JPS60155029A - 流体入り防振装置 - Google Patents
流体入り防振装置Info
- Publication number
- JPS60155029A JPS60155029A JP1173184A JP1173184A JPS60155029A JP S60155029 A JPS60155029 A JP S60155029A JP 1173184 A JP1173184 A JP 1173184A JP 1173184 A JP1173184 A JP 1173184A JP S60155029 A JPS60155029 A JP S60155029A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- chamber
- frame
- vibration
- damping force
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/06—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/08—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/10—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper the wall being at least in part formed by a flexible membrane or the like
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明し、1、エンジンを初めとするパワーユニット等
の振動体から入力される振動入力を、流体の絞り通過に
起因する減衰力により減衰して、前記振動が@(体等の
支持体に伝達することを防止する装置に関する。
の振動体から入力される振動入力を、流体の絞り通過に
起因する減衰力により減衰して、前記振動が@(体等の
支持体に伝達することを防止する装置に関する。
従来の流体入り防振装置としては、例えば第1図に示す
ようなものがある(特開昭58−72741号公報記載
)。即ち、振動体側の枠体1と支持体側の枠体2との間
に、両枠体1,2の相対移動により内部の流体主室3の
容積を変化させるゴム状弾性体4を配置し、前記流体主
室3には、当該流体主室3の容積変化に対応して容積変
化する流体副次室5を、枠体2側に支持される仕切6に
形成された絞り7.8を介して連結して、絞り7゜8を
介しての流体主室3と流体副次室5との間の流体9の移
動により振動入力を減衰させるようにしである。絞り7
,8は、その内径と長さとを相互に相違させていて、減
衰特性を相違させている。
ようなものがある(特開昭58−72741号公報記載
)。即ち、振動体側の枠体1と支持体側の枠体2との間
に、両枠体1,2の相対移動により内部の流体主室3の
容積を変化させるゴム状弾性体4を配置し、前記流体主
室3には、当該流体主室3の容積変化に対応して容積変
化する流体副次室5を、枠体2側に支持される仕切6に
形成された絞り7.8を介して連結して、絞り7゜8を
介しての流体主室3と流体副次室5との間の流体9の移
動により振動入力を減衰させるようにしである。絞り7
,8は、その内径と長さとを相互に相違させていて、減
衰特性を相違させている。
10は、流体副次室5を画成するためのダイヤプラムで
あり、流体副次室5の容積変化に追従して形状を変化す
るようにしである。
あり、流体副次室5の容積変化に追従して形状を変化す
るようにしである。
かくして、枠体1側からの振動入力により流体主室3の
容積が変化して、流体主室3と流体副次室5との間で流
体9が移動し、このとき流体9が絞り7,8を通過する
ことにより絞られて、前記振動入力が減衰される。ここ
で得られる減衰特性は、絞り7による減衰特性と、絞り
8による減衰特性とが複合された、ピークが2つ表れる
