JPS5974266A - エンジンバルブおよび同バルブシ−ト用高硬度Fe−Ni−Cr系合金 - Google Patents
エンジンバルブおよび同バルブシ−ト用高硬度Fe−Ni−Cr系合金Info
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- JPS5974266A JPS5974266A JP18355582A JP18355582A JPS5974266A JP S5974266 A JPS5974266 A JP S5974266A JP 18355582 A JP18355582 A JP 18355582A JP 18355582 A JP18355582 A JP 18355582A JP S5974266 A JPS5974266 A JP S5974266A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、すぐれた高温硬さ、耐熱衝撃性。
および耐酸化鉛腐食性を有し、特にこれらの特性が要求
される内燃機関のエンジンパルプおよび同バルブシート
の製造に、鋳物用あるいは肉盛溶接用として使用するの
に適した高硬度Fe−Ni −Cr系合金に関するもの
である。
される内燃機関のエンジンパルプおよび同バルブシート
の製造に、鋳物用あるいは肉盛溶接用として使用するの
に適した高硬度Fe−Ni −Cr系合金に関するもの
である。
従来、内燃機関のエンジンパルプや同バルブシートの製
造に際しては、肉盛溶接用として、アメリカ溶接協会規
格5.13 RCoCr −A(C: 0.9〜1.4
%、Si二2.0%以下、 Mn: 1.0 %以下、
W:3、 O〜6.0%、 Cr: 26〜32%、N
i:3.0%以下、Fe:3.0%以下、Mo:1.0
%以下、 Coおよび不可避不純物:残り)や、同5.
13 RCoCr−B(C:1、2〜1.7%、Si:
2.0%以下、Mn:1.0%以下。
造に際しては、肉盛溶接用として、アメリカ溶接協会規
格5.13 RCoCr −A(C: 0.9〜1.4
%、Si二2.0%以下、 Mn: 1.0 %以下、
W:3、 O〜6.0%、 Cr: 26〜32%、N
i:3.0%以下、Fe:3.0%以下、Mo:1.0
%以下、 Coおよび不可避不純物:残り)や、同5.
13 RCoCr−B(C:1、2〜1.7%、Si:
2.0%以下、Mn:1.0%以下。
Wニア、O〜9.5%、Cr:26〜32%、Ni:3
.0係以下、Fe:3.0%以下、Mo:1.0%以下
、 Coおよび不可避不純物:残り1以上重量係)など
のC。
.0係以下、Fe:3.0%以下、Mo:1.0%以下
、 Coおよび不可避不純物:残り1以上重量係)など
のC。
基合金(以下従来CO基合金という)が多く使用されて
きた。
きた。
一方、近年、内燃機関の高性能化がはかられるようにな
るにしたがって、内燃機関のエンジンパルプや同バルブ
シートにも、よりすぐれた特性を具備することが要求さ
れるようになっており、特に、高硬度が要求される場合
、いずれも肉盛溶接状態で、温度:800℃におけるビ
ッカース硬さが320以上の高温硬さ、並びに温度ニア
00℃に15分間保持した後、水冷の操作を繰返し行な
った場合に肉盛溶接部に割れが発生するまでの前記操作
回数が5回以上の耐熱衝撃性、さらに温度:920℃に
加熱した溶融酸化船中に1時間浸漬した後の重量減がo
、 09 g /crl/ hr以下の耐酸化鉛腐食性
を具備することが要求されるようになっている。なお、
これらの特性を具備することは、鋳造により製造された
内燃機関のエンジンパルプ鋳物や同バルブシート鋳物に
対しても同様に要求されることは勿論のことである。
るにしたがって、内燃機関のエンジンパルプや同バルブ
シートにも、よりすぐれた特性を具備することが要求さ
れるようになっており、特に、高硬度が要求される場合
、いずれも肉盛溶接状態で、温度:800℃におけるビ
ッカース硬さが320以上の高温硬さ、並びに温度ニア
00℃に15分間保持した後、水冷の操作を繰返し行な
った場合に肉盛溶接部に割れが発生するまでの前記操作
回数が5回以上の耐熱衝撃性、さらに温度:920℃に
加熱した溶融酸化船中に1時間浸漬した後の重量減がo
、 09 g /crl/ hr以下の耐酸化鉛腐食性
を具備することが要求されるようになっている。なお、
これらの特性を具備することは、鋳造により製造された
内燃機関のエンジンパルプ鋳物や同バルブシート鋳物に
対しても同様に要求されることは勿論のことである。
