JPS6313966B2 - - Google Patents

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JPS6313966B2
JPS6313966B2 JP22503084A JP22503084A JPS6313966B2 JP S6313966 B2 JPS6313966 B2 JP S6313966B2 JP 22503084 A JP22503084 A JP 22503084A JP 22503084 A JP22503084 A JP 22503084A JP S6313966 B2 JPS6313966 B2 JP S6313966B2
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JP
Japan
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compound
methoxyphenyl
group
chloro
lower alkyl
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Expired
Application number
JP22503084A
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English (en)
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JPS61103828A (ja
Inventor
Mikio Takeda
Atsuo Ooishi
Hiromichi Nakajima
Hiroshi Nagao
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Tanabe Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Tanabe Seiyaku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tanabe Seiyaku Co Ltd filed Critical Tanabe Seiyaku Co Ltd
Priority to JP22503084A priority Critical patent/JPS61103828A/ja
Publication of JPS61103828A publication Critical patent/JPS61103828A/ja
Publication of JPS6313966B2 publication Critical patent/JPS6313966B2/ja
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  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(技術分野) 本発明は新規8−クロロ−1,5−ベンゾチア
ゼピン誘導体もしくはその薬理学的に許容しうる
酸付加塩を有効成分としてなる降圧作用及び/又
は脳・冠血管拡張作用を有する医薬組成物に関す
る。 (従来技術) 2−(4−メトキシフエニル)−3−ヒドロキシ
(又はアセトキシ)−5−〔2−(ジメチルアミノ)
エチル〕−7−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オンの如き7
−クロロ−1,5−ベンゾチアゼピン誘導体が抗
抑うつ作用・精神安定作用及び/又は冠血管拡張
作用を有することは知られている(米国特許第
3562257号)。 (発明の目的) 本発明は、上記既知化合物と比較してもより優
れた降圧作用及び/又は脳・冠血管拡張作用を有
する新規医薬組成物を提供しようとするものであ
る。 (発明の講成及び効果) 本発明は一般式 (但し、R1は水素原子、低級アルキル基又は
R4CO−で示される基、R2及びR3は低級アルキル
基、R4は水素原子又は低級アルキル基を表わ
す。) で示される8−クロロ−1,5−ベンゾチアゼピ
ン誘導体もしくはその薬理学的に許容しうる酸付
加塩を有効成分としてなる降圧作用及び/又は
脳・冠血管拡張作用を有する医薬組成物に関す
る。 本発明に係る化合物()もしくはその塩は既
知化合物と比較してもより優れた降圧剤及び/又
は脳・冠血管拡張剤としての諸特性を具備するも
のである。とりわけ、本発明に係る化合物()
は強力かつ持続性の降圧作用を有するという優れ
た特徴を具備するものである。例えば、検体を自