減衰特性となり、第2図において実線で示される。第2
図における鎖線は、振動伝達力を示し、前記絞り7.8
で減衰されずに枠体2に伝達される振動である。第2図
におけるIVはエンジンのアイドリング振動域である。
容積が変化して、流体主室3と流体副次室5との間で流
体9が移動し、このとき流体9が絞り7,8を通過する
ことにより絞られて、前記振動入力が減衰される。ここ
で得られる減衰特性は、絞り7による減衰特性と、絞り
8による減衰特性とが複合された、ピークが2つ表れる
減衰特性となり、第2図において実線で示される。第2
図における鎖線は、振動伝達力を示し、前記絞り7.8
で減衰されずに枠体2に伝達される振動である。第2図
におけるIVはエンジンのアイドリング振動域である。
第3図は、第1図の模式図であり、1Ilaは、絞り7
内の流体質量とダイヤフラム10とによる質量、mbは
、絞り8内の流体質量とダイヤプラム10とによる質量
であり、kaは、ダイヤフラム10の剛性、khば、ゴ
ム状弾性体4の剛性、caは、絞り7の11衰力、cb
は、絞り8の減衰力を示している。
内の流体質量とダイヤフラム10とによる質量、mbは
、絞り8内の流体質量とダイヤプラム10とによる質量
であり、kaは、ダイヤフラム10の剛性、khば、ゴ
ム状弾性体4の剛性、caは、絞り7の11衰力、cb
は、絞り8の減衰力を示している。
しかしながら、このような従来の流体入り防振装置にお
いては、流体主室3の容積と流体副次室5の容積とが、
絞り7,8の何れにも共通していて、ダイ4・フラム1
0及び弾性体4の剛性ka、kbが同一なため、防振装
置の振動入力減衰特性をチューニングする領域が限定さ
れやすい。このため、例えば、エンジンの上下方向振動
域は一般に10Hz程度、ステアリング共振域は一般に
30 Ilz程度、エンジンのティ)・リング振動域が
一般に20〜30(1z程度であるところ、第2図に示
すように、減衰力のピークを]011z程度に設定する
と、アイドリング振動域IV及びステアリング共振域の
減衰力を充分に設定することが困jlWになるという不
具合がある。
いては、流体主室3の容積と流体副次室5の容積とが、
絞り7,8の何れにも共通していて、ダイ4・フラム1
0及び弾性体4の剛性ka、kbが同一なため、防振装
置の振動入力減衰特性をチューニングする領域が限定さ
れやすい。このため、例えば、エンジンの上下方向振動
域は一般に10Hz程度、ステアリング共振域は一般に
30 Ilz程度、エンジンのティ)・リング振動域が
一般に20〜30(1z程度であるところ、第2図に示
すように、減衰力のピークを]011z程度に設定する
と、アイドリング振動域IV及びステアリング共振域の
減衰力を充分に設定することが困jlWになるという不
具合がある。
本発明は、このような従来の不具合に着目してなされた
ものであり、流体主室に絞りを介して連続する流体副次
室を、流体主室に対して複数形成することにより、流体
副次室及び絞りを他のそれらと独立して設置して、複数
相れる減衰力のピークを、減衰しようとする振動域に適
応さ・l!て設定することを可能にし、!2Jて前記従
来の不具合を解決することを目的としている。
ものであり、流体主室に絞りを介して連続する流体副次
室を、流体主室に対して複数形成することにより、流体
副次室及び絞りを他のそれらと独立して設置して、複数
相れる減衰力のピークを、減衰しようとする振動域に適
応さ・l!て設定することを可能にし、!2Jて前記従
来の不具合を解決することを目的としている。
本発明は、振動体側の枠体と支持体側の枠体との間に、
両枠体の相対移動により内部の流体主室の容積を変化さ
せるゴム状弾性体を配置し、前記流体主室には、当該流
体主室の容積変化に対応して容積変化する流体副次室を
、何れかの枠体側に支持される絞りを介して連結して、
絞りを介しての流体主室と流体副次室との間の流体の移
動により振動入力を減衰させる流体入り防振装置におい
て、前記流体副次室を、流体主室に対して複数形成した
