JPS6125154A - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体Info
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- JPS6125154A JPS6125154A JP14619884A JP14619884A JPS6125154A JP S6125154 A JPS6125154 A JP S6125154A JP 14619884 A JP14619884 A JP 14619884A JP 14619884 A JP14619884 A JP 14619884A JP S6125154 A JPS6125154 A JP S6125154A
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- Japan
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- overcoat layer
- layer
- carbon
- electrophotographic photoreceptor
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/08—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic
- G03G5/082—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic and not being incorporated in a bonding material, e.g. vacuum deposited
- G03G5/08214—Silicon-based
- G03G5/08221—Silicon-based comprising one or two silicon based layers
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/08—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電子写真感光体、就中、アモルファスシリコン
感光体に関する。
感光体に関する。
・ 従来技術
ここ数年、グロー放電分解法やスパッタリング法によっ
て生成されるアモルファスシリコン(amorphou
s 5illicon:以下a−’Si と略す)の感
光体への応用が注目されてきている。また同様に長波長
領域の感度を向上して半導体レーザによる作像を可能と
する7モル7アスシリコンーゲルマニウム(以下a−3
i:Geと記す)の応用も注目されている。これはa
Siやa−6i:Geが従来のセレンやCdS 感光
体と比して耐環境汚染性、耐熱性、摩耗性、光感度特性
等において一段と優れているためである。
て生成されるアモルファスシリコン(amorphou
s 5illicon:以下a−’Si と略す)の感
光体への応用が注目されてきている。また同様に長波長
領域の感度を向上して半導体レーザによる作像を可能と
する7モル7アスシリコンーゲルマニウム(以下a−3
i:Geと記す)の応用も注目されている。これはa
Siやa−6i:Geが従来のセレンやCdS 感光
体と比して耐環境汚染性、耐熱性、摩耗性、光感度特性
等において一段と優れているためである。
しかしながら、a−8iやa−8i:Geは暗抵抗が低
くそのままでは電荷保持層を兼ねた光導電層として使用
できないという欠点がある。このため、酸素や窒素を含
有させてその暗抵抗を向上させることが提案されている
が、逆に光感度が低下するという欠点があり、その含有
量も制限がある。
くそのままでは電荷保持層を兼ねた光導電層として使用
できないという欠点がある。このため、酸素や窒素を含
有させてその暗抵抗を向上させることが提案されている
が、逆に光感度が低下するという欠点があり、その含有
量も制限がある。
一方、a Si系感光体における暗抵抗が小さく暗減
衰が着るしく速いという欠点を解消する方法として、オ
ーバーコート層のa−8iに炭素を含有させ、絶縁層を
形成せしめて、電荷の保持能を向上させる方法が提案さ
れている(例えば、特開昭57−115551号公報、
特開昭58−108543号公報)。特開昭57−11
5551号公報に記載の技術はa−8i に高濃度(4
0〜90at%)炭素原子を含有させる方法であるが、
炭素含量が高い場合は光疲労や感度低下をきたし、しか
も帯電能な向上させるためには炭素濃度をより高く、場
合によっては70 atomic%(以下、at%と記
す)以上とする必要がある。この様な、高炭素濃度のオ
ーバーコート層は通常のグロー放電では困難であり、し
かも得られた感光体は炭素濃度が高く、光導電層(a
Si またはa S’i:Ge)との密着性が劣り
、画像に白筋を形成する原因となる。、従って炭素含量
