JPS58119862A - 化粧板材の製造方法 - Google Patents
化粧板材の製造方法Info
- Publication number
- JPS58119862A JPS58119862A JP259082A JP259082A JPS58119862A JP S58119862 A JPS58119862 A JP S58119862A JP 259082 A JP259082 A JP 259082A JP 259082 A JP259082 A JP 259082A JP S58119862 A JPS58119862 A JP S58119862A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative
- resin
- undercoat
- decorative board
- decorative surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、各種板材の化粧面に保護被膜を形成するとこ
ろの化粧板材の製造方法に＠する。
ろの化粧板材の製造方法に＠する。
一般に、銘木化粧合板等の板材においては、製造日より
日数が経過するにつれて、大気中の温湿度変化で貼や会
せ九板材に夫々異度合の伸縮運動が生じ、比較的薄い化
粧単板儒の化粧面に幅０．５〜１．０ｍ、長さ１０〜２
０−程度の干割れが発生するものである。
日数が経過するにつれて、大気中の温湿度変化で貼や会
せ九板材に夫々異度合の伸縮運動が生じ、比較的薄い化
粧単板儒の化粧面に幅０．５〜１．０ｍ、長さ１０〜２
０−程度の干割れが発生するものである。
その干割れ現象の発生を防止する丸め、従来、ロールコ
ータ、フローコータ等で化粧面に樹脂塗膜を形成するこ
とが行なわれている。然し、この塗装被膜では、板材に
生ずる伸縮運動に強度的に十分対抗することができず、
依然として干割れの発生を避は得ていない。
ータ、フローコータ等で化粧面に樹脂塗膜を形成するこ
とが行なわれている。然し、この塗装被膜では、板材に
生ずる伸縮運動に強度的に十分対抗することができず、
依然として干割れの発生を避は得ていない。
これに対し、本出願人は、板材の伸縮運動に対抗し得る
硬い保護被膜を形成するため、化粧面にホットプレス等
によりエポキシ等の樹脂を加圧圧着すればよいこと、を
先に提案した（特願昭５３−１６３８０２号）がこの方
法にては、硬い被膜を形成できるものの、エポキシ等の
樹脂を直接化粧面に加圧付着している丸め、その表面の
木理の差によシ樹脂の含浸度合が大きく異なり１木理が
粗な部分には樹脂が多く含浸し一方密な部分には然程含
浸しないことによる色むら状の汚れが発生してしまう。
硬い保護被膜を形成するため、化粧面にホットプレス等
によりエポキシ等の樹脂を加圧圧着すればよいこと、を
先に提案した（特願昭５３−１６３８０２号）がこの方
法にては、硬い被膜を形成できるものの、エポキシ等の
樹脂を直接化粧面に加圧付着している丸め、その表面の
木理の差によシ樹脂の含浸度合が大きく異なり１木理が
粗な部分には樹脂が多く含浸し一方密な部分には然程含
浸しないことによる色むら状の汚れが発生してしまう。
そこで本出願人は更に、適宜樹脂の加圧付着で硬い保護
被膜を形成するものの、含浸むらＫよる汚れが発生しな
い化粧板材を製造するため、樹脂加圧付着による被膜形
成前に、樹脂塗装による下塗シ塗膜を予め形成し、その
下箇り塗膜の乾燥硬化後に樹脂加圧付着による被膜を形
成することを提案した（特願昭５５−１６３６６３号）
。
被膜を形成するものの、含浸むらＫよる汚れが発生しな
い化粧板材を製造するため、樹脂加圧付着による被膜形
成前に、樹脂塗装による下塗シ塗膜を予め形成し、その
下箇り塗膜の乾燥硬化後に樹脂加圧付着による被膜を形
成することを提案した（特願昭５５−１６３６６３号）
。
この方法に依れば、通常は望ましい保護被膜を得ること
ができるものの、化粧面にブラッシング等で意図的に凹
凸状態を形成し、或はスライス時の目ぼれや、原木の木
理から板材表面に凹凸部分が生じてい友場合には、下塗
り塗膜と熱圧着樹脂の接着不良、或は白濁、発泡による
化粧面汚染が起きてしまう。これは熱硬化性樹脂を熱圧
締する際に、化粧面凹部に残存する空気や水が熱膨張や
蒸気化して熱硬化性樹脂との接合面に拡散するととＫよ
抄、下塗り塗膜と熱圧着樹脂との接着不良を起こし、或
いは凹部に圧締圧力が充分に加わらない為に熱膨張空気
中蒸気が拡散することなくその部分にとどまって、白濁
や発泡勢による化粧面汚染を発生させてしまうことが原
因と思われる。
ができるものの、化粧面にブラッシング等で意図的に凹
凸状態を形成し、或はスライス時の目ぼれや、原木の木
理から板材表面に凹凸部分が生じてい友場合には、下塗
り塗膜と熱圧着樹脂の接着不良、或は白濁、発泡による
化粧面汚染が起きてしまう。これは熱硬化性樹脂を熱圧
締する際に、化粧面凹部に残存する空気や水が熱膨張や
蒸気化して熱硬化性樹脂との接合面に拡散するととＫよ
