JPS5926611A - ボルト継手連結装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 装置に関し，きらに眸細には、接合すべき部品が互いに
容易には１勺合い，一度接合された後は，部品が相対運
動しないように保持される連結方式に関する。

金属製の組立体を互いにボルトで接合し，組立て後は、
ボルト接合された組立体の間に相対運動が生ずるのを明
止するような連結方法は数多く知られている。たとえば
、接合すべき部材のボルト孔を小さくしても良い。場合
によっては，ボルトをボルト孔に実際に強制的に打込ま
なければならず，その結果、ボルトの基本直径について
遊びがなくなるので、締シばめが形成されることになる
。このボルトが機械加工きれたボルトである場合，すな
わち、ねじ部の直径とボルトの軸部の直径とが同じであ
る場合には、このような方法で十分に良い結果が得られ
る。

しかしながら、ねじ山が転造きれているような（４） ボルトの場合，ねじ部の直径は軸部の直径よシ大きいの
で、接合すべき部材のボルト孔をねじ部について遊びが
なくなるような大きさに形成すると、実際には、軸部の
直径が小さいために軸部について遊びが形成されてしま
う。その結果，部材を接合した後、締シばめ状態が失な
わね、、部材間の相対運動をＩＳｌｌ４止することがで
きなくなる。

このような組立体を接合するための別の方法として、従
来は，部材を接合するナツト・ボルト組立体を過度に締
付ける方法をとっていた。

しかし、この方法も、接合される部材の一方が管でおる
場合には、管が平担になるという欠点を有し，従って一
般的には不十分である。

本発明の目的は，第１の部材と第２の部材。

特に金属部材を，一旦接合された後は部材間の相対運動
が阻止されるように互いに連結するボルト継手連結装置
を提供することである０部材の一方は，側面が内方へ傾
斜し、外方へ延出する中空のボスを具備する。ボスには
、軸方向の孔が貫通している。接合すべき他方の部材は
。

ボスの一部がはめ込まれる開口を有する。ボルトは、ボ
スの孔と開口とを貫通するように挿入される。ねじ切シ
されたナツトのような手段がボルトに作用連結され、ボ
スが変形して開口の中に押込まれることによ）、ボスが
他方の金属部材及びボルトの動部の外面に押付けられる
ように、第１の部材と第２の部材とを互いに堅く引締め
る。このように、この連結装置は接合すべき部材の間の
締シばめに基いて部材間の相対運動を阻止し、部材のい
ずれか一方が変形するという危険はない。

実際に例を挙げて示すために，取付はブラケットを管と
接合する場合，及び平担な板を接合する場合について本
発明を説明し，図示したが、本発明の原理を，他の形状
寸法の部材を接合する場合にも適用しうろことは自明で
ある。

以下，添付の図面を参照して本発明をさらに詳細に説明
する。

１例として第１図から第３図に示きれている本発明の第
１の実施例は、横断面がほぼＵ字形である台形ブラケッ
ト又は支持体１を含む。台形ブラケット１は５両側縁部
が上向きフランジ３で終わる底板部２によシ形成される
。台形ブラケット１は任意の適切な成形可能な材料、特
にアルεニウム、鋼などの金属材料から製造される。

各々の上向き７ランジは、はぼ内方へ傾斜する側面５を
有し、内方へ延在する中空のボス４を具備する。このボ
スは１円錐台形の外観を有する。各々のボスには円形の
貫通孔６が形成され、ボスの側面が傾斜しているために
、貫通孔の外径は内径より大きい。

台形ブラケット１に接合すべき円筒形の管７も、アルミ
ニウム、鋼などの任意の適切な金属倒斜から製造すれば
良い。管７の下端部は、ボス４の最小径よシわずかに太
きいが、ボス４の最大径よル小さい直径を有する一対の
同軸の開口８を有する。すなわち、ボス４の一部のみを
開口８にはめ込むことができる。

