JPS61122281A - 1,5―ベンゾチアゼピン誘導体 - Google Patents

1,5―ベンゾチアゼピン誘導体

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JPS61122281A
JPS61122281A JP60257448A JP25744885A JPS61122281A JP S61122281 A JPS61122281 A JP S61122281A JP 60257448 A JP60257448 A JP 60257448A JP 25744885 A JP25744885 A JP 25744885A JP S61122281 A JPS61122281 A JP S61122281A
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武田 幹男
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大石 篤郎
Hiromichi Nakajima
中島 宏通
Hiroshi Nagao
拓 長尾
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Tanabe Seiyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は医薬化合物として有用な新規1.5−ベンゾチ
アゼピン誘導体及びその製法に関する。
(従来技術) 米国特許第3,562.257号には2−(4−メトキ
シフェニル)−3−ヒドロキシ(又はアセトキシ)−5
−(2−(ジメチルアミノ)エチル〕−7−クロロー2
,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H
)−オンの如き7−クロロ−1,5−ベンゾチアゼピン
誘導体を含む種々のベンゾチアゼピン誘導体が冠血管拡
張作用を有することが示されている。
(発明の目°的) 本発明の目的は新規1.5−ベンゾチアゼピン誘導体、
その製法及び該1.5一ベンゾチアゼピン誘導体を有効
成分とする医薬組成物を提供するものであり、イ也の目
的は1亥1.5−ベンゾチアゼピン誘導体の製造に有用
な新規合成中間体を提供するものである。
(発明の構成及び効果) 本発明の目的化合物である1、5−ベンゾチアゼピン誘
導体又はその塩は次の一般式で示される。
(但し、R1は水素原子又は低級アルカノイル、R2及
びR3は共に低級アルキル、R4及びR5は一方が塩素
原子であり、他方が水素原子を表す。)本発明の目的化
合物(1)又はその塩は優れた降圧作用及び/又は脳・
冠血管拡張作用を有する有用な医薬化合物である。
とりわけ、本発明の化合物(1)は強力な降圧作用と共
にその作用の持続性に特徴を有する。例えば自然発症高
血圧ラットに経口投与した場合、本発明の目的化合物で
ある(+)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3
−アセトキシ−5−〔2−(ジメチルアミノ)エチルク
ー9−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチア
ゼピン−4(5H)−オンは30■/kg投与により、
該ラットの血圧を投与1時間後に741mHg低下させ
るのみならず、投与4時間後においても54+nHg低
下させることができる。
また、麻酔犬に動脈内投与して脳血管拡張作用を調べた
場合、本発明の目的化合物である(+)−シス−2−(
4−メトキシフェニル)−3−アセトキシ−5−(2−
(ジメチルアミノ)エチルツー9−クロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン
及び(+)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3
−ヒドロキシ−5−(2−(ジメチルアミノ)エチルク
ー9−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチア
ゼピン−4(5H)−オンはパパベリンに対し約15−
22倍及び(±)−シス−2−(4−メトキシフェニル
)−3−アセトキシ−5−[2−(ジメチルアミノ)エ
チル]−7−クロロー2.3−ジヒドロ−1,5−ベン
ゾチアゼピン−4(5H)−オンに対し約3倍強力な脳
血管拡張作用を示す。
一方、モルモット摘出心臓を用いランゲンドルフ法で冠
血管拡張作用を調べた場合、本発明の目的化合物である
(+)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ア
セトキシ−5−(2−(ジメチルアミノ)エチルツー9
−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピ
ン−4(5H)−オンはパパへリンより約10倍強力な
冠血管拡張作用を示す。
加えて、本発明の目的化合物(I)は優れた血小板凝集
抑制作用を示し、さらには副作用(例えば、中枢神経作
用)が弱く、また同時に毒性も低い。例えば本発明の化
合物(+)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3
−アセトキシ−5−〔2−(ジメチルアミノ)エチルク
ー9−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチア
ゼピン−4(5H)−オンの急性毒性(LD、。:マウ
ス、経口投与)は約1.  OOOmg/kgである。
本発明の化合物としては一般式(I)において、「が水
素原子又はアセチル、プロピオニル、ブチリル、バレリ
ルの如き低級アルカノイルであり、R2およびR3が共
にメチル、エチル、プロピル、ブチルの如き低級アルキ
ルであり、R4及びR5はいずれか一方が塩素原子であ