然発症高血圧ラツト(SHR)に経口投与した場
合、本発明に係る(+)−シス−2−(4−メトキ
シフエニル)−3−アセトキシ−5−〔2−(ジメ
チルアミノエチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒ
ドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オ
ン・マレイン酸塩(投与量:30mg/Kg)は前記
SHRの血圧を検体投与後1時間目で約86mmHg、
4時間目でも約68mmHg低下させる。 また、本発明に係る化合物()は優れた脳も
しくは冠血管拡張作用を有する。例えば、検体を
麻酔犬に動脈内投与した後、その椎骨動脈血流量
を測定して脳血管拡張作用を調べた場合、本発明
に係る(+)−シス−2−(4−メトキシフエニ
ル)−3−アセトキシ−5−〔2−(ジメチルアミ
ノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒドロ−
1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン・塩
酸塩及び(+)−シス−2−(4−メトキシフエニ
ル)−3−プロピオニルオキシ−5−〔2−(ジメ
チルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−
オン・シユウ酸塩はパパベリンより約24〜25倍強
力な脳血管拡張作用を示し、またその作用は既知
化合物たる(±)−シス−2−(4−メトキシフエ
ニル)−3−アセトキシ−5−〔2−(ジメチルア
ミノ)エチル〕−7−クロロ−2,3−ジヒドロ
−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン・
塩酸塩より約5倍強力である。一方、モルモツト
摘出心臓を用いランゲンドルフ法で冠血管拡張作
用を調べた場合、本発明に係る(+)−シス−2
−(4−メトキシフエニル)−3−アセトキシ−5
−〔2−(ジメチルアミノ)エチル〕−8−クロロ
−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン
−4(5H)−オン・塩酸塩はパパベリンよりも約
10倍強力な冠血管拡張作用を示す。 さらに、本発明に係る化合物()は降圧作用
のみならず、脳冠血流増加作用に関しても(±)
−シス−2−(4−メトキシフエニル)−3−アセ
トキシ−5−〔2−(ジメチルアミノ)エチル〕−
7−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾ
チアゼピン−4(4H)−オンに較べてより一層優
れた作用持続性を有する。 加えて、本発明に係る化合物()は優れた血
小板凝集抑制作用も有する。さらにまた、化合物
()は副作用(例えば、中枢神経作用)が弱く、
また同時に毒性も低い。例えば、本発明に係る
(+)−シス−2−(4−メトキシフエニル)−3−
アセトキシ−5−〔2−(ジメチルアミノ)エチ
ル〕−8−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−
ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン・塩酸塩の急
性毒性(LD50:マウス、経口投与)は1000mg/
Kg以上である。 本発明に係る化合物としては、一般式()に
おいて、例えばR1が水素原子;メチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基の如き
炭素数1〜5の低級アルキル基;又は式R4CO−
で示される基であり、R4が水素原子もしくはメ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペン
チル基の如く炭素数1〜5の低級アルキル基であ
り;R2及びR3がそれぞれメチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基、ベンチル基の如き炭素数
1〜5の低級アルキル基である化合物が挙げられ
る。これらのうち、好ましい化合物としては、一
般式()において、R1が水素原子、メチル基、
ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチ
リル基又はバレリル基であり、R2及びR3がそれ
ぞれ炭素数1〜3のアルキル基である化合物が挙
げられる。より好ましい化合物としては、一般式
()において、R1が水素原子、メチル基、ホル
