JPS61145689A - 領域ラベリング回路 - Google Patents

領域ラベリング回路

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JPS61145689A
JPS61145689A JP59267174A JP26717484A JPS61145689A JP S61145689 A JPS61145689 A JP S61145689A JP 59267174 A JP59267174 A JP 59267174A JP 26717484 A JP26717484 A JP 26717484A JP S61145689 A JPS61145689 A JP S61145689A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は2値画像中から所望とする分離画像領域を抽出
し、各分離画像領域に相互に識別可能なラベルを効果的
に付すことのできる領域ラベリング回路に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近時、画像処理技術が各種の診断・計測装置に応用され
るようになってきた。例えば細胞診や粒子計測等では、
入力画像中から特定形状・大きさの部分画像だけを分離
画像領域として抽出し、これを計測することが行われて
いる。この場合、上記入力画像中から抽出した複数の分
離画像領域を相互に識別するべく、各分離画像領域にラ
ベルを付すことが行われる。
例えば第6図(a、 )に示す如き2値画像1中から、
画素データが“1″で示される画素の集りを分離画像領
域としてそれぞれ抽出し、各分離画像領域(分離画像領
域を形成する画素群)毎に同図(b)に示すように順次
ラベル番号を付して、そのラベリングが行われている。
この分離画像領域の抽出は、例えば前記2値画像を走査
してその画素データを順次入力しながら第7図に示され
るようなマスク2を用い、注目画素とその4方向に隣接
する画素の連結性を判断して行われる。具体的には、前
記2値画像の走査によって画素データが順次入力される
ことがら、走査点Cの画素データGOと、その画素Cに
隣接する1走査ライン前の画素Aの画素データGA、お
よび前走査点Bの画素データGBとから、上記画素Cが
画素データ゛1″で示されるときの該画素Cの孤立性を
判定し、隣接画素と繋りを持つ画素を相互にまとめなが
ら前記2値画像中で孤立した画素データ“1”の集合部
分を検出することによって行われる。そして、このよう
にして抽出される分離画像領域に対して、ラベル番号を
次々と付すことによって、第6図(b)に示すようなラ
ベリング画像3を得ることが可能となる。
しかしてこのようなラベリング処理は、従来、第8図に
示す如く構成した回路によって行われている。第8図に
おいて連結モード判定部4は、上述したマスク2を用い
て走査点画素の隣接画素との連結性を判定するブロック
であり、中間ラベル生成部5は、上記連結モード判定部
4にて検出された分離画像I!域に対してラベル番号カ
ウンタ8によって示されるラベル番号を順に付すブロッ
クである。そして上記ラベル番号カウンタ6は、1つの
分離画像領域にラベル番号が付される都度インクリメン
トされ、順次抽出される分離画像領域に対して次々と新
しいラベル番号を付す如く制御されている。
ところが、上記の如く構成された従来の領域ラベリング
回路にあっては、前記ラベル番号カウンタ6のハードウ
ェア上の制約等から、例えば使用可能なラベル番号を(
0)から(511)までとする等して制限を設けている
。然し乍ら、計測対象の中には上記制約数を遥かに越え
る数の分離画像領域が抽出されるものが多々あり、この
ような場合には上述したラベリング処理が妨げられた。
そこで従来、入力画像1を予め複数の処理対象領域に分
割し、各処理対象領域毎に上述したラベリング処理を行
う等の工夫を施しているが、その処理に多大な時間を必
要とする等の不具合があった。
また前記ラベル番号カウンタ6の容量を増やすことも考
えられているが、回路のハードウェア構成が相当複雑化
することが否めなかった。
(発明の目的〕 本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的とするところは、画像中から多数抽出される分離
画像領域に効率良くラベルを付すことのできる簡易な構
成の領域ラベリング回路を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、2値画像を走査して画素データを順次入力し
、隣接画素との画素データの繋り関係から上記2値画像
中の分離画像領域を検出し、各分離画像領域毎に相互に
識別可能なラベルを付す領域ラベリング回路において、
例えば先にラベルを付した分離画像領域に対する処理が
終了し、その分離画像領域に付したラベルを用いる必要