り、他方が水素原子である化合物をあげることができ、
より好ましい化合物としては、一般式(1)においてR
1が水素原子又はアセチルでありRt及びR3が共にメ
チルであり、R4及びR5はいずれか一方が塩素原子で
あり、他方が水素原子である化合物をあげることができ
る。更に好ましい化合物としては一般式(1)において
R1が水素原子又はアセチルでありR2及びR3が共に
メチルであり、R4が水素原子であり、R5が塩素原子
である化合物をあげることができる。
本発明の化合物(I)はベンゾチアゼピン骨格の2位及
び3位に2個の不斉炭素原子を有するため、2種の立体
異性体(即ち、シス及びトランス異性体)もしくは4種
の光学異性体〔即ち、(+)−シス、(−)−シス、(
+)−トランス及び(−)−トランス異性体〕が存在す
るが、本発明の目的化合物はこれら異性体もしくはそれ
らの混合物のいずれをも包含するものである。しかしな
がら医薬用途に供する化合物としては、これら化合物の
うちシス異性体、とりわけ(+)−シス異性体が好まし
い。
本発明によれば、目的化合物(I)は一般式(但し、R
1、R4及びR5は前記と同一意味を存する。)で示さ
れる化合物又はその塩と一般式 (但し、Xはハロゲン原子を表し、R2、及びR3は前
記と同一意味を有する。) )      で示されるアルキルハライド又はその塩
とを縮合反応させることにより製することができる。
また、化合物(1)のうち一般式 (但し、R6は低級アルキルを表し、R2、R3、R4
及びR5は前記と同一意味を有する。) で示される化合物は一般式 (但し、R2、R3、R4、及びR5は前記と同一意味
を有する。) で示される化合物又はその塩と一般式 %式%) (但し R6は前記と同一意味を有する。)で示される
脂肪酸又はその反応性誘導体とを反応させることによっ
ても製することができる。
原料化合物(II)又はその塩とアルキルハライド(1
111)又はその塩との縮合反応はアルカリ試薬の存在
下又は非存在下、適当な溶媒中で実施することができる
。原料化合物(n)の塩としては、例えばナトリウム塩
、カリウム塩の如きアルカリ金属塩が挙げられる。化合
物(n)を遊離の形で使用する場合、当該縮合反応はア
ルカリ試薬の存在下に実施するのが好ましい。アルカリ
試薬としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムの如き水酸化アルカリ金属、炭酸カリウム、炭酸すト
リウムの如き炭酸アルカリ金属、重炭酸カリウム、重炭
酸ナトリウムの如き重炭酸アルカリ金属、水素化ナトリ
ウムの如き水素化アルカリ金属等を好適に用いることが
できる。アルキルハライド([1)の塩としては1例え
ば塩酸塩、臭化水素酸塩の如き酸付加塩を挙げることが
できる。溶媒としては、例えばアセトン、酢酸エチル、
ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、アセト
ニトリル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、含水アセ
トン、含水酢酸エチル等を用いるのが好ましく、該縮合
反応はO〜100’C,とりわけ20〜70℃で実施す
るのが好ましい。
化合物(1−a)又はその塩と脂肪酸(IV)の反応性
誘導体との反応は適当な溶媒中、脱酸剤の存在下又は非
存在下に実施することができる。化合物(1−a)の塩
としては、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩の如き酸付加塩
をあげることができる。
脂肪酸(IV)の反応性誘導体としては、無水酢酸、無
水プロピオン酸の如き酸無水物、アセチルクロリド、プ
ロピオニルクロリド、ブチリルクロリド、バレリルクロ
リドの如き酸ハライド等をあげることができる。脱酸剤
としては、例えばピリジン、トリエチルアミン、N−メ
チルピリジン、N−メチルモルホリン、N−メチルピロ
リジン、N−エチル−N、N−ジイソプロピルアミンな
どがあげられる。溶媒としては、例えば酢酸、クロロホ
ルム、ジクロロメタン、ジメチルホルムアミド、テトラ
ヒドロフランなどを用いるのが好ましい。当該反応にお
いて、脂肪酸(IV)の反応性SA 4体として過剰の
無水酢酸を用いる場合には、該無水!):酸が溶媒とも
なるため他の溶媒を使用することは必ずしも必要でない
。当該反応を実施するに際し、脂肪酸(■)の反応性誘
導体として酸無水物を用いる場合は20〜140℃で実
施するのが好ましく、反応性m4体として酸ハライドを
用いる場合は一10〜100℃で実施するのが好ましい
一方、脂肪酸(IV)を遊離酸の形で用いる場合、該化
合物と化合物(r−a)もしくはその塩との縮合反応は
適当な溶媒中縮合剤の存在下に実施することができる。
縮合剤としては、例えばN。
N゛ −ジシクロへキシルカルボジイミド、N、N”−
カルボニルジイミダゾール、1−メチル−2−ハロピリ
ジニウム・ヨード塩(例えば、1−メチル−2−ブロモ
ピリジニウム・ヨード塩)、メトキシアセチレン、トリ
フェニルホスフィン−四塩化炭素などが挙げられる。溶
媒としては、例えば、塩化メチレン、1.2−ジクロロ
エタン、クロロホルム、ベンゼン、トルエン、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサンなどを用いるのが好ましい。本
反応は0〜50°C1とくに0〜25℃で実施するのが
好ましい。
本発明の原料化合物(n)はベンゾチアゼピン骨格の2
位及び3位に2個の不斉炭素原子を有するため、4種の
光学異性体〔即ち、(+)−シス、(−)−シス、(+
)−トランス、(=)−トランス異性体〕が存在するが
、上記反応は全てラセミ化を伴わずに進行する。従って
、光学活性な目的化合物(1)及び(1−b)は化合物
(II)及び(1−a)の光学活性体を上記反応に用い