ミル基、アセチル基又はプロピオニル基であり、
R2及びR3がそれぞれメチル基又はエチル基であ
る化合物が挙げられる。他の好ましい化合物とし
ては、一般式()において、R1が水素原子で
ある化合物が挙げられる。さらに他の好ましい化
合物としては、一般式()において、R1
R4CO−で示される基であり、R4が水素原子又は
低級アルキル基である化合物が挙げられる。ま
た、より好ましい化合物としては、一般式()
において、R1がアセチル基又はプロピオニル基
であり、R2がメチル基であり、R3がメチル基又
はエチル基である化合物が挙げられる。さらによ
り好ましい化合物としては、一般式()におい
て、R1がアセチル基又はプロピオニル基であり、
R2及びR3がメチル基である化合物が挙げられる。
またとりわけ好ましい化合物としては、一般式
()において、R1がアセチル基であり、R2がメ
チル基であり、R3がメチル基又はエチル基であ
る化合物が挙げられる。 本発明に係る化合物()は分子内に2個の不
斉炭素原子を有するため、2種の立体異性体(す
なわち、シス及びトランス異性体)もしくは4種
の光学異性体(すなわち、(+)−シス、(−)−シ
ス、(+)−トランス及び(−)−トランス異性体)
が存在するが、本発明においてはこれら異性体も
しくはそれらの混合物をも包含するものである。
しかしながら、医薬用途に供する化合物として
は、これら化合物のうちシス異性体、とりわけ
(+)−シス異性体が好ましい。 本発明に係る化合物()は医薬として使用す
る場合、遊離化合物としても、またその薬理学的
に許容しうる酸付加塩としても使用することがで
きる。薬理学的に許容しうる酸付加塩としては、
例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、
過塩素酸塩、硫酸塩、リン酸塩の如き無機酸付加
塩;シユウ酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、酒
石酸塩、メタンスルホン酸塩の如き有機酸付加塩
などが挙げられる。これら塩は、例えば化合物
()を酸で処理することにより容易に取得する
ことができる。化合物()もしくはその薬理学
的に許容しうる酸付加塩は経口的にも非経口的に
も投与することができる。 本発明に係る化合物()もしくはその薬理学
的に許容しうる酸付加塩を医薬として使用する場
合、前記化合物()を経口もしくは非経口投与
に適した医薬賦形剤と混合した医薬製剤として使
用することができる。このような賦形剤として
は、例えばデン粉、ラクトース、グルコース、リ
ン酸カリウム、とうもろこしデン粉、アラビアゴ
ム、ステアリン酸、その他通常の医薬賦形剤など
を好適に使用することができる。医薬製剤は錠
剤、丸剤、カプセル、座剤の如き固型剤であつて
もよく、また溶液、けん濁液、乳液の如き液剤で
あつてもよい。さらに、非経口的に投与する場合
は、この医薬製剤は注射液として使用することも
できる。 前記した如く、本発明に係る化合物()は優
れた降圧作用、脳もしくは冠血管拡張作用及び血
小板凝集抑制作用を有している。このため、化合
物()は高血圧症;脳血管けいれん、脳梗塞の
如き脳疾患;及び狭心症、不整脈又は心筋梗塞の
如き心臓症患の治療、改善又は予防に有用であ
る。殊に、本発明に係る化合物()は米国特許
第3562257号記載の化合物、例えばその7−クロ
ロ誘導体((±)−シス−2−(4−メトキシフエ
ニル)−3−アセトキシ−5−〔2−(ジメチルア
ミノ)エチル〕−7−クロロ−2,3−ジヒドロ
−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オンな
ど)に較べてより一層優れた治療効果(降圧作
用、脳・冠血管拡張作用など)を奏するのみなら
ず、より優れた作用持続性を示し、毒性が低く、
それ故上記7−クロロ体に較べて一層優れた降圧
剤及び/又は脳・冠血管拡張剤となるものであ
る。 本発明に係る化合物()もしくはその薬理学
的に許容しうる塩の1日当りの投与量は投与方
法、患者の年令、体重、状態及び疾患の種類によ
つても異なるが、通常、1日当りの投与量は約
0.05〜10mg/Kgが好ましく、とりわけ経口投与で
は約0.5〜10mg/Kg、非経口投与(例えば、静脈
内注射)では約0.05〜2mg/Kgが好ましい。 本発明に係る化合物()においてR1が水素
原子又は式R4CO−(但し、R4は前記と同一意味
を有する)で示される基である化合物、すなわち
一般式 (但し、R5は水素原子又は式R4CO−で示される
