JPS63555A - 耐熱性床材およびその製造方法 - Google Patents

耐熱性床材およびその製造方法

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JPS63555A
JPS63555A JP14166286A JP14166286A JPS63555A JP S63555 A JPS63555 A JP S63555A JP 14166286 A JP14166286 A JP 14166286A JP 14166286 A JP14166286 A JP 14166286A JP S63555 A JPS63555 A JP S63555A
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JP
Japan
Prior art keywords
veneer
plywood
flooring material
heat
base plywood
Prior art date
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Pending
Application number
JP14166286A
Other languages
English (en)
Inventor
清 岡本
井東 達雄
一郎 伊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPS63555A publication Critical patent/JPS63555A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は木質系の床暖房パ2ル等に使用する耐熱性床
材およびその製造方法に関するものであ〔背景技術〕 近時、床面に温水バイブや電気ヒータ等の発熱体を配置
し、この発熱体の上面に木質系の床パネルを施工するか
、あるいは床パネル内に前記発熱体を組み込むかして、
室内暖房を床面から行なえるようにした床暖房装置が提
案されている。かかる床暖房装置は、木質系の床パヱル
を使用するために、外観や歩行感等にすくれているとい
う利点がある。
しかしながら、木質系の床パネルを床暖房に使用した場
合、寒熱のくり返しや吸湿・乾燥のくり返し等によって
、目すき、反り、クラック等が発生しやすいという欠点
があった。これらの欠点をなくすために、表面の木質単
機に合成樹脂を含浸処理することが検討されたが、クラ
ックや反りをなくすには存効ではなかった。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、反りをなくし、耐クラツク性を向上
させた耐熱性床材およびその製造方法を提供することで
ある。
〔発明の間ホ〕
この発明の耐熱性床材は、基材合板と、この基材合板の
表面に繊維方向を基材合板の表面の繊維方向と直交させ
て接着した木質単板とを備えたものである。
このため、この発明の耐熱性床材を床暖房パネル等に使
用とするときは、基材合板の表面と木質単板との繊維方
向が互いに直交するために、寒熱のくり返しや吸湿・乾
燥のくり返し等によって木質単板に反りやクランクが発
生するのを防止することができる。
第1図はこの発明の耐熱性床材の製造方法を示す説明図
である。同図に示す木質単板1はこれに合成樹脂を含浸
し硬化させたのち、基材合板20表面にそれらの繊維方
向を互いに直交させて接着される(それぞれの繊維方向
を矢印A、Bで示す)。
使用する合成樹脂としては、たとえばポリメククリル酸
メチルエステル、ポリスチレン、不飽和ポリエステル等
があげられる。かかる樹脂含浸処理によって、とくに木
質単板の強度や寸法安定性が向上し、さらに反りやクラ
ンクの防止にも有効である。合成樹脂の含浸には、常圧
含浸法のほか、減圧しついで加圧する減圧加圧含浸法な
どが採用可能である。含浸後、加熱または加熱加圧によ
り樹脂を完全硬化させる。なお、木質単板1は樹脂含浸
に先立って、あらかじめ含水率を10%以下に調整して
おくのが好ましい。
基板合板2としては、たとえば日本農林規格(JAS)
の1類合板などが使用可能である。基材合板2の厚さは
とくに制限されるものではなく、たとえば厚さ15mm
程度の合板を使用する場合は、接着後、第2図に示す実
加工(実3および?a4)を施し、かつ表面塗装を行な
って床材が得られる。
実加工は隣接する床材同一を一体に連結するためのもの
である。
また、基材合板2として厚さ3墓鳳程度の合板を使用す
る場合は、第3図に示すように、合板合板5の上面に基
材合板2および木質単板1をこの順で接着する。また、
第4図に示すように、台板合板5と基材合板2との間に
電気ヒータ等の発熱体6を介在させたものも使用可能で
ある。
合成樹脂を木質単板1に含浸・硬化させる場合に、加熱
乾燥時の熱によって木質単板1の収縮および樹脂の硬化
収縮により木質単板lに異常収縮が生じ(これをあばれ
という)、基材合板2への貼着時に木質単板1がプレス
によって割れたり、あるいは基材合板2への貼着後の経
時変化により木質単板lの表面に無数の小さなりラック
が発生するなどのトラブルがあるときは、木質単板1を
基材合板2に繊維方向が直交となるように貼付したのち
、これらに合成樹脂を含浸し硬化させるようにしてもよ
い。
木質単板1と基材合板2との接着には、従来より使用さ