しかしながら、上記の従来Co基合金は、高温硬さの点
で、上限要求条件を満足しないばかりでなく、耐熱衝撃
性および耐酸化鉛腐食性についても、これを満足する性
質をもたず、したがって特に高硬度カ要求される高性能
エンジンのエンジンパルプや同バルブシートの製造に、
前記従来C○基合金を肉盛溶接用として、さらに鋳物用
として用いた場合に十分満足する使用寿命を示さないの
が現状である。
で、上限要求条件を満足しないばかりでなく、耐熱衝撃
性および耐酸化鉛腐食性についても、これを満足する性
質をもたず、したがって特に高硬度カ要求される高性能
エンジンのエンジンパルプや同バルブシートの製造に、
前記従来C○基合金を肉盛溶接用として、さらに鋳物用
として用いた場合に十分満足する使用寿命を示さないの
が現状である。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、内燃機
関、特に高性能エンジンのエンジンパルプや同バルブシ
ートに要求される高温硬さ、耐熱衝撃性、および耐酸化
鉛腐食性を具備し、かつ肉盛溶接用および鋳物用として
使用することのできる材料を開発すべく研究を行なった
結果、C:1.9係超〜3.4%、 Cr: 28〜3
7%、Ni:25〜55%、Co: 1〜8%、 W
: 0.1〜15.0 To 、 M。
関、特に高性能エンジンのエンジンパルプや同バルブシ
ートに要求される高温硬さ、耐熱衝撃性、および耐酸化
鉛腐食性を具備し、かつ肉盛溶接用および鋳物用として
使用することのできる材料を開発すべく研究を行なった
結果、C:1.9係超〜3.4%、 Cr: 28〜3
7%、Ni:25〜55%、Co: 1〜8%、 W
: 0.1〜15.0 To 、 M。
:0.1 〜8.0 % 、 Ti 二 〇
、0 1 〜4.5 % 、 /V :
0.01〜4.5係を含有し、さらに必要に応じてSi
:0.1〜3.0 %、 Mn: 0.1〜2.0%、
Nb: 0.01〜1.5係、およびB:O,OO1
〜1,5%のうちの1種または2種以上を含有し、残シ
がFeと不可避不純物からなる組成(以上重量%)を有
するFe−Ni −Cr系合金は、温度二800℃にお
けるビッカース硬さ2330以上のきわめて高い高温硬
さを有し、また温度: 700℃に15分間加熱後水冷
の操作を1サイクルとする熱衝撃試験で、割れ発生に至
るまでのサイクル数が7回以上のすぐれた耐熱衝撃性を
示し、さらに温度二920℃に加熱した溶融酸化船中に
1時間浸漬の酸化鉛腐食試験では重量減がo、 03
s g 1crli hr以下のすぐれた耐酸化鉛腐食
性を示し、しかも肉盛溶接用および鋳物用として使用す
ることができ、したがってとのFe−Ni−Cr系合金
を高性能エンノンのエンソンパルプおよび同バルブシー
トの製造に用いた場合にきわめて長期に亘ってすぐれた
性能を発揮するという知見を得たのである。
、0 1 〜4.5 % 、 /V :
0.01〜4.5係を含有し、さらに必要に応じてSi
:0.1〜3.0 %、 Mn: 0.1〜2.0%、
Nb: 0.01〜1.5係、およびB:O,OO1
〜1,5%のうちの1種または2種以上を含有し、残シ
がFeと不可避不純物からなる組成(以上重量%)を有
するFe−Ni −Cr系合金は、温度二800℃にお
けるビッカース硬さ2330以上のきわめて高い高温硬
さを有し、また温度: 700℃に15分間加熱後水冷
の操作を1サイクルとする熱衝撃試験で、割れ発生に至
るまでのサイクル数が7回以上のすぐれた耐熱衝撃性を
示し、さらに温度二920℃に加熱した溶融酸化船中に
1時間浸漬の酸化鉛腐食試験では重量減がo、 03
s g 1crli hr以下のすぐれた耐酸化鉛腐食
性を示し、しかも肉盛溶接用および鋳物用として使用す
ることができ、したがってとのFe−Ni−Cr系合金
を高性能エンノンのエンソンパルプおよび同バルブシー
トの製造に用いた場合にきわめて長期に亘ってすぐれた
性能を発揮するという知見を得たのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、以下に成分組成を上記の通りに限定した理由を説明
する。
て、以下に成分組成を上記の通りに限定した理由を説明
する。
(a) C
C成分には、Cr、 W 、 Mo 、 Ti、およ
びNbなどと結合して炭化物を形成し、常温および高温
硬さを著しく向上させる作用があるが、その含有量が1
.9%以下では、特に著しく高い高温硬さを確保するこ
とができず、一方3.4%を越えて含有させると耐熱衝
撃性が急激に劣化するようになることから、その含有量