基、R2、R3及びR4は前記と同一意味を有する。) で示される化合物は、一般式 (但し、R5は前記と同一意味を有する) で示される化合物もしくはその塩と一般式 (但し、Xはハロゲン原子、R2及びR3は前記と
同一意味を有する。) で示される化合物もしくはその塩とを縮合反応さ
せることにより製することができる。 また、化合物()のうち、R1が式R4CO−
(但し、R4は前記と同一意味を有する) で示される基である化合物、すなわち一般式 (但し、R2、R3及びR4は前記と同一意味を有す
る。) で示される化合物は、一般式 (但し、R2及びR3は前記と同一意味を有する。) で示される化合物もしくはその塩と一般式 R4COOH () (但し、R4は前記と同一意味を有する。) で示される化合物もしくはその反応性誘導体とを
縮合反応させることによつても製することができ
る。 さらに、化合物()のうちR1が低級アルキ
ル基である化合物、すなわち一般式 (但し、R6は低級アルキル基、R2びR3は前記と
同一意味を有する。) で示される化合物は、前記化合物(−b)もし
くはその塩と一般式 R6−X′ () (但し、X′は反応性残基、R6は前記と同一意味
を有する。)で示される化合物とを反応させるこ
とにより製することができる。 化合物()もしくはその塩(例えば、アルカ
リ金属塩)と化合物()もしくはその塩(例え
ば、塩酸塩、臭化水素酸塩)との縮合反応は適当
な溶媒(例えば、アセトン、酢酸エチル、ジメチ
ルホルムアミド、アセトニトリル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン)中0℃〜100℃で実施する
のが好ましい。尚、化合物()を遊離の形で使
用する場合、当該縮合反応はアルカリ試薬(例え
ば、水酸化アルカリ金属、炭酸アルカリ金属、水
素化アルカリ金属)の存在下に実施するのが好ま
しい。 化合物(−b)もしくはその塩(例えば、塩
酸、臭化水素酸塩)と化合物()の反応性誘導
体(例えば、混酸無水物、低級飽和脂肪酸無水
物、低級アルカノイルハライド)との縮合反応は
適当な溶媒(例えば、酢酸、クロロホルム、ジク
ロロメタン、ジメチルホルムアミド、テトラヒド
ロフラン)中脱酸剤(例えば、ピリジン、トリエ
チルアミン、N−メチルピペリジン、N−メチル
モルホリン、N−メチルピロリジン、N−エチル
−N.N−ジイソプロピルアミン)の存在下−10
℃〜140℃で実施するのが好ましい。尚、当該反
応において、化合物()の反応性誘導体として
過剰の無水酢酸を用いる場合には、該無水酢酸が
溶媒としても作用するため他の溶媒を使用するこ
とは必ずしも必要でない。 一方、化合物()を遊離酸の形で用いる場
合、該化合物と化合物(−b)もしくはその塩
との縮合反応は適当な溶媒(例えば、塩化メチレ
ン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム、ベ
ンゼン、トルエン、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン)中縮合剤(例えば、ジシクロヘキシルカル
ボジイミド、N,N′−カルボニルジイミダゾー
ル、1−メチル−2−ハロピリジニウム、ヨード
塩、メトキシアセチレン、トリフエニルホスフイ
ン−四塩化炭素)の存在下0℃〜50℃で実施する
のが好ましい。 化合物(−b)もしくはその塩と化合物
()(例えば、ジ低級アルキル硫酸、低級アルキ
ルハライド)との反応は適当な溶媒(例えば、ベ
ンゼン、トルエン、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド)中脱酸剤(例えば、水素化ナトリウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸ナトリウム)の存在下20℃〜100℃で実
施するのが好ましい。 上記反応において、化合物()又は(−
b)はベンゾチアゼピン骨格の2及び3位に2個
の不斉炭素原子を有するため4種の異性体(即
ち、(+)−シス、(−)−シス、(+)−トランス及
び(−)−トランス異性体)が存在するが、上記
全ての反応はラセミ化を伴わずに進行するため、
化合物()又は(−b)の光学活性体を用い
れば、本発明に係る化合物()を光学活性体と
して容易に取得することができる。 なお、化合物()においてR5が水素原子で
ある化合物は例えば、下記反応式に従つて製する
ことができる。 (但し、上記式中、R7は低級アルキル基を表わ
す。) すなわち、化合物(−a)は、(i)2−ニトロ
−5−クロロチオフエノール()と3−(p−
メトキシフエニル)グリシツド酸エステル()