れている水性ビニルウレタン系接着剤、ポリ酢酸ビニル
系接着剤、ゴムラテックス系接着剤等が使用可能である
なお、この発明の耐熱性床材は発熱体を組み込むか、あ
るいは発熱体の上面に施工するだけでなく、たとえば電
気カーペットを敷設するための床材としても使用可能で
ある。
次に実施例をあげてこの発明の耐熱性床材を詳細に説明
する。
実施例1:広葉樹なら単板(303X1817XQ、5
+n)を減圧(7〜101mHg)にて1時間減圧排気
し、樹脂WL(不飽和ポリエステル100重量部と過酸
化ベンゾイル2重量部)を注入し、さらに減圧にて1時
間排気したのち、10〜15kg/ c4にて1時間加
圧して樹脂を単板に含浸させた。
含浸後、単板を取り出し、表面の樹脂を除去し、120
〜130℃にて10〜15分間加熱して樹脂を硬化させ
た。
一方、厚さ15鰭のJASI類合板の表面に水性ビニル
ウレタン系接着剤を100〜110g/m′で塗布し、
これに合板の表面と繊維方向を直交させて前記単板を貼
り付けた。これに、従来と同様に実加工2表面塗装を行
なって床材を得た。表面塗装にはウレタン系光硬化型塗
料を使用した。
得られた床材について、80℃と一20℃との寒熱くり
返しをIOサイクル行なったところ、O〜50mm/1
50X150+nのクラックしか発生せず、かつ反りの
発生はなかった。
実施例2:広葉樹なら単板(120X1840X0.5
tm) と基材合板(120x1840x2.51■)
とをポリ酢酸ビニル系接着剤(ストラクトボンド、三井
東圧■製)を用いて繊維方向が直交となるように貼付し
た。貼付する時はなら単板の含水率を5%以下とした。
これを減圧・加圧釜に入れ10トール以下で1時間以上
排気を行ない、この状態で樹脂液(不飽和ポリエステル
100重量部、スチレン20重量部、過酸化ベンゾイル
2重量部)を注入し、その後18〜20kg/calで
1時間以上加圧して樹脂を含浸させた。その後、表面の
樹脂を充分に除去したのち、40〜50℃で20時間以
上乾燥させ、セミ硬化させた。さらに、140〜150
℃、  10〜11kg/ciで5分間加熱加圧し樹脂
を完全に硬化させた。
このようにして床材の表層材を得た。これを台板合板上
に接着し、実加工、表面塗装を行なった。
このものについても、実施例1と同様の寒熱くり返しテ
ストを行なったところ、実施例1と同様にクラックの発
生はきわめて少なく、反りの発生もほとんどなかった。
また、台板合板と基材合板との間に電気ヒータを組み込
んだもの(第4図に示す)についても同様のテストを行
なったが、クラックや反りの発生はほとんど認められな
かった。
〔発明の効果〕
この発明によれば、基材合板の表面と木質単板との繊維
方向が互いに直交するために、寒熱のくり返しや吸湿・
乾燥のくり返し等によって木質単板に反りやクラックが
発生するのを防止することができる。
また、木質単板に合成樹脂を含浸・硬化させることによ
り、クラックや反りの発生をより効果的に防止できるだ
けでな(、床材の強度や寸法安定性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の耐熱性床材の製造方法を示す説明図
、第2図はこの発明の耐熱性床材の断面図、第3図およ
び第4図はそれぞれこの発明における他の耐熱性床材の
断面図である。 1・・・木質単板、2・・・基材合板 とト′しりこ=ミニ7 第1図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材合板と、この基材合板の表面に繊維方向を基
    材合板の表面の繊維方向と直交させて接着した木質単板
    とを備えた耐熱性床材。
  2. (2)前記木質単板が樹脂含浸処理したものである特許
    請求の範囲第(1)項記載の耐熱性床材。
  3. (3)前記基材合板および木質単板がいずれも樹脂含浸
    処理したものである特許請求の範囲第(1)項記載の耐
    熱性床材。
  4. (4)木質単板に合成樹脂を含浸し硬化させたのち、こ
    の木質単板を基材合板の表面にそれらの繊維方向を互い
    に直交させて接着することを特徴とする耐熱性床材の製
    造方法。
JP14166286A 1986-06-18 1986-06-18 耐熱性床材およびその製造方法 Pending JPS63555A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01154733U (ja) * 1988-04-04 1989-10-24
JPH0325227A (ja) * 1989-06-21 1991-02-04 Takehito Kato 床暖房パネル及び床暖房フロア
JPH03123863A (ja) * 1989-10-09 1991-05-27 Daikin Ind Ltd 免疫測定方法およびその装置
JP2001355330A (ja) * 2000-06-14 2001-12-26 Bridgestone Corp 床暖房用木質系仕上材
JP2009293329A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Daiken Corp 床材

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