を1.9%超〜3.4係と定めた。
びNbなどと結合して炭化物を形成し、常温および高温
硬さを著しく向上させる作用があるが、その含有量が1
.9%以下では、特に著しく高い高温硬さを確保するこ
とができず、一方3.4%を越えて含有させると耐熱衝
撃性が急激に劣化するようになることから、その含有量
を1.9%超〜3.4係と定めた。
(b) Cr
Cr成分には、その一部が素地に固溶し、残りの部分が
炭化物を形成して、特に高温硬さを向上させ、もって高
温耐摩耗性を向上させるほか、耐酸化鉛腐食性を向上さ
せる作用があるが、その含有量が28%未満では前記作
用に所望の効果が得られず、一方37%を越えて含有さ
せると耐熱衝撃性に低下傾向が現われるようになること
から、その含有量を28〜37%と定めた。
炭化物を形成して、特に高温硬さを向上させ、もって高
温耐摩耗性を向上させるほか、耐酸化鉛腐食性を向上さ
せる作用があるが、その含有量が28%未満では前記作
用に所望の効果が得られず、一方37%を越えて含有さ
せると耐熱衝撃性に低下傾向が現われるようになること
から、その含有量を28〜37%と定めた。
(c) Ni
Ni成分には、オーステナイト地を安定にして耐熱衝撃
性および靭性を向上させるほか、AAおよびTiと結合
して金属間化合物: Ni、(AIL+ Ti)を形成
し、もって高温硬さく高温耐摩耗性)および高温強度を
改善し、さらにCrとの共存において耐酸化鉛腐食性を
向上させる作用があるが、その含有量が25%未満では
前記作用に所望の効果が得られず、一方55%を越えて
含有させてもより一層の向上効果は得られず、経済性を
考慮して、その含有量を25〜55%と定めた。
性および靭性を向上させるほか、AAおよびTiと結合
して金属間化合物: Ni、(AIL+ Ti)を形成
し、もって高温硬さく高温耐摩耗性)および高温強度を
改善し、さらにCrとの共存において耐酸化鉛腐食性を
向上させる作用があるが、その含有量が25%未満では
前記作用に所望の効果が得られず、一方55%を越えて
含有させてもより一層の向上効果は得られず、経済性を
考慮して、その含有量を25〜55%と定めた。
(d) C。
COC成分は、素地に固溶して耐熱衝撃性を一段と向上
させ、かつ高温硬さく高温耐摩耗性)を改善する作用が
あるが、その含有量が1%未満では前記作用に所望の効
果を得ることができず、一方8%を越えて含有させても
より一層の向上効果は得られず、経済性を考慮して、そ
の含有量を1〜8%と定めた。
させ、かつ高温硬さく高温耐摩耗性)を改善する作用が
あるが、その含有量が1%未満では前記作用に所望の効
果を得ることができず、一方8%を越えて含有させても
より一層の向上効果は得られず、経済性を考慮して、そ
の含有量を1〜8%と定めた。
(e+1 W
W成分には、炭化物を微細化すると共に、自身も炭化物
を形成し、かつ素地に固溶して、これを強化し、もって
合金の高温硬さおよび高温強度を向上させる作用がある
カミ、その含有量が0.1%未満では前記作用に所望の
効果が得られず、一方15.0%を越えて含有させると
肉盛溶接性や切削性が劣化するようになることから、そ
の含有量を0、1〜150%と定めた。
を形成し、かつ素地に固溶して、これを強化し、もって
合金の高温硬さおよび高温強度を向上させる作用がある
カミ、その含有量が0.1%未満では前記作用に所望の
効果が得られず、一方15.0%を越えて含有させると
肉盛溶接性や切削性が劣化するようになることから、そ
の含有量を0、1〜150%と定めた。
(f) Mo
MOC成分は、Wとの共存において、素地に固溶して、
これを強化し、かつ炭化物を形成して合金の高温硬さく
高温耐摩耗性)および高温強度を向上させる作用がある
が、その含有量が01%未満では前記作用に所望の効果
が得られず、一方9.0係を越えて含有させると、W成
分の場合と同様に耐熱衝撃性および靭性が劣化するよう
になることから、その含有量を0.1〜90%と定めた
。
これを強化し、かつ炭化物を形成して合金の高温硬さく
高温耐摩耗性)および高温強度を向上させる作用がある
が、その含有量が01%未満では前記作用に所望の効果
が得られず、一方9.0係を越えて含有させると、W成
分の場合と同様に耐熱衝撃性および靭性が劣化するよう
になることから、その含有量を0.1〜90%と定めた
。
(g) Ti
T1成分には、素地の結晶粒の成長を抑制するばかりで
なく、むしろ結晶粒を微細化し、かつMC型の炭化物お
よび窒化物、さらにN1およびMと結合してNi3 (
AJ Ti)の金属間化合物を形成して、高温硬さおよ