ごとを特徴とする流体入り防振装置にかかる。
両枠体の相対移動により内部の流体主室の容積を変化さ
せるゴム状弾性体を配置し、前記流体主室には、当該流
体主室の容積変化に対応して容積変化する流体副次室を
、何れかの枠体側に支持される絞りを介して連結して、
絞りを介しての流体主室と流体副次室との間の流体の移
動により振動入力を減衰させる流体入り防振装置におい
て、前記流体副次室を、流体主室に対して複数形成した
ごとを特徴とする流体入り防振装置にかかる。
r実施例〕
以下に、本発明を図示実施例に基づいて説明する。第4
〜8図は、本発明の第1実施例を示す図であり、エンジ
ンを初めとするパワーユニットの防振装置に本発明を適
用した例を示す。
〜8図は、本発明の第1実施例を示す図であり、エンジ
ンを初めとするパワーユニットの防振装置に本発明を適
用した例を示す。
まず構成を説明すると、11が振動体たるパワー1−二
ノト側の枠体、I2が支持体たる車体側の枠体である。
ノト側の枠体、I2が支持体たる車体側の枠体である。
枠体11には仕切板13が固定されていて、仕切板13
の中央部に形成された第1絞り14を除く部分は、実体
的に枠体11の一部をなす。また、枠体12には補助枠
15と仕切板16とが固定され、補助枠154;l実体
的に枠体12の一部をなす。仕LJJ板16には第2絞
り17が形成される。
の中央部に形成された第1絞り14を除く部分は、実体
的に枠体11の一部をなす。また、枠体12には補助枠
15と仕切板16とが固定され、補助枠154;l実体
的に枠体12の一部をなす。仕LJJ板16には第2絞
り17が形成される。
前記した、実体的に枠体11をなず仕切板13と、実体
的に枠体12をなす補助枠15との間に、ゴム状弾性体
I8を加硫接着して、ゴム状弾性体18の内側の、第1
絞り14と第2絞り17との間に流体主室1つが形成さ
れる。仕切板13の上側には、上面をダイヤフラム20
で画成した第1流体副次室21が形成され、また仕切板
16の下側には、下面をダイードフラム22で画成した
第2流体副次室23が形成される。
的に枠体12をなす補助枠15との間に、ゴム状弾性体
I8を加硫接着して、ゴム状弾性体18の内側の、第1
絞り14と第2絞り17との間に流体主室1つが形成さ
れる。仕切板13の上側には、上面をダイヤフラム20
で画成した第1流体副次室21が形成され、また仕切板
16の下側には、下面をダイードフラム22で画成した
第2流体副次室23が形成される。
枠体Itとダイヤフラム20との間には:空気室24が
形成され、これば、枠体11に開口された空気孔25を
介して大気に連通している。また枠体16とダイヤフラ
ム22との間には空気室26が形成され、これは、枠体
12に開口された空気孔27を介して大気に連通してい
る。
形成され、これば、枠体11に開口された空気孔25を
介して大気に連通している。また枠体16とダイヤフラ
ム22との間には空気室26が形成され、これは、枠体
12に開口された空気孔27を介して大気に連通してい
る。
第1絞りI4は、第4,5図に示すように、仕切板13
に隙間をおいて固定された板体14aと、(,1切板1
3に開設された孔14bと、板体14aに開設さ17た
孔14cと、仕切板13及び板体14aの間に、孔1.
lb及び孔14cを連結し且つ蛇行し2て形成された蛇
行通路14dとからなる。
に隙間をおいて固定された板体14aと、(,1切板1
3に開設された孔14bと、板体14aに開設さ17た
孔14cと、仕切板13及び板体14aの間に、孔1.
lb及び孔14cを連結し且つ蛇行し2て形成された蛇
行通路14dとからなる。
第2絞り17の構造は、第1絞り14と同様であるが、
その孔+4b、14C蛇行通路+4dの長さや大きさの
寸法を第1絞り14と相違させて、実体的に絞り14.
17の径と長さとを変えて減衰力が相違するようにしで
ある。
その孔+4b、14C蛇行通路+4dの長さや大きさの
寸法を第1絞り14と相違させて、実体的に絞り14.