ることにより容易に得ることができる。
本発明の原料化合物(n)は新規化合物であり例えば、 (A) −a )一般式 (但し、R4及びR5は前記と同一意味を有する。)で
示されるチオフェノール誘導体と一般式(但し、R7は
低級アルキルを表す。)で示されるグリジッド酸エステ
ルとを反応させるか、或いは、 (A) −b )一般式 (但し、R8ば水素原子又は低級アルキルを表し、R′
及びR5は前記と同一意味を有する。)で示される化合
物を分子閉環反応させて、一般式(但し、R4及びR5
は前記と同一意味を有する。)で示される化合物を製し
、 (B)要すれば、該化合物(II−a)と一般式%式%
) (但し、R6は前記と同一意味を有する。)で示される
脂肪酸又はその反応性誘導体とを反応させて一般式 (但し、R4、R5及びR6は前記と同一意味を有する
。)で示される化合物とすることにより製することがで
きる。
化合物(V)とグリジッド酸エステル(Vl)との反応
は化合物(V)と化合物(Vl)の混合物をR8媒(例
えば、キシレン、ジフェニルエーテル、p−クメン)中
又は無溶媒で、130〜180℃に加熱することにより
実施することができる。本反応は不活性ガス(例えばア
ルゴン)雰囲気下に行うのが好ましい。本反応における
生成物として花台物(II−a)と−(■)  (R’
=低級アルキル)との混合物、あるいは化合物(n−a
)が立体異性体(即ち、シス及びトランス異性体)の混
合物として得られる場合、これら混合物は低級アルカノ
ール(例えば、エタノール)の如き溶媒に対する溶解度
差を利用することにより、或いはカラムクロマトグラフ
ィーにより各々分離することかできる。
化合物(■)の分子内閉環反応は化合物(■)を適当な
溶媒(例えば、キシレン、トルエン、ジフェニルエーテ
ル、p−クメン、酢酸等)中又は゛無溶媒で1.110
〜160℃に加熱することにより実施することができる
。また化合物(■)(R8=低級アルキル)の分子内閉
環反応はジメチルスルホキシド中、メチルスルフィニル
カルボアニオン(CIhSOCI(z、ジメチルスルホ
キシド及び水素化ナトリウムより調製)の存在下、0〜
30℃で実施することもできる。さらに、化合物(■”
)  (R”=H)の分子内閉環反応は適当な溶媒(例
えば、クロロホルム、ジメチルホルムアミド、四塩化炭
素、ジクロロメタン、1.2−ジクロロエタン、酢酸エ
チル、ジオキサン等)中、縮合剤の存在下、−10〜7
0℃で実施することもできる。縮合剤としては、例えば
、N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド単独、あ
るいはN、N″−ジシクロへキシルカルボジイミドと1
−ヒドロキシベンゾトリアゾール、4−ジメチルアミノ
ピリジン、N−ヒドロキシフタルイミド、N−ヒドロキ
シコハク酸イミド、トリクロロフェノール、p−二トロ
フェノール、もしくは、3−ヒドロキシ−4−オキソ−
3,4−ジヒドロ−1,2,3−ベンゾトリアミンとの
混合物の組合せを用いることができる。
また、カルボニルジイミダゾール、エトキシアセチレン
、■−メチルー2−八口ピリジウム・ヨード塩(例えば
、1−メチル−2−クロロピリジウム・ヨード塩)を当
該縮合剤として使用することができる。さらに、1−メ
チル−2−ハロピリジウムハライドはトリメチルアミン
、トリエチルアミンの如き塩基と組合せて当該縮合剤と
して使用することができる。
またさらに、化合物(II−a)は例えば、光学活性1
−(2−ナフチルスルホニル)ピロリジン−2−カルボ
ニルクロリドなどの光学分割剤を使用することにより、
各々の光学異性体に分割することができる。例えば、化
合物(II−a)と(S)−1−(2−ナフチルスルホ
ニル)ピロリジン−2−カルボニルクロリドとを反応さ
せ、次いで生成する2種のジアステレオマーを溶媒に対
する溶解度差を利用して分別結晶或いはカラムクロマト
グラフィーで分離し、さらに得られたジアステレオマー
を加水分解することにより実施することができる。ジア
ステレオマーの加水分解反応における生成物として、光
学活性な化合物(If−a)と光学活性な化合物(■)
  (R11=H)との混合物が得られる場合、これら
は溶解度差を利用することにより、互いに分離すること
ができる。
化合物(II−a)のアシル化は、該化合物を化合物(
I−a)のアシル化と同様、式: R6C0OH(但し
 R6は前記と同一意味を有する。)で示される脂肪酸
もしくはその反応性誘導体と反応させることにより実施
することができる。
尚、上記反応は全てラセミ化を伴うことな〈実施するこ
とができる。
上記反応において用いる原料化合物(■)は、例えば特
公昭45−9383、特公昭46−8982、特公昭4
9−36221、特公昭50−24954、特開昭57
−142963、特開昭57−176951或いは特開
昭57−193449に記載の方法に準拠して製するこ
とができる。
本発明の目的化合物(1)は医薬として使用する場合、
遊離塩基としても、またその塩としても使用することが
できる。塩としては、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨ
ウ化水素酸塩、過塩素酸塩、硫酸塩、リン酸塩の如き無
機酸付加塩;シュウ酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、
酒石酸塩、メタンスルホン酸塩の如き有機酸付加塩など
が挙げられる。これら塩は、例えば化合物(1)を酸で
処理することにより容易に取得することができる。
化合物(I)もしくはその薬理的に許容しうる酸付加塩
は経口的にも非経口的にも投与することができる。
本発明の目的化合物(1)もしくはその塩を医薬として
使用する場合、前記化合物(1)を経口もしくは非経口
投与に適した医薬賦形剤と混合した医薬製剤として使用
することができる。このような賦形剤としては、例えば