び耐熱衝撃性、さらに高温強度および靭性を向上させる
作用があるが、その含有量が0.01%未満では前記作
用に所望の効果が得られず、一方4.5%を越えて含有
させると、炭化物の量が多くなりすぎて耐熱衝撃性およ
び靭性が劣化するようになると共に、耐酸化鉛腐食性に
も劣化傾向が現われるようになることがら、その含有量
を001〜4.5%と定めた。
なく、むしろ結晶粒を微細化し、かつMC型の炭化物お
よび窒化物、さらにN1およびMと結合してNi3 (
AJ Ti)の金属間化合物を形成して、高温硬さおよ
び耐熱衝撃性、さらに高温強度および靭性を向上させる
作用があるが、その含有量が0.01%未満では前記作
用に所望の効果が得られず、一方4.5%を越えて含有
させると、炭化物の量が多くなりすぎて耐熱衝撃性およ
び靭性が劣化するようになると共に、耐酸化鉛腐食性に
も劣化傾向が現われるようになることがら、その含有量
を001〜4.5%と定めた。
(h) AI
An成分には、Crと共に耐酸化鉛腐食性を向上させ、
かつ上記のようにNiおよびT1と結合してNi3(A
1. Ti)の金属間化合物を形成すると共に、窒化物
を形成して常温および高温硬さを向上させて耐摩耗性を
一段と高め、さらに耐熱衝撃性、高温強度を改善する作
用があるが、その含有量が0.01%未満では前記作用
に所望の効果が得られず、一方4.5%を越えて含有さ
せると、溶湯の流動性および鋳造性が低下するようにな
るばかりでなく、溶接性および靭性も低下して実用的で
なくなることから、その含有量を0.01〜4.5%と
定めた。
かつ上記のようにNiおよびT1と結合してNi3(A
1. Ti)の金属間化合物を形成すると共に、窒化物
を形成して常温および高温硬さを向上させて耐摩耗性を
一段と高め、さらに耐熱衝撃性、高温強度を改善する作
用があるが、その含有量が0.01%未満では前記作用
に所望の効果が得られず、一方4.5%を越えて含有さ
せると、溶湯の流動性および鋳造性が低下するようにな
るばかりでなく、溶接性および靭性も低下して実用的で
なくなることから、その含有量を0.01〜4.5%と
定めた。
(i) 5i
Si成分には、鋳造性、肉盛溶接性、および湯流れ性を
改善する作用があるので、特にこれらの特性が要求され
る場合に必要に応じて含有されるが、その含有量が0.
1%未満では前記作用に所望の改善効果が得られず、一
方3.0%を越えて含有させてもより一層の改善効果は
期待できないことがら、その含有量を01〜3.0%と
定めた。
改善する作用があるので、特にこれらの特性が要求され
る場合に必要に応じて含有されるが、その含有量が0.
1%未満では前記作用に所望の改善効果が得られず、一
方3.0%を越えて含有させてもより一層の改善効果は
期待できないことがら、その含有量を01〜3.0%と
定めた。
また、Si成分には脱酸作用があるので5通常脱酸剤と
して使用する場合が多く、この場合には不可避不純物と
して0.1%未満の範囲で含有することになるが、合金
成分としての含有量は、この不可避不純物含有量を含め
、全体で0.1 %以上になるようにすればよい。
して使用する場合が多く、この場合には不可避不純物と
して0.1%未満の範囲で含有することになるが、合金
成分としての含有量は、この不可避不純物含有量を含め
、全体で0.1 %以上になるようにすればよい。
(j) Mn
Mn成分には、肉盛溶接性を改善する作用があるので、
特に肉盛溶接性が要求される場合に必要に応じて含有さ
れるが、その含有量が0.1%未満では肉盛溶接性に所
望の改善効果が得られず、一方2、0%を越えて含有さ
せてもよシ一層の改善効果は現われないことから、その
含有量を0.1〜2.0係と定めた。
特に肉盛溶接性が要求される場合に必要に応じて含有さ
れるが、その含有量が0.1%未満では肉盛溶接性に所
望の改善効果が得られず、一方2、0%を越えて含有さ
せてもよシ一層の改善効果は現われないことから、その
含有量を0.1〜2.0係と定めた。
また、Mn成分には脱酸脱硫作用があるので、通常脱酸
脱硫剤として使用する場合が多く、この場合にはSi成
分と同様に不可避不純物として0.1%未満の範囲で含
有することになるが、合金成分としての含有量は、この
不可避不純物含有量を含め。
脱硫剤として使用する場合が多く、この場合にはSi成
分と同様に不可避不純物として0.1%未満の範囲で含
有することになるが、合金成分としての含有量は、この
不可避不純物含有量を含め。
全体で0.1%以上になるようにすればよい。
(K) Nb
Nb成分には、特に素地の結晶粒の成長を抑制すると共