をあげて帯電能を向上させるには限界がある。
衰が着るしく速いという欠点を解消する方法として、オ
ーバーコート層のa−8iに炭素を含有させ、絶縁層を
形成せしめて、電荷の保持能を向上させる方法が提案さ
れている(例えば、特開昭57−115551号公報、
特開昭58−108543号公報)。特開昭57−11
5551号公報に記載の技術はa−8i に高濃度(4
0〜90at%)炭素原子を含有させる方法であるが、
炭素含量が高い場合は光疲労や感度低下をきたし、しか
も帯電能な向上させるためには炭素濃度をより高く、場
合によっては70 atomic%(以下、at%と記
す)以上とする必要がある。この様な、高炭素濃度のオ
ーバーコート層は通常のグロー放電では困難であり、し
かも得られた感光体は炭素濃度が高く、光導電層(a
Si またはa S’i:Ge)との密着性が劣り
、画像に白筋を形成する原因となる。、従って炭素含量
をあげて帯電能を向上させるには限界がある。
後者はa Si オーバーコート層内に炭素を30’
at%以下含有させるものであり、これによって帯電能
の向上を図る方法である。しかしながら30at%まで
の炭素の使用では満足すべき帯電能は得られず、しかも
画像流れを生ずる等満足すべき結果は得られない。
at%以下含有させるものであり、これによって帯電能
の向上を図る方法である。しかしながら30at%まで
の炭素の使用では満足すべき帯電能は得られず、しかも
画像流れを生ずる等満足すべき結果は得られない。
発明の目的
本発明はa−Si系感光体における暗抵抗が小さく帯電
能に劣ると云う欠点を解決することを目的とする。さら
に従来この目的で提案された7モル7アスシリコンー炭
素(以下a Si −C−Hと記す)をオーバーコ
ート層とする感光体でみられる上記諸欠点がなく、それ
よりも高い帯電能を有する感光体を得ることを目的とす
る。
能に劣ると云う欠点を解決することを目的とする。さら
に従来この目的で提案された7モル7アスシリコンー炭
素(以下a Si −C−Hと記す)をオーバーコ
ート層とする感光体でみられる上記諸欠点がなく、それ
よりも高い帯電能を有する感光体を得ることを目的とす
る。
発明の構成
本発明は7モル77スシリコンを含む光導電層上に炭素
または炭素と酸素を含むアモルファスシリコン系透光性
オーバーコート層を設けた電子写真感光体において、該
オーバーコート層が使用帯電極性とは逆極性の電荷を多
数キャリアとなるようHA族元素により極性調整されて
いることを特徴とする電子写真感光体に関する。
または炭素と酸素を含むアモルファスシリコン系透光性
オーバーコート層を設けた電子写真感光体において、該
オーバーコート層が使用帯電極性とは逆極性の電荷を多
数キャリアとなるようHA族元素により極性調整されて
いることを特徴とする電子写真感光体に関する。
以下、本発明につき詳細に説明する。
第1図は本発明に係る感光体の構成の一例を示し、(1
)は導電性基板で、その上に少なくともa−S i を
含む光導電層(2)とa−Si を含み炭素と酸素を含
有してなる絶縁透光性のオーバーコート層(3)を順次
積層してなるものである。
)は導電性基板で、その上に少なくともa−S i を
含む光導電層(2)とa−Si を含み炭素と酸素を含
有してなる絶縁透光性のオーバーコート層(3)を順次
積層してなるものである。
基板(1)上に形成されるa Si を含む光導電層
(2)は、例えば、グロー放電分解法によって10〜1
00μ胃、好ましくは10〜60μ肩に生成される。−
例として5iH=、5id(ajrス等をH2、Ar等
をキャリアーがスとして用い減圧可能な反応室内に送り
込み、高周波電力印加の下にグロー放電を起こして基板
上に水素を含むa−8i光導電層を形成させたものであ
ってもよく、更にはG、eH4Nスを並行して送り込み
形成したa−8i:Ge光導電層でもよい、もっともこ
のようにして得られる光導電層は暗抵抗が不充分に低い
ので、暗抵抗の向上の目的のために周期律表第11IA
族不純物(好ましくは硼素)、微量の酸素、炭素、窒素
等を含有させてもよい。
(2)は、例えば、グロー放電分解法によって10〜1
00μ胃、好ましくは10〜60μ肩に生成される。−
例として5iH=、5id(ajrス等をH2、Ar等
をキャリアーがスとして用い減圧可能な反応室内に送り
込み、高周波電力印加の下にグロー放電を起こして基板
上に水素を含むa−8i光導電層を形成させたものであ
ってもよく、更にはG、eH4Nスを並行して送り込み
形成したa−8i:Ge光導電層でもよい、もっともこ
のようにして得られる光導電層は暗抵抗が不充分に低い
ので、暗抵抗の向上の目的のために周期律表第11IA
族不純物(好ましくは硼素)、微量の酸素、炭素、窒素
等を含有させてもよい。
この光導電層(2)と基板との闇にアンダーコート層を
設けてもよい。
設けてもよい。
光導電層(2)上に形成されるa Si を含むオー
バーコート層(3)はやはり同様に、例えば、グロー放
電分解法によって厚さ0.01〜3μ肩に生成される。