デン粉、ラクトース、グルコース、リン酸カリウム、と
うもろこしデン粉、アラビアゴム、ステアリン酸、その
他通常の医薬賦形剤などを好適に使用することができる
。医薬製剤は錠剤、丸剤、カプセル、廃剤の如き固形剤
であってもよく、また溶液、けん濁液、乳液の如き液剤
であってもよい。更に、非経口的に投与する場合は、こ
の医薬製剤は注射剤として使用することもできる。
前述した9口く本発明の化合物(I)は優れた降圧作用
、脳もしくは冠血管拡張作用及び血小板凝集抑制作用を
有している。このため化合物(1)は高血圧症;脳血管
れん縮、脳梗塞、脳卒中の如き脳疾患、狭心症、不整脈
、心筋梗塞の如き心臓疾患に対する予防、改善または治
療剤として有用である。殊に本発明化合物(1)は米国
特許第3562257号記載化合物、例えばその7−ク
ロロ誘s体< <±)−シス−2−(4−メトキシフェ
ニル)−3−アセトキシ−5−(2−(ジメチルアミノ
)エチル〕−7−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−
ベンゾチアゼピン−4(5H)−オンに較べてより一層
優れた治療効果(降圧作用、脳・冠血管拡張作用等)を
奏するのみならず、より優れた作用持続性を示し、毒性
が低いため、上記7−クロロ体に較べて一層優れた降圧
剤および/または脳・冠血管拡張剤となるものである。
本発明の化合物(I)又はその薬理的に許容しうる塩の
1日あたりの投与量は投与方法、患者の年齢、体重、状
態及び疾患の種類によっても異なるが、通常、約0.0
5〜1゛0■/ kgが好ましく、経口投与では約0.
5〜10 mg/ kg、非経口投与(例えば、静脈内
注射)では約0.05〜2■/ kgがとりわけ好まし
い。
尚、本明細書中、低級アルキル、低級アルカノイルはそ
れぞれ、炭素数1〜4の直鎖もしくは分枝アルキル、炭
素数2〜4の直鎖もしくは分枝アルカノイルを表す。
又、本明細書において、“スレオ”とはプロピオン酸の
2位及び3位に置換している水酸基及び2−アミノ−3
又は6−クロロ−フェニルチオ(あるいは2又は5−ク
ロロ−6−ニドロフエニルチオ)基とがスレオ型配置(
即ち、フィッシャー投影図において前記2つの置換基が
主鎖の反対側に位置する)を有することを意味する。
実験例 1 (降圧作用) 水に熔解或いはけん濁した検体(投与量:30■/kg
)を1夜絶食させた自然発症高血圧ラット(1群=3匹
)に経口投与した。ラットの収縮期血圧をプレチスモグ
ラフ法(ザ・ジャーナル・オブ・ラボラトリ−・アンド
・クリニカル・メディシン1.第78巻、第957頁(
1971年))により測定した。検体の降圧作用は投与
後1時間計及び4時間計に求め、下記指標に基づいて判
定した。
(−)   :  l 0mm11g未満の血圧低下(
+)   :  10mm11g以上20mm11g未
満の血圧低下(+÷)  :  20mm16以上4Q
mmt1g未満の血圧低下(+++)  :  40m
m11gmm11g以上6朱(++++) :  6 
0mmHg以上の血圧低下その結果を下記第1表に示す
第   1   表 実験例 2 (脳血管拡張作用) 雄性大(体重=IO〜2.0kg)をペントハルヒター
ル・ナトリウム塩(静脈内投与、投与量=301■/ 
kg )で麻酔した。椎骨動脈の血流量を人工呼吸のも
とて電磁流量計を用いて測定した。検体を5%グルコー
ス水溶液に溶解し、該溶液を椎骨動脈内に注射した。検
体の脳血管拡張作用は用量作用曲線から算出したパパへ
リンに対する効力比として求めた。その結果を下記第2
表に示す。
第   2   表 実験例 3 (冠血管拡張作用) モルモット(体重:約280 g)摘出心臓の冠血流量
に対する効果をランゲンドルフ法を用いて調べた。摘出
心臓を線維素を除去したウサギ血液2%を含むロックリ
ンガ−溶液(酸素95%と二酸化炭素5%からなる混合
ガスで飽和)で潅流した。潅流圧は40cm水柱に保っ
た。検体は5%グルコース溶液で溶解し、心臓当たり0
.1mlの液量で潅流液に注入した。流出潅流液を点滴
計数器を用いて測定し、冠血流量とした。
下記第3表に示す化合物は冠血流量の増加が投与量10
μg/心臓で0.5ml/分以上であった。一方、パバ
ベリンは上記実験において、冠血流量の増加が投与量1
00μg/心臓で0.5ml/分以上であった。
第   3   表 実験例 4 (血小板凝集抑制作用) エーテルで麻酔したSD−系雄性ラットの腹1部大動脈
から血液を採取した。ラット血液9容を3゜8 W/V
%クエン酸・三ナトリウム塩水溶液1容と混和し、該混
合物を遠心分離により血小板けん濁血漿(P P P 
)を調製した。残存血液を更に遠心分離して血小板除去
血漿(PPP)を調製した。
PRPの血小板数をPPPで0.8〜I X 10h/
m”に調整した。稀釈PRP 200μlと検体溶液2
5μl (検体の最終濃度=100μg/ml)との混
合物を37℃で2分間攪拌後、コラーゲン溶液〔ビオキ
ミカ・工・ビオフイジカ・アクタ0、第186@、第2
54頁(1969年)〕25μlを加えて血小板凝集を
起こさせた。血小板凝集能はボーンの方法(ネイチャー
0、第194巻、第927頁(1962年)〕により測
定し、検体の血小板凝集抑制作用を求めた。下記に示す
化合物はアセチルサリチル酸(100μg/ml)と同
等以上の血小板凝集抑制作用を示した。
実施例1 (±)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ヒ
ドロキシ−9−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベ
ンゾチアゼピン−4(5H)−オン2.0]、g、2−
(ジメトキシアミノ)エチルクロリド塩酸塩0.95 
g、粉末炭酸カリウム2.49g、アセトン60m1及
び水0.6mlの混合物を23時間還流する。反応終了