に、MC型の炭化物および窒化物を形成して高温硬さく
高温耐摩耗性)および高温強度を一段と向上させる作用
があるので、特に高温硬さが要求される場合に必要に応
じて含有されるが、その含有量が0.01%未満では前
記作用に所望の向上効果が得られず、一方1.5%を越
えて含有させると、耐酸化鉛腐食性および耐熱衝撃性が
劣化するようになり、さらに靭性も低下するようになる
ことから、その含有量を001〜1.5%と定めた。
に、MC型の炭化物および窒化物を形成して高温硬さく
高温耐摩耗性)および高温強度を一段と向上させる作用
があるので、特に高温硬さが要求される場合に必要に応
じて含有されるが、その含有量が0.01%未満では前
記作用に所望の向上効果が得られず、一方1.5%を越
えて含有させると、耐酸化鉛腐食性および耐熱衝撃性が
劣化するようになり、さらに靭性も低下するようになる
ことから、その含有量を001〜1.5%と定めた。
(tI B
日成分には、高温硬さく高温耐摩耗性)、耐熱衝撃性、
耐酸化鉛腐食性、および高温強度を一層向上させる作用
があるので、必要に応じて含有させるが、その含有量が
0. ’001%未満では前記作用に所望の向上効果が
得られず、一方1.5%を越えて含有させると、耐熱衝
撃性が低下するようになると共に、鋳造性および溶接性
も劣化するようになることから、その含有量を0.00
1〜1.5%と定めた。
耐酸化鉛腐食性、および高温強度を一層向上させる作用
があるので、必要に応じて含有させるが、その含有量が
0. ’001%未満では前記作用に所望の向上効果が
得られず、一方1.5%を越えて含有させると、耐熱衝
撃性が低下するようになると共に、鋳造性および溶接性
も劣化するようになることから、その含有量を0.00
1〜1.5%と定めた。
つぎに、この発明のFe −Ni−Cr系合金を実施例
により比較例と対比しながら具体的に説明する。
により比較例と対比しながら具体的に説明する。
実施例
通常の溶解法により、それぞれ第1表に示される成分組
成をもった本発明合金1〜40.比較合金1〜12.お
よび上記の従来CO基合金に相当する成分組成をもった
従来合金1.2を溶製し、引続いて通常の条件にて連続
鋳造することにより直径: 4.8 mlφの溶接ロッ
ドを成形した。なお、比較合金1−12は、いずれも構
成成分のうちのいずれかの成分含有量(第1表に※印を
付したもの)がこの発明の範囲から外れた組成をもつも
のである。
成をもった本発明合金1〜40.比較合金1〜12.お
よび上記の従来CO基合金に相当する成分組成をもった
従来合金1.2を溶製し、引続いて通常の条件にて連続
鋳造することにより直径: 4.8 mlφの溶接ロッ
ドを成形した。なお、比較合金1−12は、いずれも構
成成分のうちのいずれかの成分含有量(第1表に※印を
付したもの)がこの発明の範囲から外れた組成をもつも
のである。
ついで、この結果得られた本発明合金1〜40゜比較合
金1〜12.および従来合金1.2の溶接ロッドを用い
、TIG自動溶接機にて、直径:120朋φ×厚さ二2
0mxの寸法をもったステンレス鋼(SUS 316)
製台金の表面に、外径:100mmX幅:20mmX厚
さ:5mmの円環状ビードな2層肉盛溶接した。
金1〜12.および従来合金1.2の溶接ロッドを用い
、TIG自動溶接機にて、直径:120朋φ×厚さ二2
0mxの寸法をもったステンレス鋼(SUS 316)
製台金の表面に、外径:100mmX幅:20mmX厚
さ:5mmの円環状ビードな2層肉盛溶接した。
引続いて、上記台金上に形成された円環状ビードについ
て常温におけるロックウェル硬さくCスケール)および
温度:800℃におけるビッカース硬さを測定すると共
に、前記円環状ビードを形成した合金に対して、温度ニ
ア00℃に加熱して15分間保持後水冷の操作を1サイ
クルとして繰り返し行ない、前記円環状ビードに割れが
発生するまでの前記サイクル回数を測定する耐熱衝撃性
試験を行なった。さらに同様に直径:15mmφ×長さ
:100m、の寸法をもったステンレス鋼片(sus
316)の−刃端面に厚さ、F5龍の2層肉盛溶接を行
ない、この鋼片の肉盛部より直径:12、、、、φ×厚
さ:12mmの寸法をもった試験片を削り出し、この試
験片を用い、温度=920℃に加熱した溶融酸化鉛:4
0y中に1時間浸漬の耐酸化鉛腐食性試験を行ない、試
験後の肉盛材の重量減を測定した。これらの測定結果を
第1表に合せて示した。
て常温におけるロックウェル硬さくCスケール)および
温度:800℃におけるビッカース硬さを測定すると共