バーコート層(3)はやはり同様に、例えば、グロー放
電分解法によって厚さ0.01〜3μ肩に生成される。
このオーバーコート層(3)はその抵抗値が光導電層(
2)より高く、層全体を通してその抵抗値が略一定であ
るか或いは光導電層(2)との界面より厚さ方向に順次
高くなるよ)に形成される。具体的に上記オーバーコー
ト層(3)はa −8i乃至a Si:Geに炭素ま
たは炭素と酸素を含有し、更にHA族元素により極性が
調整されている。
2)より高く、層全体を通してその抵抗値が略一定であ
るか或いは光導電層(2)との界面より厚さ方向に順次
高くなるよ)に形成される。具体的に上記オーバーコー
ト層(3)はa −8i乃至a Si:Geに炭素ま
たは炭素と酸素を含有し、更にHA族元素により極性が
調整されている。
前述したごとくオーバーコート層のa−8iに炭素を導
入して、その絶縁性を向上させ光感度特性を改良する技
術は知られているが、この方法で帯電能につき顕著な効
果が得られるまで炭素含量を上げてゆくと、高湿条件の
下で画像上に白斑点模様が発生し反復複写では光導電層
との密着性の劣化に伴う表面コート膜の剥#lが実用上
の問題となる。また、炭素量の増大に伴ない表面硬度が
低下し、長期の反復使用に適さない。
入して、その絶縁性を向上させ光感度特性を改良する技
術は知られているが、この方法で帯電能につき顕著な効
果が得られるまで炭素含量を上げてゆくと、高湿条件の
下で画像上に白斑点模様が発生し反復複写では光導電層
との密着性の劣化に伴う表面コート膜の剥#lが実用上
の問題となる。また、炭素量の増大に伴ない表面硬度が
低下し、長期の反復使用に適さない。
本発明ではオーバーコート層の極性調整を行なうことに
より、適当な炭素含量領域、例えば、5−70nt%(
(C原子数/(S■原子数十〇原子数)!X 100
)、より好ましくは35〜65aL%において、より高
い帯電能と光疲労の除去を達成している。
より、適当な炭素含量領域、例えば、5−70nt%(
(C原子数/(S■原子数十〇原子数)!X 100
)、より好ましくは35〜65aL%において、より高
い帯電能と光疲労の除去を達成している。
本発明におけるオーバーコート層の極性調整は(−)帯
電時においては、オーバーコート層中では、(+)極性
の電荷が多数キャリアになるよう(P型)、又(+)帯
電時においては(−)極性の電荷が多数キャリアとなる
よう(N型)価電子制御することにより行なう。
電時においては、オーバーコート層中では、(+)極性
の電荷が多数キャリアになるよう(P型)、又(+)帯
電時においては(−)極性の電荷が多数キャリアとなる
よう(N型)価電子制御することにより行なう。
上記の、極性調整により、オーバーコート層に帯電した
電荷は暗中ではオーバーコート層に保持され光導電層へ
の注入が抑制される一方、露光に際しては光導電層で発
生した光キャリアの表面への注出が容易となる。その結
果、感光体の帯電能は向上し、暗減衰は小さくなる。ま
た、光疲労を抑制することができる。
電荷は暗中ではオーバーコート層に保持され光導電層へ
の注入が抑制される一方、露光に際しては光導電層で発
生した光キャリアの表面への注出が容易となる。その結
果、感光体の帯電能は向上し、暗減衰は小さくなる。ま
た、光疲労を抑制することができる。
価電子制御においてP型持性はIIIA族、主として硼
素を200〜110000pp ドープすることによっ
て行なえばよい6またN型は同様に硼素を5〜20pp
mドープすることにより行なえば上ν1゜強いP型、強
いN型は光疲労の発生原因となり、却って帯電能の低下
を引き起こすため望ましくな(1゜ 本発明のオーバーコート層は炭素の他に酸素を含有して
いてもよい。酸素はオーバーコート層(3)の透光性を
着しく改善し、現に実験によればa Siオーバーコ
ート層に炭素のみを約40at%含有するものと、40
at%の炭素に加え約5at%の酸素を含有するオーバ
ーコート層の感光体とでは後者の方が光感度が約1.8
倍も高い。
素を200〜110000pp ドープすることによっ
て行なえばよい6またN型は同様に硼素を5〜20pp
mドープすることにより行なえば上ν1゜強いP型、強
いN型は光疲労の発生原因となり、却って帯電能の低下
を引き起こすため望ましくな(1゜ 本発明のオーバーコート層は炭素の他に酸素を含有して
いてもよい。酸素はオーバーコート層(3)の透光性を
着しく改善し、現に実験によればa Siオーバーコ
ート層に炭素のみを約40at%含有するものと、40
at%の炭素に加え約5at%の酸素を含有するオーバ
ーコート層の感光体とでは後者の方が光感度が約1.8
倍も高い。
また表面硬度も低下はなくむしろ向上となっている。更
に高温条件下、反復複写においても画像流れや白斑点は
なく長期に渡り良好な画像を形成することができる。オ
ーバーコート層(3)に含有される炭素と酸素の量はそ
れらが層全体に渡って略均−に含有される場合と厚さ方