後、不溶物をろ過し、溶媒を留去する。残金にイソプロ
ピルエーテルを加え結晶化する。結晶をろ取し酢酸エチ
ルから再結晶することにより、(±)−シス−2−(4
−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−5−(2−(
ジメチルアミノ)エチルクー9−クロロ−2,3−ジヒ
ドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン1
.84gを得る。収率75.4%m、p、143−14
4℃ 塩酸塩1水和物: m、p。228−230℃(分解、143℃から湿潤、
メタノールから再結晶) 実施例2 (±)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ヒ
ドロキシ−5−(2−(ジメチルアミノ)エチルクー9
−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピ
ン−4(5H)−オン塩酸塩1水和物0.95 g、無
水酢酸10m1及び酢酸10m1の混合物を110°C
で6.5時間攪拌する。反応終了後、減圧下で溶媒を留
去し、残金にトルエンを加える。減圧下で溶媒を再び留
去し、残金をメタノール−エーテル混液から再結晶する
ことにより、(±)−シス−2−(4−メトキシフェニ
ル)−3−アセトキシ−5−C2−(ジメチルアミノ)
エチルクー9−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベ
ンゾチアゼピン−4(5H)−オン塩酸塩1水和物0.
93 gを得る。収率89.4% m、p、185−189℃(約156℃から湿潤) 実施例3 (±)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ヒ
ドロキシ−6−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベ
ンゾチアゼピン−4(5H)−オン1.68g、2−(
ジメチルアミノ)エチルクロリド塩酸塩0.79 g、
粉末炭酸カリウム2.07g、アセトン50m1及び水
0’、5mlの混合物を23時間還流する。反応終了後
、不溶物をろ過し、溶媒を減圧留去する。残金をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ン容媒;クロロホルム
:メタノール=4971)で精製し、塩酸塩とした後エ
タノール−エーテル混液から再結晶することにより、(
±)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ヒド
ロキシ−5−(2−(ジメチルアミノ)エチルクー6−
クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン
−4(5H)−オン塩酸塩1.24gを得る。収率55
.8% m、p、230.5−231.5℃(分解)実施例4 (±)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ヒ
ドロキシ−5−〔2−(ジメチルアミノ)エチルクー6
−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−Lベンゾチアゼ
ピン−4(5H)−オン0.67g、無水酢617m1
及びピリジン5滴の混合物を110℃で4.5時間攪拌
する。反応終了後、溶媒を減圧留去し、残金にトルエン
を加える。溶媒を再び減圧留去し、残金を塩酸塩としメ
タノールから再結晶することにより、(±)−シス−2
−(4−メトキシフェニル)−3−アセトキシ−5−〔
2−(ジメチルアミノ)エチルツー6−クロロ−2,3
−ジヒドロ−L5−ベンゾチアゼピン−4(5H) −
オン塩酸塩0.653 gを得る。収率81.6%m、
p、246−246.5℃(分解)実施例5 光学活性シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ヒ
ドロキシ−9−りロワー2.3−ジヒドロー1,5−ベ
ンゾチアゼピン−4(5H)−オン(後記参考例5  
(2−a)で得られるラクタムA) 4.00g、2−
(ジメチルアミノ)エチルクロリド塩酸塩1.80 g
、粉末炭酸カリウム5.7g及びアセトン150m1の
混合物を20時間還流する。
7      反応終了後、不溶物をろ過し、溶媒を留
去する。
残金を過塩素酸塩とし、メタノールから再結晶すること
により、(+)−シス−2−(4−メトキシフェニル)
−3−ヒドロキシ−5−(2−(ジメチルアミノ)エチ
ル−9−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチ
アゼピン−4(5H)−オン過塩素酸塩1/4水和物4
.63gを得る。収率76゜0% m、p、190−192℃ 〔α〕  +10゜2’  (C=0.334、ジメチ
ルホルムアミド) 実施例6 (+)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ヒ
ドロキシ−5−(2−(ジメトキシアミノ)エチル〕−
9−クロロー2.3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼ
ピン−4(5H)−オン2.84g、無水酢酸30m1
及びピリジン30滴の混合物を100℃で4時間攪拌す
る。反応終了後、減圧下で溶媒を留去し、残金にトルエ
ンを加える。混合物から減圧下で再び溶媒を留去する。
残金を塩酸塩とし、エタノール−エーテル混液から再結
晶することにより、(+)−シス−2−(4−メトキシ
フェニル)−3−アセトキシ−5−(2−(ジメチルア
ミン)エチル〕−9−クロロー2,3−ジヒドロ−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン塩酸塩1水和
