位置と残留電位の関
係を示すグラフ、第8図は実施例4で得た試料のdx2
の位置と帯電能の評価およびレーザー充て・の使用の可
否を示すグラフ、$9図はdx”と帯電能の関係を示す
グラフおよび第10図はdx2 ど干渉により生ずる明
部と暗部の電位差(dv)との関係を示すグラフである
。 (1)・・基板、(2)・・・a−8i層、(3) −
a Si : C;eN、(4) −a Si層、
()\)・・・本発明感光体、 (B)・・・比較例3
の感光体、 (C)・・・比較例4の感光体、 (D)
・・・比較例5の感光体。 第1し 第3図 波長(nm) 第4図 1賽0・らのα−5L:68層め丁立【(%)’
Geg30at%(j’j Si中Ge1c;
−1t==−I Ge=50at% (n Si中G
al$5図 A さ 28−32,4m 基」反からの1−5ユ゛Qb1gの丁立」(%)Ge=
30al、% (討Si+Ge1e=====2 Ge
=50aむ% +’tす Si中Ge)第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、導電性基板上に、アモルファスシリコンを母体とし
た層、アモルファスシリコンゲルマニウムを母体とした
層、およびアモルファ又シリコンを母体とした層を順次
積層して成る電子写真感光体において、該アモルファス
シリコンゲルマニウムを母体とする層が導電性基板から
起算して全層厚の20%から80%の範囲に位置してい
ることを特徴とする電子写真感光体。 2、アモルファスシリコンを母体とした層の個々の膜厚
が1μmから50μmであり、アモルファスシリコンゲ
ルマニウムを母体とした層の膜厚が100Åから20μ
mである第1項記載の電子写真感光体。 3、アモルファスシリコンを母体とした層中に第IIIA
族もしくは第VA族原子を不純物として含有し、当該第
IIIA族原子のSi原子に対する添加率が200ppm
以下、第VA族原子のSi原子に対する添加率が50p
pm以下であることを特徴とする第1項記載の電子写真
感光体。 4、アモルファスシリコン或いはアモルファスシリコン
を母体とした層中に、Si原子に対し0.01〜5at
%の酸素原子を含有することを特徴とする第1項記載の
電子写真感光体。 5、アモルファスシリコンゲルマニウムを母体とした層
中に含まれるGe原子が、Si原子とGe原子の総数に
対して2〜70at%であることを特徴とする第1項記
載の電子写真感光体。 6、アモルファスシリコンゲルマニウムを母体とした層
中に第IIIA族もしくは、第VA族原子を不純物として
含有し、当該第IIIA族原子のSi原子に対する添加率
が200ppm以下、第VA族原子のSi原子に対する
添加率が50ppm以下であることを特徴とする第1項
記載の電子写真感光体。 7、炭素、窒素および酸素から選ばれるヘテロ原子を有
するアモルファスシリコンを母体とする層をさらにオー
バーコート層および/またはアンダーコート層として有
する第1項記載の電子写真感光体。 8、アモルファスシリコンを母体とする二つの層中に第
IIIA族原子または第VA族原子を含み、これらが導電
性基板から遠ざかるにつれて増加または減少し、この増
加または減少の傾向が同一感光体内で逆転しないことを
特徴とする第1項記載の電子写真感光体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14791884A JPS6126053A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 電子写真感光体 |
US06/753,589 US4681825A (en) | 1984-07-16 | 1985-07-10 | Electrophotosensitive member having an amorphous silicon-germanium layer |
DE19853525357 DE3525357A1 (de) | 1984-07-16 | 1985-07-16 | Lichtempfindliches element |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14791884A JPS6126053A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 電子写真感光体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6126053A true JPS6126053A (ja) | 1986-02-05 |
Family
ID=15441037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14791884A Pending JPS6126053A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 電子写真感光体 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4681825A (ja) |
JP (1) | JPS6126053A (ja) |
DE (1) | DE3525357A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6355557A (ja) * | 1986-04-18 | 1988-03-10 | Hitachi Ltd | 電子写真感光体 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3789462T2 (de) * | 1986-02-04 | 1994-08-04 | Canon Kk | Lichtempfindliches Element für Elektrophotographie. |
CA1305350C (en) * | 1986-04-08 | 1992-07-21 | Hiroshi Amada | Light receiving member |
US4737429A (en) * | 1986-06-26 | 1988-04-12 | Xerox Corporation | Layered amorphous silicon imaging members |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4491626A (en) * | 1982-03-31 | 1985-01-01 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Photosensitive member |
JPS58192044A (ja) * | 1982-05-06 | 1983-11-09 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感光体 |
US4513073A (en) * | 1983-08-18 | 1985-04-23 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Layered photoconductive element |
-
1984
- 1984-07-16 JP JP14791884A patent/JPS6126053A/ja active Pending
-
1985
- 1985-07-10 US US06/753,589 patent/US4681825A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-07-16 DE DE19853525357 patent/DE3525357A1/de not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6355557A (ja) * | 1986-04-18 | 1988-03-10 | Hitachi Ltd | 電子写真感光体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4681825A (en) | 1987-07-21 |
DE3525357A1 (de) | 1986-01-23 |
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