（７） 第２図に最も明瞭に示されている工うに１台形ブラケッ
ト１の上向きフランジ３は、管７の下端部がボス４の最
も内側の端部の間に容易にはめ込まれるように、わずか
に広がっている。

始めに管の開口８が隣接するボスの貫通孔６とほぼ同軸
に整列するように管７を位置決めすることによシ、管は
上向き７ランジの間にはめ込まれる。

次に、第３図に示すように、軸部１０がねじ切すされて
いる長いボルト９を２つのボスを通るように挿入する。

一般に、軸部１０の外径は貫通孔６の最小径よりわずか
に小さくなっているので、ボルトを貫通孔に挿入するの
は容易である。

ボルト９の一端の六角ボルト頭部１１は、その内面に、
第３図に示すように右側ｊの上向き７ランジ３の最も外
側の面に当接する座金のようなフランジ１２を有する。

第３図に示されるように、左側の上向きフランジ３から
突出するボルトの動部１０の部分には、従来のようにね
じ（８） 切シこれたナンド１３が形成されている。必要に応じて
、ナツト１３の内面と左側の土向きフランジ３の外面と
の間に座金１４を設けても良い０ 次に、ナツト１３をボルトのねじ部に締付けて上向き７
ランジ３を引締め、各々のボスが隣接する開口の中には
め込まれるようにする。第３図から明らかであるように
、各々のボスの側面５の外部は隣接する開口８の縁部に
押付けられ、それによシ、遊びのない圧力ばめ状態を提
供している。同時に、ボスの内縁部も軸部１０の外面に
強く押付けられて、圧力ばめを形成している。このよう
にボスが各々の開口に押込まれるので、ボスは変形し、
対応する管壁と、ボルト軸部の外面とに押付けられ１台
形ブラケット１．管７及びボルト９の間に相対運動が起
こるのを阻止する。

使用される金縞のゲージや、中空のボス４の特定の幾何
学的配置は、接合すべき部材の形状によって異なる。さ
らに、ボルト軸部のねじは。

ねじ切シ機械又はねじ転造機様のいずれかにより形成す
れば良い。いずれの場合も、ボルトが締付けられるとボ
スが変形して、管７の薄い管壁を破壊する危険なしに、
接合すべき部材を確実に挾持する。

第４図及び第５図は１本発明の第２の実施例を示す。前
述の実施例の構成要素と類似する構成要素は同じ図中符
号により示すものとする。

この構成は、２枚の平担で互いに重なシ合う金属部材２
０及び２１を固着するためのものである。金属部材２０
は、前述の開口と同じような太きはと形状の開口８を有
する。金属部制２１は、同様に前述のボスと同じような
大きさと形状の中空のボス４を有スル。

頭付きボルト９の軸部１０はねじ切りされておシ、これ
と共動する中間座金１４．ナツト１３゜そして必要に応
じて係止座金２２が設けられる。

第４図に示されるように、金属部材２０及び２１は、ま
ず最初に、ボス４の一部が開口８の中には一！多込むよ
うに組合わされる。前述の実施例の場合と同様に１次に
ナツト１３を締めて金属部桐２０及び２１をきつく引締
めると、第５図に示されるように、ボス４は開口８の中
に押込まれて変形する。この動作により、ボス４の外面
と金属部材２０に対応する開口８の内面との間、並びに
ボス４の内面とボルト９の軸部の外面との間に、金属と
金属との接触が生じる。

次に、前述の実施例の場合と同様に、各部材を相対運動
が起こらないように堅く係止すれば良い０ 以上、本発明の詳細な説明するために図解した各部分の
材料、配置及び組立て工程の詳細を。