抄、下塗り塗膜と熱圧着樹脂との接着不良を起こし、或
いは凹部に圧締圧力が充分に加わらない為に熱膨張空気
中蒸気が拡散することなくその部分にとどまって、白濁
や発泡勢による化粧面汚染を発生させてしまうことが原
因と思われる。
舷において、本発明者が鋭意研究を重ね九ところ、下塗
シ塗料に予め炭酸カルシウム等の体質顔料を混入した上
で化粧面に塗布すれば、上述の如き接着不良や化粧面汚
染が全く発生しないことが判明した。これは、下塗り塗
料が硬化する際、体質顔料粒子の周囲に付着硬化するか
たちとなる為に、下塗り塗膜が多孔質状態となり、熱膨
張空気や蒸気が下塗り塗膜の空隙部分や更には単板組織
内に逃げ込み、接合面に影響を及はさないためではない
かと考えられる。なお、下塗り塗料として、セルロース
誘導体のウレタン樹脂やラッカー樹脂等硬化時密度の粗
な樹脂を用いれば、下塗り塗料自体もポーラス状となる
為更に効果が上がるものである。
シ塗料に予め炭酸カルシウム等の体質顔料を混入した上
で化粧面に塗布すれば、上述の如き接着不良や化粧面汚
染が全く発生しないことが判明した。これは、下塗り塗
料が硬化する際、体質顔料粒子の周囲に付着硬化するか
たちとなる為に、下塗り塗膜が多孔質状態となり、熱膨
張空気や蒸気が下塗り塗膜の空隙部分や更には単板組織
内に逃げ込み、接合面に影響を及はさないためではない
かと考えられる。なお、下塗り塗料として、セルロース
誘導体のウレタン樹脂やラッカー樹脂等硬化時密度の粗
な樹脂を用いれば、下塗り塗料自体もポーラス状となる
為更に効果が上がるものである。
このように、下塗り塗料に炭酸カルシウム等の体質顔料
を予め混入した上で塗布すれば、“凹凸状を呈する化粧
面に容易に樹脂熱圧着による強化保護膜を施こすことが
出来、例えば化粧面に凹部を意図的に施こしたエポキシ
樹脂表面含浸化粧板等を容易に得ることができる。
を予め混入した上で塗布すれば、“凹凸状を呈する化粧
面に容易に樹脂熱圧着による強化保護膜を施こすことが
出来、例えば化粧面に凹部を意図的に施こしたエポキシ
樹脂表面含浸化粧板等を容易に得ることができる。
以下、本発明の詳細な説明すれば、次の通りである。
実施例１
基板の表面に酢酸ビニル系接着剤をスプレッダで塗布し
、化粧単板を熱圧接着して化粧合板を得たのち、化粧面
にウヅクリを施こして凹凸形状とした。次いで、この化
粧合板の表面に炭酸カルシウムを１０重量部混入したポ
リウレタン系樹脂塗料をロールコータで塗布し、乾燥硬
化させた後、エポキシ樹脂シー）（１００〜）をホット
プレスで加熱圧着させた。条件は、圧締温度１２０℃。
、化粧単板を熱圧接着して化粧合板を得たのち、化粧面
にウヅクリを施こして凹凸形状とした。次いで、この化
粧合板の表面に炭酸カルシウムを１０重量部混入したポ
リウレタン系樹脂塗料をロールコータで塗布し、乾燥硬
化させた後、エポキシ樹脂シー）（１００〜）をホット
プレスで加熱圧着させた。条件は、圧締温度１２０℃。
圧締時間１０分関、圧締圧カフｂ／ｊで行った。
得られた化粧合板の化粧面は、参考写真（１）に示す如
く汚れの全くない化粧性の高いものであ抄、エポキシ樹
脂とポリウレタン樹脂の接着状況も良好であった。
く汚れの全くない化粧性の高いものであ抄、エポキシ樹
脂とポリウレタン樹脂の接着状況も良好であった。
比較例１
炭酸カルシウムを混入しないポリウレタン系樹脂塗料を
使用する他は実施例１と全く同様の方法で保護被膜を形
成した。
使用する他は実施例１と全く同様の方法で保護被膜を形
成した。
得られた化粧合板の化粧面は、参考写真（２）に示す如
く、白濁、発ｍＫよる汚れが発生し友。
く、白濁、発ｍＫよる汚れが発生し友。
実施例２
実施例１と同様のウズクリ化粧合板の表面に炭酸カルシ
ウムを１０重量部混入したポリウレタン樹脂塗料をロー
ルコータで塗布し、乾燥硬化させた後、ポリエステル樹
脂塗料を上塗りし、プレ硬化させた後ホットプレスで加
熱圧着させた。条件紘、圧締温度１１０℃、圧締時間８
分間、圧締圧カフ（−で行った。
ウムを１０重量部混入したポリウレタン樹脂塗料をロー
ルコータで塗布し、乾燥硬化させた後、ポリエステル樹
脂塗料を上塗りし、プレ硬化させた後ホットプレスで加
熱圧着させた。条件紘、圧締温度１１０℃、圧締時間８
分間、圧締圧カフ（−で行った。
得られた化粧合板の化粧面は、参考写真（１）と周り゛
如く化粧性の高いものであり、接着性も良好であった。
如く化粧性の高いものであり、接着性も良好であった。
比較例２
炭酸カルシウムを混入しないポリウレタン樹脂塗料を使
用する他は実施例２と全く同様の方法で保−被膜を形成
した。
用する他は実施例２と全く同様の方法で保−被膜を形成
した。
得られた化粧合板の化粧面は、参考写真（２）ヒ闇伊如
く、白濁、発泡による汚れが発生した。
く、白濁、発泡による汚れが発生した。
このように、体質顔料を混入した樹脂塗料で下塗り塗膜
を形成した場合は、化粧性が極めて良好であり、接着不
良も見られないもので６つ喪。
を形成した場合は、化粧性が極めて良好であり、接着不
良も見られないもので６つ喪。