とを反応させてプロピオン酸エステル化合物
()とし、(ii)該化合物()を加水分解して化
合物()とし、(iii)該化合物()を還元して化
合物()とし、次いで(iv)該化合物()を分子
内閉環させることにより製することができる。 一方、化合物()において、R5が式R4CO−
(但し、R4は前記と同一意味を有する。)で示さ
れる基である化合物は例えば、化合物(−a)
を、化合物(−b)のアシル化と同様、式
R4COOH(但し、R4は前記と同一意味を有する)
で示される化合物もしくはその反応性導体でアシ
ル化することにより製することができる。 上記反応は全てラセミ化を伴うことなく実施す
ることができる。 なお、本明細書において、低級アルキル基、低
級アルカノイル基及び低級飽和脂肪酸とはそれぞ
れ炭素数1〜5の直鎖もしくは分枝アルキル基、
炭素数2〜6の直鎖もしくは分枝アルカノイル基
及び炭素数2〜6の直鎖もしくは分枝飽和脂肪酸
を表わす。 また、本明細書において、“スレオ”とはプロ
ピオン酸の2位と3位に置換しているヒドロキシ
基と2−アミノ−5−クロロフエニルチオ(又は
2−ニトロ−5−クロロフエニルチオ)基とがス
レオ型配置を有する(即ち、フイツシヤー投影図
において前記2つの基が反対側に位置している)
ことを意味する。 実験例 1 (降圧作用) 水に溶解或いはけん濁した検体(投与量:30
mg/Kg)を1夜絶食させた自然発症高血圧ラツト
(SHR)(1群:3匹)に経口投与した。ラツト
の収縮期血圧をプレチスモゲラフ法(ザ・シヤー
ナル・オブ・ラボラトリー・アンド・クリニカ
ル・メデイシン.、第78巻、第957頁(1971年))
により測定した。検体の降圧作用は投与後1時間
目及び4時間目に求め、下記指標に基いて判定し
た。 (−):10mmHg未満の血圧低下 (+):10mmHg以上20mmHg未満の血圧低下 ():20mmHg以上40mmHg未満の血圧低下 ():40mmHg以上60mmHg未満の血圧低下 ():60mmHg以上の血圧低下 その結果は下記第1表の通りである。
【表】
【表】 実験例 2 (脳血管拡張作用) 雄性犬(体重:10〜20Kg)をペントバルビター
ル・ナトリウム塩(静脈内投与、投与量:30mg/
Kg)で麻酔した。椎骨動脈の血流量を人工呼吸の
もとで電磁流量計を用いて測定した。検体を5%
グルコース水溶液に溶解し、該溶液を椎骨動脈内
に注射した。検体の脳血管拡張作用は用量作用曲
線から算出したパパベリンに対する効力比として
求めた。その結果は下記第2表の通りである。
【表】
【表】 実験例 3 雄性犬(体重:20〜24Kg、一群:2匹)をペン
トパルビタール・ナトリウム塩(静脈内注射、投
与量:35mg/Kg)で麻酔した。椎骨動脈の血流量
を人工呼吸のもとで電磁流量計を用いて経時的に
測定した。検体((+)−シス−2−(4−メトキ
シフエニル)−3−アセトキシ−5−〔2−(ジメ
チルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−
オン・塩酸塩)の生理食塩水溶液を大腿静脈に投
与量200μg/Kgで注射した。検体の脳血管拡張
作用は下式より求めた。 椎骨動脈血流量の増加(△ml/分) =〔検体化合物注射後の血流量〕 −〔検体化合物注射直前の血流量〕 その結果は下記第3表の通りである。
【表】
【表】 実験例 4 (冠血管拡張作用) モルモツト(体重:約280g)摘出心臓の冠血
流量に対する効果をランゲンドルフ法を用いて調
べた。摘出心臓を線維素を除去したウサギ血液2
%を含むロツクリンガー溶液(酸素95%と二酸化
炭素5%からなる混合ガスで飽和)で潅流した。
潅流圧は40cm水柱に保つた。検体は5%グルコー
ス溶液に溶解し、心臓当り0.1mlの容量で潅流液
に注入した。流出潅流液を点滴計数器を用いて測
定し、冠血流量とした。 検体の冠血管拡張作用は下記指標に基いて判定
した。 (±):冠血流量の増加が投与量100μg/心臓で
0.5ml/分未満 (+):冠血流量の増加が投与量100μg/心臓で
0.5ml/分以上 ():冠血流量の増加が投与量30μg/心臓で
0.5ml/分以上 ():冠血流量の増加が投与量10μg/心臓以
下で0.5ml/分以上 その結果は下記第4表の通りである。
【表】
【表】 実験例 5 (血小板凝集抑制作用) エーテルで麻酔したSD−系雄性ラツトの腹部
大動脈から血液を採取した。ラツト血液9容を
3.8W/V%クエン酸・三ナトリウム塩水溶液1
容と混和し、該混合物を遠心分離により血小板け
ん濁血血漿(PRP)を調製した。残存血液を更
に遠心分離して血小板除去血漿(PPP)を調製