性がなった等の理由により既に不要となったラベルを、
上記2値画像の走査に応じて、例えば前記2値画像の1
ラインの走査を終了したとき、現ラインおよび前ライン
に出現したラベルを判定する等して検出し、この不要判
定されたラベルを再使用してなることを特徴とするもの
である。
例えば上記分離画像領域に対するラベルの付与を、複数
のラベルを格納したラベル・テーブルをテーブル・アド
レス・カウンタによりアドレス指定して該ラベルを選択
的に読出し、且つ上記ラベル・テーブルから1つのラベ
ルを読出す都度、前記テーブル・アドレス・カウンタを
インクリメント(+1)して上記ラベルの読出しを制御
して行うようにする。そして上記不要ラベルの検出時に
は、上記テーブル・アドレス中カウンタをデクリメント
(−1)すると共に、このデクリメントされたカウンタ
によって指定される前記ラベル・テーブルのアドレスに
上記不要判定されたラベルを登録し、この登録されたラ
ベルを前記ラベル・テーブルから再び読出すことによっ
て、その不要ラベルを再使用するようにしたものである
〔発明の効果〕
かくして本発明によれば、所謂使用済ラベルを再使用す
るのでラベルの絶対数を増やすことなく、多くの分離画
像領域にそれぞれ識別可能なラベルを付すことが可能と
なる。しかもラベル・テーブルを用いた簡易な制御によ
って、且つ比較的小規模な回路構成によってラベリング
を行うことができる。従って、入力画像中から分離画像
領域が多数抽出される場合であっても、従来のように処
理対象領域を予め分割する等の工夫を施す必要がないの
で、その処理時間が長くなることがなく、またその処理
が繁雑化する不具合もない城の実用上多大なる効果が奏
せられる。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照して本発明の一実施例につき説明する
第1図は実施例回路の概略構成を示すもので、大略的に
は入力された2値画像を走査し、その画像データを順次
入力して、例えば前述したようなマスク2を用いて画素
間の連結性を判定する連結モード判定部11、テーブル
・アドレス・カウンタ12のアドレス指定を受けてラベ
ル番号テーブル13から選択的に読出されるラベルを、
上記判定検出された画素間の連結モードに従って走査点
画素に付す中間ラベル生成部14、および前記2値画像
の走査に同期して既に不要となったラベルを判定検出す
る不要ラベル判定部15とにより構成される。
連結モード判定部11、および中間ラベル生成部14は
、従来0路と同様に構成されるもので、2値画像の走査
点画素の画素データが“1”であるとき、その隣接画素
の画素データが“1”であるか否かを判定している。そ
してその画素が上記隣接画素と連結していないことが検
出された場合には、その画素が分離画像領域として始め
て出現したものであると判定し、中間ラベル生成部14
にて前記ラベル番号テーブル13から読出されたラベル
を付している。また、上記画素がその隣接画素と連結し
ていると判定した場合には、該隣接画素には走査の前時
点で既にラベルが付されていることから、そのラベルを
参照して同じラベルを付している。
尚、この場合、前記マスク2を用いて4方向の連結性を
判定していることから、相互に異なるラベルが付されて
いた画素Aと画素Bとが、画素Cの出現によって連結さ
れ、1つの分離画像領域であるとして判定される場合が
ある。このような場合には、中間ラベル生成部14にて
、例えばラベル番号の若い方にそのラベルを統一する等
のラベル修正が行われる。
具体的には、例えば第2図にその処理アルゴリズムを示
すように、1走査ラインの画素数が(512)である場
合、先ず画素制御値Nを零(0)に初期設定しくステッ
プ21)、前記マスク2の処理対象画素(走査点位置の
画素)Cの画素データが“1”であるか否かを判定する
(ステップ22)。そして画素Cが“1”でない場合(
“0”の場合)には、ラベリング対象とする画素でない
として、前記画素制御値Nをインクリメントしくステッ
プ23)、その値Nが1走査ラインの最終画素であるか
否かを判定しくステップ24)、最終画素でないことを
確認して次の走査点画素に対する処理を上記ステップ2
2から繰返す。
しかして画素Cが゛1″である場合には、次のステップ
25として1走査ライン前の画素Aの画素データが″1
”であるか否かを判定し、更にその判定結果に応じてス
テップ26またはステップ21にて1走査点前の画素B
の画素データが“1”であるか否かを判定する。これら
の判定処理によって前記画素Cが“1”である場合の、
隣接画素との連結性が次の4つのモードに分類される。
その1つは、画素A、Bが共に°゛0”である場合であ
る。この場合には、画素Cが新たに出現した分離画像領
域を形成するものであると判定し、ステップ28に示す
ように前記ラベル番号テーブル13からその指定アドレ