に、前記円環状ビードを形成した合金に対して、温度ニ
ア00℃に加熱して15分間保持後水冷の操作を1サイ
クルとして繰り返し行ない、前記円環状ビードに割れが
発生するまでの前記サイクル回数を測定する耐熱衝撃性
試験を行なった。さらに同様に直径:15mmφ×長さ
:100m、の寸法をもったステンレス鋼片(sus
316)の−刃端面に厚さ、F5龍の2層肉盛溶接を行
ない、この鋼片の肉盛部より直径:12、、、、φ×厚
さ:12mmの寸法をもった試験片を削り出し、この試
験片を用い、温度=920℃に加熱した溶融酸化鉛:4
0y中に1時間浸漬の耐酸化鉛腐食性試験を行ない、試
験後の肉盛材の重量減を測定した。これらの測定結果を
第1表に合せて示した。
第1表に示される結果から、本発明合金1〜40は、い
ずれも従来合金1.2に比して一段とすぐれた高温硬さ
、耐熱衝撃性、および耐酸化鉛腐食性を有することが明
らかである。これに対して、比較N1基合金1〜12に
見られるように、構成成分のうちのいずれかの成分含有
量がこの発明の範囲から外れると、本発明合金に比して
前記特性のうち少なくともいずれかの特性が劣ったもの
になることが明らかである。
ずれも従来合金1.2に比して一段とすぐれた高温硬さ
、耐熱衝撃性、および耐酸化鉛腐食性を有することが明
らかである。これに対して、比較N1基合金1〜12に
見られるように、構成成分のうちのいずれかの成分含有
量がこの発明の範囲から外れると、本発明合金に比して
前記特性のうち少なくともいずれかの特性が劣ったもの
になることが明らかである。
なお、上記実施例では、この発明のFe−Ni−Cr系
合金を肉盛溶接用として用いた場合について述べたが、
これを鋳物用として使用しても肉盛溶接の場合と同様に
すぐれた特性を示すことは勿論である。
合金を肉盛溶接用として用いた場合について述べたが、
これを鋳物用として使用しても肉盛溶接の場合と同様に
すぐれた特性を示すことは勿論である。
上述のように、この発明のFe −Ni−Cr系合金は
。
。
高性能エンジンのエンジンパルプおよび同ノクルグシー
トに要求される上記の厳格な条件を十分余裕をもって満
足するすぐれた高温硬さ、耐熱衝撃性。
トに要求される上記の厳格な条件を十分余裕をもって満
足するすぐれた高温硬さ、耐熱衝撃性。
および耐酸化鉛腐食性を有するので、これらの部材の製
造に肉盛溶接用および鋳物用として用いた場合、この結
果の部材は著しく長期に亘ってすぐれた性能を発揮する
ようになるのである。
造に肉盛溶接用および鋳物用として用いた場合、この結
果の部材は著しく長期に亘ってすぐれた性能を発揮する
ようになるのである。
出願人 三菱金属株式会社
代理人 富 1) 和 夫
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)C:1.9%超〜3.4%、Cr:28〜37%
。 Ni: 25〜55%、Co:1〜8%、W:0.1〜
15.0 %、 Mo: 0.1〜9.0%、 Ti:
0.01〜4.r%、 A1: 0.01〜4.5%
を含有し、残シがFeと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有することを特徴とする内燃機関のエンジ
ンパルプおよび同バルブシート用高硬度Fe −Ni−
Cr系合金。 (21C:1.9%超〜3.4%、 Cr: 28〜3
7%。 Ni:25〜55%、Co:l〜8%、W:0.1〜1
5.0%、 Mo : O,1〜9.0%、 Ti:
0.01〜4.5%、 Ag : 0.01〜4.5
%、およびSi : O,1,〜3.0係を含有し、残
りがFeと不可避不純物からなる組醸(以上重量%)を
有することを特徴さする内燃機関のエンジンパルプおよ
び同バルブシート用高硬度F6−Ni−Cr系合金。 (3)C:1.9%超〜3.4%、 Cr: 28〜3
7%。 Ni:25〜55%、Co:1〜8%、W:O,l〜1
5.0%、 Mo : 0.1〜9.0%、 Ti:
0.01〜4.5%、 At : 0.01〜4.5%
、およびMn:0.1〜2.0係を含有し、残シがFe
と不可避不純物からなる組成(以上重量%)を有するこ
とを特徴とする内燃機関のエンジンパルプおよび同バル
ブシート用高硬度Fe−Ni−Cr系合金。 (4)C:1.9%超〜3.4%、 Cr: 2 B
〜37 %。 Ni: 25〜55%、Co: 1〜8%、 W :
0.1〜15.0係、Mo:0.1〜9.0係、Ti:
0.01〜4.5%、Ag:0.01 〜4.5 %
、Si:0.1 〜3.0%、 およびMn:0.