以上の如く、本発明に係る化粧板材の製造方法に依れば
、ウズクリ岬により凹凸状を呈している化粧合板にも、
汚れの全くない表面硬度の高い保鰻被膜を形成すること
ができる。
、ウズクリ岬により凹凸状を呈している化粧合板にも、
汚れの全くない表面硬度の高い保鰻被膜を形成すること
ができる。
特許出願人 貞重特殊合板工業株式会社２９３−
Claims (1)
- 凹凸状を呈している板材面に、縦酸カルシウム等の体質
顔料を混入した適宜塗料を下塗抄し、その下塗り塗膜の
乾燥硬化後、熱硬化性樹脂を下塗夛塗膜上に熱圧着する
ヒとによシ、化粧面保護被膜を形成することを特徴とす
る化粧板材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP259082A JPS58119862A (ja) | 1982-01-11 | 1982-01-11 | 化粧板材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP259082A JPS58119862A (ja) | 1982-01-11 | 1982-01-11 | 化粧板材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58119862A true JPS58119862A (ja) | 1983-07-16 |
Family
ID=11533589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP259082A Pending JPS58119862A (ja) | 1982-01-11 | 1982-01-11 | 化粧板材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58119862A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9782784B2 (en) | 2010-05-28 | 2017-10-10 | Sata Gmbh & Co. Kg | Nozzle head for a spray device |
| US9782785B2 (en) | 2010-12-02 | 2017-10-10 | Sata Gmbh & Co. Kg | Spray gun and accessories |
| US9878336B2 (en) | 2006-12-05 | 2018-01-30 | Sata Gmbh & Co. Kg | Fluid reservoir for a paint spray gun |
| USD835235S1 (en) | 2014-07-31 | 2018-12-04 | Sata Gmbh & Co. Kg | Paint spray gun |
| US10189037B2 (en) | 2011-06-30 | 2019-01-29 | Sata Gmbh & Co. Kg | Easy-to-clean spray gun, accessories therefor, and mounting and dismounting methods |
| US10464076B2 (en) | 2015-12-21 | 2019-11-05 | Sata Gmbh & Co. Kg | Air cap and nozzle assembly for a spray gun, and spray gun |
| US10471449B2 (en) | 2016-08-19 | 2019-11-12 | Sata Gmbh & Co. Kg | Air cap arrangement and spray gun |
| US10702879B2 (en) | 2014-07-31 | 2020-07-07 | Sata Gmbh & Co. Kg | Spray gun manufacturing method, spray gun, spray gun body and cover |
| US11141747B2 (en) | 2015-05-22 | 2021-10-12 | Sata Gmbh & Co. Kg | Nozzle arrangement for a spray gun |
| US11801521B2 (en) | 2018-08-01 | 2023-10-31 | Sata Gmbh & Co. Kg | Main body for a spray gun, spray guns, spray gun set, method for producing a main body for a spray gun and method for converting a spray gun |