スTAに格納されているラベル番号を読出し、これをラ
ベリングする。その後、ステップ29にて上記指定アド
レスTAをインクリメントして前記ステップ23に結合
し、次の画素に対する処理に控える。
また画素Bのみが“1”の場合には、画素Cが上記画素
Bに連結して同じ分離画像領域を形成するものであると
判定され、ステップ30にて画素Cに画素Bと同じラベ
ル番号を付し後、次の画素に対する処理に控える。同様
にして、画素Aのみが111 IIの場合には、画素A
に付されたラベル番号を画素Cに付す。
また前記画素A、Bが共に“1′′の場合には、画素C
はその両者にそれぞれ連結していると判定される。この
場合には、その処理の前段階で上記画素A、Bにそれぞ
れ異なるラベル番号が付されていることがあるので、ス
テップ32にて先ずそのラベル番号を相互に判定し、例
えば若い番号のラベルに統一する。その後、ステップ3
3で、画素Cに上記統一したラベル番号を付し、次の画
素に対する処理に控える。このようにして先に付された
ラベルの修正を行いながら、相互に連結した複数の画素
には、順次同じラベルが付されることになる。
中間ラベル生成部14では、このようにして先に走査さ
れた画素と連結性を持たない画素が出現したときにのみ
、前記ラベル番号テーブル13から読出される新しいラ
ベルを付し、先に走査された画素と連結性を持つ画素が
出現したときには、その画素に付されたラベルを参照し
て同じラベルを付している。
一方、ラベル番号テーブル13は、例えば256のアド
レスを持ち、そのアドレス領域に(0)〜(255)か
らなるラベル番号を予め格納して構成されている。そし
てこのラベル番号テーブル13は、前記不要ラベル判定
部15が後述するようにして不要ラベルを検出したとき
、その不要判定されたラベル番号をテーブル・アドレス
・カウンタ12によって指定されるアドレスに格納する
ものとなっている。
しかして、このラベル番号テーブル13をアドレス制御
するテーブル・アドレス・カウンタ12は、例えば前記
連結モード判定部11の制御を受けて、前記ラベル番号
テーブル13から1つのラベルが読出される都度、その
カウント値がインクリメント(+1)され、また前記不
要ラベル判定部15が不要ラベルを検出する都度、その
カウント値がデクリメント(−1)される。上述した不
要ラベルのラベル番号テーブル13への書込み(登録)
は、このデクリメント制御に同期して行われ、そのデク
リメントされたアドレスに該不要判定されたラベルの登
録が行われるようになっている。このようなテーブル・
アドレス・カウンタ12により、上述した如く不要判定
されたラベルの登録が行われるラベル番号テーブル13
がアドレス指定され、その該当アドレスに格納されたラ
ベル番号が前記中間ラベル生成部14に読出される。従
って、不要判定されてラベル番号テーブル13に登録さ
れたラベル番号も、そのアドレス制御によって読出され
、ラベリングに再使用されるものとなっている。
ところで不要ラベル判定部15によるラベルの不要判定
は、例えば次のようにして行われる。第3図はその処理
アルゴリズムの一例を示すものである。
今、前記2値画像の走査によりラベリング処理を行いな
がら、その抽出された分離画像領域に対する画像処理(
計測等)をそのラベル番号に基づいて同時に行うものと
すると、一般的には1ライン走査を終了する都度、幾つ
かの抽出された分離画像領域に対する処理を終了するこ
とができる。
この場合、処理を終了した分離画像領域に対して付され
たラベル番号が、その後の処理には不要となることから
、該ラベル番号を使用済として不要判定することができ
る。
そこで不要ラベル判定部15では、例えば前記2値画像
の1ラインの走査が終了する都度、先ずステップ41に
てラベル判定11JIl(IIIを、例えばラベル番号
の大きいものから順に不要判定する如く初期設定する。
そして上記制御値Iで示されるラベル番号がその前ライ
ンで出現したか否かをステップ42にて調べ、次にステ
ップ43では同様にして現ラインの走査で出現したか否
かを調べる。そして該ラベル番号が前ラインで出現し、
且つ現ラインで出現しなかった場合、これを前ラインま
でに抽出された分離画像領域に対して付されたものであ
り、現時点では既に不要になったものであると判定して
いる。そして不要ラベルを判定検出したとき、ステップ
44にて前述したように前記テーブル・アドレス・カウ
ンタ12が指すラベル番号テーブル13のアドレスをデ
クリメント(−1)t、、そのアドレスに上記不要判定
したラベル番号を登録している(ステップ45)。その
後、前記ラベル判定制御111i1■をデクリメントし
くステップ46)、その制御値Iが零に達しないことを
確認して(ステップ41)、前述したステップ42から
の処理を繰返す。
従って、この不要ラベル判定時に複数の不要ラベルが検