1〜2.0%を含有し、残りがFeと不可避不純物から
なる組成(以上重量%)を有することを特徴とする内燃
機関のエンジンパルプおよび同バルブシート用高硬度F
e−Ni−Cr系合金。 (5)C:1.9%超〜3.4 %、 Cr: 28〜
37 %。 Ni:25〜55%、 Co: 1〜8 %、 W
: O51〜15.0%、 Mo : 0.1〜
9.0%、 Ti: 0.01〜4.5%、 Al:
0.01〜4.5 %を含有し、さらニNb : 0
.01〜1.5%を含有し、残りがFeと不可避不純物
からなる組成(以上重量%)を有することを特徴とする
内燃機関のエンジンパルプおよび同バルブシート用高硬
度Fe−Ni −Cr系合金。 (6)C:1.9%超〜3.4%、Cr:2B〜37%
。 Ni:25〜55%、co:l〜8%、W:0.1〜1
5.0%、 Mo : 0.1〜9.0%、 Ti:
0.01〜4.5%、 Al: 0.01〜4.5%
、およびSi : 0.1〜3.0係を含有し、さらに
Nb:o、o1〜1.5%を含有し、残シがFeと不可
避不純物からなる組成C以上重量%)を有することを特
徴とする内燃機関のエンジンパルプおよび同バルブシー
ト用Fe −Ni −Cr 系合金。 (7)C:1.9%超〜3.4%、 Cr: 2 BN
27%。 Ni: 25〜55%、co=1〜8%、W:0.1〜
15.0%、Mo:O,1〜9.0%、 Ti : 0
.O1,〜4.5%、 All : 0.01〜4.5
%、およびMn: 0.1〜2.0係を含有し、さらに
Nb:o、ol〜1.5チを含有し。 残りがFeと不可避不純物からなる組成(以上重量%)
を有することを特徴とする内燃機関のエンジンパルプお
よび同バルブシート用高WJ 度Fe−Ni −Cr系
合金。 (8)C:1.9%超〜3.4%、Cr:28〜37%
。 Ni: 25〜55%lCo:1〜8%、W:0.1〜
15.0%、 Mo : O,1〜9.0%、T1:0
.01〜4,5%、 AA : 0.01〜4.5 %
、 Si: 0.1〜3.0%、およびMn: 0.1
〜2.0%を含有し、さらにNb:O,O1〜1.5%
を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有することを特徴とする内燃機関のエンジ
ンパルプおよび同バルブシート用高硬度Fe −Ni
−Cr系合金。 (9)C:1.9%超〜3.4%、 Cr: 28〜3
7%。 Ni: 25〜55%lCo:1〜8%、W:0.1〜
15.0%、Mo:0.1〜9.0%、Ti:0001
〜4.5チ、A1:o、o1〜4.5係を含有し、さら
にB:0.001〜1.5%を含有し、残りがFeと不
可避不純物からなる組成c以上重量%)を有すると七を
特徴とする内燃機関のエンジンパルプおよび同バルブシ
ート用高硬度Fe−Ni −Cr系合金。 (10) C: 1.9 %超〜3.4%、Cr:28
〜37%。 Ni:25〜55%、Co:1〜8%、W:0.1〜1
5.0%、 Mo: 0.1〜9.0%、 Ti: 0
.01〜4.5係、AA:0.01〜4.5%、および
Si:0.1〜3.0チを含有し、さらにB :O,O
Ol −1,5係を含有し、残シがFeと不可避不純物
からなる組成(以上重量%)を有することを特徴とする
内燃機関のエンジンパルプおよび同バルブシート用高硬
度Fe−Ni−Cr系合金。 (11) C: 1. 9 % 超〜 3.