17の径と長さとを変えて減衰力が相違するようにしで
ある。
前記流体主室]9.第1流体副次室21.第2流体副次
室23には液体が充填されてあり、この液体は、第1絞
り14.第2絞り17を介して各室+9.21.23に
連通ずるようにしである。
室23には液体が充填されてあり、この液体は、第1絞
り14.第2絞り17を介して各室+9.21.23に
連通ずるようにしである。
また、ダイヤフラJい20,22の剛性は、相互に相違
さ」!でいる。
さ」!でいる。
次に作用を説明する。
振動体の1−下振動が枠体11から入力されると仕切板
13が枠体11と一体に振動して、ゴム状弾性体18を
伸縮させる。すると、流体主室19の容積が拡縮変化し
て、その都度流体主室19と第1流体副次室21及び第
2流体副次室23との間で第1絞り14.第2絞り17
を介して液体の往復移動が生しる。この、液体が第1絞
り14及び第2絞り17を通過するときに、各絞り14
゜17の流通抵抗を受けるため、この抵抗により振動エ
ネルギーが熱エネルギーに変換されて、前記振動が減衰
される。かくして枠体11に入力された振動は枠体12
には伝達されないか、又は減衰されて微弱になった振動
が枠体12に伝達されることになる。
13が枠体11と一体に振動して、ゴム状弾性体18を
伸縮させる。すると、流体主室19の容積が拡縮変化し
て、その都度流体主室19と第1流体副次室21及び第
2流体副次室23との間で第1絞り14.第2絞り17
を介して液体の往復移動が生しる。この、液体が第1絞
り14及び第2絞り17を通過するときに、各絞り14
゜17の流通抵抗を受けるため、この抵抗により振動エ
ネルギーが熱エネルギーに変換されて、前記振動が減衰
される。かくして枠体11に入力された振動は枠体12
には伝達されないか、又は減衰されて微弱になった振動
が枠体12に伝達されることになる。
流体主室19の容積が縮小されたときには、そこの液体
が第1流体副次室21.第2流体副次室23に移動する
ため、両副次室21,23の容積が増大する。このとき
はダイ4・フラム20,22が流体主室19より遠い側
に変形して前記容積の増大を許容する。そして、このと
きの空気室24゜26の容積変化は、孔25.27から
空気が外部に逃げ出すことによって許容される。
が第1流体副次室21.第2流体副次室23に移動する
ため、両副次室21,23の容積が増大する。このとき
はダイ4・フラム20,22が流体主室19より遠い側
に変形して前記容積の増大を許容する。そして、このと
きの空気室24゜26の容積変化は、孔25.27から
空気が外部に逃げ出すことによって許容される。
第6図は、第4図のモデル図、第8図は、第4図の模式
図であり、第8図において、keは流体主室19の液体
を支える剛性、ccは第1絞り14の減衰力、cdは第
2絞り17の減衰力、mcは第1絞り14内の液体質量
とダイヤフラム20とによる質ii、mdは第2絞り1
7内の液体質量とダイヤフラム22とによる質量、kc
はダイヤフラム20の剛性、kdはダイヤフラム22の
剛性である。かかる減衰力、質量、剛性を適度に設定す
ることにより、防振装置の特性は第7図に示すようにな
る。
図であり、第8図において、keは流体主室19の液体
を支える剛性、ccは第1絞り14の減衰力、cdは第
2絞り17の減衰力、mcは第1絞り14内の液体質量
とダイヤフラム20とによる質ii、mdは第2絞り1
7内の液体質量とダイヤフラム22とによる質量、kc
はダイヤフラム20の剛性、kdはダイヤフラム22の
剛性である。かかる減衰力、質量、剛性を適度に設定す
ることにより、防振装置の特性は第7図に示すようにな
る。
第7図において実線が減衰力の変移を示し、鎖線が振動
伝達力の変移を示している。IVはエンジンのアイドリ
ング振動域である。このような特性をもつ防振装置の5
目いは、異なる周波数において減衰力のピークを発生さ
せて、例えば、エンジンの上下振動である]0IIz周
辺、ステアリング共振である3OIIz周辺における減
衰力を増大させ、且つ通常のアイドリング振動域IVで
の振動伝達力低下をはかることにある。この図では、減
衰力が右側のピークに至るよりも少し小さい周波数の振
動域、即ちアイドリング振動jgiIVで振動伝達力が
低下しており、目、つ1OIIz及び30 IIZ付近
で減衰力が増大していて、前記狙いを達成している。か
がる狙いの達成は、この実施例が流体主室19に対して
、相互に独立した2つの副次室21,23と、各絞り1
4.17と、各ダイヤフラム20,22とを備え、絞り
14.17の各減衰力とダイヤフラム20.22の各剛
性とを、夫々相違させているからである。
伝達力の変移を示している。IVはエンジンのアイドリ
ング振動域である。このような特性をもつ防振装置の5
目いは、異なる周波数において減衰力のピークを発生さ
せて、例えば、エンジンの上下振動である]0IIz周
辺、ステアリング共振である3OIIz周辺における減
衰力を増大させ、且つ通常のアイドリング振動域IVで