出される場合には、不要ラベルが検出される都度、上記
アドレスのデクリメントと、そのアドレスへの不要判定
されたラベル番号の磨込みが行われることになる。
以上のようにして本実施例回路では、入力2値画像を走
査し、画素の連結性から分離画像領域を順次抽出してラ
ベル番号を付すに際して、1ライン走査毎に不要ラベル
の判定を行い、不要判定されたラベ・ル番号をラベル番
号テーブル13に登録しながら、該ラベル番号テーブル
13のアドレスを制御して新しく抽出される分離画像領
域に次々とラベル番号を付していくので、使用済として
不要判定されたラベル番号を効果的に再使用することが
可能となる。
次に、その具体例を第4図および第5図を参照して説明
する。
第4図(a)(b)は入力2値画像16と、この21画
像本回路によってラベリングしたラベリング画像11と
を対比して示すものであり、第3図(a)〜(f)はそ
のラベリング処理時におけるラベル番号テーブル13の
遷移状態と、その指定アドレスの関係とを示す図である
。尚、2値画像16中における「1」は、画素データが
“1”なる画素を示しており、その他の画素の画素デー
タは“O”である。またラベリング画像11中の(1)
、+2)。
・・・は、画素に付されたラベル番号を示している。
しかして2値画像16の走査を開始する際、先ずラベル
番号テーブル13は第5図(a)に示すように初期設定
され、その最初のアドレスが矢印(→)で示すように指
定されている。この状態で前記2値画像16の最初のラ
インPOの走査すると、この走査ラインでは画素データ
“1″なる画素が検出されないことから、前述したよう
にラベルの付与は行われない。従ってテーブル13の状
態変化もない。
その後、2番目のラインP1を走査すると、“1”なる
画素が先ず3つ連続して検出される。
しかしてこの場合には、先ずその最初の画素に対して前
記ラベル番号テーブル13のアドレス指定されているラ
ベル番号(1)が付される。このラベル番号の付与によ
ってラベル番号テーブル13に対する指定アドレスがイ
ンクリメントされる。そして次の画素に対してラベルを
付与しようとするとき、その画素が1つ前の画素に連結
していることから、前記ラベル番号テーブル13からの
次のラベル番号の読出しが行われず、1つ前の画素と同
じラベル番@(1)が付与される。従ってこの時には、
前記ラベル番号テーブル13の状態はそのまま維持され
る。
そして次の画素に対しても、同様にしてラベリングが行
われる。
その後、数画素をおいて再び1゛なる画素が検出される
。この場合には、前画素および1ライン上の画素との連
結性がないことから、新たに出現した画素であると判定
され、前記ラベル番号テーブル13から次のラベル番@
(’2が読出され、該画素に付与される。同様にして、
更に数画素をおいて検出される“1″なる画素に対して
は、ラベル番号テーブル13からラベル番号(3)が読
出され、これが付与される。そしてこのラインP1では
、3つの画素群を抽出してその走査が終了することがら
、ラベル番号テーブル13は、4番目のアドレスが指定
された状態で、その読出しを一時中止することになる。
このようにして1ラインの走査を終了した時点で、前記
不要ラベル判定部15による不要ラベルの検出処理が行
われる。しかし、この場合には前ラインPOでラベリン
グが行われていないことから、不要ラベルは検出されな
い。従って、次のラインP2の走査が開始される。
しかしてこのラインP2の走査時には、画素データが“
1″であるとして検出された画素が、それぞれ1ライン
前の画素と連結性を有していることから、新たなラベリ
ングが行われず、1ライン前の画素に関連付けられてそ
れぞれ同じラベル番号が付される。その後、このライン
P2の走査の終了に伴って前記不要ラベルの判定が行わ
れると、ラベル番号(2が不要ラベルとして検出される
。この不要ラベルの検出によって第5図(b)に示すよ
うにラベル番号テーブル13の指定アドレスが1つ戻さ
れ(デクリメント)、そのアドレスに上記不要判定され
たラベル番号(aが登録される。そしてこのラベル番号
(2が次に読出されるように制御される。
しかして次のラインP3を走査すると、このラインでは
画素検出が行われない。この結果、当然ラベリングが行
われることがなく、前述した不要ラベルの判定処理に進
む。そしてこの不要ラベルの判定処理では、先ずラベル
番号(aが不要ラベルとして検出され、前記ラベルデー
プル13のアドレスのデクリメントと、そのアドレスへ
のラベル番号(3の登録が行われ、続いてラベル番号(
1)が不要ラベルとして検出される。そしてこのラベル
番号(1)に対しても、前記アドレスのデクリメントと
、そのアドレスへの上記ラベル番号(1)の登録が行わ
れる。この状態が第5図(C)に示される。
しかる後、次のラインP4の走査時には、新たに“1”
なる画素が検出されることから、第5図(C)に示す指