添付の特許請求の範囲に記載される本発明の趣旨を逸脱
することなく様々に変更しうろことは自明であろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は、取付はブラケットを管に接合するための本発
明の第１の実施例で、接合すべき部材かはまシ合っては
いるが、固着されていない状態を示す部分側面図。 （１１） 第２図は、第１図の２−２線に沿った部分横断面図、 第３図は、第１図の実施例の各部材が互いに固着された
状態を示す部分横断面図。 第４図は、一対の平行で平担な板を結合するために使用
される本発明の第２の実施例の部分横断面図。 第５図は、第４図の実施例の平担な板が互いに固着式れ
た状態を示す部分横断面図である。 １・・・台形ブラケット、２・・・底板部、３・・・上
向き７ランジ％４・・・ボス、６・・・貫通孔、７・・
・管、８・・・開口、９・・・ボルト、１０・・・軸部
、１１・・・六角ボルト頭部、１３・・・ナラ）、２０
．２１・・・金属部材。 出願人　　ザ・ストール−コーポレーション代理人弁理
士米原正章 弁理士洪水　　忠 弁理士松本　　昂 （１２）

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）側面が内方へ傾斜し、軸方向に孔が貫通している
   外方へ延出する中空のボスを含む第１の金属部材と、前
   記ボスの最大外径よシわずかに小さく、内部に前記ボス
   の一部がはめ込まれるような開口を含む第２の金属部材
   とを連結する継手装置で、前記孔及び開口を貫通する細
   長い軸部を含むボルト手段と、前記ボルト手段に作用連
   結し、前記ボスが前記開口の内部に押込まれ且つ第２の
   金属部材と、ボルト手段の軸部の外面とに押付けられて
   、第１０金槁部拐と第２の金属部材との間の相対運動を
   阻止するように前記第１の金属部材と第２の金属部材と
   を互いに堅く引締める手段とを具備するポル）継手運結
   装服。
2. （２）　　前記ボスは、圧力を受けて、ボスの外面が開
   口の縁部との間で金属と金属との接触を生じ且つボスの
   内面が軸部との間に金属と金属との接触を生じるように
   変形される形状である特許請求の範囲第（１）項に記載
   の装置。
3. （３）前記第２の金属部材は、一端に隣接して側壁を貫
   通する一対の相対向する開口を有する中空の管から構成
   され、前記第１の金属部材は。 下方板部と、板部の両端から延出するフランジ部とを有
   するＵ字形のブラケットから構成され。 前記フランジ部は、それぞれ、前記管の端部が前記フラ
   ンジ部の間にすべ多ばめされたときに前記開口の一方と
   アライメントされるような位置に形成された。内方に向
   いたボスを含む特許請求の範囲第（２）項に記載の装置
   。
4. （４）前記ボルト手段は、一端に前記フランジ部の一方
   の外面に当接するように配置される大きな頭部と、ねじ
   切シされた軸部と、他端にねじ係合し且つ前記フランジ
   部のうち他方のものに当接するように配置されるナツト
   とを有する長いボルトから構成され、前記軸部は前記ボ
   ス及び開口を貫通する特許請求の範囲第（３）項に記載
   の装置。
5. （５）　　前記第１の金属部材と第２の金属部拐とは。 平行に重なり合う関係で接合されるほぼ平担な板から構
   成される特許請求の範囲第（２）項に記載の装置。
6. （６）　　前記ボルト手段は、一端に前記板の一方の外
   面に当接するように配ｆａされる大きな頭部と。 ねじ切りされた軸部と、他端にねじ係合し且つ前記板の
   うち他力のものの外面に当接するように配置されるナツ
   トとを有する長いボルトから構成され、前記軸部は前記
   ボス及び開口を貫通する特許請求の範囲第（５）項に記
   載の装置。
7. （７）　　前記ボスは、圧力を受けて変形し、変形した
   ボスの少なくとも一部が前記開口に侵入するような形状
   でろる％＝ｉＲ請求の範囲第（６）項に記載の装置。
8. （８）　　前記フランジ部は、その間に管が容易に挿入
   されるようにわずかに外方へ屈曲し、前記フランジ部は
   、堅く引締められて管の外面に当接したときに互いにほ
   ぼ平行となる特許請求の範（３） 囲第（３）項に記載の装置。