した。PRPの血小板数をPPPで0.8〜1×106/mm
に調整した。稀釈PRP200μと検体溶液25μ
(検体の最終濃度:100μg/ml)との混合物を37
℃で2分間かく拌後、コラーゲン溶液〔ビオキミ
カ・エ・ビオフイジカ・アクタ.、第186巻、第
254頁(1969年)〕25μを加えて血小板凝集を起
こさせた。血小板凝集能はボーンの方法〔ネイチ
ヤー.、第194巻、第927頁(1962年)〕により測定
し、血小板凝集抑制率を求め、検体の血小板凝集
抑制作用は下記指標に基いて判定した。 (−):検体の血小板凝集抑制率が10%未満 (+):検体の血小板凝集抑制率が10%以上であ
るが、アセチルサリチル酸(100μg/ml)の
抑制率よりも低い ():検体の血小板凝集抑制率がアセチルサリ
チル酸(100μg/ml)の抑制率と同等以上 その結果は下記第5表の通りである。
〔目的化合物()の調製〕
(1) (+)−シス−2−(4−メトキシフエニル)
−3−ヒドロキシ−8−クロロ−2,3−ジヒ
ドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−
オン6.8g、2−(ジメチルアミノ)エチルクロ
リド)・塩酸塩3.02g、炭酸カリウム6.1g及び
アセトン150mlの混合物を20時間加熱還流する。
反応終了後、不溶物をろ別しエタノールで洗浄
する。ろ液と洗浄液を合せ、該溶液を減圧下に
濃縮して溶媒を留去する。残査を酢酸エチルに
溶解し、該溶液を水洗、乾燥後溶媒を留去す
る。残査を酢酸エチルとn−ヘキサンとの混液
から再結晶することにより、(+)−シス−2−
(4−メトキシフエニル)−3−ヒドロキシ−5
−〔2−(ジメチルアミノ)エチル〕−8−クロ
ロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼ
ピン−4(5H)−オン7.13gを無色針状晶とし
て得る。 M.p.122〜124℃(分解) 〔α〕20 D+144.6゜(C=0.85、メタノール) 本品のシユウ酸塩: M.p.201〜203℃(分解)(クロロホルム、エタ
ノール及びエーテルの混液から再結晶) 〔α〕20 D+78.4゜(C=0.74、ジメチルホルムア
ミド) (2) (+)−シス−2−(4−メトキシフエニル)
−3−ヒドロキシ−5−〔2−(ジメチルアミ
ノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒドロ
−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン
6.4g、無水酢酸65ml及びピリジン0.7mlの混合
物を110℃で3時間かく拌する。反応終了後、
反応混合物を減圧下に濃縮して溶媒を留去す
る。残査を塩酸塩とし、アセトンとエタノール
との混液から再結晶することにより、(+)−シ
ス−2−(4−メトキシフエニル)−3−アセト
キシ−5−〔2−(ジメチルアミノ)エチル〕−
8−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベン
ゾチアゼピン−4(5H)−オン・塩酸塩・1/2水
和物4.7gを得る。 M.p.127〜131℃(分解) 〔α〕20 D+92.2゜(C=0.796、エタノール) 本品のマレイン酸塩: 針状晶(エタノールから再結晶) M.p.158〜160℃ 〔α〕20 D+75.4゜(C=1.0、メタノール) 本品のフマル酸塩: 針状晶(エタノールとエーテルとの混液から再
結晶) M.p.199〜201℃(分解) 本品のメタンスルホン酸塩・1水和物: プリズム晶(エタノールとエーテルとの混液か
ら再結晶) M.p.147〜149℃ 上記(1)又は(2)記載方法に準拠して下記第6表
記載の目的化合物を得る。
【表】
〔原料化合物()の調製〕
(1) 2−ニトロ−5−クロロチオフエノール
1.9.75g及び(+)−トランス−3−(4−メト
キシフエニル)グリシツド酸メチルエステル
27.6gをトルエン200mlにけん濁し、該けん濁
液に酢酸亜鉛・2水和物500mgを加える。混合
物を室温で3時間かく拌後減圧下に濃縮して溶
媒を留去する。残査にイソプロピルエーテルを
加え、析出量をろ取する。結晶を水及びイソプ
ロピルエーテルで洗浄後、ベンゼンとイソプロ
ピルエーテルとの混液から再結晶することによ
り、(±)−スレオ−3−(2−ニトロ−5−ク
ロロフエニルチオ)−2−ヒドロキシ−3−(4
−メトキシフエニル)プロピオン酸メチルエス
テル27.66gを針状晶として得る。 M.p.141〜143℃ (2‐a) (±)−スレオ−3−(2−ニトロ−5−ク