物3.02gを得る。収率85゜9%m、p、140−
143℃ 〔α)  +13.0O(C=0.347、メタ、ノー
ル) 実施例7 光学活性シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ヒ
ドロキシ−9−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベ
ンゾチアゼピン−4(5H)−オン(後記参考例5−(
2−b)で得られるラクタムB)2゜00g、2−(ジ
メチルアミノ)エチルクロリド塩酸塩0.90g、粉末
炭酸カリウム2.89g及びアセトン100m1の混合
物を実施例5と同様に処理することにより、(−)−シ
ス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−
5−〔2−(ジメチルアミノ)エチルクー9−クロロ−
2゜3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5
H)−オン過塩素酸塩1/4水和物2.68gを得る。
収率87.9% m、p、  190−192℃ 〔α)  −10,3° (C=0.321、ジメチル
ホルムアミド) 実施例8 (−)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ヒ
ドロキシ−5−(2−(ジメチルアミノ)エチル〕−9
−クロロー2.3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピ
ン−4(5H)−オン1.27 g、無水酢酸15m1
及びピリジン15滴の混合物を実施例6と同様に処理す
ることにより、(=)−シス−2−(4−メトキシフェ
ニル)−3−アセトキシ−5−(2−(ジメチルアミノ
)エチル〕 −9−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5
−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン塩酸塩1水和吻
1.40 gを得る。収率88.9% m、p、139−142℃ 〔α〕 −13,0’  (C=0.348、メタノー
ル) 実施例9 (±)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ア
セトキシ−9−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ヘ
ンゾチアゼピン−4(5H)−オン200mg、2−(
ジメチルアミノ)エチルクロリド塩酸塩84mg、粉末
炭酸カリウム220mg及びアセトン10m1の混合物
を20時間還流する。反応終了後、不溶物をろ過し、溶
媒を留去する。残金を塩酸塩とし、メタノールから再結
晶することにより、(±)−シス−2−(4−メトキシ
フェニル)−3−アセトキシ−5−(2−(ジメチルア
ミノ)エチル〕−9−クロロー2,3−ジヒドロ−1゜
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン塩酸塩1水和
物226mgを得る。収率85% 得られた生成物の物性埴は実施例2で得られた生成物の
それと一致。
参考例1 2−アミノ−3−クロロチオフェノール14゜33g及
びトランス−3−(4−メトキシフエニル)グリジッド
酸メチル18.7gの混合物をアルゴンガス中165℃
で23時間攪拌後、エタノールを加える。析出品をろ取
(ろ液は以後“母液I″と略称する。)し、クロロホル
ム−エタノール混液から再結晶することにより、(±)
−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ヒドロキ
シ−6−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチ
アゼピン−4(5H)−オン5.06 gを得る。
m、p、226.5−230.5℃ 母液Iから溶媒を留去し、残金をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶媒;ベンゼン:酢酸エチル=9 :
 1)で精製することにより、更に上記生成物1.21
 gを得る。
m、p、227−230℃ 更に、上記クロマトグラフィーにより、次の化合物を得
る。
(±)−トランス−2−(4−メトキシフェニル)−3
−ヒドロキシ−6−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5
−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン収量1.31 
g m、p、210 211℃(エタノ−ルーフo。
ホルム混液から再結晶) スレオ−2−ヒドロキシ−3−(2−アミノ−3−クロ
ロフェニルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)プロ
ピオン酸メチル 収ff16.02 g m、p、106.5−107.5℃(酢酸エチル−ヘキ
サン混液から再結晶) 参考例2 60%水素化ナトリウム1.32 gのジメチルスルホ
キシド溶液をアルゴンガス中70℃で1時間攪拌する。
冷却後スレオ−2−ヒドロキシ−3−(2−アミノ−3
−クロロフェニルチオ)−3−(4−メトキシフェニル
)プロピオン酸メチル5.52 gを加え室温で1時間
攪拌する。反応液を氷−酢酸混液に加え析出品をろ取、
水洗、乾燥後クロロホルム−エタノール混液から再結晶
することにより、(±)−シス−2−(4−メトキシフ
ェニル)−3−ヒドロキシ−6−クロロ−2,3−ジヒ
ドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン2
゜41gを得る。