向に勾配をもって含有される場合とで異なるが、均一に
含有するときはa Siに対し約5〜70aL%の炭
素と、微量から約10at%の酸素であることが望まし
い。炭素および酸素の含有量をそれぞれ最低Sat%、
および微量(約0. 1 at%以上)とするのは、そ
れ以下ではオーバーコート層の高抵抗化が図れず光疲労
も大きく透光性も不充分であるためで、また約70’a
t%以上の炭素または10at%以上の酸素を含有する
場合は残留電位が発生したり、画像流れが生じるためで
ある。一方、厚さ方向に勾配をもって含有するときはオ
ーバーコート層の厚さ方向に含有量が徐々に増大するよ
うにし、約1〜60at%の炭素と微量から最大的25
at%の酸素を含有することができる。尚、炭素の含
有量を一定として酸素含有量を徐々に増大するようにし
てもよいし、またその逆でもよい。
に高温条件下、反復複写においても画像流れや白斑点は
なく長期に渡り良好な画像を形成することができる。オ
ーバーコート層(3)に含有される炭素と酸素の量はそ
れらが層全体に渡って略均−に含有される場合と厚さ方
向に勾配をもって含有される場合とで異なるが、均一に
含有するときはa Siに対し約5〜70aL%の炭
素と、微量から約10at%の酸素であることが望まし
い。炭素および酸素の含有量をそれぞれ最低Sat%、
および微量(約0. 1 at%以上)とするのは、そ
れ以下ではオーバーコート層の高抵抗化が図れず光疲労
も大きく透光性も不充分であるためで、また約70’a
t%以上の炭素または10at%以上の酸素を含有する
場合は残留電位が発生したり、画像流れが生じるためで
ある。一方、厚さ方向に勾配をもって含有するときはオ
ーバーコート層の厚さ方向に含有量が徐々に増大するよ
うにし、約1〜60at%の炭素と微量から最大的25
at%の酸素を含有することができる。尚、炭素の含
有量を一定として酸素含有量を徐々に増大するようにし
てもよいし、またその逆でもよい。
但し後者の場合は、酸素含有量を最大10at%としな
ければならない。
ければならない。
発明の効果
本発明で得られる感光体は従来のa−8i −C−H
をオーバーコートした感光体に比べ優れた帯電能を有し
暗減衰が少なく、光疲労がない。また、炭素濃度を低く
しても優れた帯電能を示すため炭素濃度を着るしく高く
する必要がなく、従って耐湿性、耐摩耗性等において優
れ、かつ画像に白筋や白斑のない感光体を得ることがで
きる。
をオーバーコートした感光体に比べ優れた帯電能を有し
暗減衰が少なく、光疲労がない。また、炭素濃度を低く
しても優れた帯電能を示すため炭素濃度を着るしく高く
する必要がなく、従って耐湿性、耐摩耗性等において優
れ、かつ画像に白筋や白斑のない感光体を得ることがで
きる。
さらに酸素をドープすることにより、オーバーコート層
と光導電層間の密着性が改良され、さらに低炭素含量の
a−8i ・C−Hによって生し易い光疲労や不透明
化の問題が解消される。
と光導電層間の密着性が改良され、さらに低炭素含量の
a−8i ・C−Hによって生し易い光疲労や不透明
化の問題が解消される。
以下、実施例を挙げて説明する。
実施例1
第2図に示すグロー放電分解装着において、まず、回転
ポンプ(19)を、それに続いて拡散ポンプ(20)を
作動させ、反応室(21)の内部を10−6Torr程
度の高真空にした後、第1〜第3及び第5調整弁(9)
、(10)、(11)。
ポンプ(19)を、それに続いて拡散ポンプ(20)を
作動させ、反応室(21)の内部を10−6Torr程
度の高真空にした後、第1〜第3及び第5調整弁(9)
、(10)、(11)。
(13)を開放し、第1タンク(4)より、H2ガス、
第2タンク(5)より100%S i H41fス、第
3タンク(6)よりH2で200 ppmに希釈された
B 2H6ガス、更に第5タンク(8)より02ガスを
出力圧ゲージIKg/cm2の下でマス70−コントU
−ラ (14)、(35)l(j 6)、(18)内へ
流入させた。そして、各マス7a−コントローラの目盛
を調整して、H2の流量を486.5secm + S
iH4を90 secm 、 B2H6を22゜5 s
ccm + 02を1.0secmとなるように設定し
て反応室(21)内へ流入した。夫々の流量が安定した
後に、反応室(21)の内圧力弓、OT orrとなる
ように調整した。一方、導電性基板(22)としては直
径80mmのアルミニウムドラムを用いて240℃に予
しめ加熱しておき、各ガス流量が安定し、内圧が安定し
た状態で高周波電源(23)@投入し電極板(24)に
250watLsの電力(周波数13.56MHz )
を印加してグロー放電を発生させた。このグロー放電を
約6時間持続して行い、導電性基板(22)Ca2図(
1))上に水素、硼素並びに微量の酸素を含む厚さ約2
0μmのa−8i光導電層(2)を形成した。
第2タンク(5)より100%S i H41fス、第
3タンク(6)よりH2で200 ppmに希釈された
B 2H6ガス、更に第5タンク(8)より02ガスを