の振動伝達力低下をはかることにある。この図では、減
衰力が右側のピークに至るよりも少し小さい周波数の振
動域、即ちアイドリング振動jgiIVで振動伝達力が
低下しており、目、つ1OIIz及び30 IIZ付近
で減衰力が増大していて、前記狙いを達成している。か
がる狙いの達成は、この実施例が流体主室19に対して
、相互に独立した2つの副次室21,23と、各絞り1
4.17と、各ダイヤフラム20,22とを備え、絞り
14.17の各減衰力とダイヤフラム20.22の各剛
性とを、夫々相違させているからである。
第9図は、本発明の第2実施例を示す図であり、第1絞
り14として、仕切板13に固定した筒体を用い、且つ
仕切板13に連通孔29を開設して、これを介して流体
主室19七第1流体副次室21とを連通し、仕切板13
の両面に弁体30.31を配置して両弁体30.31を
連結した一ヒ、弁体30.31と仕切板13との間に隙
間をおいて、枠体11に高周波微振幅の振動が人力され
たときには、連通孔29を介して液体が流体主室19と
第1流体副次室21との間で自在に移動するように構成
した。
り14として、仕切板13に固定した筒体を用い、且つ
仕切板13に連通孔29を開設して、これを介して流体
主室19七第1流体副次室21とを連通し、仕切板13
の両面に弁体30.31を配置して両弁体30.31を
連結した一ヒ、弁体30.31と仕切板13との間に隙
間をおいて、枠体11に高周波微振幅の振動が人力され
たときには、連通孔29を介して液体が流体主室19と
第1流体副次室21との間で自在に移動するように構成
した。
これにより、前記高周波微振動の入力時には、l&体の
前記移動により、液体が流体主室19に閉し込められる
ことがないから、ゴム状弾性体18の伸縮が抵抗なく行
われ、その結果ゴム状弾性体18の伸縮により高周波微
振動が吸収される。また低周波の振動が入力されたとき
には、仕切板13の低周波振動により、弁体30.31
のいずれかが連通孔29を閉塞するため、液体は第1絞
り14を介して移動して、前記第1実施例と同様に1辰
動が減衰される。
前記移動により、液体が流体主室19に閉し込められる
ことがないから、ゴム状弾性体18の伸縮が抵抗なく行
われ、その結果ゴム状弾性体18の伸縮により高周波微
振動が吸収される。また低周波の振動が入力されたとき
には、仕切板13の低周波振動により、弁体30.31
のいずれかが連通孔29を閉塞するため、液体は第1絞
り14を介して移動して、前記第1実施例と同様に1辰
動が減衰される。
また、補助枠I5の外周に、ゴム状弾性体I8と一体の
ゴム状弾性体33が接着されていて、周辺機器との(h
撃吸収をするようにしである。他の構成及び作用は、第
1実施例と同一である。
ゴム状弾性体33が接着されていて、周辺機器との(h
撃吸収をするようにしである。他の構成及び作用は、第
1実施例と同一である。
第1O図は、この発明の第3実施例のモデル図であり、
第1実施例の枠体11.12を延長屈折させ、且つ枠体
11側に、仕切板34と第3絞り35と第3流体副次室
36とダイヤフラム37とを追加してこれらの合計を3
組とした例である。
第1実施例の枠体11.12を延長屈折させ、且つ枠体
11側に、仕切板34と第3絞り35と第3流体副次室
36とダイヤフラム37とを追加してこれらの合計を3
組とした例である。
そして、この第3絹により、例えば511z程度の振1
動を減衰するようにしておくと、自動車の乗り心地を悪
化させる振動をも減衰してこれを改善することができる
。他の構成及び作用は、前記第1実施例と同一である。
化させる振動をも減衰してこれを改善することができる
。他の構成及び作用は、前記第1実施例と同一である。
以上説明したように、本発明によれば、流体主室に絞り
を介して連続する流体副次室を、流体主室に対して複数
形成した。このため、複数の流体副次室が相′1:fに
独立して形成され、夫々が絞りを介して流体主室に連通
しているから、各絞り及び流体副次室によりもたらされ
る減衰力が、相互に大きな影響を与えることがない。こ
のため、複数用れる減衰力のピークを、減衰しようとす
る振動域に適応させて設定することが可能となったから
、各種周波数の振動入力を悉く減衰することができる効
果がある。
を介して連続する流体副次室を、流体主室に対して複数
形成した。このため、複数の流体副次室が相′1:fに
独立して形成され、夫々が絞りを介して流体主室に連通
しているから、各絞り及び流体副次室によりもたらされ
る減衰力が、相互に大きな影響を与えることがない。こ
のため、複数用れる減衰力のピークを、減衰しようとす
る振動域に適応させて設定することが可能となったから
、各種周波数の振動入力を悉く減衰することができる効
果がある。
第1図は、従来例の断面図、第2図は、従来例の振動伝
達力と減衰力との特性を示すグラフ、第3図は、第1図
の模式図、第4図は、本発明の第1実施例を示す断面図
、第5図は、第4図の■−V線断面拡大図、第6図は、
第4図のモデル図、第7図は、第1実施例の振動伝達力