4 % r cr 二 2 B 〜 3
7 % 。 Ni:25〜55%、Co:1〜8%、W:0.1〜1
5.0%、 Mo: 0.1〜9゜0%、 Ti: 0
.01〜4.5%、 A9 : 0.01〜4.5%、
およびMn:Q、1〜2.0係を含有し、さらにB:O
,OO1〜1.5係を含有し、残りがFeと不可避不純
物からなる組成(以上重量%)を有することを特徴とす
る内燃機関のエンジンパルプおよび同バルブシート用高
硬度Fs−Ni −Cr系合金。 (12) C: 1.9%超〜3.4%、 Cr: 2
8〜37%。 Ni:25〜55 %、 Co: 1〜8 %、W
:0.1〜15.0%、 Mo: 0.1〜9.0
%、 Ti: 0.0 1〜4.5係、AA:0
.01〜4.5%、Si:0.1〜3.0%、およびM
n: 0.1〜2.0%を含有し、さらにB :o、o
o:L〜1,5%を含有し、残りがFeと不可避不純物
からなる組成(以上重量係)を有することを特徴とすル
内燃機関のエンジンパルプおよヒ同バルブシート用高硬
度Fe−Ni−Cr系合金。 (13) C: 1.9%超〜3.4%、Cr:28〜
37%。 Ni: 2 5 〜5 5 % 、 co =
1〜8 % 、W 二 〇、1 〜15.0%
、 Mo : 0.1〜9.0%、 ’ri: 0.0
1〜4.5係、AA:0.01〜4.5%を含有し、さ
らにNb:0.01〜1.5%およびB:O,OO1〜
1.5チを含有し、残りがFeと不可避不純物からなる
組成(以上重量%)を有することを特徴とする内燃機関
のエンジンパルプおよび同バルブシート用高硬度Fe−
Ni−Cr系合金。 (14) C’ : 1.9 %超〜3.4 %、 C
r: 28〜37 %。 Ni 二 25〜55 ジ暖シ 、Coal 〜
8 % 、W:0.1 〜1 5.0 %、 Mo
: 0.1〜9.0 %、 Ti: 0.0 1
〜4.5係、M:0.01〜4.5%、およびSi:0
.1〜3.0係を含有し、さらにNb:0.01〜1.
5%およびB: 0.001〜1.5%を含有し、残シ
がFeと不可避不純物からなる組成(以上重量%)を有
することを特徴とする内燃機関のエンジンパルプおよヒ
同バルブシート用高硬度Fe−Ni −Cr系合金。 (15) C: 1.9%超〜3.4%、 Cr: 2
8〜37%。 Ni: 25〜55%、 Co: 1〜8%、W:0.
1〜15.0%、 Mo: 0.1〜9.0%、 Ti
: 0.01〜4.5%、 Ae : 0.’01〜4
.5%、およびMn: 0.1〜2.0係を含有し、さ
らにNb:0.01〜l、5%およびB:O,OO1〜
1,5%を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる
組成(以上重量%)を有することを特徴とする内燃機関
のエンジンパルプおよヒ同バルブシート用高硬度Fe−
Ni −Cr系合金。 (16) C: 1.9%超〜3.4%、Cr:28〜
37%。 Ni:25〜55%、Co:1〜8%、W:01〜15
.0%、 Mo : 0.1〜9.0%、 Ti :
0. Ol〜4.5係、Au:0.01〜4.5係、S
i:0.1〜3.0%、およびMn: 0.1〜2.0
%を含有し、さらにNb:O,O1〜1.5%およびB
:O,OO1〜1.5%を含有し、残シがFeと不可避
不純物からなる組成(以上重量%)を有することを特徴
とする内燃機関のエンジンパルプおよび同バルブシート
用高硬度Fe−Ni −Cr系合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18355582A JPS5974266A (ja) | 1982-10-19 | 1982-10-19 | エンジンバルブおよび同バルブシ−ト用高硬度Fe−Ni−Cr系合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18355582A JPS5974266A (ja) | 1982-10-19 | 1982-10-19 | エンジンバルブおよび同バルブシ−ト用高硬度Fe−Ni−Cr系合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5974266A true JPS5974266A (ja) | 1984-04-26 |
JPH0249380B2 JPH0249380B2 (ja) | 1990-10-30 |
Family
ID=16137850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18355582A Granted JPS5974266A (ja) | 1982-10-19 | 1982-10-19 | エンジンバルブおよび同バルブシ−ト用高硬度Fe−Ni−Cr系合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5974266A (ja) |
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Also Published As
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---|---|
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