m、p、、227.5 231℃ 参考例3 (1)2−クロロ−6−ニトロチオフェノール40.5
8 g、トランス−3−(4−メトキシフェニル)グリ
シ7ド酸メチル60.15g及び酢酸亜鉛2永和物1g
のトルエン溶液をアルゴンガス中室温で3時間攪拌する
。反応液から溶媒を留去し、残金にイソプロピルエーテ
ルを加え、析出晶を酢酸エチル−ヘキサン混液から再結
晶することによす、スレオ−2−ヒドロキシ−3−(2
−クロロ−6−ニドロフエニルチオ)−3−(4−メト
キシフェニル)プロピオン酸メチル62.37 gを得
る。
m、p、  110−111.5℃ 一方、ろ液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(m
媒;ベンゼン:酢酸エチル=20 : 1)に付すこと
により更に上記生成物2.93 gを得る。
m、p、109.5 111℃ (2)本島62g、10%パラジウム−炭素7g、酢酸
500m1及びエタノール500m1を常圧上水素ガス
雰囲気中室温で11時間振とうする。不溶物をろ過し、
溶媒を留去後、酢酸エチル−ヘキサンから再結晶してス
レオ−2−ヒドロキシ−3−(2−アミノ−6−クロロ
フェニルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)プロピ
オン酸メチル51.74gを得る。
m、p、114 116℃ (3)60%水素化ナトリウム84mgのジメチルスル
ホキシド溶液をアルゴン雰囲気下70℃で40分間撹拌
し、冷却後、上記生成物0.368 gのジメチルスル
ホキシド溶液を加える。室温で40分間攪拌後、氷−酢
酸混液に加え、析出晶を水洗、乾燥し、クロロホルム−
エタノールから再結晶することにより、(±)−シス−
2−(4−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−9−
クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン
−4(5H)−オン0.163gを得る。
m、p、249 252℃(分解) 参考例4 (1)スレオ−2−ヒドロキシ−3−(2−アミi  
     )−6−クロロフェニルチオ)−3−(4−
メトキシフェニル)プロピオン酸メチル18.39 g
、10%水酸化ナトリウム90m1、メタノール200
m1及び水90m1を室温で4時間攪拌する。反応液を
塩酸で約pH2に調整し、−夜攪拌する。析出晶を水洗
、乾燥することにより、スレオ−2−ヒドロキシ−3−
(2−アミノ−6−クロロフェニルチオ)−3−(4−
メトキシフェニル)プロピオン酸1/2水和物16.7
7gを得る。
m、p、108−110℃(エタノール−水から再結晶
) (2)本島15.77 gのキシレン溶液を、生成する
水を除去しながら、18時間還流し冷却後、析出晶をろ
取することにより、(±)−シス−2−(4−メトキシ
フェニル)−3−ヒドロキシ−9−クロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン
10.44 gを得る。
m、p、249−251℃(分解) 本島をジ、メチルホルムアミド−イソプロピルエーテル
から再結晶したものの融点は247−250℃(分解)
を示す。
参考例5 (1)(±)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−
3−ヒドロキシ−9−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン22.39 
gのピリジン溶液を氷−水で冷却し、(S)−1−(2
−ナフチルスルホニル)ピロリジン−2−カルボニルク
ロリド((S)−1−(2−ナフチルスルホニル)ピロ
リジン−2−カルボン酸及ヒシュウ酸クロリドから調製
)28.4gを加え、室温で18時間攪拌後、水及び酢
酸エチル−クロロホルム(1: 1)混液を加える。有
機層を塩酸、水、炭酸水素ナトリウム水溶液及び水で順
次洗浄、乾燥後、溶媒を留去し、残金をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(溶媒;ベンゼン:酢酸エチル=
9 : 1)に付すことにより、生成物A18゜22g
〔油状物、〔α]  −13,2’  (C=0.32
6、クロロホルム)〕及び生成物817.01g〔結晶
、m、p、106 123℃、〔α〕+22.8° (
C=0.324、クロロホルム)〕を得る。
(2−a)前記(1)で得た生成物A17.46g、炭
酸カリウム41g、水100m1及びメタノール200
m1を室温で19時間攪拌する。析出晶を含水メタノー
ルから再結晶することにより、光学活性シス−2−(4
−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−9−クロロ−
2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5
H)−オン(以後本島は“ラクタムA”と称する。)7
.85gを得る。収率83.4% m、p、188−189℃ 〔α〕  0’  (C=0.275、ジメチルホルム
アミド) (2−b)前記(1)で得た生成物812.75g、炭
酸カリウム30g、水75m1及びメタノール150m
1を室温で20時間攪拌し、以下、(2−a)と同様に
処理することにより、光学活性シス−2−(4−メトキ
シフェニル)−3−ヒドロキシ−9−クロロ−2,3−
ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オ
ン(以後本島は“ラクタムB”と称する。)6.01g
を得る。収率91.3% m、p、188−189℃ 〔α)   0’  (C=0.477、ジメチルホル
ムアミド) 参考例6 参考例5−(L)で得た生成物82.27g、5%水酸