定アドレスのラベル番号から順に読出され、ラベル番号
(1)i31がそれぞれラベリングされることになる。
つまり、先に使用され、その後不要となったラベル番号
(1)i3がそれぞれ再使用されることになる。そして
ラインP4の走査終了時には、ラベル番号テーブル13
は第5図(d)に示すように3番目のアドレスが指定さ
れた状態で待機することになる。
しかる後、次のラインの走査時には、ラベル番号(2)
、(4)が順に読出され、第5図(e)に示す状態にラ
ベル番号テーブル13の状態が変化した後、不要ラベル
判定が再び行われる。そしてこの時には、ラベル番号(
1)が再び不要ラベルとして検出され、第5図(f)に
示すように前記ラベル番号テーブル13に再登録される
以降、このようなラベリング制御と不要ラベルの判定、
およびその再登録とが順次繰返して実行され、不要判定
されたラベル番号を再使用した第4図1)に示す如きラ
ベリング画像17が得られることになる。
以上説明したように本回路によれば、比較的小規模な回
路構成によってラベル番号を効果的に制御しつつ、不要
ラベルを判定検出して、これを再使用することがきる。
従ってラベル番号テーブル13に準備されたラベルの数
より多い分離画像領域が抽出される場合であっても、こ
れらの分離画像領域に対して効果的にラベルを付すこと
ができる。
そして従来のように、そのハードウェア構成が大災りと
なったり、或いはその処理時間が長くなる等の不具合を
招くことがない等の実用上多大なる効果が奏せられる。
尚、′本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施する
ことができる。例えばラベルは番号として与える必要は
なく、相互に識別可能なものであれば良い。またラベル
数等は、処理対象両画の画素数等の仕様に応じて定めれ
ば良いものである。またマスクとして8方向の画素の繋
りを判定するものを用いることも勿論可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例回路の概略構成図、第2図は
分離画像領域の抽出とそのラベリングの処理アルゴリズ
ムの例を示す図、第3図は不要うベルの判定検出の処理
アルゴリズムの例を示す図、ベル番号テーブルの遷移状
態を示す図、第6図は従来のラベリング処理を示す図、
第7図は画素の連結性を検出する為のマスクの例を示す
図、第8図は従来の領域ラベリング回路の構成例を示す
図である。 11・・・連結モード判定部、12・・・テーブル・ア
ドレス・カウンタ、13・・・ラベル番号テーブル、1
4・・・中間ラベル生成部、15・・・不要ラベル判定
部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2値画像を走査して画素データを順次入力し、隣
    接画素との画素データの繋り関係から分離画像領域を検
    出し、各分離画像領域毎に相互に識別可能なラベルを付
    す領域ラベリング回路において、上記2値画像の走査に
    応じて既に不要となったラベルを判定検出し、この不要
    判定されたラベルを再使用してなることを特徴とする領
    域ラベリング回路。
  2. (2)分離画像領域に対するラベルの付与は、複数のラ
    ベルを格納したラベル・テーブルをテーブル・アドレス
    ・カウンタによりアドレス指定して該ラベルを選択的に
    読出し、且つ上記ラベル・テーブルから1つのラベルを
    読出す都度、前記テーブル・アドレス・カウンタをイン
    クリメントして上記ラベルの読出しを制御して行われ、
    不要判定されたラベルの再使用は、不要ラベルの検出時
    に上記テーブル・アドレス・カウンタをデクリメントす
    ると共に、このデクリメントされたカウンタによつて指
    定される前記ラベル・テーブルのアドレスに上記不要ラ
    ベルを登録して行われるものである特許請求の範囲第1
    項記載の領域ラベリング回路。
  3. (3)ラベルの不要判定は、2値画像の1ライン走査を
    終了したとき、現ラインおよび前ラインに出現したラベ
    ルを判定して行われるものである特許請求の範囲第1項
    記載の領域ラベリング回路。
JP59267174A 1984-12-18 1984-12-18 領域ラベリング回路 Granted JPS61145689A (ja)

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JPS61145689A true JPS61145689A (ja) 1986-07-03
JPH0221026B2 JPH0221026B2 (ja) 1990-05-11

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