ロロフエニルチオ)−2−ヒドロキシ−3−
(4−メトキシフエニル)プロピオン酸メチ
ルエステル22.0g、10%水酸化ナトリウム水
溶液120ml及びメタノール400mlの混合物を室
温で5時間かく拌する。反応混合物の液性を
濃塩酸で酸性とし、析出晶をろ取する。結晶
を水洗、乾燥後メタノールから再結晶するこ
とにより、(±)−スレオ−3−(2−ニトロ
−5−クロロフエニルチオ)−2−ヒドロキ
シ−3−(4−メトキシフエニル)プロピオ
ン酸17.49gを板状晶として得る。 M.p.179〜182℃ (2‐b) (±)−スレオ−3−(2−ニトロ−5−ク
ロロフエニルチオ)−2−ヒドロキシ−3−
(4−メトキシフエニル)プロピオン酸8.04
gをメタノール110mlに溶解し、該溶液にL
−リジン・塩酸塩3.85gを加える。混合物に
1N水酸化カリウム−メタノール溶液21mlを
氷冷下に加え、混合物を室温で放置する。析
出晶をろ取する(母液を母液()と称す
る)。結晶をジメチルホルムアミドと水との
混液から再結晶(母液を母液(と称する)
することにより、(+)−スレオ−3−(2−
ニトロ−5−クロロフエニルチオ)−2−ヒ
ドロキシ−3−(4−メトキシフエニル)プ
ロピオン酸・L−リジン塩4.29gを得る。 M.p.244〜246℃(分解) 上記で得られた塩4.29gを水にけん濁し、
該けん濁液の液性を希塩酸で酸性とする。混
合物をクロロホルムで抽出する。抽出液を水
洗、乾燥後減圧下に溶媒を留去する。残査を
イソプロパノールから再結晶することによ
り、(+)−スレオ−3−(2−ニトロ−5−
クロロフエニルチオ)−2−ヒドロキシ−3
−(4−メトキシフエニル)プロピオン酸・
イソプロパノール付加物3.36gを得る。 M.p.93〜97℃ 〔α〕20 D+138.7゜(C=0.623、クロロホルム) 上記で得た母液()及び()を合せ、
該溶液を減圧下に濃縮して溶媒を留去する。
析出晶をろ取し、エタノールと水との混液
(1:1)から再結晶することにより、(−)
−スレオ−3−(2−ニトロ−5−クロロフ
エニルチオ)−2−ヒドロキシ−3−(4−メ
トキシフエニル)プロピオン酸、L−リジン
塩3.61gを得る。 M.p.229〜231℃(分解) 上記で得られた塩3.61gを希塩酸を用いて
遊離酸とし、イソプロパノールから再結晶す
ることにより、(−)−スレオ−3−(2−ニ
トロ−5−クロロフエニルチオ)−2−ヒド
ロキシ−3−(4−メトキシフエニル)プロ
ピオン酸・イソプロパノール付加温2.80gを
得る。 M.p.92〜97℃ 〔α〕20 D−120.2゜(C=0.323、クロロホルム) (3‐a) (±)−スレオ−3−(2−ニトロ−5−ク
ロロフエニルチオ)−2−ヒドロキシ−3−
(4−メトキシフエニル)プロピオン酸350mg
をエタノール5ml及び酢酸5mlとの混液に溶
解し、該溶液に10%パラジウム−炭素40mgを
加える。混合物を水素ガス気流中室温常圧下
に6時間振とうする。反応終了後、不溶物を
ろ別し、ろ液を減圧下に濃縮して溶媒を留去
する。残査をジメチルホルムアミドとエタノ
ールとの混液から再結晶することにより、
(±)−スレオ−3−(2−アミノ−5−クロ
ロフエニルチオ)−2−ヒドロキシ−3−(4
−メトキシフエニル)プロピオン酸269mgを
得る。 M.p.189−191℃(分解) (3‐b) (+)−スレオ−3−(2−ニトロ−5−ク
ロロフエニルチオ)−2−ヒドロキシ−3−
(4−メトキシフエニル)プロピオン酸362mg
を上記(3−a)と同様に処理する。得られ
る粗製物をメタノールから再結晶することに
より、(+)−スレオ−3−(2−アミノ−5
−クロロフエニルチオ)−2−ヒドロキシ−
3−(4−メトキシフエニル)プロピオン酸
301mgを得る。 M.p.173−175℃(分解) 〔α〕20 D+325.0゜(C=0.73、1N水酸化ナトリ
ウム) (3‐c) (−)−スレオ−3−(2−ニトロ−5−ク
ロロフエニルチオ)−2−ヒドロキシ−3−
(4−メトキシフエニル)プロピオン酸350mg
を上記(3−a)と同様に処理する。得られ
る粗製物をメタノールから再結晶することに
より、(−)−スレオ−3−(2−アミノ−5
−クロロフエニルチオ)−2−ヒドロキシ−
3−(4−メトキシフエニル)プロピオン酸
260mgを得る。 M.p.172−174℃(分解) 〔α〕20 D−323.4゜(C=0.93、1N水酸化ナトリ
ウム) (4‐a) (±)−スレオ−2−ヒドロキシ−3−(2
−アミノ−5−クロロフエニルチオ)−3−