化ナトリウム水溶液40m1及びメタノール40m1を
室温で18時間攪拌後、水で希釈し、クロロホルム抽出
する。抽出液を水洗、乾燥後、溶媒を留去し、残金を含
水メタノールから再結晶することにより、ラクタム82
87mgを得る。
一方、水層を塩酸でpH3−4に調整しクロロホルム抽
出し、抽出液を水洗、乾燥後、溶媒を留去する。残金の
ベンゼン−エーテル溶液を濃塩酸で抽出し、塩酸層を炭
酸カリウムでpH4に調整し、クロロホルム抽出する。
抽出液を水洗、乾燥後、溶媒を留去することにより、(
−)−スレオ−2−ヒドロキシ−3−(2−アミノ−6
−クロロフェニルチオ)−3−(4−メトキシフェニル
)プロピオン酸640+y+gを油状物として得る。
〔α)  −158’  (C=0.520、クロロホ
ルム) 参考例7 (−)−スレオ−2−ヒドロキシ−3−(2−アミノ−
6−クロロフェニルチオ)−3−(4−メトキシフェニ
ル)プロピオン酸600Bのジメチルホルムアミド−ジ
クロロメタン5ml溶液に1−ヒドロキシベンゾトリア
ゾール15()mg及びジシクロへキシルカルボジイミ
ド550mgを加える。析出物をろ過し、溶媒を留去す
る。残金の酢酸エチル溶液を炭酸水素ナトリウム水溶液
、水で順次洗浄、乾燥後、酢酸エチルを留去し、残金を
含水メタノールから再結晶することにより、ラクタム8
414mgを得る。収率72.6% m、p、18B−i89℃ 参考例8 (±)〜シスー2−(4−メトキシフェニル)−3−ヒ
ドロキシ−9−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベ
ンゾチアゼピン−4(5H)−オン220IIgのピリ
ジン溶液に水冷下で酢酸クロリド61mgを加え室温で
1時間攪拌後、溶媒を留去する。残金の酢酸エチル溶液
を塩酸、水、炭酸水素ナトリウム水溶液及び水で順次洗
浄、乾燥後、溶媒を留去し、残金を酢酸エチルから再結
晶することにより、(±)−シス−2−(4−メトキシ
フェニル)−3−アセトキシ−9−クロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン
206Bを得る。 収率83.4% m、p、217 219℃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、R^1は水素原子又は低級アルカノイル、R^
    2及びR^3は共に低級アルキル、R^4及びR^5は
    一方が塩素原子であり、他方が水素原子を表す。)で示
    される1,5−ベンゾチアゼピン誘導体又はその塩。 2、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (但し、R^1は水素原子又は低級アルカノイル、R^
    4及びR^5は一方が塩素原子であり、他方が水素原子
    を表す。) で示される1,5−ベンゾチアゼピン誘導体又はその塩
    。 3、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (但し、R^1は水素原子又は低級アルカノイル、R^
    4及びR^5は一方が塩素原子であり、他方が水素原子
    を表す。) で示される1,5−ベンゾチアゼピン誘導体又はその塩
    と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (但し、R^2及びR^3は共に低級アルキル、Xはハ
    ロゲン原子を表す。) で示されるアルキルハライド又はその塩とを縮合反応さ
    せ、要すればさらに生成物をその塩とすることを特徴と
    する一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、R^1、R^2、R^3、R^4及びR^5は
    前記と同一意味を有する。) で示される1,5−ベンゾチアゼピン誘導体又はその塩
    の製法。 4、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −a) (但し、R^2及びR^3は共に低級アルキル、R^4
    及びR^5は一方が塩素原子であり、他方が水素原子を
    表す。) で示される1,5−ベンゾチアゼピン誘導体又はその塩
    と一般式 R^6COOH(IV) (但し、R^6は低級アルキルを表す。) で示される脂肪酸又はその反応性誘導体とを反応させ、
    要すれば更に生成物をその塩とすることを特徴とする一
    般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −b) (但し、R^2、R^3、R^4、R^5及びR^6は
    前記と同一意味を有する。) で示される1,5−ベンゾチアゼピン誘導体又はその塩
    の製法。 5、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、R^1は水素原子又は低級アルカノイル、R^
    2及びR^3は共に低級アルキル、R^4及びR^5は
    一方が塩素原子であり、他方が水素原子を表す。)で示
    される1,5−ベンゾチアゼピン誘導体又はその塩を有
    効成分としてなる降圧及び/又は脳・冠血管拡張剤。
JP60257448A 1984-11-17 1985-11-15 1,5―ベンゾチアゼピン誘導体 Granted JPS61122281A (ja)

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GB8429102 1984-11-17
CN85101892A CN85101892B (zh) 1984-11-17 1985-04-01 制备新型的1,5-苯并硫杂吖庚因衍生物的方法

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