と減衰力との特性を示すグラフ、第8図は、第4図の模
式図、第9図は、第2実施例の断面図、第10図は、第
3実施例のモデル図である。 11・・・振動体側の枠体、】2・・・支持体側の枠体
、13,16.34・・・仕切板、14゜17.35・
・・絞り、15・・・補助枠、18・・・ゴム状弾性体
、19・・・流体主室、20゜22.37・・・ダイヤ
フラム、21,23.36・・・流体副次室、24.2
6・・・空気室特許出願人 日産自動車株式会社 代理人 弁理士 森 哲也 代理人 弁理士 内藤 嘉昭 代理人 弁理士 清水 正 代理人 弁理士 掘出 信是 t
達力と減衰力との特性を示すグラフ、第3図は、第1図
の模式図、第4図は、本発明の第1実施例を示す断面図
、第5図は、第4図の■−V線断面拡大図、第6図は、
第4図のモデル図、第7図は、第1実施例の振動伝達力
と減衰力との特性を示すグラフ、第8図は、第4図の模
式図、第9図は、第2実施例の断面図、第10図は、第
3実施例のモデル図である。 11・・・振動体側の枠体、】2・・・支持体側の枠体
、13,16.34・・・仕切板、14゜17.35・
・・絞り、15・・・補助枠、18・・・ゴム状弾性体
、19・・・流体主室、20゜22.37・・・ダイヤ
フラム、21,23.36・・・流体副次室、24.2
6・・・空気室特許出願人 日産自動車株式会社 代理人 弁理士 森 哲也 代理人 弁理士 内藤 嘉昭 代理人 弁理士 清水 正 代理人 弁理士 掘出 信是 t
Claims (1)
- 振動体側の枠体と支持体側の枠体との間に、両枠体の相
対移動により内部の流体主室の容積を変化させるゴム状
弾性体を配置し、前記流体主室には、当該流体主室の容
積変化に対応して容積変化する流体副次室を、何れかの
枠体側に支持される絞りを介して連結して、絞りを介し
ての流体主室と流体副次室との間の流体の移動により振
動入力を減衰させる流体入り防振装置において、前記流
体副次室を、流体主室に対して複数形成したことを特徴
とする流体入り防振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1173184A JPS60155029A (ja) | 1984-01-25 | 1984-01-25 | 流体入り防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1173184A JPS60155029A (ja) | 1984-01-25 | 1984-01-25 | 流体入り防振装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60155029A true JPS60155029A (ja) | 1985-08-14 |
JPH0247613B2 JPH0247613B2 (ja) | 1990-10-22 |
Family
ID=11786172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1173184A Granted JPS60155029A (ja) | 1984-01-25 | 1984-01-25 | 流体入り防振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60155029A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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FR2690961A1 (fr) * | 1992-05-07 | 1993-11-12 | Hutchinson | Perfectionnements aux dispositifs antivibratoires hydrauliques. |
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Citations (2)
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JPS60132144A (ja) * | 1983-12-19 | 1985-07-15 | Bridgestone Corp | 防振装置 |
JPS60139941A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-24 | Bridgestone Corp | 防振装置 |
-
1984
- 1984-01-25 JP JP1173184A patent/JPS60155029A/ja active Granted
Patent Citations (2)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0247613B2 (ja) | 1990-10-22 |
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