(4−メトキシフエニル)プロピオン酸2g
及びキシレン150mlの混合物を脱水装置で水
を除去しながら25時間加熱還流する。冷後、
析出晶をろ取し、ジメチルホルムアミドから
再結晶することにより、(±)−シス−2−
(4−メトキシフエニル)−3−ヒドロキシ−
8−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベ
ンゾチアゼピン−4(5H)−オン1.6gを得
る。 M.p.230〜232℃ (4‐b) (+)−スレオ−2−ヒドロキシ−3−(2
−アミノ−5−クロロフエニルチオ)−3−
(4−メトキシフエニル)プロピオン酸10g
及びキシレン600mlの混合物を20時間加熱還
流する。冷後、析出量をろ取することによ
り、(+)−シス−2−(4−メトキシフエニ
ル)−3−ヒドロキシ−8−クロロ−2,3
−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4
(5H)−オン6.9gを得る。 M.p.236−239℃(分解) 〔α〕20 D+92.1゜(C=1.02、ジメチルホルム
アミド) (4‐c) (−)−スレオ−2−ヒドロキシ−3−(2
−アミノ−5−クロロフエニルチオ)−3−
(4−メトキシフエニル)プロピオン酸9g
及びキシレン500mlの混合物を上記(4−b)
と同様に処理することにより、(−)−シス−
2−(4−メトキシフエニル)−3−ヒドロキ
シ−8−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5
−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン6.5gを
得る。 M.p.235〜237℃(分解) 〔α〕20 D−92.0゜(C=1.06、ジメチルホルム
アミド) (5) (±)−シス−2−(4−メトキシフエニル)
−3−ヒドロキシ−8−クロロ−2,3−ジヒ
ドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−
オン1.87gをピリジン10mlに溶解し、該溶液に
アセチルクロリド0.52gを滴下する。混合物を
室温で1時間かく拌する。反応終了後、混合物
にクロロホルムを加え、該混合物を10%塩酸で
洗浄し、乾燥後減圧下に溶媒を留去する。残査
をクロロホルムから再結晶することにより、
(±)−シス−2−(4−メトキシフエニル)−3
−アセトキシ−8−クロロ−2,3−ジヒドロ
−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン
1.4gを無色針状晶として得る。 M.p.220〜223℃ (6) (+)−シス−2−(4−メトキシフエニル)
−3−ヒドロキシ−8−クロロ−2,3−ジヒ
ドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−
オン3g、アセチルクロリド0.77g及びピリジ
ン20mlを上記(5)と同様に処理する。得られる粗
製物をエーテルとn−ヘキサンとの混液から再
結晶することにより、(+)−シス−2−(4−
メトキシフエニル)−3−アセトキシ−8−ク
ロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチア
ゼピン−4(5H)−オン1.6gを無色針状晶とし
て得る。 M.p.120〜122℃ 〔α〕20 D+58.7゜(C=1.0、メタノール)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (但し、R1は水素原子、低級アルキル基又は式
    R4CO−で示される基、R2及びR3は低級アルキル
    基、R4は水素原子又は低級アルキル基を表す。) で示される8−クロロ−1,5−ベンゾチアゼピ
    ン誘導体もしくはその薬理学的に許容しうる酸付
    加塩を有効成分としてなる降圧剤。 2 一般式 (但し、R1は水素原子、低級アルキル基又は式
    R4CO−で示される基、R2及びR3は低級アルキル
    基、R4は水素原子又は低級アルキル基を表す。) で示される8−クロロ−1,5−ベンゾチアゼピ
    ン誘導体もしくはその薬理学的に許容しうる酸付
    加塩を有効成分としてなる血管拡張剤。 3 脳血管拡張剤である特許請求の範囲第2項記
    載の血管拡張剤。 4 冠血管拡張剤である特許請求の範囲第2項記
    載の血管拡張剤。
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