出力圧ゲージIKg/cm2の下でマス70−コントU
−ラ (14)、(35)l(j 6)、(18)内へ
流入させた。そして、各マス7a−コントローラの目盛
を調整して、H2の流量を486.5secm + S
iH4を90 secm 、 B2H6を22゜5 s
ccm + 02を1.0secmとなるように設定し
て反応室(21)内へ流入した。夫々の流量が安定した
後に、反応室(21)の内圧力弓、OT orrとなる
ように調整した。一方、導電性基板(22)としては直
径80mmのアルミニウムドラムを用いて240℃に予
しめ加熱しておき、各ガス流量が安定し、内圧が安定し
た状態で高周波電源(23)@投入し電極板(24)に
250watLsの電力(周波数13.56MHz )
を印加してグロー放電を発生させた。このグロー放電を
約6時間持続して行い、導電性基板(22)Ca2図(
1))上に水素、硼素並びに微量の酸素を含む厚さ約2
0μmのa−8i光導電層(2)を形成した。
a Si光導電層が形成されると、高周波電源(23
)から電力印加を停止するとともに、マス70−コント
ローラの流量を0設定にし、反応室(21)内を十分脱
気した。その後、第1タンク(4)よりH2ガスを48
6.5 secm、第2タンク(5)よ?ン100%S
i H4Nスを90 secm 、第3タンク(6
)よりB2H6,マスを90sccmおよび第4タンク
(7)よりC2H,ガスを135 sec+n 。
)から電力印加を停止するとともに、マス70−コント
ローラの流量を0設定にし、反応室(21)内を十分脱
気した。その後、第1タンク(4)よりH2ガスを48
6.5 secm、第2タンク(5)よ?ン100%S
i H4Nスを90 secm 、第3タンク(6
)よりB2H6,マスを90sccmおよび第4タンク
(7)よりC2H,ガスを135 sec+n 。
第5タンク(8)より02〃スを10105eを反応室
内部に流入させ、内圧を1.0Torrに調整した下で
高周波電源を投入して250 Wattsの電力を印加
した。2分間放電を続は約0.1μ肩のオーバーコート
層(3)を形成した。尚、このときの炭素含有量は約4
0at%であった。
内部に流入させ、内圧を1.0Torrに調整した下で
高周波電源を投入して250 Wattsの電力を印加
した。2分間放電を続は約0.1μ肩のオーバーコート
層(3)を形成した。尚、このときの炭素含有量は約4
0at%であった。
こうして得られた感光体を粉像転写型複写fi(E−P
650Z:ミノルタカメラ(株))製にセットし、(+
)帯電にてコピーしたところ解像力に優れ、階調再現性
のよい鮮明な高濃度の画像が得られた。
650Z:ミノルタカメラ(株))製にセットし、(+
)帯電にてコピーしたところ解像力に優れ、階調再現性
のよい鮮明な高濃度の画像が得られた。
また、50 、000枚の連続複写を行なっても画像特
性の低下は認められず最後まで良好なコピーが得られた
。更に30℃、85%という高温、高湿の条件での複写
でもその電子写真特性、画像特性は室温条件下と何ら変
わることはなかった。
性の低下は認められず最後まで良好なコピーが得られた
。更に30℃、85%という高温、高湿の条件での複写
でもその電子写真特性、画像特性は室温条件下と何ら変
わることはなかった。
実施例2〜4および参考側上ユA
オーバーコート層の反応ガスの種類および量を変える以
外実施例1と同様にして感光体を作成した。ガスの種類
、量および得られた感光体の電子写真特性を表−1に示
す。
外実施例1と同様にして感光体を作成した。ガスの種類
、量および得られた感光体の電子写真特性を表−1に示
す。
第1図は本発明に係る感光体の構成を示す図、第2図は
本発明に係る感光体を製造するためのグロー放電分解装
置の概略構成を示す図である。 (2)・・・u Si光導電層、(3)・・・オーバ
ーコート層、(4)〜(8)・・・第1〜第5タンク、
(21)反応室、(22)・・・導電性基板、(23)
・・・高周波電源。 特許出願人 ミノルタカメラ株式会社 第2図
本発明に係る感光体を製造するためのグロー放電分解装
置の概略構成を示す図である。 (2)・・・u Si光導電層、(3)・・・オーバ
ーコート層、(4)〜(8)・・・第1〜第5タンク、
(21)反応室、(22)・・・導電性基板、(23)
・・・高周波電源。 特許出願人 ミノルタカメラ株式会社 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、アモルファスシリコンを含む光導電層上に炭素また
は炭素と酸素を含むアモルファスシリコン系透光性オー
バーコート層を設けた電子写真感光体において、該オー
バーコート層が使用帯電極性とは逆極性の電荷を多数キ
ャリアとなるようIIIA族元素により極性調整されてい
ることを特徴とする電子写真感光体。 2、負帯電使用時、オーバーコート層が硼素を200〜
10000ppm(対シリコン)までの量含有する第1