| US11826771B2 (en) | 2018-08-01 | 2023-11-28 | Sata Gmbh & Co. Kg | Set of nozzles for a spray gun, spray gun system, method for embodying a nozzle module, method for selecting a nozzle module from a set of nozzles for a paint job, selection system and computer program product |
| US11865558B2 (en) | 2018-08-01 | 2024-01-09 | Sata Gmbh & Co. Kg | Nozzle for a spray gun, nozzle set for a spray gun, spray guns and methods for producing a nozzle for a spray gun |
-
1982
- 1982-01-11 JP JP259082A patent/JPS58119862A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9878336B2 (en) | 2006-12-05 | 2018-01-30 | Sata Gmbh & Co. Kg | Fluid reservoir for a paint spray gun |
| US9782784B2 (en) | 2010-05-28 | 2017-10-10 | Sata Gmbh & Co. Kg | Nozzle head for a spray device |
| US9782785B2 (en) | 2010-12-02 | 2017-10-10 | Sata Gmbh & Co. Kg | Spray gun and accessories |
| US10189037B2 (en) | 2011-06-30 | 2019-01-29 | Sata Gmbh & Co. Kg | Easy-to-clean spray gun, accessories therefor, and mounting and dismounting methods |
| USD835235S1 (en) | 2014-07-31 | 2018-12-04 | Sata Gmbh & Co. Kg | Paint spray gun |
| US10702879B2 (en) | 2014-07-31 | 2020-07-07 | Sata Gmbh & Co. Kg | Spray gun manufacturing method, spray gun, spray gun body and cover |
| US11141747B2 (en) | 2015-05-22 | 2021-10-12 | Sata Gmbh & Co. Kg | Nozzle arrangement for a spray gun |
| US10464076B2 (en) | 2015-12-21 | 2019-11-05 | Sata Gmbh & Co. Kg | Air cap and nozzle assembly for a spray gun, and spray gun |
| US10471449B2 (en) | 2016-08-19 | 2019-11-12 | Sata Gmbh & Co. Kg | Air cap arrangement and spray gun |
| US11801521B2 (en) | 2018-08-01 | 2023-10-31 | Sata Gmbh & Co. Kg | Main body for a spray gun, spray guns, spray gun set, method for producing a main body for a spray gun and method for converting a spray gun |
| US11826771B2 (en) | 2018-08-01 | 2023-11-28 | Sata Gmbh & Co. Kg | Set of nozzles for a spray gun, spray gun system, method for embodying a nozzle module, method for selecting a nozzle module from a set of nozzles for a paint job, selection system and computer program product |
| US11865558B2 (en) | 2018-08-01 | 2024-01-09 | Sata Gmbh & Co. Kg | Nozzle for a spray gun, nozzle set for a spray gun, spray guns and methods for producing a nozzle for a spray gun |
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