項記載の電子写真感光体。 3、正帯電使用時、オーバーコート層が硼素を5〜20
ppm(対シリコン)までの量含有する第1項記載の電
子写真感光体。 4、オーバーコート層が炭素を5〜70at%および酸
素を10at%以下含有する第1項記載の電子写真感光
体。 5、オーバーコート層の厚さが約0.01〜3μmであ
り、光導電層の厚さが約10〜100μmである第1項
記載の電子写真感光体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59146198A JPH0740138B2 (ja) | 1984-07-14 | 1984-07-14 | 電子写真感光体 |
US06/753,596 US4642278A (en) | 1984-07-14 | 1985-07-10 | Photosensitive member with an insulating layer of amorphous silicon |
DE19853524968 DE3524968A1 (de) | 1984-07-14 | 1985-07-12 | Lichtempfindliches element |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59146198A JPH0740138B2 (ja) | 1984-07-14 | 1984-07-14 | 電子写真感光体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6125154A true JPS6125154A (ja) | 1986-02-04 |
JPH0740138B2 JPH0740138B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=15402343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59146198A Expired - Lifetime JPH0740138B2 (ja) | 1984-07-14 | 1984-07-14 | 電子写真感光体 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPH0740138B2 (ja) |
DE (1) | DE3524968A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS62183466A (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-11 | Canon Inc | 光受容部材 |
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US5159389A (en) * | 1988-08-30 | 1992-10-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Electrostatic latent image apparatus |
US5504559A (en) * | 1993-08-30 | 1996-04-02 | Minolta Co., Ltd. | Method for image formation |
Family Cites Families (3)
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-
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-
1985
- 1985-07-10 US US06/753,596 patent/US4642278A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-07-12 DE DE19853524968 patent/DE3524968A1/de not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61151549A (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-10 | Canon Inc | 光受容部材 |
JPS62183466A (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-11 | Canon Inc | 光受容部材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0740138B2 (ja) | 1995-05-01 |
US4642278A (en) | 1987-02-10 |
DE3524968A1 (de) | 1